株式会社エスプール
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回次 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
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決算年月 |
2018年11月 |
2019年11月 |
2020年11月 |
2021年11月 |
2022年11月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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|
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|
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(名) |
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〔外、契約従業員数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.第21期、第22期及び第23期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.当社は、2018年3月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
また、当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
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決算年月 |
2018年11月 |
2019年11月 |
2020年11月 |
2021年11月 |
2022年11月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(内、1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(名) |
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〔外、契約従業員数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
2,029 |
720 |
954 |
1,363 |
1,410 |
|
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※5,140 |
※3,525 |
|
|
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最低株価 |
(円) |
853 |
531 |
414 |
704 |
864 |
|
|
|
※2,910 |
※1,420 |
|
|
|
(注)1.第21期、第22期及び第23期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.当社は、2018年3月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
また、当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
5.最高株価及び最低株価は2019年2月18日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであり、2019年2月19日より東京証券取引所(市場第二部)におけるものであり、2019年7月26日より東京証券取引所(市場第一部)、2022年4月4日より東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所プライム市場におけるものであります。
6.当社は、2018年3月1日付で普通株式1株につき5株の割合で、また、2019年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第19期及び第20期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割前の最高株価及び最低株価を※で記載しております。
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年月 |
事項 |
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1999年12月 |
東京都新宿区高田馬場に株式会社エスプールを設立(資本金2,000万円)し、人材関連及びマーケティング関連のアウトソーシング事業を開始 |
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2002年8月 |
本社を東京都中央区日本橋に移転 |
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人材・組織開発に関するコンサルティングを行うパフォーマンス・コンサルティング事業を開始 |
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2003年6月 |
マーケティング事業を分社化し、株式会社エスプール・マーケティングを設立(2016年5月清算) |
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2005年7月 |
株式会社パスカルを設立し、アルバイトの雇用・勤怠管理アウトソーシングサービスを開始 |
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2006年2月 |
大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット-「ヘラクレス」市場に上場 |
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2006年4月 |
パフォーマンス・コンサルティング事業を分社化し、株式会社エスプール総合研究所を設立 |
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2008年8月 |
株式会社パスカルの社名を株式会社GIMに変更 |
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2008年10月 |
株式会社GIMが、システム開発受託事業を吸収分割にて事業承継し、システム事業を開始 |
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2008年12月 |
ロジスティクスアウトソーシングサービスを開始 |
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2009年12月 |
会社分割により人材アウトソーシングサービスを分社化し、人材ソリューション事業を行う株式会社エスプールヒューマンソリューションズ(現連結子会社)を設立 |
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2010年4月 |
障がい者雇用支援サービスを開始 |
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2010年6月 |
株式会社わーくはぴねす農園(現株式会社エスプールプラス・現連結子会社)を設立 |
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2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場 |
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2011年2月 |
株式会社エスプール総合研究所を株式譲渡により連結除外 |
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2011年2月 |
株式会社エスプール・マーケティングで行っていたマーケティング事業から撤退 |
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2011年6月 |
障がい者雇用支援サービスを株式会社わーくはぴねす農園に統合 |
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2011年8月 |
S-POOL BANGKOK CO.,LTD.を設立(2017年8月清算) |
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2011年9月 |
株式会社GIMを株式譲渡により連結除外 |
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2013年2月 |
株式会社わーくはぴねす農園の社名を株式会社エスプールプラスに変更 |
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2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場 |
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2013年12月 |
ロジスティクスアウトソーシングサービスを分社化し、株式会社エスプールロジスティクス(現連結子会社)を設立 |
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2014年11月 |
株式会社エスプールセールスサポート(現連結子会社)を設立し、グループの販売促進サービスを集約 |
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2015年2月 |
株式会社エスプールエンジニアリングを設立し、フィールドマーケティングサービスを開始(2018年6月清算) |
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2015年8月 |
本社を現在地に移転 |
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2016年6月 |
採用支援サービスを開始 |
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年月 |
事項 |
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2019年2月 |
東京証券取引所第二部へ市場変更 |
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2019年7月 |
東京証券取引所第一部銘柄に指定 |
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2019年12月 |
採用支援サービスを分社化し、株式会社エスプールリンク(現連結子会社)を設立 |
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2019年12月 |
世霹股份有限公司(Shipeee)の株式を取得(現連結子会社) |
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2020年6月 |
ブルードットグリーン株式会社の株式を取得(現連結子会社)し、環境経営支援サービスを開始 |
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2021年6月 |
広域行政BPOサービスを開始 |
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2021年12月 |
