アオイ電子株式会社

AOI ELECTRONICS CO.,LTD.
高松市香西南町455番地の1
証券コード:68320
業界:電気機器
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1)最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移

回次

第51期

第52期

第53期

第54期

第55期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

42,777,150

42,342,555

40,265,543

43,347,226

37,231,391

経常利益

(千円)

4,038,604

3,419,201

1,564,488

4,134,035

501,284

親会社株主に帰属する

当期純利益

(千円)

2,277,133

1,798,777

1,054,783

2,798,331

14,954

包括利益

(千円)

2,322,891

1,608,530

1,504,276

2,743,837

263,891

純資産額

(千円)

47,227,423

48,043,868

48,875,858

50,946,141

50,537,936

総資産額

(千円)

57,358,164

57,758,023

58,492,079

61,152,764

57,368,820

1株当たり純資産額

(円)

3,935.85

4,003.91

4,073.29

4,245.83

4,211.84

1株当たり当期純利益

(円)

189.77

149.91

87.90

233.21

1.25

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

82.34

83.18

83.56

83.31

88.09

自己資本利益率

(%)

4.91

3.78

2.18

5.61

0.03

株価収益率

(倍)

12.77

13.00

26.19

8.64

1,480.00

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

7,480,950

3,481,075

4,575,701

4,031,117

3,588,261

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

2,981,204

4,048,432

2,450,328

2,683,802

3,850,281

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

782,128

1,400,502

1,092,351

1,592,054

1,418,961

現金及び現金同等物の

期末残高

(千円)

27,922,967

25,992,294

27,044,101

27,114,441

25,561,943

従業員数

(人)

2,288

2,306

2,296

2,261

2,214

[外、平均臨時雇用人員]

 

[198]

[192]

[179]

[185]

[183]

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第54期の期首から適用しており、第54期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の最近5事業年度に係る主要な経営指標等の推移

回次

第51期

第52期

第53期

第54期

第55期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

42,809,029

42,367,574

40,274,480

43,268,314

37,144,134

経常利益

(千円)

3,778,167

3,118,046

1,294,558

3,859,465

417,508

当期純利益

(千円)

1,843,870

1,635,112

740,667

2,503,811

165,084

資本金

(千円)

4,545,500

4,545,500

4,545,500

4,545,500

4,545,500

発行済株式総数

(千株)

12,000

12,000

12,000

12,000

12,000

純資産額

(千円)

43,055,537

43,856,711

44,025,491

45,957,804

45,439,352

総資産額

(千円)

52,030,174

52,074,564

52,745,093

54,777,016

50,643,246

1株当たり純資産額

(円)

3,588.17

3,654.95

3,669.07

3,830.10

3,786.92

1株当たり配当額

(円)

66.00

56.00

56.00

56.00

56.00

(うち1株当たり中間配当額)

(27.00)

(27.00)

(27.00)

(27.00)

(27.00)

1株当たり当期純利益

(円)

153.66

136.27

61.73

208.67

13.76

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

82.75

84.22

83.47

83.90

89.72

自己資本利益率

(%)

4.34

3.76

1.69

5.57

0.36

株価収益率

(倍)

15.77

14.29

37.29

9.66

134.45

配当性向

(%)

42.95

41.09

90.72

26.84

406.98

従業員数

(人)

1,770

1,777

1,756

1,722

1,696

[外、平均臨時雇用人員]

 

[131]

[126]

[115]

[127]

[120]

株主総利回り

(%)

60.7

50.5

60.5

54.9

52.2

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

4,490

3,030

2,477

2,727

2,088

最低株価

(円)

2,112

1,658

1,821

1,979

1,729

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第51期の1株当たり配当額には、創業50周年記念配当10円を含んでおります。

3.最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第二部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第54期の期首から適用しており、第54期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

当社(形式上の存続会社、1947年8月18日設立、1976年6月16日商号を㈱大西時計店から㈱大西ショップに変更、1984年6月1日本店を香川県観音寺市観音寺町から香川県観音寺市吉岡町に移転、1985年1月16日商号を㈱大西ショップからアオイ電子㈱に変更、1株の額面金額50円)は、アオイ電子㈱(実質上の存続会社、1962年10月19日設立、1969年2月1日商号を和光工業㈱からアオイ電子㈱に変更、本店 香川県高松市香西南町、1株の額面金額1,000円、以下「旧アオイ電子㈱」という。)の株式の額面金額を変更するため、1985年4月1日を合併期日として、同社を吸収合併し、資産、負債およびその他の権利義務の一切を引き継ぎました。

