北海道中央バス株式会社
|
回次 |
第76期 |
第77期 |
第78期 |
第79期 |
第80期 |
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決算年月 |
平成31年3月 |
令和2年3月 |
令和3年3月 |
令和4年3月 |
令和5年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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|
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|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
△ |
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
△ |
|
|
包括利益 |
(千円) |
|
|
△ |
△ |
|
|
純資産額 |
(千円) |
|
|
|
|
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|
総資産額 |
(千円) |
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|
1株当たり純資産額 |
(円) |
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|
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|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
|
|
△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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|
△ |
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|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
|
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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( |
( |
( |
( |
( |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第76期、第77期及び第80期は潜在株式が存在しないため記載しておりません。第78期及び第79期は1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 第78期及び第79期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。
3 従業員数は就業人員であり、休職者、使用人兼務役員は含んでおりません。また、パートタイマー・アルバイト等の臨時従業員の平均雇用人員を( )内に外数で記載しております。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を第79期の期首から適用しており、第79期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第76期 |
第77期 |
第78期 |
第79期 |
第80期 |
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決算年月 |
平成31年3月 |
令和2年3月 |
令和3年3月 |
令和4年3月 |
令和5年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
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△ |
△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
△ |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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|
1株当たり配当額 |
(円) |
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|
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|
(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
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△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
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|
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自己資本比率 |
(%) |
|
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|
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|
自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
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従業員数 |
(人) |
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|
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( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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|
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|
|
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
最高株価 |
(円) |
5,500 |
4,285 |
4,020 |
3,525 |
3,530 |
|
最低株価 |
(円) |
4,000 |
3,500 |
3,300 |
2,930 |
2,930 |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第76期、第77期及び第80期は潜在株式が存在しないため記載しておりません。第78期及び第79期は1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 第78期及び第79期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。
3 従業員数は就業人員であり、休職者、使用人兼務役員、関係会社等への出向者を含まず、関係会社からの出向者を含んでおります。また、パートタイマー・アルバイト等の臨時従業員の平均雇用人員を( )内に外数で記載しております。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を第79期の期首から適用しており、第79期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
5 最高株価及び最低株価は札幌証券取引所におけるものであります。
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昭和19年1月 |
札幌、小樽、後志、石狩、空知地区の21業者の統合により、「北海道中央乗合自動車株式会社」を設立。 |
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昭和23年8月 |
事業目的の旅客自動車運輸事業を一般乗合旅客自動車運送事業に改め、新たに事業目的に一般貸切旅客自動車運送事業、特定乗合旅客自動車運送事業、特定貸切旅客自動車運送事業を加える。 |
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昭和24年6月 |
商号を「北海道中央バス株式会社」に変更。 |
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昭和25年4月 |