広域行政BPOサービスを分社化し、株式会社エスプールグローカル(現連結子会社)を設立 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
当社グループは、2022年11月30日現在、当社及び子会社8社(株式会社エスプールヒューマンソリューションズ、株式会社エスプールプラス、株式会社エスプールロジスティクス、株式会社エスプールリンク、株式会社エスプールセールスサポート、株式会社エスプールグローカル、ブルードットグリーン株式会社、世霹股份有限公司(Shipeee))により構成されております。当社グループの事業における当社及び当社子会社の位置付け、並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
[ビジネスソリューション事業]
ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者の就労に適した農園を企業に貸し出し、主に知的障がい者の採用・教育から定着化までを支援するサービスを行っています。株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるサービスを提供しています。
後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを行っています。株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。ブルードットグリーン株式会社は、CO2の排出量算出や環境情報の開示に関するコンサルティング、カーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供しています。また、2021年12月に新設した株式会社エスプールグローカルでは、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを行っています。
[人材ソリューション事業]
人材ソリューション事業は、人材派遣サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンター等のオフィスサポート業務とスマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを展開しています。サービスの特徴は、フィールドコンサルタント(FC)と呼ばれる同社の従業員と派遣スタッフをチームで派遣する「グループ型派遣」の形態を採用している点になります。派遣先に常駐するFCが派遣スタッフを現場で手厚くフォローすることで、未経験者を短期間で育成できるだけでなく定着率の向上にもつながり、顧客満足度の向上とシェア拡大につながっています。
(事業系統図)
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
㈱エスプールヒューマンソリューションズ (注)3、4 |
東京都千代田区 |
151 |
人材ソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 業務委託先 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 |
|
㈱エスプールプラス (注)3、5 |
東京都千代田区 |
105 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 業務委託先 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 資金援助 |
|
㈱エスプールロジスティクス |
東京都千代田区 |
30 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 業務委託先 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 資金援助 |
|
㈱エスプールリンク |
東京都千代田区 |
10 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 |
|
㈱エスプールセールスサポート |
東京都千代田区 |
10 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 業務委託先 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 |
|
㈱エスプールグローカル (注)6 |
東京都千代田区 |
10 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 業務委託先 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 |
|
ブルードットグリーン㈱ (注)7 |
東京都千代田区 |
10 |
ビジネスソリューション事業 |
100.0 |
営業サービスの提供 役員の兼任3名 事務所設備の転貸 資金援助 |
|
その他1社 |
|
|
|
|
|
(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3.特定子会社であります。
4.株式会社エスプールヒューマンソリューションズは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報における人材ソリューション事業の売上高に占める同社の売上高が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
5.株式会社エスプールプラスは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主な損益情報等 (1)売上高 5,762百万円
(2)経常利益 1,734百万円
(3)当期純利益 1,112百万円
(4)純資産額 3,694百万円
(5)総資産額 9,779百万円
6.当連結会計年度において、2021年12月1日を効力発生日として、会社分割(簡易新設分割)により新たに連結子会社である株式会社エスプールグローカルを設立し、当社の広域行政BPO事業を承継しております。
7.2022年4月14日開催の取締役会において、当社連結子会社であるブルードットグリーン株式会社の発行済株式を追加取得して同社を完全子会社化することを決議し、2022年4月28日付で同社株式を取得し、完全子会社化しております。
(1)連結会社の状況
|
|
(2022年11月30日現在) |
||
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
||
|
ビジネスソリューション事業 |
|
[77] |
( |
|
人材ソリューション事業 |
|
[110] |
( |
|
全社(共通) |
|
[8] |
( |
|
合計 |
|
[195] |
( |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
4.事業の拡大に伴い、前連結会計年度末に比べ、常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業で151名増加しております。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
|
|
|
(2022年11月30日現在) |
|
従業員数(名) |
平均年齢 |
平均勤続年数 |
平均年間給与 |
||||
|
|
〔11〕 |
( |
|
|
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
||
|
ビジネスソリューション事業 |
|
〔3〕 |
( |
|
全社(共通) |
|
〔8〕 |
( |
|
合計 |
|
〔11〕 |
( |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んだ正社員の給与であります。
4.会社分割により新たに設立した株式会社エスプールグローカルに当社の広域行政BPO事業を承継したことなどにより、提出会社の常時雇用者数(正社員及び契約社員)が、ビジネスソリューション事業において、46名減少した結果、前事業年度末に比べ、30名減少の108名となっております。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社経営の基本方針
当社グループは、「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、社会課題を解決する」を企業理念に掲げ、事業活動を通じて社会課題を解決するソーシャルビジネスを推進することで、新たな社会的価値を創造し必要不可欠な存在となることを目標としております。経営面では、ポートフォリオ経営を基本方針とし、社会貢献性及び付加価値の高い事業を異なる事業領域で複数展開していくことで、いかなる外部環境の変化にも負けない企業体となることを目指しております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、2025年11月期の売上高410億円、営業利益50億円を経営数値目標とするとともに、営業利益率10%以上の継続的な維持、連結配当性向30%以上の早期達成を目指しております。
(3)中長期的な経営戦略
当社グループは、ソーシャルビジネスを通じて新たな価値を提供することで、社会的価値と経済的価値の両立の実現することを中期的なビジョンとしております。また、高い収益性を確保することで、持続的成長に向けた投資と株主の皆さまへの安定的な還元を両立することを目指しております。また、経営面では、環境変化に強い企業グループを目指すポートフォリオ経営を基本戦略とし、以下の3点を重点戦略として定めております。
・既存事業の深掘りによるオーガニック成長の継続
・新たな事業領域における成長機会の獲得
・ESGを軸とした経営基盤の強化
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、持続的な成長を実現していくために、以下5点を対処すべき課題として認識しております。
① 既存事業の継続的な発展
当社グループは、持続的な成長を実現するには安定的な収益基盤を構築することが重要であると考えております。その根幹となる既存事業においては、現在の事業領域で継続的な収益を確保しつつ、派生事業の開発に取り組むことで収益構造の多様化を進めてまいります。また、長期的視点での成長を確実なものとするために、既存サービスの継続的な改善及び高付加価値化によって競争優位性を着実に高め、お客様との強固な関係の構築に取り組んでまいります。
② 主力事業への依存度の軽減
当社グループの営業利益の構成比は、人材派遣サービスと障がい者雇用支援サービスの主力2事業で84.8%を占めております。今後の事業を取り巻く環境の変化等により主力事業の売上が減少した場合には、業績に影響を与える可能性があることから、新たな収益の柱の構築が必要であると認識しております。具体的には、ロジスティクスアウトソーシングサービスをはじめとした既存事業のより一層の推進を図るとともに、市場拡大が期待できる自治体向けのBPOサービス領域や環境ビジネス領域など新たな事業領域での成長機会の獲得を目指してまいります。
③ DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
新型コロナウイルス感染症対策をきっかけとして私たちの生活や経済活動はオンラインを前提とした業務への移行が進んでいます。また、ダイバーシティ推進の側面からも、多様な働き方を支える環境構築には優れたITシステムの整備が必須となっています。こうした環境変化に対応するため、当社グループでは、DXに対応したITやデジタル技術、蓄積データの活用を推進することで、業務の効率化、生産性の向上、営業力の強化を図り、より一層の競争力向上を実現してまいります。
④ 社会感度の高い人材の採用・育成
