株式会社 ストライダーズ

Striders Corporation
港区新橋五丁目13番5号
証券コード:98160
業界:卸売業
有価証券報告書の提出日:2023年6月23日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第55期

第56期

第57期

第58期

第59期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

9,216,311

13,276,092

10,482,350

7,505,806

7,371,072

経常利益

(千円)

230,454

254,682

228,467

205,428

232,230

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

76,932

151,151

114,172

168,937

118,258

包括利益

(千円)

72,333

166,090

155,725

152,781

124,645

純資産額

(千円)

2,087,802

2,133,668

2,321,059

2,450,699

2,517,524

総資産額

(千円)

4,655,462

5,000,313

5,230,200

4,789,677

4,651,458

1株当たり純資産額

 

234円78銭

247円31銭

267円38銭

286円26銭

296円42銭

1株当たり当期純利益

 

8円66銭

17円48銭

13円47銭

19円91銭

14円03銭

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

 

8円66銭

17円48銭

自己資本比率

(%)

44.5

41.9

43.4

50.6

53.5

自己資本利益率

(%)

3.77

7.25

5.23

7.20

4.81

株価収益率

(倍)

36.82

14.47

21.75

10.65

15.47

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

414,297

311,852

297,350

32,206

261,475

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

423,462

144,209

107,541

83,941

62,966

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

160,548

8,098

289,305

245,535

331,059

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

1,814,203

1,990,496

2,682,893

2,399,706

2,402,242

従業員数

(人)

196

198

205

141

135

[外、平均臨時
雇用者数]

[96]

[98]

[87]

[56]

[51]

 

(注) 1.第57期、第58期及び第59期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第58期の期首から適用しており、第58期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第55期

第56期

第57期

第58期

第59期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

183,030

149,727

172,544

234,240

90,900

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

262,752

11,709

27,674

265,566

98,966

当期純利益

(千円)

187,535

14,147

60,359

22,539

107,553

資本金

(千円)

1,582,416

1,583,825

1,585,938

1,585,938

1,585,938

発行済株式総数

(株)

8,887,089

8,897,089

8,912,089

8,912,089

8,912,089

純資産額

(千円)

1,992,741

1,899,540

1,946,543

1,936,798

1,992,981

総資産額

(千円)

3,057,485

3,126,632

2,992,793

2,761,849

2,586,242

1株当たり純資産額

 

223円91銭

223円81銭

228円96銭

228円28銭

236円91銭

1株当たり配当額

3円00銭

3円00銭

5円00銭

5円00銭

(内1株当たり中間配当額)

(―)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

 

21円12銭

1円64銭

7円12銭

2円66銭

12円76銭

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

 

21円10銭

1円64銭

自己資本比率

(%)

65.1

60.6

64.9

70.0

76.9

自己資本利益率

(%)

9.43

0.73

3.14

1.16

5.48

株価収益率

(倍)

15.10

154.59

41.14

79.82

17.01

配当性向

(%)

183.31

42.12

188.23

39.19

従業員数

(人)

12

11

10

10

10

[外、平均臨時
雇用者数]

[―]

[-]

[-]

[-]

[-]

株主総利回り

(%)

69.5

55.8

65.1

48.6

50.8

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

513

453

538

330

257

 

 

 

 

 

 

 

最低株価

(円)

230

245

230

205

204

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

2.第57期、第58期及び第59期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第58期の期首から適用しており、第58期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2 【沿革】

年月

事項

1965年2月

リース事務機会社として設立

1977年2月

商号を株式会社リース電子に変更

1991年2月

株式を店頭登録

1998年7月

商号を株式会社バーテックスリンクに変更

2004年4月

株式会社郵テック設立

   11月

株式会社郵テックから株式会社ジオブレインに商号変更

   12月

ジャスダック証券取引所に上場

2005年2月

株式会社ブイ・エル・アール設立

   8月

株式会社バーテックスリンクデジタルデザイン設立

2006年12月

株式会社アガットコンサルティングを完全子会社化

2007年3月

株式会社ディアイティと資本・業務提携

   7月

Your Capital Co., Limited(韓国)の株式を取得し、連結子会社化

2008年2月

株式会社バーテックスリンクデジタルデザインが人材紹介事業に進出

   5月

 

