株式会社協和日成

KYOWANISSEI CO.,LTD.
中央区入船三丁目8番5号
証券コード:19810
業界:建設業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

 

回次

第71期

第72期

第73期

第74期

第75期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

34,374,196

34,947,998

34,485,637

34,244,246

34,472,729

経常利益

(千円)

1,103,057

1,312,716

1,588,582

1,403,125

1,338,057

当期純利益

(千円)

738,883

908,276

1,739,841

1,078,975

933,608

持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△)

(千円)

1,898

28,741

11,739

29,828

25,373

資本金

(千円)

590,000

590,000

590,000

590,000

590,000

発行済株式総数

(株)

11,800,000

11,800,000

11,800,000

11,800,000

11,800,000

純資産額

(千円)

14,709,706

15,163,275

16,894,292

17,617,122

17,639,938

総資産額

(千円)

25,318,888

24,330,928

26,106,463

26,257,007

26,390,030

1株当たり純資産額

(円)

1,277.68

1,317.08

1,467.43

1,530.23

1,582.99

1株当たり配当額
(内1株当たり
中間配当額)

(円)

17.00

24.00

30.00

28.00

30.00

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

64.18

78.89

151.12

93.72

81.30

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

58.10

62.32

64.71

67.09

66.84

自己資本利益率

(%)

5.08

6.08

10.85

6.25

5.30

株価収益率

(倍)

11.89

9.28

7.08

13.94

17.70

配当性向

(%)

26.49

30.42

19.85

29.88

36.90

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

769,949

767,684

1,149,299

769,441

1,107,450

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

822,259

495,614

615,542

142,260

575,074

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

496,839

453,382

525,770

598,747

966,396

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

6,973,916

6,792,604

8,031,676

8,060,110

7,626,089

従業員数
(ほか、平均臨時
雇用者数)

(名)

836

833

768

777

778

(13)

(13)

(12)

(11)

(9)

株主総利回り
(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

74.0

73.3

108.3

133.3

148.5

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

1,043

856

1,387

1,400

1,678

最低株価

(円)

696

550

685

941

1,169

 

(注) 1 当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ市場におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第74期の期首から適用しており、第74期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2 【沿革】

1948年9月15日

協和管工事株式会社を設立、ガス屋内外配管工事の施工を開始

1949年12月12日
 

建設業法に基づく東京都知事登録を受け上下水道工事・空気調和設備工事の設計施工を開始

1950年5月21日

川崎営業所を新設

1951年3月30日

横浜営業所に横浜市水道局より給水工事登録店の認可を受く

1951年8月18日

建設業法に基づく建設大臣登録を受く

1952年2月4日

協和建興株式会社と商号変更

1954年10月1日

本社を東京都渋谷区神宮前に移転

1954年10月20日

静岡営業所を新設

1969年5月1日

千葉営業所を新設

1971年4月1日

東京電力株式会社の管路洞道工事の施工を開始

1972年2月27日

本社を東京都渋谷区神南に移転

1972年10月1日

千葉営業所を千葉支店に改称

1972年10月19日

千葉市水道課より水道工事指定店の認可を受く

1974年3月15日

資本金4億円となる

1974年6月1日

小金井サービス店を新設、ガス機器の販売を開始

1974年7月4日

㈱協和ライフサービスを設立

1975年9月2日

日本証券業協会東京地区協会店頭登録銘柄に指定

1977年6月15日

新川通サービス店を新設

1979年11月1日

川崎営業所を神奈川支店に改称

1983年7月1日

湘南管工株式会社の営業の全部を譲受ける

1987年7月1日

静岡営業所を静岡支店に改称

2002年4月1日

株式会社日成と合併し、商号を株式会社協和日成に変更

2004年12月13日

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場

2008年10月1日

エネスタ小金井を会社分割し、連結子会社東京ガスライフバル西むさし株式会社を設立

2010年4月1日
 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所
(JASDAQ市場)に株式を上場

2010年10月12日
 
 

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所
NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダー
ド)に株式を上場

