株式会社エフティグループ
FTGroup CO.,LTD.
中央区日本橋蛎殻町二丁目13番6号
証券コード:27630
業界:卸売業
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1) 連結経営指標等

 

回次

国際会計基準

第34期

第35期

第36期

第37期

第38期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上収益

(百万円)

45,658

45,887

41,329

45,241

40,698

税引前利益

(百万円)

5,829

6,282

5,548

6,475

5,851

親会社の所有者に帰属
する当期利益

(百万円)

3,846

3,897

3,234

4,814

3,625

親会社の所有者に帰属
する当期包括利益

(百万円)

3,905

3,975

3,405

4,561

4,335

親会社の所有者に帰属
する持分

(百万円)

14,610

15,299

15,890

18,504

20,543

総資産額

(百万円)

34,021

32,490

40,507

34,265

32,734

1株当たり親会社
所有者帰属持分

(円)

449.78

484.22

513.55

598.05

676.97

基本的1株当たり
当期利益

(円)

117.13

121.44

101.16

155.60

117.97

希薄化後1株当たり
当期利益

(円)

116.38

120.66

100.50

154.55

117.17

親会社所有者帰属持分
比率

(%)

42.9

47.1

39.2

54.0

62.8

親会社所有者帰属持分
利益率

(%)

27.4

26.1

20.7

28.0

18.6

株価収益率

(倍)

11.7

8.7

14.0

6.8

9.5

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

1,989

1,144

1,143

1,613

14,964

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

1,474

497

456

2,156

52

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

1,114

4,539

4,611

8,286

6,179

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

11,451

8,902

12,775

8,309

17,146

従業員数

(名)

1,087

961

784

359

348

 (外 平均臨時雇用者数)

(121)

(102)

(84)

(37)

(21)

 

(注) 1 第35期より国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。

2 従業員数は、就業人員であります。

 

 

回次

日本基準

第34期

第35期

決算年月

2019年3月

2020年3月

 売上高

(百万円)

45,833

45,894

 経常利益

(百万円)

5,683

4,334

 親会社株主に帰属する
 当期純利益

(百万円)

3,733

3,094

 包括利益

(百万円)

3,762

3,237

 純資産額

(百万円)

14,753

14,446

 総資産額

(百万円)

30,878

28,714

 1株当たり純資産額

(円)

439.93

450.28

 1株当たり当期純利益

(円)

113.68

96.43

 潜在株式調整後1株
 当たり当期純利益

(円)

112.96

92.33

 自己資本比率

(%)

46.3

49.5

 自己資本利益率

(%)

27.0

21.7

 株価収益率

(倍)

12.1

10.9

 営業活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

1,246

186

 投資活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

1,314

808

 財務活動による
 キャッシュ・フロー

(百万円)

1,698

3,952

 現金及び現金同等物
 の期末残高

(百万円)

11,790

8,833

 従業員数

(名)

1,087

961

 (外 平均臨時雇用者数)

(121)

(102)

 

(注)  第35期の日本基準に基づく連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

 

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第34期

第35期

第36期

第37期

第38期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

 売上高及び営業収益

(百万円)

10,011

9,300

9,722

10,758

11,977

 経常利益

(百万円)

2,988

2,826

4,042

3,036

2,409

 当期純利益

(百万円)

2,731

3,714

5,660

5,887

1,490

 資本金

(百万円)

1,344

1,344

1,344

1,344

1,344

 発行済株式総数

(株)

36,298,200

33,262,316

32,022,268

32,022,268

30,822,268

 純資産額

(百万円)

9,043

9,731

12,730

16,554

16,460

 総資産額

(百万円)

18,864

19,173

32,489

31,405

25,639

 1株当たり純資産額

(円)

278.01

307.59

410.97

534.57

541.98

 1株当たり配当額

(円)

58.00

61.00

63.00

63.00

55.00

 (内1株当たり
 中間配当額)

(円)

(25.00)

(26.00)

(28.00)

(28.00)

(20.00)

 1株当たり当期純利益

(円)

83.19

115.74

177.03

190.27

48.52

 潜在株式調整後
 1株当たり当期純利益

(円)

82.66

114.98

175.88

188.99

48.19

 自己資本比率

(%)

47.9

50.7

39.1

52.7

64.1

 自己資本利益率

(%)

30.2

39.6

50.5

40.2

9.0

 株価収益率

(倍)

16.5

9.1

8.0

5.5

23.0

 配当性向

(%)

69.7

52.7

35.6

33.1

113.4

 従業員数

(名)

123

101

90

59

88

 (外 平均臨時雇用者数)

(8)

(22)

(23)

(15)

(15)

 株主総利回り

(%)

153.6

125.6

171.8

139.1

152.0

 (比較指標:

 配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

 最高株価

(円)

2,048

1,651

1,496

1,407

1,167

 最低株価

(円)

897

1,024

1,064

1,032

821

 

(注) 1 従業員数は、就業人員であります。

2 第35期より金額の表示単位を千円単位から百万円単位に変更しております。なお、比較を容易にするため第34期についても百万円単位に変更しております。

3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第37期の期首から適用しており、第37期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

5 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ INDEXが廃止されたため、比較指標を配当込みTOPIXに変更しております。

 

 

 

2 【沿革】 

提出会社は、1985年に大阪市都島区において家庭用ホームテレホンの販売を目的とする会社として、現在の株式会社エフティグループの前身である「ファミリーテレホン株式会社」として発足いたしました。

1993年には、本社を東京都千代田区へ移転し、2001年には商号を「株式会社エフティコミュニケーションズ」に変更いたしました。

会社設立30年という節目の年である2015年8月には、情報通信関連商品及び環境関連商品を販売する法人事業部門を新設分割により「株式会社エフティコミュニケーションズ(当社旧社名と同一)」と「株式会社エフティコミュニケーションズウエスト」の2社に承継し、各事業会社の意思決定の迅速化や戦略機能の更なる強化を図りました。また、当該組織再編と同時に当社はグループ戦略立案や各事業会社の統括管理を行う「株式会社エフティグループ」に商号変更を行い、当社グループの持つ人材・技術・ノウハウ等を横断的に活用する等、持株会社としてグループシナジーの最大化に注力いたしました。