合併前の当社は、休業状態にありましたが、合併後において旧アオイ電子㈱の営業活動を全面的に継承いたしました。

したがいまして、実質上の存続会社は、被合併会社である旧アオイ電子㈱でありますから、以下に記載する合併前の状況につきましては、別段の記述がない限り、実質上の存続会社に関するものであります。

なお、事業年度の期数は、実質上の存続会社である旧アオイ電子㈱の商号変更後(1969年2月1日)の期数を継承し、1985年4月1日より始まる事業年度を第18期といたしました。

0101010_001.png

年月

概要

1962年10月

香川県高松市香西南町に和光工業㈱を設立し、自動車の修理および各種塗装業を開始

1968年11月

電子部品の製造へ事業転換準備のため工場閉鎖

1969年2月

商号をアオイ電子㈱に変更し、㈱東洋電具製作所(現 ローム㈱)と資本提携(当社出資比率50%)

1969年3月

香川県高松市香西南町に高松工場を建設し、電子部品の製造・販売を開始

1973年3月

香川県観音寺市吉岡町に観音寺工場を建設

1975年10月

香川県綾歌郡綾歌町(現 丸亀市綾歌町)にハヤマ工業㈱を設立(当社出資比率50%)

1988年9月

ローム㈱との資本提携を解消

1989年6月

東京都港区南青山に東京営業所を設置

1994年8月

高松生産本部にて、ISO9002(品質マネジメントシステム)認証(現在ISO9001認証)

1997年10月

本社・高松工場を全面増改築

東京都港区浜松町に東京営業所を移転

1998年9月

ハヤマ工業㈱を子会社化(当社出資比率100%)

1999年11月

観音寺生産本部にて、ISO9001(品質マネジメントシステム)認証

2000年8月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2000年9月

本社・高松工場にて、ISO14001(環境マネジメントシステム)認証

2001年6月

観音寺工場にて、ISO14001(環境マネジメントシステム)認証

2007年3月

観音寺工場を増改築

2009年10月

香川県観音寺市吉岡町に㈱カネカと合弁で㈱ヴィーネックスを設立(当社出資比率34%)

2010年10月

高松工場増築

2013年1月

ハイコンポーネンツ青森㈱を子会社化(当社出資比率100%)

2016年3月

本社・高松工場にて、ISO/TS16949(品質マネジメントシステム)認証

2016年4月

2018年4月

2019年2月

2020年4月

2022年4月

青梅エレクトロニクス㈱を子会社化(当社出資比率100%)

本社・高松工場にて、IATF16949(品質マネジメントシステム)認証

香川県高松市朝日町に朝日町事業所を建設

東京都港区港南に東京営業所を移転

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行

3【事業の内容】

当社グループは、アオイ電子㈱(当社)、連結子会社3社および持分法適用関連会社1社により構成されており、電子部品の製造・販売を主たる事業内容としております。

なお、当社グループは、事業の特性等から単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略しているため、事業部門別の事業内容および当社と関係会社の当該事業における位置づけ等を示すと次のとおりであります。

[事業部門]

(1)集積回路・・IC、光学センサー、ウェハーレベルパッケージ、LED等について当社が製造、販売を行っております。連結子会社であるハイコンポーネンツ青森㈱および青梅エレクトロニクス㈱は当社からの委託により半導体製品の製造を行っております。青梅エレクトロニクス㈱の一部の製品については、当社が後工程の加工を行っております。連結子会社であるハヤマ工業㈱はICの製造工程の一部であるめっき加工を行っております。

(2)機能部品・・プリントヘッド、各種センサー等について当社が製造、販売を行っております。持分法適用関連会社である㈱ヴィーネックスは当社のセンサー部品の販売先であります。

[事業系統図]

0101010_002.png

4【関係会社の状況】

名 称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

ハヤマ工業㈱

香川県
高松市

90,000

電子部品のめっき加工

100.0

(1) 営業上の取引

当社製品のめっき加工を行っております。

(2) 営業外の取引

運転資金を貸付けております。

(連結子会社)

