日本テレビホールディングス株式会社

Nippon Television Holdings, Inc.
港区東新橋一丁目6番1号
証券コード:94040
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年6月30日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第86期

第87期

第88期

第89期

第90期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

424,945

426,599

391,335

406,395

413,979

経常利益

(百万円)

57,398

49,206

42,944

64,838

51,775

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

38,739

30,555

24,042

47,431

34,081

包括利益

(百万円)

50,011

13,435

74,531

38,258

1,532

純資産額

(百万円)

746,989

751,751

820,506

850,825

843,585

総資産額

(百万円)

941,494

932,089

1,032,155

1,061,571

1,035,501

1株当たり純資産額

(円)

2,902.57

2,920.55

3,195.39

3,311.63

3,280.35

1株当たり当期純利益

(円)

152.07

119.67

94.18

185.95

133.61

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

151.85

119.54

93.93

185.66

133.28

自己資本比率

(%)

78.7

80.0

79.0

79.6

80.8

自己資本利益率

(%)

5.4

4.1

3.1

5.7

4.1

株価収益率

(倍)

10.9

10.1

15.4

6.9

8.5

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

50,480

56,385

41,097

58,503

45,461

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

40,976

38,721

535

70,534

23,724

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

12,027

10,565

10,953

9,384

9,452

現金及び現金同等物の
期末残高

(百万円)

45,764

53,229

83,893

62,412

74,915

従業員数

(人)

4,544

4,732

4,764

5,096

5,101

[外、平均臨時雇用者数]

[5,383]

[5,155]

[4,563]

[4,590]

[4,627]

 

(注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第89期の期首から適用しており、第89期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    2.第90期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第89期の関連する経営指標等については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第86期

第87期

第88期

第89期

第90期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

7,198

7,171

13,195

13,820

14,863

経常利益

(百万円)

3,929

3,900

9,798

10,464

11,759

当期純利益又は
当期純損失(△)

(百万円)

3,236

2,598

22,841

3,975

7,774

資本金

(百万円)

18,600

18,600

18,600

18,600

18,600

発行済株式総数

(株)

263,822,080

263,822,080

263,822,080

263,822,080

263,822,080

純資産額

(百万円)

379,612

373,368

341,769

337,054

335,563

総資産額

(百万円)

493,128

511,519

487,785

584,033

560,370

1株当たり純資産額

(円)

1,457.20

1,433.24

1,311.94

1,293.84

1,288.13

1株当たり配当額

(円)

35.00

35.00

35.00

37.00

37.00

(内、1株当たり中間配当額)

(10.00)

(10.00)

(10.00)

(10.00)

(10.00)

1株当たり当期純利益
又は当期純損失(△)

(円)

12.46

9.97

87.68

15.26

29.84

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

77.0

73.0

70.1

57.7

59.9

自己資本利益率

(%)

0.9

0.7

6.4

1.2

2.3

株価収益率

(倍)

133.2

120.8

83.5

38.2

配当性向

(%)

280.9

351.0

242.5

124.0

従業員数

(人)

208

201

198

199

201

株主総利回り

(%)

89.9

67.6

82.7

75.1

70.0

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,043

1,703

1,607

1,482

1,332

最低株価

(円)

1,503

1,070

1,080

1,136

1,003

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第86期、第87期、第89期及び第90期は潜在株式が存在しないため記載しておりません。第88期におきましては、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.第88期の当期純損失の原因は、関係会社株式評価損の計上等によるものであります。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第89期の期首から適用しており、第89期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2 【沿革】

当社は、1952年7月31日、我が国初の民間テレビ放送免許を獲得し、同年10月28日会社設立、翌年8月28日、本放送を開始しました。開局当時の日本は、戦後の復興間もない時期で、テレビ放送は時期尚早との意見が大勢を占めましたが、当社の創業者正力松太郎は、「テレビの発展なくして、戦後日本の再建はありえない。」との強い信念から、我が国初のテレビ放送実現へ邁進しました。

主な変遷は次の通りです。

 

年月

概要

1951年10月

テレビ放送免許申請

1952年7月

我が国第1号のテレビ放送免許獲得

1952年10月

創立総会(10月15日)・会社設立(10月28日)

1953年8月

地上波アナログ放送開始・開局記念日(8月28日)、呼出符号JOAX-TV、チャンネル4

1959年9月

東京証券取引所に上場

1960年9月

カラーテレビ放送・本放送開始

1969年10月

日本テレビ音楽㈱(現・連結子会社)を設立

1970年11月

東京タワーに送信所移行

1972年4月

㈱日本テレビサービス(現・連結子会社)を設立

1980年3月

㈱クリーンアップ(現・㈱日本テレビワーク24、連結子会社)を設立

1981年1月

㈱バップ(現・連結子会社)を設立

1986年6月

NTV International Corporation(現・連結子会社)を設立

1987年10月

CATV局への日本テレビケーブルニュース(現・日テレNEWS24)の配信開始

1998年4月

NNN24(現・日テレNEWS24)本放送開始

1998年12月

㈱ビーエス日本(現・㈱BS日本、連結子会社)を設立

2000年3月

㈱フォアキャスト・コミュニケーションズを設立

2000年12月

㈱ビーエス日本がBSデジタル放送を開始

2001年3月

㈱シーエス日本(現・㈱CS日本、連結子会社)を設立

2002年3月

㈱シーエス日本が東経110度CSデジタル放送を開始

2003年4月

新本社ビル「日本テレビタワー」竣工

2003年8月

麹町(東京都千代田区二番町)より汐留(東京都港区東新橋)に本社移転

2003年12月

地上波デジタル放送開始、呼出符号JOAX-DTV

2006年4月

「ワンセグ」放送サービス開始

2006年9月

㈱日テレITプロデュース(㈱営放プロデュースに商号変更)を設立

2007年4月

番組制作系の子会社を会社分割及び株式交換により、㈱日テレ・グループ・ホールディングス(現・㈱日テレグループ企画)、㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ(現・連結子会社)、㈱日テレ アックスオン(現・連結子会社)、㈱日テレイベンツ(現・連結子会社)、㈱日本テレビアート(現・連結子会社)の5社に機能別に再編

2007年12月

㈱日テレ7(現・連結子会社)を設立

2008年4月

「ワンセグ」独立放送サービス開始

2011年7月

地上波アナログ放送終了、デジタル放送へ完全移行(全国での完全移行は2012年3月)

2012年4月

日本テレビ分割準備㈱(現・日本テレビ放送網㈱、連結子会社)を設立

2012年10月

日本テレビ分割準備㈱との吸収分割、並びに㈱BS日本及び㈱シーエス日本との株式交換により、認定放送持株会社体制に移行し、日本テレビ分割準備㈱は、地上基幹放送局の免許を承継すると共に、当社は「日本テレビホールディングス株式会社」に、日本テレビ分割準備㈱は「日本テレビ放送網株式会社」に商号を変更

2013年5月

東京スカイツリーに送信所移行

2014年1月

㈱タツノコプロ(現・連結子会社)の株式を取得

2014年4月

HJホールディングス(同)(現・HJホールディングス㈱、連結子会社)の持分を取得

2014年12月

㈱ティップネス(現・連結子会社)の株式を取得

2017年3月

㈱ACM(現・連結子会社)の株式を追加取得

2018年7月

㈱営放プロデュースからの新設分割により㈱日テレITプロデュースを設立

2019年1月

日本テレビ番町スタジオ稼働開始

2019年7月

㈱ロジックロジックとスキルアップ・ビデオテクノロジーズ㈱が合併し㈱PLAY(現・連結子会社)に商号を変更

2019年9月

㈱BS日本が4K放送を開始

 