「社員の成長が会社の成長につながる」という方針のもと、当社グループのビジョンに共鳴する優秀な人材を採用し育成を続けることが重要であると考えております。ソーシャルビジネスの推進に必要な資質、具体的には社会変化や課題を敏感に察知し、主体的に解決に取り組むことのできる人材の採用を積極的に進めるとともに、若手リーダーの育成にも注力してまいります。
⑤ ダイバーシティの推進
当社グループは、多様な人材が長期的に活躍できる環境を構築することが企業の競争力を高める上で重要であると考えております。全ての従業員が長く安心して働くことができるように、新卒育成プログラムに基づくジョブローテーションの実施やキャリアチャレンジ制度など退職抑制のための取り組み、従業員持株会の奨励金100%付与(積立金額に対して同額の奨励金を会社から支給)、ブーメラン制度(退職した従業員の出戻り制度)の活用など、環境整備に注力しております。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を、慎重に検討した上で行われる必要があります。また、以下の記載は当社の事業もしくは当社株式への投資リスクを完全に網羅するものではありませんので、その点ご注意ください。
なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 事業の許認可について
当社グループの人材派遣サービスは、労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)に基づく労働者派遣事業として厚生労働大臣の許可を受けています。労働者派遣法は、労働者派遣事業の適正な運営を確保するために、派遣事業を行う事業主が、派遣元事業主としての欠格事由に該当したり、労働者派遣法もしくは職業安定法の規定またはこれらの規定に基づく命令処分に違反したりする場合には、事業の許可を取り消され、または事業の全部もしくは一部の停止を命じられる旨を定めております。本許可には有効期限があり、株式会社エスプールヒューマンソリューションズの労働者派遣事業許可の有効期限は2027年11月30日となっております。株式会社エスプールヒューマンソリューションズでは担当部署を配置して本許可の円滑な更新に努めるとともに、日々の業務における法令遵守のための社内フローの整備や、その遵守状況のチェック体制を整えて法令リスク管理に努めております。
本書提出日現在、本許可が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、万一、将来何らかの理由により法令違反に該当し、労働者派遣事業の許可取り消しや当該業務の全部または一部の停止の命令を受けた場合や許可の有効期間満了後に許可が更新されない場合には、労働者派遣事業を営むことができず、当社グループの事業運営に重大な影響を与える可能性があります。
また、職業安定法に基づく有料職業紹介についても労働者派遣法と同様の取り扱いがあり、有料職業紹介事業者としての欠格事由に該当したり、当該許可の取消事由に該当したりした場合には、事業の許可を取り消され、または事業の全部もしくは一部の停止を命じられる旨を定めております。本許可には有効期限があり、株式会社エスプールヒューマンソリューションズの有料職業紹介事業許可の有効期限は2027年11月30日、株式会社エスプールプラスの有料職業紹介事業許可の有効期限は2026年4月30日となっております。当社グループでは、許可を取得している会社ごとに担当部署を配置して本許可の円滑な更新に努めるとともに、日々の業務における法令遵守のための社内フローの整備や、その遵守状況のチェック体制を整えて法令リスク管理に努めております。
本書提出日現在、本許可が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、万一、将来何らかの理由により法令違反に該当し、事業許可取り消しや当該業務の全部または一部の停止の命令を受けた場合や許可の有効期間満了後に許可が更新されない場合には、有料職業紹介事業を営むことができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
② 法的規制について
当社グループの行う事業に適用のある労働基準法、労働安全衛生法、労働者派遣法、職業安定法、労働者災害補償保険法、健康保険法及び厚生年金保険法、個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)その他関連法令は、労働市場を取り巻く社会情勢の変化に応じて今後も改正、解釈の変更等が想定されます。今後何らかの制度変更が行われた場合、当社グループが行う事業についても、影響を受ける可能性があります。
③ 社会保険・雇用保険について
当社グループは、業務実施にあたる派遣スタッフについて、健康保険法、厚生年金保険法の範囲内で当社グループにて定めた運用方針に基づき、契約形態及び勤務実績に応じて、社会保険(健康保険及び厚生年金保険)や雇用保険に加入させる取り扱いを行っております。
当社グループでは関係法令を遵守しておりますが、今後関係法令やその解釈の変更が行われた場合並びに所轄官庁の判断により指摘を受けた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
また、今後、関連法令の改正や社会情勢の変化等により、当社グループの社会保険負担額や雇用保険負担額が増加する可能性があり、この場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 障害者雇用促進法について
当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスは、障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律)が規定する企業の障がい者の雇用義務に係るソリューションを提供するものであります。障害者雇用促進法が規定する障がい者の雇用に関する法定雇用率は2021年3月に2.3%に引き上がりましたが、その後も継続的に見直しがなされることとなっております。今後の法改正によって雇用義務が緩和されたり、雇用義務そのものがなくなったりした場合には、当社グループの事業運営に重大な影響を与える可能性があります。
⑤ 障がい者雇用支援サービスのビジネスモデルについて
当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスは、知的障がい者の就労機会の創出と経済的自立の支援を目指して当社グループが独自に開発したビジネスモデルであります。そのため、当社グループでは事業主管部門と法務部門が連携し、関連諸法規の遵守に万全の態勢で臨んでおりますが、法律の改正、新たな規制、行政指導等によって事業活動が制限される可能性があります。
また、当社グループでは社会課題の解決という高い理念のもとに、法令違反等が生じないよう細心の注意を払って事業活動を行っておりますが、競合他社の模倣等により何らかの理由で当社グループのビジネスモデルの評判が損なわれる可能性、または、当社グループに対する好ましくない風評が立つ可能性があります。
これらの場合には、計画どおりに事業運営を行うことができず、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。
⑥ 障がい者雇用支援サービスの運営する農園について
当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスにおいては、障がい者を雇用しようとする企業向けの貸農園を運営しております。農園には屋外型と屋内型の2種類があり、外注する工事の発注や進捗管理を担当する専門部署を配置すること等により設備の構築・保守には万全を期して運営しておりますが、台風や地震などの災害や、人為的なミス、事故、設備上の問題、または第三者による不法行為、その他運営上のトラブル等が発生した場合、これらに起因して農園の運営に支障が出る可能性があります。
その場合、信頼性や企業イメージが低下して顧客の維持・獲得が困難になり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
また、障がい者雇用支援サービスの成長のためには、運営する企業向け貸農園の新規開設が必要不可欠であります。しかしながら、社内外の要因により企業向け貸農園に適した土地や建物の確保が計画通りに進まない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑦ 個人情報の管理について
当社グループは、事業を行う上で、派遣スタッフ等の個人情報を保有しており、基幹業務システムにて一括管理しております。そしてこれらの個人情報の取り扱いについては、個人情報の保護に関する規程を定め、万全の管理体制を施しており、個人情報保護法その他関連法令の遵守に努めております。また、不正アクセス、破壊及び改ざんに対して、基幹業務システムのセキュリティ投資を積極的に行い、厳正な対策を講じております。
また、当社グループの各事業に従事する社員や、派遣先のコールセンター等で就業する派遣スタッフは、顧客管理下の個人情報や営業機密に触れる機会があります。当社グループでは、顧客の営業機密管理及び漏洩防止のため、全ての社員・派遣スタッフに対して、採用時に守秘義務に関する誓約書を取り付けるほか、集合研修やオンライン研修を通じて定期的に教育・研修を行い、情報の取り扱いの重要性の啓蒙に努めております。
以上のような対策を講じても、個人情報の漏洩や不正使用などの事態が生じた場合、当社グループのイメージの悪化等により、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。
⑧ 新規事業及び新規サービスの立ち上げについて
当社グループでは、中期的な事業方針として環境変化に強い、バランスの取れたポートフォリオ経営の推進を掲げており、今後も環境の変化に応じて柔軟に新規事業や新規サービスを展開して行く所存です。新規事業や新規サービスの展開にあたっては、事前に環境分析や市場分析等を慎重に行ったうえで事業化することとしておりますが、事業着手後、必ずしも計画通りに進むとは限らず、また、予期せぬ事象の発生等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑨ 事業投資について
当社グループは、環境変化に対応するために、同業または関連する事業分野の企業または事業の買収や投資を積極的に検討・実行しております。企業買収や事業投資の際には、事前のデューデリジェンス等により経営状況や市場動向を調査した上で慎重に進めるとともに、当社グループに合流した後においても、既存の子会社と同様にグループ間の情報共有や既存営業網の共有等を通じて業績を向上させていくよう努めております。しかしながら、社内外の要因により必ずしも見込みどおりに進むとは限らず、買収資産の毀損や収益性の低下によって、のれんや固定資産の減損、関係会社株式評価損等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑩ 大規模な自然災害及び感染症等の影響について
当社グループは、全国に事業拠点を有しており、自然災害や新型感染症等が発生した場合、事業活動に支障が生じる可能性があります。新型コロナウイルス感染症に関しては、ワクチン接種の普及やウイルス変異による重症化リスクの減少等によりその影響は軽減されており、今後については社会経済活動の正常化が進むことが見込まれていますが、感染収束の動向や、経済情勢に与える影響の度合いによっては、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
また、障がい者雇用支援サービスにおいて運営する貸農園設備について、台風や地震、大雪や豪雨、竜巻等の自然災害による被害が生じ、長期にわたり農園の稼働が困難になった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑪ 情報システム障害について
当社グループでは、全国の事業拠点での運営を円滑に行うため、事業管理活動の多くをコンピュータシステム及びネットワーク網に依存しております。当社グループでは、コンピュータシステムの障害に備えるため、バックアップサーバーの設置を行っております。また地震等の災害に備えるため、外部のデータセンターに運営を委託しております。しかしながら、予期せぬトラブル等によりコンピュータシステムが停止した場合、あるいは、ネットワーク網に障害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
