バリューコマース株式会社

ValueCommerce Co., Ltd.
千代田区紀尾井町1番3号
証券コード:24910
業界:サービス業
有価証券報告書の提出日:2023年3月28日

(1)連結経営指標等

 

回次

第23期

第24期

第25期

第26期

第27期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

20,764

25,694

29,171

33,560

35,708

経常利益

(百万円)

3,793

4,974

6,271

7,947

8,319

親会社株主に帰属する

当期純利益

(百万円)

2,604

3,345

4,268

3,260

5,806

包括利益

(百万円)

2,587

3,372

4,312

3,242

5,921

純資産額

(百万円)

9,145

11,491

14,676

16,566

20,820

総資産額

(百万円)

14,706

18,257

22,474

23,936

28,197

1株当たり純資産額

(円)

283.02

355.60

454.13

512.53

643.78

1株当たり当期純利益

(円)

80.78

103.57

132.13

100.92

179.60

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

80.62

103.47

132.01

100.84

179.52

自己資本比率

(%)

62.1

62.9

65.3

69.2

73.8

自己資本利益率

(%)

32.4

32.4

32.6

20.9

31.1

株価収益率

(倍)

15.2

22.6

24.1

44.3

10.1

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

2,756

4,041

5,894

5,397

6,774

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

627

3,135

1,206

34

367

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

407

1,021

1,128

1,355

1,720

現金及び現金同等物の

期末残高

(百万円)

7,978

7,862

11,422

15,498

20,184

従業員数

(人)

233

374

395

380

369

〔外、平均臨時雇用者数〕

14

18

13

13

12

(注)1.第25期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第24期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

 

回次

第23期

第24期

第25期

第26期

第27期

決算年月

2018年12月

2019年12月

2020年12月

2021年12月

2022年12月

売上高

(百万円)

20,764

25,253

27,160

32,185

34,450

経常利益

(百万円)

3,921

5,195

6,469

8,008

8,265

当期純利益

(百万円)

3,181

3,552

4,544

3,174

5,703

資本金

(百万円)

1,728

1,728

1,728

1,728

1,728

発行済株式総数

(株)

34,471,000

34,471,000

34,471,000

34,471,000

34,471,000

純資産額

(百万円)

8,884

11,437

14,898

16,701

20,853

総資産額

(百万円)

14,440

17,621

22,236

23,871

28,028

1株当たり純資産額

(円)

274.92

353.91

461.00

516.72

644.80

1株当たり配当額

(円)

25.00

33.00

41.00

43.00

56.00

(うち1株当たり

中間配当額)

(7.00)

(14.00)

(16.00)

(17.00)

(27.00)

1株当たり当期純利益

(円)

98.66

109.98

140.69

98.24

176.43

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

98.46

109.87

140.56

98.17

176.35

自己資本比率

(%)

61.5

64.9

67.0

70.0

74.4

自己資本利益率

(%)

42.5

35.0

34.5

20.1

30.4

株価収益率

(倍)

12.4

21.3

22.7

45.5

10.3

配当性向

(%)

25.3

30.0

29.1

43.8

31.7

従業員数

(人)

233

253

277

272

269

〔外、平均臨時雇用者数〕

14

14

10

12

12

株主総利回り

(%)

167.9

322.4

441.5

619.1

270.1

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(84.0)

(99.2)

(106.6)

(120.2)

(117.2)

最高株価

(円)

2,500

2,947

3,920

5,290

4,530

最低株価

(円)

738

1,152

1,171

2,780

1,740

(注)1.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

2【沿革】

1996年3月

トランズパシフィック有限会社を設立

レンタルサーバ・ホスティングサービス、ドメイン取得代行サービスを開始

1999年9月

トランズパシフィック株式会社に組織変更

1999年11月

バリューコマース株式会社に商号変更

eコマース(電子商取引)に対応したマーケティングプログラムを自社開発し、インターネットを利用した成果報酬型広告「アフィリエイト」の提供開始

2005年4月

ヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社)の当社株式公開買付けにより、同社の持分法適用関連会社化

2005年7月

「アフィリエイト」を「Yahoo!ショッピング」へ提供開始

2006年11月

クリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」を「Yahoo!ショッピング」のストア向けに提供開始

