株式会社大和コンピューター

DAIWA COMPUTER CO., LTD.
高槻市若松町36番18号
証券コード:38160
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年10月30日

(1)連結経営指標等

回次

第43期

第44期

第45期

第46期

第47期

決算年月

2019年7月

2020年7月

2021年7月

2022年7月

2023年7月

売上高

(千円)

2,638,280

2,766,569

2,611,138

2,877,109

3,005,069

経常利益

(千円)

429,093

467,723

496,457

507,284

515,177

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

282,052

313,287

328,879

339,562

329,004

包括利益

(千円)

280,280

378,718

342,433

248,030

435,907

純資産額

(千円)

3,647,148

3,972,448

4,254,179

4,408,666

4,783,430

総資産額

(千円)

4,547,257

4,849,790

5,153,485

5,245,464

5,759,163

1株当たり純資産額

(円)

936.80

1,019.66

1,091.65

1,138.79

1,234.09

1株当たり当期純利益金額

(円)

72.34

80.44

84.41

87.46

84.92

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

80.2

81.9

82.5

84.0

83.1

自己資本利益率

(%)

8.0

8.2

8.0

7.8

7.2

株価収益率

(倍)

13.6

15.1

12.4

11.4

11.1

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

235,953

459,960

383,219

283,599

324,418

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

48,743

79,187

14,451

20,119

130,910

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

62,003

29,536

64,913

93,696

121,620

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,121,398

2,468,443

2,777,980

2,980,622

3,062,388

従業員数

(人)

176

178

183

190

196

 (注)1.2019年8月1日付で1株につき1.1株、2020年8月1日付で1株につき1.2株の割合で株式分割を行いましたが、第43期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額を算定しております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第46期の期首から適用しており、第46期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第43期

第44期

第45期

第46期

第47期

決算年月

2019年7月

2020年7月

2021年7月

2022年7月

2023年7月

売上高

(千円)

2,489,280

2,617,313

2,488,779

2,763,706

2,873,736

経常利益

(千円)

393,825

421,568

446,498

486,676

506,891

当期純利益

(千円)

257,571

281,753

294,770

324,709

328,340

資本金

(千円)

382,259

382,259

382,259

382,259

382,259

発行済株式総数

(千株)

2,992

3,291

3,949

3,949

3,949

純資産額

(千円)

3,617,297

3,911,062

4,158,684

4,298,318

4,672,418

総資産額

(千円)

4,482,754

4,761,826

5,027,962

5,121,600

5,555,388

1株当たり純資産額

(円)

929.13

1,003.90

1,067.15

1,110.29

1,205.45

1株当たり配当額

(円)

19.00

19.00

17.00

17.00

18.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益金額

(円)

66.06

72.35

75.65

83.63

84.74

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

80.7

82.1

82.7

83.9

84.1

自己資本利益率

(%)

7.3

7.5

7.3

7.7

7.3

株価収益率

(倍)

14.9

16.8

13.8

12.0

11.1

配当性向

(%)

21.8

21.9

22.5

20.3

21.2

従業員数

(人)

172

174

179

185

189

株主総利回り

(%)

118.4

147.4

129.4

126.3

121.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(91.4)

(89.6)

(116.3)

(121.6)

(149.6)

最高株価

(円)

1,920

2,515

1,530

1,133

1,146

最低株価

(円)

794

981

1,001

967

877

 (注)1.2019年8月1日付で1株につき1.1株、2020年8月1日付で1株につき1.2株の割合で株式分割を行いましたが、第43期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額を算定しております。

なお、発行済株式総数及び1株当たり配当額については、当該株式分割前の実際の株式数及び配当額を記載しております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第46期の期首から適用しており、第46期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4.最高・最低株価は、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。なお、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

2【沿革】

年月

事業内容

1977年6月

ソフトウェアの開発等を目的として㈱大和コンピューターを設立

1981年6月

東京都品川区に東京出張所開設

1988年1月

東京出張所を東京営業所へ改称

1991年7月

東京都港区に東京営業所移転

1997年6月

東京都港区に東京営業所高輪事務所を設置

1998年9月

東京営業所を東京本部へ改称

2000年6月

大阪市北区に大阪本部を設置

2000年6月

ソフトウェアの開発等を目的として大阪市北区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2000年6月

