福留ハム株式会社

FUKUTOME MEAT PACKERS, LTD.
広島市西区草津港二丁目6番75号
証券コード:22910
業界:食料品
有価証券報告書の提出日:2023年6月22日

(1) 連結経営指標等

回次

第68期

第69期

第70期

第71期

第72期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

 売上高

(百万円)

25,737

25,597

25,326

24,420

24,895

 経常損失(△)

(百万円)

109

490

169

327

336

 親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

319

1,404

240

718

1,194

 包括利益

(百万円)

752

1,739

226

897

1,224

 純資産額

(百万円)

5,912

4,122

4,348

3,451

2,227

 総資産額

(百万円)

17,831

15,462

15,853

14,452

13,706

 1株当たり純資産額

(円)

1,771.37

1,235.15

1,302.89

1,034.01

667.10

 1株当たり当期純損失(△)

(円)

95.75

420.93

71.93

215.20

357.95

 潜在株式調整後1株
 当たり当期純利益

(円)

 自己資本比率

(%)

33.2

26.7

27.4

23.9

16.2

 自己資本利益率

(%)

5.1

28.0

5.7

18.4

42.1

 株価収益率

(倍)

 営業活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

2

260

349

205

49

 投資活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

1,447

352

290

198

278

 財務活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

1,066

254

64

337

292

 現金及び現金同等物
 の期末残高

(百万円)

2,738

2,392

2,515

2,184

2,149

 従業員数

(名)

386

378

369

362

361

 (外書、平均臨時
 雇用者数(名))

 

(245)

(238)

(250)

(258)

(259)

 

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第68期から第72期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第71期の期首から適用しており、第71期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第68期

第69期

第70期

第71期

第72期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

 売上高

(百万円)

25,737

25,597

25,326

24,420

24,895

 経常損失(△)

(百万円)

97

475

148

326

338

当期純損失(△)

(百万円)

626

1,092

217

701

1,194

 資本金

(百万円)

2,691

2,691

2,691

2,691

2,691

 発行済株式総数

(千株)

3,400

3,400

3,400

3,400

3,400

 純資産額

(百万円)

5,627

4,151

4,348

3,463

2,219

 総資産額

(百万円)

17,439

15,431

15,847

14,450

13,703

 1株当たり純資産額

(円)

1,686.37

1,244.12

1,303.22

1,037.78

665.08

 1株当たり配当額
 (うち1株当たり
 中間配当額)

(円)

15.00

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

 1株当たり当期純損失(△)

(円)

187.86

327.26

65.29

210.22

357.91

 潜在株式調整後1株
 当たり当期純利益

(円)

 自己資本比率

(%)

32.3

26.9

27.4

24.0

16.2

 自己資本利益率

(%)

10.1

22.3

5.1

18.0

42.0

 株価収益率

(倍)

 配当性向

(%)

 従業員数

(名)

378

373

368

362

361

 (外書、平均臨時
 雇用者数(名))

 

(234)

(238)

(246)

(256)

(258)

 株主総利回り

(%)

90.9

75.7

81.8

75.5

61.0

 (比較指数:東証配当

 込みTOPIX)

(%)

(107.4)

(121.1)

(118.1)

(119.7)

(126.6)

 最高株価

(円)

2,466

2,221

2,040

2,000

1,859

 最低株価

(円)

2,213

1,820

1,805

1,834

1,459

 

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第68期から第72期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。

3 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第二部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第71期の期首から適用しており、第71期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5 第71期まで、株主総利回りの比較指数に東証第二部株価指数を用いておりましたが、2022年4月4日の東京証券取引所の市場編成に伴い廃止されました。このため第72期から比較指数を、継続して比較することが可能な配当込みTOPIXに変更しております。

 

