株式会社ほくほくフィナンシャルグループ
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2018年度 |
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
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自2018年4月 1日 至2019年3月31日 |
自2019年4月 1日 至2020年3月31日 |
自2020年4月 1日 至2021年3月31日 |
自2021年4月 1日 至2022年3月31日 |
自2022年4月 1日 至2023年3月31日 |
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連結経常収益 |
百万円 |
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うち信託報酬 |
百万円 |
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連結経常利益 |
百万円 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
百万円 |
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連結包括利益 |
百万円 |
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△ |
|
△ |
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連結純資産額 |
百万円 |
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連結総資産額 |
百万円 |
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1株当たり純資産額 |
円 |
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1株当たり 当期純利益 |
円 |
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|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
円 |
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自己資本比率 |
% |
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|
|
連結自己資本利益率 |
% |
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連結株価収益率 |
倍 |
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|
営業活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
|
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|
△ |
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
|
△ |
△ |
△ |
|
|
財務活動による キャッシュ・フロー |
百万円 |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物 の期末残高 |
百万円 |
|
|
|
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従業員数 |
人 |
|
|
|
|
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|
[外、平均臨時従業員数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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信託財産額 |
百万円 |
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|
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(注)1.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。
2.信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係る信託財産額を記載しております。なお、連結会社のうち、該当する信託業務を営む会社は北陸銀行1行であります。
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回次 |
第16期 |
第17期 |
第18期 |
第19期 |
第20期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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営業収益 |
百万円 |
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経常利益 |
百万円 |
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当期純利益 |
百万円 |
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|
資本金 |
百万円 |
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発行済株式総数 |
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普通株式 |
千株 |
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第1回第5種優先株式 |
千株 |
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|
純資産額 |
百万円 |
|
|
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総資産額 |
百万円 |
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|
1株当たり純資産額 |
円 |
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1株当たり配当額 |
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|
普通株式 |
円 |
|
|
|
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|
第1回第5種優先株式 |
円 |
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|
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|
(うち1株当たり中間配当額) |
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|
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|
普通株式 |
円 |
|
|
|
|
|
|
第1回第5種優先株式 |
円 |
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|
1株当たり当期純利益(△は1株当たり当期純損失) |
円 |
|
△ |
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|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
円 |
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|
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|
自己資本比率 |
% |
|
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|
|
自己資本利益率 |
% |
|
△ |
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|
株価収益率 |
倍 |
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|
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|
配当性向 |
% |
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|
従業員数 |
人 |
|
|
|
|
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|
[外、平均臨時従業員数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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|
株主総利回り |
% |
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|
(比較指標:配当込みTOPIX銀行業) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
最高株価 |
円 |
1,762 |
1,248 |
1,176 |
1,057 |
1,109 |
|
最低株価 |
円 |
1,150 |
697 |
792 |
763 |
781 |
(注)1.第20期(2023年3月)中間配当についての取締役会決議は2022年11月11日に行いました。
2.第17期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
3.第17期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
4.第17期の配当性向については、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
5.最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
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2003年 5月 |
株式会社北陸銀行が、株主総会の承認と関係当局の許認可等を前提として持株会社を設立することを決定。 |
|
2003年 6月 |
同行の定時株主総会、種類株主総会において、株式移転による完全親会社の単独設立を承認決議。 |
|
2003年 9月 |
内閣総理大臣より、銀行を子会社とする銀行持株会社の設立に係る認可を取得。 株式会社北陸銀行単独で株式移転により株式会社ほくぎんフィナンシャルグループを設立。 当社の普通株式を東京証券取引所及び大阪証券取引所(ともに市場第一部)に上場。 |
|
2004年 8月 |
株式会社北海道銀行を子会社にすることに係る認可を取得。 大阪証券取引所の上場廃止。 |
|
2004年 9月 |
株式会社北海道銀行と株式交換。 株式会社ほくほくフィナンシャルグループに商号変更。 当社の普通株式を札幌証券取引所に上場。 |
|
2004年12月 |
再生・リストラニーズのある東京エリアのお取引先の債権を銀行本体から分離することによる企業再生の集中的促進を目的に、株式会社北陸銀行の直接子会社として、株式会社北銀コーポレートを設立。 |
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2006年 3月 |
株式会社北海道銀行が、株式取得により、道銀カード株式会社を完全子会社化。 |
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2009年 3月 |
北銀資産管理株式会社清算結了。 |
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2009年 6月 |
北銀オフィス・サービス株式会社清算結了。 |
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2009年 9月 |
株式会社北銀コーポレート清算結了。 |
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2010年 3月 |
株式会社北陸銀行が北銀不動産サービス株式会社を吸収合併。 |
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2012年 9月 |
株式会社北海道銀行が、株式取得により、株式会社道銀地域総合研究所を完全子会社化。 |
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2013年 7月 |
Hokuriku International Cayman Limited清算結了。 |
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2017年 1月 |
ほくほくTT証券株式会社の開業に伴い、第三者割当の引き受けにより同社を子会社化。 |
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2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社12社及び持分法適用関連会社1社で構成され、北海道、北陸三県、東京・名古屋・大阪の三大都市圏に拠点を持つ広域地域金融グループを形成しております。また、北陸銀行と北海道銀行を中核に、証券業務、リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタル、ソフトウェア開発、サービサー業務等、広範なニーズに対応する総合的な金融サービス機能を有しております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
[事業系統図]
事業系統は次のとおりであります。なお、当社は、連結子会社単位を事業セグメントとして認識しております。
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名称 |
住所 |
資本金又は出資金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有(又は被所有)割合(%) |
当社との関係内容 |
||||
|
役員の兼任等 (人) |
資金援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
業務提携 |
|||||
|
(連結子会社) |
|
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|
|
|
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|
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|
株式会社北陸銀行 |
富山市 |
140,409 |
銀行業務 |
100.00 (-) |
(4) 11 |
- |
経営管理 |
当社に対し建物を賃貸している。 |
- |
|
株式会社北海道銀行 |
札幌市 中央区 |
93,524 |
銀行業務 |
100.00 (-) |
(2) 11 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
ほくほくTT証券株式会社 |
富山市 |
1,250 |
金融商品取引業 |
60.00 (-) |
(0) 6 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
北銀リース株式会社 |
富山市 |
100 |
リース業務 |
70.25 (-) |
(1) 5 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
株式会社北陸カード |
富山市 |
36 |
クレジットカード業務 |
87.39 (-) |
(0) 5 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
北陸保証サービス株式会社 |
富山市 |
50 |
信用保証業務 |
100.00 (-) |
(0) 5 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
北銀ソフトウエア株式会社 |
富山市 |
30 |
ソフトウェア業務 |
100.00 (-) |
(0) 5 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
ほくほく債権回収株式会社 |
富山市 |
500 |
サービサー業務 |
100.00 (-) |
(2) 7 |
- |
経営管理 |
- |
- |
|
北銀ビジネスサービス株式会社 |
富山市 |
30 |
文書管理、事務集中処理業務 |
100.00 (100.00) |
(0) 4 |
- |
事務委託関係 |
- |
- |
|
道銀ビジネスサービス株式会社 |
札幌市 中央区 |
50 |
文書管理、現金等の整理・精算、事務集中処理業務 |
100.00 (100.00) |
(0) 4 |
- |
- |
- |
- |
|
道銀カード株式会社 |
札幌市 中央区 |
120 |
クレジットカード業務、 信用保証業務 |
100.00 (100.00) |
(1) 5 |
- |
- |
- |
- |
|
株式会社道銀地域総合研究所 |
札幌市 中央区 |
100 |
経済調査業務、受託調査・研究業務、コンサルティング業務 |
100.00 (100.00) |
(0) 4 |
- |
- |
- |
- |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ほくほくキャピタル株式会社 |
富山市 |
250 |
ベンチャーキャピタル業務 |
38.75 (33.75) |
(0) 5 |
- |
経営管理 |
- |
- |
(注)1.上記関係会社のうち、株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行は特定子会社であります。
2.上記関係会社のうち、連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過会社は該当ありません。
3.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の( )内は、子会社による間接所有の割合(内書き)であります。
4.「当社との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当社の役員(内書き)であります。
5.株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行については、経常収益(連結会社間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等につきましては、以下のとおりであります。
|
|
株式会社北陸銀行(百万円) |
株式会社北海道銀行(百万円) |
|
(1) 経常収益 |
97,217 |
76,950 |
|
(2) 経常利益 |
14,532 |
12,456 |
|
(3) 当期純利益 |
14,314 |
8,711 |
|
(4) 純資産額 |
369,917 |
212,811 |
|
(5) 総資産額 |
9,477,305 |
6,655,698 |
(1) 連結会社における従業員数
