西松建設株式会社

Nishimatsu Construction Co., Ltd.
港区虎ノ門一丁目17番1号
証券コード:18200
業界:建設業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第82期

第83期

第84期

第85期

第86期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

349,318

391,621

336,241

323,754

339,757

経常利益

(百万円)

25,985

25,838

21,561

23,497

13,176

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

18,784

18,721

17,166

15,103

9,648

包括利益

(百万円)

19,328

5,706

14,066

11,154

9,193

純資産額

(百万円)

199,331

199,287

207,537

157,715

156,148

総資産額

(百万円)

466,327

497,045

472,440

477,613

513,623

1株当たり純資産額

(円)

3,605.62

3,599.01

3,765.62

3,833.71

3,770.77

1株当たり当期純利益

(円)

343.39

342.24

313.83

312.34

244.43

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

42.3

39.6

43.6

31.7

29.0

自己資本利益率

(%)

9.88

9.50

8.52

8.45

6.43

株価収益率

(倍)

7.14

6.05

8.95

11.75

14.01

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

15,882

14,120

4,907

41,243

34,747

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

23,633

20,147

5,302

22,532

27,450

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

38,555

20,952

12,653

16,074

2,365

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

31,473

46,459

43,574

47,121

53,726

従業員数

(名)

2,920

3,005

3,060

3,106

3,201

 

(注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第85期の期首から適用しており、第85期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 従業員数は、就業人員を表示しております。

4 株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託(BBT)に残存する当社株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第82期

第83期

第84期

第85期

第86期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

336,853

377,166

328,252

317,707

328,385

経常利益

(百万円)

25,643

25,945

23,067

23,771

12,641

当期純利益

(百万円)

18,625

19,142

18,086

15,003

9,393

資本金

(百万円)

23,513

23,513

23,513

23,513

23,513

発行済株式総数

(千株)

55,591

55,591

55,591

55,591

55,591

純資産額

(百万円)

192,844

193,587

203,230

147,941

145,069

総資産額

(百万円)

452,213

483,112

464,220

462,400

490,938

1株当たり純資産額

(円)

3,525.31

3,538.96

3,715.32

3,747.90

3,675.22

1株当たり配当額

(内1株当たり中間配当額)

(円)

105.00

105.00

105.00

221.00

221.00

(-)

(-)

(-)

(90.00)

(140.00)

1株当たり当期純利益

(円)

340.48

349.94

330.64

310.27

237.98

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

42.6

40.1

43.8

32.0

29.5

自己資本利益率

(%)

10.03

9.91

9.12

8.54

6.41

株価収益率

(倍)

7.20

5.92

8.49

11.83

14.39

配当性向

(%)

30.84

30.00

31.76

71.23

92.86

従業員数

(名)

2,606

2,684

2,762

2,794

2,804

株主総利回り

(%)

97.0

86.5

118.4

159.4

158.5

(比較指標:TOPIX(配当込み))

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

3,285

2,592

3,045

3,980

4,445

最低株価

(円)

2,252

1,753

1,842

2,742

3,320

 

(注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第85期の期首から適用しており、第85期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 従業員数は、就業人員を表示しております。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

5 株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託(BBT)に残存する当社株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。

 

 

2 【沿革】

当社は1874年、西松桂輔が初めて土木建築請負の業をおこし、1914年6月、西松光治郎が西松工業所の名称で独立経営を開始しました。

その後、1929年12月に合資会社西松組を設立しましたが、1937年9月、新たに株式会社西松組を設立し、合資会社西松組を吸収合併して名実共に当社が誕生しました。

この間、東京、京城、新京、大阪、熊本、北京、台北等に支店を置き内外各地の鉄道工事、道路、河川港湾工事、水力発電工事等に従事し、戦後に至って新技術を導入し、建築部門の拡充等により総合建設業者としての地位を確立するとともに、1948年7月、西松建設株式会社と改称しました。

戦後の主な変遷は次のとおりであります。

 

年月

概要

1948年7月

社名を西松建設株式会社と改称

1948年11月

東北支店(仙台市)開設

1949年10月

建設業法により建設大臣登録(イ)第8号の登録完了

1950年6月

技術研究所開設

1951年9月

四国支店(高松市)開設、熊本支店(1926年3月開設)を九州支店(福岡市)と改称

1957年10月

多摩川工場開設

1958年1月

中部支店(名古屋市)開設

1961年2月

松栄不動産㈱を設立

1961年11月

東京証券取引所第二部に上場

1962年5月

東京建築支店開設

1963年8月

東京証券取引所第一部に上場

1964年2月

札幌支店開設

1965年6月

香港支店開設(現:香港営業所)

1965年10月

平塚製作所開設(多摩川工場移転)

1966年4月

中国支店(広島市)開設

1972年5月

横浜支店開設(現:横浜営業所)

1973年5月

定款を一部変更し、会社の目的に不動産取引業を追加

1973年6月

宅地建物取引業法改正により宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第1743号の免許を取得

1973年6月

建設業法の改正により建設大臣許可(特-48)第1100号を取得

1974年11月

東関東支店(千葉市)開設(現:東関東営業所)

1982年6月

定款を一部変更し、会社の目的に建設用機器、材料の設計製造販売及び賃貸に関する業務を追加

1998年1月

愛川衝撃振動研究所(神奈川県愛甲郡)開設(現:技術研究所 愛川オフィス)

