ナラサキ産業株式会社

札幌市中央区北一条西七丁目1番地(プレスト1・7)
証券コード:80850
業界:卸売業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1) 連結経営指標等

回次

第76期

第77期

第78期

第79期

第80期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

103,145

98,697

87,168

94,797

99,927

経常利益

(百万円)

2,593

2,427

1,900

2,399

2,892

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

1,793

1,594

1,472

1,566

2,139

包括利益

(百万円)

1,475

1,483

2,439

1,264

2,306

純資産額

(百万円)

15,589

16,799

18,170

19,214

21,266

総資産額

(百万円)

52,566

47,077

47,253

48,233

52,276

1株当たり純資産額

(円)

2,870.44

3,086.42

3,605.68

3,782.65

4,153.66

1株当たり当期純利益

(円)

339.04

300.43

294.19

316.79

429.25

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

28.9

34.8

37.5

38.9

39.7

自己資本利益率

(%)

12.3

10.1

8.6

8.6

10.8

株価収益率

(倍)

5.5

5.8

7.0

6.6

4.3

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,330

2,241

2,079

815

2,434

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

305

605

524

215

426

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

909

636

1,781

788

280

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

9,418

10,417

11,239

11,052

12,782

従業員数

(名)

708

730

738

725

703

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 従業員数は、就業人員数を記載しております。

3 当社は、2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第76期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第79期の期首から適用しており、第79期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第76期

第77期

第78期

第79期

第80期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

83,887

80,788

70,949

77,571

81,404

経常利益

(百万円)

2,099

2,065

1,492

1,831

2,246

当期純利益

(百万円)

1,505

1,401

1,169

1,209

1,751

資本金

(百万円)

2,354

2,354

2,354

2,354

2,354

発行済株式総数

(株)

5,325,600

5,325,600

5,325,600

5,325,600

5,325,600

純資産額

(百万円)

11,829

13,025

13,726

14,540

16,154

総資産額

(百万円)

40,618

34,739

34,355

35,376

39,310

1株当たり純資産額

(円)

2,233.10

2,451.49

2,789.63

2,932.61

3,230.80

1株当たり配当額

(円)

55.00

60.00

60.00

65.00

75.00

(内1株当たり中間配当額)

(円)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純利益

(円)

284.53

263.97

233.70

244.68

351.32

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

29.1

37.5

40.0

41.1

41.1

自己資本利益率

(%)

13.4

11.3

8.7

8.6

11.4

株価収益率

(倍)

6.6

6.6

8.8

8.5

5.3

配当性向

(%)

19.3

22.7

25.7

26.6

21.3

従業員数

(名)

397

414

420

415

409

株主総利回り

(%)

96.2

92.5

111.0

115.1

108.1

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,049 

(435)

2,080

2,250

2,219

2,060

最低株価

(円)

1,371 

(385)

1,405

1,569

1,911

1,644

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 従業員数は、就業人員数を記載しております。

3 当社は、2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第76期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。第76期の株価については株式併合後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式併合前の最高株価及び最低株価を記載しております。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第二部におけるものであります。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第79期の期首から適用しており、第79期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2【沿革】

1943年10月

港湾運送業統制令により、株式会社楢崎商店の主たる営業の港湾運送業が室蘭石炭港運株式会社に吸収統合されたため、港湾運送業を中断し、楢崎商事株式会社(1936年設立)と合併して、楢崎産業海運株式会社を設立した。資本金36万円。

〔創立の経緯〕

株式会社楢崎商店は、1902年室蘭港にて港湾荷役、回漕業、船舶代理業を営む個人会社として創立。その後、1928年に資本金10万円の法人組織に改組設立された。

1946年5月

東京出張所(現本社)を開設。

1946年6月

札幌出張所(現北海道支社)を開設。

1946年10月

旭川出張所(現旭川支店)を開設。

1947年4月

三菱電機株式会社、磐城セメント株式会社(現住友大阪セメント株式会社)の特約店となる。

1949年4月

仙台出張所(現東北支店)を開設。

 