ソフトウェアの開発等を目的として東京都港区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2000年9月

東京本部新社屋完成(事務所移転)

2000年12月

ソフトウェアの開発等を目的として沖縄県那覇市にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2003年2月

CMM(注)コンサルティング事業開始

2006年4月

ソフトウェアの開発等を目的としてベトナムのホーチミン市にi and com. Co., Ltd.(100%子会社)を設立

2006年9月

㈱ジャスダック証券取引所に上場

2007年5月

アイ・アンド・コム㈱(大阪)及びアイ・アンド・コム㈱(東京)をアイ・アンド・コム㈱(沖縄)に合併

2009年1月

2010年4月

 

2010年8月

2011年1月

2011年2月

大阪市北区の大阪本部を閉鎖

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

SaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」の提供開始

i and com. Co., Ltd.の清算結了

フィットネス・コミュニケーションズ㈱の子会社化

2012年8月

子会社フィットネス・コミュニケーションズ㈱の商号を㈱フィット・コムに変更

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場

2015年4月

アイ・アンド・コム㈱(沖縄)を吸収合併

2017年2月

農作物の生産・加工・販売を目的として静岡県袋井市に㈱ルーツ(100%子会社)を設立

2018年8月

東京本部を東京本社に改称し、二本社制とする

2019年5月

CMMI V2.0 成熟度レベル5達成

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

2023年4月

浅小井農園㈱の子会社化

 (注)CMM(Capability Maturity Model)

 1991年、米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を評価・判定するモデルです。

3【事業の内容】

     当社グループは、当社及び連結子会社3社により構成されており、情報システムの構築・稼働までを事業領域とする「ソフトウェア開発関連事業」と、SaaS型ソフトウェアサービス等を事業領域とする「サービスインテグレーション事業」を主な事業としております。

    従って、当社グループは、「ソフトウェア開発関連事業」及び「サービスインテグレーション事業」を報告セグメントとしております。

    具体的な事業の内容は、以下のとおりであります。

 

   (1)ソフトウェア開発関連事業

       顧客より請け負った受託開発業務を中心に、システム/ソフトウェアの設計・開発・導入、保守などのサービスを提供すること、及びソフトウェア開発プロセスの改善・CMMI導入コンサルテーションを提供することで、顧客の企業活動をサポートしております。

 

  (2)サービスインテグレーション事業

       SaaS型によるソフトウェアサービスの提供、及び関連するシステム/ソフトウェアのコンサルティングから設計・開発・導入、保守、ハードウェア販売/導入、サプライ供給などにより、導入システムや企業活動をトータルにサポートしております。子会社である㈱フィット・コムは全てサービスインテグレーション事業であります。

 

  (3)その他

     システム販売としては、各メーカーのソフトウェアからハードウェアまで、最適な構成による迅速な顧客への提供を行っております。

    また、農業に関する活動としては、静岡県袋井市及び滋賀県近江八幡市にて農作物の生産・加工・販売を行っております。なお、子会社である㈱ルーツ及び浅小井農園㈱は全て農業に関する活動であります。

 

[事業系統図]

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

0101010_001.png

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

㈱フィット・コム

(注)1

東京都港区

40,000

サービスインテグレーション事業 (注)2

(所有)

100.0

当社製品の販売及び同社製品のシステム開発業務の当社への委託

役員の兼任あり

(連結子会社)

㈱ルーツ

静岡県袋井市

10,000

農作物の生産・加工・販売

(所有)

100.0

当社の農作物の生産の当社からの委託

役員の兼任あり

(連結子会社)

浅小井農園㈱

(注)3

滋賀県近江八幡市

9,000

トマトの生産・加工・運搬・販売

(所有)

100.0

役員の兼任あり

(注)1.特定子会社に該当しております。

2.セグメントの名称を記載しております。

3.2023年4月12日付で浅小井農園㈱の全株式を取得し、連結子会社としております。

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年7月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ソフトウェア開発関連事業

137

サービスインテグレーション事業

29

その他

13

全社(共通)

17

合計

196

(注)1.従業員数は就業人員であります。

2.臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、臨時従業員数の記載を省略しております。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の部門に区分できない部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年7月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

189

40.9

17.5

5,924,561

 

セグメントの名称

従業員数(人)

ソフトウェア開発関連事業

137

サービスインテグレーション事業

26

その他

9

全社(共通)

17

合計

189

(注)1.従業員数は就業人員であります。

2.臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、臨時従業員数の記載を省略しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の部門に区分できない部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1.