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
北陸銀行 |
|
[ |
|
北海道銀行 |
|
[ |
|
報告セグメント計 |
|
[ |
|
その他 |
|
[ |
|
合計 |
|
[ |
(注)1.従業員数は、執行役員32人、臨時従業員2,505人を含んでおりません。
2.臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
(2) 当社の従業員数
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
[ |
|
|
|
(注)1.当社の従業員数については、専担出向者を廃止したため、兼務出向者の人数を記載しております。
2.当社の従業員は、株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行からの兼務出向者であり、北陸銀行セグメント又は北海道銀行セグメントに属しております。
3.臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
4.平均勤続年数は、出向元での勤続年数を記載しております。
5.平均年間給与は、3月末の当社従業員に対して各行で支給された年間の給与、賞与及び基準外賃金を合計したものであります。
6.当社の従業員組合は、ありません。また、労使間においては特記すべき事項はありません。
7.株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行の平均年齢等は、以下のとおりであります。
|
2023年3月31日現在 |
|
|
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
株式会社北陸銀行 |
40.2 |
16.8 |
5,953 |
|
株式会社北海道銀行 |
39.6 |
16.0 |
5,632 |
(注)平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与は出向者を除いて算出しております。平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
当社グループには、北陸銀行職員組合(組合員数2,242人)、北海道銀行職員組合(組合員1,790人)があります。労使間において特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当社の従業員はすべて株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行からの兼務出向者であり、該当事項はありません。
② 連結子会社
|
当事業年度 |
補足説明 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注1) |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注2) |
労働者の男女の賃金差異(%) (注1) |
|||
|
全労働者 |
うち 正規雇用 労働者 |
うち パート・ 有期労働者 |
||||
|
株式会社 北陸銀行 |
16.8 |
114.0 |
37.4 |
51.0 |
32.8 |
(注3) |
|
株式会社 北海道銀行 |
20.7 |
144.4 |
41.1 |
48.2 |
31.2 |
(注3) |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.男女の賃金差異についての補足説明
株式会社北陸銀行においては全労働者に占める正規雇用労働者の割合が約6割、パート・有期労働者の割合が約4割、株式会社北海道銀行においては全労働者に占める正規雇用労働者の割合が約7割、パート・有期労働者の割合が約3割です。以下、正規雇用労働者およびパート・有期労働者に分けて記載します。
①正規雇用労働者
株式会社北陸銀行においては、北陸・北海道・三大都市に営業基盤を置いており、転居を伴う異動のある総合職と転居を伴う異動のないエリア職・事務職の間で賃金差を設けています。また、株式会社北海道銀行においては、北海道内全域・東京・仙台に営業基盤を置いており、転居を伴う異動のある総合職と転居を伴う異動のないエリア職・一般職の間で賃金差を設けています。両行ともに賃金体系においては性差を設けていないため、コース・階層別に見ると男女の賃金に大きな差異はありません。一方で、相対的に賃金が高い総合職および管理職において男性の割合が高いため全体では差異が生じています。
②パート・有期労働者
株式会社北陸銀行においては支店窓口や支店後方業務、内部事務補助としてのパートタイム労働者は女性従業員割合が高い状況にあります。一方で、相対的に賃金が高い特別嘱託・専門職嘱託は、その経験や専門性を持った人材を中心としており、男性従業員割合が高くなっています。また、株式会社北海道銀行においても支店窓口や支店後方業務、内部事務補助としてのパートタイム労働者は女性従業員割合が高い状況にあります。一方で、相対的に賃金が高い嘱託は、定年時再雇用者を含め、その経験や専門性を持った人材を中心としており、現時点では男性従業員割合が高くなっています。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
当社グループは、北陸銀行と北海道銀行を中核に、幅広い金融ニーズに対応すべく総合金融サービス機能を高め、北陸三県及び北海道を主要営業エリアとして三大都市圏にも有するネットワークを活用し、地域社会の発展と活性化に貢献することを通じ、企業価値の向上に努めてまいりたいと考えております。
「経営理念」
広域地域金融グループとしてのネットワークと総合的な金融サービス機能を活用して、地域とお客さまの繁栄に貢献し、ともに発展し続けます。
|
「地域共栄」 |
|
「公正堅実」 |
|
「進取創造」 |
|
社会的使命を実践し、地域社会とお客さまとともに発展します。 |
|
公正かつ堅実な経営による健全な企業活動を目指し、信頼に応えます。 |
|
創造と革新を追求し、活力ある職場から魅力あるサービスを提供します。 |
(2) 目標とする経営指標
|
目標とする経営指標 |
2025年3月期 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
250億円以上 |
|
連結自己資本比率 ※1 |
9%台後半 |
|
OHR(2行合算・コア業務粗利益ベース) |
60%台前半 |
|
非金利収入比率(2行合算) (非金利収入額) |
16%台 (200億円以上) |
|
環境関連投融資実行額(2行合算) |
2,100億円 |
※1 銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づく比率
(3) 中長期的な経営戦略
当社グループは、「課題解決を通じて地域・お客さまとともに持続的成長を実現する」という長期ビジョン実現に向けて、以下を長期戦略としています。
|
金融・非金融の融合による 課題解決力の進化 |
・地域No.1のコンサルティングサービスの提供 (環境・DX対応支援含む) ・デジタルを活用した対面・非対面サービスの向上 ・ビジネス領域拡大によるサービスの多様化 |
|
多様な人材が活躍し 活力あふれる企業風土の醸成 |
・多様な人材が活躍できる職場づくり ・働きがいとエンゲージメントの向上 ・プロフェッショナル人材の創出 |
|
持続可能な成長を支える 経営基盤の構築 |
・効率的なグループ経営体制の実現 ・将来マーケットを見据えた店舗・営業体制の構築 ・業務改革による生産性向上 |
また、中期経営計画「Go forward with Our Region」(2022年4月~2025年3月)を、「長期ビジョンの実現に向けて、コンサル対応力の向上やDX推進等による生産性の向上に取組むとともに、環境分野など新たな事業領域に挑戦する期間」として策定しております。
本中期経営計画の6つの重点戦略は以下のとおりであります。
|
総合的なコンサル対応力の向上 |
・ソリューションメニューの高度化・拡充 ・セグメント戦略による取引採算向上 ・新型コロナウイルス対応支援 ・コンサルティング提案力の強化 |
|
環境分野への取組み |
・TCFD提言への対応 ・自社におけるCO2排出量削減 ・環境ビジネスの強化 ・自治体や各種団体等との連携強化 |
|
DXの推進 |
・デジタルバンキング機能の強化 ・デジタルを活用した業務改革 |
|
ウェルビーイングのある 働き方の実現 |
・就労環境/制度の整備 ・多様な働き方の実現 ・役職員のスキル向上 |
|
グループ総合力の強化 |
・ほくほく連携の更なる強化 ・関連子会社・親密会社との連携強化による総合金融サービスの提供 |
|
グループガバナンスの強化 |
・自己資本と株主還元充実 ・運用の高度化・多様化 ・リスク管理態勢の高度化 |
(4) 経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境は、ウィズコロナを前提に経済活動が正常化の方向へ徐々に進んできており、全体として緩やかに持ち直しの動きがみられました。一方、ロシアによるウクライナ侵攻等に起因する供給制約、エネルギーや食糧等の価格高騰、労働需給の逼迫などを背景に、世界的なインフレ圧力が高まり、各国で大幅な金融引き締めが実施されました。日米金利差拡大を背景とした歴史的な円安進行などがあり、2022年12月には日本銀行は金融緩和策を修正し、長短金利幅が拡大されました。目まぐるしく変わる情勢下で、今後も先行きは不透明な状況にあります。
銀行には、お客さま本位の金融商品・サービスや分かりやすい情報の提供が一層求められております。また、外部環境は、社会・経済の急速なデジタルシフトやカーボンニュートラルをはじめとする環境課題への意識の高まりなどにより大きく変化しております。こうした中で、各ステークホルダー(地域社会、お客さま、株主の皆さま、従業員等)の当社グループに対する期待・ニーズに応えるため、課題解決力の強化やビジネスモデル変革への挑戦が不可欠であると認識しております。
このような認識のもと、グループ長期ビジョンである「課題解決を通じて地域・お客さまとともに持続的成長を実現する」の達成に向けて、2022年度から中期経営計画『Go forward with Our Region』のもとで6つの重点戦略を進めてまいりました。
当社グループは、地域金融機関にとって「地域に根差した活動こそ原点である」との考えに基づき、地域社会やお客さまの課題解決を起点として、地域の発展と当社グループの成長を両立する姿を目指してまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、本項においては、将来に関する事項は、別段の記載の無い限り、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) リスクをめぐる環境認識
デジタル技術の急速な進化、気候変動と脱炭素社会への移行、地方で特に深刻化する人口減少や少子高齢化など、社会全般にわたる各種要因が、当社グループの事業に影響を及ぼしております。そうした環境の下、当社グループでは、以下に挙げるリスクを特に影響度の高いリスクとして特定し、可能な範囲でリスクを抑制するとともに、リスクが顕在化した際の機動的・効果的な対応が可能となるように態勢を整備しています。
(2) ビジネスに関するリスク
①ビジネス戦略が奏功しないリスク
当社グループは、収益力強化のために様々なビジネス戦略を実施していますが、以下に述べるものをはじめとする様々な要因が生じた場合には、当初想定していた成果を生まない可能性があります。
・貸出について期待通りのボリュームや利鞘が確保されないこと
・競争状況や市場環境により、収益が期待通りの成果とならないこと
・経費削減等の効率化が期待通りに進まないこと
・業務範囲の拡大等に伴う新たなリスクが発生すること
・デジタル化の急速な進展に対して、ビジネス戦略上の対応や態勢整備が遅れること
・少子化や人材の流動化が進むなか、業務の多様化・高度化に必要とする人材を十分に確保できなくなること
②持株会社のリスク
当社は銀行持株会社ですので、当社の収入の大部分は当社が直接保有している銀行子会社等が当社に対して支払う配当からなっております。一定の状況下では、様々な規制上の制限等により、当社の銀行子会社等が当社に支払うことができる配当の金額が制限される可能性があります。また、銀行子会社等が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合には、当社は配当を支払えなくなる可能性があります。
<対応策>
当社グループは、取締役会等において収益状況等についてモニタリング等を行い、必要に応じて追加施策を協議することとしております。また、当社の配当政策に基づく配当ができるように、銀行子会社の収益状況等のモニタリング等も行っております。
(3) 自己資本比率
当社グループは、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。また、当社の銀行子会社も、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。(現時点におけるこれらの国内基準は4%となっております)
当社及び銀行子会社の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、当局から指導や命令を受けることとなります。当社グループの自己資本比率に影響を与える要因には以下のものが含まれます。
・貸出先の信用力の悪化、あるいは不良債権の処分に際して生じうる与信関係費用の増加
・貸出金等ポートフォリオの変動
・有価証券ポートフォリオの変動及び価値の低下
・自己資本比率の基準及び算定方法の変更
・繰延税金資産の取崩し
・その他の不利益な展開
<対応策>
当社グループは、統合リスク管理の枠組みのなかで、統計的な手法であるVaR等を用いて、一定確率(信頼水準99%)のもと一定期間(例えば1年間)で想定される最大損失を見積もり、これらが自己資本の範囲内に収まるよう、コントロールしております。VaRを上回る潜在リスク発現時の影響をストレステストにより確認し、自己資本充実度評価基準に基づき、自己資本比率の水準に応じたアクションプランを検討するなど、安全性・健全性に留意した業務運営に努めております。
(4) 信用リスク
①地域経済の動向に影響を受けるリスク
当社グループは北陸三県、北海道を主要な営業基盤としており、与信ポートフォリオにおいても、大きな割合を占めています。これらの地域の経済状態が悪化した場合には、貸倒れの増加や担保価値の下落等により、当社グループの不良債権や与信費用が増加する可能性があります。
②不良債権の状況
当社グループは自己査定の厳格な適用や、差し入れられた担保の価値及び経済全体の見通しに基づく貸倒引当金の計上により、不良債権の適確な処理を進めております。当初の見通しを超える経済情勢の変化や貸出先の状況の変化、担保価値の変動等により、不良債権が増加し貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。
③取引集中に係るリスク
当社グループは、従来、貸出金の分散化を進めておりますが、製造業、卸売業、小売業、地方公共団体等に対する貸出金残高が他の業種に比べ高くなっております。国内外の景気動向、特定の業界における経営環境変化等によっては、当社グループの貸出金額や不良債権額に影響を与える可能性があります。
④権利行使の困難性
当社グループは、不動産市場や有価証券市場における流動性の欠如や価格の下落等の事情により、担保権を設定した不動産や有価証券の換金、または貸出先の保有する資産に対して強制執行することが事実上できない可能性があります。この場合、与信費用等が増加するとともに不良債権処理が進まない可能性があります。
⑤貸出先の業況悪化
当社グループは、貸出先に債務不履行等が生じた場合において、回収の効率・実効性の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利のすべてを必ずしも実行しない場合があります。また、貸出先の支援のために債権放棄、あるいは追加の金融支援等を行う場合があります。「第5 経理の状況」の「1連結財務諸表等」の「注記事項 (重要な会計上の見積り)」にも記載しておりますが、これら貸出先の信用状態の悪化や、企業再建が奏功しない場合には、当社グループの不良債権残高、与信費用等が増加する可能性があります。
<対応策>
健全な事業を営む貸出先に対して必要な資金を円滑に供給していくことが、地域金融機関として最も重要な役割の一つであることを認識しつつ、当社グループ全体での信用リスクについて適時適切なモニタリングを行い、経営の健全性確保に努めております。
資産の健全性を維持向上させるため、行内格付制度、自己査定制度により、信用リスクの適切な把握に努めるとともに、適正な償却・引当を実施しております。個別の融資案件審査にあたっては、クレジットポリシーに則った厳正な審査を行うとともに、事業内容や成長可能性などを適切に評価した伴走型支援に努めております。また、大口与信先への与信集中状況のモニタリングを行い、経営体力や期間収益に比して過度な与信集中リスクが生じないよう管理しております。
(5) 市場リスク
当社グループは、デリバティブを含む様々な金融商品を取り扱う市場取引及び投資活動を行っており、ポートフォリオの適正化など、適切にリスク管理を行っていますが、金利、株価及び債券相場、為替等の変動により、保有する有価証券の価値が大幅に下落した場合には減損又は評価損が発生し、業績に悪影響を与えるとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。
<対応策:(4)信用リスク、(5)市場リスク>
当社グループの財政状態、経営成績に重大な影響を与える可能性があり、これらのリスクに関しては、統合リスク管理の枠組みのなかで、統計的な手法であるVaR等を用いて、一定確率(信頼水準99%)のもと一定期間(例えば1年間)で想定される最大損失を見積もり、これらが自己資本の範囲内に収まるよう、コントロールしております。
(6) 流動性リスク
市場環境が大きく変化した場合や、当社グループの業績悪化等で外部格付機関が当社グループの格付けを引き下げた場合、通常より著しく高い金利による資金調達を余儀なくされたり、資金繰りが悪化したりすることにより、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
安定的な資金繰り確保を目的とし、資金繰りリスクに関する管理指標を定め、日次でモニタリングを行うとともに、一定の前提(信頼水準99%等)に基づきストレス時の流動性管理指標を定期的に確認しております。
また、資金繰りに関する管理指標には、アラームライン・危機ラインを定め、流動性の危機段階に応じた対応を行うこととしております。
(7) オペレーショナルリスク
①事務リスク
当社グループは、事務規定等に則った正確な事務処理を徹底しておりますが、役職員により不正確な事務、あるいは不正や過失等に起因する不適切な事務が行われることにより、当社グループに経済的損失や信用失墜等をもたらす可能性があります。
②システムリスク
当社グループの北陸銀行、北海道銀行は、横浜銀行、東日本銀行、七十七銀行との5行共同利用システム(MEJAR)を基幹系システムとして預金・為替・融資等の業務処理を行っております。システムの安定稼動のため万全の体制を整備していますが、万一、過失、事故、システムの開発・更改時の不備等により、重大なシステム障害が発生した場合、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③サイバー攻撃に関するリスク
当社グループでは、近年のサイバーセキュリティに対する脅威の深刻化を踏まえ、セキュリティ管理態勢の充実・強化に取り組んでおりますが、サイバー攻撃により重要情報の流出や重要なシステムの停止が発生した場合、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
④顧客情報の漏洩等にかかるリスク
当社グループは膨大な顧客情報を保有しており、情報管理に関する基本方針及び管理規定等を制定し、適切な体制を構築するなど万全を期しておりますが、悪意のある第三者によるコンピュータへの侵入、役職員及び外部委託先の人為的ミス等により、顧客情報の漏洩、紛失、改ざん、不正利用等が発生した場合、顧客への損害賠償等の他、風評リスクが顕在化する等、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤外部委託に伴うリスク
