株式会社三共
SANKYO CO.,LTD.
渋谷区渋谷三丁目29番14号
証券コード:64170
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第54期

第55期

第56期

第57期

第58期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

88,558

78,416

58,129

84,857

157,296

経常利益

(百万円)

22,300

13,476

7,488

22,257

59,341

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

13,384

13,045

5,749

18,466

46,893

包括利益

(百万円)

12,039

11,114

8,306

17,951

47,009

純資産額

(百万円)

337,377

269,521

268,887

270,120

310,259

総資産額

(百万円)

399,585

325,232

292,104

309,213

365,950

1株当たり純資産額

(円)

4,139.74

4,380.33

4,365.81

4,609.23

5,311.78

1株当たり当期純利益

(円)

164.88

183.43

93.97

305.06

807.52

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

156.49

172.69

93.08

302.11

798.73

自己資本比率

(%)

84.1

82.4

91.4

86.8

84.3

自己資本利益率

(%)

4.0

4.3

2.1

6.9

16.3

株価収益率

(倍)

25.6

17.1

31.2

11.1

6.8

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

16,828

18,971

10,563

22,707

35,103

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

4,367

21,748

29,638

8,877

6,655

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

12,183

79,223

29,177

16,890

7,163

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

274,295

192,294

203,318

218,012

252,609

従業員数

(人)

982

957

964

906

864

 

(注) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第57期の期首から適用しており、第57期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等 

 

回次

第54期

第55期

第56期

第57期

第58期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

80,724

67,913

54,666

68,063

134,284

経常利益

(百万円)

23,036

8,813

8,336

18,019

48,275

当期純利益

(百万円)

14,660

8,274

7,023

17,760

40,585

資本金

(百万円)

14,840

14,840

14,840

14,840

14,840

発行済株式総数

(株)

89,597,500

69,597,500

69,597,500

69,597,500

66,339,100

純資産額

(百万円)

325,782

253,175

253,851

254,397

288,257

総資産額

(百万円)

386,664

308,516

277,242

289,709

335,486

1株当たり純資産額

(円)

3,996.91

4,113.10

4,120.05

4,339.34

4,932.85

1株当たり配当額

 

150.00

150.00

150.00

100.00

150.00

(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

75.00

75.00

75.00

50.00

60.00

1株当たり当期純利益

(円)

180.60

116.35

114.79

293.40

698.90

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

171.42

109.47

113.69

290.56

691.29

自己資本比率

(%)

83.9

81.6

90.9

87.3

85.4

自己資本利益率

(%)

4.5

2.9

2.8

7.0

15.1

株価収益率

(倍)

23.4

27.0

25.6

11.6

7.9

配当性向

(%)

83.1

128.9

130.7

34.1

21.5

従業員数

(人)

778

775

784

757

737

株主総利回り

(%)

116.5

91.9

90.2

105.2

166.1

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

95.0

85.9

122.1

124.6

131.8

最高株価

(円)

4,810

4,520

3,205

3,590

5,730

最低株価

(円)

3,645

2,824

2,566

2,577

3,350

 

(注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第57期の期首から適用しており、第57期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

 

2 【沿革】

年月

主たる沿革

1966年4月

株式会社中央製作所設立(本社 愛知県名古屋市)。

 

名古屋工場、東京支店、大阪支店、本社業務部(現本社)を開設。

1966年5月

株式会社三共製作所に商号変更。

1966年11月

株式会社三共に商号変更。

1968年11月

九州地区の販売拠点として福岡市に九州支店(現福岡支店)を開設。

1969年4月

北海道地区の販売拠点として札幌市に札幌支店を開設。

1970年9月

中国・山陰地区の販売拠点として広島市に広島支店を開設。

1970年11月

東北地区の販売拠点として仙台市に仙台支店を開設。

1971年4月

北関東・信越地区の販売拠点として群馬県桐生市に北関東支店(現群馬県高崎市)を開設。

1971年5月

中部・北陸地区の販売拠点として名古屋市に名古屋支店を開設。

1975年11月

生産拡大のため群馬県桐生市に桐生工場を開設。

1980年7月

超特電機「フィーバー」を発売。

1981年4月

本社を群馬県桐生市に移転。

1984年7月

神奈川・京浜地区の販売拠点として横浜市に横浜支店を開設。

1991年4月

単位株制度の導入等のため、三共産業株式会社に吸収合併され、同日付をもって商号を株式会

 

社三共に変更。

1991年8月

定款上の商号を株式会社SANKYOに変更。

1991年10月

社団法人日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録。

1992年3月

三共化成株式会社(現株式会社三共エクセル(現連結子会社))を買収。

1992年4月

株式会社ダイワ電機製作所(現株式会社三共エクセル(現連結子会社))を買収。

1994年9月

ホール向けPOSシステム等のシステム機器販売開始に伴い、パールライン事業部をパーラー事業

 

部に組織変更。

1995年8月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1996年3月

株式会社大同(現株式会社ビスティ(現連結子会社))を買収。

1997年4月

研究開発体制の強化のため商品本部を新設。

1997年9月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2001年4月

群馬県伊勢崎市に三和工場を開設、生産拠点を桐生工場より移転。

2005年10月

三共化成株式会社(存続会社)が株式会社ダイワ電機製作所と合併し株式会社三共エクセル(現

 

連結子会社)に商号変更。

2006年7月

管理機能の強化のため管理本部を新設。

2007年4月

知的財産本部を新設。

2008年4月

CEO、COO体制、執行役員制度を導入。

 

内部監査室を新設。

2008年8月

本社を東京都渋谷区に移転。

2009年6月

東京都渋谷区に研究開発棟完成。

2010年4月

商品本部に商品戦略室を新設(2020年4月商品戦略部へ名称変更)。

2011年4月

商品本部にPS開発部を新設。

2012年3月

株式会社ジェイビー(現連結子会社)を買収。

2012年9月

NET企画室を新設。

2017年4月

商品本部に商品企画部を新設。

 

