NTN株式会社
|
回次 |
第120期 |
第121期 |
第122期 |
第123期 |
第124期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
|
△ |
△ |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
包括利益 |
(百万円) |
△ |
△ |
|
|
|
|
純資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
|
△ |
|
財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
|
|
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
(注)1.第123期、第124期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.第120期、第121期及び第122期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.第120期、第121期及び第122期の株価収益率については、1株当たり当期純損失が計上されているため記載しておりません。
|
回次 |
第120期 |
第121期 |
第122期 |
第123期 |
第124期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
|
|
△ |
|
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
(百万円) |
|
△ |
△ |
|
|
|
資本金 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
発行済株式総数 |
(千株) |
|
|
|
|
|
|
純資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
|
△ |
△ |
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
△ |
△ |
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
|
株主総利回り |
(%) |
|
|
|
|
|
|
(比較指標:配当込みTOPIX(東証株価指数)) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
最高株価 |
(円) |
536 |
385 |
354 |
355 |
378 |
|
最低株価 |
(円) |
296 |
167 |
162 |
181 |
195 |
(注)1.第120期、第123期及び第124期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.第121期及び第122期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.第121期及び第122期の株価収益率については、1株当たり当期純損失が計上されているため記載しておりません。
4.第121期及び第122期の配当性向については、1株当たり当期純損失が計上されているため記載しておりません。
5.第123期の配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。
6.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
|
年月 |
経歴 |
|
1918年3月 |
三重県桑名郡桑名町の西園鉄工所でボールベアリングの研究製作を開始 |
|
1923年5月 |
巴商会と西園鉄工所が提携し、NTNの商標で国産軸受の製造販売を開始 |
|
1927年3月 |
合資会社エヌチーエヌ製作所を設立 |
|
1934年3月 |
合資会社エヌチーエヌ製作所を株式会社に組織変更 |
|
1937年1月 |
東洋ベアリング製造株式会社に商号変更 |
|
1938年5月 1939年9月 |
兵庫県武庫郡(現宝塚市)に昭和ベアリング製造株式会社を設立(旧宝塚製作所) 昭和ベアリング製造株式会社を合併 |
|
1939年10月 |
三重県桑名市に桑名工場を新設(現桑名製作所) |
|
1949年5月 |
大阪証券取引所市場第一部及び東京証券取引所市場第一部上場 |
|
1960年3月 |
静岡県磐田市に株式会社東洋ベアリング磐田製作所を設立(現磐田製作所) |
|
1960年5月 |
西林精工株式会社を傘下に入れる(1992年10月、株式会社NTN平野製作所に商号変更) |
|
1961年4月 |
金剛ベアリング株式会社を傘下に入れる(現金剛製作所) |
|
1962年1月 |
ドイツ、ErkrathにNTN Wälzlager(Europa) G.m.b.H.を設立 |
|
1963年1月 |
アメリカ、New YorkにNTN BEARING CORP.OF AMERICAを設立 |
|
1963年11月 |
東洋ベアリング販売株式会社に国内販売の営業権を譲渡 |
|
1968年9月 |
カナダ、MississaugaにNTN BEARING CORP.OF CANADA LTD.を設立 |
|
1971年1月 |
アメリカ、Schiller ParkにAMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.を設立 |
|
1971年12月 |
岡山県備前市に株式会社東洋ベアリング岡山製作所を設立(現岡山製作所) ドイツ、MettmannにNTN Kugellagerfabrik(Deutschland) G.m.b.H.を設立 |
|
1972年11月 |
エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社に商号変更 |
|
1973年3月 |
カナダ、MississaugaにNTN BEARING-CAE LTD.を設立 (1981年12月、NTN BEARING CORP.OF CANADA LTD.に合併) |
|
1975年3月 |
アメリカ、ElginにNTN ELGIN CORP.を設立 (1985年3月、AMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.に合併) |
|
1976年4月 |
エヌ・テー・エヌ販売株式会社を設立(1989年10月、NTN販売株式会社に商号変更) |
|
1980年12月 |
東洋ベアリング販売株式会社から大口需要家向け営業の譲受 |
|
1983年3月 |
株式会社東洋ベアリング磐田製作所及び株式会社東洋ベアリング岡山製作所を合併 |
|
1984年7月 |
長野県箕輪町に株式会社東洋ベアリング長野製作所を設立(現長野製作所) |
|
1985年12月 |
アメリカ、MacombにNTN-BOWER CORP.を設立 |
|
1989年4月 |
アメリカ、ColumbusにNTN DRIVESHAFT,INC.を設立 |
|
1989年10月 |
NTN株式会社(登記上、エヌティエヌ株式会社)に商号変更 株式会社東洋ベアリング長野製作所を合併 |
|
1990年10月 |
アメリカ、Mount ProspectにNTN USA CORP.を設立 |
|
1996年9月 |
アメリカ、LititzにNTN-BCA CORP.を設立 |
|
1998年5月 |
タイ、PluakdaengにNTN MANUFACTURING(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
|
1998年7月 |
フランス、AllonnesにNTN TRANSMISSIONS EUROPEを設立 |
|
2000年9月 |
NTN販売株式会社を吸収合併 |
|
2001年4月 |
株式会社NTN平野製作所を吸収合併 |
|
2002年8月 |
中華人民共和国、上海市に上海恩梯恩精密機電有限公司を設立 中華人民共和国、平湖市に恩梯恩日本電産(浙江)有限公司を設立 |
|
2002年9月 |
中華人民共和国、廣州市に廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司を設立 |
|
2004年4月 2004年8月 |
三重県桑名市に株式会社NTN三重製作所を開設(関連会社を子会社化し、商号変更) 中華人民共和国、常州市に常州恩梯恩精密軸承有限公司を設立 |
|
2005年7月 |
中華人民共和国、上海市に恩梯恩(中国)投資有限公司を設立 |
|
年月 |
経歴 |
|
2005年9月 |
インド、RewariにNTN Manufacturing India Private Limitedを設立 |
|
2005年11月 |
タイ、PluakdaengにNTN-NIDEC(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
|
2005年12月 |
長野県箕輪町に株式会社NTN上伊那製作所を設立 |
|
2006年4月 |
ドイツ、IFA-Antriebstechnik G.m.b.H.へ資本参加 |
|
2006年7月 |
静岡県袋井市に株式会社NTN袋井製作所を設立 フランス、S.N.R. ROULEMENTS(現NTN Europe S.A.)へ資本参加 |
|
2007年2月 |
中華人民共和国、常州市に恩梯恩阿愛必(常州)有限公司を設立 |
|
2008年4月 |
石川県宝達志水町に株式会社NTN宝達志水製作所を設立 |
|
2010年7月 2010年12月 2011年1月 2011年9月 2013年4月 2014年1月 2015年7月 2015年12月
2018年4月 2018年10月 |
フランス、S.N.R. ROULEMENTSを連結子会社化 フランス、S.N.R. ROULEMENTSの社名をNTN-SNR ROULEMENTS S.A.に変更 石川県志賀町に株式会社NTN能登製作所を設立 中華人民共和国、洛陽市に恩梯恩LYC(洛陽)精密軸承有限公司を設立 中華人民共和国、南京市に南京恩梯恩精密機電有限公司を設立 メキシコ、AguascalientesにNTN MANUFACTURING DE MEXICO,S.A.DE C.V.を設立 中華人民共和国、襄陽市に襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司を設立 アメリカ、AndersonにNTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.を設立 NTN特殊合金株式会社と日本科学冶金株式会社が合併し、NTNアドバンストマテリアルズ 株式会社に商号変更 株式会社NTNベアリングサービスを株式会社NTNセールスジャパンに商号変更 連結子会社の株式会社NTN金剛製作所、株式会社NTN三雲製作所及びNTN精密樹脂株式会社の3社を吸収合併し、産業機械事業本部 金剛製作所、自動車事業本部 三雲製作所、複合材料商品事業部 精密樹脂製作所を新設 羽咋丸善株式会社(現平鍛造株式会社)へ資本参加 |
|
2019年6月 |
指名委員会等設置会社へ移行 |
|
2021年6月 |
平鍛造株式会社を連結子会社化 |
|
2021年7月 |
フランス、AnnecyにNTN Europe Holdings SASを設立 |
|
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行 |
|
2023年3月 |
フランス、NTN-SNR ROULEMENTS S.A.の社名をNTN Europe S.A.に変更 |
当社グループはNTN株式会社(当社)、子会社75社及び関連会社13社(2023年3月31日現在)で構成され、補修市場向け、産業機械市場向け及び自動車市場向けの軸受、等速ジョイント及び精密機器商品等の製造販売を主な事業内容としており、国内においては当社(本社)が、また海外においては地区別に置かれた総支配人室が担当する地域の事業活動を統括しております。各地域に属する現地法人は、独自に事業戦略立案や事業計画策定を行い、その収益性や投資効率を分析しながら事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは本社及び総支配人室を基礎とした地域別の事業セグメントから構成されており、「日本」、「米州」、「欧州」及び「アジア他」の4つを報告セグメントとしております。
当社グループにおける各社の位置づけは各セグメントとも概ね次のとおりであります。
・国内の製造については主に当社が行っておりますが、製造の一部を国内製造関係会社に委託し当社が購入しております。また、部品加工の一部を国内部品加工関係会社に委託しております。
・国内の販売については主として当社が直接行っており、一部については国内販売関係会社を通じて行っております。
・海外の製造については、海外製造関係会社が当社より一部の半製品の供給を受けて行っております。
・海外の販売については、当社、当社及び海外製造関係会社より製品を購入した海外販売関係会社、並びに海外製造関係会社が行っております。
なお、2022年9月にNBCA Asset Finance LLC.を新規に設立し、連結子会社としております。また、2023年3月にNTN-SNR ROULEMENTSはNTN Europe S.A.に社名変更しました。
(1)日本
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(連結子会社) |
|
百万円 |
|
|
|
|
|
|
|
|
株式会社NTNセールスジャパン |
東京都港区 |
480 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 |
- |
5 |
なし |
当社製品の国内販売を担当している。 |
あり |
|
株式会社NTN三重製作所 |
三重県桑名市 |
3,000 |
軸受製造 |
100 |
- |
