株式会社大東銀行

THE DAITO BANK, LTD.
郡山市中町19番1号
証券コード:85630
業界:銀行業
有価証券報告書の提出日:2023年6月23日

(1)当連結会計年度の前4連結会計年度及び当連結会計年度に係る次に掲げる主要な経営指標等の推移

 

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

 

(自2018年

4月1日

至2019年

3月31日)

(自2019年

4月1日

至2020年

3月31日)

(自2020年

4月1日

至2021年

3月31日)

(自2021年

4月1日

至2022年

3月31日)

(自2022年

4月1日

至2023年

3月31日)

連結経常収益

百万円

12,564

12,452

13,067

12,887

13,023

連結経常利益

百万円

867

1,466

1,635

2,194

2,017

親会社株主に帰属する当期純利益

百万円

1,246

1,062

990

1,201

1,283

連結包括利益

百万円

2,258

1,942

2,051

745

2,477

連結純資産額

百万円

41,415

39,090

40,760

39,634

36,769

連結総資産額

百万円

789,773

790,655

963,505

970,147

894,997

1株当たり純資産額

3,200.92

3,019.78

3,149.60

3,060.08

2,836.37

1株当たり当期純利益

98.35

83.86

78.17

94.81

101.38

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

自己資本比率

5.13

4.84

4.14

3.99

4.01

連結自己資本利益率

3.14

2.69

2.53

3.05

3.43

連結株価収益率

6.48

6.79

8.97

7.22

6.32

営業活動によるキャッシュ・フロー

百万円

21,118

2,256

113,437

33,868

92,826

投資活動によるキャッシュ・フロー

百万円

24,111

13,876

2,134

4,577

31,352

財務活動によるキャッシュ・フロー

百万円

379

380

378

378

384

現金及び現金同等物の期末残高

百万円

37,079

48,318

163,511

133,842

71,983

従業員数

524

506

496

473

445

[外、平均臨時従業員数]

[160]

[153]

[139]

[133]

[119]

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないので記載しておりません。

2 自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。

 

(2)当行の当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に係る主要な経営指標等の推移

回次

第114期

第115期

第116期

第117期

第118期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

経常収益

百万円

11,375

11,287

11,996

11,735

11,615

経常利益

百万円

759

1,397

1,541

2,092

1,863

当期純利益

百万円

1,189

1,015

946

1,153

1,216

資本金

百万円

14,743

14,743

14,743

14,743

14,743

発行済株式総数

千株

12,701

12,701

12,701

12,701

12,701

純資産額

百万円

39,193

37,005

38,552

37,416

34,618

総資産額

百万円

785,888

787,270

960,125

966,480

891,599

預金残高

百万円

679,056

681,903

747,417

741,876

725,805

貸出金残高

百万円

530,084

538,354

589,820

637,204

661,247

有価証券残高

百万円

204,427

187,232

185,634

177,871

142,539

1株当たり純資産額

3,092.52

2,920.12

3,042.31

2,952.76

2,734.14

1株当たり配当額

30.00

30.00

30.00

30.00

30.00

(内1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

93.89

80.15

74.68

91.06

96.10

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

自己資本比率

4.98

4.70

4.01

3.87

3.88

自己資本利益率

3.10

2.66

2.50

3.03

3.37

株価収益率

6.78

7.10

9.39

7.52

6.67

配当性向

31.95

37.42

40.17

32.94

31.21

従業員数

515

498

489

465

437

[外、平均臨時従業員数]

[156]

[149]

[134]

[129]

[116]

