伊藤忠エネクス株式会社
|
回次 |
第59期 |
第60期 |
第61期 |
第62期 |
第63期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上収益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
税引前利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
当社株主に帰属する当期包括利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
株主資本合計 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
資産合計 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり株主資本合計 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
基本的1株当たり当社株主に帰属する当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
希薄化後1株当たり当社株主に帰属する当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
株主資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
株主資本合計当社株主に帰属する当期純利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
|
[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
|
(注)1.従業員数は当社グループからの出向を含まず、当社グループへの出向を含んで表示しております。
2.希薄化後1株当たり当社株主に帰属する当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.金額は、百万円未満を四捨五入して記載しております。
|
回次 |
第59期 |
第60期 |
第61期 |
第62期 |
第63期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上収益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
経常利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
当期純利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
資本金 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
発行済株式総数 |
(千株) |
|
|
|
|
|
|
純資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
|
[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
|
|
株主総利回り |
(%) |
|
|
|
|
|
|
(比較指標:TOPIX(配当込み)) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
最高株価 |
(円) |
1,194 |
994 |
1,176 |
1,112 |
1,166 |
|
最低株価 |
(円) |
886 |
716 |
770 |
946 |
997 |
(注)1.2021年3月期の1株当たり配当額には、設立60周年記念配当6円を含んでおります。
2.従業員数は当社からの出向を含まず、当社への出向を含んで表示しております。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4.金額は、百万円未満を四捨五入して記載しております。
5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
当社(1948年4月19日設立、1976年11月9日 商号を中峯化学工業株式会社より伊藤忠燃料株式会社に変更)は1977年4月1日 被合併会社である伊藤忠燃料株式会社の株式の額面を50円に変更することを目的として同社を吸収合併したが、当社は1951年4月1日以後合併期日に至る間、事業活動を行っていなかったので、企業の実態は被合併会社である伊藤忠燃料株式会社が合併後もそのまま存続していると同様の状態にある。したがって以下の当社に係る記載については実質的存続会社である伊藤忠燃料株式会社(現、伊藤忠エネクス株式会社)に関して記載している。
|
年月 |
項目 |
|
1961年1月 |
伊藤忠商事株式会社と、かねてから取引協力関係にあった日本鉱業株式会社が、水島に製油所を新たに建設し、石油業界に進出したのを機に、その製品を販売するために、伊藤忠商事株式会社の子会社である伊藤忠石油株式会社(1949年1月設立の西日本米油株式会社を、1951年4月に名称変更)を分割して当社を設立した。(資本金6千万円) |
|
1965年5月 |
大分九石販売株式会社(現、子会社株式会社九州エナジー)の株式取得 |
|
1970年3月 |
宇島酸水素株式会社(現、子会社伊藤忠工業ガス株式会社)の株式取得 |
|
1971年4月 |
資本金10億円に増資 |
|
1977年4月 |
株式額面変更のため、大阪市東区釣鐘町2丁目36番地を本店とする伊藤忠燃料株式会社と合併 |
|
1978年2月 |
大阪証券取引所及び東京証券取引所の市場第2部に上場 |
|
1979年9月 |
大阪証券取引所及び東京証券取引所の市場第1部銘柄に指定される |
|
1983年6月 |
本店所在地を東京(旧大阪)へ変更 |
|
1990年7月 |
伊藤忠商事株式会社の石油内販子会社伊藤忠オイル株式会社の営業権と従業員を承継 |
|
1995年3月 |
九州忠燃株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)を設立 |
|
1996年2月 |
本店を東京都目黒区目黒一丁目24番12号へ移転 |
|
1997年10月 |
更生会社である株式会社東海の株式取得 |
|
同 年12月 |
西武石油商事株式会社の株式取得 |
|
1998年4月 |
「チコマート」事業を当社より分社し株式会社チコマートを設立 |
|
1999年3月 |
伊藤忠石油販売株式会社の株式を追加取得 |
|
2000年4月 |
当社は、西武石油商事株式会社を吸収合併し、東京西部支社を新設 |
|
同 年10月 |
株式会社東海は、裁判所より更生手続き終結の決定を受ける |
|
2001年3月 |
都市ガス事業への参画を目的とし、大分県中津市のガス事業を承継 |
|
同 年7月 |
当社社名を「伊藤忠燃料株式会社」から「伊藤忠エネクス株式会社」へ変更、並びに連結子会社18社の社名を変更 |
|
同 年11月 |
株式会社チコマートの株式を売却 |
|
2002年2月 |
シナネン株式会社(現、シナネンホールディングス株式会社)の株式を追加取得 |
|
2004年4月 |
支社制度を廃止し事業本部制度を導入する |
|
2005年5月 |
タキガワエネクス株式会社(現、子会社伊藤忠エネクスホームライフ西日本株式会社)は、瀧川産業株式会社から事業を譲受け営業を開始する |
|
同 年7月 |
小倉興産自動車整備株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式取得 |
|
同 年9月 |
株式会社東海の株式を売却 |
|
同 年10月 |
小倉興産エネルギー株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)は、小倉興産株式会社から事業を譲受け営業を開始する |
|
2006年12月 |
シナネン株式会社(現、シナネンホールディングス株式会社)の株式を一部売却 |
|
2007年4月 |
伊藤忠商事株式会社から株式会社目黒エネルギー販売(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式取得 |
|
同 年4月 |
伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社は、株式会社イデックスガスと合併し、社名を株式会社エコア(現、子会社)に変更 |
|
2008年9月 |
港南株式会社から石油販売事業の承継、並びにコーナンフリート株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式を追加取得 |
|
同 年10月 |
伊藤忠商事株式会社及び伊藤忠ペトロリアム株式会社から会社分割により石油製品トレード事業・石油製品ロジスティックス事業を承継 本店を東京都港区芝浦三丁目4番1号へ移転 |
|
2009年4月 |
株式会社ジャパンガスエナジーへ液化石油ガスのローリー卸売事業を譲渡 株式会社ジャパンガスエナジー(現、持分法適用会社)の株式取得 |
|
年月 |
項目 |
|
2011年2月 |
アイピー・パワーシステムズ株式会社へ出資し、電力小売事業へ参入 |
|
同 年3月 |
JENホールディングス株式会社(現、子会社エネクス電力株式会社)の株式を取得し、工場向けの電熱供給事業へ参入 |
|
同 年4月 |
伊藤忠石油販売株式会社を吸収合併 コーナンフリート株式会社は、社名をエネクスフリート株式会社に変更 |
|
2012年5月 2013年4月 同 年9月 2014年1月 同 年5月 2015年1月
同 年4月
同 年10月 2016年4月 同 年7月 2017年1月
同 年10月
2019年2月
2020年4月
2022年4月
|
東京都市サービス株式会社(現、子会社)の株式を取得し、熱供給事業へ参入 株式会社イングエナジー(現、持分法適用会社株式会社エネアーク関東)の株式を取得 アイピー・パワーシステムズ株式会社の株式を売却 本店を東京都港区虎ノ門二丁目10番1号へ移転 大阪カーライフグループ株式会社(現、子会社)の株式を取得 王子グリーンリソース株式会社と合弁で王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社(現、子会社)を設立 東京容器検査株式会社は、若山工業株式会社と合併し、社名を株式会社Jシリンダーサービス(現、子会社伊藤忠工業ガス株式会社)に変更 PT.ITC ENEX INDONESIA(現、子会社)を設立 JENホールディングス株式会社は、社名をエネクス電力株式会社に変更 株式会社エネクスライフサービス(現、子会社)を設立 マイオーラ・アセットマネジメント株式会社(現、子会社エネクス・アセットマネジメント株式会社)の株式を取得 大阪ガス株式会社と合弁で株式会社エネアーク(現、持分法適用会社)を設立し、関東・中部・関西のそれぞれの地区における液化石油ガス(LPガス)卸売・小売事業を統合 エネクス・インフラ投資法人が東京証券取引所のインフラファンド市場に上場 本店を東京都千代田区霞が関三丁目2番5号へ移転 ITC ENEX Southeast Asia Co., Ltd.(現、子会社)を設立 ITC ENEX (Thailand) Co., Ltd.(現、子会社)を設立 エネクスフリート株式会社が、小倉興産エネルギー株式会社及びエネクス石油販売西日本株式会社を吸収合併 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