2013年7月16日
 

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2015年2月9日

本社を東京都中央区入船(現在地)に移転

2015年4月1日
 

株式移転による完全親会社(東京ガスリテイリング株式会社)設立により、東京ガスライフバル西むさし株式会社がその完全子会社となったため連結の範囲から除外

2019年1月1日

 

エネリア静岡東における機器販売事業を静岡ガスリビング株式会社に会社分割(吸収分割)により承継

2020年4月1日

 

ガス導管維持管理事業のうち導管保安関連事業および設備保安関連事業を東京ガスパイプネットワーク株式会社に会社分割(吸収分割)により承継

2021年4月1日

ガイアテック株式会社の株式を取得し、同社を完全子会社化

2022年4月4日

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

 

 

3 【事業の内容】

当社は、主に東京ガスグループのガス設備事業(屋内配管工事・戸建住宅暖冷房給湯工事)、ガス導管事業(本支管埋設工事・供給管工事)を主体としておりますが、そのほか建築設備事業(建築工事・給排水衛生設備工事・空気調和設備工事・集合住宅暖冷房給湯工事)、電設・土木事業(電気管路洞道埋設工事・上下水道工事・土木工事)を営み、総合設備工事業として事業活動を展開しております。

また、当社には非連結子会社として株式会社協和ライフサービス(車両のリース・整備及び損害保険代理店業務)、ガイアテック株式会社(ガス設備工事・床暖房工事・ガス機器設置工事・プロパンガス工事・エクステリア工事)があります。

更に、当社には関連会社として東京理学検査株式会社がありますが、同社は配管に対する理化学機器による検査業務を主として営んでおります。

 

以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は出資金
(千円)

主要な事業の内容

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関係内容

(関連会社)

 

 

 

 

 

東京理学検査㈱

東京都

品川区

45,000

配管に対する理化学機器による検査

(所有)

直接 44.4

配管に対する理化学機器による検査の発注

役員の兼任2名

 

(注) 1 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

2 上記以外に非連結子会社2社ありますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

・その他の関係会社

その他の関係会社である城北興業株式会社の状況については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(関連当事者情報)」に記載しているため、記載を省略しております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

778

(9)

45.4

17.6

6,706,678

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

建築設備事業

97

 (-)

ガス設備事業

248

 (1)

ガス導管事業

269

 (8)

電設・土木事業

28

 (-)

全社(共通)

136

 (-)

合 計

778

 (9)

 

(注) 1 従業員数は、他社への出向者を除き、他社からの受入者は含んでおります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(パートタイマーの従業員で派遣社員を除いている)の年間平均
雇用人員であります。

4 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

労働組合の状況

当社の労働組合の概要は下記の通りです。

なお、労使関係については、おおむね良好であります。

名称

協和日成労働組合

結成年月日

1959年2月1日

組合員数

392名

他団体との関係

単独組合であり他団体との関係はありません。

 

 

 

 

 

(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率

当事業年度

管理職に

占める

女性労働者の

割合(%)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

2.7%

20.0%

69.5%

73.4%

38.3%

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。

 

3 【事業等のリスク】

当社は、社長を委員長とし、取締役・監査役(社外含む)、執行役員で構成される経営品質委員会を設置しております。経営品質委員会はコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方を実現し、企業の社会的責任を果たし「経営品質」を向上することを目的として設置されており、委員会の下に各種会議体を設け、品質管理、内部統制、コンプライアンス、CSR調達、ガバナンスなどについて包括的に検討しております。

経営品質委員会(年2回開催)では、経営に重大な影響を与える可能性のあるリスクの棚卸及びそのリスクのモニタリングならびに統制活動等の審議を行っております。このうち、統制活動が不十分と判断されたものに対しては、執行部門に是正を求めております。

経営品質委員会における審議により、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、将来に関する事項の記載が含まれておりますが、当事業年度末現在において判断したものであり、将来を含めた当社のリスク全般を網羅するものではありません。

 