札幌証券取引所に株式を上場。 |
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昭和26年4月 |
札幌―小樽線運行開始により全社路線の連絡が実現。 |
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昭和27年5月 |
事業目的の特定乗合旅客自動車運送事業及び特定貸切旅客自動車運送事業を特定旅客自動車運送事業に改める。 |
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昭和44年5月 |
事業目的を1 自動車による旅客運送事業 2 自動車整備事業 3 前各号に付帯する一切の業務に変更。 |
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昭和46年12月 |
㈱泰進建設が子会社となる。(現・連結子会社) |
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昭和47年2月 |
フアーストソニック㈱を設立。 |
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昭和47年5月 |
事業目的に観光並びに索道事業、不動産及び動産の賃貸業を加える。 |
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昭和47年12月 |
虻田郡ニセコ町に「ニセコアンヌプリ国際スキー場」を新設。 |
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昭和53年4月 |
小樽、札幌、空知の3地区でそれぞれ車両清掃等の業務を行っていた会社を合併し、商号を中央ビルメンテナンス㈱とする。(現・連結子会社) |
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昭和54年4月 |
札幌第一観光バス㈱を設立。(現・連結子会社) |
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昭和54年12月 |
小樽天狗山の施設を整備、「小樽天狗山スキー場」をオープン。 |
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昭和55年7月 |
勝井建設工業㈱が子会社となる。(現・連結子会社) |
|
昭和57年9月 |
㈱中央バス自動車学園を設立。(現・連結子会社) |
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昭和58年11月 |
ハイグレード車(ハイデッカー)を高速道路経由便に投入、愛称を付し、「都市間高速バス」として運行を開始。(「高速いわみざわ号」;札幌―岩見沢間) |
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平成2年2月 |
北空知バス㈱を設立。 |
|
平成2年3月 |
他社と都市間高速バスの共同運行を開始。(札幌―帯広、士別・名寄間) |
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平成3年5月 |
子会社の中央バス観光商事㈱の観光事業部門が分離独立して中央バス観光開発㈱として発足。 |
|
平成3年6月 |
中央バス観光商事㈱が商号を中央バス商事㈱に変更。 |
|
平成8年3月 |
当社初の本格的テナントビル「北広島ターミナルビル」完成。 |
|
平成8年12月 |
直営の飲食店であるワインカフェ「小樽バイン」を開業。 |
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平成10年8月 |
テナントビル「サンケン札幌ビル」を購入。 |
|
平成12年1月 |
中央観光バス㈱を設立。 |
|
平成12年8月 |
テナントビル「キョウエイ札幌ビル」を購入。 |
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平成13年4月 |
中央バス商事㈱と中央バス観光開発㈱が合併し、中央バス観光商事㈱となる。 |
|
平成14年2月 |
中央バス綜合事務管理㈱が商号を中央バスビジネスサービス㈱に変更。(現・連結子会社) |
|
平成14年4月 |
温泉宿泊施設「ホテルニセコいこいの村」の運営を開始。 |
|
平成14年8月 |
札幌市白石区の営業所跡地に公衆浴場「南郷の湯」を開業。 |
|
平成15年7月 |
「南郷の湯」隣接地にセルフ式讃岐うどん店「はなまるうどん札幌南郷店」を開業。 |
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平成16年4月 |
札幌第一観光バス㈱が中央観光バス㈱を吸収合併。北空知バス㈱が商号を空知中央バス㈱に変更。(現・連結子会社) |
|
平成21年12月 |
㈱泰進建設が北海道開発設備電業㈱を吸収合併。 |
|
平成22年7月 平成23年6月
平成23年8月
平成24年10月 |
砂川ハイウェイオアシス管理㈱が子会社となる。 長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」フランチャイズ道内第1号店としてイオン苫小牧店を開業。 当社グループが道内初の「貸切バス事業者安全性評価認定制度」(セーフティバス)認定事業者となる。 小樽市にサービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク塩谷」を開業。 |
|
平成27年4月
平成27年6月 平成29年6月
平成29年9月 令和2年3月 令和3年4月 令和5年3月 |
中央バス観光商事㈱の不動産事業を当社が、物品販売業をフアーストソニック㈱が、それぞれ吸収分割により承継し、中央バス観光商事㈱は中央バス観光開発㈱に、フアーストソニック㈱は中央バス商事㈱に商号を変更。(両社とも現・連結子会社) 「ホテルニセコいこいの村」の名称をニセコ温泉郷「いこいの湯宿 いろは」に変更。 砂川ハイウェイオアシス管理㈱が商号を砂川ハイウェイオアシス観光㈱に変更。(現・連結子会社) ダイヤ冷暖工業㈱が子会社となる。(現・連結子会社) 当社によるリンガーハット事業を終了。 連結子会社の㈱シィービーツアーズを吸収合併。 当社によるはなまるうどん事業を終了。 |
当社グループは、北海道中央バス㈱(当社)、子会社13社及び関連会社3社(うち関連会社1社はその他の関係会社でもあります)により構成されており、これらの会社が行っている主な事業の内容と、当該事業におけるこれらの会社の位置付けは、次のとおりであります。なお、セグメントと同一内容で区分しております。
また、当連結会計年度から、従来「観光事業」としていた報告セグメントの名称を「観光関連事業」に変更しております。
(1) 旅客自動車運送事業
当社と子会社の空知中央バス㈱、ニセコバス㈱及び札幌第一観光バス㈱の4社が乗合運送事業及び貸切運送事業を行っております。
当社は、一部路線の運行管理を子会社の空知中央バス㈱、ニセコバス㈱及び札幌第一観光バス㈱に、乗車券発売業務の一部を子会社の中央バスビジネスサービス㈱に、車両の清掃・誘導及び施設の清掃・警備を子会社の中央ビルメンテナンス㈱に委託しており、子会社の中央バス商事㈱から物品類及びバス機器を、関連会社・その他の関係会社である中央バス総業㈱から車両燃料等をそれぞれ購入しております。また、子会社の㈱中央バス自動車学園が当社及び当社の子会社のバス乗務員研修を実施しております。なお、関連会社の中央振興㈱からは保険商品を購入しております。
(2) 建設業
子会社の㈱泰進建設、勝井建設工業㈱、藤信建設㈱及びダイヤ冷暖工業㈱の4社が行っており、当社及び当社の子会社の施設の建築は主にこれらの会社が行っております。
(3) 清掃業・警備業
子会社の中央ビルメンテナンス㈱が行っております。
(4) 不動産事業
当社と子会社の㈱泰進建設が土地建物の賃貸及び土地等の売買の仲介を行っております。
(5) 観光関連事業
① スキー場
子会社の中央バス観光開発㈱がニセコアンヌプリと小樽天狗山でスキー場を運営しております。
② ホテル業
当社が行っております。
③ 観光施設業
子会社の砂川ハイウェイオアシス観光㈱が当社の観光施設を運営しております。
④ 旅行業
当社が行っております。
⑤ 飲食業
当社が行っております。
(6) その他の事業
① 公衆浴場業
当社が行っております。
② 飲食業
当社が行っております。
③ 介護福祉事業
子会社の㈱泰進建設が行っております。
④ 物品販売業
子会社の中央バス商事㈱が当社バスターミナルの売店等において各種商品の小売りを行っており、関連会社・その他の関係会社の中央バス総業㈱が石油製品の卸売りを行っております。
⑤ 自動車教習所
子会社の㈱中央バス自動車学園が行っております。
⑥ サービス業
