西日本鉄道株式会社

Nishi-Nippon Railroad Co.,Ltd.
福岡市博多区博多駅前三丁目5番7号
証券コード:90310
業界:陸運業
有価証券報告書の提出日:2023年6月29日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第179期

第180期

第181期

第182期

第183期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

(百万円)

396,835

389,446

346,121

427,159

494,643

経常利益又は

経常損失(△)

(百万円)

19,271

14,322

9,639

13,953

27,901

親会社株主に帰属する
当期純利益又は

親会社株主に帰属する

当期純損失(△)

(百万円)

6,330

6,678

12,074

9,873

18,368

包括利益

(百万円)

1,452

2,244

8,074

12,169

26,045

純資産額

(百万円)

181,511

180,549

169,946

179,084

201,881

総資産額

(百万円)

622,816

667,150

707,804

734,500

685,795

1株当たり純資産額

(円)

2,231.65

2,220.44

2,083.74

2,191.06

2,471.07

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

80.28

84.76

153.27

125.31

233.10

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

79.98

84.46

124.91

232.54

自己資本比率

(%)

28.3

26.2

23.2

23.5

28.4

自己資本利益率

(%)

3.58

3.81

7.12

5.86

10.00

株価収益率

(倍)

33.36

31.35

21.41

10.26

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

22,377

18,207

9,939

30,591

43,775

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

58,385

42,744

29,245

10,344

24,600

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

30,064

32,339

56,751

1,676

19,164

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

26,075

33,794

51,045

70,612

72,559

従業員数
(平均臨時雇用者数)

(人)

19,498

19,618

19,204

18,576

18,456

(5,306)

(5,374)

(4,910)

(4,708)

(4,697)

 

(注) 1 平均臨時雇用者数は外数で記載しています。

2 当社は、第177期連結会計年度より役員向け株式報酬制度を導入しており、当該信託が所有する当社株式を自己株式として処理しています。このため、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定にあたっては、当該株式数を控除する自己株式に含めて「普通株式の期末株式数」及び「普通株式の期中平均株式数」を算定しています。

3 第180期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第179期については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっています。

4 第181期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため、記載していません。

5 第181期の株価収益率については、当期純損失であるため、記載していません。

6 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第182期の期首から適用しており、第182期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第179期

第180期

第181期

第182期

第183期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

(百万円)

166,572

161,696

137,361

176,924

199,705

経常利益又は

経常損失(△)

(百万円)

15,455

12,260

7,187

4,235

16,165

当期純利益又は

当期純損失(△)

(百万円)

2,393

8,575

7,623

4,342

12,383

資本金

(百万円)

26,157

26,157

26,157

26,157

26,157

発行済株式総数

(千株)

79,360

79,360

79,360

79,360

79,360

純資産額

(百万円)

130,603

133,099

125,926

125,383

136,788

総資産額

(百万円)

545,280

587,609

636,618

654,310

592,010

1株当たり純資産額

(円)

1,650.20

1,684.24

1,592.84

1,586.59

1,731.12

1株当たり配当額
(1株当たり中間配当額)

(円)

35.00

35.00

25.00

30.00

35.00

(17.50)

(17.50)

(12.50)

(12.50)

(15.00)

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

30.36

108.83

96.77

55.11

157.15

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

30.24

108.44

54.94

156.77

自己資本比率

(%)

23.9

22.6

19.7

19.1

23.1

自己資本利益率

(%)

1.82

6.53

5.91

3.47

9.47

株価収益率

(倍)

88.21

24.41

48.68

15.22

配当性向

(%)

115.3

32.2

54.4

22.3

従業員数
(平均臨時雇用者数)

(人)

4,552

4,666

4,706

4,600

4,502

(64)

(72)

(65)

(62)

(39)

株主総利回り

(比較指数:配当込みTOPIX)

(%)

(%)

97.6

(95.0)

98.1

(85.9)

109.8

(122.1)

101.0

(124.6)

91.8

(131.8)

最高株価

(円)

3,190

2,790

3,375

2,959

2,993

最低株価

(円)

2,503

1,956

2,435

2,451

2,306

 

(注) 1 平均臨時雇用者数は外数で記載しています。

2 当社は、第177期連結会計年度より役員向け株式報酬制度を導入しており、当該信託が所有する当社株式を自己株式として処理しています。このため、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定にあたっては、当該株式数を控除する自己株式に含めて「普通株式の期末株式数」及び「普通株式の期中平均株式数」を算定しています。

3 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

4 第181期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため、記載していません。

5 第181期の株価収益率および配当性向については、当期純損失であるため、記載していません。

6 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第182期の期首から適用しており、第182期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

 

 

2 【沿革】

年月

摘要

1908年12月

九州電気軌道㈱設立(資本金1,000千円)

1911年6月

軌道事業開始

1924年4月

九州鉄道㈱、軌道事業開始(福岡~久留米間)

1929年8月

バス事業開始

1932年7月

到津遊園開園

1942年9月

九州鉄道㈱、博多湾鉄道汽船㈱、福博電車㈱、筑前参宮鉄道㈱を合併
商号を西日本鉄道㈱と変更、本店を福岡市に移転

1943年7月

九州自動車㈱を合併

1943年7月

福岡県下バス事業の統合(1944年7月まで)

1946年10月

西日本車体工業㈱の設立

1948年9月

山佐運送㈱(現西鉄不動産㈱)の設立

1948年12月

航空会社代理店業開始

1949年5月

大阪証券取引所、東京証券取引所に株式を上場

1949年6月

福岡証券取引所に株式を上場

1951年2月

筑豊電気鉄道㈱の設立

1954年11月

西鉄観光㈱(現西鉄旅行㈱)の設立

1962年4月

本店を福岡市中央区天神一丁目11番17号福岡ビルに移転

1963年3月

㈱福岡交通センター(現博多バスターミナル㈱)の設立

1966年4月

1969年6月

不動産事業開始

㈱西鉄ストアの設立

1971年4月

西鉄地所㈱を合併

1971年8月

米国にNNR・エアカーゴ・サービス(U.S.A.)(現NNR・グローバル・ロジスティクス(U.S.A.))の設立

1972年5月

㈱九州メタルスクラップ(現九州メタル産業㈱)の設立

1973年11月

高速バス「ひのくに号」運行開始(福岡~熊本間)

1979年2月

福岡市内線(千代町~天神~千代町間)軌道事業廃止、宮地岳線一部(千鳥橋~貝塚間)鉄道事業廃止

1983年3月

西鉄運輸㈱の設立

1989年3月

ソラリアプラザビル完成

1991年11月

1992年10月

英国にNNR・エアカーゴ・サービス(U.K.)(現NNR・グローバル・ロジスティクス(U.K.))の設立

北九州線一部(砂津~黒崎駅前間)軌道事業廃止

1993年3月

ドイツにNNR・ダクサー(現NNR・グローバル・ロジスティクス(GERMANY))の設立

1993年4月

レストランシップ「マリエラ」運航開始

1997年10月

ソラリアターミナルビル完成

1999年4月

ソラリアステージビル完成

1999年4月

㈱西鉄グランドホテル(現㈱西鉄ホテルズ)の設立

2000年5月

到津遊園を閉園

2000年11月

チャチャタウン小倉完成、営業開始

2000年11月

北九州線(熊西~折尾間)軌道事業廃止

2002年5月

西鉄バス北九州㈱の設立

2002年10月

西鉄バス北九州㈱へ北九州地区の自動車事業を営業譲渡

2003年7月

「西鉄グループコンプライアンス方針」の制定、コンプライアンス推進体制の整備

2004年7月

西鉄エム・テック㈱へ自動車整備事業を営業譲渡

2006年1月

「西鉄グループCSR推進会議」の設置

2006年3月

㈱スピナの株式を取得、子会社化

2006年6月

執行役員制度導入

2006年12月

大阪証券取引所市場第一部への株式上場を廃止

2007年3月

宮地岳線一部(西鉄新宮~津屋崎間)鉄道事業廃止(2007年4月より、線名を貝塚線に変更)

2008年5月

ICカード「nimoca」サービス開始

2010年10月

西日本車体工業㈱を解散

2016年6月

監査等委員会設置会社に移行

2018年10月

㈱西鉄シティホテルを合併

2019年4月

本店を福岡市博多区博多駅前三丁目5番7号博多センタービル(現在地)に移転

2021年1月

レストランシップ「マリエラ」運航終了

2021年12月

「かしいかえん シルバニアガーデン」を閉園

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社82社及び関連会社37社で構成され、その営んでいる主な事業内容は次のとおりです。

(1) 運輸業(19社)

 

事業の内容

会社名

鉄道事業

当社、筑豊電気鉄道㈱

バス事業

タクシー事業

当社、西鉄バス北九州㈱、西鉄観光バス㈱、亀の井バス㈱

福岡西鉄タクシー㈱、久留米西鉄タクシー㈱、北九西鉄タクシー㈱

運輸関連事業

 

㈱西鉄ステーションサービス、西鉄エンジニアリング㈱

その他9社

 

 

(2) 不動産業(13社)

 

事業の内容

会社名

賃貸事業

当社、博多バスターミナル㈱、㈱スピナ

住宅事業

当社、NNR Realty Investments USA、パラゴン都市開発㈱

その他不動産事業

西鉄ビルマネージメント㈱、西鉄不動産㈱

 

その他6社

 

 

(3) 流通業(2社)

 

事業の内容

会社名

ストア事業

㈱西鉄ストア

生活雑貨販売業

㈱インキューブ西鉄

 

 

(4) 物流業(26社)

 

事業の内容

会社名

国際物流事業

当社、NNR・グローバル・ロジスティクス(U.S.A.)

 

NNR・グローバル・ロジスティクス(SHANGHAI)

国内物流事業

西鉄運輸㈱、西鉄物流㈱

 

その他21社

 

 

 

(5) レジャー・サービス業(17社)

 

事業の内容

会社名

ホテル事業

当社、㈱西鉄ホテルズ、NNR Hotels International (Thailand)

旅行事業

西鉄旅行㈱

娯楽事業

飲食事業

西鉄ウェルネス㈱、㈱海の中道海洋生態科学館

当社

広告事業

㈱西鉄エージェンシー

その他サービス事業

当社、西鉄エアサービス㈱

 

その他9社

 

 

(6) その他(10社)

 

事業の内容

会社名

ICカード事業

当社、㈱ニモカ

車両整備関連事業

西鉄エム・テック㈱

建設関連事業

西鉄建設㈱、西鉄電設工業㈱、
西鉄シー・イー・コンサルタント㈱、㈱西鉄グリーン土木

金属リサイクル事業

九州メタル産業㈱

 

その他2社

 

 

(注) 1 上記事業部門ごとの会社数には当社が重複して表示され、それぞれを1社として取り扱っています。

2 上記の会社はすべて当社の連結子会社です。

3 当社を中心とした西鉄グループにおいて、グループ経営を推進するため、定期的に西鉄グループ経営戦略会議を開催しています。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

筑豊電気鉄道㈱

福岡県中間市

100

運輸業

100.00

当社は資金の貸付を行っています。
役員の兼任等…有

西鉄バス北九州㈱

北九州市小倉北区

100

運輸業

100.00

当社は土地、建物及び一部車両を賃貸しています。また、当社の西鉄天神高速バスターミナルを使用しています。
役員の兼任等…有

博多バスターミナル㈱

福岡市博多区

400

不動産業

67.95

当社は博多バスターミナルを使用しています。また、当社は乗車券の販売を委託しています。
役員の兼任等…有

㈱スピナ

北九州市八幡東区

480

不動産業

100.00

当社は賃貸物件の管理を委託しています。
役員の兼任等…有

NNR Realty Investments USA (注)2

アメリカ

テキサス州

千米ドル

59,355

不動産業

100.00

役員の兼任等…有

パラゴン都市開発㈱ (注)2

福岡市博多区

100

不動産業

100.00

役員の兼任等…有

西鉄不動産㈱

福岡市中央区

312

不動産業

100.00

当社は一部土地、建物を賃貸及び賃借しています。
役員の兼任等…有

㈱西鉄ストア (注)3

福岡県筑紫野市

100

流通業

100.00

当社は一部土地、建物を賃貸しています。
役員の兼任等…有

NNR・グローバル・
ロジスティクス(U.S.A.)

