ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社

Ultrafabrics Holdings Co.,Ltd.
八王子市明神町3-20-6 八王子ファーストスクエア6F
証券コード:42350
業界:化学
有価証券報告書の提出日:2023年3月28日

(1)連結経営指標等

回次

第54期

第55期

第56期

第57期

第58期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上収益

(百万円)

11,901

11,439

10,000

14,134

19,595

税引前当期利益又は税引前当期損失(△)

(百万円)

672

494

61

1,347

2,865

親会社の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

377

365

35

986

2,051

親会社の所有者に帰属する当期包括利益

(百万円)

324

154

346

1,681

3,011

親会社の所有者に帰属する持分

(百万円)

10,000

10,052

9,581

12,079

13,224

総資産額

(百万円)

27,752

28,017

27,613

31,382

34,861

1株当たり親会社所有者帰属持分

(円)

1,128.07

1,111.24

1,026.51

1,295.97

1,427.08

基本的1株当たり当期利益

(円)

46.57

43.70

4.07

114.00

218.34

希薄化後1株当たり当期利益

(円)

41.10

40.54

4.04

109.78

211.24

親会社所有者帰属持分比率

(%)

36.0

35.9

34.7

38.5

37.9

親会社所有者帰属持分当期利益率

(%)

3.9

3.6

0.4

9.1

16.2

株価収益率

(倍)

51.9

28.9

223.3

16.7

15.5

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,104

1,215

1,751

2,079

2,166

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,642

306

141

957

425

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

119

707

31

754

2,112

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

1,248

1,448

3,049

3,520

4,074

従業員数

(人)

259

289

285

304

319

(外、平均臨時雇用人員)

(4)

(4)

(3)

(2)

(1)

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第54期

第55期

第56期

第57期

第58期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

300

299

295

301

330

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

554

159

62

298

454

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

604

117

118

235

875

資本金

(百万円)

1,409

1,467

1,487

2,189

2,265

発行済株式総数

(千株)

 

 

 

 

 

(普通株式)

6,830

6,877

6,929

7,786

8,414

(A種優先株式)

1,850

1,850

1,850

1,850

1,850

純資産額

(百万円)

6,471

6,340

6,314

6,871

5,551

総資産額

(百万円)

17,516

16,231

14,451

14,865

20,028

1株当たり純資産額

(円)

568.03

535.04

524.23

597.02

435.99

1株当たり配当額

(円)

 

 

 

 

 

(普通株式)

24.0

26.0

20.0

28.0

62.0

(A種優先株式)

26.0

28.0

22.0

30.0

68.0

(うち1株当たり中間配当額)

 

 

 

 

 

(普通株式)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(A種優先株式)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

74.69

13.96

13.88

27.22

93.08

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

13.77

90.06

自己資本比率

(%)

31.6

33.4

37.4

43.3

27.0

自己資本利益率

(%)

2.2

16.2

株価収益率

(倍)

65.5

36.5

配当性向

(%)

145.1

64.7

従業員数

(人)

4

4

8

8

10

(外、平均臨時雇用人員)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

株主総利回り

(%)

88.2

47.6

35.5

72.6

128.6

(比較指標:配当込みTOPIX(東証株価指数))

(%)

(85.0)

(101.2)

(109.3)

(123.9)

(123.3)

最高株価

(円)

3,270

2,937

1,645

2,445

5,700

最低株価

(円)

1,225

1,095

673

920

1,823

(注)1.第54期、第55期及び第57期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

2.第54期、第55期及び第57期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向は当期純損失であるため記載しておりません。

3.最高株価及び最低株価は東京証券取引所(JASDAQスタンダード)におけるものであります。

なお、2022年4月4日以降の株価については、東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

 

