アルコニックス株式会社
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回次 |
第38期 |
第39期 |
第40期 |
第41期 |
第42期 |
|||||||||||
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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△ |
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△ |
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△ |
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△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
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( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
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(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
2.第38期、第39期、第40期及び第42期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第41期の期首から適用しており、第41期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
4.第41期以降の「1株当たり純資産額」の算定上、「株式給付信託(BBT)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
|
回次 |
第38期 |
第39期 |
第40期 |
第41期 |
第42期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
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( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:TOPIX(配当込)) |
(%) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
( |
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) |
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最高株価 |
(円) |
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2,180 |
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1,552 |
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1,813 |
|
|
1,813 |
|
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1,465 |
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最低株価 |
(円) |
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923 |
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867 |
|
|
947 |
|
|
1,149 |
|
|
1,234 |
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(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
2.第38期、第39期、第40期及び第42期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第41期の期首から適用しており、第41期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
5.第41期以降の「1株当たり純資産額」の算定上、「株式給付信託(BBT)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
会社設立以後の企業集団に係る沿革は以下のとおりであります。
|
年月 |
事項 |
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1981年7月 |
日商岩井非鉄販売株式会社(現 アルコニックス株式会社、当社)を資本金1億円で日商岩井株式会社の100%出資により設立(本社所在地:東京都中央区)。アルミニウム、銅の製品を主体とした非鉄金属の販売を開始 |
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1982年7月 |
名古屋支店を新設 |
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1983年4月 |
大阪支店を新設 |
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1989年5月 |
北陸営業所を新設 |
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1992年8月 |
本社を東京都文京区に移転 |
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2000年4月 |
日商岩井メタルプロダクツ株式会社を吸収合併 日商岩井株式会社(現 双日株式会社)の非鉄金属製品の商権移管を受け、商号を日商岩井アルコニックス株式会社に変更、本社を東京都中央区に移転 |
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2000年9月 |
本社を東京都港区に移転 |
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2001年3月
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6億円の減資と6億円の増資、並びに4億27万1千円の増資をおこない、新資本金10億27万1千円として、MBO(エフ ビー エフ2000,エル.ピー.をスポンサーとした経営陣による企業買収)を実施(注)1、2 |
|
2004年1月
|
当社の海外ネットワークの整備のため、ALCONIX(THAILAND)LTD.(タイ)、ALCONIX(SINGAPORE)PTE. LTD.(シンガポール)、ALCONIX HONGKONG CORP.,LTD.(香港)の海外現地法人3社を設立し、NI METAL PRODUCTS INC.(米国、現 ALCONIX USA,INC.)を買収 アドバンスト マテリアル ジャパン株式会社へ55%出資し、レアメタル分野強化へ(注)3 |
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2004年3月 |
三伸林慶株式会社からアルミ、銅製品の営業権を取得 |
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2004年4月 |
札幌営業所を新設 |
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2004年6月 |
ALCONIX(SHANGHAI)CORP.(中国)を設立し、併せて北京駐在員事務所を設置 |
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2005年2月 |
双日金属販売株式会社から非鉄金属の再生原料に係る営業権を取得 |
|
2005年4月 |
商号をアルコニックス株式会社に変更 |
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2006年4月 |
ジャスダック証券取引所に上場 |
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2006年6月 |
ALCONIX EUROPE GMBH(ドイツ)を設立 |
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2006年7月 |
浜松営業所を新設 |
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2007年1月 |
ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD.(マレーシア)を設立 |
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2008年2月 |
ALCONIX (TAIWAN) CORPORATION(台湾)を設立 |
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2008年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
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2008年4月 |
当社の三伸林慶部を新設分割し、新たにアルコニックス三伸株式会社(本社 東京)を設立 (注)21 |
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2009年4月 |
特別目的会社であるアルコニックス・ハヤシ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として林金属株式会社の株式を取得、連結子会社化 |
|
2009年6月 |
広島営業所を開設 |
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2009年8月 |
特別目的会社であるアルコニックス・オオカワ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として株式会社大川電機製作所の株式を取得、連結子会社化 |
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2009年9月 |
株式会社大川電機製作所を存続会社として、アルコニックス・オオカワ株式会社を吸収合併し、株式会社大川電機製作所を連結子会社化 (注)4 |
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2009年9月 |
ALCONIX LOGISTICS(THAILAND) LTD.を設立 |
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2009年10月 |
ALCONIX (SHANGHAI) CORP.SHENZHEN BRANCHを設立 |
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2010年1月 |
ALCONIX DIECAST SUZHOU CO.,LTD.を設立 |
|
2010年4月 |
アルコニックス・三高株式会社を設立 (注)5 |
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2010年11月 |
林金属株式会社を存続会社として、アルコニックス・ハヤシ株式会社を吸収合併し、林金属株式会社を連結子会社化 (注)6 |
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2010年12月 |
東京証券取引所市場第一部に上場 |
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2011年11月 |
北京愛徳旺斯貿易有限公司を設立 (注)7 |
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2012年4月 |
ALCONIX VIETNAM CO.,LTD.を設立 ALCONIX (SHANGHAI) CORP.GUANGZHOU BRANCH を設立 |
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2012年6月 |
本店を東京都千代田区に移転 |
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2012年12月 |
UNIVERTICAL HOLDINGS INC.を設立し、当社の持株会社として米国のめっき素材製造会社のUNIVERTICAL CORPORATION他の株式を取得、連結子会社化 (注)8 |
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2013年1月 |
ADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTD.を設立 (注)9 |
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2013年4月 |
アルミリサイクル株式会社の大阪アルミセンターに係る事業資産等を譲受け、同事業資産を当社100%出資にて設立する大阪アルミセンター株式会社に承継 (注)10 |
|
2013年4月 |
当社100%出資にて設立したアルコニックス・オオバ株式会社を当社の中間持株会社として大羽精研株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)11 |
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2014年11月 |
当社の連結子会社である大阪アルミセンター株式会社は2014年11月1日に株式会社稲田商会から銅スクラップ事業を譲受け、同社の北九州支店(稲田銅センター)として営業を開始 また、これに先立ち同年9月1日に商号をアルミ銅センター株式会社に変更 |
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2015年7月 |
特別目的会社であるアルコニックス・トーカイ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として東海溶業株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)12 |
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2015年10月 |
2015年10月9日、並びに同年10月13日に平和金属株式会社の発行済株式の77.35%を追加取得し、連結子会社化 (注)13 |
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2016年2月 |
特別目的会社であるアルコニックス・エムティ株式会社を設立し、当社の中間持株会社としてマークテック株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)14 |
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2017年4月 |
特別目的会社であるアルコニックス・フジ株式会社を設立し、当社の中間持株会社として株式会社富士プレスの株式を取得、連結子会社化 (注)15 |
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2018年12月 |
特別目的会社であるアルコニックス・東北化工株式会社を設立し、当社の中間持株会社として東北化工株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)16 |
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2019年2月 |
特別目的会社である富士カーボン製造所株式会社を設立し、当社の中間持株会社として株式会社富士カーボン製造所の株式を取得、連結子会社化 (注)17 |
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2019年7月 |
当社の連結子会社である株式会社富士プレスは日邦産業株式会社とのメキシコでの合弁事業を解消し、自動車部品用精密金属プレス部品事業を分割し、新たに設立したFUJI ALCONIX MEXICO S.A. de C.V.が当該事業を譲受 (注)18 |
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2020年12月 |
株式会社富士根産業の株式を取得、連結子会社化 (注)19 |
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2021年8月 |
アルコニックスベンチャーズ株式会社を設立 (注)20 |
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2022年4月 |
ACメタルズ株式会社を設立 (注)22 |
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2022年4月 |
ジュピター工業株式会社の株式を取得、連結子会社化 (注)23 |
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2022年11月 |
株式会社ソーデナガノの株式を取得、連結子会社化 (注)24 |
(注)1.MBO(マネージメント・バイ・アウト)について
上記沿革のとおり、当社は、2001年3月にMBO(マネージメント・バイ・アウト:経営陣による株式買収)を実施いたしました。
当時、当社は、日商岩井株式会社(現、双日株式会社)が100%出資する子会社でありました。親会社である日商岩井株式会社では事業の再構築を推進しており、当社では非鉄金属の専門商社としてより一層自主的な経営を進めることが、さらなる発展のために不可欠であると考えていたことから、両社の方向性が一致しました。これに伴い、当社の経営陣がエフ ビー エフ2000,エル.ピー.の支援を得て、2001年3月に日商岩井株式会社から商権移管を受け、2001年3月に当社はMBOにより、経営の自立を果たしました。
2.エフ ビー エフ2000,エル.ピー.は、富士銀キャピタル株式会社(現、みずほキャピタル株式会社)の100%子会社である富士キャピタルマネジメント株式会社(現、みずほキャピタルパートナーズ株式会社)が運営するMBOファンドであります。同ファンドは2001年3月に当社株式を取得し筆頭株主となりましたが、2010年12月22日を払込期日とする当社普通株式の一般募集と同時に保有株式の全株を売却いたしました。
3.ALCONIX(THAILAND)LTD.につきましては出資比率が49%でありますが、支配力基準による連結子会社としております。
4.アルコニックス・オオカワ株式会社は2009年9月に株式会社大川電機製作所を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また株式会社大川電機製作所は当社に発行済株式総数96,000株を割当て、当社の連結子会社となりました。
5.当社は、2010年5月付で当社グループの関連会社であった三高金属産業株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化したアルコニックス・三高株式会社に承継いたしました。なお三高金属産業株式会社は2010年5月付で解散決議をした後、2010年12月に清算結了いたしました。
6.アルコニックス・ハヤシ株式会社は2010年11月に林金属株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また林金属株式会社は当社に発行済株式総数627,750株を割当て、当社の連結子会社となりました。
7.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は2011年11月23日に北京愛徳旺斯貿易有限公司を設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
8.当社は、2012年11月29日の取締役会において、米国のめっき材料製造会社であるUNIVERTICAL CORPORATION他の発行済株式全てを取得することを決議し、同年12月31日、持株会社として当社100%出資にて設立したUNIVERTICAL HOLDINGS INC.(以下「UHI」という。)が同社グループの発行済株式全てを取得し、また同時に同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%出資するUNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.、及び同社の傘下の製造子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL (SUZHOU) CO.,LTD.、販売子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL(HONGKONG) CO.,LTD.も併せて連結子会社化いたしました。なお、UHIは2013年1月31日に、同企業グループのUNIVERTICAL CORPORATIONが70%を出資する中国事業における合弁会社UNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.の株式について、合弁事業パートナーである米国のPacific Resources International LLC.が保有する30%を追加取得し、UHIの100%子会社といたしました。