株式会社エフティコミュニケーションズ(現社名 株式会社エフティグループ)への商号変更以後の企業集団に係る沿革の概要は、次のとおりであります

年 月

概 要

2001年8月

株式会社エフティコミュニケーションズに商号変更

2003年3月

日本証券業協会に店頭登録

2003年10月

株式会社アイエフネットを岩崎通信機株式会社と合弁で設立

2004年12月

ジャスダック証券取引所に上場

2007年2月

株式会社ジャパンTSSにて情報通信機器の施工、保守、サポートの事業を開始
株式会社IPネットサービス(現 株式会社NEXT)を連結子会社化

2007年10月

株式会社サンデックスを設立

2008年3月

株式会社SCS(現 株式会社F株式会社SCS(現 株式会社FTWEB)を連結子会社化

2009年3月

本社を東京都中央区(蛎殻町)へ移転

2011年1月

当社にてLED照明の製造受託・販売を開始し、環境関連事業に本格参入

2011年5月

株式会社アントレプレナーの株式を追加取得し、連結子会社化

2013年6月

株式会社光通信の連結子会社となる

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2013年11月

株式会社アレクソンならびに株式会社グロースブレイブジャパン(現 株式会社エフティ中四国)を連結子会社化

2014年5月

タイ王国にFT Communications(Thailand)Co.,Ltd.(現 RECOMM BUSINESS SOLUTION(THAILAND)CO.,LTD.)を設立

2015年8月

株式会社エフティグループに商号変更し、持株会社へ移行
当社の東日本地区におけるソリューション事業を株式会社エフティコミュニケーションズに、当社の西日本地区におけるソリューション事業を新設した株式会社エフティコミュニケーションズウエストに、それぞれ承継させる新設分割を実施

2015年9月

フィリピン共和国にFTGroup(Philippines),Inc.を設立

2016年4月

連結子会社である株式会社アイエフネットの環境事業を株式会社大和環境設備(株式会社エフティエコソリューション)に承継させる新設分割を実施

2016年8月

連結子会社である株式会社エフティコミュニケーションズの北日本地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ北日本に、東北地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ東北に、それぞれ承継させる新設分割を実施
連結子会社である株式会社エフティコミュニケーションズウエストの東海地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ東海に、九州地区におけるソリューション事業を株式会社エフティ九州に、それぞれ承継させる新設分割を実施

2016年9月

エコテクソリューション株式会社を連結子会社化

2016年10月

株式会社アローズコーポレーションを連結子会社化

2016年12月

インドネシア共和国進出を目的としてP.T.Memory-Tech Indonesia(現 PT FT Group Indonesia)を子会社化

2017年4月

連結子会社である株式会社エフエネにて「エフエネでんき」のサービス開始

2018年6月

監査等委員会設置会社へ移行

2019年5月

タイ王国・フィリピン共和国・インドネシア共和国の連結子会社4社の当社が保有する株式をレカム株式会社へ売却し、同社を連結対象から除外

2020年6月

連結子会社株式会社アローズコーポレーションの資本構成を変更し持分法適用関連会社化

2020年7月

連結子会社株式会社アレクソンの当社が保有する株式を株式会社No.1へ売却し連結対象から除外

 

 

 

 

年 月

概 要

2020年8月

地域分社していたソリューション事業の事業会社6社を、株式会社エフティコミュニケーションズを存続会社とする吸収合併により統合

2020年9月

持分法適用関連会社である株式会社アローズコーポレーションの当社が保有する全株式を売却

2021年4月

連結子会社である株式会社NEXTが保有する株式会社シー・ワイ・サポートの全株式を売却し、同社を連結対象から除外

2021年10月

株式会社エフティコミュニケーションズによる新設分割により、株式会社FTコミュニケーションズを設立し、連結子会社化

2022年2月

株式会社エフティコミュニケーションズの当社が保有する全株式を株式会社ICコーポレーションへ売却し連結対象から除外

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、親会社及び連結子会社12社並びに持分法適用関連会社1社で構成されており、収益構造改革に向けてストック収益拡大の方針を掲げ、小売電力サービス「エフエネでんき」をはじめとする自社ストックサービスの企画・開発・販売を行っております。

 

当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 6.事業セグメント」に掲げるセグメントと同一の区分であります

 

(1) ネットワークインフラ事業

① 小売電力サービス

小売電気事業者の登録を受け、当社電力サービスである「エフエネでんき」「FTでんき」を提供しております。

(主な関係会社)㈱エフエネ

 

② 回線サービス

FVNOとして光インターネットサービス「ひかり速トク」の提供及びインターネットサービスプロバイダーの運営を行っております。

(主な関係会社)㈱アイエフネット、㈱NEXT

 

③ その他

節水装置「JET」のレンタル販売、ウォーターサーバーの取次販売を行っております。

(主な関係会社)エコテクソリューション㈱

 

(2) 法人ソリューション事業

① 情報通信サービス

中小企業個人事業主向けにネットワークセキュリティ商品・ファイルサーバ・セキュリティ商品・情報通信機器・OA機器等の販売施工及びアフターサービスを行っております。

(主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、㈱ジャパンTSS、㈱FTWEB、当社

 

② 環境サービス

中小企業個人事業主向けに空調設備・LED照明・空気浄化装置等の販売施工及びアフターサービスを行っております。

(主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、㈱ジャパンTSS、当社

 

(3) その他事業

蓄電池サービス

販売代理店及び一般消費者向けに蓄電池及び太陽光発電設備の販売取次等を行っております。

(主な関係会社)㈱FRONTIER

 

 

事業内容と各社の当該事業にかかる位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。

セグメントの名称

主要商品・サービス

主要な会社

セグメント

主な事業内容

ネットワークインフラ事業

小売電力サービス

小売電力「エフエネでんき」「FTでんき」

㈱エフエネ

回線サービス

光回線「ひかり速トク」

「FT光」

㈱アイエフネット

㈱NEXT

その他

節水装置「JET」、ウォーターサーバーの販売

エコテクソリューション㈱

法人ソリューション事業

情報通信サービス

ビジネスホン、OA機器、ファイルサーバー、UTM等の販売施工保守

当  社

㈱FTコミュニケーションズ

㈱ジャパンTSS

㈱FTWEB

環境サービス

LED照明、空調設備等の販売施工保守

当  社

㈱FTコミュニケーションズ

㈱ジャパンTSS

その他事業

蓄電池サービス

その他の販売

太陽光発電設備・蓄電池等の販売施工の取次

㈱FRONTIER

 

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 


 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金
(百万円)

主な事業内容

議決権の
所有又は
被所有割合(%)

関係内容

(親会社)
株式会社光通信
(注)2,3

東京都豊島区

54,259

法人サービス,個人サービス,取次販売

被所有
60.0

(12.8)

役員の派遣

(連結子会社)

株式会社エフエネ(注)4,5

東京都中央区

30

ネットワークインフラ事業

100.0

事務所の賃貸
役員の兼任1名
資金の貸付

(連結子会社)
株式会社ジャパンTSS

東京都中央区

90

法人ソリューション事業

100.0

電気通信設備工事

サポート業務の受託

事務所の賃貸

債務保証

その他の連結子会社10社、持分法適用関連会社1社

   ―

 

