株式会社ディア・ライフ

千代田区九段北一丁目13番5号
証券コード:32450
業界:不動産業
有価証券報告書の提出日:2022年12月22日

(1)連結経営指標等

回次

第14期

第15期

第16期

第17期

第18期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(百万円)

20,763

19,866

27,649

26,367

51,905

経常利益

(百万円)

2,932

3,409

2,717

4,114

5,666

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

2,518

2,363

1,851

2,686

4,199

包括利益

(百万円)

2,538

2,363

1,851

2,674

4,190

純資産額

(百万円)

12,316

13,089

13,783

15,611

21,259

総資産額

(百万円)

23,094

25,337

25,092

27,738

36,457

1株当たり純資産額

(円)

307.78

335.52

355.14

402.96

484.53

1株当たり当期純利益

(円)

70.42

59.52

47.72

70.41

103.69

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

69.61

59.12

47.47

70.34

103.06

自己資本比率

(%)

53.3

51.7

54.9

54.8

57.2

自己資本利益率

(%)

25.4

18.6

13.8

18.5

23.3

株価収益率

(倍)

7.7

8.2

8.7

6.9

5.3

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,431

3,165

6,354

1,752

5,045

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

290

114

415

278

1,104

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

3,389

337

3,024

369

1,019

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

13,084

10,142

13,056

14,717

19,677

従業員数

(名)

30

32

33

479

563

(外、平均臨時従業員数)

(0)

(0)

(0)

(198)

(233)

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第14期

第15期

第16期

第17期

第18期

決算年月

2018年9月

2019年9月

2020年9月

2021年9月

2022年9月

売上高

(百万円)

19,914

19,547

27,426

24,703

43,006

経常利益

(百万円)

2,795

3,236

2,624

4,119

5,132

当期純利益

(百万円)

2,320

2,210

1,765

2,959

3,539

資本金

(百万円)

3,085

3,117

3,122

3,126

3,911

発行済株式総数

(株)

40,614,200

40,802,700

40,831,700

40,856,500

44,067,200

純資産額

(百万円)

11,608

12,228

12,835

14,589

19,586

総資産額

(百万円)

22,388

24,415

24,073

25,802

31,616

1株当たり純資産額

(円)

290.09

313.44

330.74

386.51

454.78

1株当たり配当額

(円)

28

27

19

30

44

1株当たり当期純利益

(円)

64.88

55.65

45.52

77.56

87.39

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

64.21

55.55

45.47

77.52

86.86

自己資本比率

(%)

51.8

50.1

53.3

56.5

61.9

自己資本利益率

(%)

28.2

18.5

14.1

21.6

20.7

株価収益率

(倍)

8.3

8.8

9.2

6.2

6.3

配当性向

(%)

39.8

45.4

39.8

38.7

42.4

従業員数

(名)

30

26

29

29

35

株主総利回り

(%)

120.3

114.8

103.8

123.9

148.4

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(110.8)

(99.3)

(104.2)

(132.9)

(123.4)

最高株価

(円)

719

563

620

516

668

最低株価

(円)

426

362

324

373

492    

(注)1 配当性向については、当社は、連結ベースの配当性向40%を目標に、各事業年度の経営成績を勘案しながら配当を決定することを基本方針としており、当該方針に基づき決定された配当に対する配当性向として連結決算ベースの配当性向を記載しております。

2 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場、それ以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

2【沿革】

年月

事項

2004年11月

不動産売買、売買仲介、労働者派遣業務を主たる目的として、東京都千代田区に株式会社ディア・ライフを設立

 

2004年12月

宅地建物取引業免許を取得(東京都知事(1)第83945号)

不動産仲介業務(現リアルエステート事業)開始

 

2005年2月

一般労働者派遣事業所許可を取得(許可番号(般)13-300632)

労働者派遣事業(現セールスプロモーション事業)として業務開始

 

2005年4月

不動産開発事業(現リアルエステート事業)開始

 

2006年2月

一級建築士事務所登録(東京都知事登録第51856号)

 

2007年8月

東京証券取引所マザーズに上場

 