三菱石油株式会社(現ENEOS株式会社)の特約店となる。

1949年5月

帯広出張所(現道東支店)を開設。

1954年5月

富士セメント株式会社(現日鉄セメント株式会社)の特約店となる。

1958年3月

苫小牧出張所(現苫小牧営業所)を開設。

1961年5月

大阪営業所(現大阪支店)を開設。

1962年1月

名古屋駐在員事務所(現名古屋支店)を開設。

1963年2月

商号を楢崎産業株式会社に変更。

1963年4月

東京証券取引所市場第二部、札幌証券取引所に上場。

1968年5月

楢崎石油商事株式会社を設立。

1972年4月

福岡営業所(現九州支店)を開設。

1973年4月

盛岡営業所を開設。

1974年4月

郡山営業所を開設。

1984年4月

楢崎総合運輸株式会社を設立。

1989年10月

横浜営業所(現神奈川支店)を開設。

1991年2月

楢崎石油商事株式会社の営業のうちSS(サービスステーション)部門を分離独立、ナラサキ石油株式会社を設立。

1991年10月

運航部門を分離し楢崎総合運輸株式会社と統合(ナラサキスタックス株式会社)。

2002年2月

山梨営業所を開設。

2002年10月

商号をナラサキ産業株式会社に変更。

2006年2月

中国現地法人「悠禧貿易(上海)有限公司」を設立。

2008年9月

東関東営業所を開設。

2011年9月

西関東営業所を開設。

 

本社事務所を移転。

2012年4月

静岡営業所を開設。

2013年7月

ベトナム現地法人「NARASAKI VIETNAM CO.,LTD.」を設立。

2018年5月

東関東営業所を移転。

2020年3月

ベトナム現地法人「NARASAKI VIETNAM CO.,LTD.」ホーチミン支店を開設。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社9社、関連会社6社で構成され、電機、機械及び建材・燃料の販売と海運関連業務を主な事業としております。

 当社グループの事業内容と当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。

 なお、セグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に揚げるセグメント区分と同一であります。

 

(1) 電機関連事業

 当社においてモータ、制御機器、重電機器、冷熱設備、精密加工設備、昇降機等を販売するほか、非連結子会社悠禧貿易(上海)有限公司が中国市場におけるFAシステム等の販売、同じく非連結子会社NARASAKI VIETNAM CO.,LTD.がASEAN地域におけるFAシステム等の販売を行っております。

(2) 機械関連事業

 当社において食品製造設備、物流省力化設備、穀類貯蔵設備、農産物加工設備等を販売しております。

(3) 建設・エネルギー関連事業

 当社においてセメント、生コンクリート、コンクリートパイル、ALC板、石油製品、アスファルト、道路切削舗装機械、コンクリートポンプ車、ロータリ除雪車等を販売しております。

 石油製品等の燃料の一部について連結子会社ナラサキ石油㈱経由により販売しております。ナラサキ石油㈱は船舶用燃料の給油業務も行っております。

 生コンクリート等の資材の一部については、非連結子会社富士総販㈱及び関連会社後志生コン販売㈲、興部生コン㈱経由による仕入、販売を行っております。

(4) 海運関連事業

 連結子会社ナラサキスタックス㈱において、海陸一貫輸送業務を中心に、海運業、通関業、港湾運送業、倉庫業、貨物自動車運送事業等を営んでおり、各業務の一部については、連結子会社九州マリン㈱、非連結子会社楢崎通運㈱ほか2社、関連会社ケイナラ㈱ほか3社が役務を提供しております。

 

 事業の系統図は次のとおりであります。

0101010_001.png

 

 

セグメント名称

会社名

事業内容

電機関連事業

悠禧貿易(上海)有限公司

NARASAKI VIETNAM CO.,LTD.

FAシステム等の販売

FAシステム等の販売

建設・エネルギー関連事業

富士総販㈱

後志生コン販売㈲

興部生コン㈱

生コンクリートの販売

生コンクリートの販売

生コンクリートの製造、販売

ナラサキ石油㈱

給油設備の運営、石油製品、自動車

用品等の販売、船舶用品等の販売 他

海運関連事業

ナラサキスタックス㈱

 

九州マリン㈱

楢崎通運㈱

㈱ノーザンマリン

東配㈱

ケイナラ㈱

 

東日本タグボート㈱

北海道防疫燻蒸㈱

 

苫小牧国際コンテナターミナル㈱

港湾運送業、海上運送業、倉庫業、

貨物自動車運送業 他

船舶貸渡業、海運代理店業 他

港湾の現場管理

海運代理店業、曳船業

貨物自動車運送業

通関業及び港湾運送業を中心とする

海運貨物取扱事業

航洋曳船事業、港内曳船事業

輸出入及び国内産植物類等の燻蒸

並びに消毒作業

コンテナターミナル管理運営

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ナラサキスタックス㈱

(注)2,4

苫小牧市

421

海運関連事業

90.2

当社の船舶用燃料油、荷役機械の販売先

役員の兼任3名

ナラサキ石油㈱

札幌市中央区

130

建設・エネルギー関連事業

91.7

当社の石油製品の販売先

役員の兼任3名

九州マリン㈱

北九州市  若松区

10

海運関連事業

100.0

(100.0)