4 |
〃 |
当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
|
株式会社NTN宝達志水製作所 |
石川県 |
1,250 |
〃 |
100 |
- |
5 |
運転資金の貸付を行っている。 |
〃 |
〃 |
|
株式会社NTN能登製作所 |
石川県志賀町 |
1,000 |
〃 |
100 |
- |
5 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
株式会社NTN袋井製作所 |
静岡県袋井市 |
1,500 |
等速ジョイント製造 |
100 |
- |
3 |
なし |
〃 |
〃 |
|
株式会社NTN赤磐製作所 |
岡山県赤磐市 |
1,250 |
軸受製造 |
100 |
- |
4 |
運転資金の貸付を行っている。 |
〃 |
〃 |
|
株式会社NTN御前崎製作所 |
静岡県 御前崎市 |
266 |
〃 |
97.4 |
- |
5 |
なし |
〃 |
〃 |
|
NTNアドバンストマテリアルズ株式会社 |
愛知県蟹江町 |
400 |
軸受・精密機器商品等製造 |
99.34 |
- |
4 |
運転資金の貸付を行っている。 |
〃 |
〃 |
|
NTN鋳造株式会社 |
島根県出雲市 |
450 |
鋳造品加工 |
100 |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造工程の一部を担当している。 |
〃 |
|
株式会社NTN紀南製作所 |
和歌山県 上富田町 |
450 |
軸受鍛造及び旋削加工 |
100 |
- |
3 |
なし |
〃 |
〃 |
|
株式会社NTN上伊那製作所 |
長野県箕輪町 |
725 |
軸受部品製造 |
80 |
- |
4 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
平鍛造株式会社 |
石川県羽咋市 |
30 |
鍛造品加工及び販売 |
56.67 |
- |
5 |
〃 |
〃 |
なし |
|
NTNテクニカルサービス 株式会社 |
大阪府大阪市 |
200 |
副資材調達、 各種請負業務 |
100 |
- |
5 |
〃 |
当社製品の製造に係る副資材の調達並びに各種請負業務を担当している。 |
あり |
|
NTN物流株式会社 |
三重県桑名市 |
10 |
物流業務 |
100 (100) |
- |
5 |
〃 |
当社グループの物流業務を担当している。 |
〃 |
|
(持分法適用非連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株式会社NTN多度製作所 |
三重県桑名市 |
10 |
等速ジョイント製造 |
70 |
- |
4 |
なし |
当社製品の製造を担当している。 |
なし |
|
光精軌工業株式会社 |
奈良県天理市 |
100 |
軸受部品製造 |
100 |
- |
4 |
〃 |
〃 |
〃 |
(2)米州
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
NTN USA CORP.
|
Mount |
US.$ 675,475,028
|
米州子会社統括管理 |
100
|
1
|
3
|
運転資金の貸付を行っている。 |
なし
|
なし
|
|
NTN BEARING CORP.OF |
〃 |
US.$ 24,700,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
3 |
なし |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NBCA Asset Finance LLC. |
〃 |
US.$ 1 |
米国における関係会社の運転資金の調達 |
100 (100) |
- |
1 |
〃 |
なし |
〃 |
|
NTN DRIVESHAFT,INC. |
Columbus,IN, |
US.$ 128,800,000 |
等速ジョイント製造 |
100 (100) |
- |
4 |
〃 |
当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
|
NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC. |
Anderson,IN, |
US.$ 119,000,000 |
〃 |
100 (100) |
- |
5 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
AMERICAN NTN BEARING |
Elgin,IL, |
US.$ 54,300,000 |
軸受製造 |
100 (100) |
- |
4 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTN-BOWER CORP. |
Macomb,IL, |
US.$ 167,000,000 |
軸受・等速ジョイント部品製造 |
100 (100) |
- |
5 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTK PRECISION AXLE CORP. |
Frankfort,IN, |
US.$ 30,000,000 |
軸受の熱処理及び旋削加工 |
60 (60) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造工程の一部を担当している。 |
〃 |
|
NTA PRECISION AXLE CORP. |
Carol Stream,IL, |
US.$ 40,000,000 |
軸受の鍛造、旋削加工及び熱処理 |
62.5 (62.5) |
- |
4 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTN BEARING CORP.OF |
Mississauga Canada |
CAN.$ 20,100,000 |
軸受製造及び軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN-SUDAMERICANA,S.A. |
Panama |
US.$ 700,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN MANUFACTURING DE MEXICO,S.A.DE C.V. |
Aguascalientes Mexico |
Mex.$ 594,205,718 |
軸受・等速ジョイント製造及び販売 |
100 (99) |
- |
5 |
運転資金の貸付を行っている。 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN do Brasil Produção de Semi-Eixos Ltda. |
Guarulhos Brazil |
BRL 390,739,432 |
等速ジョイント製造及び販売 |
100 (2.72) |
- |
3 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
その他1社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ASAHI FORGE OF |
Richmond,KY, |
US.$ 10,100,000 |
軸受・等速ジョイントの熱処理及び鍛造加工部品の製造及び販売 |
19.8 (19.8) |
- |
1 |
なし |
当社製品の製造工程の一部を担当している。 |
なし |
|
Seohan-NTN Driveshaft |
Auburn,AL, |
US.$ 6,000,000 |
等速ジョイント製造及び販売 |
49 |
- |
2 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
(3)欧州
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
NTN Europe Holdings SAS |
Annecy |
EURO 1,000,000 |
欧州子会社統括管理 |
100 |
1 |
4 |
なし |
なし |
なし |
|
NTN Europe S.A. |
Annecy |
EURO 322,639,919 |
軸受製造及び 販売 |
100 |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN TRANSMISSIONS |
Allonnes |
EURO 124,988,315 |
等速ジョイント製造及び販売 |
100 |
- |
3 |
運転資金の貸付を行っている。 |
〃 |
〃 |
|
NTN TRANSMISSIONS |
Crezancy |
EURO 11,500,000 |
等速ジョイント鍛造加工 |
100 (100) |
- |
1 |
なし |
当社製品の製造工程の一部を担当している。 |
〃 |
|
NTN Wälzlager(Europa) G.m.b.H. |
Erkrath |
EURO 14,500,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
2 |
〃 |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN Kugellagerfabrik |
Mettmann |
EURO 18,500,000 |
軸受・精密機器商品等製造 |
100 |
- |
3 |
運転資金の貸付を行っている。 |
当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
|
NTN Mettmann (Deutschland) G.m.b.H. |
〃 |
EURO 25,000 |
軸受製造 |
100 (100) |
- |
2 |
なし |
〃 |
〃 |
|
NTN Antriebstechnik G.m.b.H. |
Gardelegen |
EURO 50,000 |
等速ジョイント製造及び販売 |
100 |
- |
2 |
運転資金の貸付を行っている。 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN BEARINGS(UK)LTD. |
Lichfield |
STG.£ 2,600,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
1 |
なし |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
その他6社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(4)アジア他
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
NTN BEARING-SINGAPORE |
Singapore |
S.$ 36,000,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (0.97) |
- |
3 |
なし |
当社製品の海外販売を担当している。 |
なし |
|
NTN BEARING-MALAYSIA |
Selangor |
M.$ 1,000,000 |
〃 |
100 (100) |
- |
1 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTN BEARING-THAILAND |
Bangkok |
BAHT 780,000,000 |
〃 |
100 (99.999) |
- |
2 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTN MANUFACTURING |
Pluakdaeng |
BAHT 1,311,000,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等製造及び販売 |
100 (99.999) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTPT CO.,LTD. |
Sriracha |
BAHT 700,000,000 |
軸受・等速ジョイントの鍛造、旋削加工 |
75 (10.73) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の製造工程の一部を担当している。 |
〃 |
|
PT. NTN BEARING INDONESIA |
Jakarta |
US.$ 7,300,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 (100) |
- |
3 |
〃 |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN BEARING INDIA PRIVATE LTD. |
Chennai |
INR 300,000,000 |
〃 |
100 (0.1) |
- |
1 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
NTN NEI Manufacturing |
Rewari |
INR 4,808,000,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等製造及び販売 |
97.4 (24.96) |
- |
4 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
NTN KOREA CO.,LTD. |
Seoul |
WON 500,000,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 |
