株式会社ペッパーフードサービス
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回次 |
第34期 |
第35期 |
第36期 |
第37期 |
第38期 |
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決算年月 |
2018年12月 |
2019年12月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
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△ |
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親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(百万円) |
△ |
△ |
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包括利益 |
(百万円) |
△ |
△ |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純損失金額(△) |
(円) |
△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.第34期及び第35期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため、記載しておりません。
2.第34期及び第35期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であるため、記載しておりません。
3.第36期より連結財務諸表を作成しておりませんので、第36期、第37期及び第38期の連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
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回次 |
第34期 |
第35期 |
第36期 |
第37期 |
第38期 |
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決算年月 |
2018年12月 |
2019年12月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
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△ |
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△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
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△ |
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持分法を適用した場合の投資利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△) |
(円) |
△ |
△ |
△ |
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△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
△ |
△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
7,180 |
3,195 |
1,177 |
551 |
442 |
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最低株価 |
(円) |
2,846 |
1,259 |
252 |
240 |
165 |
(注)1.第36期、第37期及び第38期の持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
2.第34期及び第35期は連結財務諸表を作成しているため、持分法を適用した場合の投資利益、第34期及び第35期の営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー並びに現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。
3.第34期から第36期及び第38期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。
4.第34期から第36期及び第38期の自己資本利益率及び株価収益率は、当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であるため、記載しておりません。
5.第34期及び第35期の配当性向は、当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であるため、記載しておりません。第36期及び第38期の配当性向は、当期純損失及び1株当たり当期純損失金額であること、また、無配のため記載しておりません。第37期の配当性向は、無配のため記載しておりません。
6.最高株価及び最低株価は東京証券取引所は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。
当社は、1970年2月に東京都墨田区において、洋食レストラン「キッチンくに」を開店したことにより始まりました。
法人改組後から現在までの沿革は下表のとおりであります。
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年月 |
事項 |
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1985年10月 |
東京都墨田区向島三丁目に有限会社くに(現 株式会社ペッパーフードサービス)を設立(出資金5,000千円)し、レストラン事業を開始 |
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1987年11月 |
東京都墨田区にステーキレストラン「ステーキくに」両国店(現「炭焼ステーキくに」両国店)を開店 |
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1994年7月 |
神奈川県鎌倉市にフランチャイズチェーン(以下、FCと略す)店舗第1号店として、タイマー付電磁調理器を導入した「ペッパーランチ」大船店を開店し、ペッパーランチ事業を開始 |
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1994年9月 |
東京都台東区に直営店舗第1号店(通算2号店)として、「ペッパーランチ」浅草店を開店 |
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1995年8月 |
商号をペッパーフードサービスに変更、有限会社から株式会社に改組(資本金10,000千円) |
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1995年9月 |
事業規模拡大により、本社を墨田区向島三丁目内に移転 |
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1997年9月 |
東京都墨田区にとんかつ専門店こだわりとんかつ「かつき亭」吾妻橋店を開店 |
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2000年11月 |
事業規模拡大により、本社を墨田区吾妻橋三丁目に移転 |
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2001年2月 |
JF日本フードサービス協会正会員に加盟 |
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2001年4月 |
JFA日本フランチャイズチェーン協会正会員に加盟 |
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2001年10月 |
本社内に研修センターを開設 |
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2003年3月 |
埼玉県川越市に「ペッパーランチ」のフードコートタイプ第1号店として、感熱センサー付電磁調理器を導入した「ペッパーランチ」ウニクス南古谷店を開店 |
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2003年11月 |
韓国ソウル市に海外第1号店として、「ペッパーランチ」ソウルミョンドン店を開店 |
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2004年11月 |
大阪府泉南市に「ペッパーランチ」第100号店となる、「ペッパーランチ」イオンりんくう泉南店を開店 |
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2005年3月 |
台湾台北市に台湾第1号店となる、「ペッパーランチ」台北店を開店 |
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2005年5月 |
感熱センサー付電磁調理器に関する特許を取得 |
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2005年6月 |
優良フードサービス事業者等表彰「新規業態開発部門」で農林水産大臣賞受賞 |
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2005年7月 |
シンガポールオーチャードロードにシンガポール第1号店となる「ペッパーランチ」ニーアンシティ店を開店 |
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2005年12月 |
中国北京市に中国第1号店となる「ペッパーランチ」北京中関村店を開店 |
