株式会社ツムラ

TSUMURA & CO.
港区赤坂二丁目17番11号
証券コード:45400
業界:医薬品
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1)連結経営指標等

回次

第83期

第84期

第85期

第86期

第87期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

120,906

123,248

116,413

129,546

140,043

経常利益

(百万円)

19,702

19,649

20,866

25,904

23,453

親会社株主に帰属する

当期純利益

(百万円)

14,593

13,765

15,332

18,836

16,482

包括利益

(百万円)

13,090

8,415

17,381

29,889

19,757

純資産額

(百万円)

206,141

213,997

233,169

258,109

272,246

総資産額

(百万円)

287,322

311,990

319,063

350,981

396,813

1株当たり純資産額

(円)

2,639.59

2,684.38

2,846.58

3,133.97

3,299.42

1株当たり

当期純利益金額

(円)

190.87

179.96

200.40

246.21

215.63

潜在株式調整後

1株当たり

当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

70.2

65.8

68.3

68.3

63.5

自己資本利益率

(%)

7.38

6.76

7.25

8.23

6.70

株価収益率

(倍)

17.63

15.29

19.74

13.00

12.20

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

5,450

18,191

16,102

21,314

16,452

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

7,697

23,488

7,352

9,111

15,493

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

18,528

7,111

10,425

8,181

24,423

現金及び現金同等物

の期末残高

(百万円)

56,243

57,692

59,668

67,536

94,730

従業員数

(名)

3,547

3,840

3,830

3,921

4,032

[外、平均臨時雇用人員]

[667]

[1,234]

[789]

[767]

[704]

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。

2 第85期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第84期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。

3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第86期の期首から適用しており、第85期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

4 当社は、当連結会計年度より役員報酬BIP信託を導入しております。これに伴い、当該信託が保有する当社株式を当連結会計年度の1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めており、当連結会計年度の1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第83期

第84期

第85期

第86期

第87期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

119,067

121,588

109,003

118,506

123,801

経常利益

(百万円)

17,450

18,134

19,775

21,127

20,191

当期純利益

(百万円)

12,987

12,943

13,780

15,025

14,940

資本金

(百万円)

30,142

30,142

30,142

30,142

30,142

発行済株式総数

(株)

76,758,362

76,758,362

76,758,362

76,758,362

76,758,362

純資産額

(百万円)

193,513

198,129

208,571

218,627

226,623

総資産額

(百万円)

271,115

272,684

283,906

296,832

333,919

1株当たり純資産額

(円)

2,530.99

2,589.65

2,726.14

2,857.61

2,966.63

1株当たり配当額

(円)

64.00

64.00

64.00

64.00

64.00

(うち1株当たり

中間配当額)

(32.00)

(32.00)

(32.00)

(32.00)

(32.00)

1株当たり

当期純利益金額

(円)

169.86

169.21

180.12

196.39

195.46

潜在株式調整後

1株当たり

当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

71.4

72.7

73.5

73.7

67.9

自己資本利益率

(%)

6.88

6.61

6.78

7.03

6.71

株価収益率

(倍)

19.81

16.26

21.96

16.29

13.46

配当性向

(%)

37.68

37.82

35.53

32.59

32.74

従業員数

(名)

2,493

2,534

2,556

2,564

2,631

[外、平均臨時雇用人員]

[446]

[444]

[454]

[456]

[481]

株主総利回り

(%)

93.8

78.8

113.5

94.6

80.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

4,125

3,480

4,200

4,100

3,305

最低株価

(円)

2,860

2,189

2,606

3,065

2,536

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。

2 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第86期の期首から適用しており、第85期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

3 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。

4 当社は、当事業年度より役員報酬BIP信託を導入しております。これに伴い、当該信託が保有する当社株式を当事業年度の1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めており、当事業年度の1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

 

2【沿革】

1893年4月

個人経営の中将湯本舗 津村順天堂を創立。

1936年4月

東京都中央区に株式会社津村順天堂を設立、個人経営の業務を引継ぎ、婦人薬中将湯、浴用剤バスクリン等の製造販売を開始。

1962年12月

防疫用農薬を製造販売する津村交易株式会社を吸収合併。

1964年4月

静岡工場建設、目黒工場より移転。

1976年9月

医療用漢方製剤が健康保険に採用、薬価収載され発売。

1980年11月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1982年9月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

1983年7月

富士枝急送株式会社(現・連結子会社、株式会社ロジテムツムラ)に出資。

1983年10月

茨城工場を新設、研究所を同工場敷地内に移転。

1986年8月

東京都千代田区へ本社を移転。

1988年10月

株式会社ツムラに商号変更。

1991年3月

深セン津村薬業有限公司(現・連結子会社)を設立。

2001年7月

上海津村製薬有限公司(現・連結子会社)を設立。

2001年8月

TSUMURA USA, INC.(現・連結子会社)を設立。

2005年10月

連結子会社であった日本生薬株式会社を吸収合併。

2007年5月

東京都港区へ本社を移転。

2008年8月

2009年7月

2016年12月

家庭用品事業を売却。

株式会社夕張ツムラ(現・連結子会社)を設立。

津村(中国)有限公司(現・連結子会社)を設立。

2018年3月

津村盛実製薬有限公司(現・連結子会社 2021年4月より天津津村製薬有限公司に社名変更)を設立。

2018年6月

平安津村有限公司(現・連結子会社)を設立。

2019年4月

平村(深セン)医薬有限公司(現・連結子会社)を設立。

2020年3月

天津盛実百草中薬科技有限公司(現・連結子会社 2020年8月より平安津村薬業有限公司に社名変更)の持分を取得。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。

