大伸化学株式会社
DAISHIN CHEMICAL CO.,LTD.
港区芝大門1-9-9
証券コード:46290
業界:化学
有価証券報告書の提出日:2023年9月08日

(1) 連結経営指標等

回次

第67期

第68期

第69期

第70期

第71期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

34,391,592

経常利益

(千円)

1,307,056

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

955,946

包括利益

(千円)

1,044,500

純資産額

(千円)

15,441,730

総資産額

(千円)

24,392,843

1株当たり純資産額

(円)

3,375.09

1株当たり当期純利益

(円)

208.96

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

63.3

自己資本利益率

(%)

6.2

株価収益率

(倍)

5.7

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,798,489

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

414,304

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

263,609

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

4,951,635

従業員数

(名)

232

(ほか、平均臨時
雇用人員)

(-)

(-)

(-)

(-)

(36)

 

(注) 1 第71期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

3 第71期の自己資本利益率は、連結初年度のため、期末自己資本に基づいて計算しております。

4 従業員数は、就業人員数を記載しております。なお、従業員数欄の( )は、臨時雇用者平均人員を外数で記載しております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第67期

第68期

第69期

第70期

第71期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

29,579,383

28,063,660

25,645,706

31,301,629

34,375,862

経常利益

(千円)

1,012,670

1,577,492

1,667,718

1,032,323

1,343,360

当期純利益

(千円)

713,147

1,108,414

1,138,356

694,138

989,928

持分法を適用した場合
の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

729,000

729,000

729,000

729,000

729,000

発行済株式総数

(株)

4,592,000

4,592,000

4,592,000

4,592,000

4,592,000

純資産額

(千円)

12,077,600

12,957,852

13,991,197

14,511,692

15,362,266

総資産額

(千円)

20,617,013

20,606,966

21,032,970

23,255,636

24,409,816

1株当たり純資産額

(円)

2,639.75

2,832.16

3,058.05

3,171.82

3,357.73

1株当たり配当額

(円)

30.00

37.00

39.00

32.00

40.00

(内1株当たり
中間配当額)

(円)

()

()

()

()

()

1株当たり当期純利益

(円)

155.87

242.26

248.81

151.72

216.37

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

58.6

62.9

66.5

62.4

62.9

自己資本利益率

(%)

6.0

8.9

8.4

4.9

6.6

株価収益率

(倍)

8.52

5.23

6.15

8.05

5.49

配当性向

(%)

19.25

15.27

15.67

21.09

18.49

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

380,533

2,668,955

1,589,453

60,436

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

645,019

100,491

569,271

333,289

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

88,040

385,893

332,961

301,032

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

1,535,154

3,717,724

4,404,945

3,831,060

従業員数

(名)

180

185

193

195

193

(ほか、平均臨時
雇用人員)

(20)

(21)

(25)

(26)

(24)

株主総利回り

(%)

92.7

91.1

111.7

92.8

93.2

(比較指標:配当込み
 TOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

1,574

1,705

1,700

1,580

1,254

最低株価

(円)

1,152

1,021

1,110

1,200

1,050

 

(注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第70期の期首から適用しており、第70期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2 持分法を適用した場合の投資利益について、第67期、第68期、第69期、第70期は、関連会社がないため記載しておりません。

3 第71期より連結財務諸表を作成しているため、第71期の持分法を適用した場合の投資利益、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

4 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

5 第68期の1株当たり配当額37円は、特別配当7円を含んでおります。

6 第69期の1株当たり配当額39円は、特別配当7円を含んでおります。

7 第71期の1株当たり配当額40円は、記念配当8円を含んでおります。

8 従業員数は、就業人員数を記載しております。なお、従業員数欄の( )は、臨時雇用者平均人員を外数で記載しております。

9 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

 

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1952年12月

東京都港区芝新橋(現東新橋)に於いて、シンナーの製造販売を目的として大伸化学株式会社を設立。

1960年2月

埼玉県草加市に草加工場を設置。

1967年1月

東京都港区芝浜松町二丁目2番地(現大門一丁目4番10号)に本社を移転。

1970年5月

埼玉県越谷市に越谷工場を設置、同時に草加工場は閉鎖して売却。

1976年4月

米国デュポン社と提携、同社の家庭塗料国内総発売元となる(1985年、デュポン社の生産中止により、ベルギーデュポン社に提携先変更)。

1981年4月

関西地区の販売拠点として大阪市中央区に大阪営業所を設置。

1983年3月

九州地区の販売拠点として福岡市中央区に福岡営業所を設置。

1985年5月

西日本の生産拠点として兵庫県神崎郡福崎町に兵庫工場を設置。

1987年2月

東京都港区芝大門一丁目2番13号に本社を移転。

1988年4月

関西地区の販売体制を強化することに伴い、大阪営業所を支店に昇格。

1988年4月

中部地区の販売拠点として名古屋市中村区に名古屋営業所を設置。

1989年7月

台湾大勤化成股分有限公司に資本参加(出資比率5%)。

1990年7月

ベルギーデュポン社、家庭塗料の生産中止により当社も販売中止。

1991年1月

台湾大勤化成股分有限公司との間に技術援助契約締結。

1993年4月

大村塗料株式会社との間に技術開発委託契約を締結。

1993年8月

東京都港区芝大門一丁目10番11号に本社を移転。

1995年4月

鳥取県鳥取市に鳥取R&Dセンターを設置。

1995年10月

当社株式を日本証券業協会の店頭売買有価証券として登録。

1996年12月

越谷工場内にプラスチック筐体の電磁波シールド加工の量産化のためのテストプラント完成。シンナー単品製造設備増設。

1997年4月

EMIシールド事業本部を設置し、EMIシールド営業部・越谷製造部・鳥取製造部を開設。
中部地区の販売体制を強化することに伴い、名古屋営業所を支店に昇格。
大村塗料株式会社との間に専用実施権設定契約を締結。