- |
4 |
〃 |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
恩梯恩(中国)投資有限 公司 |
中華人民共和国上海市 |
US.$ 388,547,500 |
中国子会社統括管理及び軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 |
- |
7 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
南京恩梯恩精密機電有限 公司 |
中華人民共和国江蘇省南京市 |
US.$ 180,000,000 |
軸受製造及び 販売 |
100 (86.67) |
- |
8 |
〃 |
当社製品の製造及び海外販売を担当している。 |
〃 |
|
上海恩梯恩精密機電有限 公司 |
中華人民共和国上海市 |
US.$ 166,500,000 |
軸受・等速ジョイント部品製造及び販売 |
95 (95) |
- |
6 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
廣州恩梯恩裕隆傳動系統 有限公司 |
中華人民共和国廣東省廣州市 |
US.$ 12,500,000 |
等速ジョイント製造及び販売 |
60 (12) |
- |
3 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
襄陽恩梯恩裕隆傳動系統 有限公司 |
中華人民共和国湖北省襄陽市 |
US.$ 34,000,000 |
〃 |
60 (60) |
- |
3 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
恩梯恩阿愛必(常州)有限 公司 |
中華人民共和国江蘇省常州市 |
US.$ 28,440,000 |
軸受製造及び 販売 |
100 |
- |
4 |
〃 |
〃 |
〃 |
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||||
|
当社 役員 (名) |
当社 社員 (名) |
||||||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
NTN CHINA LTD. |
Kowloon |
HK.$ 2,500,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
100 |
- |
2 |
なし |
当社製品の海外販売を担当している。 |
なし |
|
その他1社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
東培工業股份有限公司 |
台湾 台北市 |
NT.$ 1,257,232,620 |
軸受製造及び 販売 |
27.35 |
2 |
1 |
なし |
ライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。 |
なし |
|
台惟工業股份有限公司 |
台湾 湖口郷 |
NT.$ 160,000,000 |
等速ジョイント製造及び販売 |
36.25 |
- |
4 |
〃 |
ライセンスの供与及び半製品の供給を行っている。 |
〃 |
|
恩梯恩東派(上海)軸承 販売有限公司 |
中華人民共和国上海市 |
US.$ 1,460,000 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売 |
25 (25) |
- |
2 |
〃 |
当社製品の海外販売を担当している。 |
〃 |
|
上海東培企業有限公司 |
中華人民共和国上海市 |
US.$ 36,000,000 |
軸受製造及び販売 |
17.86 (17.86) |
- |
1 |
〃 |
ライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
|
PT. TPI MANUFACTURING INDONESIA |
Bekasi |
US.$ 55,415,050 |
軸受製造及び 販売 |
28.8 (0.002) |
- |
2 |
〃 |
当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
|
PT.Astra NTN Driveshaft Indonesia |
Karawang Indonesia |
IDR 120,000,000,000 |
等速ジョイント 製造 |
49 |
- |
4 |
〃 |
ライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。 |
〃 |
(注)1.上記のうち、NTN USA CORP.、NTN DRIVESHAFT,INC.、NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.、
AMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.、NTN-BOWER CORP.、NTN do Brasil Produção de Semi-Eixos Ltda.、
NTN Europe S.A.(以下、NTN-EU)、NTN TRANSMISSIONS EUROPE、
NTN NEI Manufacturing India Private LTD.、恩梯恩(中国)投資有限公司、
南京恩梯恩精密機電有限公司、上海恩梯恩精密機電有限公司は特定子会社であります。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4.上記のうち、NTN-BOWER CORP.は債務超過会社であり、債務超過の金額は2023年3月末時点で15,728百万円であります。
5.上記のうち、NTN BEARING CORP.OF AMERICA(以下、NBCA)及びNTN-EUについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。なお、NTN-EUは同社の子会社8社を連結した数値であります。
|
主要な損益情報等 |
NBCA |
(1)売上高 |
202,465 |
百万円 |
|
|
|
(2)経常利益 |
2,387 |
百万円 |
|
|
|
(3)当期純利益 |
1,932 |
百万円 |
|
|
|
(4)純資産額 |
20,314 |
百万円 |
|
|
|
(5)総資産額 |
62,513 |
百万円 |
|
|
NTN-EU |
(1)売上高 |
118,399 |
百万円 |
|
|
|
(2)経常損失(△) |
△ 1,802 |
百万円 |
|
|
|
(3)当期純損失(△) |
△ 2,181 |
百万円 |
|
|
|
(4)純資産額 |
47,817 |
百万円 |
|
|
|
(5)総資産額 |
107,643 |
百万円 |
(1)連結会社の状況
|
|
2023年3月31日現在 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
日本 |
|
|
米州 |
|
|
欧州 |
|
|
アジア他 |
|
|
合計 |
|
(注)1.従業員数は、就業人員であります。
2.臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
|
|
(注)1.従業員数は、就業人員であります。
2.臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.提出会社の従業員は、全て「日本」セグメントに含まれております。
(3)労働組合の状況
労使関係について特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の差異
①提出会社
当社において、男女間で賃金体系及び制度上の違いはありません。ただし、主に次の理由から賃金差異が生じております。
(職種間の人員構成の男女差)
重い製品を扱う製造現場では男性従業員が多く、製造現場で働く従業員に支給する手当※の有無による賃金差異が生じております。手当の有無による違いが生じない、管理職の部長、課長職位では、賃金差異はそれぞれ約96%であります。
※手当:交替勤務や特殊作業など、特定の職務に就く従業員にかかる負荷の対価として支給する手当
(管理職比率、等級別人員構成の男女差)
相対的に賃金が高い管理職及び上位等級者に、女性よりも男性が多いことが、賃金差異につながっております。
当社の人材戦略の柱である「社員の多様性を尊重した働きがいのある環境づくり」を進める上で、製造業務の改善による多様な人材が活躍できる職場造りや、管理職や新規採用者に占める女性従業員比率の改善に取組んでおります。
当事業年度の男性従業員の育児休業取得率は前事業年度の11%から着実に増加しております。
|
当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性従業員の割合(%)(注)1 |
男性従業員の育児休業取得率(%)(注)2 |
従業員の男女の賃金の差異(%) (注)1、3、4、5 |
||
|
全従業員 |
従業員 |
非正規雇用従業員 |
||
|
4.4 |
37 |
77.7 |
79.7 |
87.0 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。なお、過年度に配偶者が出産した従業員が、当事業年度に育児休業を取得することがあるため、取得率が100%を超えることがあります。
3.従業員には、正規雇用従業員及びフルタイムの無期転換した非正規雇用従業員を含んでおります。
4.パートタイマーについては、正規雇用従業員の所定労働時間をもとに人員数の換算を行っております。
5.委託契約など契約形態及び働き方が通常従業員と異なる者は対象から除いております。
6.出向者は出向先の従業員として集計しております。
②国内連結子会社
|
当事業年度 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性従業員の 割合(%) (注)1 |
男性従業員の育児休業取得率(%) (注)2 |
従業員の男女の賃金の差異(%) (注)1、3、4、5 |
||
|
全従業員 |
従業員 |
非正規雇用 従業員 |
|||
|
株式会社NTNセールスジャパン |
5.3 |
50 |
77.3 |
79.0 |
63.5 |
|
株式会社NTN三重製作所 |
0.0 |
36 |
70.5 |
82.8 |
83.4 |
|
株式会社NTN宝達志水製作所 |
0.0 |
- |
99.5 |
99.5 |
- |
|
株式会社NTN能登製作所 |
0.0 |
66 |
78.3 |
83.8 |
111.4 |
|
株式会社NTN袋井製作所 |
0.0 |
0 |
80.3 |
80.4 |
97.4 |
|
株式会社NTN赤磐製作所 |
0.0 |
0 |
89.5 |
88.4 |
95.9 |
|
株式会社NTN御前崎製作所 |
0.0 |
75 |
82.2 |
85.2 |
88.1 |
|
NTNアドバンストマテリアルズ 株式会社 |
2.6 |
0 |
46.6 |
67.8 |
52.1 |
|
NTN鋳造株式会社 |
15.4 |
66 |
81.5 |
83.0 |
43.6 |
|
株式会社NTN紀南製作所 |
6.7 |
142 |
61.9 |
80.1 |
70.5 |
|
株式会社NTN上伊那製作所 |
0.0 |
80 |
79.6 |
82.0 |
114.2 |
|
平鍛造株式会社 |
0.0 |
- |
71.4 |
72.9 |
71.8 |
|
NTNテクニカルサービス株式会社 |
0.0 |
50 |
73.2 |
85.7 |
84.8 |
|
NTN物流株式会社 |
0.0 |
- |
92.2 |
82.8 |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。なお、過年度に配偶者が出産した従業員が、当事業年度に育児休業を取得することがあるため、取得率が100%を超えることがあります。
3.従業員には、正規雇用従業員及びフルタイムの無期転換した非正規雇用従業員を含んでおります。
4.パートタイマーについては、正規雇用従業員の所定労働時間をもとに人員数の換算を行っております。
5.委託契約など契約形態及び働き方が通常従業員と異なる者は対象から除いております。
6.出向者は出向先の従業員として集計しております。
7.「-」は該当者が存在していないことを示しております。
③連結会社
|
当連結会計年度 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性従業員の割合(%) |
男性従業員の育児休業取得率(%) |
従業員の男女の賃金の差異(%) |
||
|
全従業員 |
従業員 |
非正規雇用従業員 |
|||
|
当社及び連結子会社 |
14.7 |
* |
* |
* |
* |
|
当社及び国内連結子会社 |
4.0 |
41 |
68.8 |
78.8 |
72.1 |
(注)「*」は海外連結子会社の指標の定義や集計方法が異なるため、記載を省略していることを示しております。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月28日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営の基本方針
NTNグループは、企業理念の実践を通じて、「なめらかな社会※」の実現を目指します。ステークホルダーをはじめとした社会から信頼され必要とされる企業として、人権の尊重とコンプライアンスを重視し、事業活動に取り組んでまいります。
※「なめらかな社会」:人と自然が調和し、人々が安心して豊かに暮らせる社会
<企業理念>
新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する
