第一交通産業株式会社
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回 次 |
第 55 期 |
第 56 期 |
第 57 期 |
第 58 期 |
第 59 期 |
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決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
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△ |
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親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(百万円) |
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△ |
△ |
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包括利益 |
(百万円) |
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△ |
△ |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) |
(円) |
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△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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△ |
△ |
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株価収益率 |
(倍) |
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△ |
△ |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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|
△ |
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現金及び現金同等物 の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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[外、平均臨時雇用人員] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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(注)1.第55期、第56期及び第59期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第57期から第58期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第58期の期首から適用しており、第58期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回 次 |
第 55 期 |
第 56 期 |
第 57 期 |
第 58 期 |
第 59 期 |
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|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
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|
売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
|
|
|
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[外、平均臨時雇用人員] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
|
|
株主総利回り |
(%) |
|
|
|
|
|
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
990 |
917 |
727 |
780 |
850 |
|
最低株価 |
(円) |
612 |
474 |
500 |
675 |
687 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.最高株価・最低株価は、福岡証券取引所におけるものであります。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第58期の期首から適用しており、第58期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
1960年6月一般乗用旅客自動車運送事業を営む目的で創業者の黒土始及びその親族で第一タクシー㈲(第一交通産業㈱に吸収合併)を設立し、業務拡大を目指し北九州市の㈲錦タクシー(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収いたしました。その後不動産関係事業を営み、関係会社の管理統括指導を目的として第一通産㈱(現 第一交通産業㈱)を設立いたしました。
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年 月 |
事 項 |
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1964年 9月 |
不動産関係事業等を営み、関係会社の管理統括指導を目的として第一通産㈱(現 第一交通産業㈱)を設立 |
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1967年 6月 |
宮崎県の㈲すみれタクシー(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、宮崎県へ進出 |
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1968年 1月 |
自動車修理業を営む目的として、第一通産㈱自動車整備工場(現 ㈱第一モータース(北九州)) を開設 |
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1968年 5月 |
鹿児島県の林田タクシー㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、鹿児島県へ進出 |
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1972年11月 |
福岡市の大博タクシー㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、福岡市へ進出 |
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1975年 4月 |
不動産の賃貸、売買及び仲介を営む目的として、第一住宅㈱(現 ㈱第一ゼネラルサービス)を設立 |
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1975年 9月 |
大分県の大丸タクシー㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、大分県へ進出 |
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1980年 6月 |
熊本県のハナカゴタクシー㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、熊本県へ進出 |
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1981年 8月 |
山口県の㈲日祥タクシー(現 福川第一交通㈱)を買収し、中国地区へ進出 |
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1984年 6月 |
不動産関係長期投資事業を営む目的として、第一土地建物㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を 設立 第一交通グループ各社の車両に対する燃料の供給を目的として、第一マルヰサービス㈱を設立 |
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1984年 9月 |
会社の総合的経営の強化と職員研修の充実を期して、第一自動車学園を開校 |
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1985年 3月 |
長野県のマルキチタクシー㈱(現 第一交通㈱(松本))を買収し、中部地区へ進出 |
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1986年 2月 |
兵庫県の白浜タクシー㈱(現 第一交通㈱(姫路))を買収し、近畿地区へ進出 |
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1988年 2月 |
不動産の売買、賃貸借等を営む目的として、㈱第一不動産情報センター(第一不動産㈱に社名変更、第一交通産業㈱に営業譲渡)を設立 |
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1988年 8月 |
佐世保市のエボシタクシー㈱(第一交通産業㈱に吸収合併)を買収し、長崎県へ進出 |
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1991年 9月 |
埼玉県の㈲サン自動車交通(現 サン第一交通㈱)を買収し、関東地区へ進出 |
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1993年 4月 |
第一通産㈱は、九州内のタクシー28社と自動車学校1社、不動産2社を吸収合併し、第一交通産業㈱へ商号変更 |
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1993年11月 |
平和第一交通㈱を吸収合併 |
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1993年12月 |
第一不動産㈱から営業の譲受け |
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1995年 1月 |
宮城県の㈱ワカバタクシー(現 仙台第一交通㈱)を買収し、東北地区へ進出 |
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1995年 4月 |
長尾交通㈲を吸収合併 |
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1995年11月 |
福岡市、大分市でタクシーGPS(広域位置測位システム)を導入 |
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1996年 1月 |
木屋瀬タクシー㈲を吸収合併 |
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1996年 4月 |
(資)第一タクシーを吸収合併 |
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1997年 7月 |
第一オーケイパーキング㈱(現 ダイイチパーク㈱)を設立し、コインパーキング事業に参入 |
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1997年12月 |
貸切バス事業の免許を取得 |
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2000年 4月 |
福岡証券取引所に株式を上場 |
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2000年11月 |
北海道の定鉄観光㈱(現 札幌第一交通㈱)を買収し、北海道地区へ進出 |
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2000年12月 |
徳島県の徳島南海タクシー㈱(現 徳島第一交通㈱)を買収し、四国地区へ進出 |
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2004年 7月 |
沖縄県の那覇交通㈱から営業を譲受け、那覇バス㈱において路線バス事業へ本格参入 |
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2004年10月 |
会社分割により当社のタクシー事業を当社の100%子会社11社が分割承継 |
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2008年10月 |
不動産企画開発によるショッピングセンターを北九州市内に開設 |
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2010年 5月 2012年10月 2017年 8月 2018年11月 2019年 3月 |
中華人民共和国の上海市内に上海駐在所を開設 ミャンマー連邦共和国のヤンゴン市内に交通事業拠点を開設 インド共和国のバンガロール市内に交通事業拠点を開設 大韓民国のソウル特別市内に旅行業拠点を開設 沖縄県において、第一マリンサービス㈱が一般旅客定期航路(高速船)を就航 |
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2022年10月 |
大分第一不動産㈱を吸収合併 |
当社及び当社の関係会社は、当社、子会社169社、関連会社1社及びその他の関係会社1社により構成されており、タクシー、バス、不動産分譲、不動産賃貸、不動産再生、金融の6部門を主たる事業としております。
当社グループの事業内容及び当社と主要な関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の6部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
(1)タクシー事業(126社)
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事業の内容 |
会社名 |
|
タクシー・ハイヤー
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第一交通サービス㈱、北九州第一交通㈱、第一交通㈱(小倉)、第一交通㈱(徳力)、 戸畑第一交通㈱、㈱第一交通(八幡)、八幡第一交通㈱、若松第一交通㈱、ひかり 第一交通㈱、福岡第一交通㈱、新協第一交通㈱、㈱第一交通(アイランドシティ)、 福岡東第一交通㈱、早良第一交通㈱、第一交通㈱(大野城)、久留米第一交通㈱、 那覇第一交通㈱、沖縄第一交通㈱、㈱鏡原第一交通、オリオン第一交通㈱、㈱美栄第一 交通、㈱てだこ第一交通、㈱琉球バス交通、鹿児島第一交通㈱、第一交通㈱(川内)、 第一交通㈱(阿久根)、宮崎第一交通㈱、大分第一交通㈱、王子第一交通㈱、第一交通㈱ (豊南)、肥後第一交通㈱、熊本第一交通㈱、長崎第一交通㈱、徳島第一交通㈱、 松山第一交通㈱、富士第一交通㈲(松山)、すみれ第一交通㈱、松山西第一交通㈱、 第一交通㈱(岩国)、第一交通㈱(周南)、福川第一交通㈱、下関第一交通㈱、柳井 第一交通㈱、玖珂第一交通㈱、広島第一交通㈱、平和第一交通㈱、つるみ第一交通㈲、 はと第一交通㈱、第一交通㈱(益田)、富士第一交通㈱(大田)、みなと第一交通㈱、 出雲第一交通㈱、第一交通㈱(松江)、米子第一交通㈱、和歌山第一交通㈱、御坊第一 交通㈱、白浜第一交通㈱、熊野第一交通㈱、橋本第一交通㈱、第一交通㈱(神戸)、 第一交通㈱(姫路)、相生神姫第一交通㈱、名神第一交通㈱、大阪第一交通㈱(堺)、 堺第一交通㈱、ロイヤル第一交通㈱、南大阪第一交通㈱、第一交通㈱(枚方)、大阪 第一交通㈱(泉州)、大阪第一交通㈱(河南)、京都第一交通㈱、八光第一交通㈱、 宇治第一交通㈱、大津第一交通㈱、滋賀第一交通㈱、三重第一交通㈱、鯱第一交通㈱、 大宝第一交通㈱、熱海第一交通㈱、伊豆第一交通㈱、沼津第一交通㈱、第一交通㈲ (富士宮)、第一交通㈱(松本)、相互第一交通㈱、第一観光タクシー㈱、あづみの 第一交通㈱、第一交通㈱(高島)、第一交通㈱(佐久)、アルプス第一交通㈱、山梨 第一交通㈱、甲州第一交通㈱、武田第一交通㈱、玉幡第一交通㈱、敦賀第一交通㈱、 加賀第一交通㈱、金沢第一交通㈱、新潟第一交通㈱、ヒノデ第一交通㈱(神奈川)、 第一交通㈱(足立)、芙蓉第一交通㈱、第一交通㈱(東京)、ヒノデ第一交通㈱ (東京)、江戸川第一交通㈱、第一交通台東㈱、第一交通武蔵野㈱、ヒノデ第一交通㈱ (千葉)、埼玉第一交通㈱、大久保第一交通㈱、サン第一交通㈱、県都第一交通㈱、 高崎第一交通㈱、群北第一交通㈱、茨城第一交通㈱、観光第一交通㈱(水戸)、湊第一 交通㈱(ひたちなか)、土浦第一交通㈱、仙台第一交通㈱、観光第一交通㈱(仙台)、 第一交通㈱(松島)、南仙台第一交通㈱、札幌第一交通㈱、興亜第一交通㈱、北広島 第一交通㈱、㈱ことぶき第一交通、美咲第一交通㈱、苫小牧第一観光ハイヤー㈱ |