2002年9月

関東支店と東京建築支店を統合

2005年4月

北陸支店(新潟市)開設

2008年12月

海外支店(東京都港区)開設(現:国際事業本部)

2009年6月

在京支店の管理部門を統合し、関東土木支店及び関東建築支店を新設

2010年3月

西松地所㈱を設立(連結子会社)

2010年6月

松栄不動産㈱を吸収合併・解散

2010年7月

支社制度に移行

2016年6月

定款を一部変更し、監査等委員会設置会社に移行

2019年10月

沖縄支店(那覇市)開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社20社及び関連会社14社で構成され、建設事業及び不動産事業を主な事業内容としております。

 当社グループの事業に係わる位置づけ及び報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。

 

(建設事業(土木・建築))

・当社、連結子会社の泰国西松建設㈱他2社及び関連会社の㈱増永組は、建設事業を営んでおります。当社はこれらの会社に工事の一部を発注することがあります。

(開発・不動産事業等)

・当社、連結子会社の西松地所㈱他4社、非連結子会社の嶋静商事㈱他2社及び関連会社の浜松中央西ビル㈱他2社は、不動産の販売・賃貸・管理・その他の事業を営んでおります。また、連結子会社の西松リアルエステート・デベロップメント(アジア)社他4社は海外において収益不動産への投資・その他の事業を行っております。

・非連結子会社の新浦安駅前PFI㈱他1社及び関連会社の㈱徳島農林水産PFIサービス他7社は、PFI事業の主体企業であります。

・連結子会社の㈱サイテックファームは野菜の生産・販売等を行っております。連結子会社の山陽小野田グリーンエナジー㈱及び関連会社のパクセー・ジャパンSME SEZ開発㈱他1社は、その他の事業を行っております。

 ≪事業の系統図≫


 

4 【関係会社の状況】

(連結子会社)         

名称

住所

資本金又は
出資金

主要な事業の内容

 

(注)1

議決権の所有
割合(%)

関係内容

西松地所㈱

東京都港区

100
百万円

開発・不動産事業等

100.00

当社に対し不動産を賃貸しております。また、当社所有の不動産を賃借しております。

役員の兼任等 2名

㈱サイテックファーム

東京都港区

100
百万円

開発・不動産事業等

100.00

役員の兼任等 3名

㈲吉富商事

東京都千代田区

5
百万円
 

開発・不動産事業等

100.00

役員の兼任等 1名

合同会社三軒茶屋壱号

(注)2

東京都中央区

4,660
百万円

開発・不動産事業等

当社は同社に対し匿名組合出資を行っております。

役員の兼任等 なし

西松アセットマネジメント㈱

東京都港区

125
百万円
 

開発・不動産事業等

80.00

役員の兼任等 5名

㈱西松ホテルマネジメント

富山県富山市

10
 百万円

開発・不動産事業等

100.00

役員の兼任等 4名

山陽小野田グリーンエナジー㈱

山口県山陽小野田市

90
 百万円

開発・不動産事業等

90.91

役員の兼任等 1名

泰国西松建設㈱

(注)3(注)4

タイ王国

20,000
千B

建築事業

49.00

役員の兼任等 3名

ラオ西松建設㈱

(注)3(注)4(注)5

ラオス人民民主共和国

100
千US$

土木事業、建築事業

24.01

(24.01)

役員の兼任等 3名

西松ベトナム㈲

(注)4

ベトナム社会主義共和国

2,000
千US$
 
 

土木事業、建築事業

100.00

役員の兼任等 2名

西松リアルエステート・デベロップメント(アジア)社

(注)2(注)4

シンガポール共和国

92,059
千US$
 

開発・不動産事業等

100.00

役員の兼任等 6名

ハノイPHインベストメント社

(注)2(注)4(注)5

シンガポール共和国

41,390
千US$

開発・不動産事業等

100.00

(100.00)

役員の兼任等 1名

 

 

名称

住所

資本金又は
出資金

主要な事業の内容

 

(注)1

議決権の所有
割合(%)

関係内容

バンコクサトーンホテルマネジメント社

(注)2(注)4(注)5

タイ王国

2,848,104
千B

 

開発・不動産事業等

51.01

(51.01)

 

役員の兼任等 5名

西松リアルエステート・デベロップメント(USA)社

(注)2(注)4

アメリカ合衆国

18,800
 千US$

開発・不動産事業等

100.00 

役員の兼任等 4名

西松リアルエステート・デベロップメント(タイランド)社

(注)4(注)5

タイ王国

20,500
 千B

開発・不動産事業等

73.99

(73.99)

役員の兼任等 3名

 

(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

     2 特定子会社であります。

3 泰国西松建設㈱及びラオ西松建設㈱に対する議決権所有割合はいずれも100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

4 外貨については以下の略号で表示しております。

    B=タイバーツ、US$=米ドル

5 「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合の内数となっております。

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

(2023年3月31日現在)

セグメントの名称

従業員数(名)

土木事業

990

建築事業

1,434

開発・不動産事業等

231

全社(共通)

546

合計

3,201

 

(注) 1 従業員数は、就業人員を表示しております。

2 全社(共通)は、提出会社の総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

 (2023年3月31日現在)

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

2,804

44.7

18.3

8,617

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

土木事業

990

建築事業

1,175

開発・不動産事業等

93

全社(共通)