1. 独創的技術の創造
2. 客先及び最終消費者に適合した付加価値技術及びサービスの提供
3. 着実な業績の伸長の下での社員の生活向上、株主への利益還元、社会への貢献
4. グローバリゼーションの推進と国際企業にふさわしい経営・企業形態の形成
<ステークホルダーへの姿勢>
|
従業員 |
顧客 |
取引先 |
地域社会 |
株主 |
環境 |
|
多様性と個性を尊重し、従業員が安全で健康的に働き、活躍できる職場環境づくりに努めます。 |
お客様と誠実に向き合い、安全・安心で信頼性の高い商品・サービスを提供することにより、お客様の満足を追求します。 |
公正で自由な環境のもと、取引先との相互信頼に基づく良好なパートナーシップを構築し、共に成長・発展をはかります。 |
事業を行う地域の文化や慣習を尊重し、事業活動を通じて、地域社会の期待に応え、長期的な信頼関係を構築します。 |
持続的な利益の創出による株主への利益還元に努め、積極的なコミュニケーションを通じて、長期的な信頼関係を構築します。 |
事業活動において自然との調和をはかり、環境負荷低減に寄与する技術と商品・サービスの提供を通じて、地球環境に貢献します。 |
(2)経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
「なめらかな社会」の実現に向けた具体的な取組みとして、2020年12月にSDGs対応のために当社グループが優先的に取組むべき13項目のマテリアリティを特定し、2021年5月に「TCFD提言」に賛同を表明しました。
特定されたマテリアリティについては対応施策を策定し、その進捗状況を定期的に確認しています。また、TCFDの提言に沿ったシナリオ分析の結果を、関連するマテリアリティの指標・目標に結び付け、事業活動に展開するとともに「カーボンニュートラル」と「安心安全、快適性の追求」に繋がる分野への研究開発資源の投入を拡大し、将来の成長に向けた研究開発活動を加速させています。
[中期経営計画「DRIVE NTN100」Phase 2の概要]
2021年4月から開始した3年間の中期経営計画「DRIVE NTN100」Phase 2では、事業構造の変革(Transformation)を加速するという方針のもと、3年間を財務体質の強化期間と位置づけ、現下の半導体の供給不足や物流費の高騰、急激に進むインフレ、紛争リスクの上昇等、急激かつ大幅な経営環境の変化にしなやかに対応できる企業体質の構築を目指しています。
1.基本戦略
(1)事業構造の変革
デジタル技術と当社が培った経営資源を融合させ、事業構造の変革を加速させます。基幹システムの刷新による経営管理の更なる高度化、スマートファクトリ化の推進、また顧客製品の状態監視や故障の事前予知等の新たなビジネスの創出・拡大に取組みます。
(2)財務体質の強化
目標とする売上高の8割程度でも利益を出せる財務体質を目指し、比例費低減、固定費抑制等による損益分岐点売上高の引き下げに取組んでいます。また、投資効率を追求し、効率化・省人化投資を進めるほか、遊休資産や有価証券の売却、事業統廃合等の選択と集中によりキャッシュ・フローの最大化に取組みます。
<取組み状況>
自動車事業の利益率向上と事業ポートフォリオ改善に向けた補修事業の拡販に引き続き注力するとともに、足元では、世界的に進行した材料価格、物流費、エネルギー費等のコスト上昇を販売価格へ転嫁する値上げ交渉を粘り強く継続します。特に米州地区や欧州地区での収益基盤の更なる改善を進めます。
2.事業別戦略
(1)補修事業
OEM・補修共通の販売戦略の下、ターゲット業種を攻略します。常備在庫の拡充、技術サポート・サービス対応の強化、自動車補修部門・機能の再編等の施策を進め、販売拡大に繋げます。また、センサ技術とIoTを活用した軸受の温度・振動・回転速度の情報を無線送信する「しゃべる軸受Ⓡ」の早期開発による状態監視ビジネスの確立と補修需要の囲い込み、遠隔支援カメラ等を活用した技術サービスの拡大を通じ、ハードの売り切りからソフト・サービスを加えたビジネスへの変革を目指します。
<取組み状況>
補修市場向け供給強化に向けて設備投資、常備在庫の拡充、海外製品の活用等に取組む一方、材料価格等のコスト上昇分の売価転嫁を進めています。
昨年6月に発表した「しゃべる軸受Ⓡ」は、複数の顧客からテストマーケティングの要望を受ける等、市場展開に向けた取組みを進めています。設備に取り付けるだけで手軽に軸受や設備の状態を診断する「NTNポータブル異常検知装置」については、グローバルでの販売拡大に向けてアプリケーションの改善や現地の法規制への対応等を進めているほか、振動分析で顧客の機械の安定稼働をサポートするレポートビジネスを開始しました。
また、目的や状況に応じて、対面・リモート・テクニカルサービスカー等を使い分けた技術講習会等で、顧客志向の技術サービスを強化しています。
(2)産業機械事業
既存商品の収益基盤の強化と新領域の早期確立を図ります。成長業種(風力発電、変減速機、工作機械、鉄道車両等)に経営資源を投入し販売を拡大します。
また、収益基盤を強化すべき業種(建設機械、農業機械、航空・宇宙等)は、抜本的な原価低減や生産性の向上、低収益・不採算型番の売価改善や販売縮小・撤退等の収益改善施策を進めます。一方、風力発電向け軸受メンテナンスサービスや、手首関節モジュール商品を活用した省人化提案を進めます。
<取組み状況>
世界的にカーボンニュートラルが進む中、生産設備を増強し、風力発電機向け軸受の受注拡大を推進しています。昨年提携した風力発電メンテナンス専門企業の株式会社北拓と協業し、軸受の供給から異常検知、メンテナンスまで一貫して提供する等、状態監視システム(CMS)・軸受診断アプリケーション等、「ソフト」による付加価値を提供するサービス・ソリューション事業を強化しています。
また、手首関節モジュール「i-WRISTⓇ」では、顧客のご要望を受けて動作速度や可搬性能等を向上させたシリーズを拡充する等、マーケットのニーズに沿ってロボティクス事業を強化しています。一方で、材料価格等のコスト上昇分の売価転嫁、及び予てより取組んでいる低収益ビジネスに対する値上げ・撤退交渉により、事業の利益率改善を進めています。
(3)自動車事業
SUVや電気自動車(EV)等の高成長・高収益セグメントへの受注シフトを進めるとともに、比例費低減、ものづくり改革の推進、売価管理の徹底等に取組み、利益率向上を図ります。同時に電動モジュール商品や環境対応商品の販売を拡大し、カーボンニュートラルに貢献します。グローバルで加速する「EV化・電動化」に対し、ハブベアリングやドライブシャフトでは高効率・低振動・低フリクション等の技術的な優位性を活かした販売機会の獲得を進め、電動オイルポンプやeHUB/sHUB、電動ブレーキ等の新領域分野での早期の事業化を目指します。
<取組み状況>
欧州市場で当社CFJ(次世代高効率固定式等速ジョイント)、第3世代円すいころハブベアリングの量産初採用が決定する等、当社グループがターゲットとしているセグメント(BEV、SUV、ピックアップトラック)における成果がグローバルで出始めています。
また、国内自動車顧客から、同社が内製するドライブシャフトを全量移管受注する等、駆動領域において、「圧倒的なスピード×ソリューションでお客様を笑顔にする提案力No.1企業」を目指しています。
一方で、半導体不足の長期化に伴い自動車顧客の需要回復が遅れており、自動車事業回復の足枷となっています。昨年来継続している材料価格等のコスト上昇分を確実に売価転嫁するとともに、低収益ビジネスの撤退や再建計画の実行を通じて、自動車事業の利益率改善を図っています。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
①長期ビジョン及び中期経営計画に関する目標
当社グループは、「新しい100年に向けた10年後(2028年3月期)の姿」として長期ビジョンを定め、売上高成長率は各地域のGDP成長率+α、営業利益率10%以上、総資産回転率1.0回転以上、更に為替変動による利益への影響を現状から半減させることを目指しております。それに向けて、2021年4月から開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Phase 2では、最終年度の目標として下表のとおり目標値を設定しております。
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Phase 1 |
Phase 2 |
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2019年3月期 |
2020年3月期 |
2021年3月期 |
2024年3月期目標 |
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連結売上高 |
733,846百万円 |
651,956百万円 |
562,847百万円 |
700,000百万円以上 |
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連結営業利益 |
27,222百万円 |
7,517百万円 |
△3,138百万円 |
42,000百万円以上 |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
△22,390百万円 |
△18,058百万円 |
18,535百万円 |
27,000百万円以上 |
|
自己資本比率 |
27.4% |
20.6% |
20.4% |
20%以上 |
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ネットD/Eレシオ |
1.2 |
1.9 |
1.6 |
1.5以下 |
|
ROIC |
3.3% |
1.0% |
△0.4% |
5%以上 |
|
棚卸資産回転率 |
3.8回 |
3.6回 |
3.2回 |
4.1回 |
②CO2排出量削減に関する目標
「2.サステナビリティに関する考え方及び取組」[気候変動(気温上昇)対応]に記載のとおりであります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月28日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)外部事業環境に関するリスク
1)経済状況
当社グループ商品の製造拠点、販売拠点はグローバルな国と地域に及び、取引先も多岐の産業分野に亘っておりますため、特定の国や地域の経済状況の変動や取引先が属する産業の景気変動などにより、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
2)為替レートの変動
当社グループの連結売上高に占める海外売上高の割合は50%を超えており、今後もグローバルな事業展開を加速させることにより、海外売上高の割合は増加の見込みであります。
海外子会社の現地通貨建ての経営成績及び財政状態は、連結財務諸表の作成のために円換算されております。また当社が海外の顧客等に輸出する場合、その取引の多くは外貨建てで行われております。当社グループでは為替予約や現地調達の拡大によってリスクヘッジを実施しておりますが、現地通貨と円貨の為替レート変動による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローへの影響を完全に回避できるものではありません。
3)市場価格の低下
当社グループの製造活動や販売活動における競争環境はグローバル規模で厳しさを増しております。中国をはじめとする新興国製品の台頭により軸受の一部では市場価格が下落してきております。また当社グループの売上の半分以上を占める自動車業界ではグローバルな価格競争を背景に価格引き下げ要請が厳しさを増しております。当社グループでは原価低減の継続的推進と同時に高品質、高付加価値の新商品開発を実施しておりますが、市場価格の低下圧力が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
4)原材料価格の上昇
当社グループでは、外部より様々な原材料の調達を行っております。特に材料費のなかで大きなウエイトを占める鋼材の価格上昇に対しては製品価格への反映や歩留り向上、VA・VE活動による材料コスト低減を図っておりますが、想定を超える上昇により財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
5)災害の発生や感染症の蔓延のリスク
当社グループ及び当社グループ取引先の事業拠点が、地震、洪水などの天災、火災や感染症の蔓延等による被害を受ける可能性があります。当社グループでは、大規模災害の発生に備え、安否確認システムの導入や防災訓練を実施し、感染症の蔓延対策においてはマスクなどの備蓄等の各種対策を講じております。危機発生時において即座に初動措置を行うことによって被害を最小限に止めるよう備えておりますが、完全なリスク回避は困難であり、結果として当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
新型コロナウイルス感染症に対して当社グループは、テレワークや時差出勤の活用などにより感染防止に努めております。海外においても在宅勤務等を推進し、各国の状況に合わせた対応を行っております。
6)気候変動リスク
当社グループが拠点を有する国と地域における気候変動(気温上昇)に伴う異常気象(大雨、洪水、暴風などによる操業、営業の停止等)や環境規制の強化(炭素税の導入による原材料、エネルギーの調達コスト増加等)などにより、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
なお、気候変動(気温上昇)による影響について、TCFD提言に沿ったシナリオ分析の結果は「2.サステナビリティに関する考え方及び取組」[気候変動(気温上昇)対応]に記載のとおりであります。
(2)事業運営に関するリスク
1)特定業界への依存