(2)バス事業(6社)
|
事業の内容 |
会社名 |
|
路線バス・貸切バス |
第一観光バス㈱、那覇バス㈱、㈱琉球バス交通、広島第一交通㈱、 大阪第一交通㈱(堺)、相互第一交通㈱ |
(3)不動産分譲事業(2社)
|
事業の内容 |
会社名 |
|
マンション |
当社 |
|
戸建住宅 |
第一ホーム㈱ |
(4)不動産賃貸事業(3社)
|
事業の内容 |
会社名 |
|
店舗、住居、オフィス |
当社、第一小倉商工会館㈱、第一東暲興業㈱ |
(5)不動産再生事業(3社)
|
事業の内容 |
会社名 |
|
不動産再生 |
当社、㈱エフ・アール・イー、㈱第一ゼネラルサービス |
(6)金融事業(1社)
|
事業の内容 |
会社名 |
|
不動産担保ローン |
㈱第一ゼネラルサービス |
(7)その他事業
|
事業の内容 |
会社名 |
|
通信販売 |
当社 |
|
不動産仲介 |
沖縄第一不動産㈱ ※1 |
|
マンション管理 |
㈱ダイイチ合人社建物管理 |
|
コインパーキング |
ダイイチパーク㈱ |
|
自動車点検・整備 |
㈱第一モータース(北九州)、沖縄第一モータース㈱、太陽モータース㈱、 ㈱広島第一モータース、㈱第一モータース(大阪)、㈱第一モータース(京都)、 大宝ダイイチ㈱、㈱仙台第一モータース、㈱札幌第一モータース |
|
LPG販売 |
第一マルヰサービス㈱、第一オートガス㈱、芙蓉第一交通㈱、ヒノデ第一交通㈱(千葉) |
|
ゴルフ練習場 |
ダイイチダイナミックスポーツ㈱ |
|
バスターミナル |
那覇バスターミナル㈱ |
|
訪問介護 船舶 ビジネスホテル 旅行代理店 海外ハイヤー 商流 ソフト開発 損害保険代理店 |
第一ケアサービス㈱ 第一マリンサービス㈱ ㈱YOUスタイル ㈱西日本日中旅行社 DAIICHI ASIA CO.,LTD.、DAIICHIKOUTSU INDIA PRIVATE LIMITED ダイイチモビリティネットワークス㈱ ㈱アクシス・ワン ※1 ㈱第一マネージメント ※2 |
(注)1.無印 連結子会社
※1 非連結子会社
※2 その他の関係会社
2.上記事業部門ごとの会社数には、当社、㈱琉球バス交通、広島第一交通㈱、大阪第一交通㈱(堺)、相互第一交通㈱、芙蓉第一交通㈱、ヒノデ第一交通㈱(千葉)及び㈱第一ゼネラルサービスが重複して表示され、それぞれを1社として取り扱っています。
3.当連結会計年度に当社は大分第一不動産㈱を、第一小倉商工会館㈱は㈲中野興産を、長崎第一交通㈱は三光第一交通㈱をそれぞれ吸収合併しており、橋本第一交通㈱は大阪第一交通㈱(堺)から吸収分割しております。
4.三和第一交通㈱は新潟第一交通㈱に名称変更しております。
各事業における主要な事業内容は次のとおりであります。
(1)タクシー事業
本業は顧客の求めに応じて、旅客を輸送し、その対価として運賃及び料金を収受するもので、道路運送法による一般乗用旅客自動車運送事業の免許を得て34都道府県でタクシーの営業を行っております。また、介護車両、寝台車両、ジャンボ、大型、ハイヤー等の車両も取り揃えております。126社、199営業所、8,155台を配置し、随時不特定多数の顧客の求めに応じて輸送しております。
分布状況は以下のとおりであります。
|
地 区 |
営業所数 |
小・中型(台) |
その他(台) |
|
|
1.福岡県 |
北九州市 |
17 |
603 |
34 |
|
その他 |
11 |
475 |
20 |
|
|
2.沖縄県 |
6 |
213 |
11 |
|
|
3.鹿児島県 |
10 |
370 |
21 |
|
|
4.宮崎県 |
4 |
279 |
13 |
|
|
5.大分県 |
9 |
262 |
20 |
|
|
6.熊本県 |
3 |
85 |
6 |
|
|
7.長崎県 |
2 |
63 |
3 |
|
|
8.愛媛県 |
4 |
99 |
7 |
|
|
9.徳島県 |
1 |
76 |
5 |
|
|
10.山口県 |
9 |
254 |
18 |
|
|
11.広島県 |
7 |
291 |
8 |
|
|
12.島根県 |
5 |
129 |
12 |
|
|
13.鳥取県 |
1 |
38 |
3 |
|
|
14.和歌山県 |
8 |
267 |
11 |
|
|
15.兵庫県 |
5 |
190 |
3 |
|
|
16.大阪府 |
14 |
824 |
13 |
|
|
17.京都府 |
6 |
280 |
19 |
|
|
18.滋賀県 |
5 |
157 |
3 |
|
|
19.三重県 |
2 |
41 |
0 |
|
|
20.愛知県 |
4 |
179 |
16 |
|
|
21.静岡県 |
4 |
145 |
2 |
|
|
22.長野県 |
8 |
270 |
21 |
|
|
23.山梨県 |
5 |
123 |
5 |
|
|
24.福井県 |
1 |
31 |
2 |
|
|
25.石川県 |
3 |
91 |
14 |
|
|
26.新潟県 |
3 |
87 |
3 |
|
|
27.神奈川県 |
3 |
143 |
- |
|
|
28.東京都 |
8 |
452 |
45 |
|
|
29.千葉県 |
2 |
107 |
3 |
|
|
30.埼玉県 |
5 |
75 |
0 |
|
|
31.群馬県 |
3 |
101 |
5 |
|
|
32.茨城県 |
5 |
99 |
6 |
|
|
33.宮城県 |
6 |
366 |
10 |
|
|
34.北海道 |
10 |
513 |
15 |
|
|
計 |
199 |
7,778 |
377 |
|
(注)その他の内訳は、介護車両、寝台車両、ジャンボ、大型、ハイヤー等であります。
(2)バス事業
沖縄県において那覇バス㈱ほか1社の子会社が貸切バス・路線バスの営業(認可台数578台)を行っております。また、福岡県、山口県、島根県、広島県、大阪府及び長野県において、第一観光バス㈱ほか3社が貸切バスの営業を行っております。
(3)不動産分譲事業
当社は福岡県、沖縄県、鹿児島県、宮崎県、大分県、大阪府及び東京都等において、パレスマンションシリーズ(都市型ファミリーマンション)を中心とした企画、販売を行っております。また、第一ホーム㈱において戸建住宅の販売を行っております。
当社の属する不動産販売業界は、国土利用計画法、宅地建物取引業法、建築基準法等により規制を受けており、用地取得から、発売、契約、引渡に至るまでの概要を図示すると、次のとおりであります。

(4)不動産賃貸事業
当社は福岡県、沖縄県、鹿児島県、宮崎県、大分県、山口県、広島県、兵庫県、大阪府、三重県、神奈川県、新潟県、宮城県及び北海道等において、飲食ビルを中心とした賃貸ビル95棟その他住宅物件等を保有し、賃貸及びその管理業務を行っております。
(5)不動産再生事業
福岡県、熊本県及び東京都を拠点に、当社及び㈱エフ・アール・イーほか1社の子会社が、不動産再生事業を営んでおります。
(6)金融事業
福岡県、熊本県、鹿児島県及び東京都を拠点に、㈱第一ゼネラルサービスが、主として不動産担保ローン等の貸金業を営んでおります。
(7)その他事業
自動車の点検・整備、LPGの販売、パーキング事業及びマンション管理等を行っております。
|
名 称 |
本店所在地 |
資本金 (百万円) |
事業内容 |
議決権の所有又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|||||
|
役員の兼任等(人) |
融資 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借等 |
|||||||
|
当社役員 |
当社職員 |
転籍 |
||||||||
|
(その他の関係会社) |
|
|
|
(被所有) |
|
|
|
|
|
|
|
㈱第一マネージメント |
北九州市小倉北区 |
100 |
その他事業 |
36.2 |
2 |
- |
- |
無 |
- |
賃貸(事務所) |
|
(連結子会社) |
|
|
|
(所有) |
|
|
|
|
|
|
|
第一交通サービス㈱ |
北九州市小倉北区 |
30 |
タクシー事業 |
100.0 |
4 |
- |
- |
有 |
業務管理 |
- |
|
北九州第一交通㈱ |
北九州市小倉北区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(小倉) |
北九州市小倉南区 |
14 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(徳力) |
北九州市小倉南区 |
4 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
戸畑第一交通㈱ |
北九州市戸畑区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
㈱第一交通(八幡) |
北九州市八幡東区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
八幡第一交通㈱ |
北九州市八幡西区 |
15 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
4 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
若松第一交通㈱ |
北九州市若松区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
ひかり第一交通㈱ |
福岡県中間市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
福岡第一交通㈱ |
福岡市城南区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
新協第一交通㈱ |
福岡市東区 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
㈱第一交通 (アイランドシティ) |
福岡市東区 |
8 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
福岡東第一交通㈱ |
福岡市東区 |
1 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
早良第一交通㈱ |
福岡市早良区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(大野城) |
福岡県大野城市 |
22 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
久留米第一交通㈱ |
福岡県久留米市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
那覇第一交通㈱ |
沖縄県那覇市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
沖縄第一交通㈱ |
沖縄県那覇市 |
10 |
タクシー事業 |
95.8 |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
㈱鏡原第一交通 |
沖縄県那覇市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
オリオン第一交通㈱ |
沖縄県沖縄市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
㈱美栄第一交通 |
沖縄県浦添市 |
5 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
㈱てだこ第一交通 |
沖縄県浦添市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
㈱琉球バス交通 |
沖縄県豊見城市 |
10 |
タクシー事業・ バス事業 |
100.0 |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
鹿児島第一交通㈱ |
鹿児島県鹿児島市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(川内) |
鹿児島県薩摩川内市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(阿久根) |
鹿児島県阿久根市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所用地) |
|
宮崎第一交通㈱ |
宮崎県宮崎市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
大分第一交通㈱ |
大分県大分市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
名 称 |
本店所在地 |
資本金 (百万円) |
事業内容 |
議決権の所有又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|||||
|
役員の兼任等(人) |
融資 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借等 |
|||||||
|
当社役員 |
当社職員 |
転籍 |
||||||||
|
王子第一交通㈱ |
大分県大分市 |
5 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(豊南) |
大分県別府市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫)、賃借(倉庫) |
|
肥後第一交通㈱ |
熊本市西区 |
16 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
熊本第一交通㈱ |
熊本市東区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
長崎第一交通㈱ |
長崎県佐世保市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫・車庫用地) |
|
松山第一交通㈱ |
愛媛県松山市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
富士第一交通㈲ (松山) |
愛媛県松山市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
すみれ第一交通㈱ |
愛媛県松山市 |
18 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
松山西第一交通㈱ |
愛媛県松山市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
徳島第一交通㈱ |
徳島県徳島市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(岩国) |
山口県岩国市 |
35 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(周南) |
山口県周南市 |
40 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
福川第一交通㈱ |
山口県周南市 |
5 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
下関第一交通㈱ |
山口県下関市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
柳井第一交通㈱ |
山口県柳井市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
玖珂第一交通㈱ |
山口県岩国市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
- |
- |
|
広島第一交通㈱ |
広島市西区 |
20 |
タクシー事業・ バス事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
平和第一交通㈱ |
広島市佐伯区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
つるみ第一交通㈲ |
広島市南区 |
30 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
はと第一交通㈱ |
広島市東区 |
9 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(益田) |
島根県益田市 |
16 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所用地・車庫用地) |
|
富士第一交通㈱ (大田) |
島根県大田市 |
15 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
みなと第一交通㈱ |
島根県浜田市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
出雲第一交通㈱ |