9.当社の連結子会社であるアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社は2013年1月にADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTD.を設立したことにより、当社グループの連結子会社としております。
10. 当社は、2013年4月付でアルミリサイクル株式会社から事業を譲受けるとともに、当該譲受資産を当社100%出資で設立し連結子会社化した大阪アルミセンター株式会社に承継いたしました。
11. アルコニックス・オオバ株式会社は2013年9月に大羽精研株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また大羽精研株式会社は当社に発行済株式総数11,500株を割り当て、当社の連結子会社となりました。
12. アルコニックス・トーカイ株式会社は2015年9月に東海溶業株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。また東海溶業株式会社は当社に発行済株式総数16,380株を割り当て、当社の連結子会社となりました。
13. 当社は2015年10月に平和金属株式会社の株式1,547,000株を追加取得し、発行済株式の78.35%保有となり、当社の連結子会社としております。なお、2020年3月11日に同社の創業家一族が保有する同社株式21.65%の全てを取得し、当社の完全子会社といたしました。
14. アルコニックス・エムティ株式会社は2016年2月12日に連結子会社化したマークテック株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。
15. アルコニックス・フジ株式会社は2018年1月1日に株式会社富士プレスを存続会社とする吸収合併により消滅いたしました。なお、株式会社富士プレスは当社に発行済株式総数5,200株を割り当て、当社の連結子会社となりました。
16. アルコニックス・東北化工株式会社は2018年12月25日に連結子会社化した東北化工株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。
17. 富士カーボン製造所株式会社は2019年2月4日に連結子会社化した株式会社富士カーボン製造所の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。
18. FUJI ALCONIX MEXICO S.A. de C.V.は当社20%及び当社の連結子会社である株式会社富士プレス80%出資で設立した当社グループにおける連結子会社であります。
19. 当社は2020年12月3日に株式会社富士根産業の株式184,000株を追加取得し、発行済株式の95%保有となり、当社の連結子会社としております。
20. アルコニックスベンチャーズ株式会社はコーポレートベンチャーキャピタルの運営事業を手掛ける当社の連結子会社であります。当社は同社とアルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合を二人組合で組成しており、同ファンドを当社の連結範囲に含めております。
21. 2021年4月1日を効力発生日とした、アルコニックス・三高株式会社を存続会社とする吸収合併を実施し、アルコニックス三伸株式会社は同日付で消滅いたしました。
22. 2022年4月1日に設立されたACメタルズ株式会社は、当社流通商社グループ会社の財務、経理、総務等の管理業務を行うシェアードサービスカンパニーです。
23. 当社は2022年4月27日にジュピター工業株式会社の株式72,600株を取得し、発行済株式の100%保有となり、当社の連結子会社としております。
24. 当社は2022年11月30日に株式会社ソーデナガノの株式1,440株を取得し、発行済株式の100%保有となり、当社の連結子会社としております。
当社グループは、当社(アルコニックス株式会社)、連結子会社60社、関連会社6社により構成されており、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアース等の各種製品並びにそれらの原材料の輸出、輸入及び国内取引の業務を行うほか、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を行っています。特に近年、製造業のM&A、事業投資に注力した結果、利益面で製造業の比率が飛躍的に高まっており、商社機能と製造業を融合した新しい企業集団の形成が進んでおります。
(1)非鉄金属業界における当社グループの位置付けについて
当社グループを取り巻く非鉄金属業界は鉱山会社、精錬メーカー、圧延・加工メーカーと各工程に介在する商社で成り立っており、当社グループの事業は大きく区分すると、アルミニウム、銅等のベースメタル製品、並びにレアメタル等の原料から製品を取扱う商社流通事業、及び非鉄金属等を素材とした金属加工と金属加工に絡む装置材料等の製造事業に分けられます。
これらを体系図で示すと下記の通りとなります。
(2)当社グループの報告セグメント及びその事業内容
・商社流通
「電子機能材事業」は、日本企業が世界をリードする電子材料・部品分野であり、特に、需要が拡大するスマートフォン、タブレット端末、電気自動車並びにハイブリッド車や、IT関連機器等に使用される電子部品、化合物半導体、結晶材料、またこれら材料の生産に不可欠なレアメタル(チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等)の取扱いを行っております。とりわけ当社グループにおけるレアメタルの取扱いは他の企業とは異なり、原料から材料・製品まで一貫して取扱っているのが特徴であります。
また、新たな商流、分野、素材による成長機会、及びモノづくり支援による成長機会の獲得を目的としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とその運営子会社を設立いたしました。「先端・高成長分野での事業取組機会の確保」「素材、モノづくり分野での当社プレゼンスの拡大」「事業投資から生じる財務収益の取込み」をファンド運営の目的とし、将来有望なスタートアップ企業等に出資してまいります。
当セグメントには、当社の電子・機能材本部、海外ネットワーク機能としての現地法人のほか、チタン、タングステン、モリブデン、レアアース等レアメタルに特化し鉱石から地金、中間原料までを一貫して取扱う国内連結子会社(当該子会社は中国及びシンガポールに海外現地法人を設立)に加え、CVC運営子会社とCVCファンドが所属しております。
「アルミ銅事業」は、歴史のある安定成長ビジネスとして多くの優良な取引先・商権を持つ「製品」と、世界的な地球温暖化防止、省エネルギーで脚光をあびる非鉄金属のリサイクル原料、再生原料を手掛ける「原料」が主要な事業であります。「製品」は国内市場においてはすでに成熟しておりますが、世界的な視点でみると自動車、家電、半導体向けの需要増加が見込まれており、将来性のある事業であります。
当セグメントでは主にアルミ圧延品、伸銅品、及びバルブ部品等の建設資機材の輸出、三国間取引及び国内取引を中心に事業を展開しております。一方、「原料分野」は自動車業界の軽量化に伴うアルミリサイクル原料の需要増加、環境問題に端を発した各リサイクル法の制定という事業環境を背景に市場規模が拡大傾向にあるアルミ、銅スクラップ、アルミ再生地金を手掛ける他、マグネシウム地金や金属珪素の取扱いも行っております。
当セグメントは当社の軽金属・銅製品・チタン本部、非鉄原料・産業資材本部、海外ネットワーク機能としての現地法人、国内流通・問屋機能を有する流通子会社の他、スクラップヤードを保有し非鉄スクラップリサイクルを手掛ける国内連結子会社が所属しております。
・製造
「装置材料事業」は、非鉄金属の総合企業を目指した積極的なM&Aの推進により当社グループに加わった製造子会社群で構成されており、収益の柱として成長を続ける「製造」分野の一つであります。当セグメントにおける主な製品並びに製造子会社は次の通りでありますが、特に海外を中心に当社の企画力・販売力とのシナジーによる事業拡大を目指しております。
・めっき材料
海外連結子会社であるUNIVERTICAL HOLDINGS INC.の主要製品であります。米国が本社でありますが中国にも生産拠点を持ち、主要製品である銅・ニッケルアノードのほか、硫酸ニッケル等のめっき用化成品を製造し、自動車及びエレクトロニクスの巨大市場である米国並びに中国を中心に世界の約20か国で販売を展開しております。
・溶接材料
国内連結子会社である東海溶業株式会社の主要製品であります。愛知県に生産拠点を持ち、自動車製造用金型の補修材料の製造販売のほか溶接・溶射施工というニッチな分野において国内大手自動車メーカー等を取引先に持ち、業界内で高い地位を確保する他、海外自動車関連メーカー向けにも輸出販売を行っております。
・非破壊検査装置及びマーキング装置
国内連結子会社であるマークテック株式会社の主要製品であります。同社の手掛ける両製品は国内ではトップシェアを誇り、千葉県に生産拠点を構えて主に大手自動車、鉄鋼、重工メーカー向けに装置の製造・販売に加え、装置の稼働時に使用する探傷剤、インク等の消耗品販売からメンテナンスまで一貫して提供しています。また同社は韓国・中国・タイにも製造拠点を持ちグローバルな事業展開をしております。
・カシューパーティクル(ブレーキ摩擦材)及びカシュー応用製品
国内連結子会社である東北化工株式会社の主要製品であります。同社は、栃木県那須烏山市に生産拠点を構える摩擦調整材、電波吸収体、機能性インク等を製造するメーカーであります。主要製品であるカシューパーティクルは天然由来の素材であり摩擦安定性、耐摩耗性の向上等において自動車・二輪車のブレーキ・クラッチ並びに高性能自転車、鉄道用制輪子等の摩擦材に不可欠な材料であります。同社は独自ノウハウと技術開発力を梃子に、高機能摩擦調整材等を国内主要ブレーキ摩擦材メーカーに納入しております。
・一般産業機械並びに自動車向け小型モータ用カーボンブラシ
国内連結子会社である株式会社富士カーボン製造所の主要製品であります。同社は一般産業用小型モーター等に使用するカーボンブラシを製造するメーカーであります。電動工具から自動車まで幅広く使用される小型モーターの基幹部品であるカーボンブラシの独自ノウハウと技術力を強みに国内有数のシェアを誇る他、同社は創業後の早い段階から海外進出を果たし、現在では中国、台湾、ベトナムに主力生産拠点を構えており、海外拠点をメインに収益をあげるビジネスモデルを展開しております。
「金属加工事業」は、国内有数の製造設備と熟練した人材による優れた技術力により生み出された加工部品がスマートフォン・タブレット端末、半導体製造装置、自動車、航空・宇宙分野等におけるコア部品として使用され高い評価を受けている事業であります。当セグメントにおける主な製品並びに製造子会社は次の通りであります。
・精密切削加工部品
国内連結子会社である株式会社大川電機製作所の主要製品であります。福島県に生産拠点を持ち、アルミ素材の他、チタン・モリブデンなどの難削材の切削加工を行っております。従来は通信機器向け機構部品の加工が主でしたが、複数の大型加工設備を保有していることから、最近では大型・高精密が要求される半導体製造装置、有機EL製造装置部品等の受注が増加、これら需要増に対し第2工場の増設や第3工場の建設による生産能力増加の対応を行っております。
・精密研削加工部品
国内連結子会社の大羽精研株式会社の主要製品であります。愛知県に本社・生産拠点を有し、半導体、自動車、産業機械関連分野における製造装置部品の高精密、高精細研削加工部品の製造を得意としております。特に同社の主要製品であるチップマウンター(表面実装機)向けノズル部品は、その高い技術力が認められ当社グループの収益に寄与しております。また同社は、これら培った精密加工技術を元に自動車向け試作部品並びに小ロット量産品の製造を事業の第2の柱とすべく取り組んでおります。
・自動車向け精密プレス部品
国内連結子会社の株式会社富士プレスの主要製品であります。愛知県に本社及び生産拠点、福岡県に製造事業所を有し、主に自動車パワートレイン系精密プレス部品の製造を行っております。特に自動車メーカーの厳格な納期管理に対応した生産管理体制、技術面における冷間鍛造、並びに精密絞り加工技術による高精度・高難度加工を強みとしており、同社の先進性と技術力が主要取引先である国内大手自動車部品メーカーから高く評価されております。また海外連結子会社であるFUJI ALCONIX MEXICO S.A.de C.V.(株式会社富士プレス80%、当社20%)をメキシコに設置し、自動車部品生産の集積地であるメキシコから北米並びに中米に向けて事業拡大を推進しております。
・空調機器向け金属加工部品
国内連結子会社の株式会社富士根産業の主要製品であります。静岡県に本社及び生産拠点を有し、主にビル、冷凍設備、及び半導体設備向け空調機器用配管部品の製造を行っております。特に当該連結子会社の製品が使用される業務用パッケージエアコン(PAC)の主要部品であるタンク部品の製造加工においては業界でも強みを有しております。また、当社は同社の発行済株式のうち95%を保有し、残り5%については、当社グループの取引先で西日本地区の大手空調配管部品メーカーである千代田空調機器株式会社が資本参加をしております。今後、両社の協業関係構築を推進することで、原材料共通化や生産効率性の向上、及び技術交流等により新規製品分野への開拓を進める他、当該連結子会社の海外加工拠点(タイ)を活用し、当社の商社機能を融合した、金属加工分野におけるグローバル事業展開を加速してまいります。
・端子コネクター向け精密プレス部品
国内連結子会社のジュピター工業の主要製品であります。岩手県宮古市に生産拠点を構え精密コネクタ金属端子部品のプレス加工、及びプレス金型の設計並びに製作を行なっております。主要製品はスマートフォン、タブレット等のデジタルモバイル製品等の民生機器向け高性能精密コネクタ金属端子部品であり、また射出成形によるコネクタといった関連部品の製造も手掛けております。同社の得意先は最終製品向け大手有力電子部品メーカーであり、複雑かつ納期管理が厳しい電子部品・半導体関連のサプライチェーンにおいて、当該会社は独自で培った高い技術力及び確立された開発・量産体制を駆使し製品の安定供給に貢献し顧客から主力ベンダーの一つとして高い評価を得ております。
・車載用リチウムイオン電池向け金属プレス部品
国内連結子会社の株式会社ソーデナガノの主要製品であります。長野県岡谷市に生産拠点を構え金属精密プレス部品の製造、及び金型設計製作等を行なっております。当該会社は主要製品であるリチウムイオン電池用機構部品の製造において多くの特許と意匠を保有し、これに裏付けされた高精度・高速プレス加工を可能にする高い技術力と、充実した加工設備により確立された量産体制、及び徹底した品質管理を強みに、主要取引先である国内大手電池メーカーと強固な取引関係を形成する等、顧客から高い評価を得ております。
当社グループ内の国内外プレス専業会社3社は「総合プレス加工グループ」を形成することで、各社における技術的優位性と不得手分野における補完体制をミックスし、顧客からの多種多様なニーズに対応することで新たな商流の開拓が可能となります。この他、グループ各社での技術交流やノウハウの共有により、グループ全体でのコスト競争力、生産効率性の向上が見込まれ、この結果、高いシナジー効果が期待されます。
当社グループの報告セグメントにおける主な取扱品並びに製品と所属する主要連結子会社は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
主要取扱商品 |
主要連結子会社 |
|
|
商社流通 |
電子機能材 |
・半導体、エレクトロニクス関連材料としての化合物半導体 ・プリント配線基板、バッテリー等の電子材料 ・二次電池用ニッケル製品 ・チタン、タングステン、モリブデン、ガリウム、インジウム、レアアース等のレアメタル ・投資事業、投資事業組合の運用 |
アドバンスト マテリアル ALCONIX USA,INC., ALCONIX HONGKONG CORP.,LTD. ALCONIX (TAIWAN) CORPORATION. HONG KONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO.,LTD. アルコニックスベンチャーズ株式会社 |
|
アルミ銅 |
・アルミニウム製品(圧延品、押出材、鋳鍛造品、飲料缶、箔 等) ・伸銅品(板・条・管の展伸材、加工品、部品 等) ・アルミニウム二次合金地金及び非鉄スクラップ(アルミ、銅、特金、廃家電 等) ・金属珪素、亜鉛合金塊、マグネシウム地金等 ・各種配管機材及び素形材等 ・アルミダイカスト製品、金型、鋳物製品等 ・金属建具工事、ビル・マンションのリニューアル、リフォーム工事等 ・発電設備、化学工業機器等に使用されるチタン、ニッケル製品 ・流通商社セグメントの子会社管理業務に関するシェアードサービス |
林金属株式会社 アルコニックス・三高株式会社 平和金属株式会社 アルミ銅センター株式会社 ALCONIX(SHANGHAI)CORP. ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD. ALCONIX VIETNAM CO.,LTD. ALCONIX(THAILAND)LTD. ALCONIX LOGISTICS(THAILAND) LTD. ALCONIX KOREA CORPORATION ALCONIX EUROPE GMBH ACメタルズ株式会社 |
|
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製 造 |
装置材料 |
・銅、ニッケルめっき材料及び関連化学品 ・非破壊検査装置、マーキング装置及び関連消耗品 ・金型用肉盛溶接棒、溶射施工 ・カシュー樹脂(ブレーキ摩擦材等)及びカシュー応用製品並びに電波吸収体 ・一般産業用並びに自動車用小型モーター向けカーボンブラシ |
UNIVERTICAL HOLDINGS INC. 東海溶業株式会社 アルコニックス・エムティ 株式会社 アルコニックス・東北化工 株式会社 富士カーボン製造所株式会社 |
|
金属加工 |
・アルミ、チタン等軽合金の通信機器等用精密機構部品 ・半導体用表面実装機(チップマウンター)、及び自動車、産業機械関連製造装置用精密研削加工部品 ・自動車向け精密プレス金型及びプレス部品 ・空調機器及び自動車部品等の金属加工部品 ・精密コネクタ金属端子部品のプレス部品 ・リチウムイオン電池及びHDD用部品のプレス加工、切削加工部品 |
株式会社大川電機製作所 大羽精研株式会社 株式会社富士プレス FUJI ALCONIX MEXICO S.A.de C.V. 株式会社富士根産業 ジュピター工業株式会社 株式会社ソーデナガノ |
|
また、事業の系統図によって示すと、次のとおりであります
(注)1.◎は連結子会社であります。
2.当社の連結子会社であるUNIVERTICAL HOLDINGS INC.の連結子会社4社を当社グループの連結子会社としております。
3.当社の連結子会社であるアドバンストマテリアルジャパン株式会社の連結子会社2社、株式会社富士根産業の海外連結子会社1社を当社グループの連結子会社としております。
4.アルコニックス・エムティ株式会社は当社連結子会社のマークテック株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社の連結子会社であります。またマークテック株式会社の連結子会社8社を当社グループの連結子会社としております。
5.アルコニックス・東北化工株式会社は当社連結子会社の東北化工株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社の連結子会社であります。また東北化工株式会社の連結子会社1社を当社グループの連結子会社としております。
6.富士カーボン製造所株式会社は当社連結子会社の株式会社富士カーボン製造所の株式全てを保有する当社の中間持株会社の連結子会社であります。また株式会社富士カーボン製造所の連結子会社5社を当社グループの連結子会社としております。
7.FUJI ALCONIX MEXICO S.A. de C.V.は当社20%及び当社の連結子会社である株式会社富士プレス80%出資で設立した当社グループにおける連結子会社であります。
8.HONG KONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO.,LTD.は2019年10月10日に当社と合弁事業パートナー企業が共同出資で設立した当社グループにおける連結子会社です。なお、同社の連結子会社1社を当社グループの連結子会社としております。
9.ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD.は2020年6月17日に現地合弁事業パートナー企業と共同出資でALCONIX CASTLE METALS AND CHEMICALS SDN.BHD.を設立し、同社と同社の連結子会社1社を当社グループの連結子会社としております。
10.アルコニックスベンチャーズ株式会社はコーポレートベンチャーキャピタルの運営事業を手掛ける当社の連結子会社であります。当社は同社とアルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合を二人組合で組成しており、同ファンドを当社の連結範囲に含めております。なお、当該ファンドの出資比率は当社が99%、同社が1%の二人組合であります。
