株式会社ソラスト
|
回次 |
第51期 |
第52期 |
第53期 |
第54期 |
第55期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
経常利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
包括利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
純資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
|
△ |
|
△ |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
|
(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
(注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第54期の期首から適用しております。
2.従業員数は就業人員(常勤及び非常勤勤務者)であり、( )内に登録型派遣、アルバイト、嘱託及び契約社員の期中平均人員を外数で記載しております。
|
回次 |
第51期 |
第52期 |
第53期 |
第54期 |
第55期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
経常利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
当期純利益 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
資本金 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
発行済株式総数 |
(株) |
|
|
|
|
|
|
純資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
総資産額 |
(百万円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
|
|
|
従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
|
|
(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
|
株主総利回り |
(%) |
|
|
|
|
|
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
最高株価 |
(円) |
1,497 (4,025) |
1,332 |
1,681 |
1,600 |
1,027 |
|
最低株価 |
(円) |
967 (2,737) |
770 |
886 |
845 |
614 |
(注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第54期の期首から適用しております。
2.第51期の最高株価及び最低株価は、2018年7月1日付で行われた株式分割後の金額を記載しており、( )内に当該株式分割前の金額を記載しております。
3.従業員数は就業人員(常勤及び非常勤勤務者)であり、( )内に登録型派遣、アルバイト、嘱託及び契約社員の期中平均人員を外数で記載しております。
4.株主総利回りは以下の算式で算定しております。
|
株主総利回り(%)= |
各事業年度末日の株価 |
+ |
当事業年度の4事業年度前から各事業年度までの 1株当たり配当額の累計額 |
|
当事業年度の5事業年度前の末日の株価 |
|||
5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前については東京証券取引所(市場第一部)におけるものです。
|
年月 |
概要 |
|
1965年10月 |
医療事務管理者養成のための通信教育事業等を目的として日本医療経営協会(個人経営)を創業。 |
|
1968年10月 |
資本金250千円の株式会社日本医療経営新社に改組、本社を東京都台東区東上野に置く。 |
|
1972年4月 |
医療事務通学教育を開始。 |
|
1979年4月 |
医事業務全面受託を開始。 |
|
1980年11月 |
株式会社日本医療事務センターに商号を変更。 |
|
1984年3月 |
本社を東京都台東区台東に移転。 |
|
1986年7月 |
労働者派遣法の施行と同時に医療関連業務の人材派遣事業について労働大臣許可を取得。 |
|
1988年7月 |
医事コンサルティング業務受託開始。 |
|
1992年11月 |
日本証券業協会より店頭登録銘柄として承認。 |
|
1993年2月 |
調剤薬局事業を営む子会社を設立し、調剤薬局事業を開始。 |
|
1996年7月 |
本社を東京都千代田区神田佐久間町に移転。 |
|
1998年1月 |
ホームヘルパー養成講座(2級課程)を開設。 |
|
1999年1月 |
訪問介護ステーションを台東区に開設し、介護事業を開始。 |
|
2002年11月 |
東京都認証保育所を江戸川区に開設し、保育事業を開始。 |
|
2002年12月 |
東京証券取引所市場第二部上場。 |
|
2003年1月 |
通所介護事業開始。 |
|
2003年4月 |
診療報酬請求事務技能の認定業務を営む株式会社技能認定振興協会を設立。 |
|
2004年7月 |
医療関連受託事業を営む株式会社アイ・エム・ビイ・センターの株式を取得し子会社化。 |
|
2005年5月 |
グループホーム運営を開始。 |
|
2009年5月 |
株式会社ファーコスの全株式を株式会社スズケンに譲渡し、調剤薬局事業から撤退。 |
|
2011年4月 |
特例子会社 株式会社NICフォルテ(現 株式会社ソラストフォルテ)を設立。 |
|
2012年2月 |
MBOにより東京証券取引所市場第二部の上場廃止。 |
|
2012年4月 |
親会社 エヌ・シー・ホールディングス株式会社を吸収合併。 |
|
2012年10月 |
医療関連受託事業を営む子会社 株式会社アイ・エム・ビイ・センターを吸収合併。 株式会社ソラストに商号を変更。 |
|
2013年11月 |
本社を東京都港区に移転。 |
|
2014年4月 |
人材の採用及び育成強化を一元的に推進するため、キャリアセンターを新設。 |
|
2014年12月 |
介護事業を営む株式会社ココチケアの株式を取得し子会社化。 |
|
2015年11月 |
大東建託株式会社、インフォコム株式会社と業務提携契約を締結。 |
|
2016年2月 |
介護事業を営む子会社 株式会社ココチケアを吸収合併。 |
|
2016年6月 |
東京証券取引所市場第一部上場。 |
|
2017年5月 |
東邦ホールディングス株式会社と業務提携契約を締結。 |
|
2017年10月 |
介護事業を営むベストケア株式会社の株式を取得し子会社化。 |
|
2017年11月 |
介護事業を営む株式会社日本ケアリンクの株式を取得し子会社化。 |
|
2018年12月 |
介護事業を営む株式会社オールライフメイトの株式を取得し子会社化。 |
|
2019年4月 |
介護事業を営むなごやかケアリンク株式会社の株式を取得し子会社化。 |
|
2020年3月 |
介護事業を営む株式会社恵の会及び有限会社恵の会の株式を取得し子会社化。 |
|
2020年10月 |
介護事業を営む株式会社日本エルダリーケアサービス及び株式会社ファイブシーズヘルスケアの株式を取得し子会社化。 |
|
2021年6月 |
スマートホスピタル事業としてリモート医事サービスを開始。 |
|
2021年10月 |
介護事業を営む株式会社プラスの株式を取得し子会社化。 |
|
2022年2月 |
保育事業を営む株式会社こころケアプランの株式を取得し子会社化。 |
|
2022年4月 |
介護事業を営む子会社 株式会社日本ケアリンク及び株式会社オールライフメイトを吸収合併。 東京証券取引所プライム市場に移行。 |
|
2023年6月 |
介護事業を営む三井住友海上ケアネット株式会社(現 株式会社ソラストケア)の株式を取得し子会社化。 |
当社グループは、当社(株式会社ソラスト)及び当社の関係会社(子会社16社及び関連会社1社)により構成され、医療関連受託事業、介護事業及びこども事業を中心に事業を展開しています。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりです。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分です。
また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。
(1)医療関連受託事業
当社において、約1,500の医療機関を対象に全国で医療事務関連業務、医事周辺業務、病院経営支援業務等を、業務受託及び人材派遣によって行っています。
① 当社の提供する主なサービスの内容
|
区分 |
サービスの内容 |
|
医療事務関連業務 |
受付業務、クラーク業務、会計業務、外来・入院算定業務、診療報酬請求業務、DPC関連業務、他 |
|
医事周辺業務 |
医師事務作業補助業務、宿日直業務、看護補助業務、院内物流業務、他 |
|
病院経営支援業務 |
病院経営コンサルティング、病院事務運営、診療情報管理支援、IT関連サービス、地域連携支援、他 |
|
その他 |
医療事務や病院経営分野の各種調査・分析、資料作成、講演・研修、他 |
② 当社と取引する病院契約数の推移
|
|
2018年度 |
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
|
病院契約数(件) |
532 |
538 |
526 |
526 |
570 |
(注)1.病床数20床以上の入院施設を持つ医療機関を病院として区分しています。
2.病院契約数は、各年度第4四半期(1-3月)中に1か月以上、単月100万円以上の売上高が計上された病院数の合計です。期間中の新規の受注契約やコンサルティング契約を含みます。
(2)介護事業
当社グループにおいて、主に関東圏・中京圏・関西圏で通所介護(デイサービス)や訪問介護(ホームヘルプ サービス)等の在宅介護サービスを核に、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、居宅介護支援、短期入所生活介護(ショートステイ)、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)、都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等の多様な介護サービスの提供を行っています。
当社グループが運営する介護事業所数の推移
|
|
2019年 3月末 |
2020年 3月末 |
2021年 3月末 |
2022年 3月末 |
2023年 3月末 |
|
訪問介護(ホームヘルプサービス) |
66 |
72 |
151 |
151 |
152 |
|
通所介護(デイサービス) |
102 |
