株式会社イチネンホールディングス
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回次 |
第57期 |
第58期 |
第59期 |
第60期 |
第61期 |
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決算年月 |
2019年3月期 |
2020年3月期 |
2021年3月期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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△ |
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(人) |
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[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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(注)1.第57期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第60期の期首から適用しており、第60期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第57期 |
第58期 |
第59期 |
第60期 |
第61期 |
|
|
決算年月 |
2019年3月期 |
2020年3月期 |
2021年3月期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
1,559 |
1,669 |
1,467 |
1,487 |
1,345 |
|
最低株価 |
(円) |
1,028 |
867 |
988 |
1,186 |
1,190 |
(注)1.第58期の1株当たり配当額については、創業90周年記念配当(1株当たり6.00円)を含んでおります。
2.第57期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第60期の期首から適用しており、第60期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
5.株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は以下のとおりであります。
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年月 |
沿革 |
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1963年5月 |
大阪市西区北境川町4丁目15番地に、黒田商事株式会社(現:株式会社イチネンホールディングス)を設立。 エッソ・スタンダード石油株式会社(現:ENEOS株式会社)と販売代理店契約締結。 |
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1965年2月 |
本社を大阪府河内市(現:東大阪市)大字中野5番2へ移転。 |
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1969年10月 |
本社を大阪市港区弁天6丁目4番6号へ移転。 |
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1969年11月 |
商号を株式会社イチネン(現:株式会社イチネンホールディングス)に変更。 |
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1969年12月 |
自動車リース業・自動車整備業・損害保険代理業を開始。 |
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1980年2月 |
自動車メンテナンスの受託業を開始。 |
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1987年3月 |
本社を大阪市淀川区西中島4丁目10番6号へ移転。 |
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1994年8月 |
大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式を上場。 |
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1996年1月 |
大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定。 |
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2000年6月 |
野村オートリース株式会社(現:連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2001年2月 |
株式会社イチネンからサービス部を分社し、株式会社アームズ(現:株式会社イチネン、連結子会社)を設立。 |
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2001年9月 |
株式会社セレクト(現:株式会社イチネンファシリティーズ、連結子会社)の株式を取得。 |
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2002年8月 |
パーキング事業を開始。 |
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2003年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
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2004年5月 |
株式会社コーザイ(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社を子会社化。 |
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2005年9月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定。 |
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2006年2月 |
タイホー工業株式会社(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)の株式を取得し子会社化。 |
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2006年10月 |
タイホー工業株式会社と株式会社コーザイは、タイホー工業株式会社を存続会社として合併し、株式会社タイホーコーザイ(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)に商号変更。 |
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2008年10月 |
リース事業、自動車メンテナンス受託事業等を分割し、株式会社アームズ(現:株式会社イチネン、連結子会社)に承継させる会社分割(吸収分割)を実施。また、パーキング事業を分割し、株式会社イチネンパーキング(現:連結子会社)を設立する会社分割(新設分割)を実施。当該会社分割により、当社はグループ各社の株式を保有する持株会社となり、会社名を株式会社イチネンホールディングスへ変更。 |
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2012年8月 |
前田機工株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である株式会社トライアップ(現:株式会社イチネンネット、連結子会社)を子会社化。 |
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2012年9月 |
株式会社ジコー(現:株式会社イチネン製作所、連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である株式会社ジコーテック(現:株式会社イチネンテック、連結子会社)並びに株式会社ジコーポリマー(現:株式会社イチネンポリマー、連結子会社)を子会社化。 |
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2013年5月 |
タスコジャパン株式会社(現:株式会社イチネンTASCO、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2014年1月 |
株式会社ミツトモ製作所(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2015年11月 |
東電リース株式会社(現:株式会社イチネンTDリース、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2016年3月 |
株式会社イチネン農園(現:株式会社イチネン高知日高村農園、連結子会社)を設立。 |
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2017年2月 |
グループの物流業務効率化を目的とし、株式会社イチネンロジスティクス(現:連結子会社)を設立。 |
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2017年4月 |
株式会社ゴンドー(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2018年1月 |
昌弘機工株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2018年8月 |
トヨシマ分割準備株式会社(現:株式会社イチネンMTM、連結子会社)は、株式会社トヨシマから機械工具販売事業を吸収分割により承継。これにより、同社の子会社となった蘇州豊島機械配件有限公司(現:連結子会社)並びにTOYOSHIMA INDIANA,INC.(現:連結子会社)を子会社化。 |
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2019年4月 |
株式会社トヨシマ、株式会社イチネン前田、株式会社イチネンミツトモ、株式会社ゴンド―、株式会社イチネンSHOKOの5社は、株式会社トヨシマを存続会社として合併し、株式会社イチネンMTM(現:連結子会社)に商号変更。 |
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2019年11月 |
アクセス分割準備株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)は、株式会社アクセスから機械工具販売事業を吸収分割により承継。 |
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2020年3月 |
浅間製作所分割準備株式会社(現:株式会社イチネン製作所、連結子会社)は、株式会社浅間製作所から合成樹脂事業を吸収分割により承継。 |
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2021年10月 |
新光硝子工業株式会社(現:連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である新生ガラス株式会社(現:連結子会社)を子会社化。 |
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2022年3月 |
株式会社オートリ(現:連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
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2022年4月 |
株式会社アクセスは株式会社イチネンMTM(現:連結子会社)の一部事業を会社分割(吸収分割)により承継し、株式会社イチネンアクセス(現:連結子会社)に商号変更。 |
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2022年4月 |
株式会社浅間製作所が株式会社イチネンジコーを吸収合併し、株式会社イチネン製作所(現:連結子会社)に商号変更。 |
当連結会計年度において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社イチネンMTMの事業の一部を株式会社アクセスへ会社分割(吸収分割)により承継させております。また、株式会社浅間製作所を吸収合併存続会社、株式会社イチネンジコーを吸収合併消滅会社とする組織再編を行ったことにより、株式会社イチネンジコーは解散しております。さらに、EAGLE AUTO SERVICES JAPAN LIMITEDの株式を取得し、子会社化しておりますが、重要性の観点に基づき非連結子会社としております。