ハイコンポーネンツ青森㈱

(注)

青森県
北津軽郡
鶴田町

90,000

半導体(小型IC等)の製造

100.0

(1) 役員の兼任

当社役員中1名が役員を兼務しております。

(2) 営業上の取引

当社製品の一部を製造しております。

(連結子会社)

青梅エレクトロニクス㈱

(注)

東京都
青梅市

90,000

半導体(小型IC等)の製造

100.0

(1) 役員の兼任

当社役員中1名が役員を兼務しております。

(2) 営業上の取引

当社製品の一部を製造しております。

(3) 営業外の取引

運転資金を貸付けております。

 

(持分法適用関連会社)

㈱ヴィーネックス

香川県
観音寺市

310,000

カスタムセンサーの製造・販売

34.0

(1) 役員の兼任

当社役員中1名が役員を兼務しております。

(2) 営業上の取引

当社製品の販売先であります。

(注)特定子会社に該当しております。

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

当社グループは、事業の特性等からセグメント情報を記載していないため、事業部門別の従業員数を示すと次のとおりであります。

 

2023年3月31日現在

事業部門

従業員数(人)

集積回路

1,756

[71]

機能部品

156

[56]

全社共通

302

[56]

合計

2,214

183

(注)1.従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除く)であります。また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.臨時従業員数には、嘱託社員・準社員およびパート社員契約の従業員を含んでおります。

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,696

120

40.1

15.1

4,612,092

 

事業部門

従業員数(人)

集積回路

1,380

[39]

機能部品

156

[56]

全社共通

160

[25]

合計

1,696

120

(注)1.従業員数は、就業人員(当社から社外への出向者を除く)であります。また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.臨時従業員数には、嘱託社員・準社員およびパート社員契約の従業員を含んでおります。

3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

(3)労働組合の状況

当社の労働組合は、アオイ電子労働組合と称し、上部団体のUAゼンセンに加盟しており、2023年3月31日現在の組合員数は1,522人であります。

また、当社の連結子会社であるハヤマ工業㈱の従業員はアオイ電子労働組合に加入しておりますが、ハイコンポーネンツ青森㈱および青梅エレクトロニクス㈱には労働組合はありません。

なお、当社を含めた上記4社の労使関係はいずれも良好であります。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

うち正規雇用

労働者

うちパート

・有期労働者

1.6

39.5

65.3

69.1

31.7

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

②連結子会社

当事業年度

名 称

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)

男性労働者の育児休業取得率(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)

全労働者

うち

正規雇用

労働者

うち

パート・

有期労働者

 

全労働者

うち

正規雇用労働者

うち

パート・

有期労働者

ハイコンポーネンツ青森㈱

3.1

0.0

0.0

(注)

71.6

74.8

60.2

青梅エレクトロニクス㈱

0.0

0.0

0.0

(注)

73.9

71.6

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

なお、青梅エレクトロニクス㈱には、女性のパート・有期労働者が在籍しておりません。

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月29日)現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 当社製品について

当社グループの売上高はIC、光学センサー、LED等の集積回路部門が約8割を占めており、その大部分がアセンブリ(組立、測定検査)事業であります。

アセンブリ事業は顧客との委託加工契約に基づいて当社グループがIC等の組立、測定検査を行うものであり、大手系列に属さない独立系のアセンブリ工場として、その供給先は約50社に及んでおりますが、顧客の販売状況等により当社グループの受注が左右される可能性があります。

また、サーマルプリントヘッド、センサー等の機能部品部門の製品の大半は、顧客が販売する搭載機器(最終製品)の企画段階からプロジェクトに参画し、その搭載機器向けに当社グループが開発・設計したカスタム部品を納入するものであり、顧客の販売状況等により当社グループの受注が左右される可能性があります。

(2) 当業界を取り巻く状況

当社グループの属する電子部品業界は、技術革新による製品の陳腐化が激しいため、製品の世代交代が頻繁に発生します。この時期には需要に対して供給が追いつかず、逆にシェア獲得を目指して大型の設備投資が実行された後には供給過剰に陥る、ということが周期的に繰り返されてまいりました。このような半導体市況の変動が当社グループの経営成績に与える影響は顕著であります。