2009年5月

㈱パルマファイナンシャルサービシーズ(現㈱パルマ)を子会社(孫会社)化し、セルフストレージ向けビジネスプロセスアウトソーシングサービス事業を開始

 

2011年7月

本社を東京都千代田区九段北一丁目13番5号に移転

 

2013年6月

公募増資による新株式の発行(200,000株)及び自己株式の処分(403,000株)を実施

 

2015年8月

東京証券取引所第一部市場に上場

公募増資による新株式の発行(600,000株)及び自己株式の処分(400,000株)を実施

㈱パルマが東京証券取引所マザーズ市場に上場

 

2017年3月

㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(40,000個)を割り当て、同年10月までに行使が完了し新株式の発行(4,000,000株)を実施

 

2018年3月

㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(50,000個)を割り当て、同年9月までに行使が完了し新株式の発行(5,000,000株)を実施

 

2018年5月

連結子会社であった㈱パルマにおいて、日本郵政キャピタル㈱との資本提携を実施

当社から日本郵政キャピタル㈱へパルマ株式の一部を譲渡し、これに併せて実施された㈱パルマの第三者割当増資により、㈱パルマは連結子会社から持分法適用関連会社となった

 

2018年7月

100%連結子会社として株式会社ディアライフエージェンシーを設立し、

当社のセールスプロモーション事業を承継させる

 

2021年1月

株式会社N-STAFFを子会社に擁する株式会社DLXホールディングスを子会社化

 

2021年4月

株式会社DLファンディングを設立し、クラウドファンディングに取り組む

 

2021年9月

株式会社ディアライフエージェンシーの全株式を株式会社DLXホールディングスに譲渡

 

 

株式会社DLXホールディングスが株式会社コーディアリー・サービスを子会社化

 

2021年10月

アイディ株式会社及び株式会社アイディプロパティを子会社化

 

2021年11月

㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(60,000個)を割り当て、翌年10月までに行使が完了し自己株式の処分及び新株式の発行(合計6,000,000株)を実施

 

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社と連結子会社8社及び関連会社1社から構成されております。当社グループの事業内容及び当社と主な関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。

 

 

セグメント

事業内容

会社名

(1)リアルエステート事業

不動産の開発・企画業務、収益不動産の投資・運用業務、ソリューション業務 他

㈱ディア・ライフ

アイディ㈱

㈱アイディプロパティ

(2)セールスプロモーション事業

不動産、保険、金融業界向け販売支援職種等の人材派遣・紹介、コールセンター業務受託 他

㈱DLXホールディングス

㈱N-STAFF

㈱ディアライフ

 エージェンシー

㈱コーディアリー・サービス

 

 各セグメント別の業務内容は以下のとおりであります。

 

<リアルエステート事業>

 不動産の開発・企画、収益不動産の投資・運用、不動産仲介等の不動産に関連したサービスを提供するソリューション業務を行っております。

 主に、東京都区部及びその周辺エリアにおいて、都市型マンション(単身者・DINKS層向け賃貸マンション)等の開発、アセット・デザイン&リセール(土地の開発適地化)や、住居系不動産・オフィス・商業ビル等の収益不動産のバリューアップを行い、不動産会社・事業法人・不動産投資ファンド・実需に伴う顧客・不動産オーナー等に販売しております。

 さらに、不動産投資ファンド・REITから個人投資家に至るさまざまなマーケットでの取引を通じて蓄積された「目利き」能力、建物企画、コンストラクションマネジメント、不動産運営実績、市場における情報ネットワーク等を基に、投資家・ユーザーニーズに合致した不動産の発掘、不動産投資・開発・運用等に関するソリューションサービスや不動産仲介業務を行っております。

 

<セールスプロモーション事業>

 当事業では、不動産業界と、保険・金融業界に対して人材派遣事業を行っております。

 不動産業界におきましては、分譲マンションモデルルームや賃貸マンションリーシング現場スタッフ等の販売支援職種や事務系職種をメインに人材派遣・紹介事業を行っております。