当社グループの販売は、軸受部門の約半分が自動車業界向けであり、等速ジョイント部門は、自動車の駆動輪へ動力を伝達するための部品で、その大半を自動車業界向けに販売しており、自動車業界への依存度が高くなっております。軸受や精密機器商品につきましては産業機械分野への販売拡大も進め、販売構成のバランスを常に考えた施策を推進しておりますが、自動車分野における急激な需要変動があった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
2)製品の不具合
当社グループは、品質の確保を図るため、顧客の要求機能・仕様を満足し、かつ安全性に配慮した適正品質の追求に努めており、グローバルベースで品質管理の徹底を図っております。しかし製品に重大な不具合が存在し、重大な事故やクレーム、リコール等の起因となった場合、多額の製品補償費用等の発生により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。当社グループはグローバルな製造物責任保険に加入しておりますが、損害賠償等の損失についてその全てを担保するものではありません。
3)知的財産権
当社グループは、新商品開発を通じて多くの新技術やノウハウを生み出しており、経営資源として活用しております。しかし第三者から当社グループの知的財産権侵害、または予期せず、第三者の知的財産権の侵害等が発生する可能性があります。特許出願による権利保護等の知的財産権マネジメントの徹底を図っておりますが、上記のような知的財産権の侵害が発生した場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
4)グローバル事業展開
当社グループは、グローバルに事業を展開しており、連結売上高に占める海外売上高は50%を超えております。海外での事業展開に伴い次のようなリスクがあります。
①各国間もしくは各国税制の予期せぬ変化に伴うリスク
②各国法規制の予期せぬ変化に伴うリスク
③人材確保の困難性
④新興諸国における未成熟な技術水準や不安定な労使関係
⑤各国での政情不安
これらのリスクに対しては、グループ内での情報収集等を行い、その予防及び回避に努めておりますが、これらの事象が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
5)情報セキュリティ
当社グループは、社内規程整備に加え、従業員教育を通じて、適切な情報管理方法の周知・徹底に努めております。しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウィルス侵入等により、万一これら情報が流出した場合や重要データの破壊、改ざん、システム停止等が生じた場合には、当社グループの信用低下や生産及び販売活動などに支障をきたし、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
6)法的規制等
当社グループは、事業活動を行っている国及び地域で各種の法令・規則(租税法規、環境法規、労働・安全衛生法規、独占禁止法・アンチダンピング法・贈収賄関連法規等の経済法規、貿易・為替法規、証券取引所の上場規程等)の適用を受けております。
当社グループは、これらの法令・規則を遵守し公正な企業活動に努めておりますが、万一法令・規則違反を理由とする訴訟や法的手続において、当社グループにとって不利益な結果が生じた場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、これらの法令・規則が変更された場合や、予想できない新たな法令・規則が設けられた場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社グループは以下の訴訟等を受けております。
① 当社及び欧州の連結子会社2社は、仏国リヨン商業裁判所(Tribunal de Commerce de Lyon)においてRenault S.A. 及び同社のグループ会社計15社(以下、「ルノー」)より損害賠償額6,670万ユーロ(暫定額)を支払うよう求める訴訟の提起を受けております。なお、ルノーは損害賠償請求額を、2020年12月に3,250万ユーロ(暫定額)に変更し、2022年4月に5,830万ユーロ(暫定額)に変更しました。
この訴訟は、2014年3月19日付の欧州委員会決定の対象となった欧州競争法違反行為に関連して、ルノーが損害を被ったとして提起されたものです。
② 当社グループは、独占禁止法違反行為に関連して、今後、損害賠償請求を受ける可能性があり、これらの請求に対して適切に対処してまいります。なお、その結果によっては当社グループの業績に影響を与える可能性がありますが、現時点ではその影響を合理的に見積ることは困難であり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに与える影響は明らかではありません。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、一部の地域で足踏みが見られたものの、経済活動の正常化が進んだことで、緩やかな持ち直しが続きました。日本経済については、国内企業物価、消費者物価は上昇しているものの、個人消費は緩やかに持ち直しました。海外においても、米国経済、欧州経済、アジア他のその他新興国経済で持ち直しの動きが続きましたが、中国経済は新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響により、弱さが見られました。また、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱、ウクライナ情勢やエネルギー情勢、物価上昇などの影響、また世界的な金融引き締め等がある中、世界経済は不透明な状況が続きました。
かかる状況下、2021年4月から開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Phase 2で掲げた諸施策を着実に実行し、事業構造の変革(Transformation)を加速すると共に、財務体質・組織体制を強化し、経営環境の変化にしなやかに対応できる企業体質の構築を目指します。
当連結会計年度の売上高は773,960百万円(前連結会計年度比20.6%増)となりました。損益につきましては、欧米の自動車市場向けを中心に鋼材価格上昇や固定費の増加などはありましたが、売価転嫁や規模、為替の影響などにより営業利益は17,145百万円(前連結会計年度比149.2%増)、経常利益は12,047百万円(前連結会計年度比76.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,367百万円(前連結会計年度比41.2%増)となりました。
なお、営業利益の主な増減要因は、以下のとおりであります。
規模効果 12,131百万円
人件費 △10,710百万円
比例費 △31,372百万円
売価レベル 33,946百万円
為替 14,600百万円
経費他 △8,329百万円
セグメントの業績につきましては、以下のとおりであります。
1)日本
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで増加しました。産業機械市場向けは建設機械向けや航空機向けなどで増加し、自動車市場向けは客先需要の回復などにより増加しました。全体としては売上高は、364,064百万円(前連結会計年度比13.4%増)となりました。セグメント損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加などはありましたが、売価転嫁や規模、為替の影響などにより17,382百万円のセグメント利益(前連結会計年度比128.1%増)となりました。
2)米州
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで増加し、自動車補修向けで減少しました。産業機械市場向けは建設機械向けや農業機械向けなどで増加し、自動車市場向けも客先需要の回復などにより増加しました。全体としては、売上高は243,569百万円(前連結会計年度比36.3%増)となりました。セグメント損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加に伴う売価転嫁の推進、規模の影響などはありましたが、6,854百万円のセグメント損失(前連結会計年度は7,427百万円のセグメント損失)となりました。
3)欧州
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで増加し、自動車補修向けで減少しました。産業機械市場向けは航空機向けや農業機械向けなどで増加し、自動車市場向けは客先需要の回復などにより増加しました。全体としては、ウクライナ情勢の影響等はありましたが、売上高は172,441百万円(前連結会計年度比20.2%増)となりました。セグメント損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加に伴う売価転嫁の推進、規模の影響などはありましたが、3,411百万円のセグメント損失(前連結会計年度は4,265百万円のセグメント損失)となりました。
4)アジア他
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで増加しました。産業機械市場向けは建設機械向けなどで減少し、自動車市場向けは客先需要の低減などにより減少しました。全体としては、売上高は165,506百万円(前連結会計年度比12.4%増)となり、セグメント損益は中国の都市封鎖に伴う操業停止や稼働率低下の影響などにより、12,538百万円のセグメント利益(前連結会計年度比11.0%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は34,219百万円(前連結会計年度比25,263百万円、282.1%の増加)となりました。主な内訳は減価償却費42,048百万円、仕入債務の増加額11,443百万円の収入に対して、棚卸資産の増加額15,044百万円の支出であります。
投資活動の結果使用した資金は13,858百万円(前連結会計年度は2,512百万円の収入)となりました。主な内訳は有形固定資産の取得による支出19,705百万円、無形固定資産の取得による支出4,020百万円に対して、定期預金の払戻による収入8,709百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は33,258百万円(前連結会計年度比8,042百万円、19.5%の減少)となりました。主な内訳は長期借入金の返済による支出52,832百万円に対して、長期借入れによる収入22,541百万円であります。
これらの増減に換算差額2,112百万円を算入しました結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は110,675百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,785百万円(8.9%)の減少となりました。
③生産、受注及び販売の実績
1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
生産高(百万円) |
前年度比(%) |
|
日本 |
336,155 |
114.2 |
|
米州 |
194,411 |
139.5 |
|
欧州 |
117,215 |
122.2 |
|
アジア他 |
82,139 |
103.0 |
|
合計 |
729,921 |
119.8 |
(注)上記金額は平均販売価格により表示しております。
2)受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高 (百万円) |
前年度比(%) |
受注残高 (百万円) |
前年度比(%) |
|
日本 |
214,340 |
113.0 |
40,782 |
114.6 |
|
米州 |
243,839 |
124.1 |
103,240 |
123.4 |
|
欧州 |
172,841 |
123.3 |
30,954 |
130.8 |
|
アジア他 |
155,503 |
105.9 |
49,914 |
116.2 |
|
合計 |
786,525 |
116.8 |
224,891 |
121.0 |
(注)上記金額は平均販売価格により表示しております。
3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売高(百万円) |
前年度比(%) |
|
日本 |
364,064 |
113.4 |
|
米州 |
243,569 |
136.3 |
|
欧州 |
172,441 |
120.2 |
|
アジア他 |
165,506 |
112.4 |
|
セグメント間取引消去 |
△171,621 |
115.6 |
|
合計 |
773,960 |
120.6 |
(注)相手先別の販売実績は、総販売実績の100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社グループに関する経営成績等の状況の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容です。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月28日)現在において当社グループが判断したものです。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に与える見積りを必要とします。これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」 1 (1)連結財務諸表 の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の項目が連結財務諸表の作成に影響を及ぼすと考えております。
1)収益の認識基準
当社グループの顧客との契約から生じる収益は、約束した財又はサービスを顧客に移転することにより履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識しております。