2【沿革】

1966年1月

東京都八王子市下恩方町358に合成皮革の製造販売を目的として第一化成株式会社を設立。

1966年4月

恩方工場を新設し、ビニールレザー並びに乾式合成皮革の生産開始。

1970年8月

大阪市南区塩町通り3-5野崎産業ビル内に大阪営業所開設。

1970年11月

東京都八王子市本郷町5-12に本郷工場新設、湿式合成皮革の生産開始。

1974年9月

埼玉県大里郡花園町大字黒田字下北原301に埼玉工場(後に花園工場と呼称変更)新設、乾式合成皮革の生産開始。

1974年9月

愛知県蒲郡市神之郷町下向山21不二整染株式会社内に蒲郡工場新設。

1979年8月

埼玉県行田市富士見町1-13-1富士見工業団地内に行田工場新設。

1979年10月

行田工場にて湿式溶剤(DMF)回収設備を完成させて溶剤の再利用を開始。

1979年11月

行田工場において湿式合成皮革の生産開始。本郷工場を閉鎖。

1979年12月

行田工場の生産開始にともない恩方工場を閉鎖。

1982年6月

蒲郡工場を閉鎖し、行田工場に統合。

1987年9月

開発部・工務部を東京都八王子市中野上町4-19-6に移転し、研究所を設置。

1990年6月

ゴルフ手袋用素材を米国に出荷開始。

1993年7月

行田工場・花園工場を統合し埼玉事業所を設置。

1995年9月

花園工場を閉鎖、売却。

1998年10月

株式会社ディー・エス・シーを投資業を目的として資本金2,000万円、当社全額出資で設立。

1999年1月

Springs Industries, Inc.より合成皮革部門の営業譲渡を受けたUltrafabrics, LLCの設立にあたり、株式会社ディー・エス・シーが出資比率15%(13万米ドル)の持分をもって経営に参加。

1999年7月

本社、埼玉事業所、研究所及び大阪営業所が「ISO9001」を認証取得。

1999年12月

自動車内装材を米国に出荷開始。

2003年2月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

2004年10月

研究所を東京都八王子市諏訪町480-1に移転。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2006年7月

2008年6月

本社を東京都八王子市明神町3-20-6に移転。

大阪営業所を閉鎖。

2013年7月

 

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2016年3月

群馬県邑楽郡邑楽町大字赤堀字鞍掛4116-3に群馬工場を新設。新型熱ラミネート機を設置。

2017年1月

米国に資本金17百万US$、株式会社ディー・エス・シー全額出資でDKK US INC.を設立。

2017年2月

Ultrafabrics, LLCの持分84.21%をDKK US INC.が取得し、Ultrafabrics, LLCを完全子会社化。

2017年3月

第三者割当の方法により、A種優先株式1,850,000株を発行。

2017年5月

資本金10百万円、当社全額出資で第一化成分割準備株式会社を設立。

2017年6月

完全子会社であるDKK US INC.がUltrafabrics, LLCを吸収合併し、商号をUltrafabrics Inc.(現連結子会社)へ変更。

2017年9月

株式会社ディー・エス・シーを吸収合併。

2017年10月

当社の合成皮革事業を、会社分割により第一化成分割準備株式会社へ承継し、商号をウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社へ変更(持株会社体制への移行)。

第一化成分割準備株式会社は、商号を第一化成株式会社(現連結子会社)へ変更。

2018年5月

東京都渋谷区渋谷3-12-15にサテライトオフィスを開設。

2018年5月

英国ロンドン・クラーケンウェルにショールームを開設。

2018年9月

埼玉事業所・群馬工場による製造工程の完全2ライン化完成

2019年9月

第一化成株式会社及びUltrafabrics Inc.においてポリウレタンレザーの設計及び製造に関してIATF16949:2016の認証を取得。

2020年1月

第一化成株式会社及びUltrafabrics Inc.が「ISO14001」を認証取得。

2020年12月

ウルトラファブリックス・ジャパン株式会社を清算。

2021年9月

群馬工場に太陽光発電設備付帯自動倉庫を新設。

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場に移行

3【事業の内容】

当社の企業集団は、当社と子会社3社で構成され、ポリウレタンレザーの製造及び販売を行っております。当社グループの製品の用途は多岐にわたりますが、用途別売上収益構成比率は次のとおりであります。

区分

主要用途等

売上収益構成比率

前連結会計年度

当連結会計年度

2021年12月期

2022年12月期

ポリウレタンレザー

 

(%)

(%)