子会社の中央バスビジネスサービス㈱が当社の乗車券発売業務を受託しております。
⑦ 情報記録物製造業
子会社の中央バス商事㈱が行っております。
⑧ 保険代理店業
関連会社の中央振興㈱が行っております。
以上に述べた事項の事業系統図は、次のとおりであります。
事業系統図
|
会社名 (住所) 資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
摘要 |
|||
|
役員の 兼務(人) |
資金 援助 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借 |
||||
|
(連結子会社) |
旅客自動車運送 事業 |
100 |
2 |
なし |
当社の一部路線の運行管理を受託しております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
空知中央バス㈱ (滝川市) 50,000千円 |
|
||||||
|
ニセコバス㈱ (虻田郡ニセコ町) 10,000千円 |
旅客自動車運送 事業 |
50 [50] |
2 |
なし |
当社の一部路線の運行管理を受託しております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
札幌第一観光バス㈱ (札幌市豊平区) 50,500千円 |
旅客自動車運送 事業 |
100 |
2 |
なし |
当社の一部路線の運行管理を受託しております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
㈱泰進建設 (滝川市) 152,000千円 |
建設業 不動産事業 介護福祉事業 |
100 |
5 |
なし |
当社及び当社の子会社の施設の建築をしております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
(注)6 |
|
勝井建設工業㈱ (岩見沢市) 50,000千円 |
建設業 |
100 (100) |
2 |
なし |
当社及び当社の子会社の施設の建築をしております。 |
なし |
|
|
藤信建設㈱ (虻田郡倶知安町) 50,000千円 |
建設業 |
100 (100) |
2 |
なし |
当社及び当社の子会社の施設の建築をしております。 |
当社は事務所を賃貸しております。 |
|
|
ダイヤ冷暖工業㈱ (札幌市南区) 24,000千円 |
建設業 |
75 |
3 |
なし |
当社及び当社の子会社の施設の建築をしております。 |
なし |
|
|
中央ビルメンテナンス㈱ (札幌市東区) 10,000千円 |
清掃業・警備業 |
100 |
4 |
なし |
当社及び当社の子会社の施設等の清掃及び警備をしております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
中央バス観光開発㈱ (小樽市) 100,000千円 |
観光関連事業 (スキー場) |
100 |
4 |
なし |
当社のホテルの業務運営を受託しております。 |
当社はスキー場用地・施設を賃貸し、同社所有地を賃借しております。 |
|
|
砂川ハイウェイオアシス観光㈱ (砂川市) 50,000千円 |
観光関連事業 |
100 (10) |
3 |
あり |
当社の観光施設の管理業務を受託しております。 |
当社は観光施設等を賃貸しております。 |
|
|
㈱中央バス自動車学園 (札幌市北区) 50,000千円 |
自動車教習所 |
100 |
2 |
なし |
当社及び当社の子会社のバス乗務員研修をしております。 |
当社は土地等を賃貸しております。 |
|
|
中央バスビジネス サービス㈱ (小樽市) 20,000千円 |
サービス業 |
100 |
2 |
なし |
当社の乗車券発売業務を受託しております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
中央バス商事㈱ (札幌市西区) 10,000千円 |
物品販売業 情報記録物製造業 |
100 |
1 |
なし |
当社は物品類及びバス機器を購入しております。 |
当社は事務所等を賃貸しております。 |
|
|
(持分法適用関連会社) |
物品販売業 |
0 [49.5] |
5 |
なし |
当社は車両燃料等を購入しております。 |
なし |
(注)5 |
|
中央バス総業㈱ (札幌市中央区) 40,000千円 |
|||||||
|
中央振興㈱ (札幌市中央区) 20,000千円 |
保険代理店業 |
0 [100] |
0 |
なし |
当社は保険商品を購入しております。 |
当社は事務所を賃貸しております。 |
|
|
その他 1社 |
|
|
|
|
|
|
|
(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 議決権の所有割合については、間接所有割合を( )内に内数で、緊密な者又は同意している者の所有割合を[ ]内に外数でそれぞれ記載しております。
3 有価証券報告書等を提出している会社はありません。
4 連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過会社はありません。
5 中央バス総業㈱はその他の関係会社であり、議決権の被所有割合は40.0%(間接所有2.8%含む)であります。
6 ㈱泰進建設については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等のうち、売上高については連結消去後、売上高以外の項目については、連結消去前の金額を記載しております。
|
主要な損益情報等 |
|
|
(a) 売上高 |
6,803,022千円 |
|
(b) 経常利益 |
80,140千円 |
|
(c) 当期純利益 |
158,800千円 |
|
(d) 純資産額 |
3,760,565千円 |
|
(e) 総資産額 |
5,273,381千円 |
(1) 連結会社の状況
|
|
令和5年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
旅客自動車運送事業 |
|
( |
|
建設業 |
|
( |
|
清掃業・警備業 |
|
( |
|
不動産事業 |
|
( |
|
観光関連事業 |
|
( |
|
その他の事業 |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)従業員数は就業人員であり、休職者、使用人兼務役員は含んでおりません。また、パートタイマー・アルバイト等の臨時従業員の平均雇用人員を( )内に外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
|
|
|
|
|
令和5年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
( |
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
旅客自動車運送事業 |
|
( |
|
不動産事業 |
|
( |
|
観光関連事業 |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1 従業員数は就業人員であり、休職者、使用人兼務役員、関係会社等への出向者を含まず、関係会社からの出向者を含んでおります。また、パートタイマー・アルバイト等の臨時従業員の平均雇用人員を( )内に外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
北海道中央バス労働組合(組合員数1,288人)、ニセコバス労働組合(組合員数55人)、中央バス自動車学校労働組合(組合員数32人)がそれぞれ単独で組織されており、3労働組合とも、全国交通運輸労働組合総連合北海道地方総支部及び連合北海道に加盟しております。
なお、労使関係については安定しており、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
|
当事業年度 |
||||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1 |
||||
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
|
|
1.9 |
50.0 |
50.0 |
- |
70.0 |
75.8 |
66.2 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
② 連結子会社
|
当事業年度 |
|||||||
|
会社名 |
管理職に占める女性労働者の割合 (%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1 |
||||
|
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
||
|
㈱泰進建設 |
4.7 |
100.0 |
100.0 |