3【事業の内容】

 当社グループが営んでいる主な事業内容と、当該事業に係る各社の位置づけは次のとおりであります。

2023年3月31日現在

セグメント

区分

主要な事業の内容

主要な関係会社

医薬品事業

日本

医療用医薬品・一般用医薬品

製造・販売

株式会社ツムラ

運送・保管

株式会社ロジテムツムラ

原料生薬の栽培・調達・選別加工・保管

株式会社夕張ツムラ

中国

地域統括

津村(中国)有限公司

事業統括

平安津村有限公司

平安津村薬業有限公司

漢方エキス粉末の製造・販売

上海津村製薬有限公司

天津津村製薬有限公司

原料生薬の調達・選別加工・保管・販売

深セン津村薬業有限公司

盛実百草薬業有限公司

原料生薬の栽培・調達・選別加工・保管

白山林村中薬開発有限公司

平村衆贏(湖北)薬業有限公司

その他1社

医薬品・食品販売

平村(深セン)医薬有限公司

その他

平安津村中医薬科技有限公司

その他2社

ラオス

原料生薬の栽培・調達・選別加工・保管

LAO TSUMURA CO.,LTD.

米国

医薬品開発

TSUMURA USA, INC.

(注)四川川村中薬材有限公司は2019年3月をもって解散し、2022年12月付で有償減資による出資の全額払戻を決議しております。

 

 事業の系統図は次のとおりであります。

 

2023年3月31日現在

0101010_001.png

 

 

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

当社との関係内容

役員の兼任

事業上の関係

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

株式会社ロジテムツムラ

静岡県藤枝市

百万円

250

医薬品事業

100.0

製品の運送及び保管

株式会社夕張ツムラ

北海道夕張市

百万円

80

医薬品事業

25.0

[75.0]

原料生薬の栽培・調達・選別加工及び保管、資金援助

津村(中国)有限公司

(注)2

中国上海市

千人民元

2,194,993

医薬品事業

100.0

当社グループの中国における地域統括、資金援助

深セン津村薬業有限公司

(注)2

中国深セン市

米ドル

50,440,000

医薬品事業

100.0

原料生薬の調達・選別加工・保管及び販売、資金援助

平村(深セン)医薬有限公司

中国深セン市

千人民元

10,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

上海津村製薬有限公司

(注)2

中国上海市

米ドル

36,200,000

医薬品事業

63.0

(63.0)

漢方エキス粉末の製造及び販売

天津津村製薬有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

600,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

漢方エキス粉末の製造及び販売、資金援助

平安津村有限公司

(注)2

中国上海市

千人民元

1,450,000

医薬品事業

56.0

(56.0)

事業統括

平安津村薬業有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

174,201

医薬品事業

80.0

(80.0)

事業統括

盛実百草薬業有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

118,208

医薬品事業

97.7

(97.7)

原料生薬の調達・選別加工・保管及び販売、資金援助

白山林村中薬開発有限公司

中国白山市

千人民元

30,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

原料生薬の栽培・調達・選別加工及び保管

TSUMURA USA, INC.

米国カリフォルニア州

米ドル

1,261,328

医薬品事業

100.0

米国における医薬品開発

その他3社

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 特定子会社に該当しております。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 議決権の所有割合の[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数となっております。

5 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

6 四川川村中薬材有限公司は2019年3月をもって解散し、2022年12月付で有償減資による出資の全額払戻を決議しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

医薬品事業

4,032

[704]

合計

4,032

704

(注)1 従業員数は、就業人員数であります。

2 臨時従業員数は[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。なお、臨時従業員には、臨時社員・契約社員等を含み、派遣社員は除いております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

2,631

481

43.1

18.1

8,028

 

セグメントの名称

従業員数(名)

医薬品事業

2,631

[481]

合計

2,631

481

(注)1 従業員数は、就業人員数であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 臨時従業員数は[ ]内に当事業年度の平均人員を外数で記載しております。なお、臨時従業員には、契約社員を含み、派遣社員は除いております。

 

(3)労働組合の状況

 当社には「ツムラ労働組合」が結成されており、医薬化粧品産業労働組合連合会に加盟しております。

 2023年3月31日現在の組合員数は1,931名で、ユニオン・ショップ制を採用しております。

 なお、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1,3

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2,3

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1,3,4

全労働者

うち正規雇用

労働者

うちパート・

有期労働者

7.4

52.0

77.4

77.6

76.9

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.管理職に占める女性労働者の割合については、2022年4月1日時点の割合を算出したものであり、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異については、2022年4月1日から2023年3月31日までを対象期間として算出したものであります。

4.労働者の男女の賃金の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に差はなく、等級別人数構成の差によるものであります。

