株式会社タダノ

TADANO LTD.
高松市新田町甲34番地
証券コード:63950
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年3月31日

(1) 連結経営指標等

回次

第70期

第71期

第72期

第73期

第74期

第75期

決算年月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2022年12月

売上高

(百万円)

173,703

188,451

227,949

186,040

205,661

192,932

営業利益又は営業損失(△)

(百万円)

15,511

15,835

13,949

4,196

5,251

7,191

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

14,907

15,604

13,791

4,683

5,454

6,540

親会社株主に帰属する
当期純利益又は

親会社株主に帰属する
当期純損失(△)

(百万円)

9,391

11,462

6,433

12,987

13,096

2,210

包括利益

(百万円)

10,758

7,777

6,524

11,412

16,050

8,305

純資産額

(百万円)

150,044

155,025

158,158

145,404

160,313

167,767

総資産額

(百万円)

245,501

255,793

311,260

323,920

344,719

356,693

1株当たり純資産額

(円)

1,180.26

1,215.95

1,241.32

1,137.00

1,255.11

1,318.45

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

74.16

90.52

50.80

102.53

103.33

17.43

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

60.9

60.2

50.5

44.5

46.2

46.9

自己資本利益率

(%)

6.44

7.56

4.13

8.64

1.35

株価収益率

(倍)

21.51

11.61

15.24

9.97

52.61

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

30,015

2,515

2,982

20,448

17,332

20,419

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

3,942

17,052

31,543

3,731

7,084

4,517

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

7,992

5,717

25,954

29,039

471

5,048

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

86,624

65,753

56,997

102,995

115,196

97,990

従業員数

(名)

3,311

3,405

5,084

5,074

4,589

4,651

 

(注) 1 第70期、第71期、第72期、第74期及び第75期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第73期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 第73期において、Demag事業買収にともなう企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第72期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第74期の期首から適用しており、第74期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5 2022年6月24日開催の第74回定時株主総会決議により、第75期より決算日を3月31日から1231日に変更いたしました。これに伴い、経過期間となる第75期は、当社及び3月決算であった連結対象会社は2022年4月1日から20221231日の9か月間を、12月決算であった連結対象会社は2022年1月1日から20221231日の12か月間を連結対象期間とする変則的な決算となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第70期

第71期

第72期

第73期

第74期

第75期

決算年月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2022年12月

売上高

(百万円)

133,942

144,825

153,765

119,223

130,458

99,397

営業利益

(百万円)

13,587

14,630

14,866

6,323

10,433

8,734

経常利益

(百万円)

14,059

15,824

15,608

7,130

13,181

33,857

当期純利益又は

当期純損失(△)

(百万円)

9,577

12,324

8,182

5,916

9,166

22,519

資本金

(百万円)

13,021

13,021

13,021

13,021

13,021

13,021

発行済株式総数

(千株)

129,500

129,500

129,500

129,500

129,500

129,500

純資産額

(百万円)

128,337

135,136

140,299

134,310

143,113

164,722

総資産額

(百万円)

210,500

226,102

251,673

276,304

300,812

306,582

1株当たり純資産額

(円)

1,013.48

1,067.17

1,107.95

1,060.13

1,128.89

1,298.70

1株当たり配当額
(うち1株当たり中間配当額)

(円)

26.00

26.00

28.00

3.00

7.00

8.00

(13.00)

(13.00)

(14.00)

(-)

(3.00)

(-)

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

75.63

97.32

64.62

46.71

72.32

177.59

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

61.0

59.8

55.7

48.6

47.6

53.7

自己資本利益率

(%)

7.65

9.36

5.94

6.61

14.63

株価収益率

(倍)

21.09

10.80

11.98

14.24

5.16

配当性向

(%)

34.4

26.7

43.3

9.7

4.5

従業員数

(名)

1,428

1,428

1,438

1,467

1,539

1,585

株主総利回り

(%)

124.8

84.9

65.7

97.8

86.2

78.1

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(115.9)

(110.0)

(99.6)

(141.5)

(144.3)

(142.5)

最高株価

(円)

2,147

1,735

1,262

1,313

1,305

1,022

最低株価

(円)

1,195

907

654

710

897

840

 

(注) 1 第72期の1株当たり配当額には、創業100周年記念配当2円(中間・期末各1円)を含んでおります。

2 第70期、第71期、第72期、第74期及び第75期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 第73期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。なお、決算期変更により、第75期は2022年4月1日から2022年12月31日までの9か月間となっています。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第74期の期首から適用しており、第74期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

6 2022年6月24日開催の第74回定時株主総会決議により、第75期より決算日を3月31日から12月31日に変更いたしました。これに伴い、経過期間となる第75期は、2022年4月1日から2022年12月31日までの9か月決算となっております。

 

 

2 【沿革】

 