この結果、当社グループは当社及び子会社24社により構成されることとなりました。
なお、株式会社アクセスは株式会社イチネンアクセスへ、株式会社浅間製作所は株式会社イチネン製作所へ、株式会社イチネンジコーテックは株式会社イチネンテックへ、株式会社イチネンジコーポリマーは株式会社イチネンポリマーへ商号変更しております。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の5事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
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報告セグメント名称 |
報告セグメントの内容 |
主な関係会社 |
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自動車リース関連事業 |
自動車リース、設備リース、機器及び各種動産のリース、レンタル業、リース満了車等の処分、自動車メンテナンスの受託及びこれに付随する自動車の販売業務、自動車の点検、法定点検及び整備等の自動車整備業、石油燃料の販売及びガソリン給油カードの募集、卸売自動車用品の販売業務、損害保険代理店業務 |
㈱イチネン ㈱イチネンTDリース 野村オートリース㈱ ICHINEN AUTOS(N.Z.)LIMITED EAGLE AUTO SERVICES JAPAN LIMITED |
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ケミカル事業 |
ケミカル製品(自動車用、機械・設備用、工業用等)の製造及び販売 |
㈱イチネンケミカルズ |
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パーキング事業 |
来客用駐車場及びコイン駐車場の運営 |
㈱イチネンパーキング ㈱オートリ |
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機械工具販売事業 |
自動車部品及び自動車関連付属品の販売、機械工具及び自動車整備工具の販売、工作機械及び精密機械部品用工具の販売、一般産業機械・機械工具類及び配管機材の販売、電動工具及び作業工具の企画・開発・製造・販売、DIY用品等の販売、自動梱包機・封緘機及び包装荷造機械等の製造・販売、自動車部品及び建設機械部品の製造及び販売、空調工具及び計測工具の販売 |
㈱イチネンアクセス ㈱イチネンMTM 蘇州豊島機械配件有限公司 TOYOSHIMA INDIANA,INC. ㈱イチネンTASCO TASCO(THAILAND)CO.,LTD. ㈱イチネンネット ㈱イチネンロジスティクス |
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合成樹脂事業 |
遊技機器の部品の製造及び販売、合成樹脂製品の設計・製造・販売、合成樹脂の再生加工及び合成樹脂原料の販売 |
㈱イチネン製作所 ㈱イチネンテック ㈱イチネンポリマー |
また、上記に含まれない事業の内容は次のとおりであります。
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事業の内容 |
主な関係会社 |
|
その他
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一般曲げガラス、樹脂合わせガラス、その他の二次加工等の製造・販売、ガラス加工製品の製造・販売、農産物の生産販売、不動産の賃貸及び管理 |
新光硝子工業㈱ 新生ガラス㈱ ㈱イチネン農園 ㈱イチネン高知日高村農園 ㈱イチネンファシリティーズ |
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
主な事業系統図は次のとおりであります。
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
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㈱イチネン (注3、4) |
大阪市 淀川区 |
100百万円 |
(自動車リース関連事業) 自動車リース、自動車メンテナンスサービスの提供、リース満了車及び自動車の販売業務、石油燃料の販売及びガソリン給油カードの募集、卸売自動車用品の販売業務、損害保険代理店業務 |
100.00 |
当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンTDリース |
東京都 港区 |
100百万円 |
(自動車リース関連事業) 自動車・設備のリース及びガソリン給油カードの募集 |
100.00 |
当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
野村オートリース㈱ (注2) |
大阪市 淀川区 |
100百万円 |
(自動車リース関連事業) 自動車・機器及び各種動産のリース |
100.00 (100.00) |
当社へ機器を貸与しております。 また、当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンケミカルズ |
東京都 港区 |
100百万円 |
(ケミカル事業) 工業用薬品類及び自動車用・産業用ケミカル製品等の製造販売 |
100.00 |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンパーキング (注7) |
大阪市 淀川区 |
100百万円 |
(パーキング事業) 来客用駐車場及びコイン駐車場の運営 |
100.00 |
当社から土地を賃借しております。 また、当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱オートリ (注7) |
東京都 港区 |
100百万円 |
(パーキング事業) 来客用駐車場及びコイン駐車場の運営 |
100.00 |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンアクセス (注4、6) |
大阪府池田市 |
100百万円 |
(機械工具販売事業) 自動車部品及び自動車関連付属品の販売、機械工具及び自動車整備工具の販売、工作機械及び精密機械部品用工具の販売、一般産業機械・機械工具類及び配管機材の販売、電動工具及び作業工具の企画・開発・製造・販売、DIY用品等の販売、自動梱包機・封緘機及び包装荷造機械等の製造・販売 |
100.00 |
当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンMTM (注6) |
大阪府池田市 |
50百万円 |
(機械工具販売事業) 自動車部品及び建設機械部品の製造及び販売 |
100.00 |
当社から短期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
蘇州豊島機械配件有限公司 (注2、3)
|
中国江蘇省 |
47百万元 |
(機械工具販売事業) 建設機械部品の製造及び販売 |
100.00 (100.00) |
役員の兼任等…有 |
|
TOYOSHIMA INDIANA,INC. (注2、3)
|
米国インディアナ州 |
11百万米ドル |
(機械工具販売事業) 建設機械部品の製造及び販売 |
100.00 (100.00) |
役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンTASCO |
大阪府東大阪市 |
40百万円 |
(機械工具販売事業) 空調工具及び計測工具の販売 |
100.00 |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンネット |
大阪市 淀川区 |
100百万円 |
(機械工具販売事業) 機械工具類等のインターネット販売 |
100.00 |
当社から長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンロジスティクス |
大阪府東大阪市 |
50百万円 |
(機械工具販売事業) 倉庫業、貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、構内荷役作業等 |
100.00 |
当社から短期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネン製作所 (注5) |
名古屋市天白区 |
100百万円 |
(合成樹脂事業) 遊技機器の部品の製造及び販売、合成樹脂製品の設計・製造・販売、合成樹脂の再生加工及び合成樹脂原料の販売 |
100.00 |
当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンテック (注2、8) |
東京都 港区 |
10百万円 |
(合成樹脂事業) 合成樹脂製品の製造・販売 |
100.00 (100.00) |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンポリマー (注2、8) |
東京都 港区 |
90百万円 |
(合成樹脂事業) 合成樹脂の再生加工及び合成樹脂原料の販売 |
100.00 (100.00) |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
新光硝子工業㈱
|
富山県砺波市 |
50百万円 |
(その他) 一般曲げガラス、樹脂合わせガラス、その他の二次加工等の製造販売 |
100.00 |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…有 |
|
新生ガラス㈱ (注2) |
富山県富山市 |
45百万円 |
(その他) ガラス加工製品の製造販売 |
100.00 (100.00) |
当社へ短期の貸付を行っております。 役員の兼任等…無 |
|
㈱イチネン農園 |
大阪市 淀川区 |
-百万円 |
(その他) 農産物の生産販売 |
100.00 |
当社から長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネン高知日高村農園 |
高知県高岡郡 |
10百万円 |
(その他) 農産物の生産販売 |
100.00 |
当社から長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
|
㈱イチネンファシリティーズ |
大阪市 淀川区 |
81百万円 |
(その他) 不動産の賃貸及び管理 |
100.00 |
当社へ土地・建物を貸与しております。 当社から短期及び長期の借入を受けております。 役員の兼任等…有 |
(注)1.主要な事業の内容の( )は、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.㈱イチネン、蘇州豊島機械配件有限公司、TOYOSHIMA INDIANA,INC.は特定子会社に該当しております。
4.㈱イチネン、㈱イチネンアクセスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等
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㈱イチネン |
(1)売上高 |
45,000百万円 |
|
(2)経常利益 |
4,882 |
|
|
(3)当期純利益 |
3,254 |
|
|
(4)純資産額 |
12,160 |
|
|
(5)総資産額 |
66,543 |
|
㈱イチネンアクセス |
(1)売上高 |
27,775百万円 |
|
(2)経常利益 |
237 |
|
|
(3)当期純利益 |
128 |
|
|
(4)純資産額 |
882 |
|
|
(5)総資産額 |
13,727 |
5.当社の完全子会社である株式会社浅間製作所及び株式会社イチネンジコーは、2022年4月1日を効力発生日として、株式会社浅間製作所を存続会社、株式会社イチネンジコーを消滅会社とする吸収合併を行いました。また、株式会社浅間製作所は、同日付で商号を株式会社イチネン製作所に変更いたしました。
6.当社の完全子会社である株式会社イチネンMTM及び株式会社アクセスは、2022年4月1日を効力発生日として、株式会社イチネンMTMを吸収分割会社、株式会社アクセスを吸収分割承継会社とする会社分割を行いました。また、株式会社アクセスは、同日付で商号を株式会社イチネンアクセスに変更いたしました。
7.当社の完全子会社である株式会社イチネンパーキング及び株式会社オートリは、2023年4月1日を効力発生日として、株式会社オートリを存続会社、株式会社イチネンパーキングを消滅会社とする吸収合併を行いました。また、株式会社オートリは、同日付で商号を株式会社イチネンパーキングに変更いたしました。
8.2022年4月1日付で株式会社イチネンジコーテックは株式会社イチネンテックへ、株式会社イチネンジコーポリマーは株式会社イチネンポリマーへ商号変更いたしました。