2007年6月

「アフィリエイト」において「ユーザのアクティビティをトラッキングする電子商取引システム(iTag)」の特許を取得

2011年1月

「アフィリエイト」において「ユーザのアクティビティをトラッキングする電子商取引システム(iTrack)」の特許を取得

2012年10月

自己株式取得により、ヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社)の議決権保有割合が当社の総議決権の過半数となり、同社及びソフトバンクグループ株式会社の連結子会社化

2012年11月

東京証券取引所マザーズから同市場第一部へ市場変更

2015年12月

CRM事業を展開する株式会社デジミホの全株式を取得し、連結子会社化

2016年3月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

2016年8月

東京都港区南青山へ本社を移転

2016年9月

CRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」を「Yahoo!ショッピング」のストア向けに提供開始

2019年9月

宿泊施設向け情報システムを開発・提供するダイナテック株式会社の全株式を取得し、連結子会社化

2020年1月

コマース事業者向けにEC運営に必要なソリューションを提供する株式会社B-SLASHの全株式を取得し、連結子会社化

2020年7月

株式会社B-SLASHを吸収合併

2021年5月

東京都千代田区紀尾井町へ本社を移転

2021年6月

株式会社デジミホを清算結了

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は本書提出日現在、親会社6社、当社(バリューコマース株式会社)、子会社1社により構成されており、顧客であるコマース事業者のパフォーマンス(流通総額)を最大化するため集客から顧客維持までの効果的なマーケティングソリューションを提供する事業を展開しております。

次の2事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1) マーケティングソリューションズ事業

マーケティングソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。

 

成果報酬型広告「アフィリエイト」

「アフィリエイト」は、ウェブサイト上で商品やサービスを販売しているコマース事業者の広告を、メディア運営者のブログ・比較サイト・ポイントサイト等の広告掲載メディアに掲載し、消費者を広告主のサイトへ誘導することで、広告掲載の成果(商品購入等の実績)に応じて報酬を得る成果報酬型広告です。

「アフィリエイト」により、広告主は、実際の広告掲載の成果に対してのみ広告費が発生し、同時に、広告掲載の成果を実数で把握し分析できることから、費用対効果に優れたマーケティング活動を行うことが可能です。

当社は、「アフィリエイト」の基幹となる独自のトラッキングシステムであるバリューコマースアフィリエイトプログラムを通して、広告主とメディア運営者が提携ネットワークを構築し、メディア運営者が成果報酬を得るまでの場を提供しております。また、バリューコマースアフィリエイトプログラムは、オンライン取引において何が、いつ、いくらで販売されたか、メディア運営者に対していくら報酬を支払うか等の「アフィリエイト」における一連の情報を管理しております。

なお、当社と同一の親会社をもつヤフー株式会社は広告主です。

 

広告主に対しては、以下のような形態でサービスを提供しております。

 

(A) ASP(Affiliate Service Provider)

広告主に、当社のバリューコマースアフィリエイトプログラムを提供するサービスです。広告主は、同プログラムの管理画面を通じてアフィリエイトを運営し、広告成果が発生するよう活動を行います。サービス料金に関しては、システム利用に係る基本管理費等のほか、メディア運営者への成果報酬と当該成果報酬額に応じた当社へのコミッションを支払う仕組みになっております。また、当社はメディア運営者への成果報酬の支払いを代行します。

 

(B) コンサルティング

広告主に対しアフィリエイトにおける最適な広告効果を得られる広告方法の立案、運営及び管理等を、当社が一括して受託するサービスです。広告主は、毎月定額の手数料や広告成果に応じた成果報酬を支払います。また、当社はメディア運営者へ成果報酬を支払います。

 

(C) オプション

広告主に対し、メディア運営者への広告出稿等、アフィリエイトとの相乗効果が見込まれるオプションサービスを提供しております。

 

(2) ECソリューションズ事業

ECソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、オンラインモールのストア向けクリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」及びCRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」です。そのほか、ECサイト運営支援「B-Space(ビースペース)」及び連結子会社であるダイナテック株式会社(宿泊施設向けに情報システムを開発・提供)を含みます。

 

