NECキャピタルソリューション株式会社

NEC Capital Solutions Limited
港区港南二丁目15-3
証券コード:87930
業界:その他金融業
有価証券報告書の提出日:2023年6月27日

(1) 連結経営指標等

回次

第49期

第50期

第51期

第52期

第53期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

204,131

220,716

221,255

249,907

258,107

経常利益

(百万円)

8,900

9,092

6,089

11,422

12,440

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

6,391

5,117

4,118

6,939

6,418

包括利益

(百万円)

7,079

6,951

3,961

11,172

10,914

純資産額

(百万円)

105,999

105,248

113,885

121,740

128,815

総資産額

(百万円)

895,683

997,510

1,057,653

1,030,617

1,055,875

1株当たり純資産額

(円)

4,131.64

4,306.21

4,438.33

4,794.13

5,085.69

1株当たり当期純利益

(円)

296.81

237.66

191.29

322.37

298.14

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

9.9

9.3

9.0

10.0

10.4

自己資本利益率

(%)

7.4

5.6

4.4

7.0

6.0

株価収益率

(倍)

5.7

7.7

10.6

6.4

8.5

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

5,661

69,902

28,770

46,815

29

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

97

3,529

6,699

501

9,581

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

19,999

95,627

30,956

46,932

7,875

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

20,686

43,022

38,828

37,467

35,557

従業員数

(外、平均臨時雇用者数)(人)

767

784

811

812

866

(66)

(60)

(60)

(77)

(21)

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第52期の期首から適用しており、第52期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。なお、当該会計基準等の適用が連結財務諸表に与える影響はありません。

3.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を(  )内に外数で記載しております。なお、当連結会計年度から算定方法を変更し、従来臨時雇用者数に含めて記載していた嘱託社員数を従業員数に含めて記載しております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第49期

第50期

第51期

第52期

第53期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

186,627

197,438

209,914

230,196

231,557

経常利益

(百万円)

5,333

5,754

5,031

8,861

8,882

当期純利益

(百万円)

3,355

3,200

3,366

5,892

6,560

資本金

(百万円)

3,776

3,776

3,776

3,776

3,776

発行済株式総数

(千株)

21,533

21,533

21,533

21,533

21,533

純資産額

(百万円)

86,460

88,458

90,573

95,639

100,745

総資産額

(百万円)

858,830

957,891

1,012,614

983,328

1,013,839

1株当たり純資産額

(円)

4,015.27

4,108.09

4,206.31

4,441.55

4,678.74

1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

55.00

60.00

60.00

74.00

110.00

(25.00)

(30.00)

(30.00)

(32.00)

(37.00)

1株当たり当期純利益

(円)

155.85

148.64

156.36

273.71

304.67

潜在株式調整後1株当
たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

10.1

9.2

8.9

9.7

9.9

自己資本利益率

(%)

3.9

3.7

3.8

6.3

6.7

株価収益率

(倍)

10.9

12.4

13.0

7.6

8.3

配当性向

(%)

35.3

40.4

38.4

27.0

36.1

従業員数

(外、平均臨時雇用者数)(人)

596

609

632

641

703

(54)

(56)

(59)

(77)

(14)

株主総利回り

(%)

85.7

95.3

107.3

113.4

140.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,148

2,817

2,266

2,219

2,818

最低株価

(円)

1,371

1,572

1,585

1,888

1,894

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第52期の期首から適用しており、第52期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。なお、当該会計基準等の適用が財務諸表に与える影響はありません。

4.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を(  )内に外数で記載しております。なお、当事業年度から算定方法を変更し、従来臨時雇用者数に含めて記載していた嘱託社員数を従業員数に含めて記載しております。

 

 

2 【沿革】

年月

事項

1978年11月

日本サテライトテレコミュニケーションズ株式会社を日本電気リース株式会社と商号変更し、同年12月本社を東京都港区芝五丁目37番8号、営業所(現関西支店)を大阪に置き、情報処理機器、通信機器を中心にリース事業の営業を開始

1980年11月

福岡営業所(現九州支店)を開設  その後主要都市に支店、営業所等を開設

1983年4月

ファクタリング事業の営業開始

1997年4月

資産担保証券(ABS)を発行し、資金調達多様化の開始

1998年4月

株式の額面金額変更のため、日電海外エンジニアリング株式会社と合併
旧日電海外エンジニアリング株式会社が、旧日本電気リース株式会社を吸収合併し、同日商号を変更

1999年12月

環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得

2002年2月

「エヌイーシーリース株式会社」に商号を変更

2004年6月

「NECリース株式会社」に商号を変更

2005年2月

東京証券取引所市場第二部に上場

2006年3月

東京証券取引所市場第一部に上場

情報セキュリティマネジメントシステム「ISO27001」の認証を取得

2007年10月

NLアセットサービス株式会社(現連結子会社、現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)を設立

2008年4月

リブートテクノロジーサービス株式会社(現連結子会社、現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)を設立

2008年11月

「NECキャピタルソリューション株式会社」に商号を変更

2010年12月

株式会社リサ・パートナーズの株式を取得し、同社を連結子会社化

2011年2月

「金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律」に基づく特定金融会社等の登録

2012年4月

「NLアセットサービス株式会社」を「キャピテック株式会社」(現キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社)に商号を変更