- |
- |
- |
- |
|
中央ビルメンテナンス㈱ |
- |
- |
- |
- |
51.2 |
68.2 |
61.5 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、本項文中の将来に関する事項は、令和5年5月末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、当社を中核とした16社で構成されており、バス事業、建設業、清掃・警備業、不動産事業、観光・旅行事業など地域社会に密着した様々な事業を展開しております。
これらグループ各社が連帯・協調しながら、バス事業にあっては「安全輸送と旅客サービスの提供」、その他の事業においても「安全・安心な商品・サービスの提供」を通じて地域社会と共に歩み貢献する企業集団として、連携し発展を図ることを、グループ経営の基本方針としております。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、持続的な成長、発展のためには、収益基盤を一層強化し、着実に企業価値を向上させることが必要であると考えております。そのために、中長期的な総資産の効率的運用、収益性の向上(売上高営業利益率の向上)を目指しております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境は、100年に1度の災害とも言われるコロナ禍の影響が継続する中、行動制限の緩和や外国人観光客の入国制限の緩和などにより、社会・経済活動の正常化が進みました。一方では、原材料価格の上昇やウクライナ情勢の長期化により、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループは、コロナ感染が拡大すると同時に、経営危機対策本部を設け、都度発生する個別事案の対応を行ってまいりました。会社創立以来、経験したことの無い事態の中で、不要不急の支出を抑え、費用の削減を図るとともに、国等の支援制度を活用するなどの対応策に取り組んでまいりました。しかしながら、3年におよぶコロナ禍により、当社グループが被った経済的な損失は甚大なものとなり、令和2年度及び3年度の2年間は未だかつてない大きな赤字決算となりました。
当社は、コロナ禍後の人々の行動変容も含め、社会・経済状況が大きく変化し、厳しくまた難しい経営環境が続く中、経営環境の変化等による影響に対し、持続可能な経営体質を構築することが必要であると判断し、グループの経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)の一層の活用と、進化するデジタル技術の活用を図ることによって、思い切った経営改革を推し進めてまいります。その実現のために、前例に捉われることなく柔軟に施策を実行し、利益を確保できる事業体質に再構築するとともに、企業価値の向上および創造に取り組み、地域社会や株主をはじめステークホルダーの皆様方に、株式を公開している企業としての責任を果たしてまいります。
経営の最重要方針として、輸送の安全をはじめ、当社グループの全ての事業において、常に安全・安心な商品・サービスを提供し「地域社会との絆」を深めながら、「安全・安心な社会の実現」に向け、弛まぬ努力を重ね、事業の発展、躍進を遂げてまいります。
また、持続可能な社会の実現に向けて、環境問題は切り離せない問題であることから、当社はゼロカーボン推進等環境問題への取り組みを進めてまいります。
事業別の対処すべき課題は次のとおりであります。
旅客自動車運送事業においては、人口減少、少子高齢化の下、総体的な利用者の減少、担い手不足、そして、燃料費をはじめとする費用の増加により、大変困難な経営環境にあります。それがコロナ禍により更に深刻さが増し、人々の行動変容も進み、バス利用が減少しております。コロナ禍前に戻る状況にはないことは無論のこと、一層、バス利用が減少する傾向にある難しい状況を踏まえ、事業の均衡化をはかり、需要の変化に応じて、きめ細かく事業計画やサービスの提供について、見直しを進めてまいります。その中でも、生活路線については、国の方針に近時変化が見られ、この動きに注視してまいります。経営の最大の課題である人手不足と地域の足の確保の問題について、これまで担ってきた事業者の役割を鑑み、関係する各自治体と更なる連携を取りながら、的確に対処してまいります。
何より、経営の根幹である輸送の安全の確保のため、最重点事項として安全方針に掲げる“人命尊重・安全最優先”を徹底するとともに、法令を遵守し、引き続き社員一丸となり安全・安心なバス輸送サービスを提供してまいります。
建設業においては、受注競争の激化、建設資材の高騰、人手不足が引き続き見込まれる厳しい経営環境におかれています。施工の安全と品質の確保を経営の最優先とし、営業力・技術力の強化を図ることで、顧客の信頼を高め、もって優良案件の受注獲得を目指します。また、DX・ICT技術を活用し、効率化・生産性の向上を図ってまいります。
清掃業・警備業においては、競争の激化や人手不足が引き続き見込まれる中、人材の確保・育成を図りながら、ICT化の促進により業務の効率化を進め、新規物件を獲得するための積極的な営業活動に努めてまいります。
不動産事業においては、グループ内で連携・強化を図り、新規賃貸契約の獲得や遊休不動産の有効活用につなげてまいります。
観光関連事業においては、ニセコアンヌプリ国際スキー場、小樽天狗山ロープウェイ・スキー場、ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」、砂川ハイウェイオアシス館、ワイン&カフェレストラン「小樽バイン」及び旅行業において、インバウンドが回復しつつあり、観光需要が高まってきていることから、国内客や道内客、地元の利用者の集客に加え、インバウンドの集客に努めてまいります。
その他の事業においては、介護福祉事業は、新たな介護施設を建設し事業を拡大してまいります。自動車教習所は、全車種教習に加え、北海道労働局認定の技能講習や、国土交通省認定の適性診断と運行管理者の指導講習が全て1箇所で受けられる優位性を活かし、他校との差別化を推し進め、競争力を高めてまいります。
各事業において、長年培ってきた“中央バスグループの安全・安心ブランド”を守りながら、利用者へ質の高いサービスを引き続き提供してまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 新型コロナウイルス感染症による影響
令和5年5月8日から新型コロナウイルスについては、感染症法上5類の疾病へと変更となり、法律に基づく様々な制限が撤廃されました。しかし、ウイルスが無くなったわけではなく、今後も感染することが十分に考えられます。
当社グループは、主要事業である旅客自動車運送事業を始めとし、労働集約型の事業が多く、社内で感染が拡大すると、事業の維持に支障が生じ、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
旅客自動車運送事業においては、感染防止対策として、実車乗務中のマスクの着用、バス運転席のビニールカーテンの設置、バス車内の換気、全バス車両のウイルス抗菌加工を引き続き実施しております。
(2) 重大事故等の発生
① 旅客自動車運送事業においては、安全輸送が経営の根幹かつ社会的使命であります。しかしながら、道路を運行している特性上、重大事故の可能性は常にあります。万一、不測の重大事故等が発生した場合は社会的信用の失墜を招くとともに、車両の使用停止、事業計画の一定期間停止等の処分対象となり、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
イ 安全輸送に関する安全方針の策定
運輸安全マネジメント制度に基づき、当社では安全方針を定め、「人命尊重・安全最優先」の理念のもと、安全管理体制の構築、輸送の安全性の向上に取り組んでおります。
毎年「輸送の安全に関する目標」を策定し、計画、実行、評価、改善のPDCAサイクルを活用しながら、目標達成に向け更なる安全意識の向上に努めております。
ロ 安全教育
お客様に安全・安心なバスを提供できるよう運転技能や接遇サービスの向上を目的とした安全教育を実施しております。当社グループの中央バス自動車学校での研修も活用し、新規採用時から隔年で勤続年数別に継続して実施、長年にわたり乗務員の安全運転やサービスの習熟度向上を図っております。
ハ 安全運行を支える整備
バス運行の拠点となる営業所では、日々の運行管理を徹底し、輸送の安全性の向上に努めております。また、運輸局指定整備工場(民間車検場)が3ヶ所あり当社グループの車両に関わる整備を手がけております。さらに各営業所にも認証工場が併設され、所属車両の点検整備に万全の体制を整えております。
ニ 事故防止・安全対策
(a) 交差点右左折時における歩行者等への安全確認を確実に実施し事故を防止するため、横断歩道手前等での一旦停止(または最徐行)に取り組んでおります。バス後部にステッカーを掲出し、取り組みをお知らせしております。
