日本アンテナ株式会社

NIPPON ANTENNA CO.,LTD.
荒川区西尾久七丁目49番8号
証券コード:69300
業界:電気機器
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1)連結経営指標等

回次

第66期

第67期

第68期

第69期

第70期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

16,692

16,535

15,297

12,606

12,070

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

1,054

768

230

1,225

1,933

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

1,090

497

79

1,766

1,861

包括利益

(百万円)

1,020

250

328

1,649

2,018

純資産額

(百万円)

19,392

19,412

18,882

16,967

14,758

総資産額

(百万円)

24,008

23,466

23,207

21,685

19,361

1株当たり純資産額

(円)

1,766.95

1,768.77

1,818.74

1,633.03

1,414.49

1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

93.86

45.35

7.38

170.10

178.58

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

80.8

82.7

81.4

78.2

76.2

自己資本利益率

(%)

5.55

2.57

株価収益率

(倍)

13.30

20.75

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,177

838

667

365

2,407

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

172

716

323

398

137

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,516

245

886

301

190

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

11,003

10,860

10,306

9,295

6,817

従業員数

(人)

417

442

632

640

585

(外、平均臨時雇用者数)

(101)

(115)

(43)

(42)

(42)

 (注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第69期の期首から適用しており、第69期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.第68期は中華人民共和国における連結子会社(孫会社)の持分取得に関する諸費用や固定資産処分損等により、親会社株主に帰属する当期純損失となりました。

3.第69期は市場環境の変化等に伴う業績の悪化に加え、希望退職制度導入に伴う特別損失や繰延税金資産の取り崩しにより、1,766百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。

4.第70期は国内及び海外の市場環境の変化等に伴う業績の悪化により、1,861百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。

5.第66期及び第67期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

6.第68期、第69期及び第70期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

7.第68期、第69期及び第70期の自己資本利益率及び株価収益率は、親会社株主に帰属する当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

8.第67期、第68期、第69期及び第70期の「1株当たり純資産額」の算定上、従業員向け株式給付信託及び役員向け株式給付信託が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。

また、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

(2)提出会社の経営指標等

回次

第66期

第67期

第68期

第69期

第70期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

16,121

15,730

14,381

11,679

10,514

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

1,007

726

462

484

1,288

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

1,032

464

127

1,094

1,223

資本金

(百万円)

4,673

4,673

4,673

4,673

4,673

発行済株式総数

(株)

14,300,000

14,300,000

14,300,000

14,300,000

14,300,000

純資産額

(百万円)

19,124

19,180

18,716

17,301

15,824

総資産額

(百万円)

23,699

23,135

22,511

21,040

19,266

1株当たり純資産額

(円)

1,742.54

1,747.61

1,802.74

1,665.24

1,516.67

1株当たり配当額

(円)

21

21

26

21

21

(内1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

88.94

42.31

11.85

105.43

117.37

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

80.7

82.9

83.1

82.2

82.1

自己資本利益率

(%)

5.32

2.42

0.67

株価収益率

(倍)

14.03

22.24

85.06

配当性向

(%)

23.6

49.6

219.4

従業員数

(人)

393

417

483

477

427

(外、平均臨時雇用者数)

(61)

(71)

(-)

(-)

(-)

株主総利回り

(%)

166.5

129.0

141.2

104.9

84.0

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

1,690

1,576

1,099

1,035

721

最低株価

(円)

677

700

823

691

491

 (注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第69期の期首から適用しており、第69期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.第69期は市場環境の変化等に伴う業績の悪化に加え、希望退職制度導入に伴う特別損失や繰延税金資産の取り崩しにより、1,094百万円の当期純損失となりました。

3.第70期は国内及び海外の市場環境の変化等に伴う業績の悪化により、1,223百万円の当期純損失となりました。

4.第66期、第67期及び第68期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

5.第69期及び第70期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

6.第69期及び第70期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向は、当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

7.第67期、第68期、第69期及び第70期の「1株当たり純資産額」の算定上、従業員向け株式給付信託及び役員向け株式給付信託が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。

また、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

8.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

 

