株式会社ドトール・日レスホールディングス

DOUTOR NICHIRES Holdings.,Co Ltd.
渋谷区猿楽町10-11
証券コード:30870
業界:小売業
有価証券報告書の提出日:2023年5月26日

(1)連結経営指標等

 

回次

第12期

第13期

第14期

第15期

第16期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

売上高

(百万円)

129,216

131,193

96,141

109,363

126,864

経常利益又は経常損失(△)

(百万円)

10,271

10,287

4,177

1,478

3,466

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

5,915

6,058

10,979

1,221

3,429

包括利益

(百万円)

5,964

6,021

10,908

1,172

3,424

純資産額

(百万円)

101,582

106,139

94,000

94,109

96,293

総資産額

(百万円)

125,209

131,042

115,246

118,227

121,036

1株当たり純資産額

(円)

2,295.67

2,397.94

2,121.04

2,122.66

2,171.33

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

133.89

137.13

248.38

27.63

77.56

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

81.0

80.9

81.4

79.4

79.3

自己資本利益率

(%)

6.0

5.8

11.0

1.3

3.6

株価収益率

(倍)

16.2

13.2

58.7

24.1

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

9,209

12,175

2,883

14,637

5,171

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

4,780

5,192

5,949

4,933

5,588

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,189

2,406

2,146

1,503

1,982

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

32,780

37,317

26,309

34,546

32,222

従業員数

(人)

2,753

2,740

2,755

2,783

2,767

(外、平均臨時雇用者数)

(7,222)

(7,249)

(5,514)

(6,556)

(7,355)

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2.第14期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失のため記載しておりません。

3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第13期の期首から適用しており、第12期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しておりますが、経過的な取り扱いに従って、前連結会計年度以前には遡及適用しておりません。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第12期

第13期

第14期

第15期

第16期

決算年月

2019年2月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

営業収益

(百万円)

2,188

2,188

2,088

1,788

2,188

経常利益

(百万円)

1,642

1,632

1,547

1,247

1,625

当期純利益

(百万円)

1,462

1,574

1,369

931

1,223

資本金

(百万円)

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

発行済株式総数

(株)

50,609,761

50,609,761

45,609,761

45,609,761

45,609,761

純資産額

(百万円)

65,014

65,130

65,274

65,148

65,137

総資産額

(百万円)

65,294

65,410

65,538

65,412

65,372

1株当たり純資産額

(円)

1,471.48

1,474.10

1,476.32

1,473.39

1,473.05

1株当たり配当額

(円)

32.00

34.00

24.00

26.00

30.00

(うち1株当たり中間配当額)

(16.00)

(17.00)

(12.00)

(12.00)

(14.00)

1株当たり当期純利益

(円)

33.09

35.63

30.99

21.06

27.67

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

99.6

99.6

99.6

99.6

99.6

自己資本利益率

(%)

2.3

2.4

2.1

1.4

1.9

株価収益率

(倍)

65.4

50.9

52.1

77.0

67.5

配当性向

(%)

96.7

95.4

77.4

123.5

108.4

従業員数

(人)

29

28

26

27

24

株主総利回り

(%)

88.3

75.6

68.6

69.9

81.0

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(92.9)

(89.5)

(113.2)

(117.0)

(127.0)

最高株価

(円)

2,566

2,255

1,878

1,850

1,900

最低株価

(円)

1,918

1,807

1,402

1,508

1,411

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降については東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前については東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しておりますが、経過的な取り扱いに従って、前事業年度以前には遡及適用しておりません。

 