1997年7月

台湾に連結子会社、台湾大伸股分有限公司を設立(出資比率51%)。

1997年11月

台湾大伸股分有限公司との間に技術援助契約締結。

1999年10月

EMIシールド鳥取製造部を閉鎖し鳥取R&Dセンターに統合。

2000年1月

台湾大伸股分有限公司の株式を600万株追加取得(出資比率91%)。

2000年4月

本社・営業本部にインキ統括部・企画開発部を開設。
EMIシールド事業本部を廃止。

2000年9月

台湾大伸股分有限公司の株式を500万株追加取得(出資比率93.25%)。

2000年11月

JQA品質マネジメントシステムISO9001認証取得。

2001年3月

EMIシールド事業より撤退。

2001年7月

JQA環境マネジメントシステムISO14001認証取得。

2002年1月

台湾の連結子会社、台湾大伸股分有限公司を清算結了。

2002年3月

鳥取R&Dセンター閉鎖。

2003年4月

埼玉県越谷市に東京支店を設置。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2007年5月

東北地区の販売拠点として仙台市青葉区に仙台営業所を設置。

2008年4月

越谷工場内に樹脂カット事業部(越谷第二工場)を設置。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年7月

東京都港区芝大門一丁目9番9号に本社を移転。

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。

2022年10月

山崎梱包運輸株式会社の全株式を取得し完全子会社化。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、「化学品事業」の単一セグメントで事業を展開しております。

なお、2022年10月3日に山崎梱包運輸株式会社の全株式を取得したことに伴い、当連結会計年度より同社を連結の範囲に含めております。この結果、当社グループは2023年3月31日現在では、当社及び連結子会社1社で構成されることになりました。

また、当連結会計年度より、当社グループ全体の事業内容を適切に表示するため、報告セグメントの名称を「シンナー製造事業」から、「化学品事業」へ変更しております。この変更は、セグメント名称の変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。

 

事業の系統図は次のとおりであります。


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

山崎梱包運輸株式会社

埼玉県
越谷市

12,250

運送業

100.0

・当社の役員2名が同社の役員を兼任しております。

・当社の東日本地域における各種製品の配送をしております。

 

(注) 2022年10月3日に山崎梱包運輸株式会社の全株式を取得し、完全子会社といたしました。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

 全社(共通)

232

(36)

合計

232

(36)

 

(注) 1 従業員数は就業人員であります。

2 従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者(嘱託、パートタイマー及びアルバイト)の年間平均雇用人員であります。

3 当社グループの事業は、化学品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員の記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

193

(24)

41.9

17.2

7,429

 

(注) 1 従業員数は就業人員であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者(嘱託、パートタイマー及びアルバイト)の年間平均雇用人員であります。

4 臨時雇用者には、派遣社員を含んでおりません。

5 当社は、化学品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員の記載は省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に
占める
女性労働者
の割合(%)
(注1)

男子労働者の
育児休業
取得率(%)
(注2)

労働者の男女の
賃金の差異(%)(注2)

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

10.5

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号、以下「女性活躍推進法」という。)の規定に基づき算出したものであります。

2 男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異については、女性活躍推進法の公表項目としておりませんので、記載を省略しております。

 

② 連結子会社

常時雇用する労働者の数が100人を超えず開示対象外のため、記載を省略しております。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1) 会社の経営の基本方針

当社グループは、品質の向上に努め安定供給の責を果し、お客様の満足が得られる品質の確保と納期を遵守して製品の品質向上を目指します。なお、経営の基本方針としては次のとおりであります。

① 差別化できる新製品の開発、生産性の向上、販売体制の強化を図り、強固な経営基盤を確立します。
② リサイクルによって資源の有効活用と環境に重視して社会に貢献できる企業を目指します。
③ 業容拡大と収益重視した経営によって、株主の期待に応えます。
④ お客様の満足を得るために、信頼性の高い生産管理、高度な品質管理体制の確立に総力を挙げて行います。
⑤ 一人一人がまたはグループで、課題を謙虚に学び、考え、評価し、迅速に改善します。
 
(2) 経営環境
① 企業構造

当社グループは有機溶剤のブレンド(シンナー)を専門とするメーカーとして、ここ数年来高いシェアを維持し続けております。

製品である混合溶剤は、塗料の他、インキの希釈剤や洗浄液として使用されるものであり、各種溶剤の配合により製造されております。

② 事業を行う市場の環境

1952年(昭和27年)創業以来、有機溶剤専業メーカーとして歩み続け、同時にその用途開発にも注力。塗料業界、印刷業界、自動車業界、化学工業界、医薬品業界など幅広い産業分野でご活用いただき、高い信頼をいただいております。