─────

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

東日本タグボート㈱

八戸市

40

海運関連事業

20.0

(20.0)

連結子会社の港内曳船業務の委託先

北海道防疫燻蒸㈱

苫小牧市

20

海運関連事業

20.0

(20.0)

連結子会社の木材の殺虫・消毒業務の委託先

ケイナラ㈱

横浜市中区

40

海運関連事業

40.0

(40.0)

連結子会社の牧草等の通関業務の委託先

(注)1 「主要な事業の内容」欄には、報告セグメントの名称を記載しております。

2 上記のうちナラサキスタックス㈱が特定子会社に該当します。

3 上記のうち有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 ナラサキスタックス㈱は、連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の割合が100分の10を超えておりますが、報告セグメント(海運関連事業)の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)の割合が100分の90を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

5 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。

5【従業員の状況】

(1) 連結会社における状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

電機関連事業

182

機械関連事業

58

建設・エネルギー関連事業

160

海運関連事業

216

全社(共通)

87

合計

703

(注)1 従業員数は就業人員数であります。

2 全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門等の従業員数であります。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

409

42.86

16.64

6,505,813

 

セグメントの名称

従業員数(名)

電機関連事業

182

機械関連事業

58

建設・エネルギー関連事業

82

全社(共通)

87

合計

409

(注)1 従業員数は就業人員数であります。

2 全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門等の従業員数であります。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

 提出会社の労働組合は、ナラサキ産業職員組合と称し、ユニオンショップ制を採用しております。組合員数は、2023年3月31日現在226名であります。なお、労使関係は円満であり、特に記載すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

労働者の男女の賃金の差異(%)

全労働者

うち正規雇用労働者

うちパート・有期労働者

63.3

62.0

60.7

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 管理職に占める女性労働者の割合及び男性労働者の育児休業取得率について、提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

②連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2023年6月29日)現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経済の動向

 当社グループの事業領域は広範囲で業務内容も多岐にわたります。国内外の経済環境が悪化し、製造業における設備投資が減退したり生産が減少した場合、あるいは公共事業の減少や建設市場の急激な縮小が生じた場合には、当社グループが提供する商品・サービスに対する需要が減少するなど、結果として業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)原油価格・原材料価格動向

 当社グループでは多くの生産財を取扱っており、需給環境の変化により原油価格や原材料価格が高騰すると仕入価格や運送原価の上昇につながり、競争激化等によりこれらの影響を販売価格や運送収入に転嫁できない場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)製品やサービスの欠陥・瑕疵

 当社グループは、提供する製品・サービスや請負工事などの品質について万全を期しておりますが、製品の欠陥・不具合や施工の瑕疵に起因する不測の事態が発生した場合には、費用負担が発生し、また製品・サービスの信頼低下を招くこととなり、結果として業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)事業構造改革

 当社グループは、事業環境の変化に適応し、顧客や社会のニーズに基づく製品やサービスを提供するために、事業の選択と集中、新たな事業領域の開拓などに取り組んでおりますが、予期せぬ事業環境の変化や所期の事業計画との乖離が生じた場合には、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)人材確保・育成、働き方改革

 当社グループの持続的成長を成し遂げるためには優秀な人材の確保と育成が必要であり、そのための採用体制・研修体系を整備しています。また、社員の人格・個性・多様性を尊重するとともに、安全で働きやすい職場環境を確保するとともに、メリハリある働き方を通じて、社員が豊かで充実した生活を実現するための取組みを継続しています。しかしながら、優秀な人材の獲得が困難となったり、高度な専門技術・知識や幅広い経験を有する人材が社外に流出した場合には、技術やノウハウの継承ができず、また、働き方改革が進まない場合には、社員のモチベーションや帰属意識が低下することとなり、結果として事業遂行にも支障を来たすこととなり、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)市場(株価・金利・為替)

 当社グループでは、取引企業との関係強化の観点から有価証券を保有しており、株式相場が下落した場合には、評価損の計上や年金資産目減りに伴う退職給付費用の増加をもたらす可能性があります。また、事業活動に必要な資金につきましては金融機関からの借入等にて調達しており、金利固定化によるヘッジ策を講じてはいますが、金利上昇による金融費用増加は避けられません。更に、海外事業に関する外貨建て取引につきましても、為替予約などによりリスクヘッジしていますが、為替変動リスクを完全に回避することはできません。以上のとおり、当社グループは株価・金利・為替変動リスクに晒されており、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)コンプライアンス