 物件の規模、エリア(都心~郊外等)、タイプ(単身者~ハイエンド・サービスアパートメント)を問わず、さまざまなマンションプロジェクトにおける販売・賃貸促進のための人材支援を機動的に行っており、その実績から培われた経験を基に専門性の高い研修プログラムを実施した上で、不動産に関する専門的な知識と接客視点を持った人材を、派遣先のニーズに応じて配置しております。

 保険・金融業界におきましては、保険商品のアウトバウンド型セールススタッフ等の販売支援職種や、顧客管理事務受託、コールセンタースタッフをメインに人材派遣事業を行っております。

 特にアウトバウンド型セールスにおきましては、顧客との接触からクロージングまで一貫して非対面で行うため、保険業法上必要な資格取得に加え、保険コンサルティング業務のプロフェッショナルとしての知識習得や、徹底した保険募集のコンプライアンス研修を行った上で、人材を派遣しております

 

 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次頁のとおりとなります。

 

 

0101010_001.png

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な

事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

アイディ㈱

東京都品川区

100

リアルエステート

100

役員の兼任4名

㈱アイディプロパティ

東京都品川区

30

リアルエステート

100

(100)

役員の兼任4名

㈱DLXホールディングス

東京都新宿区

50

セールスプロモーション

51.2

役員の兼任3名

㈱N-STAFF

東京都新宿区

100

セールスプロモーション

51.2

(51.2)

役員の兼任2名

㈱ディアライフエージェンシー

東京都千代田区

50

セールスプロモーション

51.2

(51.2)

役員の兼任3名

㈱コーディアリー・サービス

東京都新宿区

10

セールスプロモーション

51.2

(51.2)

役員の兼任2名

その他2社

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

㈱パルマ(注2)

東京都千代田区

599

アウトソーシングサービス

39.4

役員の兼任1名

(注1)議決権の所有割合の( )内は、間接所有による議決権比率を内数として記載しております。

(注2)有価証券報告書を提出しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2022年9月30日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

リアルエステート事業

90(16)

セールスプロモーション事業

466(217)

全社(共通)

7

合計

563(233)

(注)1 従業員数は就業人員数(当社グループから他社への出向者を除き、他社から当社グループへの出向者を含む。)であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。

3 リアルエステート事業において、当連結会計年度にアイディ株式会社、株式会社アイディプロパティを連結子会社化したため、従業員数が大幅に増加しております。前連結会計年度におけるリアルエステート事業の従業員数は21名です。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2022年9月30日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(百万円)

35

30.7

2.5

6

 

セグメントの名称

従業員数(名)

リアルエステート事業

28

報告セグメント計

28

全社(共通)

7

合計

35

(注)1 従業員数は就業人員数(当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む。)であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

2【事業等のリスク】

 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社グループとしては必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については積極的に情報開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も合わせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えられます。

 なお、文中の記載は、当社グループの事業等及び当社株式への投資に係るリスクを全て網羅しているものではありません。また、将来に関する事項につきましては、本書提出日現在において当社グループが入手可能な情報から判断したものであります。

①経済情勢の変動について

 当社グループの主要事業であるリアルエステート事業が属する不動産業界は、景気動向、金利動向および地価動向等のマクロ経済要因の動向に影響を受けやすい傾向があることから、今後、国内外の経済情勢が悪化したことにより、不動産への投資意欲の低下、不動産取引の減少、空室率の上昇や賃料の下落といった事態が生じた場合には、保有する不動産物件において、評価損や売却損が発生する可能性があり、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、これらの変動により不動産業界を始めとした各種業界における人材投資が抑制される恐れがあり、セールスプロモーション事業の業績にも影響を及ぼす可能性があります。

②事業エリアが東京圏に集中していることについて

 当社グループは、東京圏を中心としてリアルエステート事業を展開しておりますが、当該エリアは、不動産の投資・賃貸需要が高いことから、競合他社が多く競争が激化する可能性があります。それら競合他社の影響により、物件の仕入や売却が計画どおりに実行できない場合や価格変動等による急激な需要が低下する場合には、当社グループの業績及び事業の展開に影響を与える可能性があります。