製品数は約32,000種類、出荷数量は約134,300t/年と圧倒的な実績を誇っています。これは、お客様の用途に対応して品質追求とカスタマイズを積み重ね、多品種少量生産を基軸とした生産システムを構築しております。

③ 競合他社との競争優位性

システム化された受注生産によりスピーディーな生産・出荷体制を確立しております。

・全国に約1,000社の販売代理店をもち、業界随一の規模を誇っております。

・完全コンピュータ化による、統轄的なコントロールシステムを構築しております。

④ 主要製品

当社グループが手がける製品は、ラッカーシンナー類、合成樹脂塗料用シンナー類、洗浄用シンナー類、印刷用溶剤類、特殊シンナー類、単一溶剤類、塗料・その他となります。

このうち単一溶剤類が最も受注額が多く約5割を占め、それに印刷用溶剤類、特殊シンナー類が続いております。

⑤ サービスの内容

近年、塗料希釈剤、洗浄剤、剥離剤などは、塗料及び素材の多様化、環境対応性、性能、安全性、リサイクル性などの多岐多様な要望が求められております。

当社グループではお客様のご要望に応えられる製品を個別に研究開発、製造(オーダーメイド)し、現在では約32,000種類の膨大な製品情報をデータベース管理し、石油缶1缶からでも、受注生産・即納できる体制を整えております。

OEM(相手先商標製造)による製品供給も行っております。

⑥ 顧客基盤及び販売網

すぐれた製品づくりを最優先させ、販売はすべて代理店に任せる販売スタイルをとっております。

その方針は業界随一を誇る、全国にきめ細かな販売ネットワークを構築し、現在全国に約1,000社の販売代理店網を形成しております。これら広範な代理店組織は単に製品の供給を行うだけでなく、お客様のニーズを的確に把握し、その情報をフィードバックし当社グループの製品やサービス活動に反映していくという、大切な役割も担っております。

 

 

⑦ 環境への対応

石油資源から得られる化学製品の効率的な利用を目指すとともに環境にやさしい技術と製品を開発し、それらをお客様に積極的に提供することで、地球環境の保全に努め、社会へ貢献していきます。

ユーザーに選ばれるメーカーとして発展していくためには、リサイクルへの取り組み姿勢が現在ひとつの大きなカギとなっています。

自動車メーカーとの契約で納品している溶剤の8割程度、及びその他のユーザーより使用済み溶剤の回収を行い、リサイクルシステムにおいてリサイクル品(再生溶剤)を原料として使用しております。

また、ドラム容器は一部、1tIBCコンテナはリサイクルを行っております。

 
(3) 中長期的な会社の経営戦略

新型コロナウイルスによる景気減速や原油・ナフサの市況によって会社の業績が大きく影響されますが、既存分野での新規需要の獲得、剥離剤やエタノール関連製品、さらには新しい溶剤のマーケットの開拓など販売活動に全力を傾注するとともに、生産、物流面の合理化を押し進め業績の振れを緩和させます。また、環境と生産性を重視して越谷、兵庫工場に設備投資を計画的に実施します。

 

(4) 会社の対処すべき課題

今後の見通しといたしましては、長期化するウクライナ情勢等による資源価格の上昇や為替変動、中国・台湾問題など、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況で推移するものと思われます。

当社グループは、以下に掲げる項目を重点的な経営課題として売上拡大と収益性の向上に取り組んでまいります。

① シェア拡大

新製品の拡販に注力するとともに、新規需要先の開拓に努めてまいります。

② 新規事業の育成

鉱構造物の造膜型塩分低減剤「ソルトリッパーFM」やグリセリンを小分け及び希釈化するグリセリン事業、さらに剥離剤等の新規事業につきましては、今まで培ってきたノウハウと企業財産を基盤に新たなフィールドへの進出を目指していきます。

③ 人材の育成

企業の競争力の源泉はヒトにあるとの認識の下、国家資格等の取得、セミナー等に積極的に参加し、社員一人一人の能力を伸ばしていきます。

④ 財務体質の強化

経営資源の効率的な活用、販売費及び一般管理費の抑制に努め、設備投資については営業キャッシュ・フローの範囲内にて行うようにキャッシュ・フローの管理を徹底し、財務体質の強化を図ってまいります。

 

(5) 目標とする経営指標

当社グループは、収益力の向上と財務体質の強化を経営目標の中心として重視しております。収益機会の増加とともに生産、物流面の合理化を推進して、売上高及び経常利益をさらに高めてまいりたいと考えております。

経常利益の水準としては、売上高経常利益率5.0%程度を目指しております。

 

 

3 【事業等のリスク】

当社グループは、2022年10月3日に山崎梱包運輸株式会社を子会社化したことに伴い「大伸化学グループリスク管理方針」を定め、経営的な観点からリスクの見直し対応ができる仕組みを整備するとともに、内部監査機能として内部統制担当部門である経営企画室が計画的にリスク内容の検証も合わせて行っております。当連結会計年度におきましては、経営企画室が現時点において発生する可能性のあるリスク項目を再度見直し、各部門のモニタリング結果を踏まえて、経営会議において審議し、リスク項目の見直し及びリスクに対する対応を決定しております。

個々のリスクにつきましては、有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 原材料市況等の影響について

