日本冶金工業株式会社

Nippon Yakin Kogyo Co.,Ltd.
中央区京橋一丁目5番8号
証券コード:54800
業界:鉄鋼
有価証券報告書の提出日:2023年6月28日

(1)連結経営指標等

回次

第137期

第138期

第139期

第140期

第141期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

143,740

136,373

112,482

148,925

199,324

経常利益

(百万円)

8,178

6,342

4,990

12,807

27,738

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

7,686

5,325

3,764

8,471

19,703

包括利益

(百万円)

7,194

4,708

4,664

8,346

20,000

純資産額

(百万円)

47,940

51,131

55,127

62,169

79,619

総資産額

(百万円)

150,115

158,568

161,230

187,494

222,294

1株当たり純資産額

(円)

3,099.68

3,368.36

3,629.02

4,121.13

5,324.80

1株当たり当期純利益金額

(円)

497.02

350.09

247.85

561.25

1,316.79

潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

31.9

32.2

34.2

33.2

35.8

自己資本利益率

(%)

17.1

10.8

7.1

14.4

27.8

株価収益率

(倍)

5.05

4.81

8.29

5.01

3.23

営業活動によるキャッシュ・フ
ロー

(百万円)

9,172

7,979

11,182

697

3,649

投資活動によるキャッシュ・フ
ロー

(百万円)

6,207

5,511

6,776

15,656

13,035

財務活動によるキャッシュ・フ
ロー

(百万円)

2,417

8,692

7,995

15,049

8,530

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

6,257

17,398

13,828

12,545

11,797

従業員数

(人)

2,039

2,029

2,077

2,080

2,091

 

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.2019年10月1日付けで普通株式10株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。第137期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第140期の期首から適用しており、第140期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第137期

第138期

第139期

第140期

第141期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

117,462

111,472

90,059

124,778

177,529

経常利益

(百万円)

6,183

5,092

4,285

10,413

24,761

当期純利益

(百万円)

5,097

4,452

3,375

6,723

17,853

資本金

(百万円)

24,301

24,301

24,301

24,301

24,301

発行済株式総数

 

 

 

 

 

 

普通株式

(千株)

154,973

15,497

15,497

15,497

15,497

純資産額

(百万円)

43,703

46,127

49,572

54,877

70,269

総資産額

(百万円)

135,309

140,476

146,246

171,511

200,407

1株当たり純資産額

(円)

2,825.34

3,038.23

3,262.69

3,636.89

4,698.25

1株当たり配当額

(円)

 

 

 

 

 

普通株式

 

6.0

33.0

45.0

120.0

200.0

(うち1株当たり中間配当額)

 

(3.0)

(3.0)

(15.0)

(40.0)

(70.0)

1株当たり当期純利益金額

(円)

329.49

292.61

222.13

445.28

1,192.78

潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

32.3

32.8

33.9

32.0

35.1

自己資本利益率

(%)

12.2

9.9

7.1

12.9

28.5

株価収益率

(倍)

7.62

5.75

9.25

6.31

3.57

配当性向

(%)

18.2

20.5

20.3

27.0

16.8

従業員数

(人)

1,072

1,057

1,094

1,106

1,156

株主総利回り

(%)

88.3

62.0

76.3

106.4

162.9

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

398

2,539
(265)

2,175

3,110

4,770

最低株価

(円)

204

1,260
(188)

1,450

1,879

2,036

 

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。なお、2020年3月期の株価については株式併合後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式併合前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しております。

3.2019年10月1日付けで普通株式10株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。第137期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第140期の期首から適用しており、第140期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