また、今後も情報システム投資を積極的に行い、コンピュータシステム及びネットワーク網の安定稼働強化を図っていく計画ですが、これらの投資が収益拡大に直結するとは限らず、投資に見合った利益を上げられない場合、投資資金を回収できない可能性もあります。
⑫ 人材の確保について
当社グループが今後も継続的に成長していくためには優秀な社員や派遣スタッフの確保・育成が重要な要素になります。採用活動においては独自の採用イベントやインターンシップの実施、複数キャリアコースの設定等様々な施策を導入し、派遣スタッフの募集においては募集拠点の増設やWEB面接システムの導入など、採用方法の多様化を推進しています。また、従業員の育成・定着のために階層別研修やジョブローテーションの実施、健康経営の推進等様々な施策を講じています。しかしながら、これら諸施策が十分な効果が得られずに、計画通りに人材の確保・育成が進まない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による行動制限の緩和を受け、経済活動が正常化に向かう兆しがあるものの、ウクライナ情勢等の影響から世界的なエネルギー供給不足を原因とする物価の上昇が強まっており、依然として先行きは不透明な状況にあります。
そのような中、当社グループは、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進したことにより、外部環境変動のリスクを最小限に抑え、売上、営業利益、経常利益がいずれも過去最高を更新しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券評価損の計上等により減益となりました。
事業別では、ビジネスソリューション事業において、主力の障がい者雇用支援サービスが、設備販売、管理収入ともに順調な伸びとなり、グループ業績をけん引しました。また、新規事業も好調な立ち上がりを見せており、新たな収益の柱として貢献するまでに成長しました。環境支援サービスについては、コンサルティング業務が大きく伸びたほか、広域行政のBPOサービスにおいては、計画を上回るペースで拠点開設を進め、大幅な増収増益となりました。
一方、人材アウトソーシングサービスについては長らく増収基調が続いていましたが、当連結会計年度は、コールセンター業務のスポット案件が第3四半期以降大きく縮小しており、売上が伸び悩む結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は26,650百万円(前連結会計年度比7.2%増)、営業利益は3,091百万円(前連結会計年度比15.9%増)、経常利益は3,118百万円(前連結会計年度比16.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,809百万円(前連結会計年度比3.8%減)となりました。
当連結会計年度のセグメント業績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。
(ビジネスソリューション事業)
[事業概要]
ビジネスソリューション事業では、シニアや障がい者など潜在労働力の活用を支援するサービスや、企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスを提供しています。前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者の就労に適した農園を企業に貸し出し、主に知的障がい者の採用・教育から定着化までを支援するサービスを行っています。株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるサービスを提供しています。
後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを行っています。株式会社エスプールリンクでは、アルバイトやパートの求人応募の受付を代行する採用支援サービスを提供しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。ブルードットグリーン株式会社は、CO2の排出量算出や環境情報の開示に関するコンサルティング、カーボンオフセット仲介など環境経営の支援に関するサービスを提供しています。また、2021年12月に新設した株式会社エスプールグローカルでは、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを行っています。
[当連結会計年度の経営成績]
主力事業である障がい者雇用支援サービスにおいては、企業の障がい者雇用に対する意識がESG経営の浸透に伴い一段と高まっており、営業活動が好調に推移しました。その結果、設備販売が期初計画を大きく上回り、ストック収入となる管理料も順調な伸びとなりました。ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、低採算案件の整理等により収益の安定化が進んでおり復調の兆しが見えてきました。環境経営支援サービスにおいては、コンサルティング業務が大きく伸びたことで大幅な増収増益となりました。CDPの回答支援業務が前期から倍増となったほか、新たに開始したTCFD提言に沿った情報開示の支援業務も大きな伸びとなりました。広域行政BPOサービスについては、自治体からの引き合いが非常に強く、計画を上回るペースで拠点開設を進めることができました。オンライン窓口の導入も急ピッチで進んでおり、約半年で30の自治体に導入するに至りました。一方、採用支援サービスにおいては、新型コロナウイルスの感染が再拡大するたびに飲食業を中心に採用が抑制されることとなり、減収減益となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は10,202百万円(前連結会計年度比32.6%増)、営業利益は2,921百万円(前連結会計年度比37.7%増)となりました。
(人材ソリューション事業)
[事業概要]
人材ソリューション事業は、人材派遣サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供するサービスで、コールセンター等のオフィスサポート業務とスマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務に関する人材サービスを展開しています。サービスの特徴は、フィールドコンサルタント(FC)と呼ばれる同社の従業員と派遣スタッフをチームで派遣する「グループ型派遣」の形態を採用している点になります。派遣先に常駐するFCが派遣スタッフを現場で手厚くフォローすることで、未経験者を短期間で育成できるだけでなく定着率の向上にもつながり、顧客満足度の向上とシェア拡大につながっています。
[当連結会計年度の経営成績]
主力のコールセンター業務については、新型コロナウイルス感染症対策に関連したスポット業務が縮小となる一方で、新たな案件の獲得が遅れており売上が伸び悩む結果となりました。また、販売支援業務についても、一部の業務において再開の兆しが見えてきたものの、通信キャリア関連の人材ニーズが弱く本格的な需要回復には至りませんでした。その一方で、売上減に対応するため支店の統廃合や人員体制の見直しなど販売費及び一般管理費の削減に取り組みましたが、その本格的な効果は来期以降になる見込みで当期については限定的となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は16,577百万円(前連結会計年度比3.8%減)、営業利益は1,669百万円(前連結会計年度比12.7%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物は725百万円減少し、3,212百万円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比666百万円増加の2,862百万円の収入(前連結会計年度は2,195百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度と比較し268百万円増加して2,908百万円であったのに加え、減価償却費が868百万円、未払費用の減少が136百万円、及び法人税等の支払額が787百万円あったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比336百万円増加の2,850百万円の支出(前連結会計年度は2,514百万円の支出)となりました。これは、主に株式会社エスプールプラスの新農園建設等による有形固定資産の取得による支出2,763百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、737百万円の支出(前連結会計年度は1,742百万円の収入)となりました。収入及び支出の内訳は、長期借入金の返済による支出228百万円、配当金の支払額472百万円です。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a)生産実績
当社グループは、主に人材派遣・業務請負を中心とした人材関連アウトソーシング事業を行っており、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載しておりません。
(b)受注実績
生産実績と同様の理由により、記載しておりません。
(c)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりとなります。
|
セグメントの名称 |
販売高(百万円) |
前連結会計年度比(%) |
|
ビジネスソリューション事業 |
10,202 |
132.6 |
|
人材ソリューション事業 |
16,577 |
96.2 |
|
調整額 |
△128 |
- |
|
合計 |
26,650 |
107.2 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
|
相手先 |
前連結会計年度 (2020年12月1日から 2021年11月30日まで) |
当連結会計年度 (2021年12月1日から 2022年11月30日まで) |
||
|
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
|
㈱ベルシステム24 |
3,213 |
12.9 |
2,710 |
10.2 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
本項の全ての財務情報は、本書に記載している連結財務諸表及び財務諸表に基づいております。また、本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
② 財政状態
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末から660百万円減少し、7,056百万円となりました。業容拡大及び設備投資を実施したため、現金及び預金が725百万円減少しております。また、ビジネスソリューション事業を中心とした継続的な売上の増加に伴い、売上債権が29百万円増加しております。
当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末から2,370百万円増加し、9,973百万円となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が2,490百万円増加しました。また、ビジネスソリューション事業の拡大に対応するため、株式会社エスプールプラス及び株式会社エスプールグローカルの新拠点開設により敷金及び保証金が110百万円増加しました。一方、出資先の超過収益力が減少したと判断されたことによる減損処理の結果、投資有価証券が198百万円減少しております。