株主総利回り

53.5

50.4

63.4

64.6

63.4

(比較指標:配当込みTOPIX)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

1,380

661

829

783

774

最低株価

581

448

489

597

593

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないので記載しておりません。

2 自己資本比率は、期末純資産の部合計を期末資産の部の合計で除して算出しております。

3 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

2【沿革】

1942年8月

郡山無尽㈱・会津勧業無尽㈱・磐城無尽㈱の3社が合併して、大東無尽㈱を設立

1951年10月

相互銀行法の制定に伴い、㈱大東相互銀行に商号変更

1967年2月

本店新築落成

1975年9月

事務センター新築

1976年4月

オンラインシステム導入

1980年2月

第2次オンラインシステム稼動

1983年4月

国債等募集業務(国債窓販)開始

1987年6月

国債等売買業務(ディーリング)開始

1989年2月

普通銀行へ転換して㈱大東銀行に商号変更

1989年11月

クレジットカード業務に係る事業会社として、㈱大東ミリオンカード並びに㈱大東カードを設立

1990年3月

信用保証業務に係る事業会社として、大東信用保証㈱を設立

1991年1月

リース業務に係る事業会社として、㈱大東リースを設立

1991年5月

第3次オンラインシステム稼動

1992年12月

東京証券取引所市場第二部に上場

1996年9月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

1998年12月

投資信託窓口販売業務取扱開始

2001年4月

保険商品販売業務取扱開始

2002年1月

㈱大東ミリオンカードを㈱大東クレジットサービスに商号変更

2005年2月

㈱大東クレジットサービスと㈱大東カードが合併し、㈱大東クレジットサービスとなる(現・連結子会社)

2005年12月

証券仲介業務取扱開始

2006年4月

大東信用保証㈱を存続会社、㈱大東リースを消滅会社として合併し、株式会社大東リースとなる(現・連結子会社)

2009年1月

新勘定系システム稼動

2016年5月

基幹系システムを地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」へ移行

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行

3【事業の内容】

 当行及び当行の関係会社は、当行及び連結子会社2社で構成され、銀行業を中心に、クレジットカード事業、リース事業及び信用保証事業等の金融サービスに係る事業を行っております。

 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

〔銀行業務〕

 当行は、本店及び支店の合計56か店において、預金、貸出、有価証券投資、内国為替、外国為替、証券投資信託及び保険商品の窓口販売業務等を行い、地域に根ざした営業を展開しており、お客さまへのサービス向上に積極的に取り組んでおります。

 

〔リース業務〕

 ファイナンス・リース等の業務を行っております。

 

〔その他〕

 その他金融に関連する業務として、住宅ローン等をご利用のお客さまに対する信用保証業務、カード利用による消費活動に対する与信と決済代行を行うクレジットカード業務を行っております。

 

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

0101010_001.png

 上記の連結子会社2社の中で国内の証券市場に公開している連結子会社はありません。

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

当行との関係内容

役員の

兼任等

(人)

資金援助

営業上の取引

設備の

賃貸借

業務提携

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社

大東クレジット

サービス

福島県郡山市

40

その他

43.75

4

(3)

預金取引関係

金銭貸借関係

保証契約関係

建物一部賃借

株式会社

大東リース

福島県郡山市

380

リース業務

その他

85.30

4

(3)

預金取引関係

金銭貸借関係

リース取引関係

保証契約関係

建物一部

賃借

(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 「当行との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当行の役員(内書き)であります。

3 株式会社大東クレジットサービスは、議決権の所有割合は50%以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社における従業員数

2023年3月31日現在

 

セグメントの名称

銀行業務

リース業務

その他

合計

従業員数(人)

437

116

2

1

6

2

445

119

(注)1 従業員数は、嘱託及び臨時従業員238人を含んでおりません。

2 臨時従業員数は、〔 〕内に年間の平均人員を外書きで記載しております。

 

(2)当行の従業員数

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

437

39.4

16.7

4,985

116

(注)1 従業員数は、嘱託及び臨時従業員227人を含んでおりません。

2 当行の従業員はすべて銀行業務のセグメントに属しております。

3 臨時従業員数は、〔 〕内に年間の平均人員を外書きで記載しております。

4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5 当行の従業員組合は、大東銀行職員組合と称し、組合員は363人であります。労使間においては特記すべき事項はありません。

 

(3)管理職に占める女性労働者の割合労働者の男女別の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

[当事業年度]

ア.当行の管理職に占める女性労働者の割合

 

2023年3月31日

女性管理職数

36名

管理職数

182名

管理者に占める女性労働者の割合

19.8%

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

イ.当行における男女別の育児休業取得率

 