当社企業グループは、当社、当社の親会社(伊藤忠商事株式会社)及び当社の子会社45社、持分法適用会社22社により構成され、当社グループの事業セグメントごとの取扱商品又はサービスの内容及び主要な関係会社名は次のとおりであります。なお、次の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。
|
事業 セグメント |
取扱商品又はサービスの内容 |
主要な関係会社名 |
|
ホームライフ事業 |
LPガスから電力や多彩なスマートエネルギーまで快適で豊かで安心なライフスタイルをご提案しております。 LPガス、灯油、都市ガス、電力、生活関連機器、スマートエネルギー機器、リフォーム、家庭用リチウムイオン蓄電システム |
伊藤忠エネクスホームライフ北海道㈱ 伊藤忠エネクスホームライフ西日本㈱ 伊藤忠エネクスホームライフ東北㈱ ㈱エコア ㈱エネアーク ㈱ジャパンガスエナジー |
|
カーライフ事業 |
あらゆるカーライフニーズに応え、自動車と共に快適に暮らせる社会の実現を目指しております。 ガソリン、灯油、軽油、電力、自動車、生活・車関連商品サービス |
エネクスフリート㈱ 大阪カーライフグループ㈱ 日産大阪販売㈱ ㈱九州エナジー |
|
産業ビジネス事業 |
アスファルトや船舶用燃料、エコ商材まで、産業や流通の基盤を支える様々なエネルギーをお届けしております。 ガソリン、灯油、軽油、重油、LPガス、産業用ガス、AdBlue®(※)、GTL燃料、リニューアブル燃料、法人向け給油カード、アスファルト、船舶用燃料、ガス容器耐圧検査、溶接用資材の販売及びサービスの提供、燃焼灰リサイクル、スロップ回収・リサイクル事業、石油製品輸出入、ターミナルタンク賃貸 |
伊藤忠工業ガス㈱ |
|
電力・ ユーティリティ事業 |
省エネルギーと快適性、経済性を追求し、電力関連事業・熱供給事業を推進しております。 電力発電(水力、太陽光、石炭火力、天然ガス火力)、蒸気、地域熱供給サービス、総合エネルギーサービス、電熱供給サービス、電力需給管理サービス、アセットマネジメント事業、レンタカー |
エネクス電力㈱ ㈱エネクスライフサービス 王子・伊藤忠エネクス電力販売㈱ 東京都市サービス㈱ |
(※)AdBlue®(アドブルー®)とは、ディーゼル車の排気ガスを分解して無害化する際に使われる世界標準の高品位尿素水です。
(®AdBlue(®アドブルー)はドイツ自動車工業会(VDA)の商標登録です。)
(1)親会社
|
会社の名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借状況 |
|||||
|
伊藤忠商事株式会社 (注)4 |
東京都港区 |
253,448 |
総合商社 |
被所有割合 54.0 (0.0) |
転籍:4 |
なし |
当社は石油製品等の販売及び購入をしている。 |
なし |
(2)子会社
|
会社の名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借状況 |
|||||
|
伊藤忠エネクスホームライフ北海道株式会社 |
札幌市中央区 |
43 |
ホームライフ事業 |
100.0 |
なし |
当社は運転資金の貸付をしている。 |
当社はガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所及び販売設備の一部を賃貸している。 |
|
伊藤忠エネクスホームライフ西日本株式会社 |
広島市中区 |
450 |
ホームライフ事業 |
100.0 |
なし |
当社は設備資金の貸付をしている。 |
当社はガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所及び販売設備の一部を賃貸している。 |
|
伊藤忠エネクスホームライフ東北株式会社 |
仙台市宮城野区 |
80 |
ホームライフ事業 |
100.0 |
なし |
当社は運転資金の貸付をしている。 |
当社はガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所及び販売設備の一部を賃貸している。 |
|
株式会社エコア |
福岡市博多区 |
480 |
ホームライフ事業 |
51.0 |
当社の役員2名が同社の役員を兼任している。 |
なし |
当社はガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は販売設備の一部を賃貸している。 |
|
エネクスフリート株式会社 (注)3,5 |
大阪市淀川区 |
100 |
カーライフ事業 |
100.0 |
当社の役員1名が同社の役員を兼任している。 |
なし |
当社は石油製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所及び販売設備の一部を賃貸している。 |
|
大阪カーライフグループ株式会社 |
大阪市西区 |
310 |
カーライフ事業 |
52.0 |
当社の役員1名が同社の役員を兼任している。 |
なし |
当社は電力等の販売をしている。 |
なし |
|
日産大阪販売株式会社(注)4,5 |
大阪市西区 |
90 |
カーライフ事業 |
52.0 (52.0) |
当社の役員1名が同社の役員を兼任している。 |
なし |
当社は電力等の販売をしている。 |
なし |
|
株式会社九州エナジー |
大分県大分市 |
100 |
カーライフ事業 |
75.0 |
なし |
なし |
当社は石油製品等の販売をしている。 |
当社は販売設備の一部を賃貸している。 |
|
伊藤忠工業ガス株式会社 |
東京都千代田区 |
100 |
産業ビジネス事業 |
100.0 |
なし |
当社は設備資金の貸付をしている。 |
当社は高圧ガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
エネクス電力株式会社 |
東京都千代田区 |
100 |
電力・ユーティリティ事業 |
100.0 |
なし |
当社は運転資金の貸付をしている。 |
当社は電力等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
株式会社エネクスライフサービス |
東京都千代田区 |
100 |
電力・ユーティリティ事業 |
100.0 |
なし |
なし |
当社は電力等の販売をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社 |
東京都千代田区 |
100 |
電力・ユーティリティ事業 |
60.0 |
なし |
なし |
当社は電力等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
東京都市サービス株式会社 |
東京都中央区 |
400 |
電力・ユーティリティ事業 |
66.6 |
当社の役員1名が同社の役員を兼任している。 |
なし |
当社は石油製品等の販売をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
その他32社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
(3)持分法適用会社
|
会社の名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任 |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借状況 |
|||||
|
株式会社エネアーク |
東京都千代田区 |
1,040 |
ホームライフ事業 |
50.0 |
なし |
なし |
当社はガス製品等の販売及び購入をしている。 |
当社は事務所を賃貸している。 |
|
株式会社ジャパンガスエナジー |
東京都千代田区 |
3,500 |
ホームライフ事業 |
20.0 |
なし |
なし |
当社はガス製品等の購入をしている。 |
当社グループは事務所及び販売設備の一部を賃貸借している。 |
|
その他20社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
(注)1.主要な事業の内容欄(親会社を除く)には、セグメントの名称を記載しております。
2.伊藤忠商事株式会社を除き、有価証券届出書又は、有価証券報告書を提出している関係会社はありません。
3.特定子会社に該当しております。
4.議決権の被所有割合の( )内は、間接被所有割合を内数で示しております。
5.エネクスフリート株式会社については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。日本において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された同社の財務諸表における主要な損益情報等は次のとおりであります。
主要な損益情報等 (1)売上収益 276,521百万円
(2)経常利益 3,204百万円
(3)当期純利益 1,981百万円
(4)純資産額 11,081百万円
(5)総資産額 50,840百万円
日産大阪販売株式会社については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。日本において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された同社の財務諸表における主要な損益情報等は次のとおりであります。
主要な損益情報等 (1)売上収益 103,991百万円
(2)経常利益 4,351百万円
(3)当期純利益 2,892百万円
(4)純資産額 21,214百万円
(5)総資産額 47,964百万円
(1)連結会社の状況
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
ホームライフ事業 |
|
[ |
|
カーライフ事業 |
|
[ |
|
産業ビジネス事業 |
|
[ |
|
電力・ユーティリティ事業 |
|
[ |
|
報告セグメント計 |
|
[ |
|
全社(共通) |
|
[ |
|
合計 |
|
[ |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
[ |
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
ホームライフ事業 |
|
[ |
|
カーライフ事業 |
|
[ |
|
産業ビジネス事業 |
|
[ |
|
電力・ユーティリティ事業 |
|
[ |
|
報告セグメント計 |
|
[ |
|
全社(共通) |
|
[ |
|
合計 |
|
[ |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は税込支払給与額であり、時間外給与及び賞与を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
名称 伊藤忠エネクス株式会社従業員組合
所属団体 なし
組合員数 372名(2023年3月31日現在)
労使関係 労使関係は円満に推移しております。
(4)人的資本、多様性に関する開示
当社並びに従業員数301人以上の子会社の状況
|
事業会社名 |
女性管理職比率(%) |
男女間賃金格差(%) |
男性育児休業取得率(%) |
||
|
正規労働者 |
非正規労働者 |
全労働者 |
|||
|
伊藤忠エネクス株式会社(提出会社) |
