株式会社マースグループホールディングス

Mars Group Holdings Corporation
新宿区新宿一丁目10番7号
証券コード:64190
業界:機械
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1)連結経営指標等

回次

第45期

第46期

第47期

第48期

第49期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

24,345,651

22,562,827

14,760,826

15,103,447

20,346,659

経常利益

(千円)

5,104,193

4,286,020

1,533,397

2,502,710

4,730,297

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

1,094,940

2,300,991

807,016

1,855,121

3,144,848

包括利益

(千円)

286,686

1,571,098

2,026,216

2,901,251

3,951,640

純資産額

(千円)

51,204,851

51,439,818

52,297,036

54,241,998

56,307,370

総資産額

(千円)

59,220,290

58,422,967

57,961,970

60,135,008

63,922,782

1株当たり純資産額

(円)

3,066.15

3,080.23

3,131.56

3,221.26

3,429.37

1株当たり当期純利益

(円)

65.57

137.78

48.32

110.23

190.17

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

86.5

88.0

90.2

90.2

88.1

自己資本利益率

(%)

2.1

4.5

1.6

3.5

5.7

株価収益率

(倍)

33.5

12.4

34.2

15.4

16.0

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

3,652,353

4,217,685

2,599,302

3,567,486

943,985

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

3,056,204

3,703,155

590,489

423,976

2,106,707

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,334,968

1,343,496

1,168,088

1,295,139

2,163,877

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

23,200,404

22,371,032

23,228,825

26,003,862

22,700,571

従業員数

(人)

761

733

718

694

649

[外、平均臨時雇用者数]

[157]

[165]

[127]

[101]

[106]

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」 (企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第48期の期首から適用しており、第48期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

(2)提出会社の経営指標等

回次

第45期

第46期

第47期

第48期

第49期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高及び営業収益

(千円)

7,048,483

3,449,569

2,125,810

2,223,105

1,788,223

経常利益

(千円)

2,467,696

3,158,004

1,767,692

1,936,577

1,284,967

当期純利益

(千円)

1,599,198

2,585,003

1,703,126

1,593,860

1,572,939

資本金

(千円)

7,934,100

7,934,100

7,934,100

7,934,100

7,934,100

発行済株式総数

(千株)

22,720

22,720

22,720

22,720

22,720

純資産額

(千円)

37,766,048

38,338,108

39,826,216

41,313,046

41,774,901

総資産額

(千円)

38,682,590

38,786,652

40,430,186

42,281,009

42,236,191

1株当たり純資産額

(円)

2,261.44

2,295.70

2,384.81

2,453.45

2,544.28

1株当たり配当額

(円)

80.00

80.00

70.00

70.00

70.00

(内1株当たり中間配当額)

(円)

(45.00)

(45.00)

(35.00)

(35.00)

(35.00)

1株当たり当期純利益

(円)

95.76

154.79

101.98

94.70

95.12

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

97.6

98.8

98.5

97.7

98.9

自己資本利益率

(%)

4.2

6.8

4.4

3.9

3.8

株価収益率

(倍)

22.9

11.1

16.2

17.9

32.0

配当性向

(%)

83.5

51.7

68.6

73.9

73.6

従業員数

(人)

8

7

8

8

9

[外、平均臨時雇用者数]

[-]

[-]

[-]

[-]

[-]

株主総利回り

(%)

92.4

76.1

76.4

81.1

138.6

(比較指標:TOPIX 配当込)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,759

2,255

1,817

1,797

3,065

最低株価

(円)

1,996

1,503

1,482

1,504

1,569

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第45期の1株当たり配当額80.00円には、ホールディングス化記念配当10.00円が含まれております。

3.第46期の1株当たり配当額80.00円には、創立45周年記念配当10.00円が含まれております。

4.「収益認識に関する会計基準」 (企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第48期の期首から適用しており、第48期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

