東京海上ホールディングス株式会社
(1)連結経営指標等
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回次 |
第17期 |
第18期 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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経常収益 |
(百万円) |
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|
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正味収入保険料 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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|
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
(百万円) |
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|
包括利益 |
(百万円) |
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|
△ |
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純資産額 |
(百万円) |
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|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
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|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
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|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
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|
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|
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|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
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|
営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
|
財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
|
△ |
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物の 期末残高 |
(百万円) |
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|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
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|
(注)1.当社は、2022年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。第17期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しています。
2.従業員数は、就業人員数です。
(2)提出会社の経営指標等
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回次 |
第17期 |
第18期 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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|
営業収益 |
(百万円) |
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|
経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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|
純資産額 |
(百万円) |
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|
|
総資産額 |
(百万円) |
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|
1株当たり純資産額 |
(円) |
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|
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1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
※ |
|
(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
1株当たり当期純利益 |
(円) |
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|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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|
|
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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株主総利回り |
(%) (%) |
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|
|
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(比較指標:TOPIX(配当込)) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
最高株価 |
(円) |
5,737.00 |
6,317.00 |
5,746.00 |
7,565.00 |
3,000.00 (8,362.00) |
|
最低株価 |
(円) |
4,689.00 |
4,167.00 |
4,368.00 |
4,907.00 |
2,503.00 (6,500.00) |
(注)1.当社は、2022年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。第17期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しています。
※ 第21期の1株当たり配当額200.00円は、当該株式分割前の1株当たり中間配当額150.00円と、当該株式分割後の1株当たり期末配当額50.00円を単純合算した金額としています。なお、当該株式分割を考慮しない場合の1株当たり配当額(うち1株当たり中間配当額)は下記のとおりです。
|
回次 |
第17期 |
第18期 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
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|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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|
1株当たり配当額 |
(円) |
250.00 |
225.00 |
235.00 |
255.00 |
300.00 |
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(うち1株当たり 中間配当額) |
(160.00) |
(130.00) |
(135.00) |
(120.00) |
(150.00) |
|
2.第17期の1株当たり配当額のうち、70.00円は資本水準調整のための一時的な配当です。
3.第18期の1株当たり配当額のうち、35.00円は資本水準調整のための一時的な配当です。
4.第19期の1株当たり配当額のうち、35.00円は資本水準調整のための一時的な配当です。
5.従業員数は、就業人員数です。
6.株主総利回りは、配当を当社株式に再投資して得られる損益を含めて算定しています。
7.最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部、同年4月4日以降は同取引所プライム市場においてのものです。第21期については株式分割後の株価を記載しており、括弧内の記載は株式分割前の株価です。
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2001年9月 |
東京海上火災保険株式会社および日動火災海上保険株式会社が、株式移転により完全親会社を設立することに関し、共同株式移転契約を締結した。 |
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2001年12月 |
東京海上火災保険株式会社および日動火災海上保険株式会社の臨時株主総会において当社設立が承認された。 |
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2002年4月 |
当社を設立した。 東京証券取引所および大阪証券取引所各市場第一部に上場した(2013年7月に大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部に統合)。米国ナスダックにADRを上場した。 |
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2003年10月 |
当社の子会社である東京海上あんしん生命保険株式会社(存続会社)および日動生命保険株式会社が合併し、東京海上日動あんしん生命保険株式会社に商号変更した。 |
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2004年2月 |
当社の子会社である東京海上火災保険株式会社を通じてスカンディア生命保険株式会社の発行済全株式を取得した。同年4月に東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社に商号変更した。 |
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2004年10月 |
当社の子会社である東京海上火災保険株式会社(存続会社)および日動火災海上保険株式会社が合併し、東京海上日動火災保険株式会社に商号変更した。 |
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2006年4月 |
当社の子会社である東京海上日動火災保険株式会社から、会社分割により同社の日新火災海上保険株式会社管理営業を承継した。同年9月に、株式交換により日新火災海上保険株式会社を当社の完全子会社とした。 |
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2007年7月 2008年7月 2014年10月
2022年4月 |
米国ナスダックにおけるADRの上場を自主的に廃止し、同国店頭市場に移行させた。 株式会社ミレアホールディングスから東京海上ホールディングス株式会社に商号変更した。 当社の子会社である東京海上日動あんしん生命保険株式会社(存続会社)および東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社が合併した。 東京証券取引所の市場区分の見直しを受け、同取引所の市場第一部からプライム市場に移行した。 |
当社グループは、当社、子会社268社および関連会社26社により構成されており、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業および金融・その他事業を営んでいます。
また、当社は特定上場会社等です。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
2023年3月31日現在の事業の系統図は以下のとおりです。
|
2023年3月31日現在 |
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
|
|
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|
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東京海上日動火災保険株式 会社 |
東京都千代田区 |
101,994 |
国内損害保険事業 |
100.0 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
日新火災海上保険株式会社 |
東京都千代田区 |
20,389 |
国内損害保険事業 |
100.0 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
イーデザイン損害保険株式 会社 |
東京都新宿区 |
29,303 |
国内損害保険事業 |
95.2 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
東京海上日動あんしん生命 保険株式会社 |
東京都千代田区 |
55,000 |
国内生命保険事業 |
100.0 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
東京海上ミレア少額短期保 険株式会社 |
横浜市西区 |
895 |
国内損害保険事業 |
100.0 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
東京海上アセットマネジメ ント株式会社 |
東京都千代田区 |
2,000 |
金融・その他事業 |
100.0 |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
Tokio Marine North America, Inc. |
米国・デラウェア州・ ウィルミントン |
0 千米ドル |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Philadelphia Consolidated Holding Corp. |
米国・ペンシルバニア 州・バラキンウィッド |
1 千米ドル |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Delphi Financial Group, Inc. |
米国・デラウェア州・ ウィルミントン |
1 千米ドル |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
HCC Insurance Holdings, Inc. |
米国・デラウェア州・ ウィルミントン |
1 千米ドル |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Privilege Underwriters, Inc. |
米国・デラウェア州・ ウィルミントン |
0 千米ドル |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Tokio Marine Kiln Group Limited |
英国・ロンドン |
1,010 千英ポンド |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Tokio Marine Asia Pte. Ltd. |
シンガポール・シンガ ポール |
1,250,971 千シンガポールドル 542,000 千タイバーツ 5,000,000 千南アフリカランド |
海外保険事業 |
100.0 (100.0) |
役員の兼任等 |
|
Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd. |
シンガポール・シンガ ポール |
369,624 千シンガポールドル |
海外保険事業 |
90.4 (90.4) |
役員の兼任等 |
|
Tokio Marine Seguradora S.A. |
ブラジル・サンパウロ |
2,373,779 千ブラジルレアル |
海外保険事業 |
98.5 (98.5) |
経営管理契約 役員の兼任等 |
|
その他157社 |
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|
|
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
IFFCO-TOKIO General Insurance Company Limited |
インド・ニューデリー |
2,878,185 |
海外保険事業 |
49.0 (49.0) |
役員の兼任等 |
|
その他7社 |
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(注)1.主要な事業の内容には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
2.上記関係会社のうち、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社、イーデザイン損害保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、Tokio Marine Asia Pte. Ltd.、Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd.およびTokio Marine Seguradora S.A.は、特定子会社に該当します。また、連結子会社のその他157社に含まれる会社のうち特定子会社に該当する会社は、Tokio Marine HCC Insurance Holdings (International) Limited、HCC International Insurance Company PLCおよびTokio Marine Safety Insurance (Thailand) Public Company Limitedです。
3.上記関係会社のうち、有価証券報告書を提出している会社は、東京海上日動火災保険株式会社です。
4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
5.東京海上日動火災保険株式会社の経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えていますが、当該連結子会社は有価証券報告書を提出しているため、主要な損益情報等の記載を省略しています。
6.東京海上日動あんしん生命保険株式会社の経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えていますが、当該連結子会社はセグメント情報の国内生命保険事業セグメントの経常収益(セグメント間の内部経常収益を含む)に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しています。
(1)連結会社の状況
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2023年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数 (人) |
|
国内損害保険事業 |
|
|
国内生命保険事業 |
|
|
海外保険事業 |
|
|
金融・その他事業 |
|
|
合計 |
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(注)従業員数は、就業人員数です。
(2)提出会社の状況
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|
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2023年3月31日現在 |
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従業員数 (人) |
平均年齢 (歳) |
平均勤続年数 (年) |
平均年間給与 (円) |
|
|
|
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|
(注)1.従業員数は、就業人員数です。
2.当社従業員はその大部分が子会社からの出向者であり、平均勤続年数は、出向者の各子会社における勤続年数を通算しています。
3.平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。
|
|
2023年3月31日現在 |
|
セグメントの名称 |
従業員数 (人) |
|
国内損害保険事業 |
|
|
海外保険事業 |
|
|
金融・その他事業 |
|
|
合計 |
|
(注)従業員数は、就業人員数です。
(3)労働組合の状況
東京海上ホールディングス労働組合 144名
