クオールホールディングス株式会社

Qol Holdings Co.,Ltd.
港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー37階
証券コード:30340
業界:小売業
有価証券報告書の提出日:2023年7月04日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第27期

第28期

第29期

第30期

第31期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

144,783

165,411

161,832

166,199

170,036

経常利益

(百万円)

7,208

8,024

7,403

10,094

10,098

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

3,908

4,067

3,365

5,489

5,656

包括利益

(百万円)

3,753

4,229

3,450

5,599

5,657

純資産額

(百万円)

39,017

41,001

41,834

43,881

48,856

総資産額

(百万円)

94,236

102,872

100,571

95,984

101,905

1株当たり純資産額

(円)

1,006.55

1,074.57

1,124.31

1,189.70

1,314.69

1株当たり当期純利益金額

(円)

101.73

107.23

89.55

149.51

152.96

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

41.1

39.4

40.9

45.7

47.9

自己資本利益率

(%)

10.5

10.3

8.2

12.9

12.2

株価収益率

(倍)

14.8

12.4

17.4

7.8

7.6

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

5,773

4,468

12,912

10,112

11,662

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

8,287

8,670

3,065

3,087

7,013

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

2,906

225

6,114

10,006

2,569

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

20,193

15,766

19,498

16,516

18,596

従業員数
(外、平均臨時
雇用者数)

(人)

5,070

5,366

5,517

5,620

5,746

(1,925)

(2,314)

(2,281)

(2,109)

(2,152)

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第30期の期首から適用しており、第30期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第27期

第28期

第29期

第30期

第31期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高又は営業収益

(百万円)

50,232

4,239

7,129

6,954

8,280

経常利益

(百万円)

2,086

3,054

5,497

5,490

6,648

当期純利益

(百万円)

1,175

3,063

5,541

5,394

6,582

資本金

(百万円)

5,786

5,786

5,786

5,786

5,786

発行済株式総数

(株)

38,902,785

38,902,785

38,902,785

38,902,785

38,902,785

純資産額

(百万円)

32,585

33,338

36,161

40,829

46,733

総資産額

(百万円)

44,020

57,836

63,850

67,379

77,497

1株当たり純資産額

(円)

846.23

884.20

987.71

1,108.12

1,258.81

1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

28

28

28

28

32

(14)

(14)

(14)

(14)

(15)

1株当たり当期純利益金額

(円)

30.60

80.76

147.45

146.91

178.00

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

74.0

57.6

56.6

60.6

60.3

自己資本利益率

(%)

4.5

9.3

15.9

14.0

15.0

株価収益率

(倍)

49.3

16.4

10.6

7.9

6.5

配当性向

(%)

91.5

34.7

19.0

19.1

18.0

従業員数

(外、平均臨時

雇用者数)

(人)

35

50

49

56

66

(1)

(1)

(2)

(1)

(1)

株主総利回り

(比較指標:配当込み
TOPIX)

(%)

(%)

73.6

(95.0)

66.2

(85.9)

78.6

(122.1)

61.3

(124.6)

62.5

(131.8)

最高株価

(円)

2,610

1,802

1,657

1,798

1,517

最低株価

(円)

1,309

1,001

986

1,089

1,009

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2.第31期の1株当たり配当額32円には創業30周年を記念した、記念配当2円を含んでおります。

3.2018年10月1日付で事業会社から持株会社へ移行したため、第28期以降の主要な経営指標等は第27期と比較して大きく変動しております。従来「売上高」としていた表記を第28期より「営業収益」として表示することとしたため、「売上高又は営業収益」に変更しております。

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第30期の期首から適用しており、第30期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1992年10月

医薬品の調剤及び販売を目的として、クオール株式会社を東京都中央区日本橋兜町に設立。

1995年1月

本社を東京都千代田区三番町に移転。

1999年7月

本社を東京都千代田区麹町に移転。

2001年8月

本社を東京都新宿区四谷に移転。

2003年5月

フェーズオン株式会社設立、治験関連事業開始。

2006年4月

大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所JASDAQ)に株式を上場。

2007年1月

第一メディカル株式会社(現 メディカルクオール株式会社、連結子会社)の全株式を取得し子会社化、医療・医薬情報資材制作関連事業開始。

2007年10月

株式会社エーベルを吸収合併し直営化。吸収合併にともない、株式会社エーベルの親会社であった株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 株式会社メディパルホールディングス)及び三菱商事株式会社が「その他の関係会社」となる。

