太洋工業株式会社

TAIYO INDUSTRIAL CO.,LTD.
和歌山市有本661番地
証券コード:66630
業界:電気機器
有価証券報告書の提出日:2023年3月17日

(1)連結経営指標等

回次

第58期

第59期

第60期

第61期

第62期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

4,582,357

3,896,341

3,175,189

3,917,940

3,625,517

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

130,640

87,848

314,244

253,646

45,710

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

69,341

213,563

630,016

241,185

39,764

包括利益

(千円)

40,476

199,784

662,458

233,519

63,154

純資産額

(千円)

3,298,036

3,068,899

2,401,860

2,617,654

2,667,125

総資産額

(千円)

5,255,672

5,073,685

4,428,391

4,832,959

4,794,236

1株当たり純資産額

(円)

554.87

515.50

400.69

438.04

443.77

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

11.82

36.38

106.83

40.84

6.70

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

62.0

59.6

53.5

53.5

55.0

自己資本利益率

(%)

2.1

6.8

23.4

9.7

1.5

株価収益率

(倍)

48.7

11.1

58.5

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

32,973

261,824

50,275

165,180

233,127

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

19,754

88,596

43,361

7,855

76,788

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

238,721

72,288

74,621

60,504

145,995

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

436,754

541,799

469,068

691,350

713,634

従業員数

(人)

261

263

262

245

234

(注)1.当社グループは、12月21日から翌年12月20日までの12ヶ月間を1連結会計年度としております。

2.第59期及び第60期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第58期、第61期及び第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.第59期及び第60期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため記載しておりません。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第58期

第59期

第60期

第61期

第62期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

4,411,140

3,747,652

3,145,025

3,776,168

3,279,997

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

90,731

93,181

286,223

196,490

46,382

当期純利益又は当期純損失

(△)

(千円)

47,471

199,816

607,628

196,655

39,616

資本金

(千円)

800,757

800,757

807,272

807,272

815,198

発行済株式総数

(株)

5,872,000

5,872,000

5,910,100

5,910,100

5,951,600

純資産額

(千円)

3,210,491

2,993,255

2,358,989

2,524,523

2,566,069

総資産額

(千円)

5,078,648

4,895,348

4,325,938

4,749,049

4,699,669

1株当たり純資産額

(円)

546.89

509.91

399.27

427.60

431.61

1株当たり配当額

(円)

5.00

3.00

3.00

5.00

3.00

(1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

8.09

34.04

103.04

33.30

6.68

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

63.2

61.1

54.5

53.2

54.6

自己資本利益率

(%)

1.5

6.4

22.7

8.1

1.6

株価収益率

(倍)

71.2

13.7

58.7

配当性向

(%)

61.8

15.0

44.9

従業員数

(人)

222

222

222

206

202

株主総利回り

(%)

84.3

76.8

60.7

68.4

59.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(85.1)

(99.7)

(105.7)

(116.8)

(117.8)

最高株価

(円)

1,017

758

662

698

488

最低株価

(円)

526

434

303

385

362

(注)1.当社は、12月21日から翌年12月20日までの12ヶ月間を1事業年度としております。

2.第59期及び第60期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第58期、第61期及び第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.第59期及び第60期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失を計上しているため記載しておりません。

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(スタンダード市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

年月

事項

1960年12月

和歌山県和歌山市において太洋工業株式会社を設立、捺染(※1)用ロール彫刻及びめっき加工を開始

1969年5月

エレクトロフォーミング加工(※2)による電気カミソリ外刃製造を開始

1981年4月

リジッド板(※3)製造、基板検査機事業を開始

1983年1月

対米輸出用プリント配線板製造のため、UL規格(※4)を取得

1984年4月

コンピュータ図形処理システムを導入

1986年6月

東京都港区に東京支店(現 東京事業所)を開設

1987年2月

株式会社ミラック(現 連結子会社)に設立出資(持株比率33.3%)、鏡面研磨機(※5)事業を開始

1988年1月

全自動プリント配線板検査装置試作品が完成

1989年6月

FPC(※6)設計を開始

1989年9月

大分県東国東郡安岐町(現 大分県国東市安岐町)に九州事業所を新設

1991年5月

東京都千代田区に東京支店(現 東京事業所)を移転

1993年3月

株式会社ミラックを子会社化(持株比率52.5%)