5.上記指標は、出向者を出向先の従業員として集計しております。

 

②連結子会社

名 称

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

株式会社ロジテムツムラ

9.5

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.管理職に占める女性労働者の割合については、2022年4月1日時点の割合を算出したものであり、出向者は出向先の従業員として集計しております。

3【事業等のリスク】

 当社グループの事業等に関するリスクについて、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しないと考えられる事項についても、投資者の判断上重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループにおきましては、これらの事項に対しまして、発生を回避すべく対応してまいります。また、発生した場合におきましても、その悪影響を最小限に留めることができるよう対応に努めてまいります。

 当社は、リスク管理主管部門による業務担当部門、グループ会社のトップへのリスクヒアリングを通じ、「リスクマネジメント委員会」を開催し、経営リスクに対する取組み状況の確認及び今後発生し得るリスクについて、必要な対処方法を確認しております。また、企業活動に重大な影響を及ぼす恐れがある緊急事態が発生した場合には、「リスク管理規程」に則って対応しております。さらに、気候変動に関するリスクにつきましては、取締役Co-COOを委員長とする「サステナビリティ委員会」において確認・検討を行い、「リスクマネジメント委員会」と情報を共有しながら、適切に評価・管理しています。

 なお、以下に記載する事項については、将来に関する事項が含まれておりますが、これらは有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)医療制度

 国内においては、超高齢社会や医療の高度化に伴う医療費高騰等による財政圧迫を背景として薬剤費引き下げ政策の強化が進められております。経済財政諮問会議の工程表には「給付と負担の見直し」が示されているなど医療費抑制について引き続き検討されております。

 このような環境変化に対応するため、当社グループでは薬剤費引き下げ政策強化への対策や漢方製剤の価値に対する理解の醸成に努めるなど、企業努力を重ねてまいりました。また、国民医療において重要な役割を担う医療用漢方製剤を持続的に供給するため、業界団体と連携しながら関係省庁などへの提言も行っております。

 当社グループでは原価率低減や流通効率化に取り組んでおりますが、さらなる薬価制度改革などの医療費抑制策が実施された場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 また、医薬品の開発、製造などに関連する国内外の規制の厳格化により、追加的な費用が生じる場合や製品が規制に適合しなくなる場合、あるいは今後、予測できない大規模な医療行政の方針転換が行われた場合、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 引き続き、当社グループは、医療用漢方製剤のエビデンス構築や一般生活者への漢方啓発活動を通じ、医療用漢方製剤が国民医療に必要不可欠な医薬品として広く認知いただける活動を継続してまいります。

 

(2)製品の供給

 当社グループは、以下の要因により製品の供給に停止や遅延が生じた場合、当社グループの社会的信用、並びに業績に影響を及ぼす可能性があります。

 また、原資材の市場価格高騰、エネルギーコストや原油価格の高騰、予想し得ない事象等が発生することにより業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

① 原料生薬、副原料及び資材の調達に関するリスク

 当社グループの事業は、生薬を主要原料とした漢方・生薬事業であります。その原料生薬の多くは天然物であることから、安全な生薬を安定確保するために、漢方製剤の長期的な需要予測に基づき、充分な在庫量の確保や国内外での生薬調達先の拡大、自社管理圃場※の継続拡大等に取り組んでおります。しかしながら、予期せぬ天候不順や自然災害等が発生した場合、必要な数量の確保が困難となる可能性、生薬価格が高騰する可能性、並びに栽培中の生薬の減損損失を計上する可能性があります。

 当社は漢方製剤に供する原料生薬の約90%を中国から、残りの約10%を日本・ラオスその他の国から調達しております。漢方製剤の安定供給に向け、日本国内における原料生薬生産量拡大にも取り組んでおります。また、中国にも漢方エキス粉末の製造拠点を構えることで、輸出入等の法規制の変更、政治や経済状況の変化による原料生薬の輸入規制に対応できる体制をとっております。しかしながら、輸出入等の法規制の対象範囲の変更や想定を超える政治的・経済的状況の変化が発生した場合、製品供給への影響、並びに業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 製品製造工程で使用する副原料及び資材においても国内外で調達しておりますが、可能な限り複数の取引先からの購買体制を構築しており、需要予測に基づき、柔軟な調達を行っております。しかしながら、自然災害及び不安定な社会情勢を起因とする需要、供給等の急激な流通不安により、副原料・資材不足が発生した場合、製品供給への影響、並びに業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

※ 自社管理圃場:

当社が直接的に栽培指導をすることができ、栽培にかかるコストの把握と原料生薬の購入価格設定が可能な圃場。

② 生産及び物流に関するリスク

 当社グループは、製造拠点を日本国内では茨城工場と静岡工場の2拠点、中国では上海津村製薬有限公司と天津津村製薬有限公司の2拠点(天津津村製薬有限公司については2023年度内に稼働開始予定)と分散体制をとっており、製造品目の切り替えを可能とした体制の構築を図っております。また、日本国内の生産施設につきましては免震・耐震構造の導入をしております。製品の供給拠点である物流センターにつきましても、東西2拠点としており、安定供給に向けた体制を構築しております。

