日本証券金融株式会社

Japan Securities Finance Co.,Ltd.
中央区日本橋茅場町一丁目2番10号
証券コード:85110
業界:その他金融業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1) 連結経営指標等

回次

第109期

第110期

第111期

第112期

第113期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

(百万円)

24,321

29,101

30,924

30,138

42,518

経常利益

(百万円)

5,046

4,894

5,558

7,164

7,601

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

3,765

3,556

3,971

5,174

5,966

包括利益

(百万円)

935

11,571

10,499

7,889

3,491

純資産額

(百万円)

140,793

126,687

135,166

137,996

135,728

総資産額

(百万円)

5,291,372

9,814,494

12,136,229

14,168,656

14,056,217

1株当たり純資産額

(円)

1,519.30

1,381.22

1,473.24

1,545.03

1,574.64

1株当たり当期純利益金額

(円)

40.02

38.47

43.28

56.61

67.76

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

2.66

1.29

1.11

0.97

0.97

自己資本利益率

(%)

2.65

2.66

3.03

3.79

4.36

株価収益率

(倍)

14.58

12.81

18.43

16.27

15.01

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

226,351

275,039

164,459

122,304

303,546

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

8,652

4,794

2,230

4,907

3,447

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

3,970

2,557

2,031

5,088

5,786

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

985,197

1,252,884

1,417,543

1,295,058

1,596,264

従業員数

(人)

281

272

272

264

268

[外、平均臨時雇用者数]

[3]

[3]

[4]

[5]

[5]

 (注)1 「株式給付信託(BBT)」が保有する当社株式を、「1株当たり純資産額」の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第112期の期首より適用しており、第112期以降にかかる主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第109期

第110期

第111期

第112期

第113期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

(百万円)

20,971

25,383

27,550

26,586

38,631

経常利益

(百万円)

3,654

3,432

4,484

5,928

10,274

当期純利益

(百万円)

2,677

2,490

3,509

4,539

9,302

資本金

(百万円)

10,000

10,000

10,000

10,000

10,000

発行済株式総数

(株)

100,000,000

100,000,000

96,000,000

96,000,000

96,000,000

純資産額

(百万円)

130,662

117,842

121,864

121,178

121,573

総資産額

(百万円)

4,379,472

8,836,290

10,711,091

12,714,123

12,482,291

1株当たり純資産額

(円)

1,409.82

1,284.63

1,328.10

1,356.56

1,410.24

1株当たり配当額

(円)

22.00

22.00

26.00

30.00

32.00

(うち、1株当たり中間配当額)

(円)

(11.00)

(11.00)

(11.00)

(15.00)

(16.00)

1株当たり当期純利益金額

(円)

28.45

26.94

38.25

49.66

105.63

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

2.98

1.33

1.13

0.95

0.97

自己資本利益率

(%)

2.03

2.00

2.92

3.74

7.66

株価収益率

(倍)

20.52

18.30

20.86

18.55

9.63

配当性向

(%)

77.31

81.66

67.97

60.41

30.29

従業員数

(人)

226

217

215

207

211

[外、平均臨時雇用者数]

[2]

[2]

[3]

[4]

[4]

株主総利回り

(%)

92.8

82.2

132.9

156.3

175.9

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(94.9)

(85.9)

(122.1)

(124.5)

(131.8)

最高株価

(円)

727

599

811

1,005

1,175

最低株価

(円)

489

424

444

778

801

 (注)1 「株式給付信託(BBT)」が保有する当社株式を、「1株当たり純資産額」の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第112期の期首より適用しており、第112期以降にかかる主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4 最高株価および最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