 

株式会社バーテックスリンクデジタルデザインが人材紹介事業に進出(事業許可取得)、併せて日本キャリア・パートナーズ株式会社に商号変更

株式会社ブイ・エル・アールをM&Aグローバル・パートナーズ株式会社に商号変更

2009年1月

連結子会社日本キャリア・パートナーズ株式会社の全株式を譲渡

   2月

 

株式会社エスグラント・アドバイザーズを子会社化し、株式会社トラストアドバイザーズに商号変更

   3月

M&Aグローバル・パートナーズ株式会社が株式会社エー・エム・コンポジットを吸収合併

   4月

 

連結子会社株式会社アガットコンサルティングの株式を譲渡

連結子会社株式会社ジオブレインの株式を譲渡

2010年4月

 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ)に上場

   7月

商号を株式会社ストライダーズに変更

2011年5月

Your Capital Co., Limited(韓国)の全株式を譲渡

2012年3月

モバイルリンク株式会社の株式取得及び第三者割当増資の引受により連結子会社化

   5月

有限会社増田製麺の株式を取得し、連結子会社化

   12月

株式会社グローバルホールディングスを設立

2013年3月

 

 

株式会社グローバルホールディングスが成田ポートホテル(現・成田ゲートウェイホテル)を取得、同時にその運営会社である株式会社イシン・ナリタオオヤマ・オペレーションズを連結子会社化し、成田ゲートウェイホテル株式会社に商号変更

2014年3月

株式会社東京アパートメント保証を設立

   6月

 

ホテル日航倉敷を所有・運営するロテルド倉敷株式会社を子会社化、併せて株式会社倉敷ロイヤルアートホテルに商号変更

2015年3月

モバイルリンク株式会社が台湾において、合弁出資により新光行動聯網股份有限公司を設立

   4月

スリランカにおいてAsia Capital PLCと合弁出資によりStrider Capital Asia PLCを設立

2017年4月

株式会社トラストアドバイザーズが株式会社ReLiveを設立

   8月

スリランカの合弁会社Strider Capital Asia PLCの全株式を譲渡

   9月

 

子会社であるSTRIDERS GLOBAL INVESTMENT PTE.LTD.がPT. CITRA SURYA KOMUNIKASIの第三者割当増資を引受け、同社を連結子会社化

2018年1月

株式会社みらい知的財産技術研究所の株式の一部を取得し、持分法適用関連会社化

2019年3月

新光行動聯網股份有限公司の清算結了

2021年9月

PT. CITRA SURYA KOMUNIKASI株式の一部を譲渡した結果、同社を連結の範囲から除外

2022年4月

東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に上場

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社ストライダーズは事業投資・グループ経営管理)と子会社10社及び関連会社1社により構成されており、不動産事業、ホテル事業及び海外事業を主な事業として行っております。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

事業の内容と関係会社の状況は、以下の通りであります。なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

[事業の内容]

事業区分

事業内容

取扱会社

不動産事業

・レジデンス事業、ビルマネジメント事業、
  賃貸仲介事業、不動産売買事業

・家賃保証事業

・内装事業

㈱トラストアドバイザーズ

㈱東京アパートメント保証

㈱ReLive

ホテル事業

・ホテルの保有・運営管理

㈱グローバルホールディングス

成田ゲートウェイホテル㈱

㈱倉敷ロイヤルアートホテル

海外事業

・アジア圏を中心とした投資事業

STRIDERS GLOBAL INVESTMENT PTE. LTD.

