日本駐車場開発株式会社
NIPPON PARKING DEVELOPMENT Co.,Ltd.
大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル
証券コード:23530
業界:不動産業
有価証券報告書の提出日:2023年10月31日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第28期

第29期

第30期

第31期

第32期

決算年月

2019年7月

2020年7月

2021年7月

2022年7月

2023年7月

売上高

(千円)

24,381,599

22,979,793

23,785,892

26,271,404

31,855,320

経常利益

(千円)

4,152,380

2,741,361

3,460,739

4,639,525

6,221,841

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

2,823,916

1,201,847

2,335,118

3,125,366

4,408,623

包括利益

(千円)

3,063,329

1,201,574

2,289,280

3,366,827

5,045,388

純資産額

(千円)

11,913,637

11,053,069

10,725,487

11,733,330

13,950,977

総資産額

(千円)

24,637,632

30,604,207

28,706,466

27,598,604

29,007,113

1株当たり純資産額

(円)

27.41

25.39

25.97

29.46

35.97

1株当たり当期純利益

(円)

8.44

3.63

7.12

9.62

13.81

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

8.41

3.62

7.11

9.61

13.67

自己資本比率

(%)

37.0

27.4

29.4

34.2

39.3

自己資本

当期純利益率

(%)

32.1

13.7

27.7

34.9

42.3

株価収益率

(倍)

20.1

33.3

21.8

17.6

15.5

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

4,182,946

2,979,942

3,406,287

3,942,809

6,115,995

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

1,753,374

1,181,971

2,195,904

1,360,759

2,574,285

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

2,351,034

4,106,254

4,218,437

4,495,932

4,254,387

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

10,612,227

16,414,255

13,434,925

11,628,934

10,997,816

従業員数

(名)

1,053

1,166

1,146

1,026

1,052

(1,663)

(1,541)

(1,686)

(1,728)

(1,984)

 

(注) 1.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第31期の期首から適用しており、第31期以降の主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第28期

第29期

第30期

第31期

第32期

決算年月

2019年7月

2020年7月

2021年7月

2022年7月

2023年7月

売上高

(千円)

8,461,029

8,074,347

8,063,070

8,678,162

9,223,459

経常利益

(千円)

2,289,610

2,343,385

2,267,952

3,077,606

2,700,576

当期純利益

(千円)

1,764,987

1,813,512

1,682,127

2,750,000

2,271,025

資本金

(千円)

699,221

699,221

699,221

699,221

699,221

発行済株式総数

(株)

348,398,600

348,398,600

348,398,600

348,398,600

348,398,600

純資産額

(千円)

5,518,320

5,519,895

4,943,727

5,422,858

5,034,624

総資産額

(千円)

13,151,732

16,528,827

15,728,036

14,322,988

13,624,579

1株当たり純資産額

(円)

15.24

15.27

13.81

15.67

14.88

1株当たり配当額

(円)

4.25

4.50

4.75

5.00

5.25

(内、1株当たり
中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

5.28

5.48

5.13

8.47

7.11

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

5.25

5.47

5.12

8.46

7.05

自己資本比率

(%)

38.6

30.6

28.6

35.1

34.6

自己資本

当期純利益率

(%)

33.6

35.8

35.2

57.8

46.6

株価収益率

(倍)

32.2

22.1

30.2

20.0

30.1

配当性向

(%)

80.5

82.1

92.6

59.1

73.8

従業員数

(名)

396

385

382

362

327

(711)

(715)

(808)

(896)

(1,009)

株主総利回り

(%)

98.4

73.3

95.2

105.9

134.3

(比較指標:
配当込みTOPIX)

(%)

(91.4)

(89.6)

(116.3)

(121.6)

(149.6)

最高株価

(円)

190

178

174

177

313

最低株価

(円)

128

118

126

130

158

 

(注) 1.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

2.最高株価及び最低株価は2022年4月4日の東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所プライム市場におけるものであります。それ以前については、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第31期の期首から適用しており、第31期以降の主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

 

1991年12月

 

大阪府寝屋川市に日本駐車場開発株式会社を資本金10,000千円で設立、駐車場に関するコンサルティング業務を開始

1994年4月

大阪市中央区に拠点を開設

1994年9月

東京都渋谷区に東京支店を開設、首都圏での営業を開始

1997年9月

有人の時間貸し駐車場管理業務を開始

1998年10月

ビル附置の立体駐車場における駐車場管理業務を開始

1998年10月

京都市下京区に京都支社を開設

1999年2月

大阪市中央区に本店を移転、淀屋橋支店を開設

1999年8月

 

時間貸し駐車場の管理運営を目的として大阪市中央区に株式会社パーキングプロフェッショナルサービシーズを10,000千円で設立

1999年10月

ビル附置の立体駐車場における管理人派遣型サブリース業務を開始

1999年10月

株式会社日本リースオート(現SMFLキャピタル株式会社)と業務提携

2000年9月

オートバイテル・ジャパン株式会社と業務提携

2000年10月

トヨタ自動車株式会社の情報サイトGAZOOの正式コンテンツに当社のパーキング情報が採用される

2001年2月

トヨタ自動車株式会社が資本参加、資本金112,500千円に増資

2001年3月

名古屋市中区に名古屋支社を開設

2001年5月

神戸市中央区に神戸支社を開設

2001年9月

横浜市中区に横浜支社を開設

2003年2月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2003年3月

福岡市中央区に福岡支社を開設

2003年8月

株式会社マーケットメイカーズを設立

2004年1月

株式会社クリードと共同で駐車場のみを投資対象としたファンドを組成

2004年2月

東京証券取引所市場第二部に上場

2005年1月

東京証券取引所市場第一部に上場

2005年3月

ジャスダック証券取引所に上場

2005年4月

広島市中区に広島支社を開設

2005年12月

 

スキー場の運営・管理を目的として東京都千代田区に日本スキー場開発株式会社(連結子会社)を10,000千円で設立

2006年4月

札幌市中央区に札幌支社を開設

2006年9月

株式会社マーケットメイカーズを吸収合併

2006年9月

 

日本スキー場開発株式会社がスキー場の運営を目的として、サンアルピナ鹿島槍スキー場(現HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク)を550,000千円で購入

2006年12月

仙台市青葉区に仙台支社を開設

2007年9月

株式会社パーキングプロフェッショナルサービシーズを吸収合併

2008年9月

カーシェアリング事業を東京都内で本格展開

2009年11月

 

日本スキー場開発株式会社が竜王スキーパークの運営を目的として竜王観光株式会社の全株式を取得し、竜王観光株式会社(現株式会社北志賀竜王)を連結子会社化

2010年4月

 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

2010年9月

 

アジアにおける駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的としてタイ国バンコクに現地法人NPD GLOBAL CO.,LTD.を設立

2010年10月

 

タイ国における駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的としてNPD PARKING DEVELOPMENT (THAILAND)CO.,LTD.を設立

2010年10月

 

日本スキー場開発株式会社が川場スキー場の運営を目的として川場リゾート株式会社の株式99.9%を取得し、川場リゾート株式会社を連結子会社化

2011年1月

 

タイ国における現地不動産管理のノウハウを持つビジネスパートナーと共にSIAM NIPPON PARKING SOLUTIONS CO.,LTD.を設立

2011年4月

大阪市北区に本店を移転

2011年6月

 

中国における駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的として邦駐(上海)停車場管理有限公司を設立

2011年7月

タイ国バンコクにおいて大型商業施設「サイアム・スクエア」の駐車場運営を開始

2011年10月

大阪証券取引所JASDAQスタンダードにおける当社株式を上場廃止

 

 

2011年12月

カーシェアリングサービスの運営を目的として日本自動車サービス株式会社を設立

2012年6月

中国上海市において大型複合高層ビル「上海環球金融中心」の駐車場運営を開始

2012年11月

 

 

日本スキー場開発株式会社が白馬八方尾根スキー場(現HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場)、白馬岩岳スノーフィールド(現HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド)、栂池高原スキー場(現HAKUBA VALLEYつがいけマウンテンリゾート)の運営を目的として白馬観光開発株式会社の株式95.46%を取得し、白馬観光開発株式会社を連結子会社化

2013年4月

 

日本スキー場開発株式会社がアウトドアグッズの総合レンタルショップ「スパイシー」の運営を目的として株式会社スパイシーの株式100%を取得し、株式会社スパイシーを連結子会社化

2014年7月

 

韓国における駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的として韓国ソウルに現地法人NPD KOREA CO.,LTD.を設立

2014年8月

 

新規事業として、海外子女及び帰国子女への教育を目的とした株式会社ティー・シー・ケー・ワークショップを設立

2014年10月

 

日本スキー場開発株式会社がめいほうスキー場の運営を目的としてめいほう高原開発株式会社の株式61.36%を取得し、めいほう高原開発株式会社を連結子会社化

2014年12月

 

新規事業として、海外・国内の企画旅行の販売・実施、海外旅行・国内旅行の手配及び他社の募集型企画旅行の代売を行うことを目的とした株式会社Geekoutを設立

2015年3月

 

インドネシアにおける駐車場の管理・運営・コンサルティングを目的としてインドネシア共和国ジャカルタ市に現地法人PT. NPD SOLUTIONS INDONESIAを設立

2015年4月

日本スキー場開発株式会社が東京証券取引所マザーズへ新規上場

2015年10月

 

 

タイ国における、メディカルチェックサービス・健康管理サービスの提供及び医療機関向け検査機器の販売を目的としてNPD Healthcare Service(THAILAND)CO., LTD.を設立

2015年11月

 

日本スキー場開発株式会社が菅平高原スノーリゾートの運営を目的として株式会社ハーレスキーリゾートの株式83.37%を取得し、株式会社ハーレスキーリゾートを連結子会社化

2016年5月

 

日本テーマパーク開発株式会社が那須ハイランドパークの運営を目的として藤和那須リゾート株式会社の株式100%を取得し、藤和那須リゾート株式会社を連結子会社化

2016年9月

 

アメリカ合衆国における駐車場の管理・運営・コンサルティングを目的としてアメリカ合衆国カリフォルニア州に現地法人NPD USA LTD.を設立

2016年12月

 

北海道における駐車場事業及びレンタカー事業を会社分割し、本承継対象事業を新設する日本駐車場開発札幌株式会社に承継

2017年11月

 

働く方々の健康の実現、企業の健全な成長による、健全な社会の実現を目的として日本からだ開発株式会社を設立

2018年2月

 

台湾における駐車場の管理・運営・コンサルティングを目的として中華民国(台湾)台北市に現地法人臺灣日駐開發股份有限公司を設立

2018年6月

簡易宿泊施設及び民泊施設等の開発・取得を行うことを目的として株式会社ロクヨンを設立

2020年5月

日本テーマパーク開発株式会社が那須高原りんどう湖ファミリー牧場の運営を目的として那須興業株式会社の株式100%を取得し、那須興業株式会社を連結子会社化

2020年6月

日本スキー場開発株式会社が信越索道メンテナンス株式会社の全株式を売却し、連結範囲から除外

2021年6月

日本スキー場開発株式会社が株式会社Geekoutを清算し、連結範囲から除外

2021年11月

日本駐車場開発札幌株式会社を吸収合併し、連結範囲から除外

2021年12月

邦駐(上海)停車場管理有限公司の全株式を売却し、連結範囲から除外

2022年4月

東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ区分が変更

2022年4月

日本スキー場開発株式会社が東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場へ区分が変更

2022年5月

 

新規事業として、カーボンニュートラルの実現を目的としたスマートグリーンエネルギー株式会社を設立

2022年8月

日本からだ開発株式会社を吸収合併し、連結範囲から除外

2022年11月

臺灣日駐開發股份有限公司を清算し、連結範囲から除外

2022年12月

 

