水道機工株式会社

SUIDO KIKO KAISHA,LTD
世田谷区桜丘五丁目48番16号
証券コード:64030
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1)連結経営指標等

回次

第115期

第116期

第117期

第118期

第119期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

18,296

21,035

25,166

22,662

21,929

経常利益

(百万円)

910

53

1,531

163

409

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

589

1,641

807

39

273

包括利益

(百万円)

478

1,701

863

100

221

純資産額

(百万円)

11,243

9,327

9,875

9,740

9,713

総資産額

(百万円)

23,137

22,211

22,089

21,752

21,201

1株当たり純資産額

(円)

2,621.67

2,174.86

2,302.80

2,271.17

2,269.18

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

137.39

382.82

188.24

9.16

63.86

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

- ※1.

- ※1.

- ※1.

- ※1.

- ※1.

自己資本比率

(%)

48.6

42.0

44.7

44.8

45.8

自己資本利益率

(%)

5.3

- ※2.

8.2

0.4

2.8

株価収益率

(倍)

15.35

- ※3.

11.07

193.99

21.48

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

244

948

455

1,633

593

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

727

1,198

68

247

1,033

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

49

214

251

769

269

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

7,833

5,471

4,832

5,448

3,559

従業員数

(人)

430

454

529

560

580

[外、平均臨時雇用者数]

[295]

[306]

[328]

[322]

[322]

(注)※1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第115期、第117期、第118期及び第119期は潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第116期は1株当たり当期純損失金額であり、かつ潜在株式が存在しないため記載しておりません。

※2.第116期の自己資本利益率については、親会社株主に帰属する当期純損失が計上されているため記載しておりません。

※3.第116期の株価収益率については、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第118期の期首から適用しており、第118期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5.第118期より、当社の連結子会社である株式会社水機テクノスの退職給付債務の計算方法を簡便法から原則法に変更しております。当該変更は遡及適用され、第117期については当該会計方針の変更を反映しております。

(2)提出会社の経営指標等

回次

第115期

第116期

第117期

第118期

第119期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

12,065

14,319

16,985

14,739

13,528

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

589

1,127

1,265

91

27

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

415

1,576

649

34

3

資本金

(百万円)

1,947

1,947

1,947

1,947

1,947

発行済株式総数

(千株)

4,295

4,295

4,295

4,295

4,295

純資産額

(百万円)

10,308

8,468

8,910

8,683

8,447

総資産額

(百万円)

20,064

18,672

18,682

18,172

17,339

1株当たり純資産額

(円)

2,403.66

1,974.55

2,077.63

2,024.83

1,973.49

1株当たり配当額

(円)

50.00

55.00

55.00

55.00

55.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

96.83

367.49

151.41

8.07

0.74

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

- ※1.

- ※1.

- ※1.

- ※1.

- ※1.

自己資本比率

(%)

51.4

45.4

47.7

47.8

48.7

自己資本利益率

(%)

4.1

- ※2.

7.5

0.4

0.0

株価収益率

(倍)

21.78

- ※3.

13.77

220.19

1,854.05

配当性向

(%)

51.6

- ※4.

36.3

681.5

7,432.4

従業員数

(人)

191

202

215

229

238

[外、平均臨時雇用者数]

[51]

[52]

[54]

[56]

[55]

株主総利回り

(%)

106.9

116.7

111.2

98.7

81.3

(比較指標:TOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,640

3,195

2,711

2,109

1,770

最低株価

(円)

1,858

2,006

2,028

1,660

1,190

(注)※1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第115期、第117期、第118期及び第119期は潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第116期は1株当たり当期純損失金額であり、かつ潜在株式が存在しないため記載しておりません。

※2.第116期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため記載しておりません。

※3.第116期の株価収益率については、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

※4.第116期の配当性向については、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

 5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第118期の期首から適用しており、第118期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

6.最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場によるものであり、それ以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