3.9 |
55.1 |
73.4 |
55.7 |
58 |
|
株式会社エコア |
― |
61.5 |
76.8 |
61.1 |
12 |
|
エネクスフリート株式会社 |
0.9 |
79.8 |
104.0 |
68.5 |
20 |
|
日産大阪販売株式会社 |
0.5 |
61.5 |
24.2 |
49.8 |
7 |
従業員数101人以上300人以下の子会社の状況
|
事業会社名 |
男女間賃金格差(%) |
||
|
正規労働者 |
非正規労働者 |
全労働者 |
|
|
伊藤忠エネクスホームライフ北海道株式会社 |
64.3 |
53.2 |
64.7 |
|
伊藤忠エネクスホームライフ西日本株式会社 |
64.1 |
63.2 |
66.3 |
|
伊藤忠エネクスホームライフ東北株式会社 |
85.9 |
82.7 |
97.4 |
|
伊藤忠エネクスホームライフ四国株式会社 |
67.6 |
63.3 |
68.5 |
|
株式会社九州エナジー |
76.0 |
75.7 |
70.2 |
|
伊藤忠工業ガス株式会社 |
84.6 |
94.8 |
85.5 |
|
東京都市サービス株式会社 |
81.8 |
― |
83.8 |
(注)1.従業員は、正規雇用の従業員及び非正規の従業員を含んでおります。
2.非正規労働者は、パートタイマー及び有期の嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。
3.女性管理職比率については、出向者を出向元の従業員として集計しております。
4.全労働者は、正規労働者と非正規労働者を含んでおります。
5.男女間賃金格差については、出向者を出向元の従業員として集計しております。
6.男女間賃金格差は、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。
7.男性育児休業取得率は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則 (平成3年労働省令第25号)第71条の4の第2項に定める割合を示しております。
8.男性育児休業取得率については、出向者を出向先の従業員として集計しております。
※当社の女性管理職は2014年より女性採用を強化し現在幹部候補として育成中であり、2035年女性管理職比率
30%を目指しております。
※男女間賃金格差においては、職種・職掌の違いによるものであり、同一労働の賃金に差はございません。
当社グループは中期経営計画『ENEX2030』概要(2023-2030)
(1)目指す方向性
① 現場力の増強
・既存事業における顧客基盤の更なる充実と収益性の向上
・グループ・コミュニケーション向上、総合力を高め、現場力強化
② 投資実行の加速
・投資推進体制の構築による投資の加速
・新規戦略投資2,100億円
(2)ENEX2030 経営目標
〈財務指標〉
① 当期純利益200億円以上
② 実質営業キャッシュ・フロー450億円
③ ROE9.0%以上
④ 新規戦略投資(8年累計)2,100億円
〈非財務指標〉
① GHG排出量50%以上削減(2018年度比 Scope1.2)
② 女性採用比率30%以上
③ 女性管理職比率10%
④ 男性育休取得率80%以上
中期経営計画『ENEX2030 '23-'24』概要(2023-2024)
(1)位置づけ :“2030年目指す姿”実現に向け、現場力強化、収益基盤強化により成長戦略実現への体制構築
(2)主な取り組み:① 現場力の強化 ② 投資実行体制の進化 ③ 組織・人材の強化
(3)ENEX2030 '23-'24 経営目標
〈財務指標〉
① 当期純利益135億円(2023・2024年度)
② 実質営業キャッシュ・フロー毎期350億円
③ ROE8~9%(2023・2024年度)
④ 累計投資額600億円(内、CAPEX160億円)
〈株主還元〉
連結配当性向40%以上を強く意識した上で、累進配当を実施
当社グループの事業には、国内事業基盤の縮小などによる長期的かつ緩やかに影響を受けるリスクや自然災害など比較的短期的な影響に留まると思われるリスクが存在しますが、取り巻く様々なリスクに対応するため、リスク取組基準、管理体制及び管理手法の整備により、リスクを統括的かつ個別的に管理しております。また、経営の諮問機関としてリスクマネジメント委員会を設置し、影響度と発生頻度などから経営に影響を及ぼす重要なリスクを洗い出し、分析、対策、発生・顕在化の予防・周知といったリスクマネジメントを実施しながら、継続的に管理を強化することでリスクの軽減を図っております。
これらを前提として、当社グループに重要な影響を及ぼす可能性があるリスクを以下7つに選定し、現時点における影響度が高いと思われる順に並べ、それらに対する発生可能性とその時期、並びに対応策を記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、当社が有価証券報告書提出日現在において判断したものです。
(1)事業基盤縮小によるリスク
(2)商品・原材料調達価格の変動によるリスク
(3)自然災害によるリスク
(4)固定資産減損によるリスク
(5)情報セキュリティ及び情報システムに係るリスク
(6)コンプライアンスに係るリスク
(7)感染症の大流行(パンデミック)によるリスク
(1)事業基盤縮小によるリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
中~大 |
高 |
中・長期 |
①リスク内容
当社グループは日本国内を中心とした石油製品販売、LPガス・産業用ガス販売、電力販売、熱供給、車両販売等のビジネスを展開しており、国内人口の減少による顧客減少や省エネルギー化、電気自動車の増加等により、取扱商品の販売量減少等の影響を受け、この傾向は今後も継続的に変わらないものと想定されるため、何ら対策を講じない場合には、毎年一定の減収が続くことが見込まれます。
また、エネルギー市場では、自動車のEV化の加速によるガソリン需要減や地球温暖化対策の一環として脱炭素社会の実現に向けた環境配慮への対応が不可避であると同時に、事業展開において今後、炭素税の導入や温室効果ガス排出規制などの様々な制約を受ける可能性があるため、様々なグローバル基準が標準化・規格化される中において当社グループの事業はこれまで以上の競争に晒されることが予測されております。
②対応策
当社グループの対応策として、“現場力を強化する”ことで既存事業における顧客基盤の更なる充実を図り、2023年4月より投資実行のプロフェッショナル組織として「投資戦略室」を設置し、投資案件の遂行力を強化することで新たな顧客基盤獲得を推進しております。また、当社では事業部門制を採用しており、各々の事業部門毎の事業基盤縮小への対応策のうち、重要性の高いものは以下のとおりです。また事業の推進にあたり、グループの「サステナビリティ方針」に基づき中長期的にサステナビリティ課題の解決に向けた取組みを推進するとともに、環境負荷低減を掲げる「環境方針」のもと、より良い地球環境と社会との共生を目指して継続的な環境改善に努めております。
|
事業 |
対応策 |
|
ホームライフ事業 |
・国内外M&AによるLPガス顧客数の維持・拡大 ・小売モデルの構築・運用で、効率化を図りつつ、その機能の提供 ・顧客基盤へのクロスサービスによる顧客の離脱防止 ・LPWA(※)等のIT活用による業務効率化とコスト削減 |
|
カーライフ事業 |
・販売店との連携を強化し、地域生活者のニーズを汲み取ることによる系列CS(※)の収益基盤強化 ・販売数量減に伴う収益減に備え、M&Aによる自動車関連事業の拡大 ・環境商材の取り組み |
|
産業ビジネス事業 |
・ディーゼル車の排気ガスを無害化するアドブルーや軽油代替となる天然ガス由来のGTL燃料など今後成長が見込まれる環境配慮型商材販売、LNG、リニューアブル燃料、アンモニア、水素等、石油代替燃料となる次世代エネルギーへの取組みによる収益拡充 ・船用LNG燃料の事業化、アンモニア燃料供給拠点整備に関する研究開発と配給ネットワーク整備と普及 ・石炭・バイオマス燃料灰、スロップ(船舶燃料タンク洗浄後の排水)やスラッジ(船舶燃料未燃焼分)の再活用 ・産業ガスの容器再検査事業強化と周辺事業領域への拡大 |
|
電力・ユーティリティ事業 |
・IT活用やTERASELブランド構築による、電力小売事業の営業活動の強化 ・代理店網を活用した営業基盤の拡充 |
|
環境負荷低減・地球環境の保全の取組み |
・グループ保有電源及びグループにて資産運用業務を行う電源における再エネ比率の引き上げ ・自家消費型太陽光発電と営農型太陽光発電の導入推進 ・蓄電池関連事業の展開 ・オフィス電力のグリーンエネルギー化 ・グループ会社(東京都市サービス(株))の熱供給センターによる電力負荷平準化・熱源機の高効率運転 ・ITを活用した自動検針導入や保安点検表のペーパレス化 ・スマホ給油で環境にやさしい店舗作り ・サプライチェーン向けのエコドライブ研修や「グリーン購入」「ノーネクタイ」等のエコオフィス活動、「COOL CHOICE」の推進 |
(※)LPWA(=Low Power Wide Area)とは、消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式です。顧客のガスメーターに専用機器を設置しLPWAを用いることで、検針や配送の合理化を進めております。
(※)CSとは、カーライフ・ステーションの略であり、当社が提案する複合サービス給油所です。
(参考)
|
主な顧客基盤 |
顧客数 |
販売数量 |
動向予測 |
|
LPガス販売(卸売・直売) |
150万軒 |
453千トン |
△0.4%/年 |
|
石油販売(CS向け) |
1,610CS |
4.5百万KL |
△1.8%/年 |
|
電力販売(小売) |
33万軒 |
2,262GWh |
△1.0%/年 |
(注)CS数は2023年3月末時点、販売数量は2022年度の実績数値ですが、電力販売(小売)については取次分を含む速報値です。
こうした気候変動問題や地球環境問題に対応すべく、2021年5月に発足した「サステナビリティ委員会」において検討・立案しましたサステナビリティ方針並びに重要課題を同年11月に開示しました。また2022年3月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づく開示を行い、本年3月には気候関連財務情報開示の重要性を認識し、TCFD提言への賛同を表明いたしました。
引き続き、同委員会が中心となり、様々な環境・社会課題を審議・モニタリングし、グループ全体のサステナビリティ経営戦略を実行・牽引してまいります。
(2)商品・原材料調達価格の変動によるリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
中~大 |
中 |
中・長期 |
①リスク内容
当社グループでは石油製品、LPガス、電力の取引において、以下の商品・原材料調達価格の変動によるリスクを有しており、世界的な脱炭素化の潮流による資源価格の上昇に加え、ロシアのウクライナ侵攻をはじめとする地政学的要因による更なる高騰が継続する場合、当社グループの業績に与える影響は増大します。
(a)石油製品
ガソリン、灯油、軽油、重油、アスファルト、GTL燃料で年間販売量9百万KL超(月間販売量約1百万KL)の取扱いがあり、その取引においては、相場動向を考慮したうえで先物取引等による買越及び売越ポジションを持つことがあります。更に、ヘッジ目的で商品先物・先渡契約等を行っております。その結果商品バランス(※)を生じ、市況変動によって損益に影響を及ぼす可能性があります。