1925年8月

中央理化工業株式会社を設立し、消火器の製造販売開始

1928年9月

商号を日本火工株式会社と改称し、火薬火工品の製造販売開始

1936年2月

川崎製造所稼動、特殊鋼・軽合金及びステンレス鋼の製造販売開始

1942年9月

商号を日本冶金工業株式会社と改称し、火薬火工部門を昭和火薬株式会社へ譲渡

1943年12月

大江山ニッケル工業株式会社を合併し、ニッケル鉱石の採掘並びにフェロニッケル製錬事業を継承

1948年8月

東亜精機(株)(現・ナストーア(株))設立

1949年5月

東京・大阪両証券取引所に上場

1953年5月

三信特殊線工業(株)(現・日本精線(株))、当社グループ会社となる

1954年11月

(株)上野半兵衛商店(現・ナス物産(株))、当社グループ会社となる

1956年8月

金沢工場ステンレス鋼鋳造品の生産販売開始

1960年2月

川崎製造所冷間圧延機(ゼンジミアミル)稼動

1960年10月

(株)ナスステンレス製作所(ナスステンレス(株))設立

1965年3月

川崎製造所連続鋳造設備稼動

1966年4月

川崎製造所熱間圧延機(プラネタリーミル)稼動

1968年2月

川崎製造所60屯電気炉稼動

1973年9月

(株)三国鋼帯製造所(現・ナス鋼帯(株))、当社グループ会社となる

1975年12月

フェロニッケル製錬部門を分離して、新設の大江山ニッケル株式会社へ譲渡

1977年9月

川崎製造所60屯アルゴン酸素炉外精錬設備(AOD)稼動

1983年10月

大江山ニッケル株式会社を合併し、大江山製造所とする

1989年6月

川崎製造所冷間圧延設備新鋭化計画完了

1996年1月

川崎製造所冷間圧延製品ISO9002の認証取得

1996年4月

川崎製造所新熱間圧延機(NCHミル)稼動

1999年3月

川崎製造所冷間圧延製品ISO14001の認証取得

1999年9月

金沢工場閉鎖、ステンレス鋼鋳造品の生産販売より撤退

2001年8月

行川アイランド(遊園地)を閉園

2001年11月

大江山製造所フェロニッケル製造ISO14001の認証取得

2003年3月

ナスステンレス(株)の全株式を譲渡

2003年4月

川崎製造所、大江山製造所を分社し、(株)YAKIN川崎、(株)YAKIN大江山を設立

2003年11月

日本精線(株)の株式の一部を譲渡し、持分法適用会社の対象外となる

2005年3月

日本冶金工業連合厚生年金基金解散

2007年12月

(株)YAKIN川崎アルゴン酸素真空精錬設備(AVS)稼動

2010年4月

(株)YAKIN川崎、(株)YAKIN大江山、ナスビジネスサービス(株)を吸収合併

2014年3月

ナストーア溶接テクノロジー(株)の全株式を譲渡

2022年1月

川崎製造所高効率電気炉設備(E炉)稼働

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

 

 

 

3【事業の内容】

2023年3月末現在における当社の企業集団は、当社、子会社18社及び関連会社2社により構成されており、その
主な事業は、ステンレス鋼板及びその加工品事業であります。

なお、当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。

 

〔事業の内容〕

当事業においては、ステンレス鋼、耐熱鋼及び高ニッケル合金鋼の鋼板、鍛鋼品、ステンレス建材、ステンレ
ス鋼管、ステンレス加工品等を製造・加工・販売しております。

 

〔主な関係会社〕

(製造・販売)

ナストーア(株)、ナス鋼帯(株)、ナスエンジニアリング(株)、ナステック(株)、宮津海陸運輸(株)、NAS TOA(THAILAND)CO.,LTD.

(加工・販売)

ナス物産(株)、クリーンメタル(株)

 

なお、ナスクリエート株式会社は、2022年4月1日付で、当社を存続会社とする吸収合併により解散しております。

 

〔事業系統図〕

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有又は被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

ナストーア(株)

東京都

中央区

100

ステンレス鋼および高機能材の溶接鋼管の製造ならびに販売

100.00

・当社役員1名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社の製品を素材として購入しております。

・資金の援助

・資金の活用

ナス鋼帯(株)

大阪市

中央区

682

ステンレス磨帯鋼の製造ならびに販売

100.00

・当社役員1名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社の製品を素材として購入し、一方製造加工を受託しております。

・資金の活用

ナス物産(株)

東京都

中央区

785

ステンレス鋼、特殊鋼及び加工品の販売ならびに加工

100.00

・当社役員1名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社の製品の販売代理店であり、当社グループにおける商品・製品販売、原料購入の取扱商社であります。

・当社に対し、梱包用資材販売等を行っております。

・資金の活用

クリーンメタル(株)

千葉県

八千代市

200

ステンレス鋼、特殊鋼及び加工品の販売ならびに加工

100.00

・当社役員1名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社より製品の一部を仕入、販売しております。

・当社より土地、建物の一部を賃借しております。

ナスエンジニアリング(株)

東京都

中央区

102

設備設置工事、他エンジニアリング事業

100.00

・当社役員1名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社より設備設置工事を受託しております。

・資金の活用

 

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有又は被所有割合(%)

関係内容

ナステック(株)

神奈川県

川崎市

川崎区

100

特殊鋼、ステンレス鋼の製造・加工に係わる作業受託業務

100.00

・当社役員2名、従業員2名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社より製造作業を受託しております。

・当社より工場設備の一部を賃借しております。

・資金の活用

宮津海陸運輸(株)

京都府

宮津市

32

港湾運送、貨物自動車運送、通関業ならびに加工砂の販売

100.00

・当社役員1名、従業員3名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社より荷役作業を請負っております。

NAS TOA(THAILAND)
CO.,LTD.