2022年度

男性

83.8%

女性

100.0%

全体

85.7%

(注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 

ウ.当行における労働者の男女の賃金の差異

     2022年度

 

男女の賃金の差異

(男性賃金に対する女性賃金の割合)

全労働者

61.7%

うち正社員

66.0%

うちパート・有期社員

62.0%

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

(参考)当行における労働者の男女別平均継続勤務年数(2023年3月31日現在)

 ※役員、出向受、派遣社員を除く                         (単位:年)

正規労働者

雇用形態

男性

女性

合計

男女の差異

行員(総合職)

20.2

10.9

16.7

△9.4

行員(地域限定総合職)

16.0

18.6

18.4

2.5

嘱託(無期契約)

10.6

14.7

14.2

4.1

パート(フルタイム無期契約)

13.8

13.8

正規労働者全体

20.0

14.4

19.0

△5.6

非正規労働者

雇用形態

男性

女性

合計

男女の差異

嘱託(有期契約)

36.8

13.3

28.0

△23.5

パート(フルタイム有期契約)

19.3

12.1

13.5

△7.2

パート(短時間無期契約)

13.0

13.0

パート(短時間有期契約)

39.9

6.5

17.1

△33.4

非正規労働者全体

35.2

12.2

20.8

△23.0

すべての労働者

労働者全体

23.0

12.6

17.9

△10.3

(注)継続勤務年数は、現在の雇用形態に属する労働者の当初雇入時からの通算年数

 

②連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

当行は、リスク管理を経営の最重要課題のひとつとして位置づけ、取締役会において「リスク管理の基本方針」を定め、リスク管理の一層の強化・充実に取り組んでおります。

リスク管理体制については、経営部において銀行全体のリスクの統合的管理に努めるとともに、リスク管理の基本方針に則ってリスクを適切に管理する「リスク管理委員会」を設置しております。

 

当行の銀行全体のリスクを統合的に管理・コントロールする体制は次のとおりであります。

 

0102010_001.png

■信用リスク管理体制

審査部門と営業推進部門を分離し独立性を堅持しながら、決して利益追求にのみ走ることのないよう相互に牽制できる体制としております。

与信取組みにおいては、明確なクレジットポリシーのもと、信用リスクに応じた取組みをモットーとし、リスクに見合ったリターンを確保するばかりでなく、全体の信用リスクの軽減に努めております。

■市場リスク管理体制

金利、有価証券の価格、為替等の変動により損失を被ることのないよう、これらの日次管理を行うことはもとより、予測される最大損失を常に想定し、自己資本にて十分対応できる体制としております。

■流動性リスク管理体制

予期しない資金の流出(払出し)にも十分対応できるように、常に流動性資金の管理を行っております。

■オペレーショナル・リスク管理体制

○事務リスク管理体制

事務リスクの状況を的確に把握し、事務リスクの防止・軽減のため適切な対策を講じ、その効果を検証する体制としております。さらに、事務処理のレベルアップを図るため、事務指導や本部主催の各種研修会を実施しております。

また、監査部では厳正な内部管理と事故の未然防止を図るため、営業店、本部、関連会社に対して内部監査を実施しております。

さらに、営業店及び本部各部において、各部店長を責任者として部店内検査を実施しております。

○システムリスク管理体制

コンピュータが常時正常に稼動できるよう、また、ウィルス等による誤作動や外部からの不正利用を防止できる体制をとっております。

また、お客さまの重要な情報が外部に決してもれることのないようにセキュリティ管理を強化しております。

○その他のオペレーショナル・リスク管理体制

法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、風評リスクについても、それぞれの担当部門を定めてリスクの把握、評価、モニタリングを行う体制としております。

 

 

当行の財政状態及び経営成績等に特に重要な影響を与える可能性があると認識しているリスクとしては、以下に記載したリスクのうち、(1)信用リスク及び(2)市場リスクが挙げられます。

当行では、金融資産に係るこれらのリスクについて、統計的な算出手法であるVaRを用いて、ある一定期間において、ある一定の信頼区間(確率)のもと、被る可能性のある最大損失額(リスク量)を把握しております。

