株式会社日立製作所
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回 次 |
国際財務報告基準 |
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第150期 |
第151期 |
第152期 |
第153期 |
第154期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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|
売上収益 |
(百万円) |
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|
税引前当期利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する 当期利益 |
(百万円) |
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|
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親会社株主に帰属する 包括利益 |
(百万円) |
|
△ |
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|
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|
親会社株主持分 |
(百万円) |
|
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資本合計 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり親会社株主持分 |
(円) |
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基本1株当たり親会社 株主に帰属する当期利益 |
(円) |
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希薄化後1株当たり親会社 株主に帰属する当期利益 |
(円) |
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親会社株主持分比率 |
(%) |
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親会社株主持分利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動に関する キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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|
投資活動に関する キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
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|
財務活動に関する キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
|
△ |
|
△ |
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現金及び現金同等物の 期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(注)1.当社の連結財務諸表は、国際財務報告基準(以下、「IFRS」といいます。)に基づいて作成しています。
2.当社は、2018年10月1日付で、普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っており、1株当たり親会社株主持分、基本1株当たり親会社株主に帰属する当期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する当期利益については、第150期の期首に当該株式併合が実施されたと仮定して、算出しています。
3.第152期以前の「税引前当期利益」欄には、「継続事業税引前当期利益」を表示しています。
4.平均臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であったため、記載していません。
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回 次 |
第150期 |
第151期 |
第152期 |
第153期 |
第154期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上収益 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
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(うち1株当たり中間配当額) |
(円) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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株主総利回り |
(%) |
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|
(比較指標:TOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
3,925.0 (873.7) |
4,693.0 |
5,515.0 |
7,460.0 |
7,463.0 |
|
|
最低株価 |
(円) |
2,767.5 (692.1) |
2,524.0 |
2,855.0 |
4,750.0 |
5,665.0 |
|
(注)1.当社は、2018年10月1日付で、普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っており、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第150期の期首に当該株式併合が実施されたと仮定して、算出しています。
2.当社は、2018年10月1日付で、普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っており、第150期の1株当たり配当額58円は、株式併合前の中間配当額8円と株式併合後の期末配当額50円の合計額です。
3.平均臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であったため、記載していません。
4.最高及び最低株価は、2022年4月4日より㈱東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については㈱東京証券取引所市場第一部におけるものです。なお、当社は、2018年10月1日付で、普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っており、第150期の株価については、株式併合後の最高及び最低株価を記載した上で、下段( )内に株式併合前の最高及び最低株価を記載しています。
5.第153期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、第153期以降の主要な経営指標等については、当該基準等を適用した後の数値を記載しています。
なお、当該基準等を適用したことを契機に、「売上高」を「売上収益」に変更しています。
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1910. |
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久原鉱業所日立鉱山付属の修理工場として発足 |
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1920. |
2 |
|
日立、亀戸の両工場を擁し、㈱日立製作所として独立 |
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1921. |
2 |
|
日本汽船㈱より笠戸造船所を譲受、笠戸工場増設 |
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1935. |
5 |
|
共成冷機工業㈱(後に日立プラント建設㈱に商号変更)に資本参加 |
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1937. |
5 |
|
国産工業㈱を吸収合併、戸塚工場など7工場増設 |
||
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1939. |
4 |
|
多賀工場新設、日立工場より日立研究所独立 |
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1940. |
9 |
|
水戸工場新設 |
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1942. |
4 |
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中央研究所新設 |
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1943. |
9 |
|
理研真空工業㈱を吸収合併、茂原工場増設 |
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1944. |
3 |
|
亀有工場より清水工場独立 |
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12 |
|
多賀工場より栃木工場独立 |
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1947. |
4 |
|
㈱日之出商会(現㈱日立ハイテク)設立 |
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1949. |
5 |
|
東日本繊維機械㈱(後に㈱日立メディコに商号変更)設立 |
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1950. |
2 |
|
日東運輸㈱(後の㈱日立物流)設立 |
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1955. |
5 |
|
日立家庭電器販売㈱(後に㈱日立家電に商号変更)設立 |
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1956. |
10 |
|
日立金属工業㈱(後の日立金属㈱)、日立電線㈱分離独立 |
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11 |
|
日立機電工業㈱設立 |
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|
|
1957. |
6 |
|
日立工場より国分工場独立 |
||
|
|
1959. |
2 |
|
横浜工場新設 |
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|
|
|
10 |
|
Hitachi New York, Ltd.(現Hitachi America, Ltd.)設立 |
||
|
|
1960. |
6 |
|
㈱日本ビジネスコンサルタント(後に㈱日立情報システムズに商号変更)に資本参加 |
||
|
|
|
8 |
|
日立月販㈱(後に日立クレジット㈱に商号変更)設立 |
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|
|
|
|
1961. |
2 |
|
多賀工場より那珂工場独立 |
|
|
|
|
|
|
マクセル電気工業㈱に資本参加 |
||
|
|
|
8 |
|
勝田工場新設 |
|
|
|
|
1962. |
8 |
|
神奈川工場新設 |
||
|
|
1963. |
2 |
|
亀戸工場より習志野工場独立 |
||
|
|
|
4 |
|
日立化成工業㈱(後に日立化成㈱に商号変更)分離独立 |
||
|
|
1966. |
2 |
|
機械研究所新設 |
||
|
|
1968. |
2 |
|
多賀工場より佐和工場独立、横浜工場より東海工場独立、神奈川工場より小田原工場独立 |
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|
|
|
|
|
|
|
|
1969. |
2 |
|
ソフトウェア工場新設 |
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|
|
|
|
4 |
|
青梅工場新設 |
|
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|
|
|
8 |
|
大みか工場新設 |
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|
|
|
|
12 |
|
日立建設機械製造㈱(現日立建機㈱)分離独立 |
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1970. |
5 |
|
高崎工場新設 |
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|
|
|
|
9 |
|
日立ソフトウェアエンジニアリング㈱設立 |
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|
|
|
1971. |
4 |
|
日立電子㈱より旭工場を譲受 |
|
|
|
|
6 |
|
生産技術研究所新設 |
||
|
|
1973. |
2 |
|
システム開発研究所新設 |
||
|
|
1974. |
6 |
|
土浦工場新設 |
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|
|
|
11 |
|
亀戸工場を移転し、中条工場と改称 |
||
|
|
1982. |
6 |
|
Hitachi Europe Ltd.設立 |
||
|
|
1985. |
4 |
|
基礎研究所新設 |
||
|
|
|
1989. |
2 |
|
Hitachi Asia Pte. Ltd.(現Hitachi Asia Ltd.)設立 |
|
|
|
1991. |
2 |
|
佐和工場を自動車機器事業部に統合 |
|
|
|
|
|
8 |
|
勝田工場を素形材事業部に統合、戸塚工場を情報通信事業部に統合、那珂工場を計測器事業部に統合 |
|
|
|
|
1992. |
2 |
|
横浜工場及び東海工場をAV機器事業部に統合 |
|
|
|
|
|
8 |
|
家庭電器、コンピュータ及び電子デバイス担当部門の組織を工場単位から事業部単位へ変更 |
|
|
|
|
1993. |
2 |
|
半導体設計開発センタ、武蔵工場及び高崎工場を半導体事業部に統合 |
|
|
|
|
|
8 |
|
清水工場を空調システム事業部に統合、中条工場及び習志野工場を産業機器事業部に統合 |
|
|
|
|
1994. |
8 |
|
家電事業本部及び情報映像メディア事業部を統合して家電・情報メディア事業本部と改称 |
|
|
|
|
|
10 |
|
日立(中国)有限公司設立 |
||
|
|
1995. |
2 |
|
電力・電機、家電・情報メディア、情報及び電子部品事業を事業グループとして編成し、併せて研究開発部門の一部と営業部門を事業グループに統合 |
||
|
|
|
4 |
|
㈱日立家電を吸収合併 |
||
|
|
1999. |
4 |
|
事業グループを再編し、それぞれを実質的独立会社として運営する経営体制に変更 |
||
|
|
2000. |
10 |
|
日立クレジット㈱が日立リース㈱と合併し、日立キャピタル㈱に商号変更 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2001. |
10 |
|
計測器事業及び半導体製造装置事業を会社分割により分割し、㈱日立ハイテクノロジーズ(現㈱日立ハイテク)として再編 産業機械システム事業を会社分割により分割し、㈱日立インダストリイズとして再編 |
|
|
|
|
2002. |
4 |
|
家電事業を会社分割により分割し、日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション㈱として再編 産業機器事業を会社分割により分割し、㈱日立産機システムとして再編 |
||
|
|
|
10 |
|
ディスプレイ事業を会社分割により分割し、㈱日立ディスプレイズを設立 |
||
|
|
|
|
|
通信機器事業を会社分割により分割し、㈱日立コミュニケーションテクノロジーとして再編 ㈱ユニシアジェックス(㈱日立ユニシアオートモティブに商号変更)を株式交換により完全子会社化 |
||
|
|
2003. |
1 |
|
米国IBM社からハードディスクドライブ事業を買収し、Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V.として営業開始 |
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|
|
|
4 |
|
システムLSIを中心とする半導体事業を会社分割により分割し、㈱ルネサステクノロジ(2010年4月、NECエレクトロニクス㈱と合併し、ルネサスエレクトロニクス㈱に商号変更。2013年9月、議決権所有割合の低下により、当社の関係会社ではなくなった。)を設立 |
||
|
|
|
6 |
|
委員会等設置会社(現指名委員会等設置会社)に移行 |
|
|
|
|
2004. |
10 |
|
トキコ㈱及び㈱日立ユニシアオートモティブを吸収合併 ATMを中心とする情報機器事業を会社分割により分割し、日立オムロンターミナルソリューションズ㈱(後に日立チャネルソリューションズ㈱に商号変更)を設立 |
||
|
|
2006. |
4 |
|
社会・産業インフラ事業を会社分割により分割し、日立プラント建設㈱、日立機電工業㈱及び㈱日立インダストリイズと統合し、㈱日立プラントテクノロジーとして再編 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション㈱が㈱日立空調システムと合併し、日立アプライアンス㈱に商号変更 |
||
|
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|
12 |
|
クラリオン㈱を株式の公開買付けにより連結子会社化 |
|
|
|
|
2007. |
7 |
|
原子力関連事業を会社分割により分割し、日立GEニュークリア・エナジー㈱として再編 |
||
|
|
|
2009. |
3 |
|
日立工機㈱を株式の公開買付けにより連結子会社化 ㈱日立国際電気を株式の公開買付けにより連結子会社化 |
|
|
|
|
7 |
|
㈱日立コミュニケーションテクノロジーを吸収合併 オートモティブシステム事業を会社分割により分割し、日立オートモティブシステムズ㈱を設立 コンシューマ事業を会社分割により分割し、日立コンシューマエレクトロニクス㈱を設立 |
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|
|
|
10 |
|
事業グループを社内カンパニーに再編し、主要グループ会社と同様に独立採算による迅速な運営を徹底するカンパニー制を導入 |
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|
2010. |
2 |
|
㈱日立情報システムズ、日立ソフトウェアエンジニアリング㈱及び㈱日立システムアンドサービスを完全子会社化 |
||
|
|
|
4 |
|
㈱日立プラントテクノロジー及び日立マクセル㈱を株式交換により完全子会社化(日立マクセル㈱は、2014年3月、株式の売出しにより、当社の持分法適用会社となり、また、2017年3月、株式の譲渡により、当社の関係会社ではなくなった。) |
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|
|
|
10 |
|
日立ソフトウェアエンジニアリング㈱が㈱日立システムアンドサービスと合併し、㈱日立ソリューションズに商号変更 |
||
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2011. |
10 |
|
日立電子サービス㈱が㈱日立情報システムズと合併し、㈱日立システムズに商号変更
|
||
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|
|
|
|
|
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2012. |
3 |
|
米国Western Digital社へHitachi Global Storage Technologies Inc.等の持株会社であるViviti Technologies Ltd.株式を譲渡することにより、ハードディスクドライブ事業を売却 ㈱日立ディスプレイズ株式の譲渡により、中小型ディスプレイ事業を売却 |
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|
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2013. |
4 |
|
㈱日立プラントテクノロジーを吸収合併 |
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|
7 |
|
日立金属㈱が日立電線㈱を吸収合併 |
||
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2014. |
2 |
|
火力発電システム事業を会社分割により分割し、三菱日立パワーシステムズ㈱に承継(2020年9月、株式の譲渡により、当社の関係会社ではなくなった。) |
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|
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|
3 |
|
㈱日立メディコを株式交換により完全子会社化(2016年4月、当グループのヘルスケア事業の再編に伴い、㈱日立ヘルスケア・マニュファクチャリングに商号変更) |
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2015. |
4 |
|
中央研究所、日立研究所、横浜研究所、デザイン本部及び海外研究開発拠点を再編し、社会イノベーション協創統括本部、テクノロジーイノベーション統括本部及び基礎研究センタとする顧客起点型のグローバルな研究開発体制を確立 |
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|
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|
|
10 |
|
日立アプライアンス㈱の空調システム事業を同社と米国Johnson Controls社との合弁会社に承継 |
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2016. |
4 |
|
マーケット別事業体制であるビジネスユニット制を導入 |
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|
|
5 |
|
㈱日立物流を株式の一部譲渡により、持分法適用会社化(2023年3月、株式の譲渡により、当社の関係会社ではなくなった。) |
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|
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|
10 |
|
日立キャピタル㈱を株式の一部譲渡により、持分法適用会社化(2021年4月、同社と三菱UFJリース㈱との合併に伴い、当社の関係会社ではなくなった。) |
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2017. |
3 |
|
日立工機㈱株式の譲渡により、電動工具事業を売却 |
|
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2018. |
6 |
|
㈱日立国際電気の半導体製造装置事業を売却するとともに、同社を持分法適用会社化 |
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2019. |
3 |
|
クラリオン㈱株式の譲渡により、車載情報システム事業を売却 |