2008年12月

クオールメディス株式会社設立、労働者紹介・派遣事業開始。

2009年2月

クオールアシスト株式会社(連結子会社)設立、社内業務代行事業開始。

2010年6月

本社を東京都港区虎ノ門に移転。

2011年12月

当社の公募増資による新株式発行により、三菱商事株式会社の所有株式に対する議決権比率が低下し、「その他の関係会社」に該当しなくなる。

2011年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2012年2月

大阪証券取引所JASDAQ(現  東京証券取引所JASDAQ)の上場廃止。

2012年10月

アポプラスステーション株式会社(連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2012年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2016年10月

株式会社共栄堂(連結子会社)の全株式を取得し、子会社化。

2018年10月

持株会社体制への移行に伴い、当社商号をクオールホールディングス株式会社に変更。
当社のグループ経営管理を除く一切の事業部門に関する権利義務を100%連結子会社であるクオール株式会社(旧商号 クオール分割準備株式会社、連結子会社)に承継。

2019年8月

藤永製薬株式会社(連結子会社)の全株式を取得し子会社化、医薬品製造販売事業開始。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

 

 

 

3 【事業の内容】

企業集団の状況

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、クオールホールディングス株式会社(当社)、連結子会社25社より構成され、保険薬局事業、医療関連事業を営んでおります。

なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。

当社グループの事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。

なお、次の2事業は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

[事業系統図]

事業の系統図は次のとおりであります。

 


 

(1) 保険薬局事業

クオール株式会社を含む、連結子会社19社は保険薬局等の経営を行っております。

 

(2) 医療関連事業

アポプラスステーション株式会社を含む、連結子会社6社はCSO事業、紹介派遣事業、CRO事業、出版関連事業、医薬品製造販売事業等を行っております。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
[被所有]割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

クオール株式会社
(注)4、5

東京都港区

300

保険薬局事業

100.0

資金取引(CMS)

アポプラスステーション株式会社

東京都中央区

438

医療関連事業

100.0

資金取引(CMS)

その他23社

 

 

 

 

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

株式会社メディパルホールディングス(注)3

東京都中央区

22,398

医薬品、化粧品・日用品等卸売業

[23.0]
(2.9)

医薬品他の仕入先

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.「議決権の所有[被所有]割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。

3.有価証券報告書の提出会社であります。

4.特定子会社であります。

5.クオール株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

    主要な損益情報等 ① 売上高      107,738百万円

                      ② 経常利益      6,693百万円

                      ③ 当期純利益    4,013百万円

                      ④ 純資産額      8,482百万円

                      ⑤ 総資産額     35,797百万円

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

保険薬局事業

4,836

(1,860)

医療関連事業

803

281)

全社(共通)

107

(   11)

合計

5,746

(2,152)

 

(注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへ
の出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託社員、派遣社員を含んで
おります。)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属して
いるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

66

(1)

45.0

2.8

7,340

 

 

(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託社員、派遣社員を含んでおります。)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.当社の従業員はすべて子会社からの出向者であり、全社(共通)に所属しております。

3.平均勤続年数は当社への出向期間(年数)の平均年数であります。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5.従業員数が前事業年度末に比べて10名増加しておりますが、主な理由は、持株会社体制強化のための提出会社への出向によるものであります。

 

(3) 労働組合の状況

企業内労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。

 

 

(4) 多様性に関する指標

① 女性活躍推進法、育児・介護休業法に基づく開示

 

管理職に占める
女性労働者の割合(%)(注1、3)

男性労働者の育児休業等

取得率(%)

労働者の男女の賃金差異(%)(注1、5)

全労働者

うち正規雇用
労働者

うちパート・
有期労働者

提出会社(注2)

クオール株式会社

23.8

35.0(注4)

72.3

66.7

113.8

株式会社共栄堂

65.2

64.7

87.3

アポプラス

ステーション
株式会社

81.6

79.8

88.0

株式会社
アルファーム

16.7

(正社員)

男性:0%、女性:100%
 (嘱託社員)