これらのリスクが顕在化した場合、当行の業績や業務運営に著しい影響を及ぼす可能性があるため、リスク量を自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦(各リスクへの割当)を行うとともに、定期的に配賦状況を確認し、経営戦略と一体でリスク管理を行っております。

 

(1)信用リスク

当行は、厳格な資産の自己査定を行い、貸出先の状況や担保の価値等に基づいて、貸倒引当金を計上しております。

しかし、我が国の経済動向、特に当行の主たる営業基盤である福島県の経済動向、不動産価格及び株価の変動等によっては、当行の貸出先の経営状況を悪化させ、債務者区分の下方遷移や、担保価値の下落、又はその他の予期せぬ理由により、当行の不良債権及び貸倒償却引当費用が増加するおそれがあり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)市場リスク

当行は、債券や市場性のある株式等を保有しております。債券は、市場金利の上昇により保有債券の含み損益及び債券関係損益が悪化するおそれがあり、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。株式は、株価下落により保有株式の含み損益及び株式等関係損益が悪化するおそれがあり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、貸出金や有価証券等の資金運用と、預金等による資金調達には、金利又は期間のミスマッチが存在しており、その影響を抑えるべく適切に管理・運営を行っておりますが、想定以上に金利が変動した場合には、利益が低下ないし損失を被り、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)流動性リスク

当行は、常に適切な流動性資金の管理を行っておりますが、運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被る可能性があります。また、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被る可能性があります。

 

(4)オペレーショナル・リスク

① 事務リスク

当行は、事務リスクの所在、種類、特性等を適時・的確に把握し、事務リスクの防止・軽減のため適切な対策を講じておりますが、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより、損失を被る可能性があります。

 

② システムリスク

 コンピュータシステムは、当行の業務遂行上重要なウェイトを占めております。当行は、日頃からトラブルの防止に努めておりますが、コンピュータシステムのダウンや誤作動等システムの不備等に伴い、当行の業務遂行に悪影響を及ぼす可能性や、コンピュータが不正に使用されることにより、損失を被る可能性があります。

 

③ 情報資産に関するリスク

当行は、保有するすべての情報資産を、あらゆる脅威から保護すべく、必要な対策を行っておりますが、顧客情報等の漏洩、紛失、不正利用等が発生した場合には、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 法務リスク

当行は、コンプライアンス(法令等遵守)に関する基本方針、規程を制定し、役職員への周知徹底を図るとともに、体制の整備強化に努めておりますが、法令等違反及び不適切な契約の締結、又はその他の法的原因により損失を被る可能性があります。

 

 

⑤ 風評リスク

当行の事業内容や業績について、事実と異なる風評により評判が悪化し、当行の信用が低下することにより、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)繰延税金資産に関するリスク

税効果会計の適用により発生する繰延税金資産については、「税効果会計に係る会計基準」等に基づき、将来の

損益、課税所得見込み及び同資産の回収可能性を十分検討して計上しております。繰延税金資産の計算は、将来の

課税所得に関する様々な予測、仮定に基づいており、実際の結果がかかる予測、仮定とは異なる可能性がありま

す。

また、当行が、将来の課税所得の予測、仮定に基づいて繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断した場合や制度の変更等により、当行の繰延税金資産が減額され、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)自己資本比率に関するリスク

当行の連結自己資本比率及び単体自己資本比率は「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に基づき算出しており、国内基準を適用しております。

当行の自己資本比率が、要求される水準である4%を下回った場合には、業務の全部又は一部の停止等の命令を受けることとなります。当行の自己資本比率は、前述した貸倒償却引当費用の増加、有価証券関係損益の悪化、繰延税金資産の減額のほか、当行の業績悪化等の要因により、影響を受ける可能性があります。

 

(7)固定資産の減損に関するリスク

当行が保有する土地、建物等の固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用しており、収益力の低下、使用目的の変更及び価額の下落などの要因で、評価減による費用処理が発生する可能性があります。

 

(8)グループ経営に関するリスク

当行は、連結子会社を有しておりますが、当該子会社の業績悪化等により、支援費用等コストが発生する可能性があります。

 