 (1) 経営成績等の状況の異常な変動

・ 受注環境の変化リスク

当社は東京ガス株式会社等ガス事業者を主要顧客とするガス工事事業を中核事業とし、建築設備事業、電設・土木事業も展開しており、様々な取引先から工事を受注しておりますが、中でも、主要顧客である東京ガスグループの売上割合は約6割を占めております。当社は2022年度よりスタートした中期経営計画で「建物内の設備工事を担う建築設備事業を新たな中核事業とすべく、一括受注・施工体制の更なる整備を行う」ことにより、将来を見据えた事業ポートフォリオの構築と売上高の集中リスクの低減を図っております。また、四半期に一度、業務執行取締役、執行役員、部長が出席する計画進捗会議において、業績進捗とともに、取引先の動向やエネルギー・原材料価格の高騰の影響など市場環境の変化を含め、確認しております。しかしながら、東京ガス株式会社等ガス事業者における各種施策、特に電力・ガス市場における小売全面自由化等に伴うエネルギー競争激化、による受注量や受注単価の変動、ならびに受託業務の見直しやその他の取引先の事業戦略の大幅な変更、少子高齢化による着工数減少による価格競争の激化、パンデミックや地政学的リスクの顕在化による影響が想定を超えた場合には受注量の減少や資機材の供給不足、原材料価格の高騰が発生し、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 (2) 法的規制・取引慣行

 ① 法的規制リスク

当社では、事業活動にあたり会社法、金融商品取引法、建設業法、民法、労働基準法などさまざまな法令の規制を受けております。法令、規則等の遵守状況については、会社法に則った業務・コンプライアンス監査や金融商品取引法に係る内部統制監査を毎年実施し、その結果について取締役会に報告する仕組みとなっております。しかしながら、社会情勢の厳格化による法的規制の急激な強化、法規制に関する認識不足に起因する法律違反が顕在化した場合、それに対応するための追加費用の増加や社会的信用の失墜などにより、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ② 不採算工事の発生リスク

当社では、工事見積時および受注時に職務権限決裁基準で定めた金額に応じた決裁者による決裁を受けております。不採算となる可能性のある工事の受注については、より上位者による決裁基準を設定しているほか、毎月経理部において、一定のルールに従って抽出した不採算物件について調査し、役員に回覧するなど、不採算工事の早期把握と抑制に努めております。また、システム導入による営業部門と施工部門における情報共有および連携強化を図っております。しかしながら、受注環境の悪化に伴う競合他社との価格競争の激化や当初想定していた見積りからの乖離、工事の施工段階における想定外の原価等の発生や工期遅延に伴う損害に対する賠償金の支払い等により不採算工事が発生した場合は、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 (3) その他投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項

 ① 自然災害リスク

地震、大雨、洪水などの自然災害・異常気象やパンデミックが発生した場合、社員や所有建物・設備など事業継続のリソースに対する被害が発生し、事業活動が停止することなどにより、当社または取引先が被害を受ける可能性があります。当社は自然災害などの重大災害に備え、BCP(事業継続計画)を策定し、全役職員に周知するとともに、BCPに基づいた防災訓練の実施や必要物資の備蓄、拠点や関係会社との連携・情報共有などの対策を講じております。また、社員の安否を確認する安否確認システムの導入や建物・設備・システム等の耐震対策(データ等のバックアップを含む)など各種災害に備えております。

しかしながら、全ての被害や影響を回避できるとは限らず、これに伴う役職員の被災、営業拠点の修復または代替のための費用発生等により、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ② 組織力の低下リスク