2【沿革】

1927年7月

東株代行株式会社として設立、東京株式取引所における短期清算取引の受渡調節業務を開始

1943年9月

短期清算取引の廃止に伴い、商号を東京証券株式会社と改め日本証券取引所の第一種取引員となる。

1949年5月

取引所売買の再開に伴い、証券金融業務を開始

同年12月

商号を変更して、日本証券金融株式会社となる。

1950年2月

金融機関としての経営機構を強化するため経営陣の一新を図り、株式担保金融を主要業務として開始

同年4月

東京証券取引所に上場

同年5月

東京証券取引所の普通取引の直結したローン取引(融資業務は5月、貸株業務は6月)を開始

1951年6月

ローン取引を発展的に解消して、貸借取引貸付を開始

1955年11月

北海道証券金融株式会社、新潟証券金融株式会社及び福岡証券金融株式会社3社の営業の全部を譲受け、同年12月札幌、新潟及び福岡に支店設置

1956年4月

証券取引法の改正に伴い、同法に基づく証券金融会社の免許を取得

1958年1月

日本ビルディング株式会社(現連結子会社)を設立

1960年2月

公社債担保の貸付業務を開始

1966年6月

株式会社日本事務サービス(現ジェイエスフィット株式会社)を設立

1967年8月

証券会社に短期運転資金を融資する極度貸付を開始

1968年12月

公社債担保貸付を拡充し、公社債流通金融を開始

1977年3月

証券会社に対して貸借取引とは別に株券を貸し付ける一般貸株業務を開始

同年12月

国債元利金支払取扱店業務を開始

1979年10月

日本銀行が行う公社債流通金融担保登録公社債代用証書制度に関する事務の代理業務を開始

1985年11月

証券会社の保護預り証券を担保とする顧客向けの極度貸付を開始

1989年5月

債券貸借の仲介業務を開始

1996年4月

現金担保付債券貸借仲介業務を開始

1998年11月

日証金信託銀行株式会社(現連結子会社)を設立

2000年3月

割引短期国債等に係る証券業務を開始

2004年4月

日本証券業協会が開設する店頭売買有価証券市場の決済機構を利用した貸借取引貸付の開始

2005年10月

一般信用取引の決済に必要な金銭を証券会社に対し貸し付ける一般信用ファイナンスを開始

2013年7月

大阪証券金融株式会社と合併

2017年4月

名古屋証券取引所における貸借取引業務を開始

2018年5月

国債の決済期間短縮に伴う国債等現先取引の再開

2019年6月

指名委員会等設置会社へ移行

2019年8月

PTS(私設取引システム)向け貸借取引業務の取扱いを開始

2020年8月

インドネシア証券金融会社に対する出資を実行

2022年4月

ファンドアドミニストレーション業務を開始

3【事業の内容】

 当社は、連結子会社2社および持分法適用関連会社2社を含む日証金グループの中核企業です。

 当社グループの事業は、次のとおりであります。

証券金融業………当社は貸借取引、公社債貸付、一般貸付、債券貸借および貸株業務などにより、金融商品取引業者や個人投資家、機関投資家に対し、金銭または有価証券を貸付けています。貸借取引については金融商品取引法第156条の24の規定により内閣総理大臣の免許を受け、その他の貸付については兼業業務として届け出ています。

 また、有価証券等管理業務および国債等現先取引業務の登録金融機関業務を行っており、当業務については金融商品取引法第33条の2の規定により内閣総理大臣の登録を受けています。

信託銀行業………連結子会社の日証金信託銀行株式会社は、顧客分別金信託等の信託業務ならびに預金および貸出等の銀行業務を行っています。

不動産賃貸業……連結子会社の日本ビルディング株式会社は、主に当社グループが所有する不動産の賃貸・管理を行っています。

 持分法適用関連会社の日本電子計算株式会社およびジェイエスフィット株式会社は情報処理サービス業を行っています。

 

以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

  日本証券金融株式会社(証券金融業)

…貸借取引業務、金銭および有価証券の貸付業務、有価証券等管理業務および
国債等現先取引業務(登録金融機関業務)

 

 

(連結子会社)日証金信託銀行株式会社(信託銀行業)

…顧客分別金信託、アセット・バック・ローン信託、有価証券信託等の
信託業務および預金・貸出等の銀行業務

(連結子会社)日本ビルディング株式会社(不動産賃貸業)

…当社グループ所有の不動産の賃貸・管理

 

 

 

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)日本電子計算株式会社

…情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売

(持分法適用関連会社)ジェイエスフィット株式会社

…情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売

 

 

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

日証金信託銀行株式会社(注1)

東京都

中央区

14,000

信託銀行業

100.00

役員の兼任…1名

日本ビルディング株式会社

東京都

中央区

100

不動産賃貸業

100.00

当社所有の不動産を賃貸・管理している。

役員の兼任…1名

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

日本電子計算株式会社

東京都

千代田区

2,460

情報処理サービス業

20.00

当社のシステム開発、計算を委託している。

役員の兼任…1名

ジェイエスフィット株式会社(注2)

東京都

中央区

100

情報処理サービス業

36.60

(15.85)

当社のシステム開発、計算を委託している。

役員の兼任…無

 (注)1 特定子会社に該当します。

2 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

 

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

証券金融業

211

[4]

信託銀行業

42

[1]

不動産賃貸業

15

[-]

合計

268

[5]

 (注)1 従業員数は就業人員数(当社連結会社から連結会社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

2 臨時従業員には、派遣社員およびパートタイマーが含まれております。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢

