株式会社ムサシ

MUSASHI CO.,LTD.
中央区銀座八丁目20番36号
証券コード:75210
業界:卸売業
有価証券報告書の提出日:2023年7月10日

(1)連結経営指標等

回次

第98期

第99期

第100期

第101期

第102期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

37,135

37,589

30,261

36,213

37,072

経常利益

(百万円)

387

1,228

24

1,848

2,705

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

183

865

28

981

1,762

包括利益

(百万円)

49

407

422

965

1,980

純資産額

(百万円)

27,153

27,203

27,032

27,024

28,698

総資産額

(百万円)

44,211

42,905

41,312

43,481

43,893

1株当たり純資産額

(円)

3,647.92

3,684.40

3,763.24

3,965.77

4,211.39

1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)

(円)

24.66

116.46

3.91

141.53

258.66

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

61.4

63.4

65.4

62.2

65.4

自己資本利益率

(%)

0.67

3.19

0.11

3.63

6.33

株価収益率

(倍)

93.15

13.88

514.83

12.29

6.17

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

585

2,765

689

2,601

1,590

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

93

979

612

904

10

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

238

357

591

594

390

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

17,857

19,285

17,391

18,495

19,686

従業員数

(人)

567

552

542

542

540

(外、平均臨時雇用者数)

(810)

(766)

(767)

(812)

(803)

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第101期の期首から適用しており、第101期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第98期

第99期

第100期

第101期

第102期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

28,902

29,554

23,122

29,824

30,131

経常利益

(百万円)

152

702

254

1,277

1,607

当期純利益

(百万円)

159

606

177

863

1,069

資本金

(百万円)

1,208

1,208

1,208

1,208

1,208

発行済株式総数

(千株)

7,950

7,950

7,950

7,950

7,950

純資産額

(百万円)

21,246

21,285

21,027

20,933

21,980

総資産額

(百万円)

35,359

33,983

32,813

34,027

33,947

1株当たり純資産額

(円)

2,854.38

2,882.89

2,927.26

3,072.00

3,225.52

1株当たり配当額

(円)

24.00

35.00

24.00

40.00

43.00

(内1株当たり中間配当額)

(12.00)

(20.00)

(12.00)

(18.00)

(23.00)

1株当たり当期純利益

(円)

21.41

81.65

24.26

124.48

156.93

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

60.1

62.6

64.1

61.5

64.7

自己資本利益率

(%)

0.75

2.85

0.84

4.12

4.98

株価収益率

(倍)

107.29

19.80

82.98

13.97

10.16

配当性向

(%)

112.10

42.87

98.93

32.13

27.40

従業員数

(人)

217

211

204

196

193

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

株主総利回り

(%)

114.4

82.6

103.4

91.8

86.8

(比較指標:配当込み TOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,490

2,760

2,546

2,295

1,765

最低株価

(円)

1,940

1,420

1,460

1,638

1,402

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第99期の1株当たり配当額には、特別配当金11円が含まれております。

3.第101期の1株当たり配当額には、記念配当金8円、特別配当金8円が含まれております。

4.第102期の1株当たり配当額には、特別配当金19円が含まれております。

5.最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第101期の期首から適用しており、第101期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

年月

事項

1946年12月

文房具類等の販売を目的として武蔵商事株式会社を設立

1947年1月

紙加工製品の販売に着手

9月

商号を武蔵産業株式会社に変更

1948年6月

日本専売公社と取引開始

1949年4月

商号を武蔵紙業株式会社に変更

1955年4月

写真機、感光材料の販売会社として株式会社武蔵商会を設立

1956年4月

大阪市東区に大阪出張所を設置

1958年10月

本社ビル竣工(東京都中央区銀座西七丁目6番地1)

1959年4月

富士写真フイルム株式会社の特約代理店となり、ネオコピーの販売を開始

1960年11月

名古屋市中村区に名古屋営業所を設置

1961年3月

福岡県福岡市に福岡営業所を設置

1962年9月

商号を武蔵株式会社に変更

11月

株式会社武蔵商会を吸収合併、広島県広島市に広島営業所、北海道札幌市に札幌営業所を設置

1963年2月

横浜市西区に横浜営業所を設置

3月

富士事務機株式会社(現 エフ・ビー・エム㈱)に資本参加(現 連結子会社)