(9)災害発生リスク

地震、津波、火災等の災害その他の事象により、当行の役職員及び有形資産等が被災し、当行の業務遂行に悪影響を及ぼす可能性があります。また、災害の規模によっては、地域経済に甚大な被害が及ぶ可能性があり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)感染症の流行に関するリスク

新型インフルエンザ等感染症の流行により、当行の役職員への感染が拡大し、業務運営上十分な人員が確保できなくなるなど、当行の業務遂行に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、これらの緊急事態を想定しコンティンジェンシープランを策定しており、定期的にBCP(事業継続計画)に基づく訓練等を実施しております。

さらに、新型コロナウイルス感染症に関しては、新型コロナウイルス感染症対策委員会を立ち上げるとともに、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を定め、感染拡大防止に努めております。

しかしながら、感染拡大の規模によっては、地域経済に甚大な被害が及ぶ可能性があり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

5【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

2【主要な設備の状況】

 当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。

(2023年3月31日現在)

 

 

 

会社名

店舗名

その他

所在地

セグメントの名称

設備の

内容

土地

建物

動産

合計

従業員数

(人)

 

面積(㎡)

帳簿価額(百万円)

当行

本店

他49か所

福島県内

銀行業務

店舗

46,533.62

(6,277.25)

6,350

1,032

107

7,491

389

宇都宮支店

他2か所

福島県外

銀行業務

店舗

391.86

(178.01)

53

70

7

131

19

事務センター他

福島県郡山市他

銀行業務

事務センター等

3,581.86

394

371

195

962

29

社宅・寮

福島県郡山市

他5か所

銀行業務

社宅・寮

4,239.89

(543.70)

284

115

0

400

その他の

施設

福島県郡山市他

銀行業務

その他

8,285.53

(1,007.09)

287

79

18

385

連結

子会社

㈱大東

リース

本社

福島県郡山市

リース

業務

店舗等

0

0

2

本社等

福島県郡山市

その他

店舗等

230.00

15

15

㈱大東クレジットサービス

本社等

福島県郡山市

その他

店舗等

130.41

111

54

1

167

6

(注)1 土地の面積欄の( )内は、借地の面積(内書き)であり、その年間賃借料は建物も含め83百万円であります。

2 動産は、事務機械253百万円、その他77百万円であります。

3 当行の店舗外現金自動設備51カ所は上記に含めて記載しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

18,000,000

18,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他

の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

22

25

746

55

8

5,886

6,742

所有株式数(単元)

28,127

3,863

46,646

5,756

15

41,839

126,246

76,862

所有株式数の割合

(%)

22.28

3.06

36.95

4.56

0.01

33.14

100.00

(注)1 自己株式40,037株は「個人その他」に400単元、「単元未満株式の状況」に37株含まれております。

2 「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が1単元含まれております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

HSホールディングス株式会社

東京都港区虎ノ門五丁目11番1号

オランダヒルズ森タワー ROP 1307号

2,455

19.39

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

800

6.32

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

699

5.52

大東銀行行員持株会

福島県郡山市中町19番1号

522

4.12

双葉不動産建設株式会社

福島県双葉郡浪江町権現堂上続町18番地2

350

2.76

株式会社日本カストディ銀行(信託口4)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

322

2.54

松井証券株式会社

東京都千代田区麴町一丁目4番地

231

1.82

株式会社東邦銀行

福島県福島市大町3番25号

196

1.55

さわやか商事株式会社

福島県郡山市本町一丁目11番15号

160

1.26

損害保険ジャパン株式会社

東京都新宿区西新宿一丁目26番1号

152

1.20

5,890

46.52

(注)1 前事業年度末において主要株主であったSBIホールディングス株式会社は、当事業年度末現在では主要株主ではなくなりました。

2 前事業年度末において主要株主でなかったHSホールディングス株式会社は、当事業年度末現在では主要株主となっております。

3 三井住友信託銀行株式会社から、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、日興アセットマネジメント株式会社及び日本証券代行株式会社を共同保有者とする2023年1月31日現在の保有株式等を記載した2023年2月6日付の大量保有報告書(変更報告書No.3)が関東財務局長に提出されておりますが、当行として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、株主名簿上の所有株式を上記大株主の状況に記載しております。