当社グループの化学品事業は、主原料が石油化学製品であるため、中東地域等の地政学リスクや海外経済の動向により、原材料の調達価格が影響を受けることになります。

また、石油化学メーカーが原料にバイオマスナフサを使用する傾向にあり、調達に影響を受けることも予想されます。

原油価格や為替に異常な変動が生じた場合に、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。

当該リスクの対応として、主要な原材料はリスク管理の観点からもできる限り複数の取引先から購入を行っており、安定調達に取り組んでおります。

 

(2) 法的規制等について

当社グループの化学品事業は、有機溶剤等の各種化学物質を取り扱っております。消防法、毒劇法、その他の環境関連の法令改正にともなう規制強化等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、法令順守の徹底を図るとともに、工業会や行政機関のセミナー等に積極的に参加し、日頃から注力して法改正に対応しております。

また、当社グループの運送業務においては、貨物自動車運送事業法、消防法、毒劇法等の各種法令の規制の適用を受けており、法令違反等が発生し許認可の停止又は取り消し等が生じた場合には、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、常に最新の情報取得を行っており、変更事項に対して早急に対応できる体制の確立に尽力しております。

 

(3) 疫病・自然災害等について

当社グループは、大規模な地震、大型台風等の自然災害により製造設備が被災し生産活動が停止した場合や、疫病等の発生により従業員が出勤停止となり工場の操業停止や運送業務が滞った場合には、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、生産拠点を東日本に越谷工場、西日本に兵庫工場と二ヵ所に分散配置し補完機能をもたせております。また、基幹システムに関しても、越谷工場にメインサーバー、兵庫工場にバックアップサーバーを配置し、災害・事故等のリスク分散を行っております。

 

(4) 気候変動対応について

当社グループは、大気汚染防止法やPRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)に鑑み、環境汚染影響のより少ない環境にやさしい製品を開発するなど、事業活動を通じてCO2排出量の削減等に取り組み、環境改善や気候変動リスクの低減に努めておりますが、環境に関する規制が予測以上に強化された場合は、企業活動の制限や対策費用の増加等により、当社グループの事業活動、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応については、2 「サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。

 

(5) 事故等について

当社グループは、火災、爆発、漏洩等の事故が発生した場合や、製造ラインの停止を伴う労災事故が発生した場合には、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、製造設備に対する保守点検・計画的な検査修繕を行うとともに、自衛消防隊による防災訓練を、定期的に行い防火管理体制を整えております。また、構内事故の防止のため、安全教育、構内パトロール等を実施し不安全箇所の改善を行い、構内事故の発生防止に務めております。

更に当社グループの運送業務において、当社グループの過失に起因する重大事故が発生した場合には、得意先の信頼及び社会的信用の低下、事業許認可の取り消し等の行政処分、被害者からの損害賠償請求等を受けた場合には、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、事故防止活動の一環として、安全管理、運行管理の徹底を図るための研修や、全車両にデジタルタコグラフ、ドライブレコーダーを装着し、基本的な速度・時間・距離の情報の他、急加速や急減速、アイドリングストップ情報なども取得することで運転の評価、ヒヤリハット情報の共有を行い、交通事故ゼロを目指した教育に努めています。

 

(6) 品質問題

当社グループは、製品について品質の向上に努め安定供給の責を果たし、品質の確保と納期を遵守しておりますが予期せぬ事情により製造物責任につながるような大きな品質問題が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、お客様の満足を得るために、信頼性の高い生産管理、高度な品質管理体制の確立に総力を挙げて行います。

 

(7) 与信管理について

当社グループは、不良債権の発生防止に努めておりますが、取引先の倒産により貸倒損失が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクの対応として、当社グループは取引先の信用度合による与信限度枠を設定し、与信管理支援システムを導入しております。また、日頃の営業活動においても、与信情報の収集に努力しております。

 

(8) 新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症の影響については、収束時期等を正確に予測することは困難な状況にありますが、新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」となったこともあり、当社グループの業績に与える影響は、現時点においては軽微であると想定しております。

感染症の再拡大も懸念されますが、生産拠点を東日本に越谷工場、西日本に兵庫工場と二ヵ所に分散配置し補完機能をもたせており、工場の操業停止のリスク分散を行っております。

 

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、度重なる新型コロナウイルス感染症の波がありましたが、行動制限の緩和などにより景気に持ち直しの動きが見られるものの、長期化するウクライナ情勢等による資源価格や原油価格の高騰、世界的な金融引締めや急激な為替変動などにより、景気の先行きは依然として不透明な状態が続いております。

当社グループが主として関連する塗料業界におきましては、こうした経済環境のもと、生産、出荷数量は、ともに減少となりました。

このような情勢のもとで当社グループは、有機溶剤専業メーカーとして新規ユーザーの開拓を中心に販売拡大を図りましたが、製品については生産数量134,421トン、出荷数量134,342トンとなりました。

当連結会計年度の業績といたしましては、売上高は一部の単一溶剤の出荷が減少しましたが、国内の原油・ナフサ市況が前年に比べて高水準で推移し、原材料価格の上昇分を販売価格に一部価格転嫁したことにより販売単価が上昇したため、343億91百万円となりました。

主な品目別の売上高は、ラッカーシンナー類が6億76百万円、合成樹脂塗料用シンナー類が5億48百万円、洗浄用シンナー類が20億67百万円、印刷用溶剤類が66億14百万円、特殊シンナー類が34億27百万円、単一溶剤類が138億17百万円、塗料・その他が21億87百万円、単一溶剤を中心とした商品が50億35百万円、その他収入16百万円となりました。