166 |
193 |
194 |
190 |
|
居宅介護支援 |
64 |
64 |
92 |
87 |
90 |
|
認知症対応型共同生活介護 (グループホーム) |
67 |
71 |
85 |
97 |
103 |
|
短期入所生活介護(ショートステイ) |
16 |
18 |
18 |
18 |
18 |
|
有料老人ホーム |
23 |
34 |
39 |
39 |
39 |
|
サービス付き高齢者向け住宅 |
4 |
8 |
8 |
8 |
11 |
|
小規模多機能型居宅介護 |
18 |
18 |
22 |
30 |
33 |
|
都市型軽費老人ホーム(ケアハウス) |
12 |
12 |
12 |
12 |
12 |
|
その他 |
11 |
13 |
13 |
12 |
15 |
|
合計 |
383 |
476 |
633 |
648 |
663 |
(注)1.介護事業所数には、各年度中における新設、休止、閉鎖及びM&A(事業譲受や子会社化等)による増減を反映しています。
2.訪問介護(ホームヘルプサービス)の事業所数には、家事代行が含まれています。
3.その他には訪問看護、福祉用具貸与・販売、定期巡回・随時対応型訪問介護看護等が含まれています。
(3)こども事業
当社グループにおいて、認可保育所を中心に、認証保育所、小規模保育所、病後児保育室等の保育サービスの提供等を行っています。
当社グループが運営する保育施設数の推移
|
|
2019年 3月末 |
2020年 3月末 |
2021年 3月末 |
2022年 3月末 |
2023年 3月末 |
|
保育施設 |
14 |
16 |
18 |
66 |
66 |
(注)保育施設数には、各年度中における新設、休止、閉鎖及びM&A(事業譲受や子会社化等)による増減を反映しています。
(4)その他
主に、教育事業、スマートホスピタル事業等を行っています。教育事業は、当社において、企業・団体顧客・個人向けに医療事務や介護関連教育講座の提供や、株式会社技能認定振興協会において、それらに係る技能認定試験業務等を提供しています。スマートホスピタル事業は、当社において、クリニックを中心とした全国の医療機関を対象に、医療事務関連業務を遠隔で提供しています。
(事業系統図)
当社及び当社グループの各事業の関わりを事業系統図によって示すと次のとおりです。
|
名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の 内容(注)1 |
議決権の所有割合又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|
|
資金融通 (注)2 |
その他 |
|||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
㈱日本エルダリーケアサービス (注)3 |
東京都港区 |
100 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
㈱ファイブシーズヘルスケア (注)3 |
兵庫県神戸市 |
99 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
ベストケア㈱ |
愛媛県松山市 |
50 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
役員の兼任 当社が事務の一部を受託 |
|
なごやかケアリンク㈱ |
東京都港区 |
50 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
㈱住センター |
東京都港区 |
40 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
㈱森伸 |
三重県伊勢市 |
15 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
- |
|
㈱プラス |
愛知県名古屋市 |
10 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
㈲恵の会 |
大分県大分市 |
3 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
役員の兼任 当社が事務の一部を受託 |
|
㈱恵の会 |
大分県大分市 |
3 |
介護事業 |
100.0 |
有 |
役員の兼任 当社が事務の一部を受託 |
|
㈱こころケアプラン |
東京都港区 |
29 |
こども事業 |
100.0 |
有 |
- |
|
はぐはぐキッズ㈱ |
東京都大田区 |
10 |
こども事業 |
100.0 |
有 |
- |
|
㈱ソラスト保育総合研究所 |
東京都港区 |
10 |
こども事業 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
㈱なないろ |
東京都新宿区 |
5 |
こども事業 |
100.0 |
有 |
- |
|
㈱技能認定振興協会 |
東京都港区 |
10 |
その他 |
100.0 |
有 |
当社が事務の一部を受託 |
|
(その他の関係会社) |
|
|
|
|
|
|
|
大東建託㈱ (注)4 |
東京都港区 |
29,060 |
建設事業、不動産事業、金融事業、その他 |
被所有 33.6 |
- |
業務提携 役員の兼任 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。
2.グループ会社との資金融通のため、キャッシュ・マネジメント・システムを導入しており、当社との間で資金の貸付及び借入を行っています。
3.特定子会社に該当しています。
4.有価証券報告書を提出しています。
(1)連結会社の状況
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
医療関連受託事業 |
|
( |
|
介護事業 |
|
( |
|
こども事業 |
|
( |
|
その他 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員(常勤及び非常勤勤務者)であり、( )内に登録型派遣、アルバイト、嘱託及び契約社員の期中平均人員を外数で記載しています。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
( |
|
|
|
(注)1.従業員数は就業人員(常勤及び非常勤勤務者)であり、( )内に登録型派遣、アルバイト、嘱託及び契約社員の期中平均人員を外数で記載しています。
2.当社の従業員は、本社・支社、事業部等で勤務する総合職社員と医療機関(病院・診療所)内、介護事業所及び保育施設で勤務する専門職社員に大きく分類されます。総合職社員と専門職社員では、勤務体系、給与体系、平均勤続年数等が異なるため、平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与は、常勤勤務者のうち総合職社員789人について表示しています。なお、常勤勤務者全体(16,201人)の平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与は、それぞれ42.6歳、6.4年、2,988千円です。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
医療関連受託事業 |
|
( |
|
介護事業 |
|
( |
|
こども事業 |
|
( |
|
その他 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。
(3)労働組合の状況
当社の労働組合は「ソラストユニオン」と称し、全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UAゼンセン)に加盟しています。なお、労使関係はきわめて良好です。
連結子会社の労働組合は、株式会社日本エルダリーケアサービスのUAゼンセン日本介護クラフトユニオンがあります。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
2022年度の状況
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1、3、4 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、5、6、7、8 |
||
|
全労働者 |
うち正規労働者 |
うち非正規労働者 |
||
|
44.3 |
22.0 |
63.5 |
61.6 |
82.0 |
当社の男女賃金差異の状況を見ると、非正規労働者に比べ正規労働者における男女間賃金差が開いています。これは、正規労働者のうち、賃金水準が高い傾向にある管理職に占める女性割合が、正規労働者全体の女性割合に比べ低いことが要因の1つであると認識しています。
<正規労働者の状況>
正規労働者全体に占める女性労働者の割合:85.4%
うち、管理職に占める女性労働者の割合 :44.3%
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
3.課長相当職以上の人員数における女性労働者の割合を記載しています。
4.2023年4月1日時点の割合です。
5.労働者の男女の賃金の差異における正規労働者は嘱託社員・契約社員を除く常勤社員を、非正規労働者は非常勤社員・嘱託社員・契約社員・登録型派遣・アルバイトを示しています。また、当社から社外への出向者を含み 、他社から当社への出向者を含んでいません。
6.賃金は、基本給、諸手当(通勤手当除く)、残業手当及び賞与の合計です。
7.労働者の男女の賃金の差異は男性の賃金を100%とした場合の女性の賃金の割合を示しています。
8.当社では、非正規労働者が全労働者の49%を占めています。非正規労働者はその性質上、勤務体系、勤務日数・時間等にばらつきがあります。そのため、非正規労働者の人員数を、正規労働者の所定労働時間をもとに換算し、労働者の男女の賃金の差異を算出しています。
②連結子会社
2022年度の状況
|
名称 |
管理職に占める 女性労働者の割合(%)(注)2 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)3 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)2、4 |
||
|
全労働者 |
うち正規労働者 |
うち非正規労働者 |
|||
|
㈱日本エルダリー ケアサービス |
- |
25.0 |
89.4 |
83.6 |
108.4 |
|
㈱ファイブシーズ ヘルスケア |
- |
- |
92.3 |
88.1 |
126.1 |
|
ベストケア㈱ |
- |
- |
85.0 |
81.9 |
108.9 |
|
なごやかケアリンク㈱ |
- |
- |
98.1 |
92.0 |
128.0 |
|
㈲恵の会 |
41.6 (注5) |
- |
- |
- |
- |
|
㈱恵の会 |
66.6 (注5) |