11.ACメタルズ株式会社は2022年4月1日に当社100%出資で設立した、アルミ銅セグメントに所属する流通子会社の管理業務を手掛けるシェアードサービス会社であります。
12.当社は2022年4月27日にジュピター工業株式会社の発行済株式の全てを取得し、同社を当社の連結子会社といたしました。また、同社の海外連結子会社2社を当社グループの連結子会社としております。
13.当社は2022年11月30日に株式会社ソーデナガノの発行済株式の全てを取得し、同社を当社の連結子会社といたしました。
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
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アドバンスト マテリアル ジャパン株式会社(注)4 |
東京都千代田区 |
70百万円 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
100.00 |
役員の兼任、管理業務の一部受託、商品の仕入及び販売、事務所の賃貸 |
|
ALCONIX (THAILAND) LTD.(注)5 |
タイ国 バンコック |
7,000 |
商社流通- アルミ銅事業 |
49.00 |
役員の派遣と兼任、資金借入保証、資金の貸付、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千タイバーツ |
|||||
|
ALCONIX LOGISTICS (THAILAND) LTD. (注)3 |
タイ国 バンコック |
17,000 |
商社流通- アルミ銅事業 |
73.99 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千タイバーツ |
(24.99) |
||||
|
ALCONIX HONGKONG CORP.,LTD. |
中国 香港 |
600 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千香港ドル |
|||||
|
ALCONIX USA,INC., |
米国 シカゴ |
800 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千米ドル |
|||||
|
ALCONIX (SHANGHAI) CORP.(注)2 |
中国 上海 |
10,000 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千米ドル |
|||||
|
ALCONIX EUROPE GMBH |
ドイツ デュッセルドルフ |
300 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千ユーロ |
|||||
|
ALCONIX (MALAYSIA) SDN.BHD.(注)13 |
マレーシア クアラルンプール |
8,700 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金借入保証、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
千マレーシア リンギット |
|||||
|
ALCONIX (TAIWAN) CORPORATION |
台湾 台北 |
30,000 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、営業業務の委託 |
|
千新台湾ドル |
|||||
|
林金属株式会社 |
大阪市西区 |
45百万円 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の兼任と派遣、商品の仕入及び販売管理業務の一部受託、管理業務等の受託 |
|
株式会社大川電機製作所 |
東京都世田谷区 |
48百万円 |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、管理業務等の受託 |
|
アルコニックス・三高 株式会社 |
大阪市中央区 |
40百万円 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の兼任、管理業務等の受託、商品の仕入、資金の貸付、事務所の賃貸 |
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
|
|
ALCONIX VIETNAM CO.,LTD. |
ベトナム ハノイ |
2,052千米ドル |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金の貸付、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
|
UNIVERTICAL HOLDINGS INC.(注)6 |
米国 ドーバー |
1千米ドル |
製造- 装置材料事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、製品の仕入及び販売 |
|
|
アルミ銅センター株式会社 |
大阪府枚方市 |
40百万円 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、管理業務等の受託、資金の貸付 |
|
|
大羽精研株式会社 (注)2 |
愛知県豊橋市 |
30百万円 |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、管理業務等の受託 |
|
|
東海溶業株式会社 |
愛知県豊田市 |
20百万円 |
製造- 装置材料事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の販売、資金の貸付、管理業務等の受託 |
|
|
平和金属株式会社 |
大阪市中央区 |
97百万円 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の販売、管理業務等の受託、事務所の賃貸 |
|
|
アルコニックス・エムティ株式会社(注)7 |
東京都千代田区 |
50百万円 |
製造- 装置材料事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金の貸付 |
|
|
株式会社富士プレス |
愛知県大府市 |
52百万円 |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金の貸付、商品の仕入及び販売、管理業務等の受託 |
|
|
ALCONIX KOREA CORPORATION |
韓国 ソウル |
1,570百万 ウォン |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、商品の仕入及び販売、営業業務の委託 |
|
|
アルコニックス・東北化工株式会社(注)8 |
東京都千代田区 |
50百万円 |
製造- 装置材料事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金の貸付 |
|
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富士カーボン製造所株式会社(注)9 |
愛知県安城市 |
76百万円 |
製造- 装置材料事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、資金の貸付 |
|
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FUJI ALCONIX MEXICO S.A. de C.V. (注)2、3、10 |
メキシコ サンルイスポトシ |
151百万 メキシコペソ |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の兼任と派遣 |
|
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(80.00) |
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株式会社富士根産業 (注)11 |
静岡県沼津市 |
80百万円 |
製造- 金属加工事業 |
95.00 |
役員の兼任と派遣、商品の仕入及び販売、管理業務等の受託、資金の貸付 |
|
|
HONG KONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO.,LTD.(注)12 |
中国 香港 |
500百万円 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
60.00 |
役員の兼任と派遣、商品の仕入及び販売 |
|
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
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アルコニックスベンチャーズ株式会社 (注)14 |
東京都千代田区 |
30百万円 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
100.00 |
役員の兼任と派遣、管理業務の一部受託 |
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ACメタルズ株式会社(注)15 |
大阪市中央区 |
30百万円 |
商社流通- アルミ銅事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、管理業務の一部受託 |
|
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ジュピター工業株式会社(注)16 |
岩手県宮古市 |
36百万円 |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、管理業務の一部受託 |
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株式会社ソーデナガノ(注)2、17 |
長野県岡谷市 |
80百万円 |
製造- 金属加工事業 |
100.00 |
役員の派遣と兼任、管理業務の一部受託 |
|
(注)1.主要な事業の内容欄にはセグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社であります。
3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
4.同社の子会社である北京愛徳旺斯貿易有限公司及びADVANCED MATERIAL TRADING PTE.LTD.を当社グループの連結子会社としております。
5.持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としたものであります。
6.UNIVERTICAL HOLDINGS INC.は、UNIVERTICAL LLC.、及びUNIVERTICAL LLC.の子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL (MAURITIUS) INC.、並びにその子会社であるUNIVERTICAL INTERNATIONAL (SUZHOU) CO.,LTD.及びUNIVERTICAL INTERNATIONAL(HONGKONG)CO.,LTD.の発行済株式全てを取得し、統括運営する持株会社として当社100%出資で設立した連結子会社であります。
7.アルコニックス・エムティ株式会社は2016年2月12日に連結子会社化したマークテック株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。マークテック株式会社の連結子会社としてマークテック(上海)探傷設備有限公司、MARKTEC KOREA CORPORATION、MARKTEC ASIA HOLDINGS CO., LTD、MARKTEC CORPORATION (THAILAND) CO., LTD.、MARKTEC ASIA CO., LTD.、株式会社風技術センター、株式会社ニコス及び株式会社金門光波があり、これら全てを中間持株会社の連結子会社としております。
8.アルコニックス・東北化工株式会社は2018年12月25日に連結子会社化した東北化工株式会社の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。東北化工株式会社の連結子会社としてTohoku Chemical Industries(Vietnam),Ltd.があり、中間持株会社の連結子会社としております。
9.富士カーボン製造所株式会社は2019年2月4日に連結子会社化した株式会社富士カーボン製造所の株式全てを保有する当社の中間持株会社であります。株式会社富士カーボン製造所の連結子会社として富吉炭素股份有限公司、富士炭素(昆山)有限公司、Mauritius FCT International CO.,Ltd.、広州福集電気工業有限公司及び富士カーボン(ベトナム)有限会社があり、これら全てを中間持株会社の連結子会社としております。
10.FUJI ALCONIX MEXICO S.A. de C.V.は当社20%及び当社の連結子会社である株式会社富士プレス80%出資で設立した当社グループにおける連結子会社であります。
11.株式会社富士根産業は2020年12月3日に発行済株式95%を取得した当社グループにおける連結子会社であります。また同社の連結子会社としてFujine Industry (Thailand) Co.,Ltd.を当社グループの連結子会社としております。
12.HONG KONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO.,LTD.は2019年10月10日に当社と合弁事業パートナー企業が共同出資で設立した当社の連結子会社であります。また同社の子会社としてNINGDE ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO.,LTD.を当社グループの連結子会社としております。
13.ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD.は2020年6月17日に現地合弁事業パートナー企業と共同出資で当社の連結子会社であるALCONIX CASTLE METALS AND CHEMICALS SDN.BHD.を設立しました。また同社の連結子会社としてALCONIX CASTLE METALS AND CHEMICALS VIETNAM CO.,LTDを当社グループの連結子会社としております。
14.アルコニックスベンチャーズ株式会社はコーポレートベンチャーキャピタルの運営事業を手掛ける当社の連結子会社であります。当社は同社とアルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合を二人組合で組成しており、同ファンドを当社の連結範囲に含めております。なおアルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合は特定子会社であります。
15.2022年4月1日に当社100%出資で設立した、アルミ銅セグメントに所属する流通子会社の管理業務を行うシェアードサービスカンパニーであります。
16.ジュピター工業株式会社は2022年4月27日に発行済株式100%を取得した当社グループにおける連結子会社であります。また同社の連結子会社である青島木星電子有限公司及び蘇州木星電子有限公司を当社グループの連結子会社としております。
17. 株式会社ソーデナガノは2022年11月30日に発行済株式100%を取得した当社グループにおける連結子会社であります。
(1)連結会社の状況
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2023年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員(人) |
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商社流通-電子機能材事業 |
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( |
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商社流通-アルミ銅事業 |
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( |
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製造-装置材料事業 |
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( |
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製造-金属加工事業 |
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( |
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全社(共通) |
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( |
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合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )内の外数で記載しております。
2.従業員数が前連結会計年度より254名増加したのは、主に2022年4月27日付でジュピター工業株式会社、及び2022年11月30日付で株式会社ソーデナガノの全株式をそれぞれ取得し、連結子会社化したことによります。
(2)提出会社の状況
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2023年3月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
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|
( |
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セグメントの名称 |
従業員(人) |
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商社流通-電子機能材事業 |
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商社流通-アルミ銅事業 |
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製造-装置材料事業 |
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製造-金属加工事業 |
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全社(共通) |
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合計 |
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(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )内の外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (4)指標及び目標」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「非鉄金属の取引を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献します」を企業理念としており、「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに掲げ、法令・企業倫理を遵守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行いながら、一方で株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持しつつ、地域社会に留まらず世界から信頼される企業を目指すべく活動を行っております。
(2)経営成績に重要な影響を与える要因について
国内外の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が終息に向かいつつあるものの、ロシアによるウクライナ侵攻等に伴う地政学的リスクの高まりや資源価格の高騰が長期化の様相を呈し、今後の景気回復に影響を及ぼすことが懸念され、期を通して不透明な状況がさらに続くものと予想されます。当社を取り巻く事業環境は、引続き自動車、半導体関連需要の拡大が継続する一方で、物流の混乱や原材料の供給不足の解消には相応の時間を要することが見込まれ、上述のマクロ的要因も併せて今後の動向に注視する必要があります。
