株式会社かんなん丸

KAN-NANMARU CORPORATION
さいたま市南区南浦和二丁目18番5号
証券コード:75850
業界:小売業
有価証券報告書の提出日:2023年9月26日

(1)連結経営指標等

回次

第42期

第43期

第44期

第45期

第46期

決算年月

2019年6月

2020年6月

2021年6月

2022年6月

2023年6月

売上高

(千円)

3,573,750

2,316,922

733,054

665,209

経常損失(△)

(千円)

117,532

295,827

639,693

65,592

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

313,628

628,051

504,914

8,774

包括利益

(千円)

316,988

630,401

505,679

7,782

純資産額

(千円)

2,371,580

1,703,022

1,178,285

1,170,487

総資産額

(千円)

3,033,965

2,207,923

1,807,586

1,839,554

1株当たり純資産額

(円)

622.20

446.80

309.13

307.09

1株当たり当期純損失(△)

(円)

82.28

164.77

132.47

2.30

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

78.2

77.1

65.2

63.6

自己資本利益率

(%)

12.3

30.8

35.0

0.8

株価収益率

(倍)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

35,562

542,812

449,967

116,560

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

115,791

1,753

184,657

69,227

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

20,341

43,864

245,916

44,532

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,159,985

575,061

555,667

647,534

従業員数

(人)

214

194

111

106

[外、平均臨時雇用者数]

[128]

[105]

[49]

[27]

[-]

(注)1.当社は2022年9月1日付で当社の完全子会社でありました株式会社しんしん丸を吸収合併し、連結子会社が存在しなくなったため、第46期より連結財務諸表を作成しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失のため記載しておりません。

4.従来、資産除去債務の履行時に認識される資産除去債務計上額と資産除去債務の決済のために実際に支払われた額との差額のうち、臨時かつ巨額のものを特別損益として表示しておりましたが、第43期より当社グループが計画的に実施した店舗閉鎖に伴い発生した差額のうち異常な原因以外は、営業費用(販売費及び一般管理費)として表示しております。当該変更の理由は、資産除去債務の履行の原因をより精緻に検証した結果、経営合理化及び既存店の活性化を図るために不採算店舗の閉鎖を継続的に実施している状況をより適切に連結財務諸表へ表示するためであります。そのため、第42期の営業利益、経常利益についても、当該変更を反映した組替後の金額を記載しております。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第45期の期首から適用しており、第45期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第42期

第43期

第44期

第45期

第46期

決算年月

2019年6月

2020年6月

2021年6月

2022年6月

2023年6月

売上高

(千円)

3,495,696

2,248,527

680,757

596,160

1,335,656

経常損失(△)

(千円)

116,842

297,082

626,942

57,203

334,258

当期純損失(△)

(千円)

312,633

625,677

491,549

10,249

295,508

持分法を適用した場合の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

275,100

275,100

50,000

50,000

50,000

発行済株式総数

(株)

4,351,308

4,351,308

4,351,308

4,351,308

4,351,308

純資産額

(千円)

2,358,293

1,692,109

1,180,737

1,171,464

854,787

総資産額

(千円)

3,020,699

2,162,222

1,764,343

1,772,893

1,681,545

1株当たり純資産額

(円)

618.71

443.94

309.78

307.35

224.26

1株当たり配当額

(円)

10.00

5.00

6.00

(うち1株当たり中間配当額)

-)

-)

-)

-)

-)

1株当たり当期純損失(△)

(円)

82.02

164.15

128.96

2.69

77.53

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

78.1

78.3

66.9

66.1

50.8

自己資本利益率

(%)

12.3

30.9

34.2

0.9

29.1

株価収益率

(倍)

配当性向

(%)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

223,137

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

172,814

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

94,375

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

708,361

従業員数

(人)

209

187

104

90

106

[外、平均臨時雇用者数]

[125]

[97]

[45]

[24]

[53]

株主総利回り

(%)

53.9

45.9

30.2

22.3

21.9

(比較指標:配当込み TOPIX(東証株価指数))

(%)

(91.8)

(94.6)

(120.5)

(118.8)

(149.3)

最高株価

(円)

1,852

995

841

1,042

464

最低株価

(円)