その他

・車載端末システム開発及び販売

・企業再生再編事業

・中華麺等の製造・販売

・特許の先行技術調査

モバイルリンク㈱

M&Aグローバル・パートナーズ㈱

㈲増田製麺

㈱みらい知的財産技術研究所

 

 

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業の
内容(注)1

議決権の所有
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱トラストアドバイザーズ

(注)3

東京都台東区

千円

50,000

不動産事業

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

㈱東京アパートメント保証

東京都台東区

千円

3,000

同上

100.0

・役員の兼任あり

㈱ReLive(注)2

東京都台東区

千円

12,500

同上

100.0

(100.0)

・役員の兼任あり

㈱グローバルホールディングス

東京都港区

千円

3,000

ホテル事業

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

成田ゲートウェイホテル㈱

(注)3

千葉県成田市

千円

3,000

同上

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

㈱倉敷ロイヤルアートホテル

岡山県倉敷市

千円

27,068

同上

99.8

・役員の兼任あり

・資金援助あり

STRIDERS GLOBAL INVESTMENT PTE.LTD.

シンガポール共和国

シンガポール

ドル

900,000

海外事業

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

M&Aグローバル・パートナーズ㈱

東京都港区

千円

50,000

その他

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

モバイルリンク㈱

東京都新宿区

千円

65,000

同上

81.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

㈲増田製麺

神奈川県横須賀市

千円

45,000

同上

100.0

・役員の兼任あり

・資金援助あり

(持分法適用会社)

 

 

 

 

 

㈱みらい知的財産技術研究所

東京都新宿区

千円

24,003

その他

42.2

・役員の兼任あり

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.議決権の所有割合の()内は、間接所有割合で内数であります。

3.㈱トラストアドバイザーズ及び成田ゲートウェイホテル㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

(単位:千円)

㈱トラストアドバイザーズ

成田ゲートウェイホテル㈱

(1) 売上高

5,879,696

782,952

(2) 経常利益

181,847

189,762

(3) 当期純利益

117,516

126,365

(4) 純資産額

260,741

272,135

(5) 総資産額

937,141

870,860

 

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

不動産事業

59

(6)

ホテル事業

53

(37)

海外事業

(-)

報告セグメント計

112

(43)

その他

13

(8)

全社(共通)

10

(-)

合計

135

(51)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として、記載されております従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の管理部門に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

10

(-)

36.7

4.2

6,158

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.当社は管理部門に所属するため、セグメント別には区分しておりません。

3.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 不動産事業に関するリスク
① 法的規制等に関するリスクについて

当社グループの不動産事業については、当社連結子会社である株式会社トラストアドバイザーズが不動産事業者として、「宅地建物取引業法」及び「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」等に基づく免許を受け、事業展開しており、当該法令の法的規制等を受けております。当社グループではこれらの法的規制等を遵守するよう努めておりますが、法令違反が発生した場合や今後、これらの法令の改廃や新たな法的規制等が設けられる場合には事業活動に制約を受ける可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 競争環境の激化

当社グループの不動産事業については、新規参入等により競合他社が他業種と比べ多く存在し、IT技術を不動産分野に応用した新しいサービスが次々に開発されるなど、技術革新も進んでいます。当社連結子会社である株式会社トラストアドバイザーズにおいても、こうした競合環境の中、新しい取り組みを進め、顧客満足を高めるサービスを展開しておりますが、競争激化により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 賃料収入の減少

当社グループの不動産事業では、当社連結子会社である株式会社トラストアドバイザーズが不動産オーナーから借上げた賃貸不動産を入居者へ転貸し、入居者から得られる賃料収入を収入源としております。賃貸不動産に対するニーズは景気の変動に影響を受けやすく、今後、経済情勢の悪化や都心部からの人口流出などにより、入居率が低下した場合、賃料収入が減少し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 礼金・敷引金・更新料制度の変更・廃止

当社グループの不動産事業では、当社連結子会社である株式会社トラストアドバイザーズが、賃貸不動産入居者との賃貸借契約において、新規入居時に礼金や敷引金を、契約更新時に更新料を設定し、礼金・敷引金・更新料を受領しています。これは不動産業界の一般的な慣行であり、最高裁判所の判決では一定の条件のもとで更新料の有効性等が認められておりますが、仮に上記金銭を返還しなければならなくなった場合、もしくは将来、これら金銭を受領することができなくなった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 不動産市況の悪化