1964年9月

宮城県仙台市に仙台営業所を設置

1965年7月

選挙用機器の販売を開始

1967年6月

協同写真工業株式会社(現 ㈱ジェイ・アイ・エム)に資本参加(現 持分法適用会社)

1974年4月

現金処理機器の販売に本格進出

1978年1月

金融汎用・選挙システム機材の開発・製造を目的として武蔵エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)を設立

1979年4月

現金処理機器の輸出販売を開始

1981年6月

本社ビル竣工に伴い本社所在地変更(東京都中央区銀座八丁目20番36号)

1986年5月

不動産管理会社として武蔵興産株式会社を設立(現 連結子会社)

1991年12月

商号を株式会社ムサシに変更

1993年4月

ダイニック株式会社と共同開発による名刺・はがき印刷のシステム機販売を開始

1995年2月

株式会社武蔵エンタープライズに資本参加(現 連結子会社)

1996年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1997年9月

株式会社アジア・ビジネス・コンサルタント(現 ㈱ムサシ・エービーシー)に資本参加(現 連結子会社)

2000年5月

埼玉県大宮市に北関東支店を設置(旧 関東支店(群馬県 高崎市)より移転)

9月

千葉市中央区に東関東支店を設置(旧 千葉営業所)

2001年4月

広島市中区に中四国支店を設置(旧 広島支店)

5月

横浜市神奈川区に神静支店を設置(旧 横浜支店)

6月

情報、リプロ、M&E、IPSの各東京営業部及び東京技術部を統合し、東京支店を開設

9月

株式会社ユニ・フォト・マイクロ(現 ムサシ・イメージ情報㈱(連結子会社))に資本参加

2002年3月

株式会社レミントンマイクロ(現 ムサシ・アイ・テクノ㈱)に資本参加(現 連結子会社)

9月

株式会社国際マイクロフォト研究所に資本参加(2007年 ムサシ・イメージ情報㈱と合併)

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年4月

東京支店を廃止し、東京第一支店、東京第二支店を設置

10月

メンテナンスサービス部門を分社化し、ムサシ・フィールド・サポート株式会社(現 連結子会社)を設立

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2017年9月

ニュービジネスサプライ株式会社(現 エム・ビー・エス㈱)に資本参加(現 連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

3【事業の内容】

 当社グループは、株式会社ムサシ(当社)及び子会社10社、関連会社1社により構成されており、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材及び紙・紙加工品の販売並びに不動産賃貸・リース事業等を行っております。事業内容及び当社と関係会社の事業区分に係る位置づけは次のとおりであります。なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

区分

主要取扱品目

主要な会社

情報・印刷・産業システム機材

電子メディア・マイクロフィルム総合システムの機器・材料・情報処理サービスと保守、機能性材料

印刷システム・IPS(名刺・ハガキ印刷)システムの機器・材料と保守、レーザー加工機の機器、保守

産業用検査の機器・材料と保守

当社

ムサシ・フィールド・サポート株式会社

エム・ビー・エス株式会社

エフ・ビー・エム株式会社

株式会社ムサシ・エービーシー

ムサシ・イメージ情報株式会社

ムサシ・アイ・テクノ株式会社

株式会社ジェイ・アイ・エム

金融汎用・選挙システム機材


貨幣処理・選挙・セキュリティシステムの機器及び関連機材と保守

当社

武蔵エンジニアリング株式会社

ムサシ・フィールド・サポート株式会社

紙・紙加工品

印刷・出版・情報・事務用紙、紙器用板紙、特殊紙、紙加工品、感圧紙

当社

エム・ビー・エス株式会社

不動産賃貸・リース事業等

不動産の賃貸業・リース業・損害保険代理業・人材事業

武蔵興産株式会社

株式会社武蔵エンタープライズ

 