743

620

492

365

357

 (注)1.第42期から第45期は連結財務諸表を作成しているため、持分法を適用した場合の投資利益、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.従来、資産除去債務の履行時に認識される資産除去債務計上額と資産除去債務の決済のために実際に支払われた額との差額のうち、臨時かつ巨額のものを特別損益として表示しておりましたが、第43期より当社が計画的に実施した店舗閉鎖に伴い発生した差額のうち異常な原因以外は、営業費用(販売費及び一般管理費)として表示しております。当該変更の理由は、資産除去債務の履行の原因をより精緻に検証した結果、経営合理化及び既存店の活性化を図るために不採算店舗の閉鎖を継続的に実施している状況をより適切に財務諸表へ表示するためであります。そのため、第42期の営業利益、経常利益についても、当該変更を反映した組替後の金額を記載しております。

4.株価収益率及び配当性向については、当期純損失のため記載しておりません。

5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所 スタンダード市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

6. 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第45期の期首から適用しており、第45期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

 現取締役佐藤榮治が株式会社大庄のフランチャイジーとして料理飲食店の運営を目的に1982年5月4日に有限会社かんなん丸を設立いたしました。その後、1994年3月27日に有限会社かんなん丸を株式会社かんなん丸に組織変更いたしました。

 当社(株式会社かんなん丸、旧株式会社飲食産業研究所、1978年9月30日設立、本店所在地:東京都港区六本木五丁目18番2号、1982年11月15日に本店を東京都大田区に移転、1995年2月13日、株式会社かんなん丸に商号変更、株式額面500円)と、株式会社かんなん丸(旧有限会社かんなん丸、1982年5月4日設立、本店所在地:埼玉県浦和市南浦和二丁目18番5号、株式額面50,000円)は1995年4月1日を合併期日とし、存続会社を株式会社かんなん丸(旧株式会社飲食産業研究所)として合併いたしました。合併期日以降、合併新会社の商号は株式会社かんなん丸とし、本店所在地を埼玉県浦和市南浦和二丁目18番5号に移転し、2022年9月に埼玉県さいたま市浦和区北浦和四丁目1番1号に本店所在地を移転いたしました。

 この合併は、将来の株式の流通の円滑化に備えるべく、実質上の存続会社である旧株式会社かんなん丸の株式額面を50,000円から500円に変更することを目的としたものであります。

 合併前の当社は、休業状態にあり、合併後につきましては実質上の存続会社である旧株式会社かんなん丸の資産・負債及びその他一切の権利義務を全面的に継承しております。

 このため、「有価証券報告書」では別に記載のない限り、合併期日までは実質上の存続会社について記載しております。

 なお事業年度の期数は、1995年3月31日までは株式会社かんなん丸(実質上の存続会社、旧有限会社かんなん丸)の期数を、1995年4月1日以降は株式会社かんなん丸(形式上の存続会社、旧株式会社飲食産業研究所)の期数を記載しております。

 

0101010_001.png

 

(有限会社設立後、株式会社に組織変更するまでの沿革)

年月

事項

1982年5月

有限会社かんなん丸を埼玉県浦和市大谷場二丁目1番6号に出資金100万円で設立

1982年7月

株式会社大庄と「大庄ファミリー契約」を締結し、フランチャイジー第1号店として庄や浦和店を埼玉県浦和市高砂に開店

1987年12月

本社事務所を埼玉県浦和市南浦和二丁目22番2号に設立

1991年7月

本店を埼玉県浦和市南浦和二丁目18番5号に移転

1992年5月

出資金300万円に増資

1993年6月

株式会社イズ・プランニングと「KUSHI949KYUフレンドシップシステム加盟契約」を締結し、フランチャイジー第1号店としてKUSHI949KYU南越谷店(2007年11月「日本海庄や南越谷店」へ業態変更)を埼玉県越谷市南越谷に開店

1993年9月

出資金500万円に増資

1993年12月

出資金1,000万円に増資

 

(株式会社に組織変更以降の沿革)

年月

事項

1978年9月

形式上の存続会社である株式会社飲食産業研究所を東京都港区に設立

1994年3月

有限会社から株式会社に組織変更(資本金1,000万円)