- |
- |
- |
- |
|
㈱こころケアプラン |
- |
- |
84.9 |
100.1 |
- (注6) |
|
㈱なないろ |
- |
- |
69.4 |
88.3 |
102.6 (注7) |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)又は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき各指標を公表している(予定も含む)連結子会社及びその指標について記載しています。
2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
4.労働者の男女の賃金の差異は男性の賃金を100%とした場合の女性の賃金の割合を示しています。
5.2023年3月31日時点の割合です。
6.男性の非正規労働者が在籍していなかったため算出していません。
7.男性の非正規労働者が対象期間のうち一部の期間しか在籍していなかったため、平均年間賃金を総賃金に置き換えて算出しています。
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日2023年6月28日現在において当社グループが判断したものです。
なお、当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及び
キャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照下さい。
(1)経営方針
当社グループは、「私たちは、人とテクノロジーの融合により、「安心して暮らせる地域社会」を支え続けます。」を企業理念に掲げ、人とテクノロジーを融合した新たなビジネスの創出と既存ビジネスの改革、事業を通じた社会課題解決への貢献と価値あるサービスを提供し続けることを目指しています。そして企業理念の実現に向けて長期的に目指す姿として、2030年数値目標及びサステナビリティテーマを掲げています。
これらの達成のため、中期的に取り組むべき重要課題を特定し、重点戦略、具体的な数値目標を定めた中期経営計画2025を2023年5月に発表しました。様々な課題や環境変化に直面する中、コア事業の圧倒的な差別化とイノ ベーションへの投資を通じて、持続的な成長のための柱を確立することを目指します。
<ソラストグループ理念体系>
<企業理念>
(2)経営戦略等
当社は、<企業理念><2030年数値目標><サステナビリティテーマ>の実現を通して、企業価値の継続的な増大を目指します。
<2030年数値目標>
売上高 3,000億円 営業利益 200億円
|
・医療関連受託事業 |
売上高 |
1,000億円 |
営業利益率 15% |
|
・介護事業 |
売上高 |
1,500億円 |
営業利益率 10% |
|
・新規事業・他 |
売上高 |
500億円 |
営業利益率 15% |
<サステナビリティテーマ>
「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティに関する考え方」をご参照下さい。
<中期経営計画2025>
コア事業の圧倒的な差別化とイノベーションへの
積極投資を通じて、持続的な成長のための柱を確立する
数値目標
|
|
2022年度 実績 |
2025年度 計画 |
年平均成長率 |
|
売上高 |
1,310億円 |
1,650億円 |
+8.0% |
|
EBITDA |
94億円 |
150億円 |
+16.6% |
|
営業利益 |
63億円 |
100億円 |
+16.5% |
|
経常利益 |
67億円 |
98億円 |
+13.2% |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
31億円 |
57億円 |
+21.6% |
|
自己資本利益率 (ROE) |
15.2% |
約20% |
- |
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投下資本利益率 (ROIC) |
9.1% |
10%超 |
- |
「中期経営計画2025」の詳細は、当社ウェブサイト(https://www.solasto.co.jp/ir/jp/corporate/strategy.html)をご参照ください。
<コアコンピタンス>
専門性を備えた人材力とテクノロジーの活用により、
サービスの現場を変革・創造する力
<Solasto Way>
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ポジティブにふるまう |
一人ひとりの違いを 受け入れ、協働する |
助け合えるチームになる |
イノベーションの種を みんなで育てる |
<ソラストグループ行動規範>
倫理的で責任をもって行動するための指針
「ソラストグループ行動規範」の詳細は、当社ウェブサイト(https://www.solasto.co.jp/ir/jp/corporate/compliance.html)をご参照ください。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
経営理念の実現に向け、以下の取り組みを推進します。
医療関連受託事業
・医事業務DXによるクオリティと生産性向上
・新規顧客獲得
・顧客満足度向上に伴う既存顧客の失注防止
・新規サービス開発
介護事業
・現場第一主義の再徹底とコロナ禍からの既存事業所回復
・積極的なM&Aの継続と丁寧なPMI
・科学的介護の導入による差別化推進
・新規サービス開発
こども事業
・PMI推進とM&A前のEBITDAマージン水準回復
・新規サービス開発
スマートホスピタル事業
・スタンダードプランの確立と生産性向上
・サービスの拡張と新サービス開発
ESG
・CO2排出削減の推進(LED化、省エネ性能の高い給湯器・空調機への入替え積極化)
・拠点あたりCO2排出量-10%(2021年度比)
・女性管理職・役員の育成と登用の促進(2025年度までに総合職女性管理職比率1/3以上、女性役員人数5人)
・障がい者雇用の拡充
・取締役会の実効性向上
・子会社の統制向上
また、当社は2019年5月14日に独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立入検査を受け、以降は同委員会の調査に全面的に協力してまいりました。2022年10月17日、公正取引委員会から、愛知県又は岐阜県に所在する病院が発注する医事業務の入札等の参加業者に対して、独占禁止法に違反する行為があったとして、排除措置命令及び課徴金納付命令がなされた旨の発表がありました。当社は、再発防止に向けた取り組み及び課徴金減免制度の適用が認められたことから、上記命令のいずれも受けておりませんが、独占禁止法に違反する行為があった旨の認定を受けました。当社としましては、本件を厳粛に受け止め、再発防止策の徹底に努めてまいります。
当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しています。なお、当社グループは、これらのリスクについて、顕在化の可能性及び顕在化した場合の影響とその時期について分析し、各リスクの重要性を把握、評価した上で、発生の回避及び万が一発生した場合でも業績及び財務状況に与える影響を最小限にすべく、具体的施策を検討、実施しています。
本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は有価証券報告書提出日2023年6月28日現在において判断したものです。
(1)業界環境に関するリスクについて
①業界の動向及び競合他社
(医療関連受託事業)
当社グループの主たる顧客である医療機関は、2年に1度実施される診療報酬の改定や、現在推進されている医療制度改革等により、その経営に影響を受けることがあります。さらに、医療事務関連に対するアウトソーシング及び業務のIT化の流れも、業務受託機会、受託内容に影響を及ぼす可能性があります。
また、同事業においては、高度な専門的知識が要求され、他事業に比べて参入障壁が高いと認識していますが、これらに対応できる事業者が現れた場合、競合環境が変化する可能性があります。
これらの事業環境の変化が顕在化した場合、受託内容や当社のシェアに変化が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(介護事業)
介護保険制度は、2000年4月の施行以来、在宅サービスを中心にサービス利用者が急速に拡大する中で、老後の安心した生活を支える仕組みとして定着してきました。また、今後を展望すると「団塊の世代」が高齢期を迎え、介護サービスの利用者は増加基調が続くと予想されます。このため、介護関連ビジネスの市場規模は今後も拡大することが予測されており、毎年多くの法人が介護市場に新規参入しています。今後競争が激化し、当社グループの多数の事業所において利用者の確保が困難となるような場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(こども事業)
保育サービスにおいては、女性の社会進出や共働き世帯の増加等を背景に今後も安定した需要が見込まれます。しかしながら、将来的に少子化の加速や事業者の増加等により、当社グループの多数の保育施設において児童数の確保が困難となるような場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
②介護事業・こども事業における施設の新規開設
当社グループでは開設にあたり綿密なマーケットリサーチを行い、介護施設や保育施設の新規開設を進めていますが、好立地に物件を確保できない場合や、事業環境の変化及び経済的要因により開設事業計画に大幅な乖離が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
③社会保険制度の改正
当社グループでは、約3万人の社員を雇用しており、常勤社員及び一部非常勤社員については健康保険や厚生年金、雇用保険等の社会保険を適用しています。少子高齢化等の人口動態を背景に社会保険料率が今後も上昇し、事業主負担が増加する可能性があります。
当社グループでは、特に医療関連受託事業におけるコスト増への対応として、業務の一層の効率化に努めるとともに、適正な価格での受注を推進しています。しかしながら、上記の施策が想定通りに進行せず、コスト増の影響を充分に吸収できない場合には、収益の圧迫要因となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(2)事業内容に関するリスクについて
①人材の確保・育成
当社グループの主たる事業は、人材によるサービスの提供によるものであり、事業規模を維持・拡大していくためには、それに見合う人材の確保と育成が必須となります。
医療関連受託事業では、取引先医療機関からの様々なニーズに対応可能な専門性の高い医療事務スタッフを当社グループが受託する業務量の増減に応じて確保・育成していく必要があります。