1993年4月

FPC製造を開始

1995年4月

本社にFPC加工工場を新設

1996年10月

品質保証の国際標準規格である「ISO9001」の認証を本社・九州事業所・東京支店(現 東京事業所)にて取得

1998年6月

FPC生産情報管理システム(TAPICS-Ⅰ)を導入

1999年4月

本社第1工場の多層配線板設備を増強

2001年1月

九州事業所に第2工場を新設

2001年6月

環境マネジメントシステムの国際標準規格である「ISO14001」の認証を本社・東京支店(現 東京事業所)にて取得

2001年8月

本社に高精細FPC用工場を新設

2001年12月

株式会社ミラックを完全子会社化(持株比率100.0%)

2004年12月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2004年12月

ジャスダック証券取引所(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場

2005年8月

中華人民共和国上海市に上海連絡事務所を開設

2005年11月

株式会社協栄システムと業務提携

2006年12月

本社に基板検査機製造工場を新設

2007年3月

タイ王国バンコク市にTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立(持株比率49.0%)

2007年11月

川崎市幸区に川崎事業所を開設(2011年2月閉鎖)

2009年5月

マイクロエンジニアリング株式会社(連結子会社)の株式取得(持株比率100.0%)、視覚検査装置並びに画像処理装置の開発、製造及び販売を開始

2011年6月

中華人民共和国上海市に太友(上海)貿易有限公司(現 連結子会社)を設立(出資比率100.0%)

2011年8月

旭東ホールディングス株式会社(旧 旭東電気株式会社)と資本・業務提携

2015年7月

台湾台北市に台北駐在員事務所を開設

2018年9月

産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを開始

2020年9月

旭東ホールディングス株式会社の破産手続き開始決定により資本・業務提携の契約解除

2021年8月

東京都千代田区内で東京事業所を移転

2021年12月

マイクロエンジニアリング株式会社(連結子会社)を吸収合併し、大阪事業所を開設(2022年9月閉鎖)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

 

※1 捺染

染料を糊にまぜて布等に直接すり付けて染める染色法。

※2 エレクトロフォーミング加工

電着(※7)技術を応用して金属薄板を望みの形状に高精度加工する加工方法。

※3 リジッド板

リジッドプリント配線板の略。プリント配線板の一種であり、ガラスエポキシ等の屈曲率が低く厚い絶縁材料を支持体とした基板。

※4 UL規格

UL(Underwriters Laboratories Inc.の略)で制定された規格。ULは、アメリカで1894年に非営利機関として設立され、一般家庭用電気製品を始め、産業用機器やプラスチック材料など多様なものに対して規格適合試験を実施し、その安全性を確かめた上で規格適合認証を行う機関。

※5 鏡面研磨機

素材表面の凹凸を砥石等で磨きこむことにより、素材表面を鏡のように加工する機器。

※6 FPC

Flexible Printed Circuit(フレキシブルプリント配線板)の略。プリント配線板の一種であり、ポリイミド等の屈曲率が高く薄い絶縁材料を支持体とした、柔軟に曲がる基板。

※7 電着

電気分解によって析出した物質が電極の表面に付着すること。

 

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社3社(㈱ミラック、TAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司)により構成されており、電子基板(※8)、基板検査機、鏡面研磨機並びに産業機械等の製造及び販売を主たる業務としております。

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは、以下のとおりであります。なお、以下の4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

※8 電子基板

電子部品を表面に固定し当該部品間を配線で接続するために必要な導体パターンを、絶縁基板の表面のみ又は表面及びその内部に形成した板状又はフィルム状の部品であるプリント配線板と、プリント配線板に電子部品を実装したモジュール基板の総称。前者は材質によりリジッド板、FPC等に区分される。

 

(1)当社グループの事業の特徴

当社グループの事業は、和歌山県の地場産業でもある捺染産業向けの捺染用ロールの彫刻及びめっき加工の技術をFPC等の製造技術に応用したことから始まっております。

 

(2)当社グループの事業内容

① 電子基板事業

当社は、FPCの製造・販売等を主に行っております。FPCはその特性である折り曲げられることと高機能化に対応した基板精度技術の進歩により機器の小型軽量化に伴った限られたスペースへの部品配置を可能にし、それまでリジッド板が採用されてきた機器・部位にリジッド板に代わり採用され用途が拡大しております。その代表的なものには、スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器等があります。過去に量産に比べて手間のかかるFPC試作関連業務に特化していたことにより、顧客ニーズである短納期・少量生産に対応可能な生産工程管理体制を構築し、ノウハウの蓄積を実現いたしました。当社では、配線パターン設計から穴あけ・めっき・エッチング(※9)工程・最終検査まで部品実装以外全て完全社内一貫体制での対応が可能となっており、パターン設計を含めて受注から最短3日での納品を実現し、顧客の短納期ニーズに応えております。技術的にもFPCの極薄化、高耐熱性をはじめとした次世代技術力を追求し、顧客の高難度ニーズに応えております。また、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社及び量産・EMS(※10)メーカー等が製造する製品の販売及びサービス・サポートを行っております。さらに、エレクトロフォーミング加工品の製造及び販売を行っております。