平均勤続年数

平均年間給与(円)

管理職に占める女性労働者の割合

211

[4]

44.42

21.01

9,484,000

3.1

 

セグメントの名称

従業員数(人)

証券金融業

211

[4]

合計

211

[4]

 (注)1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

2 臨時従業員には、派遣社員およびパートタイマーが含まれております。

3 平均年間給与は、基本的な賃金及び賞与の平均です。

4 管理職は労働基準法上の管理監督者および同等の権限を有する者の合計を示します。

5 提出会社および連結子会社は、男性の育児休業取得率、男女間賃金格差について、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下「女性活躍推進法」という。)および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(以下「育児・介護休業法」という。)の規定による公表をしていないため、それらの数値について本報告書においても記載しておりません。また、連結子会社は、女性活躍推進法の規定による管理職に占める女性労働者の割合を公表していないため、当該数値について本報告書においても記載しておりません。

 

(3) 労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

3【事業等のリスク】

当社および当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりです。

金融のグローバル化やフィンテックに代表される高度化の加速など、当社グループを巡る経営環境が変化する中、内外の新たなニーズの獲得に向けた取組みを通じて、業務内容の複雑化が進むと同時に、当社グループを取り巻くリスクも変化しております。

こうした状況を踏まえ、リスクアペタイト・フレームワークの活用を通じて、経理管理とリスク管理を一体的に運営しております。

なお、記載事項のうち将来に関する事項は当期末(2023年3月31日)現在において当社が判断したものです。

1.事業環境に関するリスク

(1) 各種法令等に関するリスク

①免許業務について

当社の主要業務である貸借取引業務は金融商品取引法第156条の24の規定により内閣総理大臣の免許を受けて運営しております。また、子会社では、日証金信託銀行は銀行法および金融機関の信託業務の兼営等に関する法律の免許および認可を受けて信託銀行業務を営み、日本ビルディングについては宅地建物取引業法等の適用を受けております。

現時点では、免許取消や業務停止等の処分を受けるような事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、こうした処分等を受けることとなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

②業務内容の制限等について

証券金融会社は、金融商品取引法の定めにより、免許業務である貸借取引業務以外で運営可能な業務の範囲が制限されております。こうした規制は、証券市場のインフラである貸借取引業務の安定運営を目的としており、新規業務を起ち上げる際などにおいて必要な承認が得られない場合には、事業機会を逸失するなど、当社グループの事業運営及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③コンプライアンスに関するリスク

当社は、コンプライアンスを企業経営の前提と位置づけ、コンプライアンス統括部を中心に当社全般のコンプライアンスを推進しております。役職員に対しては、投資家保護の意識を高め、公正かつ適切な業務運営を行うため、定期的にコンプライアンス研修を実施するほか、随時、業務に即した研修、指導を行うことにより、コンプライアンス意識の徹底を図っております。

また、当社グループを取り巻く事業環境の様々な変化に対応すべく、既存業務の強化を図るとともに、新規業務の開始による収益源の多様化等に取組む中で、新たなコンプライアンス・リスクが生じる可能性も念頭に、グループ各社の役職員が参加する外部講師による講演会開催や研修など各種啓蒙活動の実施のほか、グループ各社間において情報および認識の共有を随時図ることを通じてコンプライアンス意識の徹底に取組んでおります。

しかしながら、役職員の故意または過失によりコンプライアンス・リスクが顕在化した場合、または法人としてコンプライアンス・リスクが顕在化した場合は、取引先との信頼関係の低下や、損害賠償、行政処分等に直面するおそれがあります。その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

④法令等の変更に伴うリスク

当社グループに関連する、金融商品取引法、銀行法、信託業法、宅地建物取引業法等の法令・規則等が変更された場合には、市場環境の変化等を通じて直接的又は間接的に当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。しかしながら、具体的にどのような影響が発生し得るかについては、将来において決定される法令等の改正の内容によるため、現時点ではその内容等を予測することは困難であり、当社グループがコントロールしうるものではありません。

(2)制度信用取引の動向に関するリスク

①制度信用取引残高の変動に伴うリスク

当社は、証券金融の専門機関として証券・金融市場の発展に貢献することを使命とし、当社基幹業務である貸借取引業務の強化と、当社グループが提供する金融・証券関連サービスの拡充・強化により、ビジネス基盤の一層の拡大に取組んでおります。

こうした取組みにより当社収益基盤の多様化が着実に進む一方で、免許業務である貸借取引業務の重要性は依然として高く、株式市況の動向等の影響から、制度信用取引の主たる利用者である個人投資家の利用減少等により、制度信用取引残高・貸借取引残高が減少した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