年月

沿革

1948年8月

高松市藤塚町に株式会社多田野鉄工所を資本金50万円で設立

1954年11月

本社工場を高松市観光町に新設移転

1955年9月

油圧式トラッククレーンを開発、生産開始

1958年5月

大阪営業所(現関西支店)を開設

1959年6月

本社工場を高松市新田町に新設移転

1962年9月

大阪証券取引所市場第2部に上場

1964年2月

名古屋営業所(現中部支店)を開設

1966年9月

仙台営業所(現東北支店)を開設

1968年6月

札幌営業所(現北海道支店)、広島営業所(現中国支店)を開設

1971年3月

東京証券取引所市場第2部に上場

1971年8月

神奈川県愛川町に厚木工場新設

1971年12月

福岡営業所(現九州支店)を開設

1972年1月

東京証券取引所並びに大阪証券取引所の各市場第1部に指定替上場

1973年8月

オランダに子会社タダノ・インターナショナル(ヨーロッパ)B.V.を設立(2006年8月解散)

1973年9月

子会社タダノ・エンタープライズ株式会社を設立(2009年10月株式会社タダノテクノ東日本に吸収合併)

1978年9月

関東営業所(現関東支店)を開設

1979年8月

北陸営業所(現北陸支店)を開設

1980年4月

香川県志度町(現さぬき市)に志度工場を新設

1983年1月

高所作業車を販売開始

1983年3月

子会社タダノ北陸販売株式会社を設立

1985年1月

子会社株式会社四国特装を設立(現株式会社タダノエステック)

1985年7月

子会社タダノ産業株式会社を設立(現株式会社タダノビジネスサポート)

1987年9月

東京都墨田区に東京事務所(自社ビル)を新設(2022年4月売却)

1988年7月

千葉県佐倉市に佐倉工場を新設し、厚木工場を閉鎖移転

1989年5月

四国機工株式会社(現株式会社タダノアイレック)の株式を追加取得、子会社となる

1989年5月

株式会社ニューエラーの株式を追加取得、子会社となる(2008年4月全株式譲渡)

1989年7月

商号を「株式会社タダノ」と改称

1990年5月

ドイツに子会社ファウンGmbHを設立し、ファウンAGのクレーン及び車両部門を買収(2012年5月タダノ・ファウンGmbHに商号変更)

1990年10月

国際機械商事株式会社の株式を追加取得、子会社となる(2009年4月当社に吸収合併)

1991年7月

ドイツに子会社タダノ・ファウンGmbHを設立(間接所有)(2012年5月ファウンGmbHに吸収合併)

1992年12月

オランダに子会社タダノ・ファウン・ホーランドB.V.を設立(間接所有)(2011年6月解散)

1997年1月

タダノ技術研究所を高松市林町に新設移転

2000年4月

車両搭載型クレーンの販売子会社13社を解散

2000年4月

協和興業株式会社(現株式会社タダノアイメス)の株式を追加取得、子会社となる

2007年7月

香川県多度津町に多度津工場を新設

2008年11月

千葉県千葉市若葉区に千葉工場を新設

2008年12月

アメリカに子会社タダノ・アメリカ・ホールディングスInc.を設立し、スパンデックInc.(現タダノ・マンティスCorp.)を買収(間接所有)

2009年3月

香川県東かがわ市に三本松試験場を新設

2012年4月

タイに子会社タダノ・タイランドCo.,Ltd.を設立

2014年4月

イギリスのクレーンズ・ユーケーLtd.(現タダノ・ユーケーLtd.)を買収(間接所有)

2018年12月

インドに子会社タダノ・エスコーツ・インディアPvt.Ltd.を設立

2019年7月

Terex Corporation が所有するDemagブランドのクレーン事業の買収を完了、Terex Cranes Germany GmbH(現タダノ・デマーグGmbH)ほか計8社の株式取得並びに計11社の事業を譲受

2019年8月

香川県高松市香西北町に香西工場を新設

2022年4月

東京事務所を東京都千代田区に移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社36社及び持分法非適用関連会社3社で構成され、建設用クレーン、車両搭載型クレーン及び高所作業車等の製造販売を営んでおります。 

主要品目は次のとおりであります。

区分

主な製品

建設用クレーン

オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、トラッククレーン、軌陸車

車両搭載型クレーン

カーゴクレーン、車両運搬車、軌陸車

高所作業車

高所作業車、穴掘建柱車、高架道路・橋梁点検車、軌陸車、照明車

その他

部品、修理、中古車、リフター等

 

 

当社は日本セグメントにおいて製造販売等を行っております。なお、子会社及び関連会社の業務は次のとおりであります。

セグメントの名称

業務内容

連結子会社12社

関連会社-社

日本

販売

㈱タダノアイメス

 

製造

㈱タダノアイレック、㈱タダノエステック、㈱タダノエンジニアリング、㈱タダノコアテクセンター

 

サービス

㈱タダノテクノ東日本、㈱タダノテクノ西日本

 

その他

㈱タダノ教習センター、㈱タダノ物流、㈱タダノシステムズ、㈱タダノビジネスサポート、㈱戸田機工商会

 

 

 

セグメントの名称

業務内容

連結子会社11社

関連会社1社

欧州

販売

タダノ・ユーケーLtd、タダノ・フランスSA、タダノ・ネーダーランドB.V.、タダノ・ベルギーBV、タダノ・デマーグ・スカンジナビアAB、タダノ・デマーグ・スペインSA、タダノ・デマーグ・ユーケーLimited

 

製造・販売

タダノ・ファウンGmbH、タダノ・デマーグGmbH

 

その他

タダノ・ヨーロッパ・ホールディングスGmbH、タダノ・リアルエステート・フェアヴァルトゥングスGmbH

デマーグ・アイピーホールディングスGmbH

 

 

セグメントの名称

業務内容

連結子会社5社

関連会社-社

米州

販売

タダノ・アメリカCorp.、タダノ・ブラジル・エキパメントス・デ・エレヴァサォンLtda.、タダノ・チリSpA

 

製造・販売

タダノ・マンティスCorp.