546

合計

2,804

 

(注) 1 従業員数は、就業人員を表示しております。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注)1(注)3

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注)2(注)4

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1(注)5

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

0.4

55.6

52.8

62.8

64.3

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。

3 女性総合職は2015年度より新卒採用を増やしていることから若年層が多く、管理職になるために一定の経験年数を要する当社においては、女性管理職の割合は低くなっております。しかし、役付者は年々増加傾向にあり管理職候補も増えております。今後も、2025年に女性の管理職割合2%の目標達成に向け、一般職から総合職への登用や、中途採用者を含めた女性の採用割合を年間20%にすること、適正評価による抜擢人事を行うなどの取り組みを進めていきます。

4 育児・介護休業法の改正に合わせ、2022年10月に産後パパ育休期間中に取得できる「産後パパ休暇」(最大20日間取得可能)(有給)を創設するなど、社員にとって安心して育児休暇を取得できる環境を整えたことにより、2022年度における取得率は55.6%となりました。2024年度以降の育児休暇の利用率100%を目指して、環境整備や制度の周知を図るなど社員に働きかけていきます。

5 女性総合職は2015年度より新卒採用を増やしているため相対的に勤続年数が短いこと、また、勤続年数に応じた昇給が規定されていることから、給与水準の高い役職に就いている女性が未だ少ないため、この賃金格差は男女の勤続年数の違いによるものと考えています。賃金格差の解消に向け、女性の定着を向上させるために長く働き続けられる環境作りを進め、経験とともに能力を高めるための支援や研修の実施、能力のある社員の積極的な抜擢を行うなどの取り組みを進めていきます。なお、正規雇用労働者は主に総合的な判断を要する基幹業務に従事する「総合職群」と一般事務もしくは限定された領域の業務を行う「一般職群」を合わせた労働者から算出しております。一般職群は、賃金体系において総合職群と一定の差を設けており、現状では女性のみで構成されております。パート・有期労働者については、技術的業務に従事する技術系社員と一般事務に従事する事務系社員が含まれています。技術的業務と一般事務では専門的知識の必要性等により賃金に差を設けていること、及び技術系社員には男性が、事務系社員には女性が多く従事していることが賃金格差の要因になっております。

 

② 連結子会社

連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 事業環境の変化に関するリスク

景気悪化等による建設需要の減少や不動産市場の縮小等、当社事業に係る著しい環境変化が生じた場合には、建設工事受注高の減少や不動産販売事業・賃貸事業の低迷など、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、当社グループは、長期ビジョン「西松-Vision2030」や「中期経営計画2025」を策定し、事業活動に取り組んでおります。また、計画時の想定を上回る事業環境の変化が生じた場合には、適宜計画の見直しを行い、業績等に与える影響の低減に取り組んでおります。

 

(2) 資材価格及び労務費等の変動リスク

長期にわたる工事を受注する時点で将来の資材等調達価格を適切に予測することが困難な場合があるため、工期中に資材価格や調達の状況が大きく変わることがあります。これにより建設コストが大幅に増加することがありますが、当該建設コスト増加分を工事請負金額に反映させることができない場合には、受注時に計画していた工事損益が変動し、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、工事請負契約の締結にあたり、適正な価格、適正な工期で工事を実施できるよう、発注者に対して協議の申し入れを行っております。また、施工条件や資材価格動向の精査による物価変動リスクの定量評価、主要資材の早期調達等により、工事損益の確保に努めております。

 

(3) 施工品質リスク

工事目的物の品質管理には万全を期しておりますが、重大な欠陥が発生した場合には、顧客からの信頼を損なうことに加え、契約不適合責任に基づく損害賠償金の支払等により、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、各種の社内基準書に準拠した施工、品質パトロールの実施、社内組織を活用した施工管理検討の実施、契約不適合事例や不具合事例の全社水平展開、各種研修の実施等により、工事目的物の品質管理に努めております。

 

(4) コンプライアンス違反リスク

当社グループは、事業活動に関連する法令・規制の遵守の徹底に加え、従業員等によるコンプライアンス遵守を推進しておりますが、個人的な不正行為等を含め、重大な法令違反等を引き起こした場合には、顧客その他ステークホルダーからの信頼を損なうとともに、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、各部署に対するコンプライアンス監査によりコンプライアンスに係るリスク管理状況を確認し、問題があれば積極的に解決するとともに、企業風土の改善に取り組んでおります。また、危機意識の風化防止などを目的としてコンプライアンス研修を実施しております。その他、内部通報窓口を設置するなど、コンプライアンス違反事由が発生した際に適切かつ迅速に対応できる体制を整備しております。

 

(5) 情報セキュリティリスク

当社グループの事業活動において、情報システムの利用とその重要性は増大しております。コンピュータウイルスその他の要因によって、かかる情報システムの機能に支障が生じた場合、当社グループの事業活動や業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、設計・施工をはじめとする事業活動を通じて構造物やお客様に関する情報、取引先の個人情報あるいは機密情報その他様々な情報を取り扱っております。これらの情報が外部からのサイバー攻撃や従業員の過失等によって漏洩又は紛失した場合、損害賠償、復旧費用等の発生により、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、当社グループで情報セキュリティポリシーを定め、外部からの不正アクセス防止、コンピュータウイルス対策、従業員の教育等、情報セキュリティ対策の継続的な強化に努めております。

 