1974年9月

東京都新宿区新宿において、各種電子機器の設計・試作並びに製造・販売を目的として株式会社マースエンジニアリングを設立。

1975年12月

カシオ計算機株式会社とシステム機販売特約店契約を締結。

1980年8月

遊技場向け景品管理システムを開発し、販売を開始。

1981年10月

日本電気株式会社とオフコン販売取扱店契約を締結。

1985年2月

玉計数機を開発し、販売を開始。

1987年10月

日本信号株式会社と小型磁気カード・リーダ・ライタの開発、製造並びに販売に関する契約を締結。カード式景品管理システムを開発し、販売を開始。

1989年10月

静岡県御殿場市に東富士工場を開設。

1990年10月

自動払出システムを開発し、販売を開始。

東富士工場を増築。

1992年3月

会員管理対応景品管理システムを開発し、販売を開始。

1993年3月

静岡県三島市に技術センターを開設。

1993年11月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1994年7月

ホールコンピュータを開発し、販売を開始。

1995年10月

静岡県御殿場市にテクノ流通センターを開設。

1996年7月

国際標準化機構の品質管理に関する規格「ISO9001」の認証を取得。

1996年8月

パーソナルシステムを開発し、販売を開始。

1996年9月

東京証券取引所市場第二部上場。

1996年11月

当社のアンテナショップとしてパチンコホール経営を行うために設立された株式会社エー・エム企画を当社グループの関係会社とする。

1996年12月

本社屋が完成し、本社を現在地に移転。

不動産管理及び総合リース業を目的とした株式会社マースコーポレーション(現・連結子会社)を設立。

1997年4月

静岡県裾野市に技術センターを開設。

1997年10月

島補給工事の技術力のある浅間産業株式会社を当社グループの関係会社とする。(1998年9月株式会社アサマエンジニアリングに商号変更)

1998年7月

パチンコサイクルカードシステムを開発し、販売を開始。

1998年10月

ビジネスホテル業を目的とした株式会社ホテルサンルート博多を設立。第三者管理を行うカード管理会社として株式会社カード情報管理センターを設立。

1999年4月

ホテルサンルート博多が完成。

1999年8月

プリペイドカード事業としてのサイクルカードシステム(K1)の販売を開始。

2000年7月

パチンコ周辺機器に技術開発力のある株式会社ウインテックを当社グループの関係会社とする。

2000年9月

東芝ケミカル株式会社からICカード・無線タグの製造に関するRFID事業を譲受け、販売を目的とした株式会社エムアンドティ・カードテクノロジーを設立。

2000年12月

株式会社エー・エム企画は、所期の目的を達成したため、営業を休止。

2001年9月

東京証券取引所の市場第一部に指定。

2002年1月

株式会社エー・エム企画を解散。

2002年3月

株式会社カード情報管理センターが株式会社エムアンドティ・カードテクノロジーを吸収合併。

2002年4月

株式会社カード情報管理センターが株式会社マーステクノサイエンスに商号変更。

株式会社アサマエンジニアリングが株式会社マースラインテックに商号変更。

2002年10月

東富士工場を増築。

2006年1月

商材の企画立案及び拡販を目的として株式会社マースフロンティアを設立。

2006年2月

パーソナルPCシステムを開発し、販売を開始。

2006年3月

東富士工場を増築。

2007年2月

情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001」の認証を取得。

2007年7月

昭和情報機器株式会社と業務及び資本提携。

2008年4月

株式会社マーステクノサイエンスの第三者管理事業を会社分割し、株式会社マースネットワークス(現・連結子会社)を設立。パーソナルPCシステムⅡを開発し、販売を開始。

 

 

2009年3月

環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得。

2009年7月

連結子会社である株式会社ウインテックの株式を取得し、完全子会社化。

 

