ニチコン株式会社
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回次 |
第84期 |
第85期 |
第86期 |
第87期 |
第88期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
百万円 |
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経常利益 |
百万円 |
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親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
百万円 |
△ |
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包括利益 |
百万円 |
△ |
△ |
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純資産額 |
百万円 |
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総資産額 |
百万円 |
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1株当たり純資産額 |
円 |
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|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
円 |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
円 |
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自己資本比率 |
% |
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自己資本利益率 |
% |
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株価収益率 |
倍 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
百万円 |
△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
百万円 |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
百万円 |
|
|
△ |
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
百万円 |
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従業員数 |
人 |
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(注)1.第84期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載していません。
2.第84期の自己資本利益率、株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載していません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第87期の期首から適用しており、第87期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。
|
回次 |
第84期 |
第85期 |
第86期 |
第87期 |
第88期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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|
売上高 |
百万円 |
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|
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経常利益 |
百万円 |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
百万円 |
△ |
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資本金 |
百万円 |
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発行済株式総数 |
千株 |
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純資産額 |
百万円 |
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総資産額 |
百万円 |
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1株当たり純資産額 |
円 |
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1株当たり配当額 |
円 |
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(内1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
円 |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
円 |
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自己資本比率 |
% |
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|
自己資本利益率 |
% |
|
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|
株価収益率 |
倍 |
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|
配当性向 |
% |
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|
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従業員数 |
人 |
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株主総利回り |
% |
|
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(比較指標:TOPIX) |
% |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
円 |
1,467 |
1,238 |
1,556 |
1,335 |
1,562 |
|
最低株価 |
円 |
720 |
559 |
585 |
987 |
1,039 |
(注)1.第84期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載していません。
2.第84期の自己資本利益率、株価収益率および配当性向については、当期純損失であるため記載していません。
3.第86期の1株当たり配当額には、創立70周年記念配当1円を含んでいます。
4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部です。
5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第87期の期首から適用しており、第87期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。
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年月 |
沿革 |
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1950年8月 |
資本金3,000千円をもって㈱関西二井製作所を設立し、本社を大阪市に設置 |
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1951年12月 |
本社を京都市に移転 |
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1956年7月 |
京都工場を新設し、アルミニウム電解コンデンサの製造を開始 |
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1957年4月 |
営業部門を分離し、関西二井販売㈱を設立 |
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1960年10月 |
京都府亀岡市に亀岡工場(現 ニチコン亀岡㈱)を新設操業開始(現・連結子会社) |
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1961年4月 |
商号を日本コンデンサ工業㈱に変更(同時に関係会社関西二井販売㈱もニチコン販売㈱に商号変更) |
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1961年6月 |
滋賀県草津市に草津工場(現 ニチコン草津㈱)を新設操業開始(現・連結子会社) |
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1961年10月 |
東京・大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場 |
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1962年4月 |
本社を京都市中京区に移転 |
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1962年6月 |
長野県南安曇郡豊科町(現 安曇野市豊科)に長野工場(現 ニチコン大野㈱長野工場)を新設操業開始 |
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1962年9月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 |
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1966年8月 |
東京・大阪・名古屋証券取引所において市場第一部へ指定替え |
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1968年10月 |
福井県遠敷郡上中町(現 三方上中郡若狭町)にワカサ電機㈱(現 ニチコンワカサ㈱)を設立 (現・連結子会社) |
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1969年7月 |
福井県大野市に大野工場(現 ニチコン大野㈱)を新設操業開始(現・連結子会社) |
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1969年8月 |
岩手県紫波郡紫波町に岩手工場を新設操業開始 |
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1969年8月 |
台湾に現地資本との合弁会社タイワン キャパシタ リミテッド(現 タイコン コーポレーション)を設立(現・持分法適用関連会社) |
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1970年9月 |
米国スプラーグ エレクトリック カンパニーとの共同出資により滋賀県高島郡(現 高島市)安曇川町にニチコンスプラーグ㈱を設立 |
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1970年9月 |
米国シカゴにニチコン(アメリカ)コーポレーションを設立(現・連結子会社) |
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1972年5月 |
香港に現地法人ニチコン(香港)リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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1973年12月 |
大韓民国に現地資本との合弁会社三和電機㈱を設立(現・持分法適用関連会社) |
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1978年9月 |
シンガポールにニチコン(シンガポール)プライベート リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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1981年2月 |
岩手県岩手郡岩手町にニチコン岩手㈱を設立(現・連結子会社) |
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1987年10月 |
国内販売会社 ニチコン販売㈱を吸収合併すると共に商号をニチコン㈱に変更 (英文名 NICHICON CORPORATION) |
