サンリン株式会社

sanrin co.,ltd.
東筑摩郡山形村字下本郷4082番地3
証券コード:74860
業界:卸売業
有価証券報告書の提出日:2023年6月20日

(1)連結経営指標等

回次

第85期

第86期

第87期

第88期

第89期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

28,333

27,912

26,618

30,164

32,844

経常利益

(百万円)

1,077

1,157

1,386

909

816

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

684

763

903

526

537

包括利益

(百万円)

582

930

1,289

151

833

純資産額

(百万円)

16,451

17,118

18,162

18,271

18,834

総資産額

(百万円)

24,200

24,364

26,041

26,062

26,680

1株当たり純資産額

(円)

1,337.06

1,393.94

1,478.96

1,487.86

1,533.74

1株当たり当期純利益金額

(円)

55.69

62.24

73.57

42.91

43.79

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

67.9

70.3

69.7

70.1

70.6

自己資本利益率

(%)

4.21

4.55

5.12

2.89

2.90

株価収益率

(倍)

12.91

11.10

9.87

15.29

15.62

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

1,785

1,220

1,634

53

1,107

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

928

1,467

365

720

854

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

162

421

370

371

437

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

4,635

3,965

4,864

3,719

3,534

従業員数

(人)

501

501

528

546

549

[外、平均臨時雇用者数]

(115)

(120)

(147)

(146)

(140)

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第88期の期首から適用しており、第88期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第85期

第86期

第87期

第88期

第89期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

26,126

25,456

22,976

27,096

29,287

経常利益

(百万円)

1,030

1,076

1,203

935

765

当期純利益

(百万円)

687

722

831

673

525

資本金

(百万円)

1,512

1,512

1,512

1,512

1,512

発行済株式総数

(千株)

12,300

12,300

12,300

12,300

12,300

純資産額

(百万円)

15,037

15,705

16,613

16,900

17,428

総資産額

(百万円)

21,854

21,846

23,163

23,494

24,176

1株当たり純資産額

(円)

1,224.33

1,278.87

1,352.83

1,376.26

1,419.25

1株当たり配当額

(円)

19.00

20.00

22.00

22.00

22.00

(内1株当たり中間配当額)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純利益金額

(円)

55.97

58.90

67.70

54.87

42.78

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

68.8

71.9

71.7

71.9

72.1

自己資本利益率

(%)

4.60

4.70

5.10

4.02

3.06

株価収益率

(倍)

12.85

11.73

10.72

11.96

15.99

配当性向

(%)

33.9

34.0

32.5

40.1

51.4

従業員数

(人)

394

396

399

416

419

[外、平均臨時雇用者数]

(105)

(111)

(107)

(106)

(96)

株主総利回り

(%)

105.3

104.1

112.3

105.4

112.6

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

757

851

750

858

774

最低株価

(円)

651

608

667

653

616

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第88期の期首から適用しており、第88期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4.第88期まで、株主総利回りの比較指標にJASDAQ INDEXを用いておりましたが、2022年4月4日の東京証券取引所の市場再編に伴い廃止されました。このため第89期から比較指標を、継続して比較することが可能な配当込みTOPIXに変更しております。

 

2【沿革】

年 月

事       項

1934年12月

煉炭の製造及び販売を目的として信濃燃料株式会社を設立。

 