介護事業及びこども事業では、介護職員及び保育士が慢性的に不足している中、着実に人材を確保し、併せて質の高い人材を育成していく必要があります。また、介護事業及びこども事業は、指定サービス事業者となるために、人員基準及び設備基準が厚生労働省令及び各自治体条例で規定されています。当社の施設はすべて基準を満たすように細心の注意を払っていますが、今後、欠員が生じた場合や基準の変更により追加的な人員補充が必要となった場合において、新たな人材の確保ができない等、人員基準を満たせなくなった場合には、現在提供しているサービスを継続することができなくなる可能性があります。
当社グループでは、人材採用と育成に積極的に取り組んでいるほか、コミュニケーションや処遇改善等の施策に総合的に取り組むことで、定着率の向上や事業の展開に資する人材の安定確保に努めています。しかしながら、上記の施策にもかかわらず、人材確保が計画通りに遂行できなかった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
②M&A
当社は、同業他社等に対するM&A(子会社化や事業譲受等)を実施することにより当社グループの事業を補完・強化することが可能であると考えており、M&Aを積極的に推進しています。その際、対象企業や事業の状況及び財務、税務、法務等について詳細なデューデリジェンスを行う等、意思決定のために必要かつ十分と考えられる情報収集、投資管理委員会における投資効率の精査、検討を実施することで可能な限りのリスク回避に努めています。
しかしながら、M&A後において、当社が認識していない問題が明らかになった場合や、何らかの事由により事業展開が計画通りに進まない場合、対象企業の株式価値や譲受資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
さらに、市場環境や業界全体の事業環境によって、M&Aの対象となり得る案件の業績や買収価格が変化してM&Aの実施件数が計画通りに進まなかった場合にも当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
③個人情報
当社グループでは、医療関連受託事業及びスマートホスピタル事業においては患者情報、介護事業においては介護利用者、こども事業においては保育園児の情報、教育事業においては受講者の情報等、多くの個人情報を取り扱っています。従って、当社グループは、個人情報の保護を経営の重要な課題として認識しており、個人情報保護方針を策定し、計画的に社員教育を実施する等、社内体制の強化を図り、個人情報漏えいの防止に努めています。しかしながら、万が一、個人情報漏えい等の不測の事態が生じた場合は、社会的信用失墜や損害賠償責任の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
④お客様の安全管理・健康管理・事件事故対策
当社グループの介護サービス利用者は高齢者が多いことから、転倒や誤嚥等によって利用者の生命に関わる重大な事故に発展する可能性があります。通所介護(デイサービス)、グループホーム及び有料老人ホーム等においては、食事や入浴等の介護サービスが行われており、食中毒、集団感染等の危険度は相対的に高いと考えられます。また、介護事業及びこども事業は当社の社員が高齢の利用者や園児に対して、長時間直接的に役務を提供しており、虐待や暴力行為が発生する可能性が相対的に高いと考えられます。
当社グループは、介護手順や事件事故防止対策等について、長年の実績に基づいた業務のマニュアル化や社員の訓練等を行っています。
しかしながら、万が一、事件事故や食中毒等が発生し、当社の管理責任が問われた場合には、各施設における事業の存続に重大な影響を受け、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
また、保育所の運営に関しては、上記と同様に万全の体制で臨んでいますが、万が一重大な事件事故が発生した場合やその他保育所の運営上における何らかのトラブルが発生した場合には、各施設における事業の存続に重大な影響を受け、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
⑤情報セキュリティ
当社グループは、情報セキュリティに関する遵守事項、管理規定、セキュリティ事故発生時の対応等を情報セキュリティ方針に定め、業務の効率化のための情報システム構築・運用、IT環境の整備、セキュリティ対策の強化に取り組んでいます。特に2021年度より開始したスマートホスピタル事業のリモート医事サービスの提供においては、ISMS/ISO27001認証を取得し、3省2ガイドラインに準拠した環境でのサービス提供を行う等、情報セキュリティ対策を徹底しています。しかしながら、通信設備等の予期せぬトラブル等によりシステムが停止した場合や、外部からの不正アクセス、サイバー攻撃、コンピューターウイルス侵入等により機密情報・個人情報の漏洩を含む情報セキュリティ上の不備が生じた場合には、その被害の規模により当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
⑥サービスの継続性
当社グループの事業の性格上、サービス提供の継続性が強く求められています。従って、業績が改善されない事業所があった場合でも、収益性の観点だけで直ちに撤退することが困難な場合があります。
⑦長期賃貸借契約
介護事業及びこども事業における事業所・保育所の開設にあたっては、土地及び建物等の設備投資が必要であることから投資リスクが生じます。当該リスクを抑制するために、各施設の展開は賃借を基本とした設備投資戦略を採用しています。このため、投資リスクは抑制されるものの、一定期間は撤退の制約が課せられ、これに反した場合は中途解約による違約金等の支払が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
また、土地及び建物の所有者である法人、個人が破綻等の状況に陥り、継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(3)法的規制・訴訟に関するリスクについて
①労働者派遣法
医療関連受託事業においては業務請負が主な形態となっていますが、顧客(医療機関)の需要にきめ細かく対応するため、一部の業務において労働者派遣を行っています。
労働者派遣事業の許認可や派遣可能な業務・期間等は、「労働者派遣法」及び関連諸法令の規制を受けています。当社は、「労働者派遣法」に基づく労働者派遣事業許可を取得しており、「労働者派遣法」には、派遣事業を行う事業主が欠格事由及び当該許可の取消事由に該当した場合に、期間を定めて当該労働者派遣事業の全部または一部の停止を命じることができる旨が定められています。
今後の「労働者派遣法」及び関係諸法令の改正または解釈の明文化等が行われた場合は、派遣売上に影響を及ぼす可能性があります。
②介護保険制度
当社グループが行っている介護事業は、「介護保険法」に基づく介護サービスが中心となっており、「介護保険法」及び関連諸法令の規制を受けます。これらの介護サービスを行う事業者は、都道府県等各自治体の指定を受ける必要があります。「介護保険法」には、介護報酬の不正請求や人員、設備基準違反等当該指定の取消事由に該当した場合に指定を取り消すことができる旨が定められています。
介護保険制度は、3年毎に制度全般の見直し及び介護報酬の改正が行われています。従って、介護保険収入の割合が高い同事業は、法改正の影響を受けやすい特徴があります。
当社グループは、訪問介護(ホームヘルプサービス)や通所介護(デイサービス)を中心とした在宅介護サービスに加え、有料老人ホームや介護保険適用外サービスの強化等により、法改正の影響を分散する取り組みを 行っています。しかしながら、今後の制度の見直しや介護報酬の改定により、展開中の介護サービスへの規制強化や適用される介護報酬額が大幅に引き下げられた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
③その他の法的規制
当社グループは事業の遂行において、上記を含む様々な法律や規制の適用を受けており、これら法律・規制等を遵守すべく、社内体制の確立や社員教育等に重点的に取り組んでいます。しかしながら、当社グループに対して訴訟や法的手続きが行われ、当社グループに不利な判決が下された場合や法的措置が課された場合、またその影響により当社グループの社会的信頼が喪失した場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
なお、当社は2019年5月14日に独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立入検査を受け、以降は同委員会の調査に全面的に協力してまいりました。2022年10月17日、公正取引委員会から、愛知県又は岐阜県に所在する病院が発注する医事業務の入札等の参加業者に対して、独占禁止法に違反する行為があったとして、排除措置命令及び課徴金納付命令がなされた旨の発表がありました。当社は、再発防止に向けた取り組み及び課徴金減免制度の適用が認められたことから、上記命令のいずれも受けておりませんが、独占禁止法に違反する行為があった旨の認定を受けました。本件に伴い、顧客からの損害賠償や指名停止措置による受注機会の損失等が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(4)その他のリスクについて
①気候変動
当社グループの事業においては、気候変動による影響は軽微と認識しています。しかしながら、将来において炭素税の導入による税負担の増加、電力価格等のエネルギー価格の高騰、豪雨や台風等の異常気象の激甚化による施設の建物・設備への被害等の影響が生じる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
②自然災害・感染症
当社グループは、首都圏、中京圏、関西圏を中心に通所介護(デイサービス)や有料老人ホーム等の介護施設及び首都圏を中心に保育施設を運営しています。これらの施設は、地震、火災等不測の災害が発生した場合、介護利用者、保育園児や社員並びに施設の建物・設備等に被害が及ぶ可能性があります。また、感染症の流行や拡大により、施設の稼動ができなくなった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
③資金調達
当社グループは、事業運営及び成長に必要な資金を自己資本だけに依存することなく、他人資本である借入等の負債を有効活用することにより、長期的な企業価値の最大化を図っています。この資本の調達過程において、金融市場の不安定化や当社グループの業績又は財務体質等を要因として、計画通りの資金調達が実行できない場合や金利の上昇が発生した場合等には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
④減損会計の適用
当社グループ各社の保有する固定資産について、今後、収益性が著しく低下した場合には、減損損失の計上が必要となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