当社グループは、効率的な設備投資・研究開発投資の継続的に実施し、新製品および高付加価値製品の開発により、市場環境の変化、顧客ニーズの多様化に対応してまいります。

(3) 価格競争および為替の変動

当業界は生産拠点の海外進展および国際間競争の影響による価格競争がますます激しくなっており、今後も販売価格の下落傾向は続くものと思われます。また、当社グループの売上高に占める輸出比率は9.4%(2023年3月期)と低いものの、当社グループ製品が搭載されるセット製品の輸出比率が年々増加していることもあり、海外市況および為替相場の変動が当社グループの経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、生産設備の内製化等により、自動化・省力化による製造原価低減に積極的に取り組んでまいります。

(4) 原材料の価格変動および調達難

原材料価格の変動は全産業に影響を及ぼしておりますが、とりわけ当社グループの属する電子部品業界にあっては、金、銀、銅、すず、ニッケル、パラジウム、ルテニウム他、希少金属を含め金属類の価格上昇による影響が顕著であります。また、市況における急激な需要増加等により、原材料の需給バランスが崩れ調達が困難になる懸念もあります。これら原材料の価格変動や調達難が生産に影響を与え、その結果、当社グループの経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、製品の設計段階から機能とコストの最適化を追求するとともに複数の材料メーカーから購入することで、安定的な原材料の確保と最適な価格の維持に努めてまいります。

(5) 品質問題

当社グループは品質マネジメントシステムの国際基準ISOに基づき、「お客様を満足させる品質を提供することで信頼を確保する」という基本方針のもと、品質管理活動に継続的に取り組んでおります。しかしながら、すべての製品において欠陥がなく、将来に製品の欠陥に起因する損害賠償請求等が発生しないという保証はなく、大規模な製品回収や損害賠償請求につながる欠陥の場合には、多額の費用発生や社会的信用の低下により、当社グループの経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

(6) 知的財産権

当社グループは独自技術について、必要に応じて特許を出願しておりますが、出願した技術内容について権利を得られずに保護が受けられない場合があります。また、知的財産権の保護が十分でなく、第三者が類似した製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。一方、新製品の開発にあたっては、第三者特許等の調査を実施しておりますが、当社グループが認識し得ない知的財産権が存在し、権利を侵害しているとして第三者が申し立てをすることが発生しないという保証はなく、当該知的財産権の使用禁止もしくはロイヤリティーの支払発生、訴訟の提起がなされることによる費用負担の発生等により、製品の製造、販売に制約が生じるなど、当社グループの経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

(7) 人材確保

労働力人口の減少や各産業分野における技術革新の進展により、当社グループが必要とする多様な技術領域の人材に対するニーズが産業界全体で増大しており、優秀な人材の獲得は競争状態となっております。当社グループでは、計画的な新卒採用に加え、教育・訓練制度の拡充、適性を重視した配置など社員の定着・育成に努めておりますが、雇用環境の変化などにより当社グループが求める人材の確保やその定着・育成が計画どおりに進まなかった場合には、当社グループの将来の成長に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、優秀な人材を確保するため計画的な新卒および中途採用を継続するとともに、従業員が働きやすい職場環境の構築に努めてまいります。

(8) 情報セキュリティ

当社グループでは、ビジネスプロセスにおける機密情報や顧客・その他関係者に関する機密情報などを電子データとして保有しております。これらの電子データの利用に関しては、管理体制の継続的な強化を図り、安全対策に努めているものの想定した防御レベルを超える技術による不正アクセスや予期せぬ不正使用があった場合には、電子データが外部に流出したり検知できないまま改ざんされる恐れがあります。その結果、当社グループの社会的信用失墜や経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、多様化する情報化社会のなかで情報の重要性を認識し、セキュリティ管理の枠組みを明確に定め、厳格に管理実践することで、当社および顧客の情報を保護し、ビジネスの健全な発展を図ってまいります。

(9) 自然災害および感染症

当社グループの製造拠点や営業拠点が、大規模地震等の自然災害によって甚大な損害を受けたり、感染症のパンデミック発生等により通常の事業活動が困難になった場合、生産活動の停止やサプライチェーンの分断により、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが直接的に損害を受けなくても、お客様や取引先が損害を受けることにより生産・物流・販売等が計画どおりに実行できず、当社グループの経営成績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、企業活動を阻害するリスクを予知・予見し、継続的な予防・軽減策の構築に努めることにより、その顕在化によってもたらされる影響を極小化し、損失を最小限にとどめられるよう努めてまいります。