 

イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合(現連結子会社)を設立

2012年12月

シンガポールに現地法人NEC Capital Solutions Singapore Pte.Limited(現連結子会社)を設立

2013年11月

本社を東京都港区港南に移転

2013年12月

マレーシアに現地法人NEC Capital Solutions Malaysia Sdn. Bhd.(現連結子会社)を設立

2015年10月

「リブートテクノロジーサービス株式会社」が「キャピテック株式会社」を吸収合併し、
「キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社」(現連結子会社)に商号を変更

2018年9月

品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得(現東日本官公社会システム営業本部、現西日本官公社会システム営業本部)

2020年4月

プライバシーマークを取得

2020年11月

米国のNEC Financial Services, LLCの全持分を取得し、同社を連結子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは当社、連結子会社59社、持分法適用関連会社48社で構成され、官公庁・自治体や大企業から中小企業までの幅広い顧客層に対してリース・割賦・企業融資等のファイナンスサービスを提供しております。

また、当社グループとNECグループは、当社が金融商品を顧客に提供する際に製品・サービスを購入する購入者と仕入先の関係にあります。

 

当社グループの主な事業領域は、リース事業、ファイナンス事業、インベストメント事業及びその他の事業の4事業に分類されます。

(1) リース事業

情報通信機器、事務用機器及びその他各種設備機器等のリース・レンタル・割賦販売

リースに関連する物品売買、満了・中途解約に伴う物件売却及びリース機器の保守サービス等

(2) ファイナンス事業

金銭の貸付、ファクタリング及び配当収益の収受を目的とする有価証券投資等

(3) インベストメント事業

有価証券の売却益の収受を目的とするベンチャー企業向け投資等

株式会社リサ・パートナーズが行っているアセット、不動産及びアドバイザリーの各ビジネス

(4) その他の事業

エネルギー・観光・農業・ヘルスケアを領域とする新事業、PFI・PPP事業及びその他各種サービス等

 

 

事業系統図については、次のとおりであります。

 


 

 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

キャピテック&リブートテクノロジーサービス株式会社

東京都
港区

100

リース事業

100.0

中古ICT関連機器の再生及び売却、管理サービスの委託、事務作業の受託及び不動産の賃貸

匿名組合広野東町住宅 (注)2

東京都

港区

520

リース事業

株式会社リサ・パートナーズ

東京都
港区

100

インベストメント事業

99.9

役員の兼任有り
資金の貸付及び不動産の賃貸

リサ企業再生債権回収株式会社  (注)2、4

東京都
港区

500

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

株式会社リサ投資顧問 (注)4

東京都
港区

100

インベストメント事業

100.0

〔100.0〕

リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド4号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

16,124

インベストメント事業

広島リサ地域活性化ファンド投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

1,540

インベストメント事業

MR投資事業有限責任組合 (注)2

東京都

港区

2,175

インベストメント事業

RISA Vertex Venture Fund LP (注)2

Singapore

10,321

インベストメント事業

リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド5号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都

港区

9,551

インベストメント事業

松伏町物流開発特定目的会社 (注)2

東京都

港区

832

インベストメント事業

イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合 (注)2

東京都
港区

3,800

インベストメント事業

組合管理の受託

価値共創ベンチャー有限責任事業組合 (注)2

東京都
港区

1,055

インベストメント事業

組合管理の受託

価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合 (注)2

東京都

港区

1,809

インベストメント事業

組合管理の受託

NVC1号有限責任事業組合 (注)2

東京都

港区

3,003

インベストメント事業

組合管理の受託

シリウス・ソーラー・ジャパン17合同会社 (注)2

東京都
港区

0

その他の事業

地域活性化有限責任事業組合 (注)2

東京都
中央区

1,500

その他の事業

Mega Solar1414-L合同会社 (注)2

東京都
港区

513

その他の事業

NEC Capital Solutions Singapore  Pte. Limited (注)2

Singapore

SGD 百万
26

リース事業
ファイナンス事業

100.0

債務保証

NEC Capital Solutions Malaysia  Sdn. Bhd. (注)2

Kuala Lumpur,

Malaysia

MYR 百万
30

リース事業
ファイナンス事業

100.0

債務保証

NEC Capital Solutions America, Inc. (注)2

New Jersey,
U.S.A.

USD 百万
45

リース事業
ファイナンス事業

100.0

NEC Financial Services, LLC (注)2、4

New Jersey,
U.S.A.