2【沿革】

年月

事項

1962年4月

㈲ドトールコーヒーをコーヒー焙煎加工卸販売を目的に設立。

1973年4月

ショウサンレストラン企画㈱設立。

1973年6月

ジャーマンレストランシステム㈱設立。

1976年1月

㈲ドトールコーヒーを株式会社に組織変更。

1978年6月

ショウサンレストラン企画㈱とジャーマンレストランシステム㈱が合併し、商号を日本レストランシステム㈱(現連結子会社)に改める。

1993年8月

㈱ドトールコーヒー(現連結子会社)、日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年11月

㈱ドトールコーヒー、東京証券取引所市場第一部に株式を上場。

2003年7月

日本レストランシステム㈱、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2004年11月

日本レストランシステム㈱、東京証券取引所市場第一部に指定。

2007年4月

日本レストランシステム㈱及び㈱ドトールコーヒー(以下、総称し「両社」という)は、株主総会の承認決議等所要の手続きを経た上で、株式移転により共同で持株会社(当社)を設立することを両社の取締役会で決議し、基本合意書を締結。

2007年5月

両社は、基本合意書に基づき共同して株式移転計画書を作成。

2007年6月

両社の株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについての承認を得る。

2007年10月

両社が共同で当社を設立し、当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

2008年8月

洋菓子製造卸の効率化・強化を図るために、D&Nコンフェクショナリー㈱(現連結子会社)を設立。

2008年12月

両社のノウハウを集結した新業態店舗の事業展開を図るために、D&Nカフェレストラン㈱を設立。

2009年10月

ベーカリー事業に本格進出するために、(株)サンメリー(現連結子会社)を全株式取得により子会社化。

2011年8月

海外飲食事業を統括するための会社として、D&Nインターナショナル㈱(現連結子会社)を設立。

2016年9月

プレミアムに特化した、コーヒーおよび紅茶の生産・販売・提供を目的に、(株)プレミアムコーヒー&ティーの営業を開始。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

3【事業の内容】

  当社グループは、当社(共同持株会社)と子会社23社及び関連会社3社で構成され、コーヒーの焙煎加工並びに販売および多業態の飲食店経営を主力事業とし、そのほか、フランチャイズチェーンシステムによる飲食店の募集および加盟店の指導事業、ベーカリー事業、食料品の販売事業等、また各事業に関連するサービス等の事業活動を行っております。
 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

(1)事業内容

(日本レストランシステムグループ)

 日本レストランシステム㈱が主に「星乃珈琲店」および「洋麺屋五右衛門」を始めとしたレストランチェーンを展開しております。また、仕入機能として日本レストランベジ㈱(青果物の仕入)・日本レストランフーズ㈱(食肉類の仕入)が、製造及び加工の機能として日本レストランプロダクツ㈱(ソース等の製造)・日本レストランハムソー㈱(ハム等の製造)が、物流機能として日本レストランデリバリー㈱が、サービス機能としてD&Nレストランサービス㈱(デザイン、メンテナンス等)を運営しております。また、エフアンドエフシステム㈱は直営店において自然食品を販売しております。

(ドトールコーヒーグループ)

 ㈱ドトールコーヒーが主に直営店及びフランチャイズシステムによるコーヒーチェーンの経営をしており、コーヒー豆の仕入、焙煎加工、直営店舗による販売、フランチャイズ店舗への卸売りやロイヤリティの収入、また、コンビニエンスストア等へのコーヒー製品の販売をしております。また、㈱Les Deuxが直営店の運営を、㈱マグナが国内外においてコーヒーマシン等の販売を行っております。

(その他)

 D&Nコンフェクショナリー㈱は洋菓子の製造および卸販売、㈱サンメリーはパンの製造および販売、㈱プレミアムコーヒー&ティーは希少な高級コーヒー豆および紅茶を直輸入し提供等をそれぞれ行っております。また、海外事業として、シンガポール、台湾、韓国の各国において直営店の運営を行っており、その統括管理を海外統括会社であるD&Nインターナショナル株式会社が行っております。

 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。

 