米国
イリノイ州

千米ドル

1,100

物流業

100.00

当社と国際航空貨物及び国際海上貨物等の取引を行っています。
役員の兼任等…有

NNR・グローバル・

ロジスティクス(SHANGHAI)

中国

上海市

千人民元

11,587

物流業

100.00

当社と国際航空貨物及び国際海上貨物等の取引を行っています。

役員の兼任等…有

西鉄運輸㈱

福岡市博多区

100

物流業

100.00

当社は一部土地、建物を賃貸しています。
役員の兼任等…有

㈱西鉄ホテルズ

福岡市中央区

30

レジャー・
サービス業

100.00

当社はホテル事業の運営業務を委託しています。
役員の兼任等…有

NNR Hotels International

(Thailand)(注)2

タイ

バンコク

千バーツ

886,000

レジャー・

サービス業

99.86

役員の兼任等…有

西鉄旅行㈱

福岡市中央区

100

レジャー・
サービス業

100.00

当社は一部土地、建物を賃貸しています。
役員の兼任等…有

西鉄エム・テック㈱

福岡市中央区

60

その他

100.00

当社はバス車両整備等を委託しています。また、当社は一部土地、建物を賃貸しています。
役員の兼任等…有

その他 67社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合(%)

関係内容

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

九州急行バス㈱

福岡市博多区

90

運輸業

20.00

当社は乗車券の販売を受託しています。また、当社の西鉄天神高速バスターミナルを使用しています。
役員の兼任等…有

福岡国際空港㈱

福岡市博多区

17,850

レジャー・
サービス業

 -
 [88.70]
 (注)4

当社は福岡空港内のバス運行業務を受託しています。
役員の兼任等…有

その他 32社

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。

2 特定子会社です。

3 ㈱西鉄ストアについては、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えています。

営業収益
(百万円)

経常利益
(百万円)

当期純利益
(百万円)

純資産額
(百万円)

総資産額
(百万円)

63,804

295

△391

4,437

15,690

 

4 議決権の所有割合欄の〔外書〕は、緊密な者(投資会社)の所有割合の単純合算です。

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

運輸業

6,729

(408)

不動産業

1,952

(1,016)

流通業

2,180

(2,700)

物流業

4,099

(112)

レジャー・サービス業

2,222

(357)

その他

1,274

(104)

合計

18,456

(4,697)

 

(注) 1 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に外数で記載しています。

2 厚生年金加入者を従業員、それ以外の者を臨時従業員としています。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

4,502

(39)

46.2

18.9

5,748,590

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

運輸業

3,173

(33)

不動産業

413

(3)

流通業

0

(0)

物流業

829

(1)

レジャー・サービス業

66

(1)

その他

21

(1)

合計

4,502

(39)

 

(注) 1  従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に外数で記載しています。

2  厚生年金加入者を従業員、それ以外の者を臨時従業員としています。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループ内には、労働組合が24社において22組合組織されており、総組合員数は7,638人です。なお、提出会社の労働組合は西日本鉄道労働組合と称し、日本私鉄労働組合総連合会に加盟しています。労使間において特記すべき事項はありません。

 

 

 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1

全労働者

正規雇用労働者

パート・

有期労働者

4.9

30.0

74.5

80.5

64.5

 

(注)1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。

 

②連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業取得率(%)
 (注)2

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注)1

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

西鉄バス北九州㈱

82.5

88.6

96.2

福岡西鉄タクシー㈱

73.1

86.0

80.6

㈱西鉄ステーションサービス

20.0

63.0

86.0

52.5

㈱スピナ

55.3

61.7

99.9

西鉄ビルマネージメント㈱

 

66.7

48.3

80.8

61.4

㈱西鉄ストア

8.9

40.0

46.2

73.7

86.9

西鉄運輸㈱

48.1

73.9

66.4

㈱西鉄ホテルズ

67.5

75.0

52.1

西鉄エアサービス㈱

20.5

81.4

81.2

85.9

西鉄エムテック㈱

4.4

57.4

73.2

92.5

 

(注)1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。

3 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定により情報の開示を行っている連結子会社の公表数値を記載しています。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。

 

(1) 経営方針、経営戦略等
① 会社の経営の基本方針

当社グループは、「『出逢いをつくり、期待をはこぶ』事業を通して、“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけ、地域とともに歩み、ともに発展します。」という「にしてつグループの企業理念」に基づき、鉄道・バスの運輸業を軸に、地域に密着した多様な事業を展開しています。

 

② 中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、1908年の創業以来、様々な時代の変化を乗り越えながら今日に至りますが、今後のポストコロナ社会における長期的な経営環境につきましては、デジタル化の加速、脱炭素社会の進展、生活スタイルの多様化等、これまで以上に変化のスピードが急激で、不確実性の高い時代が続くものと認識しています。

このような環境下においてもサステナブルな成長を実現するため、これまでの事業モデルの延長ではなく、想定した未来像から遡るバックキャストの手法で、当社グループの存在意義と実現したい社会、ステークホルダーへ提供していたい価値、その達成に向けた基本的な事業戦略等で構成した新長期ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン2035」を策定いたしました。

本長期ビジョンでは、提供していたい価値を実現するための基本スタンスを「濃(こま)やかに、共に、創り支える ~Grow in harmony with you~」とし、「出逢いをつくり、期待をはこぶ」事業の進化と新領域への挑戦を両輪としたビジネスモデルの変革、そして従業員一人ひとりが自己成長やチャレンジを実現しながらいきいきと働き、最大のパフォーマンスを発揮できる環境の整備や、事業の効率性とサステナビリティを意識したポートフォリオの構築等に取り組んでまいります。

 

※長期ビジョン「まち夢ビジョン2035」の詳細は、当社グループホームページにてご確認ください。

 https://www.nishitetsu.co.jp/ja/ir/management/vison.html

 

(2) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
① 今後の経営環境の変化

わが国においては、より一層の生産年齢人口の減少、ICTの進展、消費行動の多様化や、アジアを中心とした新興国の経済成長と市場拡大等、経営環境が絶えず変化していくことが想定されます。

また、当社グループにおいても、「福ビル街区建替プロジェクト」等大型開発プロジェクトの集中的な実施や、事業基盤となる人財の確保等、様々な課題に直面しております。

加えて、コロナ禍を経た社会情勢の変化、ウクライナ情勢等の地政学的リスクの高まりによる原材料価格の上昇や金融資本市場の変動等、先行き不透明な状況が続くものと予想されます。

 

② 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当社グループでは、2023年3月に、まち夢ビジョン2035の実現に向けた第1ステップとして、第16次中期経営計画(2023年度~2025年度)を策定いたしました。本計画では、テーマを『サステナブルな成長への挑戦~Challenge for sustainable growth~」とし、5つの重点戦略に基づき、将来に向けた持続可能な公共交通事業の構築、福ビル街区建替プロジェクトの完遂や、ノウハウを活用した固定資産に頼らない事業モデルの基盤構築、新領域事業への挑戦、多様な人財を確保するための待遇の見直し、サステナブルな成長を支える人財力強化等に取り組んでまいります。

  なお、各重点戦略における具体的な取り組みは以下のとおりです。

ア. 構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築

鉄道事業やバス事業において、運賃改定に向けた検討を進めるとともに、鉄道事業においては駅の運営体制の見直しを進めるほか、バス事業においては福岡市営地下鉄七隈線延伸への対応等、需要に応じた柔軟なダイヤの設定を行ってまいります。

また、事業の基盤となる人財の確保のため、待遇改善等による乗務員等の採用強化と定着率の向上に努めてまいります。

 このほか、各事業において運営体制の効率化や構造改革を推進してまいります。

イ.持続可能で活力あるまちづくりの推進

多様な移動手段を組み合わせた経路検索や乗車券の予約・購入等ができる次世代移動サービス「MaaS(マース)」の取り組みとして、国・自治体および他事業者と共働し、スマートフォン向けサービス「my route(マイルート)」を活用し、シームレスなモビリティサービスの提供に努めるなど、持続可能な交通ネットワーク実現に取り組んでまいります。

また、「福ビル街区建替プロジェクト」において、2025年度の開業に向けて引き続き新築工事やテナント誘致等を推進するほか、天神(天神一丁目15・16番街区、天神二丁目駅前街区)における地権者共働の開発プロジェクト等を推進してまいります。

さらに、雑餉隈~下大利駅間連続立体交差事業において、沿線自治体や地域と連携し、駅商業施設や高架下の活用を図るなど、沿線主要拠点の開発プロジェクトを推進するほか、新駅「桜並木駅」の開業準備を進めてまいります。

このほか、ホテル事業や旅行事業において、自治体等と連携し、観光促進に積極的に取り組むほか、鉄道事業においてタッチ決済・QRコードの導入による決済手段の拡大を図るなど、国内外の観光・MICE需要獲得に取り組んでまいります。

ウ. 成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出

住宅事業では、首都圏等域外でのマンション供給を強化するほか、福岡エリアにおいては、分譲マンションの販売や新規物件の開発を推進してまいります。

ホテル事業では、「ソラリアホテル台北西門」の開業準備を進めるほか、国内外への新規出店を進めてまいります。

国際物流事業では、海外現地法人のM&Aや既存法人の支店開設によるネットワークの拡充を進めるほか、取扱重点品目の営業強化を図ってまいります。

また、関東における新たな拠点として「関東ロジスティクスセンター」を開設するなど、ロジスティクス事業の拡大を図ってまいります。

そのほか、「再生可能エネルギー電源開発事業」において、当社グループの施設への太陽光発電導入を進めるなど、エネルギー領域における事業拡大に努めてまいります。

エ. サステナブル経営の強化

国が掲げる「2050年カーボンニュートラル」実現に向けた取り組みとして、TCFDシナリオ分析に基づくロードマップの策定や具体策への取り組みを進めてまいります。

鉄道事業では、省エネ車両への順次代替を推進するほか、バス事業においては、「レトロフィット電気バス」の導入を進めてまいります。

国際物流事業では、環境負荷の少ない輸送手段の活用を進めるとともに、CO2排出量の算出ツールを活用し、CO2排出量の見える化を進めてまいります。

そのほか、各事業において、資源の有効活用や循環活用に取り組んでまいります。

また、事業拡大を見据えた多様な人財の確保を図っていくほか、自己啓発支援やタレントマネジメント等の導入を行うなど、サステナブルな成長を支える人財力強化に努めてまいります。