USD 百万
32

リース事業
ファイナンス事業

100.0

〔100.0〕

資金の貸付及び債務保証

上記の他、37社の連結子会社があります。

 

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)割合(%)

関係内容

(持分法適用非連結子会社)

 

 

 

 

 

日本電氣租賃香港有限公司 (注)5

Hong Kong,

China

HKD 百万
32

リース事業
ファイナンス事業

100.0

Capital Solutions Consulting Ltd. (注)4、6

Bangkok,
Thailand

THB 百万
35

リース事業
ファイナンス事業

100.0

〔0.0〕

NEC Capital Solutions(Thailand) Ltd. (注)4、6

Bangkok,
Thailand

THB 百万
98

リース事業
ファイナンス事業

100.0

〔0.0〕

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

エナジーアンドパートナーズ株式会社

東京都
中央区

120

その他の事業

39.0

太陽光発電設備のリース

ヘルスケアアセットマネジメント株式会社

東京都
千代田区

150

その他の事業

33.3

役員の兼任有り

株式会社みらい共創ファーム秋田

秋田県
南秋田郡

100

その他の事業

30.0

株式会社ホロニック

兵庫県
神戸市

50

その他の事業

15.7

資本業務提携

AIRA Leasing Public Company Limited

Bangkok,

Thailand

THB 百万
500

リース事業

20.0

上記の他、43社の持分法適用関連会社があります。

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

日本電気株式会社 (注)3

東京都
港区

427,831

社会公共事業

社会基盤事業

エンタープライズ事業
ネットワークサービス事業

グローバル事業

(37.7)

リース物件の仕入、賃貸、保守の委託及びファクタリング取引

三井住友ファイナンス&リース
株式会社 (注)3

東京都
千代田区

15,000

国内リース事業
不動産事業
トランスポーテーション事業
国際事業

(25.0)

リース物件の仕入及び賃貸

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称等を記載しております。

2.特定子会社であります。

3.有価証券報告書の提出会社であります。

4.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の内書は間接所有であります。

5.当社は、2021年5月28日開催の取締役会において、日本電氣租賃香港有限公司を清算することを決議しました。必要な手続きが完了次第、同社は清算結了となる予定です。

6.当社は、2022年3月30日開催の取締役会において、Capital Solutions Consulting Ltd.及びNEC Capital Solutions (Thailand) Ltd.を清算することを決議しました。必要な手続きが完了次第、同社は清算結了となる予定です。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

リース事業

564

(9)

ファイナンス事業

インベストメント事業

その他の事業

全社(共通)

302

(12)

合計

866

(21)

 

(注) 1.当社グループではセグメントごとの経営組織体系を有しておらず、同一の従業員が複数の事業に従事しております。

2.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を(  )内に外数で記載しております。なお、当連結会計年度から算定方法を変更し、従来臨時雇用者数に含めて記載していた嘱託社員数を従業員数に含めて記載しております。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

703

(14)

43.1

13.4

7,699

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

リース事業

435

(5)

ファイナンス事業

インベストメント事業

その他の事業

全社(共通)

268

(9)

合計

703

(14)

 

(注) 1.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

2.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を(  )内に外数で記載しております。なお、当事業年度から算定方法を変更し、従来臨時雇用者数に含めて記載していた嘱託社員数を従業員数に含めて記載しております。

 

(3) 労働組合の状況

  労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

   提出会社

当事業年度

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注)2,3

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注)1,4

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

5.5

76.9

55.7

55.5

73.6

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.育児休業取得者のみで算出した取得率を表記しております。なお、育児目的の休暇取得者を加えると100%の取得率であります。

4.賃金の格差は管理職に占める女性労働者の割合、職種や役職別の男女の構成の違い等が格差の主な要因となっております。女性管理職比率の向上は当社としても最優先の課題と認識しており、2022年度の5.5%を2025年度には10%にする目標を設定し、改善を図っていく計画です。また、外部教育機関への派遣や専門知識の習得支援により、女性の職種転換の推進、上位役職への昇進促進を図り、改善してまいります。
 なお、マネージャー職に就いている社員で比較した場合、男女の賃金の格差は96.5%となります。

 

3 【事業等のリスク】

当社グループは2023年4月、新たなグループビジョン「次世代循環型社会をリードするSolution Company」を策定いたしました。これまで掲げてきたCSV経営(Creating Shared Value=共通価値の創造)は継続しながら、気候変動対応をはじめとする社会課題の多様化、先端技術の発展、将来の産業や社会生活の大きな変化に対応するべく、CSV経営と親和性の高いSDGsに同期する2030年を新たなグループビジョンのゴールとしました

これまで私たちはリース事業を通して、環境に配慮した製品の導入、高度な3R処理による資源循環により循環型社会の実現に向けた取り組みを推進してきました。一方で、2030年以降を見据えた「次世代循環型社会」は、資源効率の向上による環境負荷の低減のみならず、資源を循環利用し続ける世界、そこから発展し、新たな付加価値を生み出し続ける循環型の経済社会となることを想定しています

この想定する社会において、当社グループはキャピタルソリューションの革新により、モノの循環利用に繋がるサービス、地域経済・社会の好循環に繋がるサービス、企業成長の好循環に繋がるサービスを提供し、環境と成長の好循環を実現すると共に、多様化するお客様と社会の課題解決を通して、「次世代循環型社会」の実現を目指してまいります

こうした取り組みの中、リスクマネジメント(管理)とリスクコントロール(制御)は事業展開を決定する重要な要素のひとつであると捉え、収益の源泉として管理すべきリスクと収益の源泉とはならない削減すべきリスクに分けて考えております。以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。

 

(1) 新型コロナウイルス感染症に係る事業等のリスク

2022年3月のまん延防止等重点措置の解除以降、8月をピークとした第7波、11月以降の第8波と新型コロナウイルス感染症拡大の波はあったものの、重症化率は波を追うごとに低下し、経済活動の正常化に向けた動きは継続しています。また、2023年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行することが決定されるなど、新型コロナウイルス感染症拡大に関するリスクについては低減する傾向にあると考えています。