(注) 1 主な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 有価証券報告書の提出会社であります。

3 議決権の所有又は被所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

4 債務超過会社であり、2023年3月末時点での債務超過額は234百万円であります。

5 株式会社エフエネについては、売上収益(連結会社相互間の内部取引高を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。

 

主要な損益情報等

売上収益

(百万円)

税引前利益

(百万円)

親会社の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

純資産額

(百万円)

総資産額

(百万円)

株式会社エフエネ(IFRS)

20,935

1,459

932

△234

11,637

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

    2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

ネットワークインフラ事業

109

(7)

法人ソリューション事業

174

(12)

その他事業

(―)

全社(共通)

65

(2)

合計

348

(21)

 

(注) 1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員(平均8時間)であります。

3 臨時従業員数には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

4  全社(共通)として記載されている従業員数は、特定セグメントに区分できない管理部門に所属している従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

    2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

88

(15)

40.36

11.55

5,554,459

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

ネットワークインフラ事業

16

(1)

法人ソリューション事業

7

(12)

その他事業

(―)

全社(共通)

65

(2)

合計

88

(15)

 

(注) 1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員(平均8時間)であります。

3 臨時従業員数には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定セグメントに区分できない管理部門に所属している従業員であります。

6 前事業年度に比べ従業員数が29名増加しております。これは主として業容の拡大に伴う中途採用、出向受入の増加によるものであります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

9.0

61.7

59.1

71.9

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。対象者がいない場合は「―」を記載しております。

 

 ② 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

 

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

㈱ジャパンTSS

(注2)

61.8

61.6

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。対象者がいない場合は「―」を記載しております。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。対象者がいない場合は「―」を記載しております。

3. 期末在籍従業員数で101名以上の連結子会社を掲載しております。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1) 会社の経営の基本方針

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

 

当社グループの事業領域は多岐に渡っており、LED照明・空調設備・節水装置・太陽光発電設備等の環境関連商材やビジネスホン・OA機器・ファイルサーバー・UTM等の情報通信機器、光コラボレーションモデル・ISPサービス・WEB商材等のインターネット関連商材、小売電力サービス等、幅広い商品群で中小企業・個人事業主に加えて一般消費者をサポートしております。継続して価値ある商品やサービスを提供し社会に貢献していく為にはコミュニケーションが何よりも大切であると考えております。親密なコミュニケーションが新たな価値を生みだすというコンセプトのもと、「経営理念」に従い、企業価値を高めていくことが当社グループの経営の基本方針であります。

 


「経 営 理 念」

私たちは、コミュニケーションを通して、3つのS(Satisfaction=満足)の向上とその相乗効果(3乗)により、エクセレント・カンパニーとなることを目指します。

 

<3つのSatisfaction>

CS:Customer Satisfaction (お客様満足の向上)

当社グループは、お客様とのコミュニケーションを大切にします。商品やサービスにおいて新しい価値を創造し、いち早くお客様に提案致します。丁寧な説明と誠実な対応により、お客様から信頼される企業グループを目指します。

ES:Employee Satisfaction (社員満足の向上)

当社グループは、社員とのコミュニケーションを大切にします。社員のビジネスパーソンとしての成長を支援し、実力・成果主義にもとづくフェアな報酬等により、働き甲斐があり、当社の一員であることに誇りを感じ、社員とその家族が幸せを実感できるような企業グループを目指します。

SS:Stockholder Satisfaction (株主様満足の向上)

当社グループは、ご支援頂いている株主様とのコミュニケーションを大切にします。正確な財務諸表の作成、タイムリーかつ詳細な開示、効果的で適正なIR・PR活動を実施し、Accountability(説明責任)を果たします。企業価値の向上を図り、株主様のご期待に応えられる企業グループを目指します。

 

また、事業領域の多様化及び情報化社会の進展を踏まえ、当社グループの「あるべき姿」を志向していくために、キャッチフレーズとして「オフィスと生活に新たな未来を。」を制定しております。

当社グループは、「オフィスと生活に新たな未来を。」提供し続けることで、法人のみならず一般消費者も含めた様々なお客様に親しまれる企業グループとなるべく、鋭意業容拡大に励んでまいります。

 

(2) 目標とする経営指標

当社グループが重視している経営指標は、売上収益、営業利益、ストック収益(ストック型サービスにより将来見込める収益)であります。成長性と収益性を高め、安定収益の確保により、企業価値の向上を図りたいと考えております。

 

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、「あるべき姿」の数値目標として「営業利益100億円」を中長期的な目標として、当社グループ内にて掲げております。当社グループの強みである、「強い営業力を有すること」、「日本全国でお客様にアフターメンテナンスを含めたきめ細かいサービスが可能であること」、「通信事業者やメーカー等との取引において販売実績に応じたボリュームメリットが享受できること」等を活かしながら、以下の項目を実施し、「あるべき姿」を早期に実現することが当社グループの中長期的な経営戦略であります。

① ストック収益の積み上げ

② 小売電力事業の事業基盤の安定化

③ 新規事業の開発と推進

④ 既存事業におけるマーケットシェアの拡大

⑤ 人財育成と優秀な人員の確保

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。

 

① ストック収益の積み上げ

当社グループは、「ストック収益の拡大」を方針として、毎月着実に収益が見込めるストック型自社サービスの企画・開発・販売を行ってまいりました。小売電力サービス「エフエネでんき」「FTでんき」、光回線サービス「ひかり速トク」「FT光」、節水装置「JET」、ビジネスホン等の定額保守サービスに続く、市場ニーズにあった新たなサービスの企画・開発が必要と考えております。今後も継続的な取引を見据え、顧客満足度向上に向けたサポート体制の強化を図ってまいります。

 

② 小売電力事業の事業基盤の安定化

当社グループのストック収益の中でも大きな比重を占めている小売電力サービスにおいて、電力卸売市場での価格変動が当社グループの収益に大きな影響を与えるため、事業基盤の安定のため、継続的な資金調達と電力調達先の分散等による原価低減策の推進を図ってまいります

 

③ 新規事業の開発と推進

当社グループの収益源の多様化並びに継続的な成長・拡大を図るためには、新規事業の開発と推進が必要であります。LED照明、空調機器、太陽光発電設備等の消費電力低減サービスに続く新たなサービスを企画すると共に、小売電力サービスにおけるセットプラン、新型コロナウイルス感染症の影響による環境変化を踏まえたウイルス対策サービス、今後さらなる拡大が予想されるIoT市場に適合する新たなクラウド型サービスの開発と推進に注力してまいります。

 