(4)管理職に占める女性の割合、男性の育児休業取得率および男女の賃金の差異
① 管理職に占める女性の割合
|
会社名 |
管理職に占める女性の割合 (%) |
|
東京海上ホールディングス株式会社 |
10.3 |
|
東京海上日動火災保険株式会社 |
10.3 |
|
日新火災海上保険株式会社 |
14.2 |
|
東京海上ミレア少額短期保険株式会社 |
24.4 |
|
東京海上アセットマネジメント株式会社 |
7.2 |
|
東京海上日動キャリアサービス株式会社 |
50.5 |
|
東京海上日動ファシリティーズ株式会社 |
5.1 |
|
東京海上日動ベターライフサービス株式会社 |
45.1 |
(注)女性活躍推進法に基づき、「女性の管理職数÷管理職数」により算出しています。なお、管理職に役員は含みません。
② 男性の育児休業取得率
|
会社名 |
男性の育児休業取得率 (%) |
|
東京海上ホールディングス株式会社 |
- |
|
東京海上日動火災保険株式会社 |
101.0 |
|
日新火災海上保険株式会社 |
75.0 |
|
イーデザイン損害保険株式会社 |
40.0 |
|
東京海上ミレア少額短期保険株式会社 |
100.0 |
|
東京海上日動あんしん生命保険株式会社 |
69.4 |
|
東京海上アセットマネジメント株式会社 |
58.3 |
|
東京海上日動ベターライフサービス株式会社 |
87.5 |
(注)1.育児・介護休業法に基づき、「当事業年度に男性労働者のうち育児休業等をした数(育児を目的とした休暇がある場合はその数値を含む)÷当事業年度に男性労働者のうち配偶者が出産した数」により算出しています。なお、出向者は出向元の従業員として集計しています。
2.東京海上ホールディングス株式会社の男性の育児休業取得率の「-」は、当事業年度に男性労働者のうち配偶者が出産した数がないことを表しています。
3.東京海上日動火災保険株式会社の男性の育児休業取得率は、前事業年度に配偶者が出産した男性労働者が当事業年度に育児休業をした影響により、100%を超えています。
③ 男女の賃金の差異
a)東京海上ホールディングス株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
66.7 |
75.7 |
59.2 |
(注)上表の差異は専門性、キャリアおよび成果に応じた賃金設定によるものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。なお、人事制度上、従事する業務の違いおよび勤務地限定の有無等による社員区分はありません。
b)東京海上日動火災保険株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
51.2 |
48.9 |
61.5 |
(注)1.正規雇用労働者の社員区分には、勤務地を限定しない「グローバル」および勤務地を限定する「エリア」があり、勤務地限定の有無により相対的に「グローバル」の賃金水準が高くなっています。「グローバル」に男性が多いことおよび相対的に男性の勤続年数が長いことから上表の差異が表れていますが、性別によって賃金に差異は設けていません。社員区分ごとおよび勤続年数ごとの男性の賃金に対する女性の賃金の割合は下表のとおりです。
|
勤続年数 |
社員区分 |
|
|
グローバル |
エリア |
|
|
1~10年 |
85.5% |
96.5% |
|
11~20年 |
91.9% |
87.9% |
|
21~30年 |
94.5% |
109.3% |
2.非正規雇用労働者については従事する業務ごとに職種を定めています。賃金の差異は、賃金水準が相対的に高く男性比率が高い特定の職種の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
c)日新火災海上保険株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
63.8 |
61.3 |
81.9 |
(注)1.正規雇用労働者の社員区分には、勤務地を限定しない「全国型」および「アジャスター社員」、勤務地を一定範囲に限定する「広域型」ならびに勤務地を限定する「地域型」があり、勤務地限定の有無により相対的に「全国型」の賃金水準が高くなっています。「全国型」に男性が多いことおよび相対的に男性の勤続年数が長いことから上表の差異が表れていますが、性別によって賃金に差異は設けていません。社員区分ごとおよび勤続年数ごとの男性の賃金に対する女性の賃金の割合は下表のとおりです。なお、「アジャスター社員」は女性の在籍がないため下表に記載していません。
|
勤続年数 |
社員区分 |
||
|
全国型 |
広域型 |
地域型 |
|
|
1~10年 |
86.0% |
50.5% |
97.1% |
|
11~20年 |
91.3% |
97.2% |
88.3% |
|
21~30年 |
72.4% |
87.0% |
88.8% |
2.非正規雇用労働者については従事する業務ごとに職種を定めています。賃金の差異は、賃金水準が相対的に高く男性比率が高い特定の職種の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
d)東京海上日動あんしん生命保険株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
51.7 |
51.2 |
44.6 |
(注)1.正規雇用労働者の社員区分には、勤務地を限定しない「グローバル」および勤務地を限定する「エリア」があり、勤務地限定の有無により相対的に「グローバル」の賃金水準が高くなっています。「グローバル」に男性が多いことおよび相対的に男性の勤続年数が長いことから上表の差異が表れていますが、性別によって賃金に差異は設けていません。社員区分ごとおよび勤続年数ごとの男性の賃金に対する女性の賃金の割合は下表のとおりです。
|
勤続年数 |
社員区分 |
|
|
グローバル |
エリア |
|
|
1~10年 |
84.6% |
94.4% |
|
11~20年 |
92.5% |
107.5% |
|
21~30年 |
97.6% |
- |
2.非正規雇用労働者については従事する業務ごとに職種を定めています。賃金の差異は、賃金水準が相対的に高く男性比率が高い特定の職種の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
3.「エリア」の勤続年数21~30年の「-」は、男性の在籍がないことを表しています。
e)東京海上アセットマネジメント株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
54.1 |
53.0 |
56.6 |
(注)1.正規雇用労働者は、資産運用を担う社員および定型業務を中心に担う社員に大別されますが、資産運用を担う社員の賃金水準が相対的に高くなっています。資産運用を担う社員に男性が多いことから、上表の差異が表れていますが、性別によって賃金に差異は設けていません。
2.非正規雇用労働者については従事する業務ごとに職種を定めています。賃金の差異は、賃金水準が相対的に高く男性比率が高い特定の職種の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
f)東京海上日動キャリアサービス株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
89.1 |
60.4 |
89.0 |
(注)正規雇用労働者における賃金の差異は、労働時間数が少ないなどにより賃金水準が相対的に低く女性比率が高い派遣社員(無期雇用)の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
g)東京海上日動ファシリティーズ株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
65.4 |
63.8 |
100.5 |
(注)正規雇用労働者の社員区分には、転居転勤のある「総合職」および転居転勤の無い「エリア総合職」があり、勤務地限定の有無により相対的に「総合職」の賃金水準が高くなっています。「総合職」に男性が多いことから上表の差異が表れていますが、性別によって賃金に差異は設けていません。「総合職」および「エリア総合職」それぞれの社員区分における男性の賃金に対する女性の賃金の割合は「総合職」が80.0%、「エリア総合職」が85.2%です。
h)東京海上日動ベターライフサービス株式会社
|
男性の賃金に対する女性の賃金の割合 (%) |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
非正規雇用労働者 |
|
60.6 |
89.2 |
96.3 |
(注)全労働者における賃金の差異は、労働時間数が少ないなどにより賃金水準が相対的に低く女性比率が高い特定の職種の構成比が大きいことを主因として生じているものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。
(1)経営方針
① 経営理念
当社は、東京海上グループの全役職員が共有する経営理念を策定しており、その内容は次のとおりです。
<東京海上グループ経営理念>
東京海上グループは、お客様の信頼をあらゆる活動の原点におき、企業価値を永続的に高めていきます。
○お客様に最高品質の商品・サービスを提供し、安心と安全をひろげます。
○株主の負託に応え、収益性・成長性・健全性を備えた事業をグローバルに展開します。
○社員一人ひとりが創造性を発揮できる自由闊達な企業風土を築きます。
○良き企業市民として公正な経営を貫き、広く社会の発展に貢献します。
② 東京海上グループ中期経営計画2023~成長への変革と挑戦~
2021年度からスタートした3か年計画「東京海上グループ中期経営計画2023~成長への変革と挑戦~」では、「世界のお客様に“あんしん”をお届けし、成長し続けるグローバル保険グループ~100年後もGood Companyをめざして~」という長期ビジョンに向けて実現する姿として「ステークホルダーとのWin-Win」、「グローカル×シナジー」、「成長と安定的な高収益の実現」を定め、「経営を支える基盤」をベースに「2+1の成長戦略」に取り組んでいます。
③ 目標とする経営指標等
東京海上グループは、グループ全体の業績を示す経営指標として、企業価値を的確に把握しその拡大に努める観点から、修正純利益と修正ROEを掲げており、2021年度からスタートした「東京海上グループ中期経営計画2023~成長への変革と挑戦~」では、「修正純利益の年平均成長率3~7%」(2020年度補正ベース(自然災害の影響を平年並みとし、新型コロナウイルスおよび為替変動の影響を控除したもの)の実績を基準とした数値)、「修正ROE12%程度」を達成することをめざしています。
2022年度の修正純利益および修正ROEは、当事業年度の第3四半期報告書提出日時点においては、それぞれ4,000億円、9.7%を見込んでいましたが、その実績はそれぞれ4,440億円、11.1%となりました。
2023年度の修正純利益および修正ROEは、国内での自然災害および国内外の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う発生保険金等の2022年度の一過性の減益要素の反動に加え、政策株式の売却益の増加および海外保険事業での増益を主因とし、本有価証券報告書提出日現在においては、それぞれ6,700億円、17.1%を見込んでいます。
なお、修正純利益および修正ROEは、次の方法で算出します。
・修正純利益*1
修正純利益=連結当期純利益*2+異常危険準備金繰入額*3+危険準備金繰入額*3+価格変動準備金繰入額*3+自然災害責任準備金*4繰入額*3+初年度収支残*5の影響額*6-ALM*7債券・金利スワップ取引に関する売却・評価損益-事業投資に係る株式・固定資産に関する売却損益・評価損+のれん・その他無形固定資産償却額-その他特別損益・評価性引当等
・修正純資産*1,8
修正純資産=連結純資産+異常危険準備金+危険準備金+価格変動準備金+自然災害責任準備金*4+初年度収支残-のれん・その他無形固定資産
・修正ROE
修正ROE=修正純利益÷修正純資産
*1 各調整額は税引後です。
*2 連結財務諸表上の「親会社株主に帰属する当期純利益」です。
*3 戻入の場合はマイナスとなります。
*4 大規模自然災害リスクに対応した火災保険の未経過保険料です。
*5 保険料から発生保険金の一部と事業費を控除した残高を、翌期以降の保険事故に備えて繰り越すものです。
*6 普通責任準備金積増額のうち、未経過保険料の積増額を控除したものです。
*7 ALMとは、資産・負債の総合管理をいいます。
*8 平均残高ベースで算出しています。
(2)経営環境及び対処すべき課題
2023年度の世界経済は、物価の高止まりに加え、米国金融機関の経営破綻にみられるようなこれまでの金融引締めの影響の顕在化等により、米国や欧州が景気後退に陥る懸念が高まっています。わが国経済は、経済活動の正常化や政府による総合経済対策によって下支えされるものの、世界経済鈍化の影響を受けて緩やかな回復に留まる見込みです。
東京海上グループは、長期ビジョン「世界のお客様にあんしんをお届けし、成長し続けるグローバル保険グループ」の実現に向け、積極果敢に挑戦してまいります。2023年度は、現中期経営計画の最終年度として、この達成に向け、急激に変化するお客様のニーズに的確に対応する「新しいマーケット×新しいアプローチ」と、商品内容および保険料率の見直しやデジタル活用を通じた業務効率化等による「保険本業の収益力強化」を取組みの両輪としつつ、「次の成長ステージに向けた事業投資」を加えた「2+1の成長戦略」に引き続き取り組んでまいります。また、サステナブルな社会の実現に向け、各事業セグメントにおける取組みを通じ、社会課題の解決に向けたサステナビリティ戦略を強力に推進してまいります。
国内損害保険事業では、東京海上日動は、保険の提供に留まらず、事故の未然防止といった「事前」の領域、あるいは早期復旧・再発防止といった「事後」の領域を含め、トータルにサポートするソリューション・プロバイダーとしての機能を充実させてまいります。こうした取組みのひとつとして、防災・減災が大きな社会課題となるなか、様々な業界から集結した企業等とともに「防災コンソーシアムCORE」を本格稼働させ、防災・減災に関する4要素(現状把握・対策実行・避難・生活再建)の高度化に挑戦しています。国・自治体等との連携を通じて防災・減災に寄与するソリューションを創出・社会実装し、災害に負けない強靭な社会の実現をめざします。
国内生命保険事業では、あんしん生命は、シニア、ヘルスケア、資産形成等の領域にフォーカスし、各領域において独自性のある商品を最適な販売チャネルを通じてお客様にお届けすることで、人生100年時代の社会課題の解決に貢献してまいります。
海外保険事業では、高度な保険引受能力や専門性を活かした保険料収入の拡大、保険料率の見直し等を通じて、保険引受利益を持続的かつ安定的に拡大してまいります。加えて、競争力ある商品のグローバル展開や資産運用の高度化等、海外保険事業全体におけるシナジーの拡大にも取り組んでまいります。また、戦略的なM&Aの実行に向けた市場動向調査にも継続的に取り組み、優良な投資機会を着実に捉えてまいります。
資産運用では、国内外のグループ会社と連携しながら、資産と負債の総合管理(ALM)を軸としたグローバルな運用態勢の強化に引き続き努めてまいります。今後の世界経済や金融市場の変化を注視しつつ、資産ポートフォリオの多様化とリスク分散を進めることによって、長期安定的な運用収益の確保と健全な財務基盤の維持に取り組んでまいります。
これらの各事業を支えるのは人です。人材を資本と捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」の考え方が注目されています。「Peoples’s Business」(人とその信用・信頼からなる事業)である保険事業を営む東京海上グループの競争力の源泉は、昔も今もこれからも人です。社員一人ひとりが適材適所で情熱と意欲をもって活躍できるよう支援するとともに、将来に向けた人材投資も行い、100年後もお客様と地域社会のいざをお守りする存在であり続けるための人的資本および人材基盤の強化にグループを挙げて取り組んでまいります。
株主還元については、配当を基本とする方針としています。事業を通じた利益成長と配当の拡大は整合的であるべきとの考えに基づき、現中期経営計画期間においては、力強い利益成長と配当性向の引上げを通じ、継続的な増配を実現できるよう努めてまいります。
東京海上グループは、「お客様の信頼をあらゆる活動の原点におく」という経営理念を掲げ、健全性と透明性の高いガバナンス体制を基盤に、収益性と成長性を兼ね備えた企業グループとしてさらに発展していくため、グループを挙げて業務に邁進してまいります。
東京海上グループは、「リスク」、「資本」および「リターン」の関係を常に意識し、リスク対比での健全性と収益性を両立しながら高いROEをめざす「リスクベース経営(ERM:Enterprise Risk Management)」を行っています。
○リスクベース経営(ERM)のイメージ図
具体的には、リスクアペタイト・フレームワークを起点に、事業計画の策定および検証ならびに事業計画に基づいた資本配分計画を決定するERMサイクルにより「リスク」、「資本」および「リターン」を適切にコントロールし、企業価値の持続的な拡大をめざしています。
○ERMサイクルのイメージ図
(注)1.環境変化等により新たに現れるリスクであり、従来リスクとして認識されていないものおよびリスクの程度が著しく高まったものをいいます。具体的には、当社の子会社での洗出し結果に加え、外部機関等のリスク情報も参考にしたうえで、当社内での議論を経て洗い出します。
2.財務の健全性、業務継続性等に極めて大きな影響を及ぼすリスクをいいます。具体的には、エマージングリスクおよび前事業年度のグループの重要なリスクにつき、影響度(経済的影響、業務継続への影響およびレピュテーションへの影響で評価し、最も大きいものを採用)ならびに頻度・蓋然性を評価し、以下の5×5のマトリクスを用いて特定しています。
3.重要なリスクについて、対応策の策定(Plan)、実行(Do)、振返り(Check)および改善(Act)を行います。
(1)定性的リスク管理
事業運営を行うなかで直面する様々なリスクを網羅的に把握して対応するため、エマージングリスクの洗出しならびに重要なリスクの特定、評価およびPDCAを行い、毎年取締役会に報告しています。
○重要なリスクの一覧
|
重要なリスク/シナリオ |
対応例 |
|
①国内外の経済危機、金融・資本市場の混乱 〇リーマンショック級の世界金融危機、地政学リスク等に起因する金融・資本市場の混乱等により、東京海上グループの保有資産の価値が下落する。 |
<経済的影響への対応> ・地政学リスク等の市場への影響を調査する。 ・信用リスク集積管理等により、エクスポージャーをコントロールする。 ・ストレステストを行い、資本十分性や資金流動性を確認する。 ・金融危機、金利上昇リスクのアクションプランを整備する。 |
|
②日本国債への信認毀損 〇政府への信認毀損による日本国債暴落、ハイパーインフレーション等により、東京海上グループの保有資産の価値が下落する。 |
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③巨大地震 〇首都直下地震、南海トラフ巨大地震が発生し、人的・物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。 |
<経済的影響への対応> ・リスクの集積を含めて適切にリスクを評価し、お客様のニーズに沿った商品の開発を行いつつ、リスクに見合った引受け、リスク分散および再保険手配を行うことで利益の安定化を図る。 ・③、④および⑥については、ストレステストを行い、資本十分性や資金流動性を確認する。
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・危機管理態勢(後記(3)参照)や事業継続計画等を整備し、有事訓練により実効性を確認する。 ・⑦については、サイバーセキュリティ態勢も整備し、有事訓練により実効性を確認する。 |
|
④巨大風水災(含む気候変動物理的リスク) 〇巨大台風や集中豪雨が発生し、物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。 |
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|
⑤火山噴火 〇富士山噴火等が発生し、降灰等により物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。 |
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⑥新ウイルスのまん延 〇致死率の高い感染症がまん延し、保険金支払が多額になる。 |
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⑦サイバーリスク 〇多くの東京海上グループの顧客やそのサプライチェーンがサイバー攻撃を受け、保険金支払が多額になる。 〇東京海上グループのシステムがサイバー攻撃を受け、重要情報の漏えいや事業活動の停滞が発生する。 |
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⑧インフレーション 〇原材料費の高騰や世界的な物価の急激な上昇等により、保険金支払単価が上昇し、リスクに見合った商品改定や再保険調達ができず保険引受利益が減少する。 |
<経済的影響への対応> ・インフレーションの保険商品への影響を分析し、リスクに見合った商品改定や引受けを行う。 |
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⑨破壊的イノベーション 〇デジタルトランスフォーメーション、革新的な新規参入者等により、産業構造が大きく転換するようなイノベーションが発生して東京海上グループの競争優位性が失われ、収入保険料や利益が大きく減少する。 |
<経済的影響への対応> ・デジタルトランスフォーメーションの基本戦略推進とプロジェクトの実行を通じて、保険事業の競争優位性を確保する。 ・保険事業と親和性の高い領域を中心とした新規事業を展開する。 |