2【沿革】

 当社は、1950年設立の西北産業株式会社が日本アンテナ株式会社(株式額面50円、本社江東区)に商号変更したのち、1953年設立の日本アンテナ株式会社(株式額面500円、本社荒川区)を吸収合併(合併期日 1980年10月1日)して現在に至っております。この合併は、被合併会社である日本アンテナ株式会社(本社荒川区)の株式額面を500円から50円に変更するための法律手続として行われたものであります。

 従って実質上の存続会社は、被合併会社である日本アンテナ株式会社(旧株式額面500円、本社荒川区)であり、事業内容もすべて同社から引き継いでおりますので、以下に記載する合併前の状況につきましては、別段の記載がない限り、実質上の存続会社である日本アンテナ株式会社(本社荒川区)について記載しております。

年月

沿革

1953年11月

日本アンテナ株式会社を設立し、自動車用及びテレビ用アンテナの製造販売を開始。

1959年12月

九州地区に販路拡大のため、九州営業所(現福岡支店)を開設。

1961年10月

関西地区に販路拡大のため、大阪出張所(現大阪支店)を開設。

1965年3月

共聴用電子機器を開発、製造販売を開始し、映像通信用電子機器部門へ進出。

1965年4月

埼玉県所沢市に所沢工場を新設し、操業開始。

1965年12月

通信用アンテナを開発し、製造販売を開始。

1966年4月

電気通信工事業を登録し、電気通信工事部門へ進出。

1968年2月

埼玉県蕨市に蕨工場を新設し、操業開始。

1970年5月

東海地区に販路拡大のため、名古屋出張所(現名古屋支店)を開設。

1979年2月

首都圏での販路強化のため、東京営業所(現首都圏支店)を開設。

1987年12月

共聴施設保守サービス部門強化のため、ニチアンCATV㈱(連結子会社)を設立。

1990年9月

社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録する。

1991年3月

埼玉県鴻巣市に川里工場を新設し、操業開始。

1991年10月

独国でアンテナ及び電子機器の販売のため、ニッポンアンテナ(ヨーロッパ)GmbH(連結子会社)を設立。

1993年10月

各種アンテナ、電子機器の地方生産拠点確立のため、石巻アテックス㈱(現連結子会社)を買収。

1993年12月

ISO9001を認証取得。

1995年10月

比国にアンテナ、電子機器の海外生産拠点として、ニッポンアンテナ(フィリピン),INC.

(連結子会社)及びNACデベロップメントコーポレーションを設立。

2000年6月

米国でアンテナ及び電子機器の販売のため、ニッポンアンテナ(アメリカ),INC.(連結子会社)を設立。

2001年3月

川里工場に業界最大級の大型電波暗室完成。

2001年6月

ISO14001を認証取得。

2003年4月

中国にアンテナ、電子機器の海外生産拠点として、上海日安電子有限公司(連結子会社)を設立。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2007年4月

ニチアンCATV㈱を吸収合併。

2008年8月

欧州における事業再編のため、ニッポンアンテナ(ヨーロッパ),LTD.(連結子会社)を設立。

2009年1月

ニッポンアンテナ(ヨーロッパ)GmbHは、ニッポンアンテナ(ヨーロッパ),LTD.(連結子会社)へ事業を譲渡。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。

2012年4月

自動車用アンテナ事業を譲渡するとともに、ニッポンアンテナ(アメリカ),INC.及びニッポンアンテナ(ヨーロッパ),LTD.の株式並びに上海日安電子有限公司の出資持分を譲渡。

2012年5月

ニッポンアンテナ(フィリピン),INC.及びNACデベロップメントコーポレーションの株式を譲渡。

2012年9月

中国にアンテナ、電子機器の開発及び販売拠点として、上海日安天線有限公司(連結子会社)を設立。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2014年11月

埼玉県行田市にNIPPON ANTENNA LOGISTICS(物流センター)を新設し、操業開始。

2015年1月

所沢工場を閉鎖。

2019年4月

東芝コンシューママーケティング株式会社より放送機器事業を譲受。

2020年4月

IATF16949を認証取得。

2020年9月

蘇州華広電通有限公司(現日安天線(蘇州)有限公司)の持分取得(連結子会社化)。

2021年3月

NIPPON ANTENNA LOGISTICSの土地建物を譲渡。

2022年4月

市場との連携や情報発信、価値共創等を目的として、東京都港区に「品川オフィス」を新設。

2022年4月

東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場。

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(日本アンテナ株式会社)及び、連結子会社3社により構成されており、通信用・テレビ受信用等各種アンテナ及び映像通信用電子機器の製造販売と、電気通信工事並びにこれに付帯する事業を営んでおります。