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|
|
|
4 |
|
日立アプライアンス㈱が日立コンシューマ・マーケティング㈱と合併し、日立グローバルライフソリューションズ㈱に商号変更 |
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2020. |
4 |
|
日立化成㈱株式の譲渡により、同社事業を売却 |
2021年 協創活動のフラッグシップ拠点として Lumada Innovation Hub Tokyo開設 |
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|
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|
5 |
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㈱日立ハイテクを完全子会社化 |
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|
7 |
|
スイスABB社から同社のパワーグリッド事業を取得し、Hitachi ABB Power Grids Ltd(後にHitachi Energy Ltdに商号変更)として営業開始 |
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2021. |
1 |
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日立オートモティブシステムズ㈱が㈱ケーヒン、㈱ショーワ及び日信工業㈱と吸収合併し、日立Astemo㈱に商号変更 |
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3 |
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画像診断関連事業を会社分割により分割し、富士フイルムヘルスケア㈱に承継の上、同社株式の譲渡により、同事業を売却 |
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7 |
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Hitachi Global Digital Holdings LLC(後にHitachi Digital LLCに商号変更)が、米国GlobaLogic社の親会社であるGlobalLogic Worldwide Holdings社を完全子会社化 |
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2022. |
8 |
|
日立建機㈱を株式の一部譲渡により、持分法適用会社化 |
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2023. |
1 |
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日立金属㈱(現㈱プロテリアル)株式の譲渡により、同社事業を売却
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2023年3月31日現在、当社及び関係会社963社(連結子会社696社、持分法適用会社267社)から成る当グループは、「デジタルシステム&サービス」「グリーンエナジー&モビリティ」「コネクティブインダストリーズ」の3つのセクターを成長分野として位置付け、関連するビジネスユニットを各セクターに配置しています。また、「オートモティブシステム」を上記の3つのセクターに並ぶ位置づけとし、日立建機及び日立金属の2つのセグメント及びその他を加えた合計7セグメントにわたって、日立グループは、製品の開発、生産、販売、サービスに至る幅広い事業活動を展開しています。
(注)2022年8月23日付で日立建機㈱が株式の一部譲渡によって当社の連結子会社ではなくなったこと及び2023年1月5日付で日立金属㈱が株式譲渡によって当社の関係会社ではなくなったことに伴い、2023年4月1日付で日立建機及び日立金属セグメントは廃止されています。
日立の強みは、高品質・高信頼のプロダクトに加え、製造現場の機器・システムや鉄道、発電所などの社会インフラを動かすOT (Operational Technology:制御・運用技術)、最先端のIT を併せ持ち、お客さまや社会の課題を解決するデジタル技術を活用したソリューションを提供できることです。
社会やビジネスが生み出すデータが増え続ける現在、これらのデータから新たな価値を創出し、イノベーションを加速するためのエンジンが日立のLumada(ルマーダ)です。Lumadaとは、お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション、サービス、テクノロジーの総称です。Lumadaという名称は、“illuminate(照らす・輝かせる)”+“data(データ)”に由来しています。これは日立の培ったOTにIT、プロダクトの強みを掛け合わせることで生まれました。ITやIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の発展に伴い、社会やビジネスにおける活動から生み出されるデータは加速度的に増え続けています。日立では、これらのデータを未来の社会における新たな価値の源泉として注目し、大量のデータを活用して世の中に向けてイノベーションを創出するビジネスとして、2016年にLumada事業を立ち上げました。
Lumada事業は、顧客の経営課題を理解した上で、その解決方法を設計・実装し、運用・保守するとともに次の課題解決に取り組むという顧客との価値協創のサイクルを、データ分析やAIといったデジタル技術を活用して構築するビジネスです。具体的には、稼働監視や故障の予兆診断による運用保守の高度化やセキュアなデータ管理を生かしたチケッティング・デジタル決済等のサービス・ソリューションの提供を進めています。プロダクトの売り切りで終わるのではなく、フィー収入などソリューションの提供価値に基づく収益モデルを構築するために、「OT×IT×プロダクト」の強みを生かし、様々な業種・業務に関するノウハウを商材化し、複数のお客さまに提供可能なデジタルソリューションへと転換することで、Lumada 事業の拡大を図っています。
各セグメントにおける主な事業内容と当社のビジネスユニット(BU)及び主要な関係会社の位置付けは、概ね次のとおりです。
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|
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(2023年3月31日現在) |
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セグメント |
主な製品・サービス |
BU及び主要な関係会社 |
|
デジタルシステム& サービス |
・デジタルソリューション(システムインテグレーション、コンサルティング、クラウドサービス) ・ITプロダクツ(ストレージ、サーバ) ・ソフトウェア ・ATM |
〔BU〕 金融BU 社会BU サービス&プラットフォームBU
〔連結子会社〕 日立情報通信エンジニアリング 日立チャネルソリューションズ 日立ソリューションズ 日立システムズ GlobalLogic Worldwide Holdings Hitachi Computer Products (America) Hitachi Digital Hitachi Payment Services Hitachi Vantara |
|
グリーンエナジー& モビリティ |
・エネルギーソリューション(パワーグリッド、再生可能エネルギー、原子力) ・鉄道システム |
〔BU〕 パワーグリッドBU エネルギーBU 原子力BU 鉄道BU
〔連結子会社〕 日立GEニュークリア・エナジー 日立プラントコンストラクション 日立パワーデバイス 日立パワーソリューションズ Hitachi Energy Hitachi Rail |
|
コネクティブ インダストリーズ |
・ビルシステム(エレベーター、エスカレーター) ・生活・エコシステム(家電、空調) ・計測分析システム(医用・バイオ、半導体、産業) ・産業・流通ソリューション ・水・環境ソリューション ・産業用機器
|
〔BU〕 ビルシステムBU インダストリアルデジタルBU 水・環境BU
〔連結子会社〕 日立ビルシステム 日立グローバルライフソリューションズ 日立ハイテク 日立産機システム 日立インダストリアルプロダクツ 日立産業制御ソリューションズ 日立プラントサービス 日立電梯(中国) Hitachi Industrial Holdings Americas JR Technology Group Sullair
〔持分法適用会社〕 日立国際電気 Arcelik Hitachi Home Appliances Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Holding (UK) |
|
オートモティブ システム
|
・パワートレイン ・シャシー ・先進運転支援 ・二輪車用システム |
〔連結子会社〕 日立Astemo Hitachi Astemo Americas |
|
日立建機
|
・油圧ショベル ・ホイールローダ ・マイニング機械 ・保守・サービス ・土木施工ソリューション ・鉱山運行管理システム |
― |
|
セグメント |
主な製品・サービス |
BU及び主要な関係会社 |
|
日立金属
|
・特殊鋼製品 ・素形材製品 ・磁性材料・パワーエレクトロニクス ・電線材料 |
― |
|
その他
|
・光ディスクドライブ ・不動産の管理・売買・賃貸 |
〔連結子会社〕 日立エルジーデータストレージ 日立リアルエステートパートナーズ Hitachi America Hitachi Asia 日立(中国) Hitachi Europe Hitachi India |
(注)1.Hitachi America, Ltd.、Hitachi Asia Ltd.、日立(中国)有限公司、Hitachi Europe Ltd.及びHitachi India Pvt. Ltd.は、当グループの米州、アジア、中国、欧州及びインドにおける地域統括会社であり、当グループの製品を販売しています。
2.デジタルシステム&サービスセグメントに属するサービス&プラットフォームBUは、2023年4月1日付で再編され、クラウドサービスプラットフォームBUとなりました。また、同日付で、同セグメントにデジタルエンジニアリングBUが新設されました。
3.グリーンエナジー&モビリティセグメントに属するエネルギーBUは、2023年4月1日付で廃止されました。
4.Sullair, LLCは、2023年4月12日付でHitachi Global Air Power US, LLCに商号を変更しました。
5.日立建機㈱は、株式の一部譲渡により、2022年8月23日付で当社の連結子会社ではなくなり、当社の持分法適用会社となりました。これに伴い、日立建機セグメントに属する会社はなくなり、2023年4月1日付で日立建機セグメントは廃止されました。
6.日立金属㈱は、株式譲渡により、2023年1月5日付で当社の関係会社ではなくなりました。これに伴い、日立金属セグメントに属する会社はなくなり、2023年4月1日付で日立金属セグメントは廃止されました。なお、日立金属㈱は、2023年1月4日付で㈱プロテリアルに商号を変更しました。
7.上表の他、2023年3月31日現在の主要な持分法適用会社として、日立建機㈱があります。
(1)連結子会社
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
|
名 称 |
住 所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権に 対する 所有割合 |
関 係 内 容 |
|
|
|
|
|
% |
|
|
㈱日立情報通信エンジニアリング |
神奈川県横浜市西区 |
1,350 |
デジタルシステム&サービス |
100.0 |
当社がストレージ・サーバ・通信ネットワーク機器の設計・開発・製造・評価検証業務等を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
日立チャネルソリューションズ㈱ |
東京都品川区 |
8,500 |
デジタルシステム&サービス |
100.0 |
当社がATM等の情報機器を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立ソリューションズ |
東京都品川区 |
20,000 |
デジタルシステム&サービス |
100.0 |
当社が情報システム及びソフトウェアの開発等を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ ㈱日立システムズ |
東京都品川区 |
19,162 |
デジタルシステム&サービス |
100.0 |
当社が計算事務、ソフトウェア開発並びに通信機器及びコンピュータの据付・保守を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ GlobalLogic Worldwide Holdings, Inc. |
アメリカ カリフォルニア |
千US$ 8,373,504 |
デジタルシステム&サービス |
(100.0) 100.0 |
デジタルエンジニアリングサービス事業を展開しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Computer Products (America), Inc. |
アメリカ オクラホマ |
千US$ 14,000 |
デジタルシステム&サービス |
(100.0) 100.0 |
当社がコンピュータ周辺機器用の部品を供給しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ Hitachi Digital LLC |
アメリカ カリフォルニア |
千US$ 9,918,641 |
デジタルシステム&サービス |
100.0 |
Hitachi Vantara LLC等を傘下にもつ持株会社であり、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Payment Services Private Limited |
インド チェンナイ |
千INR 79,158 |
デジタルシステム&サービス |
(58.8) 100.0 |
インドにおいて当グループの金融機関向け決済サービスを提供しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ Hitachi Vantara LLC |
アメリカ カリフォルニア |
千US$ 925,000 |
デジタルシステム&サービス |
(100.0) 100.0 |
当社のストレージ等の販売会社であり、また、当社がコンサルティング業務を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
日立GEニュークリア・エナジー㈱ |
茨城県日立市 |
5,000 |
グリーンエナジー&モビリティ |
80.0 |
当社が原子力発電用機器等を納入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立プラントコンストラクション |
東京都豊島区 |
3,000 |
グリーンエナジー&モビリティ |
100.0 |
当社がエネルギー・産業プラント等の建設工事を発注しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立パワーデバイス |
茨城県日立市 |
450 |
グリーンエナジー&モビリティ |
100.0 |
当社が半導体部品を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立パワーソリューションズ |
茨城県日立市 |
4,000 |
グリーンエナジー&モビリティ |
100.0 |
当社が発電プラント部品を購入し、発電設備及び計算制御装置等の保守を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Energy Ltd |
スイス |
千CHF |
グリーンエナジー&モビリティ |
100.0 |
当社がパワーグリッド機器等を購入するパワーグリッド事業会社等を傘下にもつ持株会社であり、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ Hitachi Rail Ltd. |
イギリス ロンドン |
千£Stg. 878,181 |
グリーンエナジー&モビリティ |
100.0 |
当社の鉄道システム製品の製造・販売・エンジニアリング・保守をしており、役員兼任等の関係があります。 |
(2023年3月31日現在)
|
名 称 |
住 所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権に 対する 所有割合 |
関 係 内 容 |
|
|
|
|
|
% |
|
|
㈱日立ビルシステム |
東京都千代田区 |
5,105 |
コネクティブインダストリーズ |
100.0 |
当社の開発したエレベーター及びエスカレーターの設計・製造・販売・据付・保守等をしており、役員兼任等の関係があります。 |
|
日立グローバルライフソリューションズ㈱ |
東京都港区 |
20,000
|
コネクティブインダストリーズ |
100.0
|
当グループの家電製品の製造・販売及び空調・冷凍機器の販売・システム工事・据付・保守等をしており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立ハイテク |
東京都港区
|
7,938
|
コネクティブインダストリーズ |
100.0
|
当社が同社を通じて、情報機器・電力関連部品等の販売又は購入をしており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立産機システム |
東京都千代田区 |
10,000 |
コネクティブインダストリーズ |
100.0 |
当社が産業機器を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立インダストリアルプロダクツ |
東京都千代田区 |
10,000 |
コネクティブインダストリーズ |
100.0 |
当社が産業機器を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立産業制御ソリューションズ |
東京都台東区 |
3,000 |
コネクティブインダストリーズ |
100.0 |
当社が情報制御システムの開発等を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立プラントサービス |
東京都豊島区 |
3,000 |
コネクティブインダストリーズ |
100.0 |
当社が産業・公共プラント等の建設工事やサービス業務を発注しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
日立電梯(中国)有限公司 |
中国 広州市 |
千RMB 538,806 |
コネクティブインダストリーズ |
(70.0) 70.0 |
当グループのエレベーター及びエスカレーターの中国における販売・据付・保守等をしており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ Hitachi Industrial Holdings Americas, Inc. |
アメリカ |
千US$ 2,102,670 |
コネクティブインダストリーズ |
(100.0) 100.0 |
JR Technology Group, LLC及びSullair, LLC等を傘下に持つ持株会社であり、役員兼任等の関係があります。 |
|
JR Technology Group, LLC |
アメリカ ミシガン |
-
|
コネクティブインダストリーズ |
(100.0) 100.0 |
JR Automation Technology, LLC等を傘下にもつ持株会社であり、役員兼任等の関係があります。 |
|
Sullair, LLC |
アメリカ インディアナ |
- |
コネクティブインダストリーズ |
(100.0) 100.0 |
当社が産業機器を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
※ 日立Astemo㈱ |
茨城県ひたちなか市 |
51,500 |
オートモティブシステム |
66.6 |
当社が鉄道車両用部品等を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Astemo Americas, Inc. |
アメリカ ケンタッキー |
千US$ 171,779 |
オートモティブシステム |
(100.0) 100.0 |
当グループのオートモティブシステム製品の北米における製造・販売会社です。 |
|
㈱日立エルジーデータストレージ |
東京都港区 |
4,800 |
その他 |
51.0 |
当グループの光ディスクドライブ・ワイヤレス充電器の開発・製造・販売会社であり、役員兼任等の関係があります。 |
|
㈱日立リアルエステートパートナーズ |
東京都千代田区 |
2,000 |
その他 |
100.0 |
当社が福利厚生施設等の管理を委託しており、役員兼任等の関係があります。 |
(2023年3月31日現在)
|
名 称 |
住 所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権に 対する 所有割合 |
関 係 内 容 |
|
※ Hitachi America, Ltd. |
アメリカ カリフォルニア |
千US$ 14,142,946 |
その他 |
% 100.0 |
当グループの米州における地域統括会社であり、また、当グループのヘルスケア関連製品等の販売及び米州における研究開発を推進しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Asia Ltd. |
シンガポール |
千S$ 127,649 |
その他 |
100.0 |
当グループのアジアにおける地域統括会社であり、また、当グループの産業機械及び鉄道・ヘルスケア・情報関連製品等を販売しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
日立(中国)有限公司 |
中国 北京市 |
千US$ 226,380 |
その他 |
100.0 |
当グループの中国における地域統括会社であり、また、当グループのプラント、産業機械及び鉄道・ヘルスケア・情報関連製品等を販売しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi Europe Ltd. |
イギリス ストーク ポージス |
千£Stg. 253,049 |
その他 |
100.0 |
当グループの欧州における地域統括会社であり、また、当グループの産業機械及びデジタルメディア・情報関連製品等の販売並びに欧州における研究開発を推進しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Hitachi India Pvt. Ltd. |
インド ニューデリー |
千INR 344,000 |
その他 |
(100.0) 100.0 |
当グループのインドにおける地域統括会社であり、また、当グループのプラント及び産業機械関連製品等を販売しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
その他 661社 |
- |
- |
- |
- |
- |
(注)1.「資本金」欄に記載の金額単位及び通貨につき、特に記載のないものは、百万円単位で記載しています。
2.JR Technology Group, LLC及びSullair, LLCの資本金については、両社が米国法上のLimited Liability Companyであり、資本金がないことから記載していません。
3.「名称」欄※印を付した会社は、特定子会社に該当しています。
4.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。
5.「議決権に対する所有割合」欄の上段( )内数字は、間接所有割合で内数です。
6.債務超過会社及び債務超過金額は、次のとおりです。
|
Hitachi Power Europe GmbH Hitachi Astemo Netherlands B.V. |
137,568 16,385 |
百万円 百万円 |
7.Sullair, LLCは、2023年4月12日付でHitachi Global Air Power US, LLCに商号を変更しました。
8.Hitachi Energy Ltd は、売上収益(連結会社相互間の内部売上高を除きます。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
|
主要な損益情報等 |