当社は、中長期の事業展開を見据え、「求められる人材像」を定め、新卒だけではなく中途採用を強化するとともに、これまで男性主体であった職種、業務への女性の配置拡大など、多様性の確保も意識し、将来を担う優秀な人材の採用・育成に努めております。本人の希望と適性を踏まえたキャリアパスの選択や成果に応じたメリハリのある処遇の設定、適材適所な人材配置の実施、本人の希望と能力に応じた定年後再雇用制度の運用により、多機能人材の育成や働きがいのある職場作りに取り組んでおります。また、管理職を対象とした弁護士によるハラスメント研修や、メンタルヘルス不調発生防止を目的に全従業員を対象とした体験カウンセリング(日本産業カウンセラー協会のカウンセラーによる職場の悩み等に関する相談体験)など、心の健康を含む健康経営施策を実施しております。さらに、従業員ならびに就職希望者にとってより魅力的な企業となるよう、従業員の労働環境の改善を図るために、働き方改革推進委員会において、長時間労働抑制に向けた施策の立案、実施に加えて、管理者が労務管理を正確に行うツールとして、勤怠システムを改善するなどのITを活用した環境整備を実施しております。また、20229月、基幹システム刷新委員会を設置し、業務管理の見直し・高度化・効率化を目的とした新しい基幹システムの整備に着手いたしました。しかしながら、少子化の影響や景気拡大に伴う大手企業の採用数増加などにより、必要な人材を継続的に確保できなかった場合、並びに人材の多機能化および働き方改革への対応が遅延した場合、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ③ 施工力の確保リスク

当社では、受注した工事等を協力会社に発注しております。少子高齢化による人手不足、後継者難は建設業界に共通する難しい問題ですが、2022年度より協力会社を含めたCSR調達方針・ガイドラインおよび推進の枠組みを定め、アンケートやヒアリング等を行っており、2022年度の実施結果では、大きな問題は確認されませんでしたが、寄せられた要望や意見に基づき、協力会社への経営指導や働き方改革を推進することで協力会社従業員の労働環境の改善を行い、魅力ある仕事となるよう可能な限りの支援策を講じてまいります。しかしながら、後継者難、経営状態の悪化、若年層の採用難や若年層の退職増加等により、主要な協力会社に不測の事態が発生した場合、施工能力が低下するなど、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ④ 不良工事の発生リスク

ISO9001:2015規格で培ったノウハウを進化させ、当社独自に策定した品質管理システムQPQuality Plus)マネジメントシステムに基づいて、クレーム処理、是正処置、予防処置を実施するとともに、代表取締役を委員長とした品質マネジメント会議を設置し、品質の向上に取り組んでおります。また安全品質環境室を事務局としたリスクマネジメント会議や再発防止検討会において、予防策、事故の傾向分析、原因究明、再発防止策を検討しております。また、安全品質環境室における安全パトロールにおいて、この再発防止策が実施されているかを確認し、必要に応じて指導を行っております。加えて、業務・コンプライアンス監査を定期的に実施し、各部・各拠点において法令、規則等を遵守した業務遂行が行われているかチェックしております。しかしながら、工事施工上の問題に起因する品質の不備もしくは事故等が発生した場合、発注元や監督官庁からの工事施工資格や入札参加資格の停止、受注済み件名の発注取り消しといった処分を受けることにより、当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ⑤ 交通事故・労働災害の発生リスク

当社は、安全運転管理規程および安全衛生管理規程を定め、定例勉強会や再発防止策の教育を実施するとともに、本社においては、年4回、安全衛生中央委員会、拠点においては毎月安全衛生委員会を開催し、事故・災害事例の共有と再発防止策の共有に努めています。また、安全品質環境室を事務局としたリスクマネジメント会議や再発防止検討会において、予防策、事故の傾向分析、原因究明、再発防止策を検討しております。加えて、事故惹起者への運転訓練や2カメラドライブレコーダーの設置による運転状況の把握に努めているほか、年に1度、社員、協力会社を集めた安全大会を開催するなど安全管理活動の推進に努めております。しかしながら、予期せぬ事由による事故・災害の発生や基本作業の逸脱による重大事故等の発生による人的被害・物的被害・社会的信用の失墜などにより当社の事業展開、財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

 