男性:0%、女性:100%
 (パートタイマー)

男性:0%、女性:100%

(注1)

 

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、「女活法」といいます。)の規定に基づき算出したものです。

2.提出会社は、「女活法」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下、「育休法」といいます。)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。また、「女活法」及び「育休法」の規定による公表義務があるものの、上記項目を公表していない連結子会社は記載を省略しております。

3.管理職に占める女性労働者の割合については、出向者を出向元の労働者として集計しております。

4.男性労働者の育児休業取得率については、「育休法」の規定に基づき、「育休法施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。なお、「配偶者が出産した男性労働者の数」のうち、「育児休業等をした男性労働者の数」の割合を示しております。また、出向者を出向元の労働者として集計しております。

5.労働者の男女の賃金差異については、男性労働者の賃金に対する女性労働者の賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に男女差はなく、職種や等級別人数構成の差によるものであります。出向者は出向先の労働者として集計しております。

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)法的規制等について
a. 当社グループの行う事業について

当社グループにおける保険薬局事業及び医療関連事業では、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法といいます。)」「健康保険法」「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」等の法令による規制を受けております。各都道府県等の許可・登録・指定・免許を受けることができない場合、関連する法令に違反した場合、または法令が改正された場合等において、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

b. 薬剤師の確保について

保険薬局業務においては、「薬剤師法」第19条に基づき薬剤師以外の調剤が禁じられております。また、薬局、店舗販売業及び配置販売業の業務を行う体制を定める省令に基づき、1日平均取扱処方箋40枚に対して1人の薬剤師を配置する必要がある旨定められております。

このため、新規採用者数の減少・退職者数の増加などにより薬剤師の必要人数が確保できない場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)保険薬局の事業環境について
a. 医薬分業の動向について

医薬分業は、医療機関と保険薬局がそれぞれ専門分野で業務を分担し、国民医療の質の向上を図ろうとするものであり、国の政策として推進されてきました。今後、動向が変化する場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

b. 調剤報酬・薬価改定について

調剤売上は、薬剤料収入と技術料収入から成り立っており、調剤報酬及び薬価は厚生労働省により定められております。また、調剤報酬及び薬価は、国民医療費を抑制するため、段階的に改定されております。今後、調剤報酬・薬価改定が行われ、調剤報酬及び薬価の点数、金額等が変更になった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)新規出店政策について

当社グループは、当連結会計年度末現在、892店舗を運営しております。最近の当社グループの業容拡大には、店舗数の拡大が大きく寄与しております。

今後ともM&Aを含めて店舗数の拡大を図っていく方針でありますが、当社グループの出店条件に合致する新規案件を確保できないことにより計画どおりに出店できない場合には当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)資金調達について

当社グループの事業資金の一部は、金融機関からの借入により調達しております。このため、景気の後退、金融市場の悪化、金利の上昇、当社グループの信用力の低下、業績の見通しの悪化等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達を行えない可能性があります。万一当社グループが今後資金調達を望ましい条件で実行できない場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)調剤過誤について

当社グループでは、調剤過誤を防止するために、社内教育を徹底し、加えて、調剤過誤防止システムの導入や社内イントラネットにおいて実績を収集し、様々な対策を講じております。しかし、調剤過誤が発生し、訴訟を受けて多額の損害賠償の支払いや、それに伴う社会的信用を損なうことがあった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)個人情報の利用・管理について

当社グループは、業務上多くの個人情報を保有しておりますが、その管理は適切に行っております。当社では2005年4月の「個人情報保護法」の施行にあわせて、個人情報保護に関する当社の基本方針を明確化した「個人情報保護方針」及び個人情報取扱いに関する基本事項を定めた「個人情報保護基本規程」を制定して、個人情報の保護について十分注意し漏洩防止に努めております。万一個人情報が漏洩した場合、当社グループの社会的信用は低下し、損害賠償責任が生じ、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。

 

(7)消費税等の影響について

保険薬局事業においては、社会保険診療に係わる調剤売上は消費税法上非課税となる一方、医薬品等の仕入は同法において課税されております。このため、当社グループ内の保険薬局事業会社は、消費税等の最終負担者となっており、仕入先に支払った消費税等は、売上原価に計上されております。