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⑩新型コロナウイルスの持続・変異 〇新型コロナウイルスの変異や感染持続により、事業活動が停滞する。 |
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・危機管理態勢(後記(3)参照)や事業継続計画等を整備し、有事訓練により実効性を確認する。 |
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⑪地政学リスク 〇国家間の対立が軍事衝突に発展し、人的・物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞する。 |
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⑫コンダクトリスク 〇業界・企業慣行と世間の常識が乖離すること等により、東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされ、レピュテーションを毀損する。 |
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・従業員の意識や行動に関する調査を行い、好取組事例の収集や展開を通じて東京海上グループの取組みを改善する。 |
|
⑬法令・規制への抵触 〇個人情報保護、マネー・ローンダリング防止、米中対立やウクライナ戦争に関連した経済制裁強化等に関する規制等に抵触し、罰金等を科されるとともにレピュテーションを毀損する。 |
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・国内外の社会環境、行政機関の動向、法令規制改正等を把握し、必要な対策を講じる。 |
○エマージングリスクの例
|
エマージングリスク/シナリオ |
対応例 |
|
①公共インフラ・企業設備の老朽化の進行 〇公共インフラ・企業設備の老朽化が進行することで大事故が頻発し、保険金支払が増大する。 |
<経済的影響への対応> ・リスクを適切に評価し、お客様のニーズに沿った商品の開発を行いつつ、リスクに見合った引受け、リスク分散および再保険調達を行うことで利益の安定化を図る。 ・④については、気候変動による影響評価について研究・分析に取り組んでいる。 |
|
②宇宙リスク 〇磁気嵐発生による広範囲の送電網故障、宇宙気象やスペースデブリの増加による通信障害の頻発等により、保険金支払が増大する。 |
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③医療・生命工学の革新的な進化 〇がん診断技術や遺伝子診断技術の革新的な進化により、保険金支払が増大する。 |
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④地球温暖化(気候変動物理的リスク) 〇地球温暖化により環境破壊や災害の激甚化が進み、保険金支払が増大する。 |
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⑤脱炭素社会への不適切な対応(気候変動移行リスク) 〇脱炭素社会への移行に乗り遅れた投資先企業の企業価値が下落し、東京海上グループの保有資産の価値も下落する。 〇脱炭素社会への東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされ、レピュテーションを毀損する。 |
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・気候変動に対する基本的な考え方、保険引受・投融資の方針およびこれらを踏まえた取組みを公表するとともに、気候分野における専門家・アドバイザーとの意見交換を行う。 |
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⑥グローバルな人権重視厳格化への対応遅れ 〇人権尊重に関する東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされ、レピュテーションを毀損する。 |
<事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・人権に対する基本的な考え方、人権基本方針、人権尊重に係るマネジメント態勢、責任ある調達に関するガイドラインおよびこれらを踏まえた取組みを公表するとともに、人権分野における専門家・アドバイザーとの意見交換を行う。 |
(2)定量的リスク管理
格付けの維持および倒産の防止を目的として、保有しているリスク対比で実質純資産が十分な水準にあることを多角的に検証し、財務の健全性が確保されていることを、取締役会において確認しています。
具体的には、リスクをAA格相当の信頼水準である99.95%バリューアットリスク(VaR)(注1)で定量評価し、実質純資産(注2)をリスク量で除したエコノミック・ソルベンシー・レシオ(以下「ESR」といいます)の水準により、資本の十分性を確認するとともに、事業投資機会や今後の市場環境の見通し等を総合的に勘案して資本政策を決定しています。
東京海上グループのESRのターゲットレンジは100~140%ですが、2023年3月末時点におけるESRは124%となり、資本が適切な水準にあることを確認しています。
また、重要なリスクのうち、国内外の経済危機、金融・資本市場の混乱、日本国債への信認毀損、巨大地震、巨大風水災および新ウイルスのまん延等の経済的損失が極めて大きいと想定されるシナリオならびに複数の重要なリスクが同時期に発現するシナリオに基づくストレステストも実施し、資本十分性および資金流動性に問題がないことを別途確認しています。
(注)1.将来の一定期間のうちに、一定の確率の範囲内で被る可能性のある最大損失額のことをいいます。99.95%VaRとは、今後1年間の損失が99.95%の確率でその額以内に収まる金額水準です。
2.財務会計上の連結純資産に、資産と負債を時価評価し、異常危険準備金の加算やのれんの控除等の調整を加えて算出します。
○ESRの状況
(3)危機管理
定性的リスク管理および定量的リスク管理を行っていても、全てのリスクを完全にコントロールすることは困難であり、また、自然災害のように発生を抑えることが不可能なリスクも存在します。
そのため、有事に際して被る経済的損失等を極小化し、迅速に通常業務へ復旧するため、危機管理態勢や緊急事態時アクション等を整備しています。
また、当社はグループ会社に対し支援・指示・指導を行い、グループ会社は当社に対し報告・連絡・相談を行うことで、グループ会社においても平時から危機管理態勢や緊急事態時アクション等の整備を行うとともに、緊急事態時においては復旧や事業継続を迅速・的確に対応できるよう努めています。
さらに、自然災害やサイバー攻撃等、緊急事態(注)となり得る事象を想定した模擬訓練を実施し、緊急事態時の実践力・応用力も高めています。
(注)東京海上グループの各社と顧客・代理店等の利害関係者との関係に重大な影響が生じる事態または東京海上グループの各社の業務に著しい支障が生じると判断される事態です。具体的には、自然災害、パンデミック、システム障害、サイバー攻撃、重要情報の漏えい、重大な法令違反および業務停止命令等、重要なリスクの発現やそれに準じた事態の発生を想定しています。
○東京海上グループの危機管理態勢
なお、本項の記載には将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は本有価証券報告書提出日現在において判断したものです。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界経済は、前連結会計年度から引き続き回復基調にありましたが、エネルギーの価格高騰や供給制約等の影響から記録的な物価上昇に見舞われ、回復ペースは鈍化しました。わが国経済は、物価上昇の影響がみられましたが、新型コロナウイルスに係る制限が徐々に緩和され経済活動が正常化しつつあること等から、個人消費を中心に緩やかに持ち直しました。
このような情勢のもと損害保険・生命保険を中心に国内外で事業展開を行った結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は、以下のとおりとなりました。
連結総資産は、前連結会計年度末に比べて4,539億円増加し、27兆6,998億円となりました。
保険引受収益5兆6,348億円、資産運用収益8,754億円等を合計した経常収益は、前連結会計年度に比べて7,848億円増加し、6兆6,486億円となりました。一方、保険引受費用4兆6,660億円、資産運用費用2,039億円、営業費及び一般管理費1兆1,356億円等を合計した経常費用は、前連結会計年度に比べて8,483億円増加し、6兆1,446億円となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べて635億円減少し、5,039億円となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、法人税等合計などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて440億円減少し、3,764億円となりました。
また、親会社株主に帰属する当期純利益から保険事業特有の各種準備金の影響や資産の売却・評価損益等の当該年度の特殊要因を控除した修正純利益(グループ全体の業績を示す管理会計上の経営指標)は、前連結会計年度に比べて1,342億円減少し、4,440億円となりました。
報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。
[国内損害保険事業]
国内損害保険事業においては、経常収益は、前連結会計年度に比べて1,905億円増加し、3兆406億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて180億円減少し、2,845億円となりました。国内損害保険事業における保険引受および資産運用の状況は、以下のとおりです。
a)保険引受業務
イ)元受正味保険料(含む収入積立保険料)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
495,041 |
17.82 |
0.94 |
530,932 |
18.65 |
7.25 |
|
海上保険 |
80,431 |
2.89 |
18.35 |
95,380 |
3.35 |
18.59 |
|
傷害保険 |
240,526 |
8.66 |
0.62 |
249,177 |
8.75 |
3.60 |
|
自動車保険 |
1,242,298 |
44.71 |
0.93 |
1,233,670 |
43.33 |
△0.69 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
220,727 |
7.94 |
△7.36 |
223,400 |
7.85 |
1.21 |
|
その他 |
499,451 |
17.98 |
2.27 |
514,270 |
18.06 |
2.97 |
|
合計 |
2,778,476 |
100.00 |
0.85 |
2,846,830 |
100.00 |
2.46 |
|
(うち収入積立保険料) |
(63,091) |
(2.27) |
(△3.12) |
(50,480) |
(1.77) |
(△19.99) |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金および元受その他
返戻金を控除したものです(積立型保険の積立保険料を含みます。)。
ロ)正味収入保険料
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
383,292 |
15.54 |
1.78 |
438,566 |
17.13 |
14.42 |
|
海上保険 |
73,565 |
2.98 |
19.75 |
85,019 |
3.32 |
15.57 |
|
傷害保険 |
173,932 |
7.05 |
4.04 |
192,583 |
7.52 |
10.72 |
|
自動車保険 |
1,236,399 |
50.11 |
0.84 |
1,228,971 |
48.01 |
△0.60 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
232,657 |
9.43 |
△8.14 |
225,269 |
8.80 |
△3.18 |
|
その他 |
367,379 |
14.89 |
2.76 |
389,614 |
15.22 |
6.05 |
|
合計 |
2,467,227 |
100.00 |
1.03 |
2,560,025 |
100.00 |
3.76 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ハ)正味支払保険金
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
223,186 |
17.35 |
△1.45 |
273,740 |
18.85 |
22.65 |
|
海上保険 |
39,847 |
3.10 |
4.78 |
39,386 |
2.71 |
△1.16 |
|
傷害保険 |
81,342 |
6.32 |
0.75 |
102,314 |
7.04 |
25.78 |
|
自動車保険 |
601,476 |
46.74 |
2.16 |
664,930 |
45.78 |
10.55 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
171,063 |
13.29 |
△8.49 |
157,832 |
10.87 |
△7.73 |
|
その他 |
169,826 |
13.20 |
8.86 |
214,307 |
14.75 |
26.19 |
|
合計 |
1,286,743 |
100.00 |
0.77 |
1,452,510 |
100.00 |
12.88 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
b)資産運用業務
イ)運用資産
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
預貯金 |
457,568 |
6.00 |
452,953 |
6.04 |
|
買現先勘定 |
3,999 |
0.05 |
999 |
0.01 |
|
買入金銭債権 |
46,634 |
0.61 |
28,475 |
0.38 |
|
金銭の信託 |
- |
- |
8,000 |
0.11 |
|
有価証券 |
5,574,688 |
73.15 |
5,297,550 |
70.68 |
|
貸付金 |
387,837 |
5.09 |
481,547 |
6.43 |
|
土地・建物 |
204,524 |
2.68 |
204,537 |
2.73 |
|
運用資産計 |
6,675,254 |
87.59 |
6,474,064 |
86.38 |
|
総資産 |
7,620,856 |
100.00 |
7,494,722 |
100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)有価証券
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国債 |
1,322,222 |
23.72 |
1,220,504 |
23.04 |
|
地方債 |
79,139 |
1.42 |
61,876 |
1.17 |
|
社債 |
571,797 |
10.26 |
520,867 |
9.83 |
|
株式 |
2,561,525 |
45.95 |
2,438,251 |
46.03 |
|
外国証券 |
1,013,321 |
18.18 |
1,030,826 |
19.46 |
|
その他の証券 |
26,682 |
0.48 |
25,223 |
0.48 |
|
合計 |
5,574,688 |
100.00 |
5,297,550 |
100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ハ)利回り
ⅰ)運用資産利回り(インカム利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
78 |
520,287 |
0.02 |
194 |
433,821 |
0.04 |
|
コールローン |
- |
2 |
0.00 |
- |
2 |
0.00 |
|
買現先勘定 |
1 |
9,081 |
0.01 |
0 |
1,987 |
0.02 |
|
買入金銭債権 |
42 |
85,009 |
0.05 |
20 |
23,260 |
0.09 |
|
金銭の信託 |
- |
504 |
0.00 |
△0 |
7,333 |
△0.00 |
|
有価証券 |
125,267 |
3,400,815 |
3.68 |
139,601 |
3,391,674 |
4.12 |
|
貸付金 |
11,380 |
359,976 |
3.16 |
18,003 |
410,926 |
4.38 |
|
土地・建物 |
7,763 |
210,223 |
3.69 |
5,693 |
207,706 |
2.74 |
|
小計 |
144,533 |
4,585,901 |
3.15 |
163,513 |
4,476,713 |
3.65 |
|
その他 |
635 |
- |
- |
2,531 |
- |
- |
|
合計 |
145,168 |
- |
- |
166,045 |
- |
- |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.収入金額は、連結損益計算書における「利息及び配当金収入」に、「金銭の信託運用益」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額です。
3.平均運用額は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
ⅱ)資産運用利回り(実現利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
10,174 |
520,287 |
1.96 |
9,847 |
433,821 |
2.27 |
|
コールローン |
- |
2 |
0.00 |
- |
2 |
0.00 |
|
買現先勘定 |
1 |
9,081 |
0.01 |
0 |
1,987 |
0.02 |
|
買入金銭債権 |
42 |
85,009 |
0.05 |
20 |
23,260 |
0.09 |
|
金銭の信託 |
44 |
504 |
8.77 |
293 |
7,333 |
4.00 |
|
有価証券 |
215,483 |
3,400,815 |
6.34 |
244,208 |
3,391,674 |
7.20 |
|
貸付金 |
24,365 |
359,976 |
6.77 |
31,242 |
410,926 |
7.60 |
|
土地・建物 |
7,763 |
210,223 |
3.69 |
5,693 |
207,706 |
2.74 |
|
金融派生商品 |
△37,182 |
- |
- |
△59,617 |
- |
- |
|
その他 |
6,350 |
- |
- |
2,905 |
- |
- |
|
合計 |
227,042 |
4,585,901 |
4.95 |
234,594 |
4,476,713 |
5.24 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.資産運用損益(実現ベース)は、連結損益計算書における「資産運用収益」および「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額です。
3.平均運用額(取得原価ベース)は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
[国内生命保険事業]
国内生命保険事業においては、経常収益は、前連結会計年度に比べて147億円減少し、6,996億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて178億円減少し、517億円となりました。国内生命保険事業における保険引受および資産運用の状況は、以下のとおりです。
a)保険引受業務
イ)保有契約高
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額 (百万円) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
個人保険 |
28,711,080 |
△0.95 |
28,386,051 |
△1.13 |
|
個人年金保険 |
1,963,806 |
△4.48 |
1,878,882 |
△4.32 |
|
団体保険 |
1,978,781 |
△6.29 |
1,912,540 |
△3.35 |
|
団体年金保険 |
3,074 |
△0.73 |
2,768 |
△9.96 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
3.団体年金保険については、責任準備金の金額です。
ロ)新契約高
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
新契約+転換による純増加 (百万円) |
新契約 (百万円) |
転換による 純増加 (百万円) |
新契約+転換による純増加 (百万円) |
新契約 (百万円) |
転換による 純増加 (百万円) |
|
|
個人保険 |
2,216,007 |
2,216,007 |
- |
2,123,212 |
2,123,212 |
- |
|
個人年金保険 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