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1990年1月 |
英国ロンドンにニチコン(ヨーロッパ)リミテッドを設立 |
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1990年3月 |
マレーシアにニチコン(マレーシア)センディリアン バハッドを設立(現・連結子会社) |
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1991年7月 |
ニチコンスプラーグ㈱をニチコンタンタル㈱に商号変更 |
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1999年7月 |
長野県大町市に大町工場(現 ニチコン製箔㈱大町工場)を、福井県大野市に富田工場(現 ニチコン製箔㈱富田工場)を新設操業開始(現・連結子会社) |
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2000年2月 |
福井県大野市にニチコン福井㈱(現 ニチコン大野㈱福井工場)を設立 |
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2000年3月 |
台湾にニチコン(台湾)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2000年4月 |
滋賀県草津市にニチコン滋賀㈱を設立 |
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2001年2月 |
タイにニチコン(タイランド)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2001年12月 |
オーストリアにニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハーを設立(現・連結子会社) |
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2001年12月 |
中国無錫市にニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2002年6月 |
中国上海市にニチコン エレクトロニクス トレーディング(上海)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2002年12月 |
ワカサ電機㈱(現 ニチコンワカサ㈱)上中工場を閉鎖し、小浜工場(福井県小浜市)に集約 |
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2003年4月 |
亀岡工場(京都府亀岡市)を分社化し、ニチコン亀岡㈱を設立(現・連結子会社) |
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2003年10月 |
草津工場(滋賀県草津市)を分社化し、ニチコン草津㈱を設立(現・連結子会社) |
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2003年10月 |
諏訪工場(長野県諏訪市)を閉鎖 |
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2004年7月 |
中国天津市にニチコン エレクトロニクス(天津)カンパニー リミテッドを設立 |
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2004年11月 |
京都市中京区に本社新社屋を建設 |
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2005年4月 |
大野工場(福井県大野市)を分社化し、ニチコン大野㈱を設立(現・連結子会社) |
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2006年3月 |
ニチコン(ヨーロッパ)リミテッドを清算 |
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2008年8月 |
中国深圳市にニチコン エレクトロニクス トレーディング(深圳)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2008年8月 |
ニチコン滋賀㈱が、ニチコンタンタル㈱を存続会社とする吸収合併により解散 |
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年月 |
沿革 |
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2009年1月 |
ニチコン朝日㈱が、ニチコン岩手㈱(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により解散 |
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2009年4月 |
富士通メディアデバイス㈱と締結した事業譲渡契約に基づき、中国蘇州市のエフピーキャップ エレクトロニクス(蘇州)カンパニー リミテッドが導電性高分子アルミ固体電解コンデンサの生産を開始 |
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2009年7月 |
中国無錫市に無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2011年2月 |
中国宿遷市にニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッドを設立(現・連結子会社) |
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2012年2月 |
ニチコン福井㈱が、ニチコン大野㈱(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により解散 |
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2012年4月 |
インド カルナータカ州にニチコン エレクトロニクス(インディア)プライベート リミテッドを設立 |
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2012年10月 |
大町工場(長野県大町市)、富田工場(福井県大野市)および穂高工場(長野県安曇野市)を分社化し、ニチコン製箔㈱を設立(現・連結子会社) |
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2012年10月 |
長野工場(長野県安曇野市)を分社化し、ニチコン長野㈱を設立 |
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2013年2月 |
AVX Corporationとのタンタル固体電解コンデンサ事業の譲渡契約に基づき、事業譲渡が完了 |
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2013年8月 |
ニチコン長野㈱を清算(同社事業はニチコン大野㈱に統合) |
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2015年6月 |
㈱ユタカ電機製作所の事業を譲り受け(現・連結子会社) |
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2016年5月 |
エフピーキャップ エレクトロニクス(蘇州)カンパニー リミテッドを清算 |
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2017年4月 |
株式会社村田製作所との電源事業の譲り受けに関する意向確認書締結 |
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2019年12月 |
2024年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債(発行総額120億円)を発行 |
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2020年11月 |
革新的技術開発等による温室効果ガス排出削減と災害対策における社会貢献活動が評価され、「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴いプライム市場へ移行 |
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2022年5月 |
「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同 |
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2022年8月 |
ニチコン大野㈱本工場 第四製造棟が竣工 |
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2022年9月 |
グリーンファイナンス(総額100億円)による資金調達を実施 |
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(ニチコン㈱)、子会社25社および関連会社3社により構成されており、各種コンデンサ、その関連製品の製造販売および変圧器、圧力センサの製造販売等の事業活動を行っています。
当社および関係会社の位置づけは、次のとおりです。
なお、当社は「コンデンサおよびその関連製品」の単一のセグメントとしているため、製品区分別に記載しています。
当社は、電子機器用コンデンサ(アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池、正特性サーミスタ)、電力・機器用及び応用機器(パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ、公共・産業用蓄電システム、加速器用電源、瞬時電圧低下/停電対策装置、変圧器、圧力センサ)、回路製品(家庭用蓄電システム、V2Hシステム、EV用急速充電器、スイッチング電源、機能モジュール、無停電電源装置)およびその他(原材料等)を製造・販売しています。
当社は、上記各種製品を子会社より仕入れ、主に国内・外のメーカー、商社、代理店等へ販売するとともに、海外子会社へ供給しています。
また、原材料および半製品を国内および海外生産子会社ならびに関連会社へ供給しています。
(1)国内の主な関係会社
ニチコン製箔㈱は、アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造、ニチコン大野㈱、ニチコン岩手㈱は、アルミ電解コンデンサの製造、ニチコン草津㈱、㈱酉島電機製作所、日本リニアックス㈱他1社は、電力・機器用及び応用機器などの製造、ニチコン亀岡㈱、ニチコンワカサ㈱、㈱ユタカ電機製作所他1社は、回路製品等の製造を行い、当社その他から供給された原材料および半製品を加工し、当社へ納入しています。さらに、日本興産㈱は、損害保険代理店業等その他の事業を行っています。
(2)海外の主な関係会社
ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド、ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッドおよびニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッドは、当社その他から原材料等の供給を受けてアルミ電解コンデンサ、機器用コンデンサおよび回路製品の製造を行い、主に海外販売拠点へ供給するとともに、当社から供給を受けた製品とあわせて、シンガポール、マレーシア、タイ、中国、香港および周辺国のユーザーへ販売しています。さらに、三和電機㈱およびタイコン コーポレーション他1社は、韓国および中国でそれぞれアルミ電解コンデンサの製造販売を行っています。また、無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッドは、海外における各種電源およびアルミ電解コンデンサの設計・開発を行っています。
ニチコン(アメリカ)コーポレーション、ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハーおよびニチコン(香港)リミテッド他6社は、当社および海外生産拠点から供給された各種コンデンサの販売等を行っています。
事業系統図
以上述べた事項を事業系統図において示すと次のとおりです。
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
ニチコン製箔株式会社 |
長野県 大町市 |
百万円 80 |
アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物の貸与 資金の貸付 |
|
ニチコン草津株式会社 (注)1 |
滋賀県 草津市 |
百万円 80 |
電力・機器用コンデンサ、フィルムコンデンサおよびコンデンサ応用関連機器の製造 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物等の貸与 資金の貸付 |
|
ニチコン亀岡株式会社 |
京都府 亀岡市 |
百万円 80 |
機能モジュール、V2Hシステム、EV用急速充電器、正特性サーミスタおよび家庭用蓄電システムの製造 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物等の貸与 資金の貸付 |