 

 

 

0101010_001.png

 

 (注) 無印 連結子会社

※1 関連会社で持分法適用会社

※2 非連結子会社で持分法非適用会社

 

 

4【関係会社の状況】

(1)連結子会社

名称

住所

資本金

(百万円)

事業内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

役員の兼任等

資金援助

営業上の取引

設備の賃貸借

当社

役員

(人)

当社

従業員

(人)

武蔵エンジニアリング㈱

東京都港区

95

金融汎用・選挙システム機材

100

1

ソフトウエア及び貨幣計数・整理機等の購入

建物及び設備の賃貸

ムサシ・フィールド・サポート㈱

東京都中央区

50

情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材

100

2

業務委託

建物及び設備の賃貸

エム・ビー・エス㈱

(注)2

東京都中央区

60

情報・印刷・産業システム機材

紙・紙加工品

100

2

貸付

印刷機材の販売

情報機器及び紙・紙加工品の購入

建物及び設備の賃貸

エフ・ビー・エム㈱

東京都千代田区

20

情報・印刷・産業システム機材

100

2

印刷機材及びOA機器の販売

なし

武蔵興産㈱

東京都中央区

50

不動産賃貸・リース事業等

(不動産の賃貸業)

100

2

倉庫の賃借

倉庫の賃借

㈱武蔵エンタープライズ

東京都中央区

10

不動産賃貸・リース事業等

(リース業、損害保険代理業、人材事業)

100

3

貸付

車両リース

建物及び設備の賃貸

㈱ムサシ・エービーシー

東京都中央区

20

情報・印刷・産業システム機材

100

2

材料販売

入力委託

なし

ムサシ・イメージ情報㈱

東京都江東区

50

情報・印刷・産業システム機材

100

1

貸付

材料販売

入力委託

なし

ムサシ・アイ・テクノ㈱

大阪府東大阪市

20

情報・印刷・産業システム機材

100

1

貸付

材料販売

入力委託

建物及び設備の賃貸

(注)1.「事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.エム・ビー・エス(株)については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等      (1)売上高        4,412百万円

(2)経常利益         39百万円

(3)当期純利益       18百万円

(4)純資産額      1,517百万円

(5)総資産額      3,137百万円

(2)持分法適用関連会社

名称

住所

資本金

(百万円)

事業内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

役員の兼任等

資金援助

営業上の取引

設備の賃貸借

当社役員

(人)

当社従業員

(人)

㈱ジェイ・アイ・エム

東京都千代田区

150

情報・印刷・産業システム機材

33.3

1

材料販売、データ加工委託

なし

(注) 「事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

情報・印刷・産業システム機材

303

(797)

金融汎用・選挙システム機材

167

(5)

紙・紙加工品

32

(1)

不動産賃貸・リース事業等

5

(-)

全社(共通)

33

(-)

合計

540

(803)

 (注)1.従業員は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(才 ヶ月)

平均勤続年数(年 ヶ月)

平均年間給与(円)

193

46

7ヶ月

22

3ヶ月

6,483,874

 

セグメントの名称

従業員数(人)

情報・印刷・産業システム機材

86

金融汎用・選挙システム機材

63

紙・紙加工品

11

不動産賃貸・リース事業等

全社(共通)

33

合計

193

 (注)1.従業員は就業人員であります。

2.平均年間給与は、基準外賃金、賞与及び一時金を含んでおります。

3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

(3)労働組合の状況

 当社グループにおいては、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)情報セキュリティについて

 当社グループでは、顧客企業情報及び個人情報を取り扱う際の運用管理につきましては、個人情報保護方針に則り厳重に取り扱うとともに、「プライバシーマーク」や「ISO9001」、「情報セキュリティマネジメントシステム」の認証取得を通じて的確に行っております。

 また、社員のセキュリティに対する意識を高め、顧客から信頼される情報セキュリティマネジメントの実現に努めております。

 しかしながら、万一何らかの原因により情報が漏洩した場合、社会的信用の失墜や損害賠償請求等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)製品やサービスの欠陥や瑕疵について