 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業にかかる位置付け並びにセグメント情報との関連は、次のとおりであります。

区分

主な事業内容

会社名

送受信用製品

販売事業

製造・開発

アンテナ及び

映像通信用電子機器

当社

石巻アテックス㈱

上海日安天線有限公司

日安天線(蘇州)有限公司

販売

アンテナ及び

映像通信用電子機器

当社

上海日安天線有限公司

ソリューション

事業

電気通信工事

共同視聴設備工事

電波障害対策工事

無線工事

当社

 上記区分事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。当社グループについて図示すると、概ね次のとおりであります。

0101010_001.png

 

 なお、製品の製造を行う石巻アテックス㈱に対しては、当社が原材料の一部を有償支給しております。

 

4【関係会社の状況】

連結子会社

名称

住所

資本金

主要な事業内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

 

 

百万円

 

 

 

石巻アテックス㈱

宮城県

石巻市

92

送受信用製品販売事業

100.0

当社製品の製造

 

 

千人民元

 

 

 

上海日安天線有限公司

中華人民共和国

上海市

嘉定区

109,687

送受信用製品販売事業

100.0

当社製品の開発・販売

役員の兼任あり

 

 

千人民元

 

 

 

日安天線(蘇州)有限公司

中華人民共和国

蘇州市

呉江区

49,341

送受信用製品販売事業

(100.0)

当社製品の製造

役員の兼任あり

 (注)1.「主要な事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.上海日安天線有限公司及び日安天線(蘇州)有限公司は、特定子会社に該当しております。

3.日安天線(蘇州)有限公司の「議決権の所有割合」欄の( )内は間接所有割合であり、上海日安天線有限公司が所有しております。

4.上海日安天線有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等      (1)売上高         2,039百万円

(2)経常損失        △18百万円

(3)当期純損失      △65百万円

(4)純資産額       2,161百万円

(5)総資産額       2,834百万円

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

送受信用製品販売事業

483

(42)

ソリューション事業

25

(-)

全社(共通)

77

(-)

合計

585

(42)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含むほか、契約社員を含む)であり、臨時雇用者数(準社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

427

(-)

48.2

17.5

5,546,787

 

セグメントの名称

従業員数(人)

送受信用製品販売事業

325

(-)

ソリューション事業

25

(-)

全社(共通)

77

(-)

合計

427

(-)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含むほか、契約社員を含む)であり、臨時雇用者数(準社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

4.当事業年度末において、従業員数が前事業年度末に比べ50名減少したのは、主として前事業年度に希望退職制度導入を実施したことによるものであります。

 

(3)労働組合の状況

 当社の労働組合は「日本アンテナ労働組合」と称し、2023年3月31日現在における組合員数は246人で上部団体の「全日産・一般業種労働組合連合会」に加盟しております。労使関係については、概ね良好に推移しております。

 なお、連結子会社に労働組合はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業等及び育児目的休暇取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1.

男性労働者の育児休業等及び育児目的休暇取得率(%)

(注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1.

全労働者

うち正規雇用

労働者

うちパート・有期労働者

0.9

100.0

67.2

67.8

56.1

男女の賃金の差異は主に勤続年数や役職等の違いによるものです。

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。

3.連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

 

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。

 

(1)国内外の市場環境の変化

 当社グループはグローバルな事業展開を推進しております。わが国の経済は、新型コロナウイルスの感染状況は収束傾向にあり、景気へ与える影響が弱まりつつある一方で、物価の高騰による民間の設備投資の冷え込みは依然として続いており、国外においても長期化する米中貿易摩擦やロシア・ウクライナ問題が世界経済に大きな影響を与える可能性があります。また、当社グループが製品を展開しているIoT関連の市場は、経済環境・生活環境の変化及び景気変動の影響を受けます。これにより、特に調達コストやエネルギーコストの上昇による仕入原価の高騰が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、急激な環境の変化に対応するべく収益性に重点を置いた経営基盤の構築に取り組み、本リスクが顕在化した場合の業績及び財政状態への影響の低減を図ってまいります。