 

年月

概要

2022年3月

㈱ムラヤマホールディングスの株式を取得し、同社及び同社の子会社である㈱ムラヤマ(現・連結子会社)を完全子会社化

2022年4月

IT系の子会社の再編により、㈱日テレITプロデュースが㈱フォアキャスト・コミュニケーションズを吸収合併し、商号を㈱日テレWands(現・連結子会社)に変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

2022年8月

㈱ムラヤマが㈱ムラヤマホールディングスを吸収合併

2022年10月

日本テレビ放送網㈱が㈱営放プロデュースを吸収合併

 

(注) 2023年5月19日付で、la belle vie㈱の株式を取得し連結子会社としました。
 

 

3 【事業の内容】

当社及び当社のその他の関係会社である㈱読売新聞グループ本社は、それぞれに子会社・関連会社から構成される企業集団を有し広範囲に事業を行っております。このうち、当社グループは、認定放送持株会社である当社と子会社55社及び関連会社34社から構成されており、セグメント区分ごとの事業内容は以下のとおりです。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

① メディア・コンテンツ事業 ― 会社総数73社

日本テレビ放送網㈱及び㈱BS日本は、テレビ番組を企画制作し、無料放送を行うことによるテレビ広告枠の販売、番組などのコンテンツの配信及びライセンス、映画の製作・公開、イベント・美術展の開催並びに通信販売を行っております。㈱CS日本は、110度CS衛星基幹放送事業及び番組供給事業を行っております。㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ、㈱日テレ アックスオン、㈱日本テレビアート及びNTV International Corporationは映像コンテンツの制作関連業務を行っております。日本テレビ音楽㈱は音楽著作権の管理及びレコード原盤の企画制作、商品化権事業を行い、㈱バップはパッケージメディアの企画制作及び販売を行っております。また、HJホールディングス㈱は動画配信事業を、㈱日テレWandsは、ITサービス事業、インターネット配信及びWebソリューション事業等を行っております。㈱PLAYは動画ソリューション事業を、㈱タツノコプロはアニメーション映画等の企画制作及びライセンスを、㈱日テレイベンツはイベントの企画運営を、㈱ACMはアンパンマンこどもミュージアムの企画運営を、㈱ムラヤマはイベントや展示物等の企画及び制作を、㈱日テレ7は番組と連携したオリジナル商品の企画及び広告・マーケティング事業を、㈱日本テレビサービスは、番組キャラクターグッズ等の店舗運営を行っております。その他、非連結子会社29社、関連会社26社は、テレビ放送、ラジオ放送、アニメーション制作、映画製作、インターネット広告事業等を行っております。なお、日本テレビ放送網㈱は関連当事者である㈱読売新聞東京本社よりプロ野球のテレビ放映権の購入等を行っております。

 

② 生活・健康関連事業 ― 会社総数5社

㈱ティップネス及び関連会社4社は、総合スポーツクラブ等の運営事業を行っております。

 

③ 不動産関連事業 ― 会社総数8社

当社及び日本テレビ放送網㈱は、オフィス・商業テナント及び土地の賃貸を行っております。㈱日本テレビワーク24はビルマネジメント、建物の設備・警備・清掃及び太陽光発電事業等を行っております。その他、非連結子会社4社及び関連会社1社は資産管理及び太陽光発電事業等を行っております。

 

④ その他 ― 会社総数5社

その他、非連結子会社2社及び関連会社3社は人材派遣、エネルギー供給、人材育成事業等を行っております。

 

 

企業集団の状況を事業系統図によって示すと次のとおりです。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業の
内容

議決権の所有・
被所有割合※6

関係内容

所有割合
(%)

被所有
割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

日本テレビ放送網㈱
※2,※8

東京都港区

6,000

メディア・コンテンツ事業

不動産関連事業

100.0

経営管理、資金の貸借

不動産の賃貸借、
役員の兼任

㈱BS日本 ※2

東京都港区

4,000

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱CS日本

東京都港区

300

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ アックスオン

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレイベンツ

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日本テレビアート

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

日本テレビ音楽㈱

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱バップ

東京都
千代田区

200

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱ティップネス ※7

東京都
千代田区

90

生活・健康関連事業

100.0

経営管理、資金の貸借

債務保証

㈱ムラヤマ

東京都
江東区

427

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理

㈱日本テレビサービス

東京都港区

50

メディア・コンテンツ事業

100.0

(100.0)

経営管理、資金の貸借

㈱日本テレビワーク24

東京都港区

20

不動産関連事業

100.0

(100.0)

経営管理、資金の貸借

㈱日テレWands

東京都港区

100

メディア・コンテンツ事業

79.8

(79.8)

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ7

東京都港区

480

メディア・コンテンツ事業

51.0

(51.0)

経営管理、資金の貸借

㈱タツノコプロ

東京都
武蔵野市

20

メディア・コンテンツ事業

55.2

(55.2)

経営管理、資金の貸借

HJホールディングス㈱

東京都港区

99

メディア・コンテンツ事業

70.0

(70.0)

経営管理、資金の貸借

㈱ACM

横浜市

西区

50

メディア・コンテンツ事業

53.5

(53.5)

経営管理、資金の貸借

㈱PLAY

東京都
渋谷区

50

メディア・コンテンツ事業

94.5

(94.5)

経営管理

NTV International Corporation     

New York
U.S.A.

US$

3,300千

メディア・コンテンツ事業

100.0

(100.0)

経営管理

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

札幌テレビ放送㈱

札幌市
中央区

750

メディア・コンテンツ事業

29.9

(29.9)

役員の兼任

中京テレビ放送㈱

名古屋市
中村区

1,056

メディア・コンテンツ事業

30.7

(30.7)

役員の兼任

讀賣テレビ放送㈱ ※3

大阪市
中央区

650

メディア・コンテンツ事業

16.0

(16.0)

6.7

役員の兼任

㈱福岡放送 ※3

福岡市
中央区

300

メディア・コンテンツ事業

16.9

(16.9)

0.9

役員の兼任

日活㈱

東京都
文京区

100

メディア・コンテンツ事業

35.0

(35.0)

㈱オールアバウト ※4

東京都
渋谷区

1,288

メディア・コンテンツ事業

24.7

(24.7)

㈱ジェイエスエス ※4

大阪市西区

330

生活・健康関連事業

25.8

(25.8)

㈱ビーグリー ※4

東京都港区

1,893

メディア・コンテンツ事業

25.2

(25.2)

その他26社

 

 

 

 

 

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

㈱読売新聞グループ本社

東京都
千代田区

613

持株会社事業

26.1

(11.2)

当社の大株主
役員の兼任

 

 

(注) 1.連結子会社及び持分法適用関連会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

※2.特定子会社に該当しております。

※3.持分は100分の20未満ですが、財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則第8条第6項第2号の規定に従い、関連会社とした

   ものです。

※4.有価証券報告書を提出しております。

5.議決権の所有・被所有割合の( )内は、間接所有・被所有割合で内数です。

※6.議決権の所有・被所有割合につきましては、小数第一位未満を切捨てて表示しております。

※7.債務超過会社であり、2023年3月末時点で債務超過額は16,506百万円です。

※8.日本テレビ放送網㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等         (1) 売上高        290,838百万円