|
ニチコン大野株式会社 (注)1 |
福井県 大野市 |
百万円 80 |
アルミ電解コンデンサ、電気二重層コンデンサおよび小形リチウムイオン二次電池の製造 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物等の貸与 資金の貸付 |
|
ニチコン岩手株式会社 |
岩手県 岩手郡 |
百万円 100 |
アルミ電解コンデンサの製造 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物等の貸与 |
|
ニチコンワカサ株式会社 |
福井県 小浜市 |
百万円 84 |
各種電源および家庭用蓄電システムの製造 |
100 |
当社製品の製造等 |
|
株式会社酉島電機製作所 |
滋賀県 草津市 |
百万円 30 |
各種変圧器、リアクトルの製造販売 |
100 (5.9) |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 土地建物等の貸与 |
|
日本リニアックス株式会社 |
大阪府 大阪市 |
百万円 15 |
圧力センサ、各種計測器の製造販売 |
100 (60.3) |
役員の兼任あり 土地建物等の貸与 |
|
株式会社ユタカ電機製作所 |
東京都 中央区 |
百万円 330 |
電源装置の開発、設計、製造、販売 |
100 |
役員の兼任あり 資金の貸付 土地建物等の貸与 |
|
ニチコン(アメリカ) |
米国 イリノイ州 |
千US$ 3,000 |
各種コンデンサの販売 |
100 |
当社製品の販売 役員の兼任あり 資金の借入 |
|
ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハー |
オーストリア ウィーン市 |
千EUR 1,000 |
各種コンデンサの販売 |
100 |
当社製品の販売 役員の兼任あり |
|
ニチコン(香港)リミテッド (注)1,5 |
中国 香港行政区 |
千HK$ 5,000 |
各種コンデンサの販売 |
100 |
当社製品の販売 |
|
ニチコン(シンガポール)プライベート リミテッド |
シンガポール |
千SP$ 8,000 |
各種コンデンサの販売 |
100 (31.2) |
当社製品の販売 役員の兼任あり |
|
ニチコン(台湾) カンパニー リミテッド |
台湾 台北市 |
千NT$ 30,000 |
各種コンデンサの販売 |
100 |
当社製品の販売 役員の兼任あり |
|
ニチコン(タイランド) カンパニー リミテッド (注)4 |
タイ バンコク |
千BAHT 20,000 |
各種コンデンサの販売 |
49 |
当社製品の販売 役員の兼任あり |
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|
ニチコン エレクトロニクス トレーディング(上海)カンパニー リミテッド |
中国 上海市 |
千US$ 500 |
各種コンデンサの販売 |
100 (20) |
当社製品の販売 |
|
ニチコン エレクトロニクス トレーディング(深圳)カンパニー リミテッド |
中国 深圳市 |
千US$ 300 |
各種コンデンサおよび電子機器の販売に関連するサービス業務 |
100 (100) |
役員の兼任あり |
|
ニチコン(マレーシア) (注)1 |
マレーシア セランゴール州 |
千M$ 63,000 |
アルミ電解コンデンサの製造販売 |
100 (44.5) |
当社製品の製造販売 役員の兼任あり 資金の貸付 |
|
ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド (注)1 |
中国 無錫市 |
千US$ 75,000 |
アルミ電解コンデンサおよび各種電源の製造販売 |
100 |
当社製品の製造販売 役員の兼任あり |
|
ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド (注)1 |
中国 宿遷市 |
千US$ 55,000 |
アルミ電解コンデンサおよび機器用コンデンサの製造販売 |
100 |
当社製品の製造等 役員の兼任あり 資金の貸付 |
|
無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッド |
中国 無錫市 |
千RMB 5,000 |
各種電源および アルミ電解コンデンサの設計・開発 |
100 (100) |
役員の兼任あり |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
三和電機株式会社 |
韓国 清州市 |
百万W 6,613 |
アルミ電解コンデンサ等の製造販売 |
22.8 |
主要原材料の売上、 仕入 役員の兼任あり |
|
タイコン コーポレーション |
台湾 台北市 |
千NT$ 473,800 |
アルミ電解コンデンサの製造販売 |
35.2 (3.3) |
主要原材料の売上 役員の兼任あり |
(注)1.特定子会社に該当しています。
2.有価証券届出書または有価証券報告書を提出している子会社はありません。
3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
4.持分は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため連結子会社としています。
5.ニチコン(香港)リミテッドについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等は次のとおりです。
|
|
ニチコン(香港)リミテッド |
|
(1)売上高 (百万円) |
35,287 |
|
(2)経常利益 (百万円) |
1,071 |
|
(3)当期純利益(百万円) |
984 |
|
(4)純資産額 (百万円) |
5,387 |
|
(5)総資産額 (百万円) |
15,189 |
(1)連結会社の状況
|
|
(2023年3月31日現在) |
|
部門別 |
従業員数(人) |
|
製造部門 |
4,716 |
|
販売部門 |
537 |
|
本社 |
155 |
|
合計 |
|
(注)当社は、「コンデンサおよびその関連製品」の単一の報告セグメントとしているため、部門別に記載しています。
(2)提出会社の状況
|
|
|
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(2023年3月31日現在) |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
|
|
(注)平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
(3)労働組合の状況
提出会社の労働組合はニチコングループ労働組合連合会と称し、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会に加盟しています。
なお、労使関係は安定しています。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
|
当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3 |
||
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
||
|
5.6 |
100.0 |
56.7 |
58.9 |
30.4 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
3.パート・有期労働者については、男性は定年後再雇用をはじめとする嘱託社員が多くを占めるが、女性はパート社員が多くを占めるため低くなっています。
②主要な連結子会社 (注)3
|
当事業年度 |
||||
|
名称 |
男性労働者の育児休業取得率(%)(注)1 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)2 |
||
|
|
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
|
ニチコン草津㈱ |
75.0 |
67.2 |
66.1 |
70.2 |
|
ニチコン大野㈱ |
27.0 |
69.0 |
75.3 |
78.8 |
|
ニチコン岩手㈱ |
16.7 |
72.7 |
71.3 |
96.6 |
|
ニチコン製箔㈱ |
25.0 |
- |
- |
- |
|
ニチコン亀岡㈱ |
66.7 |
- |
- |
- |
|
ニチコンワカサ㈱ |
100.0 |
- |
- |
- |
(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
3.連結子会社の一部は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しています。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1)経営方針
当社グループは、「価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働(※)」します。」を経営理念に掲げ、「モノづくりからコトづくり」「製造業から創造業への変革」の実践と、「品質、コスト、納期、サービス、技術」などあらゆる面で最上級を目指すトップノッチ経営を打ち出し、積極的な成長戦略を展開し、企業価値の向上を図ります。
これらを踏まえ、当社グループは中期成長目標「Vision 2025」に基づき、売上高と営業利益率の持続的な成長を経営指標として事業運営を行っています。
※考働:考えて働くという当社の造語
(2)中期的な成長戦略、経営環境と対処すべき課題
当社グループは、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池等の電子デバイスを主体としたコンデンサ事業と、家庭用/公共・産業用蓄電システム、EV・PHV用急速充電器、V2Hシステムの環境関連製品、各種電源、機能モジュール、応用関連機器等の回路製品を主力製品としたNECST事業を展開し、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野と定め、高信頼性、高安全性、高機能性を追求し、競争力に優れる新製品開発により社会課題の解決に貢献し、既存事業の拡大と新規事業の創出に努めています。
①低炭素社会の実現とキーテクノロジーの進展に向けた事業機会の獲得
コンデンサ事業では、アルミ電解コンデンサの幅広い製品群と国内外の生産・販売体制を強みとし、モビリティ、通信、環境関連の成長市場にフォーカスし、品質、コスト、納期、サービスに渡る事業基盤を強化、拡充します。また、金属蒸着フィルムから独自開発、生産するxEV用フィルムコンデンサでは、需要の拡大を成長機会と捉え、販売拡大とグローバル生産体制の強化に向け、積極的に経営リソースを投下します。コンデンサ事業で創業以来培った強みを今後も継続的に進化させていくため、技術面ではニーズ開発から商品開発、産学連携によるシーズ開発を、生産面では継続的な品質向上等の推進に加えて、共通指標をベースとしたKPI目標管理を導入し、プロセス強化に取り組んでいきます。
NECST事業では、脱炭素化のメガトレンドを受けて、エネルギー・環境関連の幅広い製品群とスイッチング電源から応用機器までをカバーする電源技術を生かし、価値提供のさらなる充実を図ります。とりわけ、環境関連製品では、世界的な脱炭素化の高まりやエネルギー価格の高騰による再エネ、蓄電市場拡大への対応と、蓄電、電力制御技術を活かしたトータルシステム展開を強化します。また、ガソリン車規制により急速に拡大するEVシフトへの対応として、急速充電器、外部給電器「パワー・ムーバー®」、V2Hシステムで社会充電インフラを拡充していきます。回路製品では、スイッチング電源においては、ユーザー対応力でトップシェアを堅持する強みを生かし、特に空調機器、ロボット、5G通信などの成長市場へ拡大を目指します。応用機器では、大型特殊電源、医療用/学術用加速器電源でグローバル展開を図り、社会インフラシステムへ貢献します。加えて、小形リチウムイオン二次電池、家庭用蓄電システム、V2Hシステムに代表されるナンバーワン、オンリーワンの革新的な製品・技術開発体制を強化し、社会課題の解決に貢献する製品開発をさらに加速していきます。
②外部環境に左右されない強い経営体質への変革
SDGsやカーボンニュートラル等により、循環経済やシェアリングエコノミーといった新しい価値観が世界規模で広がりを見せています。これらは産業構造や社会経済に変革をもたらし、DX(デジタルトランスフォーメーション)化の進展と相まって、大きなビジネスチャンスを生み出す可能性が高まっています。今後、クルマの電動化とEVへのシフトが飛躍的に進み、人びとの生活では5G、AI、IoT等デジタルテクノロジーの革新的進歩が見られ、自動化や省電力化の需要が先進国だけでなく新興国にも拡大し、これを支えるための発電コストの低減による再生エネルギーの主力電源化が進展していくことが予想されます。
パラダイムシフトと不確実性がより一層増すなか、当社グループでは、中長期視点での成長を成し遂げていくにあたり、「G:グリーン(環境)」と「D:デジタル(DX)」が重要なポイントになると考えています。
G(環境)については、気候変動問題が世界的な課題になるなか、関連マーケットもさらに巨大化し、環境配慮型の当社の製品・ビジネスのチャンスもさらに大きくなると予想されます。再生可能エネルギーの活用を拡大する蓄電システムをはじめ、気候変動ニーズに対応したコンデンサ事業、NECST事業の各製品をさらにレベルアップしていくことで競争優位性をさらに高めていきます。