島根県出雲市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫 ・住居用地) |
|
第一交通㈱(松江) |
島根県松江市 |
5 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫 ・住居用地) |
|
米子第一交通㈱ |
鳥取県米子市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
和歌山第一交通㈱ |
和歌山県和歌山市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
1 |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
御坊第一交通㈱ |
和歌山県御坊市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
白浜第一交通㈱ |
和歌山県田辺市 |
14 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
熊野第一交通㈱ |
和歌山県新宮市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
橋本第一交通㈱ |
和歌山県橋本市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
名 称 |
本店所在地 |
資本金 (百万円) |
事業内容 |
議決権の所有又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|||||
|
役員の兼任等(人) |
融資 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借等 |
|||||||
|
当社役員 |
当社職員 |
転籍 |
||||||||
|
第一交通㈱(神戸) |
神戸市東灘区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(姫路) |
兵庫県姫路市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
相生神姫第一交通㈱ |
兵庫県相生市 |
16 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
名神第一交通㈱ |
兵庫県尼崎市 |
17 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
大阪第一交通㈱ (堺) |
堺市堺区 |
10 |
タクシー事業・ バス事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
堺第一交通㈱ |
堺市堺区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
ロイヤル第一交通㈱ |
堺市堺区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
南大阪第一交通㈱ |
大阪市西成区 |
49 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所用地) |
|
第一交通㈱(枚方) |
大阪府枚方市 |
24 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
大阪第一交通㈱ (泉州) |
大阪府泉北郡忠岡町 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
大阪第一交通㈱ (河南) |
大阪府河内長野市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
京都第一交通㈱ |
京都市伏見区 |
43 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
八光第一交通㈱ |
京都市西京区 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
宇治第一交通㈱ |
京都府宇治市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
大津第一交通㈱ |
滋賀県大津市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
滋賀第一交通㈱ |
滋賀県栗東市 |
19 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
三重第一交通㈱ |
三重県津市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
- |
- |
|
鯱第一交通㈱ |
名古屋市北区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
大宝第一交通㈱ |
名古屋市熱田区 |
11 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
熱海第一交通㈱ |
静岡県熱海市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
伊豆第一交通㈱ |
静岡県熱海市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
沼津第一交通㈱ |
静岡県沼津市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈲(富士宮) |
静岡県富士宮市 |
45 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(松本) |
長野県松本市 |
15 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
相互第一交通㈱ |
長野県松本市 |
50 |
タクシー事業・ バス事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一観光タクシー㈱ |
長野県飯田市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
あづみの第一交通㈱ |
長野県安曇野市 |
6 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(高島) |
長野県諏訪市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(佐久) |
長野県北佐久郡軽井沢町 |
46 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
名 称 |
本店所在地 |
資本金 (百万円) |
事業内容 |
議決権の所有又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|||||
|
役員の兼任等(人) |
融資 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借等 |
|||||||
|
当社役員 |
当社職員 |
転籍 |
||||||||
|
アルプス第一交通㈱ |
長野県大町市 |
12 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
山梨第一交通㈱ |
山梨県甲府市 |
22 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
甲州第一交通㈱ |
山梨県甲府市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(待機場) |
|
武田第一交通㈱ |
山梨県甲府市 |
48 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
玉幡第一交通㈱ |
山梨県甲斐市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
敦賀第一交通㈱ |
福井県敦賀市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
加賀第一交通㈱ |
石川県加賀市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
金沢第一交通㈱ |
石川県金沢市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
新潟第一交通㈱ |
新潟県新潟市 |
25 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
ヒノデ第一交通㈱ (神奈川) |
横浜市保土ヶ谷区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通㈱(足立) |
東京都足立区 |
18 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
2 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
芙蓉第一交通㈱ |
東京都大田区 |
30 |
タクシー事業・ その他事業 |
100.0 (100.0) |
2 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(東京) |
東京都千代田区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
ヒノデ第一交通㈱ (東京) |
東京都江戸川区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
2 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
江戸川第一交通㈱ |
東京都江戸川区 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通台東㈱ |
東京都台東区 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一交通武蔵野㈱ |
東京都武蔵野市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
ヒノデ第一交通㈱ (千葉) |
千葉県市川市 |
10 |
タクシー事業・ その他事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
埼玉第一交通㈱ |
埼玉県狭山市 |
16 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
大久保第一交通㈱ |
埼玉県狭山市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
サン第一交通㈱ |
埼玉県狭山市 |
23 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
2 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
県都第一交通㈱ |
群馬県前橋市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
高崎第一交通㈱ |
群馬県高崎市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
群北第一交通㈱ |
群馬県渋川市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
茨城第一交通㈱ |
茨城県水戸市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
観光第一交通㈱ (水戸) |
茨城県水戸市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
湊第一交通㈱ (ひたちなか) |
茨城県ひたちなか市 |
3 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
土浦第一交通㈱ |
茨城県土浦市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
仙台第一交通㈱ |
仙台市宮城野区 |
31 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
観光第一交通㈱ (仙台) |
仙台市若林区 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一交通㈱(松島) |
宮城県宮城郡松島町 |
11 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
名 称 |
本店所在地 |
資本金 (百万円) |
事業内容 |
議決権の所有又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|||||
|
役員の兼任等(人) |
融資 |
営業上の取引 |
設備の賃貸借等 |
|||||||
|
当社役員 |
当社職員 |
転籍 |
||||||||
|
南仙台第一交通㈱ |
仙台市太白区 |
13 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
札幌第一交通㈱ |
札幌市白石区 |
25 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
興亜第一交通㈱ |
札幌市東区 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
北広島第一交通㈱ |
北海道北広島市 |
10 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
㈱ことぶき第一交通 |
北海道函館市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
美咲第一交通㈱ |
北海道函館市 |
18 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
- |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
苫小牧第一観光ハイヤー㈱ |
北海道苫小牧市 |
20 |
タクシー事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
1 |
- |
無 |
- |
- |
|
第一観光バス㈱ |
福岡県筑紫郡那珂川町 |
20 |
バス事業 |
100.0 |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
那覇バス㈱ |
沖縄県那覇市 |
10 |
バス事業 |
100.0 |
- |
3 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所・車庫) |
|
第一ホーム㈱ |
北九州市小倉北区 |
50 |
不動産分譲事業 |
100.0 |
3 |
1 |
- |
有 |
業務管理 |
賃貸(事務所) |
|
第一小倉商工会館㈱ |
北九州市小倉北区 |
181 |
不動産賃貸事業 |
100.0 |
2 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
第一東暲興業㈱ |
北九州市小倉北区 |
15 |
不動産賃貸事業 |
100.0 (100.0) |
1 |
- |
- |
無 |
業務管理 |
- |
|
㈱エフ・アール・イー |
福岡市博多区 |
50 |
不動産再生事業 |
100.0 (90.0) |
1 |
- |
- |
無 |
- |
- |
|
㈱第一ゼネラルサービス (注)3 |
福岡市博多区 |
585 |
不動産再生事業 ・金融事業 |
100.0 |
4 |
1 |
- |
無 |
業務管理 |
賃貸(事務所) |
|
その他 25社 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(持分法適用子会社) |
|
|
|
(所有) |
|
|
|
|
|
|
|
ANAWA DEVI DAIICHI JOINT VENTURE CO., LTD. 他1社 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(注)1.事業内容欄にはセグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合の( )書きは内書きで、間接所有割合を記載しております。
3.㈱第一ゼネラルサービスは特定子会社であります。
4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5.重要性の乏しい連結子会社及び持分法適用子会社については、記載を省略しております。
(1)連結会社の状況
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
タクシー事業 |
|
( |
|
バス事業 |
|
( |
|
不動産分譲事業 |
|
( |
|
不動産賃貸事業 |
|
( |
|
不動産再生事業 |
|
( |