(6) 人財確保に関するリスク

当社事業で必要とされる専門性を持つ人財や、リーダーの確保と育成が推進できない場合には、経営計画の遂行に影響を及ぼす可能性があります。また、生産年齢人口の減少や建設技能者の高齢化等により、建設業従事者が将来的に減少した場合にも、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、専門力や一般教養を含めた多様な能力獲得の機会整備、マネジメント能力・リーダーシップ能力の開発を目的とした社員研修カリキュラムの充実を図るとともに、建設キャリアップシステムの活用を促進し、協力会社への技術教育・指導を継続的に実施しております。また、新卒採用及び中途キャリア採用を積極的に実施し、多様性を重視した人財の採用を実施しております。加えて、現場における生産性向上に向けて、デジタル技術活用による「スマート現場」の実現をはじめとして、デジタルトランスフォーメーションの推進を積極的に進めております。

 

(7) 海外事業リスク

当社グループは東南アジアを中心に海外事業を展開しているため、進出国におけるテロの発生や政治経済情勢の変動、法制度の変更等があった場合には、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、外務省海外安全ホームページによる危険度レベルの定期的な確認や、「カントリーリスク判定表」による定期的な評価、「海外危機管理マニュアル」の周知等により、事業継続や工事への悪影響を最小限に抑えるよう努めております。

また、海外事業においては、進出国における外資企業の活動制限、日系企業からの発注量の伸び悩み等により受注量が変動し、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、海外子会社の価格競争力を高め、これまでの日系工場案件中心の取り組みから、外資・現地企業案件にも取り組むことで入札機会を増やし、受注確保に努めております。

 

(8) 為替変動リスク

為替相場の大幅な変動等が生じた場合には、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、為替レート毎の為替差損益の試算、取下金管理の徹底、外貨残高の適正な管理、為替予約等によるリスクヘッジの検討等により為替変動の影響を弱め、業績への影響を低減させるよう努めております。

 

(9) 開発事業リスク

不動産市況の悪化により出口戦略が予定どおり遂行されない場合には、事業計画の変更等に伴う採算の悪化など、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、事業管理体制の確立、プロジェクトリスク評価の実施、事業計画の適時見直し、代替出口戦略の確保等により、業績への影響を低減させるよう努めております。

 

(10) 労働災害リスク

施工中に予期せぬ重大事故や労働災害が発生した場合には、顧客その他ステークホルダーからの信頼を損なうとともに当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、過去事例の全社水平展開や定期的な現場パトロールのほか、当社職員や協力会社の職長・作業員に対する安全教育の継続的な実施により、労働災害を未然に防止するよう努めております。

 

(11) 自然災害リスク

大規模な地震や台風・洪水等の自然災害は、施工中案件の被災、工程遅延、自社所有建物等への被害等、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、施工中案件においてはリスクに応じて建設工事保険を、自社所有建物等においては損害保険等を付保し損害低減策を講じております。また、事業継続力の向上を目指し、事業継続計画(BCP)を策定し定期的にBCP訓練を実施しており、建設会社の社会的責任としてインフラ復旧工事に積極的に協力し、被災地の復旧・支援やお客様の事業の早期再開に貢献できるよう努めております。

 

(12) 気候変動リスク

①気候変動に伴う物理的リスク

気候変動により自然災害が激甚化した場合、施工中案件の被災、工程遅延、自社所有建物等への被害等、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

②気候変動に伴う移行リスク

脱炭素社会への移行に向けて、工事施工に係る各種法規制の強化や市場・社会の変化による建設コストの増加、施工量の制限等、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」が示す推奨に基づき、各々のリスクを抽出・評価して事業戦略に落とし込み、事業活動の持続性や強靭性を高めております。なお、当社グループは気候変動に関するリスクの観点から地球温暖化防止に資する取組みとして、“2030年までに事業活動から排出されるCO2をネットゼロにする(=ZERO30)”ためのロードマップを作成し、2021年より事業戦略に取り入れ活動を行っております。

 

(13) 感染症の世界的流行(パンデミック)に関するリスク

新型コロナウイルスその他感染症の世界的流行(パンデミック)が発生し、その影響が国内及び海外の建設投資に及んだ場合、当社の建設工事受注額が減少するなど、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、感染の拡大により、当社事業所において当社役職員又は協力会社社員に感染症患者が多数発生した場合には、当社の施工する工事を一時中断するなど感染拡大防止措置を講ずる必要があります。工事の中断期間が長期にわたる場合や中断する工事数が増加した場合には、工事損益が変動するなど、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

上記のリスクに対応するため、当社役職員や協力会社社員の安全と健康を最優先に考え、当社事業所内における感染拡大防止に努めるとともに、在宅勤務の実施により事業継続に努めるなど、業績への影響を低減させるよう努めております。

 

 

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年12月15日開催の取締役会において、伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」といいます。)との間で、資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、当該契約に基づく資本業務提携を以下「本資本業務提携」といいます。)を締結することを決議し、同日付で本資本業務提携契約を締結しております。

 

