ライオン株式会社
Lion Corporation
台東区蔵前1-3-28
証券コード:49120
業界:化学
有価証券報告書の提出日:2023年3月31日

(1) 連結経営指標等

 

回次

国際財務報告基準

第158期

第159期

第160期

第161期

第162期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

349,403

347,519

355,352

366,234

389,869

税引前当期利益

(百万円)

35,658

31,402

44,494

34,089

31,292

当期利益

(百万円)

29,783

22,980

31,955

25,431

23,110

親会社の所有者に
帰属する当期利益

(百万円)

25,606

20,559

29,870

23,759

21,939

親会社の所有者に
帰属する当期包括利益

(百万円)

18,459

23,142

29,504

26,618

29,411

親会社の所有者に
帰属する持分

(百万円)

191,108

208,421

231,723

251,572

264,255

資産合計

(百万円)

355,365

380,701

435,501

428,025

469,278

1株当たり
親会社所有者帰属持分

(円)

657.50

716.94

797.08

865.31

929.72

基本的1株当たり

当期利益

(円)

88.11

70.72

102.75

81.73

77.04

希薄化後1株当たり

当期利益

(円)

87.99

70.63

102.61

81.59

76.91

親会社所有者帰属

持分比率

(%)

53.8

54.7

53.2

58.8

56.3

親会社所有者帰属

持分利益率

(%)

13.9

10.3

13.6

9.8

8.5

株価収益率

(倍)

25.8

30.1

24.3

18.8

19.7

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

31,879

36,762

40,729

19,296

41,962

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

8,989

20,754

19,868

34,177

19,535

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

8,754

10,561

9,140

10,225

19,821

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

104,972

110,406

121,534

97,250

101,078

従業員数

(名)

6,941

7,151

7,452

7,584

7,587

[外、平均臨時雇用者数]

[716]

[564]

[414]

[327]

[246]

 

(注) 第158期より国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。

 

 

回次

日本基準

第158期

決算年月

2018年12月

売上高

(百万円)

418,878

経常利益

(百万円)

31,341

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

24,818

包括利益

(百万円)

20,559

純資産額

(百万円)

200,598

総資産額

(百万円)

346,289

1株当たり純資産額

(円)

644.63

1株当たり当期純利益

(円)

85.40

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

85.28

自己資本比率

(%)

54.1

自己資本利益率

(%)

13.6

株価収益率

(倍)

26.6

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

31,914

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

9,013

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

8,764

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

104,972

従業員数

[外、平均臨時雇用者数]

(名)

6,941

[716]

 

(注) 第158期の諸数値につきましては、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

 

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第158期

第159期

第160期

第161期

第162期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

264,505

269,478

281,999

230,522

231,299

経常利益

(百万円)

23,744

22,471

27,261

28,488

17,296

当期純利益

(百万円)

22,873

19,491

25,844

26,956

13,874

資本金

(百万円)

34,433

34,433

34,433

34,433

34,433

発行済株式総数

(株)

299,115,346

299,115,346

299,115,346

299,115,346

292,536,446

純資産額

(百万円)

156,482

170,588

189,326

206,925

204,415

総資産額

(百万円)

264,464

290,110

338,598

326,488

332,443

1株当たり純資産額

(円)

537.80

586.30

650.76

711.27

718.75

1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

(円)

20

21

23

24

25

(10)

(10)

(11)

(12)

(12)

1株当たり当期純利益

(円)

78.70

67.05

88.90

92.71

48.72

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

78.59

66.96

88.77

92.56

48.63

自己資本比率

(%)

59.1

58.8

55.9

63.3

61.5

自己資本利益率

(%)

15.9

11.9

14.4

13.6

6.8

株価収益率

(倍)

28.8

31.7

28.1

16.6

31.1

配当性向

(%)

25.4

31.3

25.9

25.9

51.3

従業員数

[外、平均臨時雇用者数]

(名)

2,727

2,850

3,119

3,165

3,190

[512]

[400]

[196]

[130]

[104]

株主総利回り
(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(%)

107.3

101.5

120.0

76.1

76.2

(84.0)

(99.2)

(106.6)

(120.2)

(117.2)

最高株価

(円)

2,541

2,434

2,823

2,497

1,657

最低株価

(円)

1,901

1,896

1,763

1,480

1,263

 

(注) 1 最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

2 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第162期の期首から適用しており、第161期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

 

 

 

2 【沿革】

当社は、1980年1月1日「ライオン歯磨株式会社」と「ライオン油脂株式会社」が対等合併し、「ライオン株式会社」として発足いたしました。

創業から合併以前の二社の時代、および合併してライオン株式会社になってからの主な経過は次のとおりであります。

年月

概要

1891.10

 

1896.7

1910.12

初代小林富次郎が神田柳原河岸の店舗(小林富次郎商店)にて、石鹸・燐寸の原料と石鹸の製造販売を開始。

初めて良質粉ハミガキの製造を開始し、これを「獅子印ライオン歯磨」と名づける。

合資会社ライオン石鹼工場を設立。

(以下、左欄はライオン歯磨株式会社に関する沿革を記載し、右欄はライオン油脂株式会社に関する沿革を記載する。)

年月

ライオン歯磨株式会社

年月

ライオン油脂株式会社

1918.9

小林富次郎商店を改組して、株式会社小林商店設立。

1919.8

合資会社ライオン石鹼工場を改組して、ライオン石鹼株式会社を設立。

1936.4

平井工場(旧東京工場)竣工。

1940.9

ライオン石鹼株式会社をライオン油脂株式会社と商号変更。

1949.2

株式会社小林商店をライオン歯磨株式会社と商号変更。

1941.2

ライオン石鹼東京配給株式会社(現在のライオンペット株式会社)設立。

1949.5

 

1961.6

 

1963.11

東京証券取引所に上場。

 

ライオン不動産株式会社(現在のライオンビジネスサービス株式会社)設立。

ライオンサービス株式会社(のちのライオン流通サービス株式会社)設立。

1949.5

東京証券取引所に上場。

1960.11

リード石鹼株式会社(1967.7ライオン販送株式会社と改称、のちのライオン流通サービス株式会社)設立。

1963.11

アーマー社等と共同出資でライオン・アーマー株式会社(現在のライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社)設立。

1964.9

小田原工場竣工。

1964.11

川崎工場竣工。

1966.5

大阪証券取引所市場第一部に上場。
(2007年12月上場廃止)

1967.12

サハ社と共同出資で泰国獅王油脂有限公司(現在のLion Corporation (Thailand) Ltd.)設立。

 

 

1968.10

大阪工場竣工。

1969.4

明石工場竣工。

1969.9

九州ライオン石鹼株式会社を吸収合併(旧九州工場)。

1974.6

小田原に新研究所竣工。

1971.2

ライオンエンヂニアリング株式会社(現在のライオンエンジニアリング株式会社)設立。

1975.11

マコーミック社と共同出資でライオンマコーミック株式会社設立。
(2007年7月清算結了)

1976.10

市原ボトル株式会社(1994年7月にライオンパッケージング株式会社に改称)設立。

1976.12

クーパーラボラトリー社と共同出資でライオンクーパー株式会社(現在のライオン歯科材株式会社)設立。

1978.1

 

1979.5

ライオン歯磨株式会社と共同出資でライオン製品株式会社設立。

出光石油化学株式会社と共同出資でカルプ工業株式会社(のちの出光ライオンコンポジット株式会社)設立。

1978.1

ライオン油脂株式会社と共同出資でライオン製品株式会社設立。

1979.6
 

ライオン歯磨株式会社とライオン油脂株式会社が1980年1月に対等合併し、ライオン株式会社となる旨の合併契約書に調印。

(以下、ライオン株式会社に合併してからの沿革を記載する。)

 

 

年月

ライオン株式会社の概要

1980.1

ライオン株式会社発足。

1980.4

ブリストル・マイヤーズ社と共同出資でブリストルマイヤーズ・ライオン株式会社設立。

1981.11

小田原工場内に薬品工場竣工。

1982.3

獅王家庭用品(シンガポール)有限公司設立(現在のLion Corporation (Singapore) Pte Ltd)。

1982.8

千葉工場竣工。

1982.11

ライオン化学株式会社(現在のライオンケミカル株式会社)設立。

1982.12

ライオンハイジーン株式会社設立。

1985.7

藤沢薬品工業株式会社より芳香剤等ホームケア用品の製造販売権を取得。

1989.2

ライオンオレオケミカル株式会社設立。

1993.1

アンネ株式会社を吸収合併。

2000.12

九州工場閉鎖。

2002.2

伊勢原工場閉鎖。

2003.7

川崎工場閉鎖。

2003.12

ライオンオレオケミカル株式会社がライオン化学株式会社に営業譲渡し、ライオンケミカル株式会社発足。

2004.12
 
2006.10
2007.6
2007.7

中外製薬株式会社より一般用医薬品事業ならびに韓国CJ Corp.より生活化学品事業を取得(現在のLion Corporation (Korea))。
東京工場閉鎖。
ライオンエコケミカルズ有限公司をマレーシアに設立。
米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社より解熱鎮痛薬の日本およびアジア・オセアニア地域(中国等の一部国・地域を除く)における商標権を取得。それに伴い、ブリストル・マイヤーズ社との合弁契約を解消し、ブリストルマイヤーズ・ライオン株式会社を解散。

2011.6

獅王(中国)日用科技有限公司設立。(2015年8月吸収合併により消滅)

2012.6

2014.3

ピアレス社と共同出資でピアレスライオン株式会社をフィリピンに設立。
アクゾノーベル社より株式を譲り受け、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社を子会社化。

2015.7

ライオン株式会社化学品事業、一方社油脂工業株式会社およびライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社を統合し、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社として発足。

2015.8

獅王日用化工(青島)有限公司が獅王(中国)日用科技有限公司を吸収合併。

2015.9

Southern Lion Sdn. Bhd.を子会社化。

2016.7

当社が保有するピアレスライオン株式会社の全株式をピアレス社に譲渡し、合弁契約を解消。

2018.6

Wilmar International Limitedグループと共同出資でGlobal Eco Chemicals Singapore Pte. Ltd.を設立。

2018.12

当社が保有するライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社に譲渡。

2020.1

ライオン流通サービス株式会社を吸収合併。

2021.1

当社が保有するGlobal Eco Chemicals Singapore Pte. Ltd.の全株式をWilmar International Limitedグループに譲渡し、合弁契約を解消。