また、D(デジタル)については、企業競争力の強化という面でDXの推進がより不可欠になっています。事業成長では単に良い製品・技術を生み出すだけでなく、DXを駆使してお客さまへのサービス向上や生産性の向上、投資効率の向上によって収益体質を高めることに注力しています。この様にして「稼ぐ力」に磨きをかけることで、次なる成長のための設備投資や研究開発投資、優秀な人材の確保といった好循環を生み出していきます。サステナブルな社会に貢献していくには、まず当社グループ自身が収益を上げ持続可能であることを念頭に、DXを成長ドライバーとして各部門の業務を合理化・効率化し、ビジネスの創出と利益体質の構築に取り組んでいきます。
③ESG経営の構築と推進
当社グループではESGで評価される企業を目指して「サステナビリティ方針」を定め、持続的な成長と企業価値の増大に向けて、当社製品による地球環境への貢献と自社での対応取り組み、多様な働き方など人材面の基盤強化、コーポレートガバナンスやコンプライアンス体制の強化に努めていきます。
環境課題については、自社拠点において太陽光で発電した電力を蓄電し、これをEVへの充電や生産設備への給電を無駄なく効率的に行う複合システムを設置し、生産工場などの大規模施設における再生可能エネルギーの新たな活用方法によるCO2削減に取り組んでいます。さらに気候変動が事業に与えるリスク・機会について分析を進め、中長期的な事業展開やCO2削減活動に生かすとともに、ガバナンス・戦略などの関連する情報開示にも取り組んでいきます。
また、当社グループでは「人こそニチコンのエネルギー」を人事理念とし、「人」が最大の経営資源であるとの観点に立ち、従業員一人ひとりが社会や時代のニーズを敏感に察知し、コンプライアンスへの意識を高く持ちながら考働していくこと、やりがいや成長を実感でき、能力を発揮できるよう人事制度や社内環境の整備に努めています。社会との接点においては、産学連携にも注力しており、エネルギーの地産地消とスマート社会の創造に寄与することを目的にスタートした東京大学生産技術研究所との包括的な産学連携研究協力協定など、大学機関との研究開発活動も積極的に推進していきます。
コーポレートガバナンスについては、取締役会の経営の監督と執行の役割の一層の明確化を図るため、社外取締役比率を3分の1以上としており、さらに、取締役会の諮問機関として過半数を社外役員で構成する指名・報酬委員会を設置し、取締役の指名および報酬等に関する手続きの公正性、透明性、客観性を確保しています。コンプライアンス体制の強化では、業務の適正を確保するための体制ならびに財務報告の信頼性を確保するための体制を充実させ、一層の内部統制の整備・運用を推進していきます。
これらに加え、政策保有株式は、中長期的な視点に基づいた保有先企業との取引状況や関係性、ならびに保有先企業の財政状態および株価、配当等の状況など、継続保有の合理性について取締役会にて定期的に検証を行っています。保有意義の薄れてきた銘柄については、取引先等との対話・交渉を実施しながら、縮減を進めています。
政策保有株式の連結貸借対照表上の合計額(2023年3月31日現在)
|
区分 |
第86期 (2021年3月期) |
第87期 (2022年3月期) |
第88期 (2023年3月期) |
|
銘柄数 |
48 |
47 |
42 |
|
連結貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
34,462 |
27,100 |
23,581 |
|
連結純資産比率(%) |
38.6 |
28.6 |
23.3 |
(注)みなし保有株式に該当する株式を保有していません。
当社グループの経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1)経済状況について
当社グループは世界各地で、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、回路製品などの製品を製造・販売しています。このため、当社グループ製品の需要は、製品を販売している国または地域の経済状況によって事業運営や経営成績および財務状況に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
これに対し当社グループでは、グローバルでの経済状況の変化を毎月開催している経営会議や半期毎に開催しているグローバルの事業計画推進会議などで注意深く見守り、機動的な販売戦略や生産体制を講じるなど、状況に応じた対応が取れるように対策を行っています。
2024年3月期の経済環境の見通しについても、地政学リスクの高まりを背景とする原燃料価格の高騰や部材調達難が継続し、先行きの不透明感と不確実性が高い状況が続いています。引き続き動向には注視するとともに、業績確保に向けた様々な対策、施策を講じていきます。
(2)為替変動によるリスクについて
当社グループの事業、経営成績および財務状況における外貨建ての項目については、連結財務諸表作成のため円換算されています。これらは、為替レートの変動により、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。当社グループは、為替リスクを軽減・ヘッジするために必要に応じて為替予約を締結していますが、当社グループの経営成績および財務状況への影響を完全に排除できる保証はありません。
(3)価格競争リスクについて
当社グループは、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、回路製品などのコア事業の強化とグローバル体制の構築を目指し、国内外の生産拠点の強化および販売体制の拡充、新製品開発のスピード化を推進しています。このような中で、競合他社との間の価格競争激化の影響を受け、当社グループの製品・サービスが価格競争に直面し、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。
これに対し当社グループでは、各事業分野において、競争優位性を高める新製品の企画・開発を継続的に行うとともに、コスト力の強化と適切な売価マネジメントに注力し、提案型営業を推進することで顧客満足を獲得していきます。
(4)新製品の開発リスクについて
当社グループでは、将来にわたり、ユーザーニーズを先取りした魅力ある新製品を開発し、提供できると考えていますが、以下のような能力が不足した場合、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
① 多様化・高度化する顧客の要求に対応する能力
② 新製品を適時かつ適正コストで開発し生産する能力
③ 顧客の新製品に当社グループの製品が使用されるようにする能力
④ 新たな製品・サービスおよび技術を使用し展開する能力
⑤ 既存の製品・サービスおよび技術を向上させる能力
⑥ 業界と市場の変化を十分に予測する能力
あらゆる分野での技術革新がグローバル規模で進む中、お客様や社会が直面する課題をいち早く解決できる技術の重要性がますます高まっています。これらに対応するため、当社グループでは、日本と中国に研究開発拠点を設け、それぞれの製品分野ごとに、材料開発からの一貫した研究開発体制を構築しています。また、研究開発部門と生産部門が密接に連携することで、新技術の早期実用化・製品化を実現しています。さらに、変化の激しい市場環境に対応するために、必要な技術領域において強みのある大学・研究機関・企業と積極的に連携し、研究開発活動を加速させるオープンイノベーションと、東京大学生産技術研究所との包括的な産学連携研究協定を通じて、将来の技術経営を担う人材育成にも注力しています。
(5)海外進出の潜在リスク、法的規制の変更・強化について
当社グループが事業を展開する国または地域において、法令または規制の重要な変更、税制または税率の変更、その他経済的、社会的および政治的変動、為替政策の変更、輸出または輸入に関する法規制などの変更があった場合、それらの事象は当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、中国・無錫市および宿遷市にアルミ電解コンデンサなどの製造拠点を設けていますが、現地で政治、法的環境、経済状況などに予期せぬ事象が発生した場合、事業の遂行に問題が生じ、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、「(1)経済状況について」において説明のとおり、グローバルでの政治・経済状況の変化を注意深く見守り、状況に応じた対応が取れるように対策を行っています。
(6)原材料などの購入価格の高騰について
国際市況に大きく影響を受ける当社グループの主要製品に使用する原材料の購入価格の高騰は、当社グループの経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、原材料のマーケット変動に柔軟に対応するべく、代替材料の検討や複数購買化を推進するとともに、吸収できない調達コスト上昇に関しては、市場価格も見つつ適切に製品売価に反映するようにしています。
(7)製造物責任について
当社グループは、品質管理を徹底し、世界的な品質管理基準に従い製品を製造していますが、提供する製品・サービスには欠陥が生じる可能性があります。また、製造物賠償責任保険に加入していますが、賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。
欠陥が原因で生じた損失は、多額のコストや当社グループの評価の低下を通じ、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、全製造事業所で「いつ」「どこで」「どの製品が」「どのような状況で」つくられたかを確実にチェックできる生産管理システムを導入しています。これはシステムで品質管理を徹底し、"不良ゼロ"による安定生産を実現するためのものです。このゼロ・ディフェクトに向けた取り組みを毎期、生産事業所ごとに事業計画として策定するとともに、品質保証システムの国際的規格であるISO9001やIATF16949の取得や更新審査を通じて、常に最新の品質管理基準と運用体制の構築につなげています。
(8)環境規制などによる影響について
当社グループの事業は様々な環境法令の適用を受けており、過去、現在および将来の生産活動に関し、環境責任のリスクを抱えています。将来、環境に関する規制が厳しくなり有害物質などを除去する義務が追加された場合、これにかかる費用が当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
地球との共存を目指して、当社は全社・全グループの環境保全活動を進めるために、資源の有効活用、環境汚染防止を最優先としたニチコングループ環境憲章を1997年12月に制定(2015年8月改定)し、環境保全に向けた取り組みを推進してきました。現在、国内外の13製造事業所で環境マネジメントシステム規格ISO14001の認証を取得しており、全社・全グループをあげて、環境に配慮した技術と製品の提供に努めています。
(9)災害などによる影響について
当社グループは、すべての生産設備における定期的な災害防止検査・点検を実施していますが、自然災害、事故、情勢変化や事件などによる悪影響を完全に阻止または軽減できる保証はありません。それらは、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、災害等の発生に備え、生命の安全確保・安否確認体制を整備するとともに、重要業務の継続・中断した場合を想定し、早期復旧を目指せる体制、事業継続計画(BCP)および事業継続マネジメント(BCM)の見直しと追加構築に取組んでいます。
(10)その他
上記に掲げたリスク要因は、当社グループの事業展開その他に関するリスクの全てを網羅しているものではありません。その他、知的財産権に係る法的リスク、情報漏洩やハッキングに係る情報セキュリティリスク、顧客の信用リスク、人材育成・確保に係るリスクなども発生する恐れがあり、当社グループの事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
これら様々なリスクに対し、当社グループでは「ニチコングループ行動規範」(2002年10月制定・2013年4月に改訂)を全役職員に徹底し、法令・定款および社内規則はもとより、健全な社会規範、倫理規範に則った職務を遂行し、企業風土の醸成と教育・啓発活動の推進に努めています。また、これらを確保するための体制として、従来の「CSR推進委員会」を機能強化・発展させ、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりです。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限が徐々に緩和されたことに伴い、経済活動の正常化が進み、景気の持ち直しの動きがみられました。一方で、エネルギー価格や原材料価格の高騰によるインフレ圧力の強まり、急激な為替相場の変動に加えて、ロシア・ウクライナ情勢の長期化など、依然として景気の下押し懸念は強く、先行き不透明な状況が続いています。米国経済は、雇用が伸びるなど景気が持ち直しましたが、インフレ抑制のための相次ぐ金融引き締めが続き、景気後退のリスクが高まりました。欧州経済は、エネルギーの供給懸念による物価上昇を背景に、景気の回復が遅れています。中国経済は、ゼロコロナ政策を解除したものの、不動産市場の低迷や輸出の減少などにより経済成長のペースは鈍化しました。
このような状況において当社は、中期成長目標「Vision 2025」を策定し、目標達成を通して持続可能な成長の実現を目指しています。当期の取り組みについて、コンデンサ事業においては、欧米市場等で自動車の電動化、電装化を背景に車載向けが伸長しました。また、産業機器向けについても省人化、自動化を背景に堅調に推移しており、エアコンを中心とした民生家電市場においても国内やアセアン市場を中心に堅調に推移しました。