タイ国

220百万

バーツ

ステンレス鋼管及び加工品の製造販売

99.99

(99.99)

[0.00]

・当社役員1名が当該子会社の役員を兼任しております。

・当社の製品を素材として購入しております。

(持分法適用関連会社)

三豊金属(株)

 

岡山県

岡山市

北区

20

ステンレス鋼及び非鉄金属材料の販売ならびに加工

49.00

(49.00)

・当社より製品の一部を仕入、販売しております。

 

(注)1.連結子会社のうち、ナス物産(株)は特定子会社であります。

2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

3.議決権の所有割合の[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数となっております。

4.ナス物産(株)は、連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

 

(1)売上高              48,381百万円

(2)経常利益              2,302〃

(3)当期純利益             1,633〃

(4)純資産額              8,991〃

(5)総資産額             30,054〃

5.ナスクリエート株式会社は、2022年4月1日付で、当社を存続会社とする吸収合併により解散しております。

 

5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ステンレス鋼板及びその加工品事業

2,091

 

(注)1.従業員数は就業人員であります。

2.臨時雇用者数については、その総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,156

42.9

19.7

6,808,837

 

(注)1.従業員数は就業人員であります。

2.当社の従業員は、ステンレス鋼板及びその加工品事業のセグメントに属しております。

3.臨時雇用者数については、その総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

特記すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 <提出会社>

当事業年度

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)、(注3)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)、(注4)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)、(注5)

全労働者

正規労働者

非正規労働者

25.0

73.5

74.3

67.9

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.当社は、2012年に幹部候補としての女性社員が入社して以来、毎年目標を設定し、計画的に採用を進めています。女性社員は徐々に増加し、2023年4月には女性管理職1名を登用しました。今後も人材育成を進め女性管理職の登用を進めてまいります。

4.当社は育児休業制度を整え男性も育児休業を取得できる体制を整えております。

5.当社は同じ職務系統および職務において男女間賃金格差はありません。一方、当社の製造所は24時間体制の操業のため生産技術職においては4班3交替の勤務を行っております。これまでは生産技術職は深夜勤務等を伴うことから主として男性が担ってきており、各種手当等の支給があることで一定の男女間賃金格差がある状況となっております。

 

 

3 【事業等のリスク】

本報告書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、以下に記載した事項の他に現時点では予測できない事象が、当社グループの業績及び財政状態、キャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。

また、当社のリスク管理体制の整備状況については「第4 提出会社の状況 4.コーポレートガバナンスの状況等」の記載、対応策等については「サステナビリティレポート2022」(当社ホームページ https://www.nyk.co.jp に掲載)もあわせてご参照下さい。

 

1.当社グループは、経営方針、事業戦略にもとづき、市場や経済の環境変化に対応すべくリスクコントロールを行い、事業経営を進めております。これについて、以下を重要なリスクと認識しております。

 

(1)製品需給における市場環境の変動リスク

①ステンレス特殊鋼業界における供給過剰リスク

ステンレス特殊鋼業界においては、特に中国をはじめとするアジア地域における一般材の生産能力の増加により、需給バランスや製品価格の動向等が影響を受けるリスクがあります。

②ステンレス特殊鋼製品の需要及び販売価格動向のリスク

当社グループが販売するステンレス特殊鋼製品の需要及び価格動向は、国内の景気動向や取引先の需要動向、海外各地域の政治・貿易施策・経済情勢の変動、国内外メーカーの当該市場への拡大・強化による競争の激化等により影響を受けるリスクがあります。

③国際的な鉄鋼貿易を巡る保護主義の台頭及び地政学的リスク

国際的な政治、経済情勢の変化や各国の通商政策の変化に伴い、鉄鋼貿易に係る関税や数量規制等が一部地域で保護主義に向かう動きがあります。また、国際情勢をめぐる地政学的リスクの高まりにより、鉄鋼貿易の需給構造も影響を受けるリスクがあります。

当社グループが注力する高機能材は、売上の約70%を海外市場に依存しており、こうした保護主義的な貿易政策の動きや国際的な政情不安により、高機能材の輸出が影響を受けるリスクがあります。

以上のような外部環境変化のリスクに対応するため、「中期経営計画2023」に掲げた諸施策を着実に実行することで、当社グループの戦略分野である高機能材事業の拡大、開発製品の多様化、事業基盤の強化に努めてまいります。「中期経営計画2023」の詳細につきましては、「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 〔中長期的な会社の経営戦略〕」をご参照下さい。

 

(2)原材料の価格及び調達環境、並びに為替レートの変動リスク

①レアメタルの価格及び調達環境の変動リスク

当社グループ製品の主要な原材料には購入屑の他、ニッケル、クロム、モリブデン等のレアメタルを含み、これらの安定調達のために調達ソースの多様化に努めておりますが、価格及び調達環境については、国際的な需給バランス、原産国の資源政策、国際紛争、投機的取引等に起因する相場変動の影響を受けるリスクがあります。