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2006年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
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2006年11月 |
インドネシアジャカルタにインドネシア第1号店となる「ペッパーランチ」プラザセナヤン店を開店 |
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2007年4月 |
オーストラリアシドニーにオーストラリア第1号店となる「ペッパーランチ」シドニー店を開店 |
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2007年11月 |
タイバンコクにタイ第1号店となる「ペッパーランチ」セントラルワールド店を開店 |
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2008年4月 |
千葉県八千代市にハンバーグ専門店「炭焼ハンバーグ ステーキくに」イオン八千代緑が丘店を開店 |
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2008年5月 |
フィリピンマニラにフィリピン第1号店となる「ペッパーランチ」マカティー店を開店 |
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2008年11月 |
埼玉県越谷市に「炭焼ステーキくに」のFC第1号店としてレイクタウン越谷店を開店 |
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2008年12月 |
マレーシアクアランプールにマレーシア第1号店となる「ペッパーランチ」パビリオン店を開店 |
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2009年9月 |
株式会社モスフードサービスより、ステファングリル事業を譲り受ける |
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2010年7月 2012年2月 2012年2月 |
ペッパーランチの新メニューとして「ワイルドカットステーキ」が誕生し、販売店舗を順次拡大 「美味浅草とんてき」ライセンス販売開始 ペッパーランチ海外100店舗達成 |
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2012年3月 |
ペッパーランチ公式アプリケーション登場 |
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2012年3月 |
フランチャイズショー出展「次世代型ペッパーランチ」 |
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2012年8月 |
国内最大級の次世代型「ペッパーランチダイナーUENO3153店」を開店 |
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2012年11月 2013年3月
2013年4月 2013年7月
2013年10月 2013年12月
2013年12月 |
ぺッパーランチ新業態「92’S (クニズ)アリオ西新井店」を開店 イオンモール春日部にハンバーグを提供すると共に、フードコートタイプの店舗にサラダバーを採用した新業態「東京634バーグ」を開店 東京競馬場フードコートに牛たん専門店の新業態「牛たん 仙台なとり」を開店 長崎県佐世保のテーマパークであるハウステンボス内に4号店となる「ペッパーランチダイナー」を開店 「脱券売機へ」ペッパーランチ 効率重視から価格訴求へ、創業以来の方向転換を図る 銀座に立ち食いにて量り売りの厚切りステーキを「炭焼ステーキくに」業態の半額で提供する新業態「いきなり!ステーキ」を開店 イオンモール羽生に商業施設初のオーダーカットステーキ「炭焼ステーキくに」を開店 |
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年月 |
事項 |
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2014年3月 2014年6月 2014年10月
2014年12月 2015年3月
2015年3月 2016年1月 2016年8月 2017年2月
2017年4月
2017年5月 2017年8月 2018年2月 2018年6月 2018年8月 2018年9月 2018年11月
2018年11月 2019年1月 2019年7月 2019年10月 2019年12月 2020年6月 2020年8月 2021年12月 2022年4月 2022年8月 2022年12月 |
震災後、初の被災地への出店「ペッパーランチイオンタウン釜石店」開店 ペッパーランチ5年ぶりの路面店「横浜天理ビル店」を開店 「いきなり!ステーキ」でプリペイド機能を搭載した「肉マイレージカード」の運用を開始 「いきなり!ステーキ」大阪エリアに初のFC店舗 法善寺店を開店 「いきなり!ステーキ」30店舗達成 カナダブリティッシュコロンビア州にカナダ第1号店となる「ペッパーランチ」リッチモンド店を開店 2007年12月期以来、8期ぶりの復配 「いきなり!ステーキ」実践人材教育の場として研修センター店開店 「いきなり!ステーキ」恵比寿店にて100号店舗出店達成 アメリカニューヨーク州に「いきなり!ステーキ」海外第1号店となるIKINARI STEAK EAST VILLAGE店を開店 「いきなり!ステーキ」の「肉マイレージカード」にカードレス機能を追加し、アプリでの肉マネーチャージが開始 東京証券取引所 マザーズ市場から市場第二部へ市場変更 東京証券取引所 市場第二部から市場第一部へ市場変更 「いきなり!ステーキ」フレスポ大町店にて200号店舗出店達成 事業規模拡大により、本社を墨田区太平四丁目に移転 「いきなり!ステーキ」ニトリ富士吉田店にて300号店舗出店達成 米国NASDAQ市場へのADR上場 「いきなり!ステーキ」『レストランにて24時間で販売したビーフステーキ最多食数』を1,734食販売し、ギネス世界認定記録®達成 「いきなり!ステーキ」秋田県の秋田市東通に出店し、47都道府県に出店達成 「いきなり!ステーキ」成田飯仲店にて400号店舗出店達成 米国NASDAQ市場におけるADR上場廃止 「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」の事業を譲受 「いきなり!ステーキ」法隆寺前店にて500号店舗出店達成 新設分割により子会社として株式会社JPを設立 ペッパーランチ事業を承継 株式会社JPの全株式を譲渡 「いきなり!ステーキ 肉マイレージマネー」利用終了 東京証券取引所 市場区分変更により、市場第一部からプライム市場へ市場変更 一瀬邦夫(前代表取締役社長)が退任し、一瀬健作が代表取締役社長に就任 「いきなり!ステーキ」フィリピン第1号店となるMOA・スクエア店を開店 |
事業内容は次のとおりであります。
当社は、一般的に高級料理といわれるステーキやその他肉類を中心とした加熱料理を、感熱センサー付電磁調理器を用いた独自の店舗運営システムにより、手頃な価格で素早くお客様に提供する「いきなり!ステーキ」店舗の展開を主力事業としております。
当社は「いきなり!ステーキ」を柱として、オーダーカットステーキ店の「炭焼ステーキくに」、とんかつ店の「こだわりとんかつ かつき亭」、牛たん専門店の「牛たん仙台なとり」、ステーキレストラン店の「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」などのレストラン事業や、とんかつソース、冷凍いきなり!ガーリックライス・いきなりステーキセット等の商品販売事業を行っております。
(1)いきなり!ステーキ事業
ビジネス街でポピュラーな立ち飲み食いでステーキとワインを楽しむスタイルをコンセプトにレストラン業態としてスタートした後、独立した業態となりました。
お肉の定量カットに加え、「炭焼ステーキくに」同様にお客様の目の前で好みの分量に切り分けてステーキを提供するオーダーカット制にも対応しており、また、メニューアイテムの絞り込みによりコストパフォーマンスを追求しております。
誕生日特典、ドリンク特典などのお得なサービスが受けられる「肉マイレージ」の導入や、テイクアウト・デリバリーのサービスなど、中長期的な成長への基盤とする業態として当社の直営、フランチャイズ及び委託事業として運営しております。
フランチャイズ事業は、FC加盟契約者の開拓、FC加盟契約者の出店先店舗物件開発、店舗施工管理、店舗機器や食材の販売、店舗運営ノウハウの提供などを行っております。当社はFC加盟契約者から加盟契約金、食材の卸売販売代金、ロイヤリティ等を受領しております。
直営事業は、店舗を直接当社で運営する事業であります。主に新たな商品やサービスのテスト導入や、加盟店の人材教育・研修の場として、また、お客様の声や商品・サービスに対する反応の変化等を直接把握し、新たなノウハウをFC加盟店に提供する基地として位置づけております。
委託事業は、当社所有店舗の運営を受託者が行い、店舗の業績に応じて受託者に業務委託料を支払うものであります。受託希望者は、店舗研修を受け、接客や調理、店舗管理等の店舗運営者として必要な技能・知識を習得した後、店舗運営を受託します。受託後も当社本部による運営支援を受けて業務を遂行します。
(2)レストラン事業
お客様の目の前で好みの分量に切り分けてステーキを提供するオーダーカットステーキ店の「炭焼ステーキくに」、とんかつ専門店の「こだわりとんかつ かつき亭」、牛たん専門店の「牛たん仙台なとり」、ステーキレストラン店の「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」を当社の直営、フランチャイズ及び委託事業として運営しております。
レストラン事業にて蓄積されたノウハウやメニューを、いきなり!ステーキ事業にも活用しております。
(3)商品販売事業
ネットショップ販売を主流として、冷凍ハンバーグ、冷凍いきなり!ガーリックライス、冷凍牛たん、いきなり!ステーキセット(ご家庭で召し上がれるステーキセット)、ドレッシング、笑顔の見える業務店用のマスク等を販売しております。業務用卸販売として、とんかつソース、ステーキソース、いきなり!ガーリックライス、ドレッシング等の食材の販売を行っております。