利益面につきましては、原材料の高騰や運送費の上昇等がありましたが、効率的な原材料購入と原材料の上昇分を一部価格転嫁した結果、営業利益12億53百万円、経常利益13億7百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益9億55百万円となりました。

 

(資産)

当連結会計年度末の総資産は、243億92百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金57億5百万円、電子記録債権34億78百万円、売掛金75億66百万円、有形固定資産40億89百万円等であります。

(負債)

負債総額は、89億51百万円となりました。主な内訳は、電子記録債務28億74百万円、買掛金47億31百万円等であります。

(純資産)

純資産は、154億41百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金138億67百万円等であります。

 

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、49億51百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、17億98百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上13億9百万円、減価償却費3億55百万円、売上債権の減少1億44百万円、未払債務の増加1億9百万円等があったものの、法人税等の支払額2億14百万円等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、4億14百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3億30百万円、保険積立金の積立による支出94百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出86百万円等があったものの、貸付金の回収による収入98百万円等があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、2億63百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1億10百万円、配当金の支払額1億46百万円等があったことによるものであります。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

当社グループは、化学品事業の単一セグメントであるため、品目別に記載しております。

なお、セグメントについての詳細は、「第5  経理の状況  (セグメント情報等)」をご覧ください。

 

a 生産実績

当連結会計年度における生産実績については、単一セグメントのため品目別に記載しております。

品目

生産高(千円)

ラッカーシンナー類

627,742

合成樹脂塗料用シンナー類

555,818

洗浄用シンナー類

2,054,206

印刷用溶剤類

6,634,427

特殊シンナー類

3,449,290

単一溶剤類

13,793,441

塗料・その他

2,298,324

合計

29,413,252

 

 

(注) 金額は販売価格で表示しております。

 

b 受注実績

当連結会計年度における受注実績については、単一セグメントのため品目別に記載しております。

品目

受注高(千円)

受注残高(千円)

ラッカーシンナー類

677,164

7,425

合成樹脂塗料用シンナー類

542,443

2,635

洗浄用シンナー類

2,080,945

40,617

印刷用溶剤類

6,613,296

22,491

特殊シンナー類

3,413,461

48,019

単一溶剤類

13,826,495

137,149

塗料・その他

2,201,376

53,169

合計

29,355,183

311,508

 

 

(注) 金額は販売価格で表示しております。

 

c 販売実績

当連結会計年度における販売実績については、単一セグメントのため品目別に記載しております。

品目

販売高(千円)

製品

 

  ラッカーシンナー類

676,524

  合成樹脂塗料用シンナー類

548,231

  洗浄用シンナー類

2,067,031

  印刷用溶剤類

6,614,450

  特殊シンナー類

3,427,976

  単一溶剤類

13,817,935

  塗料・その他

2,187,465

小計

29,339,615

商品

 

  単一溶剤

4,665,190

  その他商品

370,681

小計

5,035,872

その他収入

16,105

小計

16,105

合計

34,391,592

 

 

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

当連結会計年度

販売高(千円)

割合(%)

東洋インキ㈱

7,854,443

22.8

 

 

(注) 上記の相手先、東洋インキ㈱には、東洋インキ北海道㈱、東洋インキ東北㈱、東洋インキ中四国㈱、東洋インキ九州㈱等の販売高を含んでおります。

なお、東洋インキ北海道㈱、東洋インキ東北㈱、東洋インキ中四国㈱、東洋インキ九州㈱等は、2023年1月1日をもって東洋インキ㈱を存続会社とする合併を行っております。当該合併による影響はありません。

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

① 経営成績
(売上高)

当連結会計年度の業績といたしましては、売上高は一部の単一溶剤の出荷が減少しましたが、国内の原油・ナフサ市況が前年に比べて高水準で推移し、原材料価格の上昇分を販売価格に一部価格転嫁したことにより販売単価が上昇したため、343億91百万円となりました。

(売上原価・販売費及び一般管理費)

売上原価は、原材料の高騰や運送費の上昇等により298億37百万円となりました。販売費及び一般管理費は、賞与の増加や役員賞与引当金繰入額の計上等により、33億円となりました。

(営業利益)

上記の結果、営業利益は12億53百万円となりました。

(営業外損益)

営業外損益は、53百万円のプラスとなりました。受取利息及び配当金から、支払利息、手形売却損を差し引いた金融収支は、18百万円のプラスとなっております。

(経常利益)

上記の結果、経常利益は13億7百万円となりました。

(特別損益)

特別損益は、2百万円のプラスとなりました。

(税金等調整前当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益)

この結果、税金等調整前当期純利益は、13億9百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、9億55百万円となっております。

 

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、出荷数量は新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞により影響を受け、販売単価は原料市況に影響を受けます。利益面につきましては、中東の地政学リスクによる原油価格の変動、為替変動、運送費の上昇等、更には海外景気に起因する需給関係により影響を受けます。

目標とする経営指標として、売上高経常利益率3.8%となり、期初目標とした売上高経常利益率5.0%を下回る結果となりました。引き続き、目標数値の達成を目指します。

 

② 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの運転資金は、主に製品製造に使用する原材料の調達及び販売商品の購入に費やされており、その他人件費、販売のための運賃等、製造経費や販売費及び一般管理費に計上される費目に対しても同様に費消されております。

