キリンホールディングス株式会社

Kirin Holdings Company, Limited
中野区中野四丁目10番2号
証券コード:25030
業界:食料品
有価証券報告書の提出日:2023年3月30日

(1) 最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移

 

回次

第180期

第181期

第182期

第183期

第184期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上収益

(百万円)

1,930,522

1,941,305

1,849,545

1,821,570

1,989,468

税引前利益

(百万円)

246,852

116,823

124,550

99,617

191,387

親会社の所有者に帰属する
当期利益

(百万円)

164,202

59,642

71,935

59,790

111,007

親会社の所有者に帰属する
当期包括利益

(百万円)

104,093

54,134

64,028

109,631

189,195

親会社の所有者に帰属する
持分

(百万円)

906,578

906,576

838,584

894,179

980,022

資産合計

(百万円)

2,303,624

2,412,874

2,459,363

2,471,933

2,542,263

1株当たり親会社所有者
帰属持分

(円)

1,032.55

1,043.57

1,005.96

1,072.69

1,210.16

基本的1株当たり
当期利益

(円)

183.57

68.00

85.57

71.73

135.08

希薄化後1株当たり
当期利益

(円)

183.53

67.98

85.54

71.70

135.07

親会社所有者帰属持分比率

(%)

39.4

37.6

34.1

36.2

38.5

親会社所有者帰属持分
利益率

(%)

17.7

6.6

8.2

6.9

11.8

株価収益率

(倍)

12.52

35.15

28.45

25.75

14.89

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

198,051

178,826

164,839

219,303

135,562

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

47,389

175,619

115,981

56,408

10,399

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

226,699

9,997

52,474

180,463

167,835

現金及び現金同等物の
期末残高

(百万円)

173,102

165,671

161,667

149,488

88,060

従業員数
[外、平均臨時雇用者数]

(人)

30,464

31,040

31,151

29,515

30,538

5,912

4,677

5,063

4,077

4,012

 

(注) 1 国際会計基準(以下、「IFRS」という。)により連結財務諸表を作成しております。

2 百万円未満を四捨五入して記載しております。

3 売上収益及び税引前利益は、継続事業の金額を表示しております。

4 企業結合で取得した無形資産に関する税効果について、第181期に会計方針を変更したことに伴い、第180期の財務数値を遡及修正しております。

 

 

(2) 提出会社の最近5事業年度に係る主要な経営指標等の推移

 

回次

第180期

第181期

第182期

第183期

第184期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

106,823

138,629

138,798

139,504

152,789

経常利益

(百万円)

95,698

77,666

72,043

73,830

76,878

当期純利益

(百万円)

190,876

147,226

79,333

77,251

48,679

資本金

(百万円)

102,046

102,046

102,046

102,046

102,046

発行済株式総数

(千株)

914,000

914,000

914,000

914,000

914,000

純資産額

(百万円)

981,492

1,041,712

987,054

1,007,022

951,119

総資産額

(百万円)

1,701,443

1,945,335

1,969,497

1,996,761

1,898,795

1株当たり純資産額

(円)

1,117.87

1,199.12

1,184.06

1,208.06

1,174.47

1株当たり配当額

(円)

51.00

64.00

65.00

65.00

69.00

 (内1株当たり中間配当額)

(円)

(24.00)

(31.50)

(32.50)

(32.50)

(32.50)

1株当たり当期純利益金額

(円)

213.39

167.87

94.37

92.67

59.24

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

57.7

53.5

50.1

50.4

50.1

自己資本利益率

(%)

19.76

14.55

7.82

7.75

4.97

株価収益率

(倍)

10.77

14.24

25.79

19.93

33.95

配当性向

(%)

23.9

38.1

68.9

70.1

116.5

従業員数

(人)

20

1,070

1,117

1,156

914

株主総利回り

(%)

82.7

88.2

92.0

73.6

81.9

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(84.0)

(99.2)

(106.6)

(120.2)

(117.2)

最高株価

(円)

3,199.00

2,729.00

2,591.00

2,430.00

2,306.00

最低株価

(円)

2,163.00

2,033.00

1,826.00

1,788.00

1,739.00

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2  提出会社の従業員数については、関係会社等から提出会社への出向者を含む就業人員を記載しております。

3  百万円未満を四捨五入して記載しております。

4  最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所第一部、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

当社創立以後のキリングループ(当社及び関係会社)に係る主要事項は次のとおりであります。

年 月

主  要  事  項

1907年2月

麒麟麦酒㈱(現・キリンホールディングス㈱)設立

1907年7月

東京株式取引所に上場

1928年3月

清涼飲料製造開始

1949年5月

東京、大阪各証券取引所再開と同時に株式上場

1963年4月

自動販売サービス㈱(現・キリンビバレッジ㈱)設立

1972年8月

キリン・シーグラム㈱(現・キリンディスティラリー㈱)設立

1975年8月

◆「昭和50年度構造計画~安定成長への布石~」策定、第一次多角化

1976年6月

小岩井乳業㈱設立

1977年5月

KW Inc.(現・Coca-Cola Beverages Northeast, Inc.)設立

1981年12月

◆「長期経営ビジョン(第21次長期計画)」策定、第二次多角化 

1983年5月

㈱キリンシティ(現・キリンシティ㈱)設立

1983年8月

ハイネケン ジャパン㈱(現・ハイネケン・キリン㈱)設立

1988年3月

キリンエンジニアリング㈱設立

1988年5月

台湾麒麟工程股份有限公司(現・台湾麒麟啤酒股份有限公司)設立

1990年4月

麒麟麦酒㈱が腎性貧血治療剤「エスポー®」(EPO製剤)を発売

1991年1月

キリンレモン㈱が麒麟麦酒㈱清涼飲料事業部門の営業譲渡を受けキリンビバレッジ㈱に商号変更

1991年10月

Kirin Europe GmbH設立

1996年7月

Kirin Brewery of America, LLC 設立

1996年12月

珠海麒麟統一啤酒有限公司(現・麒麟啤酒(珠海)有限公司)設立

1998年4月

LION NATHAN LTD.(現・LION PTY LTD)に資本参加

1999年9月

◆長期経営ビジョン「KG21」策定

2002年2月

Four Roses Distillery, LLC設立

2002年3月

San Miguel Corporationに資本参加

2002年4月

㈱永昌源を連結子会社化

2004年12月

麒麟(中国)投資有限公司設立

2005年1月

San Miguel Corporationへの追加投資 (同年4月にも追加投資)

2006年5月

◆長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」(KV2015)を策定

2006年10月

キリンビバレッジ㈱を完全子会社化

2006年12月

メルシャン㈱を連結子会社化

2007年7月

純粋持株会社制を導入、キリンホールディングス㈱に商号変更

2007年7月

麒麟麦酒㈱発足

2007年7月

キリンファーマ㈱発足、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ネスプ®」を発売

2007年12月

協和醱酵工業㈱に資本参加

2007年12月

National Foods Limited(2011年にLion-Dairy & Drinks Pty Ltdに商号変更)を完全子会社化

※2021年1月に株式譲渡完了

 

 

年 月

主  要  事  項

2008年10月

協和醱酵工業㈱とキリンファーマ㈱が合併し、協和発酵キリン㈱(現・協和キリン㈱)発足

2008年10月

協和発酵バイオ㈱設立

2008年11月

Dairy FarmersをNational Foods Limited傘下とし、完全子会社化

2009年4月

SAN MIGUEL BREWERY INC.株式取得(同年5月 San Miguel Corporation 株式売却)