① 売上収益 |
1,413,872 |
百万円 |
|
|
② 税引前当期利益 |
14,676 |
百万円 |
|
|
③ 当期利益 |
297 |
百万円 |
|
|
④ 資本合計 |
38,781 |
百万円 |
|
|
⑤ 資産合計 |
1,483,750 |
百万円 |
(2)持分法適用会社
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
|
名 称 |
住 所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権に 対する 所有割合 |
関 係 内 容 |
|
㈱日立国際電気 |
東京都港区 |
1,000 |
コネクティブインダストリーズ |
% 20.0 |
当社が電子機器・部品等を購入しており、役員兼任等の関係があります。 |
|
Arcelik Hitachi Home Appliances B.V. |
オランダ アムステルダム |
EUR 10,000 |
コネクティブインダストリーズ |
(40.0) 40.0 |
当グループの海外市場における白物家電事業を手掛ける会社を傘下にもつ持株会社です。 |
|
Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Holding (UK) Ltd |
イギリス ハンプシャー |
千US$ 935,107 |
コネクティブインダストリーズ |
(40.0) 40.0 |
当グループが空調機器等を購入する空調事業会社等を傘下にもつ持株会社です。 |
|
*日立建機㈱ |
東京都台東区 |
81,576 |
日立建機 |
25.4 |
役員兼任等の関係があります。 |
|
その他 263社 |
- |
- |
- |
- |
- |
(注)1.「資本金」欄に記載の金額単位及び通貨につき、特に記載のないものは、百万円単位で記載しています。
2.「名称」欄*印を付した会社は、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出しています。
3.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。
4.債務超過会社及び債務超過金額は、次のとおりです。
|
GE-Hitachi Nuclear Energy Holdings LLC |
24,038 |
百万円 |
(1)連結会社の状況
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
(注)1.「従業員数」欄の下段( )内数字は、提出会社の従業員数で内数です。
2.連結会社の従業員数が当連結会計年度末までの1年間において、45,722人減少しました。これは主として、日立建機㈱株式の一部譲渡及び日立金属㈱株式の譲渡により、両社は当社の連結子会社ではなくなり、日立建機及び日立金属セグメントに属する会社がなくなったこと等によるものです。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
従業員数 |
平均年齢 |
平均勤続年数 |
平均年間給与 |
||||
|
|
人 |
|
歳 |
|
年 |
|
円 |
(注)平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
(3)労働組合の状況
当社の労働組合は、日立製作所労働組合と称し、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会に属しています。
当社及び連結子会社における労使関係は安定しており、円滑に推移しています。
(4)多様性に関する指標
①連結会社に関する指標の開示
|
|
管理職に占める女性従業員の割合(%) (注)1、2 |
|
当社及び連結子会社 |
13.0 |
(注)1. 当連結会計年度における実績を記載しています。
2. 一部直接員(製造業務従事者)及び一部連結子会社については、集計を実施していないことから算定対象に含めておりません。
②女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)・育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)に基づく指標の開示
(ⅰ)提出会社
|
会社名 |
管理職に占める 女性従業員の 割合(%) (注)1 |
男性の育児休業 取得率(%) (注)1~5 |
男女の賃金の差異(%) (男性の賃金に対する女性の賃金の割合) (注)1、2、6、7 |
|||
|
全従業員 |
無期雇用・ フルタイム従業員 |
パート・ 有期雇用従業員 |
||||
|
㈱日立製作所 |
7.4 |
56.8 |
(*) |
66.4 |
66.7 |
55.3 |
(ii)連結子会社
|
会社名 |
管理職に占める 女性従業員の 割合(%) (注)1 |
男性の育児休業 取得率(%) (注)1~5 |
男女の賃金の差異(%) (男性の賃金に対する女性の賃金の割合) (注)1、2、6、7 |
|||
|
全従業員 |
無期雇用・ フルタイム従業員 |
パート・ 有期雇用従業員 |
||||
|
㈱日立アーバンサポート |
11.4 |
100.0 |
(*) |
84.8 |
65.1 |
88.5 |
|
㈱日立アイイーシステム |
1.2 |
33.3 |
(*) |
63.6 |
69.6 |
48.4 |
|
㈱日立ICTビジネスサービス |
7.8 |
0.0 |
(*) |
69.6 |
65.0 |
79.7 |
|
㈱日立アカデミー |
18.1 |
100.0 |
|
72.9 |
73.1 |
78.0 |
|
日立Astemo㈱ |
2.1 |
66.4 |
(*) |
74.4 |
74.4 |
69.0 |
|
日立Astemo上田㈱ |
3.0 |
91.7 |
(*) |
77.4 |
70.1 |
121.3 |
|
日立Astemo仙台㈱ |
0.0 |
66.7 |
|
81.0 |
81.0 |
― |
|
日立Astemoハイキャスト㈱ |
0.0 |
0.0 |
|
74.7 |
74.3 |
79.8 |
|
日立Astemo阪神㈱ |
2.2 |
80.0 |
(*) |
70.3 |
70.1 |
91.7 |
|
日立Astemoビジネスソリューションズ㈱ |
4.3 |
100.0 |
(*) |
62.7 |
60.5 |
64.5 |
|
日立Astemo亘理㈱ |
0.0 |
100.0 |
(*) |
73.9 |
73.7 |
78.4 |
|
㈱日立アドバンストシステムズ |
1.5 |
80.0 |
(*) |
64.1 |
63.4 |
96.4 |
|
日立アプライアンステクノサービス㈱ |
0.0 |
0.0 |
|
63.6 |
68.1 |
60.8 |
|
㈱日立茨城テクニカルサービス |
3.8 |
36.4 |
(*) |
74.8 |
72.5 |
79.8 |
|
㈱日立医薬情報ソリューションズ |
5.6 |
25.0 |
|
82.0 |
82.0 |
82.0 |
|
㈱日立インダストリアルプロダクツ |
0.7 |
59.1 |
(*) |
67.2 |
68.8 |
50.5 |
|
㈱日立インフォメーションエンジニアリング |
12.0 |
38.0 |
(*) |
76.7 |
78.4 |
54.4 |
|
沖縄日立ネットワークシステムズ㈱ |
0.0 |
75.0 |
(*) |
77.8 |
77.8 |
― |
|
㈱関東日立 |
1.0 |
0.0 |
|
71.5 |
70.4 |
68.9 |
|
㈱九州日立システムズ |
6.8 |
66.7 |
(*) |
73.8 |
75.7 |
102.5 |
|
日立空調ソリューションズ㈱ |
0.0 |
8.0 |
(*) |
67.6 |
67.6 |
― |
|
日立グローバルライフソリューションズ㈱ |
1.7 |
20.2 |
(*) |
67.4 |
67.8 |
66.1 |
|
㈱日立ケーイーシステムズ |
2.7 |
20.0 |
(*) |
68.2 |
65.7 |
72.4 |
|
日立交通テクノロジー㈱ |
1.0 |
9.1 |
(*) |
67.0 |
68.9 |
53.7 |
|
㈱日立コンサルティング |
9.2 |
80.0 |
(*) |
68.5 |
69.4 |
44.9 |
|
㈱日立産機システム |
3.0 |
49.0 |
(*) |
69.1 |
69.6 |
55.2 |
|
㈱日立産機テクノサービス |
0.0 |
33.3 |
|
45.5 |
60.9 |
28.7 |
|
㈱日立産機ドライブ・ソリューションズ |
0.0 |
0.0 |
|
70.3 |
74.8 |
52.4 |
|
㈱日立産業制御ソリューションズ |
2.1 |
33.3 |
(*) |
68.0 |
67.1 |
53.4 |
|
㈱四国日立システムズ |
2.9 |
20.0 |
|
73.1 |
73.2 |
79.0 |
|
㈱日立システムズ |
6.3 |
82.9 |
(*) |
69.4 |
69.6 |
44.4 |
|
㈱日立システムズエンジニアリングサービス |
5.1 |
50.0 |
(*) |
73.6 |
74.4 |
68.9 |
|
㈱日立システムズパワーサービス |
12.4 |
100.0 |
(*) |
77.0 |
77.4 |
21.2 |
|
㈱日立システムズフィールドサービス |
2.6 |
68.4 |
(*) |
66.2 |
72.3 |
62.8 |
|
㈱日立社会情報サービス |
6.4 |
50.0 |
(*) |
71.6 |
71.8 |
43.2 |
|
㈱日立情報通信エンジニアリング |
1.7 |
66.7 |
(*) |
70.5 |
70.1 |
59.7 |
|
㈱日立ソリューションズ |
6.9 |
105.0 |
(*) |
71.4 |
70.8 |
93.2 |
|
会社名 |
管理職に占める 女性従業員の 割合(%) (注)1 |
男性の育児休業 取得率(%) (注)1~5 |
男女の賃金の差異(%) (男性の賃金に対する女性の賃金の割合) (注)1、2、6、7 |
|||
|
全従業員 |
無期雇用・ フルタイム従業員 |
パート・ 有期雇用従業員 |
||||
|
㈱日立ソリューションズ・クリエイト |
4.8 |
66.1 |
(*) |
70.0 |
69.6 |
45.9 |
|
㈱日立ソリューションズ・テクノロジー |
2.5 |
100.0 |
(*) |
70.9 |
69.7 |
92.6 |
|
㈱日立ソリューションズ西日本 |
4.1 |
69.6 |
(*) |
68.2 |
67.9 |
― |
|
㈱日立ソリューションズ東日本 |
4.4 |
78.6 |
(*) |
72.0 |
72.0 |
― |
|
日立チャネルソリューションズ㈱ |
4.9 |
87.5 |
(*) |
71.4 |
71.6 |
48.8 |
|
㈱日立テクノロジ-アンドサービス |
0.0 |
0.0 |
|
67.4 |
66.1 |
62.5 |
|
㈱日立ドキュメントソリューションズ |
4.8 |
41.2 |
(*) |
64.0 |
66.4 |
48.7 |
|
㈱日立ニコトランスミッション |
2.2 |
44.4 |
|
68.5 |
72.7 |
58.1 |
|
日和サービス㈱ |
3.0 |
50.0 |
(*) |
52.5 |
65.8 |
68.3 |
|
㈱日立ハイシステム21 |
5.0 |
41.7 |
(*) |
74.0 |
73.6 |
88.3 |
|
㈱日立ハイテク |
5.2 |
75.2 |
(*) |
71.4 |
71.1 |
87.8 |
|
㈱日立ハイテク九州 |
50.0 |
― |
(*) |
77.3 |
69.8 |
96.9 |
|
㈱日立ハイテクサイエンス |
3.3 |
58.3 |
(*) |
66.7 |
69.1 |
37.1 |
|
㈱日立ハイテクサポート |
14.3 |
― |
(*) |
98.6 |
101.2 |
69.9 |
|
㈱日立ハイテクソリューションズ |
3.0 |
92.3 |
(*) |
71.0 |
69.2 |
87.0 |
|
㈱日立ハイテクネクサス |
5.3 |
0.0 |
(*) |
66.4 |
64.2 |
56.6 |
|
㈱日立ハイテクフィールディング |
2.1 |
92.9 |
(*) |
67.1 |
63.7 |
93.2 |
|
㈱日立ハイテクマニファクチャ&サービス |
1.3 |
50.0 |
(*) |
66.2 |
69.1 |
76.8 |
|
㈱日立パワーソリューションズ |
1.4 |
57.4 |
(*) |
66.5 |
66.4 |
56.9 |
|
㈱日立パワーデバイス |
1.0 |
50.0 |
|
67.7 |
67.7 |
59.4 |
|
㈱日立ビルシステム |
1.6 |
29.3 |
(*) |
63.7 |
65.4 |
52.2 |
|
㈱日立ビルシステムエンジニアリング |
1.4 |
0.0 |
|
69.2 |
74.3 |
64.9 |
|
㈱日立ビルシステムビジネスサポート |
3.2 |
100.0 |
(*) |
75.4 |
78.0 |
80.5 |
|
㈱日立プラントコンストラクション |
1.2 |
53.1 |
(*) |
66.8 |
72.7 |
48.2 |
|
㈱日立プラントサービス |
0.9 |
25.0 |
(*) |
63.1 |
63.7 |
51.4 |
|
㈱日立プラントメカニクス |
1.6 |
100.0 |
(*)(**) |
60.3 |
64.3 |
54.7 |
|
㈱日立保険サービス |
8.3 |
0.0 |
|
54.0 |
52.6 |
61.6 |
|
㈱北海道日立システムズ |
4.3 |
0.0 |
|
70.5 |
69.1 |
― |
|
㈱日立マネジメントパートナー |
11.7 |
66.7 |
(*)(**) |
67.3 |
66.0 |
57.4 |
|
㈱日立ゆうあんどあい |
14.3 |
― |
|
100.7 |
104.4 |
88.2 |
|
㈱日立リアルエステートパートナーズ |
4.2 |
22.2 |
(*) |
62.9 |
63.0 |
27.0 |
(注)1.当連結会計年度における実績を記載しています。
2.算定に必要な従業員が在籍していない場合、「―」と記載しています。
3.当連結会計年度に育児休業等を取得した男性従業員÷当連結会計年度に子が生まれた男性従業員により算出しています。
4.「(*)」については、育児目的休暇の取得者を分子に含みます。
5.「(**)」について、女性活躍推進法に基づく雇用管理区分別の育児休業取得率は以下のとおりです。育児目的休暇の取得者は分子に含みません。
|
会社名 |
男性の育児休業取得率(%) |
|
㈱日立プラントメカニクス |
総合職:50.0、基幹職:- |
|
㈱日立マネジメントパートナー |
総合職:33.3、基幹職:- |
6.「全従業員」は「無期雇用・フルタイム従業員」と「パート・有期雇用従業員」の合計です。また、「無期雇用・フルタイム従業員」は無期雇用かつフルタイムの従業員であり、「パート・有期雇用従業員」はパートタイム又は有期雇用の従業員です。
7.適用する人事処遇制度において性別による差異はありません。管理職を含む上位の等級における男性の比率が高いこと、短時間勤務を行う従業員の比率が男性に比べ女性で高いこと等により、男女一人当たりの賃金に差が生じています。女性活躍推進法に基づく区分の分析のみならず、より詳細な区分での分析も行ってまいります。
当社及び連結子会社のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進に関する取組みの詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」及び、日立サステナビリティレポートをご参照ください。
(1)経営の基本方針
当グループは、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念として、顧客に対し、より高い価値をもたらす競争力のある製品・サービスを提供することで、一層の発展を遂げることをめざしています。当グループでは、グループ内の多様な経営資源を最大限に活用するとともに、事業の見直しや再編を図ることで、競争力を強化し、グローバル市場での成長を実現し、顧客、株主、従業員を含むステークホルダーの期待に応えることにより、株主価値の向上を図っていくことを基本方針としています。
(2)経営環境及び対処すべき課題
①当グループの経営環境及び対処すべき課題
現在の世界は、将来の予測が立てにくい時代です。気候変動や資源不足、高齢化による人口構造の変化、都市化の問題など様々な変化が生じており、さらに、ウクライナ情勢や世界的なインフレの加速などにより、世界各国の経済が深刻な悪影響を受けています。一方で、複雑化する社会課題を解決するためのイノベーションが世界中で起きています。
かかる経営環境において、当グループは、2022年4月に策定した「2024中期経営計画」の下、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現して人々の幸せを支えることをめざしています。「デジタル」「グリーン」「イノベーション」の3つを成長の柱とし、グループ一体となったOne Hitachiでのグローバルな成長により、めざす社会を実現すべく、以下の施策に注力しています。
i) Lumadaの価値協創サイクルの強化と展開
お客さまの経営課題を理解した上で、その解決方法を設計・実装し、運用・保守するとともに次の課題解決に取り組むという、Lumadaにおけるお客さまとの価値協創サイクルを強化しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)需要の高まりも追い風に、エネルギーや交通、産業など、当グループのあらゆる事業と連携して、Lumadaソリューションを展開していきます。
ii) 環境課題解決のイノベーターをめざして
当グループは、ステークホルダーとの協創による社会イノベーション事業を通じて、環境課題の解決と人々の生活の質の向上の両立に取り組んでいます。
特に脱炭素化に向けた取り組みを加速しており、環境長期目標「日立環境イノベーション2050」では、2030年度までに日立の事業所での、2050年度までにバリューチェーン全体でのカーボンニュートラルを目標としています。この実現に向けて、日立におけるCO2排出量削減は目標を上回るペースで進捗しており、エネルギー消費量の削減や再生可能エネルギーの活用等によって削減をさらに推進するとともに、環境に配慮した効率的な製品によるソリューションを提供してお客さまのCO2排出量削減を支援していきます。
iii) 成長に向けたイノベーションの創生
当グループは、グローバルな事業成長へ向けてイノベーション創生を推進しており、先端研究を含めた研究開発投資に加え、スタートアップ企業との協業のためのコーポレートベンチャリング投資も拡大を図っています。社会やお客さまの課題を探索し、その課題解決に向けたイノベーションを創生していくことで、次世代まで続く持続的な成長を実現していきます。
これらにより、資源価格高騰や世界的なインフレ継続など不安定な経営環境でも安定してキャッシュを創出できるよう、事業の成長を図るとともに、拠点統廃合等の合理化推進によるコスト構造改革にも取り組んでいきます。キャッシュ創出力を高める一方で、成長に必要な投資は、厳選して迅速に実行するとともに、株主還元も安定的に実施していきます。
②注力分野における経営環境及び対処すべき課題
注力分野であるデジタルシステム&サービス、グリーンエナジー&モビリティ及びコネクティブインダストリーズの3セクターにおける経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりです。
デジタルシステム&サービス
不確実な社会・経済情勢において複雑化する経営課題に対して、AI、IoT等のデジタル技術やサービスの活用が求められるとともに、深刻な社会課題を背景に環境問題やSDGsへの取り組みが加速しています。そのような中、デジタル技術で企業経営や社会の変革を図るDXはグローバルで市場の拡大が続いています。
デジタルシステム&サービスセクターでは、そのようなグローバルDX市場において、2021年7月に買収を完了したGlobalLogic社のデザインやデジタルエンジニアリング力を活用し、日立のOT×IT×プロダクトを組み合わせて価値を創造し、お客さまや社会の課題解決を加速するとともに、日立グループ他セクターのLumada事業成長を牽引していきます。具体的には、お客さまとの協創の深化による継続的な価値提供、高付加価値なソリューションの横展開、お客さまやパートナーとのエコシステム構築による新市場創生などにより、Lumadaのスケールを加速させます。
デジタルシステム&サービスセクターは、これらの取り組みを支えるデジタル人財の育成・拡充など経営基盤の強化にも取り組みながら、社会や国内外のお客さまの課題解決パートナーとして継続的に価値を提供し、Lumada事業のサステナブルな成長を実現します。
グリーンエナジー&モビリティ
気候変動や地政学リスクの高まりを背景に、エネルギー転換が急速に進展し、市場が拡大しています。具体的には、バスや鉄道などのモビリティの電動化や、電源構成の多様化・分散化によるマイクログリッドの拡大に加え、従来の社会インフラ事業のサービス化や脱炭素社会実現に向けたGXなどにより、新たな事業機会が世界各地で生まれています。
グリーンエナジー&モビリティセクターでは、グローバルトップレベルの製品群とインテグレーション力でサステナブルな社会インフラの実現に貢献し、地球環境に優しいグリーンなエネルギーとモビリティで世界中の人々の生活の質の向上に貢献していきます。具体的には、パワーグリッド、再生可能エネルギーシステム、原子力発電システム、鉄道システムなどにおいて、「OT×IT×プロダクト」の強みを生かした製品やサービス、ソリューションを提供していきます。エネルギー分野では、日立エナジー社の持つパワーグリッド技術とLumadaを活用したデジタル技術との融合を通じた新たなソリューションの提供やクリーンエネルギー事業の推進により、脱炭素社会の実現に貢献するサービス・ソリューションの提供を拡大していきます。鉄道システム分野では、交通ネットワークをデジタルでつなぎ、データを活用した鉄道運行サービス等の展開を加速させていきます。
これらの取り組みを通じ、グリーンエナジー&モビリティセクターは、2024中期経営計画の3つの成長の柱であるグリーン価値の創出の中核をなす事業として、脱炭素化やエネルギーの安定供給、安全・安心・快適な鉄道システムの提供など、ウェルビーイングの実現に貢献していきます。また、日立エナジー社や、買収を予定しているタレス社の鉄道信号関連事業がグローバルに有するインストールベースを活用し、高収益事業への転換を加速させていきます。
コネクティブインダストリーズ
地政学リスクの高まりや気候変動による自然災害の増加など社会環境の不確実性が急増していることに加え、デジタル技術の急速な進展に伴い、人々の生活様式や企業活動は大きく変容し、新たなDX・GXへのニーズがこれまで以上に高まっています。こうした中、組織や企業間、さらには分野を越えたトータルな「際」の課題解決が求められています。
コネクティブインダストリーズセクターでは、昇降機、家電、計測・分析装置、医療機器、産業機器などの競争力の高いプロダクトを集結させ、それらをデジタルでつなぎ、ソリューションとして提供し、サステナブルな価値を創出していきます。
具体的には、お客さまの事業構想・課題分析により目的や施策を具現化するためのフロント・エンジニアリング力を強化していくとともに、Lumadaを活用し、リアル空間とサイバー空間をデジタルでつなぐことで、経営から現場、サプライチェーン、異業種の間に存在する「際」の課題を解決し、全体最適化を実現するトータルシームレスソリューションを、産業分野からアーバン分野、ヘルスケア分野、さらにグリーン領域へ進化・拡大しています。また、コネクテッドプロダクトが創出するデータを活用したアフターサービスや、お客さまの新たな課題解決ニーズの深耕により、継続的・循環的に価値を提供するリカーリングビジネスを強化します。
さらに、グローバル成長に向けて、特に注力地域である北米では、2022年に、MES(製造実行システム)・SCADA(監視制御システム)などのOT領域に強みを持つFlexware Innovation, Inc.とプロダクト領域のマーキングシステムを手掛けるTelesis Technologies Inc.を買収しました。これらの事業に加え、JR AutomationによるロボティクスSI、Hitachi Global Air Power(Sullairより社名変更)による空気圧縮機、半導体製造・計測装置、粒子線治療システムなどとデジタルの融合を強化することで、北米でのトータルシームレスソリューションの展開を加速していきます。
コネクティブインダストリーズセクターでは、「つないでいく。データを、価値を、産業を、そして社会を。」をパーパスとして定め、お客さまとの協創を通じて「サステナブル バリュークリエーター」をめざしていきます。
(3)中期経営計画における経営指標
2024中期経営計画においては、以下の指標を経営上の業績目標としています。
なお、上場子会社の非連結化や今後予定している日立Astemo㈱の非連結化に伴い、コア・フリーキャッシュ・フロー(3年累計)を1.4兆円から1.2兆円に変更しました。