家具用

28.7

27.4

自動車用

39.6

41.2

航空機用

7.3

8.3

その他

24.4

23.1

合計

100.0

100.0

 

家 具 用:北米を中心に椅子を始めとしたハイエンドのオフィス家具に採用されており、ホテル、レストラン、劇場などで使用されるコントラクト家具用として提供しております。また、国内マーケットへも一部応接セット用として販売しております。

自動車用:自動車のギアシフトブーツや、耐摩耗性の求められるシート等の内装材として販売しております。

航空機用:主にプライベートジェット(ビジネスジェット)及び民間航空機の内装材として販売しております。

そ の 他:主にゴルフ手袋やアパレル用素材、医療、RV、トラック、ボート等の内装材として販売しております。

 

 当社グループはポリウレタンレザーの製造及び販売を行っております。製品は国内子会社である第一化成株式会社が製造し、主要な販売は米国子会社であるUltrafabrics Inc.が行っております。なお、Ultrafabrics Inc.は欧州に100%子会社を保有しております。

 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

  上記の概況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。

0101010_001.jpg

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

第一化成株式会社

(注)2

東京都八王子市

100

ポリウレタンレザー製造・

販売事業

100.0

当社グループ製品の製造・販売

役員の兼任あり。

Ultrafabrics Inc.

 (注)2、5

米国
ニューヨーク州

17百万US$

商社事業

100.0

米国における販売子会社

資金援助あり。

役員の兼任あり。

Ultrafabrics Europe Ltd.

 (注)3、4

英国

レスターシャー州

250千£

商社事業

100.0

(100.0)

欧州における販売子会社

Ultrafabrics Inc.の100%所有子会社

役員の兼任あり。

 (注)1.議決権は直接所有割合であります。

2.特定子会社に該当しております。

3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

4.Ultrafabrics Europe Ltd.は、連結子会社であるUltrafabrics Inc.の100%所有子会社であります。

5.Ultrafabrics Inc.は、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えておりますが、連結売上収益に占める当該連結子会社の売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

全社(共通)

319

(1)

合計

319

(1)

 (注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.当社グループはポリウレタンレザーの専門メーカーであり、当該事業以外の異なる事業を営んでいないため、全社(共通)として、従業員数を記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

10

(-)

52.8

3.0

13,980,342

 (注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

2【事業等のリスク】

当社グループの経営成績、株価ならびに財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、下記記載のリスク項目は当社事業に関するすべてのリスクを網羅したものではありません。また、本項における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 海外売上高と為替相場の変動及び税金に係るリスクについて

 当社グループの最近2連結会計年度における海外売上比率は、前連結会計年度95.7%、当連結会計年度96.1%となっており、当社グループの業績は為替変動の影響を受けると共に、連結財務諸表作成において在外子会社の貸借対照表及び損益計算書は円換算されるため、為替相場の変動の影響を受けます。当社グループは、デリバティブを活用したヘッジ取引により為替相場の変動を軽減する対策を講じてはおりますが、為替レートが急激に変動した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、販売単価の見直しや受注の増減に伴って移転価格税制等の国際税務リスクがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 特定の仕入先からの仕入割合が高いことについて

 当社グループは、原材料である基布や樹脂等を特定の仕入先に依存している場合があります。当社グループではこうした特定仕入先との関係を密接に保ちながら、安定的な調達に努めております。需要の急増による原材料不足や天災地変、品質問題、特定仕入先の政策変更や倒産・経営破綻・合併等により調達に重大な支障をきたした場合や仕入価格が高騰した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 製品開発と価格競争について

 ポリウレタンレザー業界は厳しい競争下にあり、研究開発による新製品の開発や顧客要求への対応等が常に求められております。そのため、当社グループの収益の変動にかかわらず、製品開発のための投資を常に継続する必要があります。その一方で、開発された高品質・高付加価値製品より、アジア圏の各メーカーが当社グループの製品と同様な品質で、より安い価格の製品を安定供給するようになった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 製品における欠陥の発生