②為替レートの変動リスク

当社グループは、ステンレス特殊鋼製品の輸出や原材料の輸入等で外貨建て取引を行なっており、為替相場の大幅な変動により影響を受けるリスクがあります。

以上のような価格及び為替の相場変動による当社グループの業績への影響は、状況により損益両面を備えておりますが、相場変動リスクをヘッジするため、社内規程である「ヘッジ取引規程」に基づき、必要に応じて商品デリバティブ取引や為替予約取引を利用しております。また、当社の生産インフラの特徴を生かし、社会から排出されるリサイクル原料(都市鉱山)多様化と使用拡大を進めることで、リサイクル原料比率をより一層上げてまいります。

 

(3)設備事故及び労働災害の発生リスク

当社グループの主要設備において重大な事故や労働災害が発生した場合、生産活動が停滞するリスクがあります。

当社においては、安全衛生活動を組織的、体系的に運用管理する仕組みとしてOSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)を導入して安全衛生レベルの向上に取り組んでおり、働く人全てが健康で安全に働ける職場の形成を目指しております。また、「中期経営計画2023」に掲げた戦略設備投資を実行することにより安定・安全稼働、作業環境改善を図ってまいります。

 

(4)設備投資に関するリスク

当社は「中期経営計画2023」において高機能材増産対応とカーボンニュートラル関連の戦略投資を中心に設備投資を継続してまいります。工事の進捗遅れ等の不具合が生じたり、想定した投資効果を十分に得られなかった場合、当社グループの業績や財政状態が影響を受けるリスクがあります。

当該設備投資計画は、今後の経営環境の変化を見据え、経営資源の最適配分をすべく慎重に検討を重ねたものでありますが、遂行過程においても状況変化を的確に捉え、必要な見直しを適切に行ってまいります。

 

(5)大規模な自然災害等の発生リスク

想定を超える大規模な自然災害(台風、地震等)や感染症の流行が発生した場合、当社グループの主要設備の操業停止、主要取引先の被災、物流・通信・情報システムの混乱等が生じるリスクがあります。

当社グループが販売する製品の主要な製造拠点は当社川崎製造所内に集中しており、製造拠点の一点集中は効率的な生産が可能になる等の利点がある反面、同製造所が被災した場合、生産活動に甚大な影響を及ぼし、販売収益の大幅な減少や顧客への供給不足、多額の設備復旧費用や外部委託費用の発生等が生じるリスクがあります。

上記のような不測の事態の発生に備え、大規模地震等を想定したBCP(事業継続計画)を作成し、その訓練と見直しを継続的に行うことにより、事業活動への影響を最小限に止めるための取り組みを進めております。また、感染症流行時の対策として、職場での感染防止対策の徹底やテレワーク体制の整備、WEB会議システムの導入等を実施しております。

 

(6)金融市場及び資金調達環境の変動リスク

金利情勢やその他金融市場の変動が当社グループの借入金金利や資金調達コストに影響を及ぼすリスクがあります。

また、当社グループの借入金には財務制限条項を付したシンジケート・ローンが含まれており、当社または当社グループの財務状況悪化等により当該財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失するリスクがあります。

金利変動によるリスクをヘッジするため、必要に応じて金利スワップ取引を利用しております。また、ヘッジ取引の利用にあたっては、社内規程である「ヘッジ取引規程」に基づき運用しております。

 

(7)気候変動への対応リスク

当社グループはエネルギー多消費型産業である鉄鋼業の一員であり、カーボンニュートラルに積極的に取り組んでおりますが、将来的なカーボンプライシングの負担発生、電力をはじめとしたエネルギーコストの増加、CO2排出量の多い需要分野の縮小や新たな需要の取り込みの遅れ等が生じるリスクがあります。

当社においては、従来の輸入ニッケル鉱石および石炭を主体としたニッケル精錬から脱却し、リサイクル原料を主体とした「カーボンレス・ニッケル精錬への挑戦」を進め、カーボンニュートラルへのロードマップの取り組みを着実に進めてまいります。また、脱炭素社会の実現へ向け、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った気候変動に伴うリスクと機会の分析を行い、2022年9月にTCFD提言への賛同を表明しました。

 

 

2.当社グループは、持続的発展が可能な企業であり続けるために、グループ横断的に各部門のリスク認識を定期的にモニタリングしております。このうち以下を重要なリスクとして特定しています。

 

(1)環境規制に関するリスク

当社グループの事業活動は、大気・水質・土壌等の汚染、化学物質の使用、廃棄物処理等に関して、様々な環境規制を受けており、これらはより厳格に適用される方向にあります。このため、規制遵守に係るコスト増加や環境負荷低減に向けた社会的責任が増加する傾向にあります。