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末から208百万円増加し、7,176百万円となりました。新規事業を含む業容拡大に伴い、買掛金が42百万円、未払金が279百万円、それぞれ増加しております。一方、未払給与を含む未払費用が136百万円減少しております。
当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末から178百万円増加し、2,424百万円となりました。借入金の返済により長期借入金が228百万円減少しております。一方、農園の新規建設等により資産除去債務が389百万円増加しております。
当連結会計年度末の純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益により1,809百万円増加し、一方、第22期期末配当により474百万円減少し、7,429百万円となりました。また、有利子負債自己資本比率は63.3%でありました。
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
自己資本比率 |
39.7% |
43.7% |
|
有利子負債自己資本比率 |
81.4% |
63.3% |
③ 経営成績
当連結会計年度における売上高は26,650百万円(前連結会計年度比1,788百万円増)、売上総利益は8,741百万円(前連結会計年度比1,210百万円増)、販売費及び一般管理費は5,649百万円(前連結会計年度比786百万円増)、営業利益は3,091百万円(前連結会計年度比423百万円増)、経常利益は3,118百万円(前連結会計年度比445百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,809百万円(前連結会計年度比71百万円減)となっております。
イ 売上高
事業別の外部顧客に対する売上高の増減は以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度(百万円) |
構成比(%) |
当連結会計年度(百万円) |
構成比(%) |
増減 (百万円) |
前連結会計年度比(%) |
|
ビジネスソリューション事業 |
7,663 |
30.8 |
10,145 |
38.1 |
2,481 |
132.4 |
|
人材ソリューション事業 |
17,199 |
69.2 |
16,505 |
61.9 |
△693 |
96.0 |
|
合計 |
24,862 |
100.0 |
26,650 |
100.0 |
1,788 |
107.2 |
事業別でみると、ビジネスソリューション事業が10期連続で前連結会計年度比二桁成長を達成しました。人材ソリューション事業は、前連結会計年度比4.0%減少となり、減収減益となりました。
ビジネスソリューション事業では、主力の障がい者雇用支援サービスは、新農園の建設が順調に進み、増収に大きく貢献しました。また、2021年6月に事業を開始した広域行政BPOサービスが、急成長して計画を大きく上回りました。その結果、ビジネスソリューション事業全体では32.4%の増収となりました。障がい者雇用支援サービスでは、既存農園の増設の他に新たに7農園を開設して1,316区画の設備を販売し、参画企業は35社増加して512社となりました。当連結会計年度末での稼働農園数は37農園、管理区画数は6,211区画、農園で働く障がい者の人数は3,100名を超え、事業開始以来の雇用定着率は92%を維持しております。
一方、人材ソリューション事業は、コールセンター業務のスポット案件の縮小により、下期に売上が大きく減少しました。また、販売支援業務も需要の回復が追いつかず、苦戦を強いられる結果となりました。これらにより、人材ソリューション事業全体では4.0%の減収となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比1,788百万円増の26,650百万円と増収を達成することができました。
ロ 売上総利益
売上総利益率は、前連結会計年度から2.5ポイント増加して32.8%となりました。ビジネスソリューション事業においては、相対的に利益率の高い障がい者雇用支援サービス及び環境経営支援サービスの売上高が増加したことに加え、新規事業である広域行政BPOサービスの高い利益率が貢献し、売上高総利益率は前連結会計年度から1.2ポイント増加しております。一方、人材ソリューション事業においては、売上減に対応するためコスト削減に努めましたが力及ばず、売上高総利益率が前連結会計年度から0.2ポイント減少しております。
ハ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度から786百万円増加し、5,649百万円となりました。主な費目別の内訳は以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (百万円) |
売上に対する比率(%) |
当連結会計年度 (百万円) |
売上に対する比率(%) |
前連結会計年度比 (%) |
|
人件費 |
2,786 |
11.2 |
3,099 |
11.6 |
111.2 |
|
地代家賃 |
436 |
1.8 |
535 |
2.0 |
122.5 |
|
減価償却費 |
75 |
0.3 |
95 |
0.4 |
126.7 |
|
登録スタッフ募集費 |
300 |
1.2 |
316 |
1.2 |
105.2 |
|
その他 |
1,262 |
5.1 |
1,602 |
6.0 |
126.9 |
|
合計 |
4,862 |
19.6 |
5,649 |
21.2 |
116.2 |
前連結会計年度と比較して、販売費及び一般管理費は786百万円増加しておりますが、その主な要因は、事業拡大に向けた人員の積極的な採用であります。人件費の増加だけで312百万円と増加額の約4割を占めます。その他、事業の拡大に伴った拠点の拡大移転・新設により地代家賃及び賃借料が増加しております。事業別の販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (百万円) |
当連結会計年度 (百万円) |
前連結会計年度比 (%) |
|
ビジネスソリューション事業 |
1,912 |
2,548 |
133.2 |
|
人材ソリューション事業 |
1,652 |
1,722 |
104.2 |
|
調整額 |
1,296 |
1,377 |
106.2 |
|
合計 |
4,862 |
5,649 |
116.2 |
以上の結果、営業利益は前連結会計年度比423百万円増の3,091百万円となりました。
ニ 営業外損益等
営業外損益項目では、採用支援サービス及び広域行政BPOサービスに係る助成金57百万円を営業外収益に計上しており、経常利益は前連結会計年度比445百万円増の3,118百万円となりました。また、投資有価証券売却益30百万円を特別利益に、固定資産除却損47百万円及び投資有価証券評価損193百万円を特別損失に計上しており、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比71百万円減の1,809百万円となりました。
ホ 次期の見通し
今後のわが国経済の見通しについては、新型コロナウイルス感染症による影響は、ワクチン接種の普及やウイルス変異による重症化リスクの減少等により、社会経済活動の更なる正常化が見込まれるものの、世界的なインフレに伴う金融引き締めや資源価格の高止まり、長期的な円安も重なり、景気の先行きについては予断を許さぬ状況となっています。
このような環境の中で、当社グループは中長期的な視点のもと、①「環境変化に合わせた既存事業の継続的な発展」、②「次の10年を見据えた新たな成長機会の獲得」、③「ESGを軸とした経営基盤の強化」に取り組み、持続的な成長を実現してまいります。
① 環境変化に合わせた既存事業の継続的な発展
人材アウトソーシングサービスにおいては、コールセンター業務の売上回復を最優先に取り組んでまいります。レギュラー案件の積み上げを図っていくとともに、新規出店も人材需要の強い地方から再開してまいります。好調が続く障がい者雇用支援サービスについては、企業向けの貸し農園サービスが引き続き事業の中心となりますが、中長期的な成長を視野に新サービスの開発にも取り組んでまいります。
② 次の10年を見据えた新たな成長機会の獲得
市場成長が見込まれる環境ビジネス及びBPOビジネスの領域を重点注力分野に据え、新事業の開発に取り組んでまいります。環境経営支援サービスについては、コンサルティングサービスのメニュー拡充を図るとともに、企業のCO2削減を支援する脱炭素化技術や環境技術のシェアリングプログラムの開発を進めてまいります。広域行政BPOサービスでは、全国50拠点体制の早期実現を目指してセンターの開設を加速してまいります。
③ ESGを軸とした経営基盤の強化
環境面においては、事業活動を通じた環境課題の解決に貢献するだけでなく、自らの環境負荷の軽減にも取り組んでまいります。社会面については、企業理念の実現に向けて、社会変化や課題を敏感に察知し主体的に解決に取り組むことのできる人材の採用・育成に特に注力してまいります。ガバナンス面では、高い経営の透明性と適切な情報開示を継続してまいります。
④ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローは2,862百万円の収入(前連結会計年度は2,195百万円の収入)となりました。税金等調整前当期純利益が前連結会計年度に比べて268百万円増加して2,908百万円になったことに加え、減価償却費が868百万円、未払費用の減少が136百万円、及び法人税等の支払額が787百万円発生した結果、営業キャッシュ・フローの収入は前連結会計年度に比べて666百万円増加することとなりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは2,850百万円の支出(前連結会計年度は2,514百万円の支出)となりました。これは、拡大が続く障がい者雇用支援サービスを中心に、積極的に実施した設備投資等に伴う有形固定資産の取得による支出2,763百万円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは737百万円の支出(前連結会計年度は1,742百万円の収入)となりました。これは、配当金の支払472百万円を実施したことに加え、長期借入金228百万円を返済したことによるものです。その結果、有利子負債残高は前連結会計年度末比で239百万円減少し、4,705百万円となりました。
当連結会計年度末時点での現金及び現金同等物の残高は3,212百万円であります。今後も、障がい者雇用支援サービスを中心として当連結会計年度以上の投資を予定しております。中期的には現状の利益率が維持できれば、営業キャッシュ・フローの収入によって投資活動によるキャッシュ・フローによる支出を賄えるものと考えておりますが、短期的には営業活動によるキャッシュ・フローの収入が投資活動によるキャッシュ・フローの支出を下回ることもあるものと思われます。しかし、コミットメントライン契約の借入未実行残高も含め、本報告書提出日現在ではこの投資活動を含めた事業遂行に必要な流動性が確保されていると考えております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、事業投資資金と経常運転資金の2つであります。事業投資資金には、障がい者雇用支援サービスのための農園建設資金、事業買収に係る資金、拠点開設や移転・増床のための資金及びサーバーやソフトウエア等のIT関連投資資金があります。これらのうち、前者の事業投資資金については、営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金及び長期借入金による調達を基本とし、状況に応じて銀行からの短期借入金にて対応する等柔軟な調達を行っております。一方、後者の経常運転資金については、自己資金を基本としつつ必要に応じて銀行からの短期借入金により調達しております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は4,705百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,212百万円となっております。