 

(2)競争の激化と価格変動

 当社グループが製品を展開しているIoT関連の市場では厳しい競争が続いております。当社グループの競合他社は、研究開発、生産能力、資金や人的資源等において、当社グループよりも強い競争力を有する場合があります。当社グループが競合他社との競争において優位に立てない場合には、当社グループが十分な利益を確保することが困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。またコスト面においても、長期化するロシア・ウクライナ問題に起因する資源価格・エネルギー等の高騰や労働力不足による人件費の上昇等に伴う原材料・部品価格や物流コストへの上昇圧力は利益に影響を及ぼす可能性もあります。また、世界的な需要増に伴う半導体をはじめとした電子部品の調達難により当社グループ顧客の生産活動に停滞が発生した場合、販売機会の損失に繋がる可能性もあります。当社グループといたしましては、常に付加価値の創出及び製品の高品質化に努め、価格水準の維持及び向上を目指すとともに、生産工程の見直しや歩留りの改善、組織の再構築・調達先の再選定等によるコスト低減に取り組むとともに、顧客の理解・協力を得て製品の販売価格を適切に改定する等の対応を行っております。

 

(3)人的資源の確保と育成

 当社グループが事業展開を行うにあたっては、専門的な知見や豊富な業務経験を有し、技術革新や環境の変化に即応し得る優秀な人的資源の確保・育成や健全な職場環境の整備が必須であります。このため、定年制度等により熟練した従業員が退職した後に適切な補充が行われない場合や、賃金等の処遇や労働環境の悪化に起因する人材の流出により技術・ノウハウの伝承に支障が生じた場合、また業務負荷の増加による時間外労働やコミュニケーション不全により従業員のフィジカル面・メンタル面に懸念が生じた場合や重大なハラスメント事案が発生した場合は、当社グループの業績や社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。また、特に若手従業員の確保または補充が適切に行えない場合は、当社グループの中長期的な事業継続に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、「第一部 第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおり人材育成方針及び社内環境整備方針を定めており、多様な人材が活躍できる機会の提供及び環境の構築を第一と考え実行しております。採用活動については新卒・第二新卒等の若手従業員採用を計画的に行う他、中途採用により多様な人材の確保についても注力しております。人材育成については従業員一人一人が活躍できるよう、階層別研修や担当業務・職種等に即した研修を実施しており、自己研鑽としての公的資格の取得推奨制度も導入しております。また、今後も発生し得る想定外の様々な事象への対応を見据え、情報システムの整備による省力化・効率化を進めつつタイムリーな勤務実態の把握を通じて時間外勤務の削減を図る等、働き方改革の推進による労働環境の整備を継続しております。従業員の健康確保に関しては、ストレスチェックテストや産業医によるメンタルヘルスのサポートを行っております。また、ハラスメント防止に関しては、定期的な研修を実施する他、相談窓口を設置する等、環境の整備を行っております。

 

(4)パンデミック・自然災害等による影響

 当社グループは安全第一の方針のもと、パンデミック・自然災害に対して安全対策及びBCP対応を実施しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大のようなパンデミックや東日本大震災のような大規模な自然災害による不測の事態が生じた場合は、人的・物的被害は、当社グループのみに限定されず、電力・ガス等のインフラや、原材料の調達・物流・顧客等、広範囲にわたるサプライチェーンに波及し、事業活動中断の影響を完全に防止できる保証はなく、当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、新型コロナウイルスの感染状況は収束傾向にあるものの、今後感染が再拡大し事業継続に悪影響を与える可能性は依然として存続しております。当社グループといたしましては、事業復旧の早期化、省力化を図るため、テレワーク等勤務体制の整備、緊急事態発生時の対応マニュアルの整備等、BCP対応の強化に取り組んでおります。

 