(1) 本資本業務提携契約の目的

当社は、伊藤忠商事の構築する国内トップクラスの資機材調達バリューチェーンの活用による資機材共同調達の実現や、住宅や物流特化型J-REITのスポンサーである伊藤忠商事グループの不動産運用ノウハウを取り入れた当社の開発・不動産事業における循環型不動産ビジネスの確立や資産効率の改善等、これまでにはない新しい建設業の在り方の可能性を確認し、異業種との協業によるシナジーの発現を実現する経営モデルの確立が当社の企業価値向上に資するものと判断しました。このように、異業種である両社がそれぞれ有する経営資源やノウハウを結集することで、これまでになかった全く新しいシナジーを創出し、双方の企業価値を最大化することを目的として、本資本業務提携契約を締結しております。

 

(2) 本資本業務提携契約の内容

① 業務提携の内容

ⅰ 建設アライアンス構築

現場課題を解決する技術や工法を持つ建設業界の優良企業群と建設アライアンスを構築することにより、建設業界の省人化・効率化・DX化を共同推進する。

ⅱ 安心安全、脱炭素社会の実現

脱炭素社会の実現や国土強靭化といった社会課題を成長分野と捉え、公共施設・インフラPPPへの共同事業参画や再生可能エネルギー事業の共同取組等により事業領域を拡大する。

ⅲ 循環型不動産事業モデルでの協業

不動産開発・収益不動産への投資・運用を通じた循環型不動産事業を両社で推進することで、当社の安定成長基盤を確立するとともに、伊藤忠商事の不動産開発事業のモノづくり力向上による安心安全を強化する。

ⅳ 顧客基盤拡充・競争力向上

国内外のグループ会社・取引先等のネットワークや資機材調達機能、エンジニアリング機能等、両社の持つ顧客基盤や機能を融合することで、両社の事業収益力・競争力や安定性を強化する。

 

② 資本提携の内容

伊藤忠商事は、2023年3月31日現在、当社普通株式4,022,800株(議決権所有割合10.18%)を保有しております。

 

(3) 本資本業務提携の相手先の概要

① 名称

伊藤忠商事株式会社

② 所在地

東京都港区北青山2丁目5番1号(東京本社)

③ 代表者の役職・氏名

代表取締役社長COO 石井 敬太

④ 事業内容

繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入及び三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開

⑤ 資本金

253,448百万円

 

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

                                         (2023年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円) (注)1

従業員
数(名)

建物・
構築物

機械、
運搬具・
工具器具
備品

土地
(面積㎡)

リース
資産

合計

虎ノ門ヒルズビジネスタワー
(東京都港区)
(注)2

全社(共通)
開発・不動産事業等

本社・賃貸オフィスビル

 14,646

    -

 13,433

    -

 28,080

491

<12,632>

< - >

<12,281>

< - >

<24,913>

 

 

(2,399)

 

 

技術研究所 愛川オフィス
(神奈川県愛甲郡愛川町)

土木事業
建築事業

技術研究所

272

168

 1,004

 1,445

6

(6,096)

平塚製作所
(神奈川県高座郡寒川町)

 

土木事業
建築事業

工場・機材センター・倉庫

74

5

 1,685
 

 1,764

9

(16,259)

ハレノテラス
(埼玉県さいたま市見沼区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸店舗

1,387

 913
 

  2,300

(2,972)

NCOメトロ神谷町
(東京都港区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

1,543

 658
 

  2,201

(263)

NCRe新宿中央公園
(東京都新宿区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸マンション

131

 1,219
 

  1,351

(351)

虎ノ門センタービルディング
(東京都港区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

161

 3,808
 

  3,969

(350)

ベルエア調布
(東京都調布市)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸住宅店舗

235

 1,179
 

  1,415

(1,773)

スタンション北参道
(東京都渋谷区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

489

 3,493

  3,983

(489)

 

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円) (注)1

従業員
数(名)

建物・
構築物

機械、
運搬具・
工具器具
備品

土地
(面積㎡)

リース
資産

合計

日吉国際学生寮
(神奈川県横浜市港北区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸学生寮

1,153

0

 55
 

 1,208

(2,816)

座間ITソリューションセンター
(神奈川県座間市)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸データセンター

3,427

 1,875
 

  5,303

(9,917)

藤沢ビューライト円行
(神奈川県藤沢市)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸マンション

907

 1,240

  2,147

(5,033)

ホテルJALシティ富山
(富山県富山市)
(注)4

開発・不動産事業等

賃貸ホテル

3,998

130

 1,871
 

  6,000

(1,790)

NCRe京都深草
(京都府京都市伏見区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸学生寮

829

 1,155
 

  1,985

(1,207)

アルファコート堺
(大阪府堺市堺区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸マンション

1,929

 319
 

  2,249

(1,908)

NCRe吹田山手
(大阪府吹田市)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸学生寮

978

 931
 

1,910

(1,702)

堺筋MS第2ビル

(大阪府大阪市中央区)

(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

407

 1,639

  2,047

(475)

プリンススマートイン博


(福岡県福岡市博多区)
(注)3(注)4

開発・不動産事業等

賃貸ホテル

2,733

 3,914

  6,647

(823)

 

(注) 1 帳簿価額に建設仮勘定は含んでおりません。

2 < >は連結会社以外に賃貸されている設備であります。なお、< >の一部を販売用不動産として計上しております。

3 連結会社以外に賃貸されている設備であります。

4  賃貸用設備のため従業員数は記載しておりません。

5 現在休止中の主要な設備はありません。

6 上記の他、連結会社以外からの主要なリース資産はありません。

 

 

(2) 国内子会社

 

 

 

 

(2023年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円) (注)1

従業員数
(名)