(2)事業系統図

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

0101010_001.png

 ※ その他、関連会社(持分法適用会社)として2社、非連結子会社(持分法非適用会社)として2社、非連結子会社

  (持分法適用会社)として2社、関連会社(持分法非適用会社)として1社ございます。

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業内容

議決権の

所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱ドトールコーヒー
(注)2

東京都渋谷区

11,141

ドトールコーヒーグループ

100.0

役員の兼任5名

日本レストランシステム㈱(注)2

東京都渋谷区

3,505

日本レストラン

システムグループ

100.0

役員の兼任4名

D&Nコンフェクショナリー㈱

東京都渋谷区

80

その他

100.0

役員の兼任1名

D&Nインターナショナル㈱

東京都渋谷区

50

その他

100.0

役員の兼任3名

㈱プレミアムコーヒー&ティー

東京都渋谷区

20

その他

100.0

役員の兼任2名

㈱サンメリー

東京都渋谷区

50

その他

100.0

役員の兼任2名

㈱マグナ(注)2

東京都港区

100

ドトールコーヒーグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

日本レストランベジ㈱

東京都渋谷区

20

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任2名

日本レストランフーズ㈱(注)2

東京都渋谷区

100

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任2名

日本レストランデリバリー㈱(注)2

東京都渋谷区

100

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

日本レストランプロダクツ㈱

三重県度会郡玉城町

30

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任2名

D&Nレストランサービス㈱

東京都渋谷区

77

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

エフアンドエフシステム㈱(注)2

東京都渋谷区

100

日本レストラン

システムグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任2名

日本レストランハムソー㈱

東京都渋谷区

10

日本レストラン

システムグループ

60.0

(60.0)

役員の兼任1名

㈱Les Deux

東京都渋谷区

50

ドトールコーヒーグループ

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

D&N Singapore Pte Ltd

シンガポール

共和国

650,000

(S$)

その他

90.0

(90.0)

役員の兼任2名

和餐餐飲管理(上海)有限公司

中国、上海

190

その他

70.0

(70.0)

役員の兼任2名

台灣羅多倫和餐餐飲股份有限公司

台湾

20,000,000

(NT$)

その他

100.0

(100.0)

役員の兼任3名

D&N KOREA Co., Ltd.

韓国

800

(百万KRW)

その他

65.0

(65.0)

役員の兼任3名

 

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業内容

議決権の

所有割合(%)

関係内容

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

T&Nアグリ㈱

東京都渋谷区

100

日本レストラン

システムグループ

50.0

(50.0)

役員の兼任1名

D&N COFFEE AND RESTAURANT MALAYSIA SDN.BHD.

マレーシア

24,500,000

(MYR)

その他

42.0

(42.0)

役員の兼任1名

(注) 1.「主要な事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.特定子会社に該当しております。

3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

4.㈱ドトールコーヒー、日本レストランシステム㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

㈱ドトールコーヒー

(1)売上高

68,562百万円

 

(2)経常利益

762百万円

 

(3)当期純利益

1,297百万円

 

(4)純資産額

41,643百万円

 

(5)総資産額

56,553百万円

 

日本レストランシステム㈱(1)売上高

41,263百万円

 

(2)経常利益

1,510百万円

 

(3)当期純利益

1,864百万円

 

(4)純資産額

42,879百万円

 

(5)総資産額

48,686百万円

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年2月28日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

日本レストランシステムグループ

1,423

(3,654)

ドトールコーヒーグループ

1,061

(3,258)

その他

250

(443)

全社(共通)

33

(-)

総計

2,767

(7,355)

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年2月28日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数

平均年間給与(千円)

24

39.6

7

2ヶ月

5,176

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

2【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、及び当該リスクが健在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響を合理的に見積もることが困難な場合には記載しておりません。

 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであり、以下の記載は当社株式への投資に関するリスク全てを網羅するものではありません。

① コーヒー生豆価格相場及び為替相場の変動

 当社グループの主要商品であるコーヒー生豆の価格は、国際的なコモディティ価格の高騰による相場の上昇や、昨今の新興国における需給の状況、生産地における天候等の影響を受けることがあります。このような影響をヘッジする目的で、ニューヨーク生豆相場に基づく商社からの見積り提示価格をベースに、生豆の先物買契約を締結し原料確保を行っており、また、その際為替相場の影響を回避する目的で実需の範囲内において為替の先物予約を実施しております。しかし、相場の変動状況によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。