全労働者

うち正規雇用

労働者

うちパート・有期労働者

0.0

50.0

72.2

73.4

(注)3.

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号に定める方法により算出したものであります。

3.労働者の男女の賃金の差異については、勤続年数、等級、役職の違いによるものであり、同一労働の賃金に差はありません。表中の労働者の男女の賃金の差異は、男性の平均賃金に対する女性の平均賃金の割合であります。

 

②連結子会社

 当社の連結子会社である株式会社フィット・コム、株式会社ルーツ及び浅小井農園株式会社は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に該当しないため、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異を公表しておりません。

3【事業等のリスク】

 以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社はこれらリスクの発生を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものでありますが、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありません。

 

(1)事業環境等

 日本の経済情勢は、コロナ禍でのニューノーマルへの模索の中で経済・社会活動が正常化に向かう中、5月には新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に変更され、景気は緩やかながらも持ち直しの動きが続きました。一方で、海外のインフレ抑止対策による利上げの影響から円安の進行や長期化する世界的な政治情勢の変動による資源価格の上昇や物価高、更にサプライチェーンの混乱による供給面への制約、また、米国銀行の経営破綻をきっかけとした金融システムへの不安など先行き不透明な状況が続きました。

 情報サービス産業においては、企業のIT投資意欲は一部慎重な面もありますが、ポストコロナに向けた新しい戦略的で厳選されたIT需要や働き方改革・人手不足への対応やデジタル化による自動化・効率化・省力化等システム投資への需要の高まりがみられました。

 このような状況の中、当社グループは引き続き新分野への受注活動にも注力しつつ、更なる採算性の重視、ISO9001(*1,2)、CMMI(*3)を基準としたプロセス改善による生産性・品質の向上及び高度化する技術に対応すべく技術者の教育に努めております。しかしながら、取り扱う技術や顧客ニーズの変化など当社を取り巻く事業環境が急激に変化した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 このため、当社グループでは、ソフトウェア開発関連事業者として常に高品質なシステムの提供に努めてまいりました。今後も引き続き同事業の更なる成長を目指し、品質向上への再構築や技術力の強化を図るとともに、長年培った各種ノウハウによるDX(デジタルトランスフォーメーション)(*4)関連へも注力してまいります。更に当社のソフトウェア開発技術をベースにクラウド、Webの高度利用を推進し、農業分野では、IoT(*5)、AIなどのIT技術の活用を高めi-農業の具現化に向けて様々な研究への取り組みを促進してまいります。

 

*1.ISO                   品質・環境等マネジメントシステムに関わる国際標準規格。

*2.ISO9001               1987年に制定され1994年、2000年に改訂された品質マネジメントシステムに関わる国際標準。

*3.CMMI                  1999年、米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を評価・判定するモデル。

*4.DX(デジタルトランスフォーメーション)  既存のビジネスから脱却して、IoTやAIなどのIT技術を活用することによって、新たな価値を創出すること。

*5.IoT(Internet of Things)        コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。

 

(2)受託開発案件について

 当社グループが行う受託開発においては、次のような事態により経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

① 当社グループの想定を超える納期や検収時期の変更によりプロジェクトの収支が悪化したり、売上計上の遅延により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

② 業務の請負に際しては、各工程毎に見積りを行いますが、案件が大型化することに伴い、すべてのコストを正確に見積ることの困難さが増し、そのため、実績額が見積り額を超えた場合には、低採算又は採算割れとなる可能性があります。

③ 品質管理には万全を期しておりますが、想定外の不具合が生じた場合、損害賠償の発生やその後の事業活動への影響、販売先あるいはユーザーの信頼を喪失する可能性があります。

④ 受託開発案件の一部について外部の協力会社に外注を行っておりますが、何らかの影響で外注体制に支障をきたした場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

 このため、ISO9001及びCMMIに基づく開発プロセス管理、改善によりその品質・納期・コスト・リスク等プロジェクトの管理を徹底しております。また、経営陣と各部門の責任者が、適時リスクの高い案件への対応方針を協議し、決定しております。更に、売上後の追加原価の発生に備えて、プログラム保証引当金を計上しております。