オ. 安全あんしんの追求

鉄道事業では、西鉄福岡(天神)駅のホームドア整備を進めるほか、西鉄久留米駅および高宮駅周辺の耐震補強工事を進めてまいります。

バス事業では、乗務員の改善基準告示見直しへの対応として、乗務員の長時間労働是正を図るほか、乗務員の健康に起因する事故防止対策に努めてまいります。

 

※ 第16次中期経営計画(2023年度~2025年度)の詳細は、当社グループホームページにてご確認ください。

https://www.nishitetsu.co.jp/ja/ir/management/managementplan.html

 

(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは、持続的な成長と企業価値向上のため、収益力を高めると共に、経営の効率化を図ってまいります。達成状況を判断するための客観的な指標として、収益力の成長性を示す「連結事業利益」、「連結EBITDA」、財務健全性を示す「NET有利子負債/EBITDA倍率」、資産効率を示す「ROA」、資本効率を示す「ROE」を採用しております。

 第16次中期経営計画(2023年度~2025年度)における経営数値目標(連結)は次のとおりです。

 

2026年3月期計画

連結事業利益(注)1

250億円

連結EBITDA (注)2

500億円

NET有利子負債/EBITDA倍率

6.8倍

ROA(総資産事業利益率) (注)3

3.5%

ROE(自己資本当期純利益率)

7.0%

 

  (注)1 連結事業利益=連結営業利益+事業投資に伴う受取配当金・持分法投資損益等

    2 連結EBITDA=連結事業利益+減価償却費+のれん償却費(営業費)

     3 総資産は鉄道の受託工事前受金相当額を除いて算出しています。

 

 

3 【事業等のリスク】

当社グループは「第1 企業の概況」に記載のとおり、多岐にわたる事業を営んでおり、各事業においてリスク管理計画を策定しリスク回避を行うほか、当社が資産・資金を保有・調整することで、グループ全体のリスクのコントロールに努めていますが、当社の営む事業の内容や経営方針等に照らし、当社の財政状態及び経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性のあると考えるリスクとしては、主として以下のようなものがあります。

なお、これらのリスク、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」および「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」のうち将来に関する記述は、有価証券報告書提出日(2023年6月29日)現在において入手可能な情報に基づき当社グループが判断したものであり、実際の業績等はこれらの見通しとは異なることがあります。

また、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期につきまして、合理的に予見することが困難であるものについては記載していません。

 

(1)事業運営に影響を及ぼす可能性があるリスク
①自然災害・感染症拡大

地震や大雨等の自然災害が発生し、営業活動に必要な駅施設や車両、商業ビル等の施設が毀損した場合や電カ・燃料・建設資材・商品等の調達が困難となった場合、営業活動の停止に伴う減収や復旧のための多額の費用の支出、動カ・資材等の調達コストの増加等により、当社グループの業績に深刻な影響を与える可能性があります。

また、当社グループの事業エリアにおいて、新型ウイルス感染症等の疾病が発生・流行した場合、個人消費者の出控えに伴う減収、勤務する従業員の確保が困難となることによる営業活動の縮小等のほか、感染症収束後の個人消費者の志向や消費行動の変化に伴う既存事業の不振等により、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは多角的な事業を展開するとともに、福岡以外の地域での事業を拡大することでグループ全体の事業継続性を確保するよう努めており、各事業においても安全性の確保を最優先とし、危機管理体制や事業継続計画の継続的な改善を行うことで、社会的使命の実現と業績への影響の最小化を図っています。

また、安定的かつ継続的な調達を行うため、調達先との良好な取引関係の維持発展に努めるとともに、日頃から調達先の分散化や計画的な発注、十分な価格交渉を行うことで、影響の最小化を図っています。

 

②海外の社会情勢

海外における政治経済情勢の大幅な変動、テロや紛争の発生、各国の法的規制の変更等によって、海外における事業活動の縮小・停止が生じた場合、各事業の営業収益の減少等により、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、経営会議や常務会等の会議体において、適宜、事業の状況をモニタリングし、社会情勢の変動等によるリスクを踏まえたうえで戦略等の見直しを行うとともに、各事業間の連携や専門家の活用により、法的規制等に適切に対応しています。

また、海外投資にはそのリスクの大きさを反映し制限を設け、その範囲内で実施することで、当社グループ全体の経営成績等に甚大な影響を及ぼすことがないようにしています。

 

③外交関係等の国際情勢

外交関係の悪化等国際情勢の変化によって、訪日旅行者が減少した場合、各事業の営業収益の減少等により、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

また、外交関係等の国際情勢の悪化により電力や燃料や建築資材等の調達が困難となる場合や調達価格が高騰した場合等には、事業規模の縮小や費用の増加等により、業績に影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、経営会議や常務会等の会議体において、適宜、事業の状況をモニタリングし、社会情勢の変動等によるリスクを踏まえたうえで戦略等の見直しを行っています。

また、燃料や建築資材等の調達については、安定的かつ継続的にこれを行うため、調達先との良好な取引関係の維持発展に努めるとともに、調達先の分散化や計画的な発注、十分な価格交渉を行うことで、影響の最小化を図っています。

 

④事故・法令違反・不祥事等

当社グループが大規模な事故や火災を発生させた場合、死傷した利用者等の補償等の対応だけでなく、事業の安全性に対する利用者の信頼や当社グループ全体に対する社会的評価が失墜し営業活動に支障をきたすなど、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

また、各種コンプライアンス違反(雇用問題、ハラスメント、人権侵害等)、独占禁止法等の法令違反、個人情報の漏洩等の不祥事が発生した場合、罰則金支払、損害賠償請求のほか、信用失墜による売上減少等により業績に影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、安全性の確保を最優先とし、特に重要なものについて、代表取締役である執行役員が統括する部門横断組織を設置し、グループ横断的に対応する等、各事業において事故の絶滅のための取り組みを実施するとともに、保安施設や防災設備の整備・管理に努めることで、事故等の防止に取り組んでいます。

また、法令・倫理遵守等、従業者が従うべき行動準則となる「にしてつグループコンプライアンス方針」を制定し、役員が率先してこれを遵守するとともに、具体的行動指針等を示したコンプライアンスマニュアルを定め配布するなど、コンプライアンス体制の整備、充実に努めています。

なお、各種損害保険に加入し、業績に与える影響を低減していますが、すべての損害や賠償費用の支出に対応できるものではありません。

 

⑤国内の社会情勢、法的規制等

鉄道事業やバス事業において運行本数や運賃を変更しようとする際には、原則として、国土交通大臣の認可や事前届け出が必要であるため、社会情勢が変動し当社グループの事業環境に急激な変化が生じた場合、需要との乖離をただちに修正することができず、これらの事業の利益率が低下するなど、業績に大きな影響を与える可能性があります。

また、法的規制が強化された場合や新設された場合、あるいは国や地方公共団体の各種政策が変更された場合、その対応のための費用の増加、事業戦略の見直しによる収支の変動等により、業績に影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、社会情勢の変化を踏まえ、国や地方公共団体とも連携しながら、事業戦略の策定や事業運営にあたるとともに、監督官庁の指導のもと法的規制等に適切に対応するよう努めています。

また、経済情勢の変化や規制等の変更に伴う顧客需要の変化を適切に捉え、魅力ある商品・サービスを提供するよう努めています。

 

⑥金融情勢、株価・為替相場の変動

為替相場に大幅な変動が生じた場合、為替差損等の発生により、業績に影響を与える可能性があります。

また、株価の大幅な変動等により投資有価証券について時価の著しい下落等が生じた場合には、評価損の計上等により、業績に影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

海外事業の展開にあたり、投資判断基準を設け、経営会議や常務会等の会議体において為替変動等によるリスクを踏まえたうえで実施の可否を判断しています。

また、投資有価証券については、毎年、保有の適否について経営への影響を分析したうえで個別銘柄毎にその保有目的や資本コストを考慮した便益とリスク、将来の見通し等を踏まえて総合的に検証し確認を行っており、評価損の計上を最小化するよう努めています。

 

 


(2)中長期的な経営戦略に影響を及ぼす可能性があるリスク
①国内人口の減少、少子高齢化

当社グループの事業エリアの人口減少傾向に歯止めがかからない場合や高齢者の利便性に資する移動手段の提供等高齢者に対する新たなサービスを提供できない場合、当社グループの鉄道事業およびバス事業の輸送人員の減少による売上の継続的な減少や各事業の縮小、廃止を招くなど、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

また、人口減少や少子高齢化の進行により、当社グループが想定する人員体制を必要な時期に確保できない場合には、各事業の規模縮小等により、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、沿線各エリアの「まちづくり構想」の策定・実現への取り組みや交通ネットワークの強化・再整備等により住みたくなる沿線づくりを進めるとともに、住宅事業やホテル事業においてアジアや首都圏等の域外での事業拡大を進めています。

また、MaaS等持続可能な公共交通のあり方の研究やオンデマンドバス・自動運転の実証実験等、ICTを活用した商品・サービスの提供に取り組むとともに、シニアマンション「サンカルナ」の事業拡大やサービス付き高齢者向け住宅「カルナス」の開業等、シニアマーケットを捉えた収益力強化に取り組んでいます。

人員体制については、積極的な採用活動のほか、有資格者確保のためのバス運転士の教習所の設置等により、必要な人員の確保に努めるとともに、AIを活用した自動運転技術の実験を進めるなど、人手不足の状況下においても事業規模を維持できるための対策に取り組んでいます。

 

②ICT・デジタル化、省人化技術の社会実装

当社グループの既存事業において、ICTの進展やデジタル化等への適切な対応が進まない場合や、これらに対応した新たな商品・サービスを提供できない場合、各事業の営業収益等の減少や人財のミスマッチによる利益の減少等により、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

また、情報システムや通信ネットワークに重大な障害が生じた場合、事業運営に支障を来たし、営業収益が減少するなど、業績に深刻な影響を与える可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、「西鉄グループDX・ICT委員会」を設置し、グループ全体のDX推進、ICT統制を強化するとともに、MaaSの研究やキャッシュレス決済システムの導入を推進するなど、デジタル技術を活用した商品・サービスの提供に取り組んでいます。

また、情報システム等については、通信ネットワーク機器にファイアウォール等の物理的対策を講じるとともに、データセンターの常時有人監視やセキュリティ規則の整備とそれに基づく体制を構築するなど、システム障害等の防止に努めています。

 

③気候変動と地球環境悪化

当社グループの鉄道事業、バス事業および国内物流事業においては、その動力として、電力や軽油を使用していますが、これら鉄道やバスは、輸送量単位(人キロベース)のCO2排出量が自家用車等に比較して低いという特徴を有しており、使いやすいダイヤの提供や他の公共交通機関との連携により、利便性を高め、自家用車からの転移を促すことで、社会全体のCO2排出量削減に寄与するほか、環境対応車両の導入、エコドライブの徹底等により、CO2排出量の削減等に取り組んでいます。しかしながら、これらの取組みについて消費者の理解を得られない場合や消費者にとって魅力のあるサービスを提供できなかった場合、鉄道事業やバス事業の利用者減による営業収益の減少等により、業績に影響を与える可能性があります。
 また、当社の地球環境保全のための取組みについて、投資家の理解を得られない場合、投資市場からの資金調達を困難にし、必要な時期に必要な資金を調達できなくなる可能性があります。
(リスクへの対応策)