建物・
構築物

 機械、
運搬具・
工具器具
備品 

土地
(面積㎡)

リース
資産

合計

西松地所㈱

虎ノ門ヒルズビジネスタワー
(東京都港区)
(注)2(注)3

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

522

3

468

(123)

994

合同会社
三軒茶屋
壱号

さいとうビル
(東京都世田谷区)
(注)2(注)3

開発・不動産事業等

賃貸オフィスビル

1,415

1

3,202

(717)

4,620

 

(注) 1 帳簿価額に建設仮勘定は含んでおりません。

2 賃貸用設備のため従業員数は記載しておりません。

3 連結会社以外に賃貸されている設備であります。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

 

(3) 在外子会社

記載すべき重要な設備はありません。

 

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

160,000,000

160,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

(2023年3月31日現在)

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

42

48

357

170

40

33,320

33,977

所有株式数
(単元)

117,581

10,742

59,940

38,644

138

327,247

554,292

162,302

所有株式数
の割合(%)

21.22

1.94

10.81

6.97

0.02

59.04

100.00

 

(注) 1 自己株式15,893,798株は、「個人その他」欄に158,937単元、「単元未満株式の状況」に98株含まれております。

   2 株式給付信託(BBT)が保有する当社株式225,300株は、「金融機関」欄に2,253単元含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

(2023年3月31日現在)

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

5,230

13.18

伊藤忠商事株式会社

東京都港区北青山2丁目5-1号

4,022

10.13

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

2,152

5.42

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内2丁目1-1

915

2.31

西松建設持株会

東京都港区虎ノ門1丁目17-1
虎ノ門ヒルズビジネスタワー7階

869

2.19

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1丁目
5番5号

614

1.55

住友不動産株式会社

東京都新宿区西新宿2丁目4-1

612

1.54

株式会社日本カストディ銀行(信託口4)

東京都中央区晴海1丁目8-12

612

1.54

みずほ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内1丁目3-3

600

1.51

STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY
505234
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

1776 HERITAGE DRIVE, NORTH
QUINCY, MA 02171, U.S.A.
(東京都港区港南2丁目15-1
品川インターシティA棟)

480

1.21

16,110

40.58

 

(注) 1 上記のほか当社所有の自己株式15,893,798株があります。なお、当該自己株式には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式225,300株を含めておりません。

   2 上記の日本マスタートラスト信託銀行株式会社及び株式会社日本カストディ銀行の所有株式は、信託業務にかかるものであります。

 

3 2023年2月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及びその共同保有者である1社が2023年1月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等保有割合(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園一丁目
1番1号

1,749

3.15

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂九丁目
7番1号

542

0.98

2,291

4.12

 

 

4 2023年4月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社みずほ銀行及びその共同保有者である3社が2023年3月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等保有割合(%)

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町一丁目
5番5号

614

1.10

みずほ証券株式会社

東京都千代田区大手町1丁目
5番1号

106

0.19

みずほ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目
3番3号

825

1.48

アセットマネジメントOne株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目
8番2号

1,916

3.45

3,462

6.23

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金預金

47,121

53,726

 

 

受取手形・完成工事未収入金等

※1 183,464

※1 190,506

 

 

有価証券

-

1

 

 

販売用不動産

※7 4,646

※7 11,275

 

 

未成工事支出金

6,227

6,949

 

 

不動産事業等支出金

4,100

3,121

 

 

材料貯蔵品

294

662

 

 

立替金

10,992

12,411

 

 

その他

5,462

12,109

 

 

貸倒引当金

19

20

 

 

流動資産合計

262,292

290,744

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物・構築物

※4※7※8 95,980

※4※7 85,803

 

 

 

機械、運搬具及び工具器具備品

10,049

10,013

 

 

 

土地

※4※7 95,720

※4※7 100,727

 

 

 

リース資産

125

116

 

 

 

建設仮勘定

1,297

※8 2,771

 

 

 

減価償却累計額

41,041

36,062

 

 

 

有形固定資産合計

162,131

163,369

 

 

無形固定資産

1,254

6,461

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※3※4 35,485

※3※4 35,868

 

 

 

長期貸付金

1,047

998

 

 

 

退職給付に係る資産

2,801

2,572

 

 

 

繰延税金資産

6,095

7,437

 

 

 

その他

6,580

6,242

 

 

 

貸倒引当金

75

70

 

 

 

投資その他の資産合計

51,935

53,048

 

 

固定資産合計

215,320

222,878

 

資産合計

477,613

513,623

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形・工事未払金等

60,532

73,826

 

 

短期借入金

43,039

59,239

 

 

コマーシャル・ペーパー

20,000

-

 

 

1年内償還予定の社債

10,000

15,000

 

 

リース債務

31

28

 

 

未払法人税等

5,879

1,905

 

 

未成工事受入金

※2 14,802

※2 17,236

 

 

完成工事補償引当金

7,923

1,657

 

 

賞与引当金

3,673

2,827

 

 

役員賞与引当金

58

31

 

 

工事損失引当金

2,820

7,920

 

 

不動産事業等損失引当金

38

34

 

 

預り金

45,883

64,421

 

 

資産除去債務

27

-

 

 

その他

2,955

3,542

 

 

流動負債合計

217,663

247,670

 

固定負債

 

 

 

 

社債

87,000

91,000

 

 

長期借入金

-

※4 3,157

 

 