大規模な自然災害が発生した場合は、グループ内にて代替生産が可能な製造拠点を構築してまいります。感染症対策としての社内マニュアルを徹底し、感染の未然防止に努めてまいります。

 

 

5【経営上の重要な契約等】

 特記すべき事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社                                       2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

事業部門

設備の内容

帳簿価額

従業

員数

(人)

建物及び構築物(千円)

機械装置
及び運搬具

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

リース資産

(千円)

その他

(千円)

合計

(千円)

本社

(香川県高松市)

高松工場に含む

2,579

高松工場に含む

146,460

9,519

158,559

129

高松工場

(香川県高松市)

集積回路

半導体生産設備

LED生産設備

3,133,981

1,144,801

2,151,629

(39,162.3)

281,725

6,712,138

1,268

朝日町事業所

(香川県高松市)

集積回路

機能部品

研究開発

半導体生産設備

基板生産設備

研究開発設備

1,234,226

282,135

220,565

(6,697.5)

17,043

1,753,970

36

観音寺工場

(香川県観音寺市)

集積回路

機能部品

半導体生産設備

プリントヘッド生産設備

センサー生産設備

基板生産設備

687,370

260,471

431,776

(17,858.8)

3,228

40,047

1,422,892

263

合計

5,055,578

1,689,987

2,803,970

(63,718.6)

149,688

348,336

10,047,561

1,696

 (注)1.金額は帳簿価額であり、建設仮勘定は含まれておりません。

2.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品であります。

3.従業員数には、契約社員(嘱託社員・準社員およびパート社員)は含まれておりません。

(2)国内子会社                                      2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

事業部門

設備の内容

帳簿価額

従業

員数

(人)

建物及び構築物

(千円)

機械装置及び運搬具(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

リース
資産

(千円)

その他

(千円)

合計

(千円)

ハヤマ工業㈱

本社

(香川県高松市)

集積回路

機能部品

半導体めっき

生産設備

68,018

(3,217.0)

68,018

29

ハイコンポーネンツ青森㈱

本社

(青森県
北津軽郡鶴田町)

集積回路

半導体生産設備

266,049

1,032,701

199,421

(33,771.5)

1,966

150,304

1,650,443

392

青梅エレクトロニクス㈱

本社

(東京都青梅市)

集積回路

半導体生産設備

154,415

147,949

403,698

(7,286.9)

16,817

722,881

97

 (注)1.金額は帳簿価額であり、建設仮勘定は含まれておりません。

2.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品であります。

3.従業員数には、契約社員(嘱託社員・準社員およびパート社員)は含まれておりません。また、ハヤマ工業㈱には当社からの出向社員8人を含んでおります。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

40,600,000

40,600,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

12

16

27

72

4

2,286

2,417

所有株式数

(単元)

20,827

1,041

34,984

7,138

15

55,954

119,959

4,100

所有株式数の割合(%)

17.36

0.87

29.15

5.96

0.01

46.65

100

 (注)自己株式975株は、「個人その他」に9単元、「単元未満株式の状況」に75株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

大西 以知郎

兵庫県芦屋市

2,117

17.65

公益財団法人大西・アオイ記念財団

香川県高松市上林町148番地

2,000

16.67

大西 通義

香川県高松市

1,562

13.02

アオイコーポレーション有限会社

神戸市区上野通3丁目1-4

1,150

9.58

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

672

5.60

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内2丁目7-1

350

2.92

日亜化学工業株式会社

徳島県阿南市上中町岡491-100

221

1.85

大西 暁子

香川県高松市

209

1.74

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11-3

180

1.51

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内2丁目1-1

154

1.28

8,618

71.83

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

24,114,441

22,561,943

受取手形及び売掛金

※1 9,438,508

※1 6,247,175

電子記録債権

2,221,023

2,113,781

有価証券

3,000,000

3,000,000

商品及び製品

154,269

83,755

仕掛品

950,571

1,118,635

原材料及び貯蔵品

1,887,534

2,225,637

前払費用

77,291

78,967

その他

874,083

785,646

流動資産合計

42,717,723

38,215,541

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

21,301,681

21,166,342

減価償却累計額及び減損損失累計額

15,508,630

15,690,299

建物及び構築物(純額)