 これに対し、主要原材料の取引市場における相場変動等について仕入先から情報収集を行うほか、新たな原料産地の開拓や分散調達等のリスクヘッジを継続的に実施しております。

② 法的規制等について

 当社グループは、お客様に飲食を提供するために「食品衛生法」の規制を受けております。従来より、定期的に第三者機関による細菌、及び衛生検査を各店舗で実施しておりますが、万一、食中毒事故等が発生し営業停止等の処分を受けたり、法的規制が強化された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 これらのリスクに対し、当社グループの関連部署においてこれらの法規制の改正について情報収集に努めております。

③ 大規模自然災害・感染症等による影響について

 当社グループは、特に出店が集中している地域である首都圏や大都市において、地震や大規模な台風、異常気象等の自然災害により、店舗・工場の設備や電気・ガス・水道などのインフラへの損傷、配送やサプライチェーンが分断した場合や、新型インフルエンザや新型コロナウィルス感染症等が感染拡大した場合、従業員が出勤できない等の事情が発生し正常な運営を継続できなくなる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 これらのリスクに対し、当社グループでは、自然災害や感染症拡大などの緊急時において、人命優先、安全第一とした判断を迅速に行うため、店舗の営業中止、継続等に関する基準を設定し関係部署が共通認識のもとで対応することができるよう「緊急対応時マニュアル」を策定し周知、徹底するとともに、有事の際に損害を最小限に抑えるためのリスク対応体制の整備・強化を進めております。

④ 店舗の賃借物件への差入保証金等について

 当社グループの事務所及び直営店舗は、そのほとんどが建物を賃借しております。賃借に際して差し入れる保証金等については、2023年2月末時点で、当社グループで202億円あります。万一、賃借先である家主の倒産等により一部回収不能となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 これらリスクに対して、当社グループでは、新規に出店する際の与信管理を徹底させるとともに、特定の家主に対し出店が集中しないように取り組んでおります。また、社内の専門部署が土地又は建物の賃貸人との連携を密に行うと同時に不動産関連取引先からも情報を入手することでリスクの低減を図っています。

⑤ 出店政策について

 当社グループが出店する際の出店先の選定につきましては、店舗の収益性を重視しており、差入保証金や家賃などの出店条件、商圏人口、競合店舗の有無等を勘案した上で一定条件を満たしたものを対象物件としております。このため、当社グループの出店条件に合致する物件がなければ、出店予定数を変更することもあるため当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。

 これらリスクに対して、当社グループでは、事業計画の作成にあたり、個々の既存店の営業成績を精査・分析して、地域ごとの消費者のニーズの変化をいち早くとらえてその変化に対応できる店舗の出店を図っています。

⑥ 減損会計の適用について

 当社グループは、店舗環境の変化や経済的要因により店舗毎の収益性が損なわれた場合、減損損失を認識する必要があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 これらリスクに対して、当社グループでは、減損の兆候である営業活動から生ずる損益が継続してマイナスである当社グループの店舗及び子会社の運営を迅速に立て直し、投資額の回収を図っております。

⑦ 情報管理について

 当社グループは、お客様の個人情報等を有しております。当情報の管理については個人情報保護法の趣旨に沿った社内体制に基づき運用しておりますが、万一漏洩があった場合には、顧客に重大な損失を与えるばかりでなく、当社グループの社会的信用の失墜につながる可能性があります。

 これらリスクに対して、当社グループでは、個人情報の管理について法的義務に則った運用をしており、社内規程、管理マニュアル及び運用ガイドラインに基づくルールの厳格な運用と従業員教育の徹底を図っております。

⑧ 海外における事業展開について

 当社グループは、海外における事業展開を中期的な成長戦略のひとつとしております。しかしながら、海外の事業展開には、各国の法令・制度、政治・経済・社会情勢、文化・宗教・商慣習の違いや為替レートの変動等をはじめとした様々なリスクが存在し、事前に想定できなかった問題の発生により投資回収が困難となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 これらリスクに対して、当社グループでは、情報収集、現地経営環境を踏まえた事業運営の適切な管理・サポート及び必要に応じて長期的な視点による経営戦略の見直し等を実施するとともに、関係部署が適宜連携して対応に当たることで海外展開におけるリスクを低減しております。