(2) 経常利益       41,132百万円

(3) 当期純利益     29,855百万円

(4) 純資産額      604,728百万円

(5) 総資産額      713,993百万円

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

メディア・コンテンツ事業

4,103

3,297

生活・健康関連事業

569

1,251

不動産関連事業

229

77

報告セグメント計

4,901

4,625

全社(共通)

200

2

合計

5,101

4,627

 

(注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外部への出向者を除き、グループ外部から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員数(派遣社員及び常駐している業務委託人員を含む。)は[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は管理部門のものであり、これらの従業員は他のセグメントと兼務しております。

3.当連結会計年度より、セグメントの区分について「その他」を廃止し、「メディア・コンテンツ事業」「生活・健康関連事業」「不動産関連事業」「全社(共通)」に変更しております

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

201

48.2

16.3

13,584,797

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

不動産関連事業

1

報告セグメント計

1

全社(共通)

200

合計

201

 

(注) 1.従業員数は、子会社から当社への兼務出向者の就業人員です。

2.臨時従業員数は、当事業年度末従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

3.当社は、当社に出向している従業員の給与のうち、出向元と当社での業務割合に応じて当社が負担する金額を、出向元に対し支払っております。なお、平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門のものです。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの連結会社には、民放労連日本テレビ労働組合、民放労連日テレ制作グループ労働組合、民放労連日本テレビサービス労働組合、民放労連バップ労働組合、BS日本労働組合、ムラヤマ労働組合があります。

なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づく公表を行っていない

ため、記載を省略しております。

 

 ② 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

備考

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

備考

日本テレビ放送網㈱

15.9

65.6

(注2)

84.0

82.9

104.4

(注4)

㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ

10.0

66.7

(注1)

84.3

83.4

65.2

(注4)

㈱日テレ アックスオン

27.2

57.1

(注1)

84.2

83.3

62.6

(注4)

㈱日テレイベンツ

22.2

 

 

㈱日本テレビアート

22.9

 

 

日本テレビ音楽㈱

44.4

 

77.7

73.4

111.1

(注4)

㈱バップ

14.9

 

 

㈱ティップネス

11.8

28.6

(注1)

(注3)

59.0

72.1

95.5

(注5)

㈱ムラヤマ

9.8

80.0

(注1)

72.6

74.6

53.4

(注4)

㈱日本テレビワーク24

17.8

 

 

㈱日テレWands

66.7

(注1)

 

㈱ACM

53.8

 

45.2

82.2

85.3

(注5)

㈱PLAY

9.0

 

 

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、男性労働者の育児休業取得率につきましては、正規雇用労働者の実績を開示しております。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したもので、全労働者の実績を開示しております。

3.㈱ティップネスにつきまして、特別休暇(配偶者出産)取得率64.3%(男性)となっております。

4.日本テレビ放送網㈱、㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ、㈱日テレ アックスオン、日本テレビ音楽㈱及び㈱ムラヤマにつきまして、女性労働者の割合は若年層で高い一方、男性労働者の割合は中高年層で高いこと等から、全労働者の男女の賃金の差異が生じております。 

5.㈱ティップネス及び㈱ACMにつきまして、主に店舗のパート・有期労働者における女性の割合が高い一方、正規雇用労働者は男性の割合が高いこと等から、全労働者の男女の賃金の差異が生じております。

 

 

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りです。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。当社グループは、これらのリスクの存在を認識した上で、その回避及び顕在化した場合の対応に努める方針です。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを網羅するものではありませんのでご留意下さい。

 

(1) メディア・コンテンツ事業
① メディア

(地上波テレビ放送の媒体価値と収益性)

当社グループの主たる事業であるメディア・コンテンツ事業は、地上波テレビ広告枠の販売による地上波テレビ広告収入に依存しており、当連結会計年度における地上波テレビ広告収入は総売上高の56.0%を占めています。一般に、広告市況は経済のマクロ動向と連動する傾向があり、日本国内においては、少子高齢化と人口減少により大きな市場の伸びが期待できない状況です。また、長引くロシアによるウクライナ侵攻や海外景気の下振れ等の外的環境の変化により広告市況が影響を受ける可能性があります。これらに加え、メディアの多様化やインターネット広告市場拡大等の変化により、地上波テレビ放送事業は厳しい状況に晒されています。2022年の日本の総広告費(暦年、㈱電通調べ)は過去最高の7兆1,021億円(前年比104.4%)となったものの、地上波テレビ広告は「東京2020オリンピック・パラリンピック」などによる反動減を打ち消す需要増には至りませんでした(前年比97.6%)インターネット広告費はこのような状況下においてさらなる成長(前年比114.3%)を見せており、広告価値における地上波テレビ放送が有してきた絶対的優位性の維持・確保が課題であると認識しております。

当社グループとしましては、視聴者から支持される番組を作り続けることにより、視聴率・視聴質の維持・向上に努め、今後厳しさが増すと予想される市場環境の中でも、地上波テレビ広告市場におけるシェアを圧倒的に拡大することで地上波テレビ広告収入の確保に努めております。これに加え、開発したSAS(スマート・アド・セールス)の活用や、新たなクライアントニーズを取り込むことで、地上波テレビ広告の高度化と価値の維持、広告体験の向上に努めております。近年高まっている、広告の効果分析に対するニーズに対しては、DMP(顧客情報システム)構築や獲得した大量のデータの有効な処理・活用のためのデータサイエンティストの確保などを推進し、視聴データの整備を進めると同時に、さらに広告価値を高める方法についても引き続き研究を行っております。これに加え、AIを活用した新セールス方法の開発を目指す(株)松尾研究所との共同研究や、放送/配信を統合しあらゆる動画広告を在庫化する研究など、広告商品の高度化を推進しています。

また、2022年5月に策定した中期経営計画において「テレビを超えろ、ボーダーを超えろ。」をスローガンに掲げており、コンテンツ戦略本部の設立、知的財産(IP)コンテンツの開発、新たな共創体制の構築などを実行し、コンテンツの価値最大化を目指してまいります。

しかしながら、今後の日本経済のマクロ動向や広告市場の動向により、地上波テレビ広告収入が大幅に縮小し、かつ、地上波テレビ広告収入の落ち込みを補う非放送広告収入を創出できなかった場合は、当社グループの存続に関わる、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 

(メディアの多様化)

通信環境の進化とともにスマートフォンやタブレット等の端末が広く普及する中、インターネットメディアをはじめ、視聴スタイルが多様化しております。当社グループは、地上波・BS・CSの3波協業を皮切りに、2014年4月にアメリカの動画配信会社 Hulu,LLC の日本市場向け事業(定額制動画配信サービス「Hulu」の運営)を承継し、SVOD(Subscription Video On Demand:定額動画配信)事業に参入し、現在ではTVOD(Transactional Video On Demand:都度課金型動画配信)事業も開始しております。また、「日テレ無料!(TADA)by日テレオンデマンド」において、2014年度より放送事業者として初めて、一部放送コンテンツで広告付き無料見逃し配信(キャッチアップ)のサービスを開始し、インターネット環境下での放送コンテンツ視聴のBtoB事業化に着手、2015年には民放公式テレビポータル「TVer」をスタートし、AVOD(Advertising Video On Demand:広告付き無料動画配信)事業も順調に成長しております。