|
|
2024年度目標 |
選定した理由 |
|
売上収益年成長率(2021年度-2024年度 CAGR)(注)1、2 |
5-7% |
成長性を測る指標として選定 |
|
Adjusted EBITA率(注)3 |
12% |
収益性を測る指標として選定 |
|
EPS成長率(2021年度-2024年度 CAGR)(注)1、4、5 |
10-14% |
収益性及び株主価値を測る指標として選定 |
|
コア・フリー・キャッシュ・フロー (3年間累計)(注)6 |
1.2兆円 |
キャッシュ創出力を測る指標として選定 |
|
投下資本利益率(ROIC)(注)7 |
10% |
投資効率を測る指標として選定 |
(注)1.CAGR(Compound Average Growth Rate)は、年平均成長率です。
2.上場子会社を除いて算出しています。
3.Adjusted EBITAは、調整後営業利益に、企業結合により認識した無形資産等の償却費を足し戻した上で、持分法による投資損益を加算して算出した指標です。Adjusted EBITA率は、Adjusted EBITAを売上収益の額で除して算出した指標です。
4.EPS(Earnings Per Share)は、一株当たり当期利益です。
5.2021年度の当期利益については、一過性の影響を除いて算出しています。
6.コア・フリー・キャッシュ・フローは、フリー・キャッシュ・フローから、M&Aや資産売却他に係るキャッシュ・フローを除いた経常的なキャッシュ・フローです。
7.ROIC(Return on invested capital)は、「ROIC=(税引後の調整後営業利益+持分法損益)÷投下資本×100」により算出しています。なお、「税引後の調整後営業利益=調整後営業利益×(1-税金負担率)」、「投下資本=有利子負債+資本の部合計」です。
また、上記の経営目標の他、お客さまや社会への価値提供と人的資本の充実に向け、以下の項目を中期経営計画の重点項目として取り組んでいきます。
(1)リスクマネジメントについて
当グループでは、日々変化する経営環境を把握・分析し、社会的課題や当グループの競争優位性、経営資源などを踏まえ、当グループとして備えるべき様々な「リスク」とさらなる成長「機会」の両面からリスクマネジメントを実施し、リスクをコントロールしながら収益機会の創生に努めています。
かかる多様なリスクに関して、各担当部署がリスクと機会の適切な把握・対応に努め、経営幹部への報告・経営戦略への反映を行っています。
特に、2022年4月から、当グループ経営における全社的リスクに係る重要事項の議論・決定の場として執行役社長を議長、CRMO(Chief Risk Management Officer)を副議長とする「リスクマネジメント会議」を新設しました。リスクを一元的・横断的に把握することで、成長戦略と連携した盤石な経営基盤の実現をめざしていきます。
(2)リスク要因
当グループは、幅広い事業分野にわたり、世界各地において事業活動を行っています。また、事業を遂行するために高度で専門的な技術を利用しています。そのため、当グループの事業活動は、多岐にわたる要因の影響を受けています。その要因及び各リスク要因に対する対応策の主なものは、次のとおりです。
なお、これらは当有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断している一定の前提に基づいています。また、これらの対応策は各リスク要因の影響を完全に排除するものではなく、また、影響を軽減する有効な手段とはならない可能性があります。
①経済環境に係るリスク
経済の動向
当グループの事業活動は、世界経済及び特定の国・地域の経済情勢や地政学的情勢の影響を受けます。各国・地域や日本の景気が減速・後退する場合は、個人消費や設備投資の低下等をもたらします。また、ウクライナ情勢に代表される国家間紛争・緊張の高まりにより、特定の地域での経済活動の制約や停止を余儀なくされることも考えられます。その結果、当グループが提供する製品・システム又はサービスの一部制限や需要の減少などにより、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、様々な事業分野・地域において、多様な特性を持つ社会イノベーション事業を組み合わせる経営をしています。また、リスク評価等を通じて地政学的情勢の変化への迅速な対応を図っています。
為替相場の変動
当グループは、取引先及び取引地域が世界各地にわたっているため、為替相場の変動リスクにさらされています。当グループは、現地通貨建てで製品・サービスの販売・提供及び原材料・部品の購入を行っていることから、為替相場の変動は、円建てでの売上の低下やコストの上昇を招き、円建てで報告される当グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。当グループが、売上の低下を埋め合わせるために現地通貨建ての価格を上げた場合やコストの上昇分を吸収するために円建ての価格を上げた場合、当グループの価格競争力が低下し、それに伴い、経営成績は悪影響を受ける可能性があります。また、当グループは、現地通貨で表示された資産及び負債を保有していることから、為替相場の変動は、円建てで報告される当グループの財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
2023年3月31日時点における2024年3月31日に終了する連結会計年度の為替感応度(見通しの為替レートから1円変動した場合の業績影響額)の見積りは、以下のとおりです。
|
通貨 |
見通し |
為替感応度(億円) |
|
|
売上収益 |
Adjusted EBITA |
||
|
ドル |
130円/ドル |
135 |
15 |
|
ユーロ |
140円/ユーロ |
70 |
5 |
かかるリスクへの対応として、当グループでは、先物為替予約契約や通貨スワップ契約等の為替変動リスクのヘッジや製品・サービスの地産地消戦略の推進等を実行しています。
資金調達環境
当グループの主な資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー、銀行等の金融機関からの借入並びにコマーシャル・ペーパー及びその他の債券、株式の発行等による資本市場からの資金調達です。当グループは、事業活動のための費用、負債の元本及び利子並びに株式に対する配当を支払うために、流動資金を必要とします。また、当グループは、設備投資及び研究開発等のために長期的な資金調達を必要としています。当グループは、営業活動によるキャッシュ・フロー、銀行等の金融機関からの借入及び資本市場からの資金調達により、当グループの事業活動やその他の流動資金の需要を充足できると考えていますが、世界経済が悪化した場合、当グループの営業活動によるキャッシュ・フロー、業績及び財政状態に悪影響を及ぼし、これに伴い当社の債券格付けにも悪影響を及ぼす可能性があります。債券格付けが引き下げられた場合、当社が有利と考える条件による追加的な資金調達の実行力に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社は、資金調達を銀行等の金融機関からの借入に依存することにより金利上昇のリスクにさらされています。また、外部の資金源への依存を高めなければならなくなる可能性があります。負債への依存を高めることにより、当社の債券格付けは悪影響を受けることがあり、当社が有利と考える条件による追加的な資金調達の実行力にも影響を及ぼす可能性があります。かかる資金調達ができない場合、当グループの資金調達コストが上昇し、当グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。当グループでは、金利上昇のリスクを軽減するための施策として、主に金利スワップ契約を締結しています。
また、当グループの主要な取引金融機関が倒産した場合又は当該取引金融機関が当グループに対して融資条件の変更や融資の停止を決定した場合、当グループの資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。
株価等の価格の下落
当グループは、他社との事業上の関係等を維持又は促進するため、株式等の有価証券を保有しています。かかる有価証券は、価値の下落リスクにさらされています。株式の市場価格等の価値の下落に伴い、当社及び連結子会社は、保有する株式等の評価損を計上しなければならない可能性があります。さらに、当社及び連結子会社は、契約その他の義務により、株価の下落等にかかわらず、株式等を保有し続けなくてはならない可能性があり、このことにより多額の損失を被る可能性もあります。
当事業年度末において、当社が保有している投資株式の銘柄数及び貸借対照表計上額は、以下のとおりです。
|
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の合計額 (百万円) |
|
非上場株式 |
136 |
21,768 |
|
非上場株式以外の株式 |
41 |
213,017 |
かかるリスクへの対応として、当社は、取引や事業上必要である場合を除き、投資株式を取得・保有しないことを基本方針とし、既に保有している株式についても、保有意義や合理性が認められない限り、売却を進めています(保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有方針及び保有の合理性の検証について、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (5) 株式の保有状況」参照)。
②サプライチェーンに係るリスク
原材料・部品の調達
当グループの生産活動は、調達パートナーが時宜に適った方法により、合理的な価格で適切な品質及び量の原材料、部品及びサービスを当グループに供給する能力に依存しています。需要過剰の場合、調達パートナーは当グループの全ての要求を満たすための十分な供給能力を有しない可能性があります。原材料、部品及びサービスの不足は、急激な価格の高騰を引き起こす可能性があります。また、米ドルやユーロをはじめとする現地通貨建てで購入を行っている原材料及び部品については、為替相場の変動の影響を受けます。石油、銅、鉄鋼、合成樹脂、レアメタル、レアアース等の市況価格の上昇は当グループの製造コストの上昇要因であり、当グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。一方、原材料及び部品等の商品価格が下落した場合には、棚卸資産の評価損等の損失が発生する可能性があります。さらに、自然災害等により、調達パートナーの事業活動やサプライチェーンが被害を受けた場合、当グループの生産活動に悪影響を及ぼす可能性があります。また、調達パートナーにおいて児童労働や強制労働などの労働者の権利侵害事象等を含む法令違反等が発生した場合、発注元としての当グループの評判の低下や、当該調達パートナーからの安定した原材料・部品の調達に支障が生じ、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、複数の調達パートナーとの緊密な関係構築や製品・サービスの地産地消戦略の推進による各地域における需要変動への適切な対応、国内及び主要海外拠点における事業継続計画(BCP)の策定による事業中断リスクへの対応力強化、グループ全体としての調達機能の活用・強化等を実行している他、調達パートナーにおける法令違反等の発生を防ぐため、質問票を用いた自己点検や監査、理解促進の取組みを実施しています。
取引先の信用リスク
当グループは、国内外の様々な顧客及び調達パートナーと取引を行っており、売掛金、前渡金などの信用供与を行っています。取引相手の財政状態の悪化や経営破綻等が生じた場合、当グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループでは、定期的な信用調査や信用リスクに応じた取引限度額の設定など、信用リスクの管理のための施策を実施しています。
③海外事業における地政学等のリスク
海外における事業活動
当グループは、事業戦略の一環として海外市場における事業の拡大を図っており、これを通じて、売上の増加、コストの削減及び収益性の向上等の実現をめざしています。当グループの海外事業は、事業を行う海外の各国において、以下を含む様々な要因による悪影響を受ける可能性があります。
・投資、輸出、関税、公正な競争、贈賄禁止、消費者及び企業に関する税制、知的財産、外国貿易及び外国為替に関する規制、人権や雇用・労働に関する規制、環境及び資源・エネルギーに関する規制
・取引条件等の商慣習の相違
・労使関係、労働慣行の変化
・対日感情、地域住民感情の悪化、各種団体等による批判やキャンペーン
・国家間や国内における紛争の拡大と頻発、ウクライナ情勢の動向
・国家の安全保障や外交政策の変化
・各国の経済安全保障政策の強化
・その他の政治的及び社会的要因、地政学リスク、経済の動向並びに為替相場の変動
これらの要因により、当グループが、海外における成長戦略の目的を達成できる保証はなく、当グループの事業の成長見通し及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、グローバルな政治・経済情勢などを定常的に把握して事業に及ぼす影響を分析し、海外リスク資産の移転を行うなど、グループ全体での対応を実行しています。
④環境に係るリスク
気候変動対策に関する規制強化等(脱炭素社会への移行リスク)
当グループは、炭素税、燃料・エネルギー消費への課税、排出権取引などの導入に伴う事業コストの負担増、製品・サービスの技術開発の遅れによる販売機会の逸失、投資家や社会に当グループの気候変動問題への取り組み姿勢が評価されない場合に、当グループの事業活動、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、環境長期目標「日立環境イノベーション2050」を掲げ、脱炭素社会の実現に向けた様々な取り組みを進めており、今後も目標達成に向けた取り組みをさらに加速していきます。事業所においては2030年度カーボンニュートラルをめざしており、日立インターナルカーボンプライシング導入等による省エネ機器・再生可能エネルギーによる電力の導入の推進、生産・輸送のさらなる効率化、非化石エネルギー由来の電力利用の促進などにより、炭素税等の事業コスト負担増加などの回避・軽減や評価リスクの低減を図っています。バリューチェーンにおいては2050年度のカーボンニュートラルをめざし、CO2排出量削減につながる革新的製品・サービスの開発・拡販、エネルギー削減につながる省エネルギー製品の開発などをめざしています。
⑤人的資本に係るリスク
人財確保
当グループの競争力を維持するためには、事業遂行に必要な優秀な人財を採用し、確保し続ける必要があります。特に、当グループは、現在、グローバルに活躍できる人財や顧客に近いところでニーズをくみ取り、最適なソリューション・サービスを提供することができる人財、デジタルトランスフォーメーションを牽引するデジタル人財等を求めています。しかしながら、優秀な人財は限られており、かかる人財の採用及び確保の競争は激化しています。当グループがこのような優秀な人財を新たに採用し、又は雇用し続けることができる保証はありません。
かかるリスクへの対応として、当グループは、国内外で必要な人財をタイムリーに確保するため、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進、多様な人財が働きやすい職場づくりの推進とエンゲージメントの向上、グローバル共通の人事制度、人財プラットフォームの活用、社内教育プログラムの実践による優秀な人財の確保・育成等を図っています。
⑥テクノロジーに係るリスク
情報システムへの依存
当グループの事業活動において、情報システムの利用とその重要性は増大しています。コンピュータウイルスその他の要因によってかかる情報システムの機能に支障が生じた場合、当グループの事業活動、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、リモートワークの拡大は、情報漏洩などの新たなセキュリティリスクを生じさせる恐れがあります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、継続的にサイバーセキュリティ対策等を推進しており、また、リモートワークに適用される技術・製品・利用手順などを厳格に定めて運用していますが、従来にないサイバー攻撃を受けた場合や当社管理外のシステムに脆弱性があった場合には有効な手段とはならない可能性があります。
急速な技術革新
当グループの事業分野においては、新しい技術が急速に発展しています。先端技術の開発に加えて、先端技術を継続的に、迅速かつ優れた費用効率で製品・システム・サービスに適用し、これらの製品等のマーケティングを効果的に行うことは、競争力を維持するために不可欠です。例えば、現在、デジタル化・ロボット等による自動化、電動化、脱炭素や資源循環等の環境への技術革新への対応等が重要となっています。このような変化の潮流を捉え、お客様に価値を提供し続けるために、自社内の研究開発及びコーポレートベンチャーファンドを通じたスタートアップへの投資に対して多くの経営資源を投入しています。これらの先端技術の開発が予定どおり進展しなかった場合、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、産官学によるオープンイノベーションやデジタル人財の確保・育成、Lumadaによる協創プロセスを通じた顧客ニーズの把握のほか、これらを通じたイノベーションエコシステムの形成を図っています。
⑦パンデミック・自然災害に係るリスク
COVID‐19
COVID-19の流行からの正常化の進展が見込まれ、共存を前提とした新たなフェーズに移行しておりますが、今後の状況によってはサプライチェーンの混乱による原材料価格の高騰や半導体不足、供給制約によるインフレなどが当グループの事業の財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、Lumadaを活用したサービス型のデジタル事業の強化等による安定的な収益の拡大、安全確保を前提とした生産活動の継続、デジタル環境の強化によるリモートワーク等を活用した多様な働き方の拡充、キャッシュ・マネジメントの強化やサプライチェーンの強靭化、事業構造改革によるコスト低減等を図っています。
大規模災害及び気候変動による物理的影響等
当グループは、日本国内において、研究開発拠点、製造拠点及び当社の本社部門を含む多くの主要施設を有しています。過去において、日本は、地震、津波、台風等多くの自然災害に見舞われており、今後も、大規模な自然災害により当グループの生産から販売に至る一連の事業活動が大きな影響を受ける可能性があります。また、海外においても、アジア、米国及び欧州等に拠点を有しており、各地の自然災害によって、当グループの事業拠点のほか、サプライチェーンや顧客の事業活動にも被害が生じる可能性があります。さらに、気候変動に起因して、渇水や海面上昇、長期的な熱波や洪水等の大規模な自然災害が、今後より一層深刻化する可能性があります。かかる大規模な自然災害により当グループの施設が直接損傷を受けたり破壊された場合、当グループの事業活動が中断したり、新たな生産や在庫品の出荷が遅延する可能性があるほか、多額の修理費、交換費用、その他の費用が生じる可能性があり、これらの要因により多額の損失が発生する可能性があります。大規模な自然災害により当グループの施設が直接の影響を受けない場合であっても、流通網又は供給網が混乱する可能性があります。また、感染症の流行や、テロ、犯罪、騒乱及び紛争等の各国・地域の不安定な政治的及び社会的状況により、当グループの事業活動が混乱する可能性があり、当グループの従業員が就労不能となったり、当グループの製品に対する消費者需要の低下や販売網及び供給網に混乱が生じたりする可能性があります。さらに、全ての潜在的損失に対して保険が付保されているわけではなく、保険の対象となる損失であってもその全てが対象とはならない可能性があり、また、保険金の支払いについて異議が申し立てられること等により遅延が生じる可能性があります。自然災害その他の事象により当グループの事業遂行に直接的又は間接的な混乱が生じた場合、当グループの事業活動、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、BCPの策定による事業中断リスクへの対応力強化等を図っており、また、工場新設時における洪水被害を想定した建設・工場内設備の配置等を行っています。
⑧その他会社経営全般に影響を及ぼすリスク
長期請負契約等に係る見積り、コストの変動及び契約の解除
当グループは、インフラシステムの建設に係る請負契約をはじめ多数の長期契約を締結しており、かかる長期請負契約等に基づく収益を認識するために、当該契約の成果が信頼性をもって見積ることができる場合、工事契約の進捗に応じて収益及び費用を認識しています。収益については、主に、見積原価総額に対する実際発生原価の割合で測定される進捗度に基づいて認識しています。また、当該契約の成果が信頼性をもって見積ることができない場合には、発生した工事契約原価のうち、回収される可能性が高い範囲でのみ収益を認識し、工事契約原価は発生した期間に費用として認識しています。長期請負契約等に基づく収益認識において、見積原価総額、見積収益総額、契約に係るリスクやその他の要因について重要な仮定を行う必要がありますが、かかる見積りは変動する可能性があります。当グループは、これらの見積りを継続的に見直し、必要と考える場合には調整を行っています。当グループは、価格が確定している契約の予測損失は、その損失が見積られた時点で費用計上していますが、かかる見積りは変動する可能性があります。また、コストの変動は、当グループのコントロールの及ばない様々な理由によって発生する可能性があります。さらに、当グループ又はその取引相手が契約を解除する可能性もあります。このような場合、当グループは、当該契約に関する当初の見積りを見直す必要が生じ、かかる見直しは、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、契約締結前からリスクの把握・管理を行い、契約締結後も継続的に事業部門と財務部門間で管理・共有し、適時に正確な見積りができるよう努めています。
競争の激化
当グループの事業分野においては、大規模な国際的企業からスタートアップを含む専業企業に至るまで、多様な競合相手が存在しています。先端的な製品・システムやサービス等においても汎用品化や低コストの地域における製造・開発・サービス提供やクラウド化・自動化が進んでおり、価格競争を激化させています。かかる状況下で競争力を維持するためには、当グループは、その製品等が価格競争力を有するものでなければならないと考えています。かかる製品等の汎用品化は、当グループの価格決定力に影響を及ぼします。当グループが競合相手の価格と対等な価格を設定できない場合、当グループの競争力及び収益性が低下する可能性があります。一方で、競合相手の価格と対等な価格を設定することにより、その製品等の販売が損失をもたらす可能性があります。また、当グループの製品等は、技術、品質及びブランド価値の面においても競争力を有するものでなければなりません。当グループは、かかる製品等を適時に市場に投入する必要がありますが、当グループが提供する製品等が競争力を有する保証はなく、かかる製品等が競争力を有していない場合、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、研究開発によるイノベーションの強化やLumada事業の拡大、顧客との協創、製品等の高付加価値化を図っています。
需要の急激な減少
当グループが他社と競合する市場における急激な需要の減少と供給過剰は、販売価格の下落、ひいては売上の減少及び収益性の低下を招く可能性があります。加えて、当グループは、需要と供給のバランスを取るため、過剰在庫や陳腐化した設備の処分又は生産調整を強いられる場合があり、これにより損失が発生する可能性があります。例えば、情報機器、昇降機や半導体、自動車機器等の市場における需要と供給のバランスが崩れ、市況が低迷した場合、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、製品等の競争力の強化に加え、需要予測に基づく製品等の供給・在庫の管理等を図っています。
コスト構造改革への取組み
当グループは、事業全体のバリューチェーンにおける各活動について、グループ横断でコスト構造を抜本的に改革する「Hitachi Smart Transformation Project」を実施しています。当グループは、かかる施策により、経営基盤強化による収益性の安定化とキャッシュ・フローの増強をめざしていますが、当グループが現在期待している効果を得られない可能性があります。また、かかる施策によって、当グループが収益性の維持又は向上を実現できる保証はありません。
社会イノベーション事業強化に係る戦略
当グループは、事業戦略として、主に社会イノベーション事業の強化によって、成長性が高く、安定的な収益を得られる事業構造を確立することをめざしています。当グループは、社会イノベーション事業を強化するため、設備投資や研究開発等の経営資源を重点的に配分することを計画しているほか、企業買収・新規プロジェクトへの投資も行っています。また、市場の変化に応じて社会イノベーション事業を効果的に展開するため、適切な事業体制の構築を図っています。かかる戦略を実行するため、当グループは、多額の資金を支出しており、今後も継続する予定です。かかる戦略のための当グループの取組みは、成功しない、又は当グループが現在期待している効果を得られない可能性があります。また、かかる取組みによって、当グループが収益性の維持又は向上を実現できる保証はありません。