栃木県那須地域に根差した発電事業の推進を目的としたスマートグリーンエネルギー那須株式会社を設立

2023年7月

株式会社ロクヨンを吸収合併し、連結範囲から除外

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社23社で構成されております。当社グループの事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

 

[事業系統図]


 

 

 

(1) 駐車場事業

駐車場事業は、当社及び連結子会社であるNPD GLOBAL CO.,LTD.、NIPPON PARKING DEVELOPMENT(THAILAND)CO.,LTD.、日本自動車サービス開発株式会社、NPD KOREA CO.,LTD.等が行っており、直営事業、リーシング事業、マネジメント事業、マンスリーレンタカー事業等を行っております。

直営事業は、生命保険会社や損害保険会社等、自社ビルを所有している大手企業をはじめ、貸しビル会社、立体駐車場メーカーや個人のビルオーナーまで多岐にわたる駐車場オーナーを仕入先とし、不稼動駐車場を一手に借上げることにより、オーナーには収益の増加をもたらすとともに、駐車場を有効活用することにより、広く一般のユーザーに駐車場活用の機会を提供している事業であります。

リーシング事業は、当社グループが一括で不稼動部分を借上げるのではなく、不稼動部分の駐車場に優良顧客を誘致する事業であります。駐車場周辺でのユーザー情報を整備し、ユーザーの募集活動を当社グループが責任を持って行っております。煩わしい契約業務に関しても当社グループが代行しております。また、インターネット上での駐車場紹介サービスも行っており、一般ユーザーが使用目的に応じた駐車場の検索ができるよう、情報整備を行っております。

マネジメント事業は、大型オフィスビル、商業施設、高級ホテル、ブティック等で有人管理駐車場運営を代行する事業及び駐車場オーナーに代わって、集金業務や契約業務を代行する事業であります。また、ホテル等のエントランスでお車を預かり、入出庫を行うバレーサービス等の高付加価値のオペレーションを行うことにより、駐車場を含む施設全体の価値向上に努めております。

マンスリーレンタカー事業は、駐車場、車、車検等メンテナンスや保険をワンストップで提供する事業であります。またリース契約と比較して、契約期間が短期で期間内解約も可能なため、ユーザーの車需要の変化に合わせた導入が可能です。さらに複数台の車両を利用している法人に対しては、車両の稼働状況分析を実施することで、コスト削減提案を行っております。

 

(2) スキー場事業

スキー場事業は、連結子会社である日本スキー場開発株式会社、株式会社北志賀竜王、株式会社鹿島槍、川場リゾート株式会社、白馬観光開発株式会社、栂池ゴンドラリフト株式会社、株式会社岩岳リゾート、株式会社スパイシー、めいほう高原開発株式会社、株式会社ハーレスキーリゾートが行っております。スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域経済活性化の素材として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。過去に莫大な設備投資をしたものの、利用客数が減少し、経営難に陥っているスキー場がある一方で、スキー場の施設やサービスに満足できずに自然とスキーから遠ざかる人がいる等、駐車場事業と同様、スキー場事業にも様々なギャップが存在しています。そこで、スキー場をビジネスの素材として捉え、ソフト面ハード面の改善を徹底的に行い、これらのギャップを解消していくことで適正な収益を上げ、駐車場事業同様、スキー場、利用者、そして地域社会の全てがハッピーになるようなスキー場再生を行ってまいります。

 

(3) テーマパーク事業

テーマパーク事業は、連結子会社である日本テーマパーク開発株式会社、藤和那須リゾート株式会社、那須興業株式会社が行っております。お客様、地域社会との良好な関係を継続し、ご家族連れの方やご高齢の方、ワンちゃん連れの方が安全に過ごせる遊園地の運営や、オーナー様が保有する別荘の管理を受託し、別荘宿泊やグランピング施設の宿泊運営、レストラン運営等、別荘地の整備と魅力創出に励んでおります。また、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かした地域経済の活性化や、さらに広大な別荘地を活かし雇用や定住者の拡大を図る等、地方創生のモデルケースとなることを目指し、日本経済の活性化に貢献したいと考えております。

 

 

(4) その他事業

その他事業は、連結子会社である株式会社ティー・シー・ケー・ワークショップ、NPD Healthcare Service(THAILAND)CO.,LTD.、スマートグリーンエネルギー株式会社、スマートグリーンエネルギー那須株式会社等が行っております。「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、次世代の人材教育、持続可能な経済の発展、地域経済圏の再創出に資するよう、経営に邁進してまいります。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合

関係内容

所有割合
(%)

被所有割合
(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

日本スキー場開発㈱

(注)1,4

長野県北安曇郡白馬村

1,001,013

スキー場
運営・管理

69.2

役員の兼任

㈱北志賀竜王

長野県下高井郡
山ノ内町

10,000

スキー場
運営・管理

100.0

(100.0)

㈱鹿島槍

長野県大町市

3,000

スキー場
運営・管理

100.0

(100.0)

川場リゾート㈱
(注)1

群馬県利根郡川場村

100,000

スキー場
運営・管理

99.9

(99.9)

白馬観光開発㈱
(注)1

長野県北安曇郡白馬村

100,000

スキー場
運営・管理

99.2

(99.2)

栂池ゴンドラリフト㈱
(注)1

長野県北安曇郡小谷村

100,000

スキー場
運営・管理

80.0

(80.0)

㈱岩岳リゾート
(注)1

長野県北安曇郡白馬村

75,000

スキー場
運営・管理

86.7

(86.7)

㈱スパイシー

長野県北安曇郡白馬村

10,000

貸しスキー業

100.0

(100.0)

めいほう高原開発㈱
(注)1

岐阜県郡上市

100,000

スキー場
運営・管理

80.0

(80.0)

㈱ハーレスキーリゾート

(注)1

長野県上田市

100,000

スキー場
運営・管理

83.9

(83.9)

NPD GLOBAL
CO.,LTD.(注)2

タイ王国バンコク

千タイバーツ
2,000

駐車場運営・管理

49.0

役員の兼任

NIPPON PARKING DEVELOPMENT(THAILAND)CO.,LTD.
(注)1

タイ王国バンコク

千タイバーツ310,000

駐車場運営・管理

100.0

(51.0)

役員の兼任

SIAM NIPPON
PARKING SOLUTIONS CO.,LTD.

タイ王国バンコク

千タイバーツ5,000

駐車場運営・管理

94.1

(94.1)

役員の兼任

NPD Healthcare Service
(THAILAND)CO.,LTD.(注)1

タイ王国バンコク

千タイバーツ23,800

メディカル・健康管理サービス事業

93.3

(93.3)

役員の兼任

PT. NPD SOLUTIONS INDONESIA(注)1

インドネシア共和国
ジャカルタ

千ルピア
39,578,950

駐車場運営・管理

97.3

役員の兼任

NPD KOREA
CO.,LTD.(注)1

韓国ソウル

千ウォン
900,000

駐車場運営・管理

100.0

役員の兼任
資金の貸付

日本自動車サービス開発㈱(注)1,3

東京都千代田区

100,000

駐車場運営・管理、カーシェアリングサービス事業

100.0

役員の兼任

㈱ティー・シー・ケー・ワークショップ

東京都千代田区

36,000

教育サービス

83.3

役員の兼任

 

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合

関係内容

所有割合
(%)

被所有割合
(%)

日本テーマパーク開発㈱

東京都千代田区

50,000

遊園地等の運営及び管理事業

100.0

役員の兼任

資金の貸付

藤和那須リゾート㈱
(注)1,3

栃木県那須郡
那須町

100,000

那須ハイランドパーク運営事業

100.0

(100.0)

役員の兼任

資金の貸付

那須興業㈱

栃木県那須郡

那須町

50,000

那須高原りんどう湖ファミリー牧場運営事業

100.0

(100.0)

役員の兼任

スマートグリーンエネルギー㈱ (注)1

東京都千代田区

100,000

脱炭素化推進コンサルティング

100.0

役員の兼任

資金の貸付

スマートグリーンエネルギー那須㈱

栃木県那須郡

那須町

10,000

発電事業

100.0

(100.0)

役員の兼任

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

㈱巽商店

大阪府寝屋川市

25,000

不動産賃貸・株式投資

33.3

役員の兼任

 

(注) 1.特定子会社に該当しております。

2.持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。

3.日本自動車サービス開発㈱及び藤和那須リゾート㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等  

          日本自動車サービス開発㈱

(1) 売上高                            4,694,200千円

(2) 経常利益                           1,172,022千円

(3) 当期純利益                            769,154千円

(4) 純資産額                           1,556,381千円

(5) 総資産額                           2,769,470千円

          藤和那須リゾート㈱

(1) 売上高                            5,362,310千円

(2) 経常利益                           1,223,481千円

(3) 当期純利益                          1,058,855千円

(4) 純資産額                           1,533,839千円

(5) 総資産額                           7,315,416千円

4.有価証券報告書を提出しております。

5.議決権の所有割合の ( ) 内は、間接所有割合で内数であります。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年7月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

駐車場事業

553

(1,047)

スキー場事業

242

(448)

テーマパーク事業

198

(394)

その他事業

48

(95)

全社(共通)

11

 

合計

1,052

(1,984)

 

(注) 1.従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年7月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

327

(1,009)

30.4

5.6

3,751,424

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

駐車場事業

316

(1,009)

全社(共通)

11

 

合計

327

(1,009)

 

(注) 1.従業員数は当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2.平均年間給与は、2022年8月から2023年7月を対象期間とし、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与の算定は、正社員のみで算定しております。

4.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

5.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(3) 労働組合の状況

連結子会社である白馬観光開発株式会社において、白馬ケーブル労働組合が結成されております。白馬観光開発株式会社を除くその他の連結子会社及び当社において、労働組合は結成されていませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4) 女性活躍推進法に基づく開示

① 提出会社

役員に占める女性の割合(%)

(注)1,3

育児休業取得率(%)
(注)2

男女の賃金差異(%)

(注)1,4

男性

女性

全労働者

うち正規雇用

労働者

うち非正規雇用

労働者

18.8

16.7

100.0

88.0

79.1

78.7

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づく情報公開項目について、役員に占める女性の割合、男女の賃金の差異及び男女別の育児休業取得率を選択していることから、管理職に占める女性労働者の割合の記載は省略しております。

4.男性の平均年間賃金に対する女性の平均年間賃金の割合を算出しております。

 

② 連結子会社

 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)における公表義務がないことから、連結子会社の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の記載は省略しております。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営方針

当社グループは、「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という経営理念に基づき、不稼働な素材に着目し、これを活性化させることにより、関係者の満足を高めることに取り組んでおります。

駐車場事業においては、駐車場オーナー、駐車場ユーザー、そして社会にとってメリットのあるソリューションを提供することが自らの使命であるという認識のもと、常に先進的な駐車場サービスの提供に取り組んでいます。

スキー場事業においては、「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」を経営理念として掲げ、「スキー場の運営に関するあらゆる問題を解決し、非日常的な時間と空間を演出することにより、1人でも多くの方に自然の素晴らしさ、ウィンタースポーツの楽しさを味わって頂くこと」をミッションとし、スキーをはじめとした雪上スポーツの醍醐味、自然の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいという思いのもと、お客様の満足度を高めるべく、新たなソリューションを提供しております。