また、当社の経営の新たな柱であるNECST事業におきましては、脱炭素化のメガトレンドを受けて、再生可能エネルギーの活用拡大と温室効果ガス排出削減に寄与する環境関連製品においては、太陽光で発電した電気を家庭やEVにも活用できる新型家庭用蓄電システム「トライブリッド蓄電システム®」およびV2Hシステム「EVパワー・ステーション®」が伸長したほか、公共・産業用蓄電システムやEV化に必須の社会インフラである急速充電器等の需要が拡大し、売上が大幅に伸長しました。また、太陽光発電システムの生産事業所への導入や当社NECST製品による電力の家産家消(※)を体験できる「ニチコン 明るい未来館」を開設するなど、事業活動での温室効果ガス排出削減を進めるとともに、事業を通じた環境啓蒙活動も進めており温暖化対策に貢献しています。
※家産家消:電力を家で作って家で使うという意味
これらの結果、当連結会計年度の売上高は184,725百万円と前期比29.9%の増収となり過去最高を更新しました。また、利益につきましては、営業利益は12,676百万円と前期比97.2%の増益、経常利益は為替差益を1,730百万円計上し15,263百万円と前期比77.6%の増益となり過去最高を更新しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国競争当局による調査に伴い発生した米国の個別訴訟およびカナダのクラスアクションに関する和解金を独占禁止法関連損失として6,395百万円計上したことなどにより7,814百万円と前期比1.1%の減益となりました。
製品区分別売上高につきましては、電子機器用は、車載関連機器向けに加え、産業機器や白物家電などのインバータ関連機器向けなどの売上が増加したことなどにより100,613百万円と前期比22.7%の大幅増収となりました。
電力・機器用及び応用機器は、主としてxEV向け機器用フィルムコンデンサの売上が大幅に増加したことなどにより23,387百万円と前期比20.3%の大幅増収となりました。
回路製品は、家庭用蓄電システムやV2HシステムおよびEV・PHV用急速充電器、スイッチング電源などの売上が伸長したことなどにより60,363百万円と前期比49.4%の大幅増収となり、NECST事業の成長が全体にも大きく寄与しました。
設備投資につきましては、新規事業の成長を見据えた技術・開発投資や当社のコア事業であるアルミ電解コンデンサの生産能力増強、xEV向けフィルムコンデンサの増強を中心に11,200百万円の設備投資を実施しました。
所在地別の経営成績は、次のとおりです。
a.日 本
国内においては、アルミ電解コンデンサの車載関連機器向けやインバータ関連機器向けの売上が増加したことに加え、家庭用蓄電システムやV2HシステムおよびEV・PHV用急速充電器、スイッチング電源などの売上が増加したことなどにより、売上高は80,886百万円と前期比27.4%の増収となりました。営業利益は、売上高の増収や円安の影響などにより7,000百万円と前期に比べ2.8倍となり、大幅増益となりました。
b.米 国
米国地域においては、主に電気自動車向け需要が大幅に増加したことなどにより、売上高は17,583百万円と前期比46.3%の大幅増収となりました。営業利益は、販売コストの削減や売上高の増収などにより1,059百万円と前期比85.1%の大幅増益となりました。
c.アジア
アジア地域においては、車載関連機器向けやインバータ関連機器向けアルミ電解コンデンサの売上が増加したことなどにより、売上高は74,317百万円と前期比28.0%の増収となりました。営業利益は、製造コストの削減や売上高の増収による稼働益などにより3,784百万円と前期比23.0%の増益となりました。
d.欧州他
欧州その他の地域においては、車載関連機器向けおよび産業機器向けのアルミ電解コンデンサの需要が増加したことなどにより、売上高は11,938百万円と前期比38.4%の大幅増収となりました。営業利益は、売上高の増収などにより667百万円と前期比61.5%の大幅増益となりました。
・所在地別の経営成績
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
|
|
日本 (百万円) |
米国 (百万円) |
アジア (百万円) |
欧州他 (百万円) |
計 (百万円) |
消去又は 全社 (百万円) |
連結 (百万円) |
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
(1)外部顧客に対する売上高 |
63,474 |
12,017 |
58,079 |
8,627 |
142,198 |
- |
142,198 |
|
(2)所在地間の内部売上高又は振替高 |
47,207 |
0 |
14,844 |
- |
62,051 |
△62,051 |
- |
|
計 |
110,681 |
12,017 |
72,923 |
8,627 |
204,250 |
△62,051 |
142,198 |
|
営業利益 |
2,528 |
572 |
3,077 |
413 |
6,592 |
△165 |
6,427 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
日本 (百万円) |
米国 (百万円) |
アジア (百万円) |
欧州他 (百万円) |
計 (百万円) |
消去又は 全社 (百万円) |
連結 (百万円) |
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
(1)外部顧客に対する売上高 |
80,886 |
17,583 |
74,317 |
11,938 |
184,725 |
- |
184,725 |
|
(2)所在地間の内部売上高又は振替高 |
58,294 |
1 |
18,006 |
- |
76,302 |
△76,302 |
- |
|
計 |
139,181 |
17,585 |
92,323 |
11,938 |
261,028 |
△76,302 |
184,725 |
|
営業利益 |
7,000 |
1,059 |
3,784 |
667 |
12,512 |
164 |
12,676 |
・海外売上高
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
|
|
米州 |
アジア |
欧州他 |
計 |
|
Ⅰ 海外売上高(百万円) |
12,023 |
59,074 |
8,637 |
79,735 |
|
Ⅱ 連結売上高(百万円) |
|
|
|
142,198 |
|
Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%) |
8.5 |
41.5 |
6.1 |
56.1 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
米州 |
アジア |
欧州他 |
計 |
|
Ⅰ 海外売上高(百万円) |
17,592 |
75,456 |
11,941 |
104,991 |
|
Ⅱ 連結売上高(百万円) |
|
|
|
184,725 |
|
Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%) |
9.5 |
40.8 |
6.5 |
56.8 |
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ7,269百万円増加し25,068百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期に比べ3,922百万円収入が増加し9,186百万円の収入となりました。これは主に、棚卸資産の増加額が5,069百万円、売掛債権の増加額が4,891百万円および和解金の支払額が3,487百万円発生しましたが、税金等調整前当期純利益9,970百万円、減価償却費7,543百万円を計上したことに加え、仕入債務の増加額が1,289百万円となったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期に比べ2,146百万円支出が増加し8,121百万円の支出となりました。これは主に、有価証券・投資有価証券の売却及び償還による収入が2,167百万円となりましたが、有形固定資産の取得による支出が9,350百万円、有価証券・投資有価証券の取得による支出が607百万円となったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、5,435百万円の収入(前期は2,303百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が1,915百万円、長期借入金の返済による支出が1,152百万円、短期借入金の純減少額1,000百万円となった一方で、長期借入れによる収入が10,000百万円となったことなどによるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)における製品区分の生産実績は、次のとおりです。
|
製品区分 |
当連結会計年度(百万円) |
前期比(%) |
|
電子機器用 |
102,816 |
118.4 |
|
電力・機器用及び応用機器 |
23,238 |
114.4 |
|
回路製品 |
60,908 |
150.7 |
|
その他 |
361 |
95.1 |
|
合計 |
187,324 |
126.6 |
(注)金額は、販売価格によります。
b.受注実績
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)における製品区分の受注実績は、次のとおりです。
|
製品区分 |
受注高(百万円) |
前期比(%) |
受注残高(百万円) |
前期末比(%) |
|
電子機器用 |
101,191 |
91.3 |
57,402 |
101.0 |
|
電力・機器用及び応用機器 |
25,817 |
115.4 |
9,614 |
133.8 |
|
回路製品 |
66,129 |
147.0 |
14,675 |
164.7 |
|
その他 |
116 |
14.5 |
521 |
68.1 |
|
合計 |
193,255 |
108.0 |
82,214 |
111.6 |
c.販売実績
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)における製品区分の販売実績は、次のとおりです。
|
製品区分 |
当連結会計年度(百万円) |
前期比(%) |
|
電子機器用 |
100,613 |
122.7 |
|
電力・機器用及び応用機器 |
23,387 |
120.3 |
|
回路製品 |
60,363 |
149.4 |
|
その他 |
361 |
95.1 |
|
合計 |
184,725 |
129.9 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①重要な会計方針および見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されています。連結財務諸表の作成にあたって、財政状態および経営成績に影響を与える項目は下記のとおりです。なお、当社グループの重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 4.会計方針に関する事項」に記載しています。また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しています。
a.固定資産の減損
当社グループは、事業用の様々な有形固定資産および無形資産を所有しています。毎期、資産または資産グループに減損が生じている可能性を示す事象(減損の兆候)があるかどうかを判定し、減損の兆候がある資産または資産グループについて、帳簿価額がこれらの資産の継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる割引前の将来キャッシュ・フローの総額を超える場合に、減損損失を認識することとしています。また、資産または資産グループの継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローの割引現在価値と、正味売却価額のいずれか高い方の金額を資産の回収可能価額とし、帳簿価額が回収可能価額を上回る額を減損損失として測定しています。今後の事業計画との乖離や市況・需要の変化等によって、期待される収益やキャッシュ・フローが生み出せない可能性を示す事象(減損の兆候)が見られる場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
b.貸倒引当金
当社グループは、売掛債権、貸付金等による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権および破産更生債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。顧客の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合は追加引当が必要となる可能性があります。
c.投資の減損
当社グループは、長期的な取引関係の維持のために、特定の顧客等および金融機関の株式を所有しています。これらの株式には価格変動性が高い上場会社の株式と、株価の決定が困難である非上場会社の株式が含まれています。当社グループは連結会計年度末において、上場会社では株価が取得価額を50%以上下落した場合、非上場会社では会社の純資産額が欠損により50%以上下落した場合に減損損失を計上しています。また、株価が取得価額の30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損損失を計上しています。将来の市況悪化または投資先の経営成績不振により、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