(A) クリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」

「StoreMatch(ストアマッチ)」は、オンラインモールのストア向け及びストアが販売している商品のメーカー向けに提供しているクリック課金型広告です。オンラインモールに訪れる顧客(消費者)に対し、検索結果ページ等の専用枠に広告を表示することで、ストアサイトへの集客力を高めることができます。このサービスを活用することで、ストアは、アクセス数を増やして、さらなる売上アップを目指すことができます。また、メーカーは、ストアを横断して自社商品を探す顧客(消費者)に効率的にアプローチすることができるため、効果的に広告を運用することができます。

なお、当社と同一の親会社をもつヤフー株式会社はオンラインモール「Yahoo!ショッピング」の運営者です。

 

(B) CRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」

「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」は、オンラインモールのストア向けに提供しているCRMツールです。オンラインモールに訪れる顧客(消費者)に対し、顧客属性に応じた最適なクーポン等を表示して、商品購入を促すことができます。ストアは、自ストアの顧客状況、例えば新規顧客やリピーターの状況を一目で確認でき、誰にどのようなキャンペーンを実施するかを選んで配信することができます。また、一度選ぶと自動で繰り返し配信する機能もあります。このサービスを活用することで、ストアは、新規顧客の獲得から、優良顧客の育成、売上アップまでを目指すことができます。

なお、当社と同一の親会社をもつヤフー株式会社の委託に基づき、当該サービスを提供しております。

 

以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりとなります。

 

成果報酬型広告「アフィリエイト」

0101010_001.png

(注)

 

クリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」

0101010_002.png

(注)

 

CRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」

(注)

0101010_003.png

 

(注)当社と同一の親会社をもつヤフー株式会社と当社との間に取引があります。

 

4【関係会社の状況】

2022年12月31日現在

名称

住所

資本金

主要な事業の

内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

(親会社)

 

 

 

 

 

ソフトバンクグループ株式会社

(注)1、2

東京都

港区

238,772百万円

持株会社

(間接被所有)

51.93

(51.93)

(親会社)

 

 

 

 

 

ソフトバンクグループジャパン株式会社

(注)2

東京都

港区

188,798百万円

持株会社

(間接被所有)

51.93

(51.93)

(親会社)

 

 

 

 

 

ソフトバンク株式会社

(注)1、2

東京都

港区

204,309百万円

移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンド等固定通信サービスの提供

(間接被所有)

51.93

(51.93)

(親会社)

 

 

 

 

 

Aホールディングス株式会社

(注)2

東京都

港区

100百万円

持株会社

(間接被所有)

51.93

(51.93)

(親会社)

 

 

 

 

 

Zホールディングス株式会社

(注)1、2

東京都

千代田区

247,064百万円

持株会社

(間接被所有)

51.93

(51.93)

(親会社)

 

 

 

 

 

Zホールディングス中間株式会社

東京都

千代田区

1百万円

持株会社

(被所有)

51.93

 

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ダイナテック株式会社

東京都

千代田区

100百万円

宿泊施設向け情報システムの開発・提供

100.00

資金援助

役員の兼任あり

(注)1.有価証券報告書を提出しております。

2.議決権の被所有割合の( )内は間接被所有割合であり、内数であります。

 

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2022年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

マーケティングソリューションズ事業

141

6

ECソリューションズ事業

142

-〕

報告セグメント計

283

6

全社(共通)

86

6

合計

369

12

(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含みます。)であり、臨時従業員数(直接の雇用関係にない従業員であります。)は年間の平均人員を〔 〕内に外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門等に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

2022年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

269

12

36.5

6.5

5,811

 

セグメントの名称

従業員数(人)

マーケティングソリューションズ事業

141

6

ECソリューションズ事業

42

-〕

報告セグメント計

183

6

全社(共通)

86

6

合計

269

12

(注)1.従業員数は就業人員(当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含みます。)であり、臨時従業員数(直接の雇用関係にない従業員であります。)は年間の平均人員を〔 〕内に外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外給与を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門等に所属しているものであります。

 

(3) 労働組合の状況

当社では、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

財務リスク

影響度

発生

可能性

関連する機会とリスク

(○機会●リスク)

主要な取り組み

ビジネスモデル

○独自のトラッキング技術による競合との差別化

●クッキーを利用したトラッキングが制限されることによる広告効果の計測困難

・トラッキング規制及びブラウザー

ベンダーやWorld Wide Web Consortium(World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された団体)等の動向調査