(5)製品及びサービスの不具合

 当社グループは国際的な品質管理システムに従って、顧客から喜ばれる新製品の開発及び既存製品の改良を行っており、製品に付随する工事サービスの安全性にも充分な体制を整えております。しかしながら、IoT端末やそれらを利用した製品サービスの高度化により、当社グループの製品や提供サービスにおいて将来にわたって不具合の発生を防止できる保証はありません。当社グループの製品や提供サービスに致命的な不具合が発生し、その不具合を適時適切に解決できない場合は、顧客への求償や品質維持対応のコストが発生する懸念がある他、当社グループの信用力が低下し、当社グループの製品の売上やシェアが下落する可能性があります。また、大規模なリコールの発生や、製造物責任賠償請求がなされた場合には、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、現時点まで、業績に多大な影響を与えた不具合を発生したことはありませんが、品質管理体制の一層の強化を図ってまいります。

 

(6)買収(M&A)、事業提携及びその他の戦略的投資

 当社グループは、買収(M&A)、事業提携及びその他の戦略的投資を成長のための経営戦略の1つとして位置付けており、国内外の新規市場への参入や新規領域事業の展開等のために買収、事業提携及びその他の戦略的投資を実施する場合があります。国内外の景気が低迷する場合には対象企業の倒産や事業撤退の可能性もあります。また、特に海外子会社の設立・買収等の戦略的投資は当該国の政治的・法的環境や市場環境の変化等の様々な要素に左右されるため、新規領域事業の展開が計画どおりに進まない可能性や、事前に把握できなかった問題が実施後に判明し、追加的な支出が発生する可能性があります。また、投資後の戦略的統合におけるシナジーが当初想定通りに得られない可能性もあります。これらの状況が生じた場合、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、これらを行う際には、対象企業や新規領域事業等の投資先や固有のカントリーリスクについて詳細な調査を行い、十分にリスクを検討して推進し、実行後も継続的なモニタリングを行っております。

 

(7)為替相場の変動

 当社グループ製品の生産を行う地域の通貨価値の上昇は、それらの地域における現地通貨建ての製造と調達コストを押し上げます。急激な為替変動により為替リスクを回避できない事態が生じた場合は、価格競争力を低下させ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、為替相場の変動の影響を最小限に抑えるべく海外子会社を活用した調達活動を推進する他、必要に応じて為替予約等によるヘッジを行っております。

 

(8)研究開発等

 当社グループが事業展開するIoT関連の分野は、技術革新とコスト競争力について厳しい要求があり、中期の開発戦略のもとに新技術や新製品、新用途、新市場開発、生産プロセス改革に必要な研究開発投資や設備投資をしております。市場の変化が激しい業界において変化を予測することは容易ではなく、開発した製品について想定した売上等の効果が得られない可能性があります。また、競合他社の新技術や新製品開発、業界における標準化や顧客のニーズの変化により、当社グループの製品が予期せぬ陳腐化を起こし、当社グループの製品への需要が減少する可能性があります。これらの状況が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、研究開発テーマと予算を適切に設定し、研究開発の状況をモニタリングして市場の変化に柔軟に対応するとともに、新卒採用・中途採用を計画的に行い技術の継承に努め、また、開発設計業務に携わる従業員のスキル向上のため、適切な教育訓練の機会を整備し、提供するよう取り組んでおります。

 

(9)コンプライアンスとESG

 当社グループは、事業展開を行うにあたって、労働基準関係法令の他、電気用品安全法、電波法、電気通信事業法、建設業法、租税法、下請代金遅延等防止法、個人情報保護法等の様々な法的規制の適用を受けております。当社グループがかかる法規制に違反する場合、また、当社グループが保有する許認可等に付された条件や制約を遵守できない場合には、規制当局からの制裁や罰金、罰則の適用、追加費用の負担や許認可等の剥奪等の可能性がある他、当社グループの評判及び信用にも影響を与えるおそれがあります。さらに、環境・社会・ガバナンス(ESG)の重要性については投資家のみならず社会全体で関心が高まっており、その観点からの企業の対応が重要となりつつあります。当社グループといたしましては、「第一部 第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおり、環境・社会・ガバナンス(ESG)に上位概念としてのC(Connect)を加えたCESGを戦略の柱としたサステナビリティ基本方針を制定し、全てのステークホルダーが将来にわたり活動を続けていける社会を実感できるよう注力しております。また、ガバナンスの中でもコンプライアンスに関しては、内部統制システムを構築した上で、法的規制・コンプライアンスの遵守について「品質・環境方針」を踏まえつつ人権・安全・衛生・企業倫理の遵守にも努めながら、サプライチェーン全体のマネジメントに取り組むよう従業員への啓発活動を推進しております。