当社グループは、様々な業務に関し外部への委託を行っております。これら業務の外部委託にあたっては、委託することの妥当性、委託先の適格性などの検証を行い、委託中も委託先の継続的な管理に努めておりますが、委託先において委託業務の遂行に支障をきたした場合や、顧客情報の漏洩、紛失、改ざん、不正利用などがあった場合は、当社グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑥マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止対策の不備による制裁等のリスク
当社グループは、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止を経営の重要な課題と位置づけ、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、万一、マネー・ローンダリング等に関する法令等遵守状況が不十分であった場合には、業務停止、制裁金等の行政処分、社会的信用の失墜などにより、当グループの業務運営や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
⑦金融犯罪にかかるリスク
キャッシュカードの偽造・盗難や、振り込め詐欺等の金融犯罪が多発しており、当社グループでは、被害の未然防止、セキュリティ強化等を実施していますが、金融犯罪の高度化・大規模化等により、被害を受けたお客さまへの補償や、未然防止策の費用が多額になる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑧風評リスク
当社グループや金融業界等に対する風説・風評が、マスコミ報道やインターネット上等で発生・拡散した場合、その内容の正確性にかかわらず、当社グループの業務運営や業績及び財務状況、ないしは当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
事務リスクに対しては、グループ各社の従業員に対し、研修等を通じ事務処理の基本動作等の周知徹底を図るとともに、事務ミスを発生原因・業務・判明経緯別等で分析し、ハイリスクエラーを中心に再発防止策を立案・実施しております。
システムリスクに対しては、金融情報システムセンター(FISC)の安全対策基準に基づき、情報システム・保有情報の重要度に応じ分類し、それぞれの重要度に応じた安全対策を実施しております。
サイバー攻撃に関するリスクに対しては、当社グループ全体でのサイバーセキュリティ対応の強化を目的とし、定期的にサイバーセキュリティ事案への対応訓練を実施するなど、サイバーセキュリティ・インシデントの未然防止や検知後の迅速・的確な対応への態勢を整備するとともに、役職員のリテラシー向上を図っております。
外部委託に伴うリスクに対しては、外部委託先に対し、定期的にアンケート等によるモニタリングを実施しております。重要度の高い外部委託先に関しては、外部委託先へ直接訪問して管理状況等のヒアリングを実施しております。
マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止対策の不備による制裁等のリスクに対しては、マネー・ローンダリング等防止ポリシーにもとづき、社内の役割分担を明確にし、取引時確認、疑わしい取引の届出、コルレス先の管理等について適切な措置を適時に実施できる管理態勢を構築しております。また、役職員には研修等による啓蒙を図るとともに、マネー・ローンダリング等防止策の遵守状況について監査を実施する等、態勢強化に努めております。
金融犯罪にかかるリスクに対しては、警察等の協力も仰ぎながら、被害の未然防止、セキュリティ強化等を実施するとともに、振り込め詐欺被害者救済法に基づく払い戻しを進める等、被害者の方へも適切に対応しております。
風評リスクに対しては、外部の専門業者を利用して、風評リスクのモニタリングを行っております。
(8) コンプライアンスリスク
当社グループは、コンプライアンスを重要な経営課題として、規定及び体制の整備に努めておりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合や将来的な法令等の変更により、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、現在当社グループの経営に重要な影響を及ぼす訴訟はありませんが、今後の事業活動の過程で訴訟を提起された場合、その帰趨によっては当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
コンプライアンスを実現するための具体的な実践計画を定めたコンプライアンスプログラムを毎年作成し、その実施・定着評価について毎年検証を行い、取り組みが不十分な項目があれば、対応施策を検討しております。
(9) その他のリスク
①気候変動に関するリスク
気候変動による自然災害の激甚化により、当社グループの店舗網が毀損し事業継続性に問題が生じる可能性があります。
また、脱炭素社会への移行に伴う事業環境の変化や規制強化等が、貸出先企業の売上高減少やコスト増加から財務悪化を招き、当社グループの信用コストが増加する可能性があります。
当社グループの気候変動に関するリスクへの取り組みや情報開示が不十分であった場合又はそのように見做された場合には、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
当社グループでは、気候変動リスクへの対応を経営戦略上の重要な要素と位置づけ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、TCFDに沿ったリスクの把握・評価や情報開示の充実に取り組んでおります。
②退職給付債務
当社グループの年金資産の時価が下落した場合、当社グループの年金資産の運用利回りが低下した場合、又は予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合等には、費用及び計上される債務に悪影響を与える可能性があります。金利環境の変動その他の要因も年金の未積立債務および年間積立額にマイナスの影響を与える可能性があります。
<対応策>
年金資産の変動リスクに対して、ストレステストを通じ、年間積立額への影響を定期的に検証しております。
③固定資産減損
当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用しております。市場価格の著しい下落、使用範囲又は方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
固定資産の使用範囲や方法の変更について、慎重に検討するとともに、将来キャッシュ・フローに影響を与える収益性について、モニタリング等を通じて確認しております。
④内部統制の構築等にかかるリスク
金融商品取引法に基づき、財務報告にかかる内部統制報告書を開示しております。また、会社法の規定に基づいた内部統制システムの構築を行っております。
当社グループは、当社グループの業務を適切にモニターし、管理するための有効な内部統制の構築・維持・運営に努めておりますが、構築した内部統制システムが結果的に十分機能していなかったと評価されるおそれも払拭できません。また、予期しない問題が発生した場合等において、想定外の損失、訴訟、政府当局による何らかの措置、処分等が発生し、その結果、財務報告にかかる内部統制の有効性評価に一定の限定を付したり、内部統制の重要な不備について報告したりすることを余儀なくされる可能性もあります。
かかる事態が発生した場合、当社グループに対する市場の評価の低下等、当社グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
内部統制システムの状況を経営会議に報告するとともに、整備状況の見直し等を行っております。
⑤災害等のリスク
地震・風水害等の自然災害、停電・交通マヒ等の社会的インフラ障害、大規模な犯罪・テロ行為、地政学的リスクの顕在化、新型インフルエンザ等感染症の世界的流行等の当社グループのコントロールの及ばない外部要因により、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
<対応策>
業務運営に関して、緊急事態に備え、コンティンジェンシープランを策定し、緊急事態の種類別に対応策を整備しております。また、定期的にBCP訓練を行い、コンティンジェンシープランを定例的に見直しております。
⑥規制変更のリスク
当社グループは、現時点の規制(法律、税制、規則、政策、会計制度、実務慣行等)に従って業務を遂行しております。このため将来における規制変更が当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、将来の会計制度等の変更内容や対応によってはコストの増加につながる可能性があります。
<対応策>
規制変更情報を的確にとらえ、当該変更による影響の把握に努め、対応策等の検討を行っております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当期のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」という。)感染拡大の収束や政府の支援もあり経済活動に持ち直しの動きが見られたものの、足元では世界的な金融引き締めによる海外経済の下振れやウクライナ情勢の長期化による資源・エネルギー価格の高騰や供給面の制約といった様々なリスクが重なり、依然として先行きが不透明であり状況を注視する必要があります。
金融面では、日本銀行による強力な金融緩和措置の継続や政府による資金繰り支援策を背景に、国内における企業等の資金調達環境は、全体として緩和的な状態が維持されております。一方、欧米を中心とした各国の中央銀行は新型コロナ対応としての緩和政策から、高インフレの抑制を目的とした引き締め政策に軸足を移しており、その影響は為替相場の急激な変動や国内金融政策の修正にも表れています。
当社グループの主要営業地域である北陸三県および北海道においては、製造業では原材料価格の高騰や中国市場の減速懸念等から回復に向けた動きに一服感がみられるものの、行動制限の緩和や全国旅行支援等による人流の回復を背景に飲食・サービス業をはじめとする個人消費は持ち直しの動きがみられ、経済動向全体としては緩やかに持ち直しております。
このような環境の中、当社グループは、2022年度からの3年間を計画期間とする第5次中期経営計画『Go forward with Our Region』をスタートさせ、課題解決を通じて地域・お客さまとともに持続的成長を実現するため、以下の各種施策に取り組みました。
「総合的なコンサル対応力の向上」
さまざまな環境変化の影響を受けたお客さまに向けて伴走型の支援に取り組みながら、お客さまの事業発展に資する資金供給に取り組んでまいりました。お客さまの事業課題やニーズの多様化に伴い、当社グループの果たすべきコンサルティング業務の領域を拡大させてきました。また従前から取り組んでいるコンサルティングメニューについても高度化に取り組みながら、より多くのお客さまに提供できる体制の整備に努めました。
「環境分野への取り組み」
環境先進金融グループとしての役割を発揮すべく、当社・取引先・地域の3つの視点から取り組んでまいりました。当社グループの取り組みでは、再生可能エネルギーの活用や水素自動車の導入など、脱炭素に向けた取り組みを積極的に進めております。取引先の支援では、各種サステナブルファイナンスの商品メニュー充実を行ったほか、脱炭素化に資するサービスを他業態と連携しながら提供しております。地域との連携では、自治体や各種団体との積極的な対話を重ね、地域全体の持続可能な環境・社会の実現に向けて取り組んでおります。
これらの取り組みを強化するため、2023年4月には「SX推進部」を新たに設け、体制強化を図っております。
「DXの推進」
デジタル技術を活用した金融サービスの高度化、機能拡充を進めております。北陸銀行・北海道銀行では、お客さまのDXをサポートするため、ERPパッケージ(統合基幹業務システム)の販売を開始しました。インターネットバンキングとの連携により、受発注業務などの煩雑な間接業務を適切に管理できる機能を提供しています。金融インフラの安定性・信頼性を確保しながら、バンキング機能の更なる高度化に向けた動きを今後も取り組んでまいります。
「ウェルビーイングのある働き方の実現」
従業員の健康増進につながる働きやすい環境づくりを進め、北陸銀行・北海道銀行ともに「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を6年連続で取得しております。社内の意識改革も進めたことにより、女性管理職の比率や男性育児休暇の取得状況も着実に改善しております。また、スキルアップ支援強化の一環として、公的資格の取得奨励や、チャレンジジョブ制度の拡充を進め、職員の働きがいとパフォーマンスの向上に繋げました。
「グループ総合力の強化」
当社グループの強みである広域営業基盤を最大限に活用し、お客さまの課題解決に努めました。ビジネスマッチングでは、地域を超えたお客さま同士を繋げることで、各地域のポテンシャルを引き出すことに貢献してまいりました。引き続き、証券、リース、カード、ソフトウェア開発など、関連子会社のリソースも活用することで、金融サービスとしての付加価値を高めてまいります。
「グループガバナンスの強化」
ガバナンス態勢においては、社外取締役を女性1名を含む5名とし、その多様な経験・知見を当社グループの企業価値向上に繋げるべく、社外取締役との議論を充実させました。多様化するリスクへ対応するため、グループ一丸となったリスク管理体制を構築し、北陸銀行・北海道銀行における業務効率の改善に努めました。
この結果、当社グループの当連結会計年度の連結業績は以下のようになりました。
預金・譲渡性預金の期末残高は、個人預金の増加を主因として、前期末比3,111億円増加の13兆5,137億円となりました。
貸出金の期末残高は、事業性貸出、個人ローン、公金貸出の増加により、前期末比3,401億円増加の9兆5,334億円となりました。
有価証券の期末残高は、国債および外国証券の減少により、前期末比3,527億円減少の1兆8,542億円となりました。
なお、第1回第5種優先株式につき、10,742千株(5,371百万円)取得し、10,743千株(5,371百万円)消却いたしました。
連結経常収益は、前期比100億円増加し1,878億円となりました。その主な要因は、有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が43億円増加したことと、株式等売却益の増加によりその他経常収益が70億円増加したことです。
連結経常費用は、前期比139億円増加し1,614億円となりました。その主な要因は、営業経費が35億円減少し、また、与信費用も減少したことによりその他経常費用が58億円減少しましたが、海外金利の上昇を主因に資金調達費用が81億円増加し、外国証券売却損の増加によりその他業務費用が162億円増加したことです。
以上の結果、連結経常利益は前期比38億円減少し263億円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、連結経常利益が38億円減少しましたが、税金費用が減少したことから、前期比9億円増加の214億円となりました。
セグメントごとの業績は、北陸銀行では、経常収益は前期比82億円増加して972億円となり、セグメント利益は前期比12億円増加して143億円となりました。北海道銀行では、経常収益は前期比39億円増加して769億円となり、セグメント利益は前期同水準の87億円となりました。その他では、経常収益は前期比10億円減少して233億円となり、セグメント利益は前期比4億円減少して18億円となりました。
キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金(劣後特約付借入金を除く)及びコールマネーが減少したことを主因に前期比1兆9,289億円減少して、△1兆4,665億円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が減少したことを主因に前期比4,503億円増加して3,677億円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出の減少を主因に前期比35億円増加して、△109億円となりました。
また、現金及び現金同等物の期首残高が前期比3,653億円増加しております。
以上の結果、現金及び現金同等物は前期末比1兆1,098億円減少し、4兆3,416億円となりました。
当社における当事業年度業績につきましては、営業収益は前期比8億円減少し68億円、経常利益は63億円、当期純利益は63億円と、それぞれ前期比7億円の減少となりました。
また、「生産、受注及び販売の実績」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
① 国内業務部門・国際業務部門別収支
当連結会計年度は、資金運用収支は前連結会計年度比38億円減少して994億円、役務取引等収支は前連結会計年度比16億円増加して257億円、特定取引収支は前連結会計年度比7億円減少して8億円、その他業務収支は前連結会計年度比174億円減少して△170億円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
資金運用収支 |
前連結会計年度 |
98,417 |
4,895 |
- |
103,313 |
|
当連結会計年度 |
99,758 |
△270 |
- |
99,488 |
|
|
うち資金運用収益 |
前連結会計年度 |
99,198 |
5,602 |
△1 |
104,798 |
|
当連結会計年度 |
100,323 |
8,795 |
△5 |
109,113 |
|
|
うち資金調達費用 |
前連結会計年度 |
780 |
706 |
△1 |
1,485 |
|
当連結会計年度 |
564 |
9,066 |
△5 |
9,625 |
|
|
信託報酬 |
前連結会計年度 |
36 |
- |
- |
36 |
|
当連結会計年度 |
30 |
- |
- |
30 |
|
|
役務取引等収支 |
前連結会計年度 |
23,844 |
271 |
- |
24,115 |
|
当連結会計年度 |
25,458 |
268 |
- |
25,726 |
|
|
うち役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
39,151 |
419 |
- |
39,571 |
|
当連結会計年度 |
39,795 |
440 |
- |
40,235 |
|
|
うち役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
15,307 |
148 |
- |
15,455 |
|
当連結会計年度 |
14,336 |
171 |
- |
14,508 |
|
|
特定取引収支 |
前連結会計年度 |
1,624 |
3 |
- |
1,627 |
|
当連結会計年度 |
854 |
5 |
- |
860 |
|
|
うち特定取引収益 |
前連結会計年度 |
1,624 |
3 |
- |
1,627 |
|
当連結会計年度 |
854 |
5 |
- |
860 |
|
|
うち特定取引費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
その他業務収支 |
前連結会計年度 |
5,629 |
△5,222 |
- |
406 |
|
当連結会計年度 |
3,439 |
△20,459 |
- |
△17,020 |
|
|
うちその他業務収益 |
前連結会計年度 |
17,200 |
2,866 |
- |
20,067 |
|
当連結会計年度 |
18,701 |
170 |
- |
18,872 |
|
|
うちその他業務費用 |
前連結会計年度 |
11,571 |
8,089 |
- |
19,660 |
|
当連結会計年度 |
15,262 |
20,630 |
- |
35,892 |
(注)1.「国内」「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」「国際業務部門」で区分しております。
国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。
3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息であります。