(3)主要取引先との取引について

 当社グループの主要取引先であるSCSK㈱、㈱大塚商会の最近2期間における当社グループ売上高に占める割合は、それぞれ2022年7月期(34.6%、21.8%)、2023年7月期(37.3%、23.2%)となっております。

 現状では、両社との取引は安定的に推移しておりますが、今後両社の事業動向によっては、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

 これらの対応策は、次のとおりであります。

① 取引先に特化したサービスの提供と開発効率化を図ります。

② 多種多様なニーズに応えるべく、技術者のマルチスキル化を図ります。

③ 得意業種に特化した戦略の下、技術者のスペシャリストの育成を図ります。

 

(4)情報管理について

 当社グループは、事業活動において、顧客の機密事項を取り扱う場合があります。現在まで、顧客の機密情報の流出による問題は発生しておりませんが、今後不測の事態により、顧客の機密情報や個人情報の漏洩に類する事態が生じた場合には、信用失墜や損害賠償により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 このため、当社グループでは、ISO27001(ISMS)(*6)の認証取得、プライバシーマークの付与認定取得による情報セキュリティ対策の強化に取り組んでおります。また、情報漏洩、不正アクセスの増加などの社会情勢及びテレワークに対応すべく、継続的に開発環境、製品サービス環境、設備などのセキュリティ強化、情報セキュリティ教育を実施しております。

 

*6.ISO27001  2005年に制定された情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際標準規格。企業が自身の情報セキュリティを確保・維持するために、ルールに基づいたセキュリティレベルの設定やリスクアセスメントの実施等を継続的に運用する仕組みです。

 

(5)優秀な人材の確保と育成

 当社グループにおいては、事業活動において顧客の高度で高品質のニーズに応えるべく、優秀な技術者の確保が必要なものと認識しております。また、情報サービス業界に関わる労働市場の逼迫により当社グループが必要とする優秀な人材が適時に確保できない場合、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

 このため、当社グループでは、人材の育成と実務能力の向上を目的として、様々な教育制度を実施するとともに、パートナー政策により継続的に人材の確保を行っております。また、「Daiwa Computer 未来プロジェクト」(*7)の具現化により人財価値の向上に努めるとともに、当社グループ社員のキャリアプラン・教育全般を支援することを目的に2022年2月に「人材育成センター」を新設いたしました。

 

*7.Daiwa Computer 未来プロジェクト  「設立50周年(それ以降)に向け、当社の持続可能なビジョンを次世代メンバーにより検討し、素案を策定すること」「ビジョン策定プロセスを通じて、ビジネスとマネジメントを学び、組織とのエンゲージメント(一体感)を高めること」を目標観とした当社の取組み。

 

5【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

 

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

2023年7月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

本社

(大阪府高槻市)

ソフトウェア開発関連事業

サービスインテグレーション事業

その他

全社

生産設備

43,285

158,752

(645)

3,944

205,981

156

本社

(大阪府高槻市)

全社

福利厚生設備

(寮設備等)

31,315

189,834

(1,348)

221,150

東京本社

(東京都港区)

ソフトウェア開発関連事業

サービスインテグレーション事業

その他

全社

生産設備

175,401

383,173

(365)

1,644

560,220

33

東京本社

(東京都港区)

全社

福利厚生設備

(寮設備)

11,726

64,382

(105)

76,109

 (注)帳簿価額のうち「その他」は、機械及び装置、車両運搬具、工具、器具及び備品であります。

(2)国内子会社

   主要な設備はありません。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

6,912,000

6,912,000

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

4

18

19

15

7

3,719

3,782

所有株式数

(単元)

1,804

182

14,829

297

10

21,955

39,077

42,062

所有株式数の割合(%)

4.61

0.47

37.95

0.76

0.03

56.18

100.00

 (注)自己株式73,673株は、「個人その他」に736単元及び「単元未満株式の状況」に73株を含めて記載しております。

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年7月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