※9 エッチング

銅の表面に写真工法を用いて防食層を作り、不要な部分を塩化第二鉄液等で腐食させ、FPCに回路パターンを形成する技法。

※10 EMS

Electronics Manufacturing Serviceの略。複数のエレクトロニクスメーカーから電子機器の製造を請け負うこと。

 

[電子基板分類図]

 

0101010_001.png

 

(注)1.「電子回路基板生産動向」(一般社団法人日本電子回路工業会)より作成しております。

2.主として「プリント配線板 FPC」及び「モジュール基板」に当社製品群が含まれております。

 

[当社グループのFPC試作製造工程]

 

0101010_002.png

 

[事業系統図]

 

0101010_003.png

(注)セットメーカーとは、最終製品を供給する民生エレクトロニクスメーカー等をいい、FPCメーカーとは、FPC量産メーカーをいいます。

 

0101010_004.png

 

② テストシステム事業

当社は、基板検査機として主に、部品が実装されていない電子基板の導通抵抗及び絶縁抵抗等の電気検査を行う通電検査機(※11)と外観からパターンの欠損・めっきの変色・表面の傷等を補完的に検査する外観検査機(※12)の製造及び販売を行っております。また、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社が製造する製品の販売及びサービス・サポートを行っております。

※11 通電検査機

プリント配線板及び半導体パッケージ向け基板の配線が設計のとおり接続されており、断線や短絡がないことを電気を通して確認する検査を行う機器。

※12 外観検査機

プリント配線板やプリント配線板に部品を実装したプリント回路板等の外観状況を光学的に把握し、コンピュータを用いた画像処理によって良否を判断する検査を行う機器。

 

[基板検査機の機能別分類]

 

0101010_005.png

 

(注)1.機能検査機とは、部品を実装したプリント回路板の入力端子に、デジタル信号又はアナログ信号を加え、出力端子に正しい信号が出力されていることを確認して、機能の確認と良否判定を行う検査を行う機器をいいます。

2.主として「通電検査機」及び「外観検査機」に当社製品群が含まれております。

 

[事業系統図]

 

0101010_006.png

 

③ 鏡面研磨機事業

グラビア製版用の製版ロールやアルミニウム圧延ロール等の表面を超鏡面仕上げする円筒鏡面研磨機を連結子会社の㈱ミラックが製造し、当社が販売しております。

 

[当社グループの鏡面研磨機の使用工程(グラビア印刷用シリンダーロールの場合)]

 

0101010_007.png

 

[事業系統図]

 

0101010_008.png

 

 

④ 産機システム事業

当社は、ロボットシステムの構想・設計・導入から周辺設備までのトータルソリューションを提案する産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを展開しており、各種産業機械の製造及び販売並びにメーカー各社の産業機械等の仕入及び販売を行っております。また、生産ラインにおける視覚検査装置並びに画像処理装置等の製造及び販売を行っております。さらに、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社が製造する製品並びに当社及び同社が仕入れた製品の販売及びサービス・サポートを行っております。

 

[事業系統図]

 

0101010_009.png

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業

の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱ミラック

(注)2

和歌山県和歌山市

20,000

千円

鏡面研磨機事業

100.0

当社が販売する鏡面研磨機の製造及び当社仕入商品の販売を行っております。

役員の兼任2名

従業員の出向

資金の貸付

土地の賃借

TAIYO TECHNOLEX(THAILAND)

CO.,LTD.