2009年10月

オセアニアにおける酒類事業LION NATHAN LTD.と飲料事業National Foods Limitedをオセアニア綜合飲料事業として統括

※2021年1月に飲料事業の譲渡が完了し、オセアニア綜合飲料事業はオセアニア酒類事業に名称を変更(現・LION PTY LTD)

2010年7月

Fraser and Neave, Limitedに資本参加

※2013年2月に株式譲渡完了

2010年10月

Kirin Holdings Singapore Pte, Ltd.設立

2010年12月

メルシャン㈱を完全子会社化

2011年3月

Interfood Shareholding Companyを連結子会社化

2011年8月

華潤麒麟飲料(大中華)有限公司設立

※2022年8月に株式譲渡完了

2011年10月

スキンカリオール・グループ(2012年ブラジルキリンに商号変更)を連結子会社化し、11月に完全子会社化

※2017年6月に株式譲渡完了

2012年10月

◆長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2021」(KV2021)を策定

2013年1月

キリン㈱(現・キリンホールディングス㈱)設立、CSV本部を新設

2015年1月

スプリングバレーブルワリー㈱設立

2015年8月

Myanmar Brewery Limitedを連結子会社化

※2023年1月に株式譲渡完了

2016年2月

◆新長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2021」(新KV2021)に改定

2016年2月

「コーポレートガバナンス・ポリシー」を策定

2017年2月

ブルックリンブルワリー・ジャパン㈱設立

2017年12月

Mandalay Brewery Limitedを連結子会社化

※2023年1月に株式譲渡完了

2018年10月

Thorne Research, Inc.(現・Thorne HealthTech, Inc.)に資本参加

2019年2月

◆長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」(KV2027)を策定

2019年4月

当社が協和キリン㈱から協和発酵バイオ㈱の株式を95%取得

※2023年1月に完全子会社化

2019年7月

当社がキリン㈱を吸収合併

2019年9月

㈱ファンケルに資本参加

2020年1月

New Belgium Brewing Company, Inc.を完全子会社化

2021年11月

Fermentum Pty Ltdを完全子会社化

2022年1月

Bell's Brewery Inc.を完全子会社化

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、純粋持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社148社、持分法適用会社30社によって構成されております。当社は、持株会社として、グループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への専門サービスの提供を行っております。当社グループの主な事業の内容と主な会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。

以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

また、当社は特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

<国内ビール・スピリッツ事業>

麒麟麦酒㈱(連結子会社)を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。

 

<国内飲料事業>

キリンビバレッジ㈱(連結子会社)を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。

 

<オセアニア酒類事業>

LION PTY LTD(連結子会社)を統括会社としてオセアニア地域等におけるビール、洋酒等の製造・販売を行っております。

 

<医薬事業>

協和キリン㈱(連結子会社、東京証券取引所プライム市場上場)を統括会社として医薬品の製造・販売を行っております。

 

<その他>

メルシャン㈱(連結子会社)は、日本における酒類の輸入・製造・販売を行っております。Coca-Cola Beverages Northeast,Inc.(連結子会社)は、米国におけるコカ・コーラ製品の製造・販売を行っております。協和発酵バイオ㈱(連結子会社)は、医薬品原料、各種アミノ酸、健康食品の製造・販売を行っております。SAN MIGUEL BREWERY INC.(持分法適用会社)は、フィリピン等におけるビールの製造・販売を行っております。㈱ファンケル(持分法適用会社)は、日本における化粧品、健康食品の製造・販売を行っております。Myanmar Brewery Limited(連結子会社、MBL)及びMandalay Brewery Limited(連結子会社、MDL)は、ミャンマーにおけるビールの製造・販売を行っております。なお、「第5 [経理の状況] 1[連結財務諸表等] [連結財務諸表注記] 39.後発事象」に記載の通り、当社は、2023年1月23日に当社の連結子会社であるKirin Holdings Singapore Pte. Ltd.が保有するMBL及びMDLの全株式(発行済株式数の51%)をMBL及びMDLに譲渡(MBL及びMDLによる自己株式取得)しました。

 

 

事業の系統図及び主要な会社名は次のとおりであります。

 

 


 

4 【関係会社の状況】

(1) 連結子会社  148社

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

麒麟麦酒㈱           *1*3

東京都中野区

30,000

国内ビール・スピリッツ

100.0

資金の貸付、設備の賃貸借

役員の兼任…有

㈱永昌源

東京都中野区

90

国内ビール・スピリッツ

99.9

(99.9)

設備の賃貸

 

キリンディスティラリー㈱

静岡県御殿場市

10

国内ビール・スピリッツ

100.0

(100.0)

 

資金の貸付

 

スプリングバレーブルワリー㈱

東京都渋谷区

60

国内ビール・スピリッツ

100.0

(100.0)

なし

麒麟(中国)投資有限公司     *1

中国上海市

143,000
千米ドル

国内ビール・スピリッツ

100.0

なし

麒麟啤酒(珠海)有限公司

中国広東省

84,700
千米ドル

国内ビール・スピリッツ

100.0

(100.0)

なし

台湾麒麟啤酒股份有限公司

台湾台北市

64,000
千台湾ドル

国内ビール・スピリッツ

100.0

(100.0)

なし

Kirin Europe GmbH

ドイツ
デュッセルドルフ市

77
千ユーロ

国内ビール・スピリッツ

100.0

(100.0)

なし

キリンビバレッジ㈱        *4

東京都千代田区

8,417

国内飲料

100.0

資金の貸付、設備の賃貸借

役員の兼任…有

LION PTY LTD                  *1

オーストラリア
ニューサウスウェールズ州

7,530,940
千豪ドル

オセアニア
酒類

100.0

役員の兼任…有

Kirin Foods Australia Holdings Pty Ltd                     *1

オーストラリア
ニューサウスウェールズ州

500,000
千豪ドル

オセアニア
酒類

100.0

(100.0)

なし

Lion-Beer,Spirits & Wine Pty Limited

*1

オーストラリア
ニューサウスウェールズ州

1,500,000
千豪ドル

オセアニア
酒類

100.0

(100.0)

なし

Lion (NZ) Limited           *1

ニュージーランド
オークランド州

414,794

千ニュージーランドドル

オセアニア
酒類

100.0

(100.0)

なし

New Belgium Brewing Company, Inc.

                            *1

アメリカ

コロラド州

396,585

千米ドル

オセアニア

酒類

100.0

(100.0)

なし

Lion Global Craft Beverages Pty Ltd                     

*1

オーストラリア
ニューサウスウェールズ州

259,449

千豪ドル

オセアニア
酒類

100.0

なし

Fermentum Pty Ltd              

オーストラリア
ニューサウスウェールズ州

30,304

千豪ドル

オセアニア
酒類

100.0

(100.0)

なし

Bell's Brewery Inc.

アメリカ

ミシガン州

887

米ドル

オセアニア

酒類

100.0

(100.0)

なし

協和キリン㈱         *1*2*5

東京都千代田区

26,745

医薬

53.8

役員の兼任…有

Kyowa Kirin Asia Pacific Pte.Ltd.                  

                            *1

シンガポール

123,045
千シンガポールドル

医薬

100.0

(100.0)

なし

メルシャン㈱             

東京都中野区

3,000

その他

100.0

資金の貸付、設備の賃貸借

役員の兼任…有

Kirin Holdings Singapore Pte,Ltd.