② 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、前連結会計年度比5,339億円減少して14兆4,109億円となりました。資金運用利息は前連結会計年度比43億円増加して1,091億円となりました。この結果、資金運用利回りは前連結会計年度比0.05ポイント上昇して0.75%となりました。
一方、資金調達勘定平均残高は、前連結会計年度比7,686億円減少して16兆307億円となりました。資金調達利息は前連結会計年度比81億円増加して96億円となりました。この結果、資金調達利回りは前連結会計年度比0.06ポイント上昇して0.06%となりました。
ⅰ 国内業務部門
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
14,571,855 |
99,198 |
0.68 |
|
当連結会計年度 |
14,031,854 |
100,323 |
0.71 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
9,134,429 |
82,295 |
0.90 |
|
当連結会計年度 |
9,381,066 |
81,765 |
0.87 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
1,630,209 |
11,088 |
0.68 |
|
当連結会計年度 |
1,633,608 |
13,827 |
0.84 |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
11,452 |
3 |
0.03 |
|
当連結会計年度 |
45,726 |
8 |
0.01 |
|
|
うち買現先勘定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
26,987 |
△9 |
△0.03 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
3,709,178 |
5,498 |
0.14 |
|
当連結会計年度 |
2,764,190 |
4,444 |
0.16 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
16,426,710 |
780 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
15,650,819 |
564 |
0.00 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
12,921,730 |
357 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
13,250,453 |
355 |
0.00 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
115,932 |
2 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
100,696 |
1 |
0.00 |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
869,046 |
△142 |
△0.01 |
|
当連結会計年度 |
421,341 |
△99 |
△0.02 |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
57,940 |
5 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
114,634 |
11 |
0.01 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
2,470,911 |
35 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
1,771,132 |
49 |
0.00 |
(注)1.平均残高は、当社及び銀行業を営む連結子会社については日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度2,113,838百万円、当連結会計年度1,894,268百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度12,914百万円、当連結会計年度12,967百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。
ⅱ 国際業務部門
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
431,966 |
5,602 |
1.29 |
|
当連結会計年度 |
535,173 |
8,795 |
1.64 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
21,892 |
277 |
1.26 |
|
当連結会計年度 |
24,102 |
897 |
3.72 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
385,429 |
5,264 |
1.36 |
|
当連結会計年度 |
453,938 |
6,936 |
1.52 |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
258 |
1 |
0.42 |
|
当連結会計年度 |
10,835 |
364 |
3.36 |
|
|
うち買現先勘定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
520 |
5 |
1.10 |
|
当連結会計年度 |
13,929 |
350 |
2.51 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
431,661 |
706 |
0.16 |
|
当連結会計年度 |
536,061 |
9,066 |
1.69 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
54,330 |
74 |
0.13 |
|
当連結会計年度 |
53,419 |
518 |
0.97 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
23,686 |
80 |
0.33 |
|
当連結会計年度 |
33,208 |
890 |
2.68 |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
251,982 |
384 |
0.15 |
|
当連結会計年度 |
252,995 |
5,432 |
2.14 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
14,043 |
33 |
0.24 |
|
当連結会計年度 |
17,947 |
484 |
2.69 |
(注)1.外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度9百万円、当連結会計年度8百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)及び利息(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)を、それぞれ控除して表示しております。
ⅲ 合計
|
種類 |
期別 |
平均残高(百万円) |
利息(百万円) |
利回り (%) |
||||
|
小計 |
相殺消去額(△) |
合計 |
小計 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
15,003,822 |
△58,919 |
14,944,903 |
104,800 |
△1 |
104,798 |
0.70 |
|
当連結会計年度 |
14,567,028 |
△156,120 |
14,410,907 |
109,118 |
△5 |
109,113 |
0.75 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
9,156,322 |
- |
9,156,322 |
82,573 |
- |
82,573 |
0.90 |
|
当連結会計年度 |
9,405,168 |
- |
9,405,168 |
82,662 |
- |
82,662 |
0.87 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
2,015,638 |
- |
2,015,638 |
16,353 |
- |
16,353 |
0.81 |
|
当連結会計年度 |
2,087,546 |
- |
2,087,546 |
20,763 |
- |
20,763 |
0.99 |
|
|
うちコールローン及び買入手形 |
前連結会計年度 |
11,710 |
- |
11,710 |
5 |
- |
5 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
56,561 |
- |
56,561 |
372 |
- |
372 |
0.65 |
|
|
うち買現先勘定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
26,987 |
- |
26,987 |
△9 |
- |
△9 |
△0.03 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
3,709,698 |
- |
3,709,698 |
5,504 |
- |
5,504 |
0.14 |
|
当連結会計年度 |
2,778,119 |
- |
2,778,119 |
4,795 |
- |
4,795 |
0.17 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
16,858,371 |
△58,919 |
16,799,452 |
1,487 |
△1 |
1,485 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
16,186,881 |
△156,120 |
16,030,760 |
9,630 |
△5 |
9,625 |
0.06 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
12,976,061 |
- |
12,976,061 |
432 |
- |
432 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
13,303,873 |
- |
13,303,873 |
874 |
- |
874 |
0.00 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
115,932 |
- |
115,932 |
2 |
- |
2 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
100,696 |
- |
100,696 |
1 |
- |
1 |
0.00 |
|
|
うちコールマネー及び売渡手形 |
前連結会計年度 |
892,732 |
- |
892,732 |
△62 |
- |
△62 |
△0.00 |
|
当連結会計年度 |
454,549 |
- |
454,549 |
791 |
- |
791 |
0.17 |
|
|
うち債券貸借取引受入担保金 |
前連結会計年度 |
309,923 |
- |
309,923 |
390 |
- |
390 |
0.12 |
|
当連結会計年度 |
367,629 |
- |
367,629 |
5,444 |
- |
5,444 |
1.48 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
2,484,954 |
- |
2,484,954 |
69 |
- |
69 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
1,789,080 |
- |
1,789,080 |
534 |
- |
534 |
0.02 |
|
(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度2,113,848百万円、当連結会計年度1,894,277百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度12,914百万円、当連結会計年度12,967百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。
2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。
③ 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比6億円増加して402億円となりました。役務取引等費用は、前連結会計年度比9億円減少して145億円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
39,151 |
419 |
39,571 |
|
当連結会計年度 |
39,795 |
440 |
40,235 |
|
|
うち預金・貸出業務 |
前連結会計年度 |
13,109 |
0 |
13,109 |
|
当連結会計年度 |
13,314 |
- |
13,314 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
9,250 |
399 |
9,650 |
|
当連結会計年度 |
8,676 |
422 |
9,098 |
|
|
うち証券関連業務 |
前連結会計年度 |
4,979 |
- |
4,979 |
|
当連結会計年度 |
4,542 |
- |
4,542 |
|
|
うち代理業務 |
前連結会計年度 |
1,654 |
- |
1,654 |
|
当連結会計年度 |
1,675 |
- |
1,675 |
|
|
うち保護預り・貸金庫業務 |
前連結会計年度 |
226 |
- |
226 |
|
当連結会計年度 |
219 |
- |
219 |
|
|
うち保証業務 |
前連結会計年度 |
1,808 |
17 |
1,826 |
|
当連結会計年度 |
1,709 |
15 |
1,725 |
|
|
役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
15,307 |
148 |
15,455 |
|
当連結会計年度 |
14,336 |
171 |
14,508 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
1,223 |
148 |
1,372 |
|
当連結会計年度 |
768 |
171 |
940 |
④ 国内業務部門・国際業務部門別特定取引の状況
ⅰ 特定取引収益・費用の内訳
当連結会計年度の特定取引収益は、前連結会計年度比7億円減少して8億円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
特定取引収益 |
前連結会計年度 |
1,624 |
3 |
1,627 |
|
当連結会計年度 |
854 |
5 |
860 |
|
|
うち商品有価証券収益 |
前連結会計年度 |
1,624 |
- |
1,624 |
|
当連結会計年度 |
854 |
- |
854 |
|
|
うち特定金融派生商品収益 |
前連結会計年度 |
△0 |
3 |
3 |
|
当連結会計年度 |
0 |
5 |
6 |
|
|
特定取引費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち商品有価証券費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち特定金融派生商品費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
(注)内訳科目は、それぞれ収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。
ⅱ 特定取引資産・負債の内訳(末残)
当連結会計年度の特定取引資産は、前連結会計年度比12億円減少して22億円となりました。特定取引負債は前連結会計年度比3億円減少して2億円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
特定取引資産 |
前連結会計年度 |
3,390 |
64 |
3,454 |
|
当連結会計年度 |
2,182 |
37 |
2,220 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
2,710 |
- |
2,710 |
|
当連結会計年度 |
1,897 |
- |
1,897 |
|
|
うち特定金融派生商品 |
前連結会計年度 |
679 |
64 |
744 |
|
当連結会計年度 |
285 |
37 |
322 |
|
|
特定取引負債 |
前連結会計年度 |
591 |
60 |
651 |
|
当連結会計年度 |
234 |
31 |
266 |
|
|
うち特定金融派生商品 |
前連結会計年度 |
591 |
60 |
651 |
|
当連結会計年度 |
234 |
31 |
266 |
⑤ 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
預金合計 |
前連結会計年度 |
13,087,098 |
51,425 |
13,138,524 |
|
当連結会計年度 |
13,404,071 |
51,148 |
13,455,219 |
|
|
うち流動性預金 |
前連結会計年度 |
9,636,970 |
- |
9,636,970 |
|
当連結会計年度 |
10,073,216 |
- |
10,073,216 |
|
|
うち定期性預金 |
前連結会計年度 |
3,382,658 |
- |
3,382,658 |
|
当連結会計年度 |
3,272,639 |
- |
3,272,639 |
|
|
うちその他 |
前連結会計年度 |
67,470 |
51,425 |
118,895 |
|
当連結会計年度 |
58,215 |
51,148 |
109,364 |
|
|
譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
64,079 |
- |
64,079 |
|
当連結会計年度 |
58,506 |
- |
58,506 |
|
|
総合計 |
前連結会計年度 |
13,151,178 |
51,425 |
13,202,604 |
|
当連結会計年度 |
13,462,577 |
51,148 |
13,513,726 |
(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
⑥ 国内・特別国際金融取引勘定分別貸出金残高の状況
ⅰ 業種別貸出状況(末残・構成比)
|
業種別 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国内 |
9,193,283 |
100.00 |
9,533,464 |
100.00 |
|
製造業 |
782,946 |
8.52 |
808,129 |
8.48 |
|
農業,林業 |
27,936 |
0.30 |
26,046 |
0.27 |
|
漁業 |
2,724 |
0.03 |
2,870 |
0.03 |
|
鉱業,採石業,砂利採取業 |
5,559 |
0.06 |
5,598 |
0.06 |
|
建設業 |
325,949 |
3.55 |
334,857 |
3.51 |
|
電気・ガス・熱供給・水道業 |
138,860 |
1.51 |
140,893 |
1.48 |
|
情報通信業 |
43,185 |
0.47 |
46,445 |
0.49 |
|
運輸業,郵便業 |
172,468 |
1.88 |
160,089 |
1.68 |
|
卸売業,小売業 |
768,409 |
8.36 |