 当社グループは、製造、開発、調達の各段階や、各種ドキュメントのデジタル化等のサービス提供において品質管理強化を推進しておりますが、ソフトウエアを含む製品やサービス提供に関して欠陥・瑕疵等が発生する可能性は排除できません。製品やサービスの欠陥、瑕疵等が発生した場合、製品回収や補修、お客様への補償、機会損失が発生する可能性があります。

(3)市場環境変動のリスク

 当社グループの印刷システム機材部門及び紙・紙加工品部門では、デジタル化に伴い印刷物や紙に対する需要縮小が長期にわたって続いており、この傾向は今後も続くものと予想されます。

 これに対し印刷システム機材部門では、印刷後加工分野の機器販売に力を入れるとともに、自社開発ソフトウエアなどの拡販を強化し収益性の改善を図る一方、紙・紙加工品部門では、顧客ニーズに対応した特殊機能・高付加価値を持つオリジナル商品の取り扱いを増やすなど積極的に対応してまいります。しかしながら、これらの需要縮小が想定を超えて進んだ場合には、経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。

 

(4)原材料・部品調達に係るリスク

 当社グループは製品の製造に必要な原材料及び部品の多くを外部の調達先から供給を受けております。また、一部の製品について調達先が限られる特殊な資材等を使用するものがあります。このため、天災や事故等により調達先の操業が停止することで、調達ができない状況が発生した場合や、各国の情勢悪化や輸出入規制による供給不足、需要拡大による原材料価格の高騰が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 特に、世界的に半導体の需給がひっ迫しており、納期通りに調達できないリスクが高まっております。これら不測の事態が発生した場合は、生産に影響が生じ、業績に影響を与える可能性があります。

(5)気候変動による自然災害等に伴う事業継続リスク

 当社グループは、国内に製造工場を含む事業所を有しております。各事業所では、不慮の自然災害等に対する防災対策設備の導入等を施しておりますが、BCP(事業継続計画)の想定を超えた大規模な地震や津波、台風や洪水、火山の噴火等の自然災害やそれに起因する大規模停電、電力不足等によって大きな被害を受ける可能性があります。

 それらの影響を受け、製造中断、輸送ルート寸断、情報通信インフラの障害もしくは、顧客自身に大きな被害が生じた場合など、経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。

(6)コンプライアンスに関するリスク

 当社グループは、商品やサービスの品質、取引関連、環境、労務、安全衛生、会計基準や税務など様々な法規制の適用を受けており、法規制を遵守し、社会倫理に従って企業活動を行うためのコンプライアンス体制の構築とその遵守に努めております。しかしながら、これら法規制等への違反が発見又は認定された場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)法的規制等に係るリスク

 当社グループは、事業活動を行う上で、商取引、環境、安全、保安、品質保証、化学物質管理、労働、特許、会計基準及び租税等の様々な法規制の適用を受けており、法令遵守を基本として事業活動を行っております。

 現行の法規制の変更や新たな法規制、事業領域の拡大により、遵守すべき法規制が追加された場合には、その対応のための投資や費用が必要になるなど、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)新型コロナウイルスの感染拡大に係るリスク

 当社グループでは新型コロナウイルス等の感染拡大リスクに対応するため、感染の予防及び拡散の防止を目的として、新型コロナウイルス緊急対策室を設置し、在宅勤務、時差通勤など、従業員の安全と健康を最優先にした対応の徹底を行っております。

 当社グループの従業員に新型コロナウイルス等の感染が拡大した場合、当社グループの営業活動において、在宅勤務や移動範囲の限定、顧客との商談機会の減少などにより活動が大幅に制限され、既に決定した商談においても取引の実施が延期されるなどの影響により、経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。

 

(9)人材の確保・育成に係るリスク

 当社グループが、将来にわたって継続的に企業価値の向上を図るためには、優れた人材を確保・育成する必要があります。そのため人材育成が重要であると考え、進化・成長を促す自由闊達な企業文化の醸成に力を入れております。また、業務プロセスの改革を推進し、仕事の無駄や長時間労働を無くし効率良く働く環境を整えることで、社員のモチベーションと充実感を高めるよう努めております。