一方で、ニューノーマルなど新型コロナウイルスがもたらした社会の変化は今後も継続すると想定され、このような変化に応じた対応が必要になるものと思われます。新しい社会の枠組みが業界や個社ごとにどのような影響を及ぼすかを見極めるなど、事業活動においてこれまでにはない価値判断や基準が必要になるものと想定されます

なお、経営基盤強化として進めてきた新型コロナウイルス感染症対策により、持続的な企業活動を維持できるICTインフラの整備や社内体制の構築が完了し、当社社員が感染した場合においても、当社グループの経営成績に及ぼす影響は限定的であると考えています。

 

(2) ウクライナ情勢に係るリスク

2022年2月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻は長期化の様相を呈し、欧米諸国の経済制裁と相俟って世界経済に大きな影響を与えています。原油をはじめとした資源価格の高騰や食料品価格の高騰を引き起こすと共に、当該地域ビジネスの信用不安が高まっています

このような状況において、当社事業に影響を及ぼす可能性のあるものとして、与信コストの増加、資金調達コストの増加、為替変動幅の拡大などが懸念されますが、当社においては、当該地域ビジネスの債権は有しておらず、与信コストの増加についての直接的なリスクは限定的であると考えています。一方で資金調達コストの増加、為替変動幅の拡大については引き続き注視してまいります。

 

(3) 気候変動に係るリスク

地球規模の気候変動に係るリスクが、中長期的な将来のものではなく、今そこにある危機として認識されるようになってきました。昨今の異常気象がもたらすビジネス上の損失は、個別企業によっては事業継続上無視できないレベルに達しており、日々の経営判断においても気候変動に係るリスクを意識することが必要になってきたと認識しております

こうした状況を踏まえ、当社はTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures :気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同すると共に、その枠組みに準拠したPDCA体制を構築し、気候変動に係るリスクへの対応を開始しております

 

(4) 信用リスク

当社グループでは、リース事業やファイナンス事業等の与信を伴う各種事業を営んでおります。新規取引時は、顧客の信用状況のほか、リース取引についてはリース物件の将来中古価値等も勘案し、海外取引についてはカントリーリスクも含めて、厳格に審査を行っております。また、取引開始後は定期的に顧客の業況をチェックし、財務状況や市場動向の変化を把握できるように管理をするとともに、信用リスクの程度に応じて、担保・物件処分等による回収見込額及び貸倒実績率等を勘案した貸倒引当金の計上を行っております

さらに、既存顧客ごとの信用状況や業界毎の市場動向を定期的に検証し、特定の企業や業種に与信残高が集中しないように、ポートフォリオ管理を行っております

しかしながら、リース事業やファイナンス事業は回収期間が中長期にわたることから、景気変動やその他の事由により延滞・倒産等不測の事態を蒙り、貸倒損失又は貸倒引当金繰入の負担が増加して当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性はありますが、その場合においてもリース物件や担保資産の売却等で債権保全・回収の極大化に努めております。

 

(5) 流動性リスク

当社グループは金融情勢の変動に対して柔軟に対処していくため、特定の資金調達先や調達方法に依存しないよう留意しております。直接調達においては、社債、コマーシャル・ペーパーの発行等調達方法の多様化を図りつつ安定調達に注力し、間接調達においては、主要金融機関との良好な関係を維持しつつ幅広く多くの金融機関と取引を行っております

直接調達については格付機関より短期債及び長期債の格付けを取得しておりますが、今後の業績の変動等により当社グループの格付けが見直された場合や、市場の混乱等により、市場において資金調達が困難となり、通常よりも著しく不利な金利水準での資金調達を余儀なくされる場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります

なお、金融環境の変化に対応した財務戦略を実施した結果、当連結会計年度末の現金及び預金は354億82百万円となりました。また、複数の金融機関との間で締結しているコミットメントライン等契約の当連結会計年度末時点における未使用総額は3,164億11百万円となっております

 

(6) 金利変動リスク

一般的にリース会社は、リース事業やファイナンス事業等の成約に伴い、対象物件の購入資金や貸付資金のため、必要資金の多くを金融機関等から調達しております。このため、当社においても長・短借入金等を中心とする有利子負債比率が高くなっております。市場金利が急激に上昇した場合は、調達コストの増加につながり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、営業資産・負債の総合管理(ALM)を実施することにより金利変動リスクの低減に努めております

 

(7) 為替変動リスク

当社グループでは、外貨建の案件を一部取り扱っており、為替相場の急激な変動により当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、基本方針である外貨建営業資産とバランスさせた外貨建調達を実行することで為替変動リスクの低減に努めております

 

(8) 残価変動リスク

当社グループでは、中古価値が見込めるリース物件を対象にリース満了時の残存価値(以下、「残価」という。)を設定したオペレーティング・リースを展開しております。この取引では、リース満了時に返還された物件を、当初設定した残価を上回る価格で売却することにより利益を得る可能性を有する半面、売却価格が残価を下回る場合には損失が発生するリスクを有しております