テーマパーク事業においては、少子高齢化を背景に、経営難に陥るテーマパーク・遊園地等の施設があり、業界大手や一部の施設に集客が集中する等、厳しい競争環境となっている一方で、日本全国には、地域の観光資源として底堅い集客力を有し、訪日外国人旅行客の需要等を取り込むことで地域振興の契機となり得る施設があり、大きなビジネスチャンスが存在します。子供の創造性や新たな価値観が育まれるような魅力的な空間を創造し、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かし、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

新規事業においては、日本社会が直面する変化や課題、日本政府が推進する成長産業の分野において、前例やしきたりに囚われることなく物事の本質を追求することで、社会のギャップを解消する事業を創造し、社会に新たな便益を提供してまいります。

 

(2) 経営環境及び経営戦略等

当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を展開しています。

主力の駐車場事業においては、ビルに附置された機械式立体駐車場を中心とした不稼働駐車場の有効活用を行い、駐車場オーナーへ収益還元を行うソリューションを提供し、また、大型オフィスビルや商業施設の出入り口となる駐車場において安全かつ快適なオペレーションを行うことで、施設の付加価値を向上させ、ノンアセットスタイルの経営により成長を遂げてまいりました。

当社グループが運営する駐車場は国内に1,336物件あり、出店地域のターゲットとしている10,000物件以上の附置義務駐車場や、未出店である政令指定都市・中核市を含めると全国的に新規運営駐車場の開拓余地は大きいと認識しています。また、これまでオフィスビルや商業施設を中心として駐車場の運営を行ってまいりましたが、これらの駐車場における、賃料保証等の収益化の需要とサービス・安全性向上の需要は今後も高い水準を維持していくと想定できるため、不稼働駐車スペースを借上げて運営する直営事業と有人管理の駐車場運営ノウハウを活かしたマネジメント事業の新規契約獲得に注力してまいります。

また、駐車場ユーザーに向けたソリューションとして、駐車場検索サイトの充実を図っています。掲載物件情報の拡充やサイトの利便性を改善することで、最適な駐車場のご提案をするだけでなく、需要と供給のギャップを見つけ、需要の多いエリアでの新規物件の開拓や、駐車場スペックの更新をオーナー様へ提案をする等、駐車場ミスマッチの課題解決を図ってまいります。

さらに、車を使う企業に向けて、車両管理業務の上流から下流までの総合的なソリューションを提供できる体制を構築することで、企業のトータルカーライフプランナーとして、ユーザーの利便性を追求してまいります。特に法人顧客においては、駐車場付マンスリーレンタカーの販売促進を展開してまいります。また、国内においては、機械式立体駐車場の修繕・建替えの時期を迎えており、駐車場の運営者として専門的な知見を駐車場オーナー等に提供することで、駐車場の設備に関するコンサルティングサービスや購入提案等を実施し、立体駐車場メーカーに対しては、修繕工事期間中の代替駐車場用地の確保における提案を実施してまいります。

海外展開においては、タイ、韓国に進出しております。アジアにおいては、自動車保有台数が年々増加し、日本以上の厳しい駐車場附置義務が存在し、駐車場に関する付加価値のあるサービスが存在しない中、日本で培った駐車場オーナー・ユーザーへのソリューション提供のノウハウを活かし、サービス・安全性の向上と収益改善に取り組んでまいります。

これらの取り組みを行うことにより、国内及び海外に存在する都市部の駐車場において、社会のあらゆるニーズに対応し、駐車場の仕組み、イメージ、マーケットを大きく変革させることで、最大の幸福と利益を生み出し、更なる成長を目指してまいります。

 

スキー場事業においては、スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。スキー場の持続的な成長を実現するため、ソフト面及びハード面の改善を徹底し、安全な運営、良質なサービスの提供及び適正な収益の獲得を心掛け、「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」なるようなスキー場再生を行ってまいります。

新規スキー場や周辺事業の取得においては、ゲレンデの設計や規模、標高や降雪量、エリア自体の魅力や都市部からのアクセス状況、既存スキー場とのシナジー効果、スキー場事業とのシナジー効果、投資効率等を総合的に勘案し検討してまいります。

これらの取り組みを行うことにより、高い成長力と収益力を実現することで、日本のスキー場業界を牽引する存在を目指し、スキー場産業をはじめとしたアウトドアスポーツ業界及び地域経済の発展に貢献してまいります。

 

テーマパーク事業においても、スキー場同様に、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。子供の創造性や新たな価値観が育まれるような魅力的な空間を創造するとともに、対象顧客層を広げるようなコンテンツの企画、施設運営を展開してまいります。また、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かし、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

新規テーマパークの取得においては、施設の集客力、独自性、周辺施設との競争環境、エリア自体の魅力や都市部からのアクセス状況、グループ運営施設とのシナジー効果、投資効率等を総合的に勘案し、検討してまいります。

これらの取り組みを行うことにより、高い成長力と収益力を実現することで、地方創生のモデルケースとなることを目指し、地域経済ひいては日本経済の活性化に貢献したいと考えております。

 

以上により、当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を通じて、世の中の不稼働な資産を有効に活用し、社会を活性化することで、関わる人全てがハッピーなビジネスを展開してまいります。そして、新規事業として、少子・高齢化、企業の国際競争力の低下、食料自給率問題等の日本社会が直面する変化や課題、日本政府が推進する「環境・エネルギー」、「健康」、「観光・地域活性化」、「農業」、「教育・人材」等の成長産業の分野において、新たな不稼働資産やギャップを探し出し、社内外に関わらず、やる気のある若者を中心として、次の事業の柱となる新規事業の創造に取り組んでまいります。

 

(3) 目標とする経営指標

当社グループは、高い収益性をもって成長し続けることを目標としています。目標とする指標に関しては、一部の偏った指標やトレンドに左右されることなく、成長性、収益性、健全性、効率性のバランスを重視し、安定的かつ効率的な高成長を目指すとともに、株主重視の経営を行ってまいります。具体的な指標として、営業利益成長率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、自己資本比率、自己資本当期純利益率を高水準で維持することを目標としています。

 

(4) 優先的に対処すべき課題

当社グループは、次に掲げる取り組みを強化してまいります。

 

① 経営理念を実践できる人材の育成

当社グループは、「ハッピートライアングル」という経営理念の下、不稼動な資産に着目し、それらを効果的に活用しながら、不稼動な資産を持つオーナー、最適なサービスを受けられないユーザー、そしてその双方に貢献するソリューションを提供することで社会の役に立つという、三方一両得となる事業を実践し成長してまいりました。今後も、この経営理念と経営姿勢を追求し、駐車場事業における新ソリューションの開発、海外展開の推進、また、スキー場事業、テーマパーク事業に続く新規事業の立ち上げを行うべく、それらを実践する人材の育成と社員のチャレンジを促進する企業風土の醸成に注力してまいります。

 

② 安全対策

安全・安心に施設をご利用頂くために、中長期計画に基づいたリフト、遊具整備を実施すると共に、安全教育・災害訓練を徹底してまいります。

 

(駐車場事業)

③ ソリューション力の強化

これまで蓄積した駐車場オーナー・ユーザー情報や、機械式駐車場の運営ノウハウをもとに、従業員の生産性向上と月極駐車場検索サイトで集めた駐車場需要情報の活用により駐車場オーナーに対して、資産の保全、リニューアル等による付加価値の向上、運営サービスレベルの向上、収益の改善といった、きめ細やかなサービスを提供できる営業体制を構築します。また、駐車場ユーザーに対して、車両台数や管理コストの削減、車両事故の低減、労務管理の強化等、時代の変化と共に変わるニーズを捉えたユーザーソリューションに特化した事業展開をしてまいります。

 

④ 駐車場事業のグローバル展開

インフラ整備、交通渋滞の解消等の課題を抱えるアジアをはじめとした諸外国において、日本で培ったノウハウのみならず、現地のニーズに応じた高付加価値な駐車場サービスを開発し、提供することで、グローバル展開を加速させてまいります。

 

(スキー場事業)

⑤ 天候に対する対策

 ウィンターシーズンにおいては十分な積雪のもとで、スキー場を開業することが事業の根幹をなすものであり、自然の積雪に恵まれない場合は、当社グループが保有する降雪機をフル活用することで、効率的かつ効果的な降雪を行い、ウィンターシーズン開始とともに満足してスキーを楽しんで頂ける状況にしてまいります。当社グループのスキー場の一部は、高い山頂にあり、残雪を利用しウィンターシーズン終盤まで十分なコンディションを維持することで、当社グループの優位性を発揮させ、他のスキー場との差別化を図ってまいります。また、想定を超える豪雪や大雨が発生すると、お客様がスキー場へ来場できず、また、お客様が施設利用を取り止めるため、こうした事態に備え、施設やサービスの一層の充実を図ってまいります。

 

⑥ グリーンシーズンの事業展開

ウィンターシーズンに業績が偏重することに対応するため、地域の特性を活かしたグリーンシーズン事業を強化し、一年を通じた営業体制を整えることで、安定したスキー場等の経営を目指してまいります。

 

⑦ 今後のスキー場取得

創業以来、国内におけるスキー場において、強みや特徴を有するスキー場を取得してまいりました。スキー場の取得及び取得後の改善につながる活動を継続的に実施し、当社グループの企業価値を一層高めてまいります。また、魅力的なスキー場を取得し、事業拡大することを成長戦略の重要な要素と位置付け、今後も積極的にスキー場を取得していく方針であります。更に、スキー場の地元関係者や従業員と一体となって、スキー場を改善し、スキー場の価値を高めていくことで、地域の活性化に貢献してまいります。

 

(テーマパーク事業)

⑧ 天候に対する対策

当社が運営する遊園地は、現状屋外施設が多く、雨天時には来場を控えるお客様も多くいらっしゃいます。今後、雨天でも遊園地を存分に楽しんでいただけるよう、屋内施設の充実等を図ってまいります。さらに遊園地だけでなく、宿泊施設を充足させる等、天候に関係なく運営が出来る施設を増やしてまいります。

 

 

⑨ 今後のテーマパーク取得

日本全国には、地域の観光資源として底堅い集客力を有し、訪日外国人旅行客の需要等を取り込むことで地域振興の契機となり得るテーマパーク・遊園地等が複数あり、大きなビジネスチャンスが存在します。そのようなテーマパーク等を取得し、当社グループの企業価値を一層高めてまいります。また、スケールメリットを活かした集中購買、メンテナンス部品の取得等の費用面の改善や、運営ノウハウの共有化等により、シナジー効果を積極的に享受できるようにしてまいります。

 

3 【事業等のリスク】

当連結会計年度末現在において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他の重要と考えられる事項を以下に記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありません。

 

(1)特定の規制の変更のリスク

当社グループは、我が国法令等の規制に従って事業を遂行するとともに、当社の事業が直接的に規制を受けていない分野においても、駐車場法、建築基準法等の特定の規制により間接的に当社の事業が影響を受ける可能性のある環境のもとで経営を行っております。これらの分野において、将来における法律、政策、解釈、実務慣行等の変更により、当社グループの業務遂行や業績等にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

これに対し、関連法規情報の収集を積極的に行っております。

 

(2)駐車場需給の急激な緩和のリスク

自動運転車の実用化等により、国内の自動車保有台数が急激に減少する等の外的要因により駐車場需給が急激に緩和することとなった場合、当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。

 

(3)自然災害、人災等によるリスク

地震、暴風雨、洪水、その他の天災地変、感染症の発生、事故、火災、戦争、暴動、テロその他の人災等が発生した場合、当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。

当社グループが運営するスキー場及びテーマパークは、天候要因(天気・気温)により入場者数の変動を受けやすい事業です。台風・長雨・大雪をはじめとする悪天候や異常気象は、テーマパークでの一時的な入場者数の減少につながります。また、冬場の降雪量が著しく増加・減少する場合には、スキー場へのアクセスを阻害する道路事情の悪化に伴う来場者数の減少や営業日数の減少となる可能性があります。