④ マーケットシェアの拡大

情報通信サービス・環境サービスにおいては、顧客のニーズは底堅いものがあるものの、同業他社との競合は激しさを増しております。その中でマーケットシェアを拡大するためには、当社の独自性を発揮し、他社との優位性を確保することが必要であります。顧客の業態やニーズに即した商品群の提案を通じて顧客満足度の更なる向上を図ると共に、パートナー企業の開拓をより一層強化し、既存事業とのシナジーが図れる企業を対象とした業務提携及び資本提携、M&A等によりマーケットシェアを拡大してまいります。

 

⑤ 人員の確保及び教育

ストック収益の積み上げ、マーケットシェアの拡大を行うためには、引き続き優秀な人員の確保と教育は必要不可欠な要素となっており、重要な課題であると考えております。人員の確保については新卒者の定期採用を継続すると共に、経験者をターゲットとする中途採用を拡充してまいります。社員教育については、オンラインによる研修等を進め、社員の階層に合わせた研修プログラムの構築を行うことにより教育強化に取り組んでまいります。さらに、従業員のテレワーク等の働き方改革を継続して進めると共に、ストック収益の拡大方針に合わせた人事制度の構築を行い、管理体制の充実と生産性の向上並びにコンプライアンス啓蒙を図ってまいります。

 

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります

 

① 法的規制に係るリスク

当社グループの各事業におきましては、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、総務省を監督官庁とする「電気通信事業法」、その他関係諸法令による法的規制を受けており、今後、これら法令等が改廃され、規制が強化された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 自社製品等の開発・製造・販売に係るリスク

当社グループは、LED照明、FVNOによる光インターネットサービス、定額保守サービス、小売電力サービス等、当社グループによる自社商品の販売及びサービス提供の比率が高まってきております。製品等に不具合等が発生した場合、またはサービスが長期間にわたり提供できない状況となった場合には、返品、製造物責任法に基づく損害賠償や費用の発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 小売電力市場に係るリスク

当社グループの主要な事業の一つとして、小売電力サービスがあります。当該事業は、卸電力取引市場で電力を調達しているため、電力調達価格の価格変動リスクを負っています。電力調達価格は、電力発電用燃料価格や為替相場、電力需要が増加する夏季及び冬季における市場価格の高騰、自然災害、事故、システムトラブルなどにより急騰する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 販売代理業務に係るリスク

当社グループの主要な事業の一つとして、通信事業者やメーカー等の販売代理店事業があります。当該事業は、通信事業者やメーカー等との契約内容及び条件に基づいておりますが、通信事業者やメーカー等の方針や条件の変更等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 人財の確保及び育成に係るリスク

当社グループの更なる販売活動強化及び規模拡大を図るため、新卒採用や中途採用活動の継続に加え、社員の階層に応じた研修を実施する等人的資源の活性化に引き続き注力する方針であります。しかしながら、上記方針に基づく採用計画や人財育成が計画通り進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ M&A(企業買収)による事業拡大に係るリスク

M&Aにおきましては、当社グループは顧問弁護士や公認会計士等と連携しつつデューデリジェンスを実施し、経営戦略会議及び取締役会で十分に吟味の上実施しております。しかしながら、M&A実施後に偶発債務の発生等デューデリジェンス時に把握できなかった問題等が発生した場合及びM&A先企業の事業展開が計画どおり進捗しなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 情報管理に係るリスク

当社グループの各事業におきましては、当該業務の性格上、多数の顧客情報を保有しておりますが、万が一にも情報が漏洩する事故等が発生した場合には、損害賠償を請求され、信用を失うこととなり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

⑧ リース契約に係るリスク

法人ソリューション事業におきましては、お客様に対し主に提携リース会社のリース契約を用いて販売しておりますが、リース会社の与信審査の厳格化やリース料率の引き上げ、リース取引に関する法令等の改廃や会計基準の変更等によりリース契約の成約率が大幅に低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨ のれんに係るリスク

当社グループは、連結財務諸表についてIFRSを適用しておりますが、日本において一般に公正妥当と認められる企業会計基準と異なり、のれんは非償却資産として定額償却しておりません。そのため、今後いずれかの事業収益性が低下した場合等には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、当社グループに関する経営成績等の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいた内容であります。

また、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 
(1)経営成績

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症による行動制限が緩和され、社会経済活動が正常化に向かう動きがみられた一方で、ウクライナ情勢の長期化や円安による原材料価格、エネルギー価格の高騰、各国のインフレ対策による景気減速懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております

このような状況のもと当社は、強みである中小企業・個人事業主を対象とした情報通信機器、ネットワークセキュリティ商品及び環境省エネルギーサービスの更なる普及並びに、お客様から継続して利用料を頂く収益モデルであるストックサービスの維持・拡大に努めてまいりました

当連結会計年度の業績は、2022年2月に株式会社エフティコミュニケーションズの当社保有株式の全部を譲渡し、連結子会社から除外した影響もあり、売上収益が前年同期の45,241百万円から4,543百万円減少し、40,698百万円(前年同期10.0%減)となりました

営業利益は、前年同期の6,383百万円から546百万円減少し、5,837百万円(前年同期8.6%減)となり、税引前利益は、前年同期の6,475百万円から623百万円減少し、5,851百万円(前年同期9.6%減)となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年同期の4,814百万円から1,189百万円減少し、3,625百万円(前年同期24.7%減)となりました。なお、前連結会計年度には子会社株式売却益3,264百万円が「その他の収益」に含まれております。

 

主なセグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。

 

(ネットワークインフラ事業)

ネットワークインフラ事業では、小売電力・光回線等のお客様インフラや節水装置等のストックサービスの企画・開発・販売・運営を行っております。

光回線自社ブランド「ひかり速トク」、節水装置「JET」等が安定した収益源となっているほか、小売電力サービスにおいて、政府の節電要請による電力使用量の低下により販売電力量が減少傾向にある一方で、卸電力取引市場の価格も低下したことと、電力調達原価高騰対策等の効果もあり、前年同期比で増益となりました。

以上により、売上収益は前年同期の26,613百万円から602百万円減少し、26,011百万円となった一方で、セグメント利益(営業利益)は、前年同期の△1,021百万円から3,676百万円増加し、2,655百万円となりました。

 

(法人ソリューション事業)

法人ソリューション事業では、中小企業及び個人事業主向けにUTM(統合脅威管理:Unified Threat Management)・ファイルサーバ・セキュリティ商品・環境関連商品・情報通信機器等の販売・施工・保守サービスを行っております

前連結会計年度において、法人ソリューション事業の中核子会社であった株式会社エフティコミュニケーションズの当社保有株式の全部を譲渡し、連結子会社から除外しておりますが、同社は当社の代理店となっており、取引利益が発生しております。また、法人向け光回線サービスの「FT光」や会員制サポートサービスの「Fプレミアム」、法人向けDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援サービス等のストックサービスの拡充に注力いたしました。