776,589 |
8.14 |
|
金融業,保険業 |
321,872 |
3.50 |
385,789 |
4.05 |
|
不動産業,物品賃貸業 |
855,172 |
9.30 |
881,145 |
9.24 |
|
各種サービス業 |
654,901 |
7.12 |
627,224 |
6.58 |
|
地方公共団体等 |
2,241,809 |
24.38 |
2,417,041 |
25.35 |
|
その他 |
2,851,485 |
31.02 |
2,920,742 |
30.64 |
|
特別国際金融取引勘定分 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
9,193,283 |
―― |
9,533,464 |
―― |
ⅱ 外国政府等向け債権残高(国別)
該当ありません。
(注)「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げております。
⑦ 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
国債 |
前連結会計年度 |
428,800 |
- |
428,800 |
|
当連結会計年度 |
234,380 |
- |
234,380 |
|
|
地方債 |
前連結会計年度 |
614,707 |
- |
614,707 |
|
当連結会計年度 |
605,791 |
- |
605,791 |
|
|
社債 |
前連結会計年度 |
276,518 |
- |
276,518 |
|
当連結会計年度 |
277,593 |
- |
277,593 |
|
|
株式 |
前連結会計年度 |
224,545 |
- |
224,545 |
|
当連結会計年度 |
214,164 |
- |
214,164 |
|
|
その他の証券 |
前連結会計年度 |
248,910 |
413,506 |
662,416 |
|
当連結会計年度 |
230,768 |
291,559 |
522,327 |
|
|
合計 |
前連結会計年度 |
1,793,481 |
413,506 |
2,206,987 |
|
当連結会計年度 |
1,562,698 |
291,559 |
1,854,257 |
(注) 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
⑧ 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、北陸銀行1行であります。
○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
|
資産 |
||||
|
科目 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
銀行勘定貸 |
4,514 |
100.00 |
5,230 |
100.00 |
|
合計 |
4,514 |
100.00 |
5,230 |
100.00 |
|
負債 |
||||
|
科目 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
金銭信託 |
4,514 |
100.00 |
5,230 |
100.00 |
|
合計 |
4,514 |
100.00 |
5,230 |
100.00 |
(注)共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2022年3月31日)及び当連結会計年度(2023年3月31日)の取扱残高はありません。
○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
|
科目 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||||
|
金銭信託 (百万円) |
貸付信託 (百万円) |
合計 (百万円) |
金銭信託 (百万円) |
貸付信託 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
|
銀行勘定貸 |
4,514 |
- |
4,514 |
5,230 |
- |
5,230 |
|
資産計 |
4,514 |
- |
4,514 |
5,230 |
- |
5,230 |
|
元本 |
4,514 |
- |
4,514 |
5,230 |
- |
5,230 |
|
負債計 |
4,514 |
- |
4,514 |
5,230 |
- |
5,230 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
『財政状態』
ⅰ 貸出金
貸出金は、事業性貸出、個人ローン、公金貸出ともに増加しました。連結では2021年度末比3,401億円増加の9兆5,334億円、2行合算では2021年度末比3,339億円増加の9兆5,451億円となりました。
〔連結〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
貸出金残高(末残) |
9,193,283 |
9,533,464 |
340,180 |
〔2行合算〕
お客さまの事業性評価を行い、主要地域の事業性貸出に積極的に取り組んでおり、主に中小企業等貸出が順調に伸びている一方、大企業向けの貸出については、利回りを意識した対応としており、事業性貸出全体では2021年度末比869億円増加の4兆1,937億円となりました。また、個人ローンは、住宅ローンを中心に残高を伸ばしており、2021年度末比717億円増加の2兆9,343億円となりました。
(百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
貸出金残高(末残) |
9,211,164 |
9,545,138 |
333,974 |
|
うち事業性 |
4,106,784 |
4,193,761 |
86,976 |
|
うち個人ローン |
2,862,570 |
2,934,335 |
71,764 |
|
うち住宅系ローン |
2,730,056 |
2,803,246 |
73,190 |
|
中小企業等貸出 |
5,836,472 |
5,931,170 |
94,697 |
○金融再生法開示債権の状況
2行合算の金融再生法開示債権は、2021年度末比64億円増加して2,190億円となりました。同開示債権比率は、2021年度末比0.01ポイント低下して2.23%となりました。
北陸銀行の金融再生法開示債権は、2021年度末比49億円増加して1,413億円となりました。同開示債権比率は、2021年度末比0.03ポイント上昇して2.67%となりました。
北海道銀行の金融再生法開示債権は、2021年度末比15億円増加して777億円となりました。同開示債権比率は、2021年度末比0.04ポイント低下して1.72%となりました。
〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 |
13,625 |
13,180 |
△444 |
|
危険債権 |
164,811 |
168,385 |
3,573 |
|
要管理債権 |
34,087 |
37,450 |
3,362 |
|
三月以上延滞債権 |
51 |
717 |
665 |
|
貸出条件緩和債権 |
34,035 |
36,733 |
2,697 |
|
小計(A) |
212,524 |
219,015 |
6,491 |
|
正常債権 |
9,251,937 |
9,570,396 |
318,459 |
|
合計(B) |
9,464,461 |
9,789,412 |
324,950 |
|
比率(A)/(B) |
2.24% |
2.23% |
△0.01% |
〔各行別〕 (百万円)
|
|
北陸銀行 |
北海道銀行 |
||||
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
|
破産更生債権及び これらに準ずる債権 |
7,976 |
8,863 |
886 |
5,649 |
4,317 |
△1,331 |
|
危険債権 |
106,390 |
106,669 |
278 |
58,421 |
61,715 |
3,294 |
|
要管理債権 |
22,024 |
25,775 |
3,750 |
12,062 |
11,674 |
△387 |
|
三月以上延滞債権 |
51 |
656 |
605 |
- |
60 |
60 |
|
貸出条件緩和債権 |
21,973 |
25,118 |
3,145 |
12,062 |
11,614 |
△448 |
|
小計(A) |
136,391 |
141,308 |
4,916 |
76,132 |
77,707 |
1,574 |
|
正常債権 |
5,022,268 |
5,137,712 |
115,443 |
4,229,668 |
4,432,683 |
203,015 |
|
合計(B) |
5,158,660 |
5,279,020 |
120,360 |
4,305,801 |
4,510,391 |
204,590 |
|
比率(A)/(B) |
2.64% |
2.67% |
0.03% |
1.76% |
1.72% |
△0.04% |
ⅱ 有価証券
有価証券は、含み損を抱えていた外国債券の売却処理と金利リスク抑制のために国債の残高を圧縮したことにより、連結では2021年度末比3,527億円減少して1兆8,542億円となり、2行合算では2021年度末比3,528億円減少して1兆8,467億円となりました。一方で、その他有価証券の評価損益は、海外金利の上昇により外国債券の評価損益が悪化したことから、連結では2021年度末比298億円減少の471億円となり、2行合算では2021年度末比311億円減少の441億円となりました。
〔連結〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
有価証券残高(末残) |
2,206,987 |
1,854,257 |
△352,730 |
〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
有価証券残高(末残) |
2,199,592 |
1,846,710 |
△352,881 |
|
国債 |
427,299 |
233,880 |
△193,419 |
|
地方債 |
612,207 |
603,291 |
△8,915 |
|
社債 |
281,619 |
282,661 |
1,042 |
|
株式 |
221,030 |
210,074 |
△10,956 |
|
外国証券 |
407,075 |
283,651 |
△123,423 |
|
その他の証券 |
250,359 |
233,150 |
△17,209 |
|
円貨債券デュレーション |
5.77年 |
4.99年 |
△0.78年 |
※ 円貨債券デュレーション:ヘッジ目的の金利スワップ考慮後のデュレーション
○ 評価損益
〔連結〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
満期保有目的 |
17 |
9 |
△8 |
|
その他有価証券 |
76,969 |
47,105 |
△29,864 |
|
株式 |
94,849 |
100,053 |
5,203 |
|
債券 |
3,103 |
△7,521 |
△10,624 |
|
その他 |
△20,982 |
△45,426 |
△24,443 |
|
合計 |
76,987 |
47,115 |
△29,872 |
〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
満期保有目的 |
- |
- |
- |
|
その他有価証券 |
75,265 |
44,100 |
△31,165 |
|
株式 |
98,026 |
102,504 |
4,478 |
|
債券 |
3,204 |
△7,452 |
△10,656 |
|
その他 |
△25,964 |
△50,951 |
△24,987 |
|
合計 |
75,265 |
44,100 |
△31,165 |
ⅲ 預金及び譲渡性預金
預金及び譲渡性預金は、個人預金・法人預金が増加したことから、連結では2021年度末比3,111億円増加して、13兆5,137億円となり、2行合算では2021年度末比3,073億円増加して13兆5,406億円となりました。
〔連結〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
預金及び譲渡性預金残高(末残) |
13,202,604 |
13,513,726 |
311,121 |
〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度末 |
2022年度末 |
比較 |
|
預金及び譲渡性預金 |
13,233,390 |
13,540,691 |
307,301 |
|
預金 |
13,158,655 |
13,471,625 |
312,970 |
|
うち法人 |
3,873,418 |
3,910,220 |
36,801 |
|
うち個人 |
8,781,417 |
9,014,510 |
233,092 |
|
譲渡性預金 |
74,734 |
69,066 |
△5,668 |
『経営成績』
〔連結〕
経常利益は業績予想310億円に対して263億円、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想190億円に対して214億円となりました。
なお、2023年度の経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ260億円、170億円と予想しております。
(百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
比較 |
|
経常収益 |
177,793 |
187,883 |
10,090 |
|
経常利益 |
30,281 |
26,392 |
△3,888 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
20,526 |
21,435 |
908 |
〔2行合算〕(北陸銀行と北海道銀行の単純合算。以下同じ)
コア業務粗利益は、資金利益が54億円減少したことを主因に2021年度比49億円減少の1,198億円となりましたが、経費が2021年度比40億円減少したことから、コア業務純益は2021年度比9億円減少の450億円となりました。
与信費用が2021年度比58億円減少し、有価証券関係損益が2021年度比69億円減少しました。
以上の結果、経常利益は2021年度比34億円減少の269億円となりました。当期純利益は経常利益が34億円減少しましたが、法人税等の減少により、2021年度比11億円増加の230億円となりました。
なお、2023年度は、コア業務純益は350億円と予想しております。
(百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
比較 |
|
コア業務粗利益 |
124,858 |
119,875 |
△4,982 |
|
資金利益 |
105,951 |
100,519 |
△5,432 |
|
うち貸出金利息 |
82,637 |
82,676 |
39 |
|
うち有価証券利息 |
18,892 |
21,733 |
2,841 |
|
うち預け金利息 |
5,503 |
4,794 |
△709 |
|
役務取引等利益 |
17,730 |
19,422 |
1,691 |
|
特定取引利益 |
14 |
22 |
8 |
|
その他業務利益(国債等債券損益を除く) |
1,161 |
△88 |
△1,250 |
|
経費(臨時処理分を除く) |
78,855 |
74,797 |
△4,057 |
|
コア業務純益 |
46,002 |
45,077 |
△925 |
|
国債等債券損益 ① |
△4,356 |
△18,974 |
△14,618 |
|
実質業務純益 |
41,646 |
26,102 |
△15,544 |
|
一般貸倒引当繰入 ② |
6,211 |
△2,480 |
△8,691 |
|
業務純益 |
35,435 |
28,582 |
△6,852 |
|
臨時損益 |
△4,950 |
△1,594 |
3,356 |
|
うち不良債権処理額 ③ |
7,315 |
10,206 |
2,891 |
|
うち株式等損益 ④ |
2,866 |
10,531 |
7,665 |
|
経常利益 |
30,485 |
26,988 |
△3,496 |
|
特別損益 |
2,974 |
△654 |
△3,629 |
|
法人税等 |
11,586 |
3,308 |
△8,278 |
|
うち法人税等調整額 |
974 |
1,103 |
129 |
|
当期純利益 |
21,873 |
23,026 |
1,152 |
|
(参考)有価証券関係損益 ①+④ |
△1,489 |
△8,443 |
△6,953 |
|
(参考)与信費用 ②+③ |
13,526 |
7,726 |
△5,800 |
ⅰ 資金利益
国内部門の貸出金利息は、貸出金利回りの低下をボリューム(平残)の積み上げで一部カバーし2021年度比5億円減少いたしました。有価証券利息配当金は、利回りの改善により2021年度比11億円増加しました。国際部門は、海外金利の上昇により2021年度比51億円減少しました。
これらの結果、資金利益は2021年度比54億円減少して、1,005億円となりました。
(要因分析)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
|
|
平残要因 |
利回要因 |
||||
|
資金利益 |
105,951 |
100,519 |
△5,432 |
―― |
―― |
|
国内部門 |
101,056 |
100,789 |
△266 |
―― |
―― |
|
うち貸出金 |
82,359 |
81,779 |
△580 |
2,160 |
△2,741 |
|
うち有価証券 |
13,618 |
14,790 |
1,172 |
33 |
1,139 |
|
うち預金・譲渡性預金 |
360 |
357 |
△2 |
8 |
△11 |
|
国際部門 |
4,895 |
△270 |
△5,166 |
―― |
―― |
国内部門平均残高利回り〔2行合算〕 (百万円)
|
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
貸出金 |
平均残高 |
9,149,283 |
9,393,272 |
243,989 |
|
利回り |
0.90% |
0.87% |
△0.03% |
|
|
有価証券 |
平均残高 |
1,622,971 |
1,626,775 |
3,803 |
|
利回り |
0.83% |
0.90% |
0.07% |
|
|
預金・譲渡性預金 |
平均残高 |
13,065,637 |
13,379,191 |
313,554 |
|
利回り |
0.00% |
0.00% |
0.00% |
ⅱ 役務取引等利益
役務取引等利益は、預かり資産関連手数料や法人コンサルティング手数料の増加及びローン保険料・保証料の減少により、2021年度比16億円増加して194億円となりました。
(主な内訳)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
役務取引等利益 ※ |
17,730 |
19,422 |
1,691 |
|
役務取引等収益 ※ |
34,907 |
35,104 |
196 |
|
うち受入為替手数料 |
9,790 |
9,211 |
△578 |
|
うち預かり資産関連手数料 |
6,214 |
6,382 |
168 |
|
うち法人コンサルティング手数料 |
4,646 |
5,018 |
372 |
|
私募債・シンジケートローン |
2,145 |
2,306 |
160 |
|
M&A、事業承継、その他コンサル |
1,215 |
1,414 |
198 |
|
ビジネスマッチング |
738 |
934 |
195 |
|
役務取引等費用 |
17,177 |
15,682 |
△1,494 |
|
うち支払為替手数料 |
1,372 |
940 |
△432 |
|
うちローン保険料・保証料 |
13,062 |
12,142 |
△920 |