このような環境において、当社グループでは半導体需要の更なる増加及び自動車の電動化に伴う新たな加工部品の発生に伴い、商社流通における電子・電池材料、アルミ圧延品・伸銅品、及び製造における金属精密加工部品、自動車向け材料、化成品等の出荷は、一時的な停滞や落込みが想定されるものの、中長期的には増加していくものと見込んでおります。当社グループは引続き「電子部品」「半導体」「自動車」を中期経営計画の注力すべき成長3事業分野として掲げ、商社流通及び製造の既存事業における営業収益力向上を目指す他、製造グループ会社における生産効率向上のための設備拡張投資、M&A、そして新たな成長機会を創出する施策としてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じたスタートアップ企業への投資及び育成を推進し、更なる企業価値の向上に努めてまいります。
(3)当面の対処すべき課題の内容等
当社グループは中期経営計画において次に掲げる経営方針を全体戦略として位置づけ、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長を目指してまいります。そのため、数値化した具体的な経営目標を設定し、「取り組むべき課題」と「目標達成のためのアクションプラン」を掲げ、積極的かつ大胆に実行することで目標の達成に努めてまいります。
(全体像とビジョン)
① 基本理念
「夢みた未来を描く」
アルコニックスは、非鉄金属の取引を通じて、「新たな価値=夢みた未来」を創造し、社会の発展に貢献します。
② 企業理念
アルコニックスは、商社と製造業の両輪での事業展開を通じて新たな可能性に挑戦し続け、社会の発展に貢献します。
③ 経営理念(行動規範、価値観)
a.法令・企業倫理を順守し、公明正大かつ透明性の高い経営を行い、誠実で信頼されるグループへ成長します。
b.株主、取引先、従業員、地域社会との良好な関係を維持し、「良き企業市民」としての責務を果たします。
c.3R(Reduce、Reuse、Recycle)関連事業を中核として、資源循環型・環境配慮型社会の発展に貢献するとともに、新たな「環境親和型ビジネス」の創出に挑戦します。
d.高い専門性を持つ人材の育成を図り、活力に溢れ、洗練されたグループを目指します。
④ 中期経営計画「VISION」
アルコニックスは商社機能と製造業を融合する総合企業を目指します。
a.豊かな社会の構築への貢献
b.循環型・環境配慮型社会の構築に貢献
c.商社と製造業の融合による新たな未来の創出に貢献
d.ガバナンスの高度化とオペレーションの標準化
中期経営計画「VISION」は2023年5月26日に開示した中期経営計画2023にも適用されています。
⑤ 取組むべき課題
a.財務体質の強化
b.人的資本の強化
c.ガバナンスの改善・強化
⑥ アクションプラン
a.既存事業における営業収益力の強化
b.投資案件の再構築
c.インフラ整備及び内部統制の充実・強化
(数値目標:中期経営計画最終年度となる2025年度)
連結営業利益 122億円以上(2023年度見通し 84億円)
連結経常利益 120億円以上(2023年度見通し 82億円)
連結当期純利益 79億円以上(2023年度見通し 55億円)
EBITDA 160億円以上
ROE(株主資本利益率) 12%以上
ROIC(投下資本利益率) 6%以上
DOE(株主資本配当率) 3%以上
(取組むべき課題)
①財務体質の強化
ア 既存事業(電子機能材、アルミ銅、装置材料、金属加工の4セグメント)の収益力を強化します。
イ ROE(株主資本利益率)12%以上を目指します。また、ROIC(投下資本利益率)は 当社が想定する資本コストを考慮し、恒常的に6%以上を目指します。2022年度より新たなKPIとして採用したDOE(株主資本配当率)は3%以上を目指します。
ウ 資金調達手段の多様化。グループキャッシュマネジメントシステムの強化を行い、資金流動性の確保と資金コストの低減を図ります。
エ 当社は、グループ全体の収益性向上と適切な資本政策・財務戦略を両輪として追求していくことが1株当たり純資産(BPS)を上回る適正株価の形成、すなわち中長期的なPBR(株価純資産倍率)1倍以上の維持・拡大に必要であると考えております。これを実現するため、ROE、ROICの目標達成、資本コスト(WACC)を上回るROICの維持、DOE3%以上の株主還元を目指します。
②人的資源の強化(=人的資本の強化)
ア 優秀な「人財」確保のため、3つのK(給与、研修、機会)が魅力的な企業グループになることを目指します。
イ 当社が重視するグループ経営、投資戦略の実行に必要なスキルを洗い出し、施策の維持及び補完、並びに強化するための「人財」を確保します。
ウ 人事体系、評価体系の継続的な見直しをします。
エ グループ総合力を底上げするような人事異動、人事交流、及び社員研修の実施、さらにはリスキリング(新しい知識やスキルの習得)の機会を付与します。
③ガバナンスの強化
ア 当社はCⅹO制度による経営体制を導入しており、代表取締役会長執行役員CEOと代表取締役社長執行役員COOのTwo-Top体制による執行の役割分担を明確化し、コーポレートガバナンスの更なる強化を図ります。
イ 企業経営経験者、公認会計士、弁護士等多岐にわたる豊富な専門的知識及び経験を有する社外役員(4名の取締役及び3名の監査役)による、業務執行(CxO体制)とは独立した立場からのモニタリングを強化し、プライム企業として一段高い水準でのグループガバナンスの実現を目指します。また引き続きグループガバナンスの充実・強化のためのグループ内組織再編を推進します。
ウ グループ会社幹部社員への研修を実施します(コンプライアンス教育、コンプライアンスハンドブックの配付など)。
(アクションプラン)
①既存事業における営業収益力の強化
ア 当社は非鉄金属の専門商社をルーツとする「商社流通」からスタートし、その後のM&A・事業投資を積極的に推進したことにより当社の新たな事業である「製造」が加わり、「商社流通-電子機能材」「商社流通-アルミ銅」「製造-装置材料」「製造-金属加工」の現在の姿に成長しました。当社はこの4つの既存事業における成長スピードと事業価値をさらに高めるために以下の施策に取り組みます。
・収益面や投資回収における具体的なKPI(目標値)を設定
・資金流動性の改善(グループキャッシュマネジメントシステムの導入)
・顧客の共有化(営業力強化の支援とマーケティングソースの共有)
・グループ間での人的、技術的交流
イ 当社グループのここ数年の躍進の原動力となった3つの事業分野、すなわち電子部品関連分野、半導体関連分野、自動車関連分野という成長分野における取組みを引続き強化します。また、業界構造の転換が著しい自動車用素材については、燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)、ハイブリッドカー向けの商材等の更なる開発やCASEの浸透に向けた各種商材の取扱いを拡大していきます。
ウ 当社の海外子会社を基点として、現地進出の日系企業及び現地企業との地場取引の拡大を図る他、三国間取引を拡大し、グローバル展開による連結経営での収益拡大を目指します。
②投資戦略の推進と再構築
ア 当社グループを取り巻く環境が、ロシア・ウクライナ問題の長期化に伴う地政学リスクの高まりなどで不透明性、不確実性が増している中、次なる分野・柱を創出すること、及び既存事業の更なる強化に補完的機能を付与するため、有効な施策と位置付ける資本提携やM&Aを継続します。
イ 日本の製造業は地政学的要因等で生産拠点の日本回帰、既存事業の衰退から新分野へのシフト、中小製造業の後継者問題や廃業等、大きな転換点に差し掛かっており、当社は優れた技術力、ノウハウを有する国内中小製造会社を承継するべくM&Aや事業投資を行い、日本の製造業の底上げに貢献します。
ウ 新たな商流、分野、素材、及びモノづくり支援による成長機会の獲得のために、当社と当社の連結子会社で組成したコーポレートベンチャーキャピタル(アルコニックスグローバルイノベーションファンド)を積極的に活用します。
エ 製造子会社における設備拡張投資、生産性向上のための自動化システム等の導入をPMIとして実施します。
オ 環境関連に対応した分野において投融資、M&Aなどを絡めた事業の強化を行います。またアルミ、銅スクラップの国内ヤードオペレーションの拡大を目指し、ベースメタルからレアメタル・レアアースまでを含むリサイクル、資源循環事業を展開します。
カ 投資の実績評価を客観的に測定するべくROIC(投下資本利益率)をKPIとして重視します。
③インフラ整備及び内部統制の充実・強化
ア 当社は、自社のサステナビリティに取組むためサステナビリティ委員会、及び同委員会の事務局組織となるサステナビリティ推進室を中心に、サステナビリティ及びESG(環境活動、社会貢献活動を含む)の方針に基づく気候変動、人事労務及び環境に関する全社的な指針、施策を策定します。
イ 当社は情報システムを重要な事業活動上のインフラとして位置付けており、企業を対象としたサイバー攻撃はグローバル展開を行う当社にとっても重大な関心の一つと考えています。当社は情報システム部を中心に情報セキュリティマネジメントの在り方を検討し継続的なIT設備投資を行う他、情報管理体制の充実を図ります。
ウ 当社と国内外グループ会社全体を網羅した「グローバル内部通報制度」を積極的に活用し、法令違反の未然防止と内部統制システム上のリスク低減を目指し当該制度及びシステムの更なる充実を図ります。
エ 自然災害や感染症等を想定したテレワーク、フレックスタイム等の勤務体系の多様化を推進し、遠隔勤務に備えたBCPプランの策定と充実を図ることで、緊急事態発生時における基幹業務の早期復旧と継続を可能とする強固な業務システムの構築、及び維持に努めます。
オ 適時開示体制について、更なる充実を図るため社内教育などで浸透を図ります。
以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスク要因に該当しない事項につきましても、投資判断あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項記載事項及びそれ以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクすべてを網羅するものではありませんのでご留意下さい。
なお、本項中の記載内容については、特に断りがない限り本有価証券報告書提出日現在の事項であり、将来に関する事項は同日現在において当社が判断したものであります。
(1)マクロ経済環境の影響による業績変動のリスク
当社グループのビジネスは、国内における商品売買をはじめとして、輸出入・三国間による貿易取引等、多様な商取引形態を有し、非鉄金属製品の輸出入及び国内取引における仲介事業に加えて、非鉄金属の資源・素材原料の調達から商品の販売にわたる幅広い事業を展開しています。世界的あるいは特定の地域の景気減速は、商品、素材原料の流通量の減少と価格の低下、個人消費や設備投資の低下をもたらします。特に日本及びアジアの景気減速は、当社グループが取扱う商品に対する需要動向に影響が大きいことから、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)商品の販売形態にかかるリスク
当社グループは、商社流通セグメントにおいて、アルミニウム、銅、チタン、バルブ等の非鉄金属製品、電子材料及び非鉄原材料、レアアース等レアメタルの直送(出合)取引及び在庫取引を行っております。
直送(出合)取引は、当社グループが需要家の注文をメーカーに繋ぐ販売形態であり、商品は、需要家とメーカーとの間で合意された価格、数量、納期等の取引条件に基づき、メーカーより需要家に直接納入されます。この取引は、当社グループの主たる販売形態であるため取扱金額は多額でありますが、当社グループで在庫リスクを負担しないことから、在庫取引と比較して相対的に収益が低い販売形態であります。
一方、在庫取引は、大半が需要家の依頼により当社が在庫を保有する取引であり、当社は在庫リスクを負いませんが(売り契約のある在庫取引)、一部の在庫取引では当社グループが予め不特定多数の需要家からの一定期間内の注文を想定して在庫を保有する販売形態であり(売り契約のない在庫取引)、商品は、メーカーから当社グループの倉庫に納入され、需要家からの注文を受けて当社グループより需要家に納入いたします。銅管、金属珪素、マグネシウム及びアルミ原料等の汎用仕様非鉄金属製品、素材、レアアース等レアメタルにおいて生じる販売形態であり、取扱金額は売り契約のある在庫取引に比べて少額となりますが、当社グループが在庫リスクを負担することから、相対的に収益が高い販売形態であります。
上記の直送(出合)取引において当社グループは、主としてメーカーにとっての与信機能及びメーカーと需要家双方が希望する代金決済機能を果たしております。この取引では、商品はメーカーから需要家へ直送されるため、新規取引開始時の確認などの特別な場合を除き、商社が商品の現物を直接確認することはありません。当社グループでは、原則として需要家からの商品受領報告があることをメーカーへの支払条件とすることで、需要家からの支払が受けられない恐れのある商品の仕入・債務認識のリスクを回避しております。しかしながら当社が関与した取引について、メーカーの出荷認識や品質認識などにおいて需要家と認識の相違や齟齬が生じた場合には、当社グループにおいてその内容や発生原因を確認の上調整し、双方の合意を得る役割が生じることがあります。さらにメーカーと需要家双方の認識の相違が調整されない場合に紛争もしくは係争となる可能性があり、取引の当事者として解決のために負担する費用、金銭の支払が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
(3)相場変動が与える業績への影響に対するリスク
①非鉄市況の変動に起因するリスク
当社グループの主要取扱商品であるアルミニウム、銅等の非鉄金属の価格は国際市況によって変動しております。当社グループにおいては合意された取引条件をもとにメーカーと需要家を繋ぐ直送(出合)取引及び売り契約のある在庫取引が主体であるため、価格変動リスクは需要家またはメーカーが負担するシステムとなっており、基本的には非鉄金属市況変動には直接影響されにくい事業構造となっております。
しかし、銅管、金属珪素、マグネシウム及びアルミ原料等の汎用仕様非鉄金属製品、素材、レアアース等レアメタルにおいて一部当社のリスク負担による売り契約のない在庫取引においては市況変動の影響を受ける可能性があります。当社グループといたしましては、当該リスクを回避するべく、市況の影響を極小化するための適時適量の購買、在庫の圧縮、販売価格への転嫁等に努めておりますが、市況が短期的に大幅に変動した場合には、当社グループの連結損益の悪化、棚卸資産の帳簿価額下落等、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
②為替相場の変動に起因するリスク
当社グループが行う外貨建決済の貿易取引(日本からの輸出・日本への輸入及び三国間取引)と、海外子会社等の業績及び財務状況の当社の連結決算への反映は、為替相場の変動の影響を受けることがあります。
当社グループでは、当該リスクを回避するべく為替リスクが帰属する外貨建取引について、原則として為替予約により取引金額を確定することで為替相場の変動による期間業績への影響の抑制を図っておりますが、為替相場の変動の影響を完全に排除することはできません。
③金利変動に起因するリスク
当社グループは、取引先に対する信用供与に伴う資金立替え及び顧客のための在庫保有、また子会社の設立及び運営を含む投融資等の必要資金の多くを金融機関等からの借入金で賄っております。当社グループといたしましては、受取手形の流動化等により有利子負債の圧縮に努めるとともに、キャッシュ・マネジメントの効率化による金融コストの低減、金利上昇時には増加金融コストの顧客への転嫁等を図ることで当該リスクを回避する手段を講じておりますが、金融情勢の急変及び当社グループの信用の低下等により完全に金利変動による影響を排除できない場合には、当社グループの連結損益の悪化、有利子負債の増加等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)現行の取引関係が変化するリスク
日本では非鉄金属メーカーから需要家までの商品流通に、取扱商社が介在するのが一般的であり、メーカー毎や需要家毎に特定の商社が継続して取引することが慣行となっております。商社は取引に介在することにより貿易事務、需要家とメーカー双方の決済条件の充足等の機能を提供しておりますが、この取引形態は将来にわたって継続する保証はありません。そのためメーカーと需要家とが直接取引することとなった場合には、商社は介在の機会を失い、商権及び収益を失う可能性が考えられます。
また、メーカーや需要家の統合が起きた場合には、統合後のメーカーや需要家に対して統合前の複数の流通ルートが競合することになります。当社グループは商社として機能を発揮しメーカーと需要家相互にメリットが出せる提案を行ってまいりますが、メーカー側や需要家側の業界再編により非鉄金属業界の事業環境に大きな変化が生じた場合には、商権喪失に伴う減収による連結損益の悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)在庫保有に対するリスク
当社グループは、特定の取引先と売り契約を結んで在庫として保有する特定仕様在庫があります。このような商品は、需要家とメーカーと当社グループが、予め商品仕様、供給数量、価格条件等を合意しておくため、通常においては商品が販売できないリスク及び市況の変動の影響を受けるリスクは低いものであります。しかしながら、需要家の倒産など履行に障害が生じた場合には、特定仕様商品であるために当初の価格での転売が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループでは不特定多数の需要家向けの銅管、ガリウムメタル、金属珪素、マグネシウム及びアルミ原料等の汎用仕様非鉄金属製品・素材、レアアース等レアメタルの一部において取引を見越して売り契約のない在庫を保有しており、販売価格は市況の変動による影響を受けることがあります。そのため当社グループでは当該リスクを回避するべく相場の動向に十分な留意を払いつつ在庫数量の圧縮や適時に販売価格の改定を行うことにより収益の確保を図っております。しかしながら、当社グループの予測を上回るような大幅な価格下落が生じること、あるいは販売価格の改定等が遅れた場合、連結売上高の減少、棚卸資産の帳簿価額下落等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)営業活動によるキャッシュ・フローの変動について
当社グループの営業活動において、輸出取引では輸送中の商品、輸入取引では未着商品が、各々の取引条件によっては期末時点の棚卸資産の増減に影響する可能性があります。
また、輸入取引の増加は、国内取引との比較で仕入債務回転期間が短縮される傾向があり、仕入債務の減少につながる可能性があります。
当社グループの営業活動によるキャッシュ・フローの実績は、当連結会計年度は226百万円の増加、前連結会計年度は3,329百万円の減少となっております。当連結会計年度は税金等調整前当期純利益と仕入債務の減少、棚卸資産の増加、売上債権等の増加等がある一方、減価償却費及びのれん償却額等の増加により、前期に比べ3,555百万円の増加となりました。
当社グループは、引続き商社流通における電子材料・半導体、及び製造セグメントにおける装置材料並びに金属加工事業等、収益力が見込める分野を強化することにより安定的なキャッシュ・フローに努めてまいりますが、今後も市況の変動や需給のバランス等により当社グループの期末の売上債権残高、棚卸資産残高、及び仕入債務残高が前期末との比較において変動した場合には、営業活動によるキャッシュ・フローが大きく変動する可能性があります。
(7)販売先の信用リスク
当社グループは、国内・海外に有している多数の販売先に対して独自の評価基準による与信限度枠を設け信用状態の把握・管理をする等適切な対処をすることでリスクの低減に努めておりますが、それにもかかわらず破綻や倒産等により売上債権等が回収困難となった場合、貸倒の増加による連結損益の悪化並びに貸倒引当金の追加計上等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)仕入先の契約履行能力に係るリスク
当社グループは国内・海外に有している多数の仕入先において、新規取引開始時もしくは多額かつ長期の仕入契約を締結する場合、契約した商品の供給が条件どおり履行されない等、取引上の事故の予防を目的として経営状況の調査・取引関係の変化等を把握・管理しております。しかしながら仕入先の破綻や倒産等により契約不履行となった場合、当社グループが販売先に対して納品責任を果たすために当社グループは別の取引先による別の取引条件で商品を仕入れることが必要となる場合があり、当該リスクの顕在化により連結損益の悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9)特定の仕入先への依存に係るリスク
当社グループは主力取扱品であるアルミ及び銅等の製品を株式会社神戸製鋼所グループより仕入れており、同社グループからの仕入高に占める割合は6.4%となっております。また同社グループは2023年3月31日現在、当社発行済株式総数の3.31%を所有しております。当社グループは今後も緊密な情報交換と連携に努めながら良好な関係を保ちつつ取引を行ってまいりますが、将来的に同社グループとの取引関係において変化が生じた場合は当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10)特定の供給国による輸出政策変更に係るリスク
当社グループが取扱うチタン、タングステン、モリブデン、タンタル、レアアース等レアメタルの主要産出国は中国、ロシア、カザフスタン等と偏在性があり、これらの国々のサプライヤーから長年にわたり購入をしております。
これらの国々が将来的に輸出政策を変更して、同産出品の課税や輸出制限の強化、または禁止措置等が実施された場合、従来通りの仕入が困難となることが想定されます。当社グループは万が一の場合に備えて原産地ごとのカントリーエクスポージャーを定期的にモニタリングしつつ、仕入先や取引形態の多様化、代替候補先検討等を講じておりますが、当社グループの予想を超える政策の急変等が生じた場合、供給責任が果たせないことに伴う売上減少等の損益悪化等、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11)金融市場の逼迫等により資金調達が困難となるリスク