当社グループにおいては、様々な環境規制を遵守し、環境負荷を低減させるための諸施策を実施しております。また、「中期経営計画2023」に掲げた戦略設備投資を実行することにより環境配慮型の製造所を構築してまいります。

 

(2)品質保証に関するリスク

当社グループが注力する高機能材は、厳しい使用環境下での高い信頼性を求められるものも多く、品質問題が発生した場合は、補償金の支払い、信用失墜による売上減少、品質保証の規格認証の取消等が生じるリスクがあります。

当社においては、JIS Q 9001/ISO 9001及びJIS Q 9100の要求事項に合致した品質マネジメントシステムを確立し、この実施と継続的改善に取り組んでおります。また、品質監査部門によりグループを通じた品質管理体制強化のための方針を定め、監査活動等を通じてグループ全体のレベルアップを図っております。

 

(3)情報システムセキュリティに関するリスク

当社グループが運用する情報システムや、情報システムが保有する技術情報・経営情報等の社内情報が、外部からのサイバー攻撃や情報システム機器・ネットワーク等の物理的な破壊により、情報システムの運用停止や社内情報等が流出・逸失する可能性があります。このような事態の発生により、生産・販売等のあらゆる企業活動が制約される他、情報の流出に係る損害賠償金の支払い等が発生するリスクがあります。

上記に備えた当社の情報管理体制については、「第4 提出会社の状況 4.コーポレートガバナンスの状況等 (1)コーポレートガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 Ⅰ内部統制システムに関する基本的な考え方 2.業務の適正を確保するための体制の運用状況 ・上記③については、」をご参照下さい。

 

(4)人材確保に関するリスク

国内の労働人口の減少に伴い、当社グループが必要とする人材の確保が困難になった場合は、長期的に安定した事業活動、組織の活性化や健全な発展を阻害するリスクがあります。

当社は異なるバックグラウンドを持つ多様な考え方が組織の健全な発展に資すると考えており、多様な人材の雇用、グループを通じた人材の交流、職場環境の改善、省力化投資等を進め、当社グループの安定的発展を担う人材の育成と定着を図っております。また、適正な労働時間管理やハラスメント相談窓口の設置等により、適切な労務管理に努めております。

 

(5)法令違反に関するリスク

当社グループの事業は、独占禁止法や下請法、品質・環境保全・安全衛生・産業廃棄物処理等に関連する様々な法令等の適用を受けておりますが、これらの法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループに対する社会的信用の低下や損害賠償金の支払い等が生じるリスクがあります。

上記に備えた当社のコンプライアンス体制については、「第4 提出会社の状況 4.コーポレートガバナンスの状況等 (1)コーポレートガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 Ⅰ内部統制システムに関する基本的な考え方 2.業務の適正を確保するための体制の運用状況 ・上記①及び②については、」をご参照下さい。

 

(6)人権に関するリスク

当社グループ製品の主要な原材料には海外から調達しているものも多く、これらのサプライチェーンにおいて人権問題が発生した場合、価格及び調達環境の悪化、信用失墜による売上減少等が生じるリスクがあります。また、従業員、取引先に対する性別・信条・身体的条件・社会的身分等による不当な差別やハラスメント行為が発生した場合、人材の流出、取引停止、訴訟、組織の活性化や健全な発展の阻害等が生じるリスクがあります。

当社は2022年6月に「パートナーシップ構築宣言」を公表し、サプライチェーン全体の共存共栄を目指しておりますが、サプライチェーンにおける人権問題についても、紛争鉱物管理等の人権侵害リスク低減のための諸施策を実施し、取引先と適切な関係を築くことにより共存共栄を図ってまいります。今後、「ビジネスと人権」に関して更に良い体制の構築を目指してまいります。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

(技術受入契約)

契約会社名

相手先の名称

国名

契約内容

契約期間

日本冶金工業株式会社(当社)

大同特殊鋼株式会社

日本

真空精錬装置(VCR)に関する特許権実施許諾

2006年3月9日から許諾特許権有効期間最大2024年まで

 

 

(生産委託契約)

契約会社名

相手先の名称

契約内容

契約期間

日本冶金工業株式会社(当社)

新日鐵住金ステンレス株式会社(注)

高機能材及びステンレス鋼厚板製品の委託生産

2013年4月1日から
2013年9月30日までと
し、その後は1年毎に
自動延長

 

(注)新日鐵住金ステンレス株式会社は、2019年4月1日付けで日鉄ステンレス株式会社に商号変更されました。

 

(合弁事業契約)

契約締結先

事業内容

合弁会社名

設立年月

南京鋼鉄股份有限公司

(中国)

江蘇三鑫特殊金属材料股份有限公司

(中国)

高機能材の仕入販売、委託圧延・委
託加工、技術及び品質保証サービス

南鋼日邦冶金商貿(南京)有限公司

(出資金 10百万人民元)(注)