 

その他

タダノ・アメリカ・ホールディングスInc.

 

 

 

セグメントの名称

業務内容

連結子会社8社

関連会社2社

その他

販売

多田野(北京)科貿有限公司、韓国多田野㈱、タダノ・イタルタイCo.,Ltd.、タダノ・アジアPte. Ltd.、タダノ・オセアニアPty Ltd、タダノ・エムイー・リフティング・イクイップメント・トレーディングL.L.C

台湾多田野股份有限公司

製造・販売

タダノ・タイランドCo.,Ltd.、タダノ・クレーンズ・インディアPvt.Ltd.

北起多田野(北京)起重機有限公司

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金
(百万円)

セグメント及び
主要な事業の内容

議決権の
所有割合(%)

関係内容

役員の兼任等(名)

資金
援助

営業上の取引

設備
の賃
貸借

当社
役員

当社
社員

転籍

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タダノ・
ファウンGmbH

ドイツ
バイエルン

45,274

千ユーロ

(欧州)
建設用クレーン等の製造販売

100.0

2

2

0

債務保証

及び貸付

・当社の建設用クレーンのキャリヤ製造委託

・当社よりクレーン上部を仕入、建設用クレーンを製造並びに自社製品を販売

・当社の建設用クレーンを仕入販売

タダノ・
デマーグGmbH

ドイツ
ラインラント=プファルツ州

20,000
 千ユーロ

(欧州)
建設用クレーン等の製造販売

100.0

0

2

0

貸付

同社の建設用クレーンを当社が仕入販売

タダノ・
アメリカCorp.

米国
テキサス州

2,500

千米ドル

(米州)
建設用クレーン等の販売

100.0

(100.0)

0

2

0

当社の建設用クレーン等を仕入販売

㈱タダノアイレック

香川県
多度津町

180

(日本)
建設用クレーン等の部品の製造

100.0

0

0

2

貸付

当社の建設用クレーン等の部品の製造委託

㈱タダノアイメス

東京都
墨田区

60

(日本)
建設用クレーン等の中古販売

100.0

0

1

2

貸付

当社の建設用クレーン等の中古販売

その他31社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 連結子会社のうち、タダノ・ファウンGmbH、タダノ・デマーグGmbH、タダノ・アメリカCorp.並びにその他に含まれているタダノ・オセアニアPty Ltd、タダノ・クレーンズ・インディアPvt.Ltd.、タダノ・ブラジル・エキパメントス・デ・エレヴァサォンLtda.及びタダノ・タイランドCo.,Ltd.は特定子会社に該当しております。

2 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している連結子会社はありません。

3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数で記載しております。

4 タダノ・アメリカCorp.は、連結財務諸表の売上高に占める連結子会社の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の割合が10%を超えておりますが、セグメント情報の米州の売上高に占める当該連結子会社の売上高の割合が90%を超えるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

5 タダノ・デマーグGmbHは、連結財務諸表の売上高に占める連結子会社の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

(1)

売上高

57,419百万円

 

(2)

経常損失(△)

△3,715百万円

 

(3)

当期純損失(△)

△5,063百万円

 

(4)

純資産額

25,749百万円

 

(5)

総資産額

73,045百万円

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

2,450

欧州

1,720

米州

262

その他

219

合計

4,651

 

(注) 従業員数は、就業人員を記載しております。

 

(2) 提出会社の状況

2022年12月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,585

41.5

16.0

6,190,738

 

(注) 1 従業員数は、就業人員を記載しております。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 上記はすべて日本セグメントに含まれております。

4 当事業年度は、決算期変更により9か月決算となっているため、平均年間給与は2022年4月1日から2022年12月31日までの9か月の金額を12か月ベースに換算して記載しております。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合は、タダノ労働組合と称し上部団体は産業別労働組合「JAM」に所属しており、2022年12月31日現在の組合員総数は1,286名であります。(出向者77名含む。)

なお、組合結成以来労使関係は極めて円満で特記すべき事項はありません。

 

 

2 【事業等のリスク】

当社グループは、開発・製造の拠点を日本・ドイツ・米国に、販売・サービスの拠点を世界各国に有しており、グローバルに事業を展開しております。 

当社グループの業務上には、事業リスク、法的リスク、製品安全リスク、情報セキュリティリスク、環境リスク、自然災害リスク等様々なリスクがあります。当社は、リスク管理について「タダノグループ事業リスクマネジメント規程」に基づき、リスク委員会を通じて、定期的に社内のリスクの洗い出しと評価を行い、リスク毎に対応部署を定めて対応策を講じることにより、リスクマネジメントの強化を図っております。リスク委員会における評価結果については、原則年2回(今期は1回)、取締役会に報告しております。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業界特性、需要変動