2 【沿革】

当社(福留食品工業株式会社、本店:広島市福島町、形式上の存続会社)は、福留ハム株式会社(本店:広島市福島町、実質上の存続会社)の株式額面金額を500円から50円に変更するため、1962年8月1日(登記日 1962年9月25日)を合併期日として同社を吸収合併し、1962年9月25日に商号を福留ハム株式会社に変更いたしました。

合併前の当社は休業状態にあり、従って以下の沿革については別段の記述がない限り、実質上の存続会社について記載しております。

 

年月

概要

1948年3月
 

初代取締役社長中島治が広島市福島町において食肉加工品の製造販売を目的として個人経営で福留ハム製造所を創設。

1958年3月
 

福留ハム製造所を株式会社に改組し、福留ハム株式会社を設立。本店を広島市福島町に置き、初代社長に中島治就任。食肉及び食肉加工品の製造販売を開始。

1962年3月

小倉市末広町に小倉工場新設。同所に九州支社開設。

1962年9月

株式の額面変更のため、福留食品工業株式会社に吸収合併され、福留ハム株式会社に商号変更。

1965年4月

広島県安佐郡可部町に広島工場新設。

1973年1月

佐賀県神埼郡神埼町にカット肉処理加工の子会社、㈱佐賀福留を設立。

1977年10月

熊本県鹿本郡植木町に熊本工場新設。

1978年12月

広島市可部町に本店を移転。広島市橋本町に本社事務所を開設。

1979年10月

宮崎県宮崎市にカット肉処理加工の子会社、㈱宮崎福留を設立。

1980年4月

千葉県松戸市に東京工場新設。

1982年7月

北九州市小倉北区に生鮮肉の包装加工の子会社、㈱小倉フーズを設立。

1983年2月

広島市安佐南区に生鮮肉の包装加工の子会社、㈱広島フーズを設立。

1986年3月

広島市西区に食肉及び食肉加工品の小売部門の子会社、㈱福留商店を設立。

1987年1月

広島市西区草津港に本社ビルを新築し、同所に本店及び本社事務所を移転。

  

㈱佐賀福留は、佐賀県神埼郡神埼町より広島市西区草津港に本社を移転。

  

㈱宮崎福留は、宮崎県宮崎市より広島市西区草津港に本社を移転。

1987年9月

広島証券取引所に上場。

1988年11月

広島市西区草津港に生鮮肉及び食肉加工品の包装専門工場(パックセンター)新設。

1989年9月

埼玉県北埼玉郡大利根町に関東工場新設。

1990年3月

大阪証券取引所市場第二部に上場。

1991年4月
 

㈱広島フーズは、㈱小倉フーズを吸収合併し、広島・小倉フーズ㈱に改称し、広島市西区草津港に本社を移転。

1991年5月

広島市安佐北区に原料仕入担当の子会社、㈱福留を設立。(現 連結子会社)

1992年12月

千葉県松戸市にデリカ製品製造の子会社、松戸福留㈱を設立。

1994年3月

北九州市小倉北区に生鮮肉の包装加工の子会社、小倉フーズ㈱を設立。

1996年7月

㈱佐賀福留が、㈱宮崎福留を吸収合併。

1997年6月

㈲福留商店を昴㈱に社名変更。広島市西区草津港に本社を移転。

1999年6月

熊本県菊池郡七城町に熊本新工場新設。

 

旧熊本工場(熊本県鹿本郡植木町)を閉鎖。

2000年3月
 

東京証券取引所市場第二部に上場。(2000年3月1日付で東京証券取引所と広島証券取引所との合併によるもの)

2002年1月

関東工場を閉鎖。

2003年11月

大阪証券取引所市場第二部の上場廃止。

2005年3月

小倉フーズ㈱を吸収合併。

2006年3月

滝沢ハム㈱との包括的業務提携契約を締結。

2006年6月

佐賀県枝肉出荷㈱の株式を取得し子会社化。(現 連結子会社)

2009年2月

㈱広島フーズは㈱福留ハムパックセンターに社名を変更。

2012年1月

㈱福留ハムパックセンター・昴㈱を吸収合併。

  