さらに、設備投資資金は、生産力増強を目的とした生産設備の新規取得、それらを管理するシステムの整備等に支出されております。

これらの必要資金は、利益の計上、減価償却費等により生み出される内部資金により賄うことを基本としておりますが、必要に応じて金融機関からの資金調達にて対応しております。

当連結会計年度においては、越谷工場及び兵庫工場のシンナー製造設備等に対して3億19百万円の設備投資を実施いたしました。

新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた資金繰り等については、予定されている資金支出に対して十分に余裕をもって手許現預金を確保しながら、資金的にも安定した経営に努めております。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、49億51百万円となりました。キャッシュ・フローの分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」のとおりでありますが、キャッシュ・フロー関連指標のトレンドを示しますと下記のとおりであります。

 

2023年3月期

自己資本比率(%)

63.3

時価ベースの
自己資本比率(%)

22.3

キャッシュ・フロー
対有利子負債比率(%)

1.1

インタレスト・カバレッジ・
レシオ(倍)

2,925.8

 

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注) 1 株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。

2 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。

3 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。

 

④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。

a 貸倒引当金

売上債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、必要な貸倒引当金を計上しております。顧客の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合には、追加の引当が必要となる可能性があります。

b 繰延税金資産

繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。

当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。

c 退職給付債務及び退職給付費用

当社グループのうち、当社は確定給付制度を採用しております。確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、昇給率等の様々な計算基礎があります。

当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。

d 固定資産の減損

固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループがある場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しています。

当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

技術供与契約

台湾の大勤化成股有限公司に対してシンナー製造に関する技術供与を行う契約を1996年4月1日に締結しております。

 

2 【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物
及び構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

工具、器具
及び備品

その他

合計

越谷工場
(埼玉県越谷市)

化学品
製造設備

532,518

280,864

1,354,392

(24,548)

[4,825]

84,776

195,696

2,448,248

80

兵庫工場
(兵庫県神崎郡
 福崎町)

化学品
製造設備

829,496

37,135

537,492

(29,737)

[1,645]

26,058

8,757

1,438,941

52

 

(注) 1 上記中の[  ]内は賃借中のものであり、外数であります。

2 帳簿価額のうち「その他」は、建設仮勘定及び無形固定資産の合計であります。

3 従業員数には嘱託、パートタイマー、アルバイトは含まれておりません。

 

(2) 国内子会社

重要な設備がないため、記載を省略しております。

 

①  【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

11,760,000

11,760,000

 

 

②  【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年6月30日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

4,592,000

4,592,000

東京証券取引所
スタンダード市場

単元株式数は100株であります。

4,592,000

4,592,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金

増減額
(千円)

資本金

残高
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

1995年10月19日(注)

450,000

4,592,000

297,000

729,000

400,280

666,880

 

(注)  有償の一般募集による増加

(入札による募集)                  385,000株

                         発行価格   1,320円

                         資本組入額   660円

 

(入札によらない募集)               65,000株

                         発行価格   1,470円

                         資本組入額   660円

 

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

7

13

41

16

1

578

656

所有株式数
(単元)

5,471

216

10,882

5,011

6

24,324

45,910

1,000

所有株式数の割合(%)

11.92

0.47

23.70

10.91

0.01

52.98

100.00

 

(注)  自己株式16,799株は、「個人その他」に167単元、「単元未満株式の状況」に99株含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

坪 井 典 明

東京都大田区

604

13.21

有限会社 坪井

東京都大田区南馬込2丁目24-28

556

12.16

ビービーエイチ フオー
フイデリテイ ロー プライスド ストツクフアンド(プリンシパル オールセクター サブポートフオリオ)
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

245 SUMMER STREET BOSTON MA 02210 U.S.A
(東京都千代田区丸の内2丁目7-1)

249

5.44

日本生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内1丁目6-6

234

5.11

株式会社三井住友銀行

東京都千代田区丸の内1丁目1-2

169

3.69

大伸化学従業員持株会

東京都港区芝大門1丁目9-9

145

3.17

丸善石油化学株式会社

東京都中央区入船2丁目1-1

130

2.84

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7-1

73

1.60

INTERACTIVE
BROKERS LLC
(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)

ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH, CONNECTICUT 06830 USA
(東京都千代田区霞が関3丁目2番5号)

70

1.54

杉 浦 久 毅

東京都板橋区

69

1.51

2,299

50.27

 

(注) 2023年3月23日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書(No.5)において、フィデリティ投信株式会社が2023年3月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その変更報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

株券等保有割合

(%)

フィデリティ投信株式会社

米国 02210 マサチューセッツ州ボストン、サマー・ストリート245
(245 Summer Street,Boston,Massachusetts 02210,USA)

386

8.42

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び預金

5,705,635

 

 

受取手形

※1 832,825

 

 

電子記録債権

3,478,918

 

 

売掛金

7,566,030

 

 

商品及び製品

226,431

 

 

原材料及び貯蔵品

918,768

 

 

前払費用

18,925

 

 

預け金

※1 17,878

 

 

未収入金

88,158

 

 

その他

2,079

 

 

貸倒引当金

1,188

 

 

流動資産合計

18,854,464

 

固定資産

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

建物及び構築物

※2 6,114,533

 

 

 

 

減価償却累計額

4,671,226

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

1,443,306

 

 

 