以上により、売上収益は前年同期の19,313百万円から3,921百万円減少し、15,392百万円となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期の7,766百万円から4,117百万円減少し、3,649百万円となりました。なお、前連結会計年度のセグメント利益には、株式会社エフティコミュニケーションズ等の子会社株式売却益が含まれております。

 

(その他事業)

ネットワークインフラ事業と法人ソリューション事業以外をその他事業として集約しております。

売上収益は前年同期の24百万円から0百万円増加し、24百万円となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期の4百万円から2百万円減少し、2百万円となりました。

 

仕入及び販売の実績は、次のとおりであります。

①仕入実績

当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。

項目

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

前年同期比

セグメントの名称

金額(百万円)

(%)

ネットワークインフラ事業

14,930

87.6

法人ソリューション事業

5,492

103.6

その他事業

1

35.2

合計

20,424

91.4

 

(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

②販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。

項目

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

前年同期比

セグメントの名称

金額(百万円)

(%)

ネットワークインフラ事業

26,003

97.7

法人ソリューション事業

14,671

78.8

その他事業

24

98.8

合計

40,698

90.0

 

(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

 

前連結会計年度

当連結会計年度

 

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

株式会社エフティコミュニケーションズ

(法人ソリューション事業)

(注)1

690

1.5

6,786

16.7

NTT・TCリース株式会社

(法人ソリューション事業)

(注)2

6,350

14.0

1,551

3.8

 

(注) 1 前連結会計年度は、当該割合が10%未満ですが、比較情報として記載をしております。

   2 当連結会計年度は、当該割合が10%未満ですが、継続して記載をしております。

 

(2)財政状態

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて997百万円増加し、26,271百万円となりました。これは、営業債権及びその他の債権が7,787百万円減少した一方で、現金及び現金同等物が8,836百万円増加したこと等によるものであります。

非流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,528百万円減少し6,463百万円となりました。これは、契約コストが3,054百万円減少したほか、有形固定資産が272百万円、使用権資産が268百万円それぞれ減少した一方で、その他金融資産が1,357百万円増加したこと等によるものであります。

この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,530百万円減少し、32,734百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,356百万円減少し、9,282百万円となりました。これは、有利子負債(流動)が2,982百万円減少したほか、営業債務及びその他の債務が853百万円減少した一方で、未払法人所得税が1,172百万円増加したこと等によるものであります。

非流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,211百万円減少し、2,909百万円となりました。これは、有利子負債(非流動)が1,117百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3,567百万円減少し、12,191百万円となりました。

 

(資本)

資本合計は、前連結会計年度末に比べて2,037百万円増加し、20,543百万円となりました。これは、利益剰余金が親会社の所有者に帰属する当期利益3,625百万円及びその他包括利益からの振替で710百万円増加した一方で、剰余金の配当により1,697百万円、自己株式の取得により599百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金流動性に係る情報

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8,836百万円増加し、17,146百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの現状とそれらの要因並びに資本の財源及び資金の流動性につきましては次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、14,964百万円の収入(前連結会計年度は1,613百万円の収入)となりました。これは、税引前利益の計上5,851百万円に加え、契約コストの償却費が3,187百万円、及び営業債権及びその他の債権の減少が7,643百万円となった一方で、法人所得税の支払額が1,259百万円あったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、52百万円の収入(前連結会計年度は2,156百万円の収入)となりました。これは、主として有形固定資産及び無形資産の取得による支出が196百万円あった一方で、保証金等の回収を含むその他の投資キャッシュ・フローが203百万円発生したこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、6,179百万円の支出(前連結会計年度は8,286百万円の支出)となりました。これは、短期有利子負債の純減が2,900百万円、長期有利子負債の純減が980百万円となったことに加え、配当金の支払額が1,698百万円、自己株式の取得による支出が599百万円あったこと等によるものであります。

 

 

(主要な資金需要及び財源)

当社グループの主要な資金需要は、情報通信機器等の仕入れ及び回線サービスや小売電力サービス等を提供するための事業運営費、人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用等であります

これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入及び社債発行等による資金調達にて対応していくこととしております。

 

(資金の流動性)

手許の運転資金につきましては、定期的な報告に基づき当社財務部門が適時に資金繰り計画を作成・更新することにより管理しており、一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、資金の流動性リスクに備えております。

また、当社及び一部の国内子会社においては、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することで、各社における資金の一元管理を行い資金効率の向上を図っております。

 

(4)重要な会計上の見積及び当該見積に用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。

なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。

 

(5)提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象

該当事項はありません。

なお、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクにつきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております

 

(6)戦略的状況と見通し

今後の見通しについては以下のとおりであります。

(ネットワークインフラ事業)

小売電力サービスでは、政府主導による節電要請及び光熱費等の高騰の影響でお客様の節電志向が強まり、使用電力量が減少傾向にあること及び電力卸売市場価格が安定していないため新規獲得の抑制を行っていることにより当社の電力販売量が低下することが予測され、売上収益は前期比で減少する見込みです。

一方で、小売電力サービスにおける契約コスト(販売代理店に支払う手数料)の償却が2024年3月期は前連結会計年度と比較して大きく減少することが見込まれており、コストが圧縮されることで、利益は前年と同水準で推移する見込みです。

なお、直近の電力卸売市場価格は低い水準で推移しているものの、本業績予想上は前連結会計年度を基準に予測しているため、今後の電力卸売市場価格の推移によっては業績が大きく変動する場合もございます。

 

(法人ソリューション事業)

情報通信サービス及び環境省エネサービスにおきましては、2022年3月期に連結除外となった株式会社エフティコミュニケーションズを中心とした販売代理店における獲得を強化しております。既存代理店のみならず新規代理店の開拓も積極的に取り組み、さらなる業容の拡大を図ってまいります

グループ全体を通して新規パートナー企業の開拓、当社グループの既存事業とのシナジーが図れる国内企業との資本提携や業務提携、M&A等、業容の拡大に積極的に取り組んでまいります。

 

以上により、2024年3月期の連結業績予想につきましては、売上収益35,000百万円、営業利益5,900百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益3,800百万円としております。

 

5 【経営上の重要な契約等】

提携契約

 

契約会社

相手方の名称

契約内容

契約期間

提出会社

東日本電信電話㈱

電気通信機器(レンタル商品を除く)の販売に関する事項

自 2004年7月1日
至 2005年3月31日
以降1年ごとの自動更新

西日本電信電話㈱

電気通信機器(レンタル商品を除く)の販売に関する事項

自 2001年4月1日
至 2002年3月31日
以降1年ごとの自動更新

株式会社
アイエフネット

東日本電信電話㈱

光コラボレーションモデルに係る電気通信サービス関する事項

自 2015年2月27日

 期限なし

西日本電信電話㈱

光コラボレーションモデルに係る電気通信サービス関する事項

自 2015年2月27日

 期限なし

 