 

(10)機密情報の管理と情報セキュリティ

 当社グループは、業務上多数の顧客情報・製品開発情報を取扱っております。従業員の故意、過失または外部からの不正アクセス等により当社グループが保持又は管理する情報が流出し、第三者がこれを不正に取得又は使用するような事態が生じた場合、当社グループに対して損害賠償を求める訴訟が提起される等、当社グループの事業、業績、評判及び信用に影響を与える可能性があります。また、システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生した場合も同様に、当社グループの事業、業績、評判及び信用に影響を与える可能性があります。当社グループといたしましては、これらの情報セキュリティ管理については昨今の情勢や事例を鑑み、物理的セキュリティの整備に加え、情報セキュリティ委員会を設置して社内規程やセキュリティポリシーを整備する他、不正アクセスや情報漏洩等を未然に防止するため、従業員向けに情報管理やセキュリティに関する教育を実施し機密情報の管理体制を強化する等、情報セキュリティ委員会の活動を通じて継続的改善を図っております。

 

(11)知的財産の保護

 当社グループの製品は複数のライセンスを利用して製造販売しております。IoT関連の分野における急速な技術進歩やグローバル化により、当社グループの事業領域における知的財産権の状況を完全に把握することは困難であり、当社グループの知的財産権が侵害されている恐れがある場合や、当社グループが他社の知的財産を侵害する恐れがある場合に、必要な措置を完全に講じることができる保証はありません。これらの状況が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、保有する知的財産権を保護し、かつ他社の権利侵害を防止するために、グローバル化に対応した商標登録や特許登録を行い、顧問弁護士や弁理士と連携した管理体制の整備に努めております。

5【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

(2023年3月31日現在)

 

事業所名(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

工具、器具及び備品
(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

リース

資産

(百万円)

合計

(百万円)

蕨工場

 (埼玉県蕨市)

送受信用製品販売事業

アンテナ及び映像通信用電子機器生産設備

68

12

98

21

(4,912)

0

200

74(-)

川里工場

 (埼玉県鴻巣市)

送受信用製品販売事業

アンテナ生産設備

199

43

61

460

(12,225)

4

769

92(-)

本社

 (東京都荒川区)

送受信用製品販売事業・ソリューション事業・全社

販売設備・電気通信工事測定器・管理業務施設

286

9

23

(805)

1

320

165(-)

 (注) 従業員数の( )は、嘱託・準社員を外書しております。

 

(2)国内子会社

 重要性に乏しいため、記載を省略しております。

 

(3)在外子会社

(2023年3月31日現在)

 

会社名(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

工具、器具及び備品
(百万円)

合計

(百万円)

日安天線(蘇州)有限公司

 (中華人民共和国蘇州市呉江区)

送受信用製品販売事業

アンテナ及び映像通信用電子機器生産設備

378

213

83

676

116(-)

 (注) 従業員数の( )は、嘱託・準社員を外書しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

30,000,000

30,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

7

18

41

25

1

1,921

2,013

所有株式数(単元)

20,003

3,733

23,806

2,099

1

93,284

142,926

7,400

所有株式数の割合(%)

14.00

2.61

16.66

1.47

0.00

65.26

100.00

 (注)1.自己株式3,045,052株は、「個人その他」に30,450単元、「単元未満株式の状況」に52株含めて記載しております。

2.当該自己株式数には、従業員向け株式給付信託及び役員向け株式給付信託の信託財産として保有する当社株式は含まれておりません。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