 当社グループの製品については、確立された品質管理体制により高機能・高品質を備えたポリウレタンレザーを市場に供給しております。しかしながら、製品に欠陥が発生したことにより顧客から賠償費用等の多額のコストが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 また、協力企業に生産を委託した場合も当社グループの製品と同程度の品質が要求されるため、技術指導や検査体制を増強し、上記リスクを回避する必要があります。

 

(5) 災害の発生について

 当社グループにおける事業を取り巻く環境として、地震、台風、火災、戦争、感染症等の災害が発生し、当社グループや取引先企業が被害を受けた場合、グループ拠点の事業活動に支障が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 生産設備について

 ① 法的規制

 当社グループの製品についての法的規制はありませんが、設備及び生産活動において地盤沈下監視、VOC(揮発性有機化合物)排出規制、有機物排出規制、省エネルギー法による燃料消費量管理、危険物取扱関連等のさまざまな法的規制・行政指導を受けており、今後、これらの法規制が強化された場合、設備投資や関連費用の増加が見込まれ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 ② 災害による停電等について

 当社グループの製品は、埼玉県行田市及び群馬県邑楽町の国内2拠点で生産を行っております。このため、各拠点生産設備における災害の発生時に、停電又はその他の事象により製造機器の損傷又は材料調達先に壊滅的な被害が生じた場合、操業が停止し、生産・出荷活動が停止する可能性があります。また、今後発生する災害を要因として電気ガス等のエネルギー供給において総量規制など使用制限がなされた場合には、当社の生産活動において著しい影響を受ける可能性があります。

 ③ 人材の確保と技術伝承

 当社グループの製品は、高度な技術等専門知識及び経験を有する社員により製造・開発されております。しかしながら何らかの要因により雇用が流動化し人材が流出・流入した場合、技術・知識及び経験を伝承するためのある期間にわたり教育と訓練を行うことができず、結果として当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(7) グループ管理体制について

 当社グループに含まれる海外子会社は、当社グループの売上の大半を占めており、重要な役割を担っております。このため、海外子会社を含めた当社グループの内部統制・管理体制整備と継続的な強化を図る必要があります。

 しかしながら、これらの管理体制が十分に機能しなくなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) のれん等の減損について

 当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれん及び商標権を連結財政状態計算書に計上しております。当該のれん及び商標権については将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、事業環境の変化等によりのれん及び商標権の評価額が帳簿価額より下落した場合に、当該のれん及び商標権について減損損失を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) 在庫リスクについて

 当社グループは、販売計画に基づく原材料の発注及び計画生産を行っております。また、顧客のニーズに合わせて出荷できるよう寄託倉庫に商品を保管しており、欠品が生じないよう努力しております。しかしながら、販売計画と実績との乖離が生じ、余剰在庫や滞留在庫が残った場合には、結果として評価損等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 特定の顧客への依存度について

 当社グループは、特定の顧客から一定規模の売上が計上され、一定の顧客への依存度が高まることが想定できます。この場合、当該顧客からの受注動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11) 原材料・燃料・輸送等の価格変動の影響について

 当社グループの生産活動にあたっては、種々の原材料、部品、燃料、包装資材等を国内外から調達し、商品を生産しております。これら原材料・燃料・輸送等の価格変動に対しましては、生産効率化等で吸収を図っております。しかしながら、昨今のロシア・ウクライナ情勢の緊迫化や予期できない自然災害や事故等を始めとする地政学リスクの高まりによるサプライチェーンへの大きな影響、仕入先の経営状態悪化による部品の供給制限や製造中止、市場での需要増加による供給制限等が生じて、原材料・燃料・輸送等のコストがさらに上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。その対応策として、当社グループでは、市場動向については日常から調達先の情報収集に努め、前倒しで確保する等、安定調達に努めるとともに、一部販売商品の値上げや、輸送費の一部を顧客に負担していただくなどの対策を講じております。

 

(12) 金利変動について

 当社は、運転資金及び設備資金について主に金融機関からの借入れにより資金調達をおこなっております。金利が上昇局面となった場合、支払利息等の金利負担が増加することで金融収支が悪化し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。その対応策として、長期の資金調達においては、金利変動リスクをヘッジするために金利スワップ取引を行って、金利変動リスクを最小限にとどめております。また、当社グループが借入契約の財務制限条項に抵触した場合は、金利の上昇を請求されたり期限の利益を喪失したりする可能性があり、当社グループの借入コストや資金調達能力に影響を与える可能性があります。