1994年6月

本社事務所を埼玉県浦和市南浦和二丁目40番2号に移転

1995年2月

形式上の存続会社である株式会社飲食産業研究所の商号を株式会社かんなん丸に変更

1995年4月

形式上の存続会社である株式会社かんなん丸(旧株式会社飲食産業研究所)が実質上の存続会社である株式会社かんなん丸(旧有限会社かんなん丸)を合併

1995年6月

従業員持株会への有償第三者割当により、資本金2,260万円に増資

1995年6月

金融機関、取引先等への有償第三者割当により資本金22,260万円に増資

1997年10月

株式会社ドトールコーヒーと「ドトールコーヒーショップチェーン加盟契約」を締結し、フランチャイジー第1号店としてドトールコーヒーショップ北浦和西口店を埼玉県浦和市北浦和に開店

1998年6月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1998年10月

日本海庄や浦和店を「日本海庄や業態第1号店」として埼玉県浦和市高砂に開店

2002年3月

本社事務所を埼玉県さいたま市南浦和二丁目35番11号に移転

2002年4月

当社のオリジナル業態である旬菜・炭焼「炉辺」の1号店である炉辺南浦和店を埼玉県さいたま市南浦和に開店

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年8月

やるき茶屋若葉店を「やるき茶屋業態第1号店」として埼玉県坂戸市関間に開店

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場

2010年10月

大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2012年6月

株式会社しんしん丸(連結子会社)設立

2012年7月

株式会社しんしん丸へ「ドトールコーヒーショップ」運営事業を譲渡

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2018年5月

本社事務所を埼玉県さいたま市浦和区北浦和四丁目1番1号に移転

2018年6月

当社のオリジナル業態である大衆すし酒場「じんべえ太郎」を埼玉県さいたま市浦和区北浦和に開店

2020年11月

2021年11月

2022年4月

 

2022年9月

2022年9月

資本金5,000万円に減資

株式会社VANSANとのフランチャイズ契約締結し、翌月にVANSAN岩槻店を出店

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQスタンダードからスタンダード市場に移行

連結子会社である株式会社しんしん丸を吸収合併

本店登記住所を埼玉県さいたま市浦和区北浦和四丁目1番1号に移転

 

3【事業の内容】

 当社は、他の会社のフランチャイジーとして、料理飲食業を主に営んでおります。

 具体的には、2023年6月30日現在、株式会社大庄のフランチャイジーとして大衆割烹「庄や」17店舗及び「日本海庄や」3店舗、カラオケルーム「うたうんだ村」1店舗、自社業態として大衆すし酒場「じんべえ太郎」7店舗、株式会社VANSANのフランチャイジーとしてItalian Kitchen「VANSAN」2店舗を運営しております。

 事業部門としては、和風料理中心の大衆割烹料理を提供する大衆割烹「庄や」及びその一部に併設されているカラオケルーム「うたうんだ村」を運営する庄や部門、高級感のある落ち着いた店づくり、網元直送の新鮮な料理を提供する大衆割烹「日本海庄や」を運営する日本海庄や部門、当社オリジナル業態の大衆酒場「じんべえ太郎」を運営するじんべえ太郎部門、家族でも気軽に行けるカジュアルイタリアン「VANSAN」を運営するVANSAN部門の4つに分かれております。

 なお、当社は、料理飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

4【関係会社の状況】

   該当事項はありません。

    なお、当社は2022年9月1日付で当社の完全子会社でありました株式会社しんしん丸を吸収合併いたしました。これにより連結子会社が存在しなくなりましたので、当事業年度末において連結子会社はありません。

 

5【従業員の状況】

当社は、料理飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(1)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年6月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

106

53

48.7

11.1

3,640,000

 (注)1.従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員(1日8時間勤務として計算した当期中の平均人員数)を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.使用人数が前事業年度と比べて16名増加しておりますが、2022年9月1日付で当社の完全子会社であった株式会社しんしん丸を吸収合併したこと等によるものです。

 

(2)労働組合の状況

 2019年11月5日に労働組合「UAゼンセンかんなん丸労働組合」が結成され、上部団体としてUAゼンセンに加盟しております。なお、労使関係は安定しております。

 