 しかしながら、大規模な地震や火災等の災害、停電等による機能の低下や喪失、輸出入等の法規制の対象範囲の変更や想定を超える政治的・経済的状況の変化が発生した場合、製品供給に影響を及ぼす可能性があります。また、災害により損害を被った設備等の修復や棚卸資産の被害に備え災害保険等の加入をしておりますが、想定を超える災害やその他予想し得ない事象等が発生した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)製品の安全性及び副作用問題

 当社グループは、品質と安全性を追求し、信頼性を向上させるための品質重視の考え方である「ツムラクオリティカルチャー※」を経営理念に通じる価値観とし、その醸成に取り組んでおります。この考え方を基盤として、製品の製造に関しては、当該国や地域の品質管理基準を遵守し、品質方針のもとさらなる充実を目指した「ツムラ品質マネジメントシステムに関する規程」を制定し、自社製造品のみならず委託製造品を含む全ての製品について品質を重視する取り組みを推進しております。また、この考え方は改正薬機法※が求める法令遵守の考え方に通じるものです。

 さらに原料生薬に関しては、生薬の安全性・品質保証体制をより強固なものにするため、「ツムラ生薬GACP※ポリシーに関する規程」を制定し、管理を徹底して運用しております。これらの取り組みにより、原料である生薬の調達に始まり、製剤の製造に適した製造方法・製造設備の確立、製造管理、品質管理の実施及び出荷に至るまでをすべて自社の管理下で行う一貫体制を構築し、徹底した品質管理を実施することで最終製品の品質を確保しております。

 しかしながら、当社が管理を行っていない農薬及び化学物質が原料生薬に残留する可能性等、何らかの理由により生じる製品の欠陥や安全上の問題を完全に回避できる保証はありません。また、当社グループが販売する医薬品に予期せぬ副作用問題が発生した場合、及び医薬品以外の製品に健康被害等が発生した場合、従来の使用方法が制限されることや、当社グループ及び当社グループが販売する製品の社会的信用の失墜による投薬抑制や服薬拒否及び使用拒否等が起こる可能性があります。

 以上の結果、販売数量の減少や多額の損害賠償請求、大規模なリコール等につながるような事態が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

※ ツムラクオリティカルチャー:

社員一人ひとりが理念を理解し、価値観・判断・行動の基準になっており、当社グループ製商品の品質と安全性を追求し、信頼性を向上させるための品質重視の考え方

※ 改正薬機法:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(2019年12月4日法律第63号)

※ GACP:Good Agricultural and Collection Practice

 

(4)国際事業

 当社グループは中国等、海外の国や地域において、生産及び販売活動を展開しております。

 中国事業においては、経営管理機能を強化するため、津村(中国)有限公司を設立し、当社グループの持つ技術・ノウハウを最大限活用し、中国平安保険グループとの協業のもと、中国国民の健康に広く貢献できる企業を目指しております。

 中国事業への参入にあたり、製造販売に関するライセンス等を有する企業の買収・提携を検討及び実施しております。買収先の選定・実行にあたっては当社グループの企業理念に十分に共感いただける企業を選定対象とし、対象企業・対象事業の財務内容や取引等についての詳細な事前調査を行うなど、買収・提携リスクを極力回避するよう努めております。しかしながら、買収・提携後に偶発債務の発生や未認識債務が判明する可能性、並びに、期待し得る事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮されず、結果として得られる将来の収益力が当初の見込みに達しない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 また、予期せぬ法規制の変更や政治的・経済的状況の変化等により影響を受ける可能性があります。

 なお、2023年4月13日に陝西紫光辰済薬業有限公司の持分取得に関する契約を締結しております。

(5)研究開発

 当社グループは、将来の成長や業績の維持・向上を目的とし、国内及び海外においてエビデンスの構築や新製品・新技術に関する研究開発活動を行っております。しかしながら、このような当社グループの研究開発活動が、すべてにおいて成功する保証はありません。これらの研究開発活動が何らかの理由により中止や遅延、大幅なコスト増等が生じた場合、当社グループの収益確保に影響を及ぼす可能性があります。

 米国においては大建中湯の医療用医薬品としての承認取得・上市を目標に活動しておりますが、何らかの理由により想定しているスケジュールに遅延が生じる、あるいは想定した費用を大幅に上回る等の可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)知的財産

 当社グループは「ツムラグループ知的財産基本方針」を定め、知的財産の価値最大化を図り、社会へより良い価値を提供していくために、知的財産の創出や権利化、有効活用、厳格な管理、他社知的財産の尊重などにより、社会から信頼いただけるよう努めております。具体的に当社グループでは、特許権や商標権等の産業財産権を適正に取得するとともに、重要情報保管場所の施錠管理やアクセス可能人員の制限等ノウハウ・技術情報管理の徹底等により知的財産を適正に保護しています。しかしながら、当社グループの知的財産権の消滅や技術ノウハウ漏洩等が発生した場合には競争力が低下し、当社グループの収益確保に影響を及ぼす可能性があります。また、事業運営にあたっては、新製品やネーミング等において他社商標侵害を未然防止するための先行商標確認や新開発・導入技術に関して他社特許侵害防止等の対応を事前に実施し、これら他社知財侵害係争が発生しないように努めておりますが、完全に未然防止することは難しく、知的財産権に係る争訟により当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)人財