台風や小雪による一時的な来場者数の減少においては、スキー場事業におけるグリーンシーズン集客によるオールシーズンリゾート化の推進や、冬場に繁忙期を迎えるスキー場と、夏場に繁忙期を迎えるテーマパーク事業の掛け合わせにより、どの季節に天候不順が起こったとしても、通期を通して補完できる事業ポートフォリオとしております。

また災害発生時には、事象の被害内容によって、社長を本部長とするBCP対策本部を設置し、グループ一体で対応を行ってまいります。

 

(4)海外での事業展開のリスク

当社グループは、タイ、韓国において駐車場事業等を展開しております。海外での事業展開において、政治・経済情勢の変化、法令や各種規制の制定・改正、地域的な労働環境の変化等が発生した場合、海外における当社グループの事業展開に支障をきたす可能性があります。

これに対して、海外出店現地の法的規制や慣習等へ適切に対応するために、現地情報の収集を積極的に行い、当社グループ内で情報共有しております。

 

(5)為替変動のリスク

当社グループは、海外関係会社の業績、資産及び負債において外貨建で発生したもの、また、外貨建投資及び外貨建取引について、円換算した上で連結財務諸表を作成しております。為替相場の変動により、当社グループ業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。

 

(6)保有有価証券における価格下落のリスク

当社グループは、事業戦略上及び資産運用上の効果に着目し、上場及び非上場の有価証券を保有しております。今後、国内外の株式市況が急激に悪化し、当社が保有する有価証券の時価下落を招いた場合、評価損や減損が発生し当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。そのため、保有株式を継続的に見直し整理する等、リスクを軽減する施策を講じております。

 

(7)安全に関するリスク

当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を事業の柱として経営しておりますが、その提供するサービスの安全性確保については、最優先課題として取り組んでおります。しかしながら、当社グループの努力にもかかわらず、安全性に問題が生じる可能性があります。このような問題は、当社グループのブランド及び信用に悪影響を及ぼす可能性があります。

機械式駐車場や索道設備、遊具等において、監督官庁の監査や法定点検を実施し、適用される規制を遵守し、要求される全ての安全性・品質基準を満たすよう努めております。

 

(8)設備・固定資産に関するリスク

当社グループは、保有資産の将来キャッシュ・フロー等を算定し、減損損失の認識及び測定を実施した結果、固定資産の減損損失を計上することも予測され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。グループ内の業績管理において、減損の兆候が認められる資産については、回収可能価額が帳簿価額を下回った場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額することとし、随時適切に減損処理しております。

 

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況

当連結会計年度における我が国の経済は、世界的なエネルギーコストや資源・原材料価格の高騰による物価上昇、諸外国の金利上昇と円安進行等、依然として不透明な状態が続いております。一方で、新型コロナウイルス感染症は、その拡大に一定の歯止めがかかり、感染法上の分類が第5類へ引き下げられる等、各種規制の緩和により社会活動が回復し、景気は緩やかに回復してきました。

当社グループの駐車場事業に関連する不動産業界においては、増加傾向にあった空室率が減少する等改善を見せています。また、スキー場事業及びテーマパーク事業に関連するレジャー・観光業界においては、観光支援策の実施等による国内旅行者の増加、入国制限の大幅緩和によるインバウンド旅行者の増加等、大幅な回復基調にあります。

このような事業環境の中、当社グループは「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、駐車場事業(国内・海外)、スキー場事業、テーマパーク事業の3つの主要事業において、環境変化に応じた顧客ニーズを追求し、常に斬新で、かつ期待されるサービスや商品を提供する事により、事業の改善に取り組んでまいりました。

 

当連結会計年度の各事業の概況は以下の通りです。

 

駐車場事業(売上、営業利益ともに過去最高)

・駐車場データのDX化を進め、ユーザーデータの分析が可能になった結果、既存物件の収益が改善。さらにデータを基にビルオーナーへの複合提案等も可能になったことで、新規契約物件の受注も順調に推移。

・海外駐車場事業において、数年ぶりにコロナ対策の緊急事態宣言が解除され、それに伴いオフィステナントが戻り、月極、時間貸ともに既存物件の収益が改善。

スキー場事業(売上、営業利益ともに過去最高)

・グリーンシーズン:コロナ後初の行動制限の無い夏を迎え、過去から投資を進めてきた展望テラスの反響やネットアスレチック等の新規遊具オープン、さらに各種イベントの開催により過去最高の来場者数を達成。

・ウィンターシーズン:小学生以下の子供たちやノンスキーヤー等、新たな顧客チャンネルの獲得に注力。インバウンドの来場もコロナ前の7割まで回復。

テーマパーク事業(売上、営業利益ともに過去最高)

・遊園地事業:積極的なイベント開催による集客に注力。今夏には新規アトラクションもオープンし、来場者数は過去最高を達成。

・別荘・宿泊事業:グランピングや新築別荘の追加投資により宿泊者数は過去最高を達成。宿泊施設と遊園地の相互送客効果も発揮。

その他事業

・グループ会社である㈱ロクヨンを通じて投資してきた不動産を、投資回収の観点からベストな売却タイミングであると判断し売却。それに伴い一過性の営業利益386百万円を実現。不動産の売却とともに事業撤退し、会社は親会社へ吸収合併。

これらの結果、当連結会計期間の当社グループの経営成績は以下のとおり、売上高及び全ての段階利益において過去最高となりました。

売上高              31,855百万円(前期比21.3%増)

営業利益              6,201百万円(前期比35.3%増)

経常利益              6,221百万円(前期比34.1%増)

親会社株主に帰属する当期純利益   4,408百万円(前期比41.1%増)

 

セグメントの業績は次のとおりです。

各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでいます。

 

 

(駐車場事業)

国内駐車場事業においては、月極契約による収益割合が高いビジネスモデルであることや、車通勤ニーズを取り込む等の工夫により、コロナ禍においても前年を超える事業成長を継続してきました。そのような中、月極駐車場検索サイトの強化を中心に、徹底的に駐車場データのDX化を進めてまいりました。月極駐車場検索サイトへの掲載物件数や物件情報の充足等により、ユーザーからの平均月間問合せ数は、2020年7月期と比較すると3年間で6倍の月間12,000件まで増加しました。ユーザーからの問合せ数の増加によって、大量の月極ユーザーデータを入手可能になり、合わせて体制を強化することで、問合せから提案までの対応時間を短縮したこと等により、ユーザーに最適な駐車場をマッチングするスピードとボリュームが圧倒的に向上しました。また過去の問合せ情報を基に、オープン予定の新規駐車場や、解約予定の車室が発生したタイミングでメール配信による案内を行うことで早期契約を実現し、契約率も改善しました。さらに、ユーザーデータの分析が可能となった結果、ユーザーデータの分析結果に基づいたオーナーへの複合的提案等も可能になり、新規契約物件も順調に増加しました。

時間貸運営をしている駐車場においては、駐車場ユーザーの目的地周辺で空き駐車場を探す手間を解消するため、時間貸駐車場の事前インターネット予約サービスを内製化し、全国的にサービスを開始いたしました。さらにホテルの稼働が活況になる中で、当社のこれまでの有人駐車場運営の実績を評価いただき、ホテルのサービスアップやブランドアップのため、駐車場運営だけでなくエントランスのドアサービスの受託や、バレーサービス導入等の受注物件が増加しております。

これらの結果、当連結会計年度における国内駐車場事業の新規契約物件数は115物件、解約物件数は63物件、前連結会計年度末から52物件の純増となり、国内の運営物件数は1,336物件、運営総台数は44,992台となりました。

 

海外駐車場事業においては、タイは2年半ぶりにコロナ対策の緊急事態宣言が解除され、それに伴いオフィステナントが戻り、月極及び時間貸ともに既存物件の収益改善が進みました。さらにEVトゥクトゥクタクシーツアーのミーティングポイントとしての駐車場提供や運営を開始し、新規契約物件では、大型オフィスビル「One City Centre」や「Skyy9」等の大型駐車場運営を開始しました。韓国でも、時間貸物件の稼働率が高まり、既存物件の収益性の改善が順調に進みました。

これらの結果、海外の運営物件数は物件数は66物件、運営総台数は15,141台となりました。

以上の結果、駐車場事業の売上高は15,671百万円(前期比7.4%増)、営業利益は3,779百万円(前期比6.6%増)となりました。

 

(スキー場事業)

スキー場事業においては、新型コロナウイルス蔓延以降、天候、及びインバウンド観光客の有無等に業績が大きく左右されずに、サステナブルな成長ができる世界水準のオールシーズンリゾートを目標として努力してきました。グリーンシーズンの既存施設の収益性向上や新たな収益の獲得のための魅力的な施設への投資や、ウィンターシーズンの新たなチャネルとなるノンスキーヤー集客のための施策、将来のスノースポーツを楽しむ愛好者を増やすための「NSDキッズプログラム」等に積極的に取り組みました。

当期のグリーンシーズンは、新型コロナウイルス感染症蔓延防止のための行動制限のない夏を迎え、9月の連休に台風が相次いで上陸したものの、全国旅行支援等もあり観光需要は高い水準で推移しました。そのような中、各施設において、HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートにグランドオープンした「白馬ヒトトキノモリ」でのアウトドアブランドのジャックイベント開催や、道の駅田園プラザ内にネットアスレチック「HANETTA(ハネッタ)」を新規オープンする等、当グリーンシーズンの来場者数合計は429千人(前年同期比25.8%増)と過去最高を達成いたしました。

ウィンターシーズンは、全国的に自然降雪が遅れたものの、継続投資してきた降雪機を稼働させることで安定的にオープンすることができました。2月には季節外れの大雨が続き、3月に入ってからは例年にない早い春の訪れのため融雪が大きく進み、春スキーの期間は例年になく短いものとなってしまいました。しかし、そのような中、国内のスキー人口創出を目的とした中長期的な取り組みとして、ファミリーでスキー場へ遊びに行きやすい環境づくりを行うために始めた、小学生及び未就学児のお子様のシーズン券が無料となる「NSDキッズプログラム」も今シーズンで2年目を迎え、お子様の来場者数は58千人(前年同期比65.6%増)となり、その結果、お子様の来場者数は集計可能な過去7年間において過去最高となりました。さらに、スノーリゾートでは初の試みとなる競技型デジタルアート「LIMITS(リミッツ)」のエキシビションマッチの開催や、初心者から上級者まで誰もが楽しめるオールジャンル対応のフルスペックスノーパーク「TGPARKS」を整備し、パークライドを楽しんでいただきました。また、2020年3月のコロナ禍以降、入国制限によりインバウンド観光客の来場が見込めない状況でしたが、当連結会計期間は167千人と2018-2019シーズン(233千人)の71.6%まで回復しました。これらの結果、当ウィンターシーズンの来場者数合計は1,515千人(前年同期比16.3%増)となり、コロナ禍前の2018-2019シーズン(1,691千人)の90.0%まで回復いたしました。さらに今シーズン、グループスノーリゾートにおいて全社的にリフト券の値上げを行ったこと、継続的に行っている飲食メニューの改善、専用ラウンジやファーストトラックサービスが受けられるS-Classの導入等により、売上単価は改善しました。

以上の結果、スキー場事業の売上高は6,898百万円(前期比23.9%増)となり、営業利益は1,036百万円(前期比308.0%増)となり、大幅に改善しました。

 

(テーマパーク事業)

