日精エー・エス・ビー機械株式会社

NISSEI ASB MACHINE CO., LTD.
小諸市甲4586番地3
証券コード:62840
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2022年12月19日

(1)連結経営指標等

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(百万円)

27,834

26,129

27,254

35,890

30,277

経常利益

(百万円)

5,281

4,193

4,669

9,576

8,927

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

4,349

3,154

4,239

6,680

6,130

包括利益

(百万円)

2,725

2,590

3,454

7,417

9,501

純資産額

(百万円)

27,237

28,829

31,384

37,901

45,903

総資産額

(百万円)

46,499

45,852

57,899

64,276

68,956

1株当たり純資産額

(円)

1,813.41

1,922.00

2,092.08

2,526.30

3,059.44

1株当たり当期純利益

(円)

289.61

210.34

282.80

445.60

408.97

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

58.6

62.8

54.2

58.9

66.5

自己資本利益率

(%)

16.5

11.3

14.1

19.3

14.6

株価収益率

(倍)

16.4

16.1

15.0

8.6

8.8

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

724

2,049

8,690

5,580

3,454

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

3,547

959

1,895

1,876

3,170

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

3,772

652

4,131

2,877

3,706

現金及び現金同等物

の期末残高

(百万円)

8,230

8,435

19,199

20,389

19,188

従業員数

(人)

1,849

1,938

2,003

2,093

2,025

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(272)

 

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は、就業人員を記載しております。また、第43期以前の平均臨時雇用者数は、臨時雇用者数の総数が従業員数の100分の10未満であるため記載しておりません。

3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第41期の期首から適用しており、第40期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(百万円)

17,833

16,697

18,383

25,372

19,785

経常利益

(百万円)

2,976

2,371

1,825

8,437

8,983

当期純利益

(百万円)

3,261

2,456

1,979

6,789

6,798

資本金

(百万円)

3,860

3,860

3,860

3,860

3,860

発行済株式総数

(株)

15,348,720

15,348,720

15,348,720

15,348,720

15,348,720

純資産額

(百万円)

21,281

22,694

23,747

29,671

34,988

総資産額

(百万円)

36,929

36,687

43,656

50,359

51,449

1株当たり純資産額

(円)

1,417.18

1,513.81

1,584.05

1,979.22

2,333.93

1株当たり配当額

(円)

60.00

60.00

60.00

100.00

100.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

217.20

163.80

132.06

452.90

453.51

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

57.6

61.9

54.4

58.9

68.0

自己資本利益率

(%)

15.9

11.2

8.5

25.4

21.0

株価収益率

(倍)

21.9

20.7

32.2

8.5

7.9

配当性向

(%)

27.6

36.6

45.4

22.1

22.1

従業員数

(人)

207

212

215

222

213

(外、平均臨時雇用者数)

(38)

(40)

(42)

(48)

(52)

株主総利回り

(%)

106.5

77.6

97.9

91.3

87.5

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(113.3)

(104.3)

(111.6)

(144.4)

(139.0)

最高株価

(円)

8,280

4,815

5,080

6,840

4,300

最低株価

(円)

4,330

2,298

2,570

3,835

2,715

 

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は、就業人員を記載しております。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前は同取引所市場第一部におけるものであります。

4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第41期の期首から適用しており、第40期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

5.受取技術使用料は、従来「営業外収益」に計上しておりましたが、第41期より「売上高」に含めて計上することに変更したため、第40期についても当該表示方法の変更を反映した遡及修正後の数値を記載しております。

6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

年月

概要

 

1978年11月

 

長野県坂城町に当社設立(資本金30百万円)

1979年 1月

二軸延伸(ストレッチ)ブロー成形機の基本特許「射出延伸吹込装置」の特許を取得

1980年12月

米国カリフォルニア州に販売現地法人(NISSEI ASB CO.)を設立[現在は米国スマーナ市に所在]

1987年 5月

ドイツデュッセルドルフ市に販売現地法人(NISSEI ASB GmbH)を設立

1987年 8月

本社を長野県小諸市に移転

1990年 5月

日本証券業協会により店頭売買銘柄として登録

1993年 4月

シンガポールに販売現地法人(NISSEI ASB PTE. LTD.)を設立

1995年 5月

メキシコシティーに販売現地法人(NISSEI ASB CENTRO AMERICA, S.A. DE C.V.)を設立

1995年 7月

一貫生産ストレッチブロー成形機PFシリーズ、プリフォーム成形機PMシリーズ、耐熱容器用2ステップブロー成形機HSシリーズを商品化

1997年 2月

インドアンベルナス市に生産現地法人(ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.)を設立

1999年 9月

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.が部品の生産着手

2001年 7月

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.製の小型の一貫生産ストレッチブロー成形機ASB-50MB型を商品化