また、「いきなり!ステーキ監修」のソース及びピラフ等の販売に伴うロイヤリティ収入を受領しております。
当社事業の系統図は次のとおりであります。
2022年12月31日現在のいきなり!ステーキ事業及びレストラン事業の店舗数を出店立地別に示すと、次のとおりであります。なお、出店立地における「路面店」とは、一戸建て型の店舗及びビルテナントにある店舗を指し、「ショッピングセンター内」とは、ショッピングセンター内にあるフードコートやレストエリア内にある店舗を指します。
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路面店 |
ショッピングセンター内 |
合計 |
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いきなり!ステーキ事業 計 |
133店 |
75店 |
208店 |
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フランチャイズ事業 |
26店 |
31店 |
57店 |
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(-店) |
(2店) |
(2店) |
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直営事業 |
100店 |
44店 |
144店 |
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委託事業 |
7店 |
-店 |
7店 |
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レストラン事業 計 |
7店 |
5店 |
12店 |
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フランチャイズ事業 |
-店 |
1店 |
1店 |
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直営事業 |
6店 |
4店 |
10店 |
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委託事業 |
1店 |
-店 |
1店 |
該当事項はありません。
(1)提出会社の状況
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2022年12月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(才) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(百万円) |
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( |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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いきなり!ステーキ事業 |
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( |
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レストラン事業 |
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( |
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商品販売事業 |
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( |
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その他 |
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( |
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全社(共通) |
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( |
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合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、( )内にアルバイト・パートタイマー (1人1日8時間換算による年間の平均人数)、人材会社からの派遣社員及び、嘱託社員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(2)労働組合の状況
労働組合は組成されておりませんが労使関係は円満に推移しております。
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
長引く新型コロナウイルスの影響下の中、外食産業におきましてはまん延防止等重点措置による時短営業や外出自粛等により、依然として厳しい状況が続いております。そのような中、当社におきましては、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底し、お客様がご安心して召し上がれる環境作りに努めるとともに、各種メディア等による積極的な情報発信や計画的な商品キャンペーンを行い、アフターコロナも見据えた経営環境を構築してまいります。当面におきましては、財政基盤の安定を目的に徹底したコスト管理を行う等、業績回復に向けた取り組みを優先的に行ってまいります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、経営理念である「お客様の笑顔・お取引先の笑顔・皆が喜ぶ私の仕事・地域社会も豊かにします」を基に、食の喜びと心からのおもてなしを提供する飲食店舗のチェーン展開を行っていくことを経営の基本方針とし、お客様満足度の高い食事を提供することにより、新たな食文化を世に広めることに努めております。
(2)目標とする経営指標
当社は、好立地の出店候補物件を迅速かつ慎重に確保し、安定的な事業の拡大を図ることを基本方針とし、着実な成長を重点課題として経営しております。したがって、当社にとって売上高及び利益の増加率は極めて重要な経営指標であると位置づけております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
中長期的な成長及び発展を目指し、「既存事業」「海外」「新業態」において、下記を取り組んでまいります。
①既存事業
収益の安定化を図り、DX・プロモーション投資を積極的に推し進めてまいります。
②海外
アジア等を中心とした海外展開に向けた準備を行い、海外における将来的な店舗網拡大を目指してまいります。
③新業態
多様化する食の志向や来店ニーズに合わせた新業態の企画・検討を行い、新たな成長の「柱」となる業態の構築を目指してまいります。
(4)人材の育成
社員採用基準、FC契約基準及び委託店基準を厳しく運用し教育訓練を徹底して優秀な人材の育成に努めるとともに、コンプライアンス遵守の観点から、不正・犯罪の発生しない職場環境づくりと社員の連帯意識の醸成に努めます。
(5)マーケティングの強化
当社は、新規のお客様獲得とリピート率向上を目標に、広報・宣伝・商品販促活動に努め、高品質・高付加価値の厚切りステーキをリーズナブルに提供し、お客様に日常的にステーキを召し上がっていただく、ステーキ専門店として認知されてまいりました。当社が掲げた『ステーキを日本の食文化へ』のスローガンは着実に進展させてまいります。
売上対策として、計画的な全店ナショナルキャンペーンの実施と不振店舗対策として、選べるキャンペーンの計画的な実施を行い、また、季節に応じた商品キャンペーンに注力することで新規のお客様の獲得を目指します。いきなり!ステーキ事業におきましては2022年11月22日に行ったメニュー改定により、食肉仕入価格の高騰に対応し、原価率の安定を図っております。
新型コロナウイルス対策として、店内対策(手洗い・アルコール消毒・店内換気・ソーシャルディスタンス等)の徹底を継続しております。
また、デリバリー(Uber Eats、出前館、テイクアウトアプリmenu、ファインダイン等)は引き続きエリアを拡大すると同時に、新規デリバリーのWoltを導入いたしました。今後はデリバリー商品を拡大いたします。
新たにTikTokを活用した動画マーケティング活動を開始いたしました。ブランドイメージ向上とフォロワー数増によりお客様への情報拡散力を強化して既存店への来店頻度向上を目指してまいります。
また、新規にいきなり!ステーキアプリを登録した際のお得な特典の情報を積極的に発信し、新規会員数を増やす事で実店舗への集客を促進いたします。
お支払の利便性向上のため、いきなり!ステーキ事業・レストラン事業にて、QRコード決済を導入し、キャッシュレス決済の多様化を実施しております。
(6)安全管理、食材調達ルートの多元化
お客様に安全な食品を提供するために食の安全管理を徹底し、安全で安定した商品供給のために食材の産地と調達先を厳選するとともに多元化を推進してまいります。当社は委託先の物流センター、食材調達先の工場等の取引開始前はもちろんのこと、取引開始後もISOの認定資格者等が定期的に訪問し、衛生管理、品質管理の状況を確認いたします。また、食材の産地と調達先の選定に当たっては念入りな情報収集を行い、さらなる食の安全管理を推し進めてまいります。
(7)牛肉価格の高騰について
日米貿易協定が締結された事により、2020年1月1日通関分より牛肉関税が段階的に引き下げられておりますが、アメリカ国内の干ばつ等により飼料価格が上昇し、牛の生体価格も上昇傾向にあります。当社としては、目新しい部位の取扱いなども含め、原価低減に向けて様々な対策を講じております。
(8)出店候補物件の確保について
当社の業態に適した店舗物件の確保は、今後の事業拡大のための重要な課題であります。当社としては、外部協力者から店舗物件情報の提供を受けるなど、店舗物件情報の入手ルートを広げ、多くの優良な店舗物件の確保に努めてまいります。
(9)FC加盟者開発について
当社は、FC事業を中心とした事業展開を行っており、継続的に事業を拡大していくためには、FC加盟契約者の開発は重要な課題であります。当社としては、従来のFC加盟契約者の開発手法に加え、金融機関等の外部協力者より紹介を受けた新規FC加盟契約希望者に対して説明会を実施していくなど、積極的なFC加盟契約者開発に取り組んでまいります。