当社グループが属する業界は、景気変動の山・谷よりも需要の振幅が大きくなる特性を有しております。当社グループ製品である建設用クレーン等LEは耐久性に優れ、製品寿命も長く、中古車としての価格が高いことが特徴です。顧客は景気が良くなると新しい製品に買い替え、景気が冷え込むと買い替えを待つ傾向があります。このため、LEは、他の建設機械と比べて景気の波に左右されやすく、需要の振幅が大きくなる特性を有しており、想定を超えた景気変動が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。なお、主要製品と需要との関連は概ね次のとおりとなっております。

・建設用クレーン

日本及び海外向けで、日本及び海外仕向地の政府建設投資及び民間建設投資やエネルギー関連投資の動向に 影響を受けます。

・車両搭載型クレーン

主に日本向けで、トラック架装用の小型のクレーンであるため、トラックの需要動向に影響を受けます。

・高所作業車

主に日本向けで、電力電工、通信向けは、主に電力電工業界及び通信業界の設備投資の動向に、レンタル、一般向けは、主に民間設備投資の動向に影響を受けます。

 

(2) 研究開発

当社グループは、IoTやAIを始めとする急速な技術的進歩により世の中が大きな変革期を迎えつつあると認識し、商品競争力の維持・強化や更なる技術革新を目的として、研究と開発要員の増員、大学との共同研究等、研究開発の強化を図っております。開発の遅れや急速な技術革新、市場ニーズとの不一致等により商品競争力が低下した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(3) 原材料等の調達

当社グループでは、SVE(スーパーバリューエンジニアリング)活動に基づき開発段階までさかのぼり、より一層のコストダウンを推進するとともに、生産性の向上に取り組んでおりますが、予測を超えた原材料の価格高騰や品不足が当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

また、取引先の供給能力の不足や供給停止、倒産、品質問題その他の理由により、生産や出荷の遅延・減少等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

※ SVE:今までのVEを越える本格的本質的なVEで、Super(Sustainable:持続できる)Value Engineeringの略

 

(4) 製品輸送手段

当社グループの主要製品である建設用クレーンの日本国内における生産機能は香川県に集中しており、四国からの製品輸送について、法規制により本州四国連絡橋を利用できず、フェリーやバージ船を利用した海上輸送を用いております。当社グループ保有のバージ船を導入する等、輸送能力を確保しておりますが、運営会社の経営悪化等の理由によりフェリーやバージ船が利用できなくなった場合、製品の出荷量や出荷費用に変動が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(5) 貸倒れリスク

当社グループでは、顧客の信用状態を継続的に把握して、与信設定を行い、適切な債権管理に努めておりますが、顧客の信用不安により予期せぬ貸倒れリスクが顕在化し、保険等によってカバー出来ない費用が生じて、追加的な引当の計上が必要になる場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(6) 為替レートの変動

当社グループ海外事業は、為替レートの変動により影響を受けます。これに対し、輸出及び輸入の決済については、為替予約、債権債務の相殺等により為替の変動による影響を最小限に抑える措置を講じておりますが、予測を超えた為替変動が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

 

(7) 保有株式の価値変動

当社グループは、販売・購買・資金調達等において、安定的な取引関係の維持・強化を図ることを目的に他社の株式を保有しております。個別銘柄の保有の適否に関しては毎年1回定期的に見直しを行っており、保有目的に合致しない株式は、売却等により縮減を図っておりますが、当社グループが保有している株式の価値が変動した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(8) 買収・提携

当社グループは、「LE世界No.1」に向け、事業の拡大や競争力の強化等を目的として、国内外において企業買収、事業買収、資本提携等を実施することがあります。これらを行う際には事前調査を十分に行い、リスクを検討することとしておりますが、期待していたシナジー等のメリットを享受できなかった場合や、想定していない新たな負債等の問題が生じ又は発見された場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(9) 法的規制

当社グループは、日本の法的規制のほかに事業展開している各国の法的規制、例えば事業・投資の許可、関税・輸出入規制等の適用を受けております。製品のうち、建設用クレーンは日本及び海外仕向地における自動車及びクレーンの法規制の対象となっております。この法規制は、例えば排出ガス規制のように、各国で異なり、また各国の事情で変更されることがあります。他の製品も同様に日本及び海外仕向地における法規制の対象となっております。

当社グループでは、製品に係る法的規制に関する情報収集と対応を行っておりますが、各法的規制の改正によって対応費用が発生したり、研究開発、生産、販売及びサービス等に支障をきたすことにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(10) 不正・不祥事