・独自トラッキングの技術開発、回避策の検討

特定サービスへの依存 *

●「Yahoo!ショッピング」等の特定サービスへの依存度が高いことによる、同サービスの停止又は業績低迷、当社と競合する機能等の影響

・同サービスに依存しない新規事業の検討

親会社グループ

○親会社グループ内でのシナジー効果による業績の向上

●親会社グループ内において当社グループが行う事業に競合関係が生じた場合や親会社経営方針変更による提携関係解消に伴う業績への影響

●少数株主の利益毀損

・親会社グループ内での定期的な情報共有

・社外取締役より構成される特別委員会で関連当事者間取引の相当性を審議・検討

グループガバナンス

○当社グループ会社とのシナジー効果による連結業績の向上

●当社グループ会社のガバナンス不足によるグループ経営の品質の低下や、連結業績への影響

・週次の事業報告、月次のステアリングコミッティ、四半期ごとのモニタリング実施によるガバナンスの強化

自然災害

●非常災害時におけるサービスの提供停止による業績への影響

●災害後の事業復旧作業の遅れによる業績への影響

・リモートワーク下を意識したBCPの策定

・BCPの定期的訓練

個人情報管理

●当社グループ又は委託先の関係者の故意・過失、悪意を持った第三者の攻撃又は不測の事態によるサービス利用者の個人情報の漏洩

・ISMS認証に基づくセキュリティレベルの維持・管理のための運用遵守

・セキュリティチェックプロセス実施の徹底

・従業員に対する教育の継続

サイバーセキュリティ

●業務上の人為的ミス又は故意による不法行為、災害等によるシステム障害、マルウェア感染や標的型攻撃等のサイバー攻撃、システムや製品等の脆弱性等による、情報漏洩、データの破壊や改竄、サービス停止の発生

・システム管理体制の構築、継続運用

・定期的バックアップの実施

・脆弱性情報のチェックと対策実施

・社外からのサイバー攻撃による不正アクセスの監視・防御

 

 

財務リスク

影響度

発生

可能性

関連する機会とリスク

(○機会●リスク)

主要な取り組み

システム障害

●システムの不具合、仕様、運用の誤りに起因する集計ミスによる売上の棄損又は過大請求の発生

・開発レビュー、テストの徹底

・精度の高いデータへの変更

・定期的なモニタリング

事業継続/危機対応

●大規模災害発生時等の物的資源(サーバ等)、情報システムの東京集中による事業継続の困難

・複数クラウドサービス利用によるデータセンターの分散化・多重化の実施

・他地域への展開の検討

・障害発生時の復旧手段の明確化

投資戦略

○M&A及び新規事業による事業領域の拡大

●市場環境や競争環境の変化による、M&A及び新規事業への投融資の回収遅延からなる連結業績や成長及び事業展開等への影響

・M&A及び新規事業投資における当社グループの既存事業とのシナジー効果、事業計画、財務内容及び契約関係等の慎重な調査・検討

*「特定サービスへの依存」の財務リスクが顕在化しておりますが、その影響を最小化すべく、対象サービスとの継続的な各種調整や新規事業の推進等の対応をとっております。

 

4【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1) 提出会社

2022年12月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物附属設備

工具、器具及び備品

ソフト

ウエア

合計

本社他

(東京都

  千代田区他)

マーケティングソリューションズ事業

システム開発

及び改良

223

223

141[6]

ECソリューションズ事業

システム開発

及び改良

195

195

42[-]

全社(共通)

本社設備

サーバー等

103

57

161

86[6]

(注)従業員数の〔 〕は、臨時雇用者数の平均人員を外数で記載しております。

 

(2) 国内子会社

2022年12月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

工具、器具

及び備品

ソフト

ウエア

合計

ダイナテック

株式会社

本社他

(東京都

  千代田区他)

ECソリューションズ事業

システム開発及び改良

22

228

250

100[-]

(注)従業員数の〔 〕は、臨時雇用者数の平均人員を外数で記載しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

121,120,000

121,120,000

 

 

①【ストックオプション制度の内容】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

 