5,793,051

5,476,042

機械装置及び運搬具

46,354,918

46,225,613

減価償却累計額及び減損損失累計額

43,519,030

43,367,398

機械装置及び運搬具(純額)

2,835,887

2,858,214

工具、器具及び備品

8,684,170

8,865,107

減価償却累計額及び減損損失累計額

8,056,393

8,349,649

工具、器具及び備品(純額)

627,776

515,457

土地

3,463,289

3,464,288

リース資産

337,161

348,453

減価償却累計額及び減損損失累計額

187,874

196,798

リース資産(純額)

149,287

151,654

建設仮勘定

700,910

1,577,451

有形固定資産合計

13,570,201

14,043,109

無形固定資産

 

 

のれん

136,350

123,667

その他

165,254

154,630

無形固定資産合計

301,605

278,297

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※2 2,694,487

※2 2,755,349

退職給付に係る資産

377,488

778,130

繰延税金資産

1,084,140

937,957

その他

407,117

360,432

投資その他の資産合計

4,563,233

4,831,870

固定資産合計

18,435,041

19,153,278

資産合計

61,152,764

57,368,820

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

2,471,090

1,630,025

電子記録債務

1,504,218

851,717

短期借入金

190,000

190,000

1年内返済予定の長期借入金

306,028

160,496

リース債務

63,542

63,870

未払金

2,441,021

2,074,116

未払法人税等

1,128,147

51,533

賞与引当金

721,662

712,970

その他

※3 660,977

※3 594,581

流動負債合計

9,486,688

6,329,312

固定負債

 

 

長期借入金

302,177

141,681

リース債務

109,399

95,408

繰延税金負債

1,377

2,121

退職給付に係る負債

216,791

175,496

資産除去債務

27,595

27,742

その他

62,592

59,121

固定負債合計

719,934

501,571

負債合計

10,206,623

6,830,884

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,545,500

4,545,500

資本剰余金

5,790,950

5,790,950

利益剰余金

40,402,686

39,745,691

自己株式

1,881

2,028

株主資本合計

50,737,255

50,080,112

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

243,992

232,553

退職給付に係る調整累計額

35,106

225,270

その他の包括利益累計額合計

208,886

457,823

純資産合計

50,946,141

50,537,936

負債純資産合計

61,152,764

57,368,820

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 43,347,226

※1 37,231,391

売上原価

※8 35,551,702

※8 32,722,877

売上総利益

7,795,524

4,508,513

販売費及び一般管理費

※2,※3 4,485,089

※2,※3 4,350,367

営業利益

3,310,435

158,146

営業外収益

 

 

受取利息

1,711

1,575

受取配当金

72,132

84,734

為替差益

367,475

149,375

受取賃貸料

34,468

33,014

助成金収入

358,584

13,997

受取補償金

2,112

29,073

受取技術料

58,872

73,589

持分法による投資利益

12,817

その他

60,576

60,330

営業外収益合計

968,752

445,690

営業外費用

 

 

支払利息

8,403

4,730

支払補償費

98,363

43,416

貸与資産減価償却費

26,217

33,415

持分法による投資損失

3,602

その他

12,168

17,386

営業外費用合計

145,153

102,552

経常利益

4,134,035

501,284

特別利益

 

 

固定資産売却益

※4 11,278

※4 27,842

特別利益合計

11,278

27,842

特別損失

 

 

固定資産売却損

※5 38

固定資産除却損

※6 88,627

※6 248,710

減損損失

※7 15,016

投資有価証券評価損

3,089

環境対策費

38,550

51,467

特別損失合計

130,305

315,193

税金等調整前当期純利益

4,015,007

213,933

法人税、住民税及び事業税

1,250,337

148,004

法人税等調整額

33,661

50,974

法人税等合計

1,216,676

198,979

当期純利益

2,798,331

14,954

親会社株主に帰属する当期純利益

2,798,331

14,954

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

20,495,703

19,802,026

受取手形

527

電子記録債権

2,221,023

2,113,781

売掛金

9,770,785

6,441,299

有価証券

3,000,000

3,000,000

商品及び製品

149,079

75,892

仕掛品

725,371

892,486

原材料及び貯蔵品

1,372,141

1,674,811

前払費用

60,413

60,359

短期貸付金

216,000

216,000

未収入金

724,244

708,764

その他

139,264

102,324

貸倒引当金

34,135

流動資産合計

38,874,554

35,053,612

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

5,277,461

4,942,350

構築物

97,039

113,227

機械及び装置

1,595,264

1,685,577

車両運搬具

3,888

4,410

工具、器具及び備品

347,321

348,336

土地

2,760,793

2,803,970

リース資産

143,614

149,688

建設仮勘定

206,296

501,205

有形固定資産合計

10,431,679

10,548,766

無形固定資産

 

