株式会社イントランス
INTRANCE CO.,LTD.
渋谷区道玄坂1-16-5大下ビル9階
証券コード:32370
業界:不動産業
有価証券報告書の提出日:2023年6月23日

(1) 連結経営指標等

 

回次

第21期

第22期

第23期

第24期

第25期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

2,752,661

1,174,444

1,175,952

2,351,550

598,187

経常利益又は
経常損失(△)

(千円)

367,044

973,033

965,625

195,188

471,007

親会社株主に帰属する
当期純利益又は
親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

55,687

1,013,550

993,160

156,110

493,412

包括利益

(千円)

55,687

1,011,410

995,558

149,869

494,145

純資産額

(千円)

3,011,332

2,010,354

1,033,875

1,182,078

692,706

総資産額

(千円)

5,069,980

4,027,937

2,911,269

1,862,683

1,181,012

1株当たり純資産額

(円)

81.23

53.95

27.13

31.23

17.90

1株当たり当期純利益
又は当期純損失(△)

(円)

1.50

27.34

26.79

4.21

13.31

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

59.4

49.6

34.6

62.0

56.1

自己資本利益率

(%)

1.8

40.5

66.5

14.4

74.3

株価収益率

(倍)

94.0

16.4

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

527,711

1,280,498

485,239

1,456,016

587,342

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

508,898

102,172

67,633

64,650

148,747

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

685,481

80,362

301,981

1,031,338

47,598

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

2,080,853

619,677

871,079

1,233,959

452,415

従業員数

(名)

29

39

37

33

42

(外、平均臨時雇用者数)

(28)

(30)

(31)

(27)

(29)

 

(注) 1 第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第22期、第23期及び第25期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3 第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

4 第22期、第23期及び第25期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第24期の期首から適用しており、第24期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第21期

第22期

第23期

第24期

第25期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

385,728

981,509

978,731

2,113,113

274,949

経常利益又は
経常損失(△)

(千円)

116,374

968,128

928,260

204,669

470,576

当期純利益又は
当期純損失(△)

(千円)

150,850

719,513

1,009,508

148,367

492,851

資本金

(千円)

1,133,205

1,133,205

1,133,205

1,133,205

1,133,205

発行済株式総数

(株)

37,131,000

37,131,000

37,131,000

37,131,000

37,131,000

純資産額

(千円)

2,737,228

2,028,148

1,034,379

1,181,079

693,001

総資産額

(千円)

6,619,690

4,012,951

2,822,316

1,738,687

1,049,352

1株当たり純資産額

(円)

73.84

54.43

27.20

31.20

17.90

1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)

(円)

(―)

(―)

(─)

(─)

(―)

1株当たり当期
純利益又は
当期純損失(△)

(円)

4.07

19.41

27.23

4.00

13.29

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

41.3

50.3

35.7

66.5

63.3

自己資本利益率

(%)

5.5

30.3

67.0

13.7

74.3

株価収益率

(倍)

17.2

配当性向

(%)

従業員数

(名)

17

20

16

15

16

(外、平均臨時雇用者数)

(―)

(1)

(─)

(─)

(─)

株主総利回り

(%)

69.8

26.2

33.7

34.2

28.7

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.2)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

203

148

105

97

94

最低株価

(円)

113

48

47

49

56

 

(注) 1 第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 第22期、第23期及び第25期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3 第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

4 第21期、第22期、第23期及び第25期の株価収益率及び配当性向については、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

5 第24期の配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。

6 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロースにおけるものであります。

7 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第24期の期首から適用しており、第24期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。

 

2 【沿革】

 

年月

事項

1998年5月

東京都渋谷区初台一丁目51番1号にて不動産の仲介及びコンサルティングを事業目的として株式会社イントランスを設立(資本金  10,000千円)

1998年6月

宅地建物取引業免許(東京都知事免許(1)第76430号)を取得し不動産仲介業を開始

2002年12月

賃貸管理事業を開始

2003年6月

本社を東京都渋谷区初台一丁目51番1号より東京都渋谷区東三丁目14番16号に移転

2004年12月

本社を東京都渋谷区東三丁目14番16号より東京都渋谷区東三丁目14番15号に移転

2005年12月

プロパティマネジメント事業を開始

2006年12月

東京証券取引所マザーズに上場

2007年5月

宅地建物取引業免許(国土交通大臣免許(1)第7500号)を取得

2008年2月

第二種金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第1732号)の登録

2008年4月

本社を東京都渋谷区東三丁目14番15号より東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号に移転

2009年7月

本社を東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号より東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号に移転