当社の事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであり、当社はこれらリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の防止、回避及び発生した場合の早期対応に最大限努める方針でありますが、以下の記載は当社の事業に関し全て網羅するものではありませんので、ご留意下さい。
(1)事業展開について
① 外食業界の動向について
当社が所属している外食業界は、新型コロナウイルスの感染拡大の収束時期がいまだ不透明な状況の中、感染防止対策の恒常化やテイクアウト及びデリバリー需要の増加など、コロナ禍において外食を取り巻く環境が大きく変化してきております。
当社といたしましては、これからの新たな生活様式に求められる、お客様がご安心してお食事を楽しめる飲食店を目指してまいります。当面におきましては、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した衛生管理を優先するとともに、システム導入等のDX化を行うことで作業負担の軽減を図り、さらに財政基盤の維持を目的に更なるコスト管理に取り組んでまいります。また、各種メディア等による積極的な情報発信、計画的なキャンペーンの実施により、ブランドイメージや認知度の向上に努めるとともに、アフターコロナにおける経営環境の変化に対応できる新業態開発の研究についても積極的に取り組んでまいります。
しかしながら、天災等の自然災害、感染症やBSEなどの社会問題、お客様の味覚及び嗜好の変化、テイクアウトやデリバリー需要増から高まる食中毒などの衛生管理リスク、時短や休業による従業員の解雇、雇い止め等によるスタッフのモチベーションの低下、円安による原材料費の高騰などが進む場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 店舗出店について
当社の出店におきましては、集客力が見込める商業施設、交通量の多いロードサイドと主要駅周辺に出店しております。新規出店にあたっては、立地条件、賃貸借条件、店舗の採算性、投資回収期間等を総合的に検討し決定しております。しかしながら、出店後に交通アクセスの変化や商業施設との競合、または同業他社等が新規参入した場合には当社の業績に影響を与える可能性があります。
③ 競合の参入について
当社のサービスの特徴は、当社オリジナルの特殊鉄皿を感熱センサー付電磁調理器で急速加熱し、食材を盛り付けてお客様に提供する調理システムであり、当社は感熱センサー付電磁調理器及び鉄皿について特許を取得して参入障壁を高くしておりましたが、2020年にペッパーランチ事業を譲渡した事で、そのオリジナル性が薄まりました。また主力事業である、いきなり!ステーキは単一業態を広域に多店舗展開することにより、お客様への認知度を高め、ブランド価値の向上に努めてまいりましたが、類似した事業を展開する企業との競合が本格化した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 単一食材(牛肉)への依存について
当社は特定産地の単一食材(牛肉)に依存しております。今後も現状以上に新たな産地の開拓や分散調達等のリスクヘッジに努めてまいります。しかしながら、新たな疫病の発生、天候不順・天災等の発生により、必要量の原材料確保が困難な状況になること、または、市場価格や為替相場の変動により、仕入れ価格が高騰し、売上原価が上昇することにより、当社の業績へ影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 特定仕入先への依存について
当社は、当社の直営店舗及びフランチャイズ店舗の食品供給の大半(約8割)を1社の食品供給業者に依存しており、供給が滞った場合には当社の事業に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 自然災害リスクについて
当社の営業店舗、物流センター等を含む地域で大規模な地震や洪水、台風等の自然災害が発生した場合、店舗の営業不能による売上低下、お客様及び従業員の人的被害、物流センターや受発注システムに損害が生じることにより仕入が困難になる等、正常な事業活動が困難となり、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑦ ITシステムトラブルについて
当社は、コンピューターウイルスによる感染等により、ITシステムに不具合が生じた場合、情報ネットワークシステムに支障が生じ、商品配送の混乱、店舗サービス業務停止が予測され、それらの復旧に多額の費用を要し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 特許権について
当社は、エイシン電機株式会社と共同で、店舗にて使用している感熱センサー付電磁調理器(発明の名称:電磁誘導加熱を利用した加熱装置)に関する特許を取得しております。同様の機器を使用した他社との競合が本格化した場合には、当社独自の店舗システムの優位性が薄れ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社の特許は法的に保護される反面、特許情報の公開によって特許の模倣が発生する可能性があります。また、他社による研究開発により同様の機器が開発される可能性があります。
同様の機器を使用した他社との競合が本格化した場合には、当社独自の店舗システムの優位性が薄れ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 商標権について
当社は、店舗名や商品名等は事業展開上の重要な要素として位置づけており、一般的な名称等の理由により登録が困難な場合を除き、商標の登録を行う方針としております。また、新たな商標を使用する場合には、第三者の商標権を侵害しないように常に注意しております。
しかしながら、商標使用時における当社の調査が十分でなく、当社の使用した商標が第三者の登録済みの商標権を侵害していると認定され、商標の使用差止や損害賠償請求が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ マーケティング活動について
当社は、ソーシャルメディアを含む多種多様の媒体を利用したマーケティング活動に財源を投じています。競合他社がマーケティング及び広告に多額の費用を投じ、当社のマーケティング活動に支障が生じて販促効果が得られなかった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)FC展開について
① FC加盟店の展開について
当社はFC加盟者によるいきなり!ステーキ店舗の出店を継続的に進めることを今後の事業拡大の基本的方針としており、そのためには業態の認知度を高めていくことが不可欠と考えております。現在、当社は定期的な経営者セミナーを中心としてFC加盟契約者を募っておりますが、当社の計画通りに新規FC加盟店が増加しない場合や、FC加盟店側の諸事情により加盟契約が解消された場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
② FC加盟者との関係について
当社は、運営マニュアルに基づく開店前の研修やスーパーバイザーを通じた店舗運営指導により、FC加盟契約者への教育を行い、店舗運営レベルの維持、向上に努めております。しかしながら、急速な展開により、当社によるFC加盟契約者への教育及び運営指導が十分に行き届かない場合には、安全衛生、品質及びサービスの低下によるお客様からFC加盟店に対する苦情等の発生によるブランド価値の毀損により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ FC加盟者に対する債権管理について
当社は、FC加盟契約者に対して食材等の売掛金やロイヤリティ及び貸付金などの債権を有しております。
当社では債権の回収管理を徹底しておりますが、これらのFC加盟者がデフォルト(債務不履行)になった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)人材の確保・育成について
当社は引き続き、FC事業の拡大を事業の柱としているため、特にFC店に対して店舗運営指導を行うスーパーバイザーを中心とした、各部門の人材の確保及び育成が重要と考えております。現在、当社は求人広告や人材紹介会社からの紹介等を通じて、新卒並びに中途の求人・採用活動を行う一方、当社固有の人材育成システムなどを活用して積極的な人材育成を行っております。しかしながら、当社の求める人材が十分に確保出来ない場合や、人材の育成が計画通りに進捗しない場合には、FC加盟店の管理が十分に行われないおそれがあり、当社の事業に影響を及ぼす可能性があります。
(4)法的規制について
① 食品衛生法
当社は、外食事業者として「食品衛生法」の規制を受けております。食品衛生法は飲食に起因する衛生上の危害の発生防止及び公衆衛生の向上・増進に寄与することを目的としており、飲食店を営むに際して、食品衛生責任者を置き、厚生労働省の定めるところにより、都道府県知事の許可を得なければなりません。
営業店舗において食中毒の発生や、腐敗物の提供、未認証の添加物の使用など、食品衛生法の違反行為を行った場合、所轄の保健所は、違反を行った店舗に対して営業許可の取り消し、または営業の全部もしくは一部について期間を定めて営業停止を命じることがあります。
当社では、お客様に安心してお召し上がり頂くために、食材供給工場に対してISO9001及びHACCPに準拠した定期検査を実施し、その上で一定以上の衛生水準に達したと認定した場合に、商品の製造を依頼しております。食中毒発生の危害度が高いと判断した仕入食材については、定期的な微生物検査を実施し、当社の基準に合致した商品を購入しております。
委託先の物流センターでの在庫時及び店舗への配送時における温度管理は、最大限の注意を払っており、また各店舗におきましても、衛生管理マニュアルに沿った手順の遵守を指導しております。しかしながら、万が一何らかの要因で当社直営店舗、委託店舗及びFC店舗において食中毒等が発生した場合には、当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
② 食品リサイクル法
当社では、食材の調理時に食品廃棄物が発生しないよう事前に加工を行うことや、商品注文時にお客様の要望を聞き提供する量を調整することにより、廃棄物発生量の抑制及び減量に努めております。