 当社グループは、「世界に手本のない漢方ビジネスにおいて、自らが新しい道を開拓でき、誰からも信頼される人の企業集団へ」を揚げており、人財※は持続的に企業を発展させるうえで、最も重要な資本の一つであると考えており、人財の採用・育成に努めております。

 採用においては、当社グループでは経営戦略と連動した戦略的採用を実施しており、中国事業の発展に向けたグローバル人財の確保にも努めております。育成においては、当社グループでは「ツムラ人財育成ポリシー」を制定するとともに、当社グループの理念に基づく経営を実践できる人財の養成を目的に、「ツムラアカデミー室」を設置し、多様な人財の開発を推進しております。また、「ツムラクオリティカルチャー」を私たちの経営理念に通じる価値観とし、その醸成に取り組んでいます。しかしながら、必要な人財の確保・育成が計画的に推進できない場合は、当社グループの事業活動、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 当社グループは、各種法令の遵守に努めておりますが、今後、予測される生産年齢人口の減少や、労働環境の多様化・複雑化への対応も含め、労働安全衛生やハラスメント等の対策が不十分な場合、当社グループの社会的信用、並びに業績に影響を及ぼす可能性があります。

※ 当社グループでは全役職員が財産という観点から「財」の文字を使用しております。

 

(8)競争

 当社グループの収益の柱である医療用漢方製剤は、安心安全な生薬の安定確保及び均質性の高い医療用漢方製剤の安定供給、安全性・有効性に関するエビデンス集積等により、国内市場において長く優位性を保っており、様々な施策を更に推し進めております。また、MRによる情報提供に加え、インターネットを介した情報提供により医療関係者からの期待にお応えしております。しかしながら、国内外の製薬企業等が医療用漢方市場に参入した場合、今まで以上に競争が激化し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)為替レートの変動

 当社グループが販売する漢方製剤の主原料である生薬は主に中国から輸入していることから、生薬及び漢方エキス粉末の輸入時には、為替動向を考慮しながら為替予約等によるリスクの軽減を図っておりますが、為替相場が大きく変動した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 また、連結財務諸表作成時に海外の連結子会社の現地通貨建財務諸表を円換算していることから、為替相場が大きく変動した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)財務

 当社グループの業績及び財政状態は主として、以下の財務的要因の影響を受ける可能性があります。

① 退職給付債務に関するリスク

 当社グループの従業員退職給付費用及び退職給付債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されております。株価の下落や割引率の変更等により、実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 資金調達リスク

 当社グループは漢方事業の持続的拡大のための設備投資計画や中国における成長投資計画に照らして、必要な資金を銀行借入や社債発行により調達しておりますが、金利等の市場環境の悪化、当社の信用格付の変動等により当社グループが望む条件での資金調達が困難となる可能性があります。

③ 有価証券の価格変動リスク

 当社グループは価格変動リスクのある有価証券を保有しており、事前にリスクの軽減に努めておりますが、金融市場における価格変動が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)税務

 当社グループを構成する各事業法人は、各国の税法に準拠して税額計算し、適切に納税を行っておりますが、各国における税制の改正、税務申告における税務当局との見解の相違等があった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 また、当社グループは適用される移転価格税制の遵守に努めておりますが、各国の税務当局と見解の相違が生じ、追徴課税や二重課税により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 なお、当社グループは税務関連法を遵守するため「ツムラ税務ポリシー」を制定し、適切な納税の実施に取り組んでおります。詳細については当社WEBサイトをご覧ください。

 

(12)環境

 当社グループは、環境に関する法規制の遵守を前提とし、省エネルギーや太陽光発電の導入などによる温室効果ガス排出量の削減、環境負荷の低い容器包装資材への切り替え、野生生薬の栽培化、水の使用量の削減・再利用促進等の自然環境の保全に努めております。しかしながら、万が一、企業活動上において土壌汚染や水質汚染等を惹起し、法令違反等の問題が発生した場合には、行政処分による課徴金、刑事訴訟による罰金、民事訴訟による損害賠償金等の支払いが生じる可能性があります。その場合、社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 なお、気候変動に関しては、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づきリスクと対応策について情報開示を行っております。気候変動に伴うリスクと対応策についての詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」において記載しておりますのでご参照ください。

 

(13)訴訟

 当社グループに重要な影響を及ぼす訴訟は現在提起されておりません。しかしながら、当社グループは、企業活動上、漢方・生薬製剤等医薬品の副作用、健康被害、製造物責任、労務問題、知的財産権の侵害、契約の不履行、環境問題等様々な訴訟を提起される可能性があり、その動向ないし結果によっては、当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。

 

(14)情報システム及び情報管理

 当社グループは、企業活動上、大規模な生産システムを含む各種情報システムを活用しており、システムトラブル等への備えとして、データ保護を徹底する等情報システムの強化への適切な投資を行っております。大規模な地震や火災等の災害、停電等による情報システムの機能不全によって業務遂行が阻害されるような事態が生じた場合であっても、その影響を最小限に抑えるべく、事業継続計画(BCP)の整備等を実施しておりますが、想定規模を超える災害等によるシステム不全が発生した際には、事業を適切に遂行できない可能性があります。