※ 信託報酬を含んでおります。
ⅲ その他業務利益(国債等債券損益を除く)
2021年度比12億円減少して△88百万円となりました。
(主な内訳)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
その他業務利益(国債等債券損益を除く) |
1,161 |
△88 |
△1,250 |
|
うち外国為替売買損益 |
1,184 |
△52 |
△1,236 |
ⅳ 経費
業務効率化・システム化による人員・店舗の適正化と、細かな経費削減努力により、2021年度比40億円減少して747億円となりました。
OHRは、コア業務粗利益が減少しましたが経費の減少により2021年度比0.76ポイント改善して62.39%となりました。
なお、2023年度の経費は800億円と予想しております。
(内訳)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
経費 |
78,855 |
74,797 |
△4,057 |
|
人件費 |
37,498 |
36,230 |
△1,267 |
|
物件費 |
35,483 |
32,910 |
△2,572 |
|
税金 |
5,873 |
5,656 |
△217 |
|
OHR(経費÷コア業務粗利益) |
63.15% |
62.39% |
△0.76% |
ⅴ 有価証券関係損益
国債等債券損益は、2021年度比146億円減少し、株式等損益は2021年度比76億円増加しました。この結果、有価証券関係損益は2021年度比69億円減少しました。
(内訳)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
有価証券関係損益 |
△1,489 |
△8,443 |
△6,953 |
|
国債等債券損益 |
△4,356 |
△18,974 |
△14,618 |
|
国債等債券売却益 |
6,218 |
6,436 |
218 |
|
国債等債券償還益 |
65 |
23 |
△41 |
|
国債等債券売却損 |
8,974 |
25,435 |
16,461 |
|
国債等債券償還損 |
1,567 |
0 |
△1,566 |
|
国債等債券償却 |
99 |
- |
△99 |
|
株式等損益 |
2,866 |
10,531 |
7,665 |
|
株式等売却益 |
10,078 |
18,173 |
8,094 |
|
株式等売却損 |
2,678 |
1,016 |
△1,662 |
|
株式等償却 |
4,533 |
6,625 |
2,091 |
ⅵ 与信費用
2021年度比58億円減少の77億円となりました。
なお、2023年度の与信費用は80億円と予想しております。
(内訳)〔2行合算〕 (百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
|
与信費用 |
13,526 |
7,726 |
△5,800 |
|
貸倒引当金繰入 |
13,077 |
837 |
△12,240 |
|
貸出金償却 |
4 |
- |
△4 |
|
債権売却損 |
63 |
22 |
△41 |
|
その他 |
380 |
6,866 |
6,486 |
② キャッシュ・フローの状況の分析検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
2022年度に、第1回第5種優先株式の一部取得・消却(53億円)を実施しております。なお、このための特段の資金調達は実施しておりません。
③ 重要な会計の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」に準拠しております。
この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
貸倒引当金
算出方法や主要な仮定については、「第5 経理の状況」の「1連結財務諸表等」の「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」中の「4.会計方針に関する事項 (5) 貸倒引当金の計上基準」及び「重要な会計上の見積り」に記載しております。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結について算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
連結自己資本比率(国内基準)
自己資本比率は、利益剰余金を積み上げることができましたが、優先株式の一部償還実施及び貸出金の増加を主因とするリスク・アセット増加により、前年度末比0.05ポイント低下して9.49%となりました。
|
|
(単位:億円、%) |
|
|
2022年3月31日 |
2023年3月31日 |
比較 |
|
1.連結自己資本比率(2/3) |
9.54 |
9.49 |
△0.05 |
|
2.連結における自己資本の額 |
5,616 |
5,702 |
86 |
|
3.リスク・アセットの額 |
58,811 |
60,044 |
1,233 |
|
4.連結総所要自己資本額 |
2,352 |
2,401 |
49 |
各行の状況
(%)
|
|
2022年3月31日 |
2023年3月31日 |
比較 |
|
株式会社北陸銀行(単体) |
9.31 |
9.06 |
△0.25 |
|
株式会社北海道銀行(単体) |
8.94 |
8.99 |
0.05 |
該当事項はありません。
当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。
(1) 提出会社
該当事項はありません。
(2) 連結子会社
① 北陸銀行
|
(2023年3月31日現在) |
|
店舗名 その他 |
所在地 |
設備の内容 |
土地 |
建物 |
動産 |
リース |
合計 |
従業員数 (人) |
|
|
面積(㎡) |
帳簿価額 (百万円) |
||||||||
|
本店 他58店 |
富山県東部 |
店舗 |
53,958 (3,216) |
10,038 |
3,559 |
831 |
355 |
14,784 |
936 |
|
高岡支店 他33店 |
富山県西部 |
店舗 |
31,863 (3,189) |
3,735 |
1,120 |
206 |
- |
5,063 |
220 |
|
金沢支店 他35店 |
石川県 |
店舗 |
33,616 (1,899) |
7,842 |
3,089 |
295 |
9 |
11,237 |
297 |
|
福井支店 他21店 |
福井県 |
店舗 |
22,022 (2,141) |
1,435 |
1,230 |
127 |
7 |
2,800 |
177 |
|
札幌支店 他18店 |
北海道 |
店舗 |
16,191 (382) |
3,965 |
1,379 |
176 |
2 |
5,524 |
199 |
|
東京支店 他9店 |
関東・信越 |
店舗 |
2,229 (-) |
6,498 |
474 |
119 |
2 |
7,095 |
142 |
|
名古屋支店 他3店 |
愛知県・ |
店舗 |
2,640 (477) |
717 |
183 |
20 |
- |
921 |
52 |
|
大阪支店 他3店 |
大阪府・ |
店舗 |
1,713 (-) |
867 |
151 |
42 |
2 |
1,062 |
59 |
|
事務 |
富山県 |
事務 |
11,295 (-) |
2,566 |
1,797 |
507 |
- |
4,871 |
85 |
|
総合 |
富山県 |
厚生施設 |
82,434 (-) |
1,070 |
51 |
5 |
- |
1,126 |
- |
|
社宅・寮 |
富山県 |
社宅・寮 |
78,955 (-) |
9,222 |
5,301 |
16 |
- |
14,540 |
- |
|
その他の |
富山県 |
その他 |
17,430 (-) |
816 |
2,035 |
682 |
- |
3,534 |
- |
(注)1.主要な設備の大宗は、店舗、事務センターであります。
2.土地の面積欄の( )内は、借地の面積(うち書き)であり、その年間賃借料は建物も含め1,139百万円であります。
3.動産は、事務機械827百万円、その他2,204百万円であります。
4.海外駐在員事務所6カ所、店舗外現金自動設備157カ所は上記に含めて記載しております。
5.上記には、連結会社以外に貸与している土地、建物が含まれており、その内容は次のとおりです。
|
北海道地区 |
土地 |
18百万円 |
(1,070㎡)、 |
建物 |
17百万円 |
|
北陸地区 |
土地 |
35百万円 |
(619㎡)、 |
建物 |
59百万円 |
|
関東地区 |
土地 |
-百万円 |
(-㎡)、 |
建物 |
357百万円 |
|
名古屋地区 |
土地 |
-百万円 |
(-㎡)、 |
建物 |
13百万円 |
② 北海道銀行
|
(2023年3月31日現在) |
|
店舗名 その他 |
所在地 |
設備の内容 |
土地 |
建物 |
動産 |
リース |
合計 |
従業員数 (人) |
|
|
面積(㎡) |
帳簿価額 (百万円) |
||||||||
|
本店 他141店 |
北海道 |
店舗 |
79,740 (15,301) |
7,412 |
7,657 |
872 |
184 |
16,126 |
1,733 |
|
東京支店 |
東京都 |
店舗 |
- (-) |
- |
127 |
15 |
1 |
144 |
20 |
|
仙台支店 |
宮城県 |
店舗 |
- (-) |
- |
0 |
1 |
- |
2 |
6 |
|
研修所 |
北海道 |
研修所 |
11,685 (-) |
412 |
1,085 |
4 |
- |
1,502 |
- |
|
東札幌 |
北海道 |
電算 |
6,611 (-) |
1,151 |
1,945 |
50 |
167 |
3,314 |
200 |
|
道銀ビル |
北海道 |
本社ビル |
416 (-) |
3,200 |
381 |
3 |
- |
3,584 |
22 |
|
社宅・寮 |
北海道 |
社宅・寮 |
22,972 (55) |
2,323 |
1,088 |
10 |
- |
3,421 |
- |
|
その他の |
北海道 |
その他 |
4,149 (-) |
81 |
384 |
58 |
42 |
566 |
- |
(注)1.主要な設備の大宗は、店舗、事務センターであります。
2.土地の面積欄の( )内は、借地の面積(うち書き)であり、その年間賃借料は建物も含め1,658百万円であります。
3.動産は、事務機械372百万円、その他643百万円であります。
4.海外駐在員事務所3カ所、店舗外現金自動設備296カ所は上記に含めて記載しております。
5.上記には、連結会社以外に貸与している建物が含まれており、その内容は次のとおりです。
|
札幌市ほか |
建物 |
180百万円 |
③ その他
該当事項はありません。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
280,000,000 |
|
第5種 優先株式 |
110,000,000 |
|
計 |
390,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月28日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所プライム市場 札幌証券取引所 |
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
|
|
―― |
―― |
(注)1.単元株式数は、普通株式が100株、第1回第5種優先株式が1,000株であります。
(注)2.すべての種類の株式について、株式の内容として、会社法第322条第2項の規定による種類株主総会の決議を要しない旨の定款の定めはありません。
(注)3.普通株式のほか、会社法第108条第1項各号に掲げる事項について異なる定めをした優先株式を発行しており、議決権の有無に差異があります。優先株式には、資本増強に際しての既存株主への影響を考慮したため、議決権はありません。なお、上記(注)1.に記載のとおり、単元株式数に相違が生じますが、これは、普通株式について株式併合による株主の議決権の数に変更が生じることがないようにしたためであります。優先株式の内容は、(注)5.のとおりであります。
(注)4.完全議決権株式であり、権利内容になんら限定のない当社における標準となる株式であります。
(注)5.第1回第5種優先株式の概要は次のとおりであります。
(1) 優先配当金
① 優先配当金 1株につき年15円
② 非累積条項
ある事業年度において、本優先株式の株主(以下「本優先株主」という。)に対して支払う剰余金の配当の額が優先配当金の額に達しないときは、その不足額は、翌事業年度以降に累積しない。
③ 非参加条項
本優先株主に対しては、優先配当金を超えて配当金の支払いをしない。
④ 優先中間配当金 1株につき7円50銭
(2) 残余財産の分配
当社は、残余財産を分配するときは、本優先株主に対し、普通株主に先立ち、本優先株式1株につき、500円を支払う。本優先株主に対しては、上記500円のほか残余財産の分配はしない。
(3) 優先順位
本優先株式の優先配当金、優先中間配当金及び残余財産の分配順位は、当社が発行するすべての優先株式と同順位とする。
(4) 消却
当社は、いつでも本優先株式を買受け、これを保有し、又は利益をもって消却することができる。
(5) 取得請求権
本優先株主は、普通株式への取得請求権を有しない。
(6) 取得条項
当社は、2005年3月31日以降いつでも、本優先株式1株につき500円で本優先株式の全部又は一部を取得することができる。一部取得の場合は抽選その他の方法により行うことができる。
(7) 議決権条項
本優先株主は、株主総会において議決権を有しない。ただし、本優先株主は、定時株主総会に優先配当金全部の支払を受ける旨の議案が提出されないときはその総会より、その議案がその定時株主総会において否決されたときはその総会の終結の時より、優先配当金全部の支払を受ける旨の決議がなされる時まで議決権を有する。
(8) 新株等の引受権
法令に別段の定めがある場合を除くほか、本優先株式について株式の併合又は分割を行わない。また、本優先株主には、株式及び新株予約権の無償割当ては行わない。
本優先株主には募集新株、募集新株予約権又は募集新株予約権付社債の割当てを受ける権利を与えない。
|
決議年月日 |
2012年11月12日 |
2013年7月26日 |
2014年6月25日 |
2015年6月26日 |
2016年7月25日 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」の(ストック・オプション等関係)に記載しております。 |
||||
|
新株予約権の数(注2) |
491個(注3) |
487個(注3) |
423個(注3) |
445個(注3) |
1,822個(注3) |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(注2) |
普通株式 4,910株(注4) |
普通株式 4,870株(注4) |
普通株式 4,230株(注4) |
普通株式 4,450株(注4) |
普通株式 18,220株(注4) |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注2) |
1株当たり1円 |
||||
|
新株予約権の行使期間 (注2) |
2012年11月29日から 2042年11月28日まで |
2013年8月14日から 2043年8月13日まで |
2014年7月12日から 2044年7月11日まで |
2015年7月15日から 2045年7月14日まで |
2016年8月13日から 2046年8月12日まで |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(注2) |
発行価格 1,080円 資本組入額 540円 |
発行価格 1,820円 資本組入額 910円 |
発行価格 2,010円 資本組入額 1,010円 |
発行価格 2,650円 資本組入額 1,330円 |
発行価格 1,170円 資本組入額 590円 |
|
新株予約権の行使の条件(注2) |
(注5) |
||||
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注2) |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
||||
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注2) |
(注6) |
||||
|
決議年月日 |
2017年6月27日 |
2018年6月22日 |
2019年6月21日 |
2020年6月23日 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」の(ストック・オプション等関係)に記載しております。 |
|||
|
新株予約権の数(注2) |
1,623個(注3) |
2,409個(注3) |
4,177個(注3) |
6,538個(注3) |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数 (注2) |
普通株式 16,230株(注4) |
普通株式 24,090株(注4) |
普通株式 41,770株(注4) |
普通株式 65,380株(注4) |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注2) |
1株当たり1円 |
|||
|
新株予約権の行使期間 (注2) |
2017年7月15日から 2047年7月14日まで |
2018年7月12日から 2048年7月11日まで |
2019年7月11日から 2049年7月10日まで |
2020年7月11日から 2050年7月10日まで |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(注2) |
発行価格 1,717円 資本組入額 860円 |
発行価格 1,353円 資本組入額 677円 |
発行価格 1,080円 資本組入額 540円 |
発行価格 802円 資本組入額 401円 |
|
新株予約権の行使の条件(注2) |
(注5) |
|||
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注2) |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
|||
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(2) |
(注6) |
|||
(注)1.2016年10月1日付株式併合(10株につき1株の割合)による影響を勘案しております。
2.当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年5月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。
3.新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は10株とする(単元株式数は100株である)。
4.新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という。)以降、当社が当社普通株式の株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割又は株式併合の比率
調整後付与株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときはその効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。また、割当日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。
5.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社、株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行のそれぞれの会社において取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日(以下、「地位喪失日」という。)の翌日以降、当該喪失した地位に基づき割当てを受けた新株予約権を行使することができる。