SVOD事業及びTVOD事業は、今後の動画配信市場の拡大と、それに伴う会員数の拡大という目標に向け、連続ドラマからHuluオリジナルストーリーへの展開や、スポーツコンテンツについてテレビ放送との工夫のあるライブ配信を行うなど、当社グループが展開しているコンテンツ・サービスとの連携を強め、注目を集めています。AVOD事業はドラマの見逃し配信を中心に着実に利用者を拡大しております。さらに2021年10月より「日テレ系ライブ配信」として一部番組の無料ライブ配信を民放で初めて実施いたしました。2022年4月からは在京民放キー局全てが一部番組のリアルタイム配信を開始しております。当社グループといたしましては、今後も地上波テレビ放送にとどまらず多様化するメディアに積極的に参入してまいります

しかしながら、これらの事業は成長分野であるとともに、豊富な資金力を有する外資系企業が参入するほか、国内配信事業の統合など競争環境は年々厳しくなっております。事業が想定通りに伸長しない場合や、ネットワークインフラと端末の高機能化等により、市場を取り巻く環境が大きく変容する可能性もあります。このような場合には、投下資本の回収が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

映画・イベント等への展開に関しては、慎重にシミュレーションを行った上で、投資判断を行っております。しかしながら、実際の映画の興行収入や劇場公開後の二次利用収入・イベントチケット販売収入や関連グッズなどの物品販売収入等がシミュレーション通りの収益を確保する保証はなく、当初計画した収益を確保できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

② コンテンツ

(地上波テレビ放送の視聴動向)

テレビ広告収入に大きな影響を及ぼすのが視聴率動向です。当社グループは、国民の皆さまの視聴ニーズを的確に捉え、最も視聴され共感されるコンテンツの制作を目指しており、地上波での2022年の年間個人平均視聴率は、全日帯、ゴールデン帯、プライム帯の3部門全てでトップとなり、年間「個人視聴率三冠王」を継続することができました。

コンテンツ制作においては、新たなデジタルテクノロジーの導入を進めるなどして制作体制を強化するとともに効率化を進めております。当社グループが有するコンテンツ制作力を結集し、引き続き、視聴者の皆さまから支持される良質なコンテンツを開発してまいります

しかしながら、日本国内の人口減少やコンテンツの視聴環境の多種多様化により、地上波のタイムテーブル全般で視聴率の大幅な低下があった場合には、地上波テレビ広告収入の大幅な減少等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(放送権・配信許諾等ライセンスの高騰)

メディア・コンテンツ事業を主たる事業とする当社グループは、オリンピックやFIFAワールドカップ等、全国民が注目するスポーツイベントの放送をテレビ放送事業者の使命として行ってまいりました。しかしながら、近年これらのスポーツイベントの放映権料が高騰する一方で、高額なテレビ放映権料に見合う広告収入の確保は年々困難になっており、その採算性は悪化する傾向にあります。当社グループといたしましては、今後も、国民の皆さまに娯楽を提供するという放送事業者としての使命を全うすべく、スポーツイベントのテレビ放送に携わっていく所存ですが、テレビ放映権料のさらなる高騰は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

動画配信事業においては豊富なコンテンツを安価で提供することが、サービスが顧客から選ばれる要因となっていることから、近年、コンテンツホルダーの交渉力が高まっており、配信許諾等ライセンスが高騰する傾向にあります。当社グループといたしましては、コンテンツの選別を精緻に行い、慎重に収支のシミュレーションを行った上で、ライセンスを購入しております。また、購入したライセンスは効果的に利用すべく、マルチプラットフォーム戦略の下、当社グループが有する地上波テレビ放送をはじめとする各メディアとの連携を図り、収益の最大化を進めております。しかしながら、配信許諾ライセンスのさらなる高騰により、投下資本の回収が困難なケースが増えた場合は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

 

(コンテンツ制作の取り組み)

当社グループでは、今後、多様化するメディアの中で、制作したコンテンツのテレビ放送での利用は、ゲーム・商品化・映画・舞台等様々な利用方法と並列と捉えてマネタイズを組み立てる必要があり、IP(知的財産)の構築及び確保が重要であると考えております。当初より様々な利用を前提とし、権利処理関係においてより上流に位置することになるIPの構築には、これまでのテレビ放送を前提としたコンテンツ制作とは異なるケースも多々発生し、構築までに時間と費用がかかる場合があります。今後、当社グループの収入源の多様化を図るためにもIPを構築し確保することは重要でありますが、想定した通りのIPの構築が進まない場合、あるいはIPの構築に想定以上のコストが必要となった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

番組制作においては、働き方改革の促進に伴い、クラウド上での編集システムの検討など効率化に取り組んでおります。しかしながら、現状の番組クオリティを維持するためには、スタッフの人員増や編集システムへの投資など、費用が増加する傾向にあります

また近年、SNS等のインターネットメディアの拡大に伴い、テレビ番組以外の制作物も増加しております。その対応のための人材確保や外部リソースの活用などを推進しておりますが、業種を問わずニーズが高い分野のため、優秀な人材を確保できない場合や確保できたとしても高コストになってしまうことも想定されます。計画的な設備投資、人材の採用を行い、コスト抑制に努めてまいりますが、想定を超える技術革新、人件費の高騰が進んだ場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(著作権等の知的所有権)

当社グループの制作するテレビ番組は、原作者、脚本家、音楽の作詞・作曲者、レコード製作者、実演家等多くの人々(以下、「著作者等」という。)の知的・文化的な創作活動の成果としての著作権や著作隣接権(以下、「著作権等」という。)が密接に組み合わされた創作物です。著作権法は、その第1条においてこれらの創作活動を行う著作者等の権利を定め、その公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、文化の発展に寄与することを目的としています

当社グループは制作したテレビ番組を、地上波テレビ放送や動画配信、BS・CS等の衛星放送、ケーブルテレビへの配信、DVD / Blu-ray Disc等によるパッケージメディア化、海外への番組販売等によるグローバル展開、番組キャラクター等のマーチャンダイジングや出版化等によりマルチユース利用することで収益を獲得しております。この際、様々な著作者等が保有する著作権等に十分配慮しつつ展開することが求められます

しかしながら、当社グループの制作するテレビ番組は、原則として日本国内における地上波放送や衛星放送を前提として著作者等から著作権等の利用を許諾されており、これら以外への利用を目的とした権利取得が十分に行われていないテレビ番組が存在します。このため、テレビ番組をインターネット等の新たなメディアでマルチユース利用する場合や、海外展開をしていく上で、予め著作者等の許諾を得るか、放送と並行して、あるいは放送後に著作者等の許諾を再度取得することが必要不可欠となります。これらの権利処理には多くの時間と費用が必要となる可能性があります。当社グループでは、新たに番組を制作する際には予めマルチユース利用を前提とした著作権等の許諾を得て制作を進めていくほか、これまでに制作した番組については、必要に応じて適切に著作者等から著作権等の許諾を取得する作業を行い、コンテンツのマルチユースがスムーズに進められるよう心掛けております

万が一、当社グループが著作者等に対し、不適切な対応を行った場合には、放送等の差し止め要請や損害賠償請求を受ける可能性があります。このような場合には、収益の大幅な減少・訴訟等に伴う費用の大幅な増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(2) 生活・健康関連事業

当社グループは、2014年12月に総合スポーツクラブ事業を営む㈱ティップネスを連結子会社化し、生活・健康関連事業を展開しています。生活・健康関連の市場規模は拡大傾向にあるものの、新規事業者の参入などにより事業の競争環境は厳しさを増しております。㈱ティップネスは従来の総合型スポーツクラブ「ティップネス」や24時間営業のトレーニングジム「FASTGYM24」を展開し、顧客層の獲得へ取り組んでおります。また、2020年3月には水泳スクールを営む㈱ジェイエスエスを関連会社とし、㈱ティップネスとのシナジーも含め、本セグメントにおけるスクール事業の強化に努めております