2018年1月

 

(注)南鋼日邦冶金商貿(南京)有限公司に対する各社の出資比率は以下の通りであります。

・当社 60%

・南京鋼鉄股份有限公司 37%

・江蘇三鑫特殊金属材料股份有限公司 3%

 

(その他)

契約会社名

相手先の名称

契約内容

契約期間

日本冶金工業株式会社(当社)

JFEスチール株式会社

ステンレス素材のバーター販売をはじめとする多面的相互協力

2002年9月2日から
2003年9月1日までと
し、その後は1年毎に
自動延長

日本冶金工業株式会社(当社)

新日鐵住金株式会社
新日鐵住金ステンレス株式会社
日新製鋼株式会社(注2)

当社のステンレス冷延製品の製造・販売事業の拡大・強化への協力に関する基本合意(注1)

2016年12月27日から
2022年3月31日まで

(クロム系ステンレス製品のみ2024年3月31日まで(注3))

 

(注)1.新日鐵住金株式会社(当時)による日新製鋼株式会社(当時)の子会社化に係る公正取引委員会の審査における指摘に対応した問題解消措置の一環として申し出を受け、これを当社が受諾したものであります。

2.新日鐵住金株式会社及び新日鐵住金ステンレス株式会社は、2019年4月1日付けで日本製鉄株式会社及び日鉄ステンレス株式会社に商号変更されました。また、日新製鋼株式会社との契約は会社吸収分割により事業継承会社となった日鉄ステンレス株式会社に承継されました。

3.当社のステンレス冷延製品の製造・販売事業の拡大・強化への協力に関する基本合意(注1)のうち、クロム系ステンレス製品のみ2年間の契約延長を実施しております。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は,以下のとおりであります。

(1)提出会社

 

 

2023年3月31日現在

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業

員数

(人)

建物及び構築物

機械装置及び運搬具

土地

(面積㎡)

その他

合計

川崎製造所

(神奈川県川崎市川崎区)

ステンレス鋼板

製造設備

13,371

33,259

27,864

(431,497)

1,302

75,796

833

大江山製造所

(京都府宮津市)

フェロニッケル

製造設備

446

0

3,489

(802,895)

123

4,058

104

本社等

(東京都中央区他)

その他 設備

74

940

(249,265)

2,663

3,677

219

 

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産であり、建設仮勘定は含まれておりません。

 

(2)国内子会社

 

 

 

2023年3月31日現在

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業

員数

(人)

建物及び構築物

機械装置及び運搬具

土地

(面積㎡)

その他

合計

ナス鋼帯(株)

滋賀工場

(滋賀県湖南市)

ステンレス

鋼板製造設備

345

1,555

500

(49,898)

116

2,517

105

ナストーア(株)

茅ヶ崎製造所

(神奈川県茅ヶ崎市)

ステンレス

鋼管製造設備

156

335

2,065

(41,802)

103

2,659

71

 

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産であり、建設仮勘定は含まれておりません。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

55,800,000

55,800,000

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5)【所有者別状況】

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況
(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数
(人)

30

58

211

90

29

19,166

19,584

所有株式数
(単元)

33,572

10,297

15,147

16,893

34

76,516

152,459

251,433

所有株式数の割合
(%)

22.02

6.75

9.94

11.08

0.02

50.19

100.00

 

(注)1.当社は2023年3月31日現在自己株式を540,970株保有しておりますが、このうち540,900株(5,409単元)は「個人その他」に、70株は「単元未満株式の状況」にそれぞれ含めて記載しております。

2.「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が、500株(5単元)含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

1,885

12.61

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

470

3.15

日本冶金協力会社持株会

東京都中央区京橋一丁目5番8号

467

3.12

株式会社みずほ銀行
(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)

東京都千代田区大手町一丁目5番5号
(東京都中央区晴海一丁目8番12号)

311

2.08

河合 映治

岐阜県大垣市

307

2.06

DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO
(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

PALISADES WEST 6300,BEE CAVE ROAD BUILDING ONE  AUSTIN TX 78746 US
 (東京都新宿区新宿六丁目27番30号)

292

1.95

日本冶金ナス持株会

東京都中央区京橋一丁目5番8号

248

1.66

BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE
 (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

2 KING EDWARD STREET
, LONDON EC1A 1HQ UN
ITED KINGDOM
 (東京都千代田区丸の内2丁目7-1)

225

1.51

前島 崇志

千葉県市川市

200

1.34

楢崎 潤

神奈川県中郡

181

1.21

4,589

30.68

 

(注)上記の信託銀行所有株式数のうち、当該銀行の信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)       1,860千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)              469千株

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

12,646

11,910

 

 

受取手形及び売掛金

※1 26,996

※1 29,829

 

 