団体保険 |
18,856 |
18,856 |
- |
25,092 |
25,092 |
- |
|
団体年金保険 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.新契約の個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資の額です。
3.新契約の団体年金保険の金額は、第1回収入保険料です。
b)資産運用業務
イ)運用資産
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
預貯金 |
62,773 |
0.67 |
74,581 |
0.85 |
|
有価証券 |
8,999,053 |
95.50 |
8,238,754 |
94.23 |
|
貸付金 |
231,505 |
2.46 |
254,472 |
2.91 |
|
土地・建物 |
912 |
0.01 |
833 |
0.01 |
|
運用資産計 |
9,294,245 |
98.63 |
8,568,641 |
98.00 |
|
総資産 |
9,423,469 |
100.00 |
8,743,102 |
100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)有価証券
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国債 |
7,941,635 |
88.25 |
7,130,635 |
86.55 |
|
地方債 |
4,811 |
0.05 |
5,610 |
0.07 |
|
社債 |
502,226 |
5.58 |
528,776 |
6.42 |
|
株式 |
155 |
0.00 |
151 |
0.00 |
|
外国証券 |
382,393 |
4.25 |
385,454 |
4.68 |
|
その他の証券 |
167,832 |
1.87 |
188,125 |
2.28 |
|
合計 |
8,999,053 |
100.00 |
8,238,754 |
100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ハ)利回り
ⅰ)運用資産利回り(インカム利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
0 |
61,534 |
0.00 |
0 |
85,026 |
0.00 |
|
有価証券 |
105,577 |
8,628,882 |
1.22 |
105,631 |
8,254,471 |
1.28 |
|
貸付金 |
10,821 |
219,698 |
4.93 |
13,885 |
243,558 |
5.70 |
|
土地・建物 |
- |
629 |
0.00 |
- |
1,025 |
0.00 |
|
小計 |
116,398 |
8,910,745 |
1.31 |
119,517 |
8,584,081 |
1.39 |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
116,398 |
- |
- |
119,517 |
- |
- |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、保険業法第118条に規定する特別勘定に係る収入金額および平均運用額については、除外しています。
2.収入金額は、連結損益計算書における「利息及び配当金収入」です。
3.平均運用額は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
ⅱ)資産運用利回り(実現利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
60 |
61,534 |
0.10 |
61 |
85,026 |
0.07 |
|
有価証券 |
108,082 |
8,628,882 |
1.25 |
140,138 |
8,254,471 |
1.70 |
|
貸付金 |
10,816 |
219,698 |
4.92 |
13,822 |
243,558 |
5.68 |
|
土地・建物 |
- |
629 |
0.00 |
- |
1,025 |
0.00 |
|
金融派生商品 |
△3,601 |
- |
- |
△19,356 |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
115,358 |
8,910,745 |
1.29 |
134,665 |
8,584,081 |
1.57 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、保険業法第118条に規定する特別勘定に係る資産運用損益および平均運用額については、除外しています。
2.資産運用損益(実現ベース)は、連結損益計算書における「資産運用収益」から「資産運用費用」を控除した金額です。
3.平均運用額(取得原価ベース)は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
[海外保険事業]
海外保険事業においては、経常収益は、前連結会計年度に比べて6,999億円増加し、2兆9,647億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて259億円減少し、1,595億円となりました。海外保険事業における保険引受および資産運用の状況は、以下のとおりです。
a)保険引受業務
イ)正味収入保険料
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
268,462 |
18.90 |
19.64 |
379,239 |
19.86 |
41.26 |
|
海上保険 |
68,398 |
4.81 |
40.53 |
89,271 |
4.67 |
30.52 |
|
傷害保険 |
31,623 |
2.23 |
5.96 |
35,347 |
1.85 |
11.78 |
|
自動車保険 |
278,296 |
19.59 |
15.37 |
437,383 |
22.90 |
57.16 |
|
その他 |
773,867 |
54.47 |
24.74 |
968,777 |
50.72 |
25.19 |
|
合計 |
1,420,648 |
100.00 |
21.99 |
1,910,019 |
100.00 |
34.45 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)正味支払保険金
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
149,966 |
22.42 |
29.48 |
153,486 |
18.25 |
2.35 |
|
海上保険 |
26,385 |
3.95 |
35.26 |
34,184 |
4.06 |
29.56 |
|
傷害保険 |
15,065 |
2.25 |
17.57 |
14,713 |
1.75 |
△2.33 |
|
自動車保険 |
148,923 |
22.27 |
6.76 |
223,401 |
26.56 |
50.01 |
|
その他 |
328,448 |
49.11 |
9.90 |
415,272 |
49.38 |
26.43 |
|
合計 |
668,789 |
100.00 |
14.03 |
841,058 |
100.00 |
25.76 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
b)資産運用業務
イ)運用資産
|
区分 |
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
預貯金 |
290,414 |
2.82 |
307,035 |
2.63 |
|
買入金銭債権 |
1,583,889 |
15.38 |
1,835,348 |
15.75 |
|
有価証券 |
4,712,188 |
45.76 |
4,951,147 |
42.48 |
|
貸付金 |
1,521,656 |
14.78 |
2,011,498 |
17.26 |
|
土地・建物 |
74,062 |
0.72 |
121,875 |
1.05 |
|
運用資産計 |
8,182,211 |
79.45 |
9,226,906 |
79.17 |
|
総資産 |
10,298,239 |
100.00 |
11,654,160 |
100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)利回り
ⅰ)運用資産利回り(インカム利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
収入金額 (百万円) |
平均運用額 (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
1,885 |
299,932 |
0.63 |
3,071 |
298,727 |
1.03 |
|
買入金銭債権 |
55,205 |
1,395,272 |
3.96 |
90,030 |
1,759,258 |
5.12 |
|
有価証券 |
150,587 |
4,005,751 |
3.76 |
174,658 |
4,817,815 |
3.63 |
|
貸付金 |
91,914 |
1,354,823 |
6.78 |
140,078 |
1,767,610 |
7.92 |
|
土地・建物 |
787 |
68,800 |
1.14 |
1,000 |
97,969 |
1.02 |
|
小計 |
300,381 |
7,124,579 |
4.22 |
408,839 |
8,741,382 |
4.68 |
|
その他 |
1,133 |
- |
- |
2,088 |
- |
- |
|
合計 |
301,515 |
- |
- |
410,927 |
- |
- |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれていますが、平均運用額および年利回りの算定上は同株式を除外しています。
2.収入金額は、連結損益計算書における「利息及び配当金収入」です。
3.平均運用額は、期首・期末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
ⅱ)資産運用利回り(実現利回り)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
資産運用損益 (実現ベース) (百万円) |
平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) |
年利回り (%) |
|
|
預貯金 |
330 |
299,932 |
0.11 |
31 |
298,727 |
0.01 |
|
買現先勘定 |
- |
- |
- |
2,531 |
- |
- |
|
買入金銭債権 |
54,088 |
1,395,272 |
3.88 |
81,777 |
1,759,258 |
4.65 |
|
有価証券 |
177,482 |
4,005,751 |
4.43 |
142,084 |
4,817,815 |
2.95 |
|
貸付金 |
87,057 |
1,354,823 |
6.43 |
127,133 |
1,767,610 |
7.19 |
|
土地・建物 |
787 |
68,800 |
1.14 |
1,000 |
97,969 |
1.02 |
|
金融派生商品 |
1,683 |
- |
- |
△13,254 |
- |
- |
|
その他 |
9,944 |
- |
- |
2,466 |
- |
- |
|
合計 |
331,373 |
7,124,579 |
4.65 |
343,770 |
8,741,382 |
3.93 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれていますが、平均運用額および年利回りの算定上は同株式を除外しています。
2.資産運用損益(実現ベース)は、連結損益計算書における「資産運用収益」から「資産運用費用」を控除した金額です。
3.平均運用額(取得原価ベース)は、期首・期末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
(参考)全事業の状況
a)元受正味保険料(含む収入積立保険料)
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
926,362 |
20.39 |
12.23 |
1,097,688 |
21.39 |
18.49 |
|
海上保険 |
176,248 |
3.88 |
28.54 |
218,315 |
4.25 |
23.87 |
|
傷害保険 |
276,149 |
6.08 |
2.80 |
288,737 |
5.63 |
4.56 |
|
自動車保険 |
1,536,050 |
33.81 |
3.64 |
1,665,800 |
32.46 |
8.45 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
220,727 |
4.86 |
△7.36 |
223,400 |
4.35 |
1.21 |
|
その他 |
1,407,059 |
30.97 |
15.41 |
1,637,835 |
31.92 |
16.40 |
|
合計 |
4,542,598 |
100.00 |
8.92 |
5,131,778 |
100.00 |
12.97 |
|
(うち収入積立保険料) |
(63,091) |
(1.39) |
(△3.12) |
(50,480) |
(0.98) |
(△19.99) |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺後の金額です。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金および元受その他
返戻金を控除したものです(積立型保険の積立保険料を含みます。)。
b)正味収入保険料
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
651,754 |
16.76 |
8.45 |
817,805 |
18.30 |
25.48 |
|
海上保険 |
141,964 |
3.65 |
28.94 |
174,291 |
3.90 |
22.77 |
|
傷害保険 |
205,548 |
5.29 |
4.34 |
227,923 |
5.10 |
10.89 |
|
自動車保険 |
1,514,695 |
38.96 |
3.23 |
1,666,353 |
37.28 |
10.01 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
232,657 |
5.98 |
△8.14 |
225,269 |
5.04 |
△3.18 |
|
その他 |
1,141,201 |
29.35 |
16.70 |
1,358,345 |
30.39 |
19.03 |
|
合計 |
3,887,821 |
100.00 |
7.80 |
4,469,989 |
100.00 |
14.97 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺後の金額です。
c)正味支払保険金
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
||||
|
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
金額 (百万円) |
構成比 (%) |
対前年増減 (△)率(%) |
|
|
火災保険 |
373,153 |
19.08 |
9.02 |
427,226 |
18.63 |
14.49 |
|
海上保険 |
66,158 |
3.38 |
15.15 |
73,482 |
3.20 |
11.07 |
|
傷害保険 |
96,257 |
4.92 |
3.11 |
116,804 |
5.09 |
21.35 |
|
自動車保険 |
750,399 |
38.38 |
3.04 |
888,330 |
38.74 |
18.38 |
|
自動車損害賠償責任保険 |
171,063 |
8.75 |
△8.49 |
157,832 |
6.88 |
△7.73 |
|
その他 |
498,275 |
25.48 |
9.55 |
629,573 |
27.45 |
26.35 |
|
合計 |
1,955,306 |
100.00 |
4.95 |
2,293,251 |
100.00 |
17.28 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺後の金額です。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、保険金支払の増加等により、前連結会計年度に比べて946億円収入が減少し、1兆75億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入の増加等により、前連結会計年度に比べて6,836億円収入が増加し、181億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、資金調達目的の債券貸借取引受入担保金の純増減額の減少等により、前連結会計年度に比べて5,045億円支出が増加し、1兆92億円の支出となりました。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より731億円増加し、9,853億円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
保険持株会社としての業務の特性から、該当する情報がないので記載していません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。
なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。その作成には、経営者による会計方針の選択適用、合理的な見積りを必要としますが、実際には見積りと異なる結果となることもあります。
当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5 経理の状況の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載していますが、特に以下の重要な会計方針および見積りが連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えています。
a)金融商品の時価の算定方法
有価証券、デリバティブ取引等について、時価の算定は原則として市場価格に基づいていますが、一部の市場価格のない有価証券、デリバティブ取引等については、将来キャッシュ・フローの現在価値や契約期間等の構成要素に基づく合理的な見積りによって算出された価額等を時価としています。
b)有価証券の減損処理
売買目的有価証券以外の有価証券について、時価または実質価額が取得原価に比べて著しく下落した場合、回復する見込みがあると認められるものを除き、減損処理を行っています。なお、その他有価証券(市場価格のない株式等を除く。)については、連結会計年度末の時価が取得原価に比べて30%以上下落した場合に減損処理を行っています。
c)固定資産の減損処理
収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産については、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように、帳簿価額を減額する会計処理を行っています。資産または資産グループの回収可能価額は、正味売却価額(資産または資産グループの時価から処分費用見込額を控除して算定される価額)と使用価値(資産または資産グループの継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローの現在価値)のいずれか高い方の金額であることから、固定資産の減損損失の金額は合理的な仮定および予測に基づく将来キャッシュ・フローの見積りに依存しています。従って、固定資産の使用方法を変更した場合、不動産取引相場や賃料相場等が変動した場合およびのれんが認識された取引において取得した事業の状況に変動が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。
d)繰延税金資産
繰延税金資産の回収可能性の判断に際して、将来の課税所得を合理的に見積っています。将来の課税所得は過去の業績等に基づいて見積っているため、将来において当社グループを取り巻く環境に大きな変化があった場合、税制改正によって法定実効税率が変更された場合等においては、繰延税金資産の回収可能額が変動する可能性があります。
e)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えて、回収不能見積額を貸倒引当金として計上していますが、貸付先の財務状況が変化した場合には、貸倒損失や貸倒引当金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
f)支払備金
保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積り、支払備金として積み立てています。このうち既発生未報告の支払備金については、主に統計的見積法により算出しています。各事象の将来における状況変化、為替変動の影響等により、支払備金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
g)責任準備金等
保険契約に基づく将来における債務の履行に備えるため、責任準備金等を積み立てています。当初想定した環境や条件等が大きく変化し、責任準備金等を上回る支払が発生する可能性があります。