当社グループの不動産事業において、不動産に関連する税制改正や金融機関の融資姿勢の変化など、不動産投資にマイナスの影響が出る事象が発生し、不動産取引が低迷した場合、不動産売買事業における販売額・件数等が減少し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(2) ホテル事業に関するリスク
① 必要な人材を確保できないリスク

新型コロナウイルス感染症の「5類」への移行により、ホテル事業を取り巻く環境が正常化しつつある中で、当該感染症の影響により長期の停滞を余儀なくされた我が国のホテル業界においては、他業界への人材の流出が起こり、依然として、人材の空洞化が顕著な状況にあります。こうした適正な人員確保が難しい状況が、インバウンド需要の急速な高まりや旺盛な内需の取り込みを阻害する要因となり、大幅な収益機会のロスにつながる可能性が懸念されます。

 

② エネルギー価格の高騰、人件費の増加

ロシアによるウクライナ侵攻に端を発する世界的なサプライチェーンの混乱や、我が国のエネルギー政策の過渡期にある昨今、エネルギーの需給バランスが崩れ、ホテル業界を含む、あらゆる業界において、水道光熱費をはじめとするエネルギー価格の急騰が、事業運営を圧迫する状況が続いております。

また、岸田政権下における物価上昇と歩調を合わせた企業に対する賃上げの期待や、ホテル業界の人材獲得施策として、人件費の上昇傾向が続いております。

こうした中、適正なサービス価格への転嫁が実現できない場合には、ホテル事業の採算が悪化し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 新型コロナウイルス感染症に代わる、新たなパンデミックの流行

世界経済は新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機を克服し、徐々に平時を取り戻しつつある一方で、気候変動による生態系の変化等は、新型コロナウイルス感染症に続く第2、第3のパンデミックを引き起こす危険を常に孕んでおります。こうした新型コロナウイルス感染症に代わる、新たなパンデミックが世界的に流行した場合、再び遠距離移動や団体行動の制限が起きることが十分に予想され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があると考えられます。

 

④ 自然災害

近い将来、その発生の切迫性が指摘される大規模地震や、気候変動の影響により猛威を振るう水災害等、我が国における自然災害の発生リスクは年々高まりを見せております。当社グループのホテル事業において、仮に大規模地震や台風等の自然災害が発生した場合、当社グループの所有する建物、施設等に損害を及ぼし、一時的な営業停止による売上減や修復のための費用負担が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 食中毒等、食の安全性に関する問題

当社グループのホテル事業では、レストラン、宴会場等において食事や飲料を提供しており、衛生管理に係るマニュアルの整備や従業員に対する教育指導の徹底等、衛生管理体制の強化に努めておりますが、万が一、食中毒や食品衛生上の問題が発生した場合、一定期間の営業停止等の処分を受ける可能性がある他、イメージの低下等により顧客離れが起こり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 海外事業に関するリスク
① 投資先のカントリーリスク等

当社グループの海外事業においては次に掲げる特有のリスクが考えられ、これらの事象が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

イ.経済情勢や競合他社の活動状況

ロ.予測しえない法律や規則の施行・制定、税制の変更

ハ.戦争、疾病、テロ、デモ等による社会的混乱

ニ.不利な政治的要因の発生

ホ.通貨価値や為替相場の変動

 

 

(4) その他のリスク
① 事業投資に関連したリスク

当社グループは、グループ全体の発展のために事業投資を行っており、さまざまな投資形態を採用し、国内外で上場・未上場問わず投資対象を選定しております。そのため、国内外の経済情勢等の影響を受け、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。また、投資先企業に対して派遣した当社役職員が損害賠償請求等をされた場合、当社グループに使用者責任及び当該賠償金額を負担する義務が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 風評被害