2021.4

当社が保有する出光ライオンコンポジット株式会社の全株式を出光興産株式会社に譲渡。

2022.1

株式会社休日ハックの全株式を取得し、子会社化。

2022.4

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。

2022.6

Kallol Limitedとの合弁会社として、Lion Kallol Limitedを設立。

2023.1

東京都台東区蔵前に本社を移転。

2023.3

MERAP HOLDING CORPORATIONの株式を取得し、持分法適用関連会社化。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社24社、関連会社5社で構成され、一般用消費財事業、産業用品事業、および海外事業を主な内容とし、さらに各事業に関連する建設その他のサービス等の事業活動を行っております。

 

当社グループの事業に係わる位置づけおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。

なお、報告セグメントと同一の区分であります。また、連結子会社であるライオンケミカル㈱の事業構成の変化を踏まえ、従来「産業用品事業」に集約していた同社の事業を「産業用品事業」と「一般用消費財事業」に分離しています。

 

(一般用消費財事業)

主として当社が製造または購入し、代理店・特約店を通じて販売されております。

歯科材料等については、ライオン歯科材㈱(連結子会社)が当社より購入し、販売しております。ペットフード・ペット用品は、ライオン商事㈱(連結子会社)が販売しております。

また、㈱ジャパンリテールイノベーション(持分法適用関連会社)が当社の店頭管理業務を行っております。

 

(産業用品事業)

当社およびライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱(連結子会社)が製造または購入し、代理店を通じて販売されております。ライオンケミカル㈱(連結子会社)およびライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱(連結子会社)は、製造を一部担当し当社に原料・商品を提供しております。

なお、厨房用洗浄剤等は、ライオンハイジーン㈱(連結子会社)が、一部を当社より購入し、販売しております。

 

(海外事業)

海外においては、Lion Corporation (Thailand) Ltd.(連結子会社)、Lion Corporation (Korea)(連結子会社)、Southern Lion Sdn. Bhd.(連結子会社)および獅王日用化工(青島)有限公司(連結子会社)が一般用消費財等の製造・販売を、獅王(香港)有限公司(連結子会社)およびLion Corporation (Singapore) Pte Ltd(連結子会社)が、当社、Lion Corporation (Thailand) Ltd.(連結子会社)、Southern Lion Sdn. Bhd.(連結子会社)および獅王日用化工(青島)有限公司(連結子会社)より商品・製品の一部を購入し、販売しております。

 

(その他)

その他として、ライオンエンジニアリング㈱(連結子会社)が当社等の設備の設計、施工、保全業務を、ライオンビジネスサービス㈱(連結子会社)が当社等の不動産・保険関係業務および福利厚生業務を行っております。

 

事業の系統図は、次のとおりであります。


 

4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社

名称

住所

資本金
(百万円)

事業内容

議決権に
対する
所有割合
(%)

関係内容

役員の兼任

資金援助

営業上の取引

設備の
賃貸借等

当社
役員
(名)

当社
従業員
(名)

 

ライオンケミカル㈱

※1

東京都墨田区

7,800

一般消費財

事業および

産業用品事業

100.0

2

10

貸付金

原料・商品
の仕入先

事務所・
設備・

土地の一
部賃貸借

 

ライオン
ビジネスサービス㈱

 

東京都墨田区

490

その他

100.0

5

なし

賃貸物件の
斡旋依頼および保険付保

事務所・
土地の一
部賃貸借

ライオン・
スペシャリティ・
ケミカルズ㈱

東京都墨田区

400

産業用品事業

100.0

2

10

貸付金

当社製商品
の販売先
および原料
・商品の
仕入先

事務所の
一部賃貸

ライオンハイジーン㈱

東京都墨田区

300

産業用品事業

100.0

2

7

なし

当社製商品
の販売先

事務所・
倉庫の
一部賃貸

 

ライオン商事㈱

※6

東京都墨田区

240

一般用消費財事 業

100.0

2

6

なし

事務所の
一部賃貸

ライオン
エンジニアリング㈱

東京都墨田区

100

その他

100.0

2

9

なし

当社設備等
の建設および
保守管理

事務所の
一部賃貸

㈱休日ハック

東京都墨田区

80

その他

100.0

4

なし

事務所の
一部賃貸

㈱イシュア

東京都港区

20

一般用消費財事 業

100.0

5

なし

当社製商品
の販売先

ライオン
コーディアルサポート㈱

東京都墨田区

20

その他

100.0

4

なし

一般労働者
の派遣

事務所の
賃貸

ライオン歯科材㈱

東京都墨田区

10

一般用消費財事 業

100.0

9

なし

当社製商品
の販売先

事務所の
賃貸

獅王日用化工(青島)
有限公司      ※1

青島市

千米ドル

39,065

海外事業

100.0

1

6

なし

当社製商品
の販売先
および商品
の仕入先

獅王家品股份有限公司

新北市

千台湾ドル

530,000

海外事業

100.0

5

なし

当社製商品
の販売先

Lion Corporation (Korea)

大韓民国

千韓国ウォン

9,976,250

海外事業

100.0

5

なし

当社製商品
の販売先
および商品
の仕入先

Lion Corporation (Singapore) Pte Ltd

シンガポール

千シンガポール

ドル

9,000

海外事業

100.0

3

なし

当社製商品
の販売先

獅王(香港)有限公司

香港

千香港ドル

12,000

海外事業

100.0

2

なし

当社製商品
の販売先

獅王広告有限公司

香港

千香港ドル

100

海外事業

※3
100.0
(100.0)

2

なし

Lion Kallol Limited

バングラデシュ

千バングラデシュ

タカ

70,000

海外事業

75.0

2

なし

Lion Corporation (Thailand) Ltd.   ※2

タイ

千バーツ

500,000

海外事業

51.0

3

7

なし

当社製商品
の販売先
および商品
の仕入先

Health Care Service Co., Ltd.

タイ

千バーツ

7,000

海外事業

※5
100.0

(100.0)

なし

Eastern Silicate Co., Ltd.

タイ

千バーツ

500

海外事業

※5

99.9

(99.9)

2

なし

 

 

名称

住所

資本金
(百万円)

事業内容

議決権に
対する
所有割合
(%)

関係内容

役員の兼任

資金援助

営業上の取引

設備の
賃貸借等

当社
役員
(名)

当社
従業員
(名)

Southern Lion Sdn. Bhd.

マレーシア

千マレーシア
リンギット

22,000

海外事業

50.0

1

2

なし

当社製商品
の販売先
および商品
の仕入先

PT. Ipposha Indonesia

インドネシア

千米ドル

750

海外事業

※4
100.0

(90.0)

4

なし

 

 

(2) 持分法適用関連会社

名称

住所

資本金
(百万円)

事業内容

議決権に
対する
所有割合
(%)

関係内容

役員の兼任

資金援助

営業上の取引

設備の
賃貸借等

当社
役員
(名)

当社
従業員
(名)

㈱ジャパンリテール
イノベーション

東京都港区

100

一般用消費財事 業

20.0

1

なし

販売促進
活動業務
の委託先

㈱プラネット

東京都港区

436

その他

15.6

1

なし

VANの
利 用

PT. Lion Wings

インドネシア

百万ルピア

64,062

海外事業

48.0

1

3

なし

当社製商品
の販売先

 

 

(注)※1 ライオンケミカル㈱および獅王日用化工(青島)有限公司は特定子会社であります。

※2 Lion Corporation (Thailand) Ltd.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 
主要な損益情報等 ① 売上高          53,552百万円
         ② 営業利益          1,712百万円
         ③ 当期利益          1,709百万円
         ④ 資本合計         22,710百万円
          ⑤ 資産合計         41,807百万円

 

※3 獅王広告有限公司の議決権は、獅王(香港)有限公司が所有しております。

※4 PT. Ipposha Indonesiaの議決権の90%は、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱が所有しております。

※5 Health Care Service Co., Ltd.ならびにEastern Silicate Co., Ltd.の議決権は、Lion Corporation (Thailand) Ltd.が所有しております。

※6 ライオン商事㈱は、2023年1月1日付でライオンペット㈱に社名変更しております。

 7 2023年3月1日付で、MERAP HOLDING CORPORATIONの発行済株式の36%を取得し、持分法適用関連会社の範囲に含めております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 34.重要な後発事象」に記載の通りです。

8 ㈱プラネットは、有価証券報告書を提出しております。なお、㈱プラネット以外の上記連結子会社および持分法適用関連会社は有価証券届出書および有価証券報告書を提出しておりません。

9 議決権に対する所有割合の( )内は間接所有割合で内数であります。

10 上記以外に小規模な持分法適用会社が1社あります。

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

一般用消費財事業

2,760

[163]

産業用品事業

587

[3]

海外事業

3,366

[77]

その他

176

[2]

全社(共通)

698

[1]

合計

7,587

[246]

 

(注) 1 従業員は就業人員数であり、臨時従業員数は[]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。なお、2022年12月31日付の退職者は含めておりません。

2 臨時従業員には、パートタイマーを含み、派遣社員を除いております。

 

(2) 提出会社の状況

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢

平均勤続年数

平均年間給与(円)

(歳)

(月)

(年)

(月)

3,190

[104]

44

2

17

0

6,799,584

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

一般用消費財事業

2,489

[103]

産業用品事業

3

[―]

海外事業

[―]

その他

[―]

全社(共通)

698

[1]

合計

3,190

[104]

 

(注) 1 従業員は就業人員数であり、臨時従業員数は[]内に当事業年度の平均人員を外数で記載しております。
なお、2022年12月31日付の退職者は含めておりません。

2 臨時従業員には、パートタイマーを含み、派遣社員を除いております。

3 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

提出会社および一部子会社では労働組合が組織されております。なお、労使関係は安定しており特記すべき事項はありません。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

当社グループは、『愛の精神の実践』を創業からの想いとして受け継ぎ、パーパス(存在意義)「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign(リ デザイン))」を経営の起点とし、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしに役立つ優良製品・サービスを提供することにより、サステナブルな社会に貢献していくことが使命であると認識しております。

人々の価値観の変化や企業に求められる社会的な役割を的確に捉え、お客様満足を最優先とする製品開発、サービスの提供に取り組むとともに、環境保全活動の推進やコーポレート・ガバナンス体制の充実を図り、株主、お客様、お取引先、地域・社会、従業員等のすべてのステークホルダーからの期待に応えられる信頼性の高い企業として、企業価値の一層の向上に努めてまいります。