事業企画部を新設。

2018年4月

商品本部に業務部を新設。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

 

 

3 【事業の内容】

(1) 当社の企業集団は株式会社SANKYO(当社)及び子会社5社(当連結会計年度末現在)並びに関連会社2社で構成されております。

当社グループが営んでいる事業内容、主な関係会社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

 

区分

事業内容

会社名

パチンコ機関連事業

パチンコ機、パチンコ機ゲージ盤の製造
販売、関連部品販売及びパチンコ機関連
ロイヤリティー収入

㈱SANKYO、㈱三共エクセル、
㈱ビスティ、㈱ジェイビー、
㈱三共プランニング、エンビジョン㈱

パチスロ機関連事業

パチスロ機の製造販売、関連部品販売及び
パチスロ機関連ロイヤリティー収入

補給機器関連事業

パチンコ・パチスロ補給装置、
カードシステム機器、ホール設備周辺機器
販売及び補給機器関連ロイヤリティー収入

㈱SANKYO、㈱三共エクセル

その他

不動産賃貸収入、
一般成形部品販売その他

㈱SANKYO、㈱三共エクセル、
エンビジョン㈱

 

 

(2) 事業の主たる系統図は次のとおりであります。

 


 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合

関係内容

所有
割合
(%)

被所有
割合
(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

  株式会社三共エクセル

群馬県みどり市

250

パチンコ機関連事業
パチスロ機関連事業
補給機器関連事業
その他

100

なし

パチンコ機械の合成樹脂部品の製造及び電子部品の組立を主に担当しております。

  株式会社ビスティ
(注)2

東京都渋谷区

450

パチンコ機関連事業
パチスロ機関連事業

100

なし

独自のブランドで遊技機を製造販売しており、当社は遊技機・部品を供給しております。

  株式会社ジェイビー

東京都渋谷区

364

パチンコ機関連事業
パチスロ機関連事業

100

なし

独自のブランドで遊技機を製造販売しており、当社は部品の供給及び販売業務を担っております。当社の役員1名が役員を兼任しております。

 

(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 株式会社ビスティについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。なお、同社は特定子会社に該当します。

主要な損益情報等

(1) 売上高

48,602

百万円

 

(2) 経常利益

11,958

百万円

 

(3) 当期純利益

8,304

百万円

 

(4) 純資産額

15,968

百万円

 

(5) 総資産額

26,019

百万円

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

パチンコ機関連事業及びパチスロ機関連事業

746

補給機器関連事業

35

その他

6

全社(共通)

77

合計

864

 

(注)1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2 「パチンコ機関連事業」及び「パチスロ機関連事業」の従業員数につきましては、両事業に係わる同一担当者が多くセグメント別の把握が困難であるため、一括して記載しております。

3 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

 従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

737

44.3

18.8

8,053

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

パチンコ機関連事業及びパチスロ機関連事業

625

補給機器関連事業

35

全社(共通)

77

合計

737

 

(注)1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 「パチンコ機関連事業」及び「パチスロ機関連事業」の従業員数につきましては、両事業に係わる同一担当者が多くセグメント別の把握が困難であるため、一括して記載しております。

4 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

当社三和工場にSANKYO労働組合が結成されておりますが、労使関係は安定した状態であり、特記すべき事項はありません。なお、連結子会社においては労働組合の結成はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

 管理職に占める
女性労働者の割合(%)
(注)1

男性労働者の
育児休業取得率(%)
(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

4.0

0.0

71.0

70.9

78.3

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 ② 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1

男性労働者の育児
休業取得率(%)
(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

㈱三共エクセル

0.0

76.3

74.5

83.4

㈱ビスティ

0.0

63.1

63.1

㈱ジェイビー

0.0

0.0

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3 男性労働者の育児休業取得率の「-」は、男性労働者の育児休業取得の対象者がいないことを示しております。

 労働者の男女の賃金の差異の「-」は、女性労働者がいないため、賃金の差異を算定できないことを示しております。

 

 ③ 連結会社

当連結会計年度

管理職に占める
女性労働者の割合(%)
(注)2

男性労働者の
育児休業取得率(%)
(注)3

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)2

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

3.4

0.0

69.9

69.7

79.8

 

(注)1 「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第2条第5号に規定されている連結会社を対象としております。

2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

3 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営方針・経営戦略等

① 経営方針

当社グループは、健全なレジャーの発展と心豊かな社会づくりに貢献するため、パチンコ・パチスロ業界のリーディングカンパニーとしての使命を果たすことを基本理念としております。また、経営資源を高い収益性が見込める遊技機関連事業(パチンコ機関連事業・パチスロ機関連事業・補給機器関連事業)に集中投入することで、遊技産業の活性化と持続的な企業価値の向上を実現してまいります。

 

② セグメントごとの経営戦略

イ.パチンコ機関連事業・パチスロ機関連事業

社是である『創意工夫』の精神のもと、他社が追随できないような「独創的な商品」を提供することで、ファン・パーラーから信頼と支持を獲得し、パチンコ機・パチスロ機の販売台数シェアの向上を目指してまいります。また、収益力強化に向けた取り組みとして、部品の共通化、リサイクル率の向上、開発の効率化等に注力し、販売台数の増加によるトップラインの向上とともに、コスト削減を実現してまいります。

パチンコ機関連事業につきましては、長年にわたり業界トップクラスの販売シェアを確保してきておりますが、更なるシェア向上に向け、3ブランドを活用した多種多様な商品展開、人気シリーズ機の創出により、継続的にファン・パーラーから支持される商品を提供してまいります。

パチスロ機関連事業につきましては、当社グループの成長余力は十分にあると認識しており、経営リソースを確保し、アライアンスの強化、安定した投入タイトル数の実現、ヒットタイトルの創出に取り組み、パチンコ市場と同様に存在感のあるポジションの確保を目指してまいります。