当社グループでは、地球環境の保全を重要課題と認識し、環境との調和ある事業活動を通じて、脱炭素社会と循環型社会の実現を目指すとともに、これらの取組みについて適切な開示に努めています。

 

※気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)のフレームワークに基づく開示情報は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取り組み (2) ①気候変動への対応」に記載しております。

 

④人権の尊重、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)

当社グループは、異なる経験・技能・属性を反映した多様な視点や価値観が存在することは、当社グループの持続的な成長を確保する上での強みとなるとの認識のもと、従業員一人ひとりがいきいきと働き、それぞれの個性や能力を発揮できる機会および環境の整備・拡充を進めています。また、当社グループが事業を展開する国・地域には、人種差別や政治不安に起因する人権課題が存在する地域もあり、取引先と協働した取り組みが求められています。

しかしながら、当社グループの事業拠点、協業先や顧客等を含む範囲において、これらの課題に適切に対応できなかった場合、多様な人財を持続的に確保できず各事業の縮小、廃止となる可能性に加え、地域住民、顧客・消費者、株主・投資家等のステークホルダーからの批判にさらされることによるブランド価値の低下等、業績に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

(リスクへの対応策)

当社グループでは、多様な人財の確保、サステナブルな成長を支える人財力強化を重要課題と認識し、女性活躍推進に取り組むほか、中核人財の登用においても、性別や国籍、新卒または中途等の別なく、個々の能力に応じて行うとともに、働きがいを向上させる環境の整備やワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいます。

また、2022年3月に制定した「西鉄グループ人権方針」に基づき事業活動に関わるすべての人の人権の尊重を求めるとともに、人権・同和問題、ハラスメント・障がい者・LGBTQ等の職場研修等を通じて人権意識の醸成に努めています。

 

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
(1) 経営成績
(連結経営成績)

当連結会計年度におけるわが国の経済は、ウィズコロナでの社会・経済活動の正常化に向けた各種政策等により、緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、長期化するウクライナ情勢等に起因する原材料やエネルギー価格の高騰、物価の上昇等により、先行き不透明な状況で推移しました。

このような情勢のなか、当社グループでは、“修正”第15次中期経営計画(2019年度~2022年度)の目標達成に向け、重点戦略に基づく各施策に取り組みました。

構造改革の取り組みとして、鉄道事業において天神大牟田線の駅集中管理方式の拡大を進めたほか、バス事業において高速バス路線の値上げを含む運賃施策の見直しを行うなど、従来の需要が戻らない前提での事業モデル変革を図りました。 

また、ホテル事業において、さらなる競争力強化のため、2023年4月より経営主体を当社から㈱西鉄ホテルズに移行し、経営および事業運営を一体的に行う体制にするなど、グループ経営体制の見直しを図りました。

一方、成長戦略に基づく取り組みとして、大型開発プロジェクトを着実に進め、「福ビル街区建替プロジェクト」では、2025年度の開業に向けた新築工事やテナント誘致を進めたほか、当社が参画する「旧大名小学校跡地活用事業」では、施設名称を「福岡大名ガーデンシティ」とし、2023年1月に広場の供用を開始し、4月にはオフィス、カンファレンスおよび一部の商業施設を開業しました。

また、持続可能な交通ネットワークの実現のため、多様な移動手段を組み合わせた経路検索や乗車券の予約・購入等ができる次世代移動サービス「MaaS(マース)」の取り組みとして、国・自治体および他事業者と共働し、スマートフォン向けサービス「my route(マイルート)」の利用エリアを拡大するなど、公共交通の課題解決に取り組みました。

さらに、鉄道・バスの魅力向上のため、メタバース上に鉄道とバスのミュージアムを構築した「にしてつバース」をオープンしたほか、観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」や古民家宿泊施設「HOTEL CULTIA太宰府(ホテルカルティア太宰府)」において地域資源と連携した観光需要の創出を図りました。

このほか、国が掲げる「2050年カーボンニュートラル」達成に向けた取り組みとして、中古バス車両を電動化した「レトロフィット電気バス」の製作を開始するなど、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しました。

その結果、当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなりました。

 

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

427,159

494,643

67,483

15.8

営業利益

10,451

26,150

15,699

150.2

経常利益

13,953

27,901

13,947

100.0

親会社株主に帰属する当期純利益

9,873

18,368

8,494

86.0

 

 

なお、連結損益計算書の主要項目ごとの前連結会計年度との主な増減要因等は、次のとおりです。

 

 

① 営業収益及び営業利益

当連結会計年度の営業収益は、物流業で輸送需要の減少により航空輸出取扱高が減少したものの、販売価格は前年に比べ高い水準を維持したことや、運輸業やレジャー・サービス業で新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどにより前期からは需要が回復したことから、前連結会計年度から674億8千3百万円増加し、4,946億4千3百万円(前期比 15.8%増)となりました。

営業利益は、前連結会計年度から156億9千9百万円増加し、261億5千万円(前期比 150.2%増)となりました。

セグメントごとの営業収益及び営業利益又は営業損失(△)は、次のとおりです。

 

セグメントの名称

営業収益

営業利益又は営業損失(△)

前連結
会計年度
(百万円)

当連結
会計年度
(百万円)

増減率
(%)

前連結
会計年度
(百万円)

当連結
会計年度
(百万円)

増減率
(%)

運輸業

63,857

72,069

12.9

△4,699

76

不動産業

74,098

76,793

3.6

8,158

8,133

△0.3

流通業

68,736

68,993

0.4

629

87

△86.1

物流業

186,168

231,813

24.5

11,482

17,078

48.7

レジャー・サービス業

21,203

32,711

54.3

△6,625

84

414,064

482,383

16.5

8,945

25,461

184.6

その他

30,146

31,665

5.0

1,708

1,224

△28.3

調整額

△17,051

△19,405

△201

△535

連結

427,159

494,643

15.8

10,451

26,150

150.2

 

 

② 営業外損益及び経常利益

営業外収益は、雇用調整助成金の減少等により、前連結会計年度から15億7千8百万円減少し、46億4千5百万円となりました。

営業外費用は、前連結会計年度から1億7千3百万円増加し、28億9千5百万円となりました。

この結果、経常利益は、前連結会計年度から139億4千7百万円増加し、279億1百万円(前期比 100.0%増)となりました。

 

③ 特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益

特別利益は、鉄道事業における天神大牟田線連続立体交差事業の一部完了に伴う受託工事金受入額の計上などもあり、前連結会計年度から722億2千5百万円増加し、776億3百万円となりました。

特別損失は、鉄道事業における天神大牟田線連続立体交差事業の一部完了に伴う固定資産圧縮損の計上などもあり、前連結会計年度から746億6千5百万円増加し、778億5千8百万円となりました。

この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度から115億8百万円増加し、276億4千6百万円(前期比 71.3%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度から84億9千4百万円増加し、183億6千8百万円(前期比 86.0%増)となりました。

 

 

(セグメント別概況)
①  運輸業

鉄道事業において、駅におけるバリアフリー設備の整備を着実に推進することを目的として、国により創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を導入し、1乗車あたり10円を基本とした運賃への加算を開始しました。また、福岡県および福岡市が行う雑餉隈~下大利駅間連続立体交差事業において、雑餉隈~下大利駅間の高架切替が完了したほか、下大利駅の新駅舎を開業しました。

バス事業において、「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」の開業に合わせ、路線の新設や増便を行いました。また、太宰府ライナー「旅人」や「博多駅~福岡空港国際線ターミナル線」の増便を行い、回復基調にあるインバウンド需要を取り込むなど、収益力の強化に努めました。
 経営成績については、鉄道事業及びバス事業で、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和等により前期からは需要が回復し増収となりました。その結果、運輸業の営業収益は720億6千9百万円(前期比 12.9%増)、営業利益は7千6百万円(前期は営業損失46億9千9百万円)となりました。

 

 

イ  業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

63,857

72,069

8,212

12.9

 

鉄道事業

17,153

19,506

2,353

13.7

 

バス事業

43,439

48,845

5,405

 ※ 12.4

 

タクシー事業

2,584

3,146

562

21.8

 

運輸関連事業

9,532

9,298

△234

△2.5

 

消去

△8,851

△8,727

124

営業利益又は

営業損失(△)

△4,699

76

4,776

 

※バス事業の内部取引を除くと13.7%の増となります。

 

ロ  提出会社の鉄道事業の運輸成績

種別

単位

前連結会計年度

当連結会計年度

増減率(%)

営業日数

365

365

営業キロ

キロ

106.1

106.1

走行キロ

千キロ

38,414

38,339

△0.2

旅客人員

定期

千人

51,104

53,578

4.8

定期外

千人

33,040

38,926

17.8

千人

84,144

92,504

9.9

旅客収入

定期

百万円

6,920

7,172

3.6

定期外

百万円

8,710

10,656

22.3

百万円

15,630

17,829

14.1

手小荷物・その他収入

百万円

0

0

43.2

運輸雑収

百万円

703

790

12.4

運輸収入合計

百万円

16,334

18,620

14.0

乗車効率  (注)

22.5

26.6

 

 

ハ  提出会社のバス事業の運輸成績

種別

単位

前連結会計年度

当連結会計年度

増減率(%)

営業日数

365

365

営業キロ

キロ

4,262.0

4,296.6

0.8

走行キロ

千キロ

72,411

73,469

1.5

旅客人員

定期

千人

59,540

60,074

0.9

定期外

千人

81,232

92,701

14.1

千人

140,773

152,775

8.5

旅客収入

定期

百万円

6,790

7,103

4.6

定期外

百万円

18,440

21,968

19.1

百万円

25,230

29,071

15.2

手荷物・その他収入

百万円

0

0

3.0

運輸雑収

百万円

2,691

2,862

6.4

運輸収入合計

百万円

27,923

31,934

14.4

乗車効率  (注)

17.2

19.0

 

 

(注)

乗車効率算出方式

延人キロ

×100

 

1車平均定員×走行キロ

 

 

 

②  不動産業

賃貸事業において、「福岡大名ガーデンシティ」の商業施設部分等の運営管理業務を当社グループ施設以外では初めて受託し、テナントの誘致等開業に向けた準備を進めるなど、収益の拡大を図りました。

住宅事業において、首都圏でのマンションの供給・販売に努めたほか、フィリピンで現地デベロッパーと共同で住宅開発を行うなど、海外における不動産事業の拡大を図りました。
 経営成績については、住宅事業で、「サンリヤン相模原ステーションヴィラ」等の分譲マンション販売戸数が増加し増収となりました。また、賃貸事業で、商業施設の賃貸収入が回復したことなどにより増収となりました。これらの結果、不動産業の営業収益は767億9千3百万円(前期比 3.6%増)となりました。営業利益は、賃貸事業で商業施設の改装費用や諸税等の費用の増加等により81億3千3百万円(前期比 0.3%減)となりました。

 

イ 業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

74,098

76,793

2,695

3.6

 

賃貸事業

24,389

24,922

533

2.2

 

住宅事業

42,016

44,237

2,220

5.3

 

その他不動産事業

11,748

11,887

138

1.2

 

消去

△4,055

△4,252

△196

営業利益

8,158

8,133

△24

△0.3

 

 

ロ 分譲販売区画数

 

単位

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

増減率
(%)

分譲販売区画数

区画

893

920

27

3.0

 