2)貸倒引当金の計上基準
当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えて、回収不能となる見込額を貸倒引当金として計上しております。将来、顧客の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。
3)有価証券の減損処理
当社グループは、金融機関や販売又は仕入に係る取引会社の株式を保有しております。これらの株式は、株式市場の価格変動リスクを負っているため、合理的な基準に基づいて減損処理を行っております。将来、株式市場が悪化した場合には、有価証券評価損を計上する可能性があります。
4)繰延税金資産の回収可能性の評価
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積もっております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
5)退職給付費用及び負債の前提条件
当社グループは、退職給付費用及び債務を割引率、将来の報酬水準、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率、及び年金資産の期待運用収益率などに基づいて合理的に見積もっております。これらの前提条件が変化した場合には、実際の結果が見積りと異なる可能性があります。その影響は発生の都度、負債に計上され、将来にわたって規則的に費用計上されるため、費用及び負債に影響を及ぼす可能性があります。
6)固定資産の減損処理
当社グループが有する固定資産のうち、「固定資産の減損に係る会計基準」において対象とされるものについては、損益報告や経営計画などの企業内部の情報、経営環境や資産の市場価格などの企業外部の要因に関する情報に基づき、資産又は資産グループ別に減損の兆候の有無を確認し、企業環境の変化や経済事象の発生によりその帳簿価額の回収が懸念されているかなど、減損損失の認識を判定しております。
この判定により減損損失を認識すべきと判断した場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減損処理を行っております。経営・市場環境といった企業外部要因等の変化により、回収可能価額が変更された場合には、減損損失の金額の増加又は新たな減損損失の認識の可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響を加味した見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)売上高の分析
当連結会計年度の売上高は773,960百万円となり、前連結会計年度に比べ131,937百万円(20.6%)増加しました。為替の影響による増加額71,191百万円を考慮しますと、実質では60,746百万円の増加となりました。なお、海外売上高は572,358百万円となり、前連結会計年度に比べ111,091百万円(24.1%)増加しました。売上高に占める海外売上高の割合は74.0%(米州31.8%、欧州20.0%、アジア他22.1%)となり、前連結会計年度に比べ2.2ポイント上昇しました。
2)売上原価、販売費及び一般管理費の分析
当連結会計年度の売上原価は648,047百万円となり、対売上高比率は83.7%と前連結会計年度に比べ0.2ポイント上昇しました。
また、販売費及び一般管理費は108,766百万円となり、対売上高比率は14.1%と前連結会計年度に比べ1.3ポイント低下しました。
3)営業利益の分析
当連結会計年度の営業利益は17,145百万円となり、前連結会計年度に比べ10,265百万円(149.2%)増加しました。売上高営業利益率は2.2%となり、前連結会計年度に比べ1.1ポイント上昇しました。
4)営業外収益及び費用の分析
当連結会計年度の営業外収益及び費用は、5,098百万円の費用超過となりました。収益はデリバティブ評価益2,035百万円、持分法による投資利益1,459百万円、受取利息1,146百万円、受取配当金278百万円などにより7,419百万円となり、前連結会計年度に比べ48百万円の減少となりました。費用は支払利息5,910百万円、為替差損3,378百万円などにより12,517百万円となり、前連結会計年度に比べ4,985百万円の増加となりました。
5)経常損益の分析
当連結会計年度の経常利益は12,047百万円となり、前連結会計年度に比べ5,232百万円(76.8%)増加しました。売上高経常利益率は1.6%となり、前連結会計年度に比べ0.5ポイント上昇しました。
6)特別損益の分析
当連結会計年度の特別利益は、有形固定資産売却益1,716百万円を計上し、前連結会計年度に比べ12,617百万円減少しました。また特別損失は減損損失1,609百万円、事業再編損1,348百万円を計上し、前連結会計年度に比べ572百万円減少しました。
7)親会社株主に帰属する当期純利益の分析
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は10,367百万円となり、前連結会計年度に比べ3,026百万円(41.2%)増加しました。売上高当期純利益率は1.3%となり、前連結会計年度に比べ0.2ポイント上昇しました。
8)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析
新しい100年に向けた10年後(2028年3月期)の長期ビジョンでは、売上高成長率は各地域のGDP成長率+α(当連結会計年度売上高773,960百万円)、営業利益率10%以上(当連結会計年度営業利益率2.2%)、総資産回転率1.0回転以上(当連結会計年度総資産回転率0.89回転)、更に為替変動による利益への影響を現状から半減させることを目指しております。さらに、これに向けての中期経営計画「DRIVE NTN100」Phase 2における最終年度の目標値、及び当連結会計年度における実績は下表のとおりであります。
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|
2023年3月期実績 |
2024年3月期目標 |
|
連結売上高 |
773,960百万円 |
700,000百万円以上 |
|
連結営業利益 |
17,145百万円 |
42,000百万円以上 |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
20,361百万円 |
27,000百万円以上 |
|
自己資本比率 |
25.4% |
20%以上 |
|
ネットD/Eレシオ |
1.18 |
1.5以下 |
|
ROIC |
2.0% |
5%以上 |
|
棚卸資産回転率 |
3.23回 |
4.1回 |
この結果と中期経営計画最終年度の目標値を踏まえて、さらには新しい100年に向けた10年後(2028年3月期)の姿に向けて、翌連結会計年度において費用削減や売価転嫁等の施策を推進してまいります。
なお、事業活動におけるCO2排出量削減の状況については、「2.サステナビリティに関する考え方及び取組」[気候変動(気温上昇)対応]に記載のとおりであります。
事業形態別の業績につきましては、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円)
|
|
補修市場向け |
産業機械市場向け |
自動車市場向け |
合計 |
|
外部顧客への売上高 |
112,196 |
126,104 |
403,722 |
642,023 |
|
営業利益又は 営業損失(△) |
14,668 |
4,074 |
△11,862 |
6,880 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円)
|
|
補修市場向け |
産業機械市場向け |
自動車市場向け |
合計 |
|
外部顧客への売上高 |
134,039 |
139,499 |
500,421 |
773,960 |
|
営業利益又は 営業損失(△) |
22,270 |
7,289 |
△12,414 |
17,145 |
(a) 補修市場向け
客先需要の拡大などにより売上高は134,039百万円(前連結会計年度比19.5%増)となりました。営業損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加などはありましたが、売価転嫁や規模、為替の影響などにより22,270百万円の営業利益(前連結会計年度比51.8%増)となりました。
(b) 産業機械市場向け
建設機械向けや航空機向けの増加などにより売上高は139,499百万円(前連結会計年度比10.6%増)となりました。営業損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加などはありましたが、売価転嫁や規模、為替の影響などにより7,289百万円の営業利益(前連結会計年度比78.9%増)となりました。
(c) 自動車市場向け
客先需要の回復などにより売上高は500,421百万円(前連結会計年度比24.0%増)となりました。営業損益は鋼材価格の上昇や固定費の増加に伴う売価転嫁の推進、規模や為替の影響などはありましたが、12,414百万円の営業損失(前連結会計年度は11,862百万円の営業損失)となりました。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社では、営業活動で獲得したキャッシュ・フローと、投資活動で支出したキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローを重要な指標の1つとしています。この指標を基に、成長投資や運転資金への充当、または、負債の返済や新たな資金調達の要否を検討するとともに、フリー・キャッシュ・フロー創出のための施策を立案・推進し、財務体質の強化を図っています。また、財務体質の強化を測る指標として、棚卸資産回転率、ネットD/Eレシオを使用しています。
また、当社グループが事業活動を維持拡大するために必要な資金を安定的に確保するため、営業活動で獲得した自己資金と外部資金を有効に活用しています。外部からの資金については、調達コストの低減を図りながら資金調達手段の多様化と資本効率の向上を目的に、金融機関からの借入、社債の発行、営業債権の流動化を行っています。取引金融機関とは長年に亘って築き上げてきた良好な関係を維持しており、資金調達に関しては問題なく実施可能と認識しています。
更に、当社の一部子会社間については、当社グループが保有する資金をグループ内で効率的に活用するグローバル・キャッシュ・マネジメントシステムを金融機関と構築し、2022年9月より運用しています。それにより資金の偏在をならし、資金の効率化や流動性の確保を図っています。
また、経済活動の正常化が進み業況が回復したことに伴い、新型コロナウィルス感染症拡大等、緊急時の手元流動性確保を目的として設定しておりましたコミットメントライン契約は解消しました。
1)財政状態の分析
流動資産は前連結会計年度末に比べ16,993百万円(3.3%)増加し、529,024百万円となりました。これは主に商品及び製品の増加11,181百万円、原材料及び貯蔵品の増加7,045百万円、仕掛品の増加6,317百万円、受取手形及び売掛金の増加4,253百万円、現金及び預金の減少16,986百万円によります。固定資産は前連結会計年度末に比べ2,649百万円(0.8%)減少し、340,802百万円となりました。これは主に機械装置及び運搬具の減少4,335百万円、建設仮勘定の増加1,867百万円によります。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ14,344百万円(1.7%)増加し、869,827百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末に比べ47,869百万円(14.9%)増加し、369,074百万円となりました。これは主に短期借入金の増加27,714百万円、電子記録債務の増加7,459百万円、支払手形及び買掛金の増加6,250百万円によります。固定負債は前連結会計年度末に比べ54,526百万円(17.2%)減少し、263,327百万円となりました。これは主に長期借入金の減少50,453百万円によります。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ6,656百万円(1.0%)減少し、632,402百万円となりました。
純資産合計は前連結会計年度末に比べ21,000百万円(9.7%)増加し、237,425百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定の増加12,054百万円、利益剰余金の増加9,039百万円によります。
なお、自己資本比率は25.4%(前連結会計年度末比2.3ポイント上昇)となり、期末発行済株式総数に基づく1株当たり純資産額は415.64円(前連結会計年度末比42.94円増)となりました。有利子負債は前連結会計年度末に比べ22,739百万円(5.8%)減少し、371,292百万円となりました。為替の影響による増加額5,529百万円を考慮しますと実質では28,268百万円の減少となりました。なお、有利子負債依存度は42.7%(前連結会計年度末比3.4ポイント低下)となりました。
正味運転資本は159,950百万円となり前連結会計年度末比30,876百万円減少しました。また流動比率は143.3%(前連結会計年度末比16.1ポイント低下)となりました。
棚卸資産回転率は3.23回転(前連結会計年度末比0.24回転増加)、総資産回転率は0.89回転(前連結会計年度末比0.14回転増加)となりました。
2)キャッシュ・フローの分析
営業活動の結果得られた資金は34,219百万円(前連結会計年度比25,263百万円、282.1%の増加)となりました。主な内訳は減価償却費42,048百万円、仕入債務の増加額11,443百万円の収入に対して、棚卸資産の増加額15,044百万円の支出であります。