また、当社グループは介護事業を中心にM&Aを積極的に実施しており、その結果、有形固定資産及びのれん等の資産を取得又は計上しています。これらの資産についても多額の減損損失を認識した場合、当社グループの財政状況及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。なお、2023年3月31日現在、当連結会計年度の連結貸借対照表において、計上されている固定資産のうち、介護事業に関する有形固定資産及び無形固定資産の合計金額は25,226百万円であり、連結総資産の36.1%を占めています。また、連結総資産の23.8%に該当する16,656百万円ののれんが計上されており、その主な内訳は、なごやかケアリンク株式会社(2,482百万円)、株式会社こころケアプラン(1,718百万円)、株式会社なないろ(1,372百万円)となります。
当事業年度の貸借対照表に計上されている固定資産のうち、介護事業に関する有形固定資産及び無形固定資産の合計金額は12,551百万円であり、総資産の18.5%を占めています。
⑤風評等の影響
当社グループの事業においては、お客様をはじめ関係者の信用、評判が大きな影響力を持つと認識しています。従って、当社グループでは高い理念の下に細心の注意を払って事業を運営していますが、何らかの理由により当社グループの評判が損なわれた場合又は当社グループに対する好ましくない風評が立った場合には当社グループの業績及び人材採用等に影響を与える可能性があります。
⑥親会社等との関係
当社は、2015年12月16日付で大東建託株式会社から出資を受け入れ、大東建託株式会社は当社発行済株式総数の33.6%(議決権比率ベース)を保有するその他の関係会社に該当しています。また、当社は大東建託株式会社の持分法適用関連会社となり、当社の社外取締役である内田寛逸氏は大東建託株式会社から招聘しています。
当社グループの経営方針、事業展開等の重要事項の意思決定において、大東建託株式会社に対して承認や事前報告を要する事項はなく、独立性・自律性は保たれていると認識しています。また、大東建託株式会社は当社株式を中長期にわたって保有する意向であると認識しています。しかしながら、将来において、大東建託株式会社における当社株式の保有比率に大きな変動があった場合、あるいは大東建託グループの事業戦略が変更された場合等には、当社株式の流動性及び株価形成、並びに当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」とい
う。)の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日2023年6月28日現在において判断したものです。
2022年度よりセグメントを変更しており、「介護・保育事業」を「介護事業」及び「こども事業」に分離して表示しています。また、前年同期の数値についても新たなセグメントに組み替えて表示しています。
①経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、以下のような状況や変化がありました。
・医療関連受託事業においては、病院を中心とした医療機関における医療事務の外部委託ニーズが安定して推移しました。加えて、2024年4月に施行される「医師の働き方改革」への対応に向けて、医師の事務作業の負担軽減を目的とした医師事務作業補助者の高い派遣ニーズが見られました。
・介護事業においては、高齢化を背景に介護サービスの需要は着実に増加しており、2022年の国内の75歳以上人口は1,937万人となり、前年と比較して72万人増加(出典:総務省「人口推計」)しました。
・新型コロナウイルス感染症の拡大は、引き続き社会・経済や生活環境に大きな影響を与えました。オミクロン株による第7波、第8波は、それまでの波を上回る規模で拡大し、1日の新規感染数が全国で10万人を超える日が続きました。介護業界においても、ご利用者やそのご家族、さらには介護職員の罹患も多く見受けられたほか、デイサービスを中心にご利用者様のサービスの利用控えが顕著に見られました。
・2022年平均の有効求人倍率は1.28倍(季節調整値)と、前年を0.15ポイント上回りました(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。雇用の環境は、コロナ禍前には届かないものの、改善傾向にあります。しかしながら、介護分野の有効求人倍率については依然として高い水準にあります。政府も2022年には臨時改定を行うなどして福祉・介護職員への処遇改善に取り組んでいますが、引き続き医療事務・介護・保育業界において適時適切な人材の採用は重要課題となっています。
このような事業環境の中、当社グループは、2022年4月1日に新企業理念を発表しました。今後30年を見据え、向かうべき方向性と大切にすべき価値観を再認識し、新企業理念の下、人とテクノロジーを融合し、新たなビジネスの創出と既存ビジネスの改革、事業を通した社会課題解決への貢献と価値あるサービスを提供し続け、あらゆるステークホルダーの皆様の満足を高めるとともに、持続的な企業価値の向上に努める方針です。
当連結会計年度では、医療DX推進に貢献する新サービスとして、“コミュニケーションは「人」、事務作業は「ICT」”という考えの下、医療機関の外来業務の効率的な運用をサポートする「保険証確認システム」、「診療費後払いシステム(キャッシュレス)」、「顔認証による手ぶら受付システム」、「院内コールセンター(非対面受付)」、「WEB予約システム」等の医療機関への提案を始めました。
介護事業では、科学的根拠に基づく介護の実現に向けて、ネスレ日本株式会社との高齢者の栄養改善効果に関する共同研究(2021年4月より開始)において、デイサービスご利用者への早期で適切な栄養サポートがご利用者の健康悪化リスクの低下につながる可能性があることが確認されました。
介護事業のM&Aでは、その継続的な取り組みの成果が出始めているものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって、業績への貢献は限定的であり、介護事業所数は前年度末より15ヶ所増加にとどまりました。
2021年6月に提供を開始した医療DXパッケージ「iisy」(イージー)のサービス第一弾である「リモート医事サービス」では、サービスクオリティの向上やサービス提供体制の確立に向け、先行投資を実施しています。2022年4月には在宅診療版リモート医事サービスの提供を、10月にはレセプトチェックプランの提供を開始しました。サービスニーズは高く、12月には申込契約件数は期初予定の200件を突破しました。2023年2月にはリ モート医事サービスの中期成長のロードマップや目標等、中期方針を発表しました。
当社グループの主要事業である医療関連受託事業、介護事業、こども事業は、いずれもエッセンシャルサービスとして社会機能を維持するために必要不可欠な事業です。特に、当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の感染対策を講じながら顧客の安心・安全を確保するとともに、社員の安全にも十分に留意して事業を継続することが重要な社会的役割を果たすこととなりました。
以上の結果、2022年度は、新型コロナウイルスの影響があったものの、医療関連受託事業、介護事業及びこども事業がともに堅調に推移し、売上高は前年比11.8%増の131,088百万円、営業利益は0.1%増の6,325百万円となり、10年連続の増収増益を達成しました。なお、2022年2月から9月まで、介護職員・保育士等の処遇改善支援補助金(以下、「処遇改善補助金」)の制度が設けられていましたが、処遇改善は売上原価、補助金は営業外収益に計上するため、本処遇改善に伴い営業利益に対して約3.5億円の減益要因となりました。経常利益は前年比7.1%増の6,747百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、介護事業の介護事業所、こども事業の保育施設において収益性が低下し、投資の回収が見込めないと判断したこと等により減損損失664百万円を計上したことや、医療関連受託事業において損害賠償損失引当金繰入額505百万円を計上したこと等により前年比9.4%減の3,172百万円となりました。
2022年度の業績結果は以下のとおりです。
(単位:百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
増減率 |
|
売上高 |
117,239 |
131,088 |
+13,848 |
+11.8% |
|
営業利益 (同率) |
6,319 (5.4%) |
6,325 (4.8%) |
+5
|
+0.1%
|
|
経常利益 (同率) |
6,297 (5.4%) |
6,747 (5.1%) |
+450
|
+7.1%
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 (同率) |
3,502 (3.0%) |
3,172 (2.4%) |
△329
|
△9.4%
|
<事業セグメント別の状況>
[医療関連受託事業]
医療関連受託事業は、サービスクオリティの維持・向上、生産性の改善を目的としたトレーニングやIT活用等の取り組みを継続的に推進しています。当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症再拡大によるコロナ関連業務の受注増加に加え、既存の請負事業や派遣事業の売上が増加したこと等により、売上高は前年比9.1%増の72,029百万円となりました。営業利益は、生産性改善や増収による増益効果があったものの、当社の継続的な取り組みである処遇改善に加え、新型コロナウイルス感染症拡大影響に対応するための費用が発生したこと等により、前年比6.0%増の8,960百万円となりました。
[介護事業]
介護事業は、2021年11月に株式会社プラス(以下、「プラス」)を子会社化したこと等により、売上高は前年比2.0%増の48,536百万円となりました。2022年7月からの新型コロナウイルス感染症の第7波、それに続く第8波の到来で介護サービスの利用控えや施設の休業が再び発生しました。2023年2月以降、新規感染者数の減少に伴い、サービス利用者数は回復傾向にあるものの、第7波、第8波の影響は大きく、当連結会計年度におけるサービス利用者数は前年と比べ減少しました。営業利益は、サービスの利用控えや2022年9月までの処遇改善補助金による減益要因等があったものの、プラスの利益貢献、業務の移管・業務プロセス改善による費用効率化等により、前年比2.1%減の2,521百万円となりました。
[こども事業]
こども事業は、2022年2月に株式会社こころケアプラン及びはぐはぐキッズ株式会社、2022年3月に株式会社なないろの計3社を子会社化したこと等により、売上高は前年比222.6%増の9,930百万円と、大幅な増収となりました。営業利益は、3社の子会社化によるのれん償却費の増加、2022年9月までの処遇改善補助金に伴う減益要因があったものの、園児数増に起因した稼働率改善により、前年比127.2%増の504百万円となりました。