しかしながら、スポーツ施設の運営において、同業他社や他のスポーツ関連サービス等との競合により会員を計画通りに確保できない場合や、価格競争により平均単価が低下した場合、あるいは賃貸契約を更新できずに店舗を閉鎖せざるを得ない場合には、安定的な収益が得られない可能性があります。また、新規出店やリニューアルなどには、規模に応じた投資を要するため、会員の確保が計画通り進まない場合には投下資本の回収が困難になる可能性があります。特に昨今では、コロナ禍において減少した会員数の回復に時間を要しております。当社グループといたしましては、不採算店舗の閉鎖も実施しつつ、コスト構造の見直しを通じて収益性の回復を図るほか、デジタル化を通じた新規事業の創出やデータの活用を通じ、健康ニーズに迅速・的確に応えるコンテンツ・サービスの開発に取り組んでまいります。しかし、引き続き会員数の回復が見込めない場合や想定外の多額の費用投下が必要になった場合などには、収益の大幅な減少やさらなる不採算店舗の閉鎖コストの発生、固定資産のさらなる減損リスクが発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(3) 不動産関連事業
① 番町再開発事業

当社グループは、汐留及び番町地区等において不動産賃貸事業を計画、実施しており、保有地の活用検討を進めております

当社グループといたしましては、建設費の高騰等を想定し、できる限りコストコントロールに努めた上で事業を進めてまいりますが、予期せぬ事情により今後の計画に何らかの影響が及んだ場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

② 太陽光発電事業

当社グループは、2014年に岩手県九戸発電所と胆沢発電所を稼働させ、2018年5月には、大規模営農型の熊本県小国発電所を稼働させました。当社グループではクリーンエネルギーの創生は、環境に配慮した発電事業として社会的に意義のあるものと考えており、電力会社と固定価格買取保証の契約を締結することなどにより、長期安定的に収益を計上できるよう取り組んでおります

しかしながら、合理的な理由を前提とした電力会社から事業者への出力抑制の要請等で、計画通りに買い取りが行われないような状況が発生した場合や、設備トラブルや天候不順・天変地異等により発電量が大幅に低下した場合、営農型発電所において営農の継続性に疑義が生じた場合、稼働済みの発電所から撤退する場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(4) M&A

当社グループは、2022年度から2024年度を計画期間とする日本テレビグループの中期経営計画「日本テレビグループ 中期経営計画2022-2024」において投資枠を1,000億円とし、M&A等による事業セグメントの拡大をグループ全体で進めております。しかしながら、M&Aについては、適切な候補先が見つからない場合や、条件に合致しないなどの理由により、当社グループの想定通りに取引が進まない可能性があります

M&Aを行うにあたっては、事前に対象企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行い、十分にリスクを回避するように努めていますが、対象企業に偶発債務の発生や未認識債務の判明など事前の調査で把握できない問題が生じる可能性も否定できません

また、M&Aにおいては、対象企業とのシナジー効果を含んだ金額での合併・買収価額となることが通常であるため、事前段階から綿密な統合計画を作成し、合併・買収後において、速やかに統合計画を実行することにより、早期のシナジー発現を目指しております。しかしながら、合併・買収後に重要な役員・従業員の退職や取引先との関係悪化といった躓きが生じた場合や、事業環境の変化その他の理由により統合後の事業展開が計画通りに進まず、シナジー効果が発現できない場合には、のれん等の減損リスクが発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(5) 人材・組織・制度
① 人材の確保及び人材の育成

当社グループが事業活動を行う上で、人材の確保は重要な課題と捉えています。現在遂行中の事業をさらに拡大させていく場合や新たなサービスを開発し対応する場合、特に放送・配信等に対応したコンテンツを制作するにはそれぞれ必要なスキルを有した人材が新たに必要となります。しかしながら、昨今、労働需要がひっ迫し、労働力及び人材の確保が難しくなってきております。また、今後、AI化がますます重要となる社会が予想されることから、獲得した大量のデータを適切に処理・活用することができるデータサイエンティストに対するニーズが一段と高まってきております。当社グループにおきましても、このような人材を獲得することが非常に重要と考えておりますが、様々な業界・企業から必要とされている人材であるため、優秀な人材の確保は容易ではありません

当社グループでは、テレワークの活用などをはじめとして働き方改革に全社を挙げて取り組み、社員や協力スタッフにとって働きやすい労働環境の整備に努め、人材の確保に注力しております。さらに、キャリア採用の強化等で多彩な人材を迎え入れ、当社グループの一番の強みであるコンテンツ制作力を強化するとともに新規事業へも積極的にチャレンジしております。このほか、経理部門等の重要な管理部門においても専門スキルを有する人材を継続して採用するなどし、ガバナンス機能の強化に努めております

これらに加え、人材の永続的な確保という観点から、入社した人材の流出を防ぐことも重要であると考えております。働きやすい環境を作り上げるために、絶えず制度を改善することを続けており、離職率は1%程度と極めて低い水準を維持しております。特に女性が働きやすい環境作りに注力しており、出産後の女性の復職率も非常に高く、出産を経た女性もキャリアを積み上げていくことが可能な環境を整えております

また、人材の確保のみならず、人材の育成も重要な要素であると考えております。当社グループでは部署の横断プロジェクトの立上げや社内あるいはグループ内外の人事交流を深めること等を通じて優秀な人材の育成に努めております。報酬については、人材評価制度を充実させ、成果・業績に基づく賃金体系を導入しており、優秀な人材のモチベーション及びパフォーマンス向上に取組んでおります

しかしながら、労働力・人材を十分に確保できなかった場合、また労働関係の法令や制度の改正等により人材にかかわる費用が増加する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

② 組織及び人材の活用

当社グループでは、人的資本を活かすには適切な組織の存在と適材適所の人材の配置が重要であると考えております。組織においては、当社グループが創り出すコンテンツの価値最大化を実現するための組織改編の実施や生活・健康関連事業をさらに強力に推進するための統括となる部署の創設、あるいはさらなる発展を目指し、社内ベンチャーで育ったVTuber事業の分社化など、中期経営計画の達成に向けて、適切な組織の構築に努めております。また、会計システムにおける伝票の申請・承認・保管及び受取請求書の電子化、クラウドサービスの導入等ITテクノロジーの活用や、社内横断プロジェクトを発足し、ボトルネックとなっている業務改善の実施等、業務の効率化を図り、余裕が生じた労働力を新規事業に充当することにより、事業の拡大に努めております

しかしながら、人的資本が有機的に機能しない事態に陥った場合、企業活動が停滞する等、当社グループの存続に関わる状況となり、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 なお、2[サステナビリティに関する考え方及び取組]において「(3) 人的資本(人材の多様性を含む。)に関する戦略並びに指標及び目標」に関する記載がありますので併せてご覧ください。

 

(6) 保有資産
① 保有不動産の価値低下

当社グループは、事業の用に供する様々な不動産を保有しております。このうち、汐留地区にある本社ビル「日本テレビタワー」及び番町地区に保有する不動産は、メディア・コンテンツ事業及び不動産関連事業に供している資産で、当連結会計年度末における汐留地区の「日本テレビタワー」及び番町地区の保有不動産の帳簿価額は合わせて、2,135億4千2百万円(建物及び構築物と土地の合計額)であり、当社グループの総資産の20.6%を占めております