h)退職給付債務等
退職給付費用および退職給付債務は、連結会計年度末時点の制度を前提とし、割引率や長期期待運用収益率、将来の退職率および死亡率等、一定の前提条件に基づいて計算しています。実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合、また前提条件を変更する必要が生じた場合には、将来の退職給付費用および退職給付債務は変動する可能性があります。
② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、以下のとおりです。なお、当社グループの課題認識および経営成績に重要な影響を与えるリスクについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境及び対処すべき課題」および「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。
a)経営成績の分析
当連結会計年度の状況については、以下のとおりです。
連結主要指標
|
|
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
増減 |
増減率 |
|
経常収益 |
5,863,770 |
6,648,600 |
784,829 |
13.4% |
|
正味収入保険料 |
3,887,821 |
4,469,989 |
582,167 |
15.0% |
|
生命保険料 |
996,288 |
1,071,645 |
75,357 |
7.6% |
|
経常利益 |
567,413 |
503,907 |
△63,506 |
△11.2% |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
420,484 |
376,447 |
△44,036 |
△10.5% |
|
修正純利益 |
578,304 |
444,098 |
△134,206 |
△23.2% |
経常収益は、前連結会計年度に比べて7,848億円増加し、6兆6,486億円となりました。
経常利益は、国内損害保険事業において、自然災害や自動車事故の増加等により発生保険金(正味支払保険金と支払備金繰入額の合計。以下同じ。)が増加したことや、海外保険事業において、台湾に所在する持分法適用会社に起因して持分法による投資損失が増加したこと等により、前連結会計年度に比べて635億円減少し、5,039億円となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、法人税等合計などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて440億円減少し、3,764億円となりました。
また、親会社株主に帰属する当期純利益から保険事業特有の各種準備金の影響や資産の売却・評価損益等の当該年度の特殊要因を控除した修正純利益(グループ全体の業績を示す管理会計上の経営指標)は、前連結会計年度に比べて1,342億円減少し、4,440億円となりました。
報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。
[国内損害保険事業]
国内損害保険事業において、東京海上日動火災保険株式会社は、社会課題の解決を通じた成長を果たすべく、「新たなマーケット創造」、「お客様ニーズに応える商品・サービスの提供」、「損害サービス力のさらなる強化」および「保険本業の収益力強化」に取り組み、積極的に事業を推進しました。
「新たなマーケット創造」および「お客様ニーズに応える商品・サービスの提供」の取組みとして、民間企業による月面探査という新たな挑戦を支援するため、宇宙保険のノウハウを活用し、月面探査専用の保険「月保険」を開発しました。また、地球温暖化や気候変動を背景に再生可能エネルギー事業への期待が高まるなか、洋上風力発電事業の発展を支えるため、発電事業者向けの保険に加え、工事請負業者や部品サプライヤー向けの保険を開発しました。さらに、糖尿病患者が年々増加し今や国民病のひとつともいわれるなか、糖尿病重症化予防を支援するため、日々の健康管理や予防プログラムを提供する保険を開発しました。
「損害サービス力のさらなる強化」に向け、デジタル技術を活用した自然災害対応力の強化に取り組みました。自然災害の被害状況を早期に把握し、お客様に迅速に保険金をお支払いできるよう、衛星の製造や衛星画像解析等を一貫して行う技術を有する海外の企業と提携を開始し、天候や昼夜を問わず高精度かつ高頻度に地球を観測する技術を損害サービスに活用しました。また、本技術から得られた情報を被災地でボランティア活動を行う団体に提供し、その活動を支援しました。
「保険本業の収益力強化」に向け、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて業務効率化を図るとともに、車両使用年数の長期化等を踏まえ、車両故障に対する補償を新設する等、自動車保険の補償やサービスを拡充しました。また、自然災害が多発・激甚化するなかでも安定的に火災保険制度を運営していくために、同保険の補償内容および料率の見直しを行いました。
上記のとおり事業に取り組んだ結果、正味収入保険料は、前連結会計年度に比べて927億円増加し、2兆5,600億円となりました。経常利益は、自然災害や自動車事故の増加等により発生保険金が増加したことを主因として、前連結会計年度に比べて180億円減少し、2,845億円となりました。
|
|
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
増減 |
増減率 |
|
正味収入保険料 |
2,467,227 |
2,560,025 |
92,797 |
3.8% |
|
経常利益 |
302,684 |
284,594 |
△18,089 |
△6.0% |
[国内生命保険事業]
国内生命保険事業において、東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、強みである生損一体のビジネスモデルを活かしつつ、就業不能や介護等の分野への保障を提供する「生存保障革命」を推進しています。
「生存保障革命」の一環として2022年2月に発売した「あんしんがん治療保険」がご好評をいただいています。同保険では、高額となる可能性のあるがんの最新治療等に対応できるよう最大1億円の保障を追加することが可能です。また、変額保険「マーケットリンク」の新シリーズ「マーケットリンク プロテクト」を2022年8月に発売しました。同保険では、保障や資産形成の機能はそのままに、重篤な疾病で所定の状態に該当された後の保険料のお支払いを不要とすることで、長寿社会における社会課題である豊かな老後のための計画的な資産形成をより強力にサポートします。
各国における金融政策転換等によって、市場・経済環境の不確実性が増しているなか、資産と負債の総合管理(ALM)を基本とした資産運用に継続的に取り組む等、適切な金利リスクコントロールに努めました。
上記のとおり事業に取り組んだ結果、生命保険料は、「マーケットリンク」等の販売が好調であった一方で、事業保険の解約が増加したこと等により、前連結会計年度に比べて541億円減少し、5,134億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて178億円減少し、517億円となりました。
|
|
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
増減 |
増減率 |
|
生命保険料 |
567,545 |
513,442 |
△54,102 |
△9.5% |
|
経常利益 |
69,579 |
51,749 |
△17,830 |
△25.6% |
[海外保険事業]
海外保険事業においては、グループ全体のグローバルな成長と分散の効いたポートフォリオの構築を実現すべく、持続的な内部成長と戦略的なM&Aを取組みの両輪としています。また、グループ各社の優れたノウハウを相互に活用し、保険料収入の拡大、資産運用の高度化、業務効率の向上等のシナジー実現にも幅広く取り組みました。
世界中の各拠点が着実な事業の成長実現をめざし、新たな保険商品の拡充や市場環境を踏まえた保険料率の見直し等による保険引受利益の拡大に取り組みました。また、資産運用面でも、金利上昇のタイミングを的確に捉えた運用を行うことで好成績を上げることができました。これらの結果として、北米の主要3社(Philadelphia Consolidated Holding Corp.、Delphi Financial Group, Inc.、およびHCC Insurance Holdings, Inc.)は2年連続で過去最高益を更新しました。
成長戦略の一環として自社の既存事業を強化するために主要な海外グループ会社が実施する「ボルトオンM&A」に加え、規律をもった事業売却にも継続的に取り組んできました。過去からのこうした取組みの積重ねが当連結会計年度の当社の連結業績にも貢献しています。
上記のとおり事業に取り組んだ結果、正味収入保険料は、前連結会計年度に比べて4,893億円増加し、1兆9,100億円となりました。生命保険料は、前連結会計年度に比べて1,294億円増加し、5,582億円となりました。経常利益は、円安により円換算後の海外グループ会社の利益が増加したことや、北米の子会社を中心に保険引受および資産運用がともに好調であった一方で、台湾に所在する持分法適用会社において、新型コロナウイルスの感染拡大による発生保険金の増加により、持分法による投資損失が増加したことを主因として、前連結会計年度に比べて259億円減少し、1,595億円となりました。
|
|
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
増減 |
増減率 |
|
正味収入保険料 |
1,420,648 |
1,910,019 |
489,371 |
34.4% |
|
生命保険料 |
428,748 |
558,209 |
129,460 |
30.2% |
|
経常利益 |
185,526 |
159,545 |
△25,981 |
△14.0% |
b)財政状態の分析
イ)連結ソルベンシー・マージン比率
当社は、保険業法施行規則第210条の11の3および第210条の11の4ならびに平成23年金融庁告示第23号の規定に基づき、連結ソルベンシー・マージン比率を算出しています。
当社グループの子会社では、損害保険事業、生命保険事業や少額短期保険業を営んでいます。保険会社グループは、保険金の支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害の発生や資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。こうした「通常の予測を超える危険」を示す「連結リスクの合計額」(下表の(B))に対する「保険会社グループが保有している資本金・準備金等の支払余力」(すなわち連結ソルベンシー・マージン総額:下表の(A))の割合を示すために計算された指標が、「連結ソルベンシー・マージン比率」(下表の(C))です。
連結ソルベンシー・マージン比率の計算対象となる範囲は、連結財務諸表の取扱いと同一ですが、保険業法上の子会社(議決権が50%超の子会社)については、計算対象に含めています。
連結ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社グループを監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつですが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。
当連結会計年度末の連結ソルベンシー・マージン比率は、前連結会計年度末と比べて199.8ポイント低下して627.5%となりました。これは、その他有価証券評価差額金の減少による連結ソルベンシー・マージン総額の減少が主因です。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
(A)連結ソルベンシー・マージン総額 |
5,953,649 |
4,947,004 |
|
(B)連結リスクの合計額 |
1,439,272 |
1,576,526 |
|
(C)連結ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 |
827.3% |
627.5% |
ロ)国内保険会社の単体ソルベンシー・マージン比率
国内保険会社は、保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づき、単体ソルベンシー・マージン比率を算出しています。
保険会社は、保険金の支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害の発生や資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。こうした「通常の予測を超える危険」を示す「単体リスクの合計額」(下表の(B))に対する「保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」(すなわち単体ソルベンシー・マージン総額:下表の(A))の割合を示すために計算された指標が、「単体ソルベンシー・マージン比率」(下表の(C))です。
単体ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつですが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。
当事業年度末の国内保険会社の単体ソルベンシー・マージン比率は、以下のとおりとなっています。東京海上日動火災保険株式会社については、前事業年度末と比べて15.6ポイント上昇して858.9%となりました。これは、巨大災害リスク相当額の減少による単体リスクの合計額の減少が主因です。
ⅰ)東京海上日動火災保険株式会社
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|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
(A) 単体ソルベンシー・マージン総額 |
5,384,523 |
5,287,626 |
|
(B) 単体リスクの合計額 |
1,276,937 |
1,231,234 |
|
(C) 単体ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 |
843.3% |
858.9% |
ⅱ)日新火災海上保険株式会社
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
(A) 単体ソルベンシー・マージン総額 |
145,459 |
133,868 |
|
(B) 単体リスクの合計額 |
23,361 |
22,542 |
|
(C) 単体ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 |
1,245.2% |
1,187.6% |
ⅲ)イーデザイン損害保険株式会社
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
(A) 単体ソルベンシー・マージン総額 |
15,484 |
12,988 |
|
(B) 単体リスクの合計額 |
4,784 |
4,666 |
|
(C) 単体ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 |
647.2% |
556.6% |
ⅳ)東京海上日動あんしん生命保険株式会社
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
(A) 単体ソルベンシー・マージン総額 |
648,429 |
555,469 |
|
(B) 単体リスクの合計額 |
114,913 |
106,044 |
|
(C) 単体ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 |
1,128.5% |
1,047.6% |
c)資金の流動性に係る情報
当社グループの短期的な資金需要として、主に日々の保険金の支払等がありますが、強固なリスク管理態勢の下で保険事業を運営し、安定的にプラスの営業キャッシュ・フローを確保することにより、十分な流動性を保持しています。また、大規模自然災害による大口の支払や市場の混乱等により資金繰りが悪化する局面に備え、流動性の高い債券を保有すること等により、適切な流動性管理を行っています。
事業投資等の中長期的な資金需要に対しては、グループ内の自己資金を活用するほか、外部からの資金調達を行う等、資金需要の性質に応じて適切な資金源を確保しています。
d)目標とする経営指標の分析
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1) 経営方針 ③ 目標とする経営指標等」に記載のとおりです。
2022年度において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
当社および連結子会社における主要な設備は、以下のとおりです。
(1)提出会社
|
(2023年3月31日現在) |
|
会社名 |
店名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
帳簿価額 (百万円) |
従業員数(人) |
賃借料 (百万円) |
|||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
動産 |
ソフトウ エア |
|||||
|
東京海上ホールディングス 株式会社 |
本社 (東京都千代田区) |
持株会社 |
- (-) |
- |
63 |
2,556 |
971 |
- |
(2)国内子会社
|
(2023年3月31日現在) |
|
会社名 |
店名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
帳簿価額 (百万円) |
従業員数(人) |
賃借料 (百万円) |
|||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
動産 |
ソフトウ エア |
|||||
|
東京海上日動火災保険株式 会社 |
本社 (東京都千代田区) |
国内損害保険 事業 |
61,065 (136,932) |
60,798 |
24,144 |
128,281 |
16,645 |
12,017 |
|
日新火災海上保険株式会社 |
本社 (東京都千代田区) |
国内損害保険 事業 |
9,943 (18,760) |
7,498 |
1,350 |
5,235 |
2,078 |
1,408 |
|
イーデザイン損害保険株式 会社 |
本社 (東京都新宿区) |
国内損害保険 事業 |
- (-) |
103 |
54 |
9,074 |
317 |
265 |
|
東京海上日動あんしん生命 保険株式会社 |
本社 (東京都千代田区) |
国内生命保険 事業 |
- (-) |
833 |
489 |
15,979 |
2,229 |
1,959 |
|
東京海上ミレア少額短期保 険株式会社 |
本社 (横浜市西区) |
国内損害保険 事業 |
- (-) |
13 |
28 |
171 |
108 |
93 |
|
東京海上アセットマネジメ ント株式会社 |
本社 (東京都千代田区) |
金融・その他 事業 |
- (-) |
307 |
125 |
344 |
363 |
468 |
(3)在外子会社
|
(2023年3月31日現在) |
|
会社名 |
店名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
帳簿価額 (百万円) |
従業員数(人) |
賃借料 (百万円) |
|||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
動産 |
ソフトウ エア |
|||||
|
Tokio Marine North America, Inc. |
本社 (米国・デラウェア 州・ウィルミントン) |
海外保険事業 |
- (-) |
3,899 |
822 |
3,026 |
461 |
426 |
|
Philadelphia Consolidated Holding Corp. |
本社 (米国・ペンシルバニ ア州・バラキンウィッ ド) |
海外保険事業 |
- (-) |
12,374 |
534 |
14,139 |
1,858 |
1,760 |
|
Delphi Financial Group, Inc. |
本社 (米国・デラウェア 州・ウィルミントン) |
海外保険事業 |
569 (71,876) |
19,307 |
4,510 |
20,432 |
3,011 |
2,625 |
|
HCC Insurance Holdings, Inc. |
本社 (米国・デラウェア 州・ウィルミントン) |
海外保険事業 |
592 (63,600) |
12,725 |
6,808 |
9,228 |
3,787 |
3,416 |
|
Privilege Underwriters, Inc. |
本社 (米国・デラウェア 州・ウィルミントン) |
海外保険事業 |
- (-) |
2,146 |
588 |
4,837 |
1,057 |
803 |
|
Tokio Marine Kiln Group Limited |
本社 (英国・ロンドン) |
海外保険事業 |
- (-) |
4,814 |
481 |
2,512 |
705 |
- |
|
Tokio Marine Asia Pte. Ltd. |
本社 (シンガポール・シン ガポール) |
海外保険事業 |
- (-) |
508 |
102 |
33 |
85 |
- |
|
Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd. |
本社 (シンガポール・シン ガポール) |
海外保険事業 |
2,050 (214) |
960 |
180 |
564 |