松阪ハム㈱との業務提携契約を締結。

2016年3月

滝沢ハム㈱との包括的業務提携契約満了。

2017年10月

岡山県浅口市に岡山営業部を新設。

2019年3月

岡山県浅口市に岡山昴工場を新設。

2020年1月

松戸福留㈱を吸収合併。

2022年1月

㈱佐賀福留を吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(福留ハム株式会社)及び当社の原料供給を目的とする子会社2社により構成され、食肉及び食肉製品の加工及び販売を主たる業務としております。

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。

なお、次の2部門は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項」に掲げるセグメントと同一の区分であります。

 

(加工食品事業)

当事業においては、ハム、プレスハム、ソーセージ、惣菜等を製造及び仕入・販売しております。

 

(食肉事業)

当事業においては、食肉及び食肉包装加工製品を製造及び仕入・販売しております。

 

[主な関係会社]

(仕入)

㈱福留、佐賀県枝肉出荷㈱

 

事業系統図は次のとおりであります。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱福留

広島市安佐北区

10

食肉事業

100

食肉の仕入
資金の貸付
役員の兼任4名

佐賀県枝肉出荷㈱

佐賀県鳥栖市

43

食肉事業

97.7

食肉の仕入
役員の兼任2名

 

 

(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 上表子会社はいずれも特定子会社に該当しません。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 ㈱福留は債務超過会社であり、2023年3月末時点の債務超過額は2億64百万円であります。

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

加工食品事業

 

220

 

 (199)

食肉事業

 

103

 

 ( 55)

全社(共通)

 

38

 

 (  5)

合計

 

361

 

 (259)

 

 

(注) 1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

3 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

361

(258)

43.3

17.5

4,643

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

加工食品事業

 

220

 

 (199)

食肉事業

 

103

 

 ( 55)

全社(共通)

 

38

 

 (  5)

合計

 

361

 

 (258)

 

 

(注) 1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

4 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

組合名

福留ハム労働組合(1968年4月10日結成)

組合員数

242名(2023年3月31日現在)

所属上部団体

日本食品関連産業労働組合連合会

 

労使関係は、相互信頼に基づき、安定した状態にあり、特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

0.0

0.0

54.6

69.2

66.8

(注3、4、5、6)

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3 管理職に占める女性労働者の割合は2023年3月31日時点を基準日として、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異は2023年3月期事業年度を対象期間として、それぞれ算出しております。

4 非正規従業員は嘱託、パートタイマー、アルバイト、有期雇用の定年再雇用者を含み、派遣社員は除きます。パート労働者については、正社員の所定労働時間(1日7.75時間)で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。

5 労働者の男女の賃金の差異の算出における賃金には退職金を含んでおりません。

6 男女賃金差異について、賃金制度・体系において性別による差異はありません。

正規従業員の男女賃金差異の主な要因については、男性の管理職比率が高いことによるもので、今後管理職への女性登用を計画的に推進してまいります。

非正規従業員の男女賃金差異の要因については、以下のとおりです。

正規従業員の人数比率として男性が多く、定年後の再雇用者となる割合も男性が多い傾向にあるため、定年後の再雇用者は賃金が相対的に高く、男女での格差が生じております。

 

 ② 連結子会社

連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

① 市況変動のリスク

当社グループが主に取り扱っている販売用食肉や、ハム・ソーセージ及び調理加工食品の原材料となる畜産物は、国内外から調達しております。ASF(アフリカ豚熱)、BSE、鳥インフルエンザ、口蹄疫、豚流行性下痢など家畜の疫病発生や輸入豚肉・輸入牛肉を対象としたセーフガード(緊急輸入制限措置)の発動などの輸入制限により仕入数量の制限や仕入価格の上昇が考えられます。また、原油価格の変動により、石油製品である容器類、包装材料の仕入価格が変動する可能性があります。これらの市場変動により、仕入価格や供給量に大きな変動が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、市場ニーズに沿った商品やサービスの提供やオリジナルブランドを中心に相場に左右されにくい商品の取扱いの拡大を行ってまいります。また、新しい国内外の仕入産地の開発や原材料の調達ルートの分散化、代替原材料の検討などの対応策を進めております。