 

 

2 【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメント別

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置及び運搬具

土地
[面積㎡]

工具、
器具及び
備品

レンタル用資産

使用権
資産

無形資産

合計

本社 他

(東京都中央区)

全事業
管理業務

事務所

33

3

236

49

322

88

(15)

 

(注) 1 従業員数は、就業人員(当社からの出向者を除き、当社への出向者を含む。)であり、従業員数の( )は、臨時従業員数の年間の平均人員を外数で記載しております。

2 ソフトウェア仮勘定は除いております。

 

(2) 国内子会社

2023年3月31日現在

会社名

セグメント別

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業
員数

(名)

建物及び
構築物

機械装置及び運搬具

土地

(面積㎡)

工具、
器具及び備品

レンタル用資産

使用権
資産

無形資産

合計

㈱ジャパンTSS

法人ソリューション事業

事務所

1

91

92

161

エコテクソリューション㈱

ネットワークインフラ事業

販売

管理

25

349

4

378

39

(3)

㈱エフエネ

ネットワークインフラ事業

販売

管理

53

53

㈱ウォーターセレクト

ネットワークインフラ事業

顧客

管理

230

230

 

(注) 1 従業員数は、就業人員(親会社等からの出向者を含み、親会社等への出向者を除く。)であり、従業員数の( )は、臨時従業員数の年間の平均人員を外数で記載しております。

2 建設仮勘定及びソフトウェア仮勘定は除いております。

 

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

46,000,000

46,000,000

 

 

② 【発行済株式】

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年6月30日)

上場金融商品取引所名
又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

30,822,268

30,822,268

東京証券取引所
スタンダード市場

単元株式数は100株であります。

30,822,268

30,822,268

 

(注) 提出日現在の発行数には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。

 

① 【ストック・オプション制度の内容】

当社はストック・オプション制度を採用しております。当該制度は会社法に基づき、新株予約権を発行する方法によるものであり、当該制度の内容は次のとおりであります。

(ⅰ) 決議年月日

2012年5月18日

  付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役 5名

 

 

事業年度末現在
2023年3月31日

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

700

700

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)

普通株式

210,000

(注)1,6

 

普通株式

210,000

(注)1,6

 

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1株当たり

 

(注)1,2,6

同左

新株予約権の行使期間

2012年6月5日から
2032年6月4日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格

資本組入額

 

(注)6

同左

新株予約権の行使の条件

(注)3

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡、質入れその他一切の処分は認めないものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

同左

 

(注) 1 募集新株予約権の目的である株式の種類は当社普通株式とし、各募集新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は300株とする。新株予約権を割当する日(以下、「割当日」という。)以降、当社が株式分割、株式無償割当または株式併合等を行う場合で付与株式数の調整を行うことが適切なときには、次の算式により付与株式数を調整するものとする。ただし、かかる調整は新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権についてのみ行われ、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。

 

  調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割、株式無償割当てまたは株式併合の比率

調整後付与株式数は、株式分割または株式無償割当ての場合は、当該株式分割または株式無償割当ての基準日の翌日以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割または株式無償割当てが行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割または株式無償割当てのための基準日とする場合は、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降これを適用する。

また、当社が吸収合併もしくは新設合併を行い新株予約権が承継される場合または当社が完全子会社となる株式交換もしくは株式移転を行い新株予約権が承継される場合には、当社は、合併比率等に応じ、必要と認める付与株式数の調整を行うことができる。
付与株式数の調整を行うときは、当社は調整後付与株式数を適用する日の前日までに、必要な事項を新株予約権原簿に記載された各募集新株予約権を保有する者(以下「新株予約権者」という。)に通知または公告する。ただし、当該適用の日の前日までに通知または公告を行うことができない場合には、以後速やかに通知または公告する。

2 各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、当該各募集新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの払込金額1円に付与株式数を乗じた金額とする。

3 主な新株予約権の行使の条件は、以下のとおりとする。

(a) 新株予約権者は、当社の取締役、監査役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。

(b) 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使することができるものとする。かかる相続人による新株予約権の行使の条件は、新株予約権割当契約書に定めるところによるものとする。

(c) 上記以外の権利行使の条件については、新株予約権割当契約書に定めるところによるものとする。

4 組織再編における再編対象会社の新株予約権の交付の内容に関する決定方針
当社が、組織再編行為をする場合において、組織再編行為の効力発生日の直前において残存新株予約権を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、再編対象会社の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。

  (a) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
 新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

  (b) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
 再編対象会社の普通株式とする。

  (c) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
 組織再編行為の条件等を勘案の上、上記「新株予約権の目的となる株式の数(株)」に準じて決定する。

  (d) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、上記「新株予約権の行使時の払込金額(円)」で定められる行使価額を組織再編行為の条件等を勘案の上、調整して得られる再編後払込金額に上記(c)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

  (e) 新株予約権を行使することができる期間

上記「新株予約権の行使期間」に定める募集新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上記「新株予約権の行使期間」に定める募集新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

  (f) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

ⅰ) 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げる。

ⅱ) 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記 ⅰ)記載の資本金等増加限度額から上記 ⅰ)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

  (g) 譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。

  (h) 新株予約権の取得条項

下記(注)5の新株予約権の取得条項に準じて決定する。

  (i) その他の新株予約権の行使の条件

新株予約権者が募集新株予約権を放棄した場合には、当該募集新株予約権を行使することができない。

5 新株予約権の取得条項

以下の(a)から(e)の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社取締役会決議がなされた場合)は、当社取締役会が別途定める日に、当社は無償で募集新株予約権を取得することができる。
(a) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
(b) 当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案
(c) 当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案
(d) 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することに
 ついての定めを設ける定款の変更承認の議案
(e) 募集新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要する
 とまたは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定め
 を設ける定款の変更承認の議案

6 2013年10月1日付で、普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。また、2015年10月1日付で、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。そのため、「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」につきましては、株式分割後の数値で算定しております。

 

 

(ⅱ) 決議年月日

2018年6月20日

  付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役 6名、当社従業員 21名

 

 

事業年度末現在
2023年3月31日

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

4,300

4,300

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)

普通株式

430,000

(注)1

 

普通株式

430,000

(注)1

 

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1株当たり

1,218

 

(注)1,2

同左

新株予約権の行使期間

2021年7月1日から
2026年12月31日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

(注)3

同左

新株予約権の行使の条件

(注)4

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)5

同左

 

(注) 1 本新株予約権1個あたりの目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は、当社普通株式100株とする。

なお、付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)または株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。 