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年 4月

UAEドバイに販売現地法人(NISSEI ASB FZE)を設立

2007年 8月

世界初となる全電動タイプの一貫生産ストレッチブロー成形機ASB-15N/10E型を商品化

2009年 2月

高速プリフォーム成形機PMシリーズを商品化

2009年 3月

高耐熱容器用2ステップブロー成形機HSBシリーズを商品化

2010年 4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2010年 6月

大型の一貫生産ストレッチブロー成形機ASB-150DPW型を商品化

2011年 9月

高耐熱広口容器用2ステップブロー成形機HSB-6M型を商品化

2012年 9月

東京証券取引所市場第二部に上場

2012年11月

大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)の上場廃止

2012年12月

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.製の小型の一貫生産ストレッチブロー成形機ASB-12M型を商品化

2013年 6月

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.の第2工場が稼働を開始

2013年 9月

一貫生産ストレッチブロー成形機の大量生産機PF24-8B型を商品化

 

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2017年 9月

一貫生産ストレッチブロー成形機の大量生産機ASB-150DPX型を商品化

2018年 9月

長野県佐久市に千曲川工場を開設

 

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.の第3工場を開設

 

一貫生産ストレッチブロー成形機の大量生産機PF36/36-600型を商品化

 

2018年12月

新技術「ゼロ・クーリングシステム」を搭載した成形機、金型を商品化

 

2022年 4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

3【事業の内容】

当社グループは、日精エー・エス・ビー機械㈱(当社)及び子会社14社により構成されており、主要な事業内容はPET(ペット)ボトルをはじめ各種プラスチック容器を製造するストレッチブロー成形機とその専用金型、付属機器及び部品の製造販売であり、かつ、これに付帯する事業を営んでおります。

当社グループは上記の事業において単一事業を営んでおり、当社及び子会社の所在地を基礎とした地域別による区分(「米州」、「欧州」、「南・西アジア」及び「東アジア」)を当社の報告セグメントとしております。

 

当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。

① 製品の製造

当社がストレッチブロー成形機及び専用金型、付属機器、部品を製造するほか、作業工程の一部は、インドにある連結子会社のASB INTERNATIONAL PVT. LTD.、並びに国内の連結子会社2社及び協力会社に依頼しております。また、一部の製品は、ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.が製造しております。

② 製品の販売

米 州   :主に連結子会社のNISSEI ASB CO.、NISSEI ASB CENTRO AMERICA, S.A. DE C.V.他1社を通じて販売しております。

欧 州   :主に連結子会社のNISSEI ASB GmbH他1社を通じて販売しております。

南・西アジア:主に連結子会社のNISSEI ASB PTE. LTD.、ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.、NISSEI ASB FZE他4社を通じて販売しております。

東アジア  :主に当社を通じて販売しております。

 

以上の当社グループの事業系統図は次のとおりであります。

0101010_001.png

 

4【関係会社の状況】

連結子会社

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

NISSEI ASB CO.

(注)1.3.

米国

スマーナ市

米ドル

500

ストレッチブロー成形機の販売・サービス

100.0

当社製品の仕入

役員の兼任あり

NISSEI ASB CENTRO AMERICA,

S.A. DE C.V.

(注)3.

メキシコシティー

千メキシコ

ペソ

21,617

ストレッチブロー成形機の販売・サービス

100.0

当社製品の仕入

NISSEI ASB GmbH

(注)1.3.

ドイツ

デュッセルドルフ市

千ユーロ

205

ストレッチブロー成形機の販売・サービス

100.0

当社製品の仕入

役員の兼任あり

NISSEI ASB PTE. LTD.

(注)1.3.

シンガポール

千シンガ

ポールドル

500

ストレッチブロー成形機の販売・サービス

100.0

当社製品の仕入

役員の兼任あり

ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.

(注)1.3.