第8回新株予約権

決議年月日

2013年4月1日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社従業員 188

新株予約権の数(個)※

66 [64](注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式 13,200 [12,800](注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

463(注)2

新株予約権の行使期間 ※

自 2015年4月2日

至 2023年3月31日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格   463

資本組入額  232

新株予約権の行使の条件 ※

新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、当社の従業員等の地位にあることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職等その他正当な理由がある場合はこの限りではない。

(注)3

新株予約権の譲渡に関する事項 ※

本新株予約権の譲渡、質入れその他の一切の処分を行ってはならない。

※  当事業年度の末日(2022年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年2月28日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注)1.2013年7月1日付株式分割(1:100)、2013年10月1日付株式分割(1:2)に伴い、新株予約権の目的となる株式数、新株予約権の行使時の払込金額、新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額の調整が行われております。

2.新株予約権の目的となる株式の数及び払込金額の調整

①株式の数の調整

発行日以降、当社普通株式につき分割又は併合が行われる場合、付与株式数は次に定める算式により調整されるものとし、調整により生じる1株未満の端数はこれを切り捨てるものとします。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割又は併合の比率

また、当社が資本の減少、合併又は会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じた時は、その条件等を勘案の上、合理的な範囲で付与株式数を調整するものとします。

②行使価額の調整

発行日以降、当社普通株式につき分割又は併合が行われる場合、株式1株当たりの払込金額(行使価額)は次に定める算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数はこれを切り上げるものとします。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

1

分割又は併合の比率

また、当社が資本の減少、合併又は会社分割を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じた時は、その条件等を勘案の上、合理的な範囲で行使価額を調整するものとします。

3.その他の権利行使の条件は、当社と各新株予約権者間で締結する新株予約権割当契約書に定めるところによります。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

12

45

41

167

22

4,916

5,203

所有株式数(単元)

45,727

13,529

170,427

63,697

1,159

50,068

344,607

10,300

所有株式数の割合(%)

13.27

3.93

49.45

18.48

0.34

14.53

100.00

(注)自己株式2,133,699株は、「個人その他」に21,336単元、「単元未満株式の状況」に99株を含めて記載しております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

 

2022年12月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

Zホールディングス中間株式会社

東京都千代田区紀尾井町1番3号

16,788,400

51.91

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

2,715,700

8.39

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8番12号

1,043,900

3.22

GOVERNMENT OF NORWAY

(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO

(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)

884,200

2.73

JP MORGAN CHASE BANK 380055

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

270 PARK AVENUE, NEW YORK, NY 10017, UNITED STATES OF AMERICA

(東京都港区港南2丁目15番1号 品川インターシティA棟)

744,200

2.30

日本証券金融株式会社

東京都中央区日本橋茅場町1丁目2番10号

489,100

1.51

THE BANK OF NEW YORK MELLON SA/NV 10

(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

BOULEVARD ANSPACH 1, 1000 BRUXELLES, BELGIUM

(東京都千代田区丸の内2丁目7番1号)

400,000

1.23

野村證券株式会社

(常任代理人 株式会社三井住友銀行)

13-1, NIHONBASHI, 1-CHOME, CHUO-KU, TOKYO, 1038011, JAPAN

(東京都千代田区丸の内1丁目1番2号)

339,214

1.04

BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD

(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

ONE CHURCHILL PLACE, LONDON, E14 5HP UNITED KINGDOM

(東京都千代田区丸の内2丁目7番1号)

280,236

0.86

JPモルガン証券株式会社

東京都千代田区丸の内2丁目7番3号 東京ビルディング

262,000

0.81

23,946,950

74.00

(注)1.上記大株主の状況は、2022年12月31日現在における株主名簿に基づいて記載しております。

2.2022年11月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、アセットマネジメントOne株式会社及びその共同保有者であるみずほ証券株式会社が2022年11月15日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年12月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(株)

株券等保有割合

(%)

アセットマネジメントOne株式会社

東京都千代田区丸の内1丁目8番2号

1,430,500

4.15

みずほ証券株式会社

東京都千代田区大手町1丁目5番1号

78,809

0.23

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

15,498

20,184

受取手形及び売掛金

5,025

※1 4,278

未収入金

1,420

1,575

その他

79

89

貸倒引当金

4

5

流動資産合計

22,019

26,122

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備

138

138

減価償却累計額

9

22

建物附属設備(純額)