4【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループの主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

 主要な賃借設備として、以下のものがあります。

事業所名

設備の内容

年間賃借料(百万円)

サテライトオフィス

建物及び付属設備

10

 

(2)国内子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業
員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具(百万円)

工具器具備品(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

合計(百万円)

第一化成㈱

埼玉事業所

(埼玉県行田市)

ポリウレタンレザー製造設備及び溶剤回収装置

332

1,044

19

213

(8,674.00)

1,608

86

(-)

群馬工場

(群馬県邑楽郡邑楽町)

ポリウレタンレザー製造設備

1,541

468

114

328

(12,504.07)

2,450

74

(-)

 (注)1.金額には建設仮勘定は含まれておりません。

2.従業員数の( )は、臨時従業員数を内書しております。

3.現在休止中の主要な設備はありません。

4.上記の他、主要な賃借設備として、以下のものがあります。

事業所名

設備の内容

年間賃借料(百万円)

本社

建物及び付属設備

16

埼玉事業所

物流倉庫

31

研究所

研究施設

8

5.第一化成はポリウレタンレザーの専門メーカーであるため、用途別の設備の状況は記載しておりません。

 

(3)在外子会社

主要な賃借設備として、以下のものがあります。

事業所名

設備の内容

年間賃借料(百万円)

アメリカ本社

統括業務施設

50

倉庫

物流倉庫

52

ショールーム

営業拠点

12

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

27,200,000

A種優先株式

6,800,000

34,000,000

(注)2023年3月28日開催の定時株主総会において定款の一部変更が行われ、普通株式の発行可能株式総数は同日より12,800,000株増加し、40,000,000株となっております。このため、当社の発行可能種類株式総数は、それぞれ普通株式40,000,000株、A種優先株式6,800,000株となっております。なお、合計では46,800,000株となりますが、発行可能株式総数は40,000,000株とする旨定款に規定しております。

 

①【ストックオプション制度の内容】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

決議年月日

2021年2月15日取締役会決議

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(監査等委員である取締役を除く。) 6名

当社従業員                  8名

子会社役員                  8名

新株予約権の数(個) ※

4,550

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式 455,000

新株予約権の行使時の払込金額(円) ※

1,315(注1)

新株予約権の行使期間 ※

自 2024年3月25日

至 2026年6月30日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格  1,315.0

資本組入額  657.5

新株予約権の行使の条件 ※

(注1)

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為にともなう新株予約権の交付に関する事項 ※

(注2)

  ※ 当事業年度の末日(2022年12月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年2月28日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。

 (注)1.新株予約権の行使の条件

①各本件新株予約権1個の一部行使は認めない。

②新株予約権者が取締役である場合に解任された場合、自己都合により退任した場合(疾病、傷害により辞任した場合を除く。)、および新株予約権者が雇用者である場合に懲戒解雇された場合ならびに自己都合により退職した場合(疾病、傷害等やむを得ない事情により退職した場合を除く。)、さらに身分を問わず禁固刑以上の刑事罰に処せられた場合、当社および当社の子会社と競業関係にある会社の取締役、顧問または重要な役職の従業員として就任した場合など、新株予約権の付与の目的上権利を行使させることが相当でない事由が生じた場合は、直ちに権利を喪失するものとする。ただし、新株予約権者の退任又は退職後の権利行使につき、当社取締役会が正当な理由があると認めた場合はこの限りではない。

③新株予約権者が死亡した場合、新株予約権者の法定相続人のうち1名(以下「権利継承者」という。)に限り、及び新株予約権者が死亡した日の1年以内に限り、権利行使をすることができる。なお、権利継承者が死亡した場合、権利継承者の相続人は新株予約権を相続できない。