 

(2) 中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、2030年のありたい姿として経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げています。

ビジョン実現に向けては、パーパス(存在意義)を起点とした経営を一層強化し、サステナブルな社会への貢献と事業の成長を目指すべく中長期経営戦略フレーム「Vision(ビジョン)2030」を策定しており、2022年からは3ヵ年の中期経営計画「Vision(ビジョン)2030 1st(ファースト) STAGE(ステージ)」をスタートさせました。

 

<中長期経営戦略フレーム「Vision2030」の概要>

 

◇経営ビジョン

「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」

 

◇3つの成長戦略の推進

事業成長を加速させるため、3つの成長戦略を推進します。

① 「4つの提供価値領域における成長加速」

② 「成長に向けた事業基盤への変革」

③ 「変革を実現するダイナミズムの創出」

 

◇サステナビリティ重要課題への取組み強化

「健康な生活習慣づくり」「サステナブルな地球環境への取組み推進」を最重要課題として、成長戦略と相乗的に推進してまいります。

 


 


 

 

<2030年の目指す業績イメージ>

・連結売上高                 6,000億円水準(海外事業の構成比50%水準)

・事業利益 ※1               500億円水準

・EBITDA ※2           800億円水準

・ROIC                   8~12%

・ROE                     10~14%

※1 売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。

※2 当社の恒常的な事業の業績を測る利益指標である事業利益(売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもの)に減価償却費(使用権資産の減価償却費を除く)を合算したものであり、キャッシュベースの収益力を測る指標です。

 

(3) 会社の対処すべき課題

経営ビジョン実現に向け、2022年からスタートさせた3ヵ年の中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」に掲げる戦略をスピーディに推進し、着実な成果につなげることが当社グループの課題であると認識しております。

 

◇経営ビジョン実現に向けた経営戦略

<3つの成長戦略の推進>

①4つの提供価値領域における成長加速

4つの提供価値領域に重点をおき、既存事業の強化および新価値創造による収益機会の獲得に取り組み、国内外のより一層の成長加速を目指します。

 

②成長に向けた事業基盤への変革

将来の成長に必要な戦略的投資(M&A、SCM・生産インフラ、デジタル、サステナビリティ等)の強化により、成長を促進する事業基盤への変革に取り組みます。

 

③変革を実現するダイナミズムの創出

働きがい改革やダイバーシティ&インクルージョンの推進等により、従業員エンゲージメントの向上を図り、持続的に成長する企業への変革を実現するダイナミズムを生み出します。

 

<サステナビリティ重要課題への取組み強化>

脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献すべく、生活者と共につくる「エコの習慣化」に取り組みます。環境対応技術の深耕とその技術を適用した製品・サービスの開発を進めます。加えて、家庭での環境負荷を低減する「節水・節電習慣」と「詰め替え習慣・捨てない習慣※3」を、業界・他社と連携して日本を含むアジアに展開してまいります。

 ※3 先進的なリサイクルの取組み(インフラづくり・リサイクル技術等)による資源循環を実現する習慣づくり

 

国内外において、健康寿命の延伸やQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上などヘルスケアに対する社会課題が顕在化する中、毎日の暮らしに身近な存在である当社グループの役割は今後益々大きくなると考えております。

当社グループでは、上記の戦略を強力に推進することで、事業を通じて社会との共通価値を創出し、サステナブルな社会への幅広い貢献を通じて、企業価値の向上を目指してまいります。

 

 

(4) セグメント別の課題と戦略

①一般用消費財事業

一般用消費財事業は、主要分野において、付加価値の高い新製品や環境に配慮した新製品の導入と育成を図るとともに、4つの提供価値領域における新たな価値創造に向けた取組みを加速させます。

 

②産業用品事業

産業用品事業は、モビリティ、エレクトロニクス等の主要分野で重点施策を着実に推進し、事業基盤の強化と製品の販売を通じたサステナビリティへの貢献に努めてまいります。また、業務用洗浄剤分野では、重点顧客への取組みを強化するとともに、衛生関連事業の拡大にも注力します。

 

③海外事業

海外事業は、ホームケア分野の収益性向上に取り組むとともに、オーラルケア、ビューティケアなどパーソナルケア分野を中心にマーケティング施策を展開し、特に成長が続く中国を重点国として、事業規模の拡大に努めます。併せて、新規参入したバングラデシュ、ベトナムにおいて、成長に向けた事業基盤の構築を進めるとともに、更なる新規国、新規エリアへの参入の検討も進めてまいります。

 

(5) 中期経営計画の進捗状況

当社グループは、中長期経営戦略フレーム「Vision2030」にもとづき、2022年度から、中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を推進しております。

 

<中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」>

中長期経営戦略フレーム「Vision2030」の実現に向け、2030年まで3年毎の中期経営計画を3回設定し、経営環境の変化に対応した戦略推進を図ります。

「1st STAGE」では、「成長加速へのギアチェンジ」をテーマとして、「成長戦略の実行」と「経営基盤の変革」を推進し、成長しながら変革を加速させます。また、ROICマネジメントの活用によるマネジメントコントロールの強化を図ります。

 

◇成長戦略の推進

(1)4つの提供価値領域における成長加速

・4つの提供価値領域における既存ビジネスの進化と新たなビジネスモデルの創出により収益機会を獲得しま

 す。

・中国事業の高成長を維持し2か国以上の新規国・エリアへの参入を目指します。

・エコ習慣づくりにより社会貢献を拡大します。

 

(2)成長に向けた事業基盤への変革

・ビジネス基盤・システム基盤を強化し、業務効率化のためにDX推進を加速します。

・経営マネジメントの高度化を図ります。

・サステナブルなSCM基盤を構築するとともに、サステナビリティ戦略の推進を加速します。

 

(3)変革を実現するダイナミズムの創出

・ライオン流働きがい改革の推進等により従業員エンゲージメントの向上を図ります。

・人材育成・人的資本への投資を拡大します。

 

◇サステナビリティ重要課題への取組み

(1)健康な生活習慣づくり

インクルーシブ・オーラルケアなどを通じて、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしの実現と健康寿命の延伸に貢献します。

 

(2)サステナブルな地球環境への取組み推進

・生活者と共につくる「エコの習慣化」により、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献します。

・家庭での環境負荷を低減する「節水・節電習慣」と「詰め替え習慣・捨てない習慣」を、業界・他社と連携し

 て日本を含むアジアに展開します。

 

◇キャッシュアロケーション

3ヵ年で1,200億円超のキャッシュ獲得を想定し、その内の800億円超を将来に向けた戦略投資に投下するとともに、配当および自己株式取得による300億円超の株主還元を行うことを想定しています。

 

◇連結業績目標

・連結売上高                 4,200億円

・事業利益                   320億円

・EBITDA               520億円

・営業利益                   320億円

・ROIC                   7.5%水準

・ROE                     9.0%水準

 

 

2 【事業等のリスク】

当社グループの経営成績および財政状態は、今後事業を行っていく上で起こりうる様々なリスクによって影響を受ける可能性があり、特に投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項について、以下に記載しております。
 なお、将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において入手しうる情報に基づいて判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。
 

<リスクマネジメントの基本方針>
・当社の役員および従業員は、「内部統制システムの基本方針」に基づき、平時から、当社グループの事業運営を
 阻害するリスクの未然防止に努める。
・万が一、リスクが顕在化した場合には、従業員、株主、顧客、地域社会等各ステークホルダーの損失の最小化に
 努める。
・顕在化したリスクはいち早く経営トップに報告し、事実確認、経緯把握、原因究明、改善策立案等を速やかに実
 施したうえで、再発防止に努める。
 
<当社のリスクマネジメント体制>
 当社グループは、事業活動に関わるあらゆるリスクの発生頻度や経営への影響を低減していくために、全社的な視点でリスクマネジメントを統括する「リスク統括管理担当役員」を選任するとともに、経営企画部を事務局として具体的な施策の推進を図っております。
 具体的には、以下に記載の13のリスクを経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼすリスクとして管理しておりますが、当社グループに共通し、かつ経営への影響が大きいリスクについては、「全社リスク」と位置付け、事務局を中心に全社対応を進めております。それ以外のリスクは、各部所での業務推進上の「個別リスク」と位置付け、職制を中心に対応を進めることとし、各部所のリスク対応状況の評価は、業務監査を通じて監査室が行うこととしております。
 各部所は、「リスクマネジメントシート」を活用し、「全社リスク」と「個別リスク」を識別・評価し、対応策を検討し年間を通じて実践します。その推進状況の評価については、年2回(7月:中間、翌1月:総括)、各部所で実施し、その結果を経営企画部が取りまとめ、執行役員会および取締役会に報告しております。

 2022年度のリスクマネジメントの推進に当たっては、「コンプライアンス」「ハラスメント」「情報漏洩」「大規模地震」「新型コロナウイルス感染症」を「全社リスク」と定め、重点的に取組みました。なかでも、「新型コロナウイルス感染症」への対応について、感染の拡大に伴い国内外の事業活動に影響が生じましたが、従業員の感染リスクや製品供給に関わるリスク、市場変化に関わるリスク等に対して、迅速かつ適切に対応しました。その結果、経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼすようなことはありませんでした。

 

<事業等のリスク>
①市場や消費者の変化に関わるリスク 
 当社グループは、日々の暮らしに役立つ優良な製品・サービスを提供し、「より良い生活習慣づくり」を通じて、お客様の満足と信頼を獲得することが使命であるという認識のもと、事業を行っております。しかしながら、事業を取り巻く環境は大きく変化しております。国内景気の動向や人口の減少が長期的な消費の低迷や市場縮小に繋がる可能性があるとともに、ECの台頭等による販売チャネルの変化や、業態のボーダレス化が進むことにより販売競争の更なる激化に繋がる可能性があります。また、IOTやデジタル化の進展とともに、生活者のライフスタイルが大きく変化している中で、こうした変化への対応が遅れることで、お客様満足と信頼が低下し、競合との競争に劣後し、市場シェアや売上高を保てなくなる可能性があります。この場合、売上に関わる割戻金等の増加や顧客提供価値の毀損、事業用資産の減損処理が必要になることとなり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで、当社グループは、市場や生活者のライフスタイルなどの変化を継続的に分析し、そのステージごとに新しい生活習慣を提供する製品の開発を推進しております。また、中長期的には、戦略的に全社横断でイノベーションを起こし、「オーラルヘルス」「インフェクションコントロール」「スマートハウスワーク」「ウェルビーイング」という4つの提供価値領域で、新しい生活者価値の創造に取り組み、事業成長を加速してまいります。