(注)3

タイ王国バンコク市

2,000

千バーツ

電子基板事業

テストシステム

事業

49.0

当社が製造する製品の販売及びサービス・サポート並びに商品の仕入れを行っております。

役員の兼任2名

従業員の出向

資金の借入

太友(上海)貿易有限公司

中華人民共和国上海市

50,000

千円

電子基板事業

テストシステム

事業

産機システム事業

100.0

当社が製造する製品の販売及びサービス・サポート並びに商品の仕入れを行っております。

資金の貸付

メンテナンス業務の委託

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2.㈱ミラックは、特定子会社に該当しております。

3.TAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.の持分は50%以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2022年12月20日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

電子基板事業

131

テストシステム事業

49

鏡面研磨機事業

18

産機システム事業

12

報告セグメント計

210

全社(共通)

24

合計

234

(注)1.従業員数は、就業人員数(嘱託を含む。)を表示しており、使用人兼務取締役、当社グループから当社グループ外への出向者及びパートタイマーを含んでおりません。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2022年12月20日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

202

44.7

17.8

4,975,749

 

セグメントの名称

従業員数(人)

電子基板事業

129

テストシステム事業

37

産機システム事業

12

報告セグメント計

178

全社(共通)

24

合計

202

(注)1.従業員数は、就業人員数(嘱託を含む。)を表示しており、使用人兼務取締役、当社から社外への出向者及びパートタイマーを含んでおりません。

2.平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与は、就業人員より嘱託を除いて算出しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

当社グループに労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、以下の各事項において、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期及び当該リスクが顕在化した時に当社グループの経営成績等に与える影響を合理的に予見することが困難な場合には、その可能性の程度や時期・影響についての記載は行っておりません。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)当社グループの事業内容について

(電子基板事業)

FPCの製造については、当社グループは特許権・実用新案権等の知的財産権を保有しておらず、従来工法により製造を行っていることから、新規参入企業の出現や画期的な新工法発明により競争が激化する可能性があり、その結果、当社グループの収益力が低下し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。次に、FPC試作のユーザーは、主としてセットメーカーの研究・商品開発部門であり、直接受注する場合とFPCメーカーを経由して受注する場合がありますが、セットメーカーの研究・商品開発部門が海外移転した場合には、当社グループは海外生産拠点を有していないため、短納期への対応について優位性を失い、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。次に、当社グループの顧客であるFPCメーカーが、多品種・少量生産で売上規模が小さいわりに人手がかかる等のために本来なら避けたい手間のかかるFPC試作を、自社生産ラインの手隙感から自社内で行い当社グループへの発注を手控えた場合や、FPC試作を量産受注獲得のために低価格で受注する営業攻勢を強め当社グループと競合した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。最後に、当社グループの売上高は、FPCに係る売上高の構成比率が高いことから、当該売上高の推移と経営成績等に相関関係があります。加えて、国内のFPC生産額と当該売上高にも相関関係があることから、電子部品業界の動向や技術革新等により、FPCの需給に著しい変調を来した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、国内の電子基板・FPC生産額の推移及び当社グループの最近5連結会計年度における経営成績等の推移は以下のとおりであります。

 

[電子基板・FPCの生産額の推移]

会計年度

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

電子基板(億円)

6,153.7

6,474.3

6,353.0

6,498.2

7,659.9

対前年比(%)

+1.4

+5.2

△1.9

+2.3

+17.9

FPC(億円)

736.2

656.1

459.5

432.7

446.9

対前年比(%)

△7.8

△10.9

△30.0

△5.8

+3.3

(注)電子基板・FPCの生産額:出所「国内の電子回路基板の生産」(一般社団法人日本電子回路工業会)

 

[当社グループの最近5連結会計年度における経営成績等の推移]

回次

第58期

第59期

第60期

第61期

第62期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(千円)

4,582,357

3,896,341

3,175,189

3,917,940

3,625,517

うち電子基板関連売上高

(千円)

2,634,403

2,374,371

1,984,175

2,399,198

2,588,466

営業利益又は営業損失(△)

(千円)

122,086

△113,769

△425,693

121,249

△27,783

親会社株主に帰属する当期純利益

又は親会社株主に帰属する当期純

損失(△)

(千円)

69,341

△213,563

△630,016

241,185

39,764

(注)「うち電子基板関連売上高(千円)」については、太陽有限責任監査法人の監査を受けておりません。

 

(テストシステム事業)

基板検査には検査方法の標準がなく、採用する検査方法はメーカーの方針によって異なっており、競合他社も様々な検査方法を用いた検査機を市場に投入しております。今後、当社が志向する検査方法と異なる方法の検査機が主流となった場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、電子基板メーカーが不良品率の低下等により一部の検査を省略した場合には、検査機市場が縮小に向かい、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。さらに、メーカーによっては検査機を自社で内製しており、今後このようなメーカーが増加した場合にも、検査機市場が縮小に向かい、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

(鏡面研磨機事業)

円筒鏡面研磨機は、大手企業が進出していない10億円未満の市場規模であると推定しておりますが、新規参入企業の出現等により競争が激化した場合には、当社グループは当該事業での特許権・実用新案権等の知的財産権を保有していないため、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