(2) 上記(1)は、新株予約権を相続により承継した者については適用しない。
(3) 新株予約権者が新株予約権を放棄した場合、当該新株予約権を行使することができない。
6.組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。
(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。
(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注4)に準じて決定する。
(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定められる再編後行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
(5) 新株予約権を行使することができる期間
新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。
(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
① 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
② 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。
(8) 新株予約権の取得条項
以下の①、②、③、④又は⑤の議案につき株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)は、当社取締役会が別途定める日に、当社は無償で新株予約権を取得することができる。
① 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
② 当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案
③ 当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案
④ 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑤ 新株予約権の目的である種類の株式の内容として譲渡による当該種類の株式の取得について当社の承認を要すること若しくは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
(9) その他の新株予約権の行使の条件
上記(注5)に準じて決定する。
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決議年月日 |
2021年6月25日 |
2022年6月23日 |
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付与対象者の区分及び人数 |
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」の(ストック・オプション等関係)に記載しております。 |
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新株予約権の数(注2) |
11,133個(注3) |
15,369個(注3) |
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新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数 (注2) |
普通株式 111,330株(注4) |
普通株式 153,690株(注4) |
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新株予約権の行使時の払込金額(注2) |
1株当たり1円 |
1株当たり1円 |
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新株予約権の行使期間 (注2) |
2021年7月15日から 2051年7月14日まで |
2022年7月12日から 2052年7月11日まで |
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(注2) |
発行価格 759円 資本組入額 380円 |
発行価格 769円 資本組入額 385円 |
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新株予約権の行使の条件(注2) |
(注5) |
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新株予約権の譲渡に関する事項(注2) |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
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組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注2) |
(注6) |
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(注)1.当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年5月31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。
2.新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は10株とする(単元株式数は100株である)。
3.新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という。)以降、当社が当社普通株式の株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割又は株式併合の比率
調整後付与株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときはその効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。また、割当日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。
4.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社、株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行のそれぞれの会社において取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日(以下、「地位喪失日」という。)の翌日以降、当該喪失した地位に基づき割当てを受けた新株予約権を行使することができる。
(2) 上記(1)は、新株予約権を相続により承継した者については適用しない。
(3) 新株予約権者が新株予約権を放棄した場合、当該新株予約権を行使することができない。
5.組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。
(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。
(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注4)に準じて決定する。
(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定められる再編後行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
(5) 新株予約権を行使することができる期間
新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。
(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
① 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
② 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。
(8) 新株予約権の取得条項
新株予約権の取得条項は定めない。
(9) その他の新株予約権の行使の条件
上記(注4)に準じて決定する。
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決議年月日 |
2023年6月27日 |
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付与対象者の区分及び人数 |
当社取締役 6名 北陸銀行取締役 6名 同 執行役員 12名 北海道銀行取締役 6名 同 執行役員 12名 ただし、当社取締役のうち5名は北陸銀行又は北海道銀行の取締役又は執行役員を兼務しているので、合計37名 |
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新株予約権の数 |
11,089個(注1) |
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新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数 |
普通株式 110,890株(注2) |
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新株予約権の行使時の払込金額 |
1株当たり1円 |
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新株予約権の行使期間 |
2023年7月15日から 2053年7月14日まで |
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額 |
発行価格 (注3) 資本組入額 (注4) |
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新株予約権の行使の条件 |
(注5) |
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新株予約権の譲渡に関する事項 |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
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組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 |
(注6) |
(注)1.新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は10株とする(単元株式数は100株である)。
2.新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という。)以降、当社が当社普通株式の株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割又は株式併合の比率
調整後付与株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときはその効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金又は準備金を増加する議案が株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。また、割当日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。
3.発行価格
各新株予約権の払込金額は、次式のブラック・ショールズ・モデルにより以下の(2)から(7)の基礎数値に基づき算定した1株当たりのオプション価格(1円未満の端数は四捨五入)に付与株式数を乗じた金額とする。
ここで、
(1) 1株当たりのオプション価格(
)
(2) 株価(
):2023年7月14日の東京証券取引所における当社普通株式の普通取引の終値(終値がない場合は、翌取引日の基準値段)
(3) 行使価格(
):1円
(4) 予想残存期間(
):1年9カ月
(5) 株価変動性(
):1年9カ月間(2021年10月14日から2023年7月14日まで)の各取引日における当社普通株式の普通取引の終値に基づき算出した株価変動率
(6) 無リスクの利子率(
):残存年数が予想残存期間に対応する国債の利子率
(7) 配当利回り(
):1株当たりの配当金(2023年3月期の実績配当金)÷上記(2)に定める株価
(8) 標準正規分布の累積分布関数(
)
4.資本組入額
新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
5.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社、株式会社北陸銀行及び株式会社北海道銀行のそれぞれの会社において取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日(以下、「地位喪失日」という。)の翌日以降、当該喪失した地位に基づき割当てを受けた新株予約権を行使することができる。
(2) 上記(1)は、新株予約権を相続により承継した者については適用しない。
(3) 新株予約権者が新株予約権を放棄した場合、当該新株予約権を行使することができない。
6.組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。
(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。
(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注2)に準じて決定する。
(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定められる再編後行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
(5) 新株予約権を行使することができる期間
新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。
(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
① 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
② 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。
(8) 新株予約権の取得条項
新株予約権の取得条項は定めない。
(9) その他の新株予約権の行使の条件
上記(注5)に準じて決定する。
該当事項はありません。
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年月日 |
発行済株式総数 |
発行済株式総数残高 (千株) |
資本金増減額 |
資本金残高 |
資本準備金増減額(百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
||||
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2020年3月31日 (注) |
普通株式 |
- |
普通株式 |
132,163 |
- |
70,895 |
- |
82,034 |
||
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第1回第5種優先株式 △10,734 |
第1回第5種優先株式 96,698 |
|||||||||
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2021年3月31日 (注) |
普通株式 |
- |
普通株式 |
132,163 |
- |
70,895 |
- |
82,034 |
||
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第1回第5種優先株式 △10,743 |
第1回第5種優先株式 85,955 |
|||||||||
|
2022年3月31日 (注) |
普通株式 |
△3,392 |
普通株式 |
128,770 |
- |
70,895 |
- |
82,034 |
||
|
第1回第5種優先株式 △10,743 |
第1回第5種優先株式 75,212 |
|||||||||
|
2023年3月31日 (注) |
普通株式 |
- |
普通株式 |
128,770 |
- |
70,895 |
- |
82,034 |
||
|
第1回第5種優先株式 △10,743 |
第1回第5種優先株式 64,469 |
|||||||||
(注)自己株式の消却による減少であります。
① 普通株式
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
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個人以外 |
個人 |
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株主数 (人) |
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- |
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所有株式数(単元) |
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所有株式数の割合(%) |
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100.00 |
- |
(注)1.自己株式640,444株は「個人その他」に6,404単元、「単元未満株式の状況」に44株含まれております。
2.「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ56単元及び80株含まれております。
② 第1回第5種優先株式
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数 (人) |
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- |
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所有株式数(単元) |
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所有株式数の割合(%) |
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100.00 |
- |
(注)自己株式11,096株は「個人その他」に11単元、「単元未満株式の状況」に96株含まれております。
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15番1号) |
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計 |
- |
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(注)上記の日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式は、当該銀行の信託業務に係るものであります。
なお、所有株式に係る議決権の個数の多い順上位10名は、以下のとおりであります。
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有議決権数 (個) |
総株主の議決権数に 対する所有議決権数 の割合(%) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15番1号) |