テーマパーク事業においては、那須ハイランドパークにて学校団体の修学旅行や遠足の渡航先としての提案や、2020年5月にグループ化したりんどう湖ファミリー牧場ではアトラクションの入替や花火大会を開催する等、コロナ禍も来場者数を順調に伸ばしてきました。当期においては、イベント開催による集客に注力し、これまでに反響の高かったキャラクターやアイドルイベントの開催、犬種ごとのわんわん交流会を積極的に開催いたしました。さらに今夏には、那須ハイランドパークにて屋内型アトラクション「洞窟探検MOGURA」をオープンし、りんどう湖ファミリー牧場では「那須アルパカ牧場」との業務提携により、170頭を超えるアルパカを受け入れ、アルパカの放牧場にネットアドベンチャーを設置した「あるぱーく」を新しくオープンしました。さらにりんどう湖ファミリー牧場ではレストラン「湖畔レストランCantine(カンティーヌ)」をリニューアルオープンする等、園内滞在の魅力創出に取り組んでおります。これらの取り組みにより、当連結会計年度の来場者数は880千人(前期比9.7%増)となり、過去最高を達成いたしました。

宿泊事業においては、アウトドア需要が高まる中、別荘型宿泊施設やグランピング施設の増設、レストランの改装等により、コロナ禍も宿泊数を伸ばしてきました。当期においても投資を継続してきたことで、貸出可能な室数は270室となり、宿泊施設と遊園地のシナジー効果も功を奏しました。中でも、夏に新しくオープンした「ソランピング」はTVやWeb等、各種メディアで紹介され、多くのお客様にご宿泊いただきました。また、これまで先端技術分野の実装実験・社会実装の場として別荘地を提供することで、その後の研修利用やワーケーションプランへの加入、社員旅行でのご利用及びご家族でお越しいただく等、リピート滞在や那須エリア全体の魅力発信を積極的に進めてまいりました。これらの取り組みにより、当連結会計年度において、前連結会計年度を超過する宿泊数となりました。

以上の結果、テーマパーク事業の売上高は6,679百万円(前期比21.8%増)、営業利益は1,319百万円(前期比24.3%増)と大幅に改善いたしました。

 

SDGsの取り組みにおいては、グループの2030年カーボンニュートラルの実現を目指し、新会社「スマートグリーンエネルギー㈱」を2022年5月に立ち上げました。持続可能な経済社会の実現を目指し、1号案件として那須ハイランドの別荘地の間伐材を活用した、地産地消の循環型バイオマス発電に取り組み、2023年7月に発電を開始しました。また、2017年より取り組んでいる保護犬の里親探しを行う「SOS活動」では、取り組み開始以来の累計里親譲渡数が149頭となりました。さらに子ども食堂は、JR東日本(東日本旅客鉄道㈱)との連携により、JR那須塩原駅高架下に新店を開業し、月間1,000食を超えるお食事を提供できるようになりました。グループ会社㈱ティー・シー・ケー・ワークショップによる英会話教室や、日本スキー場開発㈱と連携しスキー教室を開催する等、食事の提供だけでなく、教育や経験の機会の提供にも取り組んでおります。その他にも、SDGs活動を主体事業に組み込むことで、更なる社会貢献に取り組んでまいります。

 

② 財政状態の状況

当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べて1,408百万円増加し、29,007百万円となりました。主な要因は、土地の売却があった一方、積極的な設備投資により有形固定資産が930百万円増加し、さらに投資有価証券の購入により307百万円増加したこと等によるものです。

当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べて809百万円減少し、15,056百万円となりました。主な要因は、未払法人税等が440百万円増加したものの、銀行借入れの返済により借入金が1,323百万円減少したこと等によるものです。

当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べて2,217百万円増加し、13,950百万円となりました。主な要因は、1,604百万円の配当の実施及び1,259百万円の自己株式の取得等により減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を4,408百万円計上したこと等によるものです。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて631百万円減少し、10,997百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、6,115百万円(前期は3,942百万円の収入)となりました。これは主に法人税等の支払1,178百万円があったものの、税金等調整前当期純利益6,226百万円、減価償却費1,340百万円を計上したこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、2,574百万円(前期は1,360百万円の支出)となりました。これは主に固定資産の売却による収入1,892百万円があったものの、積極的な設備投資により有形固定資産の取得による支出4,180百万円があったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、4,254百万円(前期は4,495百万円の支出)となりました。これは主に銀行借入れの返済による支出1,648百万円、配当金の支払1,604百万円、自己株式の取得による支出1,776百万円があったこと等によるものです。

 

④ 生産、受注及び販売の実績
A.生産実績

該当事項はありません。

 

B.受注実績

当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。

 

C. 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当連結会計年度
(自 2022年8月1日
 至 2023年7月31日)

前期比(%)

駐車場事業(百万円)

15,585

106.9

スキー場事業(百万円)

6,818

122.4

テーマパーク事業(百万円)

6,647

121.3

その他事業(百万円)

2,803

438.4

合計

31,855

121.3

 

(注) 1.主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。

2.上記の金額は、セグメント間取引を相殺消去しております。

3.当連結会計年度における駐車場事業の地域別、事業別売上高、地域別物件数、台数及び契約率を主たる地域別に示すと、次のとおりであります。

 

国内・海外駐車場事業の地域別、事業別売上高

(単位:百万円)

 

 

東日本

関東

東海

近畿

西日本

国内計

2022年7月

直営

894

4,422

614

2,296

898

9,125

マネジメント

214

1,514

237

495

142

2,604

その他

122

581

32

429

81

1,246

合計

1,231

6,517

884

3,220

1,122

12,977

2023年7月

直営

739

5,146

478

2,406

911

9,682

マネジメント

187

1,582

194

492

174

2,631

その他

74

772

37

478

137

1,499

合計

1,001

7,502

710

3,376

1,223

13,814

前期比

直営

82.7

116.4

77.8

104.8

101.4

106.1

マネジメント

87.1

104.5

81.9

99.3

122.8

101.0

その他

60.9

133.0

114.4

111.4

167.7

120.3

合計

81.3

115.1

80.3

104.8

109.0

106.5

 

 

 

 

タイ

中国

韓国

インド
ネシア

台湾

海外計

総合計

2022年7月

直営

633

22

667

9

7

1,340

10,465

マネジメント

74

51

7

0

134

2,738

その他

143

0

0

1

146

1,393

合計

851

75

674

10

8

1,620

14,597

2023年7月

直営

826

816

1,642

11,325

マネジメント

81

20

102

2,734

その他

112

112

1,611

合計

1,020

836

1,857

15,671

前期比

直営

130.5

0.0

122.3

0.0

0.0

122.6

108.2

マネジメント

110.2

0.0

282.3

0.0

76.5

99.8

その他

77.9

0.0

0.0

0.0

76.6

115.7

合計

119.8

0.0

124.0

0.0

0.0

114.6

107.4

 

 

 

国内・海外駐車場事業の地域別物件数、台数及び契約率

(月極専用直営物件)

 

 

東日本

関東

東海

近畿

西日本

国内計

2022年7月

物件数(件)

90

583

60

242

99

1,074

借上台数(台)

1,437

9,963

892

4,373

1,856

18,521

貸付台数(台)

1,293

9,501

832

4,075

1,754

17,455

契約率

90.0

95.4

93.3

93.2

94.5

94.2

2023年7月

物件数(件)

94

604

60

246

118

1,122

借上台数(台)

1,547

10,584

926

4,720

2,284

20,061

貸付台数(台)

1,457

9,990

870

4,460

2,198

18,975

契約率

94.2

94.4

94.0

94.5

96.2

94.6

前期比

物件数

104.4

103.6

100.0

101.7

119.2

104.5

借上台数

107.7

106.2

103.8

107.9

123.1

108.3

貸付台数

112.7

105.1

104.6

109.4

125.3

108.7

 

 

 

 

タイ

中国

韓国

インド
ネシア

台湾

海外計

総合計

2022年7月

物件数(件)

31

2

33

1,107

借上台数(台)

1,152

138

1,290

19,811

貸付台数(台)

1,104

138

1,242

18,697

契約率

95.8

-%

100.0

-%

96.3

94.4

2023年7月

物件数(件)

32

2

34

1,156

借上台数(台)

1,421

138

1,559

21,620

貸付台数(台)

1,372

138

1,510

20,485

契約率

96.6

-%

100.0

-%

96.9

94.8

前期比

物件数

103.2

-%

100.0

-%

103.0

104.4

借上台数

123.4

-%

100.0

-%

120.9

109.1

貸付台数

124.3

-%

100.0

-%

121.6

109.6

 

 

(時間貸し併用直営物件)

 

 

東日本

関東

東海

近畿

西日本

国内計

2022年7月

物件数(件)

20

37

14

30

13

114

借上台数(台)

1,874

2,458

2,635

1,792

926

9,685

2023年7月

物件数(件)

18

43

13

31

11

116

借上台数(台)

825

3,118

2,589

1,823

839

9,194

前期比

物件数

90.0

116.2

92.9

103.3

84.6

101.8

借上台数

44.0

126.9

98.3

101.7

90.6

94.9

 

 

 

 

タイ

中国

韓国

インド
ネシア

台湾

海外計

総合計

2022年7月

物件数(件)

16

15

31

145

借上台数(台)

8,132

3,300

11,432

21,117

2023年7月

物件数(件)

14

11

25

141

借上台数(台)

7,593

3,252

10,845

20,039

前期比

物件数

87.5

73.3

80.6

97.2

借上台数

93.4

98.5

94.9

94.9

 

 

 

(時間貸しマネジメント物件)

 

 

東日本

関東

東海

近畿

西日本

国内計

2022年7月

物件数(件)

13

44

12

15

12

96

管理台数(台)

2,266

7,992

1,779

2,825

1,451

16,313

2023年7月

物件数(件)

10

47

13

14

14

98

管理台数(台)

1,972

7,727

1,779

2,739

1,520

15,737

前期比

物件数

76.9

106.8

108.3

93.3

116.7

102.1

管理台数

87.0

96.7

100.0

97.0

104.8

96.5

 

 

 

 

タイ

中国

韓国

インド
ネシア

台湾

海外計

総合計

2022年7月

物件数(件)

5

1

6

102

管理台数(台)

3,708

98

3,806

20,119

2023年7月

物件数(件)

5

2

7

105

管理台数(台)

2,587

150

2,737

18,474

前期比

物件数

100.0

200.0

116.7

102.9

管理台数

69.8

153.1

71.9

91.8

 

 

(合計)

 

 

東日本

関東

東海

近畿

西日本

国内計

2022年7月

物件数(件)

123

664

86

287

124

1,284

総台数(台)

5,577

20,413

5,306

8,990

4,233

44,519

2023年7月

物件数(件)

122

694

86

291

143

1,336

総台数(台)

4,344

21,429

5,294

9,282

4,643

44,992

前期比

物件数

99.2

104.5

100.0

101.4

115.3

104.0

総台数

77.9

105.0

99.8

103.2

109.7

101.1

 

 

 

 

タイ

中国

韓国

インド
ネシア

台湾

海外計

総合計

2022年7月

物件数(件)

52

18

70

1,354

総台数(台)

12,992

3,536

16,528

61,047

2023年7月

物件数(件)

51

15

66

1,402

総台数(台)

11,601

3,540

15,141

60,133

前期比

物件数

98.1

83.3

94.3

103.5

総台数

89.3

100.1

91.6

98.5

 

※ 『借上台数』・・・当社グループと駐車場オーナーとの間で賃貸借契約を締結している台数

『貸付台数』・・・月極専用直営物件において、当社グループと駐車場ユーザーとの間で賃貸借契約を締結している台数

『管理台数』・・・時間貸しマネジメント物件の総収容台数

『契約率』 ・・・月極専用直営物件において『貸付台数』を『借上台数』で除した比率

『総台数』 ・・・『借上台数』+『管理台数』

 