 

 

② 減損会計適用の影響について

当社グループの事業所開設の際には、敷地を取得するケースと賃借で使用するケースがあり、事業用の設備、不動産等の様々な有形固定資産、無形固定資産を所有しております。固定資産の減損の兆候がある資産及び資産グループについて、当該資産又は資産グループの将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。当社グループが保有する固定資産について減損処理が必要となった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 退職給付債務のリスク

当社グループは、退職給付費用及び債務を将来の退職給付債務算出に用いる割引率などの年金数理上の仮定に基づいて算出しておりますが、金利環境の変化等により実際の結果が仮定と異なる場合や仮定に変化があった場合には、退職給付費用及び計上される債務に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、退職給付制度を改定した場合にも、追加的負担が発生する可能性があります。それにより当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 自然災害等のリスク 

当社グループは、地震や台風等の大規模な自然災害により生産及び物流拠点や営業拠点の設備に甚大な損害を受ける可能性があります。さらに交通網の遮断・エネルギー供給の停止・通信の不通などにより、営業活動の混乱や生産の遅延・停止等を受け、事業活動に影響を与え、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、「FRA(福留ハム・リスクマネジメント・アクション)委員会」を設置し、実際に自然災害が発生した場合には、直ちに対策本部を立ち上げ、対応する体制を整備しております。また、広島豪雨災害や熊本地震により被害を受けた広島工場と熊本工場の災害に対してのリスク分散のため、2019年5月岡山県に岡山昴工場を新設・稼働しております。

 

⑤ 新型コロナウイルス感染症に関するリスク

当社グループは、複数の工場、事業所等を使用し事業活動を行っております。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が徐々に抑制されておりますが、今後新型コロナウイルス感染症が再び拡大し、感染者や重篤者の発生等により事業活動の停止を余儀なくされた場合、当社グループの事業活動及び業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループでは、今後も感染の状況を注視しながら事業運営に取り組むとともに、引き続き適切な感染症防止対策を実施してまいります。

 

⑥ 商品の安全性のリスク

当社グループの提供する商品において、異物の混入、表示不良品の流通、あるいは社会全般にわたる一般的な品質問題など、商品の品質に重大な瑕疵や不備、その他当社グループの想定範囲を超えた事象が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  

この対策として、当社グループは、「安全・安心」をモットーに商品づくりに取り組んでおります。外部認証(ISO、HACCP)の取得、トレーサビリティシステムやフードディフェンスの強化をはじめとして品質保証部門による厳しい品質保証体制を構築し、常に運用の向上・見直しを図りながら、危機意識の浸透による安心・安全な生産を行ってまいります。なお、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO22000を2022年3月に製造工場である広島工場、熊本工場及び岡山昴工場で認証取得し、運用しております。

 

 

⑦ 法的規制のリスク

当社グループの取扱い品目の大半は、「食品衛生法」「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」を始めとした多くの法的規制を受けております。これら法的規制に大幅な改正や新設があった場合や、何らかの理由で関連法規等を遵守できず、法的規制等の適用を受けることになった場合などには新たな費用の発生、あるいは事業活動を制限されるなど、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、当社グループは、各種業界団体への加盟等により、必要な情報を的確に収集するとともに、総務人事部に法務担当を設置して、製品・商品の安全・安心の包括的な管理体制のみならず、全般的な法令遵守体制を強化し、関連法規の遵守に努めてまいります。

 