②運用スタイルの多様化に伴うリスク

個人投資家の運用スタイルは多様化が進んでおり、株価指数や外国為替の先物取引や、信用取引の中でも自由度の高い一般信用取引の利用が増えています。

当社では、一般信用取引向けに資金(一般信用ファイナンス)および株券(一般貸株)の貸付業務を展開しているほか、信用取引にかかる解説動画の作成等を通じて制度信用取引・貸借取引の普及活動に取り組んでおります。

しかしながら、こうした地道な取り組みが必ずしも株式取引・信用取引・貸借取引の残高増加に直結するとは限らず、株式市場における取引高が縮小する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

2.事業運営上のリスク

(1)市場リスク

当社グループは資金を効率的に活用する観点から、ポートフォリオにおける運用資産の多様化・分散投資を推し進めております。

このうち、国内外の債券については、各国中央銀行による金融政策の変更や各国財政政策に対する信認の低下等を要因に国債金利が急騰した場合などにおいて、想定以上の評価損や実現損が発生する可能性があります。同様に、外国為替市場において日本円が上昇した場合には、保有する外貨建て有価証券について評価損や実現損が発生する可能性があります。

また、市場性のある株式を保有しており、株価の下落により保有株式に評価損等が発生する可能性があるほか、非上場投資信託等も保有しており、金融市場の混乱等により、市場において正常な取引ができなくなる場合や通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされる可能性があります。

当社グループでは、市況を注視するとともに適宜デリバティブ取引等によるヘッジオペレーションの実施等により市場リスクの低減に努めておりますが、突発的な市場の急変動等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)信用リスク

当社の貸付業務では、信用リスクの顕在化に備え流動性の高い有価証券を担保として受入れています。さらに資産の健全性の維持・向上を図るため、保有資産について厳格な自己査定を実施しているほか、信用供与先については社内格付により信用リスクを評価するとともに、信用リスクについて計量化による管理やストレステストを実施するなど厳格な管理態勢を整備しています。

また、子会社の日証金信託銀行においては銀行業務の一環として無担保貸付業務を行っておりますが、本邦政府向けが大宗を占めるなど信用リスクは限定的であるほか、厳格なリスク管理およびポートフォリオ管理を行っております。

しかしながら、信用供与先の経営状況の急激な悪化に加え担保として受入れている有価証券の価格が想定を超えて下落した場合は、貸出債権を回収できない恐れがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(3)資金および有価証券調達に関するリスク

①資金調達環境の悪化等によるリスク

当社グループは主として、コールマネーやコマーシャル・ペーパー、銀行からの短期借入金等、比較的短期かつ低利の資金を調達することにより、業務を運営しております。また、外貨を含めた調達手段の多様化、安定した調達先の確保に努めるとともに、日証金信託銀行との緊密な連携を通じた連結ベースでの資金繰り管理を行うなど、厳格な流動性リスク管理を行っております。しかしながら、金融市場の混乱や短期金利の急激な上昇、当社グループの財務状況の悪化などにより、資金調達コストが上昇したり、取引制限を受ける可能性があり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

②格下げによるリスク

当社の主要業務である貸借取引業務をはじめとする各種業務の運営に必要となる資金および有価証券を安定的に調達するためには、高い水準の格付けを維持することが求められます。しかしながら、財務状況の悪化など当社固有の要因に限らず、日本国債の格下げ等の影響により、当社格付が引き下げられた場合には、取引条件の悪化を余儀なくされたり、十分な資金および有価証券の確保が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)自己資本にかかる規制に関するリスク

当社は、貸借取引を核とするセキュリティ・ファイナンス業務の安定運営を確保する観点から、日本銀行のオペレーションや決済機構の参加資格を有しており、証券会社と同様に自己資本規制比率200%を維持することが求められております。

また、連結子会社の日証金信託銀行についても、単体自己資本比率を2006年金融庁告示第19号に定められる国内基準である4%以上の水準を維持する必要があります。

これら基準を下回った場合には、日銀オペレーション等の参加資格の全部または一部停止措置を受けることにより、当社業務の安定運営に支障が生じる可能性や、日証金信託銀行の業務の全部または一部の停止命令を受ける可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(5)金融市場におけるテールリスクの発生

2008年のリーマンショック発生時に連結ベースで最終赤字を計上した経験を踏まえ、当社による子会社の日証金信託銀行の日次モニタリングや定期的なミーティング開催などを通じてグループリスク管理の強化を推進しているほか、市況が急速に悪化した場合においても業務を安定して運営できるよう、充分な自己資本の維持に努めております。