(※)商品バランスとは売約残と買約残の差のことであり、売約残とは販売先と契約して未だに引渡ししていない固定価格の売り契約残及び先物取引の売り建玉のことです。また、買約残とは仕入先と契約して未だに引き取りをしていない固定価格の買い契約残及び先物取引の買い建玉、現物在庫のことです。
(b)LPガス
LPガスは、一般家庭や業務用店舗等への小売販売を中心として、年間販売量450~550千トンの取扱いがあり、主として顧客の軒先に設置されている容器内の在庫(軒先在庫)や一部のグループ会社で有している備蓄在庫が価格変動リスクに晒されております。
また、市況価格はCP(※)との相関が高くなっております。
(※)CP(Contract Price)とは、LPガスの最大の輸出国であったサウジアラビアが1994年10月から導入した、輸入国の取引先と交わす契約価格のことです。世界のLPGスポット落札価格・世界市場の相場・有力情報誌の市況情報を参考に、サウジアラビアの国営企業であるサウジアラムコ社の価格決定委員会にて決定されます。現在はMB(Mont Belvieu=米国テキサス州モントベルビュー市場での取引価格)を織り込んだ価格フォーミュラを導入しており、以前に比べCPによる価格影響は弱まっているものの、現在もLPガス輸入価格の主要指標となっております。
(c)電力
電力(小売)は、法人及び一般消費者向けに年間約2,262GWh(取次分含む)を販売しております。当社グループは、自社発電、相対契約、日本卸売電力取引所等から電源を調達していますが、発電燃料価格や電力市場取引価格に急激な変動が生じた場合には、当社グループの売買損益に影響を及ぼす可能性があります。
②対応策
(a)石油製品
石油製品は仕入価格に連動する販売価格を設定し、原則的には価格変動リスクを負わないビジネスモデルとなっております。加えて行き過ぎた買越及び売越ポジション、商品先物・先渡契約等を抑制するため、「商品バランス管理規程」を策定し、その中で商品バランス枠(最大±160千KL)及び部署毎に年間損失限度額を設定し、管理しております。これらは、商品取扱い部門の主管部署において毎週損益状態のモニタリングを実施し、管理部門でその状態を再チェックするなど、不測の損失が発生しない体制を構築しております。
(b)LPガス
CP等と連動する販売価格フォーミュラを設定し、顧客への価格転嫁を図ることで、価格変動リスクの抑制を図っております。一部のグループ会社で保有する備蓄在庫(10万トン、4か月程度保有)の評価損益が期間損益に与える影響は避けられませんが、中長期的な視点では価格変動による損益は収斂されるため、経営に大きな影響を与えるものでなく、一過性のものとして判断しております。
(c)電力
当社グループでは、電力調達に関して、大手電力会社とのアライアンス、自社電源の活用や電力先物取引市場を通じたデリバティブ取引等を活用することに加え、販売面でも一部の電力供給取引を対象に、当社グループの電源構成を適正に反映した燃料費調整制度を導入する(2021年度中に実施)等、電力市場取引価格や発電燃料価格の変動リスクの抑制を図っております。今後も引き続き、係る価格変動リスクの影響を受けにくい電力供給体制を構築・運用してまいります。
(3)自然災害によるリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
中 |
中 |
特定不能 |
①リスク内容
当社グループは国内全域に事業展開しており、CS(給油所)、石油・ガス・アスファルト基地、ガス・熱供給設備、発電所、自動車販売店舗等で1,627億円の有形固定資産・投資不動産(内IFRS第16号適用による使用権資産含む)を有しております。国内に広範囲な大規模自然災害(地震、台風、水害等)が発生した場合、その資産毀損が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、本社等の主たる機能が首都圏に多いことから、当該エリアで大規模自然災害が生じた場合には事業継続が困難となるリスクを有しております。
②対応策
(a)設備毀損対策
当社グループが保有する資産は日本全国各エリアに分散保有しており、自然災害によって毀損するリスクも分散されております。また、保有設備の耐震構造については、関連法令等に示される耐震基準に従い建設、維持しており、これまでの大規模自然災害においても、大きな被害は生じておりません。
更に、保険付保による対策を講じており、火災保険については大部分の設備に付保しております。一方、地震保険については、経済性も考慮し、石油基地、アスファルト基地等一部の設備への付保としております。
(b)事業継続
当社ではあらゆる地域で大規模災害が生じた場合に備え、全国の各エリア及び各グループ会社で事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を策定しております。BCPの実効性を高める為、各種訓練を定期的に実施しております。また、本社が壊滅的な被害を負った際、本社の代替業務を遂行する代替拠点(広島・福岡)訓練も実施しております。
訓練で洗い出された課題を整理し、課題解決に向けた対策の検討及び対策実行計画を立て、現行のBCPの更なる磨き上げに繋げるための取組みを実施しております。また、事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)の運用にむけて体制の構築・推進担当者向けの研修等、BCPの実効性を高めるための取組みを実施しております。
(本社、各エリアにて実施した救急救命訓練の模様)

(当社グループのBCP体制)
当社の経営理念である「社会とくらしのパートナー」としての責務を果たすため、当社では事業継続の脅威となる大規模な自然災害によるエネルギーの供給停止や通信の遮断、物流の寸断などの不測の事態が発生した場合に備え、策定したBCP基本方針に基づき、体制整備に努めております。
■エネクスグループの事業継続に向けた基本方針
|
・ 人命尊重を最優先とする。 ・ 従業員とその家族の安全を確保したうえで「社会とくらしにパートナー」として可能な限り当社取扱製品の販売とサービスの提供に努める。 ・ 地域社会と協力して二次災害の防止・被災地の復旧・復興支援を行う。 ・ 本計画と社内規程及びマニュアルの整合性を確保し、継続的改善に努める。 |
■BCP体制図
当社では、非常時の事業継続に迅速に対応するために、災害対策本部、各エリアのグループ会社災害対策本部、各部門の2階層としており、的確に情報収集ができる体制としております。また本社被災時には代替拠点として、広島・福岡へ本部機能や重要業務を移管することで、事業継続を維持する体制を構築しております。
(参考)防災への取組
当社では災害にいち早く対応するインフラ体制構築の一環として、「住民拠点SS」を136か所配備、「LPガス中核充填所」を13か所配備し、非常時には病院・避難所などへLPガス等の優先的供給、緊急車両等への給油など災害対応能力の強化を図っております。
(4)固定資産減損によるリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
小~中 |
中 |
中・長期 |
①リスク内容
当社グループは事業活動上、様々な事業に係る店舗用不動産、エネルギー供給設備、発電用設備等を保有、賃借しております。これらの当社グループの保有する有形固定資産は、1,499億円(内IFRS第16号適用による使用権資産含む)、投資不動産は127億円(同左)、無形資産は202億円、のれんは5億円となっております。事業等のリスクが顕在化したこと等により、それらの資産価値や収益性が低下した場合には、減損処理が必要となり、経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
②対応策
当社グループの保有する固定資産は複数事業に分散し、かつ日本全国各地に分散して保有していることから、一定のポートフォリオ効果によるリスク分散がなされております。
また、投資時には厳格な「投資基準」、重要性の高い一定金額以上の投資案件については、関係部署による検討会議を行い、損益計画の妥当性、投資回収の実現性を審査したうえで、経営会議又は取締役会に上程するなど、投資判断に誤りがないよう努めております。また、投資後の急激な環境変化等により収益性が悪くなった場合は、別に定める投資案件の定期的な実績モニターの制度等により、不採算・低効率案件の改善策を策定・実行し、改善に努めるとともに、EXITルールによる資産処分・入替を行うなど、不採算・低効率の固定資産が蓄積しない仕組みを構築しております。
(5)情報セキュリティ及び情報システムに係るリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
中~大 |
低 |
特定不能 |
①リスク内容
当社グループは、お客様からの石油製品・LPガス・電力等の受注や請求書の発行、ホームページを通じた様々な情報発信等において、情報資産の適切な管理並びに高い情報セキュリティレベルの確保を重要項目と認識し、関連規程を整備のうえ、役員・社員への教育、啓蒙活動を行うとともに、セキュリティの点検活動を実施しております。また、グループに対して安全なIT環境、利用システムを提供してネットワーク監視とセキュリティ事案において速やかに対応できるように対策強化に取り組んでおります。
しかしながら、サイバー攻撃等は年々巧妙化しているとともに、外部から予期せぬ不正アクセス、コンピューター・ウイルス侵入等による機密情報・個人情報の漏洩、設備の損壊・通信回線のトラブル等による情報システムの停止等のリスクを完全に回避できるものではなく、事業活動の継続に支障をきたす可能性があります。また、信用失墜、多額の賠償請求等により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
②対応策
当社グループの事業活動において、情報システムや情報ネットワークの重要性は増しており、CIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)及びIT・デジタル部が中心となって、その構築・運用にあたっては適切な内部統制手続きを整備し、伊藤忠商事とも連携しながら十分なセキュリティ確保に努めております。具体的には情報管理に係る基本方針や情報管理規程・ルール等の整備を行うとともに、社内会議や社内イントラネット、eラーニング等を通じ、グループ従業員への周知・教育と情報管理体制の徹底を図っております。そのうえで、システムやネットワークの冗長化、ウイルス対策、モバイルパソコンのデータレス化、ペーパレス環境の整備等、システム障害やセキュリティリスクの低減に向けた仕組みの導入を推進するとともに情報漏洩賠償責任保険への加入をしております。また、顧客情報・個人情報を含む機密情報の管理・取扱いについても、当社グループの個人情報保護ポリシーを定め、個人情報取扱いに関する目的や管理方法をステークホルダーに広く周知しております。
(6)コンプライアンスに係るリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
小 |
中 |
特定不能 |
①リスク内容
当社グループが事業を営むうえで関連する法令、規制は下記のとおり多岐に亘ります。法令に抵触した場合には事業活動の継続に支障をきたす可能性があります。
|
ホームライフ事業 |
高圧ガス保安法、液化石油ガス法、ガス事業法、消防法、石油コンビナート等災害防止法、食品衛生法 他 |
|
カーライフ事業 |