 しかしながら、常に優秀な人材を安定的に採用・確保できる保証はなく、優れた人材が多数離職した場合や育成が計画通りに進まない場合には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 知的財産権に係るリスク

 当社グループは、独自技術等の知的財産権を保有し、競争上の優位性を確保するとともに、不用意に他社の特許等を侵害しないよう情報収集を図り、知的財産権の管理をしておりますが、予期しない特許侵害警告、訴訟、損害賠償請求等に巻き込まれるリスクを完全に回避することは困難です。このような事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)企業買収・業務提携等に係るリスク

 当社グループは、通常の営業活動によるシェア拡大に加え、事業拡大のためM&Aによる企業買収や資本提携等も推進しておりますが、それらを実施する場合は、慎重に検討を行っております。しかしながら、国内外の経済環境の変化等の理由から、M&Aや資本提携等を行った企業の経営、事業等に対して、十分なコントロールを行えない可能性があります。また、買収した企業の顧客基盤や人材が流出する可能性もあり、当初に期待したシナジーを得られない可能性もあります。これらの場合、当社グループが既に行った投資額を十分に回収できないリスクが存在し、当初の期待どおりに事業を展開できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

相手先

契約締結日

契約内容

契約期間

富士フイルム株式会社

1959年4月21日

販売特約店基本契約

自 1959年4月21日

至 1960年4月20日

以後1年毎自動延長

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

2003年4月1日

販売特約店基本契約

自 2003年4月1日

至 2004年3月31日

以後1年毎自動延長

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

(2023年3月31日現在)

 

事業所名(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数(人)

建物・附属設備及び構築物

(百万円)

その他

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

合計

(百万円)

本社

(東京都中央区)

会社統括業務、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品

統括業務施設

販売設備

202

88

618

(649.43)

908

112

大阪支店

(大阪府東大阪市)

情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材

販売設備

53

1

68

(824.38)

123

17

ムサシ物流センター

(東京都大田区)

情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材

物流倉庫

212

0

110

(2,159.41)

322

 (注)1.ムサシ物流センターは武蔵興産㈱(子会社)から賃借しているものであります。

2.ムサシ物流センターの「その他」は提出会社が所有しているものであります。

3.本社の一部をムサシ・フィールド・サポート㈱(子会社)及び㈱武蔵エンタープライズ(子会社)へ賃貸しております。

4.大阪支店の一部をムサシ・アイ・テクノ㈱(子会社)、ムサシ・フィールド・サポート㈱(子会社)及びエム・ビー・エス㈱(子会社)へ賃貸しております。

(2)子会社

(2023年3月31日現在)

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数(人)

建物及び構築物

(百万円)

その他

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

合計

(百万円)

武蔵エンジニアリング㈱

本社

(東京都港区)

会社統括業務金融汎用・選挙システム機材

統括業務施設

機器開発・設計施設

64

17

516

(223.23)

598

35

(1)

武蔵エンジニアリング㈱

横浜工場

(横浜市磯子区)

金融汎用・選挙システム機材

機器生産設備

14

0

107

(1,121.29)

122

20

(6)

武蔵興産㈱

ムサシ7ビル

(東京都中央区)

不動産賃貸・リース事業等

統括業務施設

賃貸施設

65

4

0

(110.90)

70

1

(-)

 (注)1.武蔵エンジニアリング㈱の建物及び構築物並びに土地は提出会社から賃借しているものであります。

2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。

(3)上記以外の主要な賃借設備

(2023年3月31日現在)

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

使用面積(㎡)

年間賃借料(百万円)

提出会社

名古屋支店

(名古屋市中区)

情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材

販売設備

304.13

6

㈱ムサシ・エービーシー

つくばセンター

(茨城県つくば市)

情報・印刷・産業システム機材

データ入力・加工設備

1,110.19

30

エム・ビー・エス㈱

本社

(東京都中央区)