そのため予想を上回る市場環境の変化や技術革新等によって、当該物件の処分価格が残価を下回った場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、定期的なモニタリングの実施とリスク量の計測を行うと共に、物件の種類や満了時期を分散させることで残価変動リスクの低減に努めております

 

 

(9) 株価及び有価証券価格変動リスク

当社グループでは、上場・非上場の株式及び債券を保有しております。これらの資産の価格は変動するものであり、その価値は将来著しく下落する可能性があります。価格が著しく下落した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、これらの変動リスクの対処としては、当社グループが許容する範囲内に当該リスク量を収めるべくリスク管理を行っており、当社グループのリスクの管理低減に努めております

 

(10) 不動産価格変動リスク

当社グループでは、販売用不動産を保有しております。販売用不動産は、不動産時価が下落した場合、評価損が発生し、また売却時に売却損が発生する可能性があります。不動産担保ローンや建物リース、また不動産からのキャッシュ・フローを返済原資とするノンリコースローンにおいては、取引の対象となる不動産の価値が目減りし、当該取引の債権の与信が悪化する可能性があります。不動産価格の変動が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、当社グループでは、不動産関連与信の集中状況を確認しながら取引審査を厳格に行うと共に、その後の与信管理にも万全を期し、担保として設定されている不動産の再評価に注力し、健全な債権内容の維持に努めております

 

(11) 海外投資のリスク

当社グループでは、海外の企業に対する投融資を行なっております。これら投資先の経営状況の悪化、株式・債券市場の市況の悪化及び海外投資における国・地域固有の政治・経済・社会情勢の変動によるカントリーリスクの顕在化等による事業環境の変化が、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります

これらのリスクの対処として、海外営業取引に関するカントリーリスクの管理制度を定めており、特定の国へのリスクへの集中や過大なリスクの管理低減に努めております

 

(12) NECグループとの関係

当社グループは、日本電気株式会社(以下「NEC」といい、当連結会計年度末現在、当社株式のうち37.66%を直接保有する大株主)の持分法適用関連会社としてNECグループに属しており、当社グループにおけるNEC製品・サービスの取扱比率の高さから、NECの業績動向が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります

一方で当社グループは、NECグループ国内唯一の金融サービス会社として、官公庁や大企業、中小企業等の幅広い顧客層に対して、リース事業を中心とした各種ファイナンスサービスを提供することを主たる事業としております。「NECとの戦略的な連携」「幅広い金融ソリューション」「ICTに関する豊富な知見」をグループの「コアバリュー」と位置付けており、従来のリース・ファイナンス事業を強化拡大すると共に、様々な商材を組み合わせるアレンジ力の活用や社内外とのシナジー創出による顧客課題の解決提案など、「コアバリュー」の3つの強みを活かした当社ならではの「サービス」の確立に取り組んでおります

 

(13) 設備投資の動向及びリース業界における競合

当社グループが基軸として事業展開しているリース事業は、顧客が設備投資を行う際の資金調達手段の一つとなっております。従いまして、経済環境の急激な変化や顧客の経営状況の悪化等で設備投資需要が大幅に減少した場合、当社のリース事業の取扱高が減少し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります

また、リース業界では依然として多くのリース業を営む会社が存在しており、金融緩和による料率競争も激しさを増し、厳しい競合状態にあります。こうした市場環境の下で、当社グループは中長期的な経営戦略に基づき、メーカー系リース会社としての特色を生かしつつ収益体質を一層強化し競合に対処する方針であります

 

(14) 自然災害によるリスク

当社グループは、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がある地震及び台風等の自然災害や感染症の流行等に対し、費用対効果を検討の上、事業活動への影響を最小化するための対策を実施しております

 

 

(15) 制度変更リスク

当社グループは、現行の法律・税務・会計等の制度や基準に基づき、リース取引等の各種事業を行っております。現行の制度や基準が将来大幅に変更された場合には、商品・サービスのメリット喪失や、規制対応へのコスト増加等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクに対し、当社は既存の顧客基盤を深耕すると共に新規顧客の開拓を行いながら、顧客の経営資源に関わるさまざまな課題に対して解決策を提供することで、収益性向上とリスクの低減に取り組んでまいります

 

(16) 重要情報漏えいリスク

当社グループは、業務に関連して多数の機密情報や個人情報を保有しており、機密情報の漏えいが生じた場合には、罰則・損害賠償による損失、業務停止処分、信用の低下及び風評の悪化等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対処として、当社グループでは情報セキュリティ教育やアクセス制御等の情報セキュリティ管理体制の整備を通じ、人的・物理的・技術的対策を講じております

 

(17) システムリスク

当社グループでは、様々な情報システムを使用し業務を行っております。従業員の不適正な事務・事故・不正等、自然災害及びシステム障害等により情報漏えいや業務が中断するリスク等が想定されます

情報システムに重大な障害が発生した場合には、営業関係業務を中心に支障をきたすとともに当社グループへの信頼が損なわれ、当社グループの業績等に影響が及ぶ可能性がありますが、こうしたリスクへの対処として、これまでに情報システム機器のコンピュータ専用ビルへの移転、高速専用回線用バックアップ回線装備、外部不正アクセス防止強化及びシステム障害に即座に対応するための専門要員配置等を行っており、今後とも一層の情報システム管理の整備・強化に努めてまいります