資本金200千円、代表取締役社長 湯口昌、本社所在地・東京市(現東京都)下谷区坂町11番地。

1936年3月

商号を信濃三鱗煉炭株式会社に変更。

1937年10月

商号を信濃三鱗株式会社に変更。

1944年5月

本社を東京都千代田区神田旅籠町2丁目6番地に移転。

1947年8月

本社を長野県長野市大字鶴賀緑町1029番地に移転。

1956年8月

LPガス販売を開始。

1957年2月

石油製品販売を開始。

1958年2月

東亜燃料株式会社を合併。

1959年11月

長野県松本市に給油所第1号として、直営の松本給油所(1993年3月廃止)設置。

1963年7月

長野県松本市に松本営業所(現松本支店)設置。

1966年7月

商号をサンリン株式会社に変更し、本社を長野県松本市大手1丁目7番12号に移転。

1966年10月

新潟県直江津市(現上越市)に直江津煉炭豆炭工場設置。

1966年10月

イナガス株式会社の株式取得。

1966年11月

輸送部門を分離独立させ、三鱗運送株式会社(現・連結子会社)を設立。

1972年11月

効率的経営を行うため、株式会社ミツウロコと合弁で両社の新潟県内における営業権及び従業員を分離独立、統合させ新潟サンリン株式会社(現・持分法適用関連会社)を設立。

1973年4月

長野県長野市に長野三鱗商事株式会社を設立。

1977年4月

長野県南安曇郡穂高町に酸素窒素充填工場(現・穂高支店)新設。酸素・窒素の販売開始。

1978年3月

当社の住宅設備工事部門を独立させ、ウロコ興業株式会社(現・連結子会社)を設立。

1980年11月

富山県内の営業拠点として、株式会社ミツウロコ他と合弁で富山ミツウロコ株式会社を設立。

1981年9月

長野県伊那市に、上伊那ガス燃料株式会社を設立。

1981年9月

南安石油販売株式会社の株式取得。

1989年8月

長野県塩尻市にゴルフ練習場「モンヴェール」を設置。

1990年6月

三鱗商事株式会社の株式取得。

1991年7月

甲信産業株式会社(1993年4月に甲信サンリン株式会社へ商号変更)の株式取得。

1992年10月

本社を長野県東筑摩郡山形村字下本郷4082番地3に移転。

1993年6月

営業区域の整理統合により、販売の一元化及び強化を図るため、三鱗商事株式会社及び長野三鱗商事株式会社を吸収合併。

1996年2月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1998年1月

松本地区の強化を図るため、松本石油販売株式会社の株式取得。

1999年10月

効率化を図るため、南安石油販売株式会社を吸収合併。

2000年7月

効率化を図るため、飯田商事株式会社をサンエネック株式会社(現・連結子会社)に吸収合併。

2002年12月

松本地区の強化を図るため、株式会社百瀬石油の株式取得。

2004年6月

長野県東筑摩郡山形村にサンリンエネルギー商事株式会社を設立。

2004年10月

効率化を図るため、甲信サンリン株式会社、イナガス株式会社及び株式会社百瀬石油の3社を吸収合併。

2004年10月

富山ミツウロコ株式会社を富山サンリン株式会社に商号変更。

2004年12月

ジャスダック証券取引所の創設に伴い、ジャスダック市場へ上場。

2006年7月

松本石油販売株式会社をサンリン松本石油株式会社に商号変更。

2008年9月

災害対応型セルフの和田給油所を開設。

2008年10月

サンリン松本石油株式会社を存続会社としてサンリンエネルギー商事株式会社を吸収合併し、サンリン松本石油株式会社をサンリン松本エネルギー株式会社に商号変更。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。

2010年4月

M&Aにより田中製氷冷凍株式会社(現・連結子会社、サンリンI&F株式会社)の株式を100%取得。

2012年4月

M&Aにより株式会社一実屋(現・連結子会社)の株式を100%取得。

2012年12月

小諸支店と佐久支店を統合し、佐久平支店を開設。

 

 

年 月

事       項

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2013年9月

アルピコホールディングス株式会社の株式を取得し、筆頭株主となる。

2014年4月

太陽光発電専業会社として、サンネックスパワー駒ヶ根株式会社を設立。

2016年4月

小売電気事業者登録を取得し、電力の販売を開始。

2016年6月

田中製氷冷凍株式会社を、サンリンI&F株式会社(現・連結子会社)に商号変更。

2016年9月

事業の効率化を図るため、サンリン松本エネルギー株式会社事業の全部の譲受。

2016年10月

事業の効率化を図るため、富山サンリン株式会社を吸収合併。

2017年4月

塩尻支店敷地内にバルク再検査施設を建設。

2018年11月

安曇野市にJXTGエネルギーのセルフSS新ブランド「Enejet」として豊科南給油所を開設。

2019年4月

安曇野市にサンリンI&F株式会社の新製氷工場として「安曇野工場」を建設。

2020年4月

事業の効率化を図るため、上伊那ガス燃料株式会社を吸収合併。

2020年4月

M&Aにより株式会社えのきボーヤ(現・連結子会社)の株式を100%取得。

2022年1月

事業の効率化を図るため、サンネックスパワー駒ヶ根株式会社を吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(サンリン株式会社)、子会社7社(うち非連結子会社1社)及び関連会社2社で構成されており、当社グループの主な事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