しかしながら、今後の出店増加等により食品廃棄物の排出量が増加し、生ゴミ処理機の設置や委託処理業者との新たな取引が発生する場合には、追加的な費用が発生し当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)個人情報の保護について
当社は、「個人情報保護方針」や「個人情報管理規程」を制定し、個人情報を取り扱う関係者に対して情報漏洩防止の徹底を啓蒙しております。
しかしながら、内部管理体制の問題や外部からの侵入により、これらの情報が漏洩した場合には、信用低下や損害賠償等によって当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)特定の人物への依存について
当社の主要な経営幹部は、経営方針及び経営戦略の策定等、事業運営の中心的役割を果たしております。
当社は、事業運営の中長期的な発展のために幹部社員の育成等による組織力の向上に努めておりますが、現時点において何らかの理由により経営から離れるような場合、当社の業績及び今後の事業の推進に影響を及ぼす可能性があります。
(7)海外展開におけるカントリーリスクについて
当社は、2022年12月31日現在では、2店舗のいきなり!ステーキの海外FC出店を果たしております。今後につきましては、新たな加盟社も含め更なる海外展開の拡大を図っています。更に、フィリピンなど東南アジア、中国、今後他の地域も含め、海外事業を推進する方針でありますが、各国特有のカントリーリスク(疫病、伝染病、政情、経済、法規制、ビジネス慣習、為替等)により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)減損会計について
当社は、減損会計を適用しておりますので、当社保有の資産が当初期待した事業の収益性を下回るなどした場合、当該固定資産に対する減損処理が必要となり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9)訴訟等について
当社は、お客様、FC加盟者、雇用関係、不動産関係、不法行為、知的財産、契約違反、証券、デリバティブ及びその他の訴訟が関与する訴訟手続きにより、当社の評判を害し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(10)新株予約権(行使価額修正条項付)について
2022年12月8日開催の取締役会にて、当社は、投資事業有限責任組合インフレクションⅡ号、InfleXion II Cayman, L.P.及びフラッグシップアセットマネジメント投資組合88号を割当先とした第三者割当による新株予約権(行使価額修正条項付)を行うことを決議いたしました。そのため、新株予約権(行使価額修正条項付)が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。
(11)継続企業の前提に関する重要事象等について
日本国政府は2020年2月以降、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に関連した感染症対策の基本方針等を公表しましたが、それ以降消費者は外出等を控え外食需要に重要な影響が生じております。当社においては、政府及び自治体からの各種要請等を受けて一部店舗の臨時休業や営業時間短縮を実施したことなどから、2020年3月以降、当社の来店客数は顕著に減少して売上高も著しく減少しております。2022年3月21日には、店舗の営業に対する制限が概ね解除され、来店客数等は次第に回復しておりますが、いまだ回復の途上にあり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の水準を下回る状況が続いております。これらの結果、当事業年度においては、継続した営業損失を計上するとともに、重要な当期純損失を計上しております。
この結果、借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社は、当該状況の解消または改善のために、下記のような対応策を講じております。
① 当社は、収益改善及び本社費用の削減等の施策を行っております。具体的には、既存店の売上対策を強化し、 店舗の事情に応じたメニューの変更等を推進しております。また、従業員の適正配置などのコスト削減施策も推進し、事業の収益性を改善しております。
② 当社事業の各種ステークホルダー(金融機関等)との緊密な連携関係を高め、必要に応じた支払条件の柔軟化等を含めた協力体制の強化を行っております。
③ 当社は、2020年7月に適切な店舗体制を構築するために、各店舗の地域配分や収益性等を精査して当社が運営する114店舗を退店することを決定しております。また、新生活様式への移行に対応し、さらなる収益性の向上及び資金繰りの改善を図るため、2021年2月12日の取締役会において18店舗の追加退店を決定しております。この結果、2022年12月31日現在、これらのうち129店舗の退店を完了しております。なお、残りの3店舗についても引き続き退店に向けて交渉を進めております。今後も店舗の収益性を見極めて不採算店の整理を進めております。
④ 当社は、2022年12月8日の取締役会にて、第三者を割当先とした第13回新株予約権及び第14回新株予約権の発行に係る決議を行いました。なお、2023年3月30日現在、これらのうち第13回新株予約権が行使され570百万円の調達を完了しております。
しかしながら、収益改善及び本社費用の削減等の施策の成果が、売上高及び業績に及ぼす影響について見通すことが容易ではないこと、また金融機関等との間で支払条件等の協力体制を築くために一定の期間を要することも想定されること及び、新株予約権の行使について株価下落等により予定通り資金調達ができない場合があることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。
なお、財務諸表は継続企業を前提としており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映しておりません。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
(a)財政状態
(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べて4,674百万円減少し6,221百万円になりました。これは主に、現金及び預金が2,467百万円減少したこと、売掛金が80百万円減少したこと、有形固定資産が1,885百万円減少したこと、敷金及び保証金が95百万円減少したこと並びに建設協力金が72百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債合計は、前事業年度末に比べて2,683百万円減少し4,925百万円となりました。これは主に、買掛金が166百万円減少したこと、借入金が2,300百万円減少したこと、未払金が58百万円増加したこと、未払法人税等が137百万円減少したこと、預り金が103百万円減少したこと、資産除去債務が118百万円増加したこと、事業構造改善引当金が92百万円減少したこと及び受入保証金が158百万円減少したことによるものです。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて1,990百万円減少し,1,296百万円となりました。これは主に、当期純損失を1,925百万円計上したこと、減資により、資本金が4,753百万円減少、資本準備金が4,043百万円減少、その他資本剰余金が3,163百万円増加、繰越利益剰余金が5,661百万円増加したことによるものです。また、自己資本比率は前事業年度末から8.8ポイント減少し20.2%となりました。
(b)経営成績
当事業年度におけるわが国経済は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響下にありますが、行動制限措置が全て解除されたことなどから、経済活動の正常化に向けた動きがみられました。しかしながら、急激な円安やロシア・ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格や原材料価格の高騰など、世界的に非常に不安定な状況が続いております。外食産業におきましては、仕入価格の高騰やアルバイト人員の確保のための時給の引上げなど、引き続き厳しい経営環境が続いております。
こうした状況のもと、当社は、年初より「正笑は不滅の論理、幸福を招く方程式」の基本方針を基に、引き続き感染症対策を講じながら安心・安全な商品の提供に努め、主力商品の訴求強化などにより既存店の売上向上に注力してまいりました。8月の創業社長である一瀬邦夫の辞任に伴い、9月には、組織の見直しを行い、新社長一瀬健作の下、新組織体制でスタートが切られました。
営業外損益項目では、営業時間短縮に伴う協力金の入金額について、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金として1,186百万円営業外収益に計上いたしました。
特別損益項目では、建物賃貸借契約を締結している家主等との交渉が進展したことに伴い、見積額と確定額の差額等を事業構造改善引当金戻入額として46百万円特別利益に計上し、収益性の低下した店舗資産等に対して減損損失として1,530百万円特別損失に計上いたしました。
これらの結果、当事業年度における売上高は14,775百万円(前期比22.0%減)、営業損失は1,555百万円(前期は1,412百万円の営業損失)、経常損失は503百万円(前期は1,274百万円の経常利益)、当期純損失は1,925百万円(前期は387百万円の当期純利益)となりました。
(いきなり!ステーキ事業)
いきなり!ステーキ事業につきましては、海外への店舗展開として、Valerie Products Manufacturing,Inc.社とフランチャイズ加盟契約を締結し、12月18日にフィリピン1号店となる、いきなり!ステーキ MOA・スクエア店をオープンいたしました。販促活動としては、昨年ご好評いただいた「イチボステーキ」を、9月22日より期間限定で販売し、また、11月10日より「王様(キング)のステーキ」の名称で、オーストラリア産サーロインステーキを販売するなど、様々な施策を実施してまいりました。その一方で、過去に例を見ないペースでの輸入牛肉価格の上昇をはじめとする、物流費、人件費、光熱費などの高騰を背景に価格改定を行うと同時に、お買い求め易い商品を含めるなど、メニューバリエーションを広げたメニュー改定を行いました。しかしながら、生活様式の変化や物価上昇などを背景に、ディナー帯の回復は厳しい状況が続いております。