㈲ジェネシス

大阪府高槻市若松町36-13

957,361

24.69

中村 憲司

奈良県奈良市

704,570

18.17

SCSK㈱

東京都江東区豊洲3-2-20

306,613

7.91

大和コンピューター社員持株会

大阪府高槻市若松町36-18

306,004

7.89

京都中央信用金庫

京都府京都市下京区四条通室町東入

函谷鉾町91

95,832

2.47

光通信㈱

東京都豊島区西池袋1-4-10

88,600

2.28

林 正

大阪府高槻市

77,757

2.00

テイネン㈱

京都府宇治市槇島町十六44-1

76,665

1.97

中村 雅昭

東京都港区

66,903

1.72

中村 眞理子

東京都港区

66,903

1.72

2,747,208

70.87

(注)当社は、自己株式73,673株を所有しておりますが、上記大株主から除外しております。

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年7月31日)

当連結会計年度

(2023年7月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

3,180,622

3,262,388

受取手形、売掛金及び契約資産

※1 417,936

※1 522,444

仕掛品

324

1,076

その他

34,023

48,231

貸倒引当金

2,141

2,674

流動資産合計

3,630,766

3,831,466

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

990,205

1,075,247

減価償却累計額

706,383

765,102

建物及び構築物(純額)

283,821

310,145

土地

796,257

796,257

その他

162,264

197,137

減価償却累計額

148,983

183,478

その他(純額)

13,281

13,659

有形固定資産合計

1,093,360

1,120,062

無形固定資産

 

 

のれん

62,077

その他

9,162

6,885

無形固定資産合計

9,162

68,963

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

389,801

633,600

繰延税金資産

27,800

2,236

その他

95,773

104,035

貸倒引当金

1,200

1,200

投資その他の資産合計

512,174

738,671

固定資産合計

1,614,697

1,927,697

資産合計

5,245,464

5,759,163

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年7月31日)

当連結会計年度

(2023年7月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

6,627

5,336

1年内返済予定の長期借入金

5,884

未払法人税等

78,691

125,563

賞与引当金

94,800

94,800

プログラム保証引当金

1,307

839

受注損失引当金

18,000

7,300

その他

※2 370,985

※2 335,620

流動負債合計

570,412

575,344

固定負債

 

 

長期借入金

30,000

79,611

退職給付に係る負債

144,892

197,923

長期未払金

89,920

93,868

繰延税金負債

18,245

その他

1,572

10,739

固定負債合計

266,386

400,388

負債合計

836,798

975,732

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

382,259

382,259

資本剰余金

294,200

295,807

利益剰余金

3,605,346

3,868,538

自己株式

53,058

49,995

株主資本合計

4,228,748

4,496,609

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

179,917

286,820

その他の包括利益累計額合計

179,917

286,820

純資産合計

4,408,666

4,783,430

負債純資産合計

5,245,464

5,759,163

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年8月1日

 至 2022年7月31日)

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

 至 2023年7月31日)

売上高

※1 2,877,109

※1 3,005,069

売上原価

※4 1,982,347

※4 2,044,113

売上総利益

894,761

960,955

販売費及び一般管理費

※2,※3 423,169

※2,※3 457,339

営業利益

471,592

503,616

営業外収益

 

 

受取利息

45

720

受取配当金

10,173

10,774

為替差益

32,713

9,755

受取家賃

6,321

5,664

その他

5,015

5,299

営業外収益合計

54,268

32,213

営業外費用

 

 

支払利息

897

904

障害者雇用納付金

1,850

1,800

投資事業組合運用損

15,576

16,813

その他

253

1,133

営業外費用合計

18,576

20,652

経常利益

507,284

515,177

税金等調整前当期純利益

507,284

515,177

法人税、住民税及び事業税

149,320

190,601

法人税等調整額

18,401

4,428

法人税等合計

167,722

186,173

当期純利益

339,562

329,004

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

339,562

329,004

 1.報告セグメントの概要

   当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

   当社グループは、情報システムの構築・稼働までを事業領域とする「ソフトウェア開発関連事業」と、SaaS型ソフトウェアサービス等を事業領域とする「サービスインテグレーション事業」を主な事業としております。

   従って、当社は、「ソフトウェア開発関連事業」及び「サービスインテグレーション事業」を報告セグメントとしております。

   具体的な事業の内容は、次のとおりであります。

   「ソフトウェア開発関連事業」は、顧客より請け負った受託開発業務を中心に、システム/ソフトウェアの設計・開発・導入、保守などのサービスを提供すること、及びソフトウェア開発プロセスの改善・CMMI導入コンサルテーションを提供することで、顧客の企業活動をサポートしております。