 *1

シンガポール

4,925,072
千豪ドル

その他

100.0

なし

Myanmar Brewery Limited       *6

ミャンマー
ヤンゴン市

16,207
百万ミャンマー

チャット

その他

51.0

(51.0)

役員の兼任…有

Mandalay Brewery Limited        *6

ミャンマー
マンダレー市

12,572

千米ドル

その他

51.0

(51.0)

なし

Interfood Shareholding Company

ベトナム
ドンナイ省

871,410
百万ベトナムドン

その他

95.7

(95.7)

なし

Coca-Cola Beverages Northeast, Inc.

アメリカ
ニューハンプシャー州

930
千米ドル

その他

100.0

役員の兼任…有

協和発酵バイオ㈱

東京都千代田区

10,000

その他

100.0

(5.0)

資金の貸付、設備の賃借

役員の兼任…有

小岩井乳業㈱

東京都中野区

100

その他

99.9

設備の賃貸

キリンシティ㈱

東京都中央区

100

その他

100.0

(100.0)

資金の貸付

Four Roses Distillery, LLC

アメリカ
ケンタッキー州

60,000
千米ドル

その他

100.0

(100.0)

資金の貸付

Kirin Brewery of America, LLC

アメリカ
カリフォルニア州

13,000
千米ドル

その他

100.0

(100.0)

資金の貸付

その他118社

 

 

(2) 持分法適用会社  30社

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

㈱ヤッホーブルーイング

長野県軽井沢町

10

国内ビール・スピリッツ

33.3

(33.3)

なし

ハイネケン・キリン㈱

東京都中央区

200

国内ビール・スピリッツ

49.0

(49.0)

なし

Brooklyn Brewery Corporation

アメリカ

ニューヨーク州

3,729

米ドル

国内ビール・スピリッツ

25.5

(25.5)

なし

SAN MIGUEL BREWERY INC.

フィリピン
メトロマニラ

15,410
百万フィリピンペソ

その他

48.6

役員の兼任…有

㈱ファンケル             *2

神奈川県横浜市

10,795

その他

32.7

役員の兼任…有

Thorne HealthTech, Inc.

アメリカ

ニューヨーク州

528,124

米ドル

その他

29.7

役員の兼任…有

その他 24社

 

(※) 1  主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2  議決権の所有割合の(  )内は間接所有割合で内数を記載しております。

3  *1:特定子会社に該当します。

4  *2:有価証券報告書を提出しております。

5  *3:麒麟麦酒㈱は、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。

          主要な損益情報等  ①  売上収益                  635,081百万円

                            ②  税引前利益                  17,961百万円

                            ③  当期利益                    11,494百万円

                            ④  資本合計                    49,494百万円

                            ⑤  資産合計                 392,427百万円

6  *4:キリンビバレッジ㈱は、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。

          主要な損益情報等  ①  売上収益                   216,463百万円

                            ②  税引前利益                   4,758百万円

                            ③  当期利益                    3,142百万円

                            ④  資本合計                    50,526百万円

                            ⑤  資産合計                   123,721百万円

7  *5:協和キリン㈱は、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えておりますが、同社は有価証券報告書提出会社であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

8  *6:Myanmar Brewery Limited及びMandalay Brewery Limitedは2023年1月23日に譲渡が完了しております

9 上記はIFRSで要求される開示の一部であり、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 34.子会社一覧」で上記を参照しております。

 

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

国内ビール・スピリッツ

4,275

[855]

国内飲料

3,467

[562]

オセアニア酒類

4,049

[469]

医薬

5,982

[214]

その他

11,446

[1,912]

全社(共通)

1,319

[-]

合計

30,538

[4,012]

 

(注) 1  従業員数は就業人員であります。

2  臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3  臨時従業員数には、派遣社員を除いております。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

914

42.49

15.0

9,426,260

 

 

 

女性経営職比率(%)

男女間賃金差異(%)

男性育児休暇取得者(%)

10.6

  ①全労働者       70.5
  ②正規雇用労働者    71.2

  ③非正規雇用労働者  44.9

73.0

 

(注) 1  従業員数は就業人員であります。

   2  平均勤続年数は、雇用形態等により積算方法が異なるため概算となります。

     3  平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

   4  女性経営職比率、男女間賃金差異、男性育児休暇取得者の集計対象を、キリンホールディングス原籍  

         者としています。

     5 男女間賃金差異、男性育児休業取得者率は、厚生労働省の算出方法をベースとしております。

     6 前事業年度末に比べ従業員数が242名減少しておりますが、主にキリンホールディングスにて機能分

     担を行い各事業会社へ従業員が異動したためです。

 

(3) 労働組合の状況

労使関係について特に記載すべき事項はありません。

 

 

2 【事業等のリスク】

(1) リスクマネジメントの考え方

 キリングループでは、経営目標の達成や企業の継続性に大きな影響を与える不確実性を「リスク」、ある時点を境にリスクが顕在化し対応に緊急性を要するものを「クライシス」と定義しており、ステークホルダーからの信頼を持続的に獲得できるよう、リスクの低減や未然防止を図り、リスクを許容範囲内に収めることをリスクマネジメントの基本方針としています。戦略とリスクは表裏一体であると捉え、戦略選択の局面や戦略実行フェーズにおけるリスク、また、クライシスに転ずるリスクについても様々な観点から分析を行い、適切なリスクコントロール策を検討、実行しています。なお、リスク情報は、当社ホームページなどを通じて適時適切に開示してまいります。

 

(2)リスクマネジメント体制及び、グループ重要リスクの確定プロセスとモニタリング

 キリングループでは、キリンホールディングスの常務執行役員以上で構成され、リスク担当執行役員が委員長を務める「グループリスク・コンプライアンス委員会」を設置しています。同委員会は、リスク情報の収集やリスクコントロール、中計や年度におけるグループリスク方針やコンプライアンスの重要項目の立案、リスク低減に向けた取り組み、リスク顕在化時の情報共有や対策の実施、グループ会社への必要な指示や支援など、リスクマネジメント活動の全般を統括しています。また、取締役会ではグループ重要リスクの審議や報告を通じ、リスクマネジメントの有効性を監督しています。(図1)

 グループ重要リスクの確定プロセスについては、各年度で設定するキリングループのリスクマネジメント方針に基づき、グループ会社で戦略・事業遂行上のリスクや重大なクライシスに転ずる可能性のあるリスクを検討し抽出しています。キリンホールディングスではこれら事業固有のリスクを集約し、またグループ全体に共通するリスクについて精査します。それぞれのリスクについて全社的な経営の観点からグループリスク・コンプライアンス委員会において経済的損失や事業継続性、レピュテーション棄損などグループとして影響度が大きなリスクを定量・定性の両面で総合的に評価し、発生確率を踏まえて優先順位の高いリスクを選定しています。これを取締役会にて審議し、グループ重要リスクとして確定させています。(図2)

 グループ重要リスクについては、影響度と発生確率を踏まえてリスクマップ上で一元化して管理し、最重要リスクについては取締役会でも状況変化の確認や対策の見直しを行っています。キリンホールディングスおよび当該グループ会社ではリスク内容に応じた各種の対策を立案し実行していますが、キリンホールディングスはグループ会社に対して必要な支援や指示を行い、グループ会社はキリンホールディングスに報告や相談を行うなど、相互に連携することでリスクマネジメントを推進・運用しています。(図3、4)また、各グループ会社およびキリンホールディングスは四半期ごとに戦略・リスクの両面からモニタリングを実施し、戦略リスクを適切に管理・統制すると共に、クライシスに転ずるリスクの顕在化の未然防止を図り、転化した場合はその影響を最小限に留めるなど、各種のリスクマネジメント体制を整備し、リスクの低減や適切な管理に努めています。