株主還元につきましては、事業投資資金(成長投資)及び経常運転資金(手許現金)を優先させた上で、2025年11月期までに連結配当性向を30%以上とすることを目標に、安定的な株主還元に努めてまいります。
⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために収益性を重視しております。その指標としましては、連結売上高営業利益率10%以上の継続的な維持を目指しています。
当連結会計年度における売上高営業利益率は、前連結会計年度から0.9ポイント改善して11.6%であり、引き続き当該指標の維持・改善に邁進していく所存でございます。
また、中期経営計画(2020年12月~2025年11月)においては、2025年11月期に売上高41,000百万円、営業利益5,000百万円を計上することを数値計画として掲げております。3年目にあたる2023年11月期の目標値は、売上高28,288百万円、営業利益3,620百万円であります。
(子会社株式の追加取得)
当社は、2022年4月14日開催の取締役会において、当社連結子会社であるブルードットグリーン株式会社の発行済株式を追加取得して同社を完全子会社化することを決議し、2022年4月28日付で同社株式を取得しております。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (企業結合等関係)」に記載しております。
(1)提出会社
|
(2022年11月30日現在) |
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
|||||
|
建物 |
構築物 |
車両 運搬具 |
工具、器具及び備品 |
ソフト ウエア |
合計 |
||||
|
本社 (東京都千代田区) |
- |
事務所 営業設備 |
10 |
- |
1 |
23 |
0 |
36 |
84 〔10〕 (14) |
|
その他センター等 |
ビジネスソ リューション 事業 |
事務所 コール センター |
251 |
0 |
0 |
70 |
23 |
344 |
- 〔-〕 (-) |
|
その他支店等 |
人材ソリューション事業 |
事務所 営業設備 |
14 |
- |
- |
5 |
- |
20 |
- 〔-〕 (-) |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数であり、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.現在休止中の設備はありません。
4.上記その他支店等には、当社連結子会社が使用している当社保有資産を含んでおります。
5.上記のほか、連結会社以外からの主な賃借設備として、以下のものがあります。
|
(2022年11月30日現在) |
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
年間賃借料 (単位:百万円) |
|
本社 (東京都千代田区) |
- |
事務所 営業設備 |
66 |
(2)国内子会社
|
(2022年11月30日現在) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
||||||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
構築物 |
車両運搬具 |
その他有形固定資産 |
ソフトウエア |
合計 |
|||||
|
㈱エスプールプラス |
市原ファーム (千葉県 市原市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
1 |
95 |
- |
0 |
- |
96 |
2 〔-〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
市原第二 ファーム (千葉県 市原市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
9 |
99 |
- |
0 |
- |
108 |
- 〔1〕 (1) |
|
㈱エスプールプラス |
市川ファーム (千葉県 市川市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
291 |
23 |
0 |
- |
314 |
1 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
茂原ファーム (千葉県 茂原市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
55 (6,636) |
7 |
35 |
4 |
0 |
- |
103 |
2 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
茂原第二 ファーム (千葉県 茂原市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
3 |
101 |
- |
0 |
- |
104 |
2 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
千葉わかば ファーム (千葉県 千葉市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
1 |
93 |
5 |
0 |
- |
100 |
1 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
千葉わかば 第二ファーム (千葉県 千葉市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
124 |
1 |
0 |
- |
126 |
2 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
船橋ファーム(千葉県 船橋市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
0 |
105 |
0 |
0 |
- |
107 |
2 〔1〕 (2) |
|
㈱エスプールプラス |
船橋第二 ファーム (千葉県 船橋市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
180 |
5 |
0 |
- |
185 |
1 〔-〕 (2) |
|
㈱エスプールプラス |
船橋第三 ファーム (千葉県 船橋市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
175 |
6 |
0 |
- |
182 |
3 〔-〕 (2) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち豊明 ファーム (愛知県 豊明市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
0 |
144 |
6 |
0 |
- |
151 |
1 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち春日井 ファーム (愛知県 春日井市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
146 |
2 |
0 |
- |
149 |
1 〔-〕 (3) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
||||||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
構築物 |
車両運搬具 |
その他有形固定資産 |
ソフトウエア |
合計 |
|||||
|
㈱エスプールプラス |
あいち小牧 ファーム (愛知県 小牧市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
183 |
6 |
0 |
- |
190 |
2 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち小牧 第二ファーム (愛知県 小牧市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
280 |
32 |
0 |
- |
313 |
1 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち長久手 ファーム (愛知県 長久手市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
267 |
17 |
0 |
- |
285 |
- 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち東海 ファーム (愛知県 東海市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
194 |
1 |
0 |
- |
195 |
5 〔3〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
愛知みよし ファーム (愛知県 みよし市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
134 |
2 |
0 |
- |
137 |
2 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
あいち名古屋 ファーム (愛知県 名古屋市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
250 |
- |
- |
0 |
- |
251 |
3 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
横浜ファーム (神奈川県 横浜市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
472 |
- |
- |
2 |
- |
475 |
2 〔-〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
柏ファーム (千葉県 柏市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
0 |
107 |
1 |
0 |
- |
108 |
2 〔-〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
柏第二 ファーム (千葉県 柏市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
0 |
106 |
5 |
0 |
- |
111 |
1 〔2〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
柏第三 ファーム (千葉県 柏市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
212 |
12 |
0 |
- |
224 |
1 〔-〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
ちば花見川 ファーム (千葉県 千葉市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
0 |
103 |
2 |
0 |
- |
106 |
1 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
松戸ファーム (千葉県 松戸市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
97 |
0 |
0 |
- |
97 |
2 〔-〕 (3) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