マンション

693

763

70

10.1

 

戸建

区画

194

142

△52

△26.8

 

リノベーション

6

15

9

150.0

 

 

 

③  流通業

ストア事業において、下大利駅に新店舗を出店したほか、無人決済システムを採用した店舗1号店をオフィスビル内に出店するなど、収益力の強化に努めました。

生活雑貨販売業において、「雑貨館インキューブ」を福岡県福津市および広島県に出店するなど、収益力の強化に努めました。
 経営成績については、ストア事業で、物価上昇による節約志向の高まりなどを受け、既存店売上が減少した一方、生活雑貨販売業で、新規店舗の寄与などにより増収となりました。これらの結果、流通業の営業収益は689億9千3百万円(前期比 0.4%増)となりました。営業利益は、ストア事業でエネルギー価格の上昇に伴う水道光熱費の増加などにより8千7百万円(前期比 86.1%減)となりました。
 

 

業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

68,736

68,993

257

0.4

 

ストア事業

63,914

63,804

△109

△0.2

 

生活雑貨販売業

4,832

5,191

358

7.4

 

消去

△10

△2

8

営業利益

629

87

△541

△86.1

 

 

 

④  物流業

国際物流事業において、フォワーディング事業の拡大を進めたほか、運賃仕入の最適化に努めるなど、収益力の強化に努めました。また、ロジスティクス事業拡大のため、「福岡ロジスティクスセンター」を開設しました。さらに、半導体、自動車部品、食品等の取扱重点品目の営業強化に努めました。

経営成績については、国際物流事業で、輸送需要の減少により航空輸出取扱高が減少したものの、販売価格は前期に比べ高い水準を維持し増収となりました。その結果、物流業の営業収益は2,318億1千3百万円(前期比 24.5%増)、営業利益は170億7千8百万円(前期比 48.7%増)となりました。

 

 イ 業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

186,168

231,813

45,645

24.5

 

国際物流事業

196,205

247,340

51,135

26.1

 

国内物流事業

10,577

10,345

△231

△2.2

 

消去

△20,614

△25,872

△5,258

営業利益

11,482

17,078

5,596

48.7

 

 

 ロ 国際貨物取扱高

 

単位

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

増減率
(%)

 航空輸出

千トン

146

127

△19

△13.0

 航空輸入

千件

394

375

△19

△4.9

 海運輸出

千TEU ※

96

102

6

6.4

 海運輸入

千TEU ※

129

140

10

8.2

 

※TEU:20フィートの海上輸送コンテナを1単位とした換算個数

 

 

⑤  レジャー・サービス業

ホテル事業において、予約からチェックアウトまでの手続を総合的にサポートする「西鉄ホテルグループ公式アプリ」を開発し、2023年4月よりサービスを開始したほか、ポストコロナの観光復活に向けた取り組みとして、ワーキングスペースや中長期滞在者向け客室を設けた「西鉄ホテル クルーム 博多祇園 櫛田神社前」の開業準備を進め、2023年4月に開業しました。
 経営成績については、ホテル事業で、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和等により前期からは稼働が上昇し増収となりました。その結果、レジャー・サービス業の営業収益は327億1千1百万円(前期比 54.3%増)、営業利益は8千4百万円(前期は営業損失66億2千5百万円)となりました。

 

業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

21,203

32,711

11,507

54.3

 

ホテル事業

16,338

26,981

10,642

※ 65.1

 

旅行事業

1,329

2,633

1,303

98.0

 

娯楽事業

4,019

4,243

224

5.6

 

飲食事業

25

36

11

44.2

 

広告事業

2,402

2,824

421

17.5

 

その他サービス事業

6,085

7,930

1,844

30.3

 

消去

△8,997

△11,937

△2,939

営業利益又は

営業損失(△)

△6,625

84

6,710

 

※ホテル事業の内部取引を除くと96.9%の増となります。

 

⑥  その他

 ICカード事業において、nimocaが堀川バス㈱に採用されるなど、導入事業者の拡大に努めました。

経営成績については、建設関連事業で大型工事の受注が増加したこと等によりその他の営業収益は316億6千5百万円(前期比 5.0%増)となりました。営業利益は、金属リサイクル事業で販売数量が減少したこと等により12億2千4百万円(前期比 28.3%減)となりました。

 

業種別営業成績

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

増減額
(百万円)

増減率
(%)

営業収益

30,146

31,665

1,519

5.0

 

ICカード事業

1,046

1,139

93

8.9

 

車両整備関連事業

12,864

13,553

688

5.4

 

建設関連事業

10,781

12,248

1,466

13.6

 

金属リサイクル事業

5,805

5,325

△480

△8.3

 

消去

△353

△601

△248

営業利益

1,708

1,224

△483

△28.3

 

 

 

(2) 財政状態

 

前連結会計年度
2022年3月
(百万円)

当連結会計年度
2023年3月
(百万円)

増減額
(百万円)

資産合計

734,500

685,795

△48,705

負債合計

555,416

483,913

△71,502

純資産合計

179,084

201,881

22,797

有利子負債

347,793

334,875

△12,918

 

 (注)有利子負債は、借入金 + 社債により算出しています。

 

資産は、鉄道事業における天神大牟田線連続立体交差事業の一部完了に伴い、前受金として計上してきた工事負担金を取得した固定資産の取得原価から直接減額したこと等により、前連結会計年度末に比べ487億5百万円減少し、6,857億9千5百万円となりました。

負債は、鉄道事業における天神大牟田線連続立体交差事業の一部完了に伴う前受金の減少や有利子負債の減少等により、前連結会計年度末に比べ715億2百万円減少し、4,839億1千3百万円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ227億9千7百万円増加し、2,018億8千1百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フロー

 

 

前連結会計年度
2022年3月
(百万円)

当連結会計年度
2023年3月
(百万円)

増減額
(百万円)

現金及び現金同等物の期末残高

70,612

72,559

1,946

 

 

 

通期

増減額
(百万円)

2022年3月
(百万円)

2023年3月
(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

30,591

43,775

13,184

投資活動によるキャッシュ・フロー

△10,344

△24,600

△14,256

フリー・キャッシュ・フロー(営業活動+投資活動)

20,247

19,174

△1,072

財務活動によるキャッシュ・フロー

△1,676

△19,164

△17,488

 

 

 

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ19億4千6百万円増加し、725億5千9百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益276億4千6百万円、減価償却費183億5千4百万円、法人税等の支払額62億1千8百万円等により437億7千5百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ131億8千4百万円の収入増となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出222億6千2百万円、投資有価証券の取得による支出61億4千万円等により、246億円の支出となり、前連結会計年度に比べ142億5千6百万円の支出増となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の純減による支出141億3千1百万円、配当金の支払額25億6千6百万円等により、191億6千4百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ174億8千8百万円の支出増となりました。

 

 

 

 

 

 当社グループの資金調達については、鉄道事業における設備投資に対する㈱日本政策投資銀行からの借入金のほか、社債および民間金融機関からの借入金等、市場環境や金利動向等を総合的に勘案しながら行っています。

 なお、当社グループでは資金効率向上のため、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入しています。

 資金の流動性については、当社グループは、運輸業や流通業を中心に日々の収入金があることから、必要な流動性資金は十分に確保しており、これらの資金をCMSにより集中管理することでグループ内において有効に活用しています。

 資金の配分方針については、手許現金及び現金同等物は、売上高の約1ヶ月分程度を安定的な経営のための適正な水準としています。

 成長投資については、2022年度は「“修正”第15次中期経営計画(2019年度~2022年度)」に沿って、「福ビル街区建替プロジェクト」や西鉄ホテルクルーム博多祇園櫛田神社前新築工事等を進めました。2023年度は「第16次中期経営計画(2023年度~2025年度)」に沿って、「福ビル街区建替プロジェクト」やタイ王国・バンコク2号店ホテル(仮称)新築工事等について着実に進めてまいります。投資計画の詳細については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。

株主還元については、経営における重要課題の一つと考えており、当社は、株主の皆様への安定した利益還元を重視し、適切な内部留保の確保による財務体質及び経営基盤の強化を図りながら、安定的・継続的な配当を実施することを利益配分についての方針としています。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。

 

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。

この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

 また、財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 2財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当社グループの各事業において提供するサービスや製品は多種多様であり、同じセグメント内のサービスや製品であっても、その内容、形式等は必ずしも一様ではないため、生産、受注及び販売の実績について、セグメントごとに生産規模あるいは数量で示すことはしていません。

そのため、生産、受注及び販売の状況については、「(1) 経営成績」における各セグメント業績に関連付けて示しています。

 

5 【経営上の重要な契約等】

当連結会計年度において、経営上の重要な契約等はありません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)の2023年3月31日現在におけるセグメントごとの設備の概要、帳簿価額及び従業員数は次のとおりです。

 

(1) セグメント総括表

 

セグメントの
名称

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物
及び構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

建設仮勘定

その他

合計

運輸業

60,470

10,664

25,322

(2,603)

10,597

1,549

108,604

6,729

不動産業

87,144

278

73,447

(963)

13,209

795

174,874

1,952

流通業

5,569

83

1,491

(24)

283

807

8,236

2,180

物流業

3,824

328

2,764

(54)

20

5,846

12,784

4,099

レジャー・
サービス業

32,292

609

26,553

(70)

5,119

950

65,524

2,222

小計

189,302

11,963

129,580

(3,716)

29,229

9,949

370,025

17,182

その他

1,810

1,102

1,620

(57)

44

433

5,011

1,274

調整額

△785

△448

△329

(―)

△193

△71

△1,828

合計

190,327

12,616

130,871

(3,773)

29,080

10,312

373,207

18,456

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は工具・器具・備品及びリース資産です。

2  上記のほかに主な賃借設備として次のものがあります。

 

(提出会社)

 

事業所名
〔所在地〕

セグメントの
名称

設備の内容

従業員数(人)

賃借面積(㎡)

年間賃借料
(百万円)

建物及び
構築物

土地

福岡ロジスティクスセンター

〔福岡市博多区〕

物流業

物流施設

11,558

150

西鉄ホテルクルーム博多祇園櫛田神社前〔福岡市博多区〕

レジャー・
サービス業

ホテル及び
飲食店

1,588

198

ソラリア西鉄ホテル鹿児島
〔鹿児島県鹿児島市〕(注)

レジャー・
サービス業

ホテル及び
飲食店

6,778

195

ソラリア西鉄ホテル札幌

〔札幌市中央区〕

レジャー・
サービス業

ホテル及び
飲食店

1,818

120

西鉄イン高知はりまや橋
〔高知県高知市〕

レジャー・
サービス業

ホテル及び
小売店

6,381

116

 

      (注)  鹿児島中央ターミナルビルの一部を賃借しています。
 

 

 

セグメントの状況については次のとおりです。なお、賃借(リースを含む)設備については、特に記載のない限り、連結会社からのものは〔  〕、連結会社以外からのものは(  )内に外数で記載しています。

 

(2) 運輸業(従業員数6,729人)
①  鉄道事業

(提出会社)

 

イ  線路及び電路施設

 

線名

区間

単線、複線の別

営業キロ
(km)

駅数
(ヵ所)

変電所数
(ヵ所)

天神大牟田線

西鉄福岡(天神)~大牟田

単線及び複線

74.8

49

12

西鉄二日市~太宰府

単線

2.4

2

甘木~宮の陣

単線

17.9

11

1

貝塚線

貝塚~西鉄新宮

単線

11.0

10

1

合計

106.1

72

14

 