かかるリスクへの対応として、当グループは、各ビジネスユニット(BU)においてフェーズゲート管理を行っています。加えて、市場動向、他社動向、技術動向及び潜在リスクなど様々な視点からの分析・議論についても、投融資戦略委員会、経営会議、取締役会及び監査委員会において実施しています。
企業買収、合弁事業及び戦略的提携
当グループは、各事業分野において、重要な新技術や新製品の設計・開発、製品・システムやサービスの補完・拡充、事業規模拡大による市場競争力の強化及び新たな地域や事業への進出のための拠点や顧客基盤の獲得等のため、他企業の買収、事業の合弁や外部パートナーとの戦略的提携に一定程度依存しています(当グループの経営成績及び財政状態に重大な悪影響を及ぼす可能性がある案件について、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注5.事業再編等」参照)。このような施策は、事業遂行、技術、製品及び人事上の統合又は投資の回収が容易でないことから、本質的にリスクを伴っています。統合は、時間と費用がかかる複雑な問題を含んでおり、適切な計画の下で実行されない場合、当グループの事業に悪影響を及ぼす可能性もあります。また、事業提携は、当グループがコントロールできない提携先の決定や能力又は市場の動向によって影響を受ける可能性があります。これらの施策に関連して、統合に関する費用や買収事業の再構築に関する費用など、買収、運営その他に係る多額の費用が当グループに発生する可能性があります。これらの費用のため、大規模な資金調達を行う場合、財政状態の悪化や資金調達能力の低下が発生する可能性があります。また、投資先事業の収益性が低下し、投資額の回収が見込めない場合、のれんの減損など、多額の損失が発生する可能性があります。当連結会計年度末時点で、デジタルシステム&サービスセグメントにおいて1,269,171百万円、グリーンエナジー&モビリティセグメントにおいて589,011百万円、コネクティブインダストリーズセグメントにおいて220,688百万円ののれんを計上しています(セグメント別ののれんの金額について、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注4.セグメント情報」参照)。これらの施策が当グループの事業及び財政状態に有益なものとなる保証はなく、これらの施策が有益であるとしても、当グループが買収した事業の統合に成功し、又は当該施策の当初の目的の全部又は一部を実現できない可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、各ビジネスユニット(BU)におけるフェーズゲート管理に加え、市場動向、業界動向、戦略、買収価格、PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)プロセス及び潜在リスクなど様々な視点からの分析・議論を、投融資戦略委員会、経営会議、取締役会及び監査委員会において実施しています。
事業再構築
当グループは、以下の事業ポートフォリオ再構築の取組み等により、成長性が高く、安定的な収益の得られる事業構造の確立を図っています。
・不採算事業からの撤退
・当社の子会社及び関連会社の売却
・製造拠点及び販売網の再編
・資産の売却
当グループによる事業再構築の取組みは、各国政府の規制、雇用問題又は当グループが売却を検討している事業に対するM&A市場における需要不足等により、時宜に適った方法によって実行されないか、又は全く実行されない可能性があります。事業再構築の取組みは、顧客又は従業員からの評価の低下等、予期せぬ結果をもたらす可能性もあり、また、過去に事業再構築に関連して有形固定資産や無形資産の減損、在庫の評価減、有形固定資産の処分及び有価証券の売却に関連する損失などが生じましたが、このような多額の費用が将来も発生する可能性があります。現在及び将来における事業再構築の取組みは、成功しない、又は当グループが現在期待している効果を得られず、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、市場動向、業界動向、戦略、売却価格、プロセス及び潜在リスクなど様々な視点からの分析・議論を、投融資戦略委員会、経営会議、取締役会及び監査委員会において実施しています。
持分法適用会社の業績の悪化
当社及び連結子会社は、多数の持分法適用会社を有しています。持分法適用会社の損失は、当社及び連結子会社の持分比率に応じて、連結財務諸表に計上されます。また、当社及び連結子会社は、持分法適用会社の回収可能価額が取得原価又は帳簿価額を下回る場合、当該持分法適用会社の株式について減損損失を計上しなければならない可能性もあります。
当連結会計年度末において、持分法で会計処理されている投資は、以下のとおりです。
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(単位:百万円) |
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セグメント |
2023年3月31日 |
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デジタルシステム&サービス |
51,997 |
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グリーンエナジー&モビリティ |
88,003 |
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コネクティブインダストリーズ |
162,248 |
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オートモティブシステム |
11,406 |
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日立建機 |
- |
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日立金属 |
- |
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その他 |
4,017 |
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小計 |
317,671 |
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全社及び消去 |
160,949 |
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合計 |
478,620 |
かかるリスクへの対応として、当グループは、Adjusted EBITA (Adjusted Earnings before interest, taxes and amortization)(注)及び投下資本利益率(ROIC)を用いた投資収益管理を推進し、収益性・成長性の高い分野へ投資を集中させるとともに、投資した持分法適用会社については投資実行後も事業計画の達成状況や財務状況を把握し、低収益事業や将来の競争力に懸念のある投資先については売却を行うなどの施策を行っています。
(注)Adjusted EBITAは、調整後営業利益に、企業結合により認識した無形資産等の償却費を足し戻した上で、持分法による投資損益を加算して算出した指標です。
訴訟その他の法的手続
当グループは、事業を遂行する上で、訴訟や規制当局による調査及び処分等に関するリスクを有しています。訴訟その他の法的手続により、当グループに対して巨額又は算定困難な金銭支払いの請求又は命令がなされ、また、事業の遂行に対する制限が加えられる可能性があり、これらの内容や規模は長期間にわたって予測し得ない可能性があります。過去、当グループは、一部の製品において、競争法違反の可能性に関する日本、欧州及び北米等の規制当局による調査の対象となり、また、顧客等から損害賠償等の請求を受けています(当グループの経営成績及び財政状態に重大な悪影響を及ぼす可能性がある案件について、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注29.コミットメント及び偶発事象」参照)。これらの調査や紛争の結果、複数の法域において多額の課徴金や損害賠償金等の支払いが課される可能性があります。かかる重大な法的責任又は規制当局による処分は、当グループの事業、経営成績、財政状態、キャッシュ・フロー、信用及び評判に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当グループに対する法的責任が認められず、規制当局による処分や損害賠償金等の支払いが課されなかった場合であっても、当グループの信用及び評判に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、当グループの事業活動は、当グループが事業を行う国々で様々な政府による規制の対象となります。かかる政府による規制は、投資、輸出、関税、公正な競争、贈賄禁止、消費者及び企業に関する税制、知的財産、外国貿易及び外国為替に関する規制、人権や雇用・労働に関する規制、環境及び資源・エネルギーに関する規制を含みます。これらの規制は、当グループの事業活動を制限し又はコストを増加させ、また、新たな規制又は規制の変更は、当グループの事業活動をさらに制限し又はコストを増加させる可能性もあります。さらに、規制違反に係る罰金又は課徴金など、規制の執行が、当グループの経営成績、財政状態、キャッシュ・フロー、信用及び評判に悪影響を及ぼす可能性があります。また、個人データ保護規制等への対応についても、事業に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、規制の適用を受ける業務の特定、リスク評価、リスクに応じた措置の実行及び従業員に対する教育等を実施しています。
製品の品質と責任
当グループの製品・サービスには、高度で複雑な技術を利用したものが増えています。また、部品等を外部の調達パートナーから調達することにより、品質確保へのコントロールが低下します。当グループの製品・サービスに欠陥等が生じた場合又は品質に関する不適切行為があった場合、当グループの製品・サービスの質に対する信頼が悪影響を受け、当該欠陥等から生じた損害について当グループが責任を負う可能性があるとともに、当グループの製品の販売能力に悪影響を及ぼす可能性があり、当グループの経営成績、財政状態及び将来の業績見通しに悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、事故未然防止活動、技術法令の遵守活動、リスクアセスメントの徹底、品質・信頼性や製品事故発生時の対応に関する教育等を行っています。さらに、過去の当社子会社における品質に関する不適切行為を受け、当グループでは、事業部門内の品質保証部門を設計部門、製造部門から独立させ、お客さまの安全と安心を第一に行動できる体制としてきましたが、加えて、事業部門からも品質保証部門を独立させ、より独立性を強化しています。また、事業部門を担当する品質保証部門と本社の品質保証統括本部とのレポートラインを強化し、品質保証部門間で密な情報共有を図る仕組みを構築しています。
機密情報の管理
当グループは、顧客から入手した個人情報並びに当グループ及び顧客の技術、研究開発、製造、販売及び営業活動等に関する機密情報を様々な形態で保持及び管理しています。かかる情報が権限なく開示された場合、当グループが損害賠償を請求され又は訴訟を提起される可能性があり、また、当グループの事業、財政状態、経営成績、信用及び評判に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、機密情報管理に関する規則・運用を定め、暗号化や認証基盤の構築によるID管理とアクセス制御等を行うとともに、調達パートナーに対しても情報セキュリティ状況の確認・審査等を行っています。
知的財産
当グループの事業は、製品、製品のデザイン、製造過程及び製品・ソフトウェアを組み合わせてサービスの提供を行うシステム等に関する特許権、意匠権、商標権及びその他の知的財産権を日本及び各国において取得できるか否かに依存する側面があります。当グループがかかる知的財産権を保有しているとしても、競争上優位に立てるという保証はありません。様々な当事者が当グループの特許権、意匠権、商標権及びその他の知的財産権について異議を申し立て、無効とし、又はその使用を避ける可能性があります。また、将来取得する特許権に関する特許請求の範囲が当グループの技術を保護するために十分に広範なものである保証はありません。当グループが事業を行っている国において、特許権、意匠権、著作権及び企業秘密に対する有効な保護手段が整備されていないか、又は不十分である可能性があり、当グループの企業秘密が従業員、契約先等によって開示又は不正流用される可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、出願前に公知例調査を行うことで、権利の成立可能性の向上及び事業に即した権利の取得を図っています。また、知的財産の保護手段が整備されていない、又は、不十分な国においては、従業員や契約先との契約等により、不正利用の抑制を図っています。
当グループの多くの製品には、第三者からライセンスを受けたソフトウェア又はその他の知的財産が含まれています。当グループは、競合他社の保護された技術を使用することができない、又は不利な条件の下でのみ使用しうることとなる可能性があります。かかる知的財産に関するライセンスを取得したとしても経済的理由等からこれを維持できる保証はなく、また、かかる知的財産が当グループの期待する商業上の優位性をもたらす保証もありません。
かかるリスクへの対応として、当グループは、当該第三者と契約・交渉により良好な関係を維持し、知的財産の実施権の確保を図っています。
当グループは、特許権、意匠権及びその他の知的財産に関して、提訴され、又は権利侵害を主張する旨の通知を受け取ることがあります。これらの請求に正当性があるか否かにかかわらず、応訴するためには多額の費用等が必要となる可能性があり、また、経営陣が当グループの事業運営に専念できない可能性や当グループの評判を損ねる可能性があります。さらに、権利侵害の主張が成功し、侵害の対象となった技術のライセンスを当グループが取得することができない場合、又は他の権利侵害を行っていない代替技術を使用することができない場合、当グループの事業は悪影響を受ける可能性があります。
かかるリスクへの対応として、当グループは、新たな製品の販売やサービスの提供開始前に、当該製品やサービスについて他社特許クリアランスを実施するとともに、必要な場合には製品やサービスの設計変更を行うこと等で、他社との係争の回避を図っています。
退職給付に係る負債
当グループは、数理計算によって算出される多額の退職給付費用を負担しています。この評価には、死亡率、脱退率、退職率、給与の変更及び割引率等の退職給付費用を見積る上で利用される様々な数理計算上の仮定が含まれています。当グループは、人員の状況、市況及び将来の金利の動向等の多くの要素を考慮に入れて、数理計算上の仮定を見積る必要があります。数理計算上の仮定の見積りは、基礎となる要素に基づき、合理的なものであると考えていますが、実際の結果と合致する保証はありません。数理計算上の仮定が実際の結果と異なった場合、その結果として実際の退職給付費用が見積費用から乖離して、当グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。割引率の低下は、数理上の退職給付に係る負債の増加をもたらす可能性があります。また、当グループは、割引率等の数理計算上の仮定を変更する可能性があります。数理計算上の仮定の変更も、当グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
かかるリスクへの対応として、2019年4月1日から日立企業年金基金に加入する当グループの従業員を対象として、従来の確定拠出型企業年金制度からリスク分担型企業年金制度への移行を進めてきました。2022年4月1日に連結子会社43社が新たにリスク分担型企業年金制度を導入し、ほぼ全ての日立企業年金基金加入会社の制度移行が完了しました。リスク分担型企業年金への移行を通じ、当社及び日立企業年金基金に加入する連結子会社の掛金負担を固定化することにより、資産運用リスク等を低減し、また退職給付に係る負債の認識を中止することにより財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼすリスクを低減しています。
株式の追加発行に伴う希薄化
当社は、将来、株式の払込金額が時価を大幅に下回らない限り、株主総会決議によらずに、発行可能株式総数のうち未発行の範囲において、株式を追加的に発行する可能性があります。将来における株式の発行は、その時点の時価を下回る価格で行われ、かつ、株式の希薄化を生じさせる可能性があります。
(1)経営計画の進捗
①経営上の目標として掲げた指標の状況
「2024中期経営計画」において、経営上の目標として用いた主な指標の当連結会計年度における状況は次のとおりです。
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当連結会計年度(2022年度) |
2024年度目標 |
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売上収益(注)1 |
76,382億円 |
(2021~2024年度 CAGR) 5%-7% |
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Adjusted EBITA率(注)1 |
9.5% |
12% |
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投下資本利益率(ROIC)(注)2 |
7.6% |
10% |
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EPS(注)2 |
684円 |
(2021~2024年度 CAGR) 10%-14% |
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コア・フリー・キャッシュ・フロー(注)2 |
(2022年度)4,164億円 |
(3年累計) 1.2兆円 |
(注)1.連結合計からオートモティブシステム、日立建機及び日立金属セグメントの合計を差し引いて算出しています。
2.連結合計で算出しています。
②成長に向けた事業強化
当期は、「デジタル」「グリーン」「イノベーション」の3つを柱に、グローバルな成長をめざす「2024中期経営計画」の初年度として、主に以下の取組みを行い、成長モードへのシフトを推進しています。
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・DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)需要の高まりに応えるデジタル事業のグローバルな成長 |
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DX需要がグローバルに高まっているデジタル事業の加速に向け、北米に日立デジタル社を発足しました。同社を中心に、Lumadaをはじめとする日立グループ横断でのデジタル戦略を推進しており、GX需要の高まりも受けて、日立エナジー社や日立レール社などで受注を拡大しています。 また、成長を続けるGlobalLogic社は、日本にも拠点を設けて、その開発手法を日立の国内プロジェクトにも適用するとともに、ルーマニア及びウルグアイのデジタルエンジニアリング会社を買収し、欧州やラテンアメリカにおける新たな拠点や顧客、人財の獲得を図ることで、さらなる成長を見据えています。
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・成長を支えるグローバルリスクマネジメント
不透明な経営環境が続く中、事業の成長とともに増大するリスクへの対応として、グローバルなリスク情報を一元的に把握するとともに、リスクに先行して対応する体制を構築しました。物価高騰や地政学リスク、大規模災害リスクなど、日立グループに影響を及ぼすリスクを把握し、優先リスクを迅速に見極めた上で、日々変化する事業環境に先行した対応を図っています。
・オートモティブシステム事業の再編
大変革期を迎えている自動車・二輪車業界において、日立Astemo㈱の持続的成長と企業価値向上を実現するため、同社株式の一部譲渡などを決定しました。この取引の実行により、同社は当社の持分法適用会社となります。日立は、新たな共同パートナーも加えて成長する同社との電動化・自動運転分野を中心とした連携を続け、ともに成長していきます。
(2)経営成績の状況の分析
①業績の状況
売上収益は、前年度に比べて6%増加し、10兆8,811億円となりました。日立建機㈱株式の一部売却や日立金属㈱(現㈱プロテリアル)株式の売却に伴う減収要因があったものの、為替影響に加え、パワーグリッド事業や鉄道システム事業の堅調な推移、自動車メーカーの生産量回復を受けた日立Astemo㈱の増収、GlobalLogic社の増収等により、増収となりました。
売上原価は、前年度に比べて6%増加し、8兆1,920億円となり、売上収益に対する比率は、前年度と同水準の75%となりました。売上総利益は、前年度に比べて5%増加し、2兆6,890億円となりました。
販売費及び一般管理費は、前年度に比べて7%増加し、1兆9,409億円となり、売上収益に対する比率は、前年度と同水準の18%となりました。
調整後営業利益(売上収益から、売上原価並びに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標)は、売上収益の増加等により、前年度に比べて99億円増加し、7,481億円となりました。
持分法による投資損益は、前年度に比べて123億円増加し、528億円の利益となりました。
これらの結果、Adjusted EBITA(Adjusted Earnings before interest, taxes and amortizationの略であり、調整後営業利益に、企業結合により認識した無形資産等の償却費を足し戻した上で、持分法による投資損益を加算して算出した指標)は、前年度に比べて292億円増加して8,846億円となりました。
その他の収益は、前年度に比べて1,738億円増加して3,021億円となり、その他の費用は、前年度に比べて1,610億円増加して2,450億円となりました。主な内訳は、以下のとおりです。
・固定資産損益は、前年度に比べて157億円減少し、22億円の利益となりました。
・減損損失は、急激な金利上昇等による割引率の上昇に伴う日立エナジー社ののれんの減損損失の計上に加えて、デジタルシステム&サービスセクターにおいてもERPオンプレミス型事業を非注力分野に位置づけたことに伴いのれんの減損損失を計上したこと等により、前年度に比べて948億円増加し、1,298億円となりました。
・事業再編等損益は、㈱日立物流株式及び日立金属㈱株式の売却に伴う売却益を計上したこと等により、前年度に比べて1,952億円増加し、2,973億円の利益となりました。
・特別退職金は、前年度に比べて5億円増加し、93億円となりました。
・リスク分担型企業年金制度への移行に伴う損失として、511億円をその他の費用に計上しました。
金融収益(受取利息を除きます。)は、前年度に比べて200億円減少して78億円となり、金融費用(支払利息を除きます。)は、前年度に比べて203億円増加して204億円となりました。
EBIT(受取利息及び支払利息調整後税引前当期利益)は、前年度に比べ53億円減少し、8,456億円となりました。
受取利息は、前年度に比べて101億円増加して256億円となり、支払利息は、前年度に比べて242億円増加して513億円となりました。
税引前当期利益は、前年度に比べて193億円減少し、8,199億円となりました。
法人所得税費用は、前年度に比べて523億円減少し、1,161億円となりました。
当期利益は、前年度に比べて330億円増加し、7,038億円となりました。
非支配持分に帰属する当期利益は、前年度に比べて326億円減少し、547億円となりました。
これらの結果、親会社株主に帰属する当期利益は、前年度に比べて656億円増加し、6,491億円となりました。
②セグメントごとの業績の状況
セグメントごとに業績の状況を概観すると次のとおりです。各セグメントの売上収益は、セグメント間内部売上収益を含んでいます。また、当連結会計年度の期首より、報告セグメントの区分を、デジタルシステム&サービス、グリーンエナジー&モビリティ、コネクティブインダストリーズ、オートモティブシステム、日立建機、日立金属、その他の7セグメントへ変更しており、比較する前年度の数値も新区分に組み替えています。なお、各表内の内数は、各セグメントの主な事業等の業績を表しており、また、売上収益については当該事業間の内部売上を含んでいるため、それらの合計額は、セグメント全体の業績と一致しない場合があります。
(デジタルシステム&サービス)