 

≪駐車場付マンスリーレンタカー設置台数≫                           (単位:台)

 

2022年7月

2023年7月

前期比

駐車場付マンスリーレンタカー設置台数

438

447

102.1

 

 

≪グリーンシーズン≫

■索道を稼働した施設における来場者数                            (単位:千人)

施設名

2022年7月
累計

2023年7月

累計

前期比

HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根

67

94

138.8

HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート

160

206

129.1

HAKUBA VALLEY栂池高原

56

69

123.8

竜王マウンテンパーク

57

58

103.2

341

429

125.8

 

 

■その他の施設における来場者数                               (単位:千人)

会社名

2022年7月

累計

2023年7月

累計

前期比

㈱鹿島槍

3

2

77.2

川場リゾート㈱ 

69

118

168.9

めいほう高原開発㈱

36

33

91.1

109

153

140.5

 

(注) 1.索道を稼働した施設における来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しております。

     索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。

2.その他の施設における来場者数は以下の合計となります。

       ㈱鹿島槍:HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場者数

      川場リゾート㈱:スケートボードパーク施設の来場者数、HANETTAの来場者数、

              おにぎり店の来場者(レジ通過者数)

      めいほう高原開発㈱:キャンプ施設、ASOBOTの来場者数、おにぎり店の来場者(レジ通過者数)

 

 

≪ウインターシーズン≫

■スキー場別来場者数                                    (単位:千人)

運営スキー場名

2022年7月

累計

2023年7月

累計

前期比

HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場

249

313

125.8

HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド

98

121

122.5

HAKUBA VALLEYつがいけマウンテンリゾート

203

274

134.9

HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク(※)

61

50

82.6

竜王スキーパーク

156

209

133.9

川場スキー場

163

148

90.7

めいほうスキー場

190

186

97.9

菅平高原スノーリゾート

180

211

117.4

1,303

1,515

116.3

 

※HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパークは、当社子会社の㈱鹿島槍スキー場の設備を当社子会社の藤和那須リゾート㈱に賃貸し、㈱鹿島槍は索道事業の受託契約を結んでおります。

 

■その他の施設における来場者数                               (単位:千人)

会社名

2022年7月

累計

2023年7月

累計

前期比

川場リゾート㈱

28

34

123.2

めいほう高原開発㈱

3

3

78.5

32

38

117.8

 

(注) 1.スキー場の来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しております。

2.菅平高原スノーリゾートの来場者数については、「TARO AREA・DAVOS AREA」の来場者数を表示しております。

3.その他の施設における来場者数は以下の合計となります。

  川場リゾート㈱:おにぎり店の来場数(レジ通過者数)

  めいほう高原開発㈱:おにぎり店の来場者数(レジ通過者数)

 

≪テーマパーク事業の来場者数≫                               (単位:千人)

施設名

2022年7月

累計

2023年7月

累計

前期比

那須ハイランドパーク

493

571

115.9

NOZARU

28

32

111.7

那須高原りんどう湖ファミリー牧場

280

276

98.6

801

880

109.7

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

当社グループの連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

② 経営成績等の分析

当連結会計年度における当社グループの売上高は前期比21.3%増31,855百万円となりました。その要因について、セグメント毎に分析すると以下のとおりとなります。

(駐車場事業)

駐車場事業の売上高は前期比7.4%増15,671百万円となりました。主な要因は、月極駐車場検索サイトの情報を充実させる等、サイトの利便性向上に努めたことで、オンラインによる問い合わせが年間累計140千件を超過し、さらに月極契約の成約件数の増加だけでなく、その膨大な問合せデータを活用し、駐車場案件の受注を進めたことで、新規物件の高い成約率と早期収益化を実現したことであります。

(スキー場事業)

スキー場事業の売上高は前期比23.9%増6,898百万円となりました。主な要因は、行動制限のない夏を迎え、注力してきたテラス投資等、山頂の魅力創出の成果が出たことで、グリーンシーズンの来場者数が過去最高となったこと。ウィンターシーズンにおいても、小学生や未就学児のお子様のシーズン券が無料となるプログラムにより家族での来場強化などの施策効果と、インバウンド来場者数もコロナ禍前の7割まで回復したためであります。

(テーマパーク事業)

テーマパーク事業の売上高は前期比21.8%増6,679百万円となりました。主な要因はコロナ禍後リオープンを迎えた8月、積極的な複数イベント開催等により那須ハイランドパークの2022年8月の来場者数は、前年の2倍になる等、通期を通しても順調に来場者数が増加しました。また宿泊事業においては、グランピング施設の拡充や別荘の新築・受託により運営宿泊室数を増やし、さらに朝食メニューの改良等による滞在中の魅力創出や、実証実験の場として別荘地を提供することで、平日の企業利用の開拓に注力したことで、宿泊数も過去最高となりました

(その他事業)

その他事業の売上高は、319.5%増の2,810百万円となりました。主な要因は、不動産事業を行う株式会社ロクヨンが保有していた不動産を売却したためであります。

 

当連結会計年度において、当社グループの営業利益は前期比35.3%増6,201百万円となり、営業利益率は17.4%から19.5%へと2.0ポイント改善しました。主な要因は、前期コロナウイルス蔓延により営業損失を計上したスキー場事業において、家族連れやノンスキーヤーの集客に注力したことで業績が回復したこと、さらにテーマパークの来場者数がグループ化後、過去最高となったこと等であります。

 

③ 資本の財源及び資金の流動性

当社グループにおける運転資金需要の内、主なものは、各セグメントにおける仕入や運営人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資やM&Aにおける取得費用等であります。

当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針とし、資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入による資金調達であります。

 

 

④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは、高い収益性をもって成長し続けることを目標としており、成長性、収益性、健全性、効率性のバランスを重視し、安定的かつ効率的な高成長を目指すとともに、株主重視の経営を行ってまいります。具体的な指標として、営業利益成長率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、自己資本比率、自己資本当期純利益率(ROE)を高水準で維持することを目標としています。

 

当連結会計年度を含む直近3連結会計年度の指標の推移は以下のとおりです。

(単位:%)

 

2021年7月

2022年7月

2023年7月

目標値

営業利益成長率

22.1

40.4

35.3

売上高営業利益率

13.7

17.4

19.5

25.0

売上高経常利益率

14.5

17.7

19.5

25.0

自己資本比率

29.4

34.2

39.3

40.0

自己資本
当期純利益率(ROE)

27.7

34.9

42.3

30.0

 

 

なお、営業利益成長率の過去3年平均は32.6%、過去5年平均は16.0%となっております。営業利益成長率については、当社グループの事業特性上、M&A等により大幅に変動する可能性があり、明確な目標値を定めておりませんが、現在の水準の維持向上に努めてまいります。また、その他の指標についても達成すべく、各セグメントにおける収益性及び資本効率の改善に取り組んでまいります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

2023年7月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置
及び

運搬具

工具、
器具及び備品

土地
(面積㎡)

ソフト
ウエア

借地権

合計

本社
(大阪市北区)

内装設備・
OA機器等

280

9,694

9,975

101

東京支社
(東京都千代田区)

内装設備・
OA機器等

1,068

2,419

3,487

200

藤和モータープール(東京都台東区)

駐車場事業

立体駐車場・
借地権

9,493

4,088

26,000

39,582

東誠池袋駐車場
(東京都豊島区)

駐車場事業

立体駐車場・
土地

0

55,327

(84.52)

55,327

NPD仙台一番町駐車場(宮城県仙台市青葉区)

駐車場事業

立体駐車場・
土地

45,752

1,112

161,955

(360.23)

208,820

NPD一番町1丁目駐車場(宮城県仙台市青葉区)

駐車場事業

立体駐車場・
土地

11,384

1,243

0

27,374

(226.35)

40,002

大手町中央駐車場
(広島県広島市
中区)

駐車場事業

自走式駐車場

93,901

1,537

95,438

カウベルパーキング(宮城県仙台市
青葉区)

駐車場事業

立体駐車場・
土地

187,105

1,283

2,105

512,016

(602.16)

702,511

 

 

上記の他、主要な賃借設備は次のとおりであります。

(主な賃借設備)

 

事務所名

設備等の内容

年間賃借料(千円)

建物(面積㎡)

本社

事務所

41,244

405.79

東京支社

事務所

102,834

488.43

 

 

 

(2) 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月31日現在

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械及び装置

車両
運搬具

工具、
器具及び
備品

土地
(面積千㎡)

ソフト
ウエア

合計

㈱北志賀
竜王

竜王
スキー
パーク
(長野県
下高井郡
山ノ内町)

スキー場事業

土地・
建物・
リフト他
スキー場
設備等

195,664

93,760

12,834

27,081

71,485

(121)

4,118

404,946

31

川場
リゾート㈱

川場
スキー場
(群馬県利根郡川場村)

スキー場事業

土地・
建物・
リフト他
スキー場
設備等

179,026

127,837

24,992

27,535

18,203

(3)

112

377,708

21

白馬観光
開発㈱

HAKUBA
VALLEY
白馬八方
尾根スキー場・
HAKUBA
VALLEY
白馬岩岳

スノー

フィールド(長野県北安曇郡

白馬村)、

HAKUBA
VALLEY
つがいけマウンテンリゾート
(長野県北安曇郡小谷村)

スキー場事業

土地・
建物・
リフト他
スキー場
設備等

462,162

463,266

29,948

27,805

466,346

(295)

10,030

1,459,559

38

㈱岩岳

リゾート

HAKUBA
VALLEY
白馬岩岳
スノー

フィールド

(長野県北安曇郡白馬村)

スキー場事業

建物・
リフト他
スキー場
設備等

91,863

23,738

10,031

10,810

3,007

(―)

1,000

140,451

37

栂池ゴンドラリフト㈱

HAKUBA VALLEY

つがいけマウンテンリゾート

(長野県
北安曇郡
小谷村)

スキー場

事業

土地・建物・ゴンドラ他スキー場設備等

101,059

326,904

55,384

12,613

43

(1)

496,005

36

めいほう
高原開発

めいほう
スキー場
(岐阜県
郡上市)

スキー場事業

土地・
建物・
リフト他
スキー場
設備等

318,287

216,851

2,052

24,585

6,641

(115)

3,098

571,516

21

㈱ハーレ
スキー
リゾート

菅平高原
スノー
リゾート(長野県
上田市)

スキー場事業

土地・
建物・
リフト他
スキー場
設備等

172,059

65,523

9,008

7,110

112,715

(64)

35

366,452

7

㈱スパイシー

エコーランド店他

(長野県北安曇野群白馬村)

レンタル事業

土地・建物・レンタル備品等

46,893

1,587

0

11,832

140,098

(7)

365

200,777

10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業
員数
(名)

建物及び
構築物

機械装置

及び

運搬具

工具、
器具及び
備品

土地
(面積千㎡)

ソフト
ウエア

建設

仮勘定

合計

藤和那須
リゾート

那須
ハイランドパーク
(栃木県那須郡那須町)

テーマ
パーク
事業

土地・
建物・
遊具設備

3,531,672

147,990

151,791

141,996

(2,391)

23,532

487,996

4,484,980

146

那須興業㈱

那須高原りんどう湖ファミリー牧場

(栃木県那須郡那須町)

テーマ
パーク
事業

土地・
建物・
遊具設備

399,067

105,457

34,796

2,516

(203)

1,600

543,438

51

 

(注) 従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります)であります。

 