(b) バス走行中の車内移動による転倒事故防止を目的として、バス車内床面に注意喚起ステッカーを貼付、また、平成28年より導入を進めている液晶運賃表示器OBCビジョンでも映像表示し、お客様が視認しやすい呼びかけを行っております。
ホ 乗務員コンテスト
平成28年から、乗務員の士気向上と、輸送の安全確保、顧客満足度(CS)の向上を目的とした乗務員コンテストを開催、運転操作・接遇・車両点検の実施状況を確認し、今後の改善につなげております。
平成30年からはグループバス会社も参加し、選抜された乗務員が集い、日頃培った技能を披露し、安全・安心の意識を高める良い機会となっております。
② 建設業においては、施行の安全を経営の最優先としておりますが、予期しない重大事故や労働災害が発生した場合には、社会的信用の失墜を招くとともに、工事の遅延や、指名停止の処分などにより、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
安全パトロールや安全教育の実施により施行の安全を徹底するとともに、適切な工事保険の付保により、リスクの低減に努めてまいります。
(3) 労働力不足
当社グループは、主要事業である旅客自動車運送事業をはじめとし労働集約型の事業が多く、社員採用において困難な状況が続き、労働力が不足することは需要に応じた供給が困難となり、今後の事業展開に支障をきたし、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
当社においては、不採算路線を中心とした合理化、自社養成制度の導入、準社員制度の廃止、定年延長などを実施したほか、女性活躍を含めた働き方改革を推進しております。
グループ各社においても同様に、定年延長を実施したほか、女性活躍を含めた働き方改革を推進しております。
(4) 旅客自動車運送事業における補助金
路線単位の収支状況等に基づき、国や地方自治体から補助金を受けておりますが、国及び地方自治体の財政状況等の変化により補助制度が改廃される可能性があります。乗合運送事業は公共性が高く社会的責務も大きいことから、補助金削減により直ちに路線から撤退することは容易ではなく、このような場合、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
関係する地域や自治体との協議を進め、不採算路線対策を引き続き行うとともに、今後とも民間企業として、地域公共交通であるバス事業が担う役割を果たしてまいります。
(5) 燃料の価格の変動
車両燃料につきましては、今後の海外情勢等により燃料油価格が変動した場合、その価格の動向は業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
環境を念頭においた燃料節約運動を推進するとともに、他の費用を節減すること等で対応してまいります。
(6) 利用者の減少
少子高齢化や札幌圏を除く道内での過疎化等により、バス利用者の減少が続いております。今後も輸送需要の減少傾向は続くと予想され、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
需要に応じた供給体制を構築してまいります。
(7) 火災、地震等の自然災害
当社グループは、多数の営業拠点を保有して事業展開しておりますが、火災のほか大規模地震やその他の自然災害等の発生時には、当社グループの各事業において被害が生じ、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
各事業別に大規模地震等に対応する事業継続計画を作成、検証し、必要な見直しを実施しております。
また、グループ各社及び当社の各営業所等では大規模災害の発生による被害の影響を最小限にとどめるとともに、業務の早期復旧を図ることを目的とする防災マニュアルを作成、検証し、必要な見直しを実施しております。なお、防災設備の整備・点検には万全を期しております。
(8) 法的規制
当社グループは、道路運送法、道路交通法、エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)、建設業法、公衆浴場法、食品衛生法等様々な法令や規則等の適用を受けており、事業活動を行っております。これらの法令や規則に違反した場合、またはこれらの法令や規則の変更等があった場合、当社グループの事業活動が制限されるほか、法令・規制等を遵守する費用が発生するなど、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
法令遵守を徹底してまいります。法令遵守に関する対応策は下記の「(9) 法令の非遵守・不正行為」に記載のとおりであります。
(9) 法令の非遵守・不正行為
当社グループの役員及び社員等の故意、過失による法令違反は、当社グループの信用が失墜し、経営危機に陥るおそれがあるため、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
社長を委員長とし、取締役、執行役員、部長、及びグループ会社社長で構成する企業倫理並びに危機管理委員会を設置し、年間活動計画に基づき、企業倫理と危機管理に係る社内体制・社内規程等の整備及び運用状況の確認、社員への教育・啓発活動等を実施しております。
社員教育については、グループ統一社是「グループ五訓」のもと、各社員が「中央バスグループ企業倫理規範」を遵守し、高い倫理観を持って誠実に実行することとしており、また、日常の実践すべき事項として「社員心得 基本10ヶ条」を定め、あらゆる機会を通じて浸透させ徹底を図ることで、社員の更なる意識向上を目指しております。
また、取締役会の直属の部署である内部監査室が、内部監査計画に基づき、各部署及びグループ会社における法令・定款・社内規程の遵守状況及び輸送の安全確保を含む危機管理体制を監査し、その結果を取締役会、企業倫理並びに危機管理委員会などに報告しております。
(10) 個人情報の漏洩
当社グループは、グループ各社において、個人情報を保有し管理しておりますが、サイバー攻撃、コンピューターウイルス感染、人的ミス等によって個人情報が漏洩する問題が発生した場合、信用失墜や損害賠償請求などにより、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
当社グループは、保有する情報資産を個人情報保護法などの法令及び当社グループで制定する「情報セキュリティ基本規程」に基づき適切に管理、保護しております。また、情報セキュリティ教育を通じて、情報セキュリティの重要性を周知しております。
なお、サイバー攻撃やコンピューターウイルス感染に対応するため、サイバーセキュリティ対策を講じております。
(11) 建設業の業績変動
建設業は、国及び地方自治体の公共工事予算の減少や、景気低迷による民間設備投資の減少によって、熾烈な受注競争が繰り広げられ、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
施工の安全と品質の確保を経営の最優先とし、営業力・技術力の強化を図ることで、顧客の信頼を高め、もって優良案件の受注獲得を目指します。また、DX・ICT技術を活用し、効率化・生産性の向上を図ってまいります。
(12) 観光関連事業における天候不順等
観光関連事業は、冬期営業期間のスキー場における雪不足や悪天候、夏期営業期間においても悪天候等により来客数が減少すると、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
施設の魅力を高める施策を実施するとともに、天候に左右されない商品の拡充を図ってまいります。
(13) 不動産事業におけるテナント退去及び賃料引き下げ
不動産事業は、景気動向、企業業績、需給動向の影響を受けやすい傾向があります。景気低迷等によるテナントの退去や賃料等契約条件の引き下げの動きが生じ、業績に大きな影響を与える可能性があります。
(リスクに対する対応策)
契約に際しては、リスクを勘案した敷金を受領するとともに、原則、賃貸料を前受で受領しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
イ 財政状態
資産合計は35,539百万円(前連結会計年度比5.2%増)となりました。これは、現金及び預金が1,035百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,096百万円それぞれ増加したこと、有形固定資産の合計が586百万円減少したこと等によるものであります。
負債合計は9,454百万円(前連結会計年度比12.6%増)となりました。これは、支払手形及び買掛金が718百万円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は26,084百万円(前連結会計年度比2.8%増)となりました。これは、利益剰余金が513百万円増加したこと等によるものであります。