(産機システム事業)

各種産業機械の製造販売及び仕入販売において、メーカー各社の産業機械及び産業資材に係わる様々なハイエンド製品を顧客仕様にカスタマイズし、若しくは組み合わせた商品を提案する事業を展開することで差別化を図っております。競合他社との価格競争を余儀なくされる場合、メーカーとの協力関係が維持できない場合及び設備投資需要が減少した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

検査システムは、顧客仕様による受注販売が中心であり、顧客の要求に沿った製品をいち早く開発・製造することにより、競合他社の製品との差別化を図っております。また、競合を優位に進めるためには、顧客との緊密な関係を保つことが重要であり、その結果、顧客の要求に沿った製品をいち早く納入することが可能となります。このような顧客との緊密な関係が維持できない場合や、顧客企業の業績不振、競合他社との価格競争を余儀なくされる場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

競争激化等により各事業における当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」のとおり、課題を明確にした上で、市場動向に柔軟に対応できる生産体制の構築、独自技術の開発、販売チャネルの拡大及び生産工程のFA化等に取り組んでおります。

 

(2)人材の確保について

当社グループは、電子基板事業、テストシステム事業を中心とした製品の技術改良・研究開発を常に行っていく必要があり、そのための優秀な人材確保は事業展開上極めて重要であります。しかしながら、当社グループが必要としている技術に精通している人材の獲得、育成及び確保が常に可能であるとは限らず、当社グループが必要とする人材の獲得及び育成ができない可能性、あるいは当社グループの人材が社外に流出する可能性があります。当社グループが必要とする人材の獲得、育成及び確保が計画どおり進捗しない場合には、当社グループの業務運営に支障が生じる可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当社グループでは、積極的な採用活動を行い、年齢・性別・国籍を問わず専門知識や専門技術に精通した人材を広域から採用し、社内外の研修や福利厚生の充実による社員のモチベーション向上に努めることで人材の確保を行っていることから、当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。

 

(3)知的財産権に関する訴訟、クレームについて

本書提出日現在において、当社グループは、第三者の知的財産権を侵害している事実はありません。しかしながら、当社グループの事業分野においては、多数の特許・実用新案等が出願されており、当社グループが第三者との間に知的財産権に関する法的紛争に巻き込まれた場合には、事業運営が制約を受けることや、信用失墜及び損害賠償請求等が発生し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、第三者が当社グループの知的財産権の侵害や保有技術を応用することで、当社グループの事業運営に支障をきたし、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当社グループは上記のとおり、多数の特許・実用新案等が出願されていること等により、当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、新規事業の開始や新製品の開発においては、第三者の知的財産権の調査を行う等のプロセスを設け、知的財産権等を侵害することがないよう努めております。また、当社グループの事業分野に関する特許等を出願し、積極的にそれらを取得していく方針であり、新技術の開発、大学等との共同開発についても同様の方針であり、第三者による知的財産権の侵害を防いでおります。

 

(4)情報漏洩について

当社グループは、技術情報等の重要な機密情報や、顧客その他関係者の個人情報を保有しており、不測の事態によりこれらの情報が漏洩した場合には、社会的信用の失墜はもとより、多額の損害賠償費用等の発生に加えて、技術情報の他社への流出による競争力の低下等、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当社グループでは、情報セキュリティシステムの改善を継続的に実施するとともに、社内規程の整備や従業員教育の徹底により、機密情報及び個人情報に関するセキュリティ対策を物理的・人的に実施していることから、当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。

 

(5)自然災害等について

当社グループは、地震等の自然災害により、重大な被害を受ける可能性があります。特に、当社グループの本社工場は、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていることから、順次地震対策を推進しているものの、実際に大規模な地震が発生した場合には、多額の復旧費用の発生や、営業、生産機能等が著しく低下することが想定され、当社グループの経営成績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、事業継続計画(BCP)を策定し、自然災害が発生した場合には、代替手段にて業務を継続し、早期に完全復旧を図る緊急対応体制を構築しております。また、人的被害及び経済的損害を最小限に抑えることを目的に、防災計画に基づく防災訓練の定期的な実施と継続的な改善を行っております。

 