 また、当該地域における地震その他の災害、地域経済の悪化等は、当社グループの業績、財政状態及び事業の展開に影響を与える可能性があります。

③外注管理について

 当社グループは、特にリアルエステート事業において、設計・施工工事・賃貸管理・建物管理等を所定の審査を経た上で外部の専門会社や建設会社に委託しております。このように、不動産開発・投資業務の大部分を外注に依存しているため、外注先を十分に確保できない場合や、外注先の契約不履行・破綻等の事態の発生並びに不測の事態が発生し工事が遅延若しくは停止した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

 また、施工完了後、外部業者の破綻等の事態が発生したことにより、本来外部業者が負うべき瑕疵の補修責任等が履行されず、想定外の費用負担等が当社グループに発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

④個人情報保護

 当社グループでは業務遂行上の必要性から、特にセールスプロモーション事業において登録派遣スタッフ等の多くの個人情報を取扱っております。これらの個人情報に関しては、「個人情報の保護に関する法律」をはじめとして、関連する諸法令の遵守と適正な取扱いの確保に努めており、「個人情報保護管理規程」を定めたうえ、当社グループ社員並びに登録派遣スタッフに対し教育・啓蒙を徹底し、個人情報の保護に取り組んでおります。

 しかしながら、不測の事態により、万一、個人情報が外部へ漏洩した場合、当社グループの信用の失墜及びそれに伴う売上高の減少や損害賠償費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

⑤訴訟等の可能性

 当社グループが仕入、施工、管理、販売する不動産物件において、建物の瑕疵や土壌汚染等による訴訟の発生やこれらに起因する建築計画の変更等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

⑥リアルエステート事業における物件の引渡時期等による業績の変動について

 リアルエステート事業にかかる売上高は、主に不動産物件の売却金額であるため、当社グループのその他の事業と比較して売上高が多額になる傾向があります。そのため、リアルエステート事業の売上高の動向により当社グループ全体の業績も大きく変動する可能性があり、特に四半期毎の経営成績においては、物件売却の有無により売上高および利益が短期的に偏る可能性があります。加えて、天災、事故、その他予測し得ない要因等の不測の事態により、物件の引渡時期が期末を越える遅延が生じた場合や、期末近くに竣工・引渡を計画している物件について、顧客への引渡が次期にずれ込む事態が生じた場合には、当該期の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦有利子負債への依存及び金利水準の動向

 当社グループでは、主力のリアルエステート事業に係る事業用地・収益不動産取得費および建築費等の資金を、主として個別案件毎に金融機関からの借入金によって調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率が常に一定程度存在(2022年9月末時点において、総資産に占める有利子負債の割合は32.5%)します。当社グループでは、金利等の動向を注視しつつ、将来の環境変化にも柔軟な対応が可能な調達形態の維持・構築に努めております。しかしながら、事業の規模拡大に伴う資金需要により、有利子負債の割合が上昇するとともに、将来において、金利が上昇した場合には、資金調達コストが増加することにより当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、当社グループは、資金調達に際して、特定の金融機関に依存することなく、多数の金融機関と良好な関係を構築する一方で、新たな金融機関との新規取引や、社債や増資等の直接金融での資金調達を実施し、資金調達の円滑化と多様化に努めておりますが、今後金融情勢の急激な変動等何らかの理由により十分な資金調達ができない場合には、当社グループの経営成績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

⑧当社グループの主要な事業にかかる法的規制について

 当社グループの事業は、国土利用計画法、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、金融商品取引法、労働者派遣法等、各種法令のほか各自治体が制定した条例等による規制を受けております。当社グループの許認可等の状況は下表のとおりであり、現在までに当該許認可が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、今後何らかの理由により許認可等の取消・更新・欠格による失効等のような事由が発生した場合には当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、当社グループは、これまでにこれら法的規制によって重大な影響を受けたことはありませんが、これらの法的規制や条例等が新たに制定されたり、改定された場合には新たな負担が発生し、当社グループの業績や事業展開に影響を与える可能性があります。