 ⑥ コンプライアンスリスク

当社では、コンプライアンス規程を定め、各部門の長を委員としたコンプライアンス推進会議において定めた年度実施計画の基本方針に基づき、各部門で強化策を展開するとともに、2か月に1度、役員からのコンプライアンスメッセージの配信やコンプライアンスに関する研修等を実施することによって「協和日成グループ行動基準」の浸透とコンプライアンスマインドの継続的な高揚を図っております。特に、反社会的な勢力・団体との関係の遮断を「協和日成グループ行動基準」で明文化するとともに、本社地区特殊暴力防止対策協議会への加盟、本社・各拠点に不当要求防止責任者を選任し、反社会的な勢力・団体に関する情報の収集・管理や対応マニュアルの整備等、体制構築に向けての検討を行い、積極的に全社展開を推進しております。また、業務・コンプライアンス監査により、コンプライアンスを逸脱した業務遂行が行われていないかを確認しております。しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクは完全に回避できない可能性があり、法令・規則・関係マニュアル・企業倫理に反する行為等が発生した場合には、対応に要する直接的な費用に止まらず、社会的責任の発生等有形無形の損害が発生する可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備内容

帳簿価額(千円)

従業員数(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

リース資産

その他

合計

本社

(東京都中央区)

 

本社事務

832,399

1,973

704,485

(472.86)

27,149

14,900

1,580,909

125

静岡支店
(静岡市駿河区)

ガス導管事業

事務販売

69,531

148

79,668

(1,189.81)

7,535

156,882

60

千葉出張所
(千葉市美浜区)

ガス設備事業

事務

118,705

0

120,750

(1,500.00)

460

239,915

4

札幌支店
(札幌市東区)

ガス導管事業

事務

101,547

403

150,000

(3,696.89)

13,181

265,132

21

神奈川東営業所
(川崎市高津区)
 

ガス設備事業

事務

3,806

0

3,358

2,707

9,872

51

東京東事業所
(東京都葛飾区)
他都内9営業所

ガス設備事業

ガス導管事業

建築設備事業

電設・土木事業

事務倉庫

355,698

0

832,807

(5,498.66)

[3,650.41]

3,876

26,244

1,218,626

350

さいたま営業所
(さいたま市中央区)

ガス設備事業

事務

27,476

[1,676.00]

6,283

33,759

61

神奈川大和営業所

神奈川事業所

(神奈川県大和市)

ガス設備事業

ガス導管事業

事務

794,349

929,689

(7,528.02)

7,664

1,731,703

106

賃貸不動産
(埼玉県三郷市)

賃貸

115,079

121,056

(1,497.04)

236,136

 

(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。

2 土地及び建物の一部を賃借しております。年間賃借料は166,623千円であります。

賃借している土地の面積については、[ ]で外書きしております。

3 上記の他、主要なリース設備は下記のとおりです。

 

名称

台数

年間リース料

事務機器

156台

44,029千円

車両

624台

184,755千円

 

 

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

32,000,000

32,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

6

9

30

6

1

636

688

所有株式数
(単元)

23,633

82

61,396

302

55

32,514

117,982

1,800

所有株式数
の割合(%)

20.03

0.07

52.04

0.25

0.05

27.56

100.00

 

(注)1.自己株式287,300株は「個人その他」に2,873単元含めて記載しております。
 なお、自己株式の当期末実際保有株式数は287,300株です。

  2.「金融機関」には、株式給付信託(J-ESOP)に係る株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する

     当社株式369,300株(3,693単元)が含まれております。


 

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

城北興業株式会社

東京都渋谷区東2丁目5番38号

2,374

20.62

東京瓦斯株式会社

東京都港区海岸1丁目5番20号

1,062

9.22

朝日生命保険相互会社

東京都新宿区四谷1丁目6番1号

624

5.42

株式会社麻生

福岡県飯塚市芳雄町7番18号

623

5.41

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7番1号

570

4.95

株式会社ナガワ

東京都千代田区丸の内1丁目4番1号

499

4.34

株式会社三井住友銀行

東京都千代田区丸の内1丁目1番2号

400

3.47

株式会社アルファロード

東京都目黒区中目黒1丁目1番42号

394

3.42

株式会社日本カストディ銀行(信託E口)