(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)2

全労働者

うち正規雇用

労働者

うちパート・有期労働者

8.1

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。管理職に占める女性労働者の割合の集計にあたり、店長以上の役職者を集計対象の管理職としております。

2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

 

1.株式会社大庄との関係について

 当社は、株式会社大庄との間で、「第2 事業の状況  5 経営上の重要な契約等」に記載の契約を締結しております。
 この契約は、当社の事業の根幹にかかわる重要な契約ですので、事由の如何にかかわらず、この契約が終了、解除又は大きく変更された場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

2.食の安全性及び衛生管理について

 当社は、安全安心な料理を提供することを使命としておりますが、今後食材に対する風評被害が起こった場合、また、店舗においては厳正な品質管理及び衛生管理を実施しておりますが衛生問題が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

3.出店戦略について

 当社の基本的な出店戦略は、埼玉を中心に埼玉近郊へ徐々に拡大しております。様々な理由により計画通りの出店ができない場合、また、競合店の出店等が生じた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

4.店舗保証金について

 当社は、店舗の建物を賃借して出店しており、出店時に建物所有者に対して保証金の差入れを行っております。建物の所有者である法人、個人が破綻等の状況に陥り建物の継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

5.人材の採用・確保・育成について

 当社は、新規採用、アルバイトの社員登用、人材育成のために研修・教育に力を入れておりますが、店長・調理長等の育成には時間がかかるため、調理や接客等のオペレーションレベルが落ちる場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

6.新型コロナウイルス感染症の拡大について

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止により、政府や行政機関による、外出自粛要請、営業時間の短縮要請、店舗の臨時休業等が発出される場合及び外食に対する消費マインドが低調なまま推移した場合には、来店客数の減少が生じ、当社の業績に影響を与える可能性があります。

7.継続企業の前提に関する重要事象等

 当期に入り、新型コロナウイルス感染症第7波及び第8波による感染者数の大幅な増加により、お客様がご来店を控える動きが顕著となりましたが、第3四半期会計期間においては新型コロナウイルス感染症の感染症法上の5類への移行という出口が見え始めたことにより、来店客数の漸増傾向が確かなものになり、売上高の回復基調がみられました。しかし感染者数の増加に起因する低迷期間で生じた損失の改善には至らず、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が継続しております。

 このような状況を解消するために、当社は、事業の収益改善と資金繰りの安定化を目的として下記の改善策を実施してまいります。

 まず事業の収益改善、店舗損益構造の改革を実施しております。具体的には既存店舗の活性化を図り売上を取り戻すための基本施策を一つ一つ実施しております。コスト改善に関しては、仕入に関するシステムの見直し、販促活動の抜本的な見直しを実施しております。またコロナ禍を経て変化したお客様の行動様式を捉え、既存店の駅前立地を活かし、アフターコロナで好調なVANSAN業態及びじんべえ太郎業態への業態変更に取り組むとともに、既存ブランドにおいてもお客様が入店したくなるファサードへの改装を計画しております。

 次に資金繰りの安定化のため、政府系金融機関並びに民間金融機関からの協調融資による新型コロナウイルス感染症に関する特別貸付の長期低利融資を活用し、また当座貸越の枠の設定を行い、活用を視野にいれながら、運転資金の維持確保と一定額のキャッシュ水準の積み増しと維持に努めております。

 これらの対応策により売上高の回復とともに店舗収益改善と事業の効率化を図り、収益構造の改善を行ってまいります。

 当社は、当事業年度末現在で、現預金残高808,482千円、純資産残高854,787千円を有しており、安定的な財政状態を維持しております。今後も、これを基盤として上記対応策を進めていくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

5【経営上の重要な契約等】

フランチャイズ契約

 当社は、大衆割烹「庄や」「日本海庄や」及びカラオケルーム「うたうんだ村」については株式会社大庄と、Italian Kitchen「VANSAN」については株式会社VANSANと、女性向けAIパーソナルトレーニングジム「FURDI」については株式会社FURDIとの間にそれぞれフランチャイズ契約を締結しております。