2【沿革】

1924年8月

東京都中央区八重洲において株式会社エル・レイボルド商館内に当社の母体となった都市工業部が発足し、ドイツ製水処理機械の輸入を開始。当社創業とす。

1936年1月

東京都大田区羽田において資本金5万円の日本温泉管株式会社を創立。シンター温泉管の製造を開始。

1939年5月

水処理機械器具の製作開始。

1946年3月

商号を日本温泉水道用品株式会社に変更。

1946年8月

東京都世田谷区に世田谷工場(現・本社)竣工。

1946年12月

商号を水道機工株式会社と変更し、水道施設を主体とした水処理機械・装置全般の事業展開本格化。

1953年9月

塩素注入機を始め各種水処理機械・装置の開発、導入に成果を上げてきたが、1953年には西独プロイガー社と水中モータポンプの販売技術契約を締結。

1955年12月

世田谷工場内に水質試験所竣工。

1962年8月

水道機工サービス販売株式会社(現・連結子会社。1995年9月株式会社水機テクノスに商号変更)を設立。

1963年2月

東京店頭市場銘柄に登録。(現・東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))

1964年2月

本店を東京都中央区に変更。

1966年7月

世田谷総合事務棟・研究棟竣工。

1982年6月

神奈川県愛甲郡に厚木工場竣工(世田谷・羽田工場統合、羽田工場は売却)。

1994年3月

本社を東京都中央区月島に移転。

1995年9月

水道機工サービス販売株式会社への出資を追加、商号を株式会社水機テクノスに変更し、水処理施設の維持管理事業展開の拠点とする。

1998年4月

株式会社水機メンテナンスサービス(連結子会社、2014年4月株式会社水機テクノスへ吸収合併により消滅。)を設立。

1998年7月

本社を東京都世田谷区桜丘に移転。

1998年12月

東京都世田谷区に本社新社屋竣工。

2002年9月

東レ株式会社(現・親会社)と資本・業務提携。

2004年8月

東レ株式会社の当社株式保有割合が51.0%となり、同社は親会社となる。

2004年9月

東レ株式会社及び東レエンジニアリング株式会社より、水処理システムプラント事業の営業譲り受け。

2008年5月

株式会社水機テクノスの株式を追加取得し完全子会社化。

2008年6月

株式会社水機テクノスより、株式会社水機メンテナンスサービスの全株式を取得し、当社の完全子会社とする。

2013年3月

メタウォーター株式会社と国内上下水道分野ならびに再生水処理分野で業務提携。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所(旧大阪証券取引所JASDAQ、日本証券業協会店頭登録)の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2013年10月

国際航業株式会社と上下水道維持管理分野で業務提携。

2014年3月

東南アジアにおける水処理事業の拡大を図るため、ベトナム・ハノイ市にSUIDO KIKO VIETNAM CO.,LTD.(現・非連結子会社)を設立。

2014年4月

 

2016年6月

 

株式会社水機テクノスは、当社より水処理施設の運転・維持管理事業を譲り受け、同時に株式会社水機メンテナンスサービスを吸収合併。

機関設計を監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ変更。

2017年10月

 

2019年2月

 

2020年1月

2020年4月

2022年4月

株式併合(普通株式5株を1株)及び単元株式数(1,000株から100株)の変更、並びにそれらに伴う発行可能株式総数(3千万株から6百万株)の変更。

当社を含むコンソーシアム(大阪ガス㈱、JFEエンジニアリング㈱及び当社)が、大津市とガス特定運営事業等公共施設等運営権実施契約を締結。

山田設備機工株式会社の株式を100%取得し連結子会社化。

株式会社現代計装の株式を100%取得し子会社化。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、東レ株式会社(親会社)、子会社5社及び関連会社2社により構成されており、水処理機械、水処理用機器類の製造、据付ならびに販売等を主とした事業活動を展開しております。また、親会社である東レ株式会社は合成繊維、プラスチック・ケミカル製品の製造・販売等を主として行っており、当社とは水処理事業分野での業務提携契約を締結しております。

 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

 なお、以下の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

事業区分

主要な事業内容

会社名

上下水道事業

上水道施設向けの浄水処理設備や下水道施設向け水処理機械設備等の製造、販売、運転・維持管理

当社

㈱水機テクノス

山田設備機工㈱

㈱現代計装

西日本オートメーション㈱

環境事業

産業用水施設、産業廃水処理施設や排水再利用施設等の製造、販売

当社

Suido Kiko Middle East Co.,Ltd.

SUIDO KIKO VIETNAM CO.,LTD.