 

(図1)


 

(図2)


 

  (図3)(図4)


 

(3) キリングループの主なリスク

キリングループの戦略・事業その他を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しています。以下に記載したリスクは、キリングループの全てのリスクを網羅したものではなく、記載以外のリスクも存在し、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。主なリスクは、「各事業領域におけるリスク」と「各事業領域共通のリスク」に分類しています。なお、本文中における将来に関する事項は、別段の記載がない限り当年度末において当社が判断した内容に基づきます。

 

①   各事業領域におけるリスク

事業分野

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

食領域

・事業環境の変化への対応に関するリスク

・原材料価格・燃料価格の高騰に関するリスク

・新規事業の成否に関するリスク

・市場環境や嗜好の変化、販売価格の変動、競合他社の動向等により、販売計画を達成できない
・原材料価格・燃料価格の高騰により調達コストが上昇し、製造原価に影響を及ぼす

・新規事業が市場に浸透せず、売上・利益が下振れし、事業計画が遅滞する

主な対策、その他リスクの状況認識等

食領域につきましては、キリングループの主力事業分野であり、リスクが発現した場合には甚大な影響があると考えています。食領域における既存事業については事業環境の変化に対してこれまでに培った知見を基にリスクへの対応策を実施しています。また、新規事業については将来への種まきとして持続的な成長につなげるべく高付加価値商品の拡大に取り組んでいますが、新たなリスクに直面する可能性も想定し、適切に備え、対処することでリスクの低減に努めています。加えて、地政学リスクに起因する原材料や燃料価格の高騰が直接的に収益に影響を与える可能性や、国内ホームタップ・グローバルなクラフトビール展開の成否による中長期的な事業計画への影響を考慮し、それぞれグループ重要リスクの一つとして位置づけています。
 (具体的な対策につきましては、「経営方針、経営環境および対処すべき課題」に記載しています)

 

 

 

事業分野

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

医領域

・グローバル戦略品の価値最大化に関するリスク
・製品品質・安定供給に関するリスク

・研究開発に関するリスク
・医療費抑制策に関するリスク

・上市準備の遅延等により事業エリア拡大が遅れる、潜在患者の掘り起こしの難航などで市場に浸透しない

・製品の安全性や品質に懸念が生じ、急激な需要増/需給逼迫により安定供給に支障が発生する

・パイプラインの拡充が進まず、将来の成長性と収益性が低下する

・国内外において医療費抑制の圧力による製品の価格引き下げ、後発医薬品への移行が進む

主な対策、その他リスクの状況認識等

医領域においては、グローバル戦略品の価値最大化に向けて、市場浸透施策や欧米を中心とした事業地域の拡大を進めており、製品の品質保証体制と安定供給体制といった基盤の強化も重要と考えています。グローバル品質保証委員会等によるモニタリングや、独立した専門の監査チームによる自社や委託先の品質監査を実施するとともに、委託先の拡充、自社工場への設備投資、需給計画の可視化や製造作業効率化のためのデジタル化推進等に取り組んでいます。また、国内外において医薬費抑制の圧力が高まっていますが、各国の医療政策動向を注視するとともに、患者さんにLife-changingな医薬品を確実にお届けするために、その医薬品のもつ価値を多様な側面から評価する方策を戦略的に検討しています。また、上市後の価格設定については、各国制度に準拠しながら、革新的な医薬品を継続的に創出していくために適正な売上収益を確保できるよう、事業への影響を評価しています。
 (詳細につきましては、協和キリン社の有価証券報告書に記載しています)

 

 

 

事業分野

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

ヘルスサイエンス領域

・社会課題に対し独自の商品やサービスを提供できないリスク

・競合等の外部環境変化への対応が遅れるリスク
・組織能力が不足し付加価値を高められないリスク
・品質保証、製品の安全性、欠品に関するリスク

・有効なビジネスモデルが構築できずに、販売計画が未達となる
・組織体制の構築と事業を担う人財の育成・獲得・強化が遅れ、グループ間の連携やシナジー効果が発揮できず、新たな価値創造を伴う高収益モデルが構築できない

・生産計画通りに製造が進まず商品の欠品が発生する

・機能性表示食品において、品質トラブル、エビデンス不足、有害事象、不適切な情報を発信する

主な対策、その他リスクの状況認識等

ヘルスサイエンス領域は新規事業を多く抱え、戦略的にリスクを取って事業の拡大を目指しており、次世代の成長機会の探索、また、その実現に向けて、ステージゲート制度やCVCの運用を実施するなど、グループ内の協業の加速、シナジー発揮に取り組んでいます。機能性表示食品を有する免疫領域では、お客様の日常への免疫ケア習慣の定着を目指し、プラズマ乳酸菌についての認知拡大、機能啓発とともに、外部導出も含めた市場活性化により、早期の成果創出とビジネスモデルの確立を目指しています。既存事業とは異なる領域での事業推進にあたり、迅速果断な意思決定を実行するため、また、適時適切なリスクコントロールができるよう、リスクマネジメントの観点でも組織能力の拡充とガバナンスの強化を図ってまいります。
 (具体的な対策につきましては、「経営方針、経営環境および対処すべき課題」に記載しています)

 

 

 

②   各事業領域共通のリスク

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

人財確保・育成

・グループ経営を推進する人財や事業活動に必要な高い専門性を持った人財を十分に確保・育成できないリスク

・人財マネジメントの仕組みが従業員の理解を得られないリスク

・競争優位性のある組織能力が実現しない

・想定した体制への移行が進まず、組織能力が低下し、経営戦略の実現に支障が出る

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループは、人財は価値創造の源泉と捉えています。経営戦略の実行に求められる人財の確保・育成に向けて、機能を軸とした専門性をより重視する人財マネジメントの仕組み化に取り組むとともに、多様な価値観・専門性を持った人財が集い、多様性を受容して違いを力に変える組織風土の醸成を目指しています。多様な人財と挑戦する風土は企業の根幹であるとの認識のもと、中長期視点で経営戦略と人財戦略の連動性を高め、持続的な事業成長と企業価値向上に取り組んでまいります。

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

情報技術

・DXの取り組みが進まず、競合劣後となるリスク

・DX専門人財の確保・育成が計画通りに進まないリスク

・サプライチェーンの効率化が進まず、高コストとなり利益の拡大が限定的になる

・消費者の動向把握などが不十分で顧客ニーズに応える商品が提供できず、売上・利益が限定的となる

・DXの推進に必要な要員が不足し、取り組みが遅延する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、テクノロジーやデータを活用した業務プロセスの変革が進み、既存業務の効率化を実現するとともに、顧客理解やプロダクト/サービスの開発工程のプロセス変革を進めるなど、新たな価値創出に取り組んでいます。各グループ会社・各部門での自律的なDX推進の実現に向けて、DXを推進できる人財を確保するとともに独自のプログラムによる人財育成を進め、体制の充実と組織能力の強化を図ってまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