 

ロ.補給機器関連事業

補給機器をはじめ、内装施工、パーラーの運営に必要な様々な製品を取り扱っており、遊技機の提供とあわせワンストップサービスを提供できる体制を強みとし、パーラーのニーズに最大限応えられるよう取り組んでまいります。

 

 

(2) 目標とする経営指標

当社グループは、パチンコ・パチスロ市場でのシェア拡大により業界における確固たる地位を構築することで、安定的かつ永続的な成長を目指しております。その成果は売上高営業利益率に反映されるものと考えており、売上高営業利益率の向上を目標として、商品企画・開発・生産・販売の競争力を高めるための様々な施策を検討・実施しております。また、広告宣伝の効率化、使用部材の共通化、物流の合理化などのコストダウン策にも継続的に取り組んでまいります。

直近3期における売上高営業利益率の推移は下表に示すとおりです。なお、2023年3月期につきましては、パチンコ機関連事業及びパチスロ機関連事業における販売シェアの伸長を主因とする売上高の大幅な増加により、近年にない高水準の売上高営業利益率を達成することができました。今後につきましても、パチンコ機及びパチスロ機の販売シェアの向上に努め、売上高営業利益率の維持・向上を目指してまいります。

 

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高営業利益率(%)

11.3

25.2

37.2

 

 

(3) 会社の対処すべき課題

パチンコ・パチスロ業界は、依然としてパーラー店舗数及び遊技機設置台数の減少が進んでいるものの、先行して登場しているスマートパチスロ機がファン・パーラーに支持され、パチスロ市場が盛り上がりを見せており、明るい兆しが見え始めております。続く2023年4月よりスマートパチンコ機も登場し、いよいよスマート遊技機の普及が本格化してまいりました。これらスマート遊技機の普及により、パーラーにおいては、運営上のコスト削減や出店場所、遊技機のレイアウトの多様化が進み、ファン人口の増加、パーラーの新規出店、遊技機設置台数の増加が期待され、厳しい環境が続くパチンコ・パチスロ業界の活性化の契機になるものと考えております。

このような環境下、当社グループでは、スマート遊技機への移行を産業の発展と当社グループのさらなる成長の契機とするため、現行のパチンコ機・パチスロ機とともにスマート遊技機の開発を推進し、リーディングカンパニーとして社会的使命を果たしてまいります。一方、近年の販売シェア向上の礎となったブランド力について、主力事業であるパチンコ機関連事業においては、市場での人気が定着している「機動戦士ガンダム」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなどの主力タイトルを軸に、新規タイアップ機の積極的な展開を進め、多様化するファンのニーズに応えることでブランド力の維持・向上を目指してまいります。また、パチスロ機関連事業におきましても、ファン・パーラーからの信頼と支持を積み上げ、当社グループの存在感とともに販売シェアを高めてまいります。

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、発生の可能性があるリスクのすべてを網羅したものではありません。

 

(市場環境の変化)

当社グループの主たる事業である遊技機及び補給機器等の販売における主な顧客はパーラーです。パーラーの経営環境悪化及びそれに伴う需要の縮小や市場構造の変化は当社グループの販売成績を左右する要因になります。

特に昨今はパーラーの遊技機に対する評価の目は厳しく、ファンを飽きさせないような人気が長続きする商品を厳選導入する機運が強まり、その他大半の商品は十分な注目を集めるに至っておりません。当社グループでは商品競争力の強化を図りシェアの拡大につなげることを目指しておりますが、遊技機の開発には1年から2年前後の期間を要するため、開発着手後の市場ニーズの変化に柔軟に対応できなかった場合や、他社の人気商品などと販売時期が重なった場合、当社グループの販売計画や経営成績等が影響を受ける可能性が考えられます。

 

(法的規制について)

当社グループが主たる事業とする遊技機の開発、製造及び販売に関しては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」など様々な法規制・基準があり、これに則った厳正な運用が求められております。従って、法規制等に重大な変更が加えられた場合、当社グループの販売、経営成績等に影響を及ぼす可能性があると考えられます。

 

(知的財産権について)

近年では、著名人やアニメ、人気キャラクターなどとタイアップした遊技機が主流となっております。こうした流れにおいて、採用キャラクターなどの肖像権や著作権といった知的財産権の取扱いが増えるに従って、知的財産を巡る係争も増加しております。

当社グループでは、「知的財産本部」を中心にして、キャラクター等の取扱いにあたっては十分な調査を実施し、当該係争を回避するため細心の注意を払っております。ただし、今後当社の認識しない新たな知的財産権が成立した場合には、当該権利保有者による損害賠償の請求などに至る危険性も否定できません。その際、当社側に侵害行為が認められた場合には、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。

 

(新機種の開発について)

パチンコ及びパチスロ等遊技機の製造及び販売に当たっては、一般財団法人保安通信協会(保通協)等、国家公安委員会が指定する試験機関が風営法施行規則等に基づいて実施する型式試験に適合する必要があります。昨今のファンニーズの高度化や遊技機の技術構造の進化への対応が必要となる一方で、型式試験の期間が長期間に亘ったり、適合に至らなかった場合、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性も考えられます。当社グループといたしましては、長年培ってきた商品の開発技術力やノウハウを活かして、当初計画に即した順調な新機種投入に努めてまいります。

 

 

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響

当社グループの主要販売先である全国のパーラーにおいては、新型コロナウイルス感染症により、稼働の低下による厳しい経営環境を余儀なくされておりましたが、ウィズコロナの下で行動制限の緩和などが行われたことで、パーラーの稼働状況は改善傾向にあります。今後、新型コロナウイルス感染症が再び拡大した場合、パチンコ機関連事業・パチスロ機関連事業においては遊技機の販売、補給機器関連事業においては内装施工、補給機器等の受注に影響を及ぼす可能性があります。