当連結会計年度末現在、汐留地区の「日本テレビタワー」及び番町地区の保有不動産に関して減損の兆候は認識しておらず、将来における回収可能性はあるものと認識しており、当面、減損の兆候を認識するような事態にはならないと考えております。しかしながら、将来において、経営環境の著しい悪化等により当社グループの収益性や営業キャッシュ・フローの大幅な悪化が見込まれた場合や、地価が著しく下落した場合、保有する不動産に対して減損損失を計上する必要があるため、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

 

 

② システムの開発・投資

当社グループは、放送事業における基幹システムの更新・改修に加え、動画配信事業におけるシステムの開発、さらにはクラウドを利用する番組制作システムやインカメラVFXといった新技術への対応を行うなど、次世代技術を含めた開発・新規投資を行っております。加えて、新規に事業を開始する際には新たに対応するシステムの構築が必要となる場合もあります。事業の効率性を高め、競争力のあるサービスを提供するためには、これら様々なシステムの重要性はますます高まっています

必要と認められるシステムは、初期費用、ランニング費用、その後の必要な改修費用等を慎重にシミュレーションし、外部ベンダーへの依頼やグループでの内製及びクラウドサービス等の利用により、システム開発及び改修の必要性を精査することでコストコントロールに努めて構築しております

しかしながら、近年の技術革新のスピードや消費者ニーズの変化はとても速く、当初の予想を超えて開発・投資した技術やシステムが陳腐化する等、当初計画値以上の再投資が必要になる場合、さらに投資額に見合った収入の確保あるいは業務の効率化が見込めない場合には、固定資産の減損及び減価償却費の増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

また、近年ではサイバー攻撃の手口が高度化・巧妙化していることから、各種システムのセキュリティリスクは年々高まっています。当社グループとしても様々な高度なセキュリティ対策を講じていますが、これらを超える新たなセキュリティ上の脅威が発覚し、その対策として多額の投資が発生した場合、あるいは個人情報や営業上の機密の漏洩をはじめとするリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

③ 保有有価証券

当社グループは、事業上の結びつきまたは資金運用を目的とし、複数の会社・組合等に投資を行っています。一方で、当社グループは、保有有価証券等の評価に当たり、会計基準に則した社内ルールを設定し、減損処理等の必要な措置を適宜施し、投資先企業の業績や市場での取引価額が当社グループの業績に適切に反映されるよう厳格に運用しています

新規の投資案件に関しては、リスク及びリターンを充分に考慮し、投資判断を行っています。また、保有している有価証券等につきましても、投資先との関係、取引状況、協業機会、シナジー効果及び市場の動向や投資先企業の業績を定期的にチェックし、最大限の収益獲得に努めています。しかしながら、これらの投資先企業の業績や市場動向を確実に予想することは困難であり、将来的に当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります

 

(7) 法的規制等
① 認定放送持株会社に対する法的規制

認定放送持株会社は、放送法による認定を受けることで、複数の地上波放送局とBS放送局及びCS放送局を子会社として保有することが認められています。当社は日本テレビ放送網㈱、㈱BS日本、㈱CS日本を子会社とする認定放送持株会社として認定を受けています。今後、認定放送持株会社の資産に関する基準等、放送法で定める基準を満たさなくなった場合には、認定の取り消し(放送法第166条)を受ける可能性があります。仮に認定の取り消しを受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

また、放送法で定める外国人等が直接及び間接に占める議決権の割合が、当社の議決権の20%以上となる場合には、認定放送持株会社としての認定が取り消されることになります。このため、このような事態に至る場合は、放送法に基づき、外国人等が取得した当社株式につき、株主名簿への記載または記録を拒むことができ、その議決権は制限されることとなります

 

② テレビ放送事業者に対する法的規制

当社グループの主たる事業であるメディア・コンテンツ事業におけるテレビ放送は、「放送法」及び「電波法」等の法令による規制を受けています

このうち、放送法は放送の健全な発展を図ることを目的とし、番組編集の自由や放送番組審議機関の設置、BS・CS放送等の衛星基幹放送の業務の認定に関する基準等を定めています。また、電波法は電波の公平且つ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的としています。電波法第4条は電波を送信する「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。」、電波法第13条では「免許の有効期間は、免許の日から起算して五年を超えない範囲内において総務省令で定める。」など、地上基幹放送の免許を定めています。当社グループのテレビ放送事業については、当社が1952年7月31日に我が国初のテレビ放送免許を取得し、それ以来、放送局の再免許を受けてきました。2012年10月1日には認定放送持株会社化した当社に代わって、子会社の日本テレビ放送網㈱が同日免許を承継し、現在に至っております。また、㈱BS日本、㈱CS日本につきましてはそれぞれ衛星基幹放送の業務の認定を受けており、放送法等の法令による規制を受けています

所定の事態が生じた場合における総務大臣の権限として、衛星基幹放送に関しては放送法の「業務の停止」(第174条)や「認定の取り消し等」(第103条、第104条)、地上基幹放送に関しては電波法の「電波の発射の停止」(第72条)や「無線局の免許の取り消し等」(第75条、第76条)を定めております。将来にわたるテレビ放送事業の継続は、当社グループの存立をも左右する問題であり、当社グループといたしましては、そのような事態が生じることのないよう常に公平・公正さを保ち、信頼される番組作りを心掛け、放送の社会的使命を果たしていく所存です。具体的には視聴者センターを設け、視聴者の皆様の声を伺い番組作りに役立てるほか、考査部や番組審議会を組織し、定期的に放送番組をチェックすることで放送倫理を保つことを心掛けます。しかしながら、仮に放送法や電波法に反するような状態が生じ、放送事業の免許や認定の取り消し等を受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

 

③ 個人情報の取り扱い

当社グループは、動画配信サービスや通信販売事業、スポーツクラブ事業等のサービスを展開するにあたり、会員及びユーザーの氏名、住所、電話番号、口座情報などのほか、番組の観覧者や出演者などの個人情報も取り扱っております。当社グループは、これらの個人情報は当社グループの事業の運営に際し必要不可欠な資産であると認識しております。従って、当社グループは、全ての会員及びユーザー並びに番組関係者等が安心して当社グループのサービスの利用若しくは番組等と関係を築くことができることが重要であると捉え、個人情報保護の観点から、従業員等に対する研修を行い、社内ルールの徹底を図ることで情報セキュリティの確立に注力しております

しかしながら、昨今のサイバー攻撃の手口は高度化・巧妙化していると同時に個人情報の保護に関する法令等もますます複雑化しております。不正アクセス・不正利用などにより、当社グループの有する個人情報が漏洩した場合、あるいは複雑化する個人情報の保護に関する法令等に適切に対応できなかった場合、当社グループのデータ管理への信頼性の低下による各事業への影響並びに損害賠償等の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

 

(8) 災害及び感染症等
① 自然災害・気候変動等

我が国は元来、地殻変動や火山活動が発生しやすい地理特性にあり、地震・津波や噴火及びそれに伴う事故といった大きな被害が度々発生しております。これに加え、近年、地球温暖化に伴う異常気象の影響もあり、大型台風や局所的な集中豪雨といった風水害の危険性も高まってきております