インド

アンベルナス市

千インド

ルピー

836,034

ストレッチブロー成形機、金型及び部品の製造・販売・サービス

100.0

当社製品・部品の加工・販売

役員の兼任あり

資金援助あり

NISSEI ASB FZE

UAEドバイ

千UAE

ディルハム

1,000

ストレッチブロー成形機の販売・サービス

100.0

当社製品の仕入

その他8社

 

 

 

 

 

 

 (注)1.NISSEI ASB CO.、NISSEI ASB GmbH、NISSEI ASB PTE. LTD.及びASB INTERNATIONAL PVT. LTD.は、当社の特定子会社に該当しております。

2.上記子会社のうち、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.上記子会社のうち、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えている会社の、主要な損益情報等は次のとおりであります。

 

売上高(百万円)

経常損益(百万円)

当期純損益(百万円)

純資産額(百万円)

総資産額(百万円)

NISSEI ASB CO.

6,635

578

434

2,907

5,103

NISSEI ASB CENTRO AMERICA, S.A. DE C.V.

3,071

448

316

1,077

2,939

NISSEI ASB GmbH

5,364

508

358

415

2,509

NISSEI ASB PTE. LTD.

3,666

516

439

1,884

3,345

ASB INTERNATIONAL

PVT. LTD.

11,878

△413

△503

13,845

27,436

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2022年9月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

米州

66

-)

欧州

39

-)

南・西アジア

1,663

200

東アジア

257

72

合計

2,025

272

 

(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(嘱託社員、派遣社員等)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2022年9月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

213

52

41.7

13.9

7,160,000

 

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(嘱託社員、派遣社員等)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.提出会社の従業員は、全て東アジアセグメントに属しております。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

2【事業等のリスク】

当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性のあるリスクには次のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1)単一事業のリスク

当社グループではストレッチブロー成形機、専用金型、付属機器及び部品の製造販売において単一事業を営んでおります。PETボトルをはじめとするプラスチック容器の地域的拡大と、応用分野面での需要伸長を背景とし、かつ、PETボトルは、近時ではCO2削減などの環境志向から容器素材がガラスに比して極めて軽量である点も評価され、成長が見込める市場です。しかしながら、内外の景気動向その他の要因により、これらの容器の需要が低迷し、生産設備への投資意欲の低下をきたした場合、又は、PETボトルに代わる新たな包装容器等が開発されるような技術革新が起こった場合、単一事業を営む当社の業績に対して大きな影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、新素材や新分野に関する容器開発を推進するなど先進的な研究開発を継続的に実施し、外部環境の変化や市場ニーズに対応する取り組みを強化しており、恒久的な事業の存続を追求しております。

 

(2)海外政治/経済情勢変化

当社グループは世界の様々なマーケットにおいて製品及びサービスを提供しており、海外売上高比率は89.6%に達します。一方で、日本に加えインドにおける生産も拡大基調にあり、事業の海外への総合的な依存率は高じている現状があります。海外の市場・地域ごとの政治・経済、社会情勢の変化、移転価格税制等の国際税務、各種規制の動向によって、製品の需給状態など当社グループの事業環境は大きく変動する可能性があります。

当社グループは、特定地域の売上高に依存しておらず、海外政治・経済情勢の変化が事業全体に与える影響を最小限にする体制を敷いております。

 

(3)為替変動

当社グループの海外売上高は、前述のとおり高いウエイトを占めていることから、その主要な取引には為替相場の変動によるリスクを有するものがあります。一般的に、当社グループの業績は、外国通貨に対し円高になればマイナスの影響を被り、円安になればプラスの効果を享受します。また、為替相場の変動は同一市場において、当社グループと外国企業が販売する製品の相対的な価格や、製品を製造するのに使用する材料コスト等にも影響を与えます。当社グループは短期の為替の影響を軽減ないしは減殺するための方策の一つとしても、海外生産比率の向上を推し進めているほか、必要に応じて先物為替予約等の活用も行っておりますが、予定した為替レート水準を超えた円高の場合には、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、為替状況に応じて価格設定を調整するなど、為替変動を考慮しながら経営管理を行っております。

 

(4)市場競合状況

当社グループは事業を展開する多くの市場において、激しい競争に直面しております。当社グループは高品質、かつ魅力的な製品を市場へ投入できる、市場におけるリーダーカンパニーの一角と自負しておりますが、価格面など、必ずしも競争優位に展開できる環境ではない市場や製品分野もあります。このため、厳しい価格競争を強いられた結果、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、業界のリーディングカンパニーとして、新素材、新製品、新分野の開拓など積極的な研究開発を実施するとともに、インド工場及び国内工場の生産体制の充実を図り、生産性の向上と製造原価の低減を推進し、市場における競争力を強化しております。