 上記フランチャイズ契約の概要は以下のとおりであります。

(1)大庄グループ フランチャイズチェーン加盟契約

(イ)契約の内容    株式会社大庄から庄やグループの商号・商標・サービスマーク・庄やグループの統一されたイメージに基づいた店舗の設計、レイアウト、経営上のノウハウ及び加盟店に対する一切の助成を受ける権利を取得するとともに、株式会社大庄に対して、ロイヤリティ等の支払い、食材等の指定品目の購入の義務を負う。また、メニューについても株式会社大庄の指定するメニューを使用しなければならない。

(ロ)契約の対象    株式会社大庄の運営する各種業態

(ハ)加盟金等     加盟金     50万円

ロイヤリティ

店舗売上額に対して3%

(ニ)契約期間     契約締結日より3ヵ年間とする。(自動更新)

(ホ)更新料      3万円

(2)VANSANグループ フランチャイズチェーン加盟契約

(イ)契約の内容    株式会社VANSANからVANSANグループの商号・商標・サービスマーク・VANSANグループの統一されたイメージに基づいた店舗の設計、レイアウト、経営上のノウハウ及び加盟店に対する一切の助成を受ける権利を取得するとともに、株式会社VANSANに対して、ロイヤリティ等の支払い、食材等の指定品目の購入の義務を負う。また、メニューについても株式会社VANSANの指定するメニューを使用しなければならない。

(ロ)契約の対象    株式会社VANSANの運営する業態

(ハ)加盟金等     加盟金     300万円

ロイヤリティ

店舗売上額に対して5%

(ニ)契約期間     契約締結日より5ヵ年間とする。

(ホ)更新料      50万円

(3)FURDIフランチャイズチェーン加盟契約

(イ)契約の内容    株式会社FURDIから本部の定める商標・ロゴ・サービスマーク等、統一されたイメージに基づいた店舗の設計、レイアウト、ファディ―システム、ファディ―マシーンの使用等、経営上のノウハウ及び加盟店に対する一切の助成を受ける権利並びにフランチャイズ地域において1店舗出店の権利を取得する。

(ロ)契約の対象    株式会社FURDIの運営する業態

(ハ)加盟金等     加盟金     360万円

ロイヤリティ

店舗売上額に対して6%

(ニ)契約期間     契約締結日より5ヵ年間とする。

(ホ)更新料      90万円

 

連結子会社の吸収合併

 当社は、2022年7月12日の取締役会議において、当社の完全子会社である株式会社しんしん丸を吸収合併することを決議し、2022年9月1日付で実施いたしました。

 詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

2【主要な設備の状況】

 当社は、料理飲食事業の単一セグメントであるため、主要な設備の状況につきましては事業部門別に記載しております。

①事業部門別設備の状況

主要な設備は、以下のとおりであります。

事業部門別の名称

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

[人]

建物

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

[面積㎡]

差入保証金

(千円)

その他

(千円)

合計

(千円)

庄や部門

庄や浦和美園店

(埼玉県さいたま市

緑区)他17店

店舗設備

51,723

(-)

〔3,375〕

75,725

5,731

133,179

48

〔27〕

日本海庄や部門

日本海庄やさいたま新都心東口店

(埼玉県さいたま市

大宮区)他2店

店舗設備

3,615

(-)

〔1,159〕

48,947

6,415

58,977

19

〔7〕

じんべえ太郎部門

じんべえ太郎北浦和店

(埼玉県さいたま市

浦和区)他6店

店舗設備

134,733

(-)

〔1,097〕

54,526

11,287

200,547

19

〔10〕

VANSAN部門

VANSAN岩槻店

(埼玉県さいたま市

岩槻区)他1店

店舗設備

30,768

(-)

〔419〕

18,825

6,058

55,652

5

〔10〕

本社

本社

(埼玉県さいたま市

浦和区)

統括業務施設

36,754

213,034

(148)

〔-〕

8

3,068

252,866

15

〔0〕

合計

257,595

213,034

(148)

〔6,050〕

198,032

32,561

701,223

106

〔53〕

 (注)1.その他は、車両運搬具、工具、器具及び備品並びにリース資産であります。

2.土地の[面積]は、外書で賃借中のものであります。

3.庄や部門には、カラオケルーム「うたうんだ村」を含めております。

4.現在休止中の設備はありません。

5.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員(1日8時間勤務として計算した当期中の平均人員数)を[ ]外数で記載しております。