なお、大量保有報告書(変更報告書No.3)の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(千株)

株券等保有割合

(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園一丁目1番1号

509

4.01

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂九丁目7番1号

94

0.74

日本証券代行株式会社

東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番4号

37

0.30

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

現金預け金

※3 135,215

※3 72,489

有価証券

※1,※3,※8 177,572

※1,※3,※8 142,044

貸出金

※1,※2,※4 636,345

※1,※2,※4 660,029

外国為替

※1 925

※1 168

リース債権及びリース投資資産

2,558

2,687

その他資産

※1,※3 8,816

※1,※3 8,757

有形固定資産

※6,※7 9,598

※6,※7 9,643

建物

1,673

1,707

土地

※5 7,557

※5 7,481

建設仮勘定

3

9

その他の有形固定資産

363

444

無形固定資産

361

431

ソフトウエア

247

265

その他の無形固定資産

113

166

退職給付に係る資産

470

446

繰延税金資産

507

648

支払承諾見返

※1 594

※1 524

貸倒引当金

2,818

2,875

資産の部合計

970,147

894,997

負債の部

 

 

預金

※3 741,258

※3 724,961

譲渡性預金

65,466

73,589

借用金

※3 114,290

※3 50,650

その他負債

6,358

6,062

賞与引当金

174

187

退職給付に係る負債

1,094

997

睡眠預金払戻損失引当金

172

146

偶発損失引当金

80

112

繰延税金負債

15

再評価に係る繰延税金負債

※5 1,007

※5 996

支払承諾

594

524

負債の部合計

930,513

858,227

純資産の部

 

 

資本金

14,743

14,743

資本剰余金

1,294

1,294

利益剰余金

22,903

23,821

自己株式

49

45

株主資本合計

38,892

39,814

その他有価証券評価差額金

1,921

5,632

土地再評価差額金

※5 1,750

※5 1,724

退職給付に係る調整累計額

54

6

その他の包括利益累計額合計

116

3,901

非支配株主持分

858

857

純資産の部合計

39,634

36,769

負債及び純資産の部合計

970,147

894,997

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

経常収益

12,887

13,023

資金運用収益

8,230

8,470

貸出金利息

6,784

7,317

有価証券利息配当金

1,197

1,017

預け金利息

249

135

その他の受入利息

0

0

役務取引等収益

3,366

2,966

その他業務収益

952

1,123

その他経常収益

338

463

貸倒引当金戻入益

82

償却債権取立益

67

214

その他の経常収益

187

248

経常費用

10,693

11,006

資金調達費用

65

39

預金利息

59

38

譲渡性預金利息

3

3

コールマネー利息及び売渡手形利息

0

4

借用金利息

2

2

役務取引等費用

1,127

1,251

その他業務費用

1,677

2,107

営業経費

※1 7,407

※1 7,259

その他経常費用

414

348

貸倒引当金繰入額

187

その他の経常費用

※2 414

※2 160

経常利益

2,194

2,017

特別利益

38

62

固定資産処分益

38

62

特別損失

377

78

固定資産処分損

21

78

減損損失

※3 355

税金等調整前当期純利益

1,855

2,000

法人税、住民税及び事業税

461

570

法人税等調整額

171

118

法人税等合計

632

689

当期純利益

1,222

1,311

非支配株主に帰属する当期純利益

21

28

親会社株主に帰属する当期純利益

1,201

1,283

1 報告セグメントの概要

当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当行グループは、当行及び連結子会社2社で構成され、銀行業を中心に、リース事業、クレジットカード事業及び信用保証事業といった金融サービスに係る事業を行っており、「銀行業務」、「リース業務」を報告セグメントとしております。

「銀行業務」は、預金、貸出、有価証券投資、内国為替、外国為替、証券投資信託及び保険商品等の窓口販売業務等を行っております。「リース業務」は、ファイナンス・リース等の業務を行っております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