[その他]
教育事業は、2022年4月の診療報酬改定に伴う書籍販売数の増加や通信講座の受講者数増等があったものの、2022年7月以降の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で資格試験の会場受験の中止や法人向けサービスの営業活動が停滞したこと等により、売上高は減少しました。
スマートホスピタル事業は、2021年6月にリモート医事サービスの提供を開始しています。サービスニーズは、新設クリニックを中心に、都市部にとどまらず離島や無医村まで幅広く顕在しており、申込契約件数は223件と好調に推移しました。損益面では、生産性の改善に一定の効果が表れているものの、引き続き先行投資局面であることにより損失を計上しました。
以上の結果、その他の売上高は前年比14.6%増の591百万円、営業損失は607百万円となりました。
[全社費用]
全社費用は、介護事業における採用業務を本社に統合したことや、2021年7月に稼働を開始した勤怠・給与・販売管理システムに係る減価償却費、その他IT関連投資等により増加し、5,053百万円となりました。
[売上高]
(単位:百万円)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
増減率 |
|
医療関連受託事業 |
66,042 |
72,029 |
+5,986 |
+9.1% |
|
介護事業 |
47,602 |
48,536 |
+934 |
+2.0% |
|
こども事業 |
3,078 |
9,930 |
+6,852 |
+222.6% |
|
その他 |
516 |
591 |
+75 |
+14.6% |
|
合計 |
117,239 |
131,088 |
+13,848 |
+11.8% |
[営業利益]
(単位:百万円、( )内は営業利益率)
|
|
2021年度 |
2022年度 |
増減 |
増減率 |
|
医療関連受託事業
|
8,450 (12.8%) |
8,960 (12.4%) |
+510
|
+6.0%
|
|
介護事業
|
2,575 (5.4%) |
2,521 (5.2%) |
△54
|
△2.1%
|
|
こども事業
|
222 (7.2%) |
504 (5.1%) |
+282
|
+127.2%
|
|
その他
|
△352 (-) |
△607 (-) |
△254
|
-
|
|
全社費用
|
△4,575 (-) |
△5,053 (-) |
△477
|
-
|
|
合計
|
6,319 (5.4%) |
6,325 (4.8%) |
+5
|
+0.1%
|
[介護事業所数及び保育施設数]
|
|
2022年3月末 |
2023年3月末 |
増減 |
|
介護事業所数 |
648 |
663 |
+15 |
|
保育施設数 |
66 |
66 |
±0 |
(注)上記<事業セグメント別の状況>に記載している“売上高”は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の“外部顧客への売上高”を、“全社費用”は“調整額”の数値を記載しています。なお、“調整額”は、主に報告セグメントに帰属しない費用等であり、各報告セグメントに配分していないものです。
②キャッシュ・フローの状況
“営業活動によるキャッシュ・フロー”は、税金等調整前当期純利益5,418百万円に、回収早期化による売上債権の減少、のれん償却額等の非資金費用の計上及び法人税等の支払額等を加減した結果、9,012百万円の収入となりました。なお、前年は5,519百万円の収入でした。
“投資活動によるキャッシュ・フロー”は、有形固定資産の取得による支出等により、2,171百万円の支出となりました。なお、前年は7,446百万円の支出でした。
“財務活動によるキャッシュ・フロー”は、新規借入と借入金返済による収支差が2,975百万円の支出となったことや配当金の支払額1,891百万円等により、5,211百万円の支出となりました。なお、前年は3,201百万円の収入でした。
以上の結果、“現金及び現金同等物の期末残高”は前年度末より1,628百万円増加し、11,857百万円となりました。
③財政状態の状況
前年度末と比較し、“資産の部”においては、売掛金の回収早期化等に伴い現金及び預金が増加したものの、のれんの償却により無形固定資産が減少したこと等により、資産合計は892百万円減少しました。
“負債の部”においては、長期借入金の増加、短期借入金や1年内返済予定の長期借入金の減少等を加減した結果、負債合計は2,315百万円減少しました。
“純資産の部”においては、配当金の支払が1,892百万円あったものの、親会社株主に帰属する当期純利益3,172百万円を計上したこと等により、純資産は1,423百万円増加しました。
④資本の財源及び資金の流動性
当社グループは中長期的な成長に向けて、介護事業のM&Aやスマートホスピタル事業等への投資を積極的に推進していきたいと考えています。これらの資金需要には、営業活動から得た自己資金を最優先として対応する予定です。不足する分については、資本効率やリスク管理に配慮しながら、金融機関からの借入等を活用する予定です。
なお、今後の積極的なM&Aを支えるための安定的な資金調達を目的として、金融機関と総額100億円の当座貸越契約を締結しています。
⑤重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。これら連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わねばなりません。経営者は、これらの見積り及び判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っています。また、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数字についての判断の基礎となります。見積りには特有の不確実性が存在するため、実際の結果は、これら見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
⑥生産、受注及び販売の実績
[生産実績]
該当事項はありません。
[受注実績]
該当事項はありません。
[販売実績]
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(単位:百万円)
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年比 |
|
医療関連受託事業 |
72,029 |
+9.1% |
|
介護事業 |
48,536 |
+2.0% |
|
こども事業 |
9,930 |
+222.6% |
|
報告セグメント計 |
130,496 |
+11.8% |
|
その他 |
591 |
+14.6% |
|
合計 |
131,088 |
+11.8% |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しています。
三井住友海上ケアネット株式会社の株式譲渡契約の締結
当社は、2023年2月8日開催の取締役会において、三井住友海上ケアネット株式会社の株式を取得(子会社化)するため、前提条件並びに本株式取得の決定について代表取締役に一任することを決議し、2023年2月28日付で決定、同日付で株式譲渡契約を締結しました。なお、株式譲渡は2023年6月1日付で実行されています。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりです。
(1)提出会社
|
2023年3月31日現在 |
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び構築物 (百万円) |
機械装置及び 運搬具 (百万円) |
土地 (百万円) (面積㎡) |
リース資産 (百万円) |
その他 (百万円) |
合計 (百万円) |
||||
|
本社 (東京都港区) |
全社 (共通) |
事務所 |
16 |
- |
- |
- |
41 |
57 |
296 (14) |
|
三鷹データセンター (東京都三鷹市) |
全社 (共通) |
データ センター |
- |
- |
- |
67 |
989 |
1,057 |
- (-) |
(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.従業員数の( )は、登録型派遣、アルバイト、嘱託及び契約社員数を外書しています。
3.帳簿価額のうち「その他」はソフトウエア、工具、器具及び備品等です。
(2)国内子会社
該当事項はありません。
(3)在外子会社
該当事項はありません。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
339,000,000 |
|
計 |
339,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2023年6月28日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 (プライム市場) |
|
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)「提出日現在発行数」欄には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含めていません。
|
決議年月日 (名称) |
付与対象者の 区分及び人数 |
新株予約権の目的となる株式の種類 |
新株予約権の数 (個) |
株式の数(株) (注)5、7 |
|
2017年8月4日 (2017年第1回新株予約権) |
当社従業員10名 |
普通株式 |
48 |
14,400 |
|
2018年9月28日 (2018年第1回新株予約権) |
当社従業員11名 |
同上 |
180 |
18,000 |
|
決議年月日 (名称) |
新株予約権の行使時の払込金額(円) (注)6、7 |
新株予約権の 行使期間 |
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)(注)7 |
|
2017年8月4日 (2017年第1回新株予約権) |
586 |
自 2019年8月23日 至 2024年8月22日 |
発行価格 586 資本組入額 293 |
|
2018年9月28日 (2018年第1回新株予約権) |
1,393 |
自 2020年10月16日 至 2025年10月15日 |
発行価格 1,393 資本組入額 696.5 |
(注)1.付与対象者の区分及び人数を除き、当連結会計年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しています。当連結会計年度の末日から提出日の前月末現在(2023年5月31日)にかけて変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しています。