 

のれん

23,098

20,949

ソフトウエア

68,147

67,799

ソフトウエア仮勘定

1,370

7,814

その他

13,098

7,718

無形固定資産合計

105,713

104,282

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

1,645,055

1,715,640

関係会社株式

1,090,459

1,038,118

長期貸付金

1,080,000

864,000

長期前払費用

21,421

28,699

前払年金費用

269,622

293,673

繰延税金資産

916,265

862,344

その他

342,245

294,366

貸倒引当金

160,256

投資その他の資産合計

5,365,068

4,936,585

固定資産合計

15,902,462

15,589,634

資産合計

54,777,016

50,643,246

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

41,063

5,137

電子記録債務

1,504,218

851,717

買掛金

2,426,593

1,529,238

短期借入金

190,000

190,000

1年内返済予定の長期借入金

306,028

160,496

リース債務

59,712

62,264

未払金

1,674,512

1,166,299

未払法人税等

1,122,364

50,707

前受金

134,273

55,495

預り金

178,218

171,508

賞与引当金

540,789

535,665

設備関係電子記録債務

168,317

126,035

その他

41,976

41,064

流動負債合計

8,388,067

4,945,631

固定負債

 

 

長期借入金

302,177

141,681

リース債務

107,133

94,748

長期未払金

21,834

21,834

固定負債合計

431,144

258,263

負債合計

8,819,211

5,203,894

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,545,500

4,545,500

資本剰余金

 

 

資本準備金

5,790,950

5,790,950

資本剰余金合計

5,790,950

5,790,950

利益剰余金

 

 

利益準備金

116,524

116,524

その他利益剰余金

 

 

固定資産圧縮積立金

140,891

136,272

別途積立金

14,500,000

14,500,000

繰越利益剰余金

20,621,827

20,119,580

利益剰余金合計

35,379,243

34,872,377

自己株式

1,881

2,028

株主資本合計

45,713,811

45,206,798

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

243,992

232,553

評価・換算差額等合計

243,992

232,553

純資産合計

45,957,804

45,439,352

負債純資産合計

54,777,016

50,643,246

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 43,268,314

※1 37,144,134

売上原価

※1 36,510,148

※1 33,303,282

売上総利益

6,758,166

3,840,852

販売費及び一般管理費

※2 3,750,071

※2 3,582,015

営業利益

3,008,094

258,837

営業外収益

 

 

受取利息

※1 2,895

※1 2,723

受取配当金

※1 107,472

※1 108,854

為替差益

367,477

149,379

受取賃貸料

※1 121,628

※1 73,574

助成金収入

351,553

5,193

貸倒引当金戻入額

12,164

受取補償金

2,112

25,573

受取技術料

※1 68,914

※1 72,083

その他

※1 64,593

※1 64,912

営業外収益合計

1,098,811

502,294

営業外費用

 

 

支払利息

4,320

3,271

支払補償費

82,174

40,410

貸与資産減価償却費

131,428

90,405

貸倒引当金繰入額

194,391

その他

29,516

15,142

営業外費用合計

247,440

343,622

経常利益

3,859,465

417,508

特別利益

 

 

固定資産売却益

1,255

23,720

特別利益合計

1,255

23,720

特別損失

 

 

固定資産売却損

38

固定資産除却損

2,593

11,320

投資有価証券評価損

3,089

関係会社株式評価損

※3 192,257

※3 52,340

特別損失合計

197,978

63,661

税引前当期純利益

3,662,743

377,567

法人税、住民税及び事業税

1,178,664

140,587

法人税等調整額

19,732

71,896

法人税等合計

1,158,931

212,483

当期純利益

2,503,811

165,084