 当社グループは、事業活動を行うに際して、会社法・金融商品取引法・税法・外為法を含む貿易関連諸法、独占禁止法、知的財産法など各種法規制の適用を受けており、内部統制システムの整備や法令遵守の徹底を図っているところであります。しかしながら、新たな規制の導入や法令の変更があった場合には、事業活動への制約や法令遵守費用の発生の可能性があります。また、内部統制システムが有効に機能せず法規制に違反した場合には、社会的評価の低下を招き、結果として当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)情報システム・情報セキュリティ

 当社グループでは、事業遂行に関連して多くの機密情報を保持するとともに、情報共有や業務効率化のために情報システムを構築・運用しています。システム運営上の安全性確保やセキュリティ対策、社員教育などを継続的に実施していますが、予期せぬコンピュータウイルスや不正アクセス等により情報システム機能に支障が生じたり、機密情報が外部に流出した場合には、被害者に対する損害賠償やシステム復旧費用が発生し、社会的信用を低下させることとなり、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)販売先の信用

 当社グループの販売先は多種多様であり、その債権管理のため販売先の業況を定期的に把握するとともに、業態や資力等に応じた信用限度設定を行っております。また、必要に応じて担保・保証等の提供を受けるなどきめ細かい与信管理を行い、必要な貸倒引当金の検討並びに計上を実施しております。しかしながら、今後の動向によっては貸倒引当金の積増しを要する事態が生じ、その場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)大規模自然災害・感染症

 当社グループでは、地震・津波・台風などの自然災害や感染症の爆発的な流行に起因して生じる不測の事態に備えて、被害を最小限に抑え、早期復旧による事業継続と組織としての社会的責任を遂行すべく、事業継続計画(BCP)を整備していますが、当社グループ及び取引先の事業活動に被害が生じた場合や社会インフラ機能が低下した場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 新型コロナウイルス感染症に関しましては、現在、マスク着用は個人の判断に委ねておりますが、咳エチケットや重症化リスクの高い方などへの配慮について指導しております。

 

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物及び構築物

土地

(面積㎡)

リース

資産

合計

本社

(東京都中央区)

他11事業所

電機関連事業、機械関連事業、建設・エネルギー関連事業、全社共通

事業用設備及び賃貸用不動産

14

0

(4)

106

121

312

北海道支社

(札幌市中央区)

他5事業所

電機関連事業、機械関連事業、建設・エネルギー関連事業、全社共通

事業用設備及び賃貸用不動産

158

741

(110,665)

3

902

97

(注)1 連結会社以外へ貸与中の土地539百万円(63,718㎡)、建物54百万円を含んでおります。

2 建物の一部を賃借しております。本社(東京都中央区)他11事業所の年間賃借料は139百万円、北海道支社(札幌市中央区)他3事業所の年間賃借料は30百万円であります。

3 「リース資産」には無形リース資産を含んでおります。

 

(2) 国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

リース

資産

合計

ナラサキスタックス㈱

本社他

(苫小牧市他)

海運関連事業

船舶・倉庫用地

708

1,648

3,748

(249,871)

723

6,828

175

ナラサキ石油㈱

本社他

(札幌市

中央区他)

建設・エネルギー関連事業

ガソリンスタンド設備

31

229

131

(2,800)

22

414

78

(注)1 連結会社以外へ貸与中の土地306百万円(10,599㎡)、建物16百万円を含んでおります。

2 建物の一部を賃借しております。主に事務所やガソリンスタンド設備に係るもので、年間賃借料は209百万円であります。

3 「リース資産」には無形リース資産を含んでおりません。

 

(3) 在外子会社

在外子会社の設備については、重要性がないため記載を省略しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

12,000,000

12,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

10

18

88

37

1

1,524

1,678

所有株式数(単元)

9,639

508

14,625

7,400

2

21,009

53,183

7,300

所有株式数の割合(%)

18.12

0.96

27.50

13.91

0.00

39.50

100.00

(注)1 自己株式271,518株は、「個人その他」に2,715単元及び「単元未満株式の状況」に18株含めて記載しております。

2 「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が12単元含まれております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

三菱電機㈱

東京都千代田区丸の内2丁目7―3

419

8.29

STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002

(常任代理人

㈱みずほ銀行決済営業部)