2009年12月

株式会社東研と業務及び資本提携。

株式会社ホテルサンルート博多が株式会社マースプランニング(現・連結子会社)に商号変更し、本店を東京都新宿区に移転。

2010年4月

株式会社マースコーポレーションのホテル関連事業の一部を株式会社マースプランニングに吸収分割。

2010年10月

当社のホテル関連事業を株式会社マースプランニングに吸収分割。

マースガーデンウッド御殿場が完成。

2011年9月

株式交換により、株式会社東研の株式を取得し、完全子会社化。

2012年2月

株式会社マーステクノサイエンスが株式会社東研を吸収合併し、株式会社マーストーケンソリューション(現・連結子会社)に商号変更。

2012年3月

株式会社マースラインテックを解散。

2012年7月

株式会社ウインテックが株式会社マースウインテック(現・連結子会社)に商号変更。

2014年7月

株式会社マースプランニングが東京銀座に「鉄板焼銀明翠GINZA」、ホテルサンルート博多内に「海鮮処松月亭」の直営レストランを新設。

2015年4月

株式会社マースフロンティアを解散。

2015年10月

株式会社マーストーケンソリューションがマース東研X線検査株式会社を吸収合併。

2016年4月

紙幣計数機を製造販売するコーア株式会社の株式を取得し、完全子会社化。

2016年11月

当社グループ製品のプレス事業を目的とした株式会社マーステクノファクトリーを設立。

2018年4月

コーア株式会社が株式会社マースコーアに商号変更。

2018年10月

純粋持株会社への移行に伴い、当社のアミューズメント関連事業を株式会社マースエンジニアリング(現・連結子会社)に新設分割。

当社は株式会社マースグループホールディングスに商号変更。

2019年4月

株式会社マースエンジニアリングのアミューズメント機器販売事業を株式会社マースシステムズに新設分割。

2020年4月

販売体制強化のため、株式会社マースシステムズ東海及び株式会社マースシステムズ西日本を設立。株式会社マースシステムズが株式会社マースシステムズ東日本(現・連結子会社)に商号変更し、本店を埼玉県さいたま市中央区に移転。

2022年3月

株式会社マースコーアを解散

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年11月

スマート遊技機対応ユニットを開発し、販売を開始

3【事業の内容】

当社グループは当社、子会社12社(連結子会社9社、非連結子会社3社)により構成されており、アミューズメント関連事業、自動認識システム関連事業、ホテル・レストラン関連事業を営んでおります。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。また、報告セグメントと同一の区分であります。

なお、当連結会計年度より従来「ホテル関連事業」としていた報告セグメントの名称を「ホテル・レストラン関連事業」に変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注意事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

(1)アミューズメント関連事業

㈱マースエンジニアリングは、主にアミューズメント施設向け製品の開発・製造・販売を、㈱マースシステムズ東日本、㈱マースシステムズ東海、㈱マースシステムズ西日本は、製品の販売及びアフターサービスを行っております。㈱マースコーポレーションは、リース事業及び不動産賃貸事業、グループ会社の不動産管理事業を行っております。㈱マースネットワークスは、アミューズメント施設のデータ管理を行っております。㈱マースウインテックは、新製品の開発を行っております。

(2)自動認識システム関連事業

㈱マーストーケンソリューションは、RFIDやバーコード等を活用した自動認識システムの提案販売を行っております。

(3)ホテル・レストラン関連事業

㈱マースプランニングは、マースガーデンホテル博多、マースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座等を運営しております。

 

(事業系統図)

以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。

0101010_001.png

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱マースエンジニアリング

(注)2

東京都新宿区

480

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

不動産の賃貸

役員の兼任あり

㈱マースシステムズ東日本

(注)2

埼玉県

さいたま市

100

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マースシステムズ東海

神奈川県

横浜市

100

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マースシステムズ西日本

(注)2

大阪府大阪市

100

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マースコーポレーション

東京都府中市

100

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

資金の貸付

役員の兼任あり

㈱マースネットワークス

(注)2

東京都府中市

 

100

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マースウインテック

長野県埴科郡坂城町

 

100

 

アミューズメント関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マーストーケンソリューション

(注)2

東京都新宿区

480

自動認識システム関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

㈱マースプランニング

東京都新宿区

100

ホテル・レストラン関連事業

100.0

経営指導及び経営管理

役員の兼任あり

(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.㈱マースエンジニアリング、㈱マースシステムズ東日本、㈱マースシステムズ西日本、㈱マースネットワークス、㈱マーストーケンソリューションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

名称

主要な損益情報等

売上高

(百万円)

経常利益

(百万円)

当期純利益

(百万円)

純資産額

(百万円)

総資産額

(百万円)