④適用ある外国の法令上、当該法令の管轄地域に所在する者に新株予約権を行使させるに際し、(ⅰ)所定の手続の履行もしくは(ⅱ)所定の条件(一定期間の行使禁止、所定の書類の提出等を含む。)の充足、または(ⅲ)その双方(以下「準拠法行使手続・条件」と総称する。)が必要とされる場合には、当該管轄地域に所在する者は、当該準拠法行使手続・条件がすべて履行または充足された場合に限り新株予約権を行使することができ、これが充足されない場合には新株予約権を行使することができないものとする。ただし、当該管轄地域に所在する者に新株予約権を行使させるに際し当社が履行または充足することが必要とされる準拠法行使手続・条件については、当社としてこれを履行または充足する義務は負わないものとする。また、当該管轄地域に所在する者に新株予約権の行使をさせることが当該法令上認められない場合には、当該管轄地域に所在する者は、新株予約権を行使することができない。

2.組織再編に際して定める契約書または計画書等に以下に定める株式会社の新株予約権を交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株式会社の新株予約権を交付するものとする。

① 合併(当社が消滅する場合にかぎる。)

合併後存続する株式会社または合併により設立する株式会社

② 吸収分割

吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部または一部を承継する株式会社

③ 新設分割

新設分割により設立する株式会社

④ 株式交換

株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社

⑤ 株式移転

株式移転により設立する株式会社

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

①普通株式

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

9

22

33

49

5

1,505

1,623

所有株式数(単元)

13,834

3,194

18,423

4,522

10,547

33,590

84,110

2,600

所有株式数の割合(%)

16.45

3.80

21.90

5.38

12.54

39.93

100.00

 (注) 自己株式672,357株は、「個人その他」に6,723単元及び「単元未満株式の状況」に57株を含めて記載しております。

②A種優先株式

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

2

1

5

所有株式数(単元)

1,840

10,830

5,830

18,500

所有株式数の割合(%)

9.95

58.54

31.51

100

 (注) 自己株式583,000株は、「個人その他」に記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

Clay Andrew Rosenberg

アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市

1,295

14.38

東京中小企業投資育成株式会社

東京都渋谷区渋谷3-29-22投資育成ビル

1,102

12.23

Barbara Danielle Boecker-Primack

アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市

837

9.29

五味大輔

長野県松本市

460

5.10

上嶋秀治

奈良県大和高田市

280

3.11

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1-5-5

275

3.05

株式会社りそな銀行

大阪府大阪市中央区備後町2-2-1

275

3.05

株式会社きらぼし銀行

東京都港区南青山3-10-43

275

3.05

大日精化工業株式会社

東京都中央区日本橋馬喰町1-7-6

274

3.04

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

251

2.78

5,324

59.08

 

 なお、所有株式に係る議決権の個数の多い順上位10名は、以下のとおりであります。

 

 

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有議決権数(個)

総株主の議決権に対する所有議決権数の割合(%)

東京中小企業投資育成株式会社

東京都渋谷区渋谷3-29-22投資育成ビル

11,020

14.24

Barbara Danielle Boecker-Primack

アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市

5,252

6.78

Clay Andrew Rosenberg

アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市

5,251

6.78

五味大輔

長野県松本市

4,600

5.94

上嶋秀治

奈良県大和高田市

2,805

3.62

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1-5-5

2,750

3.55

株式会社りそな銀行

大阪府大阪市中央区備後町2-2-1

2,750

3.55

株式会社きらぼし銀行

東京都港区南青山3-10-43

2,750

3.55

大日精化工業株式会社

東京都中央区日本橋馬喰町1-7-6

2,741

3.54

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

2,510

3.24

42,429

54.82

①【連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

3,520

 

4,074

営業債権及びその他の債権

2,278

 

2,819

その他の金融資産

263

 

445

棚卸資産

3,032

 

4,453

その他の流動資産

10

438

 

518

流動資産合計

 

9,531

 

12,309

 

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

11

4,749

 

4,596

使用権資産

13

1,015

 

998

のれん

12

8,222

 

9,486

無形資産

12

6,499

 

6,894

その他の金融資産

1,090

 

331

繰延税金資産

14

275

 

232

その他の非流動資産

10

0

 

14

非流動資産合計

 

21,851

 

22,552

資産合計

 

31,382

 

34,861

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

有利子負債

16

6,268

 