機器事業

塩素・薬品注入設備や計測機器等の製造、販売

当社

 

[事業の系統図]

 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

0101010_001.png

 

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な関連

セグメント

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(親会社)

 

 

 

 

 

東レ㈱

(注)2.

東京都中央区

147,873

上下水道

環境

機器

被所有

51.3

水処理事業分野での業務提携

役員の兼任等有り

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱水機テクノス

(注)3.

東京都世田谷区

80

上下水道

100.0

当社製品の販売・据付工事の請負

当社建物の賃貸

役員の兼任等有り

資金援助有り

山田設備機工㈱

青森県八戸市

20

上下水道

100.0

水処理機械設備の製造

役員の兼任等有り

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

Suido Kiko Middle East Co.,Ltd.

サウジアラビア

ジェッダ市

7,000万

サウジリヤル

環境

49.0

当社技術・製品の供給

役員の兼任等有り

資金援助有り

西日本オートメーション㈱

福岡県福岡市

博多区

30

上下水道

20.0

水処理機械・電気設備の製造

役員の兼任等有り

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.有価証券報告書提出会社であります。

3.㈱水機テクノスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等  (1)売上高  8,921百万円

(2)経常利益  354百万円

(3)当期純利益 223百万円

(4)純資産額 1,337百万円

(5)総資産額 4,312百万円

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

上下水道

492

307

環境

20

4

機器

20

4

 報告セグメント計

532

315

全社(共通)

48

7

合計

580

322

(注)1.従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外部への出向者は除き、グループ外からの出向者を含む。)であり、臨時従業員数(顧問・嘱託・契約社員)は、当連結会計年度の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している人員であります。

3.前連結会計年度(第118期)まで「その他」の事業として不動産賃貸等を区分して従業員数を表示しておりましたが、事業管理上並びに金額的な重要性がともに低下したため、当連結会計年度(第119期)から当該セグメントを廃止いたしました。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

238

55

43.8

14.5

7,212,245

 

セグメントの名称

従業員数(人)

上下水道

178

41

環境

20

4

機器

20

4

 報告セグメント計

218

49

全社(共通)

20

6

合計

238

55

(注)1.平均年間給与は、賞与及び基準外給与を含んでおります。

2.従業員数は、就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業員数(顧問・嘱託・契約社員)は、当事業年度の平均人員を( )外数で記載しております。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している人員であります。

4.前連結会計年度(第118期)まで「その他」の事業として不動産賃貸等を区分して従業員数を表示しておりましたが、事業管理上並びに金額的な重要性がともに低下したため、当連結会計年度(第119期)から当該セグメントを廃止いたしました。

 

(3)労働組合の状況

 提出会社の労働組合は、水道機工労働組合と称し、東レグループ労働組合協議会に加盟しており、2023年3月31日現在における組合員数は、159人であります。なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

a) 管理職に占める女性労働者の割合

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

b) 男性労働者の育児休業取得率:60.0%

 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。

c) 労働者の男女の賃金の差異

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

②連結子会社

 ㈱水機テクノス

a) 管理職に占める女性労働者の割合

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

b) 男性労働者の育児休業取得率

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

c) 労働者の男女の賃金の差異

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)

全労働者

うち

正規雇用労働者

うち

パート・有期労働者

71.2

80.3

70.0

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)事業環境について

 当社グループの主力である水道事業においては、水道の普及率が100%近くに達しており成熟化された市場となっております。現在、水道の未普及地域における新規建設工事のほか、老朽化施設の更新工事及び改良工事等に伴う一定の需要がありますが、将来的に現在の水準の需要が続く保証はありません。そのため当社グループは新技術・製品等による需要の喚起、民需分野・海外分野等の多角化に注力してまいりますが、それらの施策の進捗動向によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)官需比率について

 当社グループが提供する水処理施設及び機械装置等の主要な販売先は、政府及び地方自治体等であり官需比率が約9割を占めております。そのため、政府及び地方自治体等の事業予算動向が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来的に更なる市町村合併等に伴う事業規模の縮小、水道事業の広域的管理・官民連携の進展あるいは予期せぬ事態が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(3)入札制度について