|
金融事業 |
|
( |
|
報告セグメント計 |
|
( |
|
その他事業 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員(グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
( |
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
タクシー事業 |
|
( |
|
不動産分譲事業 |
|
( |
|
不動産賃貸事業 |
|
( |
|
報告セグメント計 |
|
( |
|
その他事業 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を
( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
連結子会社においては、一部の事業所に労働組合が組織されておりますが、当該労働組合との間に特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
|
当事業年度(期間:2022年4月から2023年3月) |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
|
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うちパート・有期労働者 |
||
|
5.0 |
33.3 |
53.7 |
59.4 |
84.6 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社(従業員数301人以上)
|
当事業年度(期間:2022年4月から2023年3月) |
|||||||
|
名 称 |
男女の平均継続勤続年数の差異(%)(注)1. |
労働者の男女の賃金の 差異(%)(注)1. |
採用した労働者に占める女性 労働者の割合(%)(注)1. |
||||
|
全労働者 |
うち 正規雇用 労働者 |
うち パート・有期 労働者 |
全労働者 |
うち 正規雇用 労働者 |
うち パート・有期 労働者 |
||
|
北九州第一交通㈱ |
60.2 |
73.9 |
69.9 |
48.9 |
27.3 |
27.6 |
25.0 |
|
福岡第一交通㈱ |
74.7 |
68.4 |
77.2 |
68.9 |
12.9 |
7.7 |
40.0 |
|
㈱琉球バス交通 |
58.6 |
87.2 |
88.7 |
76.1 |
68.9 |
67.2 |
100.0 |
|
大阪第一交通㈱ (泉州) |
70.3 |
84.0 |
90.7 |
88.2 |
8.8 |
3.1 |
100.0 |
|
興亜第一交通㈱ |
93.7 |
88.3 |
100.8 |
71.2 |
4.5 |
6.3 |
0.0 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、連結子会社(従業員数301人以上)では「男女の平均継続勤続年数の差異(%)」及び「採用した労働者に占める女性労働者の割合(%)」を選択し、任意で記載しております。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
1960年の創業以来「人の生活を大切にする」という基本理念を念頭におき、常に「顧客第一主義」、「現場第一主義」に基づく経営を行っています。
① お客様の立場に立って、真心を持ってお客様に接しご満足を頂くことを第一とします。
② 「現場第一主義」の考え方を徹底し、労使相互間の信頼関係と協力関係を重視します。
③ 社会性を重視し、社会のお役に立つ事業を行います。
以上の基本理念を着実に実行して、更なる生産性の向上を図り、地域No.1になることを目指しております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、高収益体質の実現、自己資本の効率化を追求した経営を重視しており、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上の安定的な確保を目標としております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、連結収益及び連結利益の増大を図り、更なる競争力・企業体質を強化するため以下の項目を重点的に推進してまいります。
① 地域密着のタクシー事業、バス事業並びに不動産事業をベースにして、他業種との業務提携等を進め、快適な生活環境を創造するLANS(ローカル・エリア・ネット・サービス)カンパニーの確立を目指してまいります。
② 今後のタクシー事業における事業拡大・エリア拡大については、必要に応じては需要の多い大都市圏・地方主要都市圏を中心にM&Aを実施するとともに、投資効率の向上を図るための事業所の統廃合や車両移動、既存事業所のスクラップアンドビルドにも取組んでまいります。
また、タクシー事業における再規制の環境下では、より地域に密着した営業戦略、小回りの利いたサービスの実施等、意思決定の迅速化と経営責任を明確にすることで、より強固な企業集団の構築を推進してまいります。
③ 不動産分譲事業においては、顧客ニーズに対応した好立地で快適な住環境を提供することに努めるとともに、安価で低所得者層にも手が届く戸建住宅の供給を推進してまいります。
④ 不動産再生事業においては、不動産担保融資に特化した金融事業との情報共有により、高収益物件の入手を行ってまいります。
⑤ 不動産に特化した金融事業においては、不動産担保ローン等の担保付融資を中心に、与信基準の厳格運用により比較的低リスクな債権の比率を高め、収益力の向上を図ってまいります。
⑥ 国際事業部門では、以下の取組みを強化してまいります。
・ミャンマーにおいて、日系企業向けハイヤー業務、日本語学校の運営による日系企業向け人材の育成。
・インドにおいて、日系企業向けハイヤー業務、自動車整備事業、中古車販売。
⑦ IT技術を活用することにより、顧客情報管理システムの充実と経費削減を推進してまいります。
⑧ 当社は、当社グループ会社の資金を一元管理するCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しており、「企業内銀行」として余剰資金の把握とグループ会社間の資金貸借による資金効率の向上を図り、有利子負債の圧縮に努めてまいります。
⑨ 当社と国内に所在する当社の100%子会社は、グループ通算制度を適用しております。
⑩ 環境問題を経営課題の一つとして捉え、事業活動において積極的に環境保全の施策及び活動を推進してまいります。
(4)経営環境及び対処すべき課題
新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」という。)の5類移行に伴い、コロナ禍での感染予防中心の生活様式が大きく転換し、個人や企業の活動が活発化、各種イベントの再開、インバウンドを含めた移動需要の本格回復が見込まれております。当社グループでは、各事業セグメントにおいて、官民を挙げた反転攻勢に対応してまいります。
タクシー事業においては、感染症のまん延期に乗務員への休業手当の支給で雇用維持を図り、一定の稼働を確保しているものの、イベントの再開、出勤率上昇などで移動需要が大幅に上昇しているため、全事業所で取得した「働きやすい職場認証制度」を積極的にPRし、各就労支援施設や求人媒体への発信の強化を図り、若年層や女性乗務員の採用強化も含め、需要に対応してまいります。子育て支援サービスのエリア拡大、おでかけ乗合タクシー、各種便利屋タクシー等の拡充に加え、新しい運賃制度等へも速やかに対応してまいります。迅速な配車対策として当社専用配車アプリ「モタク」やインバウンド対策として提携した海外配車アプリの活用、QRコード決済・電子マネー対応、多言語通訳サービスの活用、No.1タクシーネットワーク提携会社の拡大と全国予約センターのPR等により固定顧客の確保に努めてまいります。沖縄でのMaaS事業へも参画を行い、地域の交通課題の解決と地域経済の活性化に寄与することを目指します。一方で、運行管理者等の若手管理職の育成、乗務員への事故防止教育と併せ、マナーアップ等の指導を推進してまいります。なお、脱炭素社会への取組として、「全国タクシーEV化プロジェクト」によるEVタクシー101台を導入、実証運行を開始しております。
バス事業においては、引続き乗客の利便性の向上を図るとともに、定期観光コースの見直し、バスガイドの情報発信による営業推進、重複路線の統廃合による効率化、省燃費運転の徹底による燃料費の削減、安全運転指導強化による事故件数の抑制、乗務員の確保に対応するため、養成乗務員の採用等を推進してまいります。なお、脱炭素社会への取組として、沖縄県内初となるEV路線バス3台を導入し、運行を開始しております。
不動産分譲事業においては、資材及び働き方改革に伴う労務費の高騰などにより建築費が上昇し、不安定な事業環境となっております。これらの状況を踏まえ、プロジェクト用地の仕入れについては、従来以上に厳格に行ってまいります。
不動産賃貸事業においては、引き続き主要都市での高収益物件・中古物件の獲得、商業施設の開発、賃貸アパート・マンションの新築計画の推進、既存ビルの入居率向上、家賃滞納者への早期対応、既存ビルの老朽化に伴う中期大規模修繕の計画立案・実施、住宅物件のリノベーションの実施並びに分譲事業部門、タクシー・バス事業部門やパーキング部門等と連携強化に努め、空き土地・空き家等の多岐にわたる情報を収集し活用してまいります。
不動産再生事業においては、不動産市場における流動性の変化に対応するため、中長期にわたり安定した情報収集を図るため、情報先とのリレーション強化及び裾野の拡大に努めております。また、安定した収入のため高収益物件の入手を図っておりますが、賃収による利回りのみならず資産価値等も検討の上、購入・売却による資産の入替も適時適切に対応してまいります。
金融事業においては、不動産担保融資に特化しており、金融緩和政策により金融市場も堅調に推移するものと思われますが、世界経済や金融情勢の影響も受けやすく、一部で金利の上昇も見られるほか、不動産市場において地価や賃収物件の価格下落懸念等、今後の動向に注意する必要があります。このような環境の下、今後不動産市況の悪化により担保価値下落による貸倒リスクの抑制を重視し、与信基準の厳格運用を継続するとともに、良質な資産の積み上げを図ってまいります。また、金利上昇に関しては、資金管理を徹底し効率的な運用を図ってまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、すべてを網羅するものではありません。
1.売上高及び売上総利益の変動について
(1)タクシー事業
タクシー業界においては、2009年10月1日付で施行された「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法」による各地域の協議会において、適正台数に向けた需給調整のための減車・休車数の自主目標等が諮られており、当社グループの特定地域では、2011年4月から2013年3月末までに10%~20%程度の自主減車・休車を実施し、更に2017年8月から、特別措置法改正後指定された特定地域において、一部車両を減車しております(ナンバープレート返納による営業方法制限による車両を含む)。新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」という。)のまん延以降は、感染予防による外出自粛、テレワークの浸透、夜間の会食の減少などにより、法人顧客・個人顧客共に乗り控えにより売上高の減少傾向が続いていることに加え、タクシー事業売上原価のうち燃料のLPG等の石油関連商品の価格は、投機マネーの動向や為替動向、ウクライナ情勢にも大きく左右され収益を大きく圧迫する要因であり、注視していく必要があります。
当社グループといたしましては、お客様に満足頂くサービスの向上に努め増収を図るとともに、スケールメリットを生かして原材料等の調達費抑制等の経費削減により利益の確保に努めてまいりますが、上記の要因及び感染症の再拡大及び感染予防による外出自粛などにより、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(2)バス事業
貸切バス部門は、2016年1月15日に発生した軽井沢スキーバス事故(乗客13人、乗員2名死亡)を踏まえ、再発防止に向けた法令改正などにより道路交通法が厳格化されております。当社グループでは、改正内容に対し的確に対応できるよう、機動的な人員配置と設備投資を行ってまいります。また、(公社)日本バス協会が行っている「貸切バス安全評価認定制度」について、既に三ツ星認定を受けている那覇バス㈱及び㈱琉球バス交通以外の他の事業所でも取得に向けた取り組みを行い、その活動を通じて更なる「安全・安心なバスの見える化」に取り組み、お客様に提供してまいります。当社グループでは、お客様の利便性やニーズにお応えするため、今後も路線バスを中心に車両代替を行うことにしており、乗務員教育による接客・サービスの向上、IC乗車券の活用、効率的なバス路線の見直し、省燃費運転の徹底及び観光バス顧客の獲得に積極的な営業活動を推進してまいりますが、感染症再拡大及び感染予防による外出自粛、景気の低迷、当該バス車両の代替に伴う減価償却費及びリース料の増加並びにウクライナ情勢による軽油等石油関連商品の価格変動によっては、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(3)不動産分譲事業
当社グループの不動産分譲事業につきましては、分譲物件の選別、差別化により顧客志向の商品供給を行っておりますが、以下のような業績変動要因があります。
①経済情勢
不動産分譲事業は数年にわたる事業であり、景気や経済情勢に大きく左右されるため、マンション市況の変動により、販売価格の改定を実施した場合や「棚卸資産の評価に関する会計基準」を適用した場合、販売用不動産において評価損を計上する場合があります。当社グループとしては、常に景気、金利、需要動向に目を配り、各プロジェクトの企画・工事費管理・販売計画を行うことに努めておりますが、資材及び働き方改革に伴う労務費の高騰などによる建築費の上昇や、上記の要因等により売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
②分譲マンションの引渡しの時期
不動産分譲事業においては、売上は売買契約成立時ではなく、物件の顧客への引渡しをもって計上され、かつ利益率は、個別プロジェクト毎、立地、地域等により乖離があります。このため、当社グループとしては、プロジェクトの利益率については社内規程を設け、立案時に個別に判断することにしております。また引渡し時期については、年間を通じ竣工時期を平準化することに努めておりますが、お客様のニーズに合わせた竣工時期を選定するなかで、各プロジェクトの完成・引渡しは下半期に偏って行われていることから、各連結会計年度及び上半期の売上高・売上総利益において不動産分譲事業の業績判断の際には留意する必要があります。
なお、住宅設備等の製造、納期遅延、その他天災等により建設工事の中断、予想し得ない事態による工事期間の遅延といった不測の事態により、引渡し時期が遅延する場合、売上高及び売上総利益は著しく変動する可能性があります。
(参考)不動産分譲事業(マンション)の上半期・下半期別売上高 (単位:百万円)
|
|
上 半 期 |
下 半 期 |
通 期 |
|
前連結会計年度 |
9,920 |
15,499 |
25,420 |
|
当連結会計年度 |
8,421 |
17,421 |
25,842 |
(注) 不動産分譲事業(マンション)の契約及び販売実績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照下さい。
(4)不動産賃貸事業
不動産賃貸事業においては、主として都市部における飲食ビルを所有し賃貸業務を行っておりますが、原材料価格・人件費の高騰、人手不足の影響など、賃料の支払いが困難なテナントの増加や退店の増加が予想され、不動産賃貸事業の売上高及び売上総利益に少なからず影響を及ぼす可能性があります。また、「固定資産の減損に係る会計基準」等を適用した場合、固定資産において減損損失を計上する場合があります。
(5)不動産再生事業
不動産再生事業においては、不動産の付加価値を高め再生して販売しておりますが、不動産市場における流動性が著しく低下した場合、保有する不動産の売却が長期化したり、計画していた価格で売却できなくなる可能性があります。また、感染症対策に伴う勤務形態の変化からテナントの退去等、家賃収入の減少や不動産価格の下落により、不動産再生事業の売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。なお、「棚卸資産の評価に関する会計基準」を適用した場合、販売用不動産において評価損を計上する場合があります。
(6)金融事業
金融事業においては、不動産担保融資に特化しており不動産金融市場や不動産市場の影響を受けやすい状況にあります。不動産市場において環境が悪化した場合、担保不動産の価格下落による貸倒リスクの高まりや、資金需要の低迷、コロナ禍における金利減免要請や貸出先の破綻により、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
また、営業貸付金等の必要資金は主に金融機関からの借入金で賄っており、今後金融環境に大幅な変化が生じた場合に、急激な金利上昇による調達コストの増加や、資金調達が困難になる恐れがあり、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