 

(18) 人材の育成・確保に関するリスク

当社グループの事業を展開する上で必要な人材を育成または雇用できない場合や雇用している人材が退職した場合等、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります

当社グループとしては、事業展開上必要なノウハウの承継や新たな事業への取り組みの鍵は従業員であり、従業員の能力こそが会社にとっての大きな財産であると考え、採用活動の強化や計画的な教育・研修活動の強化に努めております

 

(19) 内部統制の構築等に係るリスク

当社グループにおいて、財務報告にかかる内部統制が有効に機能しなかった場合、或いは想定外の問題が発生した場合等の要因により、当社の内部統制部門または当社の会計監査人が当社の財務報告にかかる内部統制について重大な欠陥を指摘し、財務報告にかかる内部統制が有効でないと報告する可能性があります

このような事態が発生した場合、当社の財務報告に関する投資家の信頼低下等に基づく、当社株価の下落等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性がありますが、当社グループでは、財務報告にかかる内部統制を構築し内部統制の有効性の確保と評価に努めております

 

(20) コンプライアンスリスク

当社グループは、業務を行うに際して、会社法、貸金業法、金融商品取引法、宅地建物取引業法、個人情報保護法及び独占禁止法等の法令等の適用及び規制当局の監督を受けております。また、海外においては現地の法令等の適用や規制当局の監督を受けております

これらについて違反が生じた場合には、罰則・契約解除・損害賠償による損失や、業務停止処分、登録・届出資格抹消、信用の低下、風評の悪化等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「NECキャピタルソリューショングループ行動規範」を定め、コンプライアンス教育や内部通報制度を通じて、法令等のみならず広く社会ルールの遵守徹底に努めております

 

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

 

締結年月

契約の名称

相手先

契約の概要

期間

2003年3月

「NEC」標章
等使用許諾契約

日本電気株式会社

「NEC」表示及び標章の使用許諾の対価として日本電気株式会社に使用料を支払うものです。

当初契約

2003年4月1日~

2004年3月31日

現行契約

2008年11月30日~

2009年12月31日

以降1年毎の自動更新

 

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

86,000,000

86,000,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

13

18

190

67

57

25,175

25,520

所有株式数
(単元)

14,174

3,120

135,742

11,185

127

50,887

215,235

9,900

所有株式数
の割合(%)

6.585

1.449

63.066

5.196

0.059

23.642

100.00

 

(注)  自己株式709株は、「個人その他」に7単元及び「単元未満株式の状況」に9株を含めて記載しております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

日本電気株式会社

東京都港区芝5丁目7-1

8,110

37.66

三井住友ファイナンス&リース株式会社

東京都千代田区丸の内1丁目3-2

5,373

24.95

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11-3

897

4.16

BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG
(FE-AC)
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM
(東京都千代田区丸の内2丁目7-1)

255

1.18

DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO
(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

PALISADES WEST 6300,BEE CAVE ROAD
BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US
(東京都新宿区新宿6丁目27-30)

225

1.04

住友生命保険相互会社

東京都中央区八重洲2丁目2-1

200

0.92

株式会社日本カストディ銀行

東京都中央区晴海1丁目8-12

193

0.89

三井住友海上火災保険株式会社

東京都千代田区神田駿河台3丁目9番地

112

0.52

JPモルガン証券株式会社

東京都千代田区丸の内2丁目7-3
東京ビルディング

110

0.51

SMBC日興証券株式会社

東京都千代田区丸の内3丁目3-1

93

0.43

15,570

72.31

 

(注)日本マスタートラスト信託銀行株式会社および株式会社日本カストディ銀行の所有株式のすべてが信託業務に係る株式であります。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

37,711

35,482

 

 

割賦債権

※2 35,341

※2 38,828

 

 

リース債権及びリース投資資産

※2,※8 529,610

※2,※8 517,945

 

 

賃貸料等未収入金

※1 20,680

※1 22,034

 

 

営業貸付金

※2,※4,※8,※9 217,254

※2,※4,※8,※9 231,611

 

 

買取債権

※9 8,010

※9 12,419

 

 

営業投資有価証券

※8 21,183

※8 22,875

 

 

販売用不動産

※8 25,222

※8 23,827

 

 

前払費用

2,576

2,659

 

 

未収還付法人税等

370

753

 

 

その他

11,181

9,693

 

 

貸倒引当金

10,159

9,839

 

 

流動資産合計

898,983

908,292

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

賃貸資産

※3,※8 55,253

※3,※8 55,819

 

 

 

その他の営業資産

※3,※8 5,502

※3,※8 7,199

 

 

 

社用資産

 

 

 

 

 

 

建物(純額)

240

203

 

 

 

 

器具備品(純額)

148

104

 

 

 

 

建設仮勘定

2

 

 

 

 

その他(純額)

70

55

 

 

 

 

社用資産合計

※3 460

※3 363

 

 

 

有形固定資産合計

61,216

63,381

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

賃貸資産

1,302

1,437

 

 

 

その他の無形固定資産

 

 

 

 

 

 

ソフトウエア

1,397

1,007

 