ロ 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和や、外国人観光客の入国制限の緩和などにより、社会・経済活動の正常化が進み、個人消費を中心に持ち直しの動きがみられました。道内の経済においては、観光需要や個人消費に持ち直しの動きが見られました。
一方では、原材料価格の上昇やウクライナ情勢の長期化などにより、依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中、当連結会計年度の業績は、コロナ禍の影響を引き続き受けましたが、前連結会計年度に比べ、輸送需要や観光需要が回復したことなどにより、3期ぶりの黒字となりました。
当連結会計年度の業績は、売上高は33,442百万円(前連結会計年度比20.2%増)、営業利益は488百万円(前連結会計年度は2,193百万円の営業損失)、経常利益は785百万円(前連結会計年度は1,365百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は586百万円(前連結会計年度は2,030百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度から、従来「観光事業」としていた報告セグメントの名称を「観光関連事業」に変更しております。この変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
(旅客自動車運送事業)
乗合運送事業は、行動制限や外国人観光客の入国制限が緩和される中で、輸送需要が回復しつつあります。そのような中、人手不足の状況に加えてコロナ感染による人員不足が重なり、一部路線において減便を余儀なくされましたが、新千歳空港の国際線再開に合わせ、新千歳空港連絡バスの運行便数をコロナ禍前と同じ水準まで戻すとともに、各種回数乗車券の割引率の引下げ・廃止などで、収益の確保に努めました。
また、コロナ禍を契機とした社会の大きな変化を見据え、経営管理体制の見直しを全面的に推進しており、その一環として全般的な費用の削減に取り組んでおりますが、当連結会計年度においては施設の廃止を含めた運用の見直しなどを行いました。
貸切運送事業は、修学旅行の受注が好調に推移しました。
この結果、旅客自動車運送事業全体として、コロナ禍前を大幅に下回る収益水準でありますが、多額のコロナ禍による特別な路線補助金が含まれており、売上高は18,320百万円(前連結会計年度比19.7%増)、営業利益は68百万円(前連結会計年度は2,306百万円の営業損失)となりました。
(建設業)
建設業は、道内の公共投資が底堅く推移し、民間設備投資に持ち直しの動きがみられる中、完成工事高が増加しました。
この結果、売上高は10,373百万円(前連結会計年度比29.8%増)、建設資材の高騰などにより営業利益は171百万円(同24.0%減)となりました。
(清掃業・警備業)
清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は3,286百万円(前連結会計年度比5.3%増)、外注費の増加などにより営業利益は117百万円(同4.8%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、前連結会計年度並みの売上高を確保しました。
この結果、売上高は775百万円(前連結会計年度比0.9%増)、修繕費の増加などにより営業利益は297百万円(同17.9%減)となりました。
(観光関連事業)
観光関連事業は、行動制限や外国人観光客の入国制限が緩和される中で、全国旅行支援などの施策もあり、観光需要が回復しつつあります。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、外国人利用客の回復などにより、前連結会計年度に比べ、利用客が大きく増加しました。
小樽天狗山スキー場は、夏期営業期間において、新規のアクティビティとして、空中に張られたワイヤーロープを滑り降りる「ジップライン」や熱気球の体験乗車を開始したことや、冬期営業期間においては、外国人観光客の回復やイベントの開催、また、小樽天狗山のメディア露出の効果もあり、前連結会計年度に比べ、利用客が増加しました。
ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、旅行支援事業への参加や修学旅行の受入れなどにより、前連結会計年度に比べ、利用客が増加しました。
砂川ハイウェイオアシス館は、前述の観光需要の回復施策の下で、団体客の受入れや集客イベントの開催などにより、前連結会計年度に比べ、利用客が増加しました。
ワイン&カフェレストラン「小樽バイン」は、メニューの見直しなどを行い、また、旅行業は、北海道遺産を巡るバスツアーなどを実施し、増収に努めました。
この結果、観光関連事業全体として、売上高は1,713百万円(前連結会計年度比81.2%増)、106百万円の営業損失(前連結会計年度は656百万円の営業損失)となりました。
(その他の事業)
物品販売業は、商品の取扱いが減少しました。自動車教習所は、入校生が減少しました。介護福祉事業は、コロナ禍の影響により入居者が減少しました。
この結果、売上高は2,219百万円(前連結会計年度比1.6%減)、34百万円の営業損失(前連結会計年度は59百万円の営業利益)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,465百万円増加し、7,633百万円(前連結会計年度比23.8%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益953百万円に減価償却費等を加減した結果、得られた資金は2,173百万円(前年同期は2,370百万円の資金の使用)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の取得による支出2,500百万円、有形固定資産の取得による支出890百万円、有価証券の償還による収入2,900百万円があったこと等により、使用した資金は632百万円(前連結会計年度比52.5%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額が72百万円あったこと等により、使用した資金は74百万円(前連結会計年度比0.3%増)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、旅客自動車運送事業等の役務の提供を主体とする事業を行っているため、生産、受注の実績については記載を省略し、販売の実績については「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ 財政状態
財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ロ 経営成績
経営成績の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ハ 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
ニ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(キャッシュ・フロー)
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資金需要)
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、旅客自動車運送事業におけるバスの運行に係る人件費・バス燃料費のほか、建設業等における材料仕入、製造費、各事業についての販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、輸送の安全の確保、輸送サービスの向上及び事業拡大のための設備投資等によるものであります。
(資金の流動性)
運転資金につきましては、自己資金を基本としており、一時的な資金調達につきましては、銀行借入(当座貸越契約)によっております。
(資金繰り等)
当社グループの現金及び現金同等物の期末残高は7,633百万円であり、当面の資金繰りに問題はないと考えております。
また、当社グループの当座貸越契約における極度額は12,870百万円であり、十分な資金調達枠を確保しております。なお、借入実行残高はありません。
ホ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、持続的な成長、発展のためには、収益基盤を一層強化し、着実に企業価値を向上させることが必要であると考えております。そのために、中長期的な総資産の効率的運用、収益性の向上(売上高営業利益率の向上)を目指しております。
ヘ セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの経営成績の状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
旅客自動車運送事業のセグメント資産は、有形固定資産の減価償却等により、12,558百万円(前連結会計年度比4.6%減)となりました。