4【経営上の重要な契約等】

国内フランチャイズ契約

     ① 「ドトールコーヒーショップ」チェーン加盟契約
     (a)契約の本旨
        ㈱ドトールコーヒーと「ドトールコーヒーショップ」チェーンに加盟し事業を行なおうとする事業者
       (加盟者)との間の相互の利益に基づく共存共栄と永続的な提携関係を保持することを目的とする。
     (b)契約内容
       (イ)加盟店は本部より許可された商標、サービスマーク等を使用することができる。
       (ロ)加盟店は本部が提供するノウハウ、システム等を利用することができる。
       (ハ)加盟店は営業を開始するに当たり、本部よりインストラクターの派遣を受けられるものとする。
       (ニ)加盟に際し、㈱ドトールコーヒーが徴収する加盟契約料、ロイヤリティ等に関する事項
           加盟金:チェーン加盟金 150万円(新規加盟時のみ) 出店準備金 150万円(店舗出店時)
           保証金:チェーン保証金 150万円(新規加盟時のみ) 出店保証金 150万円(店舗出店時)
           ロイヤリティ   売上高の2%
           設計管理料    店舗設計等1件につき基本料110万円+(契約坪数-10坪)×4万円
           研修費      20万円(1名分)
     (c)契約期間
        契約日以降最初に到来する3月1日から5年間。期間満了後は協議の上更新できる。
     ② 「エクセルシオール・カフェ」チェーン加盟契約
      契約の本旨、契約内容については、ロイヤリティが売上高の3%であるほかは、上記①「ドトールコーヒ
      ーショップ」チェーン加盟契約と基本的に同一内容であります。

 

2【主要な設備の状況】

 2023年2月28日現在における当社グループの主要な設備は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

       該当事項はありません。

 

(2)国内子会社

会社名

事業所名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物及び構築物

土地

(面積㎡)

その他

合計

 ㈱ドトールコーヒー

営業店舗

ドトールコーヒーグループ

 店舗設備

6,812

-

(-)

579

7,397

445

 ㈱ドトールコーヒー

本社・工場等

ドトールコーヒーグループ

 本社設備等

1,796

4,177

(173,193.5)

771

6,745

566

 日本レストランシステム㈱

営業店舗

日本レストラン

システムグループ

 店舗設備

9,722

9,945

(88,335.2)

494

20,162

1,197

 日本レストランシステム㈱

本社・工場等

日本レストラン

システムグループ

 本社設備等

1,092

4,993

(10,825.8)

36

6,120

64

 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、「機械装置及び運搬具」「工具、器具及び備品」であり、「建設仮勘定」を含んでおりません。

なお、金額には消費税等は含めておりません。

2.従業員数には、パートタイマー等の臨時雇用者数は含まれておりません。

3.上記の他、主要なリース資産の内容は下記のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

帳簿価額

(百万円)

 ㈱ドトールコーヒー

直営店舗

ドトールコーヒー

グループ

 店舗設備等

824

 日本レストランシステム㈱

直営店舗

日本レストラン

システムグループ

 店舗設備等

1,131

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

200,000,000

200,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

(2023年2月28日現在)

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

20

20

321

167

95

61,714

62,337

所有株式数

(単元)

61,861

4,468

63,100

57,688

268

268,189

455,574

52,361

所有株式数の割合(%)

13.58

0.98

13.85

12.66

0.06

58.87

100.00

(注) 自己株式1,390,623株は、「個人その他」に13,906単元及び「単元未満株式の状況」に23株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

 

(2023年2月28日現在)

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

大林 豁史

東京都世田谷区

6,782

15.34

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

3,820

8.64

株式会社マダム・ヒロ

東京都世田谷区奥沢6-9-20

3,732

8.44

鳥羽 博道

東京都大田区

1,360

3.08

日本たばこ産業株式会社

東京都港区虎ノ門4-1-1

1,320

2.99

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

1,176

2.66

鳥羽 豊

東京都港区

833

1.88

パーシングディヴィジョンオブドナルドソンラフキンアンドジェンレットエスイーシーコーポレイション(常任代理人  シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

ONE PERSHING PLAZA JERSEY CITY NEW JERSEY U.S.A.