⑧ 情報セキュリティ

当社グループの業務は、基幹システムを導入し、業務の運営を行っています。昨今頻発している豪雨や地震等の自然災害、大規模停電や不正アクセスなど不測の事態により情報の漏洩やシステム障害が発生した場合、当社グループの信用低下や業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を構築し、ネットワークのセキュリティを確保するとともに、コンピュータにセキュリティソフトやウイルス対策ソフトを導入し、セキュリティ強化を図っております。また、機密性の高い情報は、データセンターにおいて、より強固なセキュリティにより保管するよう対策を行っております。

 

⑨ 業績悪化のリスク

当社グループは、2019年3月期以降、5期連続の営業赤字を計上しております。また、原材料価格やエネルギーコストの急激な上昇・高騰が続いており、経営環境の更なる悪化に繋がるリスクがあります。

しかしながら、当社グループは、当該状況を解消するために、重点施策として、「商品の競争力強化」「営業力強化による販売拡大」「業務の見直しによる収益構造改革」を実施し、収益改善および黒字化に向け注力しております。

なお、現金及び預金、短期間に資金化可能な投資有価証券および取引金融機関との当座貸越契約の未実行残高等の資金余力は十分であると判断しておりますが、引き続き黒字化達成に向けて取り組んでまいります。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

  2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

工具、器具
及び備品

リース資産

合計

本社

(広島市西区)

会社統括設備

17

163

( 1,770)

4

184

43

(  6)

広島工場

(広島市安佐北区)

加工食品
事業

生産設備

388

423

70

(22,854)

28

3

915

90

(119)

熊本工場

(熊本県菊池市)

加工食品
事業

生産設備

513

224

439

(34,359)

7

1,185

43

( 52)

岡山工場

(岡山県浅口市)

加工食品

事業

生産設備

708

56

284

(17,546)

4

1,053

14

( 11)

研究開発センター

(広島市西区)

加工食品
事業

生産設備

250

( 2,640)

250

18

(  1)

広島営業部

(広島市西区)

加工食品
事業・食肉事業

販売設備

87

(  -)

0

0

88

21

(  7)

岡山営業部

(岡山県浅口市)

加工食品
事業・食肉事業

販売設備

227

 (  -)

0

2

230

10

(  2)

 

 

(注) 1 上表のほか、連結会社以外からの主要な賃借及びリース設備の内容は下表のとおりであります。

 

設備の内容

台数

年間リース料(百万円)

コンピュータ機器

615

22

車両運搬具

150

150

 

 

2 上表従業員数の( )は臨時従業員数であります。

3 現在休止中の主要な設備はありません。

 

(2) 子会社

  2023年3月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

工具、器具及び備品

リース資産

合計

㈱福留

広島営業部(広島市西区)

食肉事業

販売設備

212

(1,983)

212

( 1)

 

 

(注) 1 上表従業員数の( )は臨時従業員数であります。

2 現在休止中の主要な設備はありません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

13,600,000

13,600,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

8

4

81

3

4,757

4,853

所有株式数
(単元)

2,661

26

9,393

6

21,787

33,873

12,700

所有株式数
の割合(%)

7.86

0.08

27.733

0.02

64.32

100.00

 

 

(注) 自己株式は63,250 株であり632単元は「個人 その他」、50株は「単元未満株式の状況」に含めて記載しております。なお、自己株式200株は株主名簿上の株式数であり、2023年3月31日現在の実質的な保有株式数63,050株であります。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

株式会社福留興産

広島市西区草津港2丁目6-75

689

20.66

福栄会

広島市西区草津港2丁目6-75

336

10.08

福 原 康 彦

広島市西区

125

3.76

福 原 美 紀 子

広島市西区

85

2.57

中 島 修 治

広島市西区

75

2.26

中 島 章

広島市西区

71

2.15

新 田 惠 美 子

広島市西区

70

2.13

株式会社フジ

愛媛県松山市宮西1丁目2-1

63

1.89

福 原 治 彦

広島市西区

62

1.88

株式会社もみじ銀行

広島市中区胡町1-24

62

1.87

株式会社広島銀行

広島市中区紙屋町1丁目3-8

48

1.45

1,691

50.69

 