一方、部材の調達状況においては、世界的な半導体等の電子部品の逼迫状況が改善しつつある中、当社グループでは、引き続き部品の先行発注、代替品の手配に注力することで、遊技機の販売台数や販売スケジュールなどへの影響を最小限に留めてまいります。さらに、状況に応じてテレワークの実施により役職員の出社を抑えるとともに、社内外の打ち合わせにウェブ会議システムを活用することにより、各事業の進捗に遅延が生じないよう取り組んでおります。

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

(1) 経営成績

当連結会計年度におけるわが国経済は、ウィズコロナの下で行動制限の緩和など、各種政策が進められ、社会経済活動が正常化に向かい景気の持ち直しが期待されているものの、世界的な金融引き締めに伴う海外景気の下振れリスクや、資源価格の高騰、円安の進行による物価上昇を背景に、先行きは不透明な状況にあります。

当パチンコ・パチスロ業界では、2022年1月末を期限とする旧規則機の撤去に伴う入替需要の反動減、及び半導体等の電子部品不足の影響などを受け、パチンコ機・パチスロ機の総販売台数は前年度を下回る結果となりました。しかしながら、パチンコ機は安定した稼働状況と購買需要で推移しており、パチスロ機は、ゲーム性が拡充された6.5号機や、遊技メダルを必要としないスマートパチスロ機の登場により市場が盛り上がりを見せております。

こうした中、当社グループでは、パチンコ機関連事業におきましては、実績のあるシリーズ機を始め、新規タイアップ機を織り交ぜ、ファンの多様な嗜好に沿った商品展開を行い、近年投入した商品の稼働貢献によるブランド力向上も追い風となって、パチンコ機の販売台数が前期比6割増となり、2位以下を大きく引き離してトップシェアに返り咲くことができました。また、パチスロ機関連事業におきましては、業界最速投入となったSANKYOブランドのスマートパチスロ機第一弾「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」が、パーラーの期待に応える稼働を見せヒット機種となったことから、パチスロ機の販売台数が前期比2.3倍となり、販売シェアの向上を果たすことができました。

以上の結果、売上高1,572億円前期比85.4%増)、営業利益585億円同174.1%増)、経常利益593億円同166.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益については、投資有価証券の売却による特別利益の計上もあり468億円同153.9%増)となりました。

目標とする経営指標である売上高営業利益率は、パチンコ機・パチスロ機の販売台数の増加による利益率の改善と、原価の低減及び販管費の抑制等のコスト削減により、前連結会計年度の25.2%から12.0ポイント増加し37.2%となりました。

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

(パチンコ機関連事業)

パチンコ機関連事業につきましては、新規10タイトル(リユース機等を除く)を発売いたしました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」(2022年8月)、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」(2022年9月)、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202 -ONLY ONE-」(2022年7月)、「ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」(2022年12月)、JBブランドの「フィーバークィーンRUSH」(2022年11月)であります。

以上の結果、売上高1,225億円前期比70.6%増)、営業利益542億円同124.6%増)、販売台数268千台となりました。

 

(パチスロ機関連事業)

パチスロ機関連事業につきましては、SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」(2022年7月)、スマートパチスロ機第一弾「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」(2022年11月)、Bistyブランドの「パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン」(2023年3月)の3タイトルであります。

以上の結果、売上高225億円前期比153.6%増)、営業利益92億円同682.6%増)、販売台数51千台となりました。

(補給機器関連事業)

補給機器関連事業につきましては、パーラーにおいてスマートパチスロ機の導入に伴う設備投資が活発に行われたことから、売上高119億円前期比207.9%増)、営業利益7億円同540.9%増)となりました。

(その他)

その他につきましては、売上高1億円前期比16.6%減)、営業利益21百万円同49.0%減)となりました。

 

生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。

① 生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同期比(%)

パチンコ機関連事業

129,401

167.8

パチスロ機関連事業

23,141

254.7

補給機器関連事業

11,993

307.9

合計

164,536

182.6

 

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

2 金額は、販売価格によっております。

 

② 受注実績

当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

パチンコ機関連事業

135,170

174.2

22,712

224.5

パチスロ機関連事業

30,289

381.6

7,737

補給機器関連事業

14,477

372.7

2,684

1,337.5

合計

179,937

201.2

33,135

321.1

 

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

2 金額は、販売価格によっております。

 

③ 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同期比(%)

パチンコ機関連事業

122,576

170.6

パチスロ機関連事業

22,551

253.6

補給機器関連事業

11,993

307.9

その他

175

83.4

合計

157,296

185.4

 

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

(2) 財政状態

当連結会計年度末の総資産は3,659億円であり、前連結会計年度末と比べ567億円増加しました。これは主に、現金及び預金が54億円減少となりましたが、有価証券が399億円、受取手形が67億円、有償支給未収入金が51億円、売掛金が41億円、原材料及び貯蔵品が41億円、商品及び製品が18億円それぞれ増加したことによるものであります。

負債は556億円であり、前連結会計年度末と比べ165億円増加しました。これは主に、電子記録債務が104億円減少となりましたが、未払法人税等が152億円、支払手形及び買掛金が57億円、未払金(流動負債「その他」に含む)が39億円、有償支給取引に係る負債(流動負債「その他」に含む)が13億円それぞれ増加したことによるものであります。

純資産は前連結会計年度末と比べ401億円増加しました。これは主に、配当金の支払い63億円、自己株式の取得7億円を計上した一方、親会社株主に帰属する当期純利益を468億円計上したことによるものであります。なお、2022年5月12日開催の取締役会において決議された、会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却につきましては、2022年5月31日に実施しております。この結果、純資産は3,102億円となり、自己資本比率は2.5ポイント減少し、84.3%となりました。