 なお、次の4事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

(1)エネルギー関連事業

石油類…………………………………当社のほか、国内子会社㈲松野燃料、国内関連会社新潟サンリン㈱、軽井沢ガス㈱が仕入・販売しております。

LPガス………………………………当社のほか、国内子会社㈲松野燃料、国内関連会社新潟サンリン㈱、軽井沢ガス㈱が仕入・販売しております。

住宅機器類等…………………………当社のほか、国内子会社㈲松野燃料、国内関連会社新潟サンリン㈱、軽井沢ガス㈱が仕入・販売しております。

一般高圧ガス…………………………当社が仕入・販売しております。

煉炭・豆炭……………………………当社が製造・販売しており、国内子会社㈲松野燃料、国内関連会社新潟サンリン㈱、軽井沢ガス㈱が販売しております。

太陽光発電……………………………当社が、売電事業を行っております。

損害保険代理店………………………当社が、販売を行っております。

(2)製氷事業………………………………国内子会社サンリンI&F㈱が製造・販売しております。

(3) 青果事業………………………………国内子会社㈱一実屋が仕入・販売、国内子会社㈱えのきボーヤが生産・販売しております。

(4) 不動産事業……………………………国内子会社サンエネック㈱が、仕入・販売しております。

(5)その他…………………………………国内子会社三鱗運送㈱が行う運送事業、ウロコ興業㈱が行う建設事業、サンエネック㈱が行うLPガス関連機器管理・賃貸を含んでおります。

 

 以上に述べた事項の概要図は次のとおりであります。

 

0101010_001.png

(注)無印 連結子会社

     ※1印 関連会社で持分法適用会社

     ※2印 関連会社で持分法非適用会社

     ※3印 非連結子会社

 

4【関係会社の状況】

2023年3月31日現在

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

連結子会社

 

 

 

 

 

 

三鱗運送株式会社

長野県東筑摩郡山形村

10

その他

100.0

役員の兼任等

兼任2名

資金援助

資金援助あり

営業上の取引

商品の配送委託

設備の賃貸状況

事務所・車庫

ウロコ興業株式会社

長野県松本市

30

その他

100.0

役員の兼任等

兼任2名

資金援助

──────

営業上の取引

商品の販売に伴う工事下請

設備の賃貸状況

事務所・倉庫

サンエネック株式会社

長野県松本市

30

不動産事業及びその他

100.0

役員の兼任等

兼任2名

資金援助

資金援助あり

営業上の取引

LPガス容器の販売・LPガス容器等貸借

設備の賃貸状況

事務所

サンリンI&F株式会社

長野県松本市

100

製氷事業

100.0

役員の兼任等

兼任2名

資金援助

資金援助あり

営業上の取引

──────

設備の賃貸状況

──────

株式会社一実屋

長野県長野市

20

青果事業

100.0

役員の兼任等

兼任2名

資金援助

──────

営業上の取引

──────

設備の賃貸状況

事務所

株式会社えのきボーヤ

長野県安曇野市

10

青果事業

100.0

役員の兼任等

兼任3名

資金援助

資金援助あり

営業上の取引

──────

設備の賃貸状況

──────

持分法適用関連会社

 

 

 

 

 

 

新潟サンリン株式会社

新潟県新潟市中央区

400

エネルギー関連事業

35.5

役員の兼任等

兼任1名

資金援助

──────

営業上の取引

商品の販売

設備の賃貸状況

──────

(注)主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

エネルギー関連事業

419

(96)

製氷事業

12

(2)