※前年度までサービス&プラットフォームに計上されていた制御システム事業の数値は、当連結会計年度よりフロントビジネスに計上されています。デジタルシステム&サービスセグメントの対前年度比較は、この変更を前年度に遡及した数値と比較しています。
売上収益は、為替影響に加え、Lumada事業やGlobalLogic社が堅調に推移したこと等により、前年度に比べて増収となりました。
Adjusted EBITAは、売上収益の増加等により、増益となりました。
(グリーンエナジー&モビリティ)
※関連費用には、パワーグリッド事業PMIに係る費用等が含まれています。
売上収益は、為替影響や日立エナジー社及び鉄道システム事業が堅調に推移したこと等により、前年度に比べて増収となりました。
Adjusted EBITAは、エネルギー事業での一部プロジェクトにおけるコスト増等による減益があったものの、売上収益の増加や鉄道システム事業における収益性の改善等により、前年度に比べて増益となりました。
(コネクティブインダストリーズ)
売上収益は、為替影響や半導体製造装置及び生化学免疫自動分析装置等の販売が増加した計測分析システム事業及びビルサービス事業が拡大したビルシステム事業が堅調に推移したこと等により、前年度に比べて増収となりました。
Adjusted EBITAは、生活・エコシステム事業での部材価格高騰の影響やインダストリアルデジタル事業における成長投資・拡販活動に伴う販売費の増加があったものの、売上収益の増加等により、前年度に比べて増益となりました。
(オートモティブシステム)
売上収益は、半導体不足及び中国におけるサプライチェーンの混乱による操業度悪化の影響等の減収要因があったものの、為替影響や自動車メーカーの生産量の緩やかな回復等により、前年度に比べて増収となりました。
Adjusted EBITAは、売上収益の増加等により、前年度に比べて増益となりました。
(日立建機)
売上収益は、日立建機㈱株式の一部を2022年8月に売却したことにより、従来日立建機セグメントに含めていた日立建機㈱が当社の持分法適用会社となったことから、前年度に比べて減収となりました。
Adjusted EBITAは、上記の日立建機㈱株式の一部売却の影響により、前年度に比べて減益となりました。
(日立金属)
売上収益は、日立金属㈱株式を2023年1月に売却したことにより、従来日立金属セグメントに含めていた日立金属㈱が当社の関係会社ではなくなったことから、前年度に比べて減収となりました。
Adjusted EBITAは、上記の日立金属㈱株式の売却の影響があったものの、コスト削減施策による収益性の改善等により、前年度に比べて増益となりました。
(その他)
売上収益は、前年度に比べて4%増加し、4,730億円となりました。
Adjusted EBITAは、前年度に比べて80億円減少し、155億円となりました。
③地域ごとの売上収益の状況
仕向地別に外部顧客向け売上収益の状況を概観すると次のとおりです。
(注)( )内の数値は、各地域の売上収益の売上収益合計に占める割合です。
国内
国内売上収益は、前年度に比べて減収となりました。これは主として、コネクティブインダストリーズセクターの増収に加え、自動車メーカーの生産量の緩やかな回復を受けたオートモティブシステムやデジタルシステム&サービスセクターにおける㈱日立システムズ及び日立チャネルソリューションズ㈱の増収影響等があったものの、日立建機㈱株式の一部売却及び日立金属㈱株式の売却により減収となったことによるものです。
海外
海外売上収益は、前年度に比べて増収となり、売上収益全体に占める比率は、前年度に比べて3%増加し、62%となりました。各地域の状況は、以下のとおりです。
(北米)
前年度に比べて増収となりました。これは主として、日立建機㈱株式の一部売却による減収影響等があったものの、市況の回復を受けたオートモティブシステムの増収、グリーンエナジー&モビリティセクターにおけるパワーグリッド事業の増収、デジタルシステム&サービスセクターがGlobalLogic社の買収等により増収となったことによるものです。
(欧州)
前年度に比べて増収となりました。これは主として、日立建機㈱株式の一部売却による減収影響等があったものの、グリーンエナジー&モビリティセクターにおけるパワーグリッド事業及び鉄道システム事業やコネクティブインダストリーズセクターにおける計測分析システム事業等が増収となったことによるものです。
(アジア)
中国及びASEAN・インド他から成るアジアは、前年度に比べて増収となりました。これは主として、日立建機㈱株式の一部売却及び日立金属㈱株式の売却による減収影響等があったものの、市況の回復を受けたオートモティブシステムの増収、コネクティブインダストリーズセクターにおけるビルシステム事業及び計測分析システム事業やデジタルシステム&サービスセクター等が増収となったことによるものです。
(その他の地域)
前年度に比べて増収となりました。これは主として、日立建機㈱株式の一部売却による減収影響等があったものの、グリーンエナジー&モビリティセクターにおけるパワーグリッド事業及び鉄道システム事業やオートモティブシステム等が増収となったこと等によるものです。
(3)財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析
①流動性と資金の源泉
財務活動の基本方針
当社は、現在及び将来の事業活動のための適切な水準の流動性の維持及び機動的・効率的な資金の確保を財務活動の重要な方針としています。当社は、運転資金の効率的な管理を通じて、事業活動における資本効率の最適化を図るとともに、グループ内の資金の管理を当社や海外の金融子会社に集中させることを推進しており、グループ内の資金管理の効率改善に努めています。
当社は、経営管理指標にROICを導入し、資本効率の向上と収益性の高い事業の成長を経営として推進しています。ROICは、事業に投じた資金(投下資本)によって生み出されたリターンを評価する指標で、税引後の事業利益を投下資本で除すことで算出します。リターンを上げるためにはROICが投下資本の調達コストである加重平均資本コスト(WACC)を上回る必要があります。
また、2022年度からは、収益性を図る主要な指標として、これまでの調整後営業利益からAdjusted EBITA(調整後営業利益に、企業結合により認識した無形資産等の償却費を足し戻した上で、持分法による投資損益を加算して算出した指標)へ変更しました。
今後は、Adjusted EBITA率12%及びROIC10%をめざすとともに、事業買収における投資判断の基準としてもAdjusted EBITA率及びROICを用いることで、投資判断の規律を徹底し、収益力の強化と事業資産の効率向上をさらに図っていきます。
資金需要の動向
当社の主要な資金使途は、成長に向けたM&A、人財への投資、設備投資や研究開発投資、株主還元等です。コア・フリーキャッシュ・フロー及び資産売却で得た資金を、これらの成長投資や株主還元にバランスよく配分していきます。
主なM&A等の案件については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注5.事業再編等」に、設備投資の実績及び計画については、「第3 設備の状況」に、株主還元の方針及び実績については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しています。
資金の源泉
当社は、営業活動によるキャッシュ・フロー並びに現金及び現金同等物を内部的な資金の主な源泉と考えており、短期投資についても、直ちに利用できる財源となりうると考えています。また、資金需要に応じて、国内及び海外の資本市場における債券の発行及び株式等の資本性証券の発行並びに金融機関からの借入により資金を調達することが可能です。設備投資やM&Aのための資金については、主として内部資金により充当することとしており、必要に応じて社債や株式等の発行により資金を調達することとしています。借入により資金を調達する場合には、D/Eレシオ、有利子負債/EBITDA倍率等の財務規律に照らし、適正な財政状態を維持する方針としています。当社は、機動的な資金調達を可能とするため、3,000億円を上限とする社債の発行登録を行っています。
当社及び一部の子会社は、資金需要に応じた効率的な資金の調達を確保するため、複数の金融機関との間でコミットメントラインを設定しています。当社においては、契約期間1年で期間満了時に更新するコミットメントライン契約と、契約期間3年で2025年7月29日を期限とするコミットメントライン契約を締結しています。2023年3月31日現在における当社及び子会社のコミットメントライン契約に係る借入未実行残高の合計は5,130億円であり、このうち当社は5,050億円です。
当社は、ムーディーズ・ジャパン㈱(ムーディーズ)、S&Pグローバル・レーティング・ジャパン㈱(S&P)及び㈱格付投資情報センター(R&I)から債券格付けを取得しています。2023年3月31日現在における格付けの状況は、次のとおりです。
|
格付会社 |
長期会社格付け |
短期会社格付け |
|
ムーディーズ |
A3 |
P-2 |
|
S&P |
A |
A-1 |
|
R&I |
AA- |
a-1+ |
当社は、現在の格付け水準の下で、引き続き、国内及び海外の資本市場から必要な資金調達が可能であると考えており、格付け水準の維持・向上を図っていきます。
②キャッシュ・フロー
(営業活動に関するキャッシュ・フロー)
当期利益は前年度に比べて330億円増加しました。売上債権及び契約資産の増減による支出が前年度に比べて273億円増加し、買入債務の増減による収入が前年度に比べて1,125億円減少したものの、棚卸資産の増減による支出が前年度に比べて858億円減少したことに加え、法人所得税等の支払いが前年度に比べて776億円減少したこと等により、営業活動に関するキャッシュ・フローの収入は、前年度に比べて971億円増加し、8,270億円となりました。
(投資活動に関するキャッシュ・フロー)
固定資産関連の純投資額(注1)が前年度に比べて249億円増加して3,550億円の支出となったものの、有価証券及びその他の金融資産(子会社及び持分法で会計処理されている投資を含みます。)の取得による支出が、前年度にGlobalLogic Worldwide Holdings, Inc.株式を取得したこと等により、前年度に比べて8,271億円減少しました。また、有価証券及びその他の金融資産(子会社及び持分法で会計処理されている投資を含みます。)の売却による収入が日立建機㈱株式、日立金属㈱株式及び㈱日立物流株式の売却等により前年度に比べて4,474億円増加しました。これらの結果、投資活動に関するキャッシュ・フローは、前年度の1兆488億円の支出に対して、1,510億円の収入となりました。
(注)1.有形固定資産の取得及び無形資産の取得の合計額から、有形固定資産及び無形資産の売却を差し引いた額。
(財務活動に関するキャッシュ・フロー)
長期借入債務の純支出額(注2)が前年度に比べて524億円減少したものの、短期借入金の純増減が前年度の6,532億円の収入に対して2,776億円の支出になったことに加え、自己株式の取得による支出が前年度に比べて1,999億円増加したこと等により、財務活動に関するキャッシュ・フローは、前年度の2,027億円の収入に対して、1兆1,429億円の支出となりました。
(注)2.長期借入債務による調達から償還を差し引いた額。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前年度末に比べて1,355億円減少し、8,332億円となりました。また、営業活動に関するキャッシュ・フローと投資活動に関するキャッシュ・フローを合わせた所謂フリー・キャッシュ・フローは、前年度に比べて1兆2,970億円増加し、9,781億円の収入となりました。
③資産、負債及び資本
当連結会計年度末の総資産は、為替影響による資産の増加要因があったものの、日立建機㈱が当社の持分法適用会社になったことや日立金属㈱が連結対象外となったこと等により、前年度末に比べて1兆3,860億円減少し、12兆5,014億円となりました。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前年度末に比べて1,355億円減少し、8,332億円となりました。
当連結会計年度末の有利子負債(短期借入金及び償還期長期債務を含む長期債務の合計)は、前年度末に比べて9,133億円減少し、2兆2,133億円となりました。金融機関からの借入やコマーシャル・ペーパー等から成る短期借入金は、前年度末に比べて4,564億円減少し、7,776億円となりました。償還期長期債務は、前年度末に比べて1,945億円減少し、1,418億円となりました。社債及び銀行や保険会社からの借入等から成る長期債務(償還期を除きます。)は、前年度末に比べて2,623億円減少し、1兆2,938億円となりました。
当連結会計年度末の親会社株主持分は、前年度末に比べて6,010億円増加し、4兆9,428億円となりました。この結果、当連結会計年度末の親会社株主持分比率は、前年度末の31.3%に対して、39.5%となりました。
当連結会計年度末の非支配持分は、前年度末に比べて6,207億円減少し、3,927億円となりました。
当連結会計年度末の資本合計は、前年度末に比べて197億円減少し、5兆3,355億円となり、資本合計に対する有利子負債の比率は、前年度末から0.17ポイント減少し、0.41倍となりました。
(4)生産、受注及び販売の状況
当グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また、受注生産形態をとらない製品も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額又は数量で示すことはしていません。長期にわたり収益が認識される契約を有する主なセグメントについては、未履行の履行義務残高を、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注20.売上収益」に記載しています。また、販売の状況については、「(2)経営成績の状況の分析」において各セグメントの業績に関連付けて示しています。
(5)重要な会計方針及び見積り
IFRSに基づく連結財務諸表の作成においては、期末日における資産・負債の報告金額及び偶発的資産・債務の開示並びに報告期間における収益・費用の報告金額に影響するような見積り及び仮定が必要となります。いくつかの会計上の見積りは、次の二つの理由により、連結財務諸表に与える重要性及びその見積りに影響する将来の事象が現在の判断と著しく異なる可能性があり、当グループの財政状態、財政状態の変化又は経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。第一は、会計上の見積りがなされる時点においては、不確実性がきわめて高い事項についての仮定が必要になるため、第二は、当連結会計年度における会計上の見積りに合理的に用いることがありえた別の見積りが存在し、又は時間の経過により会計上の見積りの変化が合理的に起こりうるためです。見積り及び仮定が必要となる重要な会計方針は、次のとおりです。
長期請負契約等に係る見積り、コストの変動及び契約の解除
当グループは、インフラシステムの建設に係る請負契約をはじめ多数の長期契約を締結しており、一定の期間にわたり製品及びサービス等の支配の移転が行われる取引については、顧客に提供する当該製品及びサービス等の性質を考慮し、履行義務の充足に向けての進捗度を発生原価又はサービス提供期間に基づき測定し収益を認識しています。なお、当該進捗度を合理的に測定することができない場合は、発生したコストの範囲で収益を認識しています。長期請負契約等に基づく収益認識において、見積原価総額、見積収益総額、契約に係るリスクやその他の要因について重要な仮定を行う必要がありますが、かかる見積りは変動する可能性があります。当グループは、これらの見積りを継続的に見直し、必要と考える場合には調整を行っています。当グループは、価格が確定している契約の予測損失は、その損失が見積られた時点で費用計上していますが、かかる見積りは変動する可能性があります。また、コストの変動は、当グループのコントロールの及ばない様々な理由によって発生する可能性があります。さらに、当グループ又はその取引相手が契約を解除する可能性もあります。このような場合、当グループは、当該契約に関する当初の見積りを見直す必要が生じ、かかる見直しは、当グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
企業結合
企業結合の会計処理は取得法を用いています。被取得会社の有形資産のほか、技術やブランド、顧客リストといった無形資産も公正価値にて評価を行いますが、かかる評価において、個々の事案に応じた適切な前提条件や将来予測に基づき、見積りを行います。評価は通常、独立した外部専門家が評価プロセスに関与しますが、評価における重要な見積り及び前提には固有の不確実性が含まれます。当グループは、主要な前提条件の見積りは合理的であると考えていますが、実際の結果が異なる可能性があります。
資産の減損
当グループは、保有しかつ使用している資産の帳簿価額について、帳簿価額の回収ができなくなる可能性を示す事象又は状況の変化が生じた場合は、減損の兆候の有無を判定します。この判定において、資産の帳簿価額が減損していると判断された場合は、帳簿価額が回収可能価額を超える金額を減損損失として認識します。各資産及び資金生成単位又は資金生成単位グループごとの回収可能価額は、処分費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方で算定しています。
公正価値を算定するために用いる評価技法として、主に当該資産等の使用及び最終処分価値から期待される見積将来キャッシュ・フローに基づくインカム・アプローチ(現在価値法)又は類似する公開企業との比較や当該資産等の時価総額等、市場参加者間の秩序ある取引において成立しうる価格を合理的に見積り算定するマーケット・アプローチを用いています。使用価値は、経営者により承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額を、加重平均資本コストをもとに算定した割引率で現在価値に割り引いて算定しており、現時点で合理的であると判断される一定の前提に基づいていますが、マーケットに係るリスク、経営環境に係るリスク等により、実際の結果が大きく異なることがありえます。また、使用価値の算定に使用する割引率については、株式市場の動向や金利の変動等により影響を受けます。将来キャッシュ・フロー及び使用価値の見積りは合理的であると考えていますが、将来キャッシュ・フローや使用価値の減少をもたらすような予測不能な事業上の環境の変化に起因する見積りの変化が、資産の評価に不利に影響する可能性があります。当グループは、公正価値及び使用価値算定上の複雑さに応じ、外部専門家を適宜利用しています。
のれんは、事業買収で獲得する市場競争力を基礎とする超過収益力の源泉であり、被取得会社の純資産と、取得の対価の差額の内、無形資産等に計上された額以外をのれんとして計上します。のれんは、IFRSに基づき、償却をせず、減損の兆候の有無にかかわらず、毎年、主に第4四半期において、その資産の属する資金生成単位又は資金生成単位グループごとに回収可能価額を見積り、減損テストを実施しています。また、当初の見積りと直近の見積りを比較するモニタリングを継続し、事業戦略の変更や市場環境等の変化により、その価値が当初の見積りを下回り、帳簿価額が回収不可能であるような兆候がある場合には、その都度、減損テストを実施しています。当該事象や状況の変化には、世界的な経済や金融市場における危機も含まれ、その資産の属する資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額が回収可能価額を超える場合には、その超過額を減損損失として認識しています。
減損及びのれんのセグメントごとの内訳は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注4 セグメント情報」に記載しています。主な内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注9 有形固定資産 及び 注10 のれん及びその他の無形資産」に記載しています。
繰延税金資産
繰延税金資産は、将来の期に回収されることとなる税額であり、実現可能性を評価するにあたり、当グループは、同資産の一部又は全部が実現しない蓋然性の検討を行っています。実現可能性は確定的ではありませんが、実現可能性の評価において、当グループは、繰延税金負債の振り戻しの予定及び予測される将来の課税所得を考慮しています。将来の課税所得の見積りの基礎となる、将来の業績の見通しは、経済の動向、市場における需給動向、製品及びサービスの販売価格、原材料及び部品の調達価格、為替相場の変動、急速な技術革新等予見しえない事象により実際とは異なる結果となり、将来において修正される可能性があります。その結果、認識可能と判断された繰延税金資産の金額に不利な影響を及ぼす可能性があります。繰延税金資産の実現可能性の評価は、各納税地域の各納税単位で行われており、類似の事業を営む場合でも、製品や納税地域の違いにより異なった評価となりえます。同資産が最終的に実現するか否かは、これらの一時差異等が、将来、それぞれの納税地域における納税額の計算上、課税所得の減額あるいは税額控除が可能となる会計期間において、課税所得を計上しうるか否かによります。これらの諸要素に基づき当グループは、2023年3月31日現在で認識可能と判断された繰延税金資産が実現する蓋然性は高いと判断していますが、実際に課税所得が生じる時期及び金額は見積りと異なる可能性があります。
退職給付に係る負債
当グループは、数理計算によって算出される多額の退職給付費用を負担しています。この評価には、死亡率、脱退率、退職率、給与の変更及び割引率等の退職給付費用を見積る上で利用される様々な数理計算上の仮定が含まれています。当グループは、人員の状況、市況及び将来の金利の動向等の多くの要素を考慮に入れて、数理計算上の仮定を見積る必要があります。数理計算上の仮定の見積りは、基礎となる要素に基づき、合理的なものであると考えていますが、実際の結果と合致する保証はありません。数理計算上の仮定が実際の結果と異なった場合、その結果として実際の退職給付費用が見積費用から乖離して、当グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。割引率の低下は、数理上の退職給付に係る負債の増加をもたらす可能性があります。また、当グループは、割引率等の数理計算上の仮定を変更する可能性があります。数理計算上の仮定の変更も、当グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
退職後給付の算定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 注3 主要な会計方針の概要 (11)退職後給付」に記載しています。
(6)将来予想に関する記述
「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」、「3 事業等のリスク」及び「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」等は、当社又は当グループの今後の計画、見通し、戦略等の将来予想に関する記述を含んでいます。将来予想に関する記述は、当社又は当グループが当有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえます。その要因のうち、主なものは以下のとおりです。
・主要市場における経済状況及び需要の急激な変動
・為替相場変動
・資金調達環境
・株式相場変動
・原材料・部品の不足及び価格の変動
・信用供与を行った取引先の財政状態
・主要市場・事業拠点(特に日本、アジア、米国及び欧州)における政治・社会状況及び貿易規制等各種規制
・気候変動対策に関する規制強化等への対応
・情報システムへの依存及び機密情報の管理
・人財の確保
・新技術を用いた製品の開発、タイムリーな市場投入、低コスト生産を実現する当社及び子会社の能力
・COVID-19の流行による社会的・経済的影響の悪化
・地震・津波等の自然災害、気候変動、感染症の流行及びテロ・紛争等による政治的・社会的混乱
・長期請負契約等における見積り、コストの変動及び契約の解除
・価格競争の激化
・製品等の需給の変動
・製品等の需給、為替相場及び原材料価格の変動並びに原材料・部品の不足に対応する当社及び子会社の能力
・コスト構造改革施策の実施
・社会イノベーション事業強化に係る戦略
・企業買収、事業の合弁及び戦略的提携の実施並びにこれらに関連する費用の発生
・事業再構築のための施策の実施
・持分法適用会社への投資に係る損失
・当社、子会社又は持分法適用会社に対する訴訟その他の法的手続
・製品やサービスに関する欠陥・瑕疵等
・自社の知的財産の保護及び他社の知的財産の利用の確保
・退職給付に係る負債の算定における見積り
相互技術援助契約
|
契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
株式会社日立製作所 (当社) |
International Business Machines Corp. |
アメリカ |
インフォメーションハンドリングシステム |
特許実施権の交換 |
自 2008年1月1日 至 2023年1月1日 までに出願された 特許の終了日 |
|
〃 |
HP Inc. Hewlett Packard Enterprise Company |