当社グループは、「CSR憲章」を定め、ステークホルダーの権利・立場や企業倫理を尊重する企業風土の醸成に努めております。また、「タダノグループコンプライアンス規程」に基づき、コンプライアンス担当役員を設置し、コンプライアンス委員会を通じて、啓発ツール等による法令遵守の教育研修を行い、コンプライアンスを徹底すると共に、内部通報制度によりコンプライアンス体制の強化を図っておりますが、役職員等による重大な不正・不祥事が発生した場合、当社グループの信用失墜や費用の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(11) 税務リスク

当社グループでは、各国の税法に準拠して税額計算し、適正に納税を行っております。グローバルな事業展開の中で、各国の税法だけでなく国際間取引に係る移転価格税制等の国際税務リスクにも注意を払っておりますが、税務当局との見解の相違等により追加の税務コストが発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(12) リコール・製造物責任

当社グループでは、製品安全委員会や品質改善委員会等を設置し、安全と品質を最優先に、製品開発及び製造、サービスに努めておりますが、製品欠陥に基づく大規模なリコールや製造物責任に基づく賠償責任が生じ、保険等によってカバー出来ない費用が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(13) 情報セキュリティ

当社グループは、様々なシステムを利用し、また、業務上必要な取引先の機密情報や個人情報等を保有しております。万一に備えて、サーバを外部のデータセンタで運用し、バックアップデータを複数拠点で保管する等、最大限の保守・保全策を講じ、情報管理体制の強化に努めておりますが、停電、災害、ソフトウェアや機器の欠陥、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス等、予測を超える事態により、システム障害や情報漏洩、改ざん等の被害が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(14) 環境規制

当社グループでは、製品及びその製造過程等について、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、廃棄物処理、CO2削減及びエネルギー規制等、様々な環境法令の適用を受け、それらの遵守のために必要な対応を行っておりますが、環境法令の改正による対応費用の発生や、環境事故等に基づく賠償責任が発生し、保険等によってカバー出来ない費用が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

 

(15) 自然災害

当社グループでは、地震等の自然災害や大規模火災等に備えた事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定や防災マニュアルの作成、またテロ・紛争等の発生や感染症等の世界的流行(パンデミック)等のあらゆる緊急事態に対応する情報連絡体制の整備等、事業継続に必要な対策を講じておりますが、これらの災害等によって当社グループやサプライチェーンに重大な損害が発生し、操業停止、生産及び出荷の遅延や減少、販売の減少等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(16) 新型コロナウイルス感染症

①社員への感染と事業継続について

当社グループは「社員とその家族の安全と健康を守るための最大限の対策を取る」、「事業を継続するために必要な工夫・対応を最大限に実施する」の2点を基本方針として、在宅勤務の推進、職場での感染者発生の防止徹底を実施しておりますが、当社グループ社員が感染し、社内で感染が拡大した場合、生産及び販売等に支障をきたし、一時的に事業活動を停止する等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

②需要の減少について

想定を超えた世界的な感染の拡大、長期化が生じた場合、当社グループ製品の需要が減少して販売に支障をきたし、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

③原材料等の調達について

当社グループは原材料等の調達について、原則として複数の取引先に分散化しておりますが、感染症の影響によって、取引先の供給能力の不足や供給停止、倒産、品質問題又は物流の停滞等が引き起こされ、予測を超えた原材料等の調達難が生じ、生産や出荷の遅延・減少等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

④顧客の財政悪化に起因する売上減少や貸倒れリスクについて

感染症の影響により顧客の財政状態が悪化して、買い控えや倒産により、売上が減少した場合又は貸倒れリスクが顕在化し、保険等によってカバー出来ない費用が生じて、追加的な引当の計上が必要になる場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

4 【経営上の重要な契約等】

(1) 技術提携契約

該当事項はありません。

 

(2) 業務提携契約

提出会社

相手先

契約内容

契約日

契約期間

コベルコ建機株式会社

ラフテレーンクレーンの完成車・キャリヤ部の生産受託及びクレーン部の部品の共通化・共同購買

2000年11月16日

5年間
以後2年毎の自動更新

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は以下のとおりであります。

(1) 提出会社

2022年12月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

高松工場
(香川県高松市)

日本
(高所作業車の製造)

生産設備

284

167

2,540

(69,622)

[8,701]

74

3,066

志度工場
(香川県さぬき市)

日本
(建設用クレーンの製造)

生産設備

2,042

565

4,141

(199,916)

[9,700]

174

205

7,130

726

多度津工場
(香川県多度津町)

日本
(車両搭載型クレーンの製造)

生産設備

339

39

[22,157]

1

380

2

千葉工場
(千葉市若葉区)

日本
(車両運搬車の製造等)

生産設備

290

29

813

(35,708)

5

2

1,142

18

香西工場
(香川県高松市)

日本
(建設用クレーンの製造)

生産設備

12,030

5,564

2,905

(197,653)

101

212

20,814

118

三本松試験場
(香川県東かがわ市)

日本
(建設用クレーンの試験・検査)

その他の
設備

369

187

1,014

(73,735)

4

43

1,620

21

本社
(香川県高松市他)

日本
(統括業務・研究開発及び部品販売)

その他の
設備

956

67

2,792

(38,915)

[9,233]

281

32

4,128

291

技術研究所
(香川県高松市)

日本
(研究開発)