過去の消費税等の導入時及び消費税率改定時には、消費税率の上昇分が薬価の改定において考慮されておりましたが、今後、消費税率が改定され、その影響が薬価に反映されなかった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)のれんの減損について

当社グループは、M&A等により事業拡大を図ることを経営戦略として推進しております。M&A等においては、将来にわたり安定的な収益力を確保できることを十分に検討しておりますが、将来、計画どおりに収益を確保出来ない場合にはのれんに係る減損損失が発生し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)知的財産権について

当社グループが各種サービスを展開するにあたっては、他者の持つ特許権、商標権等の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、万一、他者の知的財産権を侵害した場合には、多額の損害賠償責任を負う可能性があります。

また、当社グループの持つ知的財産権を侵害されないよう細心の注意を払っておりますが、他者からの侵害を把握しきれない、もしくは適切な対応ができない場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)その他の規制について

当社グループが各種サービスを展開する上で、「薬機法」による広告の制限等の規制、または公正取引委員会による「医療用医薬品製造業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」等の医薬品業界特有の各種規制には特段の注意を払っております。

今後においても、各種規制については十分に留意して事業運営を行う方針ですが、業界の様々な動きに対して、法令や業界団体による規制等の改廃、新設が行われる可能性があります。これら新たな動きに当社グループが何らかの対応を余儀なくされた場合や、当社グループがこれらに対応できない場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)災害等について

事業展開している地域において、予期せぬ火災、テロ、戦争、疫病、地震、異常気象等により、店舗の損壊、店舗への商品供給の停止及びその他店舗の営業継続に支障をきたす事態が発生した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(12)新型コロナウイルス感染症の影響について

保険薬局事業においては、新型コロナウイルス感染者数の減少に伴い、患者さまの医療機関への受診控え及び医療機関の外来診療の抑制による影響が緩和されたものの、その経済環境への影響が変化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

なお、新型コロナウイルス感染症対策として、アクリル板の設置や従業員へのマスク配布を行う他、当社グループの全社員を対象とした「新型コロナウイルス(COVID―19)関連行動指針」を定め、感染拡大防止に尽力しております。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

当社は、2023年5月16日開催の取締役会において、第一三共エスファ株式会社の全株式を段階的に取得することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。

詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」をご参照ください。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1) 提出会社

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物
及び構築物

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

その他

合計

本社
(東京都港区)

全社(共通)

事務所

1

28

29

66

(1)

 

(注) 1.帳簿価額の「その他」は、建設仮勘定を含んでおりません。

2. 当社の建物及び構築物は、主にクオール株式会社より賃借しているものであります。

3.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託社員、派遣社員を含んでおります。)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

 

(2) 国内子会社

2023年3月31日現在

会社名
 

事業所名
 (所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

その他

合計

クオール

株式会社

本社他
調剤及び
物販店舗
(東京都
港区他)

保険薬局
事業

店舗設備

4,743

1,044

4,568
 (62,635.90)

144

10,501

3,288

( 1,319)

アポプラス
ステーション
株式会社

 本社
(東京都
中央区)

医療関連

事業

事務所

0

4

4

571

( 198)

 

(注) 1.帳簿価額の「その他」は、建設仮勘定を含んでおりません。

2.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託社員、派遣社員を含んでおります。)は、(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

 

上記のほか、リース契約による主な賃借設備は、次のとおりであります。

 

会社名

セグメントの名称

設備の内容

年間リース料
(百万円)

クオール株式会社

保険薬局事業

店舗建物

275

 

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

70,000,000

70,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

0

14

24

158

127

41

28,120

28,484

所有株式数
(単元)

0

48,899

3,870

117,173

91,711

119

126,950

388,722

30,585

所有株式数
の割合(%)

0

12.58

1.00

30.14

23.59

0.03

32.66

100

 

(注) 1.自己株式1,200,209株は、「個人その他」に12,002単元、「単元未満株式の状況」に9株含まれております。

2.クオールグループ従業員持株会専用信託口名義の株式577,400株は、「金融機関」に含めて記載しております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の
総数に対する所有株式数
の割合(%)

株式会社メディパルホールディングス

東京都中央区八重洲二丁目7番15号

7,582,800

20.11

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

3,525,900

9.35

ビービーエイチ フオー フイデリテイ ロープライスド ストツク フアンド(プリンシパル オール セクター サブポートフオリオ)
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