100 KING STREET WEST, SUITE 3500, PO BOX 23 TORONTO, ONTARIO M5X 1A9 CANADA

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)

290

5.73

光通信㈱

東京都豊島区西池袋1丁目4-10

267

5.29

三菱UFJ信託銀行㈱

東京都千代田区丸の内1丁目4―5

231

4.57

㈱日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

204

4.03

東京海上日動火災保険㈱

東京都千代田区大手町2丁目6―4

162

3.20

ナラサキ産業社員持株会

東京都中央区入船3丁目3―8

ナラサキ産業㈱内

155

3.08

㈱北洋銀行

北海道札幌市中央区大通西3丁目7

143

2.84

極東開発工業㈱

兵庫県西宮市甲子園口6丁目1―45

141

2.80

住友大阪セメント㈱

東京都港区東新橋1丁目9―2

109

2.15

2,124

42.03

 (注) 2023年6月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、フィデリティ投信株式会社が2023年5月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

 なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は次のとおりであります。

大量保有者    フィデリティ投信株式会社

住所       東京都港区六本木七丁目7番7号

保有株券等の数  株式 290,000株

株券等保有割合  5.45%

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

11,080

12,810

受取手形、売掛金及び契約資産

※4 16,136

※4 18,026

電子記録債権

3,022

2,953

商品及び製品

1,619

1,976

仕掛品

9

54

原材料及び貯蔵品

44

46

その他

1,977

1,934

貸倒引当金

5

7

流動資産合計

33,885

37,794

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

※2 4,235

※2 4,195

減価償却累計額

3,259

3,282

建物及び構築物(純額)

975

912

機械装置及び運搬具

※2 7,096

※2 7,108

減価償却累計額

4,968

5,151

機械装置及び運搬具(純額)

2,128

1,956

土地

※2 4,604

※2 4,601

リース資産

1,495

1,564

減価償却累計額

678

771

リース資産(純額)

817

792

その他

390

513

減価償却累計額

329

343

その他(純額)

60

169

有形固定資産合計

8,586

8,432

無形固定資産

174

143

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※2 3,273

※1,※2 3,478

繰延税金資産

335

394

退職給付に係る資産

1,124

1,169

その他

861

869

貸倒引当金

8

5

投資その他の資産合計

5,586

5,906

固定資産合計

14,347

14,482

資産合計

48,233

52,276

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

12,262

13,971

電子記録債務

8,032

7,849

短期借入金

※2 1,350

※2 1,350

1年内返済予定の長期借入金

※2 236

※2 282

リース債務

204

214

未払法人税等

495

577

賞与引当金

422

426

その他

※2,※5 1,199

※2,※5 1,764

流動負債合計

24,203

26,435

固定負債

 

 

長期借入金

※2 498

※2 678

長期未払金

※2 1,676

※2 1,481

リース債務

675

628

特別修繕引当金

100

77

退職給付に係る負債

1,260

1,179

その他

604

530

固定負債合計

4,816

4,574

負債合計

29,019

31,010

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,354

2,354

資本剰余金

1,292

1,291

利益剰余金

14,735

16,548

自己株式

686

606

株主資本合計

17,697

19,587

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

898

1,023

繰延ヘッジ損益

1

1

退職給付に係る調整累計額

157

159

その他の包括利益累計額合計

1,057

1,181

非支配株主持分

459

497

純資産合計

19,214

21,266

負債純資産合計

48,233

52,276

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 94,797

※1 99,927

売上原価

84,947

89,319

売上総利益

9,850

10,607

販売費及び一般管理費

 

 

旅費及び交通費

302

368

貸倒引当金繰入額

1

3

従業員給料及び手当

3,041

3,071

従業員賞与

741

772

賞与引当金繰入額

380

379

退職給付費用

134

118

福利厚生費

860

848

賃借料

509

501

減価償却費

115

116

その他

1,461

1,628

販売費及び一般管理費合計

7,547

7,808

営業利益

2,303

2,798

営業外収益

 

 

受取利息

8

4

受取配当金

63

81

持分法による投資利益

40

29

受取賃貸料

22

22

保険解約返戻金

24

その他

22

31

営業外収益合計

181

169

営業外費用

 

 

支払利息

50

46

債権売却損

14

12

固定資産賃貸費用

9

9

その他

10

7

営業外費用合計

85

76

経常利益

2,399

2,892

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 5

※2 6

特別利益合計

5

6

特別損失

 

 