消防法、品確法、石油備蓄法、水質汚濁防止法、計量法、産業廃棄物処理法、土壌汚染対策法、独占禁止法、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、道路運送法、古物営業法、振動規制法、騒音規制法 他 |
|
産業ビジネス事業 |
消防法、産業廃棄物処理法、PCB処理特別措置法、大気汚染防止法、品確法、船員法、海洋汚染防止法、温対法、石油備蓄法、毒物及び劇物取締法、関税法、ガス事業法、石油コンビナート等災害防止法、国際船舶・港湾保安法(ソーラス条約)、貨物自動車運送事業法、高圧ガス保安法、電気事業法、計量法、水質汚濁防止法、瀬戸内法 他 |
|
電力・ユーティリティ事業 |
電力事業法、熱供給事業法、金融商品取引法、電力小売営業に関する指針、エネルギー供給構造高度化法、低効率石炭火力廃止規制、景品表示法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、騒音規制法、省エネ法 他 |
|
共通 |
会社法、金融商品取引法、各種税法、独占禁止法、不正競争防止法、消費者保護法、個人情報保護法、労働法、高年齢者雇用安定法、障碍者雇用促進法、働き方改革関連法、最低賃金法、厚生年金保険法、労働安全衛生法、軍事法 他 |
②対応策
コンプライアンスリスクが生じないため、また早期発見で対策を講じるために、当社グループでは以下のような対策を講じております。
(a)取締役、執行役員及び使用人は法令、定款はもとよりコンプライアンスプログラム、グループ行動宣言及び社員の行動規範等関連する規則に則り行動する。
(b)当社はCCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)及びコンプライアンスに係る事項を統括する部署を設置するとともに、コンプライアンスプログラムを制定し、各部門、グループ会社にコンプライアンス責任者・担当者を任命、コンプライアンス教育・研修実施、法令遵守マニュアルの作成、コンプライアンス事案発生時の対処方法、内部通報制度の整備、並びに社員の行動規範の遵守に関するすべての取締役、執行役員及び使用人からのグループ行動宣言取得等、コンプライアンス体制の充実に努める。
(c)法令・社内規則違反や不適切行為又は、それらが生じるおそれのある場合、速やかに連絡できるよう社内と社外に内部通報窓口を設置。内部通報窓口の仕組み及び内部通報者の保護については社内のコンプライアンス研修で周知を行い、通報後の対応内容について透明性を維持した的確な対処のできる体制を整備する。
(d)不正やコンプライアンス事案の発生防止のために、グループ内のコンプライアンス意識の実態や経営理念の浸透度を把握すべく意識調査を実施し、その結果を基に研修や新たな施策を講じる。また職場環境ヒアリングによる職場環境の実態把握にも努め、必要に応じ専門家に相談するなどリスクの低減を図る。
(e)コンプライアンス推進体制の維持・周知を図るため、定期的な教育を実施し、当社グループの意識向上と業務上必要なルール(法令・社内規程等)遵守のための知識教育の計画を立案・実行し、コンプライアンス事案の未然防止に努める。
(f)当社は、各部門で想定される各種リスクをリスクマネジメント委員会にて審議し、対策を決定する。
(7)感染症の大流行(パンデミック)によるリスク
|
影響度 |
発生可能性 |
発生可能性の時期 |
|
小~中 |
高 |
短・中期 |
①リスク内容
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は徐々に収束してきたとは言え、長期に渡り国内外で健康被害だけでなく経済活動の大規模な停滞を招き、企業の根幹を揺るがす事態に発展しました。国内においても外出自粛、テレワーク、遠隔コミュニケーションの推進など、働き方や生活様式が一変する事態となりました。また、経済動向により、ガソリン等の需要減への影響はあるものの、社会生活に不可欠なビジネスである石油・LPガス・電力・熱供給等の事業に関しては、例えば、外出自粛によりガソリン需要やオフィス等の熱需要が減少する一方、在宅により家庭用電力・LPガス等の需要が増加するなど、事業間の好不調の補完関係がある程度成立するため、短期的には大きな影響は少ないものと考えております。一方で自動車販売事業のように、経済状況によっては消費者の買い控えにつながり、苦戦が予想される事業もあります。
今後、新型コロナウイルスのような大規模感染症が発生した場合に、事業別の想定されるリスクは以下のとおりであります。
|
|
事業 |
想定されるリスク |
|
社 会 生 活 に 不 ビ可 ジ欠 ネな ス |
石油製品販売 |
・ 経済活動の自粛による需要減退に伴う販売数量の減少 ・ グループ会社及び販売店従業員の罹患による休止拠点の拡大 ・ 物流従事者の罹患による受発注、デリバリー機能の停止 |
|
LPガス 産業ガス 販売 |
・ 燃料転換による自動車用LPガスの需要減退 ・ ガス需要は一部復調しているが、全般的に完全回復に至らず ・ 製造、物流、保安の従業員罹患による工場、受発注、デリバリー機能の停止 |
|
|
電力販売 |
・ 経済活動の自粛による業務用需要の減退 ・ 発電所従業員の罹患による発電機能の停止 |
|
|
熱供給 |
・ 経済活動の自粛による店舗・供給先施設の需要減退 ・ オペレーションスタッフの罹患による熱供給機能の停止 |
|
|
車両販売等のビジネス |
・ 経済活動の自粛やディーラー店舗の時短営業に伴う販売台数の減少 ・ 店舗従業員の罹患による販売・車両メンテナンス機能の停止 ・ 半導体不足による新車の納期遅れ |
|
②対応策
当社では感染症が発生し国内がパンデミックとなった場合に備え、雇用の確保や事業継続の観点及び公共性ある企業としてステークホルダーに対する社会的責任を果たしてまいります。社員が感染を疑われる場合や感染した場合の対応などについては、国の方針もふまえ直ちに社内ガイドラインを策定し、感染拡大防止を図ってまいります。
当社グループを取り巻く環境には、上記記載の内容以外にも様々なリスク(法令・制度変更リスク、不良債権発生リスク、金利・為替変動リスクほか)を有しておりますが、前述の体制でリスク管理に万全を期しており、甚大な影響はないものと考えております。またウクライナ・ロシア情勢により、引き続き経済制裁や各国規制に基づく事業活動への影響が想定されます。当社グループとしましては、商品調達価格や原材料価格の高騰、商品や原材料の調達困難な状況の顕在化並びにサイバー攻撃に関する懸念等、想定されるリスクに対して必要な対策を講じてまいります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が一部残る中、地政学的リスクの影響による資源価格の高値圏推移や為替の影響で国内における石油製品や電力等のエネルギー価格が高騰しており、将来の見通しについては不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループでは、2021年4月に策定した以下の2ヵ年の中期経営計画『SHIFT!2022』に基づき、事業を推進しております。
基本方針:『“基盤”“環境・エネルギー”“人材”』
「基盤」
・国内販売ネットワーク・顧客基盤の更なる充実
・DXを活用しBtoCビジネスの積極推進
・アジアを中心とした海外事業の展開強化
「環境・エネルギー」
・環境商材をはじめ電力他多様なエネルギーで未開拓エリアへ進出
・再生可能エネルギーを中心に、発電から売電まで電力事業の更なる拡大
・環境技術力を高め、低炭素・脱炭素型商材拡充
「人材」
・国内外で活躍するマルチ人材の育成
・ダイバーシティ推進と多様な価値観の醸成
当連結会計年度において、当社の子会社であった小倉興産エネルギー株式会社とエネクス石油販売西日本株式会社を、同子会社であるエネクスフリート株式会社が吸収合併したことに伴い、管理区分を見直しました。また、当社の子会社である伊藤忠工業ガス株式会社を「産業ビジネス事業」に移管しました。
これに伴い、従来「産業ビジネス事業」に含まれていた小倉興産エネルギー株式会社の事業を「カーライフ事業」に、「ホームライフ事業」に含まれていた伊藤忠工業ガス株式会社の事業を「産業ビジネス事業」に含めて記載する方法に変更しております。
このため、前期との比較は、変更後の報告セグメントに基づき組み替えて行っております。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
資産合計 |
447,017 |
433,024 |
△13,993 |
|
負債合計 |
275,819 |
252,696 |
△23,123 |
|
資本合計 |
171,198 |
180,328 |
9,130 |
|
売上収益 |
936,306 |
1,012,018 |
75,712 |
|
営業活動に係る利益 |
20,929 |
21,368 |
439 |
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
13,194 |
13,832 |
638 |
(a)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比139億9千3百万円減少し、4,330億2千4百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比231億2千3百万円減少し、2,526億9千6百万円となりました。
当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末比91億3千万円増加し、1,803億2千8百万円となりました。
(b)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上収益は1兆120億1千8百万円(前期比8.1%の増加)、営業活動に係る利益は213億6千8百万円(前期比2.1%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は138億3千2百万円(前期比4.8%の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
ホームライフ事業の売上収益は841億8千7百万円(前期比0.9%の減少)、営業活動に係る利益は20億4千2百万円(前期比11.1%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は27億1千万円(前期比10.3%の増加)となりました。
カーライフ事業の売上収益は5,636億4千7百万円(前期比4.7%の増加)、営業活動に係る利益は89億5千万円(前期比11.5%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は44億7千2百万円(前期比6.0%の増加)となりました。
産業ビジネス事業の売上収益は2,444億5千4百万円(前期比15.4%の増加)、営業活動に係る利益は85億2千6百万円(前期比83.7%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は58億8千万円(前期比78.0%の増加)となりました。
電力・ユーティリティ事業の売上収益は1,197億3千万円(前期比18.4%の増加)、営業活動に係る利益は21億6千2百万円(前期比65.0%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は10億2千6百万円(前期比70.5%の減少)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