機械装置及び運搬具

3,828,107

 

 

 

 

減価償却累計額

3,424,773

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

403,333

 

 

 

工具、器具及び備品

1,018,750

 

 

 

 

減価償却累計額

898,679

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

120,070

 

 

 

土地

※2 1,960,786

 

 

 

建設仮勘定

162,112

 

 

 

有形固定資産合計

4,089,609

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

借地権

25,357

 

 

 

ソフトウエア

50,061

 

 

 

その他

6,849

 

 

 

無形固定資産合計

82,268

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

投資有価証券

366,216

 

 

 

出資金

2,145

 

 

 

従業員に対する長期貸付金

34,462

 

 

 

破産更生債権等

236

 

 

 

長期前払費用

6,692

 

 

 

繰延税金資産

67,375

 

 

 

差入保証金

106,451

 

 

 

保険積立金

771,569

 

 

 

会員権

31,592

 

 

 

貸倒引当金

20,239

 

 

 

投資その他の資産合計

1,366,501

 

 

固定資産合計

5,538,379

 

資産合計

24,392,843

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

 

電子記録債務

2,874,855

 

 

買掛金

4,731,002

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※2 20,000

 

 

リース債務

16,742

 

 

未払金

298,001

 

 

未払費用

93,301

 

 

未払法人税等

253,220

 

 

未払消費税等

155,315

 

 

預り金

65,582

 

 

賞与引当金

165,267

 

 

役員賞与引当金

40,000

 

 

その他

358

 

 

流動負債合計

8,713,648

 

固定負債

 

 

 

退職給付に係る負債

40,573

 

 

役員退職慰労引当金

149,450

 

 

リース債務

22,433

 

 

長期預り金

22,583

 

 

繰延税金負債

834

 

 

その他

1,589

 

 

固定負債合計

237,464

 

負債合計

8,951,112

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

 

資本金

729,000

 

 

資本剰余金

675,939

 

 

利益剰余金

13,867,917

 

 

自己株式

12,519

 

 

株主資本合計

15,260,337

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

その他有価証券評価差額金

68,348

 

 

退職給付に係る調整累計額

113,044

 

 

その他の包括利益累計額合計

181,393

 

純資産合計

15,441,730

負債純資産合計

24,392,843

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 34,391,592

売上原価

※2 29,837,720

売上総利益

4,553,872

販売費及び一般管理費

 

 

運賃

1,506,878

 

貸倒引当金繰入額

1,489

 

役員報酬

200,340

 

従業員給料及び手当

491,998

 

賞与

133,126

 

賞与引当金繰入額

66,648

 

役員賞与引当金繰入額

40,000

 

退職給付費用

48,578

 

役員退職慰労引当金繰入額

16,600

 

役員退職慰労金

600

 

法定福利及び厚生費

122,460

 

交際費

53,362

 

通信交通費

96,571

 

賃借料

158,001

 

減価償却費

51,409

 

のれん償却額

11,839

 

その他

303,211

 

販売費及び一般管理費合計

3,300,139

営業利益

1,253,733

営業外収益

 

 

受取利息

521

 

受取配当金

20,478

 

保険返戻金

3,955

 

受取出向料

2,700

 

受取賃貸料

8,019

 

その他

19,686

 

営業外収益合計

55,361

営業外費用

 

 

支払利息

1,144

 

手形売却損

886

 

保険解約損

6

 

その他

0

 

営業外費用合計

2,037

経常利益

1,307,056

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 2,790

 

特別利益合計

2,790

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 265

 

特別損失合計

265

税金等調整前当期純利益

1,309,581

法人税、住民税及び事業税

392,664

法人税等調整額

39,029

法人税等合計

353,635

当期純利益

955,946

親会社株主に帰属する当期純利益

955,946

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

4,585,060

5,648,830

 

 

受取手形

※2 1,012,696

※2 826,983

 

 

電子記録債権

2,894,844

3,478,918

 

 

売掛金

8,046,361

※1 7,560,069

 

 

商品及び製品

220,683

226,431

 

 

原材料及び貯蔵品

921,582

918,768

 

 

前払費用

22,473

18,925

 

 

預け金

※2 21,946

※2 17,878

 

 

未収入金

97,869

87,412

 

 

未収消費税等

55,696

-

 

 

その他

10

2,079

 

 

貸倒引当金

2,634

1,188

 

 

流動資産合計

17,876,591

18,785,109

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※3 2,808,186

※3 2,815,224

 

 

 

 

減価償却累計額

1,936,319

1,992,504

 

 

 

 

建物(純額)

871,867

822,719

 

 

 

構築物

3,256,536

3,259,343

 

 

 

 

減価償却累計額

2,557,352

2,642,043

 

 

 

 

構築物(純額)

699,183

617,299

 

 

 

機械及び装置

3,394,767

3,417,431

 

 

 

 

減価償却累計額

3,010,158

3,112,172

 

 

 

 

機械及び装置(純額)

384,608

305,259

 

 

 

車両運搬具

217,263

216,993

 

 

 

 

減価償却累計額

160,348

164,436

 

 

 

 

車両運搬具(純額)

56,914

52,556

 

 

 

工具、器具及び備品

944,982

1,015,036

 

 

 

 

減価償却累計額

869,754

895,369

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

75,227

119,666

 

 

 

土地

※3 1,892,156

※3 1,892,156

 