セグメント別の資産は次のとおりであります。

パチンコ機関連事業の資産は1,391億円となり、前連結会計年度末と比べ104億円増加しました。

パチスロ機関連事業の資産は213億円となり、前連結会計年度末と比べ46億円増加しました。

補給機器関連事業の資産は84億円となり、前連結会計年度末と比べ14億円増加しました。

これら当社主力事業セグメントは製品及びサービスを販売する市場・顧客が共通しており、当連結会計年度においてはパチンコ機関連事業が前期比70.6%増収、パチスロ機関連事業が前期比153.6%増収、補給機器関連事業が前期比207.9%増収となったことを受けて上記のような資産の変動となっております。

 

(3) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末と比べ345億円増加し2,526億円となりました。 

営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ123億円増加351億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益662億円、未払消費税等の増加額32億円、減価償却費18億円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額108億円、投資有価証券売却益70億円、棚卸資産の増加額67億円、有償支給未収入金の増加額51億円、法人税等の支払額45億円によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ22億円減少66億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、有価証券の償還による収入600億円、投資有価証券の売却による収入90億円であり、支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出600億円、有形固定資産の取得による支出26億円によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ97億円増加し71億円の資金の支出となりました。これは主に、配当金の支払額63億円、自己株式の取得による支出7億円によるものであります。

当社グループの運転資金の主な内容は、材料仕入、支払販売手数料、研究開発費等の製造費、販売費及び一般管理費等営業費用であります。主な設備投資の計画については、第3「設備の状況」3「設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。

当社グループの運転資金及び設備投資資金については、原則として内部資金により調達することとしております。また、当社グループは健全な財務状態、活発な営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力によって、将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能であると考えております。

 

 

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

5 【経営上の重要な契約等】

(1) 販売契約等

契約会社名

相手方の名称

契約品目

契約内容

契約期間

株式会社ビスティ

フィールズ株式会社

パチンコ機

販売委託契約

2013年10月1日から

2014年9月30日まで

以降1年毎の自動更新

株式会社ビスティ

フィールズ株式会社

パチスロ機

遊技機販売取引基本契約

2013年10月1日から

2014年9月30日まで

以降1年毎の自動更新

 

 

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

  2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数
(人)

建物
及び構築物

機械装置
及び運搬具

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

合計

三和工場

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

922

366

165

2,972

(65,913.68)

4,428

78

パチスロ機

関連事業

㈱ビスティ

三和工場

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

[141]

[56]

[25]

[456]

(10,120.10)

[679]

0

パチスロ機

関連事業

商品本部

知的財産本部

(東京都渋谷区)

パチンコ機

関連事業

研究開発設備

1,535

0

2,540

6,376

(2,093.77)

10,452

270

パチスロ機

関連事業

パーラー事業部

(東京都台東区)

補給機器

関連事業

販売設備

187

0

671

(314.94)

859

35

支店・営業所

(東京都台東区他22ヶ所)

パチンコ機

関連事業

販売設備

732

26

1,840

(4,239.19)

2,599

250

パチスロ機

関連事業

SANKYO第2ビル

(東京都渋谷区)

全社(共通)

事務所

671

0

1,963

(595.06)

2,635

0

㈱ジェイビー

伊勢崎三室工場

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

[47]

[141]

(7,155.37)

[188]

0

パチスロ機

関連事業

伊勢崎三室工場内倉庫

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

倉庫

1

3

(152.74)

4

0

パチスロ機

関連事業

本社

(東京都渋谷区)

パチンコ機

関連事業

その他の設備

12

8

311

331

104

パチスロ機

関連事業

全社(共通)

 

(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。

2 上記中[ ]は、連結会社への賃貸設備であります。

3 帳簿価額には、建設仮勘定は含まれておりません。

4 上記の他、連結会社以外からの主要な賃借設備の内容は、下記のとおりであります。

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
 (百万円)

本社

(東京都渋谷区)

パチンコ機

関連事業

事務所

599

パチスロ機

関連事業

全社(共通)

 

 

(2) 国内子会社

  2023年3月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備
の内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数
(人)

建物
及び構築物

機械装置
及び運搬具

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

合計

㈱三共エクセル

本社及び工場

(群馬県みどり市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

787

110

34

953

(28,772.09)

1,886

117

パチスロ機

関連事業

補給機器

関連事業

その他

㈱ビスティ

三和工場

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

0

3

0

3

4

パチスロ機

関連事業

㈱ジェイビー

伊勢崎三室工場

(群馬県伊勢崎市)

パチンコ機

関連事業

製造設備

1

4

0

5

1

パチスロ機

関連事業

 

(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

144,000,000

合計

144,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年6月30日)

上場金融商品取引所名
又は登録認可金融商品
取引業協会名

内容

普通株式

66,339,100

66,339,100

 東京証券取引所
プライム市場

単元株式数は100株

合計

66,339,100

66,339,100

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

決議年月日

2014年7月4日

2015年7月3日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役4名

当社執行役員8名

当社子会社取締役11名

当社取締役3名

当社執行役員12名

当社子会社取締役12名

新株予約権の数 ※

621個(注)1

[607]

620個(注)1

[600]

新株予約権の目的となる株式の種類、
内容及び数 ※

普通株式 62,100株(注)1

[60,700]

普通株式 62,000株(注)1

[60,000]

新株予約権の行使時の払込金額 ※

1円

1円

新株予約権の行使期間 ※

2014年7月23日から

2064年7月22日まで

2015年7月24日から

2065年7月23日まで

新株予約権の行使により株式を発行する

場合の株式の発行価格及び資本組入額 ※

発行価格   2,955円

資本組入額 (注)2

発行価格   3,466円

資本組入額 (注)2

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項 ※

(注)4

(注)4

 

 

 

決議年月日

2016年7月5日

2017年7月5日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役3名

当社執行役員11名

当社子会社取締役14名

当社取締役3名

当社執行役員11名

当社子会社取締役14名

新株予約権の数 ※

729個(注)1

[703]

729個(注)1

[703]

新株予約権の目的となる株式の種類、
内容及び数 ※

普通株式 72,900株(注)1

[70,300]