この結果、当事業年度における売上高は13,580百万円(前期比22.5%減)、セグメント利益は240百万円(前期比34.9%減)となりました。
(レストラン事業)
レストラン事業につきましては、4月11日にとんかつ業態『こだわりとんかつ かつき亭』吾妻橋店を全面的にリニューアルいたしました。ステーキ業態『ステーキくに』では、季節メニューを個店販促にて導入、また全店キャンペーンとして、「アメリカンフランクステーキ」「イチボステーキ」「あかうし」など、期間限定での販売を行い、売上及び利益向上に努めて参りました。
この結果、当事業年度における売上高は955百万円(前期比5.3%減)、セグメント損失は151百万円(前期は117百万円のセグメント損失)となりました。
(商品販売事業)
商品販売事業につきましては、「とんかつソース」、「冷凍ガーリックライス」、「冷凍ハンバーグ」、家庭でも味わえる「いきなり!ステーキセット」を各大手モールにて出店販売いたしました。また、9月17日より女性VTuberグループ「ホロライブ」所属の「猫又おかゆ」との復刻コラボを行い、年始のコラボ店舗で販売した限定商品「勝ち猫おかゆんはんばーぐ」が自宅で楽しめる「勝ち猫おかゆんはんばーぐ復刻コラボセット」を期間限定で販売いたしました。
この結果、当事業年度における売上高は157百万円(前期比16.2%減)、セグメント損失は22百万円(前期は23百万円のセグメント損失)となりました。
(その他事業)
その他事業につきましては、店舗FC開発や店舗サポート及び購買に関する間接収益部門の事業となっております。店舗数の縮小及び新型コロナウイルスの影響により出店店舗数が減少いたしました。
この結果、当事業年度における売上高は81百万円(前期比63.5%減)、セグメント損失は104百万円(前期は50百万円のセグメント損失)となりました。
② キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて2,467百万円減少し1,888百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、44百万円(前期は658百万円の支出)となりました。これは主に、税引前当期純損失を1,868百万円計上したこと、減価償却費を617百万円計上したこと、減損損失を1,530百万円計上したこと、貸倒引当金が429百万円増加したこと、事業構造改善引当金が111百万円減少したこと、敷金、保証金及び建設協力金と相殺した解約違約金が24百万円増加したこと、売上債権が80百万円減少したこと、仕入債務が166百万円減少したこと、未払金が40百万円減少したこと、未払消費税等が98百万円増加したこと及び預り金が103百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、146百万円(前期は404百万円の支出)となりました。これは主に、資産除去債務の履行により76百万円の支出があったこと、預り保証金の返還により155百万円の支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、2,275百万円(前期は171百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金が1,033百万円減少したこと、長期借入金の返済により1,266百万円の支出があったこと及び株式の発行により27百万円の収入があったことによるものです。
③ 仕入及び販売の実績
(a)仕入実績
当社の事業は提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代えて、「仕入実績」を記載いたします。
当事業年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
前期比 (%) |
|
いきなり!ステーキ事業(百万円) |
6,115 |
65.6 |
|
レストラン事業(百万円) |
382 |
91.5 |
|
商品販売事業(百万円) |
130 |
82.0 |
|
その他(百万円) |
70 |
52.0 |
|
合計(百万円) |
6,699 |
66.7 |
(b)受注実績
当社で行う飲食事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
(c)販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
前期比 (%) |
|
いきなり!ステーキ事業(百万円) |
13,580 |
77.5 |
|
レストラン事業(百万円) |
955 |
94.7 |
|
商品販売事業(百万円) |
157 |
83.8 |
|
その他(百万円) |
81 |
36.5 |
|
合計(百万円) |
14,775 |
78.0 |
(注)商品販売事業の販売実績は、冷凍いきなり!ガーリックライス、とんかつソース等の販売高であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 (a)財政状態」を参照願います。
② 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(1)売上高
当事業年度の売上高は14,775百万円(前期は18,950百万円)となり、前期に比べ4,175百万円の減少となりました。減少の主な原因は、コロナ禍による経済悪化の影響により既存店の売上高が減少したこと及びいきなりステーキ事業の店舗数が前期末に比べ閉店等により36店舗減少したことによるものです。
なお、収益認識会計基準等を適用したことにより、従来の会計処理方法によった場合に比べ、当事業年度の売上高は3,058百万円減少しております。
(2)売上原価、販売費及び一般管理費
当事業年度における売上原価は6,702百万円(前期は10,045百万円)となり、前期に比べ3,343百万円の減少となりました。売上高に対する売上原価率は45.4%となり、前期に比べ7.6ポイント減少となりました。減少の主な要因は、収益認識会計基準等を適用したことにより、従来の会計処理方法によった場合に比べ、当事業年度の売上原価が2,298百万円減少したこと、及びフランチャイズ、直営、委託の売上高構成比の変化によるものです。
販売費及び一般管理費は9,628百万円(前期は10,316百万円)となり、前期に比べ688百万円の減少となりました。減少の主な要因は、収益認識会計基準等を適用したことにより、従来の会計処理方法によった場合に比べ、当事業年度の販売費及び一般管理費が733百万円減少したことによるものです。
(3)営業外損益
当事業年度における営業外収益は1,258百万円(前期は2,740百万円)となり、前期に比べ1,481百万円の減少となりました。減少の主な原因は、カード退蔵益が139百万円減少したこと及び新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金が1,321百万円減少したことによるものです。また、営業外費用は205百万円(前期は52百万円)となり、前期と比べ152百万円の増加となりました。増加の主な原因は、株式交付費が16百万円増加したこと及び賃貸借契約解約損が135百万円増加したことによるものです。
この結果、当事業年度における経常損失503百万円(前期は1,274百万円の利益)となり、前期と比べ1,778百万円減少となりました。
(4)特別損益
当事業年度における特別利益は170百万円(前期は58百万円)となり、前期と比べ112百万円の増加となりました。増加の主な要因は、新株予約権戻入益が99百万円増加したことによるものです。また、特別損失は1,535百万円(前期は860百万円)となり、前期と比べ675百万円の増加となりました。増加の主な要因は、減損損失が672百万円増加したことによるものです。
以上の結果、税引前当期純損失は1,868百万円(前期は472百万円の利益)となり、前期と比べ2,340百万円の減少となりました。また、当期純損失は1,925百万円(前期は387百万円の利益)となり、前期と比べ2,313百万円の減少となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フロー」を参照願います。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、目標の達成状況を判断するための客観的な目標等として、売上高経常利益率を重視しております。
売上高経常利益率の推移
|
指標 |
第37期 2021年12月期 |
第38期 2022年12月期 |
前期比 |
|
売上高 |
18,950百万円 |
14,775百万円 |
78.0% |
|
経常利益又は経常損失(△) |
1,274百万円 |
△503百万円 |
-% |
|
売上高経常利益率 |
6.7% |
-% |
-ポイント |
当事業年度の経常損益につきましては、前事業年度に比べ1,778百万円減少しております。減少の主な要因としては、コロナ禍による経済悪化の影響により既存店の売上高が減少したことによるものです。
当社といたしましては、新型コロナウイルスの影響の見通しは、いまだ不透明でありますが、衛生面の対策を引き続き実行しつつ、既存店の業績改善を行い安定した収益確保を目指すとともに、全体的なコスト削減に努め、企業価値の継続的な向上に努めてまいります。
(1)当社は、FC加盟者との間で下記の契約を締結しております。
|
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
・FC店舗経営者 (注)1、2、3、4 |
日本 |
フランチャイズ 加盟契約 |
いきなり!ステーキ及びレストランのノウハウ開示及び商標等の使用許諾等 |
契約締結日より 3~5年間 |
(注)1.FC加盟者からロイヤリティとして、売上高の一定率を受取っております。
2.FC加盟者からフランチャイズ加盟金を一定額受領し、食材保証金についても一定額を預かっております。
3.契約終了の意思表示は書面をもって契約期間満了の90~180日前までに行い、契約終了の意思表示をしない場合は自動的に3~5年間の契約更新としております。
4.2022年12月31日現在の加盟者数は28、契約店舗数は56であり、いきなり!ステーキ事業55店舗及びレストラン事業1店舗、計56店舗の営業を開始しております。
(2)当社は、業務受託者との間で下記の契約を締結しております。