821

7.30

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋1丁目4-10

806

7.17

瀧澤 豊

東京都北区

803

7.14

瀧澤 功一

東京都豊島区

778

6.92

株式会社りそな銀行

大阪府大阪市中央区備後町2丁目2-1

538

4.78

株式会社UH Partners 3

東京都豊島区南池袋2丁目9-9

523

4.65

瀧澤 賢二

東京都豊島区

520

4.62

株式会社UH Partners 2

東京都豊島区南池袋2丁目9-9

493

4.38

西川 喜代子

東京都東久留米市

491

4.36

大野 榮子

埼玉県飯能市

447

3.98

6,223

55.29

 (注) 上記株式会社日本カストディ銀行(信託口)のうち、信託業務に係る株式数は821千株であります。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

9,295

6,817

受取手形

481

353

売掛金

2,526

2,370

契約資産

44

29

電子記録債権

487

552

有価証券

199

195

商品及び製品

1,909

2,513

仕掛品

70

45

原材料及び貯蔵品

1,192

1,755

未成工事支出金

34

25

その他

683

770

貸倒引当金

0

3

流動資産合計

16,925

15,427

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

5,510

5,518

減価償却累計額

4,165

4,455

建物及び構築物(純額)

1,345

1,062

機械装置及び運搬具

1,533

1,579

減価償却累計額

1,236

1,290

機械装置及び運搬具(純額)

297

289

工具、器具及び備品

2,878

2,981

減価償却累計額

2,532

2,634

工具、器具及び備品(純額)

346

346

土地

698

698

リース資産

142

126

減価償却累計額

96

84

リース資産(純額)

46

41

建設仮勘定

2

有形固定資産合計

2,736

2,438

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

180

139

ソフトウエア仮勘定

1

その他

2

1

無形固定資産合計

184

141

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

836

394

繰延税金資産

46

0

その他

955

969

貸倒引当金

0

9

投資その他の資産合計

1,838

1,354

固定資産合計

4,760

3,934

資産合計

21,685

19,361

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

1,553

1,711

短期借入金

58

工事未払金

128

217

リース債務

18

18

未払法人税等

3

66

未払費用

170

169

賞与引当金

236

212

その他

1,145

818

流動負債合計

3,257

3,271

固定負債

 

 

リース債務

24

19

退職給付に係る負債

734

766

株式給付引当金

319

311

長期未払金

156

93

繰延税金負債

225

139

その他

0

0

固定負債合計

1,460

1,331

負債合計

4,718

4,602

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,673

4,673

資本剰余金

6,383

6,318

利益剰余金

8,549

6,432

自己株式

3,157

3,026

株主資本合計

16,449

14,398

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

200

136

為替換算調整勘定

314

319

退職給付に係る調整累計額

2

95

その他の包括利益累計額合計

518

360

純資産合計

16,967

14,758

負債純資産合計

21,685

19,361

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

製品売上高

10,648

10,195

完成工事高

1,957

1,875

売上高合計

※1 12,606

※1 12,070

売上原価

 

 

製品売上原価

※2 7,441

※2 7,732

完成工事原価

1,218

1,249

売上原価合計

8,660

8,981

売上総利益

3,945

3,089

販売費及び一般管理費

 

 

荷造運送費

379

371

広告宣伝費

41

50

役員報酬

161

134

給料

1,912

1,854

賞与

174

29

賞与引当金繰入額

170

147

法定福利費

388

358

退職給付費用

79

75

株式給付引当金繰入額

80

17

消耗品費

88

102

旅費及び交通費

145

152

支払手数料

200

234

減価償却費

366

414

その他

1,055

1,077

販売費及び一般管理費合計

※2 5,244

※2 5,021

営業損失(△)

1,299

1,932

営業外収益

 

 

受取利息

8

8

受取配当金

23

13

為替差益

30

その他

19

26

営業外収益合計

82

47

営業外費用

 

 

支払利息

7

11

有価証券評価損

0

4

為替差損

32

その他

1

0

営業外費用合計

8

49

経常損失(△)

1,225

1,933

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 0

投資有価証券売却益

102

特別利益合計

0

102

特別損失

 

 

固定資産処分損

※4 24

※4 1

投資有価証券売却損

2

会員権売却損

0

特別退職金

※5 313

特別損失合計

340

1

税金等調整前当期純損失(△)

1,566

1,833

法人税、住民税及び事業税

36

37

法人税等調整額

163

10

法人税等合計

200

27

当期純損失(△)