当社グループの事業に対して、悪質なデマや誹謗中傷がSNSをはじめとする情報媒体等を介して行なわれた場合、当社グループ全体の健全な事業活動の運営に支障を来たし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 新株予約権による株式の希薄化リスク

当社グループは役員に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとして新株予約権を付与しております。新株予約権の権利行使が行われた場合、当社株式が新たに発行され、当社株式価値が希薄化する可能性があります。

 

④ 個人情報漏洩のリスク

当社グループは、個人情報保護法により定められた個人情報の漏洩防止に努めるべく、個人情報の管理体制を整備しております。しかしながら、情報化社会における昨今の個人情報を取り巻く環境は年々複雑さを増しており、予期せぬ事態により個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用の低下や当該漏洩事件に対応するために発生する費用等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の

内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び

構築物

(千円)

機械装置

及び運搬具

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

㈱トラスト

アドバイザーズ

秋葉原事務所

(東京都台東区)

不動産事業

事務所設備

12,320

896

19,406

32,623

56

(5)

㈱グローバル

ホールディングス

成田ゲートウェイ

ホテル

(千葉県成田市)

ホテル事業

宿泊施設

175,242

85,663

(7,218.48)

260,906

(―)

成田ゲートウェイ

ホテル㈱

成田ゲートウェイ

ホテル

(千葉県成田市)

ホテル事業

宿泊施設

85,568

394

28,067

114,030

20

(11)

㈱倉敷ロイヤル

アートホテル

倉敷ロイヤルアートホテル

(岡山県倉敷市)

ホテル事業

宿泊施設

457,943

55

223,000

(1,490.90)

8,165

689,164

33

(26)

㈲増田製麺

本社工場

(神奈川県横須賀市)

その他

生産設備

8,717

843

29,688

(221.36)

39,249

4

(8)

 

(注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定であります。

2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

18,000,000

18,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5) 【所有者別状況】

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

16

19

18

13

3,563

3,630

所有株式数
(単元)

72

2,391

5,039

4,412

179

76,971

89,064

5,689

所有株式数
の割合(%)

0.08

2.68

5.66

4.95

0.20

86.42

100.00

 

(注) 1.自己株式514,109株は、「個人その他」に5,141単元及び「単元未満株式の状況」に9株を含めて記載しております。

2.上記「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、1単元含まれております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

新興支援投資事業有限責任組合

東京都千代田区神田須田町2-8

1,529

18.22

早川 良一

千葉県印西市

483

5.76

KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

41/F CENTRAL PLAZA, 18 HARBOUR
ROAD, WANCHAI, HONG KONG
(東京都中央区日本橋3-11-1)

358

4.27

株式会社ジャパンシルバーフリース

大阪府大阪市西区南堀江1-21-4

290

3.46

福光 一七

大阪府大阪市西成区

155

1.85

大阪ランド株式会社

大阪府泉佐野市南中安松818-3

100

1.19

村瀬 晶久

東京都千代田区

100

1.19

森川 いくよ

大阪府門真市

75

0.90

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1-6-1

70

0.84

山本 文雄

福井県坂井市

70

0.83

3,234

38.51

 

(注) 当社は、自己株式514千株を保有しておりますが、上記大株主からは除外しております。

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※3 2,580,179

※3 2,582,861

 

 

売掛金

※1 192,869

※1 204,802

 

 

有価証券

307

150

 

 

棚卸資産

※2 158,402

※2 141,226

 

 

その他

117,069

141,250

 

 

貸倒引当金

2,558

5,177

 

 

流動資産合計

3,046,268

3,065,114

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

※3 1,321,403

※3 1,320,168

 

 

 

 

減価償却累計額

512,257

580,075

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

809,145

740,092

 

 

 

機械装置及び運搬具

56,589

52,303

 

 

 

 

減価償却累計額

51,551

50,113

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

5,038

2,190

 

 

 

工具、器具及び備品

194,770

195,499

 