しかしながら、金融市場におけるテールリスクの発生を予見することは困難であり、そうしたリスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(6)オペレーショナルリスク

①情報システムに関するリスク

当社は証券市場のインフラとしての貸借取引業務の運営に必要なシステムを始め、様々な情報システムを利用しており、それらシステムの安定稼働に万全を期すべく、ネットワーク・機器類の二重化やメンテナンスの実施等によりシステム障害発生の未然防止に努めているほか、コンティンジェンシープランを策定し、障害発生時においても早期に復旧させる体制を構築しております。また、システム開発・運用を安全かつ効率的に行うため、作業手順を明確化するとともに監視体制を整備しています。これらの対策にもかかわらず不測の要因により業務継続に支障が生じる重大なシステム障害が生じた場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

②サイバーセキュリティに関するリスク

デジタル技術の高度化が加速する中で、当社グループを取り巻くサイバーリスクが高まっていることを踏まえ、システム面での対応に加え、グループ各社とも連携しながらサイバーセキュリティ態勢の強化にも取組んでおります。

しかしながら、高度化または巧妙化されたサイバー攻撃等により、想定外のシステム障害等が発生し、当社グループの業務継続に甚大な支障が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③情報漏洩リスク

取引先の情報等の情報資産の保護については、さまざまなセキュリティ対策を整備するとともにその取扱いを役職員に周知徹底しています。しかしながら、人為的ミスや不正行為、サイバー攻撃を含む外部犯罪等によって重要な情報が漏洩した場合は、当社の信用力が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

④自然災害等に関するリスク

当社は、貸借取引業務を最重要業務として位置づけ、証券・金融市場のインフラを支える企業としての責務を果たすべく、大規模災害等が発生した場合においても、業務の継続や早期復旧を図るための業務継続体制を構築しており、大阪支社等を活用したデュアル・オペレーション体制やテレワークの推進などに取り組んでおります。

また、子会社の日証金信託銀行では金融市場において定期的に開催される合同訓練に参加し、当社との連携確認の実施等に取組むとともに、当社大阪支社等を活用した業務継続体制の強化を進めております。

同じく子会社の日本ビルディングにおいてもBCP対策委員会を設置し、所有・管理するビルの安全を確保する観点から、業務継続体制の強化に努めております。

しかしながら、想定を大幅に上回る自然災害や停電、戦争、犯罪・テロの発生、各種感染症が流行した場合には、当社グループの業務運営に支障をきたすリスクがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

3.子会社・関連会社固有のリスク

当社の子会社・関連会社では不動産業務、情報処理サービス業務の事業を展開しており、以下の様な事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(1)不動産業務

不動産市況の悪化や空室率の上昇等により業績が悪化するリスクがあります。また、周辺地域において再開発が相次ぐなか、所有ビルの資産価値・競争力向上等の観点から、戦略的にビルの建替え等を実施することとなった場合には、一時的な費用の発生や、工期中に賃料収入等が減少する可能性があります。

(2)情報処理サービス業務

当社の持分法適用関連会社2社は、情報処理サービス業務を営んでおります。取引先企業のシステム投資意欲が減退した場合や提供するシステムおよびサービスにおいて障害等が発生した場合には、当社グループの持分法投資損益に影響を及ぼすリスクがあります。

4.事業戦略が奏功しないリスク

当社は2023年2月6日に、2023年度からの第7次中期経営計画(2023年度~2025年度)を公表しました。これは、中期的な経営目標として株主資本コスト(4%台半ば)を上回るROE5%の達成に向けて、今後3年間の当社の経営方針とそれを具体化した戦略・施策を取りまとめたものです。新たな中期経営計画の下、当社がこれまで進めてきた経営改革の取組みの加速と深化を図るとともに、今後も経営環境の変化に機動的かつ柔軟に対応するため、効率的な業務運営体制を一層整備しつつ、人材育成や多様性の確保を通じて企業活力と組織変革力の向上に努めることとしております。

しかしながら、国内外の経済・金融情勢の悪化、本邦における金融緩和政策の一層の深化等による事業環境の悪化などの影響により、現在取組んでいる各種戦略・施策等が功を奏しないリスクがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

2【主要な設備の状況】

 当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物及び構築物

土地

(面積㎡)

リース

資産

ソフト

ウエア

その他

合計

本店

(東京都中央区)

証券金融業

本社機能

営業業務

584

830

621

561

2,598

201

(537)

[3]

大阪支社

(大阪市西区)

証券金融業

営業業務

3

3

6

7

(-)

[1]