1,766

1,861

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

1,766

1,861

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社及び関係会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象になっているものであります。

 当社グループは、通信用・テレビ受信用等各種アンテナ及び映像通信用電子機器の製造販売及び電気通信工事の設計・施工等を行っております。

 当社グループでは、本社に営業部門、工場に生産部門・開発設計部門等を置く他、国内に当社製品を製造する関係会社、中国に当社製品を開発及び販売する関係会社や当社製品を製造する関係会社を有し、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 したがって、当社グループは、製造販売体制を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「送受信用製品販売事業」及び「ソリューション事業」の2つを報告セグメントとしております。

 なお、各セグメントに属する主要品目は以下のとおりであります。

セグメント

主要品目

送受信用製品販売事業

通信用アンテナ及び機器・テレビ受信用アンテナ・衛星放送受信用機器・CATV用伝送機器・増幅器及び分配器等テレビ受信用各種機器

ソリューション事業

ビル及びマンション内共同視聴設備工事・電波障害対策工事・無線工事

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

8,787

6,408

受取手形

351

306

売掛金

2,218

2,185

契約資産

44

29

電子記録債権

487

552

有価証券

199

195

商品及び製品

1,704

2,130

仕掛品

1

0

原材料及び貯蔵品

719

1,040

未成工事支出金

34

25

未収入金

552

675

その他

120

87

貸倒引当金

0

3

流動資産合計

15,223

13,634

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

705

665

構築物

11

10

機械及び装置

59

72

工具、器具及び備品

234

227

土地

698

698

リース資産

19

13

建設仮勘定

2

有形固定資産合計

1,732

1,687

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

117

80

ソフトウエア仮勘定

1

その他

2

1

無形固定資産合計

120

82

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

836

394

関係会社株式

1,825

1,825

長期貸付金

444

775

破産更生債権等

0

9

長期前払費用

153

163

保険積立金

588

588

その他

116

113

貸倒引当金

0

10

投資その他の資産合計

3,964

3,860

固定資産合計

5,817

5,631

資産合計

21,040

19,266

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

58

94

買掛金

1,118

1,210

工事未払金

128

217

リース債務

6

5

未払金

726

320

未払法人税等

66

未払費用

133

120

前受金

6

5

未成工事受入金

15

18

預り金

21

18

賞与引当金

234

208

その他

42

18

流動負債合計

2,492

2,305

固定負債

 

 

リース債務

13

7

退職給付引当金

738

671

株式給付引当金

319

311

長期未払金

80

80

繰延税金負債

94

65

その他

0

0

固定負債合計

1,246

1,136

負債合計

3,738

3,441

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,673

4,673

資本剰余金

 

 

資本準備金

6,318

6,318

その他資本剰余金

64

資本剰余金合計

6,383

6,318

利益剰余金

 

 

利益準備金

407

407

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

9,320

6,320

繰越利益剰余金

525

995

利益剰余金合計

9,201

7,722

自己株式

3,157

3,026

株主資本合計

17,101

15,688

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

200

136

評価・換算差額等合計

200

136

純資産合計

17,301

15,824

負債純資産合計

21,040

19,266

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

11,679

10,514

売上原価

※1 7,592

※1 7,740

売上総利益

4,087

2,774

販売費及び一般管理費

※1,※2 4,608

※1,※2 4,099

営業損失(△)

520

1,325

営業外収益

 

 

受取利息及び受取配当金

※1 29

※1 36

有価証券利息

6

7

その他

7

9

営業外収益合計

44

53

営業外費用

 

 

有価証券評価損

0

4

為替差損

8

10

その他

0

0

営業外費用合計

8

15

経常損失(△)

484

1,288

特別利益

 

 

固定資産売却益

0

投資有価証券売却益

102

特別利益合計

0

102

特別損失

 

 

固定資産処分損

15

0

投資有価証券売却損

2

会員権評価損

0

特別退職金

※3 313

特別損失合計

332

0

税引前当期純損失(△)

816

1,185

法人税、住民税及び事業税

34

37

法人税等調整額

243

0

法人税等合計

277

37

当期純損失(△)

1,094

1,223