東京都中央区晴海1丁目8番12号

369

3.21

北 村 眞 隆

東京都大田区

355

3.09

7,272

63.17

 

(注)1.株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。

  2.当社は「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しており、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が当社株式
 369,300株を所有しておりますが、自己株式には含めておりません。

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

8,060,110

7,626,089

 

 

受取手形

149,846

53,565

 

 

電子記録債権

342,681

403,914

 

 

完成工事未収入金及び契約資産

※2 6,105,937

※2 6,378,584

 

 

有価証券

99,580

 

 

未成工事支出金

2,046,500

2,057,871

 

 

原材料及び貯蔵品

59,529

72,470

 

 

前払費用

71,190

68,299

 

 

短期貸付金

1,707

7,894

 

 

未収入金

237,507

233,370

 

 

その他

91,882

66,071

 

 

貸倒引当金

22,873

22,273

 

 

流動資産合計

17,243,601

16,945,859

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

3,818,478

3,857,884

 

 

 

 

減価償却累計額

1,617,231

1,610,618

 

 

 

 

建物(純額)

2,201,246

2,247,266

 

 

 

構築物

405,833

403,920

 

 

 

 

減価償却累計額

231,784

232,591

 

 

 

 

構築物(純額)

174,049

171,328

 

 

 

機械及び装置

51,016

50,361

 

 

 

 

減価償却累計額

47,884

47,836

 

 

 

 

機械及び装置(純額)

3,131

2,524

 

 

 

工具、器具及び備品

500,311

478,180

 

 

 

 

減価償却累計額

406,118

399,203

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

94,193

78,977

 

 

 

土地

2,962,534

2,946,007

 

 

 

リース資産

120,379

125,653

 

 

 

 

減価償却累計額

78,366

91,269

 

 

 

 

リース資産(純額)

42,013

34,384

 

 

 

建設仮勘定

5,000

307,000

 

 

 

有形固定資産合計

5,482,168

5,787,489

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

36,515

 

 

 

その他

27,324

27,324

 

 

 

無形固定資産合計

27,324

63,840

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

2,728,732

2,817,765

 

 

 

関係会社株式

473,969

473,969

 

 

 

出資金

1,225

1,200

 

 

 

長期貸付金

2,061

6,605

 

 

 

破産更生債権等

2,181

33

 

 

 

繰延税金資産

195,799

205,085

 

 

 

差入保証金

15,665

12,785

 

 

 

会員権

21,299

18,299

 

 

 

その他

67,137

59,247

 

 

 

貸倒引当金

4,157

2,149

 

 

 

投資その他の資産合計

3,503,913

3,592,842

 

 

固定資産合計

9,013,406

9,444,171

 

資産合計

26,257,007

26,390,030

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

145,053

297,433

 

 

工事未払金

4,712,461

4,865,353

 

 

1年内返済予定の長期借入金

100,000

 

 

リース債務

12,980

12,798

 

 

未払金

206,154

223,240

 

 

未払費用

375,598

375,613

 

 

未払法人税等

147,916

151,760

 

 

未払消費税等

79,477

39,068

 

 

未成工事受入金

1,426,125

1,462,082

 

 

預り金

90,553

123,001

 

 

賞与引当金

827,675

686,746

 

 

工事損失引当金

48,667

41,172

 

 

流動負債合計

8,172,663

8,278,271

 

固定負債

 

 

 

 

リース債務

33,152

24,995

 

 

退職給付引当金

228,671

212,851

 

 

役員退職慰労引当金

160,573

188,613

 

 

資産除去債務

44,823

45,360

 

 

固定負債合計

467,221

471,820

 

負債合計

8,639,885

8,750,092

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

590,000

590,000

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

1,909

1,909

 

 

 

その他資本剰余金

9

9

 

 

 

資本剰余金合計

1,918

1,918

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

145,591

145,591

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

別途積立金

5,300,000

5,300,000

 

 

 

 

圧縮積立金

584,720

582,703

 