品質

・品質保証の取り組みの範囲を超えて、予期し得ない品質問題が発生するリスク

・不適切な表現により、関係官庁からの改善命令や指導を受けるリスク

・製品の製造中止や回収または損害賠償請求などにより、多額の費用の発生や事業活動の制限がなされる

・お客様からの信頼を失い、企業ブランド価値が低下する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、経営の原点である「お客様本位」「品質本位」に基づきお客様への安全・安心な商品・サービスの提供を何よりも優先することを「キリングループ品質方針」および「行動指針」で宣言しています。グループの自社工場で製造する製品や製造委託工場・輸入品等の他社製造品について、「キリングループ グローバル品質マネジメントの原則」の考え方に基づいて品質保証システムを整備し、グループ全体で製品の品質モニタリングや品質保証の仕組みの監査を実施する等、品質保証に最大限努めています。また、表示・広告等における表現についても、22年7月に「マーケティングコミュニケーションポリシー」を定め、社会情勢の変化も捉えながら高い倫理観をもって制作に取り組むこととし、さらには品質マニュアルを改訂して表示・広告に関する品質総括責任者の役割と権限を明確にすることで、チェック機能の強化を図っています。全部門にわたって「お客様本位」「品質本位」を大切にする組織風土の醸成に引き続き取り組んでまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

人権

・キリングループの行うビジネスが、バリューチェーンの各プロセスやビジネスパートナーを含めて、直接または間接的に人権に影響を及ぼすリスク

・企業ブランドイメージの低下を招く、あるいは事業縮小・撤退を余儀なくされる
・法令に違反する場合は罰金や訴訟、または経済的な制裁措置を受ける

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、人権の尊重は全ての事業活動の土台であるとの認識の下、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に準拠した「キリングループ人権方針」を2018年に策定し、2022年にはサステナビリティ全体を統括するグループCSV委員会傘下の会議体として「グループ人権会議」を位置づけ、人権尊重を推進する取り組みを強化しています。人身取引を含む奴隷労働や強制労働、児童労働を認めない他、人種、民族、国籍、社会的身分、門地、性別、障害の有無、健康状態、思想・信条、性的指向・性自認及び職種や雇用形態の違い等に基づくあらゆる差別を禁止しています。また、全てのビジネスパートナーに対して「キリングループ人権方針」の支持を期待するとともに、人権デューデリジェンスの取り組みを進めています。その結果、人権への負の影響やそれを助長したことが明らかになった場合には、適切かつ効果的な救済措置を講じてまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

環境

・気候変動による物理的リスク

・脱炭素社会への移行リスク

・技術開発等が遅れ、環境問題の解決が困難になる・遅延するリスク

・温暖化や渇水・洪水による原材料農産物の収量減による調達コスト増、渇水・洪水による操業停止

・炭素税などによる燃料費・農産物コストの上昇

・企業に対する社会の期待に十分に応えられず、企業価値が低下する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、様々な環境問題を統合的に解決するために長期戦略「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、その達成に向けて取り組んでいます。気候変動に伴う原材料農産物の収量減といった物理的リスクやカーボンプライシング等の移行リスク、アセットへの影響に対しては、TCFD提言に基づくシナリオ分析により財務影響や戦略のレジリエンスを評価し、必要な方針・戦略の修正や取り組みの深化を進めています。プラスチック容器の問題では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量のリサイクル樹脂50%(「キリングループプラスチックポリシー」)を目指して、ケミカルリサイクルによるPET再資源化に向けた技術検討と実用化を目指す他企業との共同プロジェクトを開始しています。相互に関連する環境問題である生物資源、水資源、容器包装、気候変動を統合的に解決し、持続可能な地球環境を次世代につなぎます。

(具体的な対策につきましては、「経営方針、経営環境および対処すべき課題」に記載しています)

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

アルコールの負の影響

・世界的な規模で酒類販売・マーケティングに関して将来的に規制が強化されるリスク

・酒類の消費が減少する

・企業ブランドの価値が低下する

主な対策、その他リスクの状況認識等

アルコールの有害摂取による負の影響に関して、WHOは世界的な規模での酒類販売・マーケティングに関する将来的な規制に向けた議論をしています。キリングループは、酒類を製造・販売する企業グループの社会的責任を果たすために、全ての酒類事業展開国においてアルコールの有害摂取の根絶に向けた取り組みを推進しています。広告・宣伝活動にあたっては責任ある飲酒に関するグローバルマーケティング指針や厳しい自主基準を遵守する他、IARDをはじめ国内外の業界団体と連携した取り組みを進めるとともに、ノンアルコール、低アルコール飲料の開発や適正な飲酒に関する正しい知識の普及や意識の啓発を行っています。社会情勢の変化に対応しながらアルコールの有害摂取根絶に向けた取り組みを着実に進展させてまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

サプライチェーン

・地震・台風などの大規模自然災害や感染症、地政学リスクの影響等によりサプライチェーンが分断するリスク

・事業所等の閉鎖や事業活動を縮小・停止する

・地域紛争やテロ、または最盛期の販売量の急増等により、調達・製造・物流能力が供給に追いつかず遅配や欠品が発生する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは災害・事故等への対応としてBCP(事業継続計画)を策定しています。経営資源を起点に対策を考えるオールハザード型のBCPを基に、複数のグループ会社を対象として、22年7月に物流面の機能発揮状況を確認する訓練を合同で実施しました。サプライチェーンにおいては、災害・事故等による影響の他、国内ではトラックのドライバー不足等、人財確保が深刻な課題となっており、また、海外ではテロや政治的な不安が顕在化することによるサプライチェーンの分断が懸念され、各事業では、需給予測精度の向上や物流能力の強化、代替戦略の検討等によるリスクの低減を進めています。これらの継続的な取り組みにより災害や感染症への対応力強化を図っておりますが、不測の事態に備え、引き続きレジリエンスの向上に取り組んでまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

調達

・原材料価格・燃料価格の高騰に関するリスク

・地政学リスク等の影響により、原材料が調達できなくなる、または遅延するリスク

・サプライチェーン上流企業で起こる人権・環境など法令違反のリスク

・調達コストが計画を上回り、事業利益を圧迫する

・原材料について必要量を確保できない、または納品に遅れが生じ、製造計画に影響を及ぼすことで需給調整が発生、長期化する

・調達が困難となり、加えて企業イメージの低下や不買運動が発生する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは価格の高騰に対しては長期契約やデリバティブ、為替ヘッジによるリスクの低減を行い、地政学リスク等への対応として調達先の分散の検討、原材料在庫率の引き上げなど安定調達体制の強化に取り組んでいます。またサプライチェーン上の人権や環境に関するリスクへの対応を重要な経営課題の1つと認識しており、2022年にはSedexへの加入、ステークホルダーダイアログ、人権デューデリジェンスを実施する等、高まる企業への要請に十分に応えられる体制の整備と組織能力の強化に取り組んでいます。サプライヤーに対しては、「キリングループ持続可能なサプライヤー規範」の説明を行うとともに、遵守に向けて承諾書の提出を求め、定期的にその遵守状況を確認しています。さらに、サプライヤーが取引の懸念事項を通報できる通報窓口(ホットライン)も整備しており、サプライヤーとの連携を密にすることで持続可能な調達の推進に取り組んでまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

情報セキュリティ

・サイバー攻撃、情報セキュリティ事故、情報漏洩等に関するリスク

・個人情報や重要な営業秘密の情報漏洩により、お客様の信頼の失墜や損害賠償などが発生する
・サイバー攻撃などにより、業務が停止する、または復旧に時間を要することで事業活動が遅延する