情報・印刷・産業システム機材、紙・紙加工品

統括業務施設

販売施設

552.00

17

 

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

28,920,000

28,920,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

13

18

50

30

2

1,120

1,233

所有株式数(単元)

8,604

549

36,467

2,203

41

31,613

79,477

2,300

所有株式数の割合(%)

10.83

0.69

45.88

2.77

0.05

39.78

100.00

 (注) 自己株式1,135,544株は「個人その他」に11,355単元、「単元未満株式の状況」に44株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

上毛実業株式会社

東京都文京区本駒込2-27-18

1,388

20.37

ショウリン商事株式会社

東京都杉並区南荻窪2-3-11

897

13.16

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋1-4-10

419

6.15

ムサシ社員持株会

東京都中央区銀座8-20-36

357

5.24

ムサシ互助会

東京都中央区銀座8-20-36

299

4.38

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

249

3.66

小林 厚一

東京都杉並区

237

3.48

株式会社三井住友銀行

東京都千代田区丸の内1-1-2

190

2.78

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1-5-5

160

2.34

羽鳥 雅孝

東京都文京区

137

2.01

4,336

63.63

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

19,485

20,676

受取手形

2,801

2,888

売掛金

6,727

5,931

商品及び製品

2,189

2,226

仕掛品

155

99

原材料及び貯蔵品

545

618

その他

592

325

貸倒引当金

37

14

流動資産合計

32,459

32,751

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

1,197

1,144

機械装置及び運搬具(純額)

48

51

土地

1,969

1,969

その他(純額)

738

650

有形固定資産合計

3,954

3,816

無形固定資産

 

 

のれん

39

20

ソフトウエア

178

127

その他

20

20

無形固定資産合計

238

168

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

1,428

1,804

関係会社株式

518

567

繰延税金資産

234

196

退職給付に係る資産

1,421

1,361

差入保証金

2,549

2,550

その他

718

716

貸倒引当金

41

41

投資その他の資産合計

6,829

7,157

固定資産合計

11,022

11,141

資産合計

43,481

43,893

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

5,167

4,724

電子記録債務

2,879

2,468

短期借入金

3,516

3,516

未払法人税等

703

477

賞与引当金

387

386

製品保証引当金

108

その他

1,370

1,105

流動負債合計

14,133

12,677

固定負債

 

 

繰延税金負債

167

355

退職給付に係る負債

230

246

役員退職慰労引当金

910

989

その他

1,015

924

固定負債合計

2,323

2,516

負債合計

16,457

15,194

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,208

1,208

資本剰余金

2,005

2,005

利益剰余金

25,363

26,819

自己株式

1,854

1,854

株主資本合計

26,722

28,178

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

171

493

退職給付に係る調整累計額

130

26

その他の包括利益累計額合計

301

519

純資産合計

27,024

28,698

負債純資産合計

43,481

43,893

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 36,213

※1 37,072

売上原価

27,449

27,628

売上総利益

8,763

9,444

販売費及び一般管理費

※2,※3 7,017

※2,※3 6,824

営業利益

1,746

2,619

営業外収益

 

 

受取利息

1

2

受取配当金

47

55

持分法による投資利益

33

26

貸倒引当金戻入額

0

0

雑収入

62

49

営業外収益合計

144

134

営業外費用

 

 

支払利息

40

41

投資事業組合運用損

1

2

雑損失

0

4

営業外費用合計

43

48

経常利益

1,848

2,705

特別利益

 

 

会員権売却益

1

特別利益合計

1

特別損失

 

 

固定資産除却損

5

投資有価証券売却損

12

投資有価証券評価損

2

減損損失

22

特別損失合計

28

15

税金等調整前当期純利益

1,821

2,690

法人税、住民税及び事業税

695

797

法人税等調整額

143

130

法人税等合計

839

927

当期純利益

981

1,762

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

981

1,762

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、本社に第一営業本部、第二営業本部、紙・紙加工事業部を置き、各々の部門が取扱商品・役務について国内の事業拠点を統括しております。