(6)感染症の蔓延について

新型ウイルス感染症の発生・蔓延の影響により、当社グループや顧客の事業所・工場において事業活動に制限や遅れが生じた場合には、当社グループの生産及び販売活動に影響を及ぼす可能性があります。加えて、当初予定した決算発表及び定時株主総会の開催等にも遅延が生じる可能性があります。また、都市のロックダウン等により世界的に景気が後退した場合には、顧客の開発案件・設備投資が減退し当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を想定することは、不確実性が高く困難であります。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」及びこれに基づく政府の基本的対処方針等に従い、人と人との距離の確保、手指消毒、マスク着用等を徹底し、また、在宅勤務やオンライン会議等を活用する等の「新しい生活様式」を取り入れることにより、生産及び販売活動の継続と感染拡大の防止に努めております。さらに、市場動向を見据えた経営体制の見直しを随時行い、世界的な景気停滞に柔軟に対処できる体制を整備してまいります。

 

(7)繰延税金資産について

当社グループは、将来の課税所得の見積りにより繰延税金資産の回収可能性を判断しております。当社グループの事業計画を基礎として将来の課税所得を見積っておりますが、景気の変動等により、計画どおりに推移せず、その見積額が減少し繰延税金資産の一部又は全部を回収できないと判断した場合や、税制改正、会計基準の改正等が行われた場合には、繰延税金資産の取崩しが必要となり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策)

当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を想定することは、困難であります。当社グループはこれらのリスク軽減を図るため、繰延税金資産の回収可能性の評価に当たり基準とした事業計画の実現可能性について慎重に検討を行っております。なお、繰延税金資産の計上に当たっての重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

4【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

 

(1)提出会社

2022年12月20日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

その他

合計

本社工場

(和歌山県

和歌山市)

電子基板事業

テストシステム事業

産機システム事業

全社(調整額)

FPC製造設備

基板検査機製造設備

産業機械製造設備

統括業務施設等

290,468

135,499

784,997

(16,733.48)

102,809

1,313,775

187

九州事業所

(大分県

国東市)

電子基板事業

エレクトロフォーミング加工品製造設備

19,841

49,955

(9,548.00)

69,796

(注)1.本社工場には、遊休資産(土地143,870千円 5,342.61㎡)が含まれております。

2.帳簿価額は、減損損失計上後の金額であります。

3.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定並びに無形固定資産であります。

4.上記の他、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料

及びリース料

(千円)

従業員数

(人)

提出会社

東京事業所

(東京都千代田区)

電子基板事業

テストシステム事業

産機システム事業

事務所

(賃借)

6,480

 

(2)国内子会社

2022年12月20日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

その他

合計

㈱ミラック

本社工場

(和歌山県

和歌山市)

鏡面研磨機事業

鏡面研磨機

製造設備

1,747

7,573

71,919

(934.49)

706

81,946

18

(注)1.現在休止中の重要な設備はありません。

2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに無形固定資産であります。

3.上記の他、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料

及びリース料

(千円)

従業員数

(人)

㈱ミラック

本社工場

(和歌山県和歌山市)

鏡面研磨機事業

工場及び事務所

(賃借)

4,909

18

 

(3)在外子会社

記載すべき主要な設備はありません。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

23,280,000

23,280,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月20日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

22

29

11

9

2,395

2,468

所有株式数

(単元)

2,028

2,106

19,979

1,020

11

34,360

59,504

1,200

所有株式数

の割合(%)

3.41

3.54

33.58

1.71

0.02

57.74

100.00

(注)自己株式6,226株は、「個人その他」に62単元及び「単元未満株式の状況」に26株を含めて記載しております。

 

(6) 【大株主の状況】

 

 

2022年12月20日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社細江ホールディングス

和歌山県和歌山市有本661

1,600,000

26.91

細江 美則

和歌山県和歌山市

520,720

8.76

細江 正大

和歌山県和歌山市

480,000

8.07

紀陽興産株式会社

和歌山県和歌山市中之島2249

290,000

4.88

太洋工業従業員持株会

和歌山県和歌山市有本661

191,424

3.22

株式会社紀陽銀行

和歌山県和歌山市本町1丁目35番地

190,000

3.20

小川 由晃

和歌山県和歌山市

144,500

2.43

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社

東京都千代田区大手町1丁目9番7号

大手町フィナンシャルシテイサウスタワー

69,000

1.16

堀井 勝人

東京都品川区

67,900

1.14

楽天証券株式会社

東京都港区南青山2丁目6番21号

57,800

0.97

3,611,344

60.74

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月20日)