 

 

②製品品質に関わるリスク
 当社グループは、お客様の満足と信頼を獲得するために、たゆまぬ品質保証活動を実践しております。しかしながら、製造工程に起因する想定外の製品不良やお客様の誤使用による想定外の製品事故等の製品トラブルが発生する可能性もあり、場合によっては、製品回収や損害賠償請求等により、当社グループのブランドイメージや社会的信用の低下につながり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで、当社グループは、JISQ9000ファミリー規格に基づき、企画・開発・生産・販売に関わる製品開発プロセス、およびそれぞれのプロセスが果たすべき要求事項を規定した「製品マネジメントシステム」により適切な品質管理を行うとともに、医薬品、医療機器等の品質、有効性および安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)(以下、薬機法という)や不当景品類および不当表示防止法等の関連法規を遵守し、お客様に安心、安全、便利な製品の提供に努めております。「製品マネジメントシステム」に従い、製品トラブルの未然防止に努めるとともに、万が一、トラブルが発生した場合には、健康被害等を最小限に食い止めるべく、迅速かつ適切な対応がとれるよう、品質保証体制を整備しております。また、製品の発売後には、お客様相談窓口に寄せられたお客様の声を活かし、製品や容器・包装、表示等の改善に努めております。加えて、品質保証体制をさらに強化するために、2021年に品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001認証を取得(2022年2月登録)し、品質に関わる組織マネジメント体制の強化を図っております。今後、国内外のグループ各社におけるISO9001のマルチサイト認証の取得を目指して、さらなる品質保証体制の強化を推進します。

 

③原材料調達に関わるリスク
 当社グループは、原材料および製品の一部を、国内だけではなく、複数の国から購入しております。しかしながら、気候変動や国際的な需要拡大等の需給動向の変化に伴い、調達競争が激化し、購入価格が高騰する可能性があります。また、地政学的リスクや購入先の事故等によりサプライチェーンが寸断され、商品供給責任を果たせなくなる可能性があります。そうした場合には、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで当社グループでは、調達が滞る事態に備え、発生時の影響を最小限に抑えるため、日頃から原材料の互換化、複数購買、グローバル調達等を進めることにより、安定した原材料調達を行っております。また、「調達基本方針」を定め、責任ある調達活動を推進しております。毎年、「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づくセルフチェックを、原材料メーカーや生産委託先等のお取引先様で実施し、サプライチェーンにおける、人権・労働、環境、公正な事業慣行、消費者課題等に関するリスクの回避に努めております。
 

④海外事業に関わるリスク  
 当社グループは、アジアの国や地域においても事業を展開しております。Vision2030では海外事業を戦略的に拡大していくことを目指しており、今後海外事業が経営成績および財政状態に与える影響が相対的に高まる可能性があります。加えて、事業展開を行う国や地域における政治経済の動向や法規制の強化・変更は、対応のための追加費用の発生や事業活動が制約され、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

そこで当社グループは、国や地域、事業のポートフォリオを多様化しリスク分散を図るとともに、各国・地域の政治・経済情勢や法規制の動向等には常に十分な注意を払い、継続的に情報を収集し、環境変化に対応できるよう努めております。また、M&Aを行う場合には、対象企業のビジネス、財務内容および法務等について詳細なデューデリジェンスを行い、リスクの低減を図っております。

 

⑤人材に関わるリスク 
 当社グループが今後持続的に発展していくためには、多様な価値観や専門性を持ち、自立した人材が必要不可欠です。しかしながら、少子高齢化による労働人口の減少や雇用情勢の変化等により、事業活動に必要な専門性を持った人材やグループ経営を推進する人材、グループ各社の特性・成長ステージに応じた人材を、計画通りに確保・育成し、定着が進まなかった場合には、中長期的な成長を達成することができなくなる可能性があります。また、価値観の多様性を尊重し、組織での関係性が向上する風土が醸成できない場合には、イノベーション創出力の毀損、事業における機会損失だけでなく、人材の流出が起こり、事業活動が停滞する可能性があります。
 そこで、当社グループでは、多様な人材活用によるダイナミズムの創出に取り組んでおり、グローバル競争に勝ち抜く企業力を醸成するために、従業員一人ひとりが多彩な能力を最大限に発揮できる企業を目指しております。多様な価値観の融合によるイノベーションの促進を狙いとし、通年採用を実施するとともに、デジタル分野等を中心とする専門人材等の拡充を積極的に進めております。また、従業員一人ひとりが自律意識を醸成し、能力を最大発揮できるワークマネジメント施策や、多様な生活スタイルや自身のキャリアデザイン(副業含む)に合った新しい働き方を選択できるワークスタイル施策を推進し、「ライオン流働きがい改革」を実施しております。
 

 

⑥情報管理に関するリスク   
 当社グループは、開発・生産・物流・販売等に関する営業秘密や、販売促進キャンペーンや通信販売等を通じお客様の個人情報を保持しており、これらの取扱いに関しては、紛失や改ざん等を防止するため、適切なセキュリティ対策を実施しております。しかしながら、ソフトウエアや機器の欠陥、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス、その他不測の出来事によって、情報漏洩や重要データの喪失・改ざん、システム停止等のインシデントが発生した場合は、社会的信用が低下する可能性があるとともに、事業活動が滞る可能性があります。
 そこで、「情報取扱に関する基本方針」や「個人情報保護方針」等の方針のもと、営業秘密や個人情報の保管や取扱い等の手続きを明確にしたマニュアルを整備しております。情報セキュリティに関しては、情報セキュリティ規程」で、ウイルス感染やサイバー攻撃等によるシステム障害に対する対策を規定し、随時更新を図っております。また、ハード面だけではなく、従業員の情報リテラシーを高めるために、情報セキュリティやソーシャルメディアのリスクに関する研修を、役員を含む全従業員が毎年受講し、ITガバナンスの強化を推進しております。

 

⑦コンプライアンスに関するリスク
 当社グループは、事業活動を推進するにあたり、薬機法や食品衛生法等製品の品質や安全性に関わる法令や規制のほか、労働基準法や労働安全衛生法等の労務管理・労働安全関連、税務・会計関連、取引や情報関連等、国内外問わず、様々な法規制の適用を受けております。行政や司法・規制当局等による予期せぬ法令の制定・改廃が行われる可能性や、社会・経済環境の著しい変化等に伴う各種規制の大幅な変更の可能性があるため、コンプライアンスに関するリスクを完全に回避することはできません。当社グループならびに業務委託先等が重大な法令違反を起こした場合には、当社グループのブランドイメージや社会的信用の低下につながり、訴訟や損害賠償金が発生した場合等には、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで、当社グループでは、法令遵守は重要な企業の責務であり、企業活動の前提であると認識し、2003年に行動規範である「ライオン企業行動憲章」および「行動指針」を制定し、役員・社員に対して定期的な教育・啓発を実施しております。コンプライアンスに関わる具体的な施策の策定や推進は、企業倫理担当役員を委員長とする「企業倫理委員会」を中心に実施しており、社内外通報システムとして、「AL(オールライオン)心のホットライン」を整備し、運用しております。また、2019年には、世界各国での贈収賄・腐敗行為に対する法規制強化の流れに鑑み、「ライオン贈収賄防止基本指針」を定め、事業を展開する国および地域の法令等を遵守した事業活動を徹底しております。

 

⑧風評に関わるリスク
 スマートフォンの保有率の高まりやソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNSという)を活用する人の増大により、いつでも、どこでも、誰もが、情報を受発信できる状態にあります。近年では、高速大容量の移動通信システムの進化により、動画等大容量の情報のやり取りが高速で行われております。不適切な発言や書込み等があった場合には、即座に拡散・炎上した例も少なくありません。当社グループでも、広告等での不適切な表現や、従業員の不適切な書き込み等がSNSを通じて拡散した場合、また、当社製品やブランド、事業活動等について誤った投稿が拡散した場合、当社グループのブランドイメージや社会的信用の低下につながり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 当社グループは、役員・従業員をはじめとする就業者が守るべきルール「ソーシャルメディアポリシー」を定め、SNSに関わるリスク等についての研修を全社員が年1回受講する等の教育施策を、継続的に実施しております。また、SNSへの書き込み等を継続的にモニタリングすることで不適切な情報の早期発見に努めるとともに、不適切な書き込み等が発見された場合には、拡散の初期段階で迅速、慎重かつ適切に対応するための「ソーシャルメディアリスク対応マニュアル」を策定し、定期的に見直しを図るとともに、訓練を実施しております。

 

 

⑨為替変動に関わるリスク
 当社グループは、アジアの国や地域でも事業を展開しております。海外の関係会社において現地通貨にて作成された財務諸表は、連結財務諸表作成時に円換算を行うことから、為替の変動は、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、原材料や商品の一部については、輸出入の取引を行っておりますが、為替変動の影響を受ける可能性があります。
 そのため、当社グループは、主要通貨の為替動向を注視するとともに、ヘッジ等を通じて、為替変動によるリスクの低減に努めております。

 

⑩重要な訴訟に関わるリスク
 当社グループは、アジアの国や地域でも事業を展開しておりますが、それぞれの法制度の下、訴訟を提起される可能性があります。当連結会計年度において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重大な訴訟が提起され、当社グループに不利益な判断がされた場合には、ブランドイメージや社会的信用の低下につながり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで、当社グループは、製品や事業に関わる各種法令の遵守を徹底するとともに、契約に際しての条件の明示や相手方との協議の実施、知的財産権の適切な取得や使用等により、訴訟等の発生を未然に防ぐよう努めております。また、事業を展開する国や地域の現地法人の法務部門と連携し、各国の実情を把握するとともに、必要に応じて、弁護士やコンサルタント等の専門機関と協力し、訴訟などに迅速かつ適切に対応する体制を構築しております。

 