 

(注) 福栄会は、当社の取引先企業で構成された持株会であります。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※2 2,354

※2 2,319

 

 

受取手形

15

15

 

 

売掛金

2,362

2,568

 

 

商品及び製品

894

967

 

 

仕掛品

51

39

 

 

原材料及び貯蔵品

211

214

 

 

前払費用

24

26

 

 

その他

16

14

 

 

貸倒引当金

13

18

 

 

流動資産合計

5,918

6,147

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

※2 2,415

※2 2,177

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

※2 662

※2 714

 

 

 

土地

※2 2,888

※2 2,247

 

 

 

リース資産(純額)

105

73

 

 

 

建設仮勘定

8

-

 

 

 

その他(純額)

※2 62

※2 45

 

 

 

有形固定資産合計

※1 6,143

※1 5,258

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

電話加入権

21

21

 

 

 

リース資産

60

47

 

 

 

その他

41

30

 

 

 

無形固定資産合計

123

99

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※2 2,055

※2 1,995

 

 

 

出資金

42

42

 

 

 

敷金及び保証金

86

86

 

 

 

保険積立金

34

34

 

 

 

その他

153

141

 

 

 

貸倒引当金

103

98

 

 

 

投資その他の資産合計

2,267

2,201

 

 

固定資産合計

8,534

7,559

 

資産合計

14,452

13,706

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

※2 2,080

※2 2,190

 

 

短期借入金

※2 4,079

※2 4,253

 

 

リース債務

52

40

 

 

未払金

※2 431

※2 498

 

 

未払費用

85

86

 

 

未払法人税等

47

46

 

 

賞与引当金

154

154

 

 

その他

44

116

 

 

流動負債合計

6,974

7,387

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※2 1,779

※2 1,951

 

 

リース債務

117

84

 

 

役員退職慰労引当金

340

356

 

 

退職給付に係る負債

1,511

1,445

 

 

繰延税金負債

239

216

 

 

その他

37

38

 

 

固定負債合計

4,026

4,092

 

負債合計

11,001

11,479

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

2,691

2,691

 

 

資本剰余金

1,503

1,503

 

 

利益剰余金

1,256

2,451

 

 

自己株式

80

81

 

 

株主資本合計

2,857

1,662

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

604

555

 

 

退職給付に係る調整累計額

11

8

 

 

その他の包括利益累計額合計

593

563

 

非支配株主持分

0

0

 

純資産合計

3,451

2,227

負債純資産合計

14,452

13,706

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

24,420

24,895

売上原価

※1,※3 20,611

※1,※3 20,993

売上総利益

3,808

3,902

販売費及び一般管理費

※2,※3 4,181

※2,※3 4,267

営業損失(△)

372

365

営業外収益

 

 

 

受取利息

0

0

 

受取配当金

44

46

 

不動産賃貸料

55

55

 

補助金収入

21

2

 

その他

24

22

 

営業外収益合計

145

127

営業外費用

 

 

 

支払利息

67

66

 

不動産賃貸費用

29

28

 

その他

3

3

 

営業外費用合計

100

98

経常損失(△)

327

336

特別利益

 

 

 

有形固定資産売却益

※4 186

-

 

特別利益合計

186

-

特別損失

 

 

 

減損損失

※5 550

※5 830

 

特別損失合計

550

830

税金等調整前当期純損失(△)

692

1,167

法人税、住民税及び事業税

26

26

法人税等合計

26

26

当期純損失(△)

718

1,194

非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)

0

0

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

718

1,194

 

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、商品及び提供するサービスについて包括的な戦略を立案し事業活動を展開しております。従って、事業部を基礎とした商品及び提供するサービス別セグメントから構成されており、「加工食品事業」及び「食肉事業」の2つを報告セグメントとしております。