日本テレビ放送網㈱等は放送法により「暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽減するために役立つ放送をするようにしなければならない」と災害時の放送を義務付けられております。当社グループは、報道機関としてこのような有事の際に、携わる社員・スタッフの安全を確保しつつ、国民の皆さまにいち早く正確な情報を伝達する使命を有しております。大規模災害が発生し、報道特別番組等を放送する場合には、事前に予定されていたCM放送を休止することがあるほか、被害状況によっては、当社グループの放送設備が被災し、テレビ放送自体に支障が生じる可能性があります

当社グループではこのような大規模災害時でもテレビ放送を続けられるよう、番町地区に耐震性が高くBCPに対応したスタジオ棟を建設する等の対策を講じております。また、首都圏が甚大な被害に見舞われ、東京地区からのテレビ放送が困難な事態に陥った場合には関西地区からの放送が実施できる仕組みを整えることで放送の継続を可能とする体制を築いております

このほか、テレビ放送以外の事業におきましても、保有または利用する設備等が被災した場合、あるいは携わる社員・スタッフが何らかの被害にあった場合でも事業への影響を最小限に抑えられるよう、様々なケースを想定してシミュレーションを行ない、対策を講じております

しかしながら、想定以上の事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

なお、気候変動に関しましては、2〔サステナビリティに関する考え方及び取組〕「(1) ガバナンス及びリスク管理 ②リスク管理」及び「(2)重要な戦略並びに指標及び目標 ①戦略」に記載しております。

 

② 新型コロナウイルス感染症

2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更され、感染対策が、現在の「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとしたもの」に変更されました

こうした状況下で、当社グループにおきましても各対策を原則新型コロナウイルス感染症の感染前に戻し、各自の判断を尊重することとしています。一方で、コロナ禍において、社会の急激なデジタル化が進み、この社会の変革を好機とすべく動画配信サービス「Hulu」をはじめとしたデジタル領域での更なる事業の拡大に引き続き努めております

しかしながら、新型コロナウイルスは今後も変異を繰り返し、収束までにはさらに大規模な感染拡大が生じることも懸念されます。この結果、テレビ広告収入への影響や公開映画・イベント等の延期・中止、スポーツクラブの時短営業やテーマパークの入場制限など広範囲に影響が及ぶことが想定されます。これらにより、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

  該当事項はありません。

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積㎡)

その他

合計

本  社

(東京都港区)

不動産関連事業

全社

賃貸不動産全社管理

101,031

(15,658)

[15,658]

101,031

201

 

(注) 1.上記金額は帳簿価額によっており、建設仮勘定及びソフトウェア仮勘定は含まれておりません。

2.保有する土地の全てを賃貸しております。賃貸している土地の面積については[ ]内に記載しております。

3.現在休止中の主要な設備はありません。

4.従業員数は全て連結子会社からの兼務出向者です。

5.臨時従業員数は当連結会計年度末従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

 

 

(2) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び
運搬具

土地
(面積㎡)

リース
資産

その他

合計

日本テレビ

放送網㈱

日本テレビ
タワー
(東京都港区)

メディア・
コンテンツ事業
不動産関連事業

管理販売及び放送基幹設備
番組制作、送信設備

27,319

6,037

8,172

41,528

1,337

[2,278]

日本テレビ

放送網㈱

日本テレビ
番町スタジオ他
(東京都千代田区)

メディア・
コンテンツ事業
不動産関連事業

番組制作及び
送信設備、
賃貸不動産

21,626

1,918

63,565

(28,936)

[10,100]

1,386

88,497

日本テレビ

放送網㈱

生田スタジオ
(川崎市多摩区)

メディア・
コンテンツ事業

番組制作設備

1,507

695

2,332

(29,562)

25

4,561

日本テレビ

放送網㈱

高輪館
(東京都港区)

メディア・
コンテンツ事業

その他施設

68

0

5,052

(2,451)

2

5,123

㈱ティップネス

店舗他
(東京都渋谷区他)

生活・健康
関連事業

スポーツ
クラブ設備

4,978

1,101

(1,280)

1,994

332

8,407

575

[1,251]

 

(注) 1.上記金額は帳簿価額によっており、建設仮勘定及びソフトウェア仮勘定は含まれておりません。

2.帳簿価額は、減損損失計上後の金額であります。

3.日本テレビ放送網㈱において、保有する土地及び建物の一部を賃貸しております。賃貸している土地の面積については[ ]内に記載しております。

4.㈱ティップネスは、土地及び建物を連結会社以外からオペレーティング・リースにより賃借しております。なお、同社のオペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は、90億8千9百万円であります。

5.現在休止中の主要な設備はありません。

6.従業員数は当社への兼務出向者を含んでおります。

7.従業員数の[ ]内は、平均臨時従業員数を外書しております。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,000,000,000

1,000,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

46

42

283

306

71

30,333

31,081

所有株式数
(単元)

428,494

63,199

1,373,873

503,562

503

267,792

2,637,423

79,780

所有株式数
の割合(%)

16.25

2.40

52.09

19.09

0.02

10.15

100.00

 

(注) 1.自己株式 3,316,395株は、「個人その他」の欄に33,163単元及び「単元未満株式の状況」に95株を含めて記載しております。

なお、自己株式 3,316,395株は株主名簿記載上の株式数であり、2023年3月31日現在の実保有株式数です。

2.「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、255単元含まれております。

3.「個人その他」の欄の「所有株式数」及び「所有株式数の割合」には、放送法第161条の規定に従い、株主名簿に記載し、又は記録することを拒否した株式(外国人持株調整株式) 17,621単元が含まれております。

4.単元未満株式のみを有する株主数は、8,296人です。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

株式会社読売新聞グループ本社

東京都千代田区大手町1-7-1

37,649,480

14.45

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2-11-3

23,852,200

9.15

讀賣テレビ放送株式会社

大阪市中央区城見1-3-50

17,133,160

6.57

株式会社読売新聞東京本社

東京都千代田区大手町1-7-1

15,939,700

6.11

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

9,937,500

3.81

学校法人帝京大学

東京都板橋区加賀2-11-1

9,623,720

3.69

株式会社NTTドコモ

東京都千代田区永田町2-11-1

7,779,000

2.98

 STATE STREET BANK AND TRUST
COMPANY 505001
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

 P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 021 01 U.S.A.
(東京都港区港南2-15-1)

6,970,700

2.67

株式会社リクルートホールディングス

東京都千代田区丸の内1-9-2

6,454,600

2.47

株式会社よみうりランド

東京都稲城市矢野口4015-1

5,236,000

2.00

140,576,060

53.96

 

(注) 1.日本マスタートラスト信託銀行株式会社及び株式会社日本カストディ銀行の所有株式数は、信託業務に係るものです。

2.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合については、小数第二位未満を切捨てて表示しております。

3.当社が放送法第161条の規定に従い、株主名簿に記載し、又は記録することを拒否した株式(外国人持株調整株式)は、1,762,100株です。

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

63,760

75,228

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

※1 106,986

※1 103,047

 

 

有価証券

76,500

28,000

 

 

棚卸資産

※2 3,362

※2 2,667

 

 

番組勘定

4,369

6,919

 

 

その他

21,302

21,851

 

 

貸倒引当金

469

427

 

 

流動資産合計

275,812

237,285

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

66,228

64,729

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

12,762

11,039

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

2,813

2,673

 

 

 

土地

※3 172,726

※3 174,711

 

 

 

リース資産(純額)

3,364

2,615

 

 

 

建設仮勘定

1,821

1,198

 