⑪新型インフルエンザ等の感染症に関わるリスク
 当社グループは、国内の事業拠点に加え、アジアの国や地域でも事業を展開しております。国の内外を問わず、新型インフルエンザウイルス等による感染症が拡大、長期化し、都市封鎖等が行われた場合には、人やモノの移動が制限されることが想定されます。これにより物流機能の低下や原材料調達不足等で、事業活動の停滞・中断することとなった場合、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 そこで、当社グループは、平時の感染予防対策ならびに感染拡大時の対応を「新型インフルエンザ等感染症対策マニュアル」で定め、迅速かつ適切な行動がとれる体制を整えております。また、当社グループの製品の中には、感染予防に役立つアルコール製剤や除菌剤があるため、その生産設備の増強やサプライチェーンの強靭化を進め、製品の安定供給を継続できるよう努めております。

 

⑫大規模地震、台風等の自然災害に関わるリスク
 当社グループは、国内の事業拠点に加え、アジアの国や地域でも事業を展開しております。国の内外を問わず、大規模な地震や超大型台風等の自然災害が発生した場合には、従業員の死傷等の人的被害、製造設備や倉庫の被災等の物的被害のほか、原材料調達や配送ルートの寸断、電力・通信をはじめとする社会インフラの機能低下等により、事業活動が停滞・中断するおそれがあり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
 当社では、阪神淡路大震災や東日本大震災での経験を活かし、こうした大規模地震などの自然災害が発生した際、事業への影響を最小化するための行動指針となる「地震等災害対策マニュアル」を定め、組織的に対応できる体制を整えております。特に、昨今のテレワークの浸透やICTの進展によって、「地震等災害対策本部」をリモートで立ち上げ、迅速に対応できる体制を構築し、定期的な訓練を行っています。併せて緊急連絡網を整備し、震度5強以上の地震発生で自動的に発動する「安否確認システム」を導入しております。また、事業継続・早期復旧のため、生産、購買、物流までのサプライチェーンの「事業継続計画(BCP)要綱」を定め、災害時に備えた製品在庫の確保、生産工場の複数拠点化、代替輸送による供給ルート確保等の施策を実施しております。

 

 

⑬気候変動等の地球環境変化に関わるリスク
 当社グループでは、「ライオン企業行動憲章」の精神に基づいて環境方針を定め、地球環境への影響を可能な限り減少させるよう行動しております。しかしながら、気候変動による地球規模での気温上昇の影響を抑えるために、各国政府における温暖化ガス排出量取引の本格的な導入や炭素税が適用された場合には、工場の操業コスト、輸送、調達等のオペレーションコストが増加する可能性があります。また、規制強化やバイオ燃料需要により需給バランスや品質に影響を及ぼし、原材料価格が高騰する可能性があります。加えて、プラスチック等の包材・製品への規制が各国で導入された場合には、代替原材料への転換に伴うコストが発生し、支出が増加する可能性があります。さらには、海洋プラスチックごみ問題、原材料調達に関する環境の問題等、社会課題への取組みが不十分とみなされた場合には、当社グループの社会的信用が低下するとともに、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

そこで、当社グループでは、持続可能な社会の実現に向け、2050年に向けた新環境目標「LION Eco Challenge 2050」を策定し、脱炭素社会、資源循環型社会の実現にチャレンジしております。環境に配慮した設計にもとづく商品やサービスの提供により、原材料の調達から生産、輸送、使用、廃棄に至るまで、ステークホルダーと連携しながら製品ライフサイクルのあらゆる段階で環境負荷の削減を推進しております。調達ではバイオマスプラスチックや植物由来原料の使用、生産では再生可能エネルギー活用と廃棄物ゼロエミッション、使用においては、節水等の環境配慮型製品の提供とエコの習慣化に取り組んでおります。さらに容器包装においては、プラスチック使用量の削減などの3R活動を進めながら、使用済みハブラシの回収等、ステークホルダーと連携した資源循環への取組みを開始しております。当社グループは、このような気候変動等に伴うリスクと機会についてTCFDのフレームワークに基づくシナリオ分析を実施し、財務的な影響や経営戦略への反映状況について、当社ウェブサイトで情報開示を行っております。

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績・財政状態に関する概況
 ① 経営成績の状況

a. 当期(2022年1月1日~2022年12月31日)の経営成績

<全体概況>

当期のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限等が緩和される中、個人消費や企業収益の改善が続くなど、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループが主に事業を展開する国内一般用消費財業界では、資源価格の高騰や為替変動の影響を大きく受けましたが、市場全体は堅調に推移しました。

このような環境の中、当社グループは3ヵ年の中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」をスタートし、3つの成長戦略である「4つの提供価値領域における成長加速」、「成長に向けた事業基盤への変革」、「変革を実現するダイナミズムの創出」にもとづく施策を推進しました。

国内事業では、ハミガキ、ハブラシ、住居用洗剤、解熱鎮痛薬等において高付加価値品の育成に重点的に取り組むとともに、海外事業では、オーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野の拡大、洗濯用洗剤等のホームケア分野の競争力強化に注力しました。併せて、国内外において販売促進の効率化やコストダウンの一層の推進など収益性の確保に努めました。

以上の結果、当期の連結業績は、売上高3,898億6千9百万円(前期比6.5%増、為替変動の影響を除いた実質前期比3.4%増)、事業利益235億5千9百万円(前期比23.8%減)、営業利益288億4千3百万円(同7.5%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益219億3千9百万円(同7.7%減)となりました。

 

<連結業績の概況>                                 (単位:百万円)

 

当  期

売上比

前  期

売上比

増減額

増減率

売上高

389,869

 

366,234

 

23,635

6.5%

事業利益

23,559

6.0%

30,923

8.4%

△7,364

△23.8%

営業利益

28,843

7.4%

31,178

8.5%

△2,334

△7.5%

親会社の所有者に帰属する当期利益

21,939

5.6%

23,759

6.5%

△1,820

△7.7%

 

(注)事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。

 (注)営業利益には、連結子会社が所有していた土地の譲渡益が含まれています。(2022年1月31日付譲渡)

 

<セグメント別の業績>                                                          (単位:百万円)

 

売上高

セグメント利益(事業利益)

 

当 期

前 期

増減額

増減率

当 期

前 期

増減額

増減率

一般用消費財事業

265,555

257,932

7,623

3.0%

11,454

18,974

△7,519

△39.6%

産業用品事業

58,076

50,407

7,668

15.2%

3,132

2,716

416

15.3%

海外事業

129,342

109,253

20,089

18.4%

5,116

6,005

△889

△14.8%

その他

15,394

27,881

△12,487

△44.8%

1,202

2,145

△943

△44.0%

小計

468,368

445,474

22,894

5.1%

20,904

29,841

△8,937

△29.9%

調整額

△78,499

△79,240

741

2,654

1,081

1,573

合計

389,869

366,234

23,635

6.5%

23,559

30,923

△7,364

△23.8%

 

 (注)連結子会社であるライオンケミカル㈱の事業構成の変化を踏まえ、第1四半期連結会計期間より、従来「産業用

      品事業」に集約していた同社の事業を「産業用品事業」と「一般用消費財事業」に分離しています。

  なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、この変更を反映したものに組み替えて表示しています。

 


 


 

(注)売上高構成比は、各部門の売上高から部門間の内部売上高・振替高を控除した外部顧客への売上高にもとづき算出しております。

 

<セグメント別概況>

1) 一般用消費財事業

当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前期比3.0%の増加となりました。セグメント利益は、前期比39.6%の減少となりました。

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

売上高

265,555

257,932

3.0%

セグメント利益

11,454

18,974

△39.6%

 

 


 


 

(注)以降、グラフの単位は億円

 

[売上高の分野別状況]

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

オーラルケア分野

72,299

69,418

4.2%

ビューティケア分野

26,482

24,729

7.1%

ファブリックケア分野

60,120

60,660

△0.9%

リビングケア分野

23,630

25,158

△6.1%

薬品分野

25,144

25,381

△0.9%

その他の分野

57,877

52,584

10.1%

 

 


 


 

 

(オーラルケア分野)

ハミガキは、「クリニカアドバンテージ ハミガキ」が好調に推移するとともに、新製品「システマハグキプラス プレミアムハミガキ よくばりな美白」や「クリニカPRO(プロ) ハミガキ」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を上回りました。

ハブラシは、「クリニカアドバンテージ ハブラシ」や「NONIO(ノニオ) ハブラシ」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

デンタルリンスは、「NONIO(ノニオ)プラスホワイトニング デンタルリンス」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

 


 

(ビューティケア分野)

ハンドソープは、「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。

ボディソープは、「hadakara(ハダカラ) ボディソープ」が堅調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

 


 

(ファブリックケア分野)

柔軟剤は、「ソフラン プレミアム消臭」が前期を下回りましたが、「ソフラン アロマリッチ」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

洗濯用洗剤は、液体高濃度洗剤「トップ スーパーNANOX(ナノックス) ニオイ専用」が前期を上回りましたが、液体洗剤「香りつづくトップ」や「トップ クリアリキッド」が前期を下回り、全体の売上は前期比微減となりました。

 


 

(リビングケア分野)

台所用洗剤は、「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ)」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。

住居用洗剤は、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」や「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」が前期を上回りましたが、トイレ用洗剤が前期を下回り、全体の売上は前期比微減となりました。

 


 

(薬品分野)

解熱鎮痛薬は、市場が好調に推移する中、「バファリン プレミアムDX(ディーエックス)」が好調に推移するとともに「バファリンA」が前期を上回り、全体の売上も前期を上回りました。

点眼剤は、新製品が加わった「スマイル40ゴールド」シリーズが前期を上回り、全体の売上も前期を上回りました。

ニキビ薬は、「ペアアクネクリームW」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。

 


 

(その他の分野)

ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が順調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

通信販売商品は、「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。

上記の他、製造子会社のグループ内部売上高が大幅に増加しました。

 


 

2) 産業用品事業

当事業は、タイヤの防着剤等を取り扱う「モビリティ分野」、二次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前期比15.2%の増加となりました。セグメント利益は、前期比15.3%の増加となりました。

 

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

売上高

58,076

50,407

15.2%

セグメント利益

3,132

2,716

15.3%

 

 


 


 

 

モビリティ分野では、タイヤの防着剤が好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。

エレクトロニクス分野では、二次電池用導電性カーボンが好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。

業務用洗浄剤分野では、ハンドソープが前期を下回りましたが、厨房向け消毒用アルコールが好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

 

 

3) 海外事業

海外は、タイ、マレーシア等の東南アジア、韓国、中国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前期比18.4%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は7.1%の増加)となりました。セグメント利益は、東南アジアで原材料価格上昇の影響を大きく受けたこともあり、前期比14.8%の減少となりました。