   「サービスインテグレーション事業」は、SaaS型によるソフトウェアサービスの提供、及び関連するシステム/ソフトウェアのコンサルティングから設計・開発・導入、保守、ハードウェア販売/導入、サプライ供給などにより、導入システムや企業活動をトータルにサポートしております。

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年7月31日)

当事業年度

(2023年7月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

2,893,507

2,912,543

受取手形、売掛金及び契約資産

※1 417,816

※1 518,481

商品

2,674

2,532

仕掛品

324

1,076

前払費用

24,143

32,704

その他

738

1,129

貸倒引当金

2,090

2,600

流動資産合計

3,337,114

3,465,866

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

973,794

975,358

減価償却累計額

690,253

710,704

建物(純額)

283,541

264,654

構築物

15,110

15,110

減価償却累計額

14,830

14,874

構築物(純額)

280

236

機械及び装置

23,024

23,024

減価償却累計額

22,247

22,455

機械及び装置(純額)

776

568

車両運搬具

14,146

14,146

減価償却累計額

13,128

13,582

車両運搬具(純額)

1,018

563

工具、器具及び備品

105,441

105,712

減価償却累計額

97,230

101,255

工具、器具及び備品(純額)

8,210

4,456

土地

796,257

796,257

有形固定資産合計

1,090,084

1,066,737

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

1,318

1,149

その他

1,363

1,363

無形固定資産合計

2,681

2,512

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

389,801

633,600

関係会社株式

181,400

218,535

長期貸付金

※1 70,000

長期前払費用

6,321

5,528

繰延税金資産

26,410

保険積立金

81,377

87,201

その他

7,609

6,607

貸倒引当金

1,200

1,200

投資その他の資産合計

691,719

1,020,271

固定資産合計

1,784,486

2,089,521

資産合計

5,121,600

5,555,388

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年7月31日)

当事業年度

(2023年7月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

3,909

2,478

未払金

※1 104,755

※1 98,792

未払費用

128,025

108,144

未払法人税等

78,120

119,197

未払消費税等

35,353

39,369

契約負債

52,189

57,533

預り金

39,875

17,640

賞与引当金

93,000

93,000

プログラム保証引当金

1,307

839

受注損失引当金

18,000

7,300

その他

962

934

流動負債合計

555,499

545,230

固定負債

 

 

長期借入金

30,000

30,000

退職給付引当金

143,590

196,356

繰延税金負債

17,171

長期未払金

89,920

89,920

資産除去債務

1,572

1,591

その他

2,700

2,700

固定負債合計

267,783

337,739

負債合計

823,282

882,970

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

382,259

382,259

資本剰余金

 

 

資本準備金

287,315

287,315

その他資本剰余金

6,885

8,492

資本剰余金合計

294,200

295,807

利益剰余金

 

 

利益準備金

3,640

3,640

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

800,000

800,000

繰越利益剰余金

2,691,358

2,953,886

利益剰余金合計

3,494,998

3,757,526

自己株式

53,058

49,995

株主資本合計

4,118,400

4,385,598

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

179,917

286,820

評価・換算差額等合計

179,917

286,820

純資産合計

4,298,318

4,672,418

負債純資産合計

5,121,600

5,555,388

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年8月1日

 至 2022年7月31日)

当事業年度

(自 2022年8月1日

 至 2023年7月31日)

売上高

※1 2,763,706

※1 2,873,736

売上原価

※1 1,917,368

※1 1,968,098

売上総利益

846,337

905,638

販売費及び一般管理費

※1,※2 400,162

※1,※2 413,586

営業利益

446,174

492,052

営業外収益

 

 

受取利息

42

720

受取配当金

10,173

10,770

為替差益

32,713

9,755

受取家賃

※1 11,721

※1 11,064

その他

4,173

3,098

営業外収益合計

58,824

35,409

営業外費用

 

 

支払利息

897

897

障害者雇用納付金

1,850

1,800

投資事業組合運用損

15,576

16,813

その他

0

1,060

営業外費用合計

18,323

20,570

経常利益

486,676

506,891

税引前当期純利益

486,676

506,891

法人税、住民税及び事業税

144,354

182,104

法人税等調整額

17,612

3,553

法人税等合計

161,966

178,550

当期純利益

324,709

328,340