 従って、当社は、上記3部門を基礎とした商品・役務別のセグメントにより構成されており、「情報・印刷・産業システム機材」、「金融汎用・選挙システム機材」、「紙・紙加工品」、「不動産賃貸・リース事業等」の4つを報告セグメントとしております。各セグメントの取扱商品・役務は下記のとおりであります。

セグメント

主要な商品及び役務

情報・印刷・産業システム機材

電子メディア・マイクロフィルム総合システムの機器・材料・情報処理サービスと保守、機能性材料の販売

印刷システム・IPS(名刺・ハガキ印刷)システムの機器・材料と保守、レーザー加工機の機器、保守

産業用検査の機器・材料と保守

金融汎用・選挙システム機材

貨幣処理・選挙・セキュリティシステムの機器及び関連機材と保守

紙・紙加工品

印刷・出版・情報・事務用紙、紙器用板紙、特殊紙、紙加工品、感圧紙

不動産賃貸・リース事業等

不動産の賃貸業・リース業・損害保険代理業・人材事業

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

13,499

14,035

受取手形

※1 2,430

※1 2,565

売掛金

※1 5,298

※1 4,455

商品及び製品

1,692

1,770

前渡金

12

0

前払費用

22

23

関係会社短期貸付金

700

600

その他

※1 462

※1 214

貸倒引当金

33

6

流動資産合計

24,085

23,659

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

246

234

建物附属設備

131

120

構築物

0

0

工具、器具及び備品

88

99

土地

1,440

1,440

有形固定資産合計

1,906

1,894

無形固定資産

 

 

電話加入権

16

16

ソフトウエア

59

42

無形固定資産合計

75

59

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

1,223

1,538

関係会社株式

2,683

2,683

出資金

7

7

破産更生債権等

0

0

差入保証金

2,549

2,550

敷金

※1 329

※1 327

前払年金費用

854

918

その他

367

366

貸倒引当金

55

57

投資その他の資産合計

7,960

8,333

固定資産合計

9,942

10,288

資産合計

34,027

33,947

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

電子記録債務

※1 3,081

※1 2,480

買掛金

※1 3,986

※1 3,748

短期借入金

3,466

3,466

未払金

※1 298

※1 294

未払法人税等

499

224

賞与引当金

176

180

製品保証引当金

108

その他

308

132

流動負債合計

11,924

10,528

固定負債

 

 

繰延税金負債

10

221

役員退職慰労引当金

744

791

その他

414

425

固定負債合計

1,169

1,438

負債合計

13,093

11,967

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,208

1,208

資本剰余金

 

 

資本準備金

2,005

2,005

資本剰余金合計

2,005

2,005

利益剰余金

 

 

利益準備金

197

197

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

15,000

15,000

繰越利益剰余金

4,214

4,977

利益剰余金合計

19,411

20,174

自己株式

1,854

1,854

株主資本合計

20,771

21,533

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

162

446

評価・換算差額等合計

162

446

純資産合計

20,933

21,980

負債純資産合計

34,027

33,947

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 29,824

※1 30,131

売上原価

※1 24,977

※1 25,013

売上総利益

4,846

5,118

販売費及び一般管理費

※1,※2 3,709

※1,※2 3,649

営業利益

1,137

1,468

営業外収益

 

 

受取利息及び配当金

※1 58

※1 63

貸倒引当金戻入額

1

雑収入

※1 114

※1 113

営業外収益合計

174

176

営業外費用

 

 

支払利息

32

33

貸倒引当金繰入額

1

投資事業組合運用損

1

2

雑損失

0

営業外費用合計

34

37

経常利益

1,277

1,607

特別利益

 

 

会員権売却益

1

特別利益合計

1

特別損失

 

 

固定資産売却損

3

投資有価証券売却損

12

投資有価証券評価損

2

特別損失合計

3

15

税引前当期純利益

1,275

1,592

法人税、住民税及び事業税

470

435

法人税等調整額

58

88

法人税等合計

411

523

当期純利益

863

1,069