商品及び製品

※5 10,244

※5 18,958

 

 

仕掛品

※5 23,232

※5 34,670

 

 

原材料及び貯蔵品

※5 16,173

19,200

 

 

その他

2,701

3,080

 

 

貸倒引当金

219

146

 

 

流動資産合計

91,773

117,501

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

※5,※7 54,720

※5,※7 56,233

 

 

 

 

減価償却累計額

39,831

41,040

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

14,889

15,193

 

 

 

機械装置及び運搬具

※5,※7 152,164

※5,※7 157,671

 

 

 

 

減価償却累計額

119,611

121,584

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

32,552

36,086

 

 

 

土地

※4,※5 36,404

※4,※5 36,430

 

 

 

リース資産

2,571

5,561

 

 

 

 

減価償却累計額

1,222

1,546

 

 

 

 

リース資産(純額)

1,349

4,015

 

 

 

建設仮勘定

2,298

3,942

 

 

 

その他

6,269

6,409

 

 

 

 

減価償却累計額

5,466

5,572

 

 

 

 

その他(純額)

803

837

 

 

 

有形固定資産合計

88,295

96,503

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

2,148

2,689

 

 

 

その他

160

136

 

 

 

無形固定資産合計

2,308

2,825

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※3 4,096

※3 4,300

 

 

 

繰延税金資産

175

125

 

 

 

その他

※3 794

※3 1,003

 

 

 

貸倒引当金

15

15

 

 

 

投資その他の資産合計

5,051

5,413

 

 

固定資産合計

95,654

104,741

 

繰延資産

 

 

 

 

社債発行費

67

53

 

 

繰延資産合計

67

53

 

資産合計

187,494

222,294

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

23,917

21,627

 

 

設備関係支払手形

2,847

814

 

 

短期借入金

※5 34,367

※5 35,055

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※5 5,152

※5 7,215

 

 

未払法人税等

2,003

8,020

 

 

未払消費税等

81

1,753

 

 

賞与引当金

1,522

1,774

 

 

環境対策引当金

87

 

 

事業整理損失引当金

1

 

 

その他

※2,※5 5,521

※2 5,443

 

 

流動負債合計

75,413

81,788

 

固定負債

 

 

 

 

社債

13,000

13,000

 

 

長期借入金

※5 21,902

※5 30,853

 

 

リース債務

953

3,341

 

 

繰延税金負債

2,594

1,998

 

 

再評価に係る繰延税金負債

※4 861

※4 861

 

 

退職給付に係る負債

10,478

10,472

 

 

環境対策引当金

66

322

 

 

金属鉱業等鉱害防止引当金

5

5

 

 

事業整理損失引当金

21

22

 

 

その他

31

12

 

 

固定負債合計

49,911

60,887

 

負債合計

125,324

142,675

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

24,301

24,301

 

 

資本剰余金

9,542

9,542

 

 

利益剰余金

26,093

43,548

 

 

自己株式

950

1,246

 

 

株主資本合計

58,985

76,145

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,387

1,540

 

 

繰延ヘッジ損益

27

6

 

 

土地再評価差額金

1,580

1,572

 

 

為替換算調整勘定

186

351

 

 

その他の包括利益累計額合計

3,179

3,469

 

非支配株主持分

5

5

 

純資産合計

62,169

79,619

負債純資産合計

187,494

222,294

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 148,925

※1 199,324

売上原価

※3,※5 123,013

※3,※5 157,369

売上総利益

25,912

41,955

販売費及び一般管理費

※2,※3 11,946

※2,※3 12,699

営業利益

13,966

29,256

営業外収益

 

 

 

受取利息

1

2

 

受取配当金

108

114

 

持分法による投資利益

39

76

 

固定資産賃貸料

82

105

 

助成金収入

30

 

その他

76

120

 

営業外収益合計

337

416

営業外費用

 

 

 

支払利息

500

623

 

手形売却損

28

60

 

為替差損

16

392

 

固定資産除却損

172

110

 

固定資産撤去費

155

143

 

売上割引

193

281

 

環境対策費

222

111

 

その他

210

214

 

営業外費用合計

1,497

1,934

経常利益

12,807

27,738

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※4 6

※4 5

 

投資有価証券売却益

165

61

 

関係会社清算益

※6 26

 

特別利益合計

170

93

特別損失

 

 

 

事業譲渡損

134

 

減損損失

5,786

 

特別損失合計

5,919

税金等調整前当期純利益

7,058

27,831

法人税、住民税及び事業税

2,169

8,652

法人税等調整額

3,583

524

法人税等合計

1,413

8,129

当期純利益

8,471

19,703

非支配株主に帰属する当期純利益

0

0

親会社株主に帰属する当期純利益

8,471

19,703

 

Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日

当社グループは、ステンレス鋼板及びその加工品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

 Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年4月1日  至2023年3月31日

当社グループは、ステンレス鋼板及びその加工品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

8,945

8,422

 

 

受取手形

※1 6,002

※1 315

 

 

電子記録債権

※1 6,855

※1 13,049

 

 

売掛金

※1 11,647

※1 13,208

 

 

商品及び製品

※2 6,121

※2 11,915

 

 

仕掛品

※2 22,434

※2 33,658

 

 

原材料及び貯蔵品

※2 14,311

17,469

 

 

短期貸付金

※1 350

※1 350

 

 

その他

※1 1,965

※1 749

 

 

流動資産合計

78,631

99,135

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

※2,※4 11,296

※2,※4 11,388

 

 

 

構築物

※2 2,874

※2 3,130

 

 

 

機械及び装置

※2,※4 30,064

※2,※4 33,335

 

 

 

工具、器具及び備品

449

463

 

 

 

土地

※2 32,293

※2 32,293

 

 

 

リース資産

927

3,627

 

 

 

建設仮勘定

2,154

3,595

 

 

 

その他

※1 120

※1 204

 

 

 

有形固定資産合計

80,178

88,035

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

1,882

2,341

 

 

 

その他

154

133

 

 

 

無形固定資産合計

2,036

2,474

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

3,036

3,099

 

 

 

関係会社株式

6,933

6,774

 

 

 

関係会社出資金

119

119

 

 

 

その他

514

722

 

 

 

貸倒引当金

3

4

 

 

 

投資その他の資産合計

10,599

10,711

 

 

固定資産合計

92,813

101,220

 

繰延資産

 

 

 

 

社債発行費

67

53

 

 

繰延資産合計

67

53

 

資産合計

171,511

200,407

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

※1 2,342

※1 1,292

 

 

電子記録債務

※1 4,524

※1 4,298

 

 

買掛金

※1 13,387

※1 11,889

 

 

短期借入金

※2 31,247

※2 28,437

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※2 4,824

※2 6,933

 

 

リース債務

317

563

 

 

未払金

※1,※2 2,056

※1 1,589

 

 

未払費用

※1 2,299

※1 2,397

 

 

未払法人税等

1,798

7,230

 

 

未払消費税等

1,639

 

 

預り金

※1 1,684

※1 1,343

 

 

賞与引当金

919

1,122

 

 

環境対策引当金

87

 

 

設備関係支払手形

※1 3,179

※1 2,030

 

 

その他

※1 1

※1 2

 

 

流動負債合計

68,577

70,852

 

固定負債

 

 

 

 

社債

13,000

13,000

 

 

長期借入金

※2 21,391

※2 30,428

 

 

リース債務

865

3,300

 

 

繰延税金負債

4,155

3,721

 

 

再評価に係る繰延税金負債

339

347

 

 

退職給付引当金

8,215

8,157

 

 

環境対策引当金

63

322

 

 

金属鉱業等鉱害防止引当金

5

5

 

 

資産除去債務

1

1

 

 

その他

24

5

 

 

固定負債合計

48,058

59,286

 

負債合計

116,635

130,138

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

24,301

24,301

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

9,542

9,542

 

 

 

資本剰余金合計

9,542

9,542

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

20,263

35,868

 

 

 

利益剰余金合計

20,263

35,868

 

 

自己株式

942

1,237

 

 

株主資本合計

53,164

68,475

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,133

1,232

 

 

繰延ヘッジ損益

17

6

 

 

土地再評価差額金

563

556

 

 

評価・換算差額等合計

1,712

1,794

 

純資産合計

54,877

70,269

負債純資産合計

171,511

200,407

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 124,778

※1 177,529

売上原価

※1 106,596

※1 143,630

売上総利益

18,182

33,898

販売費及び一般管理費

※1,※2 7,351

※1,※2 7,904

営業利益

10,831

25,995

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

※1 565

※1 469

 

固定資産賃貸料

※1 305

※1 309

 

その他

74

121

 

営業外収益合計

943

899

営業外費用

 

 

 

環境対策費

212

452

 

固定資産撤去費

155

143

 

支払利息

※1 436

※1 548

 

手形売却損

12

41

 

固定資産除却損

164

92

 

為替差損

89

478

 

その他

※1 294

※1 378

 

営業外費用合計

1,362

2,132

経常利益

10,413

24,761

特別利益

 

 

 

抱合せ株式消滅差益

※4 165

 

固定資産売却益

※3 1

 

投資有価証券売却益

120

61

 

特別利益合計

121

226

特別損失

 

 

 

減損損失

5,498

 

特別損失合計

5,498

税引前当期純利益

5,036

24,988

法人税、住民税及び事業税

1,335

7,502

法人税等調整額

3,022

366

法人税等合計

1,686

7,135

当期純利益

6,723

17,853