建設業のセグメント資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加等により、5,158百万円(前連結会計年度比22.0%増)となりました。
清掃業・警備業のセグメント資産は、投資その他の資産の減少等により、1,368百万円(前連結会計年度比1.6%減)となりました。
不動産事業のセグメント資産は、有形固定資産の取得等により、5,098百万円(前連結会計年度比2.9%増)となりました。
観光関連事業のセグメント資産は、有形固定資産の取得等により、2,548百万円(前連結会計年度比6.6%増)となりました。
その他の事業のセグメント資産は、現金及び預金の減少等により、918百万円(前連結会計年度比10.2%減)となりました。
② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表作成に際し、経営者は決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える様々な要因・仮定に対し、過去の実績等を勘案し合理的に判断して見積りを行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目は以下の通りであります。
(繰延税金資産の回収可能性)
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
(工事原価総額の見積り)
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
なお、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
該当事項はありません。
(1) 提出会社
|
令和5年3月31日現在 |
|
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(千円) |
従業 員数 (人) |
摘要 |
||||
|
建物及び 構築物 |
車両運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
|||||
|
札幌北営業所 (札幌市東区) ほか 全18営業所 |
旅客自動車 運送事業 |
運行管理 設備 |
902,270 |
2,702,962 |
3,120,342 (318,509) [51,245] |
165,637 |
6,891,212 |
1,263 |
|
|
サンケン札幌ビル (札幌市中央区) |
不動産事業 |
テナント ビル |
272,505 |
- |
334,589 (533) |
8,198 |
615,294 |
- |
|
|
キョウエイ札幌ビル (札幌市中央区) |
不動産事業 |
テナント ビル |
161,502 |
- |
104,405 (590) |
28,721 |
294,629 |
- |
|
|
ニセコアンヌプリ国際 スキー場 (虻田郡ニセコ町) |
観光関連事業 |
スキー場 |
513,845 <58,337> |
6,557 |
561,432 (1,368,400) [337,780] <73,514> |
117,143 <104> |
1,198,978 |
70 |
(注)4 |
|
南郷の湯 (札幌市白石区) |
公衆浴場業 |
公衆浴場 |
70,482 |
- |
16,024 (5,355) |
8,421 |
94,928 |
3 |
(注)5 |
|
マイラシーク塩谷 (小樽市) |
不動産事業 介護福祉事業 |
サービス付き高齢者向け住宅 |
204,757 |
- |
318 (3,041) |
31 |
205,107 |
29 |
(注)6 |
|
マイラシーク南郷 (札幌市白石区) |
不動産事業 介護福祉事業 |
サービス付き高齢者向け住宅 |
447,696 |
- |
13,862 (3,039) |
574 |
462,133 |
17 |
(注)6 |
(2) 国内子会社
|
令和5年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(千円) |
従業 員数 (人) |
摘要 |
||||
|
建物及び 構築物 |
車両運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||||
|
札幌第一 観光バス㈱ |
本社 (札幌市豊平区) |
旅客自動車運送事業 |
業務統括 設備ほか |
25,115 |
18,162 |
603 (4,288) |
2,258 |
46,139 |
127 |
(注)7 |
|
㈱泰進建設 |
本社 (滝川市) |
建設業 |
業務統括 設備 |
101,683 |
408 |
114,037 (30,846) |
11,099 |
227,229 |
157 |
|
|
勝井建設工業㈱ |
本社 (岩見沢市) |
建設業 |
業務統括 設備 |
8,842 |
35 |
39,530 (3,763) |
0 |
48,408 |
14 |
|
|
中央ビルメンテナンス㈱ |
本社、札幌事業本部 (札幌市東区) |
清掃業・ 警備業 |
業務統括 設備 |
6,519 |
6,918 |
400,394 (1,176) |
31,365 |
445,198 |
369 |
(注)8 |
|
㈱中央バス自動車学園 |
中央バス自動 車学校 (札幌市北区) |
自動車教習所 |
自動車教 習所 |
94,840 |
11,494 |
77,094 (37,759) |
15,671 |
199,101 |
53 |
(注)9 |
(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、機械及び装置、工具、器具及び備品の合計であります。
2 連結会社以外から賃借中の土地の面積を〔 〕内に外書きで、また連結会社以外へ賃貸中の土地の面積及び土地以外の設備の帳簿価額を< >内に内書きでそれぞれ記載しております。
3 各事業所の設備には、当該事業所に所属する車庫・住宅・機材保管場所等が含まれております。
4 ニセコアンヌプリ国際スキー場の諸施設は、提出会社が子会社の中央バス観光開発㈱に賃貸しております。また、従業員数は中央バス観光開発㈱が雇用している従業員について記載しております。
5 従業員数は子会社の中央ビルメンテナンス㈱が雇用している従業員について記載しております。
6 マイラシーク塩谷及びマイラシーク南郷の施設は、提出会社が子会社の㈱泰進建設に賃貸しております。また、従業員数は㈱泰進建設が雇用している従業員について記載しております。
7 提出会社から賃借中の建物及び構築物25,053千円、土地4,288㎡、その他2,013千円が含まれております。
8 提出会社から賃借中の建物6,262千円、土地725㎡、その他0千円が含まれております。
9 提出会社から賃借中の建物36,866千円、土地37,759㎡、その他53千円が含まれております。
10 前連結会計年度に記載しておりましたはなまるうどん札幌南郷店は、当連結会計年度に閉店したため、主要な設備から除外しております。
11 現在休止中の主要な設備はありません。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
6,000,000 |
|
計 |
6,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在 発行数(株) (令和5年3月31日) |
提出日現在 発行数(株) (令和5年6月30日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
|
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式 単元株式数は100株 |
|
計 |
|
|
― |
― |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額 (千円) |
資本金残高 (千円) |
資本準備金 増減額 (千円) |
資本準備金 残高 (千円) |
|
平成29年10月1日(注) |
△28,314 |
3,146 |
― |
2,100,000 |
― |
751,101 |
(注) 当社は、平成29年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。これにより、発行済株式総数は28,314,000株減少し、3,146,000株となっております。
|
|
|
|
|
|
|
|
令和5年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数 の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100 |
- |
(注) 自己株式247,972株は、「個人その他」に2,479単元、「単元未満株式の状況」に72株を含めて記載しております。
|
|
|