2.法的規制について
(1)タクシー事業
①規制緩和から再規制へ
タクシー事業は、「道路運送法」による一般乗用旅客自動車運送事業の免許を得て、その業務を行うためには国土交通大臣の許可が必要であり、「道路運送法」のほか「道路運送法施行規則」、「旅客自動車運送事業等運輸規則」の規制を受けております。
2002年2月の道路運送法の改正及びその後の一部改正により、タクシー事業への新規参入及び車両の増減車の簡易化及び運賃料金の設定緩和といった規制緩和がなされ、タクシー業界においては増車及び運賃の割引による過当競争により、違法駐車の増加、事故率の上昇、マナーの低下、乗務員の賃金の低下等を招くことになりました。以上により、2009年10月から3年間の時限立法として「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法」が施行(2012年10月に更に3年間延長)され、供給過剰として特定地域に指定された地域では、新規参入や増車などが抑制されると同時に、運賃の多様化が是正されることとなり、業界では自主減車を行いました。2014年1月27日から「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律」が施行され、新規参入や増車の抑制及び運賃の多様化の是正が継続されております。当社グループにおいては、安全な輸送と快適なサービスにより、お客様に選ばれるタクシー会社としてあり続けることを基本として、顧客ニーズの喚起により増収を図ってまいります。しかし、業界自体の更なる過当競争により売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
②運輸局による指導・行政処分について
タクシー事業の所轄官庁は国土交通省・運輸局ですが、同局ではタクシー事業者が公共輸送機関として適正に運営を行うよう、同局の監査を通じてタクシー事業者全てに対して指導が行われております。2002年の規制緩和策と連動して、同局の監査によって指摘された不備事項については、その程度に応じて行政処分の対象となり、新規事業展開の禁止・営業停止等厳格化の傾向にあり、処分基準が見直し実施されております。道路交通法、国土交通省令等で、駐停車違反に伴う運転者の反則金の未払いは車両の使用者(会社)へも処分が及び、事業経営者に対する輸送の安全確保義務の明確化に運輸安全マネジメントが導入され、安全情報の公表、指導監督及び300両以上のタクシー事業者にあっては安全管理規程の作成届出・安全統括管理者の選任届出が義務付けられております。
飲酒運転や交通事故を撲滅する目的で、運行管理者による乗務員の管理状況(点呼の実施)、整備管理者による車両管理の徹底(日常、定期点検)、後部座席シートベルトの着用義務化、点呼時の運転者の酒気帯び確認にアルコール検知器使用、さらに2018年6月から点呼時に睡眠不足の有無の確認を義務付けられております。
また、2013年9月17日付「一般乗用旅客自動車運送事業者に対する行政処分等の基準について」の改正により、運行管理者が全く不在の場合、勤務時間及び乗務時間に係る基準が著しく遵守されていない場合、全運転者に対して全く点呼を行っていない場合などには、即時事業停止になるという厳しい内容になっております。
当社グループにおきましては、引続き管理体制の強化により、運輸局等の指導・是正措置に迅速に対応し、円滑に事業を運営することに努めてまいりますが、今後不測の事態等による行政処分により売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(2)バス事業
バス事業は、「道路運送法」による一般貸切旅客自動車運送事業、一般乗合旅客自動車運送事業の免許を得てバス事業の営業を行っており、その業務を行うためには国土交通大臣の許可が必要であり、「道路運送法」のほか「道路運送法施行規則」、「旅客自動車運送事業等運輸規則」の規制を受けております。
タクシー事業と同様に運輸局等の監査によって指摘された不備事項については、その程度に応じて行政処分の対象となり、新規事業展開の禁止・営業停止等厳格化の傾向にあります。事業経営者に対する輸送の安全確保義務の明確化に伴う運輸安全マネジメント制度では、安全情報の公表、指導監督及び全ての貸切バス事業者、貸切委託運行の許可を得ている全ての乗合バス事業者並びに200両以上所有している乗合バス事業者にあっては安全管理規程の作成届出・安全統括管理者の選任届出が義務付けられております。
また、国土交通省は、貸切バスの安全性向上を図る取り組みの一環として、安全と労働環境改善コストを反映した合理的な運賃制度を2014年4月より実施し、下限額以下の運賃での運行は、運行違反として行政処分の対象となります。
当社グループにおきましては、当連結会計年度末までにおいて業績に重要な影響を及ぼす行政処分はなく、引続き管理体制の強化により、運輸局等の指導・是正措置に迅速に対応し、円滑に事業を運営することに努めてまいりますが、今後不測の事態等による行政処分により、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(3)不動産分譲事業
不動産分譲事業は、「国土利用計画法」、「宅地建物取引業法」、「建築基準法」、「改正省エネ法」、「改正建築士法」及び「住宅品質確保促進法」等により規制を受けております。また、「住宅瑕疵担保履行法」に対応して、当社グループは住宅保証機構株式会社を窓口として保険加入しております。当社グループにおきましては、当連結会計年度末までにおいて業績に重要な影響を受けた行政処分はなく、引続き管理体制の強化並びに新たな法的規制の動向に注力し、迅速な対応に努めてまいりますが、今後これらの規制の強化又は新たな法的規制に伴い、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(4)不動産再生事業
不動産再生事業は、「宅地建物取引業法」等により規制を受けております。当社グループにおきましては、当連結会計年度末までにおいて業績に重要な影響を受けた行政処分はなく、引続き管理体制の強化並びに新たな法的規制の動向に注力し、迅速な対応に努めてまいりますが、今後これらの規制の強化又は新たな法的規制に伴い、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(5)金融事業
①貸金業登録について
金融事業においては「貸金業法」第3条に基づき、福岡財務支局の貸金業登録を受け、3年ごとに更新登録を行っております(登録番号 福岡財務支局長 [9]第00128号)。この貸金業者登録により各種の業務規制と、規制に違反した場合の行政処分(業務停止、貸金業登録の取り消し等)並びに罰則等の措置が設けられております。また、監督官庁である金融庁が定める「貸金業者向けの総合的な監督指針」の適用も受けており、貸金業法による行動指針が定められております。
当社グループにおいては、「貸金業法」及び「貸金業者向けの総合的な監督指針」の遵守を徹底しており、当連結会計年度末までにおいて、法令に抵触する事実はなく、引続き管理体制の強化に努めてまいりますが、今後何らかの要因により法令に抵触した場合、業務の全部又は一部の停止が命ぜられ、又は登録が取消され、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
②貸出金利について
貸付上限金利は2010年6月18日より改正「貸金業法」が完全施行となり、「利息制限法」に規定する金利(貸付元本により年20%~15%)を上限とすることとなりました。当社グループの場合、貸出元本が1百万円を超えるため年15%の金利が上限となります。当社グループでは15%以下での貸付を行っておりますが、今後更なる上限金利の引き下げが行われた場合、売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(6)情報管理について
当社グループでは、タクシーチケットやポイントカード等の発行を中心として、各事業部門において大量の顧客情報を取り扱っております。
「個人情報の保護に関する法律」の施行に伴い、個人情報保護方針及び個人情報保護規程を制定し、顧客情報の保護に努めております。当連結会計年度末までにおいて情報流出問題は発生しておりませんが、予期せぬ事態により情報が流出する可能性は皆無ではなく、顧客情報の流出等の事故発生が、法的責任及び社会的責任を課せられ、信用力の低下により売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
3.有利子負債への依存について
当社グループは、主に不動産事業における分譲用地や賃貸物件の取得等、金融事業における営業貸付金等、タクシー事業におけるM&Aや営業所用地の取得等の資金調達において、主として金融機関からの借入金で賄っているため、有利子負債への依存が高い傾向にあります。
従って、販売用不動産の回転期間の短縮化、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)による資金効率の向上等により有利子負債の縮減に努めておりますが、業容の拡大や経済市況の変化によって分譲用地・賃貸物件の取得が重なり、有利子負債が増加する可能性があります。
なお、その調達形態につきましては、個別事業採算や金融情勢及び金利動向を考慮しながら資金調達を図っており、特に短期借入金の機動的活用や、金利上昇リスクを想定して長期固定金利による調達に傾注しております。その結果、金融事業を除く当社グループにおいては、借入金に占める短期借入金の比率が2023年3月期は7.7%と低シェアに留まるとともに、長期借入金に占める固定金利の比率が2023年3月期は32.3%となっております。調達コスト面において金融費用の縮減に努めるとともに、金利上昇局面での費用抑制に備えておりますが、有利子負債の増加や急激な金利上昇によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
4.タクシー事業の人材確保と稼働率について
タクシー業界においては、乗務員の平均勤続年数は短く、退職率も高い傾向にありますが、これは主として、業界内の慢性的な2種免許保有者の不足に伴う転職しやすさ等に起因しており、乗務員の確保状況が稼働率に多大な影響を及ぼしております。
当社グループにおきましても、従来からの乗務員不足の解消と稼働率を維持するための募集活動、養成費、寮・託児所の確保といった経費の増加が予想されます。また、乗務員紹介サポーター制度を設け、若い人材の獲得やイメージアップCMの放映、「働きやすい職場認証制度」の認証取得、「女性ドライバー応援企業」の認定、女性会議(女子会)の開催による女性乗務員の採用に注力するとともに、各種キャンペーンや法人営業等により需要の喚起に努めてまいりますが、若年層の乗務員を安定的に確保できない状態が継続した場合、稼働率の低下によって売上高及び売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社並びに持分法適用子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という。)の行動制限解除の下、経済活動の持ち直しの動きがみられたものの、世界的な情勢不安、円安の進行等に伴う原材料価格上昇、物価高騰の影響など、依然として景気の先行き不透明な状態が続いております。
当連結会計年度の経営成績は、売上高は前連結会計年度に大型物件売却のあった不動産再生事業の減収があったものの、タクシー事業及びバス事業で行動制限解除による緩やかな回復及び竣工物件の順調な引渡しがあった不動産分譲事業の増収等により98,972百万円(前連結会計年度比6.6%増)となり、営業利益はタクシー事業で燃料費が前連結会計年度比19.9%(617百万円)増加等によりセグメント損失933百万円となったものの、不動産賃貸事業及び不動産分譲事業等のセグメント利益が貢献したことで2,650百万円(同677.3%増)、経常利益は感染症に伴う補助金及び燃料費補助金等を営業外収益に計上したことにより4,212百万円(同157.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,150百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失842百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(タクシー事業)
タクシー業界においては、感染症拡大抑止に伴う外出自粛や訪日外国人等の利用減少が、全国的に乗務員の離職を招いたことにより、急回復したタクシー需要への供給量不足が継続しております。
当社グループにおいては、引き続き「ママサポートタクシー」(78地域、累計登録者数457千人、利用回数はのべ1,109千回、うち陣痛時利用37千回)、「子どもサポートタクシー」、「No.1タクシーネットワーク」(提携及び商流サービス利用を含め690社)など、サービス展開を全国の営業所にて推進しております。路線バス廃止や交通不便地区での移動困難者の外出を支援する「おでかけ乗合タクシー」(71市町村294路線)、「救援事業・便利屋タクシー」、「お墓参りサポートタクシー」、低濃度オゾン発生装置の全車搭載など、他社との差別化を図っております。また、脱炭素社会への取り組みとして、住友商事グループ等とタクシー電動化プロジェクトを福岡市内で実施、電脳交通社との共同提案で採択されたNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業」も活用し、第一弾としてEVタクシー101台を導入、今後は「全国タクシーEV化プロジェクト」として、タクシー車両のEV化及び配車システムでの運用効率化に係る開発・実証により、全国で持続可能な環境配慮型タクシー事業の実現を図ります。
コロナ禍での営業車両の稼働制限と乗務員への休業手当の支給、乗務員募集・採用では国土交通省「働きやすい職場認証制度」のPR、事業所内保育所や近隣保育施設との業務提携、若年者の採用優遇制度「夢チャレ」、事業所見学会の実施、インターネット、ホームページ、テレビCM等の活用により女性乗務員や若年層の採用を進めることで、若返り及び定着を図っております。(括弧内の数値はいずれも2023年3月31日現在)
まん延防止等重点措置解除による利用者の穏やかな回復により、売上高は46,807百万円(前連結会計年度比21.1%増)となり、国土交通省のコロナ対策の特例休車による経費節減のほか、広範囲にわたる経費削減に取り組んだものの、稼働の増加と燃料単価の上昇により燃料費が前連結会計年度比19.9%(617百万円)増加した結果、セグメント損失は933百万円(前連結会計年度はセグメント損失2,668百万円)となりました。
タクシー認可台数は前連結会計年度末比81台増の8,155台ですが、このうちタクシー特措法に基づく特定地域内で稼働ができない状態(休車)の9台及びコロナ対策の特例休車553台が含まれており、稼働可能な台数は7,593台となっております。なお、認可台数に含まれていない預かり減車179台は、将来UD車等で復活が可能となっております。
(バス事業)
バス業界においては、感染症拡大に伴う外出自粛、国内観光客及び訪日外国人の消失等の影響による団体旅行の利用減少が継続しておりましたが、回復傾向となっております。
当社グループの沖縄県内の路線バス部門では、交通系ICカード「OKICA」の運用、スクールバスの受託、3市町村5路線でのコミュニティバスの運行、沖縄県基幹急行バスなど各種実証実験や需要に応じた新規路線の運行、「沖縄本土復帰50周年」に伴う旧首里バスの復刻版ラッピングバスの運行、ANAグループ等と協力して沖縄県産品の販路拡大、地域活性化を目的とした那覇空港連絡バスでの貨客混載、「沖縄スマートシフトプロジェクト」ではMaaSアプリ「my route」内でバス1日乗車券やデジタルチケットを販売、「那覇バスターミナル」ではデジタル多言語案内板等による利用者の利便性向上に努めておりますが、感染症が完全終息していないこともあり、通勤・通学者の利用減少が継続しております。なお、脱炭素社会への取り組みとして2022年4月18日から沖縄県内初の小型EV路線バス2台を、2023年3月13日から大型EV路線バス1台をそれぞれ那覇市内線で運行開始しております。
一方で、沖縄県内の貸切バス部門においては、バスガイド・乗務員で構成する音楽ユニット「うたばす」による営業活動に取り組んでおり、あわせて貸切バス車両に抗菌・抗ウイルス効果が高い光触媒の施工を行っております。アフターコロナ対策としては、動画配信サイトで沖縄でのバス旅行の魅力を配信し、学校ともオンライン交流を行っており、当社グループ5社が認証を取得した国土交通省「働きやすい職場認証制度」のPRによる乗務員等の採用にも注力しております。
バス事業全体では、沖縄県を中心に感染症拡大抑止に伴う団体旅行やインバウンド需要の落ち込みが続くなか、行動制限が無い状況が継続し、大型イベントの再開など輸送人員が増加したこともあり、売上高は5,673百万円(前連結会計年度比44.5%増)となり、国土交通省のコロナ対策の特例休車による経費節減のほか、広範囲にわたる経費削減に取り組んだ結果、セグメント損失は727百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,677百万円)となりました。また、バス認可台数は、前連結会計年度末から3台増の684台ですが、コロナ対策の特例休車7台が含まれており、稼働可能な台数は677台となっております。
(不動産分譲事業)