(3) 在外子会社

該当事項はありません。

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,256,472,000

1,256,472,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2023年7月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年10月31日)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式

348,398,600

348,398,600

東京証券取引所
プライム市場

単元株式数は100株であります。

348,398,600

348,398,600

 

(注) 「提出日現在発行数」欄には、2023年10月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。

 

① 【ストックオプション制度の内容】

 

決議年月日

2017年1月18日
(第14回新株予約権)

2017年12月15日
(第15回新株予約権)

2018年12月17日
(第16回新株予約権)

付与対象者の区分及び
人数(名)

当社取締役    9
当社従業員    6
当社子会社取締役 13

当社取締役    8
当社従業員    8
当社子会社取締役 12

当社取締役    8
当社従業員    9
当社子会社取締役 16

新株予約権の数(個) ※

16,246

[11,282]
(注)1

22,961
[22,329]
(注)1

23,767

[23,040]
(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式
1,624,600
[1,128,200]
(注)1

普通株式
2,296,100
[2,232,900]
(注)1

普通株式
2,376,700
[2,304,000]
(注)1

新株予約権の行使時の
払込金額(円) ※

167
(注)2

194
(注)2

165
(注)2

新株予約権の行使期間 ※

自 2019年2月6日
至 2023年10月31日

自 2019年12月25日
至 2024年10月31日

自 2020年12月25日
至 2025年10月31日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格      167
資本組入額     84

発行価格      194
資本組入額     97

発行価格      165
資本組入額     83

新株予約権の行使の条件

 

① 新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社の取締役若しくは従業員または当社の子会社の取締役若しくは従業員であることを要する。但し、任期満了による退任、定年退職による場合、その他取締役会が認める正当な理由がある場合はこの限りではない。

② その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

新株予約権の譲渡に
関する事項 ※

 

本新株予約権を譲渡する場合には、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う
新株予約権の交付に
関する事項 ※

(注)3

(注)3

(注)3

 

 

決議年月日

2020年12月16日
(第17回新株予約権)

2021年12月23日
(第18回新株予約権)

2022年12月23日
(第19回新株予約権)

付与対象者の区分及び
人数(名)

当社取締役    7
当社従業員    2
当社子会社取締役 25

当社取締役    5
当社従業員    2
当社子会社取締役 16

当社取締役    5
当社従業員    1
当社子会社取締役 17

当社子会社従業員 5

新株予約権の数(個) ※

23,780
[22,630]
(注)1

9,900
[9,900]
(注)1

28,800
[28,800]
(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※

普通株式
2,378,000
[2,263,000]
(注)1

普通株式
990,000
[990,000]
(注)1

普通株式
2,880,000
[2,880,000]
(注)1

新株予約権の行使時の
払込金額(円) ※

155
(注)2

151
(注)2

292

(注)2

新株予約権の行使期間 ※

自 2022年12月24日
至 2027年10月31日

自 2024年1月5日
至 2028年10月31日

自 2025年1月5日
至 2029年10月31日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※

発行価格      155
資本組入額     78

発行価格      151
資本組入額     76

発行価格      292
資本組入額    146

新株予約権の行使の条件

① 新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社の取締役若しくは従業員または当社の子会社の取締役若しくは従業員であることを要する。但し、任期満了による退任、定年退職による場合、その他取締役会が認める正当な理由がある場合はこの限りではない。

② その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

新株予約権の譲渡に
関する事項 ※

本新株予約権を譲渡する場合には、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う
新株予約権の交付に
関する事項 ※

(注)3

(注)3

(注)3

 

 

※ 当事業年度の末日(2023年7月31日)における内容を記載しております。なお、第14回新株予約権(2017年1月18日決議)については、2023年10月31日に権利行使期間が終了したため、2023年7月31日における新株予約権の残数16,246個(新株予約権の目的となる株式の数1,624,600株)についてはすべて失権いたしました。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2023年9月30日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。

(注) 1.新株予約権1個当たりの目的となる普通株式数は100株とし、当社が、株式分割(当社普通株式の株式無償割当を含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により目的たる株式の数を調整するものとします。ただし、かかる調整は、本件新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的となる株式の数についてのみ行われ、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数

調整前株式数

×

分割または併合の比率

 

また、当社は、上記のほか合併、会社分割、株式交換又は株式移転を行う場合、その他やむを得ない事由が生じた場合は、合理的な範囲で新株予約権の目的である株式の数を調整できるものとします。

2.新株予約権発行後、当社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

また、割当日後、当社が時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(時価発行として行う公募増資、新株予約権の行使により新株を発行する場合を除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

 

 

 

既発行株式数

新規発行株式数×1株当たり払込金額

調整後
行使価額

調整前
行使価額

×

時価

既発行株式数+新規発行による増加株式数

 

なお、上記算式中の「既発行株式数」からは、当社が保有する自己株式の数を除くものとし、自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」に読み替えるものとします。さらに、割当日後、当社が資本の減少を行う場合等、行使価額の調整を必要とするやむを得ない事由が生じたときは、諸条件を勘案の上、合理的な範囲で行使価額の調整を行うものとします。

3.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「組織再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとします。

この場合においては、残存新株予約権は消滅し、組織再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。但し、以下の条件に沿って組織再編対象会社の新株予約権を交付する旨を定めた吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約、株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

① 交付する組織再編対象会社の新株予約権の数

残存新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

② 新株予約権の目的である組織再編対象会社の株式の種類

組織再編対象会社の普通株式とします。

③ 新株予約権の目的である組織再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注)2に準じて決定します。

④ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額及びその算定方法

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案の上、上記「新株予約権の行使時の払込金額」及び(注)3で定められる行使価額を調整して得られる組織再編対象会社の株式の1株当たりの払込金額に上記③に従って決定される当該新株予約権1個の目的となる組織再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とします。

⑤ 新株予約権を行使することができる期間

上記「新株予約権の行使期間」に定める新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、上記「新株予約権の行使期間」に定める新株予約権を行使することができる期間の満了日までとします。

⑥ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとします。また、新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上述の資本金等増加限度額から上述の増加する資本金の額を減じた額とします。

⑦ 新株予約権の行使の条件

上記「新株予約権の行使の条件」に準じて決定します。

⑧ 新株予約権の譲渡制限

譲渡による新株予約権の取得については、組織再編対象会社の取締役会の承認を要するものとします。

⑨ 新株予約権の取得に関する事項

当社が消滅会社となる合併契約書が承認された場合、当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案並びに株式移転の議案につき株主総会で承認された場合は、新株予約権は無償で取得することができるものとします。当社は、新株予約権者が新株予約権の行使の条件に定める規定により権利を行使する条件に該当しなくなった場合及び新株予約権の喪失事由に該当した場合には、その新株予約権を無償で取得することができるものとします。

 

決議年月日

2023年10月26日
(第20回新株予約権)

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の取締役及び従業員並びに当社の子会社の取締役及び従業員(注)1

新株予約権の数(個)

30,000個を上限とする。(注)2

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)

普通株式
3,000,000株を上限とする。(注)2

新株予約権の行使時の払込金額(円)

(注)3

新株予約権の行使期間

自 割当日後2年を経過した日
至 2029年10月31日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

(注)4

新株予約権の行使の条件

① 新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社の取締役若しくは従業員または当社の子会社の取締役若しくは従業員であることを要する。但し、任期満了による退任、定年退職による場合、その他取締役会が認める正当な理由がある場合はこの限りではない。

② その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによる。

新株予約権の譲渡に関する事項

本新株予約権を譲渡する場合には、取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注)5

 

(注) 1.付与対象者の詳細は、当社定時株主総会後の取締役会で決議します。

2.新株予約権1個当たりの目的となる普通株式数は100株とし、当社が、株式分割(当社普通株式の株式無償割当を含む。以下、株式分割の記載につき同じ。)又は株式併合を行う場合、次の算式により目的たる株式の数を調整するものとします。ただし、かかる調整は、本件新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的たる株式の数についてのみ行われ、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとします。

調整後株式数

調整前株式数

×

分割または併合の比率

 

また、当社は、上記のほか合併、会社分割、株式交換又は株式移転を行う場合、その他やむを得ない事由が生じた場合は、合理的な範囲で新株予約権の目的である株式の数を調整できるものとします。

3.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、次により決定される1株当たりの払込金額(以下「行使価額」という。)に(注)2に定める新株予約権1個当たりの目的たる株式の数を乗じた金額とします。

行使価額は、新株予約権の割当日の属する月の前月各日(取引が成立しない日を除く。)の東京証券取引所における当社普通株式の普通取引の終値(以下「終値」という。)の平均値に1.05を乗じた金額(1円未満の端数は切り上げ。)または新株予約権の割当日の終値(当日に終値がない場合は、それに先立つ直近日の終値)のいずれか高い額とします。なお、割当日後、当社が、株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割・併合の比率

 

 

また、割当日後、当社が時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(時価発行として行う公募増資、新株予約権の行使により新株を発行する場合を除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 

 

 

 

既発行株式数

新規発行株式数×1株当たり払込金額

調整後
行使価額

調整前
行使価額

×

時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

なお、上記算式中の「既発行株式数」からは、当社が保有する自己株式の数を除くものとし、自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」に読み替えるものとします。さらに、割当日後、当社が合併、会社分割、株式交換又は株式移転を行う場合、その他やむを得ない事由が生じた場合は、合理的な範囲で行使価額の調整を行うものとします。

4.新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとします。また、新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上述の資本金等増加限度額から上述の増加する資本金の額を減じた額とします。

5.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ。)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権をそれぞれ交付することとします。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とします。

① 交付する再編対象会社の新株予約権の数

残存新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとします。

② 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とします。

③ 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注)2に準じて決定します。

④ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額及びその算定方法

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注)3で定められる行使価額を調整して得られる再編対象会社の株式の1株当たりの払込金額に上記③に従って決定される当該新株予約権1個の目的となる再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とします。

⑤ 新株予約権を行使することができる期間

上記「新株予約権の行使期間」に定める新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のいずれか遅い日から、上記「新株予約権の行使期間」に定める新株予約権を行使することができる期間の満了日までとします。

⑥ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとします。また、新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上述の資本金等増加限度額から上述の増加する資本金の額を減じた額とします。

⑦ 新株予約権の行使の条件

上記「新株予約権の行使の条件」に準じて決定します。

⑧ 新株予約権の譲渡制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の承認を要するものとします。

⑨ 新株予約権の取得に関する事項

当社が消滅会社となる合併契約書が承認された場合、当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案及び株式移転の議案につき株主総会で承認された場合は、新株予約権は無償で取得することができるものとします。当社は、新株予約権者が「新株予約権の行使の条件」に定める規定により権利を行使する条件に該当しなくなった場合及び新株予約権の喪失事由に該当した場合には、その新株予約権を無償で取得することができるものとします。

 

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
 (千円)

資本金残高
 (千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

2016年8月1日~
2017年7月31日 

(注)

740,500

348,398,600

31,226

699,221

31,226

547,704

 

(注) 新株予約権の行使による増加であります。

 

(5) 【所有者別状況】

 

2023年7月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

19

48

212

157

182

68,139

68,757

所有株式数
(単元)

463,988

138,819

1,151,458

287,951

2,636

1,437,497

3,482,349

163,700

所有株式数の割合(%)

13.32

3.98

33.06

8.26

0.08

41.26

99.96

 

(注) 1.自己株式31,730,220株は「個人その他」に317,302単元及び「単元未満株式の状況」に20株を含めて記載しております。

なお、自己株式31,730,220株は株主名簿記載上の株式数であり、2023年7月31日現在の実質的な所有株式数と同一であります。

2.上記「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が16単元含まれております。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2023年7月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を除く。)の総数に
対する所有株式数の割合(%)