その他の
設備

790

12

769

(10,000)

11

51

1,635

48

北海道支店
(札幌市白石区他)
他9支店

日本
(販売業務)

販売設備

1,169

83

1,400

(22,799)

[7,326]

50

28

2,732

246

 

(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」の合計であります。

2 土地欄の[ ]内数字は借用中のものの外数であります。

3 高松工場については、高所作業車の製造を㈱タダノエステック(連結子会社)に委託しており、それに係る従業員数は106名であります。

4 多度津工場については、車両搭載型クレーンの製造を㈱タダノアイレック(連結子会社)に委託しており、それに係る従業員数は47名であります。

5 上記の他、主要な賃借している設備として以下のものがあります。

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料

(百万円)

従業員数
(名)

東京事務所

(東京都千代田区)

日本
(営業企画・業務統括及び販売業務)

販売設備

125

112

 

 

(2) 国内子会社

2022年12月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱タダノテクノ西日本

本社・工場
(大阪府堺市他)

日本
(建設用クレーンの修理)

修理設備

39

11

1,622

(8,086)

[7,346]

13

4

1,690

77

㈱タダノアイレック

本社・工場
(香川県多度津町)

日本
(建設用クレーン等の部品の製造)

生産設備

339

320

714

(48,630)

16

1,391

174

 

(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」」及び「建設仮勘定」の合計であります。

2 土地欄の[ ]内数字は借用中のものの外数であります。

 

(3) 在外子会社

2022年12月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

タダノ・ファウンGmbH

本社・工場
(ドイツ・
バイエルン州)

欧州
(建設用クレーン等の製造)

生産設備

2,678

14

1,061

(284,632)

832

4,586

463

タダノ・デマーグGmbH

本社・工場

(ドイツ・
ラインラント=プファルツ州)

欧州
(建設用クレーン等の製造)

生産設備

1,518

1,075

1,836

(376,338)

995

5,425

1,121

 

(注) 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」、「使用権資産」及び「建設仮勘定」の合計でありま

 す。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

400,000,000

400,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(名)

35

29

200

165

5

7,513

7,947

所有株式数
(単元)

532,995

3,605

75,689

372,337

19

309,415

1,294,060

94,355

所有株式数
の割合(%)

41.19

0.28

5.85

28.77

0.00

23.91

100.00

 

(注) 1 自己株式2,663,756株は、26,637単元を「個人その他」欄に、56株を「単元未満株式の状況」欄に記載しております。

2 上記「その他の法人」欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が2単元含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社

東京都港区浜松町2丁目11番3号

14,085

11.10

NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)

7,343

5.79

株式会社日本カストディ銀行

東京都中央区晴海1丁目8番12号

6,737

5.31

日本生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内1丁目6番6号

6,301

4.97

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1丁目5番5号

5,246

4.14

株式会社百十四銀行

香川県高松市亀井町5番地の1

5,171

4.08

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内2丁目1番1号

4,000

3.15

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7番1号

3,367

2.66

タダノ取引先持株会

香川県高松市新田町甲34番地

3,276

2.58

NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)

3,187

2.51

58,717

46.29

 

(注)  1  持株比率は、自己株式を控除して計算しております。

      2  日本マスタートラスト信託銀行株式会社及び株式会社日本カストディ銀行の所有株式数は、全て当該各社の信託業務に係る株式であります。

 

3 2020年12月22日付けで公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社みずほ銀行他1社が2020年12月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、株式会社みずほ銀行以外については当社として2022年12月31日現在の実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記「大株主の状況」には含めておりません。
なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数
(千株)

株券等保有割合(%)

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1丁目5番5号

5,246

4.05

アセットマネジメントOne株式会社

東京都千代田区丸の内1丁目8番2号

2,671

2.06

7,918

6.11

 

4 2021年11月19日付けで公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社他1社が2021年11月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年12月31日現在の実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記「大株主の状況」には含めておりません。
なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数
(千株)

株券等保有割合(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園1丁目1番1号

3,868

2.99

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂9丁目7番1号

5,939

4.59

9,808

7.57

 

5 当社は、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーから2022年6月15日付で関東財務局長に提出された大量保有報告書の変更報告書により、同社が主要株主に該当したとして2022年6月15日付で臨時報告書(主要株主の異動)を提出しております。

また、2022年9月5日付けで公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが2022年9月2日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年12月31日現在の実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記「大株主の状況」には含めておりません。
なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数
(千株)

株券等保有割合(%)

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー(Silchester International Investors LLP)

英国ロンドン ダブリュー1ジェイ 6ティーエル、ブルトン ストリート1、タイム アンド ライフ ビル5階

14,963

11.55

14,963

11.55

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

118,396

98,158

 

 

受取手形

6,838

※3 7,572

 

 

売掛金

37,656

36,164

 

 

電子記録債権

3,699

※3 5,032

 

 

商品及び製品

41,632

51,641

 

 

仕掛品

24,759

32,249

 

 

原材料及び貯蔵品

17,059

25,515

 

 

その他

8,280

14,842

 

 

貸倒引当金

617

592

 

 