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相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
・委託店舗経営者 (注)1、2、3、4 |
日本 |
委託業務契約 |
いきなり!ステーキ及びレストランのノウハウ開示及び商標等の使用許諾、店舗の運営の委託 |
業務委託日より 1~2年間 |
(注)1.業務受託者からロイヤリティとして売上高の一定率を受取っております。
2.業務受託者から委託契約金を受領し、保証金を預かっております。
3.契約終了の意思表示は書面をもって契約期間満了の90~180日前までに行い、契約終了の意思表示をしない場合は自動的に1年間の契約更新としております。
4.2022年12月31日現在の委託者数は8であり、いきなり!ステーキ事業7店舗及びレストラン事業1店舗、計8店舗の営業を開始しております。
(3)当社は、共同特許権者及びその販売子会社との間で下記の契約を締結しております。
|
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
・エイシン電機株式会社 ・エイシン産業株式会社 |
日本 |
電磁調理器製品及び当該製品の部品 |
共同技術開発した製品を当社が独占的に供給を受ける |
2006年2月10日より 10年間 |
(注)契約終了の意思表示は書面をもって契約期間満了の90日前までに行い、契約終了の意思表示しない場合は自動的に1年の契約更新としております。
(4)当社は、FC加盟者との間で海外における下記の契約を締結しております。
|
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
・新一餐飲有限公司 (台湾法人) |
台湾 |
フランチャイズ加盟契約 (いきなり!ステーキ) |
台湾の店舗におけるフランチャイズ権を付与し、経営指導を行う |
2022年2月24日より 5年間 |
|
・SIN DE YI DEVELOPMENT CO.,LTD. (台湾法人) |
台湾 |
フランチャイズ加盟契約 (いきなり!ステーキ) |
台湾の店舗におけるフランチャイズ権を付与し、経営指導を行う |
2020年10月8日より 10年間 |
|
・DREAMS COME TRUE SERVICE CO.,LTD. (台湾法人) |
台湾 |
フランチャイズ加盟契約 (いきなり!ステーキ) |
台湾の店舗におけるフランチャイズ権を付与し、経営指導を行う |
2020年12月10日より 10年間 |
|
・VALERIE PRODUCTS MANUFACTURING,INC. (フィリピン法人) |
フィリピン |
フランチャイズ加盟契約 (いきなり!ステーキ) |
フィリピンの店舗におけるフランチャイズ権を付与し、経営指導を行う |
2022年6月28日より 5年間 |
(注)上記契約の対価として、当社は契約締結時の権利金の他、加盟金、ロイヤリティとして売上高の一定率を受取っております。
(5)当社は、事業提携先との間で下記の契約を締結しております。
|
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
|
・アドバンテッジアドバイザーズ株式会社 |
日本 |
事業提携契約 |
・売上拡大支援 ・コスト削減支援 ・組織基盤向上支援 |
2022年12月26日より 4年間(注)2 |
(注)1.当社はアドバンテッジアドバイザーズ株式会社がサービスを提供するファンドに対して、第13回新株予約権及び第14回新株予約権を割り当てております。
2.(注)1.に該当する新株予約権若しくはこれを行使して取得する当社株式のいずれも保有しないこととなる日、若しくは契約期間のいずれか早く到来する日までの間実施されるものとしております。
当社における主要な設備は、以下のとおりであります。
|
2022年12月31日現在
|
|
セグメントの名称 事業所名 (所在地) |
店舗数 直営 (委託) |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物 |
機械 及び装置 |
土地 土地面積㎡ (貸借土地 面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
いきなり!ステ-キ事業 |
3 |
店舗内装 |
27 |
3 |
- |
2 |
32 |
4 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
2 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
2 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
2 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
1 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
22 |
0 |
- - |
0 |
23 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
3 |
店舗内装 |
- |
2 |
- |
1 |
4 |
5 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
0 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
9 |
店舗内装 |
66 |
7 |
- |
3 |
77 |
13 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
10 |
店舗内装 |
90 |
6 |
- |
3 |
99 |
18 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
43 |
店舗内装 |
105 |
17 |
- |
10 |
133 |
84 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
11 |
店舗内装 |
77 |
4 |
- |
1 |
83 |
16 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
2 |
店舗内装 |
20 |
1 |
- |
1 |
23 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
0 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
32 |
1 |
- |
0 |
34 |
2 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
3 |
店舗内装 |
- |
3 |
- |
1 |
5 |
7 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
10 |
店舗内装 |
46 |
10 |
- |
5 |
62 |
13 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
1 |
- |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
1 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
12 |
店舗内装 |
72 |
11 |
- |
7 |
91 |
17 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
5 |
店舗内装 |
45 |
3 |
- |
1 |
50 |
8 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
6 |
0 |
- |
0 |
7 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
1 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
13 |
0 |
- |
0 |
14 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
1 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
3 |
店舗内装 |
11 |
2 |
- |
1 |
15 |
4 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
0 |
2 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
1 |
1 (5) |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
0 |
2 |
1 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
9 |
店舗内装 |
- |
9 |
- |
5 |
14 |
11 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
4 |
0 |
- - |
- |
4 |
2 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
2 |
店舗内装 |
13 |
2 |
- |
1 |
17 |
3 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
1 |
- |
1 |
2 |
2 |
|
いきなり!ステ-キ事業 |
- |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
0 |
- |
|
レストラン事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
2 |
|
レストラン事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
1 |
|
レストラン事業 |
5 |
店舗内装 |
32 |
0 |
- |
5 |
38 |
22 |
|
レストラン事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
- |
- |
0 |
0 |
1 |