不動産分譲事業では、感染症の行動制限の緩和下でも、来場を躊躇されるお客様向けに一部の物件で、実際のモデルルームを360°見ることができる3Dモデルルームの設置、オンラインシステムを利用した商談等も準備し、お客様のニーズに合った営業活動を行っております。
このような状況の下、マンション販売におきましては、北九州において「小倉砂津」(73戸)、「城野タワー」(70戸)など3棟231戸、福岡において「西新サウス」(39戸)など2棟95戸、鹿児島において「かんまちタワーレジデンス」(52戸)、大阪において「泉大津東雲」(58戸)など2棟141戸、その他エリア2棟242戸、合計10棟761戸を新規販売開始するとともに、北九州において竣工前完売の「小倉小文字通り」(51戸)など2棟198戸、福岡において「都府楼前駅」(103戸)、兵庫において竣工前完売の「御影山手」(74戸)、大阪において「河内松原」(83戸)、その他エリア3棟223戸を含めて合計8棟681戸の新規竣工物件のうち契約済物件の引渡し及び完成在庫の販売により、売上高は25,842百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりました。
戸建住宅におきましては、第一ホーム㈱の「ユニエクセラン」シリーズを、北九州において「光貞台」(11区画)など15区画、福岡において「糸島プレイズ」(47区画)など88区画を新規販売するとともに、完成在庫の販売に取り組みましたが、売上高は2,860百万円(前連結会計年度比15.9%減)となりました。
不動産分譲事業全体の売上高は、プロジェクト用地の売却等その他3,510百万円を加えた32,213百万円(前連結会計年度比2.1%増)となり、セグメント利益は2,125百万円(同8.0%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸業界においては、感染症の影響により、企業のリモートワーク普及に伴うオフィスの縮小が続いており、加えて原材料価格・人件費等の高騰に伴う飲食店の減少が懸念されています。
当社グループでは、九州沖縄・中国・近畿・北陸・関東・東北・北海道の15道府県で、飲食ビルを中心に商業施設・オフィスビル・マンション・倉庫・駐車場等2,007戸の賃貸及び管理を行っております。飲食ビルテナントへの取組みとして、九州地区で当社グループタクシーとテナント内で利用が出来る「共通クーポン券」の販売を前年に引き続き実施し、飲食ビルの利用客増加、既存テナントの囲い込み及び新規入居の推進を図っており、今後も継続して営業支援に取り組むとともに、タクシー事業の拠点となる主要地域においてシナジー効果と営業エリアの拡大、パーキング事業との連携強化を進めることで、収益力の高い賃貸物件の購入を積極的に行い、賃料収入の向上に努めてまいります。
売上高につきましては、飲食ビル等の入居率の回復により4,884百万円(前連結会計年度比3.9%増)、セグメント利益は2,407百万円(同4.5%増)となりました。
(不動産再生事業)
当社グループにおける不動産再生事業は、主に不動産担保融資に特化した金融事業より集まる不動産情報に、付加価値を高めマーケットにマッチした再生物件として販売しており、不動産市況や経済動向を見ながら積極的に展開しております。
売上高につきましては、前連結会計年度に福岡県糟屋郡の流通倉庫用地の引渡しや東京都港区新橋のオフィスビル等の大型物件の売却が重なったのに比し、那覇市の商業用地の売却、東京都港区三田マンションプロジェクトの引渡し等の中規模物件の売却に留まり、4,757百万円(前連結会計年度比50.6%減)、セグメント利益は725百万円(同41.2%減)となりました。
(金融事業)
当社グループにおける金融事業は不動産担保融資に特化しており、先行きの不透明感はあるものの、目先の堅調な不動産市場動向に支えられ、良質資産の積み上げに努めておりますが、前連結会計年度以降の大口回収や貸出審査の厳格化等により、不動産担保ローンの融資残高は9,954百万円(前連結会計年度末比2,303百万円減)となりました。
売上高につきましては、前連結会計年度における大口貸出金の回収が重なった影響のほか、金利引下げ対応や新規貸付の減少の結果915百万円(前連結会計年度比3.8%減)、セグメント利益も108百万円(同59.4%減)となりました。
(その他事業)
その他事業においては、自動車の点検・整備、LPGの販売、パーキング事業及びマンション管理等により、売上高は3,721百万円(前連結会計年度比9.8%増)、セグメント損失は889百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,237百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動によるキャッシュ・フローが2,347百万円の支出があったものの、財務活動によるキャッシュ・フローが5,615百万円の獲得及び営業活動によるキャッシュ・フローが775百万円の獲得により、前連結会計年度末に比べ4,040百万円増加し、15,570百万円となっております。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は775百万円(前連結会計年度は11,906百万円の獲得)となりました。これは主に、棚卸資産の増加による資金の減少11,660百万円、役員退職慰労引当金の減少による資金の減少3,080百万円があったものの、仕入債務の増加による資金の増加3,800百万円、減価償却費3,386百万円及びその他の資産及び負債の増加による資金の増加2,677百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,347百万円(前連結会計年度は2,000百万円の使用)となりました。これは主に、事業用資産の車両、土地・建物の取得を中心とした有形及び無形固定資産の取得による支出2,201百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は5,615百万円(前連結会計年度は9,383百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出16,831百万円があったものの、長期借入れによる収入20,903百万円及び短期借入金の増加による資金の増加2,771百万円によるものであります。
③営業の状況
(販売実績)
前連結会計年度と当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
タクシー事業(百万円) |
38,667 |
46,807 |
|
バス事業(百万円) |
3,926 |
5,673 |
|
不動産分譲事業(百万円) |
31,541 |
32,213 |
|
不動産賃貸事業(百万円) |
4,700 |
4,884 |
|
不動産再生事業(百万円) |
9,630 |
4,757 |
|
金融事業(百万円) |
951 |
915 |
|
報告セグメント計(百万円) |
89,416 |
95,251 |
|
その他事業(百万円) |
3,389 |
3,721 |
|
合計(百万円) |
92,805 |
98,972 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(タクシー事業)
a.タクシー事業営業実績
|
項 目 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
期末在籍車両数(注1) |
8,074 台 |
8,155 台 |
|
稼働率(普通車)(注2) |
69.6 % |
70.5 % |
|
走行キロ |
246,140 千㎞ |
274,322 千㎞ |
|
運送収入 |
38,667 百万円 |
46,807 百万円 |
|
走行1km当たり運送収入 |
157 円 09 銭 |
170 円 63 銭 |
(注)1.タクシー特措法に基づく特定地域内で稼働が出来ない休車を、前連結会計年度の期末在籍車両数に9台、当連結会計年度の期末在籍車両数に9台、それぞれ含んでおります。
また、コロナ対策特例休車等を、前連結会計年度の期末在籍車両数に618台、当連結会計年度の期末在籍車両数に553台、それぞれ含んでおります。
2.稼働率については、普通車(小型・中型)を掲載しており、コロナ対策特例休車等を控除して掲載しております。
b.燃料の入手量及び使用量
|
項 目 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
入手量 |
使用量 |
入手量 |
使用量 |
|
|
LPG(キロリットル) |
37,009 |
37,009 |
37,135 |
37,135 |
c.燃料の価格の推移
|
項 目 |
2021年 6月 |
2021年 9月 |
2021年 12月 |
2022年 3月 |
2022年 6月 |
2022年 9月 |
2022年 12月 |
2023年 3月 |
|
LPG(円/リットル) |
59.7 |
66.1 |
76.6 |
77.6 |
90.2 |
82.3 |
78.0 |
81.7 |
(注)価格は実際購入価格の平均であり、消費税等は含まれておりません。
(バス事業)
営業実績
|
項 目 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
期末在籍車両数(注1) |
681 台 |
684 台 |
|
稼働率(注2) |
55.6 % |
59.8 % |
|
走行キロ |
19,874 千㎞ |
21,499 千㎞ |
|
運送収入 |
3,926 百万円 |
5,673 百万円 |
|
走行1km当たり運送収入 |
197 円 54 銭 |
263 円 87 銭 |
(注)1.コロナ対策特例休車を、前連結会計年度の期末在籍車両数に44台、当連結会計年度の期末在籍車両数に7台、それぞれ含んでおります。
2.稼働率については、コロナ対策特例休車を控除して掲載しております。
(不動産分譲事業)
a.売上高の内訳
[前連結会計年度]
|
項 目 |
販売数量 (戸) |
金 額 (百万円) |
|
|
マンション |
|
|
|
|
グランドパレス 古市 |
(大阪府羽曳野市) |
87 |
3,055 |
|
グランドパレス 平野 |
(大阪市平野区) |
83 |
3,042 |
|
グランドパレス 一枝 |
(北九州市戸畑区) |
63 |
1,747 |
|
アーバンパレス 南柏 |
(千葉県流山市) |
52 |
1,737 |
|
ガーデンパレス 木更津(共同事業) |
(千葉県木更津市) |
76 |
1,708 |
|
アーバンパレス 香椎照葉(共同事業) |
(福岡市東区) |
75 |
1,546 |
|
グランドデュオ 三国ヶ丘 サウスリッジ(共同事業) |
(堺市北区) |
60 |
1,520 |
|
グランドデュオ 三国ヶ丘 ノースリッジ(共同事業) |
(堺市北区) |
61 |
1,481 |
|
その他 |
|
467 |
9,578 |
|
マンション計 |
1,024 |
25,420 |
|
|
戸建住宅 |
121 |
3,399 |
|
|
その他 |
- |
2,721 |
|
|
合 計 |
1,145 |
31,541 |
|
(注)共同事業における金額は、全体の金額を当社持分比率で按分した金額を計上しております。
[当連結会計年度]
|
項 目 |
販売数量 (戸) |
金 額 (百万円) |
|
|
マンション |
|
|
|
|
グランドパレス 黒崎マークシティ |
(北九州市八幡西区) |
132 |
3,833 |
|
グランドパレス 御影山手 |
(神戸市東灘区) |
74 |
3,511 |
|
アーバンパレス 都府楼前駅 |
(福岡県太宰府市) |
88 |
2,847 |
|
グランドパレス 小倉小文字通り |
(北九州市小倉北区) |
51 |
2,140 |
|
グランドパレス 草津 |
(滋賀県草津市) |
29 |
1,318 |
|
アーバンパレス 神野東 |
(佐賀県佐賀市) |
38 |
1,258 |
|
グランドパレス 河内松原 |
(大阪府松原市) |
33 |
1,172 |
|
グランドパレス 米屋町プライムマークス |
(山口県山口市) |
34 |
1,058 |
|
その他 |
|
377 |
8,699 |
|
マンション計 |
856 |
25,842 |
|
|
戸建住宅 |
81 |
2,860 |
|
|
その他 |
- |
3,510 |
|
|
合 計 |
937 |
32,213 |
|
(注)共同事業における金額は、全体の金額を当社持分比率で按分した金額を計上しております。
b.分譲住宅の契約実績
|
項 目 |
期首契約残高 |
期中契約高 |
期末契約残高 |
|||
|
数 量 (戸) |
金 額 (百万円) |
数 量 (戸) |
金 額 (百万円) |
数 量 (戸) |
金 額 (百万円) |
|
|
〔前連結会計年度〕 |
|
|
|
|
|
|
|
マンション |
418 |
11,313 |
987 |
27,547 |
381 |
13,440 |
|
戸建住宅 |
21 |
563 |
121 |
3,609 |
21 |
774 |
|
その他(注2) |
- |
1,055 |
- |
2,721 |
- |
1,055 |
|
〔当連結会計年度〕 |
|
|
|
|
|
|
|
マンション |
381 |
13,440 |
880 |
25,179 |
405 |
12,777 |
|
戸建住宅 |
21 |
774 |
71 |
2,514 |
11 |
428 |
|
その他(注2) |
- |
1,055 |
- |
- |
- |
1,055 |
(注)1.共同事業における金額は、全体の金額を当社持分比率で按分した金額を計上しております。
2.マンションの1棟売り等は、その他に含めて計上しています。
(不動産賃貸事業)
営業実績
|
項 目 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
|
|
店舗 |
3,581 |
3,740 |
|
住居 |
622 |
634 |
|
オフィス |
392 |
406 |
|
その他 |
103 |
103 |
|
合 計 |
4,700 |
4,884 |
(不動産再生事業)
売上高の内訳
|
項 目 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
|
|
不動産再生 |
9,069 |
4,245 |
|
その他 |
561 |
511 |
|
合 計 |
9,630 |
4,757 |
(金融事業)
売上高の内訳
[前連結会計年度]
|
項 目 |
金 額 (百万円) |
(参考)期末融資残高 (百万円) |
|
不動産担保ローン |
950 |
12,258 |
|
その他 |
0 |
- |
|
合 計 |
951 |
12,258 |
[当連結会計年度]
|
項 目 |
金 額 (百万円) |
(参考)期末融資残高 (百万円) |
|
不動産担保ローン |
914 |
9,954 |
|
その他 |
1 |
- |
|
合 計 |
915 |
9,954 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社並びに持分法適用子会社)が判断したものであります。
1.当連結会計年度の経営成績についての分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)の感染予防に伴う企業収益の改善が遅れていた、旅行・旅客運送・サービス業を中心に急回復基調となりました。個人消費は政府の各種施策もあり持ち直しの動きが見られ、当社グループのタクシー・バス事業においても、公共交通機関として必要な人員を確保しつつ、お客様を第一として、需要動向を踏まえ事業を運営してまいりました。しかしながら、訪日外国人の地方での観光需要は回復途上に加え、移動需要が停滞で影響を受けた、タクシー事業及びバス事業は感染症拡大前に比して減収が継続しており、前連結会計年度に大型物件売却のあった不動産再生事業の減収があったものの、タクシー事業及びバス事業で行動制限解除による緩やかな回復及び竣工物件の順調な引渡しがあった不動産分譲事業の増収等により売上高は98,972百万円(前連結会計年度比6.6%増)となり、営業利益はタクシー事業で燃料費が前連結会計年度比19.9%(617百万円)増加等によりセグメント損失933百万円となったものの、不動産賃貸事業及び不動産分譲事業等のセグメント利益が貢献したことで2,650百万円(同677.3%増)、経常利益は感染症に伴う補助金及び燃料費補助金等を営業外収益に計上したことにより4,212百万円(同157.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,150百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失842百万円)となりました。
(1)売上高及びセグメント利益等
①タクシー事業
当社グループの中核事業であるタクシー業界では、高齢乗務員の退職に伴う乗務員の人材確保・育成など継続的な課題に加え、配車アプリの開発・シェア争いと同時に事業活性化に取り組むとともに、改正タクシー特措法に基づく需給バランスの改善や地域公共交通の再構築など、多様化する利用者ニーズへの対応が期待されており、路線バスの廃止や交通空白地域の住民の移動手段の確保として、地方自治体との乗合タクシーの運行連携も増加しております。