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

1,158

4,093

 

 

 

 

のれん

1,625

1,559

 

 

 

 

その他

384

1,075

 

 

 

 

その他の無形固定資産合計

4,565

7,736

 

 

 

無形固定資産合計

5,868

9,173

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※7,※8 48,921

※7,※8 61,737

 

 

 

破産更生債権等

1,856

2,014

 

 

 

長期前払費用

1,663

1,826

 

 

 

退職給付に係る資産

365

339

 

 

 

繰延税金資産

11,480

9,045

 

 

 

その他

※8 2,071

※8 2,075

 

 

 

貸倒引当金

1,809

2,011

 

 

 

投資その他の資産合計

64,549

75,027

 

 

固定資産合計

131,633

147,583

 

資産合計

1,030,617

1,055,875

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

855

140

 

 

買掛金

12,121

15,654

 

 

短期借入金

※4 24,581

※4 27,090

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※8 171,662

※8 149,486

 

 

1年内償還予定の社債

30,000

20,000

 

 

コマーシャル・ペーパー

216,000

243,000

 

 

債権流動化に伴う支払債務

※10 2,384

※10 1,286

 

 

未払金

1,238

1,453

 

 

未払費用

5,834

6,838

 

 

未払法人税等

267

238

 

 

賃貸料等前受金

26,310

23,486

 

 

預り金

2,203

2,043

 

 

前受収益

※5 203

※5 169

 

 

賞与引当金

948

847

 

 

役員賞与引当金

33

 

 

その他

3,315

4,624

 

 

流動負債合計

497,925

496,394

 

固定負債

 

 

 

 

社債

※8 80,150

※8 80,150

 

 

長期借入金

※8 313,665

※8 335,636

 

 

債権流動化に伴う長期支払債務

※10 3,985

※10 2,699

 

 

退職給付に係る負債

2,076

2,034

 

 

その他

11,073

10,145

 

 

固定負債合計

410,951

430,665

 

負債合計

908,876

927,060

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

3,776

3,776

 

 

資本剰余金

4,645

4,646

 

 

利益剰余金

92,414

97,131

 

 

自己株式

9

9

 

 

株主資本合計

100,827

105,545

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,383

1,627

 

 

繰延ヘッジ損益

101

91

 

 

為替換算調整勘定

915

2,262

 

 

退職給付に係る調整累計額

13

36

 

 

その他の包括利益累計額合計

2,386

3,944

 

非支配株主持分

18,526

19,325

 

純資産合計

121,740

128,815

負債純資産合計

1,030,617

1,055,875

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 249,907

※1 258,107

売上原価

※2 218,206

※2 226,186

売上総利益

31,701

31,920

販売費及び一般管理費

※3 21,254

※3 20,205

営業利益

10,447

11,715

営業外収益

 

 

 

受取利息

42

44

 

受取配当金

63

75

 

投資事業組合等投資利益

524

1,026

 

為替差益

269

 

その他

166

213

 

営業外収益合計

1,065

1,361

営業外費用

 

 

 

支払利息

22

25

 

持分法による投資損失

8

34

 

投資事業組合等投資損失

28

3

 

為替差損

459

 

損害賠償金

85

 

その他

31

28

 

営業外費用合計

90

636

経常利益

11,422

12,440

特別利益

 

 

 

子会社株式売却益

25

 

特別利益合計

25

特別損失

 

 

 

退職給付制度改定損

21

 

特別損失合計

21

税金等調整前当期純利益

11,422

12,443

法人税、住民税及び事業税

3,988

1,254

法人税等調整額

1,679

1,830

法人税等合計

2,308

3,084

当期純利益

9,114

9,359

非支配株主に帰属する当期純利益

2,174

2,940

親会社株主に帰属する当期純利益

6,939

6,418

 

1.報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営者が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、官公庁・自治体や大企業から中小企業までの幅広い顧客層に対して、主としてリース、割賦及び企業融資等のファイナンスサービスを提供しております。

また、当社グループの一部の連結子会社では、ファンドや自己勘定を通じて、企業投資、債権投資及びアドバイザリー業務等を行っており、さらにこれらに加えて、当社グループが取り組みを進めている新事業やその他各種サービスを行っております。

従って、当社グループは主たる営業取引の形態に応じた区分である「リース事業」、「ファイナンス事業」、「インベストメント事業」及び「その他の事業」の4つを報告セグメントとしております。

 

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

「リース事業」は、主に情報通信機器、事務用機器及びその他各種設備投資等のリース・レンタル及び割賦販売を行っており、さらにリースに関連する物品売買、満了・中途解約に伴う物件売却及びリース機器の保守サービス等を行っております。

「ファイナンス事業」は、主に金銭の貸付、ファクタリング及び配当収益の収受を目的とする有価証券投資等を行っております。

「インベストメント事業」は、主に有価証券の売却益の収受を目的とするベンチャー企業向け投資等や株式会社リサ・パートナーズが行っているアセット、不動産及びアドバイザリーの各ビジネスを行っております。

「その他の事業」は、エネルギー・観光・農業・ヘルスケアを領域とする新事業、PFI・PPP事業及びその他各種サービス等を行っております。

 

①【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

25,609

15,412

 