投資活動の結果使用した資金は13,858百万円(前連結会計年度は2,512百万円の収入)となりました。主な内訳は有形固定資産の取得による支出19,705百万円、無形固定資産の取得による支出4,020百万円に対して、定期預金の払戻による収入8,709百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は33,258百万円(前連結会計年度比8,042百万円、19.5%の減少)となりました。主な内訳は長期借入金の返済による支出52,832百万円に対して、長期借入れによる収入22,541百万円であります。
これらの増減に換算差額2,112百万円を算入しました結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は110,675百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,785百万円(8.9%)の減少となりました。
なお、営業活動による資金と投資活動による資金を合算したフリー・キャッシュ・フローは20,361百万円となりました。また、売上高営業キャッシュ・フロー比率は4.4%となりました。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況」「3.事業等のリスク」及び「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」の①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に記載しています。
技術供与契約
|
相手先 |
国名 |
契約内容 |
契約期限 |
対価 |
|
NATIONAL ENGINEERING |
インド |
ボールベアリング等の製造に関する技術の供与 |
2011年11月2日から 2023年12月31日まで |
販売価格の一定率 |
|
台惟工業股份有限公司 |
台湾 |
等速ジョイントの製造に関する技術の供与 |
2003年3月26日から 2028年3月25日まで |
〃 |
2023年3月31日現在の当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1)提出会社
|
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
桑名製作所 (三重県桑名市) |
日本 |
軸受用生産設備 及び研究設備 |
5,711 |
7,373 |
1,461 (177,079) |
1,964 |
16,510 |
1,339 |
|
磐田製作所 (静岡県磐田市) |
日本 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用生産設備及び研究設備 |
3,377 |
7,860 |
4,599 (312,618) |
1,422 |
17,259 |
1,862 |
|
岡山製作所 (岡山県備前市) |
日本 |
軸受・等速ジョイント用生産設備 |
1,617 |
1,547 |
1,296 (187,448) |
524 |
4,985 |
1,068 |
|
長野製作所 (長野県箕輪町) |
日本 |
軸受・精密機器商品等用生産設備 |
804 |
1,159 |
1,124 (148,909) |
158 |
3,246 |
158 |
|
金剛製作所 (大阪府河内長野市) |
日本 |
軸受用生産設備 |
10,994 |
8,116 |
3,441 (151,433) |
1,116 |
23,669 |
323 |
|
三雲製作所 (三重県松阪市) |
日本 |
軸受・精密機器商品等用生産設備 |
317 |
968 |
506 (37,722) |
144 |
1,936 |
137 |
|
精密樹脂製作所 (三重県東員町) |
日本 |
軸受・精密機器商品等用生産設備 |
390 |
373 |
531 (30,239) |
182 |
1,477 |
109 |
|
その他 |
日本 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等の製造販売総括事務及び物流拠点等 |
1,826 |
189 |
11,258 (708,638) |
479 |
13,754 |
291 |
(2)国内子会社
|
会社名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
||||
|
建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
株式会社NTN三重製作所 (三重県桑名市) |
日本 |
軸受用生産設備 |
2,128 |
870 |
- (99,680) |
210 |
3,209 |
726 |
|
株式会社NTN宝達志水製作所 (石川県宝達志水町) |
日本 |
軸受用生産設備 |
1,114 |
129 |
- (79,681) |
44 |
1,289 |
61 |
|
株式会社NTN能登製作所 (石川県志賀町) |
日本 |
軸受用生産設備 |
1,552 |
168 |
- (105,921) |
80 |
1,802 |
143 |
|
株式会社NTN袋井製作所 (静岡県袋井市) |
日本 |
等速ジョイント用 生産設備 |
1,255 |
132 |
- (70,216) |
46 |
1,433 |
251 |
|
株式会社NTN赤磐製作所 (岡山県赤磐市) |
日本 |
軸受用生産設備 |
952 |
51 |
- (66,281) |
58 |
1,062 |
134 |
(3)在外子会社
|
会社名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
||||
|
建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
NTN DRIVESHAFT,INC. (Columbus,IN,U.S.A.) |
米州 |
等速ジョイント用 生産設備 |
7,344 |
9,618 |
203 (475,587) |
4,917 |
22,084 |
1,757 |
|
NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC. (Anderson,IN,U.S.A.) |
米州 |
等速ジョイント用 生産設備 |
8,336 |
10,447 |
0 (161,874) |
466 |
19,249 |
526 |
|
AMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.(Elgin,IL,U.S.A.) |
米州 |
軸受用生産設備 |
3,465 |
5,321 |
407 (137,188) |
918 |
10,112 |
546 |
|
NTN-BOWER CORP. (Macomb,IL,U.S.A.) |
米州 |
軸受・等速ジョイ ント部品用生産 設備 |
3,586 |
7,000 |
98 (424,920) |
967 |
11,653 |
1,028 |
|
NTN Europe S.A. (Annecy,France) |
欧州 |
軸受用生産設備 |
3,715 |
6,526 |
655 (432,719) |
3,452 |
14,350 |
2,317 |
|
NTN-SNR RULMENTI (Sibiu,Romania) |
欧州 |
軸受用生産設備 |
2,684 |
3,029 |
53 (133,502) |
730 |
6,498 |
822 |
|
SNR CEVENNES (Saint Privat des Vieux, France) |
欧州 |
軸受用生産設備 |
415 |
2,937 |
26 (205,294) |
842 |
4,222 |
362 |
|
NTN TRANSMISSIONS EUROPE (Allonnes,France) |
欧州 |
等速ジョイント用 生産設備 |
1,629 |
5,348 |
216 (450,635) |
707 |
7,902 |
596 |
|
NTN Kugellagerfabrik (Deutschland)G.m.b.H. (Mettmann,F.R.Germany) |
欧州 |
軸受・精密機器 商品等用生産設備 |
373 |
35 |
404 (62,314) |
30 |
844 |
80 |
|
NTN MANUFACTURING (THAILAND)CO.,LTD. (Pluakdaeng,Thailand) |
アジア他 |
軸受・等速ジョイ ント・精密機器商 品等用生産設備 |
801 |
2,852 |
1,365 (257,618) |
599 |
5,618 |
758 |
|
NTN NEI Manufacturing India Private LTD. (Rewari,India) |
アジア他 |
軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用生産設備 |
209 |
406 |
239 (125,290) |
213 |
1,069 |
174 |
|
南京恩梯恩精密機電有限公司 (中華人民共和国江蘇省南京市) |
アジア他 |
軸受用生産設備 |
3,579 |
1,423 |
- (224,554) |
101 |
5,103 |
154 |
|
上海恩梯恩精密機電有限公司 (中華人民共和国上海市) |
アジア他 |
軸受・等速ジョイ ント部品用生産 設備 |
4,942 |
7,582 |
- (264,505) |
641 |
13,165 |
1,106 |
|
廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司(中華人民共和国廣東省廣州市) |
アジア他 |
等速ジョイント用 生産設備 |
704 |
1,712 |
- (52,821) |
281 |
2,697 |
566 |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計であります。
2.土地面積は、連結会社及び連結会社以外から賃借中のものを含んでおります。
3.主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。
提出会社
|
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
土地の面積 (㎡) |
年間賃借料又は リース料(百万円) |
|
産業機械事業本部 東京支社 他 (東京都港区) |
日本 |
軸受・等速ジョイント・ 精密機器商品等の 国内販売総括事務及び販売拠点 |
- |
145 |
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
1,800,000,000 |
|
計 |
1,800,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月28日) |
上場金融商品取引所名又は 登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2009年9月14日(注)1 |
54,000 |
524,463 |
10,457 |
52,797 |
10,457 |
65,820 |
|
2009年9月28日(注)2 |
8,000 |
532,463 |
1,549 |
54,346 |
1,549 |
67,369 |
(注)1.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)
発行価格 1株につき404円
発行価額 1株につき387.32円
資本組入額 1株につき193.66円
払込金額総額 20,915百万円
2.有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)
発行価格 1株につき387.32円
資本組入額 1株につき193.66円
割当先 三菱UFJ証券株式会社
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(単元株式数 |
単元未満株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)自己株式846,095株は、「個人その他」に8,460単元及び「単元未満株式の状況」に95株含めて記載しております。なお、上記「金融機関」には「役員報酬BIP信託」が所有する当社株式が7,217単元含まれております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
PALISADES WEST 6300,BEE CAVE ROAD BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US (東京都新宿区新宿6丁目27番30号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから2023年1月30日付で公衆の縦覧に供された変更報告書において、株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ国際投信株式会社及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が2023年1月23日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は株主名簿に基づいて記載しております。なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
|
株式会社三菱UFJ銀行 |
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 |