 調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 分割(または合併)の比率

また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割または資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。

2 本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、1株あたりの払込金額(以下、「行使価額」という。)に、付与株式数を乗じた金額とする。

なお、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

1

分割・併合の比率

 

また、本新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数 × 1株あたり払込金額

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数 + 新規発行株式数

 

なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとする。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとする。

3 本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とする。計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額から、増加する資本金の額を減じた額とする。

4 本新株予約権の行使条件は以下のとおりとする。

(a) 新株予約権者は、2021年3月期から2023年3月期のいずれかの期における当社の営業利益の額が下記の各号に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使することができるものとする。

 ⅰ)7,000百万円を超過した場合、割当てられた本新株予約権の50%まで

 ⅱ)8,000百万円を超過した場合、割当てられた本新株予約権の75%まで

 ⅲ)10,000百万円を超過した場合、全ての本新株予約権

  なお、上記の営業利益の判定においては、有価証券報告書に記載された連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合は損益計算書)における営業利益の数値を用いるものとし、国際財務報告基準の適用等により参照すべき営業利益の概念に重要な変更があった場合には別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとする。また、行使可能な新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とする。

 

(b) 新株予約権者は、各新株予約権者に割当てられた新株予約権のうち、上記 (a)の各条件の達成時期に応じた次の各号に掲げる期間において、当該各号に掲げる割合に対応した個数を上限として行使することができるものとする。

 ⅰ)上記(a)の各営業利益額を達成した期に係る有価証券報告書の提出日の翌月1日から1年間

上記(a)に基づき当該新株予約権者が行使できる本新株予約権の総数の3分の1

 ⅱ)上記 ⅰ)の期間を経過した後1年間

上記(a)に基づき当該新株予約権者が行使できる本新株予約権の総数の3分の2

 ⅲ)上記 ⅱ)の期間を経過した後、行使期間の満了日まで

上記(a)に基づき当該新株予約権者が行使できる全ての本新株予約権

(c) 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

(d) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

(e) 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

(f) 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

5 当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対して、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(a) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

  新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(b) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

  再編対象会社の普通株式とする。

(c) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

  組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記(注)1に準じて決定する。

(d) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

  交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)2で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(注)5 (c) に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。

(e) 新株予約権を行使することができる期間

  「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとする。

(f) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

  「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」に準じて決定する。

(g) 譲渡による新株予約権の取得の制限

  譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(h) その他新株予約権の行使の条件

  「新株予約権の行使の条件」に準じて決定する。

(i) その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

 

 

(ⅲ) 決議年月日

2020年8月7日

  付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役 4名、当社従業員 5名

 

 

事業年度末現在
2023年3月31日

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

2,100

2,100

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)

普通株式

210,000

(注)1

 

普通株式

210,000

(注)1

 

新株予約権の行使時の払込金額(円)

1株当たり

1,245

 

(注)1,2

同左

新株予約権の行使期間

2021年7月1日から
2028年12月31日まで

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)

(注)3

同左

新株予約権の行使の条件

(注)4

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

同左

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)5

同左

 

(注) 1 本新株予約権1個あたりの目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は、当社普通株式100株とする。
なお、付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)または株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割(または併合)の比率
また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割または資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。 

2 本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、1株あたりの払込金額(以下、「行使価額」という。)に、付与株式数を乗じた金額とする。

なお、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

1

分割・併合の比率

 

また、本新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数 × 1株あたり払込金額

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数 + 新規発行株式数

 

なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとする。

さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとする。

3 本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とする。計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額から、増加する資本金の額を減じた額とする。

4 本新株予約権の行使条件は以下のとおりとする。

(a) 新株予約権者は、2021年3月期から2025年3月期のいずれかの期における当社の営業利益の額が下記の各号に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使することができるものとする。
 ⅰ)9,000百万円を超過した場合、割当てられた本新株予約権の50%まで
 ⅱ)10,000百万円を超過した場合、全ての本新株予約権
なお、上記の営業利益の判定においては、有価証券報告書に記載された連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合は損益計算書)における営業利益の数値を用いるものとし、国際財務報告基準の適用等により参照すべき営業利益の概念に重要な変更があった場合には別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとする。また、行使可能な新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とし、下記(b)においても同様とする。

 

(b) 新株予約権者は、各新株予約権者に割当てられた新株予約権のうち、上記 (a)の各条件の達成時期に応じた次の各号に掲げる期間において、当該各号に掲げる割合に対応した個数を上限として行使することができるものとする。

 ⅰ)上記(a)の各営業利益額を達成した期に係る有価証券報告書の提出日の翌月1日から1年間
 上記(a)に基づき当該新株予約権者が行使できる本新株予約権の総数の3分の1

 ⅱ)上記 ⅰ)の期間を経過した後1年間上記①に基づき当該新株予約権者が行使できる本新株予約権の 

   総数の3分の2

 ⅲ)上記 ⅱ)の期間を経過した後、行使期間の満了日まで

  上記(a)に基づき当該新株予約権者が行使できる全ての本新株予約権

(c) 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

(d) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

(e) 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

(f) 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

5 当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対して、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。

(a) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

  新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

(b) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

  再編対象会社の普通株式とする。

(c) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

  組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記(注)1に準じて決定する。

(d) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

  交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)2で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(注)5 (c) に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。

(e) 新株予約権を行使することができる期間

  「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとする。

(f) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

  「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」に準じて決定する。

(g) 譲渡による新株予約権の取得の制限

  譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

(h) その他新株予約権の行使の条件

  「新株予約権の行使の条件」に準じて決定する。

(i) その他の条件については、再編対象会社の条件に準じて決定する。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式
総数増減数

(株)

発行済株式
総数残高

(株)

資本金増減額

 

(百万円)

資本金残高

 

(百万円)

資本準備金
増減額

(百万円)

資本準備金
残高

(百万円)

2019年10月1日(注)

△3,035,884

33,262,316

1,344

1,231

2020年9月1日(注)

△1,240,048

32,022,268

1,344

1,231

2023年3月20日(注)

△1,200,000

30,822,268

1,344

1,231

 

(注)  自己株式の消却による減少

   会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

5

15

48

67

10

5,960

6,105

所有株式数
(単元)

2,088

830

191,536

5,301

51

108,178

307,984

23,868

所有株式数
の割合(%)

0.68

0.27

62.19

1.72

0.02

35.12

100.00

 

(注)自己株式476,903株は、「個人その他」に4,769単元、「単元未満株式の状況」に3株含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