当社グループは事業資金を金融機関からの借入や受取手形の流動化によって調達しております。また今後の金利上昇に対応するため、従来の短期借入金を長期借入金にシフトをする等、金融市場の影響によるリスクの分散に努めておりますが、当社グループの予想を大幅に超えるような金融情勢の急変により金融市場が逼迫した場合、あるいは当社グループの信用が低下した場合には資金調達が制約されるとともに当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12)カントリーリスクの高い国における顧客との取引に関するリスク
当社グループは、貿易または海外投融資の相手国の政策変更、政治・社会・経済環境等の変化により、債権または投融資の回収が不能または困難になるリスクを有しております。その対策として、外部格付機関の格付けをもとにカントリーリスクの高い国を指定し、リスクの把握とともに合理的な範囲でリスク回避を講じていますが、相手国の輸出入規制が変更された場合等においては、契約条件の変更や契約解消の可能性があります。また、相手国の政策変更や外貨事情等により相手国政府が対外送金を停止した場合、代金または投融資が回収できない事態となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
(13)コンプライアンスリスク(法的規制及び法律遵守)
当社グループは国内での営業取引のみならず、外国企業との輸出入取引及び三国間貿易を行っている関係上、日本及び諸外国の法令等による諸規制を遵守しております。当社グループが事業活動において受ける法令等による諸規制の主なものは独占禁止、不公正取引規制、環境保護、為替管理、関税及びその他の租税、輸出入活動(国家安全保障上の規制を含む)に係るもので、免許・届出・許認可等が必要とされているものも含まれます。具体的には輸出貿易管理令に基づく特別一般包括輸出許可、建設業法に基づく特定建設業の許可、及び大阪府金属くず営業条例に基づく許可を受けており、また毒物及び劇物取締法に基づく毒物劇物一般販売業・輸入業の登録、並びに麻薬及び向精神薬取締法に基づく輸出業者業務届を行っております。
また、当社グループでは海外(タイ、香港、米国、中国、ドイツ、マレーシア、台湾、ベトナム、シンガポール、韓国、メキシコ)で現地法人を設立し事業を行っております。一般的に、海外に現地法人を設立して事業運営する場合には、当該国での特異な法令の存在または法令の欠如、法令の予期しえない解釈、法規・規制の新設や改訂等によって、法令遵守のため当該現地法人の負担が増加するリスクがあります。そのため国内外の法令等の遵守並びに運用状況・改訂動向に関する情報収集には万全を期しており、社内ではコンプライアンス委員会を設け、規程の完備や社内での啓蒙及び教育の徹底を推進しておりますが、それにもかかわらず関連法規の大幅な変更、予期しない解釈の適用等が実施された場合、または法律及び諸規制を遵守することができなかったため、当社グループが債務を負うことや、免許・届出・認可等の取消し等一定期間の停止を含む罰則の適用を受けること、その他事業の中断を含む公的命令を受けたために、その後の事業の継続の障害となり、信用の低下を被る事態に陥った場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14)製造物責任に関するリスク
当社グループは原材料を取引先であるメーカーに納入し、メーカーがそれらの原材料を使用して製品を製造しております。それらが最終製品となり、一般消費者に渡り消費者が何らかの被害を被った場合には、通常は製造業者が責任を負うこととなりますが、当社グループも輸入業者でかつ国内取扱業者であることを原因として責任を負う可能性があります。当社及び国内子会社は製造物責任賠償保険を付保しておりますが、保険金額でカバー不能な損害賠償責任が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(15)訴訟等に関するリスク
当社グループの営業活動において、不測の事態により国内外における訴訟や仲裁等の法的手続きの対象となる可能性があります。当社グループでは、顧問弁護士等外部の専門家と緊密に連携しリスクに対応できる体制を構築しております。しかしながら、これら法的手続きの結果のいかんにより、当社グループにおいて信用毀損が生じる場合があり、これにより当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(16)投資等が業績に影響を及ぼすことに関するリスク
当社グループは、国内外の連結子会社、及び合弁事業や投資企業等を多数保有しており、現在更なる事業の拡充や投融資案件を推進しておりますが、期待した成果が上がらず、または事業そのものの頓挫、グループ会社における経営管理面にて発生する法務、会計、コンプライアンス上の諸問題に対する対応、撤退や縮小により損失が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
① のれんの取得に関するリスク
当社が業容拡大のため株式取得(M&A)や事業譲受を受ける場合に取得したのれんは、将来の超過収益力として無形固定資産に計上し、会計方針に基づき効果が発現する期間の5年間または10年間で定額法により償却を行っておりますが、その後、のれん計上の対象となった連結子会社または事業において、取引先の方針変更等で取引関係が全部または部分的に消滅、または取引先の与信リスクが増加した場合等、当社の判断において取引継続を断念すること等により本来想定していた収益計画が恒常的に下回る場合、本来の収益力に見合った価値まで減損損失を認識する可能性があります。当社は2023年3月末現在における連結財務諸表の無形固定資産に1,357百万円ののれんを計上しておりますが、上記の事象が発生した場合、のれんの減損処理に伴う当社グループの損益悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
② 子会社及び関連会社への出資
当社は、子会社の設立や取得、合弁事業への投資については、充分な事前調査を実施した上で実行しておりますが、それにもかかわらず、当初期待したとおりの成果が上がらず、事業そのものが頓挫、グループ会社における経営管理面にて発生する法務、会計、コンプライアンス上の諸問題に対する対応、あるいは長期にわたり業績が低迷し、撤退や縮小、出資の減損処理が必要となる可能性があります。また、既に投資している事業会社に対して、将来、増資や貸付・保証等の信用供与を行う必要が生じ、資金負担が当初の投資額を上回る可能性があります。当社グループは当連結会計年度末現在、流通子会社20社、製造子会社40社、計60社で構成されており、当社は連結子会社への経営管理体制の定期的なモニタリングを実施し適宜、会計面、コンプライアンス面を中心とした指導を行うことでリスクの軽減に努めておりますが、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 株式の保有などに伴う株価変動リスク
当社グループは、取引先を中心に市場性のある株式を保有しておりますので、株価の変動により財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。また非上場株式についても投資先の業績が低迷し減損処理の必要性が生じた場合には、同じく当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社は保有株式については、各投資先企業の業績や財務状況並びに取引状況等を精査し、継続して保有することが適切か、また保有する便益がリスクに見合ったものかどうか、リスク管理委員会において十分な討議を経た後、取締役会にて縮減を含めた保有継続の可否を判断しております。
④ 子会社の設備投資
当社は現在、メーカーに対するM&Aを積極的に進めており、グループ内における製造分野を強化することにより、新たな商流の創出を推進しております。子会社化したメーカーは、取引先のニーズに応えるため継続的な設備投資を行っており、当連結会計年度に生産設備を中心とした5,800百万円の設備投資を行いました。今後も当社中期経営計画の設備投資方針において投資効率を考慮した設備投資を推進いたします。しかしながら、設備投資完了後において、国内外における景気動向により需要が大幅に変動した場合、生産設備の稼働率が減少し、当初予定していた生産計画通りに進まず、投資額の回収が困難になる場合があります。このほか既存設備の陳腐化、老朽化により修繕、廃棄等により多額の資金負担が発生する場合、予期せぬ運転資金の減少、減損損失の発生に伴う当社グループの損益悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(17)長期性資産の減損損失に関するリスク
当社グループは、有形固定資産、のれん等の長期性資産の連結貸借対照表計上額について、当該資産の公正価値が資産の帳簿価額を超過しているかどうか定期的に検討しておりますが、当該資産が生み出す将来キャッシュ・フローが悪化した場合は減損損失を認識することが考えられます。特に当社グループでは製造子会社が多くの生産設備を保有しており、キャッシュ・フローの悪化に伴う減損損失を認識した場合、有形固定資産の使用価値毀損、並びに当社グループの損益悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(18)情報システム・情報セキュリティに関するリスク
当社グループは、情報システム部を中心にネットワークインフラの整備や、社内情報共有システムの導入及びネットワークセキュリティに関する対策等を進めております。また更なるネットワーク環境と堅固なセキュリティ体制の構築を進めておりますが、外部からの不正アクセスやウイルス感染による個人情報を含めた情報資産の漏洩や予期せぬ障害により、情報システムが正常に稼動しない事態が発生した場合には、取引の中断等の営業活動への支障等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(19)自然災害や感染症の感染拡大に伴う当社グループへの影響について
自然災害や政府が指定する新たな感染症(以下、感染症)の影響に関して、当社グループは現時点では、様々なリスクを想定した上で事業活動を行なっております。
自然災害、及び感染症は経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、現時点で当社グループにおける業績への影響を見通すことは極めて困難でありますが、点検・訓練の実施、調達手段の多様化、テレワーク・遠隔勤務に備えたBCPプランの策定等、事業リスクの最小化に向けた施策を推進しております。しかしながら自然災害や感染症等による従業員や施設・設備等への直接的な被害、また感染症の感染拡大に伴う事業活動の制限等が長期化し、内外経済活動並びに需要への影響が想定以上に広がりをみせた場合、主要需要先との取引減少、サプライチェーンの混乱による仕入先や当社グループ各社の事業停滞等が予想され、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
また、当社の中期経営計画は1年ごとに更新するローリング方式を採用しており、2024年3月期を初年度とする中期経営計画については、2023年3月期連結経営成績における感染症の影響による主要取引先の事業環境、事業活動制限に伴うサプライチェーンの状況、及び主要産業の一時的な需要減少を考慮し算出された予想数値で策定しております。その計画数値につきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)当面の対処すべき課題の内容等」をご参照ください。
なお、将来において、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。
(20)役員・社員の内部統制に係るリスク
当社グループは、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス及びリスク管理を経営上の重要な課題と位置付けており、その一環として当社及びグループ会社にてコンププライアンス研修を継続的に展開しております。業務運営においては役員・社員の不正及び不法行為の防止に万全を期しておりますが、万一かかる行為が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
1.業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度における国内外の経済情勢は、中国経済の減速やウクライナ情勢の長期化の他、期を通じて高止まりを続けるエネルギー・資源価格、円安等に伴うインフレの加速や各国での金利上昇もあり、総じて先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取巻く業界では、幅広い用途で需要が拡大してきた半導体・電子部品が当連結会計年度後半以降、それら需要の一服感と、世界的なインフレからくるユーザーの購買力低下等によりスマートフォンをはじめとしたエレクトロニクス製品の販売が減速し、これに伴い一部の半導体製造装置に受注調整が生じる等、需要は低調に推移いたしました。また、自動車関連は当連結会計年度後半に入り部品調達不足の緩和や完成車メーカーによる増産が計画され需要増加に期待感が高まったものの、断続的なサプライチェーンの混乱や台風等自然災害の影響等により国内生産が伸び悩み、本格的な回復基調には至りませんでした。
このような経済環境のもと、当社グループの売上高においては半導体製造装置向け金属加工部品、めっき材料等の出荷、及び電子部品、半導体材料等向けニッケル製品、アルミ圧延品の取扱高が前期に比べ増加いたしましたが、国内自動車生産の低迷の影響を受けた精密金属プレス部品、関連材料の出荷は前期に比べ減少いたしました。損益面においては、円安やエネルギー価格及び原材料価格高騰による仕入価格の上昇や連結子会社の新規取込に伴う販売費及び一般管理費の増加等により営業利益及び経常利益は前期比で減益となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、製造子会社の株式取得に伴う負ののれん発生益を特別利益に計上したものの、税金費用を控除した結果、前期比で減益となりました。
当連結会計年度における主な経営成績は次のとおりであります。
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|
前連結会計年度 (百万円) |
当連結会計年度 (百万円) |
前期比増減額 (百万円) |
前期比増減率 (%) |
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売上高 |
156,286 |
178,333 |
22,046 |
14.1 |
|
営業利益 |
11,020 |
8,393 |
△2,627 |
△23.8 |
|
経常利益 |
11,009 |
8,176 |
△2,832 |
△25.7 |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
7,507 |
5,488 |
△2,019 |
△26.9 |
当連結会計年度におけるセグメントの業績は次のとおりであります。また、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
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前連結会計年度 (百万円) |
当連結会計年度 (百万円) |
前期比増減額 (百万円) |
前期比増減率 (%) |
|
商社流通 -電子機能材 |
売上高 |
36,806 |
42,161 |
5,354 |
14.5 |
|
セグメント利益 |
4,273 |
3,601 |
△672 |
△15.7 |
|
|
商社流通 -アルミ銅 |
売上高 |
60,848 |
66,804 |
5,956 |
9.8 |
|
セグメント利益 |
2,032 |
1,171 |
△861 |
△42.4 |
|
|
製造 -装置材料 |
売上高 |
36,269 |
42,464 |
6,194 |
17.1 |
|
セグメント利益 |
1,245 |
998 |
△247 |
△19.8 |
|
|
製造 -金属加工 |
売上高 |
27,532 |
29,715 |
2,182 |
7.9 |
|
セグメント利益 |
3,449 |
2,416 |
△1,033 |
△30.0 |
・商社流通-電子機能材事業
電子部品向け部材及び半導体材料等向けニッケル製品は幅広い用途での需要増加を受けて取扱高は堅調に推移いたしましたが、二次電池材料は、世界的なスマートフォン関連需要の減速の影響により前期に比べ取扱高が大きく減少いたしました。一方、レアメタル・レアアースは、自動車関連の低調な生産の影響を受けて取扱数量は伸び悩みましたが、市況の上昇等もあり売上及び利益は前期に比べ増加いたしました。
・商社流通-アルミ銅事業
製品分野においては、堅調な国内建設需要を背景にアルミ圧延品の取扱いが前期に比べ増加いたしましたが、IT関連需要の減速等により電子部品向けを中心とした伸銅品の取扱いが前期に比べ減少いたしました。原料分野においては、低調な自動車生産の影響により銅・アルミスクラップ及びアルミ再生塊の取扱数量は共に前期に比べ減少いたしました。
・製造-装置材料事業
材料分野においては、米国及び中国の両拠点におけるめっき材料の需要拡大と市況上昇により出荷が前期に比べ増加いたしました。装置分野においては、探傷剤及びペイント等消耗材料の出荷が国内外で堅調でありましたが、自動車を中心とした部品の調達不足による顧客の操業低下等の影響により非破壊検査及びマーキング双方における装置需要が落ち込み、出荷が前期に比べ減少いたしました。
・製造-金属加工事業
精密切削加工部品は半導体製造装置のうちプロセス用処理装置の出荷・販売が高水準に推移し、また生産現場の自動化、EVを含む脱炭素関連の設備投資需要を取り込み、出荷が堅調に推移いたしました。また、半導体実装装置向け精密研削加工部品の出荷は、世界的なスマートフォン向け需要の減速の影響を受けて低調でありました。一方、精密金属プレス部品は顧客からの引合は強い一方で低調な自動車生産の影響を受け、出荷は前期に比べ減少いたしました。なお、2022年11月に連結子会社化し、当第4四半期より収益を取込んだ株式会社ソーデナガノの車載向けリチウムイオン電池用プレス部品は概ね当初の計画通りに推移いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ129百万円減少し、25,814百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
|
|
キャッシュ・フローの状況 |
|
営業活動による |
営業活動によるキャッシュ・フローは226百万円の増加(前期比3,555百万円の増加)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純利益8,473百万円、及びのれん償却を含む減価償却費等4,851百万円であります。また主な減少要因は法人税等の支払額4,961百万円、仕入債務の減少額4,537百万円、棚卸資産の増加額3,924百万円、及び連結子会社の株式取得に伴う負ののれん発生益346百万円であります。 |
|
投資活動による |
投資活動によるキャッシュ・フローは7,045百万円の減少(前期比3,788百万円の減少)となりました。主な増加要因は投資有価証券の売却による収入157百万円であります。また主な減少要因は製造子会社を中心とした設備増強に伴う有形及び無形固定資産の取得による支出4,790百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,030百万円、及び投資有価証券の取得による支出476百万円であります。 |
|
財務活動による |
財務活動によるキャッシュ・フローは5,896百万円の増加(前期比135百万円の増加)となりました。主な増加要因は短期借入金の純増加額5,383百万円、及びコマーシャル・ペーパー(CP)の発行による増加額1,997百万円、及び長期借入金の純増加額251百万円であります。また主な減少要因は配当金の支払額1,631百万円、及び社債の償還による支出149百万円であります。 |
(3)仕入及び販売の実績
①仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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|
仕入高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
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電子機能材事業 |
38,073 |
102.5 |
|
アルミ銅事業 |
59,634 |
104.9 |
|
装置材料事業 |
29,029 |
116.9 |
|
金属加工事業 |
14,161 |
115.8 |
|
合計 |
140,898 |
107.5 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は実際仕入価格によっております。
②販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
|
販売高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
|
電子機能材事業 |
41,418 |
122.9 |
|
アルミ銅事業 |
65,861 |
110.5 |
|
装置材料事業 |
41,783 |
116.8 |
|
金属加工事業 |
29,269 |