株式会社巽商店

大阪府寝屋川市東香里園町21番21号

105,600,000

33.35

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

25,227,100

7.97

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-12

15,458,700

4.88

川村 憲司

東京都千代田区

5,924,819

1.87

岡田商事株式会社

愛知県名古屋市中区栄1丁目6-15 3702

5,400,000

1.71

SMBC日興証券株式会社

東京都千代田区丸の内3丁目3番1号

5,115,800

1.62

岡田 建二

愛知県名古屋市中区

4,989,000

1.58

NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKAI AIF CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY
ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

50BANK STREET CANARY WHARF LONDON
E14 5NT, UK
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)

3,800,000

1.20

巽 一久

兵庫県芦屋市

2,910,095

0.92

NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON TREATY ACCOUNT 15.315 PCT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

50BANK STREET CANARY WHARF LONDON
E14 5NT, UK
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)

2,600,000

0.82

177,025,514

55.90

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年7月31日)

当連結会計年度

(2023年7月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

11,639,523

11,050,709

 

 

売掛金

987,222

1,151,757

 

 

棚卸資産

※2 604,728

※2 658,428

 

 

前渡金

336,567

378,885

 

 

前払費用

351,640

341,257

 

 

短期貸付金

25,900

28,910

 

 

その他

552,212

886,636

 

 

貸倒引当金

15,755

14,510

 

 

流動資産合計

14,482,040

14,482,074

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

7,284,246

8,885,803

 

 

 

 

減価償却累計額

※5 △2,627,551

※5 △2,687,654

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

4,656,694

6,198,149

 

 

 

機械及び装置

3,521,554

3,903,123

 

 

 

 

減価償却累計額

※5 △1,890,261

※5 △2,187,134

 

 

 

 

機械及び装置(純額)

1,631,292

1,715,989

 

 

 

車両運搬具

1,332,967

1,431,845

 

 

 

 

減価償却累計額

※5 △911,521

※5 △1,016,918

 

 

 

 

車両運搬具(純額)

421,445

414,926

 

 

 

工具、器具及び備品

2,119,460

2,402,097

 

 

 

 

減価償却累計額

※5 △1,534,287

※5 △1,780,084

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

585,173

622,013

 

 

 

土地

3,266,101

1,746,528

 

 

 

建設仮勘定

435,163

1,228,300

 

 

 

有形固定資産合計

10,995,872

11,925,907

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

33,183

21,116

 

 

 

借地権

26,000

26,000

 

 

 

ソフトウエア

120,660

111,915

 

 

 

その他

3,153

2,927

 

 

 

無形固定資産合計

182,997

161,959

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※1 463,699

※1 771,615

 

 

 

長期貸付金

94,000

94,000

 

 

 

敷金及び保証金

618,994

634,824

 

 

 

繰延税金資産

479,776

631,628

 

 

 

その他

375,223

399,103

 

 

 

貸倒引当金

94,000

94,000

 

 

 

投資その他の資産合計

1,937,694

2,437,171

 

 

固定資産合計

13,116,564

14,525,039

 

資産合計

27,598,604

29,007,113

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年7月31日)

当連結会計年度

(2023年7月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

484,112

357,125

 

 

短期借入金

※3 378,000

※3 378,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

1,583,656

383,678

 

 

リース債務

72,563

58,867

 

 

未払金

535,119

574,154

 

 

未払費用

474,847

347,983

 

 

未払法人税等

526,170

966,612

 

 

未払消費税等

295,816

338,362

 

 

前受金

816,534

1,002,207

 

 

預り金

434,677

391,691

 

 

企業結合に係る特定勘定

※4 586

※4 

 

 

その他

22,584

89,869

 

 

流動負債合計

5,624,667

4,888,552

 

固定負債

 

 

 

 

社債

500,000

500,000

 

 

長期借入金

6,620,238

6,496,560

 

 

リース債務

145,693

92,641

 

 

長期預り保証金

1,249,553

1,356,447

 

 

退職給付に係る負債

21,469

28,618

 

 

企業結合に係る特定勘定

※4 1,637,908

※4 1,611,609

 

 

資産除去債務

63,184

63,729

 

 

その他

2,558

17,977

 

 

固定負債合計

10,240,606

10,167,583

 

負債合計

15,865,273

15,056,136

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

699,221

699,221

 

 

資本剰余金

636,300

812,761

 

 

利益剰余金

11,796,507

14,600,896

 

 

自己株式

3,712,741

4,971,983

 

 

株主資本合計

9,419,288

11,140,895

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

39,877

140,735

 

 

為替換算調整勘定

7,294

108,840

 

 

その他の包括利益累計額合計

32,583

249,576

 

新株予約権

462,372

373,074

 

非支配株主持分

1,819,086

2,187,431

 

純資産合計

11,733,330

13,950,977

負債純資産合計

27,598,604

29,007,113

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年8月1日

 至 2022年7月31日)

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

 至 2023年7月31日)

売上高

※1 26,271,404

※1 31,855,320

売上原価

16,527,948

19,883,038

売上総利益

9,743,456

11,972,282

販売費及び一般管理費

※2 5,161,177

※2 5,771,163

営業利益

4,582,279

6,201,119

営業外収益

 

 

 

受取利息

7,672

1,561

 

受取配当金

14,623

6,595

 

投資有価証券売却益

36,830

2,986

 

為替差益

42,277

19,537

 

助成金収入

56,076

104,972

 

貸倒引当金戻入額

4,290

 

その他

59,267

50,006

 

営業外収益合計

221,039

185,659

営業外費用

 

 

 

支払利息

61,273

45,791

 

投資有価証券売却損

46,969

 

圧縮特別勘定繰入額

57,811

 

その他

55,549

61,335

 

営業外費用合計

163,792

164,937

経常利益

4,639,525

6,221,841

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

41,760

47,600

 

固定資産売却益

※3 19,352

※3 63,021

 

受取保険金

56,068

 

その他

16

 

特別利益合計

117,181

110,637

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

※4 103,053

※4 79,290

 

投資有価証券評価損

1,189

 

原状回復費用

20,000

 

子会社株式売却損

66,213

 

災害による損失

59,198

 

減損損失

※5 47,835

 

その他

10,180

7,053

 

特別損失合計

287,670

106,343

税金等調整前当期純利益

4,469,036

6,226,135

法人税、住民税及び事業税

1,226,789

1,605,576

法人税等調整額

18,760

196,110

法人税等合計

1,245,549

1,409,465

当期純利益

3,223,486

4,816,669

非支配株主に帰属する当期純利益

98,119

408,046

親会社株主に帰属する当期純利益

3,125,366

4,408,623

 

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは駐車場の運営・管理を行う「駐車場事業」、スキー場の運営及び取得を行う「スキー場事業」、テーマパークの運営及び取得を行う「テーマパーク事業」を行っております。

したがって、当社の報告セグメントは「駐車場事業」、「スキー場事業」及び「テーマパーク事業」から構成されております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年7月31日)

当事業年度

(2023年7月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

4,675,238

4,426,945

 

 

売掛金

204,602

250,437

 

 

棚卸資産

※1 78

※1 61

 

 

前渡金

183,465

176,501

 

 

前払費用

※2 130,237

※2 75,489

 

 

1年内回収予定の関係会社長期貸付金

430,581

456,075

 

 

その他

※2 208,827

※2 439,278

 

 

貸倒引当金

49,399

1,469

 

 

流動資産合計

5,783,631

5,823,319

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

430,114

380,393

 

 

 

構築物

4,657

6,585

 

 

 

機械及び装置

2,087

2,953

 

 

 

車両運搬具

3,882

2,589

 

 

 

工具、器具及び備品

72,742

73,231

 

 

 

土地

833,995

756,673

 

 

 

有形固定資産合計

1,347,479

1,222,427

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

借地権

26,000

26,000

 

 

 

ソフトウエア

19,313

17,209

 

 

 

無形固定資産合計

45,313

43,209

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

433,730

740,017

 

 

 

関係会社株式

2,777,112

2,768,991

 

 

 

関係会社長期貸付金

3,170,555

2,273,500

 

 

 

敷金及び保証金

294,304

315,575

 

 

 

保険積立金

329,858

361,499

 

 

 

繰延税金資産

141,002

76,040

 

 

 

投資その他の資産合計

7,146,563

6,535,623

 

 

固定資産合計

8,539,356

7,801,260

 

資産合計

14,322,988

13,624,579

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年7月31日)

当事業年度

(2023年7月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

39,187

51,271

 

 

1年内返済予定の長期借入金

500,000

 

 

リース債務

※2 3,481

※2 4,017

 

 

未払金

※2 171,540

※2 86,946

 

 

未払費用

216,449

153,635

 

 

未払法人税等

145,385

387,407

 

 

未払消費税等

65,164

98,683

 

 

前受金

395,913

405,061

 

 

預り金

239,422

223,962

 

 

流動負債合計

1,776,545

1,410,986

 

固定負債

 

 

 

 

社債

500,000

500,000

 

 

長期借入金

6,000,000

6,000,000

 

 

リース債務

10,871

14,951

 

 

長期預り保証金

549,528

600,288

 

 

資産除去債務

63,184

63,729

 

 

固定負債合計

7,123,583

7,178,968

 

負債合計

8,900,129

8,589,954

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

699,221

699,221

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

547,704

547,704

 

 

 

その他資本剰余金

256,029

432,253

 

 

 

資本剰余金合計

803,733

979,957

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

2,000

2,000

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

7,195,529

7,862,319

 

 

 

利益剰余金合計

7,197,529

7,864,319

 

 

自己株式

3,712,741

4,971,983

 

 

株主資本合計

4,987,742

4,571,515

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

39,877

140,735

 

 

評価・換算差額等合計

39,877

140,735

 

新株予約権

395,238

322,373

 

純資産合計

5,422,858

5,034,624

負債純資産合計

14,322,988

13,624,579

 

② 【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年8月1日

 至 2022年7月31日)

当事業年度

(自 2022年8月1日

 至 2023年7月31日)

売上高

※1 8,678,162

※1 9,223,459

売上原価

※1 5,315,489

※1 5,611,040

売上総利益

3,362,672

3,612,419

販売費及び一般管理費

※1,※2 1,524,497

※1,※2 1,680,165

営業利益

1,838,175

1,932,254

営業外収益

 

 

 

受取利息及び受取配当金

※1 1,264,622

※1 786,320

 

投資有価証券売却益

35,485

 

為替差益

44,768

19,643

 

その他

4,518

26,011

 

営業外収益合計

1,349,393

831,976

営業外費用

 

 

 

支払利息

43,532

37,420

 

社債利息

3,949

3,949

 

投資有価証券売却損

46,969

 

支払手数料

1,913

3,569

 

訴訟和解金

10,842

 

その他

13,597

7,872

 

営業外費用合計

109,962

63,654

経常利益

3,077,606

2,700,576

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

41,760

20,745

 

抱合せ株式消滅差益

236,843

161,611

 

固定資産売却益

※3 40,495

 

特別利益合計

278,603

222,851

特別損失

 

 

 

投資有価証券評価損

1,189

 

固定資産除却損

※4 2,072

※4 9,767

 

子会社株式売却損

13,035

 

原状回復費用

20,000

 

子会社清算損

22,426

 

特別損失合計

16,297

52,193

税引前当期純利益

3,339,911

2,871,234

法人税、住民税及び事業税

561,724

579,759

法人税等調整額

28,187

20,449

法人税等合計

589,911

600,208

当期純利益

2,750,000

2,271,025