d.繰延税金資産の回収可能性
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り) 2.繰延税金資産の回収可能性」に記載のとおりです。
e.退職給付に係る負債および年金制度
当社の退職金規程では、勤続年数3年以上の従業員については、原則として退職時に退職一時金の受給資格を有することになります。この退職給付金は、通常、勤務年数、退職の事由、退職時の算定基礎額により算出されています。
当社および一部の国内連結子会社は、従業員の退職給付に関し、確定給付型年金制度および退職一時金制度を採用しており、当社および在外連結子会社の一部につきましては、確定拠出型年金制度を採用しています。退職給付に係る負債および退職給付費用の計算は、数理計算上で設定された前提条件に基づいて算出されており、これらの前提条件には割引率、年金資産の長期期待運用収益率、将来の昇給率、退職率、死亡率などが含まれます。当社グループが使用した前提条件は妥当なものと考えていますが、実際の結果が異なる場合、または前提条件が変更された場合は、退職給付に係る負債および退職給付費用に影響を与える可能性があります。
f.製品保証引当金
当社は、製品の販売に係る一定期間内の無償サービスの費用に備えるため、当該費用の発生割合および支出実績を勘案した見積額を計上していますが、実際の製品不良率や保証費用が見積りと異なる場合には、追加の引当が必要となる可能性があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
イ.財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前期末に比べて22,227百万円増加し192,339百万円(前期末比13.1%増)となりました。
流動資産は、前期末に比べて20,832百万円増加して115,830百万円(前期末比21.9%増)となりました。これは主に、現金及び預金が前期末に比べて7,269百万円増加し25,068百万円、棚卸資産が前期末に比べ6,060百万円増加し37,203百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が前期末に比べ5,314百万円増加し42,413百万円となったことなどによるものです。
有形固定資産は、前期末に比べて4,757百万円増加して44,314百万円(前期末比12.0%増)となりました。これは主に、当連結会計年度における設備投資実施額が11,200百万円となり、減価償却費7,543百万円を上回ったことなどによるものです。
投資その他の資産は、前期末に比べて3,351百万円減少して30,884百万円(前期末比9.8%減)となりました。これは主に、投資有価証券が前期末に比べて3,430百万円減少して27,862百万円となったことなどによるものです。
流動負債は、前期末に比べて7,420百万円増加して60,530百万円(前期末比14.0%増)となりました。これは主に、短期借入金が前期末に比べ1,000百万円減少し10,600百万円となった一方で、未払金が前期末に比べ3,764百万円増加し5,674百万円、契約負債が前期末に比べ2,923百万円増加し3,251百万円、電子記録債務が前期末に比べ1,582百万円増加し13,138百万円、支払手形及び買掛金が前期末に比べ1,057百万円増加し17,755百万円となったことなどによります。
固定負債は、前期末に比べて8,104百万円増加して30,453百万円(前期末比36.3%増)となりました。これは主に、繰延税金負債が前期末に比べて1,149百万円減少して4,605百万円となった一方で、長期借入金が前期末に比べ8,750百万円増加したことなどによるものです。
利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益を7,814百万円計上、配当金の支払いを1,915百万円行ったことで、前期末に比べて5,898百万円増加して60,938百万円となりました。その他有価証券評価差額金は、前期末に比べて2,226百万円減少して11,724百万円となりました。また、為替換算調整勘定は、前期末に比べて2,747百万円増加して6,656百万円となりました。
自己株式の期末残高は、前期末に比べて1百万円増加して11,627百万円となりました。
以上の結果、純資産は前期末に比べて6,701百万円増加し101,354百万円(前期末比7.1%増)となりました。
直近3事業年度の自己資本比率および時価ベースの自己資本比率は次のとおりです。
|
|
2021年3月期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
|
自己資本比率(%) |
55.9 |
54.3 |
51.4 |
|
時価ベースの 自己資本比率(%) |
49.2 |
47.3 |
49.1 |
(注)1.自己資本比率:自己資本/総資産
2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
ロ.経営成績の分析
a.売上高
当連結会計年度の売上高は、前期に比べ42,526百万円増加し、184,725百万円(前期比29.9%増)となり過去最高を更新しました。
国内売上は、アルミ電解コンデンサの車載関連機器向けやインバータ関連機器向けの売上が増加したことに加え、家庭用蓄電システムやV2HシステムおよびEV・PHV用急速充電器、スイッチング電源などの売上が増加したことなどにより、売上高は79,734百万円と前期比27.6%の増収となりました。海外売上高については、アジア市場において車載関連機器向けやインバータ関連機器向けアルミ電解コンデンサの売上が増加したことなどにより、売上高は75,456百万円と前期比27.7%の増収となりました。米州については主に電気自動車向け需要が大幅に増加したことなどにより、売上高は17,592百万円と前期比46.3%の大幅増収となりました。また、欧州他は車載関連機器向けおよび産業機器向けのアルミ電解コンデンサの需要が増加したことなどにより、売上高は11,941百万円と前期比38.3%の大幅増収となり、海外市場全体では104,991百万円となり前期比31.7%の増収となりました。これらの結果、連結売上高に占める海外売上高の割合は、前期比0.7ポイント上昇し56.8%となりました。
b.売上原価・販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は、電力料をはじめとする燃料費や部材調達コストの高騰などの影響を受けましたが、生産性向上や品質改善による仕損じの削減を図った結果、前期に比べ33,183百万円増加し150,977百万円(前期比28.2%増)となり、売上原価率は前期比1.1ポイント改善し81.7%となりました。
販売費及び一般管理費は、人件費や運送コストの高騰などにより前期に比べ3,093百万円増加し21,071百万円(前期比17.2%増)となりました。売上高販管費比率は前期比1.2ポイント下降して11.4%となりました。
c.営業利益と親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の営業利益は、上記a.およびb.の結果、前期に比べ6,249百万円増加し12,676百万円(前期比97.2%増)となりました。また、営業利益率は前期比2.4ポイント良化し6.9%となりました。
営業外損益項目では、為替差益を1,730百万円(前期は1,332百万円)計上したことなどにより、経常利益は前期に比べ6,668百万円増加し15,263百万円(前期比77.6%増)となり過去最高を更新しました。
特別損益項目では、特別利益として投資有価証券売却益を1,123百万円(前期は1,088百万円)計上し、特別損失には独占禁止法関連損失6,395百万円(前期はなし)を計上しました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ87百万円減少し7,814百万円(前期比1.1%減)となりました。
ハ.キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ7,269百万円増加し25,068百万円となりました。
変動要因は「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
なお、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリー・キャッシュ・フローは、1,065百万円のプラスとなりました。資金調達の方法および状況ならびに資金需要の動向については次項「ニ.資本の財源及び資金の流動性」に記載のとおりです。
ニ.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主な資金需要は、設備投資、改修等に係る投資資金や、当社製品製造のための人件費や経費、材料および部品などの製造費用、研究開発費を含む販売費及び一般管理費等の運転資金です。
これらに必要な資金の主な源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入による資金調達および社債の発行により対応します。当連結会計年度においては、コンデンサ事業およびNECST事業の地球環境の解決に貢献する製品・サービスに要する設備投資資金として、総額100億円のグリーンファイナンスによる資金調達を実施しました。
当社グループは、手許資金ならびに直接・間接金融による資金調達を実施し、事業の拡大に必要な資金の流動性を確保できるものと考えています。
ホ.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
翌期(2024年3月期)の経済環境の見通しは、地政学リスクの高まりを背景とする原燃料価格の高騰や部材調達難が継続し、先行きの不透明感と不確実性が高い状況が続いています。
重点4市場と位置付ける「エネルギー・環境・医療機器」「自動車・車両関連機器」「白物家電・産業用インバータ機器」「情報通信機器」の各市場ともに、半導体をはじめとする部材不足や素材価格の上昇圧力があるものの、カーボンニュートラルの動きの加速により環境関連需要は拡大する見通しです。
当連結会計年度の期初計画の達成状況は以下のとおりです。
|
指標 |
当連結会計年度 (計画) |
当連結会計年度 (実績) |
当連結会計年度 (計画比) |
|
売上高(百万円) |
153,000 |
184,725 |
31,725( 20.7%) |
|
営業利益(百万円) |
7,800 |
12,676 |
4,876( 62.5%) |
|
営業利益率(%) |
5.1 |
6.9 |
1.8ポイント |
|
経常利益(百万円) |
8,600 |
15,263 |
6,663( 77.5%) |
|
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
7,400 |
7,814 |
414( 5.6%) |
当社グループは、2021年11月、2026年3月期を最終年度とする中期成長目標「Vision 2025」を公表しています。2026年3月期において売上高2,000億円、営業利益率10%以上の目標としており、2期目となる当連結会計年度においては売上高、営業利益率ともに年度計画を達成し、2期連続計画を達成しています。
該当事項はありません。
当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりです。
(1)提出会社
関係会社に賃貸している主要な設備は、次のとおりです。 (2023年3月31日現在)
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
製品区分および 設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
その他 |
合計 |
|||
|
ニチコン製箔㈱ |
長野県 大町市 他 |
アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造 |
2,340 |
- |
1,214 (140) |
0 |
3,555 |
|
ニチコン草津㈱ |
滋賀県 草津市 |
電力・機器用コンデンサ、フィルムコンデンサおよびコンデンサ応用関連機器の製造 |
1,083 |
- |
28 (51) |
- |
1,111 |
|
ニチコン亀岡㈱ |
京都府 亀岡市 |
機能モジュール、V2Hシステム、EV用急速充電器、正特性サーミスタおよび家庭用蓄電システムの製造 |
606 |
125 |
22 (37) |
2 |
757 |
|
ニチコン大野㈱ |
福井県 大野市 他 |
アルミ電解コンデンサ、電気二重層コンデンサおよび小形リチウムイオン二次電池の製造 |
633 |
0 |
557 (90) |
- |
1,191 |
|
ニチコン岩手㈱ |
岩手県 岩手郡 他 |
アルミ電解コンデンサの 製造 |
192 |
- |
177 (68) |
0 |
369 |
(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品です。
(2)国内子会社 (2023年3月31日現在)
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
製品区分および 設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
ニチコン製箔㈱ |
長野県 大町市他 |
アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造 |
212 |
746 |
- (-) |
497 |
1,456 |
254 |
|
ニチコン草津㈱ |
滋賀県 草津市 |
電力・機器用コンデンサ、フィルムコンデンサおよびコンデンサ応用関連機器の製造 |
166 |
1,579 |
- (-) |
756 |
2,502 |
378 |
|
ニチコン大野㈱ |
福井県 大野市他 |
アルミ電解コンデンサ、電気二重層コンデンサおよび小形リチウムイオン二次電池の製造 |
868 |
2,688 |
52 (18) |
827 |
4,438 |
767 |
|
ニチコン岩手㈱ |
岩手県 岩手郡他 |
アルミ電解コンデンサの 製造 |
780 |
3,349 |
7 (0) |
1,611 |
5,749 |
425 |
(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産および建設仮勘定です。
(3)在外子会社 (2023年3月31日現在)
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
製品区分および 設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド |
マレーシア セランゴール州 |
アルミ電解コンデンサの製造 |
670 |
4,444 |
- (-) |
433 |
5,549 |
890 |
|
ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド |
中国 無錫市 |
アルミ電解コンデンサおよび各種電源の製造 |
922 |
1,475 |
- (-) |
428 |
2,826 |
436 |
|
ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド |
中国 宿遷市 |
アルミ電解コンデンサおよび機器用コンデンサの製造 |
2,656 |
1,915 |
- (-) |
498 |
5,070 |
738 |
(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定等です。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
137,000,000 |
|
計 |
137,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月29日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
|
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金 増減額 (百万円) |
資本金 残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2006年9月28日 (注) |
△3,144,372 |
78,000,000 |
- |
14,286 |
- |
17,065 |
(注)上記の減少は、自己株式の消却によるものです。
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府および地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合 (%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.0 |
- |
(注)自己株式9,583,773株は「個人その他」の欄に95,837単元、「単元未満株式の状況」の欄に73株含まれています。
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
京都市中京区烏丸通御池上る二条殿町551番地 ニチコン株式会社内 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
東京都千代田区丸の内1丁目6-6 日本生命証券管理部内 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
京都市中京区烏丸通御池上る二条殿町551番地 ニチコン株式会社内 |
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
- |
|
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(注)1.ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピーから、2017年4月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、2017年3月31日現在で3,198千株保有している旨、三井住友DSアセットマネジメント株式会社から2021年3月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、同社およびその共同保有者である他1社が2021年3月15日現在2,829千株保有している旨、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社から2022年6月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、同社およびその共同保有者である他1社が、2022年5月31日現在3,230千株保有している旨、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから、2022年11月8日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、株式会社三菱UFJ銀行およびその共同保有者である他2社が、2022年10月31日現在で3,161千株保有している旨、野村證券株式会社から2023年2月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、同社およびその共同保有者である他2社が、2023年2月15日現在で3,465千株保有している旨、ならびに株式会社みずほ銀行から、2023年3月27日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、同社およびその共同保有者である他2社が2023年3月17日現在で9,269千株保有している旨、記載されているものの、いずれも当社として、実質所有株式数の確認ができないため、2023年3月末日現在の株主名簿に基づき記載しています。
2.上表の日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は2,862千株です。それらの内訳は、年金信託組入分280千株、投資信託組入分2,581千株となっています。株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は2,176千株です。それらの内訳は、年金信託組入分60千株、投資信託組入分2,115千株となっています。
3.上記には含まれていませんが、当社は自己株式9,583千株を所有しています。
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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受取手形、売掛金及び契約資産 |
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電子記録債権 |
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有価証券 |
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商品及び製品 |
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|
仕掛品 |
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原材料及び貯蔵品 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物及び構築物(純額) |
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機械装置及び運搬具(純額) |
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土地 |
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リース資産(純額) |
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建設仮勘定 |
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その他(純額) |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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長期貸付金 |
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退職給付に係る資産 |
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繰延税金資産 |
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|
その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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繰延資産 |
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社債発行費 |
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繰延資産合計 |
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|
資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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支払手形及び買掛金 |
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電子記録債務 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払法人税等 |
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契約負債 |
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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転換社債型新株予約権付社債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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繰延税金負債 |
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製品保証引当金 |
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退職給付に係る負債 |
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|
|
その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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|
その他の包括利益累計額 |
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|
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その他有価証券評価差額金 |
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繰延ヘッジ損益 |
△ |
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|
為替換算調整勘定 |
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|
その他の包括利益累計額合計 |
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非支配株主持分 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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持分法による投資利益 |
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為替差益 |
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|
|
その他 |