 

 

 

繰越利益剰余金

10,548,165

11,161,435

 

 

 

利益剰余金合計

16,578,477

17,189,730

 

 

自己株式

36,040

568,570

 

 

株主資本合計

17,134,356

17,213,078

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

482,765

426,860

 

 

評価・換算差額等合計

482,765

426,860

 

純資産合計

17,617,122

17,639,938

負債純資産合計

26,257,007

26,390,030

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

 

完成工事高

※1 34,244,246

※1 34,472,729

 

売上高合計

34,244,246

34,472,729

売上原価

 

 

 

完成工事原価

※2 30,689,759

※2 30,972,603

 

売上原価合計

30,689,759

30,972,603

売上総利益

 

 

 

完成工事総利益

3,554,486

3,500,126

 

売上総利益合計

3,554,486

3,500,126

販売費及び一般管理費

 

 

 

役員報酬

193,572

204,006

 

給料及び手当

958,725

1,014,198

 

賞与引当金繰入額

194,526

147,897

 

退職給付費用

37,065

41,155

 

役員退職慰労引当金繰入額

34,838

28,040

 

法定福利費

188,631

195,707

 

福利厚生費

76,084

88,705

 

業務委託費

61,600

74,492

 

修繕維持費

2,979

4,836

 

事務用品費

13,394

20,415

 

通信交通費

48,189

64,664

 

動力用水光熱費

16,903

19,735

 

広告宣伝費

14,576

14,987

 

貸倒引当金繰入額

104

 

交際費

11,778

17,049

 

寄付金

600

600

 

地代家賃

37,477

34,912

 

減価償却費

61,223

56,085

 

租税公課

93,254

88,958

 

保険料

34,657

33,200

 

雑費

215,102

208,640

 

販売費及び一般管理費合計

2,295,285

2,358,289

営業利益

1,259,201

1,141,836

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業外収益

 

 

 

受取利息

5,486

6,314

 

受取配当金

73,755

58,178

 

受取手数料

53,169

56,777

 

不動産賃貸料

21,480

21,480

 

貸倒引当金戻入額

587

 

還付金収入

41,167

 

雑収入

38,756

52,056

 

営業外収益合計

192,648

236,561

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,810

246

 

不動産賃貸費用

8,342

8,070

 

支払手数料

37,749

31,056

 

雑支出

821

967

 

営業外費用合計

48,724

40,340

経常利益

1,403,125

1,338,057

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※3 

※3 747

 

投資有価証券売却益

74,933

 

特別利益合計

74,933

747

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

※4 394

※4 7,750

 

投資有価証券評価損

1,159

 

特別損失合計

1,553

7,750

税引前当期純利益

1,476,505

1,331,054

法人税、住民税及び事業税

472,694

358,653

法人税等調整額

75,165

38,792

法人税等合計

397,529

397,446

当期純利益

1,078,975

933,608

 

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は工事種類別に「建築設備事業」、「ガス設備事業」、「ガス導管事業」、「電設土木事業」の4事業を報告セグメントとしております。
 
    各セグメントの内容は下記のとおりです。

   建 築 設 備 事 業    … 給排水衛生設備工事、空気調和設備工事、リノベーション工事(雑排水管ライニン

              グ工事を含めた改修工事)、集合住宅暖冷房給湯工事

 ガ ス 設 備 事 業    … ガス設備工事(屋内配管工事・戸建住宅暖冷房給湯工事)、空調設備工事
  ガ ス 導 管 事 業   …  ガス導管工事(本支管埋設工事・供給管工事)

 電 設・土 木 事 業  … 電気管路洞道埋設工事、イリゲーション工事(緑化散水設備工事)、上下水道工
               事、一般土木工事

 

報告セグメントの変更等に関する事項

当事業年度より、従来「ガス設備事業」に含めていたGHP関連工種を「建築設備事業」に含めることに変更しております。

なお、前事業年度のセグメント情報については、当該変更後のセグメント区分に基づき作成したものを記載しております。