 

 

建設仮勘定

6,750

162,112

 

 

 

有形固定資産合計

3,986,708

3,971,770

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

借地権

25,357

25,357

 

 

 

ソフトウエア

47,700

50,061

 

 

 

その他

17,169

6,799

 

 

 

無形固定資産合計

90,227

82,218

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

356,438

366,216

 

 

 

関係会社株式

-

137,800

 

 

 

出資金

95

95

 

 

 

長期貸付金

41,300

※1 34,100

 

 

 

従業員に対する長期貸付金

27,500

34,462

 

 

 

破産更生債権等

2,199

236

 

 

 

長期前払費用

7,213

6,300

 

 

 

繰延税金資産

80,588

114,471

 

 

 

差入保証金

103,513

102,473

 

 

 

保険積立金

673,852

763,214

 

 

 

会員権

31,622

31,592

 

 

 

貸倒引当金

22,214

20,243

 

 

 

投資その他の資産合計

1,302,108

1,570,718

 

 

固定資産合計

5,379,044

5,624,707

 

資産合計

23,255,636

24,409,816

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

電子記録債務

2,442,313

2,874,855

 

 

買掛金

5,218,550

4,698,155

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※3 110,000

※3 20,000

 

 

未払金

311,841

※1 341,614

 

 

未払費用

46,574

72,896

 

 

未払法人税等

63,910

253,020

 

 

未払消費税等

-

149,382

 

 

前受金

490

-

 

 

預り金

28,104

64,889

 

 

賞与引当金

156,900

157,210

 

 

役員賞与引当金

-

40,000

 

 

その他

552

357

 

 

流動負債合計

8,379,237

8,672,382

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※3 20,000

-

 

 

長期預り金

-

22,583

 

 

退職給付引当金

191,122

203,133

 

 

役員退職慰労引当金

134,250

149,450

 

 

その他

19,334

-

 

 

固定負債合計

364,706

375,167

 

負債合計

8,743,943

9,047,549

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

729,000

729,000

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

666,880

666,880

 

 

 

その他資本剰余金

8,657

8,657

 

 

 

資本剰余金合計

675,537

675,537

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

86,245

86,245

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

41,257

38,552

 

 

 

 

別途積立金

3,375,000

3,475,000

 

 

 

 

繰越利益剰余金

9,555,874

10,302,101

 

 

 

利益剰余金合計

13,058,377

13,901,899

 

 

自己株式

12,519

12,519

 

 

株主資本合計

14,450,395

15,293,918

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

61,296

68,348

 

 

評価・換算差額等合計

61,296

68,348

 

純資産合計

14,511,692

15,362,266

負債純資産合計

23,255,636

24,409,816

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

 

製品売上高

27,383,176

※1 29,339,990

 

商品売上高

3,918,452

5,035,872

 

売上高合計

31,301,629

34,375,862

売上原価

 

 

 

製品期首棚卸高

135,031

201,408

 

当期製品製造原価

23,602,634

※1 25,122,874

 

合計

23,737,666

25,324,283

 

製品期末棚卸高

201,408

207,199

 

製品売上原価

23,536,257

25,117,083

 

商品期首棚卸高

15,698

19,274

 

当期商品仕入高

3,636,021

4,750,632

 

合計

3,651,719

4,769,906

 

商品期末棚卸高

19,274

19,231

 

商品売上原価

3,632,444

4,750,675

 

売上原価合計

27,168,702

29,867,758

売上総利益

4,132,926

4,508,103

販売費及び一般管理費

 

 

 

運賃

1,767,249

※1 1,639,264

 

貸倒引当金繰入額

3,500

1,485

 

役員報酬

195,240

197,640

 

従業員給料及び手当

389,245

390,250

 

賞与

52,913

131,557

 

賞与引当金繰入額

54,970

53,490

 

役員賞与引当金繰入額

-

40,000

 

退職給付費用

37,738

47,278

 

役員退職慰労引当金繰入額

16,600

16,600

 

役員退職慰労金

-

600

 

法定福利及び厚生費

88,172

103,756

 

交際費

28,680

52,869

 

通信交通費

66,568

81,341

 

賃借料

156,858

158,001

 

減価償却費

34,617

36,739

 

その他

246,874

※1 268,699

 

販売費及び一般管理費合計

3,139,229

3,216,603

営業利益

993,696

1,291,499

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業外収益

 

 

 

受取利息

738

※1 702

 

受取配当金

17,022

20,478

 

受取保険金

402

-

 

保険返戻金

3,266

3,955

 

受取出向料

3,780

2,700

 

受取賃貸料

7,499

8,019

 

その他

11,222

※1 18,041

 

営業外収益合計

43,932

53,897

営業外費用

 

 

 

支払利息

2,265

1,144

 

手形売却損

1,158

886

 

保険解約損

1,783

6

 

その他

98

-

 

営業外費用合計

5,305

2,036

経常利益

1,032,323

1,343,360

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※2 1,941

※2 2,790

 

特別利益合計

1,941

2,790

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※3 78

-

 

固定資産除却損

※4 2,834

※4 265

 

特別損失合計

2,913

265

税引前当期純利益

1,031,351

1,345,884

法人税、住民税及び事業税

327,471

392,564

法人税等調整額

9,741

36,608

法人税等合計

337,213

355,956

当期純利益

694,138

989,928