2014年2月

株式会社大多喜ハーブガーデンを連結子会社化

2019年7月

瀛創(上海)商務咨洵有限公司(イントランス上海)を設立

2019年10月

株式会社イントランスホテルズアンドリゾーツを設立

2020年3月

当社連結子会社である株式会社大多喜ハーブガーデンの子会社としてハーブ生産出荷組合株式会社を設立

2020年5月

ホスピタリティインベストメント合同会社を設立

2020年11月

宅地建物取引業免許(東京都知事免許(1)第105555号)を取得

2020年9月

ジャパンホテルインベストメント株式会社を設立

2020年12月

金融商品取引業者として投資助言・代理業(関東財務局長(金商)第1732号)の追加登録

2022年2月

一般社団法人Keystoneを設立

2022年3月

YUMIHA沖縄合同会社を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりグロース市場へ移行

2022年7月

 賃貸住宅管理業(国土交通大臣(1)第7482号)を登録

2022年7月

京都ホテルオペレーション合同会社を設立

2022年9月

当社連結子会社である株式会社イントランスホテルズアンドリゾーツとBanyan Tree Japanによる合弁会社としてジャパンホテルオペレーション株式会社を設立

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社9社、並びに持分法適用関連会社1社により構成されており、「不動産事業」、「ホテル運営事業」、「ハーブガーデン運営事業」及び「その他事業」を行っております。

当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。」

 

(1) 不動産事業

当社グループは、全国の商業ビル、オフィスビル、レジデンス等幅広い中古物件を対象とした不動産再生事業を営んでいます。当社の特長は、潜在的な価値を保有しながらも、未利用または低稼働により有効活用されていない不動産を取得し、エリアの特性やニーズに合わせたバリューアップを行い、不動産を再生させ、投資家、事業法人、不動産ファンド等に販売しています。

その他、不動産の売買仲介事業、アセットマネジメント事業、そして不動産施設の管理受託を行うプロパティマネジメント事業を展開し、不動産に関するトータルサービスを提供しています。

 

(2) ホテル運営事業

当社グループは、中国マーケットをターゲットとするインバウンド送客の受け皿とすべく、国内においてマスターリース方式による宿泊施設の運営、マネジメントコントラクト方式による宿泊施設の運営受託、そして宿泊施設に対する運営コンサルティング等を行っております。

 

(3) ハーブガーデン運営事業

連結子会社である株式会社大多喜ハーブガーデンにて、ハーブガーデン施設の運営、卸売販売、株式会社大多喜ハーブガーデンの子会社であるハーブ生産出荷組合株式会社にてハーブの生産を行っております。

 

(4) その他事業

連結子会社である瀛創(上海)商務咨洵有限公司において国内インバウンド送客における事業、ジャパンホテルインベストメント株式会社及びホスピタリティインベストメント合同会社にてホテル投資ファンドの企画を行っております。

 

 

[事業系統図]


 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
又は被所有
割合 (%)

関係内容

(親会社)

 

 

 

 

 

合同会社インバウンドインベストメント

(注)3

東京都千代田区

有価証券の
保有

被所有

49.3

ETモバイルジャパン株式会社

(注)3

東京都千代田区

100

旅行商品の

販売事業

広告事業

間接被所有

49.3

役員の兼任

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社大多喜ハーブ

ガーデン

(注)5

千葉県夷隅郡
大多喜町

80

ハーブガーデン運営事業

所有

100.0

資金の援助
 

株式会社イントランス

ホテルズアンドリゾーツ

東京都渋谷区

50

ホテル運営事業

所有

100.0

営業取引

役員の兼任
 

(上海)商有限公司

中国上海市

98

その他事業

所有

100.0

営業取引

ホスピタリティインベストメント合同会社

東京都渋谷区

10

その他事業

所有

100.0

役員の兼任

ジャパンホテルインベストメント株式会社

東京都渋谷区

その他事業

所有

100.0

役員の兼任

ハーブ生産出荷組合株式会社

長野県北佐久郡

御代田町

ハーブガーデン運営事業

間接所有

51.0

一般社団法人Keystone

(注)6

東京都渋谷区

ホテル運営事業

役員の兼任

当社が基金を拠出

YUMIHA沖縄合同会社

(注)5

沖縄県那覇市

201

ホテル運営事業

間接所有

100.0

匿名組合出資

京都ホテルオペレーションズ合同会社

京都府京都市中京区

62

ホテル運営事業

間接所有

100.0

匿名組合出資

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

ジャパンホテルオペレーションズ株式会社

東京都港区

ホテル運営事業

所有

50.0

役員の兼任

 

(注) 1  「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3 ETモバイルジャパン株式会社は、当社株式を直接所有する合同会社インバウンドインベストメントの親会社であり、当社株式を18,256,000株(議決権比率49.25%)を間接所有しております。

4 資本金及び出資金の欄の記載には、匿名組合出資の額が含まれております。

5 株式会社大多喜ハーブガーデン及びYUMIHA沖縄合同会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

(株式会社大多喜ハーブガーデン)

  主要な損益情報等 ① 売上高       197,208千円

           ② 経常利益      △33,775千円

           ③ 当期純利益     △33,044千円

           ④ 純資産額      △186,707千円

           ⑤ 総資産額      110,597千円

 