(注)  各線とも動力は電気です。

 

ロ  車両

 

電動客車(両)

制御電動客車(両)

制御客車(両)

付随客車(両)

合計(両)

76

73

135

13

297

 

(注) 1  上記車両以外に特殊車3両、マルチプルタイタンパー1両を保有しています。

2  車庫及び工場

 

事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

筑紫工場
筑紫車庫

福岡県
筑紫野市

480

101,563

808

 

多々良工場
多々良車庫

福岡市
東区

52

25,668

1,282

 

柳川車庫

福岡県
柳川市

77

22,628

18

 

 

 

 

(国内子会社)

 

イ  線路及び電路施設

 

会社名

区間

単線、複線の別

営業キロ
(km)

駅数
(ヵ所)

変電所数
(ヵ所)

筑豊電気鉄道㈱

黒崎駅前~筑豊直方

複線

16.0

21

4

合計

16.0

21

4

 

(注)  動力は電気です。

 

ロ 車両

 

会社名

制御電動客車(両)

付随客車(両)

合計(両)

筑豊電気鉄道㈱

24

1

25

 

(注) 車庫及び工場

 

会社名

事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

筑豊電気鉄道㈱

楠橋車庫

北九州市
八幡西区

0

4,640

2

 

黒崎工場
黒崎車庫

北九州市
八幡西区

54

5,176

0

 

 

 

 

 

②  バス事業

(提出会社)

 

事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

在籍車両数

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

一般乗合
(両)

一般貸切
(両)

特定旅客
(両)


(両)

那珂川自動車営業所

福岡県

那珂川市

40

13,895

128

127

1

128

 

片江自動車営業所

福岡市
城南区

24

14,877

69

107

3

110

 

桧原自動車営業所

福岡市
南区

426

10,229

18

107

1

108

 

アイランドシティ
自動車営業所

福岡市
東区

763

(10,000)

107

1

108

 

壱岐自動車営業所

福岡市

西区

153

11,716

21

104

1

105

 

土井自動車営業所

福岡市
東区

59

11,061

37

85

3

88

 

早良自動車営業所

福岡市

早良区

70

13,164

122

83

4

87

 

竹下自動車営業所

福岡市
博多区

702

(10,625)

74

6

80

 

福岡高速

自動車営業所

福岡市
中央区

425

18,065

1,656

78

78

 

宇美自動車営業所

福岡県 

糟屋郡

77

7,280

13

77

1

78

 

 

(注)  自社保有車両は上記のものを含め、一般乗合1,572両、一般貸切27両、特定旅客6両です。そのほか連結子会社への賃貸用として441両を保有しています。

 

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

在籍車両数

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

一般乗合
(両)

一般貸切
(両)

特定旅客
(両)


(両)

西鉄バス北九州㈱
小倉自動車営業所

北九州市

小倉北区

〔18,039〕

68

〔2〕

(5)

3

(1)

71

〔2〕

(6)

 

亀の井バス㈱
別府営業所

大分県
別府市

37

14,540

91

51

〔19〕

(1)

17

68

〔19〕

(1)

 

西鉄バス北九州㈱
八幡自動車営業所

北九州市
八幡西区

〔5,464〕

60

〔9〕

(2)

1

〔2〕

(2)

61

〔11〕

(4)

 

西鉄バス北九州㈱
戸畑自動車営業所

北九州市
戸畑区

〔7,541〕

54

〔6〕

〔1〕

54

〔7〕

 

西鉄バス北九州㈱
香月自動車営業所

北九州市
八幡西区

〔11,028〕

52

〔8〕

(2)

1

〔1〕

(1)

53

〔9〕

(3)

 

 

(注)  自社保有車両は上記のものを含め、一般乗合471両、一般貸切146両です。

 

 

③  タクシー事業

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

在籍車両数

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

小型
(両)

中型
(両)

大型
(両)

特定
大型
(両)

福祉
(両)


(両)

福岡西鉄タクシー㈱
大楠営業所

福岡市
南区

〔3,068〕

71

〔32〕

(27)

〔3〕

(1)

5

〔2〕

(1)

〔2〕

76

〔39〕

(29)

 

久留米西鉄タクシー㈱
八軒屋営業所

福岡県
久留米市

〔3,493〕

(1,675)

1

〔76〕

(16)

〔2〕

〔3〕

(1)

〔1〕

1

〔82〕

(17)

 

北九西鉄タクシー㈱
中央営業所

北九州市
八幡東区

〔4,073〕

14

〔41〕

(6)

〔4〕

〔1〕

2

〔1〕

(1)

16

〔47〕

(7)

 

福岡西鉄タクシー㈱
二日市営業所

福岡県
筑紫野市

(2,701)

18

〔12〕

(24)

18

〔12〕

(24)

 

 

(注)  自社保有車両は上記のものを含め、小型108両、大型6両、特定大型3両です。

 

(3) 不動産業(従業員数1,952人)
①  賃貸事業

(提出会社)

イ ビル・商業施設

 

事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

賃貸面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

ソラリアターミナルビル

福岡市
中央区

50,256

7,739

8,137

〔894〕

3,490

鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
地下3階地上9階 塔屋2階建

(注)

チャチャタウン小倉

北九州市
小倉北区

22,084

1,866

21,110

155

鉄骨造地上5階 塔屋1階建

ソラリアプラザビル

福岡市
中央区

20,236

6,888

4,891

〔823〕

61

鉄骨鉄筋コンクリート造
地下3階地上17階 塔屋1階建

博多国際展示場&

カンファレンスセンター

福岡市
博多区

16,704

4,270

7,355

388

鉄骨造地上4階建

西鉄薬院駅ビル

福岡市
中央区

15,977

1,904

3,042

567

鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
地上14階建

ソラリアステージビル

福岡市
中央区

11,159

6,385

4,381

16

鉄骨鉄筋コンクリート造

地下3階地上9階建 塔屋1階建

          (注)

エマックス・クルメ

福岡県

久留米市

9,623

1,616

10,949

64

鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)

地上6階建

          (注)

西鉄祇園ビル

福岡市

博多区

9,419

1,024

2,395

4

鉄骨鉄筋コンクリート造

地上12階建

西鉄博多駅前ビル

福岡市

博多区

7,258

548

1,428

5

鉄骨鉄筋コンクリート造

地上12階地下1階建

西鉄赤坂ビル

福岡市
中央区

6,669

558

1,913

636

鉄骨鉄筋コンクリート造

地上10階地下1階建

 

(注)  土地は運輸業資産を記載しています。

(注)  建物及び構築物の賃貸面積には、鉄道資産も含まれます。

 

 

ロ 居住用施設

事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

賃貸面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

ラクレイス西新RT

福岡市
中央区

10,402

1,897

4,737

0

タワー棟 鉄筋コンクリート造 地上29階建

テラス棟 鉄筋コンクリート造 地上4階建

ラクレイス平尾

福岡市
中央区

9,013

1,375

1,017

2,682

鉄筋コンクリート造(一部鉄骨コンクリート造)
地下1階地上17階建

ラクレイス香椎照葉

福岡市
東区

8,975

2,160

10,829

1,029

鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
地上12階建

 

(注) ラクレイス香椎照葉の土地面積および土地帳簿価額には、サンカルナ香椎照葉が含まれています。

 

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

賃貸面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

博多バスターミナル㈱
博多バスターミナル

福岡市
博多区

19,820

4,812

5,338

605

鉄骨鉄筋コンクリート造
地下1階地上9階建

㈱スピナ
プラント事業部ビル

北九州市
戸畑区

14,868

322

(4,161)

鉄骨造地上7階建他

㈱スピナ
鞘ヶ谷パーク

北九州市
戸畑区

9,238

388

33,853

2,594

鉄骨造地上2階建他

 

 

(4) 流通業(従業員数2,180人)

①  ストア事業

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

売場面積
(㎡)

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積(㎡)

帳簿価額
(百万円)

㈱西鉄ストア
レガネット太宰府店

福岡県
太宰府市

5,346

256

3,450

(7,963)

216

鉄骨鉄筋コンクリート造
地下1階地上2階建

㈱西鉄ストア
レガネット朝倉街道店

福岡県
筑紫野市

(4,556)

0

1,081

〔56〕

(7,373)

100

鉄骨造地上2階建

 

 

②  生活雑貨販売業

(国内子会社)

会社名・事業所名

所在地

売場面積
(㎡)

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積(㎡)

帳簿価額
(百万円)

㈱インキューブ西鉄
インキューブ天神店

福岡市
中央区

〔4,405〕

149

ソラリアステージビル内

 

 

 

 

(5) 物流業(従業員数4,099人)
①  国際物流事業

(提出会社)

 

事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

成田ロジスティクス
センター

千葉県
山武郡

1,143

14,950

0

鉄筋コンクリート造
地上6階建

りんくうロジスティクス
センター

大阪府
泉佐野市

1,083

9,239

1,364

鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上5階建

辰巳ロジスティクス
センター

東京都
江東区

224

5,400

14

鉄筋コンクリート造
地下1階地上5階建

原木ロジスティクス
センター

千葉県
市川市

184

3,872

251

鉄筋コンクリート造
地上7階建

西淀ロジスティクス
センター

大阪市
西淀川区

193

1,221

97

鉄筋コンクリート造
地上6階建

 

 

(在外子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額

面積

帳簿価額

 

 

千英ポンド

千英ポンド

 

NNR・グローバル・
ロジスティクス(U.K.)
本社

英国
ミドルセックス

80

1,496

184

レンガ造
地上2階建

 

 

     ②  国内物流事業

      (国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

在籍車両数

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

3トン
以下
(両)

10トン
以下
(両)

11トン
(両)

25トン
以下
(両)

その他
大型車
(両)


(両)

西鉄運輸㈱
福岡支店

福岡県
糟屋郡

0

(6,000)

16

(4)

22

(3)

1

10

2

〔1〕

(6)

51

〔1〕

(13)

 

西鉄運輸㈱
筑後支店

福岡県
筑後市

(1)

(44)

(1)

(46)

 

西鉄運輸㈱
加古川支店

兵庫県
加古川市

(31)

(1)

(32)

 

 

(注)  自社保有車両は上記のものを含め、3トン以下60両、10トン以下98両、11トン4両、25トン以下64両、その他大型車15両です。

 

 

(6) レジャー・サービス業(従業員数2,222人)
①  ホテル事業

(提出会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

延床面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

西鉄グランドホテル

福岡市
中央区

24,018

2,469

6,388

201

鉄骨鉄筋コンクリート造
地下2階地上14階建
客室数279室

ソラリア西鉄ホテル福岡

福岡市
中央区

14,429

1,372

ソラリアプラザビル内
客室数160室

西鉄ホテルクルーム博多

福岡市
博多区

13,194

1,956

5,223

5,028

鉄骨鉄筋コンクリート造
地上14階建
客室数503室

西鉄イン小倉

北九州市
小倉北区

12,168

1,222

2,386

312

(本館)鉄筋コンクリート造
地上11階建
(新館)鉄骨鉄筋コンクリート造地上13階建
客室数570室

ソラリア西鉄ホテル札幌

札幌市
中央区

11,910

6,320

(1,818)

鉄骨造
地下1階地上14階建
客室317室

 

 