 当社グループが提供する水処理施設及び機械装置等の主要な販売先は、政府及び地方自治体等が大半を占めております。これらの販売については、政府及び地方自治体等の各事業体が実施する入札に応募し、落札することが基本条件となっております。入札資格としては、従来より一定の工事実績、経営成績及び財政状態、技術力等が参加要件になっておりますが、近年は価格条件に加え、総合評価型入札制度の諸要素も落札決定条件として重要性を増しております。そのため、今後、入札制度に予期せぬ変更が生じた場合、あるいは競争の更なる激化により入札価格が著しく低下した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(4)価格競争について

 当社グループ水処理事業においての価格競争は公共事業削減等の影響により厳しい状況にありますが、将来的に競争が激化する可能性があります。当社グループは、水処理事業におけるパイオニアとして当事業における優位性を現在まで確保・維持しており、今後更なる技術力向上とコスト競争力強化に努めてまいりますが、将来において現在の優位性を確保・維持できるという保証はありません。このような事態が生じた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(5)製品・サービスに関する欠陥及び事故について

 当社グループが提供する水処理施設及び機械装置等において、特に、上水道施設は人体にとって常に安全な品質の水を供給すべき重要かつ高い信頼性が求められます。当社グループは、品質に関しては常に万全を期しておりますが、予期せぬ欠陥や事故が原因で顧客に深刻な損失をもたらした場合、当社グループは間接的な損害を含め、損失に対する責任を問われる可能性があります。

 また、これらの損害が起こった場合における社会的信頼性の著しい低下は、当社グループの製品やサービスに対する購買意欲を低下させる可能性があります。このような事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)法的規制等について

 当社グループが現在行っている事業活動は、建設業をはじめ様々な法的規制の適用を受けています。特に、建設業は許認可事業であり、建設業法に違反した場合には行政処分等の措置を受けるなど、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、大気汚染、水質汚濁、有害物質の使用及び取扱い、廃棄物処理、製品リサイクル、土壌・地下水汚染を規制する様々な環境法令の適用を受けており、今後予期せぬ法令や規制等の変更が生じた場合にも、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)自然災害について

 当社グループは地震等の自然災害によって、当社グループ事業所、営業拠点及び工場等、あるいは事業現場が壊滅的な損害を受ける可能性があります。これらに伴い壊滅的な損害を被り、当社グループの事業活動が遅延又は停止した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、事業所等の修復又は代替のために多額の費用が発生する可能性があります。このような事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(8)経営成績の変動について

 当社グループ水処理事業における収益認識は、プラント工事の契約締結時でなく、工事請負契約書等を締結の上で履行義務を認識し、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。また、各プラント工事契約での金額規模や利益率に差異があります。このため、金額規模の大きな若しくは利益率の高いプラント工事の引渡時期により、当社グループの経営成績に変動が生じる可能性があります。加えて、自然災害やその他の予期せぬ事態による工期の遅延等により引渡時期が期末を超えて遅延した場合、当社グループの経営成績が変動する可能性があります。なお、当社グループの水処理事業には季節的な変動要因があり、上半期に比較して下半期に売上が集中する傾向があります。従いまして、当社グループの経営成績を判断する際には留意する必要があります。

(9)海外市場での事業拡大に伴うリスクについて

 当社グループは経営戦略の一つとして海外市場での事業推進を掲げており、特に、東南アジアでの事業拡大を重要戦略として位置付けております。しかし、海外市場は日本国内とは異なり、今後の事業展開において予測できない法律または規制の変更、政治・経済の混乱、為替の変動等のリスクを被る可能性があり、このような事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(10)退職給付債務について

 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)関係会社向け保証債務について

 当社グループは、一部の関係会社に対して債務保証(以下、同保証)を行っております。将来、同保証への履行請求を求められる状況が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(12)新型コロナウイルス感染症の影響について

 新型コロナウイルス感染症拡大による影響について、不確定要素が多くあることから、今後の情勢変化次第では、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

5【経営上の重要な契約等】

技術援助等を受けている契約

契約会社名

相手方の名称

国名

契約品名

契約内容

契約期間

水道機工株式会社

DE NORA社

アメリカ

ろ過池下部集水装置

ノウハウライセンス契約

2022年10月1日から

2023年9月30日まで

以降1年ごとの自動更新

 