「加工食品事業」は、主にハム・ソーセージ・加工食品の製造及び販売を主な事業としており、「食肉事業」は、主に食肉の生産及び販売を主な事業としております。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1,※3 2,338

※1,※3 2,299

 

 

受取手形

15

15

 

 

売掛金

2,362

2,568

 

 

商品及び製品

894

964

 

 

仕掛品

51

39

 

 

原材料及び貯蔵品

211

214

 

 

前払費用

24

26

 

 

未収入金

13

10

 

 

その他

※2 2

※2 4

 

 

貸倒引当金

13

18

 

 

流動資産合計

5,902

6,125

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※1 2,367

※1 2,121

 

 

 

構築物

※1 48

※1 56

 

 

 

機械及び装置

※1 659

※1 711

 

 

 

車両運搬具

3

2

 

 

 

工具、器具及び備品

※1 62

※1 45

 

 

 

土地

※1 2,676

※1 2,035

 

 

 

リース資産

105

73

 

 

 

建設仮勘定

8

-

 

 

 

有形固定資産合計

5,931

5,046

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

41

30

 

 

 

リース資産

60

47

 

 

 

電話加入権

21

21

 

 

 

無形固定資産合計

123

99

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※1 2,055

※1 1,995

 

 

 

関係会社株式

42

42

 

 

 

出資金

42

42

 

 

 

関係会社長期貸付金

480

480

 

 

 

破産更生債権等

7

6

 

 

 

長期前払費用

1

0

 

 

 

敷金及び保証金

86

86

 

 

 

保険積立金

34

34

 

 

 

その他

※2 115

※2 106

 

 

 

貸倒引当金

372

362

 

 

 

投資その他の資産合計

2,493

2,431

 

 

固定資産合計

8,547

7,577

 

資産合計

14,450

13,703

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

451

557

 

 

買掛金

※2 1,628

※2 1,632

 

 

短期借入金

※1 3,800

※1 3,900

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 279

※1 353

 

 

リース債務

52

40

 

 

未払金

※1,※2 425

※1,※2 478

 

 

未払費用

85

86

 

 

未払法人税等

46

44

 

 

未払消費税等

4

19

 

 

預り金

39

39

 

 

賞与引当金

154

154

 

 

その他

5

77

 

 

流動負債合計

6,972

7,383

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※1 1,779

※1 1,951

 

 

リース債務

117

84

 

 

退職給付引当金

1,499

1,454

 

 

役員退職慰労引当金

340

356

 

 

繰延税金負債

239

216

 

 

その他

37

38

 

 

固定負債合計

4,015

4,100

 

負債合計

10,987

11,484

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

2,691

2,691

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

1,503

1,503

 

 

 

資本剰余金合計

1,503

1,503

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

1,255

2,450

 

 

 

利益剰余金合計

1,255

2,450

 

 

自己株式

80

81

 

 

株主資本合計

2,858

1,664

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

604

555

 

 

評価・換算差額等合計

604

555

 

純資産合計

3,463

2,219

負債純資産合計

14,450

13,703

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

24,420

24,895

売上原価

※1 20,638

※1 21,027

売上総利益

3,781

3,868

販売費及び一般管理費

※1,※2 4,155

※1,※2 4,242

営業損失(△)

374

373

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

48

50

 

不動産賃貸料

56

55

 

受取手数料

4

4

 

補助金収入

21

2

 

その他

17

20

 

営業外収益合計

148

133

営業外費用

 

 

 

支払利息

67

66

 

不動産賃貸費用

29

28

 

その他

3

3

 

営業外費用合計

100

98

経常損失(△)

326

338

特別利益

 

 

 

有形固定資産売却益

186

-

 

抱合せ株式消滅差益

13

-

 

特別利益合計

199

-

特別損失

 

 

 

減損損失

※3 550

※3 830

 

特別損失合計

550

830

税引前当期純損失(△)

676

1,169

法人税、住民税及び事業税

24

24

法人税等合計

24

24

当期純損失(△)

701

1,194