営業活動による キャッシュ・フロー |
39,955 |
34,799 |
△5,156 |
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
△19,113 |
△3,190 |
15,923 |
|
(フリー・キャッシュ・ フロー) |
(20,842) |
(31,609) |
(10,767) |
|
財務活動による キャッシュ・フロー |
△17,625 |
△37,747 |
△20,122 |
|
現金及び現金同等物の増減額 |
3,217 |
△6,138 |
△9,355 |
|
為替相場の変動による現金及び現金同等物への影響額 |
87 |
6 |
△81 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
38,145 |
32,013 |
△6,132 |
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して61億3千2百万円減少の320億1千3百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
営業活動による キャッシュ・フロー |
39,955 |
34,799 |
△5,156 |
|
運転資金等の増減 |
6,109 |
△2,457 |
△8,566 |
|
実質営業キャッシュ・ フロー(※) |
33,846 |
37,256 |
3,410 |
(※)営業活動によるキャッシュ・フローから運転資金等(営業債権の増減、棚卸資産の増減、営業債務の増減、その他-純額)を除
いたものです。
営業活動の結果得られた資金は347億9千9百万円となりました。主な要因は、税引前利益230億3千6百万円、減価償却費及び償却費218億7千3百万円、運転資金等の増減による支出24億5千7百万円、法人所得税の支払額65億1千9百万円によるものです。なお、営業活動によるキャッシュ・フローは前期比で51億5千6百万円減少しております。また、実質営業キャッシュ・フローにつきましては前期比で34億1千万円増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は31億9千万円となりました。主な要因は、有形固定資産及び投資不動産の取得による支出121億9千万円、有形固定資産及び投資不動産の売却による収入107億7千7百万円、無形資産の取得による支出27億9千9百万円によるものです。なお、投資活動によるキャッシュ・フローは前期比で159億2千3百万円増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は377億4千7百万円となりました。主な要因は、社債及び借入金の返済額187億9千6百万円、リース負債の返済による支出113億4千6百万円、当社株主への配当金の支払額55億3千6百万円によるものです。なお、財務活動によるキャッシュ・フローは前期比で201億2千2百万円減少しております。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループの一部会社において、受注による製品の生産を行っているものの、これらの会社の生産実績及び受注実績の連結売上原価、連結売上収益に対する割合がそれぞれ僅少であるため、生産実績及び受注実績については記載しておりません。また、仕入実績は、販売実績と概ね連動しているため記載を省略しております。なお、販売実績については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報」をご参照ください。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)経営成績等
a.財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末比60億5百万円減少し1,911億4千1百万円となりました。その主要因は、社債の償還及び借入金の返済等により現金及び現金同等物が減少したことによるものであります。
(非流動資産)
当連結会計年度末における非流動資産の残高は、前連結会計年度末比79億8千8百万円減少し2,418億8千3百万円となりました。その主要因は、有形固定資産が減少したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末比192億1千4百万円減少し1,661億2千3百万円となりました。その主要因は、社債及び借入金(短期)が減少したことと、当第2四半期以降の原油価格下落に伴う仕入価格の低下により営業債務が減少したことによるものであります。
(非流動負債)
当連結会計年度末における非流動負債の残高は、前連結会計年度末比39億9百万円減少し865億7千3百万円となりました。その主要因は、社債及び借入金(長期)が減少したことによるものであります。
(資本)
当連結会計年度末における資本の残高は、前連結会計年度末比91億3千万円増加し1,803億2千8百万円となりました。その主要因は、利益剰余金の増加等によるものであります。
b.経営成績
(売上収益)
当連結会計年度における売上収益は、前連結会計年度に比して757億1千2百万円増加し、1兆120億1千8百万円となりました。主要因は、当上半期における原油相場の高止まりに伴う各種石油製品販売価格の上昇によるものです。
(売上総利益)
売上総利益は、前連結会計年度に比して59億6千5百万円増加し、895億5千6百万円となりました。主要因は、産業ビジネス事業が好調に推移し、電力・ユーティリティ事業での資源価格の高騰による調達価格の上昇に伴う電力小売利幅の縮小を吸収したことによるものです。
(営業活動に係る利益)
営業活動に係る利益は、前連結会計年度に比して4億3千9百万円増加し、213億6千8百万円となりました。主要因は、売上総利益の増益があった一方で、前期における大規模太陽光発電所(メガソーラー)の子会社化に伴う評価益の反動があったことによるものであります。
(税引前利益)
税引前利益は、前連結会計年度に比して7億9千5百万円増加し、230億3千6百万円となりました。主要因は、営業活動に係る利益の増益によるものであります。
(当社株主に帰属する当期純利益)
当社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比して6億3千8百万円増加し、138億3千2百万円となりました。主要因は、税引前利益の増益によるものであります。なお、当社株主に帰属する当期純利益は8期連続で過去最高益を更新することができました。
(b)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営成績に影響を与える大きな要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(c)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは2021年4月に2カ年の中期経営計画『SHIFT!2022』を策定し、当社株主に帰属する当期純利益、株主資本を有効活用するためROEを重要な指標として位置づけております。当社グループの当連結会計年度における当社株主に帰属する当期純利益は138億円、ROEは9.3%であり、2022年度計画である「当社株主に帰属する当期純利益:130億円」「ROE:9.0%以上」を達成することができました。
(d)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.ホームライフ事業
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
売上収益 |
84,953 |
84,187 |
△766 |
|
営業活動に係る利益 |
2,297 |
2,042 |
△255 |
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
2,458 |
2,710 |
252 |
|
資産合計 |
69,776 |
69,824 |
48 |
[LPガス事業]新規顧客の獲得や営業権買収の推進により、直売顧客軒数は約565千軒(前期末比約8千軒増加)となりました。LPガス販売数量は需要期の平均気温が前期を上回ったことと価格高騰による節約志向により、前年同期を下回りました。
(ⅰ)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、持分法で会計処理されている投資の増加等により前連結会計年度末比4千8百万円増加し698億2千4百万円となりました。
(ⅱ)経営成績
売上収益は841億8千7百万円(前期比0.9%の減少)となり、営業活動に係る利益は20億4千2百万円(前期比11.1%の減少)となりました。これは主に、LPガス販売数量が減少したことによるものです。
当社株主に帰属する当期純利益は27億1千万円(前期比10.3%の増加)となりました。これは主に、持分法適用会社の取込利益が増加したこと等によるものです。
b.カーライフ事業
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
売上収益 |
538,410 |
563,647 |
25,237 |
|
営業活動に係る利益 |
8,027 |
8,950 |
923 |
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
4,219 |
4,472 |
253 |
|
資産合計 |
158,145 |
161,446 |
3,301 |
[CS事業]CS数は前期末より26ヵ所減少し、1,610ヵ所となりました。石油製品の販売数量は、新型コロナウイルス感染症による影響が徐々に縮小しており、前期をわずかに上回りました。
[自動車関連事業]自動車ディーラー事業を行っている子会社の大阪カーライフグループ㈱において、新型車の受注が好調であった一方、半導体不足による生産台数の減少により、販売台数は前期を下回りました。
(ⅰ)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、営業債権の増加等により前連結会計年度末比33億1百万円増加し1,614億4千6百万円となりました。
(ⅱ)経営成績
売上収益は5,636億4千7百万円(前期比4.7%の増加)となりました。これは主に、当上半期における原油相場の高止まりに伴う各種石油製品販売価格の上昇によるものです。
営業活動に係る利益は89億5千万円(前期比11.5%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は44億7千2百万円(前期比6.0%の増加)となりました。これは主に、CS小売事業が堅調に推移したことと、自動車ディーラー事業の台当たりの粗利益向上が貢献したことによるものです。
c.産業ビジネス事業
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
売上収益 |
211,795 |
244,454 |
32,659 |
|
営業活動に係る利益 |
4,642 |
8,526 |
3,884 |
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
3,303 |
5,880 |
2,577 |