(在外子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び構築物

土地

摘要

延床面積

帳簿価額

面積

帳簿価額

 

 

百万ウォン

百万ウォン

 

NNR Hotels International Korea
ソラリア西鉄ホテルソウル明洞

 韓国
 ソウル
 特別市
 中区

(12,894)

6

Mプラザビル内
地下2階地上22階
客室数312室

 

 

百万バーツ

百万バーツ

 

NNR Hotels International (Thailand)
ソラリア西鉄ホテルバンコク

 タイ王国

 バンコク

16,357

1,360

1,696

738

鉄筋コンクリート造
地下2階地上27階塔屋1階
客室数263室

 

 

 

②  娯楽事業

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

西鉄ウェルネス㈱
西新パレスドーム

福岡市
早良区

46

1,045

650

鉄骨造地上2階建

 

 

(7) その他(従業員数1,274人)

(国内子会社)

 

会社名・事業所名

所在地

建物及び
構築物

土地

摘要

帳簿価額
(百万円)

面積
(㎡)

帳簿価額
(百万円)

西鉄電設工業㈱
本社

福岡市
博多区

57

2,150

476

鉄骨造鉄筋亜鉛メッキ鋼板葺陸屋根3階建

福岡小松フォークリフト㈱

新門司営業所

北九州市

門司区

34

3,301

158

鉄骨造地上2階建

福岡小松フォークリフト㈱

北九州支店

北九州市

小倉北区

15

1,702

72

鉄骨造地上1階建

福岡小松フォークリフト㈱

飯塚営業所

飯塚市

7

1,088

76

鉄骨造地上2階建

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

200,000,000

200,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年6月29日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

79,360,186

79,360,186

東京証券取引所
プライム市場
福岡証券取引所

単元株式数は100株です。

79,360,186

79,360,186

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

当社は、株式報酬型ストックオプション制度を採用しています。当該制度は、会社法に基づき、新株予約権を発行する方法によるものです。
  その内容は次のとおりです。

    第1回新株予約権

決議年月日

2010年7月22日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)10名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

61(注)1

61(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

12,200(注)1、2、5

12,200(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2010年8月7日から
2040年8月6日まで

2010年8月7日から
2040年8月6日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  1,406円(注)5
資本組入額  703円

発行価格  1,406円(注)5
資本組入額  703円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2010年7月22日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2039年8月6日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2039年8月7日から2040年8月6日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

    第2回新株予約権

決議年月日

2011年7月21日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)11名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

91(注)1

91(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

18,200(注)1、2、5

18,200(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2011年8月6日から
2041年8月5日まで

2011年8月6日から
2041年8月5日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  1,316円(注)5
資本組入額  658円

発行価格  1,316円(注)5
資本組入額  658円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2011年7月21日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2040年8月5日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2040年8月6日から2041年8月5日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

 

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

    第3回新株予約権

決議年月日

2012年7月19日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)11名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

111(注)1

111(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

22,200(注)1、2、5

22,200(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2012年8月4日から
2042年8月3日まで

2012年8月4日から
2042年8月3日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  1,261円(注)5
資本組入額  631円

発行価格  1,261円(注)5
資本組入額  631円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2012年7月19日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

 

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2041年8月3日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2041年8月4日から2042年8月3日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

 

    第4回新株予約権

決議年月日

2013年7月18日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)11名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

219(注)1

204(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

43,800(注)1、2、5

40,800(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2013年8月3日から
2043年8月2日まで

2013年8月3日から
2043年8月2日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  1,551円(注)5
資本組入額  776円

発行価格  1,551円(注)5
資本組入額  776円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2013年7月18日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2042年8月2日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2042年8月3日から2043年8月2日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

 

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

    第5回新株予約権

決議年月日

2014年7月24日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)11名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

271(注)1

271(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

54,200(注)1、2、5

54,200(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2014年8月9日から
2044年8月8日まで

2014年8月9日から
2044年8月8日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  1,596円(注)5
資本組入額  798円

発行価格  1,596円(注)5
資本組入額  798円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2014年7月24日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

 

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2043年8月8日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2043年8月9日から2044年8月8日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

 

    第6回新株予約権

決議年月日

2015年7月16日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役(社外取締役を除く)12名

 

事業年度末現在
(2023年3月31日)

提出日の前月末現在
(2023年5月31日)

新株予約権の数(個)

196(注)1

196(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

普通株式

新株予約権の目的となる株式の数(株)

39,200(注)1、2、5

39,200(注)1、2、5

新株予約権の行使時の払込金額

1株あたり  1円

1株あたり  1円

新株予約権の行使期間

2015年8月1日から
2045年7月31日まで

2015年8月1日から
2045年7月31日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額

発行価格  2,586円(注)5
資本組入額  1,293円

発行価格  2,586円(注)5
資本組入額  1,293円

新株予約権の行使の条件

(注)3

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)4

(注)4

 

(注) 1  各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は200株とする。

2  2015年7月16日(以下、「決議日」という。)後、当社が当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)または株式併合を行う場合には、付与株式数を次の算式により調整するものとする。

調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割・併合の比率

         また、上記のほか、決議日後、付与株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は、合理的な範囲で付与株式数を調整することができる。

         なお、上記の調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとする。

3  ①新株予約権原簿に記載された各新株予約権を保有する者(以下、「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使期間内において、当社の取締役(委員会設置会社における執行役を含む。)、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年間に限り、新株予約権を行使することができる。

         ②上記①に関わらず、新株予約権者は、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に定める場合(ただし、(ⅱ)については、後記(注)4に従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとする。

(ⅰ)新株予約権者が2044年7月31日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2044年8月1日から2045年7月31日

(ⅱ)当社が消滅会社となる合併で契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画
承認の議案、または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社の取締役会決議または代表執行役の決定がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

 

4  当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併の効力発生日、新設合併につき新設合併設立会社成立の日、吸収分割につき吸収分割の効力発生日、新設分割につき新設分割設立会社の成立の日、株式交換につき株式交換の効力発生日、および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

①交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

②新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、前記(注)2に記載の内容に準じて決定する。

④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記③に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。

再編後払込金額=交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象

会社の株式1株当たり1円

⑤新株予約権を行使することができる期間

新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権の行使期間の満了日までとする。

⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金および資本準備金に関する事項

別途決定する。

⑦譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

⑧新株予約権の取得条項

別途決定する。

⑨その他の新株予約権の行使の条件

前記(注)3に準じて決定する。

5  2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)による調整をしています。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金増減額
 
(百万円)

資本金残高
 
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

2017年10月1日

△317,440

79,360

26,157

12,914

 

(注) 2017年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)を実施したため、発行済株式総数は317,440千株減少し、79,360千株となっています。

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

47

25

228

192

9

13,127

13,628

所有株式数
(単元)

313,582

5,162

77,625

88,008

58

306,499

790,934

266,786

所有株式数
の割合(%)

39.65

0.65

9.81

11.13

0.01

38.75

100.00

 

(注) 1  自己株式287,348株は「個人その他」に2,873単元及び「単元未満株式の状況」に48株含まれています。

2  「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が6株含まれています。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数の
割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

6,891

8.72

株式会社福岡銀行

福岡市中央区天神二丁目13番1号

3,881

4.91

日本生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内一丁目6番6号

3,352

4.24

株式会社西日本シティ銀行

福岡市博多区博多駅前三丁目1番1号

3,009

3.81

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

2,643

3.34

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内二丁目1番1号

1,889

2.39

第一生命保険株式会社

東京都千代田区有楽町一丁目13番1号

1,351

1.71

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町一丁目5番5号

1,122

1.42

JP MORGAN CHASE BANK 385781

25BANK  STREET, CANARY  WHARF,
LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM  

966

1.22

損害保険ジャパン株式会社

東京都新宿区西新宿1丁目26番1号

952

1.20

26,060

32.96

 

(注) 1 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりです。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)                         6,891千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)                                   2,643千株

2 株式会社みずほ銀行並びにその共同保有者であるみずほ信託銀行株式会社及びアセットマネジメントOne株式会社から、2017年4月7日付で提出された大量保有報告書及び、株式会社みずほ銀行並びにその共同保有者であるアセットマネジメントOne株式会社から、2023年2月7日付で提出された変更報告書により、2023年1月31日現在で以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として当事業年度末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は、株主名簿に基づいて記載しています。
なお、当該大量保有報告書及び変更報告書の内容は、次のとおりです。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数
(千株)

株券等保有割合
(%)

株式会社みずほ銀行

東京都千代田区大手町一丁目5番5号

1,122

1.41

アセットマネジメントOne株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目8番2号

1,574

1.98

2,696

3.40

 

 

 

  3  株式会社三菱UFJ銀行並びにその共同保有者である三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ国際投信株式会社及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社から、2019年9月17日付で提出された大量保有報告書、2019年10月21日付で提出された変更報告書及び2021年7月5日付で提出された訂正報告書により、2019年10月14日現在で以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として当事業年度末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は、株主名簿に基づいて記載しています。
なお、当該大量保有報告書、変更報告書及び訂正報告書の内容は、次のとおりです。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数
 (千株)

株券等保有割合
 (%)

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内二丁目7番1号

408

0.51

三菱UFJ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内一丁目4番5号

2,520

3.18

三菱UFJ国際投信株式会社

東京都千代田区有楽町一丁目12番1号

209

0.25

3,137

3.95

 

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※4 70,828

※4 72,796

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

※1 59,077

※1 59,546

 

 

販売土地及び建物

※6 58,980

※6 63,898

 

 

商品及び製品

※4 3,839

※4 3,971

 

 

仕掛品

258

237

 

 

原材料及び貯蔵品

2,019

2,176

 

 

未収消費税等

157

3,975

 

 

その他

16,476

13,408

 

 

貸倒引当金

215

268

 

 

流動資産合計

211,422

219,742

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

187,495

190,327

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

14,602

12,616

 

 

 

土地

129,278

130,871

 

 

 

建設仮勘定

99,130

29,080

 

 

 

その他(純額)

7,383

10,312

 

 

 

有形固定資産合計

※3※4※6 437,890

※3※4※6 373,207

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

429

321

 

 

 

その他

3,597

3,523

 

 

 

無形固定資産合計

4,026

3,844

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※4※5 47,523

※4※5 56,163

 

 

 

退職給付に係る資産

4,040

3,787

 

 

 

繰延税金資産

11,706

8,159

 

 

 

その他

※4※5 18,232

※4※5 21,207

 

 

 

貸倒引当金

342

317

 

 

 

投資その他の資産合計

81,160

89,000

 

 

固定資産合計

523,077

466,053

 

資産合計

734,500

685,795

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

※4 39,119

※4 43,561

 

 

短期借入金

※4 48,898

※4 49,163

 

 

1年内償還予定の社債

-

7,000

 

 

未払消費税等

1,496

1,132

 

 

未払法人税等

1,478

2,850

 

 

前受金

※2 76,423

※2 5,739

 

 

賞与引当金

4,583

6,355

 

 

役員賞与引当金

169

184

 

 

その他の引当金

※8 -

※8 156

 

 

その他

※2 26,226

※2 28,282

 

 

流動負債合計

198,394

144,426

 

固定負債

 

 

 

 

社債

152,000

145,000

 

 

長期借入金

※4 146,895

※4 133,711

 

 

繰延税金負債

1,572

109

 

 

役員退職慰労引当金

133

142

 