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STATE STREET BANK WEST CLIENT ー TREATY 505234 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) |
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U. S. A. (東京都港区港南2丁目15番1号) |
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SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人香港上海銀行東京支店カストディ業務部) |
ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111 (東京都中央区日本橋3丁目11番1号) |
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計 |
- |
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(注)上記の日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式は、当該銀行の信託業務に係るものであります。
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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現金預け金 |
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コールローン及び買入手形 |
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買入金銭債権 |
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特定取引資産 |
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金銭の信託 |
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有価証券 |
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貸出金 |
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外国為替 |
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その他資産 |
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有形固定資産 |
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建物 |
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土地 |
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リース資産 |
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建設仮勘定 |
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その他の有形固定資産 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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のれん |
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|
リース資産 |
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|
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その他の無形固定資産 |
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退職給付に係る資産 |
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繰延税金資産 |
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支払承諾見返 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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資産の部合計 |
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負債の部 |
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預金 |
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|
|
譲渡性預金 |
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コールマネー及び売渡手形 |
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売現先勘定 |
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債券貸借取引受入担保金 |
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特定取引負債 |
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借用金 |
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外国為替 |
|
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信託勘定借 |
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|
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その他負債 |
|
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|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
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|
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偶発損失引当金 |
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睡眠預金払戻損失引当金 |
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特別法上の引当金 |
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繰延税金負債 |
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|
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再評価に係る繰延税金負債 |
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支払承諾 |
|
|
|
負債の部合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
純資産の部 |
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資本金 |
|
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|
資本剰余金 |
|
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|
利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
|
△ |
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
|
△ |
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その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
新株予約権 |
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非支配株主持分 |
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|
|
純資産の部合計 |
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|
負債及び純資産の部合計 |
|
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|
|
(単位:百万円) |
|
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前連結会計年度 (自 2021年4月 1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) |
|
経常収益 |
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|
資金運用収益 |
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貸出金利息 |
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有価証券利息配当金 |
|
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コールローン利息及び買入手形利息 |
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|
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買現先利息 |
|
△ |
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債券貸借取引受入利息 |
|
|
|
預け金利息 |
|
|
|
その他の受入利息 |
|
|
|
信託報酬 |
|
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|
役務取引等収益 |
|
|
|
特定取引収益 |
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|
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その他業務収益 |
|
|
|
その他経常収益 |
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|
|
その他の経常収益 |
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|
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経常費用 |
|
|
|
資金調達費用 |
|
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預金利息 |
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|
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譲渡性預金利息 |
|
|
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コールマネー利息及び売渡手形利息 |
△ |
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|
売現先利息 |
|
|
|
債券貸借取引支払利息 |
|
|
|
借用金利息 |
|
|
|
その他の支払利息 |
|
|
|
役務取引等費用 |
|
|
|
その他業務費用 |
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|
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営業経費 |
|
|
|
その他経常費用 |
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貸倒引当金繰入額 |
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その他の経常費用 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産処分益 |
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退職給付制度改定益 |
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特別損失 |
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固定資産処分損 |
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減損損失 |
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その他 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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非支配株主に帰属する当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会や経営会議が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、銀行持株会社である当社を中心に、銀行業を核とした総合的な金融サービスを提供しております。
当社は、連結子会社単位を事業セグメントとして認識し、「北陸銀行」及び「北海道銀行」を報告セグメントとしております。
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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有価証券 |
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前払費用 |
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未収還付法人税等 |
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その他 |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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工具、器具及び備品 |
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無形固定資産 |
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商標権 |
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ソフトウエア |
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投資その他の資産 |
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関係会社株式 |
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その他 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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負債の部 |
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流動負債 |
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短期借入金 |
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預り金 |
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未払費用 |
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未払配当金 |
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未払法人税等 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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役員退職慰労引当金 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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その他資本剰余金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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その他利益剰余金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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新株予約権 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月 1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) |
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営業収益 |
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関係会社受取配当金 |
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関係会社受入手数料 |
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営業収益合計 |
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営業費用 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業費用合計 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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事務委託費 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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