 なお、東京特別区を中心に、最低住戸面積の引き上げ、一定面積以上の住戸の設置の義務付け、狭小住戸集合住宅税の導入等のワンルームマンションの建設を規制する条例等が制定されておりますが、当社グループでは、これらの条例等に沿った物件の企画・開発を行っており、現時点において、こうした規制が当社グループの事業に影響を及ぼす可能性は少ないものと認識しておりますが、今後更に各自治体による規制強化が進められた場合においては、リアルエステート事業の事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。

(許認可、免許及び登録等の状況)

許認可等の名称

所管官庁等

許認可等の内容

有効期間

法令違反の要件及び主要な許認可取消事由

宅地建物取引業免許

東京都

東京都知事(4)

第83945号

2024年12月17日

宅地建物取引業法第66条各号に該当する場合

一級建築士事務所登録

東京都

東京都知事登録

第64484号

2026年7月14日

建築士法第10条第1項各号に当たる場合に、中央建築士審査会の同意を経て免許の取消を行う

一般労働者派遣事業免許

厚生労働省

派13-300632

2023年1月31日

労働者派遣法第14条各号に該当する場合

有料職業紹介事業免許

厚生労働省

13-ユ-300590

2023年5月31日

職業安定法第32条各号に該当する場合

一般労働者派遣事業免許(㈱ディアライフエージェンシー)

厚生労働省

派13-312241

2023年10月31日

労働者派遣法第14条各号に該当する場合

有料職業紹介事業免許

(㈱ディアライフエージェンシー)

厚生労働省

13-ユ-313355

2024年6月30日

職業安定法第32条各号に該当する場合

一般労働者派遣事業免許

(㈱N-STAFF)

厚生労働省

派13-314461

2027年11月30日

労働者派遣法第14条各号に該当する場合

有料職業紹介事業免許

(㈱N-STAFF)

厚生労働省

13-ユ-311504

2027年11月30日

職業安定法第32条各号に該当する場合

 

 

⑨M&A等による事業拡大について

 当社グループは、既存事業の持続的な成長と収益源の多様化のための一つの手段として、M&A(企業買収等)や提携等を有効に活用してまいります。M&A等を実行するにあたっては、相手先企業の詳細な事前調査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しておりますが、取引後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業の展開等が計画どおりに進まない場合、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。

 また、M&A等により、当社グループが従来から取り組んでいない新規事業が加わる際には、その事業固有のリスク要因が加わります。

⑩新型コロナウイルス感染症の感染拡大について

 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、日本経済だけでなく世界経済において多大な影響が発生しております。今後も新型コロナウイルス感染症の拡大が収束しない場合は、日本政府や地方自治体の緊急事態宣言等の再発令等や自主的な営業自粛による経済活動の更なる停滞や悪化が想定されます。その場合、以下の事業等のリスクが発生する可能性があります。

(1) リアルエステート事業の不動産販売においては、投資家の不動産投資意欲の減退や金融収縮による資金調達環境の悪化などにより不動産価格が低下するリスクがあります。

(2) リアルエステート事業の不動産開発においては、工事現場での感染者の発生や工事業者の営業自粛などに起因した竣工時期の遅延により売上計上時期が当初予定よりも遅れるリスクがあります。

(3) リアルエステート事業の不動産賃貸においては、緊急事態宣言等に基づく営業自粛要請を受けた商業テナントに対する賃料減額や支払い猶予などのリスクがあります。

(4) セールスプロモーション事業においては、クライアントが分譲・賃貸マンションのセールスを行うモデルルーム等の営業を自粛し、当社が予定していた人数・期間の人材を派遣できないリスクがあります。

(5) 当社グループの役職員の感染防止のためテレワーク等を促進した結果、従前どおりの業務効率の維持が困難となり、当社グループの業務が滞るリスクがあります。

 

4【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

(1)提出会社

2022年9月30日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物

車両運搬具

工具、器具

及び備品

その他

合計

本社

(東京都千代田区)

全社共通

本社事務所

23

3

7

0

33

35

(6)

(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、無形固定資産であります。

2 従業員数は就業員数であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3 本社事務所は賃借しており、年間賃借料は22百万円であります。