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、深刻化しているサイバー攻撃の脅威に対応するため「KIRIN-CSIRT(Computer Security Incident Response Team)」を構築し、グループ重要リスクの一つとして情報セキュリティ対策に取り組んでいます。グループ内のセキュリティ対応体制を整え、人的・物理的・技術的対策を実施することで、ウィルス感染や外部からの不正アクセスといったサイバー攻撃の脅威への対策強化に努めています。また、サイバー攻撃などでの経済的な影響を低減するためグローバルでサイバー保険の付保を行うなどリスクの移転も含めて対応を行っています。これらにより、一定レベル以下にリスクは低減できていると考えていますが、未知のサイバー脅威などには幅広く情報収集などを行いながら対策を講じてまいります。

(詳細につきましては、「情報セキュリティ報告書」にキリングループの取り組みを記載しています。)

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

コンプライアンス

・法令違反や社会の要請に反した行動が行われるリスク

・法令による処罰・訴訟の提起・社会的制裁を受け、お客様からの信頼を失う

主な対策、その他リスクの状況認識等

キリングループでは、コンプライアンスについて、「法令、社内外の諸規則・ルールの遵守はもちろんのこと、社会からの要請に応え、法的責任と社会が求める倫理的責任を果たすこと」と定義しています。人権やハラスメント、腐敗行為(贈賄を含む)防止や適正飲酒などに関する研修を定期的に実施し、ルールの理解浸透や意識啓発を図り、リスク事案の発生可能性の低減に努めています。また、毎年、従業員コンプライアンス意識調査を実施し、潜在的なリスクの洗い出しにつなげるとともに、回答によっては事実確認や対策を講じることで初期段階でのリスク低減に取り組んでいます。リスク事案の早期発見につなげるべく、内部通報の体制も整備しており、各グループ会社で窓口が設置されているほか、コンプライアンス担当役員直通・監査役直通やグローバルホットラインも設置しています。法令を遵守することはもとより、社会の要請を踏まえた高い倫理観を醸成できるよう、引き続き従業員のコンプライアンス意識の向上を目指してまいります。

 

 

 

項目

想定するリスク

リスクが顕在化した場合の主な影響

財務税務

・為替レートにより円換算後の価値が変動するリスク

・金融市場の変化や格付の変更等により必要資金が調達できないリスク / 資金調達コストが変動するリスク

・各国税制の変化や税務申告における税務当局との見解の相違により、予想以上の税負担が生じるリスク

・現地通貨建て財務諸表の円換算値や、外国通貨建て取引による原材料の調達コストが変動する

・資金調達が制約され運転資金不足が生じる / 高金利での資金調達により金融収支が悪化する

・追加税負担により業績が悪化する、社会的信用が低下する

主な対策、その他リスクの状況認識等

市場環境や為替レート変動による影響は完全に排除できませんが、キリングループではデリバティブを使ったヘッジ等により、業績や財務状況に大きな影響を与える可能性を低減しています。調達手段の多様化やグループキャッシュの一元管理を通した効率化により、資金関連リスクに大きな影響を与える可能性を低減しています。税務コンプライアンスを遵守した適正な納税の徹底により、税務リスクに大きな影響を与える可能性を低減しています。

 

 

上記以外にも、レピュテーションに関するリスク、地政学上のリスク、事業投資に関わるリスク、法改正に伴うリスクなど様々なリスクがあります。これらのリスクの存在を認識した上で、発生の防止・速やかな対応に努めてまいります。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

(協和キリン㈱のアトピー性皮膚炎治療薬「KHK4083」の共同開発・販売に関する契約)

当社の連結子会社である協和キリン㈱(以下「協和キリン」)は、Amgen Inc.(以下「アムジェン」)とヒト型抗OX40モノクローナル抗体KHK4083の自己免疫疾患であるアトピー性皮膚炎等を対象とした共同開発・販売に関する契約を2021年6月1日付で締結し、本契約は米国の独占禁止法に基づく待機期間が終了したことを受けて、2021年7月31日に発効しております。

 

 KHK4083は協和キリンが保有している「完全ヒト抗体作製技術」と抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高める「POTELLIGENT®技術」を利用したヒト型抗OX40モノクローナル抗体であり、活性化T細胞を選択的に減少させることが確認されています。現在、G7地域で約3,000万人以上が罹患しているアトピー性皮膚炎を対象として、本剤は米国、欧州、日本で開発が進められており、アトピー性皮膚炎の治療薬としてファーストインクラスになりうる開発品です。

 

 ADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術を利用した抗体医薬品は、現在、がんや喘息などの治療分野で応用されています。このADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術は、多くの製薬会社にもライセンスされています。

 

 当契約に基づき、アムジェンは本剤の開発や製造を主導し、協和キリンが単独で販売活動を担当する日本を除き、グローバルでの販売活動を主導します。また、両社は米国において本剤のコ・プロモーションを行い、協和キリンは米国以外(日本を除く欧州及びアジア)においてコ・プロモーションを行う権利を有しています。アムジェンは、前連結会計年度において協和キリンに400百万ドルの契約一時金を支払い、今後最大850百万ドルのマイルストンと全世界での売上に対するロイヤルティーを支払います。両社は、日本を除く全世界での開発費及び米国での販売にかかる費用を折半します。なお、日本を除く全世界の市場における本剤の売上はアムジェンに計上されます。さらにアムジェンは、子会社であるdeCODE Genetics社の独自データを活用し、KHK4083のさらなる開発可能性も検討します。

 

(華潤麒麟飲料(大中華)有限公司の株式譲渡について)

当社は、華潤創業有限公司との合弁により、中国において水を中心とした飲料事業を展開する華潤怡宝飲料(中国)投資有限公司の持株会社華潤麒麟飲料(大中華)有限公司の持分をPlateau Consumer Limitedに譲渡する株式譲渡契約を2022年2月16日に締結し、2022年8月5日に株式譲渡を完了いたしました。

 

(ミャンマー酒類事業の株式譲渡について)

当社は、当社の連結子会社であるMyanmar Brewery Limited(MBL)及びMandalay Brewery Limited(MDL)の合弁パートナーであるMyanma Economic Holdings Public Company Limited(MEHPCL)と合意の上、2023年1月23日に当社の連結子会社であるKirin Holdings Singapore Pte. Ltd.が保有するMBL及びMDLの全株式(発行済株式数の51%)をMBL及びMDLに譲渡(MBL及びMDLによる自己株式取得)しました。

詳細につきましては、「第5 [経理の状況] 1[連結財務諸表等] [連結財務諸表注記] 39.後発事象」に記載のとおりであります。

 

2 【主要な設備の状況】

当年度末における状況は、次のとおりであります。

なお、IFRSに基づく帳簿価額にて記載しております。

(1) セグメント別内訳

2022年12月31日現在

セグメントの名称

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地

その他

合計

国内ビール・スピリッツ

48,031

40,310

27,426

18,949

134,715

4,275

855

国内飲料

7,767

10,462

7,997

19,370

45,596

3,467

562

オセアニア酒類

52,481

81,599

23,655

12,179

169,914

4,049

469

医薬

40,811

12,283

12,979

22,637

88,710

5,982

214

その他

48,591

31,506

14,603

20,648

115,348

11,446

1,912

小計

197,682

176,160

86,659

93,783

554,283

29,219

[4,012]

消去又は全社

6,319

△2,186

△6,188

8,414

6,359

1,319

合計

204,001

173,974

80,471

102,197

560,642

30,538

4,012

 

 

(2) 提出会社の状況

2022年12月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

本店他

(東京都中野区
 他)