|
レストラン事業 |
- |
店舗内装 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
レストラン事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
0 |
- |
0 |
0 |
2 |
|
レストラン事業 |
1 |
店舗内装 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
|
全国FC加盟店 |
フランチャイズ事業 |
レンタル店舗 |
- |
22 |
- |
- |
22 |
- |
|
本部 |
本部 |
事務所内装設備等 |
206 |
1 |
13 |
71 |
293 |
80 |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、車両運搬具、工具、器具及び備品並びに無形固定資産であります。
2.上記土地のうち、( )書きは、賃借中の土地の面積であります。
3.帳簿価額は、減損損失計上後の金額であります。
4.従業員数は就業人員数であり、( )内にアルバイト・パ-トタイマ-(1人1日8時間換算による年間の平均人数)、人材会社からの派遣社員及び、嘱託社員を外数で記載しております。
5.本部事務所の一部を店舗物件として賃貸しております。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
70,800,000 |
|
計 |
70,800,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2022年12月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年3月30日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 (プライム市場) |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)「提出日現在発行数」欄には、2023年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金 増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2018年1月1日~ 2018年12月31日(注)1 |
198,000 |
20,818,200 |
47 |
1,532 |
47 |
813 |
|
2019年1月1日~ 2019年12月31日(注)1 |
273,800 |
21,092,000 |
111 |
1,644 |
111 |
924 |
|
2020年1月1日~ 2020年12月31日(注)1 |
8,973,300 |
30,065,300 |
1,894 |
3,538 |
1,894 |
2,818 |
|
2021年1月1日~ 2021年12月31日(注)1 |
9,345,900 |
39,411,200 |
1,238 |
4,777 |
1,238 |
4,057 |
|
2022年11月26日(注)2 |
- |
39,411,200 |
△4,767 |
10 |
△4,057 |
- |
|
2022年1月1日~ 2022年12月31日(注)1 |
178,700 |
39,589,900 |
13 |
23 |
13 |
13 |
(注)1.新株予約権の行使による増加であります。
2.会社法第447条第1項及び第448条第1項の規定に基づき、欠損てん補を目的として資本金及び資本準備金を
減少し、その他資本剰余金へ振り替えております。
3.2023年1月1日から2023年2月28日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が1,908,200
株、資本金及び資本準備金がそれぞれ148百万円増加しております。
|
|
|
|
|
|
|
|
2022年12月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有 株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.単元未満株式のみを有する株主数は1,172人であります。
2.当社が保有している自己名義株式220株は、「個人その他」に2単元及び「単元未満株式の状況」に20株含まれております。
|
|
|
2022年12月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数(株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)発行済株式(自己株式を除く)総数に対する所有株式数の割合は、小数点第3位以下を四捨五入して表示しております。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2021年12月31日) |
当事業年度 (2022年12月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
前渡金 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
短期貸付金 |
|
|
|
未収入金 |
|
|
|
立替金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
借地権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
電話加入権 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
出資金 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
長期未収入金 |
|
|
|
破産更生債権等 |
|
|
|
差入保証金 |
|
|
|
敷金及び保証金 |
|
|
|
建設協力金 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2021年12月31日) |
当事業年度 (2022年12月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
債務保証損失引当金 |
|
|
|
事業構造改善引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
受入保証金 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
事業構造改善引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
△ |
△ |
|
利益剰余金合計 |
△ |
△ |
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△ |
△ |
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
|
評価・換算差額等合計 |
△ |
△ |
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) |
当事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
商品期首棚卸高 |
|
|
|
当期商品仕入高 |
|
|
|
合計 |
|
|
|
商品期末棚卸高 |
|
|
|
商品売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業損失(△) |
△ |
△ |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息及び配当金 |
|
|
|
受取賃貸料 |
|
|
|
協賛金収入 |
|
|
|
カード退蔵益 |
|
|
|
受取保険金 |
|
|
|
雇用調整助成金 |
|
|
|
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
株式交付費 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
貸与資産減価償却費 |
|
|
|
賃貸借契約解約損 |
|
|
|
盗難損失 |
|
|
|
現金過不足 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
|
△ |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
新株予約権戻入益 |
|
|
|
事業構造改善引当金戻入額 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産売却損 |
|
|
|
固定資産除却損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) |
|
△ |
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
|
|
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
|
△ |
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、各店舗において商品を提供及び販売する飲食業を営んでおります。
したがって、当社は店舗における提供商品及びサービス提供形態を基礎とした業態別セグメントから構成されており、「いきなり!ステーキ事業」、「レストラン事業」及び「商品販売事業」の3つを報告セグメントとしております。
「いきなり!ステーキ事業」は本格炭火焼き厚切りステーキをリーズナブルに提供する「いきなり!ステーキ」を運営しております。
「レストラン事業」は、お客様の目の前で好みの分量に切り分けてステーキを提供するオーダーカットステーキ店の「炭焼ステーキくに」、とんかつ専門店の「こだわりとんかつ かつき亭」、牛たんの専門業態「牛たん仙台なとり」、ハイエンドのステーキレストラン店「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」を運営しております。
「商品販売事業」は、とんかつソース、冷凍いきなり!ガーリックライス、冷凍ハンバーグ、ドレッシング及びラックスハム等の食材の他、ぴたり箸の販売、コラボ商品等のロイヤリティ収入がございます。