2.新株予約権の行使の条件は、新株予約権者との間で締結した新株予約権割当契約に定めています。
3.新株予約権の譲渡に関する事項について、本新株予約権を譲渡するには、取締役会の承認を得なければならないとしています。
4.組織再編行為に伴う新株予約権の交付に関する事項について、当社が、合併、会社分割、株式交換、株式移転その他の組織再編行為に伴い株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うものとしています。
5.新株予約権1個あたりの目的となる株式数の調整に関する事項について、本新株予約権1個あたりの目的となる株式の数(以下、「付与株式数」という。)は、以下の定めにより調整されることがあることとしています。
(1)付与株式数は、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割または併合の比率
また、当社が合併、会社分割または株式の無償割当てを行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。
なお、本号における調整は、本新株予約権のうち、当該時点で行使されていない本新株予約権の目的となる株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
6.本新株予約権の行使に際して払込をすべき金額は、以下に定めるところに従い調整されることがあることとしています。
(1)当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。
|
調整後行使価額 |
= |
調整前行使価額 |
× |
1 |
|
分割または併合の比率 |
また、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、次の算式により行使金額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。
|
|
|
|
|
既発行 株式数 |
+ |
新規発行株式数 × 1株当たり払込金額 |
|
調整後 行使金額 |
= |
調整前 行使金額 |
× |
新規発行前の1株当たり時価 |
||
|
|
|
|
|
既発行株式数 + 新規発行株式数 |
||
なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとする。
7.2018年5月25日開催の取締役会決議により、2018年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。これにより、当該株式分割以前に発行した2017年第1回新株予約権において「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
|
2018年4月1日~ 2018年6月30日 (注)1 |
普通株式 14,400 |
普通株式 31,131,300 |
2 |
550 |
2 |
278 |
|
2018年7月1日 (注)2 |
普通株式 62,262,600 |
普通株式 93,393,900 |
- |
550 |
- |
278 |
|
2018年7月2日~ 2019年3月31日 (注)1 |
普通株式 731,700 |
普通株式 94,125,600 |
21 |
572 |
21 |
299 |
|
2019年4月1日~ 2020年3月31日 (注)1 |
普通株式 200,100 |
普通株式 94,325,700 |
11 |
583 |
11 |
310 |
|
2020年4月1日~ 2021年3月31日 (注)1 |
普通株式 112,200 |
普通株式 94,437,900 |
11 |
595 |
11 |
322 |
|
2021年8月12日 (注)3 |
普通株式 38,150 |
普通株式 94,476,050 |
26 |
621 |
26 |
349 |
|
2021年4月1日~ 2022年3月31日 (注)1 |
普通株式 103,500 |
普通株式 94,579,550 |
9 |
630 |
9 |
358 |
|
2022年8月10日 (注)4 |
普通株式 73,812 |
普通株式 94,653,362 |
27 |
658 |
27 |
385 |
(注)1.新株予約権の行使による増加です。
2.株式分割(1:3)によるものです。
3.譲渡制限付株式報酬としての有償第三者割当による増加です。
発行価格 1,411円
資本組入額 705.5円
割当先 社外取締役を除く取締役及び取締役を兼務しない執行役員
4.譲渡制限付株式報酬としての有償第三者割当による増加です。
発行価格 751円
資本組入額 375.5円
割当先 社外取締役を除く取締役及び取締役を兼務しない執行役員
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.当社従業員持株会が所有する当社株式1,886,634株は、「個人その他」に18,866単元、「単元未満株式の状況」に34株を含めて記載しています。
2.自己株式258株は、「個人その他」に2単元、「単元未満株式の状況」に58株含まれています。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
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|
|
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|
JP MORGAN CHASE BANK 385174 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15-1) |
|
|
|
|
|
|
|
|
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) |
BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO (東京都新宿区新宿6丁目27番30号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505038 (常任代理人 香港上海銀行) |
HAMGATAN 12, S-10371 STOCKHOLM SWEDEN (東京都中央区日本橋3丁目11-1) |
|
|
|
管理信託(荒井純一口)受託者 株式会社SMBC信託銀行 |
|
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)1.上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、10,898千株です。また、株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、5,910千株です。
2.2020年10月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及び日興アセットマネジメント株式会社が2020年9月30日現在で以下の株式を保有している旨が記載されていますが、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況に含めていません。
なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりです。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
株式 2,946,300 |
3.12 |
|
日興アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区赤坂九丁目7番1号 |
株式 2,441,100 |
2.59 |
|
計 |
- |
株式 5,387,400 |
5.71 |
3.2023年2月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社が2023年2月15日現在で以下の株式を保有している旨が記載されていますが、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況に含めていません。
なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりです。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
ティー・ロウ・プライス・ ジャパン株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目9番2号グラントウキョウサウスタワー10階 |
株式 4,653,900 |
4.92 |
|
計 |
- |
株式 4,653,900 |
4.92 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産(純額) |
|
|
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
敷金及び保証金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
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リース債務 |
|
|
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繰延税金負債 |
|
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損害賠償損失引当金 |
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退職給付に係る負債 |
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資産除去債務 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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その他の包括利益累計額 |
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その他有価証券評価差額金 |
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退職給付に係る調整累計額 |
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その他の包括利益累計額合計 |
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新株予約権 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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匿名組合投資利益 |