㈱マースエンジニアリング

7,630

668

554

5,560

8,628

㈱マースシステムズ東日本

2,703

662

437

1,603

2,562

㈱マースシステムズ西日本

2,669

434

292

438

1,248

㈱マースネットワークス

3,510

1,782

1,171

2,495

3,918

㈱マーストーケンソリューション

5,447

766

547

7,975

9,206

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

アミューズメント関連事業

386

(59)

自動認識システム関連事業

158

(13)

ホテル・レストラン関連事業

96

(34)

全社(共通)

9

(-)

合計

649

(106)

(注)1.従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー及び人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年令(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

9

-)

41.9

20.2

6,607,834

 

(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(パートタイマー及び人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.当社従業員は㈱マースエンジニアリングからの出向者であり、平均勤続年数はその勤続年数を通算しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

当社グループには、労働組合はありませんが、労使関係について特に記載すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

① 法的規制等について

当社グループの事業は、製品そのものは直接的には法的規制の対象ではありませんが、当社グループの主要販売先となるパチンコホールは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(いわゆる「風営法」)、「国家公安委員会規則」、「都道府県条例」等による法的規制を受けており、プリペイドカードシステムを使用する際には、届出が必要になっております。以上の法的規制の改正が行われた場合、パチンコホールへの導入・設置に際して、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、お客様ニーズに合った製品の開発を進めるとともに、持株会社体制へと移行し、変化するニーズに対し、柔軟に対応できる体制を構築しております。

② 競合について

当社グループは開発型企業グループとして、お客様ニーズに合った製品の開発やプロダクトアウト型製品の開発に注力し、製品の優位性や手厚いサービス体制で競合他社との差別化を図っております。また、販売体制の見直しを行い、迅速できめ細かい対応に努めておりますが、販売競争の激化による利益率や市場シェアの低下が、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

③ 債権の貸し倒れについて

債権残の大きい顧客が倒産した場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「与信管理規程」に基づき、販売先の信用限度の調査を慎重に行っております。また、貸し倒れの影響を最小限にとどめるためにグループ会社間で情報の共有化を図っております。

④ 情報の管理について

万が一、企業機密や顧客データ等の情報が流出した場合には、社会的信用の失墜等により、営業活動に支障をきたし、その結果、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、その対策として企業機密や顧客データ等の情報を諸法令や社内で定める「情報管理規程」に則り、厳重に管理を行うとともに、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に準拠した体制の構築を行っております。

⑤ 訴訟について

当社グループは、他社が保有する知的財産権を侵害しないように、慎重に調査しておりますが、訴訟が提起され、多額の損害賠償を負った場合や、業務の停止を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

⑥ 投資について

当社グループは、M&Aやキャピタルゲインを目的とした投資を行っております。成長戦略の一つの手段として位置づけるM&Aは、厳密にデューデリジェンスを行い、リスクの回避に努めておりますが、偶発債務等が顕在した場合や投資先企業の業績の悪化により、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。キャピタルゲインを目的とした投資につきましても、株価・為替の変動により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

⑦ 固定資産の減損会計適用について

当社グループは、固定資産を保有しておりますが、固定資産の減損に係る会計基準の対象となる資産について減損損失を認識すべきであると判定した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

⑧ 自然災害について

想定を超える大規模な自然災害が発生し、当社グループが保有する生産工場や企業機密・顧客データ等の情報を集約・管理する管理センターの倒壊、システム障害等が生じた場合には事業を中断せざるを得ず、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、自然災害に備えた設備を構築するとともにバックアップ体制を整えております。

⑨ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響について

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、国内外の経済活動が停滞した場合や感染した社員が複数出た場合、製造や販売、サービスの提供等の事業活動を縮小又は中断せざるを得ず、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす恐れがあります。当社グループは、社員への感染を防止するため、社員教育を行い、時差出勤やテレワーク勤務等を実施するとともに危機管理体制の確立に努めております。

 

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

(2023年3月31日現在)

 

事業所名

(所在地)

セグメントの

名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物及び構築物

工具器具備品

土地

(面積㎡)

リース

資産

その他

合計

本社

(東京都新宿区)