青果事業

39

(41)

不動産事業

3

(-)

報告セグメント計

473

(139)

その他

76

(1)

合計

549

(140)

 (注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(常用パート、パートタイマー等であります。)は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年令(才)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

419

(96)

41.9

14.1

4,978,171

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(常用パート、パートタイマー等であります。)は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.平均年間給与は税込支給金額であり、残業手当等の基準外給与及び賞与を含んでおります。

 

セグメントの名称

従業員数(人)

エネルギー関連事業

419

(96)

 

(3)労働組合の状況

 当社グループの労働組合は、サンリングループ労働組合と称し、上部団体には所属しておりません。2023年3月31日現在の組合員数は352名で、労使関係は結成以来円満に推移しており特記すべき事項はありません。

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 

 ①提出会社

当該事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

男性労働者の育児休業取得率(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

 

全労働者

うち

正規雇用

労働者

うち

パート・

有期労働者

全労働者

うち

正規雇用

労働者

うち

パート・

有期労働者

         3.3

0.0

0.0

0.0

72.3

77.1

76.3

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したも

     のであります。

     2.対象期間は2023年3月期(2022年4月から2023年3月まで)です。

 

    3.集計には取締役・顧問を除き、執行役員を含んでおります。

      また、出向先で取締役の社員は出向先、出向元いずれも集計から除外して算出しております。

    4.男女の賃金差異=女性の平均年間賃金÷男性の平均年間賃金×100%として算出しております。

      また、平均年間賃金は、総賃金÷人員数として算出しております。

    5.総賃金は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    6.出向者は出向先へ加算して算出しております。

    7.パート・有期社員の人員数は、臨時従業員を含んでおります。

 

 ②連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、

介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の

対象ではないため、記載を省略しております。

 

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 製品輸入価格及び為替について

当社グループで扱うLPガス及び石油類については、その供給において海外依存度が非常に高く、その価格の動向及び地政学的要因により、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループでは、仕入先等から必要な情報を的確に収集するとともに、仕入価格に応じ販売価格を見直し適正利益が確保できるよう努めております。

 

(2) 自然災害等について

地震等の自然災害によって、当社グループのガス貯蔵設備、ガス充填・供給設備、石油類貯蔵設備等について、大きな損害を受ける可能性があります。これらの設備が相当な損害を被った場合、燃料類の供給の中断等の発生により、売上高が低下するとともに、拠点等の修復または代替のために巨額な費用を要することとなる可能性があります。また、山間地という営業エリア特有の地形から、特に冬季における豪雪等の気象状況による輸送経路の障害が発生した場合、商品の到着遅延やエリア内でのデリバリーの遅延に起因する供給不足の発生も考えられ、これによる売上高低下の可能性もあります。

当社グループでは、有事に備え定期的に研修・講習会を実施しているほか、非常事態対応マニュアルにより有事の際のリスクの最小化に努めております。

 

(3) 環境汚染等の発生について

当社グループは、可燃性ガス、石油・油脂類、有機溶剤等を扱っており、善良なる管理のもとに操業しておりますが、不測の事態により漏洩等の事態が生ずる可能性があります。この場合、汚染防止、汚染除去等の環境汚染防止のための改修費及び損害賠償や設備の修復等に多額の支出が発生する可能性があります。

当社グループでは、法令に基づいた点検や研修等を毎年実施しリスクの最小化に努めております。

 

(4) 法的規制等の変更について

当社グループは、石油類においては消防法及び各市町村条例、ガス類においては、高圧ガス保安法、液化石油ガス法を始めとする諸規則、リフォーム事業においては、建築基準法を始めとする建設関係法令、また医療事業においては薬事法等の数々の法律に規制されております。これは、消費者や利用者の安全確保を主眼としたものであり、消費者保護の観点から度々改正が行われてきております。LPガス関連法の歴史からみますと、供給設備の一斉改善、マイコン型ガスメーターの設置、電話回線による安全システムの設置等が行われてまいりました。このため、これらの改正の都度、多額の設備投資が必要となりました。