|
資産合計 |
70,182 |
59,429 |
△10,753 |
[船舶燃料販売事業]外航船向けの重油販売が堅調に推移したことにより、販売数量は前期を上回りました。
[法人向け自動車燃料給油カード事業]新規顧客開拓を進めたことにより、販売数量は前期を上回りました。
(ⅰ)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、営業債権の減少等により前連結会計年度末比107億5千3百万円減少し594億2千9百万円となりました。
(ⅱ)経営成績
売上収益は2,444億5千4百万円(前期比15.4%の増加)となりました。これは主に、当上半期における原油相場の高止まりに伴う各種石油製品販売価格の上昇及び販売数量の増加によるものです。
営業活動に係る利益は85億2千6百万円(前期比83.7%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は58億8千万円(前期比78.0%の増加)となりました。これは主に、船舶燃料販売、産業ガス販売、環境関連ビジネス、法人向け自動車燃料給油カード等の各事業が好調に推移したことや、流通ターミナル事業がターミナル機能を駆使し、内外価格差や市況変動を効果的に捉え採算を向上させたことによるものです。
d.電力・ユーティリティ事業
(単位:百万円)
|
|
前期 2021年度 |
当期 2022年度 |
増減 |
|
売上収益 |
101,148 |
119,730 |
18,582 |
|
営業活動に係る利益 |
6,180 |
2,162 |
△4,018 |
|
当社株主に帰属する当期純利益 |
3,483 |
1,026 |
△2,457 |
|
資産合計 |
117,272 |
114,113 |
△3,159 |
[電力小売事業]低圧の販売数量(※1)は新規契約の獲得により前期を上回りました。一方、高圧の販売数量は採算販売を行ったことにより前期を下回った結果、販売数量全体は前期を下回りました。当社グループ全体の電力小売顧客件数は334千件(前期末比約54千件増加)となりました。
[熱供給事業(※2)]今夏の平均気温が前期を上回ったことに伴う空調利用の増加により、販売熱量は前期を上回りました。
(ⅰ)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、有形固定資産の減少等により前連結会計年度末比31億5千9百万円減少し1,141億1千3百万円となりました。
(ⅱ)経営成績
売上収益は1,197億3千万円(前期比18.4%の増加)となりました。これは主に、電力卸市場価格の高騰を受けた販売価格の上昇によるものです。
営業活動に係る利益は21億6千2百万円(前期比65.0%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は10億2千6百万円(前期比70.5%の減少)となりました。これは主に、資源価格の高騰による調達価格の上昇に伴う電力小売利幅の縮小と前期における大規模太陽光発電所(メガソーラー)の子会社化に伴う評価益の反動によるものです。
(※1)電力小売事業の販売数量は高圧・低圧ともに取次数量を含みます。
(※2)熱供給事業とは、熱源プラントから複数の建物、オフィスビル等に、冷房・暖房等に使用する冷水・温水を導管で供給する事業です。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フロー
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(b)資金需要
当社グループでは主な資金需要として、事業活動における短期運転資金に加え、各事業の成長と設備・維持を目的とした投資活動における設備資金等があります。
中期経営計画『ENEX2030』の8ヵ年においては新規・戦略投資に2,100億円、設備・維持に係る投資を700億円、計2,800億円の投資を計画しております。
2023年度の投資計画につきましては「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
(c)財務政策
当社グループでは、コア事業から得られたキャッシュ・フローをもとに周辺事業の拡大、新規・戦略投資を積極的に推進してまいります。また、企業価値向上に向けたグループ全体での財務マネジメントの強化のため、グループ金融制度(※)を推進しており、グループ全体での財務活動の効率化、バランスの取れた資産ポートフォリオの形成、事業間のシナジーが創出できる体制の構築を目指しております。
当社グループにおける調達に当たっては、短期運転資金につきましては、金融機関からの短期借入又は短期社債(電子CP)の発行による調達を基本としており、設備資金等につきましては、金融機関からの長期借入又は社債による調達を基本としております。
当面の資金調達余力につきましても、潤沢な現金及び現金同等物に加え、十分な当座貸越枠並びに社債(CP)発行枠を確保しております。また、これまでも健全な水準を維持してきたネットDERは△0.12倍となっており、実質無借金となっております。
(※)グループ金融制度とは、グループ間で資金を融通しあうことで資金管理・調達コストを効率化する制度です。
信用格付
当社は、資金調達を円滑に行うため株式会社日本格付研究所(JCR)から格付を取得しております。
(付与日2022年7月27日)
|
|
格付 |
|
長期発行体格付 |
AA-(安定的) |
|
コマーシャルペーパー |
J-1+ |
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針 4.見積り及び判断の利用」に記載しております。
当連結会計年度において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び 構築物 (百万円) |
機械装置 及び運搬具 (百万円) |
土地 (百万円) (面積千㎡) [賃借面積] |
投資不動産 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||
|
伊藤忠エネクス本社 東京都千代田区 |
全社 |
事務所 |
1,117 |
- |
- |
- |
178 |
1,295 |
427 |
|
(-) |
|||||||||
|
[-] |
|||||||||
|
江田島ターミナル 広島県江田島市 |
産業ビジネス |
油槽所 |
- |
203 |
241 |
1,733 |
7 |
2,184 |
1 |
|
(1) |
|||||||||
|
[83] |
|||||||||
(2)国内子会社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2023年3月31日現在) |
||
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び 構築物 (百万円) |
機械装置 及び運搬具 (百万円) |
土地 (百万円) (面積千㎡) [賃借面積] |
投資不動産 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
|||||
|
防府エネルギーサービス㈱ |
防府エネルギーサービス㈱ 山口県防府市 |
電力・ユーティリティ |
電熱供給設備 |
642 |
6,123 |
677 |
- |
33 |
7,475 |
36 |
|
(80) |
||||||||||
|
[6] |
||||||||||
|
上越エネルギーサービス㈱ |
上越エネルギーサービス㈱ 新潟県上越市 |
電力・ユーティリティ |
電熱供給設備 |
4,424 |
1,931 |
14 |
- |
91 |
6,460 |
19 |
|
(133) |
||||||||||
|
[28] |
||||||||||
|
玖珠ウインドファーム㈱ |
玖珠ウインドファーム㈱ 大分県玖珠郡 |
電力・ユーティリティ |
風力発電設備 |
- |
1,606 |
3 |
- |
34 |
1,643 |
3 |
|
(-) |
||||||||||
|
[60] |
||||||||||
|
南あわじソーラーファーム㈱ |
南あわじソーラーファーム㈱ 兵庫県南あわじ市 |
電力・ユーティリティ |
太陽光発電設備 |
2 |
2,121 |
249 |
- |
- |
2,372 |
1 |
|
(-) |
||||||||||
|
[129] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
幕張新都心ハイテク・ビジネス地区熱供給センター 千葉県千葉市 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
582 |
3,433 |
9 |
- |
1 |
4,025 |
10 |
|
(-) |
||||||||||
|
[1] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
銀座5・6丁目地区熱供給センター 東京都中央区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
1,327 |
939 |
58 |
- |
1 |
2,325 |
15 |
|
(0) |
||||||||||
|
[-] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
箱崎地区熱供給センター 東京都中央区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
1,276 |
85 |
1 |
- |
3 |
1,365 |
15 |
|
(-) |
||||||||||
|
[0] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
神田駿河台地区熱供給センター 東京都千代田区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
1,103 |
590 |
13 |
- |
- |
1,706 |
4 |
|
(-) |
||||||||||
|
[0] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
横浜熱供給センター 神奈川県横浜市 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
704 |
1,287 |
- |
- |
2 |
1,993 |
8 |
|
(-) |
||||||||||
|
[-] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
府中日鋼町地区熱供給センター 東京都府中市 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
1,311 |
581 |
- |
- |
2 |
1,894 |
9 |
|
(-) |
||||||||||
|
[-] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
本駒込熱供給センター 東京都文京区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
1,185 |
400 |
- |
- |
- |
1,585 |
1 |
|
(-) |
||||||||||
|
[-] |
||||||||||