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な各事業所の設備、投下資本及び従業員の配置状況は次のとおりであります。

(1)提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

リース資産

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

本社他

(東京都世田谷区他)

共通

管理・生産・販売拠点及び研究設備他

919

86

258

(4,469.81)

9

66

1,339

189

厚木工場

(神奈川県愛甲郡

愛川町)

機器

生産設備

21

14

233

(7,730.08)

13

282

16

大阪支店他

(大阪府吹田市他)

上下水道

販売拠点

16

4

21

33

賃貸設備

(札幌市中央区他)

その他

賃貸用不動産

4

325

(825.09)

330

(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。

 

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

リース資産

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

㈱水機テクノス

本社他

(東京都

世田谷区他)

上下水道

管理・生産・販売拠点

9

0

18

28

319

山田設備機工㈱

本社他

(青森県

八戸市)

上下水道

管理・生産・販売拠点

9

9

33

(6,542.27)

1

53

23

(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

6,000,000

6,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

8

20

54

15

1

1,218

1,316

所有株式数(単元)

2,226

414

29,927

1,952

1

8,378

42,898

6,168

所有株式数の割合(%)

5.189

0.965

69.763

4.550

0.002

19.530

100.000

(注)自己株式数15,384株は、「個人その他」に153単元及び「単元未満株式の状況」に84株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

東レ株式会社

東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号

2,191

51.18

水道機工共栄会

東京都世田谷区桜丘5丁目48番16号   水道機工㈱内

169

3.95

MSIP CLIENT

SECURITIES

(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)

25 CABOT SQUARE,CANARY WHARF,LONDON E14 4QA,UK

(東京都千代田区大手町1丁目9番7号)

148

3.46

株式会社データベース

北海道札幌市北区北七条西5丁目8番5号

120

2.82

株式会社電業社機械製作所

東京都大田区大森北1丁目5番1号

93

2.18

株式会社品川鐵工場

神奈川県平塚市東八幡5丁目10番11号

68

1.61

株式会社みずほ銀行

(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)

東京都千代田区大手町1丁目5番5号

(東京都中央区晴海1丁目8番12号)

60

1.41

横手産業株式会社

大阪府大阪市淀川区西中島4丁目2番21号

54

1.27

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

43

1.01

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋1丁目4番10号

40

0.94

2,989

69.85

 

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

5,495

3,567

受取手形、売掛金及び契約資産

10,085

10,379

有価証券

21

商品及び製品

6

5

仕掛品

82

39

原材料

376

411

その他

1,754

1,325

貸倒引当金

818

703

流動資産合計

16,981

15,046

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

※1 988

※1 981

機械装置及び運搬具(純額)

※1 122

※1 106

土地

850

850

その他(純額)

※1 118

※1 116

有形固定資産合計

2,079

2,055

無形固定資産

131

210

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※2,※3 982

※2 2,019

繰延税金資産

1,451

1,748

その他

126

121

貸倒引当金

0

投資その他の資産合計

2,559

3,889

固定資産合計

4,770

6,155

資産合計

21,752

21,201

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

3,313

2,607

電子記録債務

1,435

969

未払法人税等

275

241

契約負債

1,204

968

受注損失引当金

282

235

賞与引当金

628

687

その他

1,329

1,548

流動負債合計

8,469

7,258

固定負債

 

 

退職給付に係る負債

2,536

2,679

持分法適用に伴う負債

870

1,453

役員退職慰労引当金

113

6

繰延税金負債

0

2

その他

22

87

固定負債合計

3,543

4,230

負債合計

12,012

11,488

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,947

1,947

資本剰余金

1,537

1,537

利益剰余金

6,051

6,089

自己株式

9

21

株主資本合計

9,526

9,553

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

220

225

為替換算調整勘定

3

17

退職給付に係る調整累計額

10

47

その他の包括利益累計額合計

213

160

純資産合計

9,740

9,713

負債純資産合計

21,752

21,201

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

22,662

21,929

売上原価

※1,※2,※4 18,315

※1,※2,※4 17,682

売上総利益

4,346

4,247

販売費及び一般管理費

※3,※4 3,276

※3,※4 3,485

営業利益

1,070

761

営業外収益

 

 