107.7 |
|
合計 |
178,333 |
114.1 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度において総販売実績販売比率が10%を超過する販売先はありません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
・財政状態
① 流動資産
当連結会計年度における流動資産は144,212百万円であり、前連結会計年度末比9,092百万円の増加となりました。主な内訳は棚卸資産の増加5,736百万円、受取手形及び売掛金の増加3,067百万円、及び現金及び預金の増加303百万円であります。
② 固定資産
当連結会計年度における固定資産は47,677百万円であり、前連結会計年度末比6,360百万円の増加となりました。主な内訳は、有形固定資産の増加6,932百万円、無形固定資産の償却による減少950百万円、及び投資その他の資産の増加378百万円であります。
③ 流動負債
当連結会計年度における流動負債は100,348百万円であり、前連結会計年度末比5,704百万円の増加となりました。主な内訳は短期借入金の増加7,175百万円、コマーシャル・ペーパーの増加1,997百万円、支払手形及び買掛金の減少2,497百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少1,126百万円、及び未払法人税等の減少1,047百万円であります。
④ 固定負債
当連結会計年度における固定負債は28,494百万円であり、前連結会計年度末比4,032百万円の増加となりました。主な内訳は長期借入金の増加2,129百万円、長期未払金の増加1,474百万円、及び社債の減少75百万円であります。
⑤ 純資産
当連結会計年度における純資産は63,047百万円であり、前連結会計年度末比5,716百万円の増加となりました。主な内訳は利益剰余金の増加3,834百万円、為替換算調整勘定の増加2,210百万円、繰延ヘッジ損益の減少341百万円、及び上場株式の時価評価等によるその他有価証券評価差額金の減少103百万円であります。
・経営成績
① 売上高
商社流通では半導体材料向けニッケル製品、アルミ圧延品の取扱いが前期に比べ増加いたしましたが、IT関連機器需要の減少により電子材料向け伸銅品、及び自動車生産の低迷の影響によりアルミ原料、銅スクラップ等の非鉄原料の取扱いが前期に比べ減少いたしました。
製造では半導体実装装置向け精密研削加工部品がスマートフォン向け需要の減速の影響を受けて出荷が前期に比べ減少いたしましたが、半導体製造装置向け精密切削加工部品及びめっき材料の出荷が堅調に推移いたしました。しかし自動車向け需要の減少により精密金属プレス部品、カーボンブラシ等素材、非破壊検査及びマーキング等の出荷は前期に比べ減少いたしました。なお、当連結会計年度に連結子会社化した株式会社ソーデナガノの車載向けリチウムイオン電池用プレス部品の収益を取込みました。
この結果、当連結会計年度における売上高は178,333百万円(前期比14.1%増加)となりました。
② 売上総利益
増収であったものの、円安によるインフレやエネルギー・資源価格の高止まりに起因した仕入コストの上昇等により、当連結会計年度における売上総利益は25,075百万円(前期比2.7%減少)となりました。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度に連結子会社化したジュピター工業株式会社及び株式会社ソーデナガノの損益取込み、及び営業費用の費消が前期に比べ増加し、当連結会計年度における販売費及び一般管理費は16,682百万円(前期比13.1%増加)となりました。
④ 営業利益
上記の結果、当連結会計年度における営業利益は8,393百万円(前期比23.8%減少)となりました。
⑤ 営業外収益、営業外費用
支払利息の増加等により、営業外収支(営業外収益-営業外費用)は216百万円の支出超となりました。(前期は11百万円の支出超)。
⑥ 経常利益
上記の結果、当連結会計年度における経常利益は8,176百万円(前期比25.7%減少)となりました。
⑦ 特別利益、特別損失
製造子会社の株式取得に伴う負ののれん発生益、及び投資有価証券売却益等による特別利益581百万円を計上する一方、連結子会社によるのれんの一時償却、及び固定資産除却損等の特別損失284百万円を計上いたしました。
⑧ 親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純利益8,473百万円から法人税等2,934百万円、連結子会社15社における非支配株主に帰属する当期純利益50百万円を差引き、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は5,488百万円(前期比26.9%減少)となりました。
(3)経営戦略の現状と見通し
当社グループは中期経営計画に掲げるVISION「商社機能と製造業を融合する総合企業」を目指し、連結ベースでの企業価値向上と持続的成長の実現に向けて以下の施策を推進しております。
(営業収益力の強化)
①グループ企業間のシナジー
従来型の商社の枠組みを越え、M&Aや事業投資により製造セグメントの事業拡充を図り、商社機能との融合、及び製造セグメント内の企業間シナジーにより営業収益力の飛躍的アップを目指します。
②成長事業の収益力強化
当社グループの飛躍的な成長の原動力となった電子部品関連分野、半導体関連分野、自動車関連分野という3つの事業を重点分野として引き続き強化いたします。
(電子部品関連)
結晶材料、金属粉末、液晶や電池用材料、半導体周辺素材、機能化学品等、次世代自動車や移動通信システム(5G)の普及、及びさらなるAIやIoTの深化に欠かせない電子材料と電子部品分野での取組を強化いたします。
(半導体関連)
IoTの深化に伴い、半導体実装装置を含む半導体製造装置の需要はさらに成長を続けるものと予測されます。この分野の素材調達は商社流通セグメントにおいて、また部品加工と供給は製造セグメントにおいて、セグメントを横断する連携を深めながら取組を強化いたします。
(自動車関連)
・自動車の電装化、パワートレイン系の多様化に伴い、素材、部品等の構成が変化をとげております。これら変化をキャッチアップし、それぞれのセグメントにおいて関連の商品への取組を強化いたします。
・自動車の素材については、燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)、ハイブリッドカー向けの商材等の更なる開発やCASEの浸透に向けた各種商材の取扱いを拡大していきます。
③環境対応関連分野
環境対応に関連した分野において投融資を絡めて事業の強化を図ります。アルミ・銅スクラップの国内ヤードオペレーションに加え、ベースメタルからレアメタル・レアアースまでを含むリサイクル事業のグローバル展開を推進いたします。
④海外事業展開
当社の海外子会社を基点として、現地進出の日系企業及び現地企業との地場取引の拡大を図る他、三国間取引を拡大し、グローバル展開による連結経営での収益拡大を目指します。
(投資案件の推進)
①M&A
業容拡大の柱として、国内外におけるM&Aを積極的に推進しております。M&Aは短期間での連結利益獲得と当社グループとのシナジーによる新たな商流の創出を実現する当社グループの最重要施策であります。当社は現在、「商社機能と製造業を融合する総合企業」を目指すべく、製造業を中心としたM&Aを推進しており、ニッチでありながら優れた技術力を持つ製造業を連結子会社化するとともに当社グループ内にて再編を行い、当社の営業力とグローバルネットワークをフルに活用した新たな商流の開拓を進めてまいります。当連結会計年度においては、2022年4月27日に電子部品用精密コネクタ金属端子部品等を製造するジュピター工業株式会社、及び同年11月30日に車載向けリチウムイオン電池用プレス部品を製造する株式会社ソーデナガノの各社における発行済株式の全てを取得し連結子会社化いたしました。当社グループの金属加工セグメントと親和性の高いこれら2社を当社グループとしたことで、更なるグループ間シナジーが期待されます。当社は引続き製造業を中心としたM&Aにより事業分野の拡充を進めることに加え、既存事業における生産性向上のための設備拡張投資を推進し、安定的な収益力の強化を目指してまいります。
②事業投資
新たな商流の創出、資源確保を目的として国内外事業への投融資を行っており、今後も金属・化学品分野を中心とする事業投資並びに合弁事業設立を推進いたします。また、新たな商流、分野、素材を手掛ける有望なスタートアップ企業や事業の開拓、及びモノづくり支援による成長機会の獲得のために設立したコーポレートベンチャーキャピタル「アルコニックスグローバルイノベーションファンド投資事業有限責任組合」を積極的に活用し「先端・高成長分野での事業取組機会の確保」「素材、モノづくり分野での当社プレゼンスの拡大」「事業投資から生じる財務収益の取込み」を運営目的とし、当社グループにおける新たな価値の創造とシナジーの向上を目指してまいります。
なお、2023年3月期の連結業績をふまえ、新たに数値目標を刷新した2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、引き続き積極的にM&Aや事業投資を実施し業容拡大を図りつつ、経営環境の変化にすばやく対応でき、安定収益と持続的成長を可能とする事業基盤を確立してまいります。具体的な数値目標及びその施策につきましては「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等、(3)当面の対処すべき課題の内容等」をご参照ください。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な運転資金需要は在庫の購入費用、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また投資を目的とした資金需要は、M&A並びに事業投資に係る株式取得関連費用、及び連結子会社化後の製造子会社による設備投資費用等であります。当社グループはこれらの資金需要に応じて金融機関からの短期及び長期の借入、コマーシャル・ペーパーの発行による資金調達手段の多様化の他、グループ全体での資金効率向上のため導入したCMSの活用等、流動性の確保と資金コストの低減を図っております。
なお、当社グループでは財務体質の強化を図るべく、資金調達手段の多様化、及び運転資金の適正化によるフリーキャッシュ・フローの黒字化定着を基本方針としております。具体的な資金の流動性については「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めておりますが、当社グループを取り巻く事業環境を鑑みますと、メーカー間での事業統合を含めた合従連衡、国内生産拠点の海外移転に伴う製造業の空洞化並びに輸出の低迷、地政学的リスクの高まり、非鉄金属の中で代替商品の開発等が予想を超えるスピードで進むこと等の要因により当社グループが収益機会を逸することが懸念されます。これらの問題に対応するため、当社グループは高い専門性を持つ人材の育成に努めるとともに常にアンテナを高くして顧客ニーズを先取りし「新たな素材へ」「新たな市場へ」「新たなサービスへ」「新たな分野へ」をモットーに挑戦し続けることで、当社グループのプレゼンスを向上できるものと確信しております。
(株式会社ソーデナガノの株式取得に関する契約の締結)
当社は2022年4月26日の取締役会決議に基づき、同日付に売主であり創業者である同社代表取締役早出 隆幸氏との間で株式会社ソーデナガノ株式の譲渡契約を締結いたしました。詳細につきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照ください。
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
2023年3月31日現在における各事業所の設備、投下資本並びに従業員の配置状況は、次のとおりであります。
(1)提出会社
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事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物及び構築物 |
賃貸資産及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
本店 (東京都千代田区) |
本店機能他 |
事務所 事務所用備品 |
28 |
56 |
861 |
211 |
1,157 |
162 |
|
(3) |
||||||||
|
大阪支店 (大阪市中央区) |
関西地区営業・管理業務他 |
事務所用備品 |
4 |
- |
- |
4 |
9 |
20 |
|
名古屋支店 (名古屋市東区) |
中京地区営業・管理業務地 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
8 |
(注)1.上記の内、賃借事務所の賃借条件は次のとおりであります。
|
本社(東京都千代田区) |
賃借料月額 |
18 |
百万円 |
差入保証金 |
179 |
百万円 |
|
同浜松営業所(浜松市中区) |
賃借料月額 |
0 |
百万円 |
差入保証金 |
1 |
百万円 |
|
同広島営業所(広島市中区) |
賃借料月額 |
0 |
百万円 |
差入保証金 |
2 |
百万円 |
|
大阪支店(大阪市中央区) |
賃借料月額 |
3 |
百万円 |
差入保証金 |
33 |
百万円 |
|
名古屋支店(名古屋市東区) |
賃借料月額 |
1 |
百万円 |
差入保証金 |
21 |
百万円 |
2.従業員数の( )内は、臨時雇用者数を外書しております。
(2)国内子会社
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
|||||
|
アドバンスト マテリアル ジャパン株式会社(注)2 |
東京都千代田区 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
事務所設備等 |
41 |
10 |
- |
51 |
103 |
39 |
|
(1) |
|||||||||
|
林金属株式会社 (本社他) |
大阪市西区 |
商社流通- アルミ銅事業 |
建物及び事務所用備品 倉庫等 |
31 |
6 |
486 |
2 |
527 |
26 |
|
(1,927.54) |
|||||||||
|
株式会社大川電機 製作所(本社他) |
東京都世田谷区他 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
1,089 |
861 |
476 |
211 |
2,639 |
183 |
|
(25,565.21) |
(4) |
||||||||
|
アルコニックス・三高株式会社(本社他) |
大阪市中央区他 |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所設備等 |
44 |
3 |
96 |
12 |
157 |
58 |
|
(1,604.97) |
(3) |
||||||||
|
大羽精研株式会社 (本社他) |
愛知県豊橋市 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
1,885 |
1,866 |
641 |
127 |
4,520 |
271 |
|
(47,332.00) |
(98) |
||||||||
|
アルミ銅センター 株式会社 (本社他) |
大阪府枚方市 |
商社流通- アルミ銅事業 |
建物及び事務所用備品 作業ヤード並びに作業設備 |
68 |
144 |
255 |
8 |
476 |
31 |
|
(8,302.46) |
|||||||||
|
東海溶業株式会社 (本社他) |
愛知県豊田市 |
製造- 装置材料事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
74 |
27 |
202 |
16 |
320 |
35 |
|
(3,821.12) |
(6) |
||||||||
|
平和金属株式会社 (本社他) |
大阪市中央区 他 |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所設備 賃貸等不動産等 |
5 |
- |
- |
2 |
7 |
36 |
|
(-) |
|||||||||
|
マークテック株式会社(本社他) (注)3 |
東京都大田区 他 |
製造- 装置材料事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
776 |
158 |
440 |
1,661 |
3,037 |
223 |
|
(19,996.99) |
(10) |
||||||||
|
株式会社富士プレス(本社他) |
愛知県大府市 他 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
508 |
278 |
1,495 |
1,017 |
3,299 |
284 |
|
(5,135.00) |
(44) |
||||||||
|
東北化工株式会社(本社他) (注)4 |
栃木県那須烏山市 |
製造- 装置材料事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
211 |
178 |
156 |
88 |
635 |
97 |
|
(37,729.00) |
|||||||||
|
株式会社富士カーボン製造所(本社他)(注)5 |
愛知県安城市 |
製造- 装置材料事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
753 |
911 |
922 |
665 |
3,252 |
767 |
|
(22,503.84) |
(76) |
||||||||
|
株式会社富士根産業(本社他) (注)6 |
静岡県沼津市 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
197 |
305 |
1,080 |
224 |
1,808 |
233 |
|
(53,557.88) |
(97) |
||||||||
|
ジュピター工業株式会社(本社他)(注)7 |
岩手県宮古市 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
456 |
270 |
51 |
150 |
928 |
90 |
|
(9,747.83) |
(-) |
||||||||
|
ACメタルズ株式会社(本社他) |
大阪府大阪市 |
商社流通- アルミ銅事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
12 |
|
(-) |
(-) |
||||||||
|
株式会社ソーデナガノ(本社他) |
長野県岡谷市 |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
1,045 |
308 |
932 |
174 |
2,460 |
72 |
|
(35,942.45) |
(-) |
||||||||
(注)1.従業員数の( )内は、臨時雇用者数を外書しております。
2.アドバンスト マテリアル ジャパン株式会社の設備の状況には同社の海外法人2社の事務所設備等を含んでおります。
3.マークテック株式会社の設備の状況は同社の海外法人5社及び国内法人3社の建物及び事務所内備品、生産設備等を含んでおります。
4.東北化工株式会社の設備の状況は同社の海外法人1社の建物及び事務所内備品、生産設備を含んでおります。
5.株式会社富士カーボン製造所の設備の状況に本社事務所並びに国内2工場、及び同社の海外法人5社の建物及び事務所内備品、生産設備を含んでおります。
6.株式会社富士根産業の設備の状況は同社の海外法人1社における建物及び事務所内備品、生産設備を含んでおります。
7.ジュピター工業株式会社の設備の状況は同社の海外法人2社における建物及び事務所内備品、生産設備を含んでおります。
(3)在外子会社
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
|||||
|
ALCONIX (THAILAND)LTD. |
タイ国 バンコック |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所設備等 社有車 事務所用備品 |
0 |
- |
- |
7 |
7 |
7 |
|
ALCONIX LOGISTICS (THAILAND)LTD. |
タイ国 バンコック |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
5 |
|
ALCONIX HONGKONG CORP., LTD. |
中国 香港 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
1 |
|
ALCONIX USA.INC., |
米国 シカゴ |
商社流通- 電子機能材 事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
1 |
|
ALCONIX(SHANGHAI)CORP. |
中国 上海 |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
8 |
8 |
31 |
|
(1) |
|||||||||
|
ALCONIX EUROPE GMBH |
ドイツ デュッセルドルフ |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
1 |
1 |
3 |
|
ALCONIX (MALAYSIA) SDN. BHD.(注)3 |
マレーシア クアラルンプール |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所設備等 社有車 |