流動資産合計

257,706

270,583

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

58,233

57,300

 

 

 

 

減価償却累計額

32,713

31,640

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

25,519

25,659

 

 

 

機械装置及び運搬具

26,954

28,303

 

 

 

 

減価償却累計額

17,609

18,896

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

9,344

9,406

 

 

 

土地

※4 26,222

※4 25,440

 

 

 

リース資産

2,169

1,753

 

 

 

 

減価償却累計額

1,152

1,054

 

 

 

 

リース資産(純額)

1,017

698

 

 

 

建設仮勘定

1,610

755

 

 

 

その他

13,113

14,503

 

 

 

 

減価償却累計額

9,466

10,061

 

 

 

 

その他(純額)

3,646

4,442

 

 

 

有形固定資産合計

67,361

66,403

 

 

無形固定資産

2,571

2,537

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※1 8,042

※1 7,375

 

 

 

繰延税金資産

8,029

8,389

 

 

 

その他

※1 1,359

※1 1,708

 

 

 

貸倒引当金

350

303

 

 

 

投資その他の資産合計

17,080

17,169

 

 

固定資産合計

87,013

86,110

 

資産合計

344,719

356,693

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

33,126

※3 40,034

 

 

電子記録債務

5,747

8,860

 

 

短期借入金

34,803

40,209

 

 

リース債務

1,001

1,329

 

 

未払法人税等

3,523

1,734

 

 

前受金

4,377

3,748

 

 

製品保証引当金

3,896

3,547

 

 

排ガス規制関連損失引当金

6,397

6,935

 

 

未払金

8,181

8,309

 

 

その他

8,366

5,023

 

 

流動負債合計

109,421

119,734

 

固定負債

 

 

 

 

社債

50,000

50,000

 

 

長期借入金

9,585

3,510

 

 

リース債務

2,786

3,287

 

 

繰延税金負債

307

709

 

 

再評価に係る繰延税金負債

※4 1,566

※4 2,109

 

 

退職給付に係る負債

9,818

8,603

 

 

その他

918

972

 

 

固定負債合計

74,984

69,192

 

負債合計

184,406

188,926

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

13,021

13,021

 

 

資本剰余金

16,876

16,838

 

 

利益剰余金

129,113

129,202

 

 

自己株式

2,508

2,450

 

 

株主資本合計

156,502

156,611

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,453

989

 

 

土地再評価差額金

※4 1,813

※4 3,096

 

 

為替換算調整勘定

268

6,842

 

 

退職給付に係る調整累計額

385

313

 

 

その他の包括利益累計額合計

2,612

10,615

 

非支配株主持分

1,198

539

 

純資産合計

160,313

167,767

負債純資産合計

344,719

356,693

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

205,661

192,932

売上原価

※1 159,336

※1 143,493

売上総利益

46,325

49,438

販売費及び一般管理費

 

 

 

荷造運搬費

4,254

5,858

 

広告宣伝費

504

1,646

 

製品保証引当金繰入額

836

558

 

貸倒引当金繰入額

237

30

 

人件費

14,768

15,470

 

退職給付費用

299

195

 

旅費及び交通費

602

881

 

減価償却費

1,335

1,276

 

のれん償却額

36

 

研究開発費

※2 7,976

※2 7,397

 

その他

10,223

9,322

 

販売費及び一般管理費合計

41,073

42,247

営業利益

5,251

7,191

営業外収益

 

 

 

受取利息

29

59

 

受取配当金

117

128

 

為替差益

114

 

償却債権取立益

228

 

受取保険金

72

213

 

その他

600

222

 

営業外収益合計

1,162

623

営業外費用

 

 

 

支払利息

660

660

 

支払和解金

※3 165

 

為替差損

439

 

その他

134

172

 

営業外費用合計

960

1,273

経常利益

5,454

6,540

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※4 15

※4 2,495

 

負ののれん発生益

582

 

投資有価証券売却益

121

17

 

欧州事業再生関連収益

※5 11,142

※5 643

 

訴訟関連収益

※6 821

 

特別利益合計

12,683

3,157

特別損失

 

 

 

固定資産除売却損

※7 51

※7 64

 

減損損失

※8 489

※8 792

 

排ガス規制関連損失引当金繰入

※9 1,338

 

関係会社清算損

1

 

タイ事業再編関連損失

※10 55

 

インド事業再編関連損失

※11 1,216

 

その他

0

 

特別損失合計

1,937

2,073

税金等調整前当期純利益

16,200

7,623

法人税、住民税及び事業税

4,528

5,291

法人税等調整額

1,431

787

法人税等合計

3,097

6,079

当期純利益

13,103

1,544

非支配株主に帰属する当期純利益又は
非支配株主に帰属する当期純損失(△)

7

666

親会社株主に帰属する当期純利益

13,096

2,210

 

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、主に建機(建設用クレーン、車両搭載型クレーン及び高所作業車等)の製造販売を営んでおります。日本においては当社が、海外においては欧州、米州等の各地域をタダノ・ファウンGmbH(ドイツ)、タダノ・デマーグGmbH(ドイツ)、タダノ・アメリカCorp.(米国)及びその他の現地法人が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「欧州」、「米州」の3つを報告セグメントとしております。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