(1)連結会社の状況
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2023年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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自動車リース関連事業 |
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( |
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ケミカル事業 |
|
( |
|
パーキング事業 |
|
( |
|
機械工具販売事業 |
|
( |
|
合成樹脂事業 |
|
( |
|
報告セグメント計 |
|
( |
|
その他 |
|
( |
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員(1日勤務時間8時間換算)を外数で記載しております。
2.上記従業員数には、嘱託・契約社員198名は含まれておりません。
3.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
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2023年3月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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|
|
( |
|
|
|
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
全社(共通) |
|
( |
|
合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員(1日勤務時間8時間換算)を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.上記従業員数には、嘱託・契約社員11名は含まれておりません。
4.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
当社は、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
なお、連結子会社である株式会社イチネンケミカルズにはイチネンケミカルズ労働組合があり、株式会社イチネンケミカルズの従業員のみをもって構成され、外部団体には加盟しておりません。2023年3月31日現在の組合員数は155名であり、労使関係については相互の信頼と協調精神により順調に推移しておりますので、特記すべき事項はありません。
また、連結子会社である新光硝子工業株式会社には新光硝子工業労働組合があり、新光硝子工業株式会社の従業員のみをもって構成され、外部団体には加盟しておりません。2023年3月31日現在の組合員数は44名であり、労使関係については相互の信頼と協調精神により順調に推移しておりますので、特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
|
当事業年度 |
補足説明 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異 (%)(注)1 |
|||
|
全労働者 |
うち 正規雇用 労働者 |
うち パート・ 有期労働者 |
||||
|
㈱イチネンホールディングス |
5.3 |
- |
70.2 |
73.1 |
79.9 |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
② 連結子会社
|
当事業年度 |
補足説明 (注)3 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異 (%)(注)1 |
|||
|
全労働者 |
うち 正規雇用 労働者 |
うち パート・ 有期労働者 |
||||
|
㈱イチネン |
5.2 |
- |
68.3 |
75.3 |
83.3 |
労働者に占める女性労働者の割合を36.5%まで引き上げる。有給休暇取得率を60%まで高める。 |
|
㈱イチネン ケミカルズ |
- |
- |
72.2 |
75.2 |
59.7 |
女性社員管理職及び管理職層職級に1名以上の登用を目指す。有給休暇取得率70%以上の継続を目指す。 |
|
㈱イチネン アクセス |
5.9 |
4.8 |
64.7 |
73.4 |
71.0 |
男性労働者の子育て目的の休暇の取得を促進する。 |
|
㈱イチネン 製作所 |
- |
- |
57.8 |
71.5 |
53.6 |
労働者に占める女性労働者比率25%以上を目指す。有給休暇取得率85%以上を目指す。 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき目標を記載しております。
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、最高の品質とサービスで、より多くの顧客に満足を与え、適正な利潤を確保することにより、株主及び従業員に報い、かつ社会に奉仕することを経営の基本理念としております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、企業価値の向上と継続的な成長を確保するため、財務基盤の確立に重点を置いております。経営指標といたしましては、中期的に自己資本比率28%超、自己資本600億円超、営業利益100億円超を重要指標として経営にあたってまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の優先的に対処すべき課題
当社グループは、既存事業の強化を進めながら、次代に向けたグループ経営基盤の強化に努め、更に事業領域の枠にとらわれず、幅広く、お客様に「快適さ」をご提供し、社会に貢献できる事業の拡大を目指してまいります。
(基本方針)
① グループ一体経営の推進
当社グループでは、株式会社イチネンホールディングスを純粋持株会社とし、傘下の各事業会社が独立経営を進めながら、グループ一体経営を推進しております。現在、「自動車リース関連事業」、「ケミカル事業」、「パーキング事業」、「機械工具販売事業」、「合成樹脂事業」の各事業を展開しております。また、各事業が連結営業利益の10%以上を稼ぐことを目標としております。
② 規模の拡大
「自動車リース関連事業」では、リース及び自動車メンテナンス受託の台数、契約残高の増加、車両販売の取扱台数の増加、自動車用燃料給油カードの発券枚数及び販売数量の増加、「ケミカル事業」、「パーキング事業」、「機械工具販売事業」、「合成樹脂事業」を含む全てのセグメントにおいて、顧客件数の増加を推進し、規模の拡大を図ってまいります。また、新規事業及び新商品の開発を常に行い、早期立ち上げ、軌道乗せを行ってまいります。
③ 業務効率の向上によるコスト削減
当社グループでは、全てのコストについて常に見直しを実施してまいります。また、管理間接部門の集約により、業務効率を高めるとともにコストダウンを図り、グループの利益・競争力を向上させてまいります。
④ 品質の向上
当社グループでは、商品やサービスについて、更なる品質向上に努めてまいります。
⑤ 財務体質の強化
当社グループでは、不採算事業、不採算取引、非効率な投資の見直しを行い、投資効率の高い事業に経営資源を投下して、投資効率の向上を目指してまいります。また、多様な資金調達手法を活用し、調達コストの削減を進めるとともに、有利子負債の増加を抑制すべく取り組んでまいります。
⑥ コーポレート・ガバナンスの強化
当社グループでは、適時適切な情報開示に努めるとともに、内部統制システムの強化、リスク管理体制の充実を図り、経営環境の変化にも迅速に対応することによって、持続的に企業価値を高めてまいります。
(優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題)
今後のわが国経済は、世界的な金融引締め等に加え、物価上昇、供給面の制約等の下振れリスク、金融資本市場の変動など依然として先行き不透明なものの、ウィズコロナの中で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されております。
このような状況の中、当社グループは今後も「いちねんで、いちばんの毎日を。」をスローガンに掲げ、既存事業の強化を進めながら、次代に向けたグループ経営基盤の強化に努め、更に事業領域の枠にとらわれず、幅広くお客様に「快適さ」をご提供し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献できる事業の拡大を目指してまいります。
<自動車リース関連事業>
リースにおきましては、リース契約車両は小型化傾向にありますが、比較的競合の少ない地方市場及び中小口規模の企業をメインターゲットとして新規販売を積極的に行い、契約台数及び契約残高の増加を図ってまいります。また、購買原価の低減、走行距離に応じた適切な料金設定、メンテナンスコストの抑制並びに車両処分方法の多様化を図り収益向上に努めてまいります。
自動車メンテナンス受託におきましては、自動車整備業界における整備士の人材不足、後継者問題等を背景とした廃業の増加により整備委託料金が全国的に上昇基調にあります。また、メンテナンスに関連する自動車部品等の価格の上昇が続いており、当社グループも一定のメンテナンスコストの増加を見込んでおります。このような状況の中、当社グループは今後も独自の自動車整備工場ネットワークによる高品質なメンテナンスサービスを強みとするべく、EV等の次世代自動車に対応したメンテナンスサービスネットワークの構築に取り組むとともに、更なる契約台数及び契約残高の増加を図ります。また、走行距離に応じた適切な料金設定とメンテナンスコストの抑制、車両販売における車両の調達方法と販売方法の多様化、取扱台数の増加に注力し収益向上に努めてまいります。車体修理に関する総合管理業務については、法人顧客の新規開拓に一層注力し、収益の拡大を目指してまいります。
燃料販売におきましては、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にありますが、既存顧客に対する満足度の追求並びに新規顧客の拡大を図り販売数量の増加に努めてまいります。また、脱炭素社会におけるクリーンエネルギーへの転換を見据え、燃料販売の新たな事業モデルの構築に引き続き取り組んでまいります。
<ケミカル事業>
ケミカル事業におきましては、供給面の制約や原材料価格の上昇が続いていることに加え物流コストも上昇基調である中、販売価格への転嫁を機動的に行うことで利益の確保に努めてまいります。今後も引き続きセールスエンジニアの育成、特定の専門業界への販売に注力しつつ新たなマーケットへの参入を試み、新製品の開発及び既存製品・商品のリニューアル等、商品開発力の強化及び品質向上に取り組みながら付加価値の高い商品の販売に注力いたします。また、汎用樹脂向けバイオマス添加剤等の脱炭素社会を見据えた製品開発及び販売を一層強化し、国内・海外を問わず販売先・販売数量の拡大を目指してまいります。
<パーキング事業>
パーキング事業におきましては、2023年4月に実施した株式会社イチネンパーキングと株式会社オートリの統合を機に、営業ノウハウの共有や部材調達の一元化等を加速することで経営の効率化を実現し、収益力の強化に繋げてまいります。また、中長期的にグループの基盤事業の一つとして安定した収益基盤を築くため、引き続き営業力を強化し、駐車場数の拡大を図るとともに、キャッシュレス決済やフラップレス駐車場の導入促進等により他社との差別化を図り、既存駐車場の売上拡大に努めてまいります。
<機械工具販売事業>
機械工具販売事業におきましては、供給面の制約や原材料価格の上昇が続いていることに加え物流コストも上昇基調である中、販売価格への転嫁を機動的に行うことで利益の確保に努めてまいります。今後も引き続き取扱アイテムの拡充及び自社オリジナル製品の開発・販売力を強化するとともに、脱炭素社会に向けた商品等の取り扱い品目を拡大し、国内外のマーケットシェアの拡大を目指してまいります。また、事業セグメント内で重複する機能を集約することによる経営の効率化や、商品一括仕入機能の強化による商品調達コストの軽減、適正な在庫水準の実現、製造部門における国内外工場の生産体制の最適化による原価低減、物流の内製化等の取り組みを更に進め、当事業の課題である収益性の改善に注力してまいります。更にネット販売については、特定のカテゴリに特化した特色ある自社サイトの構築に注力し、売上規模の拡大及び収益性の向上に取り組んでまいります。
<合成樹脂事業>
合成樹脂事業におきましては、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売において、次世代型遊技機向けの部材開発や、リサイクル材を採用した部材等の技術開発、提案力の強化に注力することで新規案件の受注拡大を図るとともに、品質改善に努めてまいります。また、ガス検知器・セラミックヒーターの販売については、シェアの拡大により業界の標準メーカーとなることを目指し、開発・製造・販売・メンテナンス部門の強化を推進してまいります。また、新たな収益の柱を構築するため、これまでに培った合成樹脂のリサイクル技術をベースに、環境負荷の低い樹脂製品の開発・販売等、脱炭素社会に向けた新商材の採用、新製品の開発に注力いたします。