グループ会社の統括・管理

グループ会社

統括業務設備

62,789

3,240

66,029

9

東富士工場

(静岡県御殿場市)

グループ会社の統括・管理

グループ会社への賃貸不動産

411,690

604,469

(12,299)

19,000

1,035,159

テクノ流通センター

(静岡県御殿場市)

グループ会社の統括・管理

グループ会社への賃貸不動産

255,136

535,660

(2,692)

790,796

御殿場倉庫

(静岡県御殿場市)

グループ会社の統括・管理

グループ会社への賃貸不動産

115,010

172,813

(7,654)

287,824

富士研修所

(静岡県御殿場市)

グループ会社の統括・管理

グループ会社への賃貸不動産

299,895

3,238

303,134

(埼玉県さいたま市他)

グループ会社の統括・管理

グループ会社への賃貸不動産

64,717

330,012

(1,202)

394,729

 

(2)国内子会社

(2023年3月31日現在)

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人)

建物

及び

構築物

工具器具備品

土地

(面積㎡)

リース資産

その他

合計

㈱マースエンジニアリング

本社

(東京都新宿区)

アミュー

ズメント

関連事業

会社統括

業務設備

89,991

6,124

96,115

81

(1)

㈱マース

システムズ東日本

本社(埼玉県さいたま市)他 3営業所

アミュー

ズメント

関連事業

 業務設備

5,384

288

5,672

44

(2)

㈱マース

システムズ東海

本社(神奈川県横浜市)

他 3営業所

アミュー

ズメント

関連事業

 業務設備

33

(1)

㈱マース

システムズ西日本

本社(大阪府大阪市)

他 6営業所

アミュー

ズメント

関連事業

 業務設備

1,730

1,730

58

㈱マースコーポレーション

本社・賃貸不動産(注4)

(東京都新宿区他)

アミュー

ズメント

関連事業

リース

不動産賃貸管理

1,701,015

294

6,105,324

(63,058)

29,806

7,836,440

3

㈱マースネットワークス

本社

(東京都新宿区)

アミュー

ズメント

関連事業

情報処理

サービス

28

5,867

92,818

98,714

18

㈱マースウインテック

本社

(長野県埴科郡坂城町)

アミュー

ズメント

関連事業

製品生産

設備

155,025

20,653

115,017

(5,583)

536

291,232

49

(22)

㈱マーストーケンソリューション

本社

(東京都新宿区)

自動認識

システム

関連事業

業務設備

4,899

582

5,482

77

(1)

テクニカルセンター

(東京都調布市)

研究開発

施設

113,321

4,312

354,101

(1,250)

0

471,735

55

諏訪工場

(長野県諏訪郡原村)

製品生産

設備

45,736

9,714

204,015

(11,485)

259,466

8

(9)

㈱マースプランニング

マースガーデンウッド

御殿場

(静岡県御殿場市)

ホテル・

レストラン

関連事業

ホテル運営

飲食運営

1,085,160

22,718

553,241

(26,005)

8,099

1,669,219

43

(16)

マースガーデンホテル

博多他(福岡市博多区)

540,665

35,772

653,632

(644)

1,230,069

34

(12)

銀明翠GINZA他

(東京都中央区)

飲食運営

230,292

21,254

251,547

17

(6)

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、機械装置、運搬具、建設仮勘定であります。

2.提出会社の富士研修所は、東富士工場敷地内にあるため、土地の表示をしておりません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

4.土地及び建物の一部を連結会社及び連結会社以外へ賃貸しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

67,620,000

67,620,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

12

27

90

59

20

8,392

8,600

所有株式数(単元)

27,689

5,256

49,743

8,992

134

135,235

227,049

15,100

所有株式数の割合

(%)

12.20

2.31

21.91

3.96

0.06

59.56

100.00

(注)1.自己株式6,300,865株は「個人その他」に63,008単元及び「単元未満株式の状況」に65株を含めて記載しております。

2.「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、63単元含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社イー・エムプランニング