 また、情報資産の適正管理をより実効的なものとするため、「情報管理基本規程」をはじめとする、情報管理に関する社規の内容を全社に周知徹底し、情報管理の強化を推進しております。サイバー攻撃への備えとしてネットワーク・端末の監視等、セキュリティ対策と不審・不正メールの対処訓練も実施しています。しかしながら、悪意を持つ第三者によるサイバー攻撃ないし、従業員等の不注意または過失によるシステムの停止や機密情報の漏洩等を完全に回避できる保証はありません。

 これらの事象が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。

(15)内部統制

 当社グループは、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制を含めた内部統制システムを整備・運用し、法令遵守の徹底並びにリスクマネジメントの強化に努めております。また、業務における人為的なミスや、内部関係者等による違法行為、不正行為等の不祥事が発生することのないよう、内部管理の基準を策定・運用する等の対策を実施しております。

 しかしながら、内部統制システムが有効に機能せず、業務の有効性や効率性、財務報告の信頼性等を確保できない事態あるいは違法行為・不正行為等が生じた場合には、かかる信頼を回復するための運営費用の増加や、各部門の業務工数が増大する可能性を含め、当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。

 

(16)その他のリスク

 当社グループでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防と拡大防止対策を実施しておりますが、政府の感染症法上の位置付けの変更等を踏まえ、基本的な感染対策を継続しつつ、ウィズコロナに向けた対応を進めております。引き続き、感染拡大の兆候等に注視し、緊急時には速やかに対応できる体制を整え、従業員及びその家族、並びに医療関係者や取引先の安全を最優先に、漢方製剤等の医薬品の安定供給に努めております。

 

5【経営上の重要な契約等】

当連結会計年度において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

 

(1)提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物

及び

構築物

機械装置及び

運搬具

土地

(面積

千㎡)

その他

合計

静岡工場

(静岡県藤枝市)

(注)5,6

医薬品事業

生産設備

9,360

2,709

3,080

(36)

[2]

344

15,494

380

[105]

茨城工場

(茨城県稲敷郡)

(注)4

医薬品事業

生産設備

10,957

7,935

4,566

(178)

581

24,040

461

[155]

研究所

(茨城県稲敷郡)

(注)4

医薬品事業

研究開発設備

2,227

20

(-)

1,212

3,460

210

[32]

石岡センター

(茨城県石岡市)

医薬品事業

生産設備

6,556

127

691

(33)

737

8,112

106

[54]

全国営業所

(東京都千代田区他)

医薬品事業

販売事務所

24

(-)

5

29

954

[98]

本社

(東京都港区)

(注)5,7

医薬品事業

統括管理

3

(-)

[9]

129

132

520

[36]

 

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物

及び

構築物

機械装置及び

運搬具

土地

(面積

千㎡)

その他

合計

株式会社

ロジテムツムラ

本社

(静岡県

藤枝市)

医薬品事業

物流・倉庫中核基地及び統括管理

95

28

257

(3)

42

423

124

[81]

株式会社

夕張ツムラ

事務所

及び工場

(北海道

夕張市)

医薬品事業

生産設備

1,506

155

77

(48)

133

1,871

55

[17]

 

(3)在外子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物

及び

構築物

機械装置及び

運搬具

土地

(面積

千㎡)

その他

合計

深セン津村薬業有限公司

(注)5

事務所

及び工場

(中国

深セン市)

医薬品事業

生産設備

3,640

468

[100]

53

4,162

416

[1]

上海津村製薬

有限公司

(注)5

事務所

及び工場

(中国

上海市)

医薬品事業

生産設備

2,262

1,836

[40]

197

4,295

237

[-]

天津津村製薬

有限公司

(注)5

事務所

及び工場

(中国

天津市)

医薬品事業

生産設備

8,827

6,917

[39]

293

16,037

139

[-]

盛実百草薬業

有限公司

(注)5

事務所

及び工場

(中国

天津市)

医薬品事業

生産設備

1,877

549

[33]

26

2,453

250

[-]

白山林村中薬

開発有限公司

(注)5

事務所

及び工場

(中国

白山市)

医薬品事業

生産設備

827

79

[63]

2

909

46

[123]

(注) 1 帳簿価額「その他」のうち主なものは、工具、器具及び備品であります。

2 帳簿価額「合計」に建設仮勘定は含まれておりません。

3 従業員数の[ ]は、平均臨時従業員数を外書きしております。

4 研究所の土地は、茨城工場と同一敷地内にあるため区分しておりません。

5 賃借している土地の面積については、[ ]で外書きしております。なお、( )で表示している土地の面積に賃借している土地の面積は含まれておりません。

6 当連結会計年度の賃借料は、6百万円であります。

7 当連結会計年度の賃借料は、318百万円であります。

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

250,000,000

合計

250,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数

(人)

1

32

33

177

251

31

17,992

18,517

所有株式数

(単元)