 

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

売上高

129,342

109,253

18.4%

セグメント利益

5,116

6,005

△14.8%

 

 


 


 

 

 

   [地域別売上状況]

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

東南アジア 売上高

81,249

68,795

18.1%

      セグメント利益

2,378

3,777

  △37.0%

北東アジア 売上高

48,093

40,458

18.9%

      セグメント利益

2,737

2,228

22.8%

 

 


 


 


 

 

 

(地域別の状況)

東南アジア全体の売上高は、前期比18.1%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は7.0%の増加)、セグメント利益は37.0%の減少となりました。

タイでは、洗濯用洗剤が前期を下回りましたが、ボディソープが好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。

また、マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。

北東アジア全体の売上高は、前期比18.9%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は7.2%の増加)、セグメント利益は22.8%の増加となりました

韓国では、洗濯用洗剤が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。

また、中国では、ハミガキ「ホワイト&ホワイト」が好調に推移するとともに、ハブラシ「システマ」が堅調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。

 

4) その他

その他では、全体の売上高は、153億9千4百万円(前期比44.8%減)となりました。セグメント利益は、12億2百万円(前期比44.0%減)となりました。

 

 

当期(百万円)

前期(百万円)

増減率

売上高

15,394

27,881

△44.8%

セグメント利益

1,202

2,145

△44.0%

 

 


 


 

 

 

b. 次期(2023年1月1日~2023年12月31日)の業績見通し

<連結>

 

次期予想

当期

増減額

増減率

売上高(百万円)

410,000

389,869

20,130

5.2%

事業利益(百万円)(注)

25,000

23,559

1,440

6.1%

営業利益(百万円)

25,000

28,843

△3,843

△13.3%

親会社の所有者に帰属する

当期利益(百万円)

17,500

21,939

△4,439

△20.2%

基本的1株当たり当期利益(円)

61.45

77.04

△15.59

△20.2%

 

 (注)事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。

次期のわが国経済は、緩やかな景気回復が続くと想定されるものの、物価上昇や金融政策による影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移するものと予想されます。

当社グループが主に事業を展開する国内一般用消費財業界は、堅調に推移するものと見込まれますが、物価上昇による消費者の買い控えなどがリスクとして想定されます。

このような中、当社グループは中長期経営戦略フレームにもとづく中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を推進し、サステナブルな社会への貢献と事業成長の加速を目指してまいります。

次期の連結業績見通しは、売上高4,100億円(前期比5.2%増)、事業利益250億円(同6.1%増)、営業利益250億円(同13.3%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益175億円(同20.2%減)を予想しております。

 

② 財政状態に関する概況

 a.財政の状況

(連結財政状態)

 

当期

前期

増減額

資産合計(百万円)

469,278

428,025

41,253

資本合計(百万円)

279,168

265,014

14,153

親会社所有者帰属持分比率(%)(注1)

56.3

58.8

△2.5

1株当たり親会社所有者帰属持分(円)(注2)

929.72

865.31

64.41

 

  (注1) 親会社所有者帰属持分比率は、(資本合計-非支配持分)/資産合計で計算しております。

  (注2) 1株当たり親会社所有者帰属持分は、非支配持分を含まずに計算しております。

 資産合計は、使用権資産の増加等により、前期末と比較して412億5千3百万円増加し、4,692億7千8百万円となりました。資本合計は、141億5千3百万円増加し、2,791億6千8百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は56.3%となりました

 

  b.当期のキャッシュ・フローの状況

(連結キャッシュ・フロー)                                                             (単位:百万円)

 

当期

前期

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー

41,962

19,296

22,665

投資活動によるキャッシュ・フロー

△19,535

△34,177

14,641

財務活動によるキャッシュ・フロー

△19,821

△10,225

△9,595

換算差額等

1,222

822

400

増減

3,827

△24,283

28,111

現金及び現金同等物の期末残高

101,078

97,250

3,827

 

 

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益等により、419億6千2百万円の資金の増加となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、195億3千5百万円の資金の減少となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出等により、198億2千1百万円の資金の減少となりました。

  以上の結果、当期の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ38億2千7百万円増加し、1,010億7千8百万円となりました。

 

(キャッシュ・フロー関連指標の推移)

 

2018年

12月期

2019年

12月期

2020年

12月期

2021年

12月期

2022年

12月期

親会社所有者帰属持分比率(%)

53.8

54.7

53.2

58.8

56.3

時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%)

185.7

162.3

166.8

104.4

91.7

債務償還年数(年)

0.2

0.3

0.3

0.6

0.8

インタレスト・カバレッジ・レシオ

259.3

431.9

719.4

564.8

1,021.4

 

  (注) 親会社所有者帰属持分比率 :親会社の所有者に帰属する持分/資産合計  

      時価ベースの親会社所有者帰属持分比率 : 株式時価総額/資産合計

      債務償還年数 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー

      インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い

     ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

     ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。

※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

 

c. 次期のキャッシュ・フローの見通し

営業活動によるキャッシュ・フローのうち、税引前当期利益は260億円程度と予想しております。減価償却費及び償却費は200億円程度となる見込みです。

投資活動によるキャッシュ・フローでは、設備投資による支出は220億円程度を予定しております。

財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当の支払いなどにより、130億円程度の資金の減少を予想しております。

以上により、次期の現金及び現金同等物の期末残高は、当期末に比べて110億円程度の増加と予想しております。

 

d. 利益配分に関する基本方針

「第4 提出会社の状況 3配当政策」に記載のとおりであります。

 

 e.生産、受注、販売の実績
 [生産実績]

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

金額(百万円)

前期比(%)

一般用消費財事業

206,155

△3.9

産業用品事業

24,654

21.4

海外事業

117,420

10.9

その他

348,230

2.2

 

  (注) 金額は生産者販売価格で算出しております。

 

 [受注状況]

受注生産は行っておりません。

 

 [販売実績]

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

金額(百万円)

前期比(%)

一般用消費財事業

230,520

0.4

産業用品事業

37,849

8.8

海外事業

118,042

19.6

その他

3,475

8.8

389,887

6.4

 

  (注) 1 セグメント間の内部取引については、相殺消去しております。

  2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

販売高(百万円)

割合(%)

販売高(百万円)

割合(%)

㈱PALTAC

96,837

26.4

101,628

26.1

㈱あらた

45,254

12.4

43,363

11.1

 

 

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析

 ① 重要な会計方針および見積り

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり採用した会計方針およびその適用方法ならびに見積りの評価については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しているため省略しております。

 

 ② 経営方針、経営戦略等または目標とする経営指標に照らした分析、検討内容

当社グループの経営方針、経営戦略等又は目標とする経営指標は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。経営成績等の状況に関する認識・分析は以下のとおりです。

 

a. 売上の状況

当連結会計年度の売上高は、3,898億6千9百万円(前期比6.5%増、為替変動の影響を除いた実質前期比3.4%増)となりました。売上高は、一般用消費財はオーラルケア、ビューティケアが増収、海外ではマレーシアや韓国が成長を牽引、産業用品では二次電池向けカーボンや衛生関連品の好調によりそれぞれ増収となりました。

 

b. 損益の状況

当連結会計年度の損益は、事業利益235億5千9百万円(前期比23.8%減)、営業利益288億4千3百万円(同7.5%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益219億3千9百万円(同7.7%減)となりました。事業利益は、値上げ対応やトータルコストダウンを推進するも、原材料価格上昇の影響や減価償却費の増加等により減益となりました。営業利益および親会社の所有者に帰属する当期利益は、主に事業利益の減少により減益となりました。

 


 

以上の結果、当連結会計年度のROEは8.5%となりました。

 

 

 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

a. 基本的な考え方

当社グループは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスを起点とし、2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げ、その実現への企業活動を進めております。

資金については、中長期的な成長を継続させるための投資資金の確実な確保と、財務健全性の維持を基本方針とし、成長投資や運転資金の需要に合わせて、機動的に対応することとしています。また、投資や事業成長から創出した資金を、更なる成長に向けて再投資するとともに、マルチステークホルダーへの還元を強化することで、企業価値拡大スパイラルの実現を目指します。

 

b. 資金の需要

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品および製品製造のための原材料の購入、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。営業費用の主なものは販売促進費、広告宣伝費および人件費等です。また、当社グループの投資資金需要のうち主なものは、主力の製造拠点である国内工場の設備維持更新に加え、生産能力増強および生産効率向上のための設備投資です。将来の成長に向けた戦略的な資金需要に対しては、財務基盤の安定と資本効率の向上を図りながら対応してまいります。
 剰余金の配当等の決定に関する方針は、継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施し、自己株式の取得は中長期的な成長のための内部留保を総合的に判断して実施を検討してまいります。内部留保は、企業成長力の強化、永続的な事業基盤の整備を行うことを目的として、研究開発、生産設備等への投資や外部資源獲得に充当してまいります。
 

c. 資金調達

当社グループの運転資金および設備投資資金は、主として営業活動で得られた資金により充当し、必要に応じて金融機関からの借入や社債等による資金調達を行う方針であります。当社は国内格付機関である格付投資情報センター(R&I)から格付を取得しており、本報告書提出日時点における長期発行体格付はA(安定的)となっております。また、当社は複数の銀行との間で借入枠を有しており、緊急時の流動性を確保しております。これらにより、当社グループの事業運営に必要な運転資金や将来の成長に向けた投資資金は適切に調達することが可能であると考えております。
 なお、当社グループでは、国内連結子会社にキャッシュ・マネジメント・システムを導入しており、グループ資金を当社に集中するとともに、各社の必要資金を当社が貸し付けることで、資金効率の向上と支払利息の低減を図っております。
 

 ④ 経営成績等に重要な影響を与える要因

「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社の状況

2022年12月31日現在

事業所又は地区名
(主な所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

千葉工場
(千葉県市原市)

一般用消費財
事業
産業用品事業

生産設備

2,429

9,463

3,936

(147)

277

16,107

247

小田原工場
(神奈川県小田原市)

一般用消費財
事業

生産設備

2,775

3,064

358

(71)

 

 

585

6,783

265

大阪工場
(大阪府堺市西区)

一般用消費財
事業
産業用品事業

生産設備

970

3,372

729

(82)

340

5,412

143

明石工場
(兵庫県明石市)

一般用消費財
事業

生産設備

2,720

5,036

260

(62)

517

8,534

242

本社
(東京都墨田区)

各事業および
全社管理業務

営業設備等

13

0

151

165

1,359

研究所
(東京都江戸川区
ほか)

一般用消費財
事業

研究開発
設備

4,063

847

1

(35)

1,440

6,353

661

坂出
(香川県坂出市)

一般用消費財事業

生産設備

16,457

15,434

2,548

(260)

441

34,882

その他

各事業および
全社管理業務

営業設備等

148

43

402

594

273

 

 

 

(2) 国内子会社の状況

2022年12月31日現在

会社名

セグメントの
名称

事業所名
(所在地)

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

ライオンケミカル㈱

一般用消費財事業

産業用品事業

ファインケミカル事業所
(茨城県神梄市)

生産設備等

745

487

1,270

(66)

26

2,530

64

オレオケミカル事業所
(香川県坂出市)

生産設備等

1,368

2,940

2,303

(174)

142

6,753

127

ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱

産業用品事業

小野事業所
(兵庫県小野市)

生産設備等

558

540

603

(87)

133

1,835

105

四日市事業所
(三重県四日市市)

生産設備等

824

1,032

718

(34)

95

2,670

61

 

 

(3) 在外子会社の状況

2022年12月31日現在

会社名
(主な所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

Lion Corporation (Thailand) Ltd.