 

(5)材料価格

原油・素材価格の騰勢が続いた場合、当社グループ製品の材料費のコストアップ要因となりえます。このコストアップに対しては、海外生産強化や他の原価低減、及び製品価格への転嫁によってカバーしていく意向にありますが、更に騰勢が継続、長期化することになれば、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。また、原油を材料とするPETなどの樹脂素材の高騰は、樹脂を原材料として使用する顧客の設備投資意欲を減退させ、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、生産体制の強化により製造原価を低減するなど、コスト優位性を確保し、材料価格等の変化に対しても対応する体制を構築しております。また、当社の独自技術を採用することにより、顧客が使用するPET樹脂素材を減少させるなど、顧客にメリットをもたらす技術革新を行っております。

 

(6)特定の生産拠点への集中、依存

当社グループは、本社工場(長野県小諸市)の生産機能に加え、より一層の製造コストの低減化を推進し、製品競争力及び利益体質の強化を図るため、生産の要であるインド工場(インドアンベルナス市)の生産設備の拡充、利用度の拡大を積極的に進めております。更に、2018年には長野県佐久市に千曲川工場を設置し、国内生産能力の増強を図っております。多くの生産機能を本社工場及び千曲川工場、インド工場の3拠点に集中しているため、自然災害等の万一の事態が発生し、生産工程に支障をきたすような場合には、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、2021年に取得した工場用地を有効活用し、グローバルな規模での生産体制の最適化を図ることにより、特定の生産拠点への集中、依存を解消いたします。

 

(7)在庫品に関するリスク

当社グループの主力製品の一部については、インド工場で計画生産し、世界各国のユーザーに納入しております。また、当社グループでは、短納期出荷、メンテナンス部品の供給などの顧客ニーズに迅速に対応するとともに、用途開発や販売促進のため、一定数量の在庫品を保有しております。これらの事情により保有している在庫品に関して、万が一、市場の著しい変化等が生じ、過剰在庫が発生し、在庫品の評価損、処分損等を計上することになった場合、経営成績に不利益な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、在庫品の状況を注視し、適正な在庫管理を行うなど、過剰在庫等が発生するリスクの軽減を図っております。

 

(8)新型コロナウイルス感染症に関するリスク

新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延に伴い、投資マインドの冷え込みによる業績の悪化や、製品供給体制に悪影響を与える可能性があります。

当社グループは、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に安全で衛生的なプラスチック容器を求める声が高まっていることを受け、生活必需品に根差した当社製品への需要は底堅く推移すると見込んでおります。コロナ禍において事業規模の拡大を見据えた戦略的施策を実施して参ります。

4【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

2022年9月30日現在における当社グループの主要な設備は次のとおりであります。

 

(1)提出会社

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(外、平均臨

時雇用者数)

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積千㎡)

その他

合計

本社

(長野県小諸市)

東アジア

開発・販売設備

182

18

783

(158)

27

1,917

135

(45)

本社工場

(長野県小諸市)

東アジア

生産設備

376

514

14

17

(5)

千曲川工場

(長野県佐久市)

東アジア

生産・開発設備

1,678

598

235

(27)

20

2,532

61

(2)

 

(注)1.帳簿価額の「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産及び建設仮勘定であります。

2.従業員数は、就業人員を記載しております。

 

(2)国内子会社

主要な設備として記載すべき事項はありません。

 

(3)在外子会社

会社名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(外、平均臨

時雇用者数)

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積千㎡)

その他

合計

ASB INTERNATIONAL

PVT. LTD.

(インドアンベルナス市)

南・西アジア

生産・販売設備

3,329

5,091

(-)

3,835

12,256

1,592

(200)

 

(注)1.帳簿価額の「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産及び建設仮勘定であります。

2.従業員数は、就業人員を記載しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

38,400,000

38,400,000

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年9月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満

株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

19

19

43

93

5

2,387

2,566

所有株式数

(単元)

34,344

1,098

66,665

25,812

9

25,519

153,447

4,020

所有株式数の割合(%)

22.38

0.72

43.44

16.82

0.01

16.63

100.00

 

(注) 自己株式357,308株は「個人その他」に3,573単元及び「単元未満株式の状況」に8株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2022年9月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

エー・エス・ビー

インコーポレーテッド株式会社

長野県上田市緑が丘1丁目4-5

6,533

43.58

日本マスタートラスト信託銀行

株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

1,716

11.45

株式会社日本カストディ銀行

(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

874

5.83

THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

 決済営業部)

240 GREENWICH STREET, NEW YORK,

NY 10286, U.S.A.