また、大規模地震に関連し、より一層の安全対策が求められることとなった場合、今後の法律改正によっても設備投資が必要になる可能性があります。

当社グループでは、各種業界団体への加盟等により、必要な情報を的確に収集するとともに、関連部署との情報の共有化を図っております。また、必要に応じ各種法令の順守に向けた社員教育及び体制整備に努めております。

 

(5) 各エネルギー間の競合について

エネルギー業界は、エネルギー間の垣根を超えた事業者の新規参入や業界再編を経て、価格競争が更に加速し、消費者側もエネルギー消費を抑えるライフスタイル改革が進み、業界を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。

当社グループにおきましても日々の顧客サービスを徹底し、常に顧客満足度の向上に努めておりますが、それだけでは事態を回避できないケースもあり、競争力強化のための資金需要が発生する可能性があります。

当社グループでは、金融機関に十分な借入枠を確保しております。また、業界や同業他社の情報を日々収集するとともに、お客様への訪問面談を通じて顧客ニーズを把握・蓄積することにより、マーケット環境や顧客ニーズの変化への対応力を高めております。

 

(6) 労働力等の調達について

人口減少や高齢化等による人手不足経済の到来から、新規採用等が計画的に進まない可能性があります。また、それに伴う、人件費への影響から収益確保の阻害要因となる可能性があります。

当社グループでは、企業の継続的な発展を支えるのは人材であると認識しており、新卒採用活動の強化のほか中途採用も積極的に実施し、安定的な人材確保にグループ全体で努めております。

 

 

5【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

 

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの

名称

設備の内容

帳簿価額

従業

員数

(人)

建物

及び

構築物

(百万円)

機械装置及び

運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

本社

(長野県東筑摩郡山形村)

エネルギー

関連事業

本社機能

846

14

1,311

(85.22)

104

2,277

61

[9]

松本支店

他39営業所

(長野県

 松本市他)

エネルギー

関連事業

販売設備

817

445

2,802

(148.19)

250

4,316

351

[85]

直江津工場

(新潟県

 上越市)

エネルギー

関連事業

生産設備

57

15

4

(10.42)

0

79

7

[2]

 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。

2.土地25.00千㎡について、主に給油所用地として連結会社以外から年額51百万円(一部建物の賃借料を含む)にて賃借しております。

3.従業員数の[ ]は、臨時雇用者数を外書しております。

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

及び

構築物

(百万円)

機械装置及び

運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

三鱗運送   株式会社

本社

(長野県

 東筑摩郡

 山形村)

その他

販売設備

0

57

0

58

66

[1]

ウロコ興業 株式会社

本社

(長野県

 松本市)

その他

販売設備

0

1

1

10

 

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

及び

構築物

(百万円)

機械装置及び

運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

サンエネック株式会社

本社

(長野県

 松本市)

不動産事業及びその他

販売設備

0

136

136

3

サンリンI&F株式会社

本社

(長野県

 松本市)

製氷事業

生産・販売設備

458

163

251

(8.11)

0

873

12

[2]

株式会社  一実屋

本社

(長野県

 長野市)

青果事業

生産・販売設備

30

9

80

(4.94)

0

120

11

[13]

株式会社  えのきボーヤ

本社

(長野県

安曇野市)

青果事業

生産・販売設備

430

50

272

752

28

[28]

 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。

2.土地約25.11千㎡について、主に工場・駐車場用地として連結会社以外から年額8百万円にて賃借しております。

3.従業員数の[ ]は、臨時雇用者数を外書しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

40,000,000

40,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数

(人)

15

8

45

4

877

949

所有株式数(単元)

20,702

44

36,098

196

65,931

122,971

2,900

所有株式数の割合(%)

16.83

0.04

29.35

0.16

53.62

100.00

(注)自己株式19,590株は、「個人その他」に195単元および「単元未満株式の状況」に90株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(百株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社ミツウロコグループホールディングス