このような環境の下、当社グループにおきましては、配車センターによるGPSを活用した車両の配置管理、関係先・取引先からの紹介営業の推進、乗務員と配車司令室の接客マナーの向上、乗務員制服の着用、優良乗務員とハイグレード車両を組み合わせたプレミアムタクシーの導入など選ばれるタクシーとなるべく取り組みに努めております。また、「安全運転は最高のサービス」との基本に立ち「交通事故0への挑戦」を掲げ、乗務員の安全意識の改革や視聴覚・予防研修にも努めるとともに、乗務員の若返り及び定着に注力してまいりました。
利便性の向上と他社との差別化については、車内多言語通訳サービス、電子マネー・交通系ICカード・クレジットカードの共用決済端末により、キャッシュレス決済の利用者を取り込むとともに、QRコード決済を全国のタクシー車両に導入することにより、中国系の「ALIPAY」「WeChatPay」対応、キャンペーン等で利用者が拡大した「PayPay」「auPAY」「d払い」等にも対応しております。効率的でスピーディーな配車とデータ収集を可能とする高機能デジタル無線の導入、タクシー自動配車アプリ「モタク」、訪日外国人向けで開始した配車アプリ「DiDi」「Uber」等とも連携しております。国内の出張者・旅行者向けには、営業エリア34都道府県のスケールメリットを活かした「全国タクシー予約センター」と当社グループの空白地帯では「No.1タクシーネットワーク」提携会社(2023年3月31日現在690社)とタクシーチケットの相互利用により、利用者の利便性向上と営業拡販に注力しております。
また、全国的に拡大した「ママサポートタクシー」は、助産師から講習を受けた乗務員が「おもいやりの心」で対応することで、妊産婦や子育て中の女性に好評を博しており、「子どもサポートタクシー」も、子育てシッター養成講座を受講した乗務員がお子様の送迎を行うため、ご要望の多いエリアに順次拡大しております。路線バス廃止地区や交通不便地区での乗合タクシーの運行や「65歳以上運転免許証返納者割引」(お出かけ支援サービス)、お墓参りを代行する「お墓参りサポートタクシー」はコロナ禍の高齢者のニーズや高齢者事故の防止にも寄与しております。乗務員募集・採用では、大阪府内や北九州市内で託児所(企業主導型保育施設)の運営や営業所近隣の保育施設との提携、全営業所で認定を受けた「女性ドライバー応援企業」のPR、若年層の採用優遇制度「夢チャレ」、WEBサイトやテレビ等でのイメージアップCMの放映などにより、女性乗務員や若年層の採用を進めることで、若返り及び定着を図っており、他社との共同求人サイト「WAY」も運営しております。
当連結会計年度においても、感染症拡大に伴う外出自粛、観光地や大都市圏を中心に利用者の減少の継続はあるものの、全国的な輸送人員の回復は継続し、売上高は46,807百万円(前連結会計年度比21.1%増)となり、損益面では、稼働増加と価格高騰による燃料費の増加があったものの、本社主導の管理体制の下で営業所の統廃合などの合理化と備品購入や施設使用料の見直し、効果的な広告宣伝や燃費向上のための徹底した指導及び車両の代替基準の厳正化の継続、国土交通省のコロナ対策の特例による休車等経費の節減により、セグメント損失は933百万円(前連結会計年度はセグメント損失2,668百万円)となりました。
当社グループといたしましては、お客様に満足頂くサービスの向上を目指すことを基本に、不動産賃貸事業を中心に当社グループのタクシー事業以外のお取引先及び不動産分譲事業等の購入者の囲い込みと、環境に配慮したハイブリッド車やEV車(電気自動車)の導入、衝突警報装置を搭載することで追突・漫然運転の防止を図るほか、スケールメリットを生かしてタクシー車両の効率配置を行うことで、同業他社との差別化を図ってまいります。
また、当社グループでは自動車修理工場(北九州・福岡・宮崎・沖縄・広島・大阪・京都・名古屋・仙台・札幌)及びLPGスタンド(北九州・鹿児島・東京・千葉)の事業を行うことにより、常にタクシー車両メンテナンスのコストとLPG供給のコストの把握に努め、その他の地域においては、地元の自動車修理工場とタクシー車両のメンテナンス契約並びに大手石油商社等の斡旋による地元のLPGスタンドとの代行充填契約を行うことで、修繕費・燃料費の節減を図ってまいります。他にも、従来のハイブリッド車にLPG燃料も使用できるように、自社で専用キットで改造したリアルハイブリッド車を導入、2015年3月にはタクシー業界初の水素燃料で発電走行する燃料電池車を導入するなど、燃料費節減や環境配慮の取組みを推進しております。なお、その他の経費については、当社グループのスケールメリットを生かして、自動車任意保険の加入に際しては、支払保険料割引の有利なグループフリート契約を行うほか、消耗品等の仕入を一括購入することで市価より安く入手するなど、常に経費の節減を図ってまいります。
②バス事業
当社グループにおいては、観光バス事業を福岡市・北九州市・沖縄県那覇市・山口県光市・島根県益田市・広島市・堺市等、路線バス事業を沖縄県那覇市等で行っております。沖縄県内の路線バス部門では、催事に合わせたフリー乗車券や企画乗車券、モノレールとの共通1日乗車券のほか、高齢者向け割引定期券、日曜・祝日ファミリー割引制度、スクールバス、コミュニティバスの運行、バスロケーションシステムの運用、携帯電話決済端末の搭載により利用者の利便性の向上に繋げております。2015年4月から対応した沖縄本島交通系ICカード「OKICA」は、2015年8月に定期券方式にも対応しております。2018年10月に開業した那覇バスターミナルでは、新設備の待合室、デジタル多言語案内板等で、通勤利用者や外国人観光客の利便性を向上しております。沖縄県内の観光バス部門においては、外国人観光客に対応した観光案内パンフレットやホームページを活用した定期観光コースの紹介、定期観光バス4台に、8カ国語自動音声ガイドを導入するなどインバウンド対応を強化、バスガイド・乗務員で構成する三線ユニット「うたばす」による団体旅行者向けライブ活動で話題作りやリピーター客の創出を図るなど、県内外の利用者から高い評価を頂き、大手旅行社とのパッケージツアーも設定しております。
また、燃料費の削減のための省燃費運動の一環として、自社内の安全・教育センターに導入したインターネット適性診断システム「ナスバネット」の活用や教習車により、燃費向上と事故件数の削減に加え、利用者にやさしい安全運転にも努めております。
バス事業の売上高につきましては、外国人観光客の沖縄県への入域が感染症まん延前に比べ減少幅が大きいものの、国内観光客の沖縄県への入域や各種大型イベントの再開等で、貸切バスの輸送人員が回復した結果5,673百万円(前連結会計年度比44.5%増)となりましたが、公共交通機関としての路線バスの乗務員を中心とした人員確保による人件費の増加、価格高騰による燃料費の増加があったことにより、国土交通省のコロナ対策の特例による休車のほか経費削減に取り組んだものの、セグメント損失は727百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,677百万円)となりました。
観光バス事業においては、保有台数の多い沖縄地区と全国各地の観光バス事業やタクシー事業との連携を強め、大手旅行代理店と情報交換を積極的に行うこと等により、顧客獲得を図ってまいります。なお、個人旅行の需要に応える観光バス及びタクシーの提供や、当社グループのお客様の要望にお応えする商品の販売を行うことにより、他事業とのシナジー効果を図るとともに、感染症収束後の外国人観光客の受入れ体制の強化など新規顧客の獲得に積極的な営業展開を図ってまいります。
③不動産分譲事業
当社グループのマンション分譲事業における当連結会計年度における新規竣工物件は、北九州市で2棟(198戸)、福岡市で1棟(103戸)、佐賀市で1棟(42戸)、山口市で1棟(69戸)、大阪府松原市で1棟(83戸)、神戸市で1棟(74戸)、滋賀県草津市で1棟(112戸)の合計8棟681戸となり、完成在庫の販売は、共同事業を含め856戸(前連結会計年度比168戸減)となりましたが、売上高は25,842百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりました。
当連結会計年度においては共同事業の新規供給は無く、全て単独物件(グランドパレス・アーバンパレス・ラコント)として九州・関西で厳選した新規供給を行った結果、北九州において「門司大里ヒルズ」(88戸)、「小倉砂津」(73戸)、「城野タワー」(70戸)の3棟231戸、福岡において「西新サウス」(39戸)、「西鉄久留米」(56戸)の2棟95戸、鹿児島において「かんまちタワーレジデンス」(52戸)、宮崎において「大淀河畔」(130戸)、大阪府内において「河内松原」(83戸)、「泉大津東雲」(58戸)の2棟141戸、滋賀県草津市において「草津」(112戸)の合計10棟761戸を新規販売し、当連結会計年度の契約件数は880戸(前連結会計年度比107戸減)となりました。
戸建住宅部門におきましても、第一ホーム㈱が「暮らしを潤す高品質な土地付住宅」をテーマにした「ユニエクセラン」シリーズを北九州・福岡の両都市圏において供給しており、北九州において「光貞台」(11区画)など3団地15区画、福岡において「糸島プレイズ」(47区画)など7団地88区画、合計10団地103区画を新規販売するとともに、完成在庫の販売に取り組んだ結果、契約件数は71戸(前連結会計年度比50戸減)となり、販売戸数は81戸(前連結会計年度比40戸減)、売上高も2,860百万円(前連結会計年度比15.9%減)となりました。
プロジェクト用地の売却等その他3,510百万円を加えた不動産分譲事業全体の売上高は、32,213百万円(前連結会計年度比2.1%増)となり、セグメント利益は2,125百万円(同8.0%減)となりました。2024年3月期も、販売実績のある各都市圏に加え、タクシー事業を展開しているエリアでも生活利便性に重点をおいた供給に注力し、感染症対策・商談機会の増加策としてのWEB環境を活用した「バーチャル・3Dモデルルーム」「オンライン無料相談会」を採用するなど、当社単独物件マンションを中心とした新規販売を予定しております。なお、戸建住宅部門の第一ホーム㈱では、住宅建築資材の分離発注により、リーズナブルな価格設定と地域風土を尊重した魅力ある団地の開発に取り組むことで、分譲部門の第2の柱として推進しております。
④不動産賃貸事業
不動産賃貸業界においては、主要都市の人気エリアでは地価及び人口増により賃料上昇や空室率の改善が見られますが、地方都市では中心地を除き高齢化及び人口減による厳しい状況が続き、二極化が進んでおり、今後は在宅勤務の増加によるオフィスの縮小及び飲食店の減少が懸念されております。
当社グループでは、「テナントとともに栄える。お客さまとともに栄える」をモットーにテナントから信頼される最良のサービスを提供するため、テナントビルへの防犯カメラの設置、共用部照明のLED化、北九州・福岡・大分・宮崎・鹿児島地区のビルテナント及びタクシー等で利用できる共通クーポン券を発行し、テナント利用の促進を図ることにより、同業他社との差別化を図っております。当連結会計年度では、繁華街の飲食ビルの空室率の改善のほか、北九州市内の店舗テナント新設効果等もあり、売上高は4,884百万円(前連結会計年度比3.9%増)、セグメント利益は2,407百万円(同4.5%増)となりました。
賃貸事業では、北九州市・福岡市・大分市・宮崎市・宮崎県都城市・鹿児島市・広島市・兵庫県尼崎市・大阪市・横浜市・新潟市・仙台市・札幌市の中心街に飲食ビルを所有するとともに、住居・事務所・店舗・倉庫等当社グループが所有する賃貸用不動産の賃貸業務及びオーナー(賃貸用不動産の所有者)からの賃貸経営の受託により、管理物件は15道府県で2,007戸となりました。
また、今後においてもタクシー事業の拠点地域を中心に積極的に収益不動産の仕入れ、賃料収入の向上に努めてまいります。
⑤不動産再生事業
当社グループの不動産再生事業は、主に九州・大阪・東京において、不動産担保融資に特化した金融事業より集まる不動産情報に、付加価値を高めマーケットにマッチした再生物件として販売しておりますが、当該収益不動産の立地環境や規模の大小により、販売するタイミングや引渡し時期によっては売上の計上に偏重をきたす傾向があります。
当連結会計年度では、前連結会計年度に福岡県糟屋郡の流通倉庫用地の引渡しや東京都港区新橋のオフィスビル等の大型物件の売却が重なったのに比し、那覇市の商業用地の売却、東京都港区三田マンションプロジェクトの引渡し等の中規模物件の売却に留まったため、売上高は4,757百万円(前連結会計年度比50.6%減)、セグメント利益は725百万円(同41.2%減)となりました。
今後も、不動産担保融資等における独自のノウハウを活かして、不動産流動性の高まりを背景に投資用マンション用地の取得や首都圏、地方主要都市の開発用地の取得を進めてまいります。
⑥金融事業
当社グループの不動産担保融資に特化した金融事業は、主に九州・東京を拠点として、先行きの不透明感はあるものの、目先の堅調な不動産市場動向に支えられ、良質資産の積み上げに努めておりますが、コロナ禍における営業活動の制限や大口回収等により、不動産担保ローンの融資残高は9,954百万円(前連結会計年度末比2,303百万円減)となりました。
売上高につきましては、前連結会計年度における大口貸出金の回収の影響により、期中平均融資残高が減少したほか、コロナ禍での金利引き下げ対応及び新規貸付の減少による影響もあり915百万円(前連結会計年度比3.8%減)、セグメント利益も108百万円(同59.4%減)となりました。
貸金業界を取り巻く経営環境は、2010年6月18日より改正「貸金業法」が完全施行となり、貸出上限金利の引下げや融資額の総量規制が実施されることとなったため、これにより収益力の低下、優良顧客獲得をめぐる競争が激化しております。当社グループといたしましては、法律改正の影響が比較的少ない不動産担保ローン部門において、新規顧客等の開拓による融資を積極的に図ることで金融事業の融資残高におけるウェイトを高めてまいるとともに、与信基準の厳格運用を行ってまいります。なお、関連する法律改正や同業他社の訴訟判例を鑑みたリスク管理体制の強化並びにコンプライアンスの徹底にも取り組んでまいります。
⑦その他事業
当社グループのその他事業は、自動車の点検・整備、タクシー事業用LPGの販売、九州を中心として関西及び関東主要都市でのコイン式パーキング事業、不動産仲介事業、マンション管理事業、北九州市におけるゴルフ練習場事業、訪問介護、各種塗料販売、沖縄県での高速船運行等を行っており、売上高は3,721百万円(前連結会計年度比9.8%増)、セグメント損失は889百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,237百万円)となりました。なお、セグメント間内部売上高である子会社業務管理を含めた売上高は、8,636百万円(前連結会計年度は7,744百万円)となっております。
なお、当社グループの不動産分譲事業及び不動産賃貸事業は、タクシー事業を展開している主要都市を中心に事業活動を行っているため、分譲住宅の購入者や賃貸ビルのテナント様にも、チケット契約等により当社グループのタクシー・バスをご利用頂くほか、その他のグループ事業のご利用並びに商品の購入など、様々な情報の提供を頂くことによりシナジー効果を挙げております。今後も、地域毎に情報交換・連携を一層強くし、営業強化に努めてまいります。
(2)営業外損益及び特別損益
当連結会計年度における営業外損益につきましては、営業外収益は、主に持分法による投資利益が141百万円、その他の営業外収益が176百万円減少したものの、補助金収入が396百万円増加した結果、76百万円の増加となりました。営業外費用は、主に持分法による投資損失が13百万円増加したものの、貸倒引当金繰入額が134百万円、その他の営業外費用が49百万円減少した結果、188百万円の減少となりました。
また、当連結会計年度における特別損益につきましては、特別利益は、主に雇用調整助成金104百万円を計上した結果256百万円となり、特別損失は、主に建物除却等の固定資産除売却損455百万円、減損損失262百万円、臨時休業等による損失121百万円を計上した結果、904百万円となりました。
(3)法人税等(法人税等調整額を含む)
法人税等合計については、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度に比し4,094百万円増加した結果、前連結会計年度の295百万円(税効果会計適用後の負担率△55.9%)から当連結会計年度の1,401百万円(税効果会計適用後の負担率39.3%)となりました。
2.当連結会計年度末の財政状態についての分析
(1)流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比し11,272百万円増加し、85,594百万円となりました。これは、販売用不動産が8,346百万円、現金及び預金が4,102百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
(2)固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比し913百万円減少し、94,002百万円となりました。これは、土地が1,101百万円増加し、建物及び構築物が1,223百万円、機械装置及び運搬具が236百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。
(3)流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比し20,222百万円増加し、57,139百万円となりました。これは、短期借入金が15,044百万円及び支払手形及び営業未払金が3,811百万円増加したことが主な要因であります。