(東京都港区港南2丁目15-1)

326

2.18

株式会社八十二銀行

長野県長野市大字中御所字岡田

178番地8

325

2.17

GOVERNMENT OF NORWAY

(常任代理人 シティバンク、エヌ・

 エイ東京支店)

BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO

0107 NO

(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)

314

2.10

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7番1号

207

1.38

NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE

U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS

(常任代理人 香港上海銀行

 東京支店 カストディ業務部)

50 BANK STREET CANARY WHARF

LONDON E14 5NT, UK

(東京都中央区日本橋3丁目11-1)

177

1.18

JP MORGAN CHASE BANK 385642

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

 決済営業部)

25 BANK STREET, CANARY WHARF,

LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1)

160

1.07

青木 高太

長野県上田市

153

1.02

10,787

71.96

 

(注)1.上記のほか、当社は自己株式357千株を保有しております。

2.2022年3月4日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及びその共同保有者である日興アセットマネジメント株式会社が2022年2月28日現在でそれぞれ以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2022年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

氏名又は名称

住所

保有株券等

の数(株)

株券等保有

割合(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園一丁目1番

1号

861,000

5.61

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂九丁目7番1号

97,200

0.63

958,200

6.24

 

 

3.2022年10月4日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー(Templeton Investment Counsel, LLC)が2022年9月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2022年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、前記大株主の状況には含めておりません。

氏名又は名称

住所

保有株券等

の数(株)

株券等保有

割合(%)

テンプルトン・インベストメント・

カウンセル・エルエルシー

(Templeton Investment Counsel,

LLC)

300 S.E. 2nd Street, Fort

Lauderdale, Florida 33301

United States

804,000

5.24

804,000

5.24

 

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

20,389

19,188

受取手形及び売掛金

6,841

受取手形

269

売掛金

6,418

商品及び製品

2,363

2,471

仕掛品

7,690

9,135

原材料及び貯蔵品

7,749

9,389

その他

1,353

1,485

貸倒引当金

69

60

流動資産合計

46,318

48,296

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

9,110

10,067

減価償却累計額

3,954

4,401

建物及び構築物(純額)

5,156

5,665

機械装置及び運搬具

11,564

14,660

減価償却累計額

6,246

8,194

機械装置及び運搬具(純額)

5,317

6,466

工具、器具及び備品

1,337

1,478

減価償却累計額

1,056

1,222

工具、器具及び備品(純額)

281

256

土地

1,169

1,980

リース資産

2,732

3,221

減価償却累計額

340

476

リース資産(純額)

2,391

2,744

建設仮勘定

826

1,322

有形固定資産合計

15,142

18,436

無形固定資産

120

111

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

259

277

繰延税金資産

1,029

1,041

その他

1,502

918

貸倒引当金

96

124

投資その他の資産合計

2,694

2,112

固定資産合計

17,958

20,659

資産合計

64,276

68,956

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

3,521

1,685

短期借入金

2,125

1,805

未払法人税等

2,091

1,704

前受金

3,399

契約負債

4,038

賞与引当金

576

643

役員賞与引当金

47

53

その他

1,917

1,923

流動負債合計

13,679

11,854

固定負債

 

 

長期借入金

10,911

9,105

繰延税金負債

207

368

役員退職慰労引当金

486

534

退職給付に係る負債

770

833

その他

318

356

固定負債合計

12,695

11,198

負債合計

26,374

23,053

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

3,860

3,860

資本剰余金

3,196

3,196

利益剰余金

33,467

38,098

自己株式

300

301

株主資本合計

40,223

44,854

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

34

52

為替換算調整勘定

2,340

979

退職給付に係る調整累計額

43

20

その他の包括利益累計額合計

2,350

1,010

非支配株主持分

28

37

純資産合計

37,901

45,903

負債純資産合計

64,276

68,956

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

35,890

※1 30,277

売上原価

※2,※4 19,313

※2,※4 16,868

売上総利益

16,577

13,408

販売費及び一般管理費

※3,※4 7,841

※3,※4 7,852

営業利益

8,735

5,556

営業外収益

 