(タイバンコク)

海外事業

生産設備等

4,785

5,080

503

(297)

[-]

502

10,871

1,462

Lion Corporation (Korea)

(大韓民国ソウル)

海外事業

生産設備等

1,873

899

4,610

(49)

[-]

136

7,521

285

獅王日用化工(青島)有限公司

(青島市)

海外事業

生産設備等

885

338

(-)

[36]

130

1,354

619

Southern Lion Sdn. Bhd.

(マレーシアジョホール州)

海外事業

生産設備等

979

619

587

(46)

[-]

79

2,265

460

 

 

(注) 1 「その他」は工具、器具及び備品であり、建設仮勘定および無形資産は含めておりません。

2 土地の各面積〔 〕内は連結会社以外からの賃借であり、外数であります。

3 ※印を付した事業所に併設されている研究所の土地帳簿価額および土地面積は、各事業所の土地帳簿価額および土地面積に含めております。

4 上記の他、主要な無形資産として、以下のものがあります。

 

2022年12月31日現在

事業所又は地区名
(主な所在地)

セグメントの
名称

内容

帳簿価額(百万円)

ソフトウェア

商標権

合計

本社
(東京都墨田区)

各事業および

全社管理業務

基幹システム

14,257

14,257

本社
(東京都墨田区)

一般用消費財事業

バファリン商標権

6,560

6,560

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,185,600,000

1,185,600,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2022年12月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年3月31日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

292,536,446

292,536,446

 東京証券取引所
プライム市場

株主としての権利内容に制限のない、標準となる株式
単元株式数 100株

292,536,446

292,536,446

 

(注)2022年2月14日開催の取締役会決議により、2022年2月22日付で自己株式の消却を実施いたしました。これにより発行済株式総数は6,578,900株減少し、292,536,446株となっております。

 

① 【ストックオプション制度の内容】

当社は、2017年3月30日開催の第156期定時株主総会にて、取締役に対する業績連動型株式報酬制度の導入をご承認いただき、現在発行されている各新株予約権につき行使期間満了又は権利消滅のときまで存続させることとし、今後は新たな株式報酬型ストック・オプションを付与しないことといたしました。

会社法第236条第1項、第238条第1項、第2項および第240条第1項の規定に基づく新株予約権の状況は、次のとおりであります。

取締役会の決議日(2008年3月28日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 9
当社執行役員 9

同左

新株予約権の数(個)

7,203 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

7,203 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2008年4月15日から

2038年4月14日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  442
資本組入額 221

同左

新株予約権の行使の条件

① 取締役
当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 執行役員
当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中での退任によりその地位を喪失した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。

③ 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①②の期間内で当社取締役会において決定する。

④ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり441円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり441円については、当社取締役および執行役員の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2009年3月27日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 9

同左

新株予約権の数(個)

7,267 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

7,267 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2009年4月15日から

2039年4月14日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  396
資本組入額 198

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり395円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり395円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2010年3月30日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

11,017 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株11,017 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2010年4月15日から

2040年4月14日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  422
資本組入額 211

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり421円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり421円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。 

 

 

 

取締役会の決議日(2011年3月30日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

11,267 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株11,267 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2011年4月18日から

2041年4月17日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  360
資本組入額 180

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり359円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり359円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2011年12月27日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役 1
当社執行役員 10

同左

新株予約権の数(個)

3,346 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

3,346 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2012年1月12日から

2042年1月11日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  406
資本組入額 203

同左

新株予約権の行使の条件

① 取締役
当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 執行役員
当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中での退任によりその地位を喪失した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。(注5)

③ 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①②の期間内で当社取締役会において決定する。

④ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じた
ときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。

    なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未使
  の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり405円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり405円については、当社取締役および当社執行役員の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

(注5)  2012年2月10日開催の取締役会決議により、次のとおり行使の条件が変更されております。
当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日または取締役に就任した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中でその地位を喪失した場合または従業員を退職した場合または取締役に就任した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。

 

取締役会の決議日(2012年3月29日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

40,138 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

40,138 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2012年4月17日から

2042年4月16日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  406
資本組入額 203

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり405円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり405円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

 

 

取締役会の決議日(2013年3月28日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

41,511 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

41,511 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2013年4月15日から

2043年4月14日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  487
資本組入額 244

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
  発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり486円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり486円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2013年12月25日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役 2
当社執行役員 8

同左

新株予約権の数(個)

5,060(注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

5,060(注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1(注2)

同左

新株予約権の行使期間

2014年1月14日から

2044年1月13日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  513
資本組入額 257

同左

新株予約権の行使の条件

①  取締役
当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任の時を除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

②  執行役員
当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日または取締役に就任した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中でその地位を喪失した場合または従業員を退職した場合または取締役に就任した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。

③  新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①②の期間内で当社取締役会において決定する。

④  この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたと
きは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案

2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が
発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり512円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり512円については、当社取締役および当社執行役員の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2014年3月28日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

32,504 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

32,504 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2014年4月15日から

2044年4月14日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格   526
資本組入額  263

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1) 当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
 調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2) ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。

②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3) 1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。

①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案

②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案

③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案

④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもしくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4) 発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり525円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり525円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2014年12月25日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社執行役員 7

同左

新株予約権の数(個)

4,966 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

4,966 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2015年1月13日から

2045年1月12日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  558
資本組入額 279

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日または取締役に就任した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中でその地位を喪失した場合または従業員を退職した場合または取締役に就任した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由
  が発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり557円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり557円については、当社執行役員の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2015年3月27日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 8

同左

新株予約権の数(個)

28,725 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

28,725 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2015年4月13日から

2045年4月12日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格   702
資本組入額  351

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1) 当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
 調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2) ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。

②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3) 1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。

①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案

②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案

③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案

④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもしくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4) 発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり701円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり701円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2015年12月25日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

 当社執行役員 11

同左

新株予約権の数(個)

5,354 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容
および数(株)

普通株式 単元株式数100株

5,354 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2016年1月12日から

2046年1月11日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  964
資本組入額 482

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の執行役員の在任期間が1年以上経過(死亡退任のときを除く。)し、その地位を喪失した日または従業員退職日のいずれか遅い日または取締役に就任した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。ただし、取締役会は、執行役員の在任期間が1年未満または在任期間が1年以上で任期途中でその地位を喪失した場合または従業員を退職した場合または取締役に就任した場合において、発行から1年経過していない新株予約権を在任期間(1ヵ月未満は1ヵ月とする。)に応じて按分して行使することができる旨決議することができる。この場合按分により算出された1個未満の端数は切り捨てる。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

 

(注1)  当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
  調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2)  ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式
  1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整
  し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、
  合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3)  1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行
  使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。
①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案
②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案
③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案
④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについ
  ての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもし
  くは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設け
  る定款の変更承認の議案
2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由
  が発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4)  発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり963円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり963円については、当社執行役員の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

取締役会の決議日(2016年3月30日)

 

事業年度末現在
(2022年12月31日)

提出日の前月末現在
(2023年2月28日)

付与対象者の区分および人数(名)

当社取締役(社外取締役除く) 6

同左

新株予約権の数(個)

17,589 (注1)

同左

新株予約権の目的となる株式の種類、内容

および数(株)

普通株式 単元株式数100株

17,589 (注1)

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1 (注2)

同左

新株予約権の行使期間

2016年4月18日から

2046年4月17日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(円) (注4)

発行価格  1,317
資本組入額  659

同左

新株予約権の行使の条件

① 当社の取締役(社外取締役を除く。)に就任後1年を経過(死亡退任のときを除く。)し、かつ、その地位を喪失した日の翌日から10日以内とし、行使に当っては発行された新株予約権を一括して行使する。

② 新株予約権を行使できる期間については、上記行使期間内および①の期間内で当社取締役会において決定する。

③ この他の新株予約権の行使条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割当を受けた者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

新株予約権の取得条項に関する事項

(注3)

同左

 

(注1) 当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数を調整するものとする。
 調整後株式数=調整前株式数×分割(または併合)の比率
また、当社が合併または会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとする。
なお、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

(注2) ①各新株予約権の行使に際して払込みをなすべき金額は、各新株予約権の行使により発行または移転する株式1株当たりの払込金額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。

②当社が当社普通株式につき株式併合を行う場合には、行使価額は当該株式の併合の比率に応じ比例的に調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

③当社が合併または会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合併または会社分割の条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとする。

(注3) 1)次の各号に掲げる事項が株主総会(株主総会の承認を要しない場合は取締役会)で承認されたときには、未行使の新株予約権については当社が無償で取得することができる。

①当社が消滅会社となる合弁契約書承認の議案

②当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案または株式移転計画承認の議案

③当社が分割会社となる吸収分割契約書または新設分割契約書承認の議案

④当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

⑤新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することもしくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案

2)前項のほか、当社と新株予約権の割当てを受けた者との間で締結する新株予約権割当契約書に定める事由が発生したときには、取締役会決議により当社が無償で取得し消却することができるものとする。

(注4) 発行価格は、新株予約権の払込金額1株当たり1,316円と行使時の払込金額1円を合算しています。なお、新株予約権の払込金額1株当たり1,316円については、当社取締役の当社に対する報酬債権をもって相殺しています。