15,172 |
2.85 |
|
三菱UFJ信託銀行株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 |
18,662 |
3.51 |
|
三菱UFJ国際投信株式会社 |
東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 |
4,967 |
0.93 |
|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 |
東京都千代田区大手町一丁目9番2号 |
3,558 |
0.67 |
|
計 |
- |
42,361 |
7.96 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形及び売掛金 |
|
|
|
電子記録債権 |
|
|
|
商品及び製品 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
短期貸付金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
機械装置及び運搬具 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
退職給付に係る資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
|
|
|
電子記録債務 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
製品補償引当金 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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持分法による投資利益 |
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デリバティブ評価益 |
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為替差益 |
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製品補償引当金戻入益 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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為替差損 |
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デリバティブ評価損 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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有形固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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減損損失 |
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事業再編損 |
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独占禁止法関連損失 |
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特別損失合計 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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△ |
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法人税等合計 |
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△ |
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当期純利益 |
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非支配株主に帰属する当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の最高経営意思決定機関(取締役会)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、補修市場向け、産業機械市場向け及び自動車市場向けの軸受、等速ジョイント及び精密機器商品等の製造販売を主な事業内容としており、国内においては当社(本社)が、また海外においては地区別に置かれた総支配人室が担当する地域の事業活動を統括しております。各地域に属する現地法人は、独自に事業戦略立案や事業計画策定を行い、その収益性や投資効率を分析しながら事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは本社及び総支配人室を基礎とした地域別の事業セグメントから構成されており、「日本」、「米州」、「欧州」及び「アジア他」の4つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、軸受、等速ジョイント及び精密機器商品等の製造販売を行っております。
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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受取手形 |
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電子記録債権 |
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売掛金 |
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商品及び製品 |
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仕掛品 |
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原材料及び貯蔵品 |
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未収入金 |
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短期貸付金 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物 |
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構築物 |
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機械及び装置 |
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車両運搬具 |
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工具、器具及び備品 |
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土地 |
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建設仮勘定 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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特許権 |
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借地権 |
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ソフトウエア |
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ソフトウエア仮勘定 |
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その他 |
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無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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関係会社株式 |
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関係会社出資金 |
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繰延税金資産 |
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長期貸付金 |
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前払年金費用 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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支払手形 |
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電子記録債務 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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リース債務 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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預り金 |
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役員賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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社債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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退職給付引当金 |
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製品補償引当金 |
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繰延税金負債 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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買換資産圧縮積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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評価・換算差額等 |
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その他有価証券評価差額金 |
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評価・換算差額等合計 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息及び配当金 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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投資有価証券売却益 |
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有形固定資産売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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関係会社株式評価損 |
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関係会社出資金評価損 |
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減損損失 |
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独占禁止法関連損失 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
△ |
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法人税等合計 |
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△ |
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当期純利益 |
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