245 SUMMER STREET BOSTON, MA 02210
U.S.A.
(東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
決済事業部)

2,289,438

6.07

クオールグループ従業員持株会

東京都港区虎ノ門四丁目3番1号
城山トラストタワー37階

1,831,825

4.85

中村 敬

東京都杉並区

1,639,000

4.34

第一三共株式会社

東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号

1,304,000

3.45

中村商事株式会社

東京都品川区

1,141,400

3.02

株式会社メディパル保険サービス

兵庫県神戸市中央区磯辺通三丁目1番7号

1,104,000

2.92

ザ バンク オブ ニュー ヨーク メロン 140044
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 

240 GREENWICH STREET, NEW YORK,
NY 10286, U.S.A.
(東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

641,600

1.70

岩田 明達

東京都大田区

635,000

1.68

21,694,963

57.54

 

(注) 1.上記のほか、自己株式1,200,209株があります。

2.自己株式1,200,209株には、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)」導入に伴い設定されたクオールグループ従業員持株会専用信託口名義の株式577,400株を含めておりません。なお、当該株式は、連結財務諸表及び財務諸表において自己株式として処理をしております。

3.中村商事株式会社は、当社代表取締役社長である中村敬がその株式を保有する資産管理会社であります。

4.2023年2月17日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシーが2023年2月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、当該大量保有報告書(変更報告書)の内容は下記のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等
の数(千株)

株券等保有
割合(%)

テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー

(Templeton Investment Counsel, LLC)

アメリカ合衆国 33301、フロリダ州、フォート・ローダデイル、セカンドストリート、サウスイースト300

(300 S.E. 2nd Street, Fort Lauderdale, Florida 33301 United States)

1,672

4.30

 

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※1 16,685

※1 18,770

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

※1,※2 17,382

※1,※2 16,951

 

 

商品及び製品

5,254

4,990

 

 

仕掛品

210

90

 

 

貯蔵品

118

205

 

 

その他

2,648

3,208

 

 

貸倒引当金

2

2

 

 

流動資産合計

42,296

44,214

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

6,315

6,818

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

1,364

1,538

 

 

 

土地

4,893

6,999

 

 

 

その他(純額)

272

751

 

 

 

有形固定資産合計

※3 12,846

※3 16,108

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

32,339

32,818

 

 

 

ソフトウエア

624

667

 

 

 

その他

273

304

 

 

 

無形固定資産合計

33,238

33,790

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

152

142

 

 

 

敷金及び保証金

3,793

3,942

 

 

 

繰延税金資産

2,021

2,110

 

 

 

その他

1,642

1,616

 

 

 

貸倒引当金

12

21

 

 

 

投資その他の資産合計

7,598

7,791

 

 

固定資産合計

53,682

57,689

 

繰延資産

 

 

 

 

社債発行費

4

1

 

 

繰延資産合計

4

1

 

資産合計

95,984

101,905

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

18,382

19,958

 

 

1年内償還予定の社債

808

608

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※1 7,914

※1 8,104

 

 

未払法人税等

2,800

1,976

 

 

賞与引当金

2,326

2,310

 

 

その他

※4 3,229

3,371

 

 

流動負債合計

35,460

36,330

 

固定負債

 

 

 

 

社債

608

 

 

長期借入金

※1 13,952

14,038

 

 

繰延税金負債

303

306

 

 

役員退職慰労引当金

29

34

 

 

退職給付に係る負債

640

829

 

 

資産除去債務

853

1,055

 

 

その他

254

455

 

 

固定負債合計

16,642

16,719

 

負債合計

52,103

53,049

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

5,786

5,786

 

 

資本剰余金

11,276

11,276

 

 

利益剰余金

29,798

34,355

 

 

自己株式

3,012

2,596

 

 

株主資本合計

43,849

48,823

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

14

14

 

 

その他の包括利益累計額合計

14

14

 

非支配株主持分

45

47

 

純資産合計

43,881

48,856

負債純資産合計

95,984

101,905

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 166,199

※1 170,036

売上原価

143,035

146,531

売上総利益

23,163

23,504

販売費及び一般管理費

※2 13,308

※2 14,009

営業利益

9,855

9,495

営業外収益

 