<その他事業>
その他事業のガラス加工事業におきましては、販売力・技術力・生産力を高め、業界における優位性・独自性のある企業経営を追求し、新たな技術や製品開発、市場開拓に取り組んでまいります。また、需要が高まる安全ガラスや機能性ガラスの生産体制を強化するなど、収益性の改善に向けた取り組みを推進してまいります。
その他事業の農業におきましては、2022年9月より高知県南国市に新たに開設した「南国農場」に続く、新たな大規模農場の開拓により事業規模の拡大を図ってまいります。また、課題である販売単価の向上を実現するため、安定した収穫量及び出荷数量を維持することによる市場からの信頼獲得、販売ルートの多様化による直販比率の向上、バイオスティミュラント資材等の導入による収穫量拡大に向けた試作、農作物の加工品開発による6次産業化の推進等、収益性の改善に向けた取り組みを推進してまいります。
また、生産に係る各種コストの低減を図るため、栽培ハウス内の温度管理の徹底による燃油代の削減、作業時間短縮を目的とした農業用機器の導入による人件費の削減、選果料等の外部委託業務に係る手数料の削減交渉等の取り組みを並行して進めてまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)金利変動リスク
当社グループのコア事業である自動車リース関連事業における自動車リースにおいては、その取引の特性から有利子負債により多額の資金調達を行っているため、金利が上昇した場合、資金調達コストが増加し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、当社グループでは金利上昇リスク等について常に分析・検討を行い、その結果に基づき財務戦略を立案・執行し、金利動向を踏まえた最適な調達を行っております。
また、変化の激しい資金調達環境の中、内部留保の充実による企業体質の更なる強化を図り、格付の維持・向上に取り組んでおり、徹底したリスク管理の実践と資金調達コストの低減を図っております。
|
回次 |
第57期 (2019年3月期) |
第58期 (2020年3月期) |
第59期 (2021年3月期) |
第60期 (2022年3月期) |
第61期 (2023年3月期) |
|
|
売上高 |
(百万円) |
87,773 |
98,715 |
112,618 |
120,644 |
127,822 |
|
売上原価 |
(百万円) |
67,519 |
76,407 |
87,791 |
93,910 |
100,001 |
|
(資金原価) |
(百万円) |
(326) |
(295) |
(308) |
(325) |
(328) |
|
売上総利益 |
(百万円) |
20,254 |
22,307 |
24,827 |
26,733 |
27,820 |
|
営業利益 |
(百万円) |
6,272 |
6,877 |
7,516 |
8,623 |
8,861 |
|
経常利益 |
(百万円) |
6,346 |
6,948 |
7,513 |
8,728 |
9,102 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
5,127 |
4,426 |
3,015 |
5,646 |
5,923 |
|
回次 |
第57期 (2019年3月期) |
第58期 (2020年3月期) |
第59期 (2021年3月期) |
第60期 (2022年3月期) |
第61期 (2023年3月期) |
|
|
短期借入金 |
(百万円) |
4,300 |
6,720 |
8,300 |
4,350 |
4,300 |
|
コマーシャル・ペーパー |
(百万円) |
4,000 |
3,000 |
3,500 |
3,500 |
3,500 |
|
1年内償還予定の社債 |
(百万円) |
143 |
260 |
5,260 |
260 |
5,260 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
(百万円) |
13,063 |
15,777 |
20,856 |
20,042 |
20,571 |
|
社債 |
(百万円) |
10,000 |
12,010 |
6,750 |
16,490 |
11,230 |
|
長期借入金 |
(百万円) |
44,968 |
47,955 |
51,991 |
52,386 |
51,568 |
|
小計<A> |
(百万円) |
76,475 |
85,722 |
96,657 |
97,029 |
96,429 |
|
総資産<B> |
(百万円) |
130,015 |
149,228 |
161,948 |
168,507 |
171,888 |
|
<A>/<B> |
(%) |
58.8 |
57.4 |
59.7 |
57.6 |
56.1 |
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第60期の期首から適用しており、第60期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
(2)与信リスク
当社グループの自動車リース関連事業におけるリース取引では、リース期間が比較的長期(3~5年程度)にわたることから、景気変動やその他の事由によって取引先の業績悪化や倒産を招き、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
これにつきましては、取引開始時等に厳格に審査を行い、取引先毎に与信限度額を設けるとともに、取引開始後についても随時業況を注視の上必要な対応を行う等、与信管理体制を整えており与信リスクの極小化を目指しております。
また、当社グループの他の取引におきましても、取引金額の大きな取引先の業績悪化や倒産などにより、当社グループの経営成績に影響を与える場合があります。
これらにつきましても、取引内容に即した与信管理規程を策定し、与信限度額を設けるなどの与信管理体制を整え、リスクの極小化に努めております。
(3)制度変更リスク
当社グループは、現行の法律・税務・会計等の制度や基準をもとに自動車リース関連事業を始めとする各事業を展開しております。これらの諸制度や基準が将来大幅に変更された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループにおいては、諸制度や基準の変更に備え、様々な情報収集及び検討を行っておりますが、その中でも国際財務報告基準(IFRS:International Financial Reporting Standards)の適用が義務化された場合、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)原油価格変動によるリスク
当社グループでは、原油の市況変動が以下の各事業の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
自動車リース関連事業のリース及び自動車メンテナンス受託においては、原油を主原料とするタイヤ・エンジンオイル等のメンテナンス消耗部品の仕入価格が上昇した場合に、メンテナンス原価が上昇することによって、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、同事業の燃料販売においては、ガソリン・重油等の仕入価格の上昇に対して販売価格の改善が図れなかった場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
ケミカル事業においては、原油を主原料とする原材料等の仕入価格の上昇に対して、製品販売価格の改善が図れなかった場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループ各事業においては、随時仕入価格の変動状況を注視して販売価格の決定を行っており、原油価格変動によるリスクを最小限に抑えるよう努めております。
(5)競合に関するリスク
当社グループの主要取引である自動車リースは、数多くの同業他社との競争下にあります。当社グループは他の大手オートリース会社の主要顧客とは異なり、中小口規模の企業を主なターゲットとしております。また、メンテナンスにおける強みを活かしたサービスにより、同業他社との差別化を図っております。
しかしながら、今後当社グループの顧客層への新規参入及び競合他社との過度な価格競争等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)流動性及び資金調達に関するリスク
当社グループは、事業資金を主に金融機関からの借入や資本市場からの調達(社債、コマーシャル・ペーパー等)によって賄っております。当社グループではコミットメントライン枠の設定等適切な対応策を講じておりますが、金融市場に混乱が生じる、又は銀行の貸出姿勢の変化等により、資金の安定的な確保が難しくなる場合は、新規契約の縮小等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7)残価リスク
当社グループのリースのほとんどは自動車リースであり、契約満了後の自動車については中古車市場で売却を行っております。契約当初の自動車の見積残価は、過去及び現在の中古車市場の動向を勘案し、適切でなおかつ保守的な見積残価を設定しております。しかし、中古車市場の状況によっては、実際の処分額と想定した価額との差が大きくなり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)遊技機業界に対する法的規制、自主規制について
当社グループの合成樹脂事業が行っている遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売は、直接的に法的規制を受けておりませんが、遊技機メーカーは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に基づき、「国家公安委員会規則」(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)による法的規制を受けています。また、当社の製品の最終ユーザーである遊技場は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の許認可及び「都道府県条例」の規制を受けています。さらに、過度な射幸性を抑制する目的から、遊技機メーカー、遊技場、販売業者に対して業界団体が自主規制を行う場合があります。
これら規制により遊技機の需要が変化することに伴い、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9)為替リスク
当社グループのケミカル事業及び機械工具販売事業におきましては、外貨建での輸入仕入取引があります。
当社グループは、為替予約等による為替リスクヘッジに努めておりますが、急激な為替レートの変動が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10)M&A及び新規事業への参入に係るリスク
当社グループは、コア事業の規模の拡大、又は現在のコア事業以外の分野で柱となる事業を育成すべく、新規事業への進出を含めたM&Aを推進しております。M&Aにあたっては、一定期間の収益の合計額がのれんの金額を上回ることが見込まれ、M&A実行の直後から当社グループの経営成績に寄与することが見込まれること等を事前に精査した上で対象先の選定を行っておりますが、当初想定した効果を生まない可能性があります。また、そのような場合はのれんの減損処理等が発生することで、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(11)海外への事業展開に係るリスク
当社グループは、海外において事業を展開しているため、海外子会社の進出国における政情、経済、法規制、租税制度及びビジネス慣習等の進出国固有の影響により、事業の遂行が継続困難になった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12)品質に関するリスク
当社グループは、品質管理には万全を期しておりますが、万が一、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥が発生した場合は、多額のコストが発生し、当社グループに対する評価に重大な影響を与え、それにより当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(13)気候変動リスク
当社グループでは、地球温暖化をはじめとした世界的な気候変動がもたらす大規模災害による被害や原材料・製商品等の物品調達への影響により、当社グループの事業活動に影響を及ぼされる可能性があります。また、気候変動に対する規制強化や制度変更により、原材料、エネルギー等様々なコストが上昇する可能性があり、これらが当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社グループでは、気候変動に伴うリスクに対しては、コンプライアンス・リスクマネジメント委員会を中心に課題の抽出や対策の議論を行い、それらを取締役会が監視・評価・管理する体制を構築しており、当該リスクに適切に対応してまいります。