   2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

株式会社光通信
代表取締役 重田 康光

東京都豊島区西池袋一丁目4番10号

14,340,000

47.26

畔柳 誠

東京都中央区

3,156,100

10.40

株式会社ブロードピーク
代表取締役 本望 龍

東京都豊島区西池袋一丁目4番10号

1,935,100

6.38

株式会社総合生活サービス
代表取締役 安田 光宏

東京都豊島区西池袋一丁目4番10号

1,935,100

6.38

村田機械株式会社
代表取締役 村田 大介

京都府京都市南区吉祥院南落合町3番地

496,200

1.64

根岸 欣司

東京都新宿区

407,700

1.34

平﨑 敏之

兵庫県伊丹市

388,200

1.28

エフティグループ従業員持株会

東京都中央区日本橋蛎殻町二丁目13番6号

331,600

1.09

石田 誠

東京都千代田区

330,400

1.09

清水 直也

東京都中央区

295,300

0.97

23,615,700

77.82

 

(注) 上記のほか、当社保有の自己株式476,903株があります。

 

 

① 【連結財政状態計算書】

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

8

8,309

17,146

営業債権及びその他の債権

9,36

16,310

8,522

棚卸資産

10

127

106

その他の金融資産

16,36

206

188

その他の流動資産

13

318

307

流動資産合計

 

25,273

26,271

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

11

685

412

使用権資産

14

597

329

のれん

12,15

17

183

116

無形資産

12,17

431

338

その他の金融資産

16,36
37

2,394

3,752

繰延税金資産

18

127

33

契約コスト

28

4,495

1,440

その他の非流動資産

13,17

75

40

非流動資産合計

 

8,991

6,463

資産合計

 

34,265

32,734

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

19,36

4,168

3,315

有利子負債

20,36
37,40

6,138

3,156

未払法人所得税

 

479

1,652

その他の金融負債

23,36

8

7

その他の流動負債

24

842

1,150

流動負債合計

 

11,638

9,282

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

有利子負債

20,36
37

3,136

2,018

その他の非流動負債

22,24

488

411

繰延税金負債

18

497

480

非流動負債合計

 

4,121

2,909

負債合計

 

15,759

12,191

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

26

1,344

1,344

資本剰余金

26

1,200

1,200

利益剰余金

26

17,253

18,536

自己株式

26

1,294

538

その他の包括利益累計額

26

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

18,504

20,543

非支配持分

 

0

資本合計

 

18,505

20,543

負債及び資本合計

 

34,265

32,734

 

 

 

 

 

 

② 【連結損益計算書】

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上収益

6,28

45,241

40,698

売上原価

29

28,676

25,834

売上総利益

 

16,565

14,863

 

 

 

 

その他の収益

30

3,396

148

販売費及び一般管理費

29

13,247

9,059

その他の費用

30

331

115

営業利益

6

6,383

5,837

 

 

 

 

金融収益

31

181

61

金融費用

31

89

47

税引前利益

 

6,475

5,851

法人所得税費用

18

1,660

2,226

当期利益

 

4,814

3,625

 

 

 

 

 

 

 

 

当期利益(△損失)の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

4,814

3,625

非支配持分

 

0

当期利益

 

4,814

3,625

 

 

 

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

33

155.60

117.97

希薄化後1株当たり当期利益(円)

33

154.55

117.17

 

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 5,001

※1 7,439

 

 

売掛金

※2 1,343

※2 1,461

 

 

リース債権

332

243

 

 

商品

64

45

 

 

貯蔵品

20

21

 

 

前渡金

28

32

 

 

前払費用

61

64

 

 

関係会社未収入金

581

172

 

 

未収入金

639

418

 

 

その他

※2 391

※2 576

 

 

貸倒引当金

29

37

 

 

流動資産合計

8,436

10,438

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

23

18

 

 

 

機械装置及び運搬具

0

0

 

 

 

工具、器具及び備品

3

2

 

 

 

有形固定資産合計

27

21

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

64

49

 

 

 

その他

0

0

 

 

 

無形固定資産合計

64

49

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

1,100

※1 2,115

 

 

 

関係会社株式

2,138

1,638

 

 

 

長期貸付金

301

264

 

 

 

関係会社長期貸付金

18,635

10,592

 

 

 

差入保証金

641

576

 

 

 

繰延税金資産

59

 

 

 

その他

80

139

 

 

 

貸倒引当金

79

195

 

 

 

投資その他の資産合計

22,877

15,129

 

 

固定資産合計

22,969

15,200

 

資産合計

31,405

25,639

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

※1, 687

※1, 786

 

 

短期借入金

※2, 4,000

※2, 1,100

 

 

1年内返済予定の長期借入金

2,034

※1 1,804

 

 

1年内償還予定の社債

100

 

 

未払金

※2 1,229

※2 351

 

 

未払費用

29

28

 

 

未払法人税等

98

71

 

 

預り金

※2 986

※2 665

 

 

前受収益

9

6

 

 

賞与引当金

27

35

 

 

その他

275

74

 

 

流動負債合計

9,478

4,924

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※2 5,232

※1, 3,812

 

 

繰延税金負債

256

 

 

その他

140

185

 

 

固定負債合計

5,372

4,254

 

負債合計

14,851

9,178

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,344

1,344

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

1,231

1,231

 

 

 

資本剰余金合計

1,231

1,231

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

24

24

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

14,979

13,417

 

 

 

利益剰余金合計

15,004

13,442

 

 

自己株式

1,294

538

 

 

株主資本合計

16,286

15,480

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

254

966

 

 

評価・換算差額等合計

254

966

 

新株予約権

13

13

 

純資産合計

16,554

16,460

負債純資産合計

31,405

25,639

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 7,763

※1 9,903

営業収益

 

 

 

関係会社受取配当金

※1 1,717

※1 1,239

 

業務受託手数料

※1 1,278

※1 834

売上高及び営業収益合計

10,758

11,977

売上原価

※1 4,084

※1 6,141

売上総利益

6,674

5,836

販売費及び一般管理費

※2 2,667

※2 2,920

営業費用

※3 1,106

※3 702

販売費及び一般管理費並びに営業費用合計

※1 3,773

※1 3,622

営業利益

2,900

2,213

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

※1 200

※1 196

 

受取家賃

※1 102

※1 43

 

協力金収入

23

66

 

その他

3

12

 

営業外収益合計

329

319

営業外費用

 

 

 

支払利息

96

72

 

支払手数料

0

2

 

賃貸収入原価

93

40

 

その他

3

7

 

営業外費用合計

194

123

経常利益

3,036

2,409

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

3,659

1

 

その他

94

 

特別利益合計

3,753

1

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

3

1

 

減損損失

7

 

投資有価証券評価損

206

1

 

関係会社株式評価損

6

499

 

特別損失合計

223

503

税引前当期純利益

6,566

1,907

法人税、住民税及び事業税

604

405

法人税等調整額

74

11

法人税等合計

679

416

当期純利益

5,887

1,490