 

(2)国内子会社

2022年9月30日現在

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(名)

建物

車両運搬具

工具、器具

及び備品

その他

合計

アイディ株式会社

本社

(東京都品川区)

リアルエステート

本社事務所

18

0

6

0

25

29

(3)

株式会社N-STAFF

本社

ほか3営業所

セールス

プロモーション

本社事務所、コールセンター

15

21

0

37

416

(203)

株式会社コーディアリー・サービス

本社

ほか1営業所

セールス

プロモーション

本社事務所、コールセンター

27

50

77

43

(9)

(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、無形固定資産であります。

2 従業員数は就業員数であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3 株式会社コーディアリー・サービスの本社事務所及びコールセンターは賃借しており、年間賃借料は50百万円であります。

4 株式会社N-STAFFの本社事務所及びコールセンターは賃借しており、年間賃借料は66百万円であります。

5 アイディ株式会社の本社事務所は賃借しており、年間賃借料は18百万円であります。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

138,000,000

138,000,000

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年9月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

11

26

99

75

75

32,047

32,333

所有株式数

(単元)

44,710

13,048

152,268

26,676

368

203,283

440,353

31,900

所有株式数の割合(%)

10.15

2.96

34.58

6.06

0.08

46.16

100.00

(注) 自己株式1,002,412株は、「個人その他」に10,024単元及び「単元未満株式の状況」に12株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2022年9月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

有限会社ディアネス

東京都新宿区矢来町47番1号

14,675,400

34.08

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

3,380,000

7.85

阿部幸広

東京都新宿区

890,600

2.07

株式会社日本カストディ銀行

(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

783,300

1.82

阿部晶子

東京都新宿区

624,000

1.45

藤塚知義

東京都港区

405,000

0.94

高橋暁子

東京都新宿区

365,500

0.85

MSCO CUSTOMER SECURITIES

1585 BROADWAY NEW YORK, NEW YORK 100 36,USA

358,479

0.83

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社

東京都千代田区大手町一丁目9番7号

347,691

0.81

上田八木短資株式会社

大阪市中央区高麗橋二丁目4番2号

343,300

0.80

22,173,270

51.49

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

14,541

19,707

売掛金

390

393

有価証券

53

145

販売用不動産

※1 4,550

※1 8,004

仕掛販売用不動産

※1 5,365

※1 5,081

その他

804

752

流動資産合計

25,706

34,085

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

55

152

減価償却累計額

16

26

建物(純額)

39

126

機械装置及び運搬具

9

18

減価償却累計額

3

14

機械装置及び運搬具(純額)

5

3

工具、器具及び備品

47

123

減価償却累計額

14

27

工具、器具及び備品(純額)

32

96

有形固定資産合計

78

226

無形固定資産

 

 

のれん

617

512

その他

3

4

無形固定資産合計

620

516

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※2 908

※2 892

繰延税金資産

219

378

その他

205

357

投資その他の資産合計

1,333

1,628

固定資産合計

2,031

2,371

資産合計

27,738

36,457

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

124

202

短期借入金

220

100

1年内返済予定の長期借入金

※1 1,491

※1 1,179

未払法人税等

1,423

1,796

その他

682

1,147

流動負債合計

3,942

4,426

固定負債

 

 

社債

1,600

1,770

長期借入金

※1 6,504

※1 8,802

繰延税金負債

0

97

資産除去債務

19

26

その他

61

74

固定負債合計

8,185

10,771

負債合計

12,127

15,198

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

3,126

3,911

資本剰余金

3,779

4,674

利益剰余金

9,642

12,709

自己株式

1,338

429

株主資本合計

15,210

20,866

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

0

その他の包括利益累計額合計

0

新株予約権

0

1

非支配株主持分

400

391

純資産合計

15,611

21,259

負債純資産合計

27,738

36,457

【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

26,367

51,905

売上原価

21,006

43,186

売上総利益

5,360

8,718

販売費及び一般管理費

※1 1,344

※1 2,982

営業利益

4,016

5,736

営業外収益

 

 