(14)その他
当社グループでは、事業運営上、事務処理ミス、不正行為、法令違反、システムダウン、システム障害、情報流出、災害の発生、風評の発生、テロや戦争など世界情勢の変化、人材の確保及び育成、労働安全衛生に係る問題、サプライチェーン上の人権等様々なリスクがあることを認識しております。当社グループは、それらのリスクに対しできる限り回避あるいは低減するよう適切な管理に努めております。しかしながら、当社グループが事業を遂行するに当たり、これらのリスクは、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、ウィズコロナの中で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されておりましたが、世界的な金融引締め等に加え、物価上昇、供給面の制約等の下振れリスク、金融資本市場の変動など依然として先行き不透明な状態が続いております。
このような状況の下、当社グループは「いちねんで、いちばんの毎日を。」をスローガンに掲げ、最高の品質とサービスでより多くのお客様に満足をご提供し、適正な利潤の確保によりステークホルダーに報い、社会に貢献できる企業を目指しております。
基盤事業である自動車リース関連事業を中心に、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業を展開しており、これら既存事業の強化を進めながら、事業領域の枠にとらわれない新規事業への参入、規模拡大を目的とした積極的なM&A、海外展開にも挑戦しております。
当連結会計年度の連結売上高は1,278億22百万円(対前期比5.9%増)、営業利益は88億61百万円(対前期比2.8%増)、経常利益は91億2百万円(対前期比4.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は59億23百万円(対前期比4.9%増)となりました。
各セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、下記のセグメント別売上高は、内部売上高消去前の金額であります。
<自動車リース関連事業>
リースにおきましては、リース契約車両は依然として小型化傾向にありますが、国内のリース車保有台数は堅調な伸びを維持しており、市場は緩やかながら拡大傾向にあります。当社グループは、地域密着のきめ細やかなサービスで競合他社との差別化を図りながら、比較的競合の少ない地方市場及び中小口規模の企業をメインターゲットとして新規販売を積極的に行うとともに、既存顧客との更なる取引深耕に努めました。
これらの結果、2023年3月末現在リース契約台数は93,190台(対前期末比3,217台増)となり、リース契約高は380億81百万円(対前期比4.1%増)、リース未経過契約残高は856億71百万円(対前期末比2.0%増)となりました。
自動車メンテナンス受託におきましては、当社グループ独自の自動車整備工場ネットワークによる高品質なメンテナンスサービスを強みとしながら、更なる契約台数、契約残高の増加に努めましたが、メンテナンス受託契約台数は81,938台(対前期末比1,037台減)となり、メンテナンス受託契約高は61億5百万円(対前期比5.5%減)、メンテナンス未経過契約残高は84億37百万円(対前期末比2.2%減)となりました。
燃料販売におきましては、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にありますが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力いたしました。
販売面では、リースは契約台数が順調に推移いたしました。また、燃料販売も販売数量が順調に推移いたしました。
損益面では、主力である自動車リースの販売が増加したことに加え、車両処分の販売単価が上昇したことにより利益が増加いたしました。また、燃料販売の仕入価格が安定したことにより利益が増加いたしました。
この結果、売上高は592億93百万円(対前期比10.1%増)、セグメント利益は62億69百万円(対前期比19.6%増)となりました。
<ケミカル事業>
ケミカル事業におきましては、住みよい地球環境と人々の暮らしの向上に貢献するべく、商品開発力の強化及び品質向上に取り組むとともに、付加価値の高い商品の販売に注力いたしました。
販売面では、化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品の販売並びに工業薬品関連の燃料添加剤の販売は順調に推移いたしました。一方、工業薬品関連の石炭添加剤の販売並びに一般消費者向けケミカル製品の販売は減少いたしました。
損益面では、急激な円安の進行及び原材料価格の上昇の影響により利益が減少いたしました。
この結果、売上高は118億85百万円(対前期比2.7%増)、セグメント利益は10億29百万円(対前期比15.2%減)となりました。
<パーキング事業>
パーキング事業におきましては、安全・安心・清潔で利用しやすい駐車場をお客様にご提供するべく、「OnePark」のブランド名でコインパーキングや来客用駐車場を全国に展開しているほか、病院や官公庁及び商業施設に附帯する駐車場の運営管理も行っております。中長期的に安定した収益基盤を築くため、更なる駐車場数の拡大に努めた結果、2023年3月末現在駐車場管理件数は1,833件(対前期末比117件増)、管理台数は37,326台(対前期末比176台増)となりました。
販売面では、新規駐車場の開発が順調に進み、また、既存駐車場の継続的な収益改善活動の効果もあり、販売が増加いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社オートリが販売増加に寄与いたしました。
損益面では、販売増加の影響により利益が増加したことに加え、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社オートリが利益の増加に寄与いたしました。
この結果、売上高は69億17百万円(対前期比24.2%増)、セグメント利益は9億54百万円(前期は4億73百万円のセグメント利益)となりました。
<機械工具販売事業>
機械工具販売事業におきましては、プロ向けや個人向けの各種工具類、自動車部品、産業・建設機械部品など幅広い商材を取り扱っており、自社でインターネット通販も展開しております。更なる事業規模の拡大並びに収益性の向上を実現させるため、取扱アイテムの拡充、自社オリジナル製品の開発・販売の強化、商品調達コスト及び物流コストの低減に努めました。
販売面では、自動車部品及び産業資材並びに産業機械部品等の販売は順調に推移いたしました。
損益面では、急激な円安の進行の影響により利益が減少いたしました。
この結果、売上高は364億27百万円(対前期比3.3%増)、セグメント利益は5億25百万円(対前期比24.0%減)となりました。
<合成樹脂事業>
合成樹脂事業におきましては、遊技機部品の製造・販売を行う主力の遊技機部品事業を中心に、新規顧客の拡大及び新商品の開発を図り、同時に品質改善にも努めてまいりました。
販売面では、前期に遊技機の新基準機への移行に伴う入替需要が増加したことの反動により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が大幅に減少いたしました。また、科学計測器の販売は前期並みに推移いたしましたが、半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売は減少いたしました。
損益面では、上記要因における販売減少の影響により利益が減少いたしました。
この結果、売上高は122億76百万円(対前期比13.6%減)、セグメント利益は1億61百万円(対前期比85.7%減)となりました。
<その他>
その他事業の農業におきましては、経営を軌道に乗せるべく継続して栽培ノウハウの蓄積を進めるとともに、新しい販路の開拓及び6次産業化に向けた検討・研究等、収益化に向けた取り組みを行ってまいりました。
販売面では、農業において、農作物の販売数量が減少いたしましたが、販売単価は上昇いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業株式会社及び新生ガラス株式会社が販売増加に寄与いたしました。
損益面では、農業において、高知県南国市に新たに開設した「南国農場」の開設費用等の経費が増加いたしましたが、既存農場における販売単価の上昇等の要因により、前期比では損失幅が縮小いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業株式会社及び新生ガラス株式会社が利益の増加に寄与いたしました。
この結果、売上高は21億28百万円(対前期比84.9%増)、セグメント損失は99百万円(前期は1億39百万円のセグメント損失)となりました。
各セグメントの売上高の推移は下記のとおりであります。
|
回次 |
第59期 (2021年3月期) |
第60期 (2022年3月期) |
第61期 (2023年3月期) |
|
|
自動車リース関連事業 |
(百万円) |
51,511 |
53,606 |
59,039 |
|
ケミカル事業 |
(百万円) |
10,688 |
10,992 |
11,264 |
|
パーキング事業 |
(百万円) |
5,086 |
5,571 |
6,917 |
|
機械工具販売事業 |
(百万円) |
33,818 |
35,126 |
36,202 |
|
合成樹脂事業 |
(百万円) |
11,212 |
14,194 |
12,269 |
|
報告セグメント計 |
(百万円) |
112,317 |
119,493 |
125,694 |
|
その他 |
(百万円) |
301 |
1,151 |
2,128 |
|
計 |
(百万円) |
112,618 |
120,644 |
127,822 |
(注)売上高については、セグメント間の内部売上高消去後の金額を記載しております。
当社グループの財政状態は下記のとおりであります。
<資産の状況>
当連結会計年度末における流動資産の残高は765億67百万円となり、前連結会計年度末残高718億6百万円と比べて47億60百万円増加いたしました。これは「現金及び預金」の減少8億84百万円、「電子記録債権」の増加8億67百万円、ファイナンス・リース取引の契約増加による「リース投資資産」の増加24億53百万円、販売計画に基づく在庫確保等による「商品及び製品」の増加7億40百万円、「原材料及び貯蔵品」の増加5億99百万円、未収還付法人税等の増加等による流動資産「その他」の増加5億89百万円が主な要因であります。
固定資産の残高は952億79百万円となり、前連結会計年度末残高966億38百万円と比べて13億59百万円減少いたしました。これは減価償却費がオペレーティング・リース取引の契約増加を上回ったことによる「賃貸資産」の減少10億24百万円、「建物及び構築物」の減少3億56百万円、償却による「のれん」の減少2億46百万円、「ソフトウエア」の増加2億88百万円が主な要因であります。
繰延資産の残高は42百万円となり、前連結会計年度末残高61百万円と比べて19百万円減少いたしました。
以上の結果、資産合計は当連結会計年度末残高1,718億88百万円となり、前連結会計年度末残高1,685億7百万円と比べて33億80百万円増加いたしました。
<負債の状況>
当連結会計年度末における流動負債の残高は573億47百万円となり、前連結会計年度末残高526億29百万円と比べて47億18百万円増加いたしました。これは「支払手形及び買掛金」の減少5億25百万円、「電子記録債務」の増加8億96百万円、「1年内償還予定の社債」の増加50億円、「1年内返済予定の長期借入金」の増加5億28百万円、「未払法人税等」の減少9億72百万円が主な要因であります。
固定負債の残高は661億65百万円となり、前連結会計年度末残高722億4百万円と比べて60億39百万円減少いたしました。これは「社債」の減少52億60百万円、「長期借入金」の減少8億18百万円が主な要因であります。
以上の結果、負債合計は当連結会計年度末残高1,235億13百万円となり、前連結会計年度末残高1,248億34百万円と比べて13億20百万円減少いたしました。
<純資産の状況>