(常任代理人  東京都新宿区新宿6-27-30)

639

1.45

大林 美重子

東京都世田谷区

468

1.06

ステート ストリート バンク ウエスト クライアント トリ―ティー 505234(常任代理人  みずほ銀行決済営業部)

1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A

(常任代理人  東京都港区港南2丁目15-1)

417

0.94

20,550

46.48

(注)1.上記信託銀行の所有株式数は、信託業務に係るものであります。
   2.発行済株式総数に対する所有株式数の割合は小数点以下第3位を四捨五入しております。

    3.当社は1,390千株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合3.05%)を保有しておりますが、当該自己株式には議決権がないため、上記の大株主から除いております。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

34,546

32,222

受取手形及び売掛金

4,998

※1 6,032

商品及び製品

2,478

3,232

仕掛品

107

153

原材料及び貯蔵品

1,451

1,806

その他

5,622

6,298

貸倒引当金

22

14

流動資産合計

49,180

49,732

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

50,802

51,618

減価償却累計額

29,661

30,646

建物及び構築物(純額)

21,141

20,972

機械装置及び運搬具

6,527

6,812

減価償却累計額

5,595

5,851

機械装置及び運搬具(純額)

932

961

土地

19,419

20,882

リース資産

4,874

4,498

減価償却累計額

2,596

1,983

リース資産(純額)

2,277

2,514

その他

8,574

8,959

減価償却累計額

7,247

7,522

その他(純額)

1,326

1,437

有形固定資産合計

45,098

46,768

無形固定資産

575

761

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※2 639

※2 803

繰延税金資産

600

1,290

敷金及び保証金

※3 20,592

※3 20,212

退職給付に係る資産

28

28

その他

1,511

1,440

投資その他の資産合計

23,372

23,775

固定資産合計

69,046

71,304

資産合計

118,227

121,036

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年2月28日)

当連結会計年度

(2023年2月28日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

5,034

6,346

短期借入金

470

470

1年内返済予定の長期借入金

60

60

未払法人税等

1,898

696

賞与引当金

1,051

1,156

役員賞与引当金

15

51

株主優待引当金

134

141

その他

7,746

7,883

流動負債合計

16,409

16,806

固定負債

 

 

長期借入金

215

155

リース債務

794

1,023

退職給付に係る負債

2,215

2,266

資産除去債務

2,221

2,279

その他

2,260

2,212

固定負債合計

7,707

7,937

負債合計

24,117

24,743

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,000

1,000

資本剰余金

16,638

16,638

利益剰余金

78,792

80,983

自己株式

2,574

2,571

株主資本合計

93,856

96,051

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

79

154

繰延ヘッジ損益

-

154

為替換算調整勘定

42

338

退職給付に係る調整累計額

36

7

その他の包括利益累計額合計

0

37

非支配株主持分

252

278

純資産合計

94,109

96,293

負債純資産合計

118,227

121,036

【連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当連結会計年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

売上高

109,363

※1 126,864

売上原価

45,048

52,094

売上総利益

64,315

74,769

販売費及び一般管理費

 

 

給料及び手当

23,110

25,546

賞与引当金繰入額

918

1,069

役員賞与引当金繰入額

15

51

退職給付費用

401

432

賃借料

15,979

16,756

水道光熱費

2,899

3,937

その他

22,772

24,005

販売費及び一般管理費合計

66,098

71,800

営業利益又は営業損失(△)

1,783

2,969

営業外収益

 

 

受取利息

16

14

受取配当金

14

15

為替差益

162

376

不動産賃貸料

69

85

その他

126

81

営業外収益合計

389

574

営業外費用

 

 