- |
0 |
- |
50 |
51 |
6 |
|
(5) |
|||||||||
|
ALCONIX(TAIWAN) CORPORATION |
台湾 台北 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
事務所用備品 |
0 |
- |
- |
0 |
0 |
2 |
|
ALCONIX VIETNAM CO.,LTD. |
ベトナム ハノイ |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所用備品 |
- |
- |
- |
1 |
1 |
2 |
|
ALCONIX KOREA CORPORATION |
韓国 ソウル |
商社流通- アルミ銅事業 |
事務所用備品 |
0 |
- |
- |
1 |
1 |
5 |
|
UNIVERTICAL HOLDINGS INC. (注)4 |
米国 ドーバー |
製造- 装置材料事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
1,205 |
1,725 |
42 |
1,082 |
4,056 |
187 |
|
(14,587.00) |
(-) |
||||||||
|
FUJI ALCONIX MEXICO S.A.de C.V. |
メキシコ サンルイスポトシ |
製造- 金属加工事業 |
建物及び事務所用備品 生産設備等 |
1,000 |
1,136 |
410 |
94 |
2,641 |
136 |
|
(60,479.96) |
|||||||||
|
HONGKONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO., LTD.(注)5 |
中国 香港 |
商社流通- 電子機能材 事業 |
事務所用備品、物流作業設備 |
108 |
248 |
- |
16 |
373 |
71 |
(注)1.上記の内、賃借事務所の条件は次のとおりであります。
|
ALCONIX(THAILAND)LTD.(タイ)他9海外現地法人 |
賃借料月額 |
7百万円 |
差入保証金 |
19百万円 |
2.従業員数の( )内は、臨時雇用者数を外書しております。
3.ALCONIX(MALAYSIA)SDN.BHD.は2020年6月17日に現地合弁事業パートナー企業と共同出資で当社の非連結子会社であるALCONIX CASTLE METALS AND CHEMICALS SDN.BHD.を設立しましたが、同社の当社グループにおける重要性が増したことから、連結子会社としております。そのため、同社及び同社子会社の保有する設備等を含んでおります。
4.UNIVERTICAL HOLDINGS INC.の設備の状況は同社の海外法人(中国 蘇州)の建物及び事務所内備品、生産設備等を含んでおります。
5.HONGKONG ANDEX ELECTRONIC MATERIAL CO., LTD.は2019年10月10日に当社と合弁事業パートナー企業が共同出資で設立した当社の非連結子会社でしたが、同社の当社グループにおける重要性が増したことから、連結子会社としております。そのため、同社及び同社子会社の保有する設備等を含んでおります。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
64,000,000 |
|
計 |
64,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数 (株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数 (株) (2023年6月22日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。 単元株式数は100株であります。 |
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)「提出日現在発行数」欄には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含んでおりません。
会社法第236条、第238条および第239条の規定に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
(第7回新株予約権)
|
決議年月日 |
2018年6月20日 |
|
付与対象者の区分及び人数(名) |
取締役4 使用人119(注)5、7 |
|
新株予約権の数(個)※ |
690(注)1、7 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、 内容及び数(株)※ |
普通株式 69,000(注)2、6、7 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ |
1,832(注)3 |
|
新株予約権の行使期間※ |
自 2020年6月21日 至 2028年6月20日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ |
発行価格 1,832 |
|
資本組入額 916 |
|
|
新株予約権の行使の条件※ |
①新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、当社もしくは当社子会社及び当社関連会社の取締役、監査役、執行役員または従業員の地位にあることを要す。ただし、任期満了による退任、定年退職その他取締役会が正当な事由があると認めた場合には、退任または退職後の2年間は新株予約権の行使を認めるものとする。 ②新株予約権の割当を受けた者が、法律や社内諸規則等の違反、社会や会社に対する背信行為があった場合には、権利は即時に喪失するものとし、以後新株予約権者の新株予約権の行使は認めない。 ③新株予約権の相続は認めない。 ④その他の条件については、本株主総会及び取締役会決議に基づき、当社と対象取締役及び従業員との間で締結する「第七回新株予約権割当契約」に定めるところによる。(注)4 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項※ |
新株予約権を譲渡するには取締役会の承認を要するものとする。ただし、当社と新株予約権者との間で締結する契約において、新株予約権を譲渡してはならないことを定めることができる。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ |
- |
※当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて当事業年度の末日における内容から変更しておりません。
(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。
2.本新株予約権発行後、当社が株式の分割または併合を行う場合、それぞれの効力発生の時点をもって次の算式により目的たる株式の数を調整するものとする。ただし、かかる調整は本新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的たる株式についてのみ行われ、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。
|
|
調整後株式数 |
= |
調整前株式数 |
× |
分割(または併合)の比率 |
また、当社が他社と合併を行い本新株予約権が承継される場合、または、当社が会社分割を行う場合、並びに、当社が完全子会社となる株式交換または株式移転を行い本新株予約権が承継される場合、当社は必要と認める株式の数の調整を行う。
3.新株予約権発行後、時価を下回る価額で新株を発行、又は、自己株式を処分するときは、次の算式により払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。
|
|
|
|
|
既発行株式数 |
+ |
新規発行株式数 × 1株当たり払込金額 |
|
調整後払込金額 |
= |
調整前払込金額 |
× |
新規発行前の1株当たり時価 |
||
|
既発行株式数 + 新規発行株式数 |
||||||
なお、上記株式数において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社の保有する自己株式の総数を控除した数とし、また、自己株式を処分する場合には、「新規発行株式数」を「処分すべき株式数」に、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」に読み替えることとする。
また、本新株予約権発行後、当社が株式の分割または併合を行う場合、それぞれの効力発生の時点をもって次の算式により1株当たりの払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。
|
調整後払込金額 |
= |
調整前払込金額 |
× |
1 |
|
分割又は併合の比率 |
4.その他新株予約権の消却事由及び条件は以下のとおりである。
①当社が消滅会社となる合併契約書が承認されたとき、若しくは当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案並びに株式移転の議案につき株主総会で承認されたときは、新株予約権は無償で取得することができる。
②当社は、新株予約権の割当を受けた者が権利を行使する条件に該当しなくなった場合及び新株予約権を喪失した場合にはその新株予約権を無償で取得することができる。
5.付与対象者及び人数(名)
取締役4、執行役員を含む従業員119 合計123名
6.株式の数(株)
取締役に対し5,500、従業員に対し63,500 合計69,000
7.当事業年度中に退職者9名の権利喪失により新株予約権の個数並びに目的となる株式の数は34個(3,400株)減少しております。
(第8回新株予約権)
|
決議年月日 |
2019年6月21日 |
|
付与対象者の区分及び人数(名) |
取締役2 使用人124(注)5、7 |
|
新株予約権の数(個)※ |
631(注)1、7 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、 内容及び数(株)※ |
普通株式 63,100(注)2、6、7 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ |
1,416(注)3 |
|
新株予約権の行使期間※ |
自 2021年6月22日 至 2029年6月21日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ |
発行価格 1,416 |
|
資本組入額 708 |
|
|
新株予約権の行使の条件※ |
①新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、当社もしくは当社子会社及び当社関連会社の取締役、監査役、執行役員または従業員の地位にあることを要す。ただし、任期満了による退任、定年退職その他取締役会が正当な事由があると認めた場合には、退任または退職後の2年間は新株予約権の行使を認めるものとする。 ②新株予約権の割当を受けた者が、法律や社内諸規則等の違反、社会や会社に対する背信行為があった場合には、権利は即時に喪失するものとし、以後新株予約権者の新株予約権の行使は認めない。 ③新株予約権の相続は認めない。 ④その他の条件については、本株主総会及び取締役会決議に基づき、当社と対象取締役及び従業員との間で締結する「第八回新株予約権割当契約」に定めるところによる。(注)4 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項※ |
新株予約権を譲渡するには取締役会の承認を要するものとする。ただし、当社と新株予約権者との間で締結する契約において、新株予約権を譲渡してはならないことを定めることができる。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ |
- |
※当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて当事業年度の末日における内容から変更しておりません。
(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。
2.本新株予約権発行後、当社が株式の分割または併合を行う場合、それぞれの効力発生の時点をもって次の算式により目的たる株式の数を調整するものとする。ただし、かかる調整は本新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的たる株式についてのみ行われ、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。
|
|
調整後株式数 |
= |
調整前株式数 |
× |
分割(または併合)の比率 |
また、当社が他社と合併を行い本新株予約権が承継される場合、または、当社が会社分割を行う場合、並びに、当社が完全子会社となる株式交換または株式移転を行い本新株予約権が承継される場合、当社は必要と認める株式の数の調整を行う。
3.新株予約権発行後、時価を下回る価額で新株を発行、又は、自己株式を処分するときは、次の算式により払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。
|
|
|
|
|
既発行株式数 |
+ |
新規発行株式数 × 1株当たり払込金額 |
|
調整後払込金額 |
= |
調整前払込金額 |
× |
新規発行前の1株当たり時価 |
||
|
既発行株式数 + 新規発行株式数 |
||||||
なお、上記株式数において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社の保有する自己株式の総数を控除した数とし、また、自己株式を処分する場合には、「新規発行株式数」を「処分すべき株式数」に、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」に読み替えることとする。
また、本新株予約権発行後、当社が株式の分割または併合を行う場合、それぞれの効力発生の時点をもって次の算式により1株当たりの払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。
|
調整後払込金額 |
= |
調整前払込金額 |
× |
1 |
|
分割又は併合の比率 |
4.その他新株予約権の消却事由及び条件は以下のとおりである。
①当社が消滅会社となる合併契約書が承認されたとき、若しくは当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案並びに株式移転の議案につき株主総会で承認されたときは、新株予約権は無償で取得することができる。
②当社は、新株予約権の割当を受けた者が権利を行使する条件に該当しなくなった場合及び新株予約権を喪失した場合にはその新株予約権を無償で取得することができる。
5.付与対象者及び人数(名)
取締役2、執行役員を含む従業員124 合計126名
6.株式の数(株)
取締役に対し1,200、従業員に対し61,900 合計63,100
7.当事業年度中に退職者9名の権利喪失により新株予約権の個数並びに目的となる株式の数は40個(4,000株)及び1名の権利行使により新株予約権の個数並びに目的となる株式の数は6個(600株)減少しております。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数(株) |
発行済株式総 数残高(株) |
資本金 増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残 高(百万円) |
|
2018年5月18日(注)1 |
6,400 |
25,871,200 |
2 |
2,958 |
2 |
2,001 |
|
2018年8月10日(注)2 |
11,000 |
25,882,200 |
9 |
2,968 |
9 |
2,010 |
|
2019年8月9日(注)3 |
33,500 |
25,915,700 |
21 |
2,989 |
21 |
2,031 |
|
2020年8月7日(注)4 |
27,400 |
25,943,100 |
17 |
3,006 |
17 |
2,049 |
|
2021年8月6日(注)5 |
25,200 |
25,968,300 |
18 |
3,025 |
18 |
2,067 |
|
2021年9月10日(注)6 |
8,100 |
25,976,400 |
6 |
3,032 |
6 |
2,074 |
|
2021年12月9日(注)7 |
4,348,000 |
30,324,400 |
2,394 |
5,427 |
2,394 |
4,469 |
|
2021年12月10日(注)8 |
600 |
30,325,000 |
0 |
5,427 |
0 |
4,470 |
|
2021年12月27日(注)9 |
652,000 |
30,977,000 |
359 |
5,787 |
359 |
4,829 |
|
2022年6月10日(注)10 |
600 |
30,977,600 |
0 |
5,787 |
0 |
4,829 |
|
2022年8月5日(注)11 |
34,900 |
31,012,500 |
22 |
5,810 |
22 |
4,852 |
(注)1.第六回新株予約権行使(2名)
発行株式6,400株、発行価格647円、資本組入額324円
2.譲渡制限付株式発行(取締役4名、執行役員4名)
発行株式11,000株、発行価格1,666円、資本組入額833円
3.譲渡制限付株式発行(取締役5名、執行役員3名)
発行株式33,500株、発行価格1,283円、資本組入額642円
4.譲渡制限付株式発行(取締役4名、執行役員4名)
発行株式27,400株、発行価格1,266円、資本組入額633円
5.譲渡制限付株式発行(取締役5名、執行役員3名)
発行株式25,200株、発行価格1,470円、資本組入額735円
6.第八回新株予約権行使(15名)
発行株式8,100株、発行価格1,416円、資本組入額708円
7.公募増資
発行株式4,348,000株、発行価格1,101.6円、資本組入額550.8円
8.第八回新株予約権行使(1名)
発行株式600株、発行価格1,416円、資本組入額708円
9.第三者割当による新株式発行に伴う増資
発行株式652,000株、発行価格1,101.6円、資本組入額550.8円
10.第八回新株予約権行使(1名)
発行株式600株、発行価格1,416円、資本組入額708円
11.譲渡制限付株式発行(取締役5名、執行役員4名)
発行株式34,900株、発行価格1,300円、資本組入額650円
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況 (株) |
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
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個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数(人) |
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- |
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所有株式数 (単元) |
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所有株式数の割合(%) |
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100.00 |
- |
(注)自己株式777,207株は「個人その他」に7,772単元、及び「単元未満株式の状況(株)」に7株含めて記載しております。
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%) |
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BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 決済事業部) |
245 SUMMER STREET BOSTON, MA 02210 U.S.A. (東京都千代田区丸の内二丁目7-1) |
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RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
MINISTRIES COMPLEX ALMURQAB AREA KUWAIT KW 13001 (東京都新宿区新宿六丁目27-30) |
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計 |
- |
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(注)当事業年度末現在における、三井住友信託銀行株式会社の信託業務の株式数については、当社として把握することができないため記載しておりません。
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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受取手形及び売掛金 |
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商品及び製品 |
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|