10

230,414

11,387

57,321

358,076

95

109,809

767,112

47,162

所有株式数

の割合(%)

0.00

30.04

1.48

7.47

46.68

0.01

14.32

100.00

(注)1 自己株式231,532株は「個人その他」に2,315単元及び「単元未満株式の状況」に32株含めております。なお、自己株式231,532株は、株主名簿記載上の株式数であり、2023年3月31日現在の実質保有株式数は229,532株であります。

2 「金融機関」には、役員報酬BIP信託の信託財産として保有する自己株式137,800株を含めております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

日本マスタートラスト

信託銀行㈱信託口

東京都港区浜松町2-11-3

12,215

15.96

BANK OF CHINA (HONG KONG)LIMITED-PING AN LIFE INSURANCE COMPANY OF CHINA,LIMITED

(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

14/F, BANK OF CHINA TOWER, 1 GARDEN ROAD, CENTRAL, HONG KONG

(東京都新宿区新宿6-27-30)

7,675

10.03

㈱日本カストディ銀行信託口

東京都中央区晴海1-8-12

3,622

4.73

THE BANK OF NEW YORK MELLON (INTERNATIONAL) LIMITED 131800

(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営

業部)

2-4, RUE EUGENE RUPPERT, L - 2453 LUXEMBOURG, GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

2,720

3.56

㈱三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2-7-1

2,197

2.87

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001

(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営

業部)

P. O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U. S. A.

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

2,156

2.82

ツムラグループ従業員持株会

東京都港区赤坂2-17-11

1,772

2.32

BRIGHT RIDE LIMITED

(常任代理人 三田証券(株))

26/F THREE EXCHANGE SQUARE 8 CONNAUGHT ROAD PLACE CENTRAL Hong Kong

(東京都中央区日本橋兜町3-11)

1,692

2.21

THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051

(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営

業部)

240 GREENWICH STREET , NEW YORK , NY 10286, U. S. A.

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

1,539

2.01

JP MORGAN CHASE BANK 380634

(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営

業部)

25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

1,397

1.83

合計

36,989

48.33

(注)1 発行済株式の総数に対する所有株式数の割合の計算にあたり控除する自己株式には、役員報酬BIP信託の信託財産として保有する自己株式137,800株は含まれておりません。

2 資本業務提携先である中国平安保険(集団)股份有限公司より、第三者割当により中国平安人寿保険股份有限公司が所有する株式7,675,900株について、BANK OF CHINA (HONG KONG)LIMITED-PING AN LIFE INSURANCE COMPANY OF CHINA,LIMITEDに管理委託した旨及びその議決権行使の指図権は中国平安人寿保険股份有限公司が留保している旨の報告を受けております。

3 上記(大株主の状況)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行㈱信託口

12,050千株

㈱日本カストディ銀行信託口

3,545千株

 

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

67,552

94,752

受取手形及び売掛金

※4 54,879

※4 58,087

商品及び製品

10,247

11,257

仕掛品

13,614

14,430

原材料及び貯蔵品

68,889

76,038

その他

14,360

13,933

貸倒引当金

123

178

流動資産合計

229,420

268,320

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

※3 89,563

※3 91,197

機械装置及び運搬具

※3 70,189

※3 71,810

工具、器具及び備品

※3 13,288

※3 14,349

土地

※1 9,051

※1 9,051

建設仮勘定

3,488

11,323

その他

602

725

減価償却累計額

96,143

105,042

有形固定資産合計

90,040

93,415

無形固定資産

 

 

のれん

8,513

8,480

その他

3,814

6,166

無形固定資産合計

12,328

14,647

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

10,184

11,160

退職給付に係る資産

2,842

2,518

繰延税金資産

660

1,844

その他

※2 5,504

※2 4,905

貸倒引当金

0

0

投資その他の資産合計

19,192

20,429

固定資産合計

121,561

128,492

資産合計

350,981

396,813

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

13,676

16,443

短期借入金

10,313

10,313

未払金

7,222

7,585

未払法人税等

3,271

3,233

その他

※5 11,392

※5 9,628

流動負債合計

45,875

47,205

固定負債

 

 

社債

30,000

60,000

長期借入金

9,377

9,377

繰延税金負債

287

11

再評価に係る繰延税金負債

※1 1,179

※1 1,179

退職給付に係る負債

55

59

役員株式給付引当金

111

その他

6,096

6,623

固定負債合計

46,996

77,361

負債合計

92,871

124,566

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

30,142

30,142

資本剰余金

13,732

13,739

利益剰余金

182,929

194,224

自己株式

682

1,068

株主資本合計

226,121

237,037

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

2,324

2,647

繰延ヘッジ損益

2,020

29

土地再評価差額金

※1 2,673

※1 2,673

為替換算調整勘定

6,911

10,455

退職給付に係る調整累計額

280

796

その他の包括利益累計額合計

13,648

15,008

非支配株主持分

18,339

20,199

純資産合計

258,109

272,246

負債純資産合計

350,981

396,813

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 129,546

※1 140,043

売上原価

※2 63,081

※2 71,762

売上総利益

66,465

68,281

販売費及び一般管理費

※3,※4 44,088

※3,※4 47,365

営業利益

22,376

20,916

営業外収益

 