リース債務

1,014

986

 

 

繰延税金負債

292

305

 

 

役員株式給付引当金

54

106

 

 

退職給付に係る負債

6,509

6,740

 

 

資産除去債務

734

757

 

 

その他

6,628

6,749

 

 

固定負債合計

102,233

109,804

 

負債合計

319,897

357,475

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

23,513

23,513

 

 

資本剰余金

20,795

20,792

 

 

利益剰余金

158,485

157,326

 

 

自己株式

57,335

57,338

 

 

株主資本合計

145,459

144,294

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

6,389

4,467

 

 

繰延ヘッジ損益

-

9

 

 

為替換算調整勘定

326

1,636

 

 

退職給付に係る調整累計額

847

1,566

 

 

その他の包括利益累計額合計

5,868

4,546

 

非支配株主持分

6,387

7,306

 

純資産合計

157,715

156,148

負債純資産合計

477,613

513,623

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

 

完成工事高

304,193

304,392

 

不動産事業等売上高

19,560

35,365

 

売上高合計

※1 323,754

※1 339,757

売上原価

 

 

 

完成工事原価

※2 267,729

※2 284,120

 

不動産事業等売上原価

12,251

21,916

 

売上原価合計

279,981

306,037

売上総利益

 

 

 

完成工事総利益

36,463

20,271

 

不動産事業等総利益

7,308

13,448

 

売上総利益合計

43,772

33,719

販売費及び一般管理費

※3 20,232

※3 21,104

営業利益

23,540

12,615

営業外収益

 

 

 

受取利息

34

85

 

受取配当金

658

567

 

為替差益

424

194

 

貸倒引当金戻入額

149

5

 

匿名組合投資利益

134

155

 

受取遅延損害金

498

-

 

その他

476

480

 

営業外収益合計

2,374

1,489

営業外費用

 

 

 

支払利息

578

707

 

資金調達費用

789

109

 

アドバイザリー等費用

631

-

 

その他

417

112

 

営業外費用合計

2,417

928

経常利益

23,497

13,176

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※5 1,272

※5 237

 

投資有価証券売却益

2,107

707

 

その他

20

0

 

特別利益合計

3,400

945

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※6 72

※6 8

 

固定資産除却損

※7 24

※7 23

 

減損損失

※8 952

-

 

投資有価証券評価損

21

310

 

ゴルフ会員権評価損

37

74

 

和解金

-

82

 

感染症関連費用

10

-

 

完成工事補償引当金繰入額

2,998

-

 

その他

85

25

 

特別損失合計

4,201

525

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

税金等調整前当期純利益

22,696

13,595

法人税、住民税及び事業税

8,268

4,185

法人税等調整額

666

343

法人税等合計

7,602

3,841

当期純利益

15,093

9,754

非支配株主に帰属する当期純利益又は
非支配株主に帰属する当期純損失(△)

9

105

親会社株主に帰属する当期純利益

15,103

9,648

 

1  報告セグメントの概要

  (1)報告セグメントの決定方法

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、本社に事業本部を置き、国内及び海外の土木工事、建築工事、並びに不動産事業について包括的に管理を行って、事業活動を展開しております。

従って、当社は各本部を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「土木事業」、「建築事業」並びに「開発・不動産事業等」の3つを報告セグメントとしております。

 

  (2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

   土木事業:土木工事の請負及び土木工事に関連する事業
   建築事業:建築工事の請負及び建築工事に関連する事業
   開発・不動産事業等:不動産の賃貸・販売、資産管理等の事業

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金預金

36,811

38,290

 

 

受取手形

7,023

7,038

 

 

完成工事未収入金

175,642

181,619

 

 

有価証券

-

1

 

 

販売用不動産

※4 4,653

※4 11,292

 

 

未成工事支出金

6,202

6,045

 

 

不動産事業等支出金

4,100

3,121

 

 

材料貯蔵品

293

606

 

 

短期貸付金

11

11

 

 

関係会社短期貸付金

122

314

 

 

前払費用

482

618

 

 

立替金

11,014

12,436

 

 

その他

3,912

9,594

 

 

貸倒引当金

19

20

 

 

流動資産合計

250,251

270,971

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※1※4※5 87,936

※1※4 78,213

 

 

 

 

減価償却累計額

29,523

24,475

 

 

 

 

建物(純額)

58,412

53,737

 

 

 

構築物

3,583

※4 3,005

 

 

 

 

減価償却累計額

1,901

1,557

 

 

 

 

構築物(純額)

1,681

1,447

 

 

 

機械及び装置

7,323

7,188

 

 

 

 

減価償却累計額

6,342

6,376

 

 

 

 

機械及び装置(純額)

980

811

 

 

 

車両運搬具

364

320

 

 

 

 

減価償却累計額

336

301

 

 

 

 

車両運搬具(純額)

27

18

 

 

 

工具器具・備品

2,083

2,176

 

 

 

 

減価償却累計額

1,485

1,682

 

 

 

 

工具器具・備品(純額)

597

494

 

 

 

土地

※1※4 80,067

※1※4 83,657

 

 

 

リース資産

125

116

 

 

 

 

減価償却累計額

63

78

 

 

 

 

リース資産(純額)

61

38

 

 

 

建設仮勘定

1,273

※5 1,126

 

 

 

有形固定資産合計

143,103

141,331

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

借地権

-

300

 

 

 