250 |
- |
|
Tokio Marine Seguradora S.A. |
本社 (ブラジル・サンパウ ロ) |
海外保険事業 |
234 (4,660) |
1,212 |
586 |
311 |
2,251 |
316 |
(注)1.上記はすべて営業用設備です。
2.建物および動産には、リース資産の金額を含めて記載しています。
3.建物の一部を賃借しています。
4.Tokio Marine North America, Inc.、Philadelphia Consolidated Holding Corp.、Delphi Financial Group, Inc.、HCC Insurance Holdings, Inc.、Privilege Underwriters, Inc.およびTokio Marine Kiln Group Limitedについては、各社の子会社の数値を含めて記載しています。
5.上記の他、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。
|
会社名 |
設備名 |
帳簿価額 (百万円) |
|
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
||
|
東京海上日動火災保険株式会社 |
大阪東京海上日動ビルディング (大阪市中央区) |
4,032 (5,483) |
2,357 |
|
シーノ大宮サウスウィング (さいたま市大宮区) |
3,752 (2,617) |
2,679 |
|
|
ラ・メール三番町 (東京都千代田区) |
3,686 (2,059) |
2,283 |
|
|
みなとみらいビジネススクエア (横浜市西区) |
2,545 (1,588) |
1,491 |
|
|
大手町ファーストスクエア (東京都千代田区) |
12 (844) |
1,378 |
|
|
種類 |
発行可能株式総数 (株) |
|
普通株式 |
8,000,000,000 |
|
計 |
8,000,000,000 |
|
種類 |
事業年度末(2023年3 月31日)現在発行数 (株) |
提出日(2023年6月23 日)現在発行数 (株) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
|
|
計 |
|
|
- |
- |
|
決議年月日 |
2011年6月27日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役ならびに東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社の取締役および執行役員 計71名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
6個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 1,800株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2011年7月13日 至 2041年7月12日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 733円 資本組入額 367円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役ならびに東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2~5 |
(注)1.当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。記載すべき内容については、提出日の前月末(2023年5月31日)現在において変更ありません。
2.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日の直前において残存する募集新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。
ⅰ 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。
ⅱ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
ⅲ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)3に定める内容に準じて決定する。
ⅳ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記ⅲに従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
ⅴ 新株予約権を行使することができる期間
上表に定める新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上表に定める新株予約権の行使期間の満了日までとする。
ⅵ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
(注)4に定める内容に準じて決定する。
ⅶ 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。
ⅷ 新株予約権の取得条項
(注)5に定める内容に準じて決定する。
ⅸ その他の新株予約権の行使の条件
上表に定める新株予約権の行使の条件に準じて決定する。
3.募集新株予約権の目的である株式の種類および数
募集新株予約権の目的である株式の種類は普通株式とし、各募集新株予約権の目的である株式の数は300株とする。
ただし、割当日後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、各募集新株予約権の目的である株式の数を次の算式により調整するものとする。
調整後株式数 = 調整前株式数 × 分割・併合の比率
調整後株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。
また、上記のほか、割当日後、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で各募集新株予約権の目的である株式の数を調整する。
なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。
また、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を行うときは、当社は調整後株式数を適用する日の前日までに、必要な事項を新株予約権原簿に記載された各募集新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)に通知または公告する。ただし、当該適用の日の前日までに通知または公告を行うことができない場合には、以後速やかに通知または公告するものとする。
4.募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
(1) 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
(2) 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記(1)記載の資本金等増加限度額から上記(1)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
5.募集新株予約権の取得条項
以下の(1)、(2)、(3)、(4)または(5)の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)は、取締役会が別途定める日に、当社は無償で募集新株予約権を取得することができる。
(1) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
(2) 当社が分割会社となる分割契約または分割計画承認の議案
(3) 当社が完全子会社となる株式交換契約または株式移転計画承認の議案
(4) 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
(5) 募集新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することまたは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
|
決議年月日 |
2012年6月25日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役 計68名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
17個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 5,100株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2012年7月11日 至 2042年7月10日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 607円 資本組入額 304円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
|
決議年月日 |
2013年6月24日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役 計67名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
10個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 3,000株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2013年7月10日 至 2043年7月9日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,110円 資本組入額 555円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
|
決議年月日 |
2014年6月23日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役 計73名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
8個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 2,400株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2014年7月9日 至 2044年7月8日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,037円 資本組入額 519円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社の取締役および執行役員、東京海上日動火災保険株式会社の取締役および執行役員、日新火災海上保険株式会社の取締役および執行役員ならびに東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
|
決議年月日 |
2015年6月29日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員 計78名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
8個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 2,400株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2015年7月15日 至 2045年7月14日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,670円 資本組入額 835円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
|
決議年月日 |
2016年6月27日(取締役会決議) |
|
付与対象者の区分および人数 |
当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員 計84名 |
|
新株予約権の数(注)1 |
9個 |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 2,700株 |
|
新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
|
新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2016年7月13日 至 2046年7月12日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,127円 資本組入額 564円 |
|
新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
|
新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
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決議年月日 |
2017年6月26日(取締役会決議) |
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付与対象者の区分および人数 |
当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員 計91名 |
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新株予約権の数(注)1 |
13個 |
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新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 3,900株 |
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新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
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新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2017年7月12日 至 2047年7月11日 |
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,518円 資本組入額 759円 |
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新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
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新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
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組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)2~5に記載のとおりです。
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決議年月日 |
2018年6月25日(取締役会決議) |
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付与対象者の区分および人数 |
当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員 計93名 |
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新株予約権の数(注)1 |
11個 |
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新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 3,300株 |
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新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
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新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2018年7月11日 至 2048年7月10日 |
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,670円 資本組入額 835円 |
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新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
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新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
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組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2~5 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日の直前において残存する募集新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。
ⅰ 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。
ⅱ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
ⅲ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)3に定める内容に準じて決定する。
ⅳ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記ⅲに従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
ⅴ 新株予約権を行使することができる期間
上表に定める新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上表に定める新株予約権の行使期間の満了日までとする。
ⅵ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
(注)4に定める内容に準じて決定する。
ⅶ 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。
ⅷ 新株予約権の取得条項
(注)5に定める内容に準じて決定する。
ⅸ その他の新株予約権の行使の条件
上表に定める新株予約権の行使の条件に準じて決定する。
3.募集新株予約権の目的である株式の種類および数
募集新株予約権の目的である株式の種類は普通株式とし、各募集新株予約権の目的である株式の数は300株とする。
ただし、割当日後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、各募集新株予約権の目的である株式の数を次の算式により調整するものとする。
調整後株式数 = 調整前株式数 × 分割・併合の比率
調整後株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。
また、上記のほか、割当日後、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で各募集新株予約権の目的である株式の数を調整する。
なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。
また、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を行うときは、当社は調整後株式数を適用する日の前日までに、必要な事項を新株予約権原簿に記載された各募集新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)に通知または公告する。ただし、当該適用の日の前日までに通知または公告を行うことができない場合には、以後速やかに通知または公告するものとする。
4.募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
ⅰ 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
ⅱ 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記ⅰ記載の資本金等増加限度額から上記ⅰに定める増加する資本金の額を減じた額とする。
5.募集新株予約権の取得条項
ⅰ 以下の(ⅰ)、(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)または(ⅴ)の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)は、取締役会が別途定める日に、当社は無償で募集新株予約権を取得することができる。