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補助金収入 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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従業員休業補償費 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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投資有価証券売却益 |
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補助金収入 |
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その他 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産圧縮損 |
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減損損失 |
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投資有価証券評価損 |
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損害賠償金 |
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損害賠償損失引当金繰入額 |
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その他 |
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特別損失合計 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、社内業績管理単位であるサービス別形態を基礎とし、「医療関連受託事業」、「介護事業」及び「こども事業」の3つを報告セグメントとしております。
「医療関連受託事業」は、受付、会計、診療報酬請求業務、病院経営支援業務等の医療事務関連業務の受託・人材派遣等を行っております。
「介護事業」は、訪問介護(ホームヘルプサービス)、通所介護(デイサービス)、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)、都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、短期入所生活介護(ショートステイ)、居宅介護支援、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、訪問看護、福祉用具貸与・販売等の介護サービスの提供を行っております
「こども事業」は、認可保育所、認証保育所、小規模保育所、病後児保育室等の保育サービスの提供を行っております。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
2022年4月1日付で組織改編を実施したことから、従来「医療関連受託事業」、「介護・保育事業」としていた報告セグメントを、当連結会計年度より「医療関連受託事業」、「介護事業」及び「こども事業」に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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売掛金 |
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貯蔵品 |
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前払費用 |
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短期貸付金 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物 |
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工具、器具及び備品 |
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土地 |
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リース資産 |
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その他 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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のれん |
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ソフトウエア |
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その他 |
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無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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関係会社株式 |
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繰延税金資産 |
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敷金及び保証金 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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契約負債 |
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預り金 |
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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損害賠償損失引当金 |
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退職給付引当金 |
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資産除去債務 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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その他資本剰余金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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特別積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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評価・換算差額等 |
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その他有価証券評価差額金 |
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評価・換算差額等合計 |
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新株予約権 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取手数料 |
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補助金収入 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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支払手数料 |
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従業員休業補償費 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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投資有価証券売却益 |
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抱合せ株式消滅差益 |
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補助金収入 |
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その他 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除却損 |
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固定資産圧縮損 |
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減損損失 |
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投資有価証券評価損 |
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損害賠償金 |
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損害賠償損失引当金繰入額 |
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関係会社株式評価損 |
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債権放棄損 |
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その他 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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