受取利息

0

26

受取配当金

18

21

貸倒引当金戻入額

※5 176

その他

12

29

営業外収益合計

31

253

営業外費用

 

 

支払利息

3

0

支払保証料

24

26

為替差損

27

63

持分法による投資損失

※6 872

※6 502

その他

9

13

営業外費用合計

938

606

経常利益

163

409

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

※7 14

特別利益合計

14

税金等調整前当期純利益

163

423

法人税、住民税及び事業税

399

407

法人税等調整額

274

257

法人税等合計

124

149

当期純利益

39

273

親会社株主に帰属する当期純利益

39

273

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、本社に製品・サービス別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は事業部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、類似の製品・サービスについては集約基準により集約した結果、「上下水道事業」、「環境事業」、「機器事業」の3つを報告セグメントとしております。

「上下水道事業」では、上水道施設向けの浄水処理設備や下水道施設向け水処理機械設備等の製造、販売、運転・維持管理をしております。「環境事業」では、産業用水施設、産業廃水処理施設や排水再利用施設等の製造、販売をしております。「機器事業」では、バルブ類、薬品注入装置および非常災害用浄水装置等の製造、販売をしております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

4,511

2,880

受取手形

449

110

電子記録債権

※2 260

※2 140

売掛金及び契約資産

※2 6,852

※2 6,995

有価証券

21

商品及び製品

5

3

仕掛品

29

24

原材料

373

409

前渡金

49

11

前払費用

101

83

短期貸付金

※2 553

※2 634

その他

※2 1,123

※2 711

貸倒引当金

817

703

流動資産合計

13,494

11,324

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

945

938

構築物

22

24

機械及び装置

114

100

車両運搬具

0

0

工具、器具及び備品

84

83

土地

817

817

建設仮勘定

0

2

その他

11

9

有形固定資産合計

1,996

1,976

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

50

39

特許使用権

91

その他

36

44

無形固定資産合計

86

176

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 538

1,543

関係会社株式

592

592

関係会社出資金

258

258

繰延税金資産

1,172

1,436

その他

32

31

投資その他の資産合計

2,594

3,862

固定資産合計

4,677

6,015

資産合計

18,172

17,339

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

267

248

電子記録債務

※2 1,133

※2 620

買掛金

※2 2,138

※2 1,515

リース債務

1

1

未払金

53

63

未払費用

※2 533

※2 773

未払法人税等

244

152

未払消費税等

92

18

契約負債

967

874

預り金

369

335

前受収益

※2 2

※2 2

受注損失引当金

211

210

賞与引当金

286

223

その他

7

8

流動負債合計

6,309

5,049

固定負債

 

 

リース債務

10

8

債務保証損失引当金

870

1,453

退職給付引当金

2,231

2,308

役員退職慰労引当金

65

1

その他

69

固定負債合計

3,178

3,842

負債合計

9,488

8,891

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,947

1,947

資本剰余金

 

 

資本準備金

1,537

1,537

その他資本剰余金

0

資本剰余金合計

1,537

1,537

利益剰余金

 

 

利益準備金

153

153

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

1,050

1,050

繰越利益剰余金

3,794

3,561

利益剰余金合計

4,997

4,764

自己株式

9

21

株主資本合計

8,472

8,227

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

211

219

評価・換算差額等合計

211

219

純資産合計

8,683

8,447

負債純資産合計

18,172

17,339

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※2 14,739

※2 13,528

売上原価

※2 11,663

※2 10,888

売上総利益

3,075

2,639

販売費及び一般管理費

※1,※2 2,165

※1,※2 2,276

営業利益

910

363

営業外収益

 

 

受取利息

※2 0

※2 0

有価証券利息

0

26

受取配当金

※2 86

※2 50

受取家賃

※2 26

※2 34

貸倒引当金戻入額

※3 176

その他

2

2

営業外収益合計

116

290

営業外費用

 

 

支払利息

3

0

支払保証料

24

26

為替差損

27

135

債務保証損失引当金繰入額

※4 870

※4 510

その他

7

8

営業外費用合計

935

681

経常利益又は経常損失(△)

91

27

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

※5 14

特別利益合計

14

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

91

13

法人税、住民税及び事業税

229

248

法人税等調整額

172

265

法人税等合計

57

16

当期純利益

34

3