その他
全社

その他の設備

10,467

1,281

1,901

(185)

7,271

20,920

914

[-]

 

 

 

(3) 国内子会社の状況

2022年12月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

麒麟麦酒㈱

横浜工場他8工場

(横浜市
 鶴見区他)

国内ビール・スピリッツ

製造設備

36,817

33,514

23,839

(2,669)

7,650

101,820

1,418

[88]

キリンビバレッジ㈱

首都圏統括本部

(東京都

 千代田区)

国内飲料

その他の設備

12

6,502

6,514

183

[3]

キリンビバレッジ㈱

湘南工場(神奈川県高座郡寒川町)

国内飲料

製造設備

2,624

4,956

1,980

(74)

3,294

12,853

221

[23]

協和キリン㈱

高崎工場

(群馬県
 高崎市)

医薬

製造設備

11,906

7,571

315

(142)

13,167

32,960

456

[30]

 

協和キリン㈱

宇部工場

(山口県宇部市)

医薬

 

製造設備

3,583

2,049

1,272

6,905

194

[24]

協和キリン㈱

東京リサーチパーク
(東京都
 町田市)

医薬

研究設備

2,907

8

3,366

(35)

1,211

7,491

154

[4]

協和キリン㈱

富士リサーチパーク
(静岡県
 駿東郡
 長泉町)

医薬

研究設備

4,754

53

252

(82)

1,418

6,477

302

[2]

協和キリン㈱

本社(東京都千代田区)

医薬

管理設備等

4,587

1,010

1,247

(2)

278

7,122

1,090

[36]

協和発酵
バイオ㈱

山口事業所

(山口県
 防府市)

その他

製造設備

433

(581)

6,233

6,666

545

[-]

 

 

 

(4) 在外子会社の状況

2022年12月31日現在

会社名

(主な所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

LION PTY LTD
(オーストラリア)

オセアニア酒類

製造設備他

34,654

67,408

21,169

(8,747)

7,882

131,113

2,739

[437]

Lion Global Craft Beverages Pty Ltd
(オーストラリア)

オセアニア酒類

製造設備他

17,827

14,191

2,486

(478)

4,296

38,800

1,310

[32]

Coca-Cola Beverages Northeast, Inc.
(アメリカ)

その他

製造設備他

13,458

12,403

5,469

(1,388)

7,942

39,272

3,446

[39]

 

  LION PTY LTD及びLion Global Craft Beverages Pty Ltdの数値は同社の連結決算数値、

  Coca-Cola Beverages Northeast,Inc.の数値は同社の決算数値であります。

 

(注) 1  金額には使用権資産を含んでおります。消費税等は含んでおりません。

   2 帳簿価額「その他」は、「工具器具及び備品」、「建設仮勘定」であります。

   3  臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,732,026,000

1,732,026,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他
の法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

4

170

47

1,950

762

394

314,253

317,580

所有株式数
(単元)

145

2,794,755

559,116

296,900

2,429,142

1,252

3,043,310

9,124,620

1,538,000

所有株式数
の割合(%)

0.00

30.63

6.13

3.25

26.62

0.01

33.35

100.00

 

(注) 1  自己株式は102,205,678株であり、このうち1,022,056単元については「個人その他」に、78株については「単元未満株式の状況」にそれぞれ含めて記載しております。

2  「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が70単元含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

港区浜松町二丁目11番3号

143,002

17.61

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

中央区晴海一丁目8番12号

53,064

6.53

明治安田生命保険相互会社
(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)

千代田区丸の内二丁目1番1号
(中央区晴海一丁目8番12号)

 

32,996

4.06

SMBC日興証券株式会社

千代田区丸の内三丁目3番1号

21,001

2.58

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.
(港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

15,314

1.88

STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A.
(港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

14,962

1.84

THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

240 GREENWICH STREET,NEW YORK,NY 10286, U.S.A.
(港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

12,725

1.56

日本証券金融株式会社

中央区日本橋茅場町一丁目2番10号

10,857

1.33

SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111
(中央区日本橋三丁目11番1号)

10,191

1.25

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.
(港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

9,512

1.17

323,627

39.86

 

(注)1 当社は、自己株式102,205千株(11.18%)を保有しておりますが、上記大株主から除いております。

2 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社から、2023年1月10日付で、同社及び日興アセットマネジメント株式会社を共同保有者とする大量保有報告書(変更報告書)が提出されておりますが、当社として2022年12月31日現在における当該法人の実質所有株式数を完全に把握できませんので、上記「大株主の状況」では考慮しておりません。

    当該大量保有報告書(変更報告書)による2022年12月30日現在の株式所有状況は、以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園一丁目1番1号

31,532

3.45

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂九丁目7番1号

17,869

 1.96

 49,401

 5.40

 

 

3 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから、2023年1月6日付で、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ国際投信株式会社及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社を共同保有者とする大量保有報告書が提出されておりますが、当社として2022年12月31日現在における当該法人の実質所有株式数を完全に把握できませんので、上記「大株主の状況」では考慮しておりません。

    当該大量保有報告書による2022年12月26日現在の株式所有状況は、以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

三菱UFJ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 

30,583

3.35

三菱UFJ国際投信株式会社

東京都千代田区有楽町一丁目12番1号

9,562

1.05

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

東京都千代田区大手町一丁目9番2号

6,764

0.74

46,910

5.13

 

 

   4 野村證券株式会社から、2022年9月22日付で、同社、ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)及び野村アセットマネジメント株式会社を共同保有者とする大量保有報告書(変更報告書)が提出されておりますが、当社として2022年12月31日現在における当該法人の実質所有株式数を完全に把握できませんので、上記「大株主の状況」では考慮しておりません。

    当該大量保有報告書(変更報告書)による2022年9月15日現在の株式所有状況は、以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

野村證券株式会社

東京都中央区日本橋一丁目13番1号

533

0.06

ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)

1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom

1,073

0.12

野村アセットマネジメント株式会社

東京都江東区豊洲二丁目2番1号

38,851

4.25

40,458

4.43

 

 

   5 ブラックロック・ジャパン株式会社から、2021年8月19日付で、同社及び他9社を共同保有者とする大量保有報告書(変更報告書)が提出されておりますが、当社として2022年12月31日現在における当該法人の実質所有株式数を完全に把握できませんので、上記「大株主の状況」では考慮しておりません。

    当該大量保有報告書(変更報告書)による2021年8月13日現在の株式所有状況は、以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

ブラックロック・ジャパン株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 

12,550

1.37

ブラックロック・アドバイザーズ・エルエルシー(BlackRock Advisers, LLC)

米国 デラウェア州 ウィルミントン リトル・フォールズ・ドライブ 251

1,254

0.14

ブラックロック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(BlackRock Investment Management LLC)

米国 デラウェア州 ウィルミントン リトル・フォールズ・ドライブ 251

1,168

0.13

ブラックロック(ネザーランド) BV (BlackRock (Netherlands) BV)

オランダ王国 アムステルダム HA1096 アムステルプレイン 1

1,879

0.21

ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド(BlackRock Fund Managers Limited)

英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12

1,508

0.17

ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド(BlackRock Asset Management Canada Limited)

カナダ国 オンタリオ州 トロント市 ベイ・ストリート 161、 2500号

1,279

0.14

ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド(BlackRock Asset Management Ireland Limited)

アイルランド共和国 ダブリン ボールスブリッジ ボールスブリッジパーク 2 1階

4,241

0.46

ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ(BlackRock Fund Advisors)

米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400

13,247

1.45

ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ.エイ.(BlackRock Institutional Trust Company, N.A.)