 

受取利息

443

531

受取配当金

248

265

為替差益

2,474

1,508

その他

579

642

営業外収益合計

3,745

2,949

営業外費用

 

 

支払利息

173

256

社債発行費

142

その他

44

13

営業外費用合計

218

412

経常利益

25,904

23,453

特別利益

 

 

固定資産売却益

※5 26

※5 5

関係会社有償減資払戻差益

※9 463

投資有価証券売却益

114

特別利益合計

140

469

特別損失

 

 

固定資産売却損

※6 24

※6 5

固定資産除却損

※7 457

※7 40

減損損失

※10 597

新型コロナウイルス関連損失

※8 259

特別損失合計

481

903

税金等調整前当期純利益

25,563

23,018

法人税、住民税及び事業税

6,268

6,121

法人税等調整額

101

489

法人税等合計

6,167

5,632

当期純利益

19,395

17,386

非支配株主に帰属する当期純利益

559

904

親会社株主に帰属する当期純利益

18,836

16,482

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

29,426

53,248

売掛金

※1 49,702

※1 48,343

商品及び製品

7,240

8,706

仕掛品

10,979

12,676

原材料及び貯蔵品

26,268

25,562

前渡金

※1 17,317

※1 17,243

前払費用

859

879

その他

※1 12,420

※1 17,688

貸倒引当金

5

6

流動資産合計

154,208

184,342

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

59,034

59,495

減価償却累計額

29,709

31,228

建物(純額)

29,324

28,267

構築物

4,207

4,198

減価償却累計額

3,024

3,141

構築物(純額)

1,182

1,057

機械及び装置

50,401

50,187

減価償却累計額

36,571

39,373

機械及び装置(純額)

13,829

10,814

車両運搬具

48

46

減価償却累計額

47

46

車両運搬具(純額)

0

0

工具、器具及び備品

11,537

12,295

減価償却累計額

9,017

9,557

工具、器具及び備品(純額)

2,520

2,738

土地

8,716

8,716

建設仮勘定

1,561

4,541

その他

436

540

減価償却累計額

181

246

その他(純額)

254

293

有形固定資産合計

57,390

56,428

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

937

2,159

その他

29

29

無形固定資産合計

967

2,189

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

10,184

11,160

関係会社株式

1,957

1,957

出資金

46

46

関係会社出資金

41,810

47,915

関係会社長期貸付金

25,162

24,370

長期前払費用

488

534

前払年金費用

3,206

3,626

敷金

840

789

繰延税金資産

496

その他

572

63

貸倒引当金

2

2

投資その他の資産合計

84,267

90,959

固定資産合計

142,624

149,577

資産合計

296,832

333,919

負債の部

 

 

流動負債

 

 

電子記録債務

2,099

2,531

買掛金

※1 1,370

※1 1,865

短期借入金

10,313

10,313

未払金

7,123

7,193

未払費用

4,399

4,577

未払法人税等

3,138

3,134

未払消費税等

1,682

379

預り金

188

178

その他

1,897

825

流動負債合計

32,212

30,998

固定負債

 

 

社債

30,000

60,000

長期借入金

9,377

9,377

繰延税金負債

357

再評価に係る繰延税金負債

1,179

1,179

役員株式給付引当金

111

その他

5,078

5,630

固定負債合計

45,992

76,298

負債合計

78,205

107,296

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

30,142

30,142

資本剰余金

 

 

資本準備金

12,595

12,595

その他資本剰余金

1,446

1,453

資本剰余金合計

14,041

14,048

利益剰余金

 

 

利益準備金

2,931

2,931

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

165,177

175,220

利益剰余金合計

168,108

178,151

自己株式

682

1,068

株主資本合計

211,610

221,274

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

2,324

2,647

繰延ヘッジ損益

2,020

29

土地再評価差額金

2,673

2,673

評価・換算差額等合計

7,017

5,349

純資産合計

218,627

226,623

負債純資産合計

296,832

333,919

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

118,506

123,801

売上原価

 

 

製品期首棚卸高

10,813

7,240

当期製品製造原価

※5 56,069

※5 67,031

合計

66,882

74,272

他勘定振替高

※1 697

※1 150

製品期末棚卸高

7,240

8,706

売上原価合計

60,339

65,716

売上総利益

58,166

58,084

販売費及び一般管理費

※2,※5 37,762

※2,※5 38,564

営業利益

20,404

19,519

営業外収益

 

 

受取利息

※6 117

※6 277

受取配当金

248

366

為替差益

383

285

その他

153

214

営業外収益合計

903

1,144

営業外費用

 

 

支払利息

161

319

社債発行費

142

その他

18

11

営業外費用合計

180

473

経常利益

21,127

20,191

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 2

※3 0

関係会社有償減資払戻差益

※7 463

投資有価証券売却益

114

特別利益合計

116

463

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 433

※4 40

特別損失合計

433

40

税引前当期純利益

20,810

20,614

法人税、住民税及び事業税

5,798

5,792

法人税等調整額

13

118

法人税等合計

5,784

5,674

当期純利益

15,025

14,940