普通株式 72,900株(注)1

[70,300]

新株予約権の行使時の払込金額 ※

1円

1円

新株予約権の行使期間 ※

2016年7月22日から

2066年7月21日まで

2017年7月22日から

2067年7月21日まで

新株予約権の行使により株式を発行する

場合の株式の発行価格及び資本組入額 ※

発行価格   2,827円

資本組入額 (注)2

発行価格   2,629円

資本組入額 (注)2

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項 ※

(注)4

(注)4

 

 

決議年月日

2018年7月4日

2019年7月4日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役3名

当社執行役員11名

当社子会社取締役17名

当社取締役3名

当社執行役員11名

当社子会社取締役17名

新株予約権の数 ※

587個(注)1

[567]

617個(注)1

[596]

新株予約権の目的となる株式の種類、
内容及び数 ※

普通株式 58,700株(注)1

[56,700]

普通株式 61,700株(注)1

[59,600]

新株予約権の行使時の払込金額 ※

1円

1円

新株予約権の行使期間 ※

2018年7月21日から

2068年7月20日まで

2019年7月20日から

2069年7月19日まで

新株予約権の行使により株式を発行する

場合の株式の発行価格及び資本組入額 ※

発行価格   3,505円

資本組入額 (注)2

発行価格   3,040円

資本組入額 (注)2

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項 ※

(注)4

(注)4

 

 

決議年月日

2020年7月2日

2021年7月5日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役4名

当社執行役員11名

当社子会社取締役11名

当社取締役3名

当社執行役員10名

当社子会社取締役8名

新株予約権の数 ※

955個(注)1

[921]

900個(注)1

[849]

新株予約権の目的となる株式の種類、
内容及び数 ※

普通株式 95,500株(注)1

[92,100]

普通株式 90,000株(注)1

[84,900]

新株予約権の行使時の払込金額 ※

1円

1円

新株予約権の行使期間 ※

2020年7月18日から

2070年7月17日まで

2021年7月22日から

2071年7月21日まで

新株予約権の行使により株式を発行する

場合の株式の発行価格及び資本組入額 ※

発行価格   1,992円

資本組入額 (注)2

発行価格   1,861円

資本組入額 (注)2

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項 ※

(注)4

(注)5

 

 

 

決議年月日

2022年7月5日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役3名

当社執行役員14名

当社子会社取締役6名

新株予約権の数 ※

864(注)1

[823]

新株予約権の目的となる株式の種類、
内容及び数 ※

普通株式 86,400株(注)1

[82,300]

新株予約権の行使時の払込金額 ※

1円

新株予約権の行使期間 ※

2022年7月22日から

2072年7月21日まで

新株予約権の行使により株式を発行する

場合の株式の発行価格及び資本組入額 ※

発行価格   3,388円

資本組入額 (注)2

新株予約権の行使の条件 ※

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項 ※

(注)5

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1 本新株予約権1個当たりの目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は、当社普通株式100株とする。
なお、付与株式数は、本新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下株式分割の記載につき同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割又は株式併合の比率

     調整後付与株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときは、その効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金又は準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割の基準日とする場合、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡ってこれを適用する。

          また、当社が、割当日後、合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で、付与株式数を適切に調整することができるものとする。

2(1) 本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とする。計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。    

(2) 本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記(1)記載の資本金等増加限度額から、上記(1)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

3(1) 新株予約権者は、上記「新株予約権の行使期間」の期間内において、当社及び当社の関係会社の取締役、監査役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から10日(10日目が休日に当たる場合には前営業日)を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使することができるものとする。

(2) 新株予約権者は、上記(1)の規定にかかわらず、当社が消滅会社となる合併契約又は当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当該承認日の翌日から30日間に限り、新株予約権を行使できるものとする。ただし、下記(注)4または(注)5に定める組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除くものとする。

(3) 新株予約権者が死亡した場合は、新株予約権者の相続人は本新株予約権を承継し、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約の規定及び当社が別途定める条件に従って、また、当該相続人が当該新株予約権割当契約の規定に従うことを合意することを条件として、新株予約権者が死亡した日から1年間に限り承継した新株予約権を行使できるものとする(ただし、当該新株予約権者から本新株予約権を相続により承継した相続人による当該本新株予約権の行使の機会は、当該相続人全員で1回に限るものとする。)。なお、新株予約権者に相続人がいない場合には、当該新株予約権者の死亡と同時に当該新株予約権者の有していた未行使の新株予約権全部は行使できなくなるものとする。

(4) 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

(5) 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

(6) 本新株予約権の割当てを受けた者が、割当日における地位に応じた以下に定める任期(以下、「予定任期」という。)中に、当社及び当社の関係会社の取締役、監査役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した場合、割り当てられた新株予約権のうち、予定任期の開始日(ただし、当該日より後に割当日における地位に就任した場合は就任日)から当該地位喪失日の属する月までの月数(ただし、月の15日までに地位を喪失した場合はその月を含めないものとして計算する。以下、「在任月数」という。)に応じて、次の算式により算出された個数(1個未満の端数については、これを切り捨てるものとする。)の新株予約権は行使できないものとする。ただし、予定任期中に新株予約権者が死亡し、又はやむを得ない事由によって退任した場合には、当該期間の全部又は一部をその在任月数として計算することができる。

2022年7月5日開催の取締役会において決議されたもの

当社及び当社の子会社の取締役の任期  2022年7月1日から2023年6月30日まで
当社の執行役員の任期                2022年4月1日から2023年3月31日まで

行使できない  新株予約権の個数

12か月-在任月数

×

当社及び当社の子会社の取締役、当社の執行役員に割当てられた新株予約権の個数

12か月

 

(7) その他の条件は、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約の定めるところによる。

4 当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

 新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

 再編対象会社の普通株式とする。

(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

 組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)1に準じて決定する。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