(4)固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比し11,391百万円減少し、80,511百万円となりました。これは、長期借入金が8,202百万円及び役員退職慰労引当金が3,080百万円減少したことが主な要因であります。
(5)純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比し1,528百万円増加し、41,945百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を2,150百万円計上したことが主な要因であります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の23.9%から23.3%へ低下しております。
3.当社グループの資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の運転資金及び資本的支出は、短期借入及び長期借入の実行により賄いました。詳細につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。なお、当連結会計年度末現在において支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
当社グループといたしましては、タクシーを中心とした交通事業等のM&A、不動産賃貸事業の高収益率の賃貸ビルの取得、不動産再生事業の再生不動産の仕入れ及び金融事業の営業貸付金の拡大については、今後も積極的な展開を行ってまいりますが、タクシー事業等の新規事業展開による用地等の取得については、状況に応じ賃貸物件を借りることも考慮し、不動産分譲事業においては、販売用不動産の回転期間の短縮化を図ってまいります。また、当社グループが営業活動により獲得した資金を有効に運用するため、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を活用して資金効率の向上を図ること等により、有利子負債の削減に努めてまいります。
4.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表「注記事項」(重要な会計上の見積り)及び2財務諸表等(1)財務諸表「注記事項」(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
該当事項はありません
当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
|
(2023年3月31日現在) |
|
事業所名 (主な所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
帳簿価額 |
従業 員数 (人) |
|||||
|
建物及び構築物 (百万円) |
機械装置及び運搬具 (百万円) |
土地面積 (㎡) |
土地 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||
|
ロワヨーム第一ビル (北九州市小倉北区) |
不動産賃貸事業 |
飲食ビル |
234 |
- |
652 [652] |
430 |
6 |
671 |
- |
|
中洲第一ビル (福岡市博多区) |
不動産賃貸事業 |
飲食ビル |
409 |
- |
749 [749] |
457 |
20 |
887 |
- |
|
ゴールデン第一プラザビル (大阪市中央区) |
不動産賃貸事業 |
飲食ビル |
196 |
- |
350 [350] |
483 |
1 |
681 |
- |
|
横浜フジビル (横浜市中区) |
不動産賃貸事業 |
飲食ビル |
245 |
- |
503 [503] |
414 |
11 |
671 |
- |
|
第一中央ビル (北九州市小倉北区) |
不動産賃貸事業 |
オフィスビル |
108 |
- |
770 [770] |
469 |
1 |
580 |
- |
|
カフーナ旭橋 (沖縄県那覇市) |
不動産賃貸事業 |
オフィスビル |
883 |
0 |
1,874 [1,874] |
522 |
0 |
1,406 |
- |
|
朝日ヶ丘店舗 (北九州市小倉北区) |
不動産賃貸事業 |
商業施設 |
397 |
0 |
14,936 [14,936] |
2,315 |
0 |
2,712 |
- |
|
城野商業施設 (北九州市小倉南区) |
不動産賃貸事業 |
商業施設 |
- |
- |
8,529 [8,529] |
1,210 |
- |
1,210 |
- |
|
アーバンモール福間 (福岡県福津市) |
不動産賃貸事業 |
商業施設 |
271 |
0 |
11,178 [11,178] |
871 |
0 |
1,142 |
- |
|
アーバンモール新宮中央 (福岡県糟屋郡新宮町) |
不動産賃貸事業 |
商業施設 |
567 |
- |
20,428 [20,428] |
3,088 |
4 |
3,659 |
- |
|
イオン津店 (三重県津市) |
不動産賃貸事業 |
商業施設 |
1,235 |
- |
29,000 [29,000] |
2,196 |
0 |
3,432 |
- |
|
その他 |
不動産賃貸事業 不動産分譲事業 |
賃貸設備 販売事務所 |
9,170 |
13 |
(1,164) 102,486 [97,342] |
16,287 |
139 |
25,609 |
113 |
|
関係会社賃貸設備 |
タクシー事業 |
営業所 |
2,226 |
5 |
121,855 [121,855] |
9,840 |
24 |
12,096 |
92 |
|
関係会社賃貸設備 |
バス事業 |
営業所 |
60 |
- |
11,607 [11,607] |
696 |
1 |
757 |
- |
|
その他 |
その他事業 全社(共通) |
本社等 |
1,953 |
20 |
(531) 231,616 [10,481] |
2,966 |
164 |
5,106 |
98 |
|
合計 |
17,958 |
39 |
(1,696) 556,541 [330,260] |
42,250 |
379 |
60,628 |
303 |
||
(2)子会社
|
(2023年3月31日現在) |
|
会社名 (主な所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
帳簿価額 |
従業 員数 (人) |
|||||
|
建物及び構築物 (百万円) |
機械装置及び運搬具 (百万円) |
土地面積 (㎡) |
土地 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||
|
大阪第一交通㈱(堺) (堺市堺区) |
タクシー事業 |
営業所 |
131 |
30 |
(6,932) 12,204 [9,803] |
1,210 |
11 |
1,384 |
177 |
|
仙台第一交通㈱ (仙台市宮城野区) |
タクシー事業 |
営業所 |
31 |
7 |
(425) 2,338 [163] |
76 |
11 |
126 |
100 |
|
その他のタクシー子会社 |
タクシー事業 |
営業所 賃貸設備 保養所他 |
1,540 |
1,557 |
(185,033) 114,663 [6,203] |
8,968 |
862 |
12,928 |
8,445 |
|
バス子会社 |
バス事業 |
営業所 車両 |
940 |
1,728 |
(53,991) 44,008 |
1,840 |
574 |
5,083 |
857 |
|
㈱第一ゼネラルサービス (福岡市博多区) |
金融事業 |
本社 賃貸設備 |
10 |
- |
(240) |
- |
4 |
15 |
30 |
|
その他 |
不動産分譲事業 不動産再生事業 その他事業 |
営業所 賃貸設備 駐車場設備他 |
2,498 |
152 |
(82,925) 97,442 [6,935] |
4,574 |
133 |
7,357 |
488 |
|
合計 |
5,153 |
3,476 |
(329,548) 270,656 [23,105] |
16,668 |
1,597 |
26,896 |
10,097 |
||
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、船舶、工具、器具及び備品、リース資産及び建設仮勘定の合計額であります。
2.上記中( )書きは外書きで賃借中のものを記載しております。
3.上記中[ ]書きは内書きで賃貸中のものを記載しております。
4.従業員数には、臨時従業員数は含まれておりません。
5.現在休止中の主要な設備はありません。
|
種 類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普 通 株 式 |
156,000,000 |
|
計 |
156,000,000 |
|
種 類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月29日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内 容 |
|
|
|
|
|
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
― |
― |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式総数増減数 (千株) |
発行済株式総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高 (百万円) |
|
2017年4月1日 (注) |
19,613 |
39,227 |
- |
2,027 |
- |
2,214 |
(注)2017年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行いました。これにより、発行済株式総数は19,613千株増加して39,227千株となっております。
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)自己株式5,173,348株は、「個人その他」に51,733単元及び「単元未満株式の状況」に48株を含めて記載しております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
─ |
|
|
(注)1.所有株式数及び発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、表示単位未満を切り捨てて表示しております。
2.上記のほか、自己株式が5,173千株あります。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形、営業未収入金及び契約資産 |
|
|
|
営業貸付金 |
|
|
|
販売用不動産 |
|
|
|
仕掛販売用不動産 |
|
|
|
その他の棚卸資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産(純額) |
|
|
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び営業未払金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
再評価に係る繰延税金負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
|
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
△ |
△ |
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
広告宣伝費 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
|
|
役員報酬 |
|
|
|
役員退職慰労引当金繰入額 |
|
|
|
給料及び手当 |
|
|
|
賞与 |
|
|
|
賞与引当金繰入額 |
|
|
|
退職給付費用 |
|
|
|
福利厚生費 |
|
|
|
賃借料 |
|
|
|
租税公課 |
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
のれん償却額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
販売費及び一般管理費合計 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
持分法による投資利益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
|
|
持分法による投資損失 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
国庫補助金 |
|
|
|
雇用調整助成金 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
固定資産圧縮損 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
臨時休業等による損失 |
|
|
|
特別功労金 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) |
△ |
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
|
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
△ |
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
|
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社に事業形態に沿った管理本部を置き、各管理本部は各事業の活動について包括的な戦略を立案し、展開しております。
したがって、当社グループは管理本部を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「タクシー」、「バス」、「不動産分譲」、「不動産賃貸」、「不動産再生」及び「金融」の6つを報告セグメントとしております。
各事業区分の主な事業内容は以下のとおりであります。
(1)タクシー事業 一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)
(2)バス事業 一般乗合旅客自動車運送事業等(路線・貸切)
(3)不動産分譲事業 分譲住宅の企画及び販売
(4)不動産賃貸事業 不動産の賃貸及び管理
(5)不動産再生事業 不動産の再生販売
(6)金融事業 貸金業
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形 |
|
|
|
営業未収入金 |
|
|
|
販売用不動産 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
仕掛販売用不動産 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
前渡金 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
構築物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
借地権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
前払年金費用 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形 |
|
|
|
営業未払金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
前受金 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
前受収益 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
再評価に係る繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付引当金 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
別途積立金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
|
|
|
利益剰余金合計 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
土地再評価差額金 |
△ |
△ |
|
評価・換算差額等合計 |
△ |
△ |
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
保険解約返戻金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
関係会社株式評価損 |
|
|
|
特別功労金 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
|
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|