||||||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
構築物 |
車両運搬具 |
その他有形固定資産 |
ソフトウエア |
合計 |
|||||
|
㈱エスプールプラス |
ちば八千代 ファーム (千葉県 八千代市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
205 |
2 |
0 |
- |
208 |
1 〔1〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま浦和 ファーム (埼玉県 さいたま市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
276 |
26 |
0 |
- |
303 |
2 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま越谷 ファーム (埼玉県 越谷市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
254 |
12 |
0 |
- |
267 |
1 〔2〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま越谷 第二ファーム (埼玉県 越谷市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
297 |
34 |
0 |
- |
332 |
- 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま岩槻 ファーム (埼玉県 岩槻市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
336 |
11 |
0 |
- |
348 |
1 〔-〕 (5) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま川越 ファーム (埼玉県 川越市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
201 |
7 |
0 |
- |
209 |
- 〔2〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
さいたま川越 第二ファーム (埼玉県 川越市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
275 |
22 |
0 |
- |
299 |
1 〔-〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
東京イースト ファーム (東京都 葛飾区) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
178 |
- |
- |
1 |
- |
180 |
- 〔1〕 (2) |
|
㈱エスプールプラス |
東京板橋 ファーム (東京都 板橋区) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
301 |
- |
- |
1 |
- |
303 |
2 〔-〕 (4) |
|
㈱エスプールプラス |
東京板橋第二 ファーム (東京都 板橋区) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
261 |
- |
- |
1 |
- |
263 |
1 〔1〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
おおさか摂津 ファーム (大阪府 摂津市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
237 |
- |
- |
1 |
- |
238 |
1 〔3〕 (3) |
|
㈱エスプールプラス |
おおさか枚方 ファーム (大阪府 枚方市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
288 |
17 |
0 |
- |
305 |
1 〔2〕 (3) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
||||||
|
土地 (面積㎡) |
建物 |
構築物 |
車両運搬具 |
その他有形固定資産 |
ソフトウエア |
合計 |
|||||
|
㈱エスプールプラス |
大阪ファーム (大阪府 大阪市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
356 |
- |
- |
2 |
- |
358 |
- 〔-〕 (2) |
|
㈱エスプールプラス |
大東ファーム (大阪府 大東市) |
ビジネスソリューション事業 |
農園 |
- |
- |
- |
33 |
- |
- |
33 |
- 〔-〕 (-) |
|
㈱エスプールロジスティクス |
品川センター (東京都 港区) |
ビジネスソリューション事業 |
物流 設備 |
- |
84 |
- |
- |
46 |
1 |
132 |
37 〔7〕 (5) |
|
㈱エスプールヒューマンソリューションズ |
新宿本社 (東京都 新宿区) |
人材ソリューション事業 |
事務所 営業 設備 |
- |
15 |
- |
- |
5 |
27 |
48 |
108 〔21〕 (3) |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔外書〕は契約従業員数であり、(外書)は臨時雇用者の年間平均雇用者数であります。
3.現在休止中の設備はありません。
4.上記のほか、連結会社以外からの主な賃借設備として、以下のものがあります。
|
(2022年11月30日現在) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
年間賃借料 (単位:百万円) |
|
㈱エスプールセールスサポート |
秋葉原 (東京都千代田区) |
ビジネスソリューション事業 |
事務所 営業設備 |
120 |
|
㈱エスプールリンク |
||||
|
㈱エスプールグローカル |
||||
|
ブルードットグリーン㈱ |
||||
|
㈱エスプールヒューマンソリューションズ |
新宿本社 (東京都新宿区) |
人材ソリューション事業 |
事務所 営業設備 |
42 |
|
㈱エスプールロジスティクス |
品川センター (東京都港区) |
ビジネスソリューション事業 |
物流施設 |
108 |
|
㈱エスプールロジスティクス |
平和島共配センター (東京都大田区) |
ビジネスソリューション事業 |
物流施設 |
40 |
|
㈱エスプールロジスティクス |
つくばECセンター (茨城県つくば市) |
ビジネスソリューション事業 |
物流施設 |
36 |
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
250,800,000 |
|
計 |
250,800,000 |
|
種類 |
事業年度末現在発行数 (株) (2022年11月30日) |
提出日現在発行数(株) (2023年2月24日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 (プライム市場) |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)「提出日現在発行数」欄には、2023年2月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
2022年11月30日現在 |
|
年月日 |
発行済株式総数増減数 (株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
|
2017年12月1日~ 2018年2月28日 (注)1 |
2,700 |
3,156,100 |
1 |
368 |
1 |
218 |
|
2018年3月1日(注)2 |
12,624,400 |
15,780,500 |
- |
368 |
- |
218 |
|
2018年12月1日~ 2019年9月30日 (注)1 |
21,000 |
15,801,500 |
4 |
372 |
4 |
222 |
|
2019年10月1日(注)2 |
63,206,000 |
79,007,500 |
- |
372 |
- |
222 |
(注)1.新株予約権の行使による増加であります。
2.株式分割(1:5)によるものです。
|
|
|
|
|
|
|
|
2022年11月30日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数(単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注) 自己株式3,855株は、「個人その他」に38単元、「単元未満株式の状況」に55株を含めて記載しております。
|
|
|
2022年11月30日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON TREATY ACCOUNT 15.315 PCT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) |
50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK (東京都中央区日本橋3-11-1) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
AIB INTERNATIONAL CENTRE P.O.BOX 518 IFSC DUBLIN, IRELAND (東京都港区港南2-15-1) |
|
|
|
RBC ISB LUX NON RES/DOM RATE-UCITS CLIENTS ACCOUNT-MIG (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
14 PORTE DE FRANCE, ESCH-SUR-ALZETTE, LUXEMBOURG, L-4360 (東京都新宿区新宿6-27-30) |
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)1.2022年4月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、アセットマネジメントOne株式会社が2022年4月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年11月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
アセットマネジメントOne株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 |
4,329,600 |
5.48 |
2.2022年6月1日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピーが2022年5月27日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年11月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピー |
ロンドン セント・ジェームスズ・ストリート 31-32 |
4,287,300 |
5.43 |
3.2022年9月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及びその共同保有者である日興アセットマネジメント株式会社が2022年9月15日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年11月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
3,951,900 |
5.00 |