 交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。

(5) 新株予約権を行使することができる期間

 上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとする。

(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

 上記(注)2に準じて決定する。

(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限

 譲渡による取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(8) その他新株予約権の行使の条件

 上記(注)3に準じて決定する。

(9) 新株予約権の取得事由及び条件

 以下の事項に準じて決定する。

①  当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画、当社が発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款変更、又は新株予約権の目的である種類の株式の内容として譲渡による当該種類の株式の取得について当社の承認を要することもしくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款変更について株主総会の承認(株主総会の承認を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもって、本新株予約権の全部を無償で取得することができる。

②  新株予約権者が権利行使をする前に、上記(注)3に定める規定により本新株予約権の行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができる。

 (10) その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

5 当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

 新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

 再編対象会社の普通株式とする。

(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

 組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)1に準じて決定する。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

 交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。

(5) 新株予約権を行使することができる期間

 上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとする。

(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

 上記(注)2に準じて決定する。

(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限

 譲渡による取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(8) その他新株予約権の行使の条件

 上記(注)3に準じて決定する。

(9) その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
(百万円)

資本金残高
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

2019年12月30日(注)

△20,000,000

69,597,500

14,840

23,750

2022年5月31日(注)

△3,258,400

66,339,100

14,840

23,750

 

(注) 自己株式の消却による減少であります。

 

(5) 【所有者別状況】

  2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

24

26

144

319

22

8,675

9,210

所有株式数
(単元)

89,880

17,522

130,521

176,415

25

247,993

662,356

103,500

所有株式数の割合(%)

13.57

2.65

19.71

26.63

0.00

37.44

100.00

 

(注)1 自己株式8,275,662株は、「個人その他」の中に82,756単元、「単元未満株式の状況」の中に62株含まれております。

2 証券保管振替機構名義の株式が「その他の法人」の中に31単元、「単元未満株式の状況」の中に60株含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

5,447

9.38

株式会社マーフコーポレーション

東京都港区南青山七丁目1番29号
(201)

5,346

9.20

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋一丁目4番10号

4,574

7.87

毒 島 秀 行

東京都渋谷区

3,876

6.67

毒 島 章 子

群馬県桐生市

1,976

3.40

赤 石 典 子

群馬県桐生市

1,906

3.28

株式会社日本カストディ銀行
(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

1,859

3.20

株式会社UH Partners 2

東京都豊島区南池袋二丁目9番9号

1,625

2.79

BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC
(常任代理人  株式会社三菱UFJ銀行)

240 GREENWICH STREET, NEW YORK,
NEW YORK 10286 U.S.A.
(東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
決済事業部)

1,235

2.12

株式会社りそな銀行

大阪府大阪市中央区備後町二丁目2番1号

937

1.61

合計

28,784

49.57

 

(注)1 所有株式数は千株未満、発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は小数点第2位未満を切り捨てて表示しております。

  2 上記のほか当社所有の自己株式8,275千株があります。

3 上記所有株式のうち、信託業務等に係る株式数は以下のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

5,447千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

1,859千株

 

4 前事業年度末現在主要株主であった株式会社マーフコーポレーションは、当事業年度末では主要株主ではなくなりました。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

98,013

92,610

 

 

受取手形

9,189

15,905

 

 

売掛金

8,040

12,200

 

 

有価証券

134,999

174,999

 

 

商品及び製品

1,908

3,760

 

 

仕掛品

22

801

 

 

原材料及び貯蔵品

5,889

10,029

 

 

有償支給未収入金

4,671

9,802

 

 

その他

2,126

1,704

 

 

貸倒引当金

1

17

 

 

流動資産合計

264,859

321,797

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

※2 14,043

※2 13,954

 

 

 

 

減価償却累計額

8,585

8,598

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

5,457

5,355

 

 

 

機械装置及び運搬具

※2 7,367

※2 7,363

 

 

 

 

減価償却累計額

6,930

6,813

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

436

550

 

 

 

工具、器具及び備品

13,004

12,678

 

 

 

 

減価償却累計額

10,637

9,615

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

2,367

3,062

 

 

 

土地

17,687

17,477

 

 

 

建設仮勘定

30

217

 

 

 

有形固定資産合計

25,980

26,663

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

164

178

 

 

 

無形固定資産合計

164

178

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※1 13,288

※1 11,436

 

 

 

長期貸付金

61

55

 

 

 

繰延税金資産

4,127

5,099

 

 

 

その他

743

748

 

 

 

貸倒引当金

12

29

 

 

 

投資その他の資産合計

18,209

17,311

 

 

固定資産合計

44,353

44,153

 

資産合計

309,213

365,950

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

8,539

14,301

 

 

電子記録債務

10,454

-

 

 

未払法人税等

4,299

19,578

 

 

契約負債

4

15

 

 

賞与引当金

734

781

 

 

株主優待引当金

122

151

 

 

資産除去債務

2

-

 

 

その他

6,789

12,351

 

 

流動負債合計

30,946

47,180

 

固定負債

 

 

 

 

退職給付に係る負債

4,911

4,967

 

 

資産除去債務

73

75

 

 

その他

3,162

3,467

 

 

固定負債合計

8,147

8,510

 

負債合計

39,093

55,691

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

14,840

14,840

 

 

資本剰余金

23,750

23,750

 

 

利益剰余金

264,842

293,670

 

 

自己株式

40,558

29,602

 

 

株主資本合計

262,874

302,658

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

5,646

5,791

 

 

退職給付に係る調整累計額

1

30

 

 

その他の包括利益累計額合計

5,645

5,761

 

新株予約権

1,600

1,839

 

純資産合計

270,120

310,259

負債純資産合計

309,213

365,950

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 84,857

※1 157,296

売上原価

37,037

66,380

売上総利益

47,819

90,916

販売費及び一般管理費

※2,※3 26,462

※2,※3 32,383

営業利益

21,357

58,532

営業外収益

 

 

 

受取利息

84

73

 

受取配当金

529

553

 

その他

292

184

 