 

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金増減額
 
(百万円)

資本金残高
 
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

2022年2月22日

(注)

△6,578

292,536

34,433

31,499

 

(注) 2022年2月14日開催の取締役会決議により、2022年2月22日付で自己株式を消却し、発行済株式総

   数が6,578千株減少しております。

 

(5) 【所有者別状況】

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

52

44

769

340

321

197,282

198,809

所有株式数
(単元)

40

982,014

128,330

407,930

642,819

651

761,135

2,922,919

244,546

所有株式数
の割合(%)

0.00

33.57

4.39

13.94

21.98

0.02

26.10

100.00

 

(注) 1 自己株式7,598,923株は、「個人その他」の欄に75,989単元および「単元未満株式の状況」の欄に23株それぞれ含めて記載しております。

2 株式会社証券保管振替機構名義の株式3,550株は、「その他の法人」の欄に35単元および「単元未満株式の状況」の欄に50株それぞれ含めて記載しております。

3 役員報酬BIP信託が保有する当社株式705,327株は、「金融機関」の欄に7,053単元および「単元未満株式の状況」の欄に27株それぞれ含めて記載しております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

34,838

12.22

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

23,389

8.20

みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行

東京都中央区晴海1丁目8番12号

8,282

2.90

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223
(常任代理人 株式会社みずほ銀行)

P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A
(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)

7,514

2.63

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7番1号

7,076

2.48

東京海上日動火災保険株式会社

東京都千代田区大手町2丁目6番4号

4,450

1.56

SMBC日興証券株式会社

東京都千代田区丸の内3丁目3-1

4,395

1.54

明治安田生命保険相互会社
(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 

東京都千代田区丸の内2丁目1-1
(東京都中央区晴海1丁目8番12号) 

4,100

1.43

豊田通商株式会社

愛知県名古屋市中村区名駅4丁目9-8

3,506

1.23

三菱UFJ信託銀行株式会社
(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)

千代田区丸の内1丁目4番5号
 (港区浜松町2丁目11番3号)

3,500

1.22

101,053

35.46

 

(注)1 所有株式数は、千株未満を切り捨てて表示しております。

    2 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、発行済株式の総数から自己株式

    数を減じた株式数(284,937,523株)を基準に算出し、小数点第3位以下を切り捨てて表示しておりま

    す。

    3 上記のほか、当社が所有している自己株式7,598,923株(発行済株式の総数に対する所有株式数の割

    合:2.59%)があります。なお、当該自己株式には役員報酬BIP信託が保有する当社株式は含まれてお

    りません。

① 【連結財政状態計算書】

(単位:百万円)

 

注記
番号

前連結会計年度
(2021年12月31日)

当連結会計年度
(2022年12月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

5,30

97,250

101,078

営業債権及びその他の債権

6,30

70,115

71,263

棚卸資産

7

51,714

53,909

その他の金融資産

8,30

6,656

7,977

その他の流動資産

9

6,413

3,462

流動資産合計

 

232,150

237,691

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

10

120,673

130,137

のれん

11

182

327

無形資産

11

23,975

23,917

使用権資産

27

5,416

31,518

持分法で会計処理されている
投資

12

6,935

8,939

繰延税金資産

13

6,005

3,912

退職給付に係る資産

19

9,768

9,147

その他の金融資産

8,30

21,815

22,856

その他の非流動資産

9

1,100

831

非流動資産合計

 

195,875

231,587

資産合計

 

428,025

469,278

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記
番号

前連結会計年度
(2021年12月31日)

当連結会計年度
(2022年12月31日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

14,30

123,146

126,024

借入金

15,30

1,411

1,433

未払法人所得税等

 

2,470

2,182

引当金

18

1,673

1,444

リース負債

30

1,483

1,746

その他の金融負債

16,30

855

1,681

その他の流動負債

17

8,178

7,061

流動負債合計

 

139,218

141,574

非流動負債

 

 

 

借入金

15,30

392

141

繰延税金負債

13

1,270

2,701

退職給付に係る負債

19

12,684

10,431

引当金

18

332

2,058

リース負債

30

5,088

28,849

その他の金融負債

16,30

2,469

2,378

その他の非流動負債

17

1,554

1,974

非流動負債合計

 

23,792

48,536

負債合計

 

163,011

190,110

資本

 

 

 

資本金

21

34,433

34,433

資本剰余金

21

35,189

31,069

自己株式

21

4,731

8,056

その他の資本の構成要素

 

9,311

13,966

利益剰余金

21

177,370

192,842

親会社の所有者に帰属する
持分合計

 

251,572

264,255

非支配持分

 

13,442

14,912

資本合計

 

265,014

279,168

負債及び資本合計

 

428,025

469,278

 

【連結損益計算書】

(単位:百万円)

 

注記
番号

前連結会計年度
(自 2021年1月1日
 至 2021年12月31日)

当連結会計年度
(自 2022年1月1日
 至 2022年12月31日)

売上高

4,23

366,234

389,869

売上原価

7,24

187,129

215,263

売上総利益

 

179,104

174,605

販売費及び一般管理費

24

148,181

151,046

その他の収益

25

1,208

6,738

その他の費用

26

953

1,453

営業利益

4

31,178

28,843

金融収益

28

817

804

金融費用

28

136

179

持分法による投資損益(△は損失)

12

2,229

1,824

税引前当期利益

 

34,089

31,292

法人所得税費用

13

8,657

8,182

当期利益

 

25,431

23,110

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

23,759

21,939

非支配持分

 

1,671

1,170

当期利益

 

25,431

23,110

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

29

81.73

77.04

希薄化後1株当たり当期利益(円)

29

81.59

76.91

 

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第161期

(2021年12月31日)

第162期

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

83,147

84,775

 

 

受取手形

※1,※2 1,700

※1,※2 1,708

 

 

売掛金

※1 37,856

※1 35,819

 

 

商品及び製品

23,619

22,994

 

 

仕掛品

1,117

1,276

 

 

原材料及び貯蔵品

7,300

7,513

 

 

前払費用

1,413

1,421

 

 

未収収益

※1 1,240

※1 920

 

 

その他

※1 7,214

※1 4,842

 

 

貸倒引当金

5

5

 

 

流動資産合計

164,605

161,268

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

30,671

29,579

 

 

 

機械及び装置

37,808

37,068

 

 

 

車両運搬具

168

193

 

 

 

工具、器具及び備品

3,679

4,158

 

 

 

土地

7,833

7,833

 

 

 

リース資産

148

93

 

 

 

建設仮勘定

3,355

14,988

 

 

 

有形固定資産合計

83,666

93,915

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

1,053

15,255

 

 

 

商標権

303

267

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

14,854

670

 

 

 

その他

263

225

 

 

 

無形固定資産合計

16,475

16,420

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

15,093

15,716

 

 

 

関係会社株式

23,017

23,320

 

 

 

関係会社出資金

3,606

3,606

 

 

 

長期貸付金

※1 3,455

※1 3,770

 

 

 

長期前払費用

150

54

 

 

 

前払年金費用

9,697

8,429

 

 

 

繰延税金資産

4,902

3,857

 

 

 

その他

1,846

2,115

 

 

 

貸倒引当金

29

29

 

 

 

投資その他の資産合計

61,740

60,839

 

 

固定資産合計

161,882

171,175

 

資産合計

326,488

332,443

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第161期

(2021年12月31日)

第162期

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

※2 16,370

※2 15,626

 

 

買掛金

※1 31,076

※1 35,638

 

 

リース債務

59

38

 

 

未払金

※1 37,303

※1 41,029

 

 

未払費用

※1 2,488

※1 2,409

 

 

未払法人税等

490

310

 

 

預り金

※1 12,881

※1 12,704

 

 

返金負債

4,806

4,231

 

 

賞与引当金

2,998

1,808

 

 

販売促進引当金

968

856

 

 

役員賞与引当金

165

136

 

 

その他

※3 20

※3 663

 

 

流動負債合計

109,630

115,453

 

固定負債

 

 

 

 

リース債務

89

55

 

 

株式給付引当金

659

698

 

 

退職給付引当金

7,418

8,429

 

 

長期預り金

1,369

1,279

 

 

資産除去債務

393

2,111

 

 

固定負債合計

9,931

12,573

 

負債合計

119,562

128,027

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第161期

(2021年12月31日)

第162期

(2022年12月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

34,433

34,433

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

31,499

31,499

 

 

 

その他資本剰余金

4,257

 

 

 

資本剰余金合計

35,757

31,499

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

5,551

5,551

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

圧縮記帳積立金

280

602

 

 

 

 

配当積立金

2,365

2,365

 

 

 

 

研究開発積立金

830

830

 

 

 

 

別途積立金

18,280

18,280

 

 

 

 

繰越利益剰余金

108,662

112,925

 

 

 

利益剰余金合計

135,968

140,554

 

 

自己株式

5,908

9,133

 

 

株主資本合計

200,251

197,354

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

6,539

6,938

 

 

評価・換算差額等合計

6,539

6,938

 

新株予約権

135

123

 

純資産合計

206,925

204,415

負債純資産合計

326,488

332,443

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第161期

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

第162期

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※1 230,522

※1 231,299

売上原価

※1 108,143

※1 118,610

売上総利益

122,378

112,688

販売費及び一般管理費

※1※2 106,636

※1※2 103,722

営業利益

15,742

8,966

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 27

※1 29

 

受取配当金

※1 11,199

※1 5,916

 

受取ロイヤリティー

※1 1,558

※1 1,843

 

雑収入

※1 384

※1 1,086

 

営業外収益合計

13,170

8,876

営業外費用

 

 

 

支払利息

※1 138

※1 104

 

棚卸資産処分損

251

358

 

雑損失

※1 34

※1 82

 

営業外費用合計

424

546

経常利益

28,488

17,296

特別利益

 

 

 

固定資産処分益

1

 

投資有価証券売却益

3,119

404

 

関係会社株式売却益

2,115

33

 

特別利益合計

5,234

439

特別損失

 

 

 

固定資産処分損

※1 367

※1 486

 

減損損失

15

179

 

その他

205

3

 

特別損失合計

587

669

税引前当期純利益

33,134

17,066

法人税、住民税及び事業税

5,700

2,323

法人税等調整額

478

868

法人税等合計

6,178

3,191

当期純利益

26,956

13,874