 

 

有形固定資産合計

※4 259,717

※4 256,968

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

12,888

11,894

 

 

 

その他

16,438

14,807

 

 

 

無形固定資産合計

29,326

26,702

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※5 464,172

※5 479,593

 

 

 

長期貸付金

2,867

2,334

 

 

 

繰延税金資産

2,916

3,314

 

 

 

その他

※5 27,880

※5 30,267

 

 

 

貸倒引当金

1,123

964

 

 

 

投資その他の資産合計

496,714

514,545

 

 

固定資産合計

785,758

798,215

 

資産合計

1,061,571

1,035,501

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

10,473

13,013

 

 

短期借入金

2,580

3,084

 

 

未払金

8,659

8,626

 

 

未払費用

53,194

55,784

 

 

未払法人税等

12,904

8,562

 

 

店舗閉鎖損失引当金

758

 

 

その他

※6 20,003

※6 15,684

 

 

流動負債合計

107,816

105,514

 

固定負債

 

 

 

 

リース債務

11,211

9,608

 

 

繰延税金負債

50,300

35,166

 

 

退職給付に係る負債

14,132

14,130

 

 

長期預り保証金

※3 20,650

※3 21,198

 

 

その他

※6 6,635

※6 6,297

 

 

固定負債合計

102,929

86,402

 

負債合計

210,745

191,916

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

18,600

18,600

 

 

資本剰余金

35,787

36,051

 

 

利益剰余金

681,577

706,394

 

 

自己株式

9,098

9,099

 

 

株主資本合計

726,866

751,946

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

117,817

84,515

 

 

繰延ヘッジ損益

12

16

 

 

為替換算調整勘定

45

280

 

 

その他の包括利益累計額合計

117,875

84,812

 

非支配株主持分

6,083

6,825

 

純資産合計

850,825

843,585

負債純資産合計

1,061,571

1,035,501

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 406,395

※1 413,979

売上原価

※2 253,541

※2 271,785

売上総利益

152,854

142,193

販売費及び一般管理費

※3,※4 94,172

※3,※4 95,600

営業利益

58,682

46,593

営業外収益

 

 

 

受取利息

1,138

1,712

 

受取配当金

1,967

2,006

 

持分法による投資利益

3,133

903

 

投資事業組合運用益

430

709

 

その他

308

348

 

営業外収益合計

6,978

5,680

営業外費用

 

 

 

支払利息

404

364

 

為替差損

34

31

 

投資事業組合運用損

260

21

 

その他

122

81

 

営業外費用合計

822

498

経常利益

64,838

51,775

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

※5 43

※5 6

 

投資有価証券売却益

6,842

475

 

助成金収入

※6 896

※6 4

 

特別利益合計

7,782

486

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

※7 120

※7 4

 

固定資産除却損

※8 391

※8 281

 

投資有価証券売却損

3

 

投資有価証券評価損

23

382

 

段階取得に係る差損

123

 

減損損失

2,175

1,582

 

新型コロナウイルス感染症による損失

※9 909

 

店舗閉鎖損失引当金繰入額

758

 

その他

183

43

 

特別損失合計

3,802

3,180

税金等調整前当期純利益

68,818

49,082

法人税、住民税及び事業税

20,710

15,269

法人税等調整額

581

783

法人税等合計

21,292

14,486

当期純利益

47,525

34,595

非支配株主に帰属する当期純利益

93

514

親会社株主に帰属する当期純利益

47,431

34,081

 

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

「メディア・コンテンツ事業」は、テレビ広告枠の販売を中心に、動画配信事業、有料放送事業、番組販売・商品化等のロイヤリティ収入、パッケージメディア等の物品販売、映画・イベントの興行などあらゆる媒体・手段を活用して、投下したコンテンツ制作費を回収し、利益を上げる事業であり、コンテンツごとの開発意思決定及び損益把握を行っております。「生活・健康関連事業」は、総合スポーツクラブを運営する事業であります。「不動産関連事業」は、自社保有不動産からの賃貸収入などにより利益を上げる事業であります。

各セグメントの主な事業内容は、以下のとおりです。

 

事業区分

主な事業内容

メディア・
コンテンツ事業

テレビ広告枠の販売、動画配信事業、有料放送事業、
映像・音楽等のロイヤリティ収入、パッケージメディア等の販売、通信販売、
映画事業、イベント・美術展事業、テーマパークの企画・運営、
コンテンツ制作受託、ⅠTサービス、店舗運営、展示物の企画・制作

生活・健康関連事業

総合スポーツクラブ事業

不動産関連事業

不動産の賃貸、ビルマネジメント、太陽光発電事業

 

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

12,425

9,275

 

 

売掛金

429

440

 

 

有価証券

50,000

10,000

 

 

前払費用

35

34

 

 

未収還付法人税等

1,063

1,201

 

 

未収消費税等

33

0

 

 

その他

6,186

3,654

 

 

貸倒引当金

1,322

1,503

 

 

流動資産合計

68,851

23,103

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

土地

※1 101,031

※1 101,031

 

 

 

有形固定資産合計

101,031

101,031

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

165,025

190,025

 

 

 

関係会社株式

239,966

242,794

 

 

 

関係会社長期貸付金

21,149

18,406

 

 

 

その他

8

8

 

 

 

貸倒引当金

12,000

15,000

 

 

 

投資その他の資産合計

414,150

436,235

 

 

固定資産合計

515,181

537,266

 

資産合計

584,033

560,370

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

※2 226,061

※2 204,782

 

 

未払金

633

22

 

 

未払費用

444

170

 

 

前受金

571

573

 

 

預り金

16

14

 

 

流動負債合計

227,728

205,563

 

固定負債

 

 

 

 

繰延税金負債

189

180

 

 

長期預り保証金

※1 19,000

※1 19,000

 

 

その他

62

62

 

 

固定負債合計

19,251

19,242

 

負債合計

246,979

224,806

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

18,600

18,600

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

29,586

29,586

 

 

 

資本剰余金合計

29,586

29,586

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

3,526

3,526

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

9,608

9,608

 

 

 

 

別途積立金

274,200

274,200

 

 

 

 

繰越利益剰余金

7,931

6,441

 

 

 

利益剰余金合計

295,266

293,776

 

 

自己株式

6,398

6,399

 

 

株主資本合計

337,054

335,563

 

純資産合計

337,054

335,563

負債純資産合計

584,033

560,370

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業収益

 

 

 

経営指導料

1,884

1,931

 

不動産賃貸収入

3,739

3,764

 

関係会社受取配当金

8,195

9,167

 

営業収益合計

※2 13,820

※2 14,863

営業費用

 

 

 

不動産賃貸費用

1,273

1,342

 

一般管理費

※1 2,771

※1 2,797

 

営業費用合計

※2 4,045

※2 4,140

営業利益

9,774

10,722

営業外収益

 

 

 

受取利息

82

78

 

有価証券利息

967

1,563

 

受取配当金

8

12

 

その他

10

6

 

営業外収益合計

1,067

1,660

営業外費用

 

 

 

支払利息

※2 376

※2 622

 

その他

1

1

 

営業外費用合計

378

624

経常利益

10,464

11,759

特別損失

 

 

 

貸倒引当金繰入額

5,782

3,180

 

特別損失合計

5,782

3,180

税引前当期純利益

4,681

8,578

法人税、住民税及び事業税

709

812

法人税等調整額

2

8

法人税等合計

706

803

当期純利益

3,975

7,774