(ⅰ) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
(ⅱ) 当社が分割会社となる分割契約または分割計画承認の議案
(ⅲ) 当社が完全子会社となる株式交換契約または株式移転計画承認の議案
(ⅳ) 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
(ⅴ) 募集新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することまたは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
ⅱ 取締役会において募集新株予約権の全部または一部を取得する旨の決議をした場合は、当社は当該決議により取得することを定めた募集新株予約権を無償で取得することができる。
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決議年月日 |
2019年6月24日(取締役会決議) |
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付与対象者の区分および人数 |
当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員 計94名 |
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新株予約権の数(注)1 |
10個 |
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新株予約権の目的となる株式の種類、内容および数(注)1 |
当社普通株式 3,000株 |
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新株予約権の行使時の払込金額(注)1 |
株式1株当たり払込金額 1円 |
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新株予約権の行使期間(注)1 |
自 2019年7月10日 至 2049年7月9日 |
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格および資本組入額(注)1 |
発行価格 1,747円 資本組入額 874円 |
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新株予約権の行使の条件(注)1 |
新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した時点以降、新株予約権を行使できる。 |
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新株予約権の譲渡に関する事項(注)1 |
譲渡による募集新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
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組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項(注)1 |
(注)2~5 |
(注)1.前記の2011年6月27日付決議に基づく新株予約権に関する(注)1に記載のとおりです。
2.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日の直前において残存する募集新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。
ⅰ 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。
ⅱ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
ⅲ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、(注)3に定める内容に準じて決定する。
ⅳ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記ⅲに従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
ⅴ 新株予約権を行使することができる期間
上表に定める新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上表に定める新株予約権の行使期間の満了日までとする。
ⅵ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
(注)4に定める内容に準じて決定する。
ⅶ 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。
ⅷ 新株予約権の取得条項
(注)5に定める内容に準じて決定する。
ⅸ その他の新株予約権の行使の条件
上表に定める新株予約権の行使の条件に準じて決定する。
3.募集新株予約権の目的である株式の種類および数
募集新株予約権の目的である株式の種類は普通株式とし、各募集新株予約権の目的である株式の数は300株とする。
ただし、割当日後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、各募集新株予約権の目的である株式の数を次の算式により調整するものとする。
調整後株式数 = 調整前株式数 × 分割・併合の比率
調整後株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金または準備金を増加する議案が当社株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。
また、上記のほか、割当日後、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、合理的な範囲で各募集新株予約権の目的である株式の数を調整する。
なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。
また、各募集新株予約権の目的である株式の数の調整を行うときは、当社は調整後株式数を適用する日の前日までに、必要な事項を新株予約権原簿に記載された各募集新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)に通知または公告する。ただし、当該適用の日の前日までに通知または公告を行うことができない場合には、以後速やかに通知または公告するものとする。
4.募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項
ⅰ 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
ⅱ 募集新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記ⅰ記載の資本金等増加限度額から上記ⅰに定める増加する資本金の額を減じた額とする。
5.募集新株予約権の取得条項
ⅰ 以下の(ⅰ)、(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)または(ⅴ)の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)は、取締役会が別途定める日に、当社は無償で募集新株予約権を取得することができる。
(ⅰ) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
(ⅱ) 当社が分割会社となる分割契約または分割計画承認の議案
(ⅲ) 当社が完全子会社となる株式交換契約または株式移転計画承認の議案
(ⅳ) 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
(ⅴ) 募集新株予約権の目的である株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要することまたは当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得することについての定めを設ける定款の変更承認の議案
ⅱ 新株予約権者である当社、東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の取締役および執行役員が、いずれかの会社において、取締役および執行役員のいずれの地位をも喪失した場合は、当社は、当社代表取締役の決定により、当該新株予約権者がその喪失した地位において割当を受けた個数(当社と当該新株予約権者の間で締結する新株予約権割当契約において割当日時点で権利確定する個数として定められた個数を除く。)に、その地位を喪失した日を含む月の翌月から2020年6月までの月数を12で除した数を乗じて得られる個数(1個未満の端数は、これを切り捨てるものとする。)の募集新株予約権を無償で取得することができる。
ⅲ 取締役会において募集新株予約権の全部または一部を取得する旨の決議をした場合は、当社は当該決議により取得することを定めた募集新株予約権を無償で取得することができる。
該当事項はありません。
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年月日 |
発行済株式総数増減数 (株) |
発行済株式総数残高 (株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高(百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高 (百万円) |
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2018年9月28日 (注1) |
△28,324,375 |
719,700,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
|
2019年3月29日 (注1) |
△9,700,000 |
710,000,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
|
2020年3月31日 (注1) |
△8,000,000 |
702,000,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
|
2021年3月31日 (注1) |
△4,500,000 |
697,500,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
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2022年3月31日 (注1) |
△17,500,000 |
680,000,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
|
2022年10月1日 (注2) |
1,360,000,000 |
2,040,000,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
|
2023年3月31日 (注1) |
△37,500,000 |
2,002,500,000 |
- |
150,000 |
- |
1,511,485 |
(注)1.減少の理由は、自己株式の消却です。
2.増加の理由は、株式分割(1株につき3株の割合)です。
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2023年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況
(1単元の株式数 |
単元未満株式 の状況 (株) |
|||||||
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政府及び地 方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数 (人) |
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- |
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所有株式数 (単元) |
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所有株式数 の割合 (%) |
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100.00 |
- |
(注)1.自己株式9,278,448株については、92,784単元を「個人その他」に、48株を「単元未満株式の状況」にそれぞれ含めて記載しています。
2.「その他の法人」および「単元未満株式の状況」には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ78単元および18株含まれています。
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2023年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己 株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%) |
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日本マスタートラスト信託銀 行株式会社信託口 |
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株式会社日本カストディ銀行 信託口 |
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明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本 カストディ銀行) |
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
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STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みず ほ銀行決済営業部) |
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号 品川イ ンターシティA棟) |
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東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東 京ビルディング |
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東京都千代田区大手町二丁目6番4号 常 盤橋タワー 東京海上日動火災保険株式会 社人事企画部(TCS給与厚生グループ) |
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SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行 東京支店) |
ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111 (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みず ほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川イ ンターシティA棟) |
|
|
|
MOXLEY AND CO LLC (常任代理人 株式会社三菱 UFJ銀行) |
4 NEW YORK PLAZA, 13TH FLOOR, NEW YORK, NY 10004 U.S.A. (東京都千代田区丸の内二丁目7番1号) |
|
|
|
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みず ほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川イ ンターシティA棟) |
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|
計 |
- |
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(注)1.MOXLEY AND CO LLCは、ADR発行のため預託された株式の名義人です。
2.2020年3月19日付で三井住友信託銀行株式会社から提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書において、2020年3月13日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株式数 (株) |
発行済株式総数 に対する保有株式数の割合 (%) |
|
三井住友トラスト・アセッ トマネジメント株式会社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
23,105,700 |
3.25 |
|
日興アセットマネジメント 株式会社 |
東京都港区赤坂九丁目7番1号 |
12,800,200 |
1.80 |
|
計 |
- |
35,905,900 |
5.06 |
(注)発行済株式総数は、710,000,000株(2020年3月13日現在)が使用されています。
3.2020年7月21日付で野村證券株式会社から提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2020年7月15日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株式数 (株) |
発行済株式総数 に対する保有株式数の割合 (%) |
|
野村證券株式会社 |
東京都中央区日本橋一丁目9番1号 |
1,931,784 |
0.28 |
|
ノムラ インターナショナ ル ピーエルシー |
1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom |
768,315 |
0.11 |
|
野村アセットマネジメント 株式会社 |
東京都江東区豊洲二丁目2番1号 |
32,916,100 |
4.69 |
|
計 |
- |
35,616,199 |
5.07 |
(注)発行済株式総数は、702,000,000株(2020年7月15日現在)が使用されています。
4.2022年6月20日付で株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2022年6月13日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株式数 (株) |
発行済株式総数 に対する保有株式数の割合 (%) |
|
株式会社三菱UFJ銀行 |
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 |
7,848,900 |
1.15 |
|
三菱UFJ信託銀行株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 |
20,994,100 |
3.09 |
|
MUFGセキュリティーズEMEA |
Ropemaker Place, 25 Ropemaker Street, London EC2Y 9AJ, United Kingdom |
1,380,000 |
0.20 |
|
三菱UFJ国際投信株式会社 |
東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 |
6,613,000 |
0.97 |
|
計 |
- |
36,836,000 |
5.42 |
(注)発行済株式総数は、680,000,000株(2022年6月13日現在)が使用されています。
|
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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現金及び預貯金 |
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買現先勘定 |
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買入金銭債権 |
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金銭の信託 |
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有価証券 |
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貸付金 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
土地 |
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|
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建物 |
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|
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建設仮勘定 |
|
|
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その他の有形固定資産 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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のれん |