当連結会計年度末における純資産合計は483億75百万円となり、前連結会計年度末残高436億73百万円と比べて47億1百万円増加いたしました。これは「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加59億23百万円、配当金の支払による「利益剰余金」の減少11億52百万円が主な要因であります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より9億6百万円減少し、99億84百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、27億16百万円(前期は50億93百万円)となりました。これは主に、「税金等調整前当期純利益」が89億83百万円になったこと、オペレーティング・リース取引の契約増加により「賃貸資産の純増減額(△は増加)」が△140億79百万円になったこと、「減価償却費」が172億42百万円になったこと、「のれん償却額」が2億46百万円になったこと、「売上債権の増減額(△は増加)」が△9億99百万円になったこと、「棚卸資産の増減額(△は増加)」が△12億39百万円になったこと、「仕入債務の増減額(△は減少)」が4億20百万円になったこと、ファイナンス・リース取引の契約増加により「リース投資資産の純増減額(△は増加)」が△29億93百万円になったこと、「その他の資産・負債項目の増減額」が△2億42百万円になったこと、「法人税等の支払額」が△47億40百万円になったことによるものであります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、△18億60百万円(前期は△46億71百万円)となりました。これは主に、「有形及び無形固定資産の取得による支出」が△17億69百万円になったことによるものであります。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、△17億78百万円(前期は△15億43百万円)となりました。これは主に、「借入れによる収入」215億円が、「借入金の返済による支出」△218億39百万円、「社債の償還による支出」△2億60百万円及び「親会社による配当金の支払額」△11億52百万円を下回ったことによるものであります。
当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
|
回次 |
第59期 (2021年3月期) |
第60期 (2022年3月期) |
第61期 (2023年3月期) |
|
自己資本比率 |
24.5% |
25.9% |
28.1% |
|
時価ベースの自己資本比率 |
20.2% |
18.5% |
17.7% |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 |
30.6年 (4.5年) |
19.1年 (4.7年) |
35.5年 (5.7年) |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ |
40.9倍 (277.3倍) |
150.2倍 (605.5倍) |
51.1倍 (316.1倍) |
(注)各指標の計算式は、以下のとおりであります。
自己資本比率 … 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 … 株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 … 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ … 営業キャッシュ・フロー/利払い
※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、リース債務を除く利子を支払っている負債を対象としております。
※営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
※キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローから賃貸資産の取得による支出等の影響額を除いて算出した数値を( )内に記載しております。
③生産、受注及び販売の実績
<全セグメントの状況>
a.生産実績
|
セグメントの名称 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
|
自動車リース関連事業 |
(百万円) |
- |
- |
- |
|
ケミカル事業 |
(百万円) |
5,004 |
5,443 |
108.8 |
|
パーキング事業 |
(百万円) |
- |
- |
- |
|
機械工具販売事業 |
(百万円) |
2,294 |
2,749 |
119.8 |
|
合成樹脂事業 |
(百万円) |
11,399 |
9,885 |
86.7 |
|
報告セグメント計 |
(百万円) |
18,698 |
18,078 |
96.7 |
|
その他 |
(百万円) |
799 |
1,406 |
175.8 |
|
合計 |
(百万円) |
19,497 |
19,484 |
99.9 |
(注)1.金額は製品製造原価ベースで記載しております。
2.当連結会計年度においてその他事業の生産実績が著しく増加しているのは、2021年10月に新光硝子工業株式会社及びその子会社1社を子会社化したことに伴うものであります。
b.仕入実績
|
セグメントの名称 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
|
自動車リース関連事業 |
(百万円) |
15,640 |
19,099 |
122.1 |
|
ケミカル事業 |
(百万円) |
2,056 |
2,142 |
104.2 |
|
パーキング事業 |
(百万円) |
3,927 |
4,671 |
118.9 |
|
機械工具販売事業 |
(百万円) |
27,065 |
27,770 |
102.6 |
|
合成樹脂事業 |
(百万円) |
- |
- |
- |
|
報告セグメント計 |
(百万円) |
48,689 |
53,683 |
110.3 |
|
その他 |
(百万円) |
97 |
202 |
207.3 |
|
合計 |
(百万円) |
48,787 |
53,886 |
110.5 |
(注)当連結会計年度においてその他事業の仕入実績が著しく増加しているのは、2021年10月に新光硝子工業株式会社及びその子会社1社を子会社化したことに伴うものであります。
c.販売実績
|
セグメントの名称 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
|
自動車リース関連事業 |
(百万円) |
53,606 |
59,039 |
110.1 |
|
ケミカル事業 |
(百万円) |
10,992 |
11,264 |
102.5 |
|
パーキング事業 |
(百万円) |
5,571 |
6,917 |
124.2 |
|
機械工具販売事業 |
(百万円) |
35,126 |
36,202 |
103.1 |
|
合成樹脂事業 |
(百万円) |
14,194 |
12,269 |
86.4 |
|
報告セグメント計 |
(百万円) |
119,493 |
125,694 |
105.2 |
|
その他 |
(百万円) |
1,151 |
2,128 |
184.8 |
|
合計 |
(百万円) |
120,644 |
127,822 |
105.9 |
(注)1.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。
2.金額については、セグメント間の内部売上高消去後の金額を記載しております。
3.当連結会計年度においてその他事業の販売実績が著しく増加しているのは、2021年10月に新光硝子工業株式会社及びその子会社1社を子会社化したことに伴うものであります。
<自動車リース関連事業セグメント(リース)の状況>
a.リース契約の実行高
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
|
輸送用機器 |
(百万円) |
35,750 |
35,779 |
100.1 |
|
その他 |
(百万円) |
844 |
2,301 |
272.6 |
|
合計 |
(百万円) |
36,595 |
38,081 |
104.1 |
(注)1.リース契約の実行高は、発生額より中途解約額を控除しております。
2.当連結会計年度においてその他の契約実行高が著しく増加しているのは、株式会社イチネンTDリースにおいて、変電設備及び電力貯蔵システム等の大型設備契約が増加したことによるものであります。
b.未経過リース料期末残高相当額の期日別内訳
[1]所有権移転外ファイナンス・リース取引
|
|
1年以内 (百万円) |
2年以内 (百万円) |
3年以内 (百万円) |
4年以内 (百万円) |
5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
前連結会計年度 (2022年3月31日現在) |
6,805 |
5,601 |
4,124 |
2,729 |
1,695 |
1,708 |
22,664 |
|
当連結会計年度 (2023年3月31日現在) |
7,415 |
5,975 |
4,632 |
3,080 |
1,866 |
2,319 |
25,289 |
(注)未経過リース料の期日別内訳については、リース投資資産に係るリース料債権部分の決算日後の回収予定額を表示しております。
[2]オペレーティング・リース取引
|
|
1年以内(百万円) |
1年超(百万円) |
合計(百万円) |
|
前連結会計年度 (2022年3月31日現在) |
14,984 |
27,838 |
42,822 |
|
当連結会計年度 (2023年3月31日現在) |
15,819 |
26,501 |
42,321 |
c.営業成績
|
|
売上高 (百万円) |
売上原価 (百万円) |
差引利益 (百万円) |
資金原価 (百万円) |
売上総利益 (百万円) |
営業資産 平均残高 (百万円) |
利益率 (%) |
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
41,056 |
33,865 |
7,191 |
325 |
6,866 |
81,596 |
8.4 |
|
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
43,214 |
35,149 |
8,064 |
328 |
7,736 |
83,136 |
9.3 |
<自動車リース関連事業セグメント(自動車メンテナンス受託)の状況>
a.メンテナンス契約の実行高
|
区分 |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
|
輸送用機器 |
(百万円) |
6,458 |
6,105 |
94.5 |
|
合計 |
(百万円) |
6,458 |
6,105 |
94.5 |
(注)メンテナンス契約の実行高は、発生額より中途解約を控除しております。
b.未経過メンテナンス契約債権の期日別内訳
|
|
1年以内 (百万円) |
2年以内 (百万円) |
3年以内 (百万円) |
4年以内 (百万円) |
5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
前連結会計年度 (2022年3月31日現在) |
4,361 |
2,080 |
1,117 |
687 |
289 |
89 |
8,627 |
|
当連結会計年度 (2023年3月31日現在) |
4,259 |
1,944 |
1,145 |
703 |
300 |
83 |
8,437 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針と見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり、棚卸資産、有形・無形固定資産、投資有価証券、各引当金等の計上に関しては、一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠した当社グループ会計方針及び見積り基準に基づき計上しています。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②財政状態に関する分析
当連結会計年度の財政状態については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
③キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
④当連結会計年度の経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、基盤事業である自動車リース関連事業及びパーキング事業が順調に推移したことにより、前連結会計年度に比べて71億77百万円(5.9%)増収の1,278億22百万円となりました。
(売上総利益)
売上高が順調に増加したことに加え、物価上昇や急激な円安の進行に伴い原価が増加したため、当連結会計年度の売上原価は前連結会計年度に比べて60億90百万円(6.5%)増加し、1,000億1百万円となりました。これにより、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べて10億86百万円(4.1%)増加し、278億20百万円となりました。
(営業利益、経常利益)