当連結会計年度

(2022年12月20日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,511,052

1,515,348

受取手形及び売掛金

900,534

受取手形

86,049

売掛金

583,371

有価証券

10,000

商品及び製品

88,228

88,946

仕掛品

212,691

239,071

原材料及び貯蔵品

86,063

118,434

その他

34,269

90,604

貸倒引当金

520

444

流動資産合計

2,832,319

2,731,381

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

319,865

312,056

機械装置及び運搬具(純額)

※1,※2 143,616

※1,※2 142,549

土地

889,071

906,987

その他(純額)

※1 32,441

※1 42,290

有形固定資産合計

※3 1,384,994

※3 1,403,883

無形固定資産

 

 

その他

29,539

61,755

無形固定資産合計

29,539

61,755

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

372,984

384,331

保険積立金

116,624

122,870

繰延税金資産

42,122

37,253

その他

58,927

57,072

貸倒引当金

4,552

4,312

投資その他の資産合計

586,105

597,216

固定資産合計

2,000,639

2,062,855

資産合計

4,832,959

4,794,236

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月20日)

当連結会計年度

(2022年12月20日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

132,398

129,555

短期借入金

※5 397,255

※5 353,245

未払法人税等

57,208

8,270

契約負債

100,719

製品保証引当金

700

320

その他

※1 385,454

※1 299,980

流動負債合計

973,016

892,091

固定負債

 

 

長期借入金

472,801

459,559

長期未払金

※1 115,006

※1 99,451

役員退職慰労引当金

164,370

164,370

退職給付に係る負債

480,862

502,391

資産除去債務

9,246

9,246

固定負債合計

1,242,287

1,235,019

負債合計

2,215,304

2,127,110

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

807,272

815,198

資本剰余金

930,572

938,498

利益剰余金

791,106

801,351

自己株式

99

116

株主資本合計

2,528,851

2,554,931

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

27,409

43,023

為替換算調整勘定

29,868

40,424

その他の包括利益累計額合計

57,277

83,447

非支配株主持分

31,525

28,746

純資産合計

2,617,654

2,667,125

負債純資産合計

4,832,959

4,794,236

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年12月21日

 至 2021年12月20日)

当連結会計年度

(自 2021年12月21日

 至 2022年12月20日)

売上高

3,917,940

※1 3,625,517

売上原価

※2 2,726,187

※2 2,583,747

売上総利益

1,191,753

1,041,770

販売費及び一般管理費

※3,※4 1,070,503

※3,※4 1,069,554

営業利益又は営業損失(△)

121,249

27,783

営業外収益

 

 

受取利息

1,536

1,564

受取配当金

5,703

8,221

為替差益

8,086

11,658

助成金収入

110,088

40,224

作業くず売却益

14,039

17,983

その他

8,533

8,529

営業外収益合計

147,987

88,183

営業外費用

 

 

支払利息

10,072

9,690

債権売却損

3,310

3,797

譲渡制限付株式報酬償却

1,504

その他

703

1,200

営業外費用合計

15,591

14,688

経常利益

253,646

45,710

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

8,673

958

投資有価証券清算益

1,308

補助金収入

5,000

特別利益合計

9,982

5,958

特別損失

 

 

固定資産除却損

※5 0

※5 149

減損損失

※6 5,281

※6 3,831

固定資産圧縮損

5,000

投資有価証券評価損

0

特別損失合計

5,281

8,981

税金等調整前当期純利益

258,347

42,687

法人税、住民税及び事業税

39,065

8,179

法人税等調整額

18,121

1,354

法人税等合計

20,943

9,534

当期純利益

237,403

33,153

非支配株主に帰属する当期純損失(△)

3,782

6,610

親会社株主に帰属する当期純利益

241,185

39,764

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、製品別の事業部門(一部の製品については連結子会社)を置き、各事業部門は、連結子会社も含め取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社グループは主に事業部門及び連結子会社を基礎とした製品別のセグメントから構成されており、「電子基板事業」、「テストシステム事業」、「鏡面研磨機事業」及び「産機システム事業」の4つを報告セグメントとしております。

「電子基板事業」は、主にFPCの製造及び販売を行っております。「テストシステム事業」は、主に通電検査機、外観検査機の製造及び販売を行っております。「鏡面研磨機事業」は、主に円筒鏡面研磨機の製造及び販売を行っております。「産機システム事業」は、主に産業機械、視覚検査装置、画像処理装置の製造及び販売を行っております。

当連結会計年度より、事業区分の見直しに伴い、従来「テストシステム事業」に含まれていた検査システム事業については「産機システム事業」に含めて記載する方法に変更しております。当連結会計年度の比較情報として開示した前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分により作成しており、前連結会計年度に開示した報告セグメントの区分との間に相違が見られます。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月20日)