 

その他の引当金

※8 321

※8 427

 

 

退職給付に係る負債

22,913

21,967

 

 

長期預り保証金

※2 27,740

※2 30,218

 

 

その他

5,445

7,910

 

 

固定負債合計

357,021

339,486

 

負債合計

555,416

483,913

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

26,157

26,157

 

 

資本剰余金

12,608

12,608

 

 

利益剰余金

127,430

143,194

 

 

自己株式

1,278

1,166

 

 

株主資本合計

164,918

180,794

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

6,544

8,182

 

 

繰延ヘッジ損益

591

195

 

 

為替換算調整勘定

1,227

5,293

 

 

退職給付に係る調整累計額

492

718

 

 

その他の包括利益累計額合計

7,674

13,999

 

新株予約権

405

324

 

非支配株主持分

6,085

6,763

 

純資産合計

179,084

201,881

負債純資産合計

734,500

685,795

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

※1 427,159

※1 494,643

営業費

 

 

 

運輸業等営業費及び売上原価

387,695

438,461

 

販売費及び一般管理費

※3 29,012

※3 30,030

 

営業費合計

※2※4※10 416,708

※2※4※10 468,492

営業利益

10,451

26,150

営業外収益

 

 

 

受取利息

38

257

 

受取配当金

1,072

1,238

 

持分法による投資利益

767

-

 

為替差益

457

1,024

 

雑収入

3,887

2,125

 

営業外収益合計

6,224

4,645

営業外費用

 

 

 

支払利息

2,197

2,197

 

持分法による投資損失

-

416

 

社債発行費

286

-

 

雑支出

238

282

 

営業外費用合計

2,722

2,895

経常利益

13,953

27,901

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※5 4,910

※5 121

 

受託工事金受入額

※6 25

※6 75,274

 

工事負担金等受入額

※7 389

※7 795

 

その他

53

1,411

 

特別利益合計

5,378

77,603

特別損失

 

 

 

固定資産圧縮損

※8 395

※8 74,254

 

固定資産除却損

※9 39

※9 3,060

 

減損損失

※11 2,283

※11 300

 

その他

475

243

 

特別損失合計

3,193

77,858

税金等調整前当期純利益

16,138

27,646

法人税、住民税及び事業税

3,340

6,887

法人税等調整額

1,869

1,236

法人税等合計

5,210

8,124

当期純利益

10,927

19,522

非支配株主に帰属する当期純利益

1,054

1,154

親会社株主に帰属する当期純利益

9,873

18,368

 

1  報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっています。

当社グループは、鉄道事業、バス事業等の運輸業を中核に幅広い事業活動を展開しており、当社及びグループ会社の事業の種類別の区分により、経営を管理しています。

したがって、当社グループは、事業の種類別のセグメントから構成されており、「運輸業」、「不動産業」、「流通業」、「物流業」及び「レジャー・サービス業」の5つを報告セグメントとしています。「運輸業」は、鉄道事業、バス事業等を行っています。「不動産業」は、賃貸事業、住宅事業等を行っています。「流通業」は、ストア事業等を行っています。「物流業」は、国際物流事業等を行っています。「レジャー・サービス業」は、ホテル事業、旅行事業、広告事業等を行っています。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(2022年3月31日)

第183期

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

49,896

44,162

 

 

受取手形

14

15

 

 

未収運賃

1,607

1,863

 

 

未収金

28,053

30,542

 

 

未収収益

337

333

 

 

未収消費税等

-

3,802

 

 

短期貸付金

8,783

8,714

 

 

販売土地及び建物

※4 58,844

※4 63,101

 

 

貯蔵品

889

951

 

 

前払費用

743

952

 

 

その他

8,967

3,980

 

 

貸倒引当金

2

1

 

 

流動資産合計

158,134

158,418

 

固定資産

 

 

 

 

鉄道事業固定資産

 

 

 

 

 

有形固定資産

203,168

208,616

 

 

 

 

減価償却累計額

136,225

136,255

 

 

 

 

有形固定資産(純額)

66,943

72,361

 

 

 

無形固定資産

809

707

 

 

 

鉄道事業固定資産合計

※1※2※4 67,752

※1※2※4 73,068

 

 

自動車事業固定資産

 

 

 

 

 

有形固定資産

83,511

83,151

 

 

 

 

減価償却累計額

62,061

62,523

 

 

 

 

有形固定資産(純額)

21,449

20,628

 

 

 

無形固定資産

511

329

 

 

 

自動車事業固定資産合計

※1※2 21,960

※1※2 20,957

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(2022年3月31日)

第183期

(2023年3月31日)

 

 

兼業固定資産

 

 

 

 

 

有形固定資産

362,859

368,103

 

 

 

 

減価償却累計額

158,391

164,768

 

 

 

 

有形固定資産(純額)

204,467

203,334

 

 

 

無形固定資産

1,103

1,219

 

 

 

兼業固定資産合計

※1※2※4 205,570

※1※2※4 204,553

 

 

各事業関連固定資産

 

 

 

 

 

有形固定資産

11,699

10,318

 

 

 

 

減価償却累計額

6,316

5,031

 

 

 

 

有形固定資産(純額)

5,383

5,286

 

 

 

無形固定資産

282

369

 

 

 

各事業関連固定資産合計

※1※4 5,665

※1※4 5,656

 

 

建設仮勘定

 

 

 

 

 

鉄道事業

87,731

9,990

 

 

 

自動車事業

28

367

 

 

 

兼業

9,871

17,077

 

 

 

各事業関連

92

63

 

 

 

建設仮勘定合計

97,723

27,499

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

25,399

29,219

 

 

 

関係会社株式

47,463

50,419

 

 

 

その他の関係会社有価証券

4,457

4,957

 

 

 

出資金

0

0

 

 

 

関係会社出資金

1,845

1,890

 

 

 

長期貸付金

5,162

4,825

 

 

 

長期前払費用

3,885

3,680

 

 

 

前払年金費用

3,587

3,799

 

 

 

繰延税金資産

2,617

355

 

 

 

その他

※2 3,135

※2 2,752

 

 

 

貸倒引当金

52

43

 

 

 

投資その他の資産合計

97,502

101,857

 

 

固定資産合計

496,175

433,591

 

資産合計

654,310

592,010

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(2022年3月31日)

第183期

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

※3 60,441

※3 63,628

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※2 23,746

※2 20,803

 

 

1年内償還予定の社債

-

7,000

 

 

リース債務

24

16

 

 

未払金

23,442

26,712

 

 

未払費用

1,699

2,013

 

 

未払消費税等

612

-

 

 

未払法人税等

112

943

 

 

預り連絡運賃

63

74

 

 

預り金

4,149

3,117

 

 

前受運賃

2,244

2,307

 

 

前受金

75,464

5,067

 

 

前受収益

735

783

 

 

賞与引当金

1,638

2,769

 

 

役員賞与引当金

137

135

 

 

資産除去債務

-

58

 

 

1年内返還予定の預り保証金

11

11

 

 

従業員預り金

1,595

1,626

 

 

その他

1,382

1,375

 

 

流動負債合計

197,502

138,445

 

固定負債

 

 

 

 

社債

152,000

145,000

 

 

長期借入金

※2 135,093

※2 124,290

 

 

リース債務

107

94

 

 

長期未払金

307

440

 

 

株式報酬引当金

321

427

 

 

退職給付引当金

12,773

12,564

 

 

関係会社事業損失引当金

4,778

5,231

 

 

資産除去債務

1,013

1,282

 

 

長期預り保証金

25,029

27,446

 

 

固定負債合計

331,424

316,776

 

負債合計

528,926

455,221

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(2022年3月31日)

第183期

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

26,157

26,157

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

12,914

12,914

 

 

 

資本剰余金合計

12,914

12,914

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

5,054

5,054

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

7,087

8,187

 

 

 

 

買換資産圧縮特別勘定積立金

1,096

-

 

 

 

 

特定株式取得積立金

-

17

 

 

 

 

別途積立金

66,150

63,150

 

 

 

 

繰越利益剰余金

1,325

14,083

 

 

 

利益剰余金合計

80,713

90,493

 

 

自己株式

1,278

1,166

 

 

株主資本合計

118,507

128,398

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

6,470

8,065

 

 

繰延ヘッジ損益

-

0

 

 

評価・換算差額等合計

6,470

8,065

 

新株予約権

405

324

 

純資産合計

125,383

136,788

負債純資産合計

654,310

592,010

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

第183期

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

鉄道事業営業利益

 

 

 

営業収益

 

 

 

 

旅客運輸収入

15,630

17,829

 

 

運輸雑収

703

790

 

 

鉄道事業営業収益合計

16,334

18,620

 

営業費

 

 

 

 

運送営業費

10,392

11,824

 

 

一般管理費

870

1,047

 

 

諸税

1,232

1,259

 

 

減価償却費

4,126

4,053

 

 

鉄道事業営業費合計

16,622

18,185

 

鉄道事業営業利益又は鉄道事業営業損失(△)

288

434

自動車事業営業利益

 

 

 

営業収益

 

 

 

 

旅客運輸収入

25,231

29,072

 

 

運輸雑収

2,691

2,862

 

 

自動車事業営業収益合計

27,923

31,934

 

営業費

 

 

 

 

運送営業費

26,235

28,597

 

 

一般管理費

2,024

2,361

 

 

諸税

808

896

 

 

減価償却費

2,478

1,716

 

 

自動車事業営業費合計

31,546

33,571

 

自動車事業営業損失(△)

3,623

1,637

兼業営業利益

 

 

 

営業収益

 

 

 

 

住宅収入

42,016

44,237

 

 

賃貸収入

17,066

17,399

 

 

国際物流収入

64,940

72,145

 

 

その他の収入

8,643

15,369

 

 

兼業営業収益合計

132,666

149,151

 

営業費

 

 

 

 

売上原価

104,287

114,336

 

 

販売費及び一般管理費

10,871

11,528

 

 

諸税

4,777

5,051

 

 

減価償却費

7,331

7,333

 

 

兼業営業費合計

127,268

138,249

 

兼業営業利益

5,398

10,901

全事業営業利益

1,486

9,699

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第182期

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

第183期

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業外収益

 

 

 

受取利息

108

262

 

有価証券利息

0

0

 

受取配当金

※1 5,171

※1 7,450

 

物品売却益

48

57

 

その他

1,483

1,113

 

営業外収益合計

6,812

8,884

営業外費用

 

 

 

支払利息

919

820

 

社債利息

988

1,030

 

関係会社事業損失引当金繰入額

1,750

453

 

その他

405

113

 

営業外費用合計

4,063

2,417

経常利益

4,235

16,165

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※2 4,883

※2 120

 

受託工事金受入額

※3 -

※3 75,274

 

工事負担金等受入額

※4 244

※4 724

 

投資有価証券売却益

-

1,411

 

その他

6

-

 

特別利益合計

5,134

77,531

特別損失

 

 

 

固定資産圧縮損

※5 242

※5 74,186

 

固定資産除却損

※6 39

※6 3,060

 

減損損失

1,288

-

 

関係会社株式評価損

2,037

799

 

その他

358

243

 

特別損失合計

3,965

78,289

税引前当期純利益

5,403

15,407

法人税、住民税及び事業税

269

1,462

法人税等調整額

1,331

1,561

法人税等合計

1,061

3,024

当期純利益

4,342

12,383