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|
|
営業外収益合計 |
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|
|
営業外費用 |
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|
|
支払利息 |
|
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|
貸倒引当金繰入額 |
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|
|
その他 |
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|
営業外費用合計 |
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|
経常利益 |
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特別利益 |
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|
固定資産売却益 |
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|
投資有価証券売却益 |
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|
特別利益合計 |
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|
特別損失 |
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|
固定資産処分損 |
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|
投資有価証券評価損 |
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減損損失 |
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独占禁止法関連損失 |
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|
特別損失合計 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
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当期純利益 |
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|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
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|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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|
現金及び預金 |
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受取手形 |
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電子記録債権 |
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売掛金 |
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契約資産 |
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|
有価証券 |
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|
|
商品及び製品 |
|
|
|
仕掛品 |
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|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
その他 |
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|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
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|
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建物 |
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|
構築物 |
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機械及び装置 |
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|
車両運搬具 |
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工具、器具及び備品 |
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土地 |
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建設仮勘定 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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関係会社株式 |
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長期貸付金 |
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|
|
その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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繰延資産 |
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社債発行費 |
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繰延資産合計 |
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|
資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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支払手形 |
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電子記録債務 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払費用 |
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|
未払法人税等 |
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契約負債 |
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|
賞与引当金 |
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|
役員賞与引当金 |
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|
|
その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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転換社債型新株予約権付社債 |
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|
長期借入金 |
|
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繰延税金負債 |
|
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|
退職給付引当金 |
|
|
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製品保証引当金 |
|
|
|
その他 |
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固定負債合計 |
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|
負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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その他資本剰余金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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|
利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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固定資産圧縮積立金 |
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別途積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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|
利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
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|
評価・換算差額等 |
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|
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その他有価証券評価差額金 |
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繰延ヘッジ損益 |
△ |
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|
評価・換算差額等合計 |
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|
純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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|
(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息及び配当金 |
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為替差益 |
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技術指導料 |
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貸倒引当金戻入額 |
|
|
|
その他 |
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営業外収益合計 |
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|
営業外費用 |
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支払利息 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
|
|
その他 |
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|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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|
固定資産処分損 |
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投資有価証券評価損 |
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独占禁止法関連損失 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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