 

 

受取家賃

37

73

 

受取手数料

96

139

 

保険解約返戻金

5

229

 

補助金収入

23

12

 

受取保証料

59

59

 

助成金収入

131

161

 

解約金収入

37

 

その他

22

162

 

営業外収益合計

413

836

営業外費用

 

 

 

支払利息

101

89

 

賃貸費用

56

 

その他

72

87

 

営業外費用合計

173

233

経常利益

10,094

10,098

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※3 2

※3 8

 

投資有価証券売却益

0

 

年金基金脱退損失戻入益

71

 

特別利益合計

74

8

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

※4 51

※4 50

 

固定資産売却損

※5 0

※5 3

 

減損損失

※6 374

※6 460

 

子会社株式評価損

49

 

その他

5

8

 

特別損失合計

481

522

税金等調整前当期純利益

9,687

9,584

法人税、住民税及び事業税

4,334

3,922

法人税等調整額

142

3

法人税等合計

4,192

3,925

当期純利益

5,495

5,658

非支配株主に帰属する当期純利益

5

1

親会社株主に帰属する当期純利益

5,489

5,656

 

1.報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、市場及び販売方法等の類似性別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、「保険薬局事業」及び「医療関連事業」の2つを報告セグメントとしております。

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

「保険薬局事業」は、保険薬局の経営を行っております。「医療関連事業」は、医療関連ビジネスを行っております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

2,159

5,546

 

 

貯蔵品

4

 

 

前払費用

7

2

 

 

関係会社預け金

7,807

8,602

 

 

その他

※1 1,531

※1 3,296

 

 

流動資産合計

11,506

17,451

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

車両運搬具(純額)

28

28

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

1

1

 

 

 

建設仮勘定

1

 

 

 

有形固定資産合計

30

30

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

3

156

 

 

 

その他

55

19

 

 

 

無形固定資産合計

59

176

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

139

129

 

 

 

関係会社株式

52,473

55,597

 

 

 

関係会社長期貸付金

1,735

2,729

 

 

 

長期前払費用

227

168

 

 

 

繰延税金資産

885

880

 

 

 

その他

322

333

 

 

 

投資その他の資産合計

55,783

59,838

 

 

固定資産合計

55,873

60,045

 

資産合計

67,379

77,497

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

1年内返済予定の長期借入金

6,492

7,777

 

 

未払金

77

101

 

 

未払費用

1

1

 

 

預り金

13

12

 

 

関係会社預り金

6,257

8,866

 

 

その他

※1 97

※1 45

 

 

流動負債合計

12,939

16,804

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

13,377

13,790

 

 

その他

232

168

 

 

固定負債合計

13,610

13,958

 

負債合計

26,549

30,763

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

5,786

5,786

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

5,445

5,445

 

 

 

その他資本剰余金

9,858

9,858

 

 

 

資本剰余金合計

15,304

15,304

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

12

12

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

22,749

28,238

 

 

 

利益剰余金合計

22,762

28,251

 

 

自己株式

3,012

2,596

 

 

株主資本合計

40,841

46,746

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

12

12

 

 

評価・換算差額等合計

12

12

 

純資産合計

40,829

46,733

負債純資産合計

67,379

77,497

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

 

経営管理料

※1 1,738

※1 1,773

 

関係会社受取配当金

5,216

6,506

 

営業収益合計

6,954

8,280

売上総利益

6,954

8,280

販売費及び一般管理費合計

※1,※2 1,567

※1,※2 1,791

営業利益

5,387

6,489

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 67

※1 71

 

受取配当金

3

3

 

手数料収入

※1 54

※1 58

 

受取保証料

59

59

 

有価証券評価益

38

 

その他

0

2

 

営業外収益合計

185

234

営業外費用

 

 

 

支払利息

※1 80

※1 75

 

有価証券評価損

0

 

その他

1

 

営業外費用合計

82

75

経常利益

5,490

6,648

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※3 1

 

特別利益合計

1

税引前当期純利益

5,490

6,649

法人税、住民税及び事業税

92

61

法人税等調整額

3

5

法人税等合計

96

67

当期純利益

5,394

6,582