現金預け金

※4 135,213

※4 72,488

現金

12,987

12,293

預け金

122,226

60,195

有価証券

※1,※2,※4,※7 177,871

※1,※2,※4,※7 142,539

国債

52,656

36,853

地方債

11,196

8,912

社債

75,940

61,545

株式

3,807

4,167

その他の証券

34,269

31,059

貸出金

※2,※5 637,204

※2,※5 661,247

割引手形

※3 507

※3 414

手形貸付

10,124

12,023

証書貸付

589,538

610,662

当座貸越

37,034

38,146

外国為替

※2 925

※2 168

外国他店預け

925

168

その他資産

※2,※4 6,526

※2,※4 6,273

前払費用

2

6

未収収益

611

638

金融派生商品

44

288

その他の資産

※4 5,868

※4 5,340

有形固定資産

※6 9,356

※6 9,395

建物

1,617

1,652

土地

7,418

7,342

建設仮勘定

3

9

その他の有形固定資産

317

390

無形固定資産

354

427

ソフトウエア

242

263

その他の無形固定資産

112

164

前払年金費用

441

471

繰延税金資産

518

602

支払承諾見返

※2 594

※2 524

貸倒引当金

2,527

2,541

資産の部合計

966,480

891,599

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

預金

※4 741,876

※4 725,805

当座預金

12,454

11,553

普通預金

498,325

497,850

貯蓄預金

7,137

7,236

通知預金

189

932

定期預金

222,152

206,561

定期積金

93

90

その他の預金

1,522

1,580

譲渡性預金

65,566

73,689

借用金

※4 114,000

※4 50,400

借入金

114,000

50,400

その他負債

4,461

4,098

未払法人税等

239

369

未払費用

214

211

前受収益

177

202

給付補填備金

0

0

金融派生商品

446

93

資産除去債務

28

28

その他の負債

3,354

3,192

賞与引当金

170

183

退職給付引当金

1,135

1,025

睡眠預金払戻損失引当金

172

146

偶発損失引当金

80

112

再評価に係る繰延税金負債

1,007

996

支払承諾

594

524

負債の部合計

929,064

856,981

純資産の部

 

 

資本金

14,743

14,743

資本剰余金

1,294

1,294

資本準備金

1,294

1,294

利益剰余金

21,681

22,533

利益準備金

869

945

その他利益剰余金

20,812

21,588

別途積立金

14,900

14,900

繰越利益剰余金

5,912

6,688

自己株式

49

45

株主資本合計

37,670

38,525

その他有価証券評価差額金

2,004

5,632

土地再評価差額金

1,750

1,724

評価・換算差額等合計

254

3,907

純資産の部合計

37,416

34,618

負債及び純資産の部合計

966,480

891,599

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

経常収益

11,735

11,615

資金運用収益

8,219

8,454

貸出金利息

6,772

7,300

有価証券利息配当金

1,197

1,018

預け金利息

249

135

その他の受入利息

0

0

役務取引等収益

3,121

2,712

受入為替手数料

619

520

その他の役務収益

2,502

2,192

その他業務収益

72

119

外国為替売買益

14

商品有価証券売買益

0

国債等債券売却益

57

116

その他の業務収益

0

3

その他経常収益

322

328

貸倒引当金戻入益

78

償却債権取立益

67

214

株式等売却益

47

12

その他の経常収益

128

102

経常費用

9,642

9,752

資金調達費用

63

37

預金利息

59

38

譲渡性預金利息

3

3

コールマネー利息

0

4

役務取引等費用

1,151

1,271

支払為替手数料

66

40

その他の役務費用

1,085

1,231

その他業務費用

906

1,220

外国為替売買損

52

国債等債券売却損

906

1,167

その他の業務費用

0

0

営業経費

7,111

6,935

その他経常費用

410

287

貸倒引当金繰入額

134

貸出金償却

130

5

株式等売却損

199

82

株式等償却

10

その他の経常費用

69

64

経常利益

2,092

1,863

特別利益

38

62

固定資産処分益

38

62

特別損失

377

78

固定資産処分損

21

78

減損損失

355

税引前当期純利益

1,753

1,847

法人税、住民税及び事業税

438

511

法人税等調整額

161

119

法人税等合計

600

630

当期純利益

1,153

1,216