90,928

70,561

 

 

受取手形

※1,※3 6,513

※1,※3 7,124

 

 

関係会社短期貸付金

13,831

33,633

 

 

電子記録債権

※1,※3 3,621

※1,※3 4,836

 

 

売掛金

※1 31,989

※1 32,450

 

 

商品及び製品

17,182

24,351

 

 

仕掛品

8,893

12,190

 

 

原材料及び貯蔵品

5,047

5,341

 

 

未収入金

※1 1,905

※1 4,805

 

 

その他

※1 759

※1 1,131

 

 

貸倒引当金

86

47

 

 

流動資産合計

180,588

196,379

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

17,926

18,121

 

 

 

構築物

1,983

2,182

 

 

 

機械及び装置

6,595

6,806

 

 

 

車両運搬具

92

65

 

 

 

工具、器具及び備品

718

744

 

 

 

土地

19,536

18,682

 

 

 

リース資産

954

629

 

 

 

建設仮勘定

959

189

 

 

 

有形固定資産合計

48,767

47,421

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

特許権等

970

923

 

 

 

借地権

29

29

 

 

 

ソフトウエア

127

94

 

 

 

その他

507

555

 

 

 

無形固定資産合計

1,634

1,602

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

7,990

7,323

 

 

 

関係会社株式

15,852

14,964

 

 

 

出資金

0

0

 

 

 

関係会社出資金

39,416

31,484

 

 

 

破産更生債権等

276

275

 

 

 

長期前払費用

312

651

 

 

 

繰延税金資産

5,809

6,259

 

 

 

その他

461

513

 

 

 

貸倒引当金

297

293

 

 

 

投資その他の資産合計

69,822

61,179

 

 

固定資産合計

120,224

110,203

 

資産合計

300,812

306,582

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

※1,※3 2,536

※1,※3 2,913

 

 

電子記録債務

※1 5,747

※1 8,862

 

 

買掛金

※1 23,005

※1 29,405

 

 

短期借入金

※1 40,097

※1 15,137

 

 

1年内返済予定の長期借入金

5,900

 

 

リース債務

※1 356

※1 299

 

 

未払金

※1 4,829

※1 5,440

 

 

未払費用

※1 1,421

※1 1,541

 

 

未払法人税等

2,789

1,320

 

 

製品保証引当金

763

802

 

 

排ガス規制関連損失引当金

6,397

6,935

 

 

その他

※1 1,805

※1 1,143

 

 

流動負債合計

89,750

79,703

 

固定負債

 

 

 

 

社債

50,000

50,000

 

 

長期借入金

9,410

3,510

 

 

リース債務

※1 631

※1 348

 

 

再評価に係る繰延税金負債

1,566

2,109

 

 

退職給付引当金

5,659

5,513

 

 

長期未払金

57

57

 

 

その他

623

619

 

 

固定負債合計

67,948

62,157

 

負債合計

157,699

141,860

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

13,021

13,021

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

16,913

16,913

 

 

 

その他資本剰余金

56

57

 

 

 

資本剰余金合計

16,970

16,971

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

2,409

2,409

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

1,303

673

 

 

 

 

別途積立金

27,060

27,060

 

 

 

 

繰越利益剰余金

81,591

102,949

 

 

 

利益剰余金合計

112,363

133,092

 

 

自己株式

2,508

2,450

 

 

株主資本合計

139,846

160,635

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,453

990

 

 

土地再評価差額金

1,813

3,096

 

 

評価・換算差額等合計

3,266

4,087

 

純資産合計

143,113

164,722

負債純資産合計

300,812

306,582

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※1 130,458

※1 99,397

売上原価

※1 95,174

※1 69,934

売上総利益

35,284

29,463

販売費及び一般管理費

※1,※2 24,851

※1,※2 20,728

営業利益

10,433

8,734

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 184

※1 194

 

受取配当金

※1 2,460

※1 25,123

 

為替差益

188

 

その他

※1 618

※1 389

 

営業外収益合計

3,452

25,706

営業外費用

 

 

 

支払利息

※1 258

※1 209

 

社債利息

211

159

 

支払和解金

※3 165

 

為替差損

128

 

その他

※1 68

※1 87

 

営業外費用合計

704

584

経常利益

13,181

33,857

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※4 3

※4 2,448

 

投資有価証券売却益

121

17

 

特別利益合計

124

2,465

特別損失

 

 

 

減損損失

※5 19

※5 83

 

固定資産除売却損

16

42

 

関係会社株式評価損

※6 473

※6 1,281

 

関係会社出資金評価損

※7 8,652

 

排ガス規制関連損失引当金繰入

※8 1,338

 

関係会社清算損

3

 

訴訟関連損失

※9 160

 

インド事業再編関連損失

※10 14

 

その他

0

 

特別損失合計

2,012

10,074

税引前当期純利益

11,293

26,249

法人税、住民税及び事業税

3,178

3,440

法人税等調整額

1,050

288

法人税等合計

2,127

3,729

当期純利益

9,166

22,519