仕掛品 |
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|
|
原材料及び貯蔵品 |
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|
|
その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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|
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有形固定資産 |
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|
建物及び構築物 |
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減価償却累計額 |
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|
建物及び構築物(純額) |
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機械装置及び運搬具 |
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|
減価償却累計額 |
|
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|
機械装置及び運搬具(純額) |
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|
工具、器具及び備品 |
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|
|
減価償却累計額 |
|
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|
工具、器具及び備品(純額) |
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|
土地 |
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リース資産 |
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|
減価償却累計額 |
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|
リース資産(純額) |
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建設仮勘定 |
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|
有形固定資産合計 |
|
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無形固定資産 |
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|
のれん |
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|
ソフトウエア |
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|
|
その他 |
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|
無形固定資産合計 |
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|
投資その他の資産 |
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|
投資有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
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|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
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|
流動負債 |
|
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|
支払手形及び買掛金 |
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|
短期借入金 |
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コマーシャル・ペーパー |
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|
1年内返済予定の長期借入金 |
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|
|
1年内償還予定の社債 |
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|
未払法人税等 |
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|
|
賞与引当金 |
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|
|
その他 |
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|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
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|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
役員株式給付引当金 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
長期未払金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
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|
|
利益剰余金 |
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|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
|
△ |
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
非支配株主持分 |
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|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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|
売上総利益 |
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|
販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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|
為替差益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
その他 |
|
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|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
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|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
|
負ののれん発生益 |
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|
|
その他 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産売却損 |
|
|
|
固定資産除却損 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
のれん償却額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
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|
法人税、住民税及び事業税 |
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|
法人税等調整額 |
△ |
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|
法人税等合計 |
|
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|
当期純利益 |
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|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
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|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社に取扱商品及び製品別の事業本部を置き、各事業本部は、取扱商品及び製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、事業本部を基礎として事業分野、収益構造を明確にするため「商社流通」と「製造」に大別し、さらに取扱商品及び製品別のセグメントから構成されており、「電子機能材事業」、「アルミ銅事業」、「装置材料事業」及び「金属加工事業」の4つを報告セグメントとしております。
「電子機能材事業」は、化合物半導体、電子材料、ニッケル製品、レアメタル等を取り扱っております。
「アルミ銅事業」は、アルミニウム製品(圧延品、押出材、鋳鍛造品、飲料缶、箔等)、伸銅品(板・条・管の展伸材、加工品、部品等)、アルミニウム二次合金地金及び非鉄スクラップ(アルミ、銅、特金、廃家電等)、金属珪素、亜鉛合金塊、マグネシウム地金等、各種配管機材及び素形材等、アルミダイカスト製品、金型、鋳物製品等、金属建具工事、ビル・マンションのリニューアル、リフォーム工事等、チタン、ニッケル製品等を取り扱っております。
「装置材料事業」は、銅、ニッケルめっき材料及び関連化学品、非破壊検査装置、マーキング装置及び関連消耗品、金型用肉盛溶接棒、溶射施工、カシュー樹脂(ブレーキ摩擦材等)及びカシュー応用製品並びに電波吸収体、一般産業用並びに自動車用小型モーター向けカーボンブラシを取り扱っております。
「金属加工事業」は、アルミ、チタン等軽合金の通信機器等用精密機構部品、半導体用表面実装機(チップマウンター)及び自動車、産業機械関連製造装置用精密研削加工部品、自動車向け精密プレス金型及びプレス部品、空調機器及び自動車部品等の金属加工部品、精密コネクタ金属端子部品のプレス加工、リチウムイオン電池及びHDD用部品のプレス加工、切削加工を取り扱っております。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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|
現金及び預金 |
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受取手形 |
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電子記録債権 |
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売掛金 |
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商品及び製品 |
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前渡金 |
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|
|
前払費用 |
|
|
|
短期貸付金 |
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|
|
その他 |
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|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
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賃貸資産 |
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|
|
土地 |
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|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
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のれん |
|
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|
ソフトウエア |
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|
電話加入権 |
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|
無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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|
投資有価証券 |
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|
関係会社株式 |
|
|
|
関係会社出資金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
長期差入保証金 |
|
|
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繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
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|
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|
(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形 |
|
|
|
買掛金 |
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|
|
短期借入金 |
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コマーシャル・ペーパー |
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|
1年内返済予定の長期借入金 |
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1年内償還予定の社債 |
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|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
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未払法人税等 |
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前受金 |
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預り金 |
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賞与引当金 |
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|
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その他 |
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流動負債合計 |
|
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|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
長期未払金 |
|
|
|
退職給付引当金 |
|
|
|
役員株式給付引当金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
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株主資本 |
|
|
|
資本金 |
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|
|
資本剰余金 |
|
|
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資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
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|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
別途積立金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
|
評価・換算差額等合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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仕入割引 |
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受取配当金 |
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業務受託料 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
出資金運用損 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
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|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
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関係会社株式売却益 |
|
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関係会社清算益 |
|
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投資有価証券売却益 |
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|
|
その他 |
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特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
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固定資産除却損 |
|
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関係会社株式評価損 |
|
|
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投資有価証券評価損 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
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税引前当期純利益 |
|
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法人税、住民税及び事業税 |
|
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等合計 |
|
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当期純利益 |
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|