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その他の無形固定資産 |
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その他資産 |
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退職給付に係る資産 |
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繰延税金資産 |
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支払承諾見返 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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資産の部合計 |
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負債の部 |
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保険契約準備金 |
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支払備金 |
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責任準備金等 |
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社債 |
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その他負債 |
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債券貸借取引受入担保金 |
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その他の負債 |
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退職給付に係る負債 |
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賞与引当金 |
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株式給付引当金 |
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特別法上の準備金 |
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価格変動準備金 |
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繰延税金負債 |
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負ののれん |
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支払承諾 |
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負債の部合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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その他の包括利益累計額 |
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その他有価証券評価差額金 |
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繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
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為替換算調整勘定 |
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退職給付に係る調整累計額 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額合計 |
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新株予約権 |
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非支配株主持分 |
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純資産の部合計 |
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負債及び純資産の部合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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経常収益 |
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保険引受収益 |
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正味収入保険料 |
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収入積立保険料 |
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積立保険料等運用益 |
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生命保険料 |
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その他保険引受収益 |
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資産運用収益 |
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利息及び配当金収入 |
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金銭の信託運用益 |
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売買目的有価証券運用益 |
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有価証券売却益 |
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有価証券償還益 |
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特別勘定資産運用益 |
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その他運用収益 |
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積立保険料等運用益振替 |
△ |
△ |
|
その他経常収益 |
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負ののれん償却額 |
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その他の経常収益 |
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|
経常費用 |
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保険引受費用 |
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正味支払保険金 |
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損害調査費 |
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諸手数料及び集金費 |
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満期返戻金 |
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契約者配当金 |
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生命保険金等 |
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支払備金繰入額 |
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責任準備金等繰入額 |
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その他保険引受費用 |
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資産運用費用 |
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売買目的有価証券運用損 |
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有価証券売却損 |
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有価証券評価損 |
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|
有価証券償還損 |
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金融派生商品費用 |
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特別勘定資産運用損 |
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その他運用費用 |
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営業費及び一般管理費 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
その他経常費用 |
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支払利息 |
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貸倒引当金繰入額 |
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貸倒損失 |
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持分法による投資損失 |
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その他の経常費用 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産処分益 |
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特別法上の準備金戻入額 |
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価格変動準備金戻入額 |
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その他特別利益 |
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|
特別損失 |
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|
固定資産処分損 |
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|
減損損失 |
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|
特別法上の準備金繰入額 |
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|
価格変動準備金繰入額 |
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|
その他特別損失 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税及び住民税等 |
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
△ |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社は、グループの事業を統轄する持株会社として、グループ会社の経営管理に関する基本方針を定めるとともに、当社グループを取り巻く事業環境を踏まえた経営計画を策定し、事業活動を展開しています。当社は、経営計画を基礎として、「国内損害保険事業」、「国内生命保険事業」、「海外保険事業」および「金融・その他事業」の4つを報告セグメントとしています。
「国内損害保険事業」は、日本国内の損害保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「国内生命保険事業」は、日本国内の生命保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「海外保険事業」は、海外の保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「金融・その他事業」は、投資顧問業、投資信託委託業、人材派遣業、不動産管理業、介護事業を中心に事業を行っています。
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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前払費用 |
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未収入金 |
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その他 |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物(純額) |
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車両運搬具(純額) |
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工具、器具及び備品(純額) |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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電話加入権 |
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無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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関係会社株式 |
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繰延税金資産 |
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その他 |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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負債の部 |
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流動負債 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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未払事業所税 |
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未払消費税等 |
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預り金 |
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賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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退職給付引当金 |
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株式給付引当金 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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|
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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その他利益剰余金 |
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別途積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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|
利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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新株予約権 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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|
(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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営業収益 |
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関係会社受取配当金 |
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関係会社受入手数料 |
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関係会社システム使用料収入 |
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営業収益合計 |
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営業費用 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業費用合計 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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未払配当金除斥益 |
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受取事務手数料 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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自己株式取得費用 |
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株式報酬制度移行費用 |
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雑支出 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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関係会社株式評価損 |
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固定資産売却損 |
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固定資産除却損 |
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|
特別損失合計 |
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|
税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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