アメリカ |
全製品・サービス |
特許実施権の交換 |
自 2010年3月31日 至 2014年12月31日 までに出願された 特許の終了日 |
|
〃 |
EMC Corporation |
アメリカ |
インフォメーションハンドリングシステム |
特許実施権の交換 |
自 2003年1月1日 至 2007年12月31日 までに出願された 特許の終了日 |
|
日立GEニュークリア・エナジー株式会社 (連結子会社) |
GE-Hitachi Nuclear Energy Americas LLC |
アメリカ |
原子炉システム |
特許実施権の交換 技術情報の交換 |
自 1991年10月30日 至 2023年6月30日 |
当グループ(当社及び連結子会社)は、多種多様な事業を国内外で行っており、主要な設備の状況については、セグメントごとの数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっています。
当連結会計年度末における状況は、次のとおりです。
(1)セグメントの内訳
|
|
|
|
|
|
|
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(2023年3月31日現在) |
||
|
セグメントの名称 |
帳 簿 価 額 (百万円) |
従業員数 (人) |
|||||||
|
土 地 (面積千㎡) |
建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
工具、器具 及び備品 |
使用権 資産 |
その他の 有形固定資産 |
建設 仮勘定 |
合 計 |
||
|
デジタルシステム&サービス |
7,015 |
60,619 |
36,866 |
42,968 |
85,812 |
12,272 |
2,995 |
248,547 |
100,763 |
|
(735) |
|||||||||
|
グリーンエナジー&モビリティ |
35,385 |
110,193 |
118,236 |
31,033 |
53,640 |
48 |
61,417 |
409,952 |
60,180 |
|
(12,253) |
|||||||||
|
コネクティブインダストリーズ |
35,451 |
154,171 |
57,887 |
42,075 |
44,243 |
- |
14,711 |
348,538 |
81,883 |
|
(5,066) |
|||||||||
|
オートモティブ システム |
52,231 |
125,679 |
277,526 |
27,510 |
23,092 |
12 |
49,310 |
555,360 |
64,372 |
|
(9,948) |
|||||||||
|
日立建機 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(-) |
|||||||||
|
日立金属 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(-) |
|||||||||
|
その他 |
21,666 |
52,018 |
2,759 |
10,839 |
34,444 |
- |
1,124 |
122,850 |
12,044 |
|
(1,448) |
|||||||||
|
小 計 |
151,748 |
502,680 |
493,274 |
154,425 |
241,231 |
12,332 |
129,557 |
1,685,247 |
319,242 |
|
(29,450) |
|||||||||
|
全社及び消去 |
△10,455 |
20,110 |
121 |
3,643 |
1,701 |
- |
104 |
15,224 |
3,283 |
|
(1,016) |
|||||||||
|
合 計 |
141,293 |
522,790 |
493,395 |
158,068 |
242,932 |
12,332 |
129,661 |
1,700,471 |
322,525 |
|
(30,466) |
|||||||||
(2)提出会社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
事業所名 (主な所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳 簿 価 額 (百万円) |
従業員数 (人) |
|||||||
|
土 地 (面積千㎡) |
建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
工具、器具 及び備品 |
使用権資産 |
その他の 有形固定 資産 |
建設 仮勘定 |
合 計 |
||||
|
金融、社会ビジネスユニット、デジタルシステム&サービス統括本部 (神奈川県川崎市) |
デジタルシステム&サービス |
システム開発設備、サーバ・汎用コンピュータ等生産設備 |
607 |
30,254 |
115 |
16,096 |
22,565 |
7,077 |
1,062 |
77,778 |
10,705 |
|
(40) |
|||||||||||
|
本社 (東京都千代田区) |
全社 |
その他設備 |
5,225 |
10,274 |
112 |
1,963 |
21,694 |
- |
10 |
39,280 |
1,187 |
|
(963) |
|||||||||||
|
研究開発グループ (東京都国分寺市) |
その他 |
研究開発設備 |
6,063 |
18,427 |
964 |
3,124 |
2,144 |
- |
204 |
30,929 |
2,231 |
|
(776) |
|||||||||||
|
鉄道ビジネスユニット (山口県下松市) |
グリーンエナジー&モビリティ |
鉄道車両等生産設備 |
1,013 |
14,033 |
4,855 |
649 |
3,876 |
- |
852 |
25,281 |
2,707 |
|
(666) |
|||||||||||
|
原子力、エネルギービジネスユニット (茨城県日立市) |
グリーンエナジー&モビリティ |
発電機器等生産設備 |
9,143 |
5,164 |
41 |
939 |
1,173 |
- |
353 |
16,816 |
994 |
|
(3,057) |
|||||||||||
|
病院統括本部 (茨城県日立市) |
全社 |
医療設備 |
63 |
10,549 |
7 |
1,502 |
33 |
- |
94 |
12,251 |
1,825 |
|
(53) |
|||||||||||
|
サービス&プラットフォームビジネスユニット (茨城県日立市) |
デジタルシステム&サービス |
産業用機器・プラント生産設備、配電盤・計算制御装置生産設備、システム開発設備 |
521 |
6,647 |
563 |
2,183 |
1,898 |
0 |
307 |
12,122 |
4,358 |
|
(202) |
|||||||||||
|
ITデジタル統括本部 (東京都千代田区) |
その他 |
システム開発設備 |
- |
1,431 |
0 |
5,150 |
- |
- |
107 |
6,689 |
502 |
|
(-) |
|||||||||||
|
ヘルスケア事業本部 (東京都港区) |
コネクティブインダストリーズ |
医療機器生産設備 |
1,024 |
703 |
157 |
708 |
1,418 |
- |
951 |
4,963 |
678 |
|
(10) |
|||||||||||
|
ビルシステムビジネスユニット (茨城県ひたちなか市) |
コネクティブインダストリーズ |
ビルシステム生産設備 |
43 |
3,206 |
49 |
23 |
- |
- |
- |
3,322 |
237 |
|
(476) |
|||||||||||
(3)国内子会社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
子会社事業所名 (主な所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳 簿 価 額 (百万円) |
従業員数 (人) |
|||||||
|
土 地 (面積千㎡) |
建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
工具、器具及び備品 |
使用権資産 |
その他の 有形固定 資産 |
建設 仮勘定 |
合 計 |
||||
|
日立Astemo㈱ (茨城県ひたちなか市) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
20,841 |
42,033 |
70,966 |
7,221 |
6,389 |
- |
4,419 |
151,869 |
16,133 |
|
(3,335) |
|||||||||||
|
㈱日立ハイテク那珂地区 (茨城県ひたちなか市) |
コネクティブインダストリーズ |
半導体関連製造装置及び計測・分析装置等生産設備 |
2,116 |
27,169 |
7,893 |
12,858 |
808 |
- |
903 |
51,747 |
3,232 |
|
(241) |
|||||||||||
|
日立グローバルライフソリューションズ㈱ 多賀事業所 (茨城県日立市) |
コネクティブインダストリーズ |
家電製品等生産設備 |
339 |
4,330 |
4,595 |
4,532 |
6 |
- |
581 |
14,386 |
1,122 |
|
(649) |
|||||||||||
|
㈱日立ビルシステム本社 (東京都千代田区) |
コネクティブインダストリーズ |
その他設備 |
3,980 |
5,643 |
341 |
1,092 |
- |
- |
164 |
11,621 |
1,495 |
|
(54) |
|||||||||||
|
日立Astemo電動機システムズ㈱ (茨城県ひたちなか市) |
オートモティブシステム |
自働車機器生産設備 |
- |
881 |
10,434 |
167 |
3 |
- |
3 |
11,488 |
373 |
|
(-) |
|||||||||||
|
㈱日立リアルエステートパートナーズ日立レクトシップ戸塚(神奈川県横浜市) |
その他 |
賃貸用事業所 |
- |
10,967 |
24 |
260 |
- |
- |
- |
11,251 |
- |
|
(-) |
|||||||||||
|
㈱日立ハイテク笠戸地区 (山口県下松市) |
コネクティブインダストリーズ |
半導体関連製造装置等生産設備 |
321 |
2,136 |
5,588 |
2,105 |
239 |
- |
682 |
11,071 |
604 |
|
(15) |
|||||||||||
|
㈱日立インフォメーションエンジニアリング システムプラザ横浜 (神奈川県横浜市) |
デジタルシステム&サービス |
データセンタ |
- |
5,449 |
- |
113 |
4,877 |
- |
3 |
10,443 |
420 |
|
(-) |
|||||||||||
|
日立Astemo阪神㈱ (兵庫県三田市) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
1,959 |
2,959 |
3,126 |
321 |
12 |
- |
158 |
8,535 |
340 |
|
(67) |
|||||||||||
|
日立Astemo上田㈱ (長野県上田市) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
1,104 |
2,088 |
3,347 |
123 |
1,688 |
- |
86 |
8,436 |
640 |
|
(792) |
|||||||||||
(4)在外子会社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
子会社名 (主な所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳 簿 価 額 (百万円) |
従業員数 (人) |
|||||||
|
土 地 (面積千㎡) |
建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
工具、器具及び備品 |
使用権資産 |
その他の 有形固定 資産 |
建設 仮勘定 |
合 計 |
||||
|
Hitachi Energy Ltd (スイス チューリッヒ) |
グリーンエナジー&モビリティ |
パワーグリッド製品等製造設備 |
15,879 |
62,933 |
105,618 |
14,507 |
41,305 |
- |
50,109 |
290,351 |
39,995 |
|
(2,338) |
|||||||||||
|
Hitachi Vantara LLC (アメリカ カリフォルニア) |
デジタルシステム&サービス |
その他設備 |
- |
- |
18,794 |
14,551 |
20,779 |
2,001 |
- |
56,125 |
13,933 |
|
(-) |
|||||||||||
|
Hitachi Astemo Americas, Inc. (アメリカ ケンタッキー) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
569 |
10,202 |
14,675 |
1,109 |
770 |
- |
7,667 |
34,992 |
4,149 |
|
(1,320) |
|||||||||||
|
Hitachi Astemo Mexico, S.A. de C.V. (メキシコ ケレタロ) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
3,712 |
5,679 |
23,616 |
930 |
- |
- |
1,043 |
34,980 |
4,033 |
|
(426) |
|||||||||||
|
Hitachi Astemo Netherlands B.V. (オランダ アイントホーフェン) |
オートモティブシステム |
自動車機器生産設備 |
- |
8,053 |
15,456 |
1,263 |
1,327 |
- |
6,638 |
32,737 |
5,811 |
|
(-) |
|||||||||||
(注)Hitachi Energy Ltd、Hitachi Vantara LLC及びHitachi Astemo Netherlands B.V.の数値は、各社の連結決算数値です。
|
種 類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普 通 株 式 |
2,000,000,000 |
|
計 |
2,000,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在 発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在 発行数(株)(注) (2023年6月21日) |
上場金融商品取引所名又は 登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
|
|
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)「提出日現在発行数」欄に記載されている株式数には、2023年6月1日から提出日までの間の新株予約権の行使により発行した株式数を含みません。
|
新株予約権の名称 |
株式会社日立製作所 第1回新株予約権 (注)1 |
株式会社日立製作所 第2回新株予約権 (注)1 |
株式会社日立製作所 第3回新株予約権 (注)1 |
|
決議年月日 |
2016年6月29日 |
2017年4月6日 |
2018年4月11日 |
|
付与対象者の区分及び 人数 |
当社執行役 31名 当社理事 42名 |
当社執行役 33名 当社理事 37名 |
当社執行役 33名 当社理事 35名 |
|
新株予約権の数 |
6,570個 [5,994個] |
7,018個 [6,508個] |
7,279個 [6,879個] |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数 |
普通株式 131,400株 (注)2 [119,880株] |
普通株式 140,360株 (注)2 [130,160株] |
普通株式 145,580株 (注)2 [137,580株] |
|
新株予約権の行使時の 払込金額 |
1株当たり1円 |
同左 |
同左 |
|
新株予約権の行使期間 |
2016年7月15日から 2046年7月14日まで |
2017年4月27日から 2047年4月26日まで |
2018年4月27日から 2048年4月26日まで |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額 |
発行価格 1,345円(注)3 資本組入額 (注)4 |
発行価格 1,843円(注)3 資本組入額 (注)4 |
発行価格 2,431円(注)3 資本組入額 (注)4 |
|
新株予約権の行使の条件 |
(注)5、6 |
同左 |
同左 |
|
新株予約権の譲渡に 関する事項 |
譲渡による新株予約権の取得については、取締役会の承認を要します。 |
同左 |
同左 |
|
代用払込に関する事項 |
― |
― |
― |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 |
(注)7 |
同左 |
同左 |
(注)1.事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。新株予約権の数及び新株予約権の目的となる株式の数については、[ ]内に提出日の前月末現在(2023年5月31日)における内容を記載していますが、その他の事項については、事業年度の末日における内容から変更ありません。
2.新株予約権の割当日後、当社が普通株式につき、株式分割(当社普通株式の無償割当を含みます。以下、同じです。)又は株式併合を行う場合には、新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていない新株予約権について、付与株式数を次の計算により調整します。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 分割又は併合の比率
また、上記の他、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、当社は、取締役会において必要と認められる付与株式数の調整を行うことができます。
なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
3.新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格は、各新株予約権の行使時の払込金額(1株当たり1円)と割当日における各新株予約権の公正価額の合計額です。
4.新株予約権の行使により株式を発行する場合に増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じた1円未満の端数は、これを切り上げます。
5.新株予約権者は、当社の執行役、取締役及び理事のいずれの地位をも喪失した日の翌日から10日(10日目が休日に当たる場合には翌営業日)を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できます。
6.新株予約権者が行使できる新株予約権の個数は、株価条件に従い、割当日の属する事業年度の期首から3年間の当社株式に係るTotal Shareholder Return(株主総利回り)を同期間における東証株価指数(以下、「TOPIX」といいます。)の成長率と比較し、その割合(以下、「対TOPIX成長率」といいます。)に応じて確定します。
イ 対TOPIX成長率が120%以上となった場合
割り当てられた新株予約権の個数(以下、「割当個数」といいます。)の全てを行使できます。
ロ 対TOPIX成長率が80%以上120%未満となった場合
その度合いに応じ、割当個数の一部しか行使できません(※)。
(※)行使可能な新株予約権数 = 割当個数 × {(対TOPIX成長率 × 1.25) - 0.5}
ただし、1個未満の端数は切捨てます。
ハ 対TOPIX成長率が80%未満となった場合
割当個数の全てを行使することができません。
7.当社が合併(当社が合併により消滅する場合に限ります。)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限ります。)、株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限ります。)(総称して、以下、「組織再編行為」といいます。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日、及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいいます。以下同じです。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」といいます。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」といいます。)の新株予約権をそれぞれ交付することとします。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限ります。
(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。
(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とします。
(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案のうえ、残存新株予約権の取決めに準じて決定します。
(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後行使価額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とします。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とします。
(5)新株予約権を行使することができる期間
新株予約権の行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとします。
(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合に増加する資本金及び資本準備金に関する事項
残存新株予約権の取決めに準じて決定します。
(7)譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社による承認を要するものとします。
(8)新株予約権の行使条件
残存新株予約権の取決めに準じて決定します。
(9)新株予約権の取得条項
残存新株予約権の取決めに準じて決定します。
該当事項はありません。
|
年 月 日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金 増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 |
- |
966,692,677 |
- |
458,790 |
- |
176,757 |
|
2019年5月31日(注)1 |
587,800 |
967,280,477 |
1,072 |
459,862 |
1,072 |
177,828 |
|
自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 |
- |
967,280,477 |
- |
459,862 |
- |
177,828 |
|
2020年5月27日(注)2 |
604,800 |
967,885,277 |
928 |
460,790 |
928 |
178,756 |
|
自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 |
- |
967,885,277 |
- |
460,790 |
- |
178,756 |
|
2021年6月15日(注)3 |
349,600 |
968,234,877 |
941 |
461,731 |
941 |
179,697 |
|
自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 |
- |
968,234,877 |
- |
461,731 |
- |
179,697 |
|
2022年6月15日(注)4 |
337,000 |
968,571,877 |
1,086 |
462,817 |
1,086 |
180,783 |
|
2022年12月14日(注)5 |
△30,488,800 |
938,083,077 |
- |
462,817 |
- |
180,783 |
|
自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 |
- |
938,083,077 |
- |