東京都中央区京橋3-1-1

16,781

13.67

リンナイ株式会社

愛知県名古屋市中川区福住町2-26

7,120

5.80

株式会社八十二銀行

長野県長野市大字中御所字岡田178-8

5,750

4.68

ENEOSホールディングス株式会社

東京都千代田区大手町1-1-2

5,000

4.07

株式会社長野銀行

長野県松本市渚2-9-38

4,580

3.73

曽根原 充夫

長野県安曇野市

4,271

3.48

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(管理信託口79212)

東京都港区浜松町2-11-3

3,520

2.87

須澤 孝雄

長野県松本市

3,460

2.82

長野県信用農業協同組合連合会

長野県長野市南長野北石堂町1177-3

2,250

1.83

田中 郁子

長野県松本市

2,131

1.74

54,863

44.69

(注)上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社の所有株式数は、全て信託業務に係わる株式数であります。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

5,884

5,700

受取手形、売掛金及び契約資産

4,613

4,301

商品及び製品

1,615

1,713

仕掛品

27

28

原材料及び貯蔵品

285

663

その他

378

509

貸倒引当金

1

2

流動資産合計

12,804

12,914

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

※2,※3 10,117

※2,※3 10,149

減価償却累計額及び減損損失累計額

7,410

7,595

建物及び構築物(純額)

2,707

2,553

機械装置及び運搬具

※2 5,664

※2 5,726

減価償却累計額及び減損損失累計額

4,854

5,019

機械装置及び運搬具(純額)

810

706

工具、器具及び備品

3,334

3,353

減価償却累計額及び減損損失累計額

2,869

2,903

工具、器具及び備品(純額)

465

449

土地

※2,※3 4,436

※2,※3 4,470

建設仮勘定

27

307

有形固定資産合計

8,447

8,488

無形固定資産

 

 

のれん

53

80

その他

138

121

無形固定資産合計

192

201

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 4,226

※1 4,644

繰延税金資産

110

113

退職給付に係る資産

20

13

差入保証金

148

147

その他

139

190

貸倒引当金

27

35

投資その他の資産合計

4,617

5,075

固定資産合計

13,257

13,765

資産合計

26,062

26,680

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

2,254

2,341

短期借入金

※3 2,760

※3 2,670

1年内返済予定の長期借入金

78

78

未払法人税等

173

107

賞与引当金

281

270

その他

628

681

流動負債合計

6,177

6,149

固定負債

 

 

長期借入金

489

411

繰延税金負債

106

役員退職慰労引当金

154

184

退職給付に係る負債

647

667

資産除去債務

161

162

その他

160

163

固定負債合計

1,613

1,695

負債合計

7,790

7,845

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,512

1,512

資本剰余金

1,248

1,248

利益剰余金

14,883

15,151

自己株式

12

12

株主資本合計

17,632

17,899

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

646

939

退職給付に係る調整累計額

7

4

その他の包括利益累計額合計

639

935

純資産合計

18,271

18,834

負債純資産合計

26,062

26,680

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 30,164

※1 32,844

売上原価

23,405

26,126

売上総利益

6,759

6,717

販売費及び一般管理費

 

 

貸倒引当金繰入額

0

9

給料及び手当

1,872

1,891

賞与

198

173

賞与引当金繰入額

228

219

退職給付費用

67

92

役員退職慰労引当金繰入額

28

30

その他の人件費

681

684

減価償却費

493

461

消耗品費

656

680

その他

1,893

1,962

販売費及び一般管理費合計

6,123

6,206

営業利益

636

511

営業外収益

 

 

受取利息

1

1

受取配当金

58

63

受取賃貸料

36

35

受取手数料

63

74

持分法による投資利益

37

23

その他

97

123

営業外収益合計

295

322

営業外費用

 

 

支払利息

8

7

賃貸費用

4

4

固定資産除却損

3

3

その他

5

2

営業外費用合計

21

17

経常利益

909

816

特別損失

 

 