 

受取利息

140

170

受取配当金

7

8

為替差益

592

3,151

受取手数料

34

受取和解金

146

その他

76

115

営業外収益合計

997

3,446

営業外費用

 

 

支払利息

49

38

訴訟関連費用

95

11

その他

11

24

営業外費用合計

156

74

経常利益

9,576

8,927

税金等調整前当期純利益

9,576

8,927

法人税、住民税及び事業税

3,269

2,651

法人税等調整額

381

140

法人税等合計

2,888

2,791

当期純利益

6,688

6,135

非支配株主に帰属する当期純利益

8

4

親会社株主に帰属する当期純利益

6,680

6,130

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、ストレッチブロー成形機、専用金型、付属機器及び部品の製造販売において単一事業を営んでおり、当社及びASB INTERNATIONAL PVT. LTD.(インド)において、全ての販売地域向けの製品の生産を行っているほか、米州、欧州、南・西アジア、東アジアの各地域への販売をNISSEI ASB CO.(米国)、NISSEI ASB CENTRO AMERICA, S.A. DE C.V.(メキシコ)、NISSEI ASB GmbH(ドイツ)、NISSEI ASB PTE. LTD.(シンガポール)、ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.(インド)、NISSEI ASB FZE(UAE)、当社及びその他の子会社が、それぞれ担当しております。

当社は包括的なグループ経営方針等を立案し、各子会社を統括しております。子会社はそれぞれ独立した経営単位であり、各地域にて事業活動を展開しております。

従って、当社は、当社及び子会社の所在地を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「米州」、「欧州」、「南・西アジア」及び「東アジア」の4区分を報告セグメントとしております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

12,925

10,547

受取手形

182

268

売掛金

6,846

5,334

商品及び製品

242

36

仕掛品

3,730

4,354

原材料及び貯蔵品

4,530

4,535

短期貸付金

979

1,478

未収入金

543

231

その他

96

245

貸倒引当金

133

2

流動資産合計

29,943

27,029

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

2,271

2,169

構築物

86

73

機械及び装置

1,117

1,129

工具、器具及び備品

103

56

土地

1,055

1,866

建設仮勘定

28

2

その他

10

6

有形固定資産合計

4,674

5,304

無形固定資産

82

76

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

259

277

関係会社株式

7,883

7,883

関係会社出資金

238

238

長期貸付金

5,793

9,347

繰延税金資産

1,396

1,257

その他

87

33

貸倒引当金

0

0

投資その他の資産合計

15,659

19,038

固定資産合計

20,415

24,419

資産合計

50,359

51,449

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

72

17

買掛金

3,655

1,819

短期借入金

2,125

1,805

未払金

294

334

未払法人税等

1,818

1,505

契約負債

385

賞与引当金

242

250

役員賞与引当金

24

25

その他

595

212

流動負債合計

8,828

6,355

固定負債

 

 

長期借入金

10,911

9,105

退職給付引当金

474

496

役員退職慰労引当金

453

483

その他

20

19

固定負債合計

11,858

10,105

負債合計

20,687

16,460

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

3,860

3,860

資本剰余金

 

 

資本準備金

3,196

3,196

資本剰余金合計

3,196

3,196

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

固定資産圧縮積立金

215

212

繰越利益剰余金

22,665

27,968

利益剰余金合計

22,881

28,180

自己株式

300

301

株主資本合計

29,637

34,936

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

34

52

評価・換算差額等合計

34

52

純資産合計

29,671

34,988

負債純資産合計

50,359

51,449

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当事業年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

※1 25,372

※1 19,785

売上原価

※1 17,216

※1 13,241

売上総利益

8,155

6,544

販売費及び一般管理費

※1,※2 3,918

※1,※2 3,489

営業利益

4,236

3,054

営業外収益

 

 

受取利息及び配当金

※1 3,128

※1 1,982

為替差益

877

3,974

受取和解金

146

その他

※1 194

※1 22

営業外収益合計

4,347

5,980

営業外費用

 

 

支払利息

47

40

訴訟関連費用

95

11

その他

※1 3

0

営業外費用合計

146

52

経常利益

8,437

8,983

税引前当期純利益

8,437

8,983

法人税、住民税及び事業税

1,984

2,045

法人税等調整額

337

138

法人税等合計

1,647

2,184

当期純利益

6,789

6,798