462,817 |
- |
180,783 |
(注)1.譲渡制限付株式報酬としての新株式の有償発行によるものです。
発行価額:1株につき3,647円
資本組入額:1株につき1,823.5円
割当先:当社執行役37名、当社理事34名
2.譲渡制限付株式報酬としての新株式の有償発行によるものです。
発行価額:1株につき3,067円
資本組入額:1株につき1,533.5円
割当先:当社執行役31名、当社理事33名
3.譲渡制限付株式報酬としての新株式の有償発行によるものです。
発行価額:1株につき5,384円
資本組入額:1株につき2,692円
割当先:当社執行役31名、当社理事35名
4.譲渡制限付株式報酬としての新株式の有償発行によるものです。
発行価額:1株につき6,448円
資本組入額:1株につき3,224円
割当先:当社執行役35名、当社理事34名、当社子会社取締役5名
5.自己株式の消却によるものです。
6.当社は、2023年5月31日付で、新株式を発行しており、発行済株式総数が158,200株、資本金が600百万円、資本準備金が600百万円増加しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
区 分 |
株 式 の 状 況 (1単元の株式数 |
単元未満 株式の 状況 (株) |
|||||||
|
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法 人 |
外国法人等 |
個 人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数 の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.自己株式510,830株のうち、5,108単元は「個人その他」欄に、30株は「単元未満株式の状況」欄にそれぞれ含まれています。
2.「その他の法人」欄及び「単元未満株式の状況」欄には、株式会社証券保管振替機構(失念株管理口)名義の株式が、それぞれ53単元及び65株含まれています。
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
|
|
氏 名 又 は 名 称 |
住 所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
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ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) |
P.O. Box 351 Boston Massachusetts 02101 U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
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GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク, エヌ・エイ) |
Bankplassen 2, 0107 Oslo 1 Oslo 0107 NO (東京都新宿区新宿六丁目27番30号) |
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SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行) |
One Lincoln Street, Boston MA USA 02111 (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) |
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ナッツ クムコ (常任代理人 株式会社みずほ銀行) |
C/O Citibank New York 111 Wall Street New York NY, U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
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ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) |
1776 Heritage Drive, North Quincy, MA 02171, U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
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ジェーピー モルガン チェース バンク 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) |
25 Bank Street, Canary Wharf, London, E14 5JP, United Kingdom (東京都港区港南二丁目15番1号) |
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計 |
- |
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(注)1.ナッツ クムコは、当社のADR(米国預託証券)の預託銀行であるシティバンク,エヌ・エイの株式名義人です。
2.株券等の大量保有の状況に関する報告書が公衆の縦覧に供されていますが、2023年3月31日現在における実質保有状況が確認できないため、上表には含めていません。報告書の主な内容は次のとおりです。なお、当社は、2018年10月1日付で株式併合を行っており、報告義務発生日が当該株式併合の効力発生日より前の報告書は、当該株式併合前の保有株券等の数が記載されています。
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保有者 |
ブラックロック・ジャパン株式会社 他7名 |
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報告義務発生日 |
2017年4月14日 |
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保有株券等の数 |
304,755,969株 |
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保有割合 |
6.31% |
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保有者 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 他1名 |
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報告義務発生日 |
2022年3月15日 |
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保有株券等の数 |
58,850,673株 |
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保有割合 |
6.08% |
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(単位:百万円) |
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注記 番号 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び現金同等物 |
25 |
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売上債権及び契約資産 |
6、20、25 |
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棚卸資産 |
7 |
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有価証券及びその他の金融資産 |
11、25 |
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その他の流動資産 |
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流動資産合計 |
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非流動資産 |
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持分法で会計処理されている投資 |
5、8 |
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有価証券及びその他の金融資産 |
11、25 |
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有形固定資産 |
9 |
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のれん |
5、10 |
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その他の無形資産 |
5、10 |
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その他の非流動資産 |
12 |
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非流動資産合計 |
|
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資産の部合計 |
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負債の部 |
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流動負債 |
|
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短期借入金 |
25 |
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償還期長期債務 |
25 |
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|
その他の金融負債 |
25 |
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|
買入債務 |
13 |
|
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|
未払費用 |
|
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契約負債 |
20 |
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その他の流動負債 |
14 |
|
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|
流動負債合計 |
|
|
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|
非流動負債 |
|
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長期債務 |
25 |
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退職給付に係る負債 |
15 |
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その他の非流動負債 |
8、12、14、25 |
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|
非流動負債合計 |
|
|
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|
負債の部合計 |
|
|
|
|
資本の部 |
|
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|
親会社株主持分 |
|
|
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|
資本金 |
16、19 |
|
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|
資本剰余金 |
5、16、19、25 |
|
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|
利益剰余金 |
16、18 |
|
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|
その他の包括利益累計額 |
17 |
|
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|
自己株式 |
16 |
△ |
△ |
|
親会社株主持分合計 |
|
|
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|
非支配持分 |
5、25 |
|
|
|
資本の部合計 |
|
|
|
|
負債・資本の部合計 |
|
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|
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(単位:百万円) |
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注記 番号 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上収益 |
20 |
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売上原価 |
|
△ |
△ |
|
売上総利益 |
|
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
△ |
△ |
|
その他の収益 |
5、21 |
|
|
|
その他の費用 |
5、15、21 |
△ |
△ |
|
金融収益 |
22 |
|
|
|
金融費用 |
22 |
△ |
△ |
|
持分法による投資損益 |
8 |
|
|
|
受取利息及び支払利息調整後税引前当期利益 |
|
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
|
支払利息 |
|
△ |
△ |
|
税引前当期利益 |
|
|
|
|
法人所得税費用 |
12 |
△ |
△ |
|
当期利益 |
|
|
|
|
当期利益の帰属 |
|
|
|
|
親会社株主持分 |
|
|
|
|
非支配持分 |
|
|
|
|
|
|
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1株当たり親会社株主に帰属する当期利益 |
23 |
|
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基本 |
|
|
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|
希薄化後 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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第153期 (2022年3月31日) |
第154期 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
|
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流動資産 |
|
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現金及び預金 |
|
|
|
売上債権及び契約資産 |
|
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短期貸付金 |
|
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|
商品及び製品 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
前渡金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
構築物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
特許権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
施設利用権 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
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投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
その他の関係会社有価証券 |
|
|
|
関係会社出資金 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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|
第153期 (2022年3月31日) |
第154期 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
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流動負債 |
|
|
|
電子記録債務 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内償還予定の社債 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
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|
契約負債 |
|
|
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預り金 |
|
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|
製品保証引当金 |
|
|
|
工事損失引当金 |
|
|
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その他 |
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流動負債合計 |
|
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固定負債 |
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社債 |
|
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|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
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|
退職給付引当金 |
|
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関係会社事業損失引当金 |
|
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資産除去債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
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|
負債合計 |
|
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純資産の部 |
|
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株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
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|
固定資産圧縮積立金 |
|
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|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
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自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
|
|
|
評価・換算差額等合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
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負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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第153期 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
第154期 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上収益 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息及び受取配当金 |
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|
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その他 |
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営業外収益合計 |
|
|
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営業外費用 |
|
|
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支払利息 |
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|
|
その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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|
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特別利益 |
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関係会社株式売却益 |
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投資有価証券売却益 |
|
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|
不動産売却益 |
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有価証券評価益 |
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関係会社出資金売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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減損損失 |
|
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関係会社株式評価損 |
|
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関係会社出資金評価損 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
△ |
|
|
法人税等調整額 |
|
△ |
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法人税等合計 |
△ |
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|
当期純利益 |
|
|