支払利息

13

15

不動産賃貸費用

46

44

持分法による投資損失

21

7

その他

3

9

営業外費用合計

85

77

経常利益又は経常損失(△)

1,478

3,466

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 1

※2 6

退店補償金収入

-

465

助成金収入

※3 8,066

※3 1,390

特別利益合計

8,067

1,862

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 14

※4 23

減損損失

※5 3,146

※5 1,279

特別損失合計

3,160

1,303

税金等調整前当期純利益

3,428

4,025

法人税、住民税及び事業税

1,741

1,358

法人税等調整額

426

795

法人税等合計

2,168

562

当期純利益

1,260

3,462

非支配株主に帰属する当期純利益

38

32

親会社株主に帰属する当期純利益

1,221

3,429

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社を持株会社とする当社グループは、2つの中核事業会社を基礎としたセグメントから構成されており、「日本レストランシステムグループ」、「ドトールコーヒーグループ」、「その他」を事業セグメントとしております。

 「日本レストランシステムグループ」は、主に直営店におけるレストランチェーンを経営しており、食材の仕入、製造及び販売までを事業活動としております。

 「ドトールコーヒーグループ」は、主に直営店及びフランチャイズシステムによるコーヒーチェーンの経営をしており、コーヒー豆の仕入、焙煎加工、直営店舗における販売、フランチャイズ店舗への卸売りやロイヤリティ等の収入、また、コンビニエンスストア等へのコーヒー製品の販売を事業活動として展開しております。

 「その他」は、主に国内及び海外における外食事業に係る小売及び卸売に関する事業活動としております。

 当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「その他事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,290

1,530

未収還付法人税等

203

263

その他

0

0

流動資産合計

1,494

1,794

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

工具、器具及び備品

6

6

減価償却累計額

5

5

工具、器具及び備品(純額)

0

0

有形固定資産合計

0

0

投資その他の資産

 

 

関係会社長期貸付金

5,180

5,180

関係会社株式

60,914

60,914

貸倒引当金

2,177

2,517

投資その他の資産合計

63,917

63,577

固定資産合計

63,918

63,577

資産合計

65,412

65,372

負債の部

 

 

流動負債

 

 

未払金

73

23

未払法人税等

16

-

賞与引当金

28

26

役員賞与引当金

-

32

株主優待引当金

134

141

その他

11

12

流動負債合計

264

235

負債合計

264

235

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年2月28日)

当事業年度

(2023年2月28日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,000

1,000

資本剰余金

 

 

資本準備金

1,000

1,000

その他資本剰余金

57,374

57,374

資本剰余金合計

58,374

58,374

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

8,194

8,179

利益剰余金合計

8,194

8,179

自己株式

2,420

2,416

株主資本合計

65,148

65,137

純資産合計

65,148

65,137

負債純資産合計

65,412

65,372

②【損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年3月1日

 至 2022年2月28日)

当事業年度

(自 2022年3月1日

 至 2023年2月28日)

営業収益

 

 

事業会社管理収入

※1 588

※1 588

関係会社配当金収入

※1 1,200

※1 1,600

営業収益合計

1,788

2,188

売上総利益

1,788

2,188

営業費用

 

 

役員報酬

237

224

給料及び手当

137

137

賞与引当金繰入額

28

26

役員賞与引当金繰入額

-

32

法定福利費

39

39

支払手数料

※1 103

※1 106

顧問料

22

21

株主優待引当金繰入額

134

140

その他

77

72

営業費用合計

779

800

営業利益

1,008

1,387

営業外収益

 

 

受取利息

※1 51

※1 51

業務受託料

※1 186

※1 186

その他

0

0

営業外収益合計

238

237

営業外費用

 

 

支払手数料

0

0

営業外費用合計

0

0

経常利益

1,247

1,625

特別損失

 

 

関係会社貸倒引当金繰入額

259

340

その他

0

-

特別損失合計

259

340

税引前当期純利益

988

1,285

法人税、住民税及び事業税

57

62

法人税等合計

57

62

当期純利益

931

1,223