令和5年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
北海道札幌市中央区北二条東2丁目1-16 キョウエイ札幌ビル |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
北海道札幌市中央区北二条東2丁目1-16 キョウエイ札幌ビル |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
― |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (令和4年3月31日) |
当連結会計年度 (令和5年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
|
|
|
有価証券 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
未成工事支出金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
機械及び装置(純額) |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
車両運搬具(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (令和4年3月31日) |
当連結会計年度 (令和5年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
完成工事補償引当金 |
|
|
|
災害損失引当金 |
|
|
|
設備関係支払手形 |
|
|
|
設備関係未払金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額合計 |
△ |
△ |
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日) |
当連結会計年度 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
旅客自動車運送事業営業収益 |
|
|
|
完成工事高 |
|
|
|
その他の事業収益 |
|
|
|
売上高合計 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
旅客自動車運送事業営業費 |
|
|
|
完成工事原価 |
|
|
|
その他の事業売上原価 |
|
|
|
売上原価合計 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益又は営業損失(△) |
△ |
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
助成金収入 |
|
|
|
持分法による投資利益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
支払手数料 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
△ |
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
|
受取保険金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
固定資産圧縮損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
災害損失引当金繰入額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) |
△ |
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
|
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
△ |
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
|
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、乗合旅客自動車運送事業をはじめとする旅客自動車運送事業を基軸に、建設、清掃・警備、不動産、観光など地域に密着した様々な事業を積極的に展開しております。
したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした事業の種類別セグメントから構成されており、「旅客自動車運送事業」、「建設業」、「清掃業・警備業」、「不動産事業」、「観光関連事業」及び「その他の事業」の6つを報告セグメントとしております。
当連結会計年度から、従来「観光事業」としていた報告セグメントの名称を「観光関連事業」に変更しております。
この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
報告セグメントにおける各事業区分の事業内容は、次のとおりであります。
(1)旅客自動車運送事業……乗合旅客自動車運送事業、貸切旅客自動車運送事業
(2)建設業……………………土木建築工事の請負及び設計監理
(3)清掃業・警備業…………建物施設総合管理、警備保障
(4)不動産事業………………土地建物の賃貸、販売及び売買の仲介
(5)観光関連事業……………スキー場、ホテル業、観光施設業、旅行業、飲食業
(6)その他の事業……………公衆浴場業、飲食業、介護福祉事業、物品販売業、自動車教習所、サービス業(乗車券発売)、情報記録物製造業
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
第79期 (令和4年3月31日) |
第80期 (令和5年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
有価証券 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
構築物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
第79期 (令和4年3月31日) |
第80期 (令和5年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
災害損失引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付引当金 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
土地圧縮積立金 |
|
|
|
償却資産圧縮積立金 |
|
|
|
買換資産積立金 |
|
|
|
配当準備積立金 |
|
|
|
別途積立金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
評価・換算差額等合計 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
第79期 (自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日) |
第80期 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
旅客自動車運送事業営業収益 |
|
|
|
不動産事業営業収益 |
|
|
|
観光関連事業営業収益 |
|
|
|
その他の事業収益 |
|
|
|
売上高合計 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
旅客自動車運送事業営業費 |
|
|
|
不動産事業営業費 |
|
|
|
観光関連事業営業費 |
|
|
|
その他の事業売上原価 |
|
|
|
売上原価合計 |
|
|
|
売上総利益又は売上総損失(△) |
△ |
|
|
一般管理費 |
|
|
|
営業利益又は営業損失(△) |
△ |
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息及び受取配当金 |
|
|
|
助成金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
△ |
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
固定資産圧縮損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
災害損失引当金繰入額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) |
△ |
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
|
|
法人税等合計 |
△ |
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
△ |
|