 

②店舗設備状況

当事業度末現在における店舗は次のとおりであります。

 大衆割烹「庄や」 (17店舗)              カラオケルーム「うたうんだ村」(1店舗)

店舗名

開店年月

客席数(席)

 

店舗名

開店年月

客席数(席)

南越谷店

2000年5月

128

 

東浦和店

2011年11月

90

足利店

2000年9月

110

 

 

 

 

西浦和店

2002年4月

107

 

 大衆すし酒場 じんべえ太郎(7店舗)

北鴻巣店

2002年8月

114

 

店舗名

開店年月

客席数(席)

新座店

2002年10月

62

 

北浦和店

2018年6月

99

鳩ヶ谷店

2005年5月

108

 

若葉店

2020年6月

81

東武動物公園店

2009年10月

68

 

川間店

2022年5月

80

南大塚店

2009年10月

64

 

白岡駅店

2022年6月

43

七里店

2010年2月

77

 

東松山店

2022年6月

81

足利市駅中店

2010年12月

76

 

川越西口店

2023年4月

87

北上尾駅店

2011年3月

88

 

久喜店

2023年6月

71

東浦和店

2011年11月

105

 

 

 

 

浦和美園店

2012年7月

93

 

 Italian Kitchen 「VANSAN」(2店舗)

野木店

2012年11月

69

 

店舗名

開店年月

客席数(席)

日進南口店

2012年12月

86

 

岩槻店

2021年12月

81

雀宮店

2014年11月

72

 

越谷レイクタウン南口

2022年3月

97

館林店

2021年3月

60

 

 

 

 

 

 大衆割烹「日本海庄や」 (3店舗)

店舗名

開店年月

客席数(席)

新都心東口店

2001年12月

168

三郷中央店

2010年11月

132

伊勢崎駅中店

2011年3月

120

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

16,000,000

16,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

     該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

      該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年6月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

3

16

28

12

8

3,248

3,315

所有株式数

(単元)

903

403

11,315

282

14

30,563

43,480

3,308

所有株式数の割合(%)

2.08

0.93

26.02

0.65

0.03

70.29

100.00

 (注)自己株式 539,761株は「個人その他」に 5,397単元及び「単元未満株式の状況」に61株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年6月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

佐藤 榮治

埼玉県さいたま市南区

1,358

35.65

有限会社群青

埼玉県さいたま市南区南浦和2-18-5

954

25.05

株式会社小室商店

東京都品川区中延5-9-13

81

2.13

株式会社埼玉りそな銀行

埼玉県さいたま市浦和区常盤7-4-1

50

1.31

かんなん丸従業員持株会

埼玉県さいたま市浦和区北浦和4-1-1

47

1.25

桑野 義正

愛知県瀬戸市

40

1.06

株式会社武蔵野銀行

埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-8

40

1.05

サントリー株式会社

東京都港区台場2-3-3

34

0.90

阪田 和弘

鳥取県鳥取市

28

0.74

北  薫

埼玉県さいたま市浦和区

27

0.71

2,662

69.85

 (注)1.所有株式数の千株未満は、切り捨てて表示しております。

  2.上記の他、自己株式が 539千株あります。

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年6月30日)

当事業年度

(2023年6月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

949,360

808,482

売掛金

25,323

39,855

原材料

9,898

12,794

前払費用

19,283

18,502

未収消費税等

11,301

未収収益

949

1,652

従業員に対する短期債権

272

296

その他

67,433

3,148

流動資産合計

1,083,822

884,731

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

1,249,699

1,313,470

減価償却累計額

※1 1,106,362

※1 1,055,875

建物(純額)

143,337

257,595

車両運搬具

733

1,071

減価償却累計額

558

669

車両運搬具(純額)

174

402

工具、器具及び備品

203,414

217,552

減価償却累計額

※1 190,839

※1 187,257

工具、器具及び備品(純額)

12,574

30,295

土地

213,034

213,034

建設仮勘定

-

12,168

リース資産

79,087

79,087

減価償却累計額

70,596

77,486

リース資産(純額)