 (注)1 帳簿価額のうち「その他」は器具、備品および施設利用権等の合計(建設仮勘定は除く)です。また、「ソフトウェア」はソフトウェア仮勘定を除いています。

    2 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しています。なお、臨時従業員には、派遣社員及びパートタイマーが含まれています。

(2) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物及び

構築物

土地

(面積㎡)

リース

資産

ソフト

ウエア

その他

合計

日証金信託銀行株式会社

本社

(東京都中央区)

信託銀行業

本社機能営業業務

31

306

30

369

42

(-)

[1]

日本ビルディング株式会社

本社他(注)2、3

(東京都中央区他)

不動産賃貸業

本社機能営業業務

1,427

1,932

17

3,377

15

(4,090)

[-]

 (注)1 帳簿価額のうち「その他」は器具、備品および施設利用権の合計(建設仮勘定は除く)です。また、「ソフトウェア」はソフトウェア仮勘定を除いています。

    2 東京都中央区および千代田区所在の賃貸物件を含めて記載しております。

    3 貸与中の建物681百万円を含んでおり、持分法適用関連会社であるジェイエスフィット株式会社他に貸与されています。

    4 従業員数は就業人員数(各子会社から社外への出向者を除く)であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しています。なお、臨時従業員には、派遣社員及びパートタイマーが含まれています。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

200,000,000

200,000,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数

(人)

24

50

71

157

5

7,698

8,005

所有株式数

(単元)

210,003

56,552

77,629

376,369

67

237,311

957,931

206,900

所有株式数の割合(%)

21.92

5.90

8.10

39.29

0.01

24.77

100.00

 (注)1 自己株式8,770,527株は、「個人その他」に87,705単元、「単元未満株式の状況」に27株含まれております。

    2 「金融機関」には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式1,022,309株(10,223単元)が含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有

株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.

(常任代理人 立花証券株式会社)

P.O BOX 309 UGLAND HOUSE, GEORGE TOWN, GRAND CAYMAN KY 1-1104, CAYMAN ISLANDS

(東京都中央区日本橋茅場町1-13-14)

12,624

14.47

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

10,214

11.70

公益財団法人資本市場振興財団

東京都中央区日本橋茅場町1-2-4

4,654

5.33

THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIAL OMNIBUS SECS LENDING ACCOUNT

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

WOOLGATE HOUSE,COLEMAN STREET LONDON EC2P 2HD, ENGLAND

(東京都港区港南2-15-1)

4,307

4.93

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1-5-5

3,536

4.05

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

3,480

3.99

INTERTRUST TRUSTEES (CAYMAN) LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UP

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

ONE NEXUS WAY, CAMANA BAY GRAND CAYMAN KY1-9005, CAYMAN ISLANDS

(東京都港区港南2-15-1)

3,109

3.56

INTERTRUST TRUSTEES CAYMAN LIMITED AS TRUSTEE OF JAPAN-UP UNIT TRUST

(常任代理人 立花証券株式会社)

ONE NEXUS WAY, CAMANA BAY, GRAND CAYMAN, KY1-9005 CAYMAN ISLANDS

(東京都中央区日本橋茅場町1-13-14)

1,725

1.97

STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A.

(東京都港区港南2-15-1)

1,670

1.91

BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT

(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK 10286 U.S.A.

(東京都千代田区丸の内2-7-1)

1,479

1.69

46,803

53.65

 

 (注)1 上記のほか、自己株式が8,770千株あります。なお、2023年3月20日開催の取締役会の決議に基づき、2023年4月20日付で自己株式8,000千株を消却しております。

2 2021年12月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社みずほ銀行他2名の共同保有者が2021年11月30日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、株式会社みずほ銀行を除き、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有
株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町1-5-5

3,536

3.68

みずほ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内1-3-3

1,077

1.12

アセットマネジメントOne株式会社

東京都千代田区丸の内1-8-2

2,104

2.19

6,718

7.00

3 2022年2月15日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(シンガポール)ピーティーイー・リミテッドが2022年2月7日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有
株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(シンガポール)ピーティーイー・リミテッド

シンガポール 048624、UOBプラザ #24-21、ラッフルズ・プレイス80

21,030

21.91

21,030

21.91

4 2023年1月10日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社他2名の共同保有者が2022年12月30日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有
株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園1-1-1

2,561

2.67

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂9-7-1

1,106

1.15

日本証券代行株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1-2-4

1,460

1.52

5,128

5.34

 

5 2022年3月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社ストラテジックキャピタルが2022年3月14日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有
株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社ストラテジックキャピタル