 

 

 

減価償却累計額

155,557

170,062

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

39,213

25,436

 

 

 

土地

※3 348,663

※3 338,351

 

 

 

リース資産

30,193

30,193

 

 

 

 

減価償却累計額

8,761

13,539

 

 

 

 

リース資産(純額)

21,432

16,653

 

 

 

建設仮勘定

14,539

 

 

 

有形固定資産合計

1,223,493

1,137,265

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

99,496

91,374

 

 

 

その他

16,045

10,749

 

 

 

無形固定資産合計

115,542

102,124

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

256,941

155,265

 

 

 

関係会社株式

70,616

59,645

 

 

 

繰延税金資産

8,182

19,900

 

 

 

その他

68,824

112,334

 

 

 

貸倒引当金

190

190

 

 

 

投資その他の資産合計

404,373

346,954

 

 

固定資産合計

1,743,408

1,586,344

 

資産合計

4,789,677

4,651,458

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

113,560

90,992

 

 

短期借入金

10,000

10,000

 

 

1年内償還予定の社債

60,000

160,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※3 208,129

※3 165,970

 

 

前受収益

※4 166,253

※4 169,232

 

 

未払費用

88,581

80,467

 

 

未払金

40,004

57,324

 

 

未払法人税等

17,926

85,415

 

 

賞与引当金

18,174

20,825

 

 

預り金

84,653

89,228

 

 

金利スワップ

7,985

3,868

 

 

その他

※4 82,579

※4 110,408

 

 

流動負債合計

897,847

1,043,732

 

固定負債

 

 

 

 

社債

200,000

40,000

 

 

長期借入金

※3 901,095

※3 735,125

 

 

退職給付に係る負債

10,917

11,340

 

 

長期預り敷金保証金

157,477

143,043

 

 

繰延税金負債

153,484

147,794

 

 

その他

18,154

12,898

 

 

固定負債合計

1,441,130

1,090,201

 

負債合計

2,338,977

2,133,934

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,585,938

1,585,938

 

 

資本剰余金

109,730

109,730

 

 

利益剰余金

879,854

955,765

 

 

自己株式

148,620

164,095

 

 

株主資本合計

2,426,902

2,487,339

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

2,500

8,233

 

 

繰延ヘッジ損益

7,916

3,848

 

 

為替換算調整勘定

7,934

14,034

 

 

その他の包括利益累計額合計

2,482

1,953

 

新株予約権

3,375

3,375

 

非支配株主持分

22,904

24,856

 

純資産合計

2,450,699

2,517,524

負債純資産合計

4,789,677

4,651,458

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 7,505,806

※1 7,371,072

売上原価

5,721,481

5,504,489

売上総利益

1,784,324

1,866,583

販売費及び一般管理費

※2 1,818,260

※2 1,722,785

営業利益又は営業損失(△)

33,935

143,798

営業外収益

 

 

 

受取利息

904

268

 

受取配当金

1

2,144

 

有価証券売却益

1,019

 

持分法による投資利益

1,564

2,644

 

受取手数料

39,986

36,473

 

為替差益

12,071

14,269

 

助成金収入

182,355

39,853

 

その他

26,650

11,393

 

営業外収益合計

264,553

107,046

営業外費用

 

 

 

支払利息

14,865

13,842

 

社債利息

2,094

1,745

 

有価証券評価損

179

157

 

その他

8,049

2,869

 

営業外費用合計

25,188

18,614

経常利益

205,428

232,230

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※3 2,505

 

投資有価証券売却益

9,534

7,500

 

関係会社株式売却益

13,331

 

特別利益合計

22,866

10,005

特別損失

 

 

 

投資有価証券売却損

1,612

 

投資有価証券評価損

120

 

減損損失

※5 13,632

 

その他

※4 292

 

特別損失合計

1,904

13,752

税金等調整前当期純利益

226,391

228,483

法人税、住民税及び事業税

77,021

125,730

法人税等調整額

6,724

17,456

法人税等合計

83,745

108,273

当期純利益

142,645

120,210

非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)