減損損失

※2 73

※2 0

特別損失合計

73

0

税金等調整前当期純利益

836

815

法人税、住民税及び事業税

399

290

法人税等調整額

90

13

法人税等合計

309

277

当期純利益

527

537

非支配株主に帰属する当期純利益

0

親会社株主に帰属する当期純利益

526

537

1.報告セグメントの概要

 報告セグメントの決定方法並びに各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、本社にLPガス、石油類の販売、電力小売・太陽光発電設備及びリフォーム等に関する事業を統括する「営業本部」を置き、これらを「エネルギー関連事業」と位置付け、各事業本部は取扱う商品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。サンリンI&F株式会社が行う「製氷事業」、株式会社一実屋及び株式会社えのきボーヤが行う「青果事業」、サンエネック株式会社が行う「不動産事業」におきましても、営業本部による包括的な管理により事業活動を展開しております。したがって、当社は「エネルギー関連事業」、「製氷事業」、「青果事業」及び「不動産事業」を報告セグメントとしております。

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

5,183

4,826

受取手形

413

402

売掛金

※3 3,966

※3 3,711

商品及び製品

1,361

1,396

原材料及び貯蔵品

274

650

前払費用

8

7

その他

※3 172

※3 501

貸倒引当金

1

2

流動資産合計

11,378

11,494

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

※1,※2 1,035

※1,※2 1,011

構築物

※2 775

※2 710

機械及び装置

※2 360

※2 348

車両運搬具

146

127

工具、器具及び備品

315

319

土地

※1,※2 4,085

※1,※2 4,119

建設仮勘定

27

36

有形固定資産合計

6,746

6,673

無形固定資産

 

 

のれん

53

80

ソフトウエア

63

67

その他

12

12

無形固定資産合計

129

160

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

2,905

3,309

関係会社株式

1,074

1,074

繰延税金資産

0

前払年金費用

20

13

関係会社長期貸付金

1,039

1,228

差入保証金

109

109

その他

118

148

貸倒引当金

27

35

投資その他の資産合計

5,240

5,849

固定資産合計

12,116

12,682

資産合計

23,494

24,176

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

426

566

買掛金

※3 1,741

※3 1,686

短期借入金

※1 2,545

※1 2,545

1年内返済予定の長期借入金

20

20

未払金

※3 197

※3 173

未払費用

97

92

未払法人税等

147

57

未払消費税等

4

37

預り金

132

123

賞与引当金

231

217

その他

26

66

流動負債合計

5,571

5,586

固定負債

 

 

繰延税金負債

116

長期借入金

22

2

退職給付引当金

562

579

役員退職慰労引当金

116

137

資産除去債務

161

162

その他

158

162

固定負債合計

1,022

1,161

負債合計

6,593

6,747

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,512

1,512

資本剰余金

 

 

資本準備金

379

379

その他資本剰余金

873

873

資本剰余金合計

1,252

1,252

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

固定資産圧縮積立金

23

22

別途積立金

12,140

12,740

繰越利益剰余金

1,370

1,027

利益剰余金合計

13,534

13,789

自己株式

12

12

株主資本合計

16,287

16,542

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

613

886

評価・換算差額等合計

613

886

純資産合計

16,900

17,428

負債純資産合計

23,494

24,176

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

商品売上高

※2 26,178

※2 28,219

製品売上高

604

740

役務収益

314

326

売上高合計

27,096

29,287

売上原価

※2 21,006

※2 23,289

売上総利益

6,090

5,997

販売費及び一般管理費

※1,※2,※3 5,501

※1,※2,※3 5,604

営業利益

589

392

営業外収益

 

 

受取利息

4

5

受取配当金

※2 113

※2 111

受取賃貸料

※2 55

※2 54

受取派遣料

※2 56

※2 60

受取手数料

※2 76

※2 87

その他

56

66

営業外収益合計

363

385

営業外費用

 

 

支払利息

6

6

賃貸費用

4

4

固定資産除却損

2

1

その他

4

1

営業外費用合計

17

12

経常利益

935

765

特別利益

 

 

抱合せ株式消滅差益

89

特別利益合計

89

特別損失

 

 

減損損失

4

0

関係会社株式評価損

83

特別損失合計

87

0

税引前当期純利益

937

764

法人税、住民税及び事業税

353

237

法人税等調整額

89

2

法人税等合計

263

239

当期純利益

673

525