東京都渋谷区東3-14-15

4,835

5.04

4,835

5.04

 

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

※1 1,299,070

※1 1,598,274

有価証券

※1,※5 109,724

※1,※5 71,013

営業貸付金

※1,※3 891,485

※1,※3 955,550

買現先勘定

3,928,146

3,561,406

借入有価証券代り金

6,499,422

6,669,821

その他

※1 355,293

※1 405,951

貸倒引当金

133

165

流動資産合計

13,083,009

13,261,853

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

9,039

9,044

減価償却累計額

6,762

6,893

建物及び構築物(純額)

2,276

2,150

器具及び備品

1,478

1,280

減価償却累計額

1,268

699

器具及び備品(純額)

210

580

土地

※7 3,264

※7 3,264

建設仮勘定

304

1

有形固定資産合計

6,056

5,997

無形固定資産

960

916

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※4,※5 1,042,496

※1,※4,※5 745,621

固定化営業債権

95

81

退職給付に係る資産

437

1,180

その他

35,696

40,648

貸倒引当金

95

81

投資その他の資産合計

1,078,629

787,450

固定資産合計

1,085,646

794,364

資産合計

14,168,656

14,056,217

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

コールマネー

※1 1,858,400

※1 2,190,400

短期借入金

※1 239,210

92,010

1年内返済予定の長期借入金

1,000

コマーシャル・ペーパー

496,000

451,000

売現先勘定

5,544,898

4,781,801

貸付有価証券代り金

4,706,496

5,073,776

未払法人税等

879

750

賞与引当金

466

495

役員賞与引当金

106

107

信託勘定借

1,031,412

871,335

その他

137,585

219,774

流動負債合計

14,015,456

13,682,448

固定負債

 

 

長期借入金

4,000

※1 232,700

繰延税金負債

3,011

2,196

再評価に係る繰延税金負債

※7 74

※7 74

役員株式給付引当金

228

240

退職給付に係る負債

213

217

資産除去債務

55

56

デリバティブ債務

7,054

2,013

その他

563

542

固定負債合計

15,202

238,040

負債合計

14,030,659

13,920,489

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

10,000

10,000

資本剰余金

8,878

8,878

利益剰余金

115,521

118,702

自己株式

4,680

7,655

株主資本合計

129,719

129,925

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

9,920

4,300

繰延ヘッジ損益

1,967

9,782

土地再評価差額金

※7 168

※7 168

退職給付に係る調整累計額

156

152

その他の包括利益累計額合計

8,277

5,802

純資産合計

137,996

135,728

負債純資産合計

14,168,656

14,056,217

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

貸付金利息

2,708

2,486

買現先利息

5,714

10,683

借入有価証券代り金利息

2,250

2,553

有価証券貸付料

9,457

12,844

その他の営業収益

10,006

13,949

営業収益合計

30,138

42,518

営業費用

 

 

支払利息

747

1,033

売現先利息

3,614

6,015

有価証券借入料

9,357

13,456

その他の営業費用

2,814

8,258

営業費用合計

16,533

28,765

営業総利益

13,604

13,753

一般管理費

 

 

報酬給与等

3,008

2,897

退職給付費用

248

169

賞与引当金繰入額

466

495

役員賞与引当金繰入額

106

107

役員株式給付引当金繰入額

36

49

減価償却費

1,195

682

貸倒引当金繰入額

17

貸倒引当金戻入額

571

その他

2,876

2,981

一般管理費合計

※1 7,368

※1 7,398

営業利益

6,235

6,354

営業外収益

 

 

受取利息

294

247

受取配当金

186

207

持分法による投資利益

446

523

投資事業組合運用益

156

雑収入

31

122

営業外収益合計

959

1,257

営業外費用

 

 

支払利息

0

0

自己株式取得費用

6

8

金銭の信託運用損

14

投資事業組合運用損

4

2

雑支出

4

0

営業外費用合計

29

10

経常利益

7,164

7,601

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 40

退職給付制度改定益

671

特別利益合計

40

671

特別損失

 

 

固定資産除却損

※3 41

支社移転費用

16

特別損失合計

58

税金等調整前当期純利益

7,147

8,273

法人税、住民税及び事業税

2,071

1,965

法人税等調整額

98

340

法人税等合計

1,972

2,306

当期純利益

5,174

5,966

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

5,174

5,966

1 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループの事業は、当社の「証券金融業」、連結子会社である日証金信託銀行株式会社の「信託銀行業」及び日本ビルディング株式会社の「不動産賃貸業」の3つであるため、それぞれを報告セグメントとしております。