 

割賦債権

※1 33,884

※1 37,086

 

 

リース債権

※1 78,438

※1 77,659

 

 

リース投資資産

※1 435,249

※1 425,768

 

 

賃貸料等未収入金

※5 20,408

※5 21,783

 

 

営業貸付金

※1,※2,※4,※5,※6 193,829

※1,※2,※4,※5,※6 207,143

 

 

販売用不動産

11,065

13,265

 

 

前渡金

844

676

 

 

前払費用

2,431

2,505

 

 

関係会社短期貸付金

41,353

58,444

 

 

未収還付法人税等

502

 

 

その他

8,318

7,897

 

 

貸倒引当金

6,543

4,679

 

 

流動資産合計

844,890

863,467

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

賃貸資産

53,745

54,333

 

 

 

その他の営業資産

192

173

 

 

 

社用資産

 

 

 

 

 

 

建物(純額)

201

170

 

 

 

 

器具備品(純額)

93

83

 

 

 

 

社用資産合計

294

253

 

 

 

有形固定資産合計

54,232

54,760

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

賃貸資産

1,302

1,437

 

 

 

その他の無形固定資産

 

 

 

 

 

 

ソフトウエア

1,364

978

 

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

1,149

4,093

 

 

 

 

その他

20

20

 

 

 

 

その他の無形固定資産合計

2,534

5,092

 

 

 

無形固定資産合計

3,836

6,530

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

※4 21,728

※4 26,414

 

 

 

関係会社株式

※4 25,229

※4 29,822

 

 

 

関係会社社債

272

291

 

 

 

関係会社出資金

7,825

12,262

 

 

 

関係会社長期貸付金

※4 11,716

※4 8,831

 

 

 

破産更生債権等

※5 1,904

※5 1,995

 

 

 

長期前払費用

1,632

1,714

 

 

 

前払年金費用

355

387

 

 

 

繰延税金資産

9,727

7,532

 

 

 

その他

1,814

1,822

 

 

 

貸倒引当金

1,838

1,992

 

 

 

投資その他の資産合計

80,368

89,081

 

 

固定資産合計

138,437

150,372

 

資産合計

983,328

1,013,839

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形

855

140

 

 

買掛金

11,870

15,473

 

 

短期借入金

※2 17,159

※2 21,734

 

 

1年内返済予定の長期借入金

171,180

148,339

 

 

1年内償還予定の社債

30,000

20,000

 

 

コマーシャル・ペーパー

216,000

243,000

 

 

債権流動化に伴う支払債務

※7 2,384

※7 1,286

 

 

未払金

817

673

 

 

未払費用

5,709

6,706

 

 

未払法人税等

189

46

 

 

賃貸料等前受金

26,227

23,411

 

 

預り金

1,332

1,409

 

 

前受収益

94

106

 

 

賞与引当金

940

837

 

 

役員賞与引当金

33

 

 

債務保証損失引当金

142

 

 

その他

2,767

4,176

 

 

流動負債合計

487,669

487,375

 

固定負債

 

 

 

 

社債

80,000

80,000

 

 

長期借入金

303,769

331,501

 

 

債権流動化に伴う長期支払債務

※7 3,985

※7 2,699

 

 

退職給付引当金

2,046

2,029

 

 

資産除去債務

1,183

1,125

 

 

その他

9,034

8,363

 

 

固定負債合計

400,019

425,718

 

負債合計

887,689

913,093

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

3,776

3,776

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

4,648

4,648

 

 

 

その他資本剰余金

0

 

 

 

資本剰余金合計

4,648

4,648

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

71

71

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

別途積立金

79,590

83,690

 

 

 

 

繰越利益剰余金

6,768

7,527

 

 

 

利益剰余金合計

86,429

91,289

 

 

自己株式

1

1

 

 

株主資本合計

94,853

99,712

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

655

925

 

 

繰延ヘッジ損益

130

107

 

 

評価・換算差額等合計

785

1,032

 

純資産合計

95,639

100,745

負債純資産合計

983,328

1,013,839

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※2 230,196

※2 231,557

売上原価

※3 210,053

※3 210,477

売上総利益

20,142

21,079

販売費及び一般管理費

※4 15,047

※4 13,423

営業利益

5,094

7,656

営業外収益

 

 

 

受取利息

※5 416

※5 741

 

受取配当金

※5 2,129

※5 1,301

 

投資事業組合等投資利益

801

123

 

為替差益

734

36

 

その他

133

266

 

営業外収益合計

4,215

2,469

営業外費用

 

 

 

支払利息

415

760

 

投資事業組合等投資損失

※6 6

※6 384

 

その他

26

98

 

営業外費用合計

448

1,242

経常利益

8,861

8,882

特別損失

 

 

 

関係会社債権放棄損

48

 

関係会社株式評価損

1,114

24

 

退職給付制度改定損

21

 

関係会社株式売却損

21

 

債務保証損失引当金繰入額

142

 

関係会社貸倒引当金繰入額

4

 

特別損失合計

1,261

116

税引前当期純利益

7,600

8,765

法人税、住民税及び事業税

3,665

119

法人税等調整額

1,957

2,086

法人税等合計

1,707

2,205

当期純利益

5,892

6,560