売上高及び売上総利益は順調に増加しましたが、一方で物価やエネルギーコスト等の上昇を背景として、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べて8億48百万円(4.7%)増加しました。これにより、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べて2億38百万円(2.8%)増加し、88億61百万円となりました。経常利益は、為替差益等の営業外収益が増加したことにより、前連結会計年度に比べて3億73百万円(4.3%)増加し、91億2百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて2億76百万円(4.9%)増加し、59億23百万円となりました。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑥資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要のうち主なものは、賃貸資産の購入費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上継続的に良質な資金を確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金、金融機関からの短期借入及びコマーシャル・ペーパーを基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入及び社債の発行を基本としております。
なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は、964億29百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は99億84百万円となっております。
⑦経営上の目標の達成・進捗状況
当社グループは、企業価値の向上と継続的な成長を確保するため、財務基盤の確立に重点を置いております。このため、経営指標といたしましては自己資本及び自己資本比率、営業利益を重要な指標として位置付けており、中期的に自己資本600億円超、自己資本比率28%超、営業利益100億円超の達成を目指して経営にあたっております。
なお、当連結会計年度における自己資本は483億37百万円(対前期比10.9%増)、自己資本比率は28.1%(対前期比2.2ポイント増)、営業利益は88億61百万円(対前期比2.8%増)となりました。
この目標の達成に向けて、今後も引き続き当該指標の改善に邁進していく所存でございます。
当社グループが締結している主な契約は次のとおりであります。
(1)営業関係
|
契約会社 |
相手先 |
契約種類 |
内容 |
契約期間 |
|
㈱イチネン |
メンテナンス委託整備工場 |
自動車メンテナンス委託契約 |
自動車リース及び自動車メンテナンス受託の車両の車検、法定点検、整備に関する委託契約 |
契約締結日から向こう1ヶ年間とし以降1ヶ年間毎の自動更新 |
|
㈱イチネン |
三菱商事エネルギー株式会社 |
販売代理店契約 |
石油製品及びその他商品の継続的売買に関する契約 |
契約締結日から向こう1ヶ年間とし以降1ヶ年間毎の自動更新 |
当社グループは、多種多様な事業を行っており、その設備の状況をセグメント毎の数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっております。
当連結会計年度末における状況は、次のとおりであります。
(1)セグメント内訳
|
2023年3月31日現在 |
|
セグメントの名称 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||||
|
賃貸資産 |
建物及び 構築物 |
工具、器具 及び備品 |
土地 (面積㎡) |
ソフトウエア |
その他 |
合計 |
||
|
自動車リース関連事業 |
59,857 |
2,591 |
113 |
1,003 (4,769.76) |
325 |
16 |
63,906 |
340 [6] |
|
ケミカル事業 |
- |
2,120 |
169 |
1,105 (36,402.84) |
184 |
318 |
3,898 |
255 [12] |
|
パーキング事業 |
- |
1,491 |
1,268 |
1,673 (6,079.22) |
10 |
50 |
4,494 |
29 [3] |
|
機械工具販売事業 |
- |
3,179 |
178 |
3,476 (78,860.37) |
156 |
597 |
7,587 |
465 [85] |
|
合成樹脂事業 |
- |
749 |
80 |
1,108 (16,855.43) |
19 |
74 |
2,032 |
189 [14] |
|
報告セグメント計 |
59,857 |
10,132 |
1,809 |
8,366 (142,967.62) |
696 |
1,057 |
81,919 |
1,278 [120] |
|
その他 |
- |
682 |
16 |
2,464 (54,186.01) |
1 |
231 |
3,396 |
101 [46] |
|
全社(共通) |
- |
- |
- |
- (-) |
- |
- |
- |
75 [-] |
|
合計 |
59,857 |
10,815 |
1,825 |
10,830 (197,153.63) |
698 |
1,289 |
85,316 |
1,454 [166] |
(注)1.帳簿価額「その他」は、機械装置及び運搬具、リース資産並びに建設仮勘定であります。
2.従業員数の[ ]は、臨時従業員数を外書しております。
3.パーキング事業における地主との土地の年間賃借料は、3,701百万円であります。
(2)提出会社の状況
|
2023年3月31日現在 |
|
事業所名 (主な所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び 構築物 |
工具、器具 及び備品 |
土地 (面積㎡) |
ソフトウエア |
その他 |
合計 |
||||
|
本社 (大阪市淀川区) |
全社(共通) |
事務所設備 |
2,979 |
216 |
477 (1,163.34) |
109 |
17 |
3,799 |
68 |
(注)1.本社の建物及び構築物、工具、器具及び備品、並びに土地は、㈱イチネンファシリティーズより賃借しております。
2.帳簿価額「その他」は、運搬具及びリース資産であります。
(3)国内子会社の状況
|
2023年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||||
|
賃貸資産 |
建物及び 構築物 |
工具、器具 及び備品 |
土地 (面積㎡) |
ソフトウエア |
その他 |
合計 |
|||||
|
㈱イチネン |
本社 (大阪市淀川区) |
自動車リース関連事業 |
賃貸資産 事務所設備 |
41,022 |
696 |
6 |
112 (274.16) |
117 |
- |
41,955 |
107 |
|
㈱イチネンTDリース |
本社 (東京都港区) |
自動車リース関連事業 |
賃貸資産 事務所設備 |
14,940 |
31 |
7 |
- (-) |
166 |
1 |
15,147 |
57 |
|
野村オートリース㈱ |
本社 (大阪市淀川区) |
自動車リース関連事業 |
賃貸資産 事務所設備 |
3,894 |
57 |
0 |
9 (22.45) |
3 |
- |
3,964 |
10 |
|
㈱イチネンケミカルズ |
播磨工場 (兵庫県加古郡播磨町) |
ケミカル 事業 |
生産設備 |
- |
488 |
11 |
505 (23,751.77) |
- |
167 |
1,172 |
32 |
|
㈱イチネンケミカルズ |
研究開発センター (神奈川県藤沢市) |
ケミカル 事業 |
研究開発施設設備 |
- |
1,021 |
98 |
334 (3,403.43) |
- |
1 |
1,457 |
45 |
|
㈱イチネンパーキング |
東京医科歯科大学病院駐車場 |
パーキング 事業 |
駐車場設備 |
- |
347 |
1 |
- (-) |
- |
- |
348 |
- |
|
㈱イチネンアクセス |
本社 (大阪府池田市) |
機械工具販売事業 |
事務所設備 |
- |
109 |
26 |
525 (2,871.69) |
57 |
0 |
719 |
34 |
|
㈱イチネンMTM |
兵庫工場 (兵庫県加東市) |
機械工具販売事業 |
生産設備 |
- |
399 |
5 |
108 (23,301.93) |
39 |
133 |
685 |
57 |
|
㈱イチネンロジスティクス |
東大阪物流倉庫 (東大阪市) |
機械工具販売事業 |
事務所設備 倉庫設備 |
- |
1,119 |
21 |
637 (4,648.34) |
- |
2 |
1,780 |
12 |
|
㈱イチネン製作所 |
天白本館 ・別館 (名古屋市天白区) |
合成樹脂事業 |
事務所設備
|
- |
138 |
17 |
440 (2,912.87) |
7 |
16 |
620 |
77 |
|
㈱イチネン製作所 |
天白工場 (名古屋市天白区) |
合成樹脂事業 |
生産設備 |
- |
113 |
7 |
323 (1,808.39) |
- |
1 |
445 |
28 |
|
㈱イチネン高知日高村農園 |
日高村農場 (高知県高岡郡) |
その他 |
農業用設備 |
- |
87 |
0 |
- (-) |
- |
28 |
116 |
6 |
|
新光硝子工業㈱ |
本社/工場 (富山県砺波市) |
その他 |
事務所設備 生産設備 |
- |
323 |
8 |
213 (38,048.55) |
0 |
71 |
616 |
51 |
(注)1.㈱イチネン及び野村オートリース㈱の事務所設備に係る建物及び構築物、工具、器具及び備品、並びに土地は、㈱イチネンファシリティーズより賃借しております。
2.㈱イチネンケミカルズの生産設備及び研究開発施設設備に係る建物及び構築物並びに土地は、主として㈱イチネンファシリティーズより賃借しております。
3.㈱イチネンロジスティクスの事務所設備及び倉庫設備は、主として㈱イチネンファシリティーズより賃借しております。
4.帳簿価額「その他」は、機械装置及び運搬具、リース資産並びに建設仮勘定であります。
(4)在外子会社の状況
|
2023年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||||
|
賃貸資産 |
建物及び 構築物 |
工具、器具 及び備品 |
土地 (面積㎡) |
ソフトウエア |
その他 |
合計 |
|||||
|
蘇州豊島機械配件有限公司 |
中国工場 (中国江蘇省) |
機械工具販売事業 |
生産設備 |
- |
112 |
1 |
- (-) |
- |
240 |
354 |
37 |
(注)1.帳簿価額「その他」は、機械装置及び運搬具であります。
2.土地を賃借しており、年間賃借料は62百万円であります。
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
80,000,000 |
|
計 |
80,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数 (株) (2023年3月31日) |
提出日現在発行数 (株) (2023年6月20日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
|
|
計 |
|
|
― |
― |
ストックオプション制度の内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(ストック・オプション等関係)」に記載しております。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額(百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
|
2021年9月24日 (注) |
△350,000 |
24,262,227 |
- |
2,529 |
- |
4,155 |
(注)自己株式の消却による減少であります。
|
|
|
|
|
|
|
|
2023年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.自己株式209,456株は、「個人その他」に2,094単元、「単元未満株式の状況」に56株含まれております。
2.「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞれ11単元及び24株含まれております。
|
|
|
2023年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
計 |
― |
|
|
(注)上記の三井住友信託銀行株式会社の所有株式に信託業務に係る株式はありません。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形及び売掛金 |
|
|
|
電子記録債権 |
|
|
|
リース・メンテナンス未収入金 |
|
|
|
リース投資資産 |
|
|
|
商品及び製品 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
賃貸資産 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
賃貸資産(純額) |
|
|
|