当事業年度

(2022年12月20日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,390,410

1,259,559

受取手形

85,702

86,049

売掛金

※3 757,402

※3 599,927

有価証券

10,000

商品及び製品

61,932

65,516

仕掛品

166,918

185,456

原材料及び貯蔵品

74,879

106,809

前渡金

2,597

95,447

前払費用

10,863

19,379

関係会社短期貸付金

20,000

その他

※3 12,335

※3 30,477

貸倒引当金

573

462

流動資産合計

2,582,470

2,458,160

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

309,569

302,636

構築物

8,350

7,673

機械及び装置

※1 133,208

※1,※2 135,499

車両運搬具

0

0

工具、器具及び備品

※1 23,477

※1 22,102

土地

817,151

835,067

建設仮勘定

7,651

19,151

有形固定資産合計

1,299,408

1,322,131

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

22,496

7,791

電話加入権

1,365

1,365

ソフトウエア仮勘定

5,303

52,398

無形固定資産合計

29,165

61,555

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

372,984

384,331

関係会社株式

53,616

53,616

出資金

290

290

関係会社長期貸付金

230,000

230,000

保険積立金

116,624

122,870

破産更生債権等

4,552

4,312

長期前払費用

1,506

2,513

繰延税金資産

39,278

35,207

その他

38,705

38,992

貸倒引当金

19,552

14,312

投資その他の資産合計

838,005

857,822

固定資産合計

2,166,579

2,241,509

資産合計

4,749,049

4,699,669

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2021年12月20日)

当事業年度

(2022年12月20日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

※3 200,877

※3 159,797

短期借入金

※5 66,000

※5 84,000

関係会社短期借入金

30,000

30,000

1年内返済予定の長期借入金

317,743

269,245

未払金

※1,※3 93,481

※1,※3 122,112

未払費用

※3 117,921

※3 106,411

未払法人税等

35,958

5,677

契約負債

100,719

未払消費税等

56,799

預り金

41,735

37,990

製品保証引当金

700

320

その他

47,159

5,187

流動負債合計

1,008,376

921,461

固定負債

 

 

長期借入金

467,076

459,559

長期未払金

※1 115,006

※1 99,451

退職給付引当金

460,450

479,510

役員退職慰労引当金

164,370

164,370

資産除去債務

9,246

9,246

固定負債合計

1,216,150

1,212,139

負債合計

2,224,526

2,133,600

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

807,272

815,198

資本剰余金

 

 

資本準備金

930,572

938,498

資本剰余金合計

930,572

938,498

利益剰余金

 

 

利益準備金

10,412

10,412

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

748,955

759,052

利益剰余金合計

759,368

769,465

自己株式

99

116

株主資本合計

2,497,113

2,523,045

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

27,409

43,023

評価・換算差額等合計

27,409

43,023

純資産合計

2,524,523

2,566,069

負債純資産合計

4,749,049

4,699,669

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2020年12月21日

 至 2021年12月20日)

当事業年度

(自 2021年12月21日

 至 2022年12月20日)

売上高

※1 3,776,168

※1 3,279,997

売上原価

※1 2,703,625

※1 2,350,428

売上総利益

1,072,543

929,569

販売費及び一般管理費

※1,※2 951,270

※1,※2 955,427

営業利益又は営業損失(△)

121,272

25,858

営業外収益

 

 

受取利息及び受取配当金

※1 10,115

※1 11,964

助成金収入

96,281

33,393

作業くず売却益

13,753

17,701

その他

13,276

※3 24,125

営業外収益合計

133,427

87,184

営業外費用

 

 

支払利息

※1 9,691

※1 9,945

貸倒引当金繰入額

※3 5,000

関係会社債権放棄損

※4 38,000

債権売却損

3,309

3,797

その他

2,208

1,200

営業外費用合計

58,209

14,943

経常利益

196,490

46,382

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

8,673

958

投資有価証券清算益

1,308

補助金収入

5,000

抱合せ株式消滅差益

2,174

特別利益合計

9,982

8,132

特別損失

 

 

固定資産除却損

※5 0

※5 149

減損損失

5,281

3,831

固定資産圧縮損

5,000

投資有価証券評価損

0

特別損失合計

5,281

8,981

税引前当期純利益

201,191

45,533

法人税、住民税及び事業税

24,275

5,361

法人税等調整額

19,739

556

法人税等合計

4,536

5,917

当期純利益

196,655

39,616