米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400

17,071

1.87

ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッド(BlackRock Investment Management (UK) Limited)

英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12

1,528

0.17

55,730

6.10

 

 

① 【連結財政状態計算書】

(単位:百万円)

 

注記

前年度

(2021年12月31日)

当年度

(2022年12月31日)

資産

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

6,9,18

533,859

560,642

のれん

7,9

264,225

289,526

無形資産

8,9,18

196,341

200,900

持分法で会計処理されている投資

5,36

399,367

361,764

その他の金融資産

10

117,431

103,380

その他の非流動資産

19

24,736

27,700

繰延税金資産

11

109,354

111,330

非流動資産合計

 

1,645,313

1,655,242

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

棚卸資産

12

247,229

290,171

営業債権及びその他の債権

13

387,921

409,168

その他の金融資産

10

7,910

8,376

その他の流動資産

 

34,071

41,128

現金及び現金同等物

14

149,488

88,060

(小計)

 

826,620

836,903

売却目的で保有する資産

15

50,117

流動資産合計

 

826,620

887,021

資産合計

 

2,471,933

2,542,263

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前年度

(2021年12月31日)

当年度

(2022年12月31日)

資本

 

 

 

資本金

16

102,046

102,046

資本剰余金

16

25,104

25,519

利益剰余金

16

998,177

1,063,823

自己株式

16

201,801

251,788

その他の資本の構成要素

16

29,347

40,423

親会社の所有者に帰属する持分

 

894,179

980,022

非支配持分

35

253,811

273,181

資本合計

 

1,147,990

1,253,203

 

 

 

 

負債

 

 

 

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

17,28

449,970

408,662

その他の金融負債

17,18,28

145,453

129,662

退職給付に係る負債

19

61,954

58,084

引当金

20

4,707

3,292

持分法適用に伴う負債

36

19,426

15,529

その他の非流動負債

22

32,875

27,572

繰延税金負債

11

10,606

13,564

非流動負債合計

 

724,990

656,365

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

社債及び借入金

17,28

101,502

114,459

営業債務及びその他の債務

21

229,552

265,185

その他の金融負債

17,18,28

65,907

59,824

未払法人所得税

 

22,162

4,611

引当金

20

1,901

2,970

その他の流動負債

22

177,929

177,530

(小計)

 

598,953

624,579

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

15

8,116

流動負債合計

 

598,953

632,695

負債合計

 

1,323,943

1,289,060

資本及び負債合計

 

2,471,933

2,542,263

 

 

② 【連結損益計算書】

(単位:百万円)

 

注記

前年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上収益

5,23

1,821,570

1,989,468

売上原価

 

998,728

1,083,755

売上総利益

 

822,842

905,713

 

 

 

 

販売費及び一般管理費

24

657,412

714,554

その他の営業収益

9,25

8,239

29,454

その他の営業費用

9,26

105,585

104,594

営業利益

 

68,084

116,019

 

 

 

 

金融収益

27

4,087

10,978

金融費用

27

7,044

6,478

持分法による投資利益

36

34,490

22,780

持分法で会計処理されている投資の売却益

 

48,088

税引前利益

 

99,617

191,387

 

 

 

 

法人所得税費用

11

31,193

47,615

当期利益

 

68,424

143,771

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

59,790

111,007

非支配持分

35

8,634

32,764

当期利益

 

68,424

143,771

 

 

 

 

1株当たり当期利益(円)

30

 

 

基本的1株当たり当期利益

 

71.73

135.08

希薄化後1株当たり当期利益

 

71.70

135.07

 

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

21,429

17,387

 

 

短期貸付金

208,385

251,738

 

 

その他

28,822

32,504

 

 

流動資産合計

258,636

301,629

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

2,434

3,057

 

 

 

構築物

169

158

 

 

 

機械及び装置

1,091

1,310

 

 

 

車両運搬具

0

0

 

 

 

工具、器具及び備品

2,782

3,049

 

 

 

土地

1,901

1,901

 

 

 

リース資産

4,475

3,726

 

 

 

建設仮勘定

626

496

 

 

 

有形固定資産合計

13,477

13,697

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

10,745

9,670

 

 

 

ソフトウエア

4,817

45,157

 

 

 

リース資産

2,111

1,362

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

47,255

4,120

 

 

 

その他

183

178

 

 

 

無形固定資産合計

65,111

60,487

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

3,893

1,275

 

 

 

関係会社株式

1,620,367

1,498,874

 

 

 

繰延税金資産

28,665

16,665

 

 

 

その他

8,557

7,643

 

 

 

貸倒引当金

1,946

1,475

 

 

 

投資その他の資産合計

1,659,536

1,522,982

 

 

固定資産合計

1,738,125

1,597,166

 

資産合計

1,996,761

1,898,795

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

422,412

432,672

 

 

コマーシャル・ペーパー

73,009

18,000

 

 

1年内償還予定の社債

55,000

 

 

リース債務

1,856

1,690

 

 

未払金

9,020

14,390

 

 

未払費用

1,113

1,588

 

 

未払法人税等

801

2,505

 

 

賞与引当金

2,486

3,056

 

 

役員賞与引当金

130

210

 

 

その他

2,008

4,690

 

 

流動負債合計

512,835

533,802

 

固定負債

 

 

 

 

社債

240,000

205,000

 

 

長期借入金

213,135

186,000

 

 

リース債務

3,744

2,278

 

 

退職給付引当金

16,180

17,807

 

 

その他

3,844

2,788

 

 

固定負債合計

476,904

413,873

 

負債合計

989,738

947,676

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

102,046

102,046

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

81,412

81,412

 

 

 

資本剰余金合計

81,412

81,412

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

25,511

25,511

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

別途積立金

506,368

506,368

 

 

 

 

繰越利益剰余金

492,182

486,240

 

 

 

利益剰余金合計

1,024,061

1,018,119

 

 

自己株式

201,439

250,589

 

 

株主資本合計

1,006,080

950,988

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

942

131

 

 

評価・換算差額等合計

942

131

 

純資産合計

1,007,022

951,119

負債純資産合計

1,996,761

1,898,795

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

営業収益

 

 

 

グループ運営収入

53,468

64,870

 

関係会社配当金収入

79,926

74,914

 

その他

6,110

13,005

 

営業収益合計

139,504

152,789

営業費用

 

 

 

一般管理費

※1 64,209

※1 73,402

 

その他

949

4,783

 

営業費用合計

65,158

78,185

営業利益

74,346

74,604

営業外収益

 

 

 

受取利息及び受取配当金

787

2,692

 

為替差益

1,704

3,227

 

その他

1,292

1,946

 

営業外収益合計

3,782

7,865

営業外費用

 

 

 

支払利息

2,292

3,005

 

その他

2,006

2,586

 

営業外費用合計

4,298

5,591

経常利益

73,830

76,878

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

189

1

 

投資有価証券売却益

5,296

1,190

 

関係会社株式売却益

82,310

 

その他

2,258

 

特別利益合計

5,485

85,758

特別損失

 

 

 

固定資産除売却損

422

3,101

 

関係会社株式評価損

81,874

 

減損損失

2,546

 

その他

1,296

1,678

 

特別損失合計

4,264

86,653

税引前当期純利益

75,052

75,983

法人税、住民税及び事業税

2,075

14,905

法人税等調整額

124

12,399

法人税等合計

2,199

27,304

当期純利益

77,251

48,679