8,491

1,601

有形固定資産合計

377,612

515,097

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

209

電話加入権

12,955

12,955

無形固定資産合計

13,165

12,955

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年6月30日)

当事業年度

(2023年6月30日)

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

28,709

30,995

出資金

10

20

従業員に対する長期貸付金

40

関係会社長期貸付金

500

長期未収入金

110

長期前払費用

5,481

4,310

差入保証金

232,910

198,032

保険積立金

37,526

40,238

その他

1,492

1,276

貸倒引当金

8,449

6,152

投資その他の資産合計

298,293

268,762

固定資産合計

689,070

796,814

資産合計

1,772,893

1,681,545

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

31,347

39,609

1年内返済予定の長期借入金

※2 46,664

※2 36,042

リース債務

10,109

2,142

未払金

47,708

65,818

未払費用

12,843

20,910

未払法人税等

4,910

4,916

前受金

1,643

635

前受収益

890

預り金

17,927

21,356

店舗閉鎖損失引当金

-

6,919

賞与引当金

700

1,145

資産除去債務

-

4,950

その他

1,775

36,864

流動負債合計

176,519

241,310

固定負債

 

 

長期借入金

※2 316,666

※2 485,621

リース債務

2,142

資産除去債務

93,043

90,910

繰延税金負債

9,010

8,915

その他

4,047

固定負債合計

424,909

585,447

負債合計

601,429

826,757

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年6月30日)

当事業年度

(2023年6月30日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

50,000

50,000

資本剰余金

 

 

資本準備金

88,500

88,500

その他資本剰余金

225,100

225,100

資本剰余金合計

313,600

313,600

利益剰余金

 

 

利益準備金

24,780

24,780

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

1,280,000

1,280,000

繰越利益剰余金

118,771

199,606

利益剰余金合計

1,423,551

1,105,173

自己株式

622,129

622,129

株主資本合計

1,165,022

846,644

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

6,442

8,143

評価・換算差額等合計

6,442

8,143

純資産合計

1,171,464

854,787

負債純資産合計

1,772,893

1,681,545

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年7月1日

 至 2022年6月30日)

当事業年度

(自 2022年7月1日

 至 2023年6月30日)

売上高

※1 596,160

※1 1,335,656

売上原価

 

 

期首原材料棚卸高

9,793

11,600

当期原材料仕入高

193,941

431,756

合計

203,734

443,357

期末原材料棚卸高

9,898

12,794

売上原価合計

193,836

430,562

売上総利益

402,324

905,093

販売費及び一般管理費

 

 

販売促進費

206

10,941

役員報酬

56,307

61,119

給料及び手当

366,989

484,755

賞与及び手当

4,200

11,920

法定福利費

43,590

62,864

交際費

600

886

支払ロイヤリティー

19,013

36,080

消耗品費

18,538

31,859

水道光熱費

59,948

118,981

地代家賃

177,513

186,628

減価償却費

42,074

49,221

その他

172,315

193,723

販売費及び一般管理費合計

961,296

1,248,980

営業損失(△)

558,971

343,886

営業外収益

 

 

受取利息

71

19

受取配当金

157

113

受取家賃

※2 9,712

※2 1,618

補助金収入

※3 482,958

※3 5,956

貸倒引当金戻入額

-

605

その他

13,192

1,728

営業外収益合計

506,090

10,040

営業外費用

 

 

支払利息

135

364

その他

4,186

47

営業外費用合計

4,322

412

経常損失(△)

57,203

334,258

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年7月1日

 至 2022年6月30日)

当事業年度

(自 2022年7月1日

 至 2023年6月30日)

特別利益

 

 

補助金収入

※3 -

※3 65,844

収用補償金

72,412

-

特別利益合計

72,412

65,844

特別損失

 

 

減損損失

※4 9,821

※4 4,707

店舗閉鎖損失

※5 1,435

※5 10,464

子会社株式評価損

10,000

-

貸倒引当金繰入額

-

7,826

特別損失合計

21,257

22,998

税引前当期純損失(△)

6,048

291,413

法人税、住民税及び事業税

4,936

4,935

法人税等調整額

735

840

法人税等合計

4,200

4,095

当期純損失(△)

10,249

295,508