受取利息

0

0

受取配当金

1

2

有価証券運用益

147

119

投資有価証券売却益

10

持分法による投資利益

33

11

受取手数料

42

その他

32

37

営業外収益合計

215

224

営業外費用

 

 

支払利息

96

191

社債利息

8

9

長期前払費用償却

6

8

支払手数料

0

67

その他

4

18

営業外費用合計

117

294

経常利益

4,114

5,666

特別利益

 

 

固定資産売却益

0

負ののれん発生益

372

特別利益合計

372

特別損失

 

 

持分変動損失

※2 48

※2 10

固定資産除却損

9

投資有価証券評価損

49

7

特別損失合計

98

27

税金等調整前当期純利益

4,015

6,012

法人税、住民税及び事業税

1,379

1,898

法人税等調整額

38

76

法人税等合計

1,341

1,822

当期純利益

2,674

4,190

非支配株主に帰属する当期純損失(△)

12

9

親会社株主に帰属する当期純利益

2,686

4,199

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、サービス別のセグメントから構成されており、不動産開発や不動産売買、仲介等のソリューション業務を行う「リアルエステート事業」、不動産業界、金融・保険業界を中心とした販売業務や事務支援要員の派遣を行う「セールスプロモーション事業」の2つを報告セグメントとしております。なお、2021年10月1日付にてアイディ株式会社を子会社化し連結の範囲に含めたことで、当連結会計年度よりリアルエステート事業に追加しております。

 

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

14,003

17,367

有価証券

32

145

販売用不動産

※1 4,550

※1 5,480

仕掛販売用不動産

※1 5,365

※1 3,805

前渡金

271

170

前払費用

37

75

その他

389

596

流動資産合計

24,650

27,641

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

25

23

車両運搬具

5

3

工具、器具及び備品

5

7

有形固定資産合計

35

33

無形固定資産

0

0

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

37

30

関係会社株式

※1 635

※1 3,168

出資金

100

100

会員権

32

36

関係会社長期貸付金

200

450

長期前払費用

19

22

差入保証金

20

20

繰延税金資産

69

112

投資その他の資産合計

1,115

3,941

固定資産合計

1,151

3,975

資産合計

25,802

31,616

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年9月30日)

当事業年度

(2022年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

124

163

短期借入金

50

1年内返済予定の長期借入金

※1 1,456

※1 427

未払金

41

28

未払費用

21

23

未払法人税等

1,405

1,579

契約負債

21

37

その他

62

201

流動負債合計

3,183

2,461

固定負債

 

 

社債

1,600

1,600

長期借入金

※1 6,352

※1 7,877

資産除去債務

16

16

その他

61

74

固定負債合計

8,029

9,568

負債合計

11,212

12,029

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

3,126

3,911

資本剰余金

 

 

資本準備金

3,056

3,841

その他資本剰余金

784

895

資本剰余金合計

3,841

4,736

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

8,959

11,365

利益剰余金合計

8,959

11,365

自己株式

1,338

429

株主資本合計

14,589

19,585

新株予約権

0

1

純資産合計

14,589

19,586

負債純資産合計

25,802

31,616

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2020年10月1日

 至 2021年9月30日)

当事業年度

(自 2021年10月1日

 至 2022年9月30日)

売上高

24,703

43,006

売上原価

19,602

36,435

売上総利益

5,101

6,571

販売費及び一般管理費

※1 1,055

※1 1,359

営業利益

4,046

5,211

営業外収益

 

 

受取利息

0

6

受取配当金

23

12

有価証券運用益

138

121

その他

23

12

営業外収益合計

184

154

営業外費用

 

 

支払利息

96

150

社債利息

8

9

長期前払費用償却

6

6

支払手数料

0

66

その他

0

0

営業外費用合計

112

233

経常利益

4,119

5,132

特別利益

 

 

関係会社株式売却益

216

特別利益合計

216

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

49

7

特別損失合計

49

7

税引前当期純利益

4,285

5,125

法人税、住民税及び事業税

1,362

1,629

法人税等調整額

35

43

法人税等合計

1,326

1,586

当期純利益

2,959

3,539