東京都府中市新町1-11-14

2,170

13.22

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋1-4-10

1,562

9.51

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

1,462

8.91

松波 明宏

東京都武蔵野市

680

4.14

株式会社きらぼし銀行

東京都港区南青山3-10-43

663

4.04

松波 廣和

東京都国分寺市

610

3.72

松波 香代子

東京都国分寺市

610

3.72

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

513

3.13

公益財団法人マース奨学財団

東京都新宿区新宿1-10-7

500

3.05

永井 美香

東京都府中市

432

2.63

9,202

56.04

(注)上記のほか、自己株式が6,300千株あります。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

26,003,862

22,700,571

受取手形及び売掛金

※2 3,005,808

※2 4,430,108

営業貸付金

929,652

811,761

リース債権及びリース投資資産

529,837

412,793

有価証券

349,930

349,965

商品及び製品

1,379,910

2,183,557

仕掛品

205,651

172,942

原材料及び貯蔵品

1,225,298

3,247,645

その他

341,099

869,685

貸倒引当金

148

56,412

流動資産合計

33,970,902

35,122,618

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

13,355,838

13,297,263

減価償却累計額

7,763,911

8,070,508

建物及び構築物(純額)

5,591,926

5,226,755

機械装置及び運搬具

403,557

402,657

減価償却累計額

351,977

360,407

機械装置及び運搬具(純額)

51,579

42,250

工具、器具及び備品

3,494,292

3,540,377

減価償却累計額

3,304,963

3,385,673

工具、器具及び備品(純額)

189,328

154,703

土地

8,443,151

9,628,287

リース資産

235,314

149,652

減価償却累計額

71,886

56,833

リース資産(純額)

163,428

92,818

建設仮勘定

19,470

有形固定資産合計

14,439,415

15,164,285

無形固定資産

322,900

306,158

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※3 9,224,289

※3 11,471,098

繰延税金資産

866,975

445,157

その他

1,803,641

1,904,944

貸倒引当金

493,116

491,481

投資その他の資産合計

11,401,790

13,329,720

固定資産合計

26,164,105

28,800,163

資産合計

60,135,008

63,922,782

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

1,321,481

2,858,476

リース債務

332,746

268,902

未払法人税等

841,440

1,052,319

賞与引当金

278,356

342,507

その他

869,441

944,796

流動負債合計

3,643,466

5,467,002

固定負債

 

 

リース債務

474,057

294,372

役員退職慰労引当金

205,135

177,990

退職給付に係る負債

444,311

585,916

資産除去債務

60,986

61,447

その他

1,065,052

1,028,684

固定負債合計

2,249,543

2,148,410

負債合計

5,893,010

7,615,412

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

7,934,100

7,934,100

資本剰余金

8,371,830

8,371,830

利益剰余金

49,237,574

51,144,527

自己株式

12,006,629

12,655,002

株主資本合計

53,536,874

54,795,454

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

726,532

1,641,643

退職給付に係る調整累計額

21,408

129,727

その他の包括利益累計額合計

705,123

1,511,915

純資産合計

54,241,998

56,307,370

負債純資産合計

60,135,008

63,922,782

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

15,103,447

20,346,659

売上原価

6,639,240

9,109,140

売上総利益

8,464,206

11,237,518

販売費及び一般管理費

※1,※2 6,885,463

※1,※2 7,110,844

営業利益

1,578,742

4,126,673

営業外収益

 

 

受取配当金

429,596

509,311

投資事業組合運用益

103,508

雇用調整助成金

102,707

3,780

協力金収入

125,261

28,422

その他

163,296

75,517

営業外収益合計

924,370

617,031

営業外費用

 

 

投資事業組合運用損

10,058

自己株式取得費用

402

3,349

営業外費用合計

402

13,407

経常利益

2,502,710

4,730,297

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 1,894

投資有価証券売却益

1,373,603

543,186

関係会社清算益

2,208

特別利益合計

1,373,603

547,289

特別損失

 

 

減損損失

※4 509,386

土地売却損

3,966

投資有価証券評価損

※5 548,745

※5 395

子会社株式評価損

154,972

役員退職慰労金

46,668

3,120

特別損失合計

750,386

516,868

税金等調整前当期純利益

3,125,928

4,760,718

法人税、住民税及び事業税

1,334,370

1,681,022

法人税等調整額

63,564

65,152

法人税等合計

1,270,806

1,615,870

当期純利益

1,855,121

3,144,848

親会社株主に帰属する当期純利益

1,855,121

3,144,848

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループでは「アミューズメント関連事業」、「自動認識システム関連事業」及び「ホテル・レストラン関連事業」の3つを報告セグメントとしております。