26,292

1,951

親会社株主に帰属する当期純利益

168,937

118,258

 

 

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会において経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、主に事業の種類別に連結子会社を設置しており、これらの各連結子会社を事業単位として包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社グループは事業別のセグメントから構成されており、事業規模に応じて「不動産事業」、「ホテル事業」及び「海外事業」の3つを報告セグメントとしております。

「不動産事業」は、賃貸マンション等の管理業務及び不動産売買業務を行っております。「ホテル事業」は、ホテルの運営を行っております。「海外事業」はアジア圏及び発展途上国を中心に投資事業を行っております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 1,087,429

※1 855,528

 

 

有価証券

307

150

 

 

関係会社未収入金

112,148

52,463

 

 

関係会社短期貸付金

※4 112,000

※4 662,000

 

 

未収入金

11,690

 

 

その他

44,671

79,635

 

 

流動資産合計

1,368,246

1,649,777

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

1,134

788

 

 

無形固定資産

7,278

4,636

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

140,120

10,000

 

 

 

関係会社株式

645,930

612,654

 

 

 

関係会社長期貸付金

※4 590,956

※4 298,856

 

 

 

長期前払費用

320

 

 

 

繰延税金資産

17

 

 

 

その他

7,845

9,528

 

 

 

投資その他の資産合計

1,385,189

931,039

 

 

固定資産合計

1,393,602

936,464

 

資産合計

2,761,849

2,586,242

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

1年内償還予定の社債

60,000

160,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 181,857

※1 65,852

 

 

関係会社未払金

3,741

959

 

 

未払費用

11,899

12,954

 

 

未払法人税等

4,656

1,376

 

 

未払消費税等

5,983

 

 

賞与引当金

3,216

2,767

 

 

金利スワップ

7,761

3,810

 

 

その他

5,300

28,873

 

 

流動負債合計

284,416

276,593

 

固定負債

 

 

 

 

社債

200,000

40,000

 

 

長期借入金

※1 340,635

※1 274,783

 

 

繰延税金負債

1,884

 

 

固定負債合計

540,635

316,667

 

負債合計

825,051

593,261

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,585,938

1,585,938

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

98,264

98,264

 

 

 

資本剰余金合計

98,264

98,264

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

5,087

9,322

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

403,014

463,986

 

 

 

利益剰余金合計

408,102

473,308

 

 

自己株式

148,620

164,095

 

 

株主資本合計

1,943,685

1,993,416

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

2,500

 

 

繰延ヘッジ損益

7,761

3,810

 

 

評価・換算差額等合計

10,261

3,810

 

新株予約権

3,375

3,375

 

純資産合計

1,936,798

1,992,981

負債純資産合計

2,761,849

2,586,242

 

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 234,240

※1 90,900

売上総利益

234,240

90,900

販売費及び一般管理費

※2 259,702

※2 251,171

営業損失(△)

25,462

160,271

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 18,557

※1 20,354

 

受取配当金

※1 272,499

※1 237,699

 

有価証券売却益

896

 

為替差益

12,723

10,766

 

その他

4,548

1,856

 

営業外収益合計

309,225

270,676

営業外費用

 

 

 

支払利息

8,808

7,269

 

社債利息

2,094

1,745

 

支払手数料

7,046

1,984

 

その他

247

438

 

営業外費用合計

18,196

11,439

経常利益

265,566

98,966

特別利益

 

 

 

投資有価証券売却益

9,534

7,500

 

特別利益合計

9,534

7,500

特別損失

 

 

 

投資有価証券売却損

1,612

 

投資有価証券評価損

120

 

関係会社株式評価損

259,421

33,275

 

特別損失合計

261,033

33,395

税引前当期純利益

14,067

73,070

法人税、住民税及び事業税

17,574

36,383

法人税等調整額

9,102

1,901

法人税等合計

8,472

34,482

当期純利益

22,539

107,553