営業外収益合計

906

811

営業外費用

 

 

 

投資事業組合運用損

3

-

 

その他

2

1

 

営業外費用合計

6

1

経常利益

22,257

59,341

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※4 239

※4 75

 

投資有価証券売却益

3,071

7,004

 

関係会社株式売却益

13

-

 

ゴルフ会員権売却益

5

-

 

特別利益合計

3,330

7,079

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※5 21

※5 22

 

固定資産廃棄損

※6 32

※6 117

 

関係会社株式評価損

2

-

 

ゴルフ会員権売却損

2

-

 

ゴルフ会員権評価損

4

-

 

減損損失

-

※7 22

 

特別損失合計

64

162

税金等調整前当期純利益

25,523

66,259

法人税、住民税及び事業税

5,406

20,388

法人税等調整額

1,651

1,023

法人税等合計

7,057

19,365

当期純利益

18,466

46,893

親会社株主に帰属する当期純利益

18,466

46,893

 

1 報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、パチンコ遊技機・パチスロ遊技機の製造・販売、パチンコ・パチスロ補給装置等の設置・販売を主力事業として展開していることから、「パチンコ機関連事業」、「パチスロ機関連事業」、「補給機器関連事業」の3つを報告セグメントとしております。

「パチンコ機関連事業」は、パチンコ機、パチンコ機ゲージ盤、関連部品の製造・販売及び関連ロイヤリティー事業、「パチスロ機関連事業」は、パチスロ機、関連部品の製造・販売及び関連ロイヤリティー事業、「補給機器関連事業」は、パチンコ・パチスロ補給装置、カードシステム機器、ホール設備周辺機器の設置・販売及び関連ロイヤリティー事業を行っております。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

87,498

71,540

 

 

受取手形

4,780

7,986

 

 

売掛金

※1 5,049

※1 13,595

 

 

有価証券

134,999

174,999

 

 

商品及び製品

1,941

3,766

 

 

仕掛品

22

801

 

 

原材料及び貯蔵品

4,124

6,305

 

 

前渡金

155

27

 

 

前払費用

※1 1,079

※1 1,168

 

 

有償支給未収入金

※1 5,746

※1 11,301

 

 

その他

※1 566

※1 467

 

 

貸倒引当金

1

23

 

 

流動資産合計

245,963

291,937

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

4,541

4,507

 

 

 

構築物

65

58

 

 

 

機械及び装置

353

421

 

 

 

運搬具

17

10

 

 

 

工具、器具及び備品

2,168

3,079

 

 

 

土地

16,814

16,604

 

 

 

建設仮勘定

30

217

 

 

 

有形固定資産合計

23,991

24,899

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

119

125

 

 

 

電話加入権

33

33

 

 

 

無形固定資産合計

152

159

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

13,096

11,244

 

 

 

関係会社株式

2,972

2,972

 

 

 

出資金

6

6

 

 

 

長期貸付金

61

55

 

 

 

破産更生債権等

12

28

 

 

 

長期前払費用

59

44

 

 

 

繰延税金資産

2,723

3,486

 

 

 

その他

※1 681

※1 679

 

 

 

貸倒引当金

12

29

 

 

 

投資その他の資産合計

19,602

18,489

 

 

固定資産合計

43,746

43,548

 

資産合計

289,709

335,486

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※1 8,431

※1 15,503

 

 

電子記録債務

※1 13,556

-

 

 

未払金

※1 2,982

※1 7,035

 

 

未払費用

245

245

 

 

未払法人税等

916

15,000

 

 

契約負債

4

15

 

 

前受金

-

1

 

 

預り金

※1 111

※1 297

 

 

前受収益

※1 106

※1 111

 

 

賞与引当金

660

713

 

 

株主優待引当金

122

151

 

 

資産除去債務

2

-

 

 

その他

※1 339

※1 80

 

 

流動負債合計

27,479

39,156

 

固定負債

 

 

 

 

退職給付引当金

4,617

4,627

 

 

資産除去債務

73

75

 

 

長期預り保証金

※1 874

※1 1,111

 

 

その他

2,266

2,258

 

 

固定負債合計

7,832

8,072

 

負債合計

35,312

47,229

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

14,840

14,840

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

23,750

23,750

 

 

 

資本剰余金合計

23,750

23,750

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

2,555

2,555

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

別途積立金

201,501

201,501

 

 

 

 

繰越利益剰余金

45,061

67,581

 

 

 

利益剰余金合計

249,118

271,638

 

 

自己株式

40,558

29,602

 

 

株主資本合計

247,149

280,626

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

5,646

5,791

 

 

評価・換算差額等合計

5,646

5,791

 

新株予約権

1,600

1,839

 

純資産合計

254,397

288,257

負債純資産合計

289,709

335,486

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 68,063

※1 134,284

売上原価

※1 38,595

※1 68,410

売上総利益

29,468

65,873

販売費及び一般管理費

※1,※2 18,595

※1,※2 22,908

営業利益

10,872

42,964

営業外収益

 

 

 

受取配当金

※1 6,703

※1 5,027

 

その他

※1 448

※1 285

 

営業外収益合計

7,152

5,312

営業外費用

6

1

経常利益

18,019

48,275

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

239

73

 

投資有価証券売却益

3,071

7,004

 

関係会社株式売却益

13

-

 

関係会社清算益

457

-

 

ゴルフ会員権売却益

5

-

 

特別利益合計

3,787

7,077

特別損失

 

 

 

固定資産廃棄損

26

77

 

固定資産売却損

21

22

 

関係会社株式評価損

2

-

 

ゴルフ会員権売却損

2

-

 

ゴルフ会員権評価損

4

-

 

減損損失

-

22

 

特別損失合計

58

122

税引前当期純利益

21,748

55,230

法人税、住民税及び事業税

2,152

15,471

法人税等調整額

1,835

826

法人税等合計

3,987

14,645

当期純利益

17,760

40,585