「アミューズメント関連事業」は、主にアミューズメント関連施設向け周辺機器の製造、販売及びサービスの提供を行っております。

「自動認識システム関連事業」は、主に医療、教育、図書館、FA分野においてRFIDやバーコード等を活用した自動認識システムの提供を行っております。

「ホテル・レストラン関連事業」は、福岡市博多区にて営業中の「マースガーデンホテル博多」及び静岡県御殿場市にて営業中の「マースガーデンウッド御殿場」のホテル経営を行っております。また、関連事業として、マースガーデンホテル博多内に直営レストラン「海鮮処博多松月亭」、東京銀座にはマースガーデンウッド御殿場で人気のレストラン「鉄板焼銀明翠GINZA」を営業しております。

(報告セグメントの名称変更)

当連結会計年度より、従来「ホテル関連事業」としていた報告セグメントの名称を「ホテル・レストラン関連事

業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみでありセグメント情報に与える影響はありま

せん。

なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の名称で記載しております。

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

14,472,940

11,581,558

有価証券

349,930

349,965

その他

※1 840,692

※1 927,017

流動資産合計

15,663,562

12,858,540

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

1,276,935

1,217,107

土地

1,642,954

1,642,954

その他

13,528

29,023

有形固定資産合計

2,933,418

2,889,086

無形固定資産

 

 

その他

15,214

15,214

無形固定資産合計

15,214

15,214

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

8,063,893

10,050,638

関係会社株式

12,623,909

12,387,379

関係会社長期貸付金

2,487,798

3,946,478

繰延税金資産

401,649

その他

※1 96,903

※1 94,554

貸倒引当金

5,340

5,700

投資その他の資産合計

23,668,813

26,473,349

固定資産合計

26,617,447

29,377,650

資産合計

42,281,009

42,236,191

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

未払金

※1 2,304

※1 17,397

未払費用

14,613

9,720

未払法人税等

525,501

62,719

賞与引当金

5,209

7,145

その他

※1 137,020

22,644

流動負債合計

684,648

119,626

固定負債

 

 

役員退職慰労引当金

205,135

177,990

繰延税金負債

85,493

その他

※1 78,180

※1 78,180

固定負債合計

283,315

341,663

負債合計

967,963

461,290

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

7,934,100

7,934,100

資本剰余金

 

 

資本準備金

8,371,830

8,371,830

資本剰余金合計

8,371,830

8,371,830

利益剰余金

 

 

利益準備金

372,109

372,109

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

4,600,000

4,600,000

繰越利益剰余金

31,519,889

31,854,932

利益剰余金合計

36,491,998

36,827,042

自己株式

12,006,629

12,655,002

株主資本合計

40,791,298

40,477,969

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

521,747

1,296,931

評価・換算差額等合計

521,747

1,296,931

純資産合計

41,313,046

41,774,901

負債純資産合計

42,281,009

42,236,191

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

※1 2,223,105

※1 1,788,223

営業費用

※1,※2 695,784

※1,※2 919,576

営業利益

1,527,320

868,647

営業外収益

 

 

受取配当金

292,262

426,202

投資事業組合運用益

103,508

その他

※1 13,888

※1 3,525

営業外収益合計

409,659

429,727

営業外費用

 

 

投資事業組合運用損

10,058

自己株式取得費用

402

3,349

営業外費用合計

402

13,407

経常利益

1,936,577

1,284,967

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

444,001

426,811

特別利益合計

444,001

426,811

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

506,238

子会社株式評価損

154,972

関係会社清算損

1,294

特別損失合計

661,211

1,294

税引前当期純利益

1,719,368

1,710,485

法人税、住民税及び事業税

144,620

136,267

法人税等調整額

19,112

1,278

法人税等合計

125,508

137,546

当期純利益

1,593,860

1,572,939