|
日興アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区赤坂九丁目7番1号 |
1,734,000 |
2.19 |
|
計 |
- |
5,685,900 |
7.20 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2021年11月30日) |
当連結会計年度 (2022年11月30日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形及び売掛金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物及び構築物(純額) |
|
|
|
車両運搬具 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
車両運搬具(純額) |
|
|
|
土地 |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
その他(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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その他 |
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無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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敷金及び保証金 |
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繰延税金資産 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2021年11月30日) |
当連結会計年度 (2022年11月30日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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未払費用 |
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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長期借入金 |
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繰延税金負債 |
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資産除去債務 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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その他の包括利益累計額 |
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為替換算調整勘定 |
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その他の包括利益累計額合計 |
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非支配株主持分 |
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△ |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2020年12月1日 至 2021年11月30日) |
当連結会計年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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助成金収入 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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支払手数料 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除却損 |
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リース解約損 |
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投資有価証券評価損 |
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特別損失合計 |
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税金等調整前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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非支配株主に帰属する当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
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1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、アウトソーシング、人材派遣等の役務提供を主な事業としており、提供するサービスの特性から、報告セグメントを「ビジネスソリューション事業」、「人材ソリューション事業」の2つとしております。
「ビジネスソリューション事業」は、主に障がい者雇用支援サービス及び広域行政BPOサービス、ロジスティクスアウトソーシングサービス、環境経営支援サービスであります。その他、セールスプロモーション分野のアウトソーシングサービスや採用支援サービスも含まれております。
「人材ソリューション事業」は、人材派遣、人材紹介等、人材に係わるサービスを提供しており、主要な業務はオフィスサポート人材派遣事業と販売支援人材派遣事業であります。
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2021年11月30日) |
当事業年度 (2022年11月30日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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売掛金 |
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前払費用 |
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関係会社短期貸付金 |
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立替金 |
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未収入金 |
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貸倒引当金 |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物及び構築物 |
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工具、器具及び備品 |
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その他 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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その他 |
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|
無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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関係会社株式 |
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繰延税金資産 |
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敷金及び保証金 |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2021年11月30日) |
当事業年度 (2022年11月30日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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預り金 |
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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|
長期借入金 |
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|
|
その他 |
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|
固定負債合計 |
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|
負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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その他利益剰余金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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|
(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2020年12月1日 至 2021年11月30日) |
当事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益又は営業損失(△) |
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△ |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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支払手数料 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益 |
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特別利益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除却損 |
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投資有価証券評価損 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益 |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益 |
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