建物及び構築物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
機械装置及び運搬具 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
リース資産(純額) |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
電話加入権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
その他 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
リサイクル預託金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年3月31日) |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
繰延資産 |
|
|
|
社債発行費 |
|
|
|
繰延資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
|
|
|
電子記録債務 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
コマーシャル・ペーパー |
|
|
|
1年内償還予定の社債 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
リース・メンテナンス前受金 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
品質保証引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
長期未払金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
役員退職慰労引当金 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
|
△ |
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
役員報酬 |
|
|
|
給料手当及び賞与 |
|
|
|
賞与引当金繰入額 |
|
|
|
退職給付費用 |
|
|
|
役員退職慰労引当金繰入額 |
|
|
|
福利厚生費 |
|
|
|
交際費 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
△ |
|
品質保証引当金繰入額 |
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
賃借料 |
|
|
|
のれん償却額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
販売費及び一般管理費合計 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
仕入割引 |
|
|
|
為替差益 |
|
|
|
保険配当金 |
|
|
|
助成金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
社債利息 |
|
|
|
コマーシャル・ペーパー利息 |
|
|
|
支払手数料 |
|
|
|
社債発行費償却 |
|
|
|
控除対象外消費税等 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
|
国庫補助金 |
|
|
|
負ののれん発生益 |
|
|
|
受取補償金 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
固定資産圧縮損 |
|
|
|
投資有価証券売却損 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
災害による損失 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、株式会社イチネンホールディングスを純粋持株会社とし、傘下の各事業会社が独立経営を進めながら、グループ一体経営を推進しております。各事業会社は主体的に取り扱う製品・役務の種類について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
各報告セグメントの概要は、以下のとおりであります。
(1)自動車リース関連事業 …自動車リース、設備リース、機器及び各種動産のリース、レンタル業、リース満了車等の処分、自動車メンテナンスの受託及びこれに付随する自動車の販売業務、自動車の点検、法定点検及び整備等の自動車整備業、石油燃料の販売及びガソリン給油カードの募集、卸売自動車用品の販売業務、損害保険代理店業務
(2)ケミカル事業 …ケミカル製品(自動車用、機械・設備用、工業用等)の製造及び販売
(3)パーキング事業 …来客用駐車場及びコイン駐車場の運営
(4)機械工具販売事業 …自動車部品及び自動車関連付属品の販売、機械工具及び自動車整備工具の販売、工作機械及び精密機械部品用工具の販売、一般産業機械・機械工具類及び配管機材の販売、電動工具及び作業工具の企画・開発・製造・販売、DIY用品等の販売、自動梱包機・封緘機及び包装荷造機械等の製造・販売、自動車部品及び建設機械部品の製造及び販売、空調工具及び計測工具の販売
(5)合成樹脂事業 …遊技機器の部品の製造及び販売、合成樹脂製品の設計・製造・販売、合成樹脂の再生加工及び合成樹脂原料の販売
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
関係会社短期貸付金 |
|
|
|
未収入金 |
|
|
|
未収還付法人税等 |
|
|
|
未収還付消費税等 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
機械及び装置 |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
土地 |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
電話加入権 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
出資金 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
関係会社長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
差入保証金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
繰延資産 |
|
|
|
社債発行費 |
|
|
|
繰延資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2022年3月31日) |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
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短期借入金 |
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コマーシャル・ペーパー |
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1年内償還予定の社債 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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リース債務 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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預り金 |
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前受収益 |
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賞与引当金 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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社債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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長期未払金 |
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繰延税金負債 |
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退職給付引当金 |
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役員退職慰労引当金 |
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資産除去債務 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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配当平均積立金 |
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別途積立金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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評価・換算差額等 |
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その他有価証券評価差額金 |
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評価・換算差額等合計 |
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新株予約権 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
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売上高 |
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経営指導料 |
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事務受託料 |
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関係会社受取配当金 |
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売上高合計 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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不動産賃貸料 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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社債利息 |
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コマーシャル・ペーパー利息 |
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支払手数料 |
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社債発行費償却 |
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貸倒引当金繰入額 |
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不動産賃貸原価 |
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控除対象外消費税等 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除売却損 |
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投資有価証券売却損 |
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投資有価証券評価損 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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