ソフトウエア

843

1,056

 

 

 

その他

254

4,834

 

 

 

無形固定資産合計

1,098

6,190

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※1 34,507

※1 33,804

 

 

 

関係会社株式

12,132

16,013

 

 

 

出資金

25

25

 

 

 

関係会社出資金

4,712

4,660

 

 

 

長期貸付金

71

325

 

 

 

従業員に対する長期貸付金

0

-

 

 

 

関係会社長期貸付金

1,136

1,357

 

 

 

長期前払費用

44

41

 

 

 

前払年金費用

3,620

4,374

 

 

 

繰延税金資産

5,581

6,655

 

 

 

その他

6,189

5,255

 

 

 

貸倒引当金

75

70

 

 

 

投資その他の資産合計

67,946

72,443

 

 

固定資産合計

212,148

219,966

 

資産合計

462,400

490,938

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

1,905

1,922

 

 

電子記録債務

16,372

22,027

 

 

工事未払金

40,803

46,320

 

 

短期借入金

43,039

59,239

 

 

コマーシャル・ペーパー

20,000

-

 

 

1年内償還予定の社債

10,000

15,000

 

 

リース債務

25

21

 

 

未払金

2,127

2,580

 

 

未払費用

71

82

 

 

未払法人税等

5,832

1,784

 

 

未成工事受入金

14,484

16,636

 

 

預り金

45,864

64,365

 

 

前受収益

5

3

 

 

完成工事補償引当金

7,923

1,657

 

 

賞与引当金

3,577

2,740

 

 

役員賞与引当金

58

31

 

 

工事損失引当金

2,820

7,920

 

 

不動産事業等損失引当金

38

34

 

 

資産除去債務

27

-

 

 

その他

38

121

 

 

流動負債合計

215,013

242,488

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

 

固定負債

 

 

 

 

社債

87,000

91,000

 

 

リース債務

42

21

 

 

退職給付引当金

5,904

6,065

 

 

役員株式給付引当金

54

106

 

 

資産除去債務

705

728

 

 

その他

5,739

5,458

 

 

固定負債合計

99,445

103,380

 

負債合計

314,458

345,869

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

23,513

23,513

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

20,780

20,780

 

 

 

その他資本剰余金

0

0

 

 

 

資本剰余金合計

20,780

20,780

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

5,878

5,878

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

買換資産圧縮積立金

862

858

 

 

 

 

別途積立金

126,475

131,475

 

 

 

 

繰越利益剰余金

21,795

15,434

 

 

 

利益剰余金合計

155,011

153,646

 

 

自己株式

57,335

57,338

 

 

株主資本合計

141,969

140,602

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

5,971

4,467

 

 

評価・換算差額等合計

5,971

4,467

 

純資産合計

147,941

145,069

負債純資産合計

462,400

490,938

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

 

完成工事高

299,681

295,642

 

不動産事業等売上高

18,025

32,743

 

売上高合計

317,707

328,385

売上原価

 

 

 

完成工事原価

263,592

276,107

 

不動産事業等売上原価

11,094

20,380

 

売上原価合計

274,686

296,488

売上総利益

 

 

 

完成工事総利益

36,089

19,534

 

不動産事業等総利益

6,931

12,362

 

売上総利益合計

43,020

31,897

販売費及び一般管理費

 

 

 

役員報酬

255

252

 

従業員給料手当

9,973

9,876

 

退職金

14

12

 

退職給付費用

424

440

 

法定福利費

1,134

1,190

 

福利厚生費

428

476

 

修繕維持費

109

108

 

事務用品費

732

789

 

通信交通費

854

1,084

 

動力用水光熱費

72

81

 

調査研究費

1,844

1,729

 

広告宣伝費

105

124

 

貸倒引当金繰入額

-

0

 

交際費

363

541

 

寄付金

74

134

 

地代家賃

522

669

 

減価償却費

542

563

 

租税公課

1,066

1,009

 

保険料

70

71

 

雑費

580

673

 

販売費及び一般管理費合計

19,168

19,832

営業利益

23,851

12,065

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業外収益

 

 

 

受取利息

20

52

 

有価証券利息

0

0

 

受取配当金

731

599

 

為替差益

276

185

 

貸倒引当金戻入額

149

5

 

匿名組合投資利益

134

155

 

受取遅延損害金

498

-

 

その他

448

441

 

営業外収益合計

2,259

1,438

営業外費用

 

 

 

支払利息

311

247

 

社債利息

208

403

 

資金調達費用

789

109

 

アドバイザリー等費用

631

-

 

その他

398

101

 

営業外費用合計

2,340

862

経常利益

23,771

12,641

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※1 1,272

※1 237

 

投資有価証券売却益

2,107

707

 

その他

20

0

 

特別利益合計

3,400

945

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※2 72

※2 8

 

固定資産除却損

※3 24

※3 23

 

減損損失

925

-

 

投資有価証券評価損

21

310

 

ゴルフ会員権評価損

37

74

 

和解金

-

82

 

感染症関連費用

10

-

 

完成工事補償引当金繰入額

2,998

-

 

子会社支援損

387

-

 

その他

85

25

 

特別損失合計

4,561

525

税引前当期純利益

22,609

13,061

法人税、住民税及び事業税

8,240

4,077

法人税等調整額

634

410

法人税等合計

7,606

3,667

当期純利益

15,003

9,393