8,333

リース負債

13

162

 

185

営業債務及びその他の債務

15

1,607

 

1,869

その他の金融負債

19

202

 

未払法人所得税等

 

369

 

676

引当金

18

361

 

436

その他の流動負債

20

306

 

441

流動負債合計

 

9,277

 

11,940

 

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

 

有利子負債

16

8,363

 

7,969

リース負債

13

876

 

840

退職給付に係る負債

17

231

 

208

引当金

18

18

 

18

繰延税金負債

14

423

 

552

その他の非流動負債

20

115

 

112

非流動負債合計

 

10,026

 

9,698

負債合計

 

19,303

 

21,638

 

 

 

 

 

資本

 

 

 

 

資本金

22

2,189

 

2,265

資本剰余金

22

2,552

 

2,672

利益剰余金

22

7,560

 

9,374

自己株式

22

182

 

1,982

その他の資本の構成要素

22

39

 

894

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

12,079

 

13,224

資本合計

 

12,079

 

13,224

負債及び資本合計

 

31,382

 

34,861

【連結損益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

 

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上収益

5、23

14,134

 

19,595

売上原価

 

7,945

 

9,925

売上総利益

 

6,188

 

9,670

 

 

 

 

 

販売費及び一般管理費

24

4,685

 

6,462

その他の収益

27

4

 

10

その他の費用

27

27

 

21

営業利益

 

1,481

 

3,197

 

 

 

 

 

金融収益

26

209

 

114

金融費用

26

343

 

446

税引前当期利益

 

1,347

 

2,865

法人所得税費用

14

361

 

813

当期利益

 

986

 

2,051

 

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

986

 

2,051

当期利益

 

986

 

2,051

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

29

114.00

 

218.34

希薄化後1株当たり当期利益(円)

29

109.78

 

211.24

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,304

397

前払費用

57

87

未収利息

※2 24

※2 21

関係会社短期貸付金

1,497

7,660

その他

※2 302

※2 782

流動資産合計

3,184

8,948

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

2

2

有形固定資産合計

2

2

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

9

6

無形固定資産合計

9

6

投資その他の資産

 

 

関係会社株式

※1 5,785

※1 5,785

関係会社長期貸付金

5,781

5,143

繰延税金資産

49

53

長期前払費用

45

81

その他

10

10

投資その他の資産合計

11,669

11,072

固定資産合計

11,680

11,080

資産合計

14,865

20,028

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

短期借入金

※2 300

6,133

1年内返済予定の長期借入金

※1 1,497

※1 1,647

未払金

※2 15

※2 33

未払費用

※2 35

24

未払法人税等

219

458

預り金

4

5

株式給付引当金

49

100

役員賞与引当金

85

流動負債合計

2,120

8,485

固定負債

 

 

長期借入金

※1 5,781

※1 5,893

株式給付引当金

50

97

役員賞与引当金

41

資産除去債務

2

2

固定負債合計

5,874

5,992

負債合計

7,994

14,477

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,189

2,265

資本剰余金

 

 

資本準備金

2,013

2,090

その他資本剰余金

158

158

資本剰余金合計

2,171

2,247

利益剰余金

 

 

利益準備金

94

94

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

1,710

1,710

繰越利益剰余金

479

1,090

利益剰余金合計

2,283

2,894

自己株式

202

2,003

株主資本合計

6,440

5,404

新株予約権

431

147

純資産合計

6,871

5,551

負債純資産合計

14,865

20,028

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※1 301

※1 330

売上原価

売上総利益

301

330

販売費及び一般管理費

※2 618

※2 879

営業損失(△)

318

549

営業外収益

 

 

受取利息

※1 225

※1 344

受取配当金

※1 988

その他

23

29

営業外収益合計

249

1,362

営業外費用

 

 

支払利息

※1 229

※1 348

その他

1

11

営業外費用合計

230

359

経常利益又は経常損失(△)

298

454

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

19

365

特別利益合計

19

365

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

279

819

法人税、住民税及び事業税

82

51

法人税等調整額

38

4

法人税等合計

44

55

当期純利益又は当期純損失(△)

235

875