「証券金融業」は、貸借取引、公社債及び一般貸付、債券貸借及び貸株業務などの貸付業務を行っております。「信託銀行業」は有価証券等の信託業務並びに預金及び貸出等の銀行業務を行っております。「不動産賃貸業」は、主に当社グループが所有する不動産の賃貸・管理を行っております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

800,238

797,098

有価証券

※1,※5 92,365

※1,※5 44,120

営業貸付金

358,860

445,723

貸借取引貸付金

265,028

282,157

公社債及び一般貸付金

※4 52,331

※4 94,065

その他の貸付金

※4 41,500

※4 69,500

買現先勘定

3,928,146

3,561,406

借入有価証券代り金

6,587,152

6,840,232

その他

※1 352,212

※1 404,643

貸倒引当金

55

51

流動資産合計

12,118,921

12,093,173

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

624

587

器具及び備品

151

552

土地

830

830

建設仮勘定

304

0

有形固定資産合計

1,911

1,971

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

460

621

ソフトウエア仮勘定

95

その他

13

13

無形固定資産合計

569

634

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※5 532,601

※1,※5 323,497

関係会社株式

26,893

25,538

固定化営業債権

95

81

前払年金費用

127

1,007

その他

33,099

36,468

貸倒引当金

95

81

投資その他の資産合計

592,722

386,511

固定資産合計

595,202

389,117

資産合計

12,714,123

12,482,291

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

コールマネー

※1 1,523,600

※1 1,710,400

短期借入金

※1 187,350

85,270

1年内返済予定の長期借入金

1,000

コマーシャル・ペーパー

496,000

451,000

売現先勘定

5,544,898

4,781,801

貸付有価証券代り金

4,699,859

5,061,056

未払法人税等

422

350

賞与引当金

395

419

役員賞与引当金

106

107

貸借取引担保金

117,092

97,263

その他

16,239

118,330

流動負債合計

12,585,965

12,306,998

固定負債

 

 

長期借入金

1,000

※1 50,800

繰延税金負債

1,907

883

再評価に係る繰延税金負債

74

74

役員株式給付引当金

228

240

その他

3,769

1,722

固定負債合計

6,980

53,720

負債合計

12,592,945

12,360,718

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

10,000

10,000

資本剰余金

 

 

資本準備金

5,181

5,181

その他資本剰余金

3,697

3,697

資本剰余金合計

8,878

8,878

利益剰余金

 

 

利益準備金

2,278

2,278

その他利益剰余金

98,899

105,415

配当引当積立金

2,030

2,030

別途積立金

77,030

77,030

繰越利益剰余金

19,839

26,355

利益剰余金合計

101,177

107,693

自己株式

4,672

7,646

株主資本合計

115,383

118,925

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

7,257

4,442

繰延ヘッジ損益

1,631

6,922

土地再評価差額金

168

168

評価・換算差額等合計

5,794

2,647

純資産合計

121,178

121,573

負債純資産合計

12,714,123

12,482,291

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

貸付金利息

2,617

2,454

買現先利息

5,714

10,683

借入有価証券代り金利息

2,273

2,578

受取手数料

372

407

有価証券貸付料

9,451

12,828

その他

6,157

9,680

営業収益合計

26,586

38,631

営業費用

 

 

支払利息

387

674

売現先利息

3,614

6,015

支払手数料

723

790

有価証券借入料

9,529

13,655

その他

2,080

7,132

営業費用合計

16,335

28,268

営業総利益

10,251

10,363

一般管理費

 

 

報酬給与等

2,299

2,225

退職給付費用

191

126

賞与引当金繰入額

395

419

役員賞与引当金繰入額

106

107

役員株式給付引当金繰入額

36

49

減価償却費

993

482

貸倒引当金戻入額

588

18

その他

2,568

2,581

一般管理費合計

6,004

5,972

営業利益

4,246

4,390

営業外収益

 

 

受取利息及び受取配当金

1,682

5,619

投資事業組合運用益

156

雑収入

29

120

営業外収益合計

1,711

5,895

営業外費用

 

 

金銭の信託運用損

14

自己株式取得費用

6

8

投資事業組合運用損

4

2

雑支出

3

0

営業外費用合計

29

10

経常利益

5,928

10,274

特別利益

 

 

固定資産売却益

40

退職給付制度改定益

671

特別利益合計

40

671

特別損失

 

 

固定資産除却損

41

支社移転費用

16

特別損失合計

58

税引前当期純利益

5,910

10,946

法人税、住民税及び事業税

1,403

1,279

法人税等調整額

31

364

法人税等合計

1,371

1,644

当期純利益

4,539

9,302