固定資産処分損

※3 3

※3 20

減損損失

※4 5

投資有価証券評価損

0

7

特別損失合計

9

27

税金等調整前当期純利益

2,395

2,871

法人税、住民税及び事業税

781

912

法人税等調整額

11

222

法人税等合計

793

689

当期純利益

1,602

2,181

非支配株主に帰属する当期純利益

35

42

親会社株主に帰属する当期純利益

1,566

2,139

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は、事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「電機関連事業」、「機械関連事業」、「建設・エネルギー関連事業」及び「海運関連事業」の4つを報告セグメントとしております。

「電機関連事業」は、モータ、制御機器、重電機器、冷熱設備、精密加工設備、昇降機等を販売しております。「機械関連事業」は、食品製造設備、物流省力化設備、穀類貯蔵設備、農産物加工設備等を販売しております。「建設・エネルギー関連事業」は、セメント、生コンクリート、コンクリートパイル、ALC板、石油製品、プロパンガス、アスファルト、道路切削舗装機械、コンクリートポンプ車、ロータリ除雪車等を販売しております。「海運関連事業」は、海運業、通関業、港湾運送業、倉庫業、貨物自動車運送事業等を行っております。

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

8,590

9,929

受取手形

※2 1,857

※2 2,184

電子記録債権

3,005

2,913

売掛金

※2 12,901

※2 14,700

契約資産

88

95

商品及び製品

1,505

1,853

仕掛品

9

54

前渡金

731

756

前払費用

95

99

未収入金

725

587

その他

※2 13

※2 7

貸倒引当金

4

6

流動資産合計

29,520

33,175

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

※1 159

139

構築物

36

33

機械及び装置

1

1

工具、器具及び備品

7

5

土地

※1 745

※1 742

リース資産

21

46

有形固定資産合計

972

968

無形固定資産

 

 

電話加入権

16

16

ソフトウエア

51

42

リース資産

83

63

無形固定資産合計

152

122

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 2,216

※1 2,370

関係会社株式

※1 795

※1 795

出資金

0

0

破産更生債権等

2

長期前払費用

3

2

前払年金費用

953

1,022

繰延税金資産

82

差入保証金

503

501

その他

259

267

貸倒引当金

2

投資その他の資産合計

4,732

5,043

固定資産合計

5,856

6,135

資産合計

35,376

39,310

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

※2 1,301

※2 1,260

電子記録債務

8,032

7,849

買掛金

※2 8,783

※2 10,513

短期借入金

50

50

1年内返済予定の長期借入金

※1 190

※1 236

リース債務

12

21

未払金

10

10

未払費用

172

242

未払法人税等

361

423

未払消費税等

157

契約負債

482

815

預り金

32

31

前受収益

0

1

賞与引当金

279

277

その他

※2 9

※2 5

流動負債合計

19,716

21,896

固定負債

 

 

長期借入金

129

※1 355

リース債務

24

39

退職給付引当金

370

313

繰延税金負債

81

その他

514

551

固定負債合計

1,120

1,259

負債合計

20,836

23,156

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,354

2,354

資本剰余金

 

 

資本準備金

619

619

その他資本剰余金

672

671

資本剰余金合計

1,292

1,291

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

10,722

12,146

利益剰余金合計

10,722

12,146

自己株式

686

606

株主資本合計

13,683

15,185

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

856

968

繰延ヘッジ損益

0

0

評価・換算差額等合計

856

968

純資産合計

14,540

16,154

負債純資産合計

35,376

39,310

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 77,571

※1 81,404

売上原価

※1 70,836

※1 74,083

売上総利益

6,735

7,320

販売費及び一般管理費

※1,※2 5,019

※1,※2 5,197

営業利益

1,715

2,123

営業外収益

 

 

受取利息

8

4

受取配当金

※1 98

※1 122

受取賃貸料

※1 10

※1 10

保険解約返戻金

24

その他

※1 11

※1 18

営業外収益合計

153

156

営業外費用

 

 

支払利息

11

10

債権売却損

7

7

固定資産賃貸費用

8

8

その他

10

7

営業外費用合計

37

33

経常利益

1,831

2,246

特別利益

 

 

固定資産売却益

0

1

特別利益合計

0

1

特別損失

 

 

固定資産処分損

※1 3

18

減損損失

19

投資有価証券評価損

7

特別損失合計

22

26

税引前当期純利益

1,808

2,221

法人税、住民税及び事業税

583

681

法人税等調整額

15

210

法人税等合計

598

470

当期純利益

1,209

1,751