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額 |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び 構築物 (百万円) |
機械装置 及び運搬具 (百万円) |
土地 (百万円) (面積千㎡) [賃借面積] |
投資不動産 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
|||||
|
東京都市サービス㈱ |
新川地区熱供給センター 東京都中央区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
495 |
472 |
- |
- |
- |
967 |
7 |
|
(-) |
||||||||||
|
[-] |
||||||||||
|
東京都市サービス㈱ |
芝浦4丁目地区熱供給センター 東京都港区 |
電力・ユーティリティ |
熱供給設備 |
608 |
307 |
79 |
- |
1 |
995 |
17 |
|
(-) |
||||||||||
|
[1] |
||||||||||
|
日産大阪販売㈱ |
西宮店 兵庫県西宮市 |
カーライフ |
販売店 |
167 |
48 |
622 |
- |
262 |
1,099 |
17 |
|
(-) |
||||||||||
|
[1] |
||||||||||
|
日産大阪販売㈱ |
Zushi高槻店 大阪府高槻市 |
カーライフ |
販売店 |
35 |
36 |
880 |
- |
302 |
1,253 |
21 |
|
(-) |
||||||||||
|
[3] |
||||||||||
|
日産大阪販売㈱ |
クルーゼ堺 大阪府堺市 |
カーライフ |
販売店 |
106 |
87 |
1,470 |
- |
568 |
2,231 |
33 |
|
(-) |
||||||||||
|
[4] |
||||||||||
|
SHINKO匿名組合 |
サンコーB太陽光発電所 群馬県高崎市 |
電力・ユーティリティ |
太陽光発電設備 |
15 |
20,116 |
1,766 |
- |
2 |
21,899 |
- |
|
(-) |
||||||||||
|
[612] |
||||||||||
(3)在外子会社
該当事項はありません。
(注)1.提出会社から賃借しているものを含んでおります。
2.土地の( )書きは当社及び連結会社が所有している土地の面積を記載し、[ ]書きは連結会社以外から賃借している土地の面積を外数で記載しております。
3.主要な設備の状況の帳簿価額の内「その他」は、器具備品及び容器であり、建設仮勘定を含んでおります。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
387,250,000 |
|
計 |
387,250,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月14日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内 容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数は100株 であります。 |
|
計 |
|
|
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2008年10月1日 (注) |
20,525 |
116,881 |
- |
19,878 |
- |
5,000 |
(注)2008年10月1日における発行済株式数の増加は、会社分割に伴い分割法人へ交付するための発行によるものです。
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)自己株式3,895,682株は、「個人その他」の欄に38,956単元及び「単元未満株式の状況」の欄に82株含めて記載しております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株式会社日本カストディ銀行 (信託口) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
|
|
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
|
|
|
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NY 10286, U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) |
|
|
|
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
PALISADES WEST 6300, BEE CAVE ROAD BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US (東京都新宿区新宿六丁目27番30号) |
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)上記の他、当社は自己株式3,896千株を保有しております。
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
注記 番号 |
前連結会計年度末 (2022年3月31日) |
当連結会計年度末 (2023年3月31日) |
|
(資産の部) |
|
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
|
現金及び現金同等物 |
8 |
|
|
|
営業債権 |
9,28 |
|
|
|
その他の短期金融資産 |
10 |
|
|
|
棚卸資産 |
11 |
|
|
|
未収法人所得税 |
|
|
|
|
前渡金 |
|
|
|
|
その他の流動資産 |
|
|
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
|
非流動資産 |
|
|
|
|
持分法で会計処理されている投資 |
12,41 |
|
|
|
その他の投資 |
10 |
|
|
|
投資以外の長期金融資産 |
10,41 |
|
|
|
有形固定資産 |
13,16,39,41 |
|
|
|
投資不動産 |
14 |
|
|
|
のれん |
15 |
|
|
|
無形資産 |
15,16 |
|
|
|
繰延税金資産 |
17 |
|
|
|
その他の非流動資産 |
|
|
|
|
非流動資産合計 |
|
|
|
|
資産合計 |
5 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
注記 番号 |
前連結会計年度末 (2022年3月31日) |
当連結会計年度末 (2023年3月31日) |
|
(負債及び資本の部) |
|
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
|
社債及び借入金(短期) |
18,41 |
|
|
|
営業債務 |
19,41 |
|
|
|
リース負債 |
16 |
|
|
|
その他の短期金融負債 |
20 |
|
|
|
未払法人所得税 |
|
|
|
|
前受金 |
28 |
|
|
|
その他の流動負債 |
21,22 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
|
非流動負債 |
|
|
|
|
社債及び借入金(長期) |
18,41 |
|
|
|
リース負債 |
16,41 |
|
|
|
その他の長期金融負債 |
20 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
23 |
|
|
|
繰延税金負債 |
17 |
|
|
|
引当金 |
22 |
|
|
|
その他の非流動負債 |
|
|
|
|
非流動負債合計 |
|
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
|
資本 |
|
|
|
|
資本金 |
24 |
|
|
|
資本剰余金 |
24 |
|
|
|
利益剰余金 |
24 |
|
|
|
その他の資本の構成要素 |
25 |
△ |
|
|
自己株式 |
24 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
|
非支配持分 |
38 |
|
|
|
資本合計 |
|
|
|
|
負債及び資本合計 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
前渡金 |
|
|
|
短期貸付金 |
|
|
|
未収入金 |
|
|
|
預け金 |
|
|
|
デリバティブ債権 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
構築物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
船舶 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
借地権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
その他の関係会社有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
差入保証金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内償還予定の社債 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
デリバティブ債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
再評価に係る繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付引当金 |
|
|
|
受入保証金 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
固定資産圧縮積立金 |
|
|
|
別途積立金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
|
土地再評価差額金 |
△ |
△ |
|
評価・換算差額等合計 |
△ |
△ |
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上収益 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息及び受取配当金 |
|
|
|
仕入割引 |
|
|
|
匿名組合投資利益 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
社債利息 |
|
|
|
売上割引 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
|
収用補償金 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
投資有価証券売却損 |
|
|
|
関係会社株式評価損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|