129

116

工具、器具及び備品

432

457

減価償却累計額

343

377

工具、器具及び備品(純額)

89

79

リース資産

32

32

減価償却累計額

11

17

リース資産(純額)

20

14

有形固定資産合計

239

210

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

689

651

ソフトウエア仮勘定

70

131

のれん

156

104

顧客関連資産

202

134

その他

8

6

無形固定資産合計

1,126

1,028

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

453

709

繰延税金資産

84

105

その他

14

21

貸倒引当金

0

0

投資その他の資産合計

551

835

固定資産合計

1,917

2,075

資産合計

23,936

28,197

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

2,986

2,722

未払金

2,256

2,502

未払法人税等

1,364

1,478

賞与引当金

28

43

その他

657

※2 561

流動負債合計

7,294

7,308

固定負債

 

 

その他

76

69

固定負債合計

76

69

負債合計

7,370

7,377

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,728

1,728

資本剰余金

1,168

1,210

利益剰余金

14,017

18,110

自己株式

526

521

株主資本合計

16,387

20,528

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

174

289

その他の包括利益累計額合計

174

289

新株予約権

3

2

純資産合計

16,566

20,820

負債純資産合計

23,936

28,197

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、提供するサービスを事業単位の基礎として、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社は、サービス別の事業セグメントから構成されており、「マーケティングソリューションズ事業」及び「ECソリューションズ事業」の2つを報告セグメントとしております。

「マーケティングソリューションズ事業」は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。

「ECソリューションズ事業」は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、オンラインモールのストア向けクリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」及びCRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」です。

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

14,984

19,807

受取手形及び売掛金

4,885

4,168

前払費用

57

70

未収入金

1,417

1,576

その他

210

210

貸倒引当金

1

1

流動資産合計

21,554

25,831

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備

114

103

工具、器具及び備品

73

57

有形固定資産合計

188

161

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

465

422

ソフトウエア仮勘定

43

88

のれん

156

104

顧客関連資産

202

134

その他

7

6

無形固定資産合計

874

755

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

453

709

関係会社株式

297

297

破産更生債権等

0

0

関係会社長期貸付金

410

200

長期前払費用

7

14

繰延税金資産

84

57

その他

0

0

貸倒引当金

0

0

投資その他の資産合計

1,253

1,279

固定資産合計

2,316

2,196

資産合計

23,871

28,028

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年12月31日)

当事業年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

2,964

2,697

未払金

2,171

2,431

未払費用

43

38

未払法人税等

1,364

1,475

未払消費税等

164

92

契約負債

379

前受金

400

預り金

9

8

その他

1

1

流動負債合計

7,119

7,125

固定負債

 

 

その他

50

50

固定負債合計

50

50

負債合計

7,169

7,175

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,728

1,728

資本剰余金

 

 

資本準備金

1,083

1,083

その他資本剰余金

84

126

資本剰余金合計

1,168

1,210

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

14,153

18,143

利益剰余金合計

14,153

18,143

自己株式

526

521

株主資本合計

16,523

20,561

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

174

289

評価・換算差額等合計

174

289

新株予約権

3

2

純資産合計

16,701

20,853

負債純資産合計

23,871

28,028

②【損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当事業年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

※1 32,185

※1 34,450

売上原価

20,400

22,652

売上総利益

11,784

11,797

販売費及び一般管理費

※1,※2 3,844

※1,※2 3,652

営業利益

7,939

8,145

営業外収益

 

 

受取利息

※1 9

※1 8

アフィリエイト報酬精算益

4

1

投資事業組合運用益

30

66

その他

※1 26

※1 45

営業外収益合計

71

121

営業外費用

 

 

為替差損

1

0

その他

1

1

営業外費用合計

2

1

経常利益

8,008

8,265

特別利益

 

 

貸倒引当金戻入額

※1 37

特別利益合計

37

特別損失

 

 

子会社株式評価損

※3 2,434

その他

65

特別損失合計

2,500

税引前当期純利益

5,546

8,265

法人税、住民税及び事業税

2,352

2,584

法人税等調整額

19

23

法人税等合計

2,372

2,561

当期純利益

3,174

5,703