(YUMIHA沖縄合同会社)

  主要な損益情報等 ① 売上高        86,551千円

           ② 経常利益     △158,022千円

           ③ 当期純利益        116千円

           ④ 純資産額         216千円

           ⑤ 総資産額       52,897千円

 

6 持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

 

 

5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

不動産事業

8

ホテル運営事業

14

(10)

ハーブガーデン運営事業

12

(19)

その他事業

1

全社(共通)

7

合計

42

(29)

 

(注) 1.従業員数は、就業人員であります。

2.従業員数欄の(外書)は臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。

3.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

4.前連結会計年度末に比べ従業員数が9名増加しております。主な理由は、ホテル運営事業の拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数 (名)

平均年齢 (才)

平均勤続年数 (年)

平均年間給与 (千円)

16

40.8

5.5

5,975

 

 

セグメントの名称

従業員数 (名)

不動産事業

8

ホテル運営事業

1

全社(共通)

7

合計

16

 

(注) 1.従業員数は、就業人員であります。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針及び経営環境

① 会社の経営の基本方針

当社グループは、創業からの主事業である不動産事業を安定収益とし、ホテル施設運営、ホテル運営受託、ホテル運営アドバイザリー、さらにはホテル投資ファンドの組成を中核とした「ホテル運営事業」において高い成長を目指すことを経営の基本方針としています。

② 目標とする経営指標

当社グループは、不動産事業を安定収益とし、ホテル運営事業において高い成長を目指し、それら活動による企業価値の向上及び財務体質の強化を経営目標としています。但し、現在はホテル運営事業の基盤確立に向けた投資段階であると認識しており、ホテル運営事業及び関連事業における収益の拡大を経営指標として定めております。

③ 経営環境

当社グループが属する不動産業界では、資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇や物価高による消費マインド低下などの影響はありますが、引き続き低水準にある資金調達コストを背景として投資家の投資意欲は旺盛であり、不動産市場は概ね堅調に推移しております。

また、当社が注力するホテル関連分野の市場におきましては、国内旅行は全国旅行支援などの景気刺激策による需要回復もあり、明るい兆しが見え始めております。また、インバウンド需要についても、中国本土からの訪日旅行者は回復していないものの、その他国外からの訪日観光客は増加基調にあり、レジャー目的を中心とした宿泊施設の需要回復は、今後期待できるものと考えております。

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

現在、当社グループの対処すべき課題は以下のとおりであります。

① 財務基盤の強化

当社グループでは、不動産事業、ホテル関連事業の推進において、機動的かつ多額な資金が必要であります。このため、安定的な財務基盤の確保が必要であり、当社グループの成長に必要な資金調達の確保に努めてまいります。 

② ホテル運営事業の早期拡大と収益化  

当社グループでは、注力するホテル運営事業の成長と収益化のため、ホテル施設運営、ホテル運営受託、ホテル運営アドバイザリー、そしてホテル投資ファンド等、多様な収益機会の確保及び規模の拡大が必要と考えております。このため、当社グループにおける事業間の連携を高め、成長に向けた取り組みに努めてまいります。

人材の確保 

当社グループでは、ホテル運営事業において高い成長を目指しており、このためには施設運営における人材及び事業開発のための人材確保が必要であります。また、関係会社の増加により、当社グループの管理部門の強化も必要であり、これら人材の確保に努めてまいります。

 

3 【事業等のリスク】

当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項において、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 事業環境に関わるリスク

① 景気動向・経済情勢等の影響について

当社の属する不動産業界、ホテル・観光業界におきましては、景気動向・経済情勢、金利動向、税制等の影響を受けやすい特性があります。そのため、景気動向・経済情勢等の大幅な悪化や大幅な金利の上昇、税制等の変動等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 競合について

ホテル運営事業におけるホテル施設の定期建物賃貸借契約の賃料や、不動産再生事業における不動産の購入価格が高騰するとともに、競合企業との価格競争が厳しくなることが考えられます。競合企業との価格競争により、当社グループが定期建物賃貸借又は投資の対象とする物件を賃貸借契約又は取得できなくなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 新型コロナウイルスについて

ホテル運営事業において、国内外における新型コロナウイルスの感染症の長期化または新たな感染症が発生することで、観光需要の低迷及び訪日外国人の入国減少等につながり、当社グループが運営するホテルの稼働率が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

④ 定期建物賃貸借契約について

当社グループは、ホテル運営事業において、ホテル施設の定期建物賃貸借契約を締結し、自社でホテル施設を運営しています。定期建物賃貸借契約では、長期契約が一般的であり、ホテル施設の運営が予定どおりに進まない場合においても、契約期間の満了まで解約ができないことが考えられ、これにより賃料が継続的に発生することで、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

⑤ 不動産再生事業について

(ⅰ)不動産再生事業の特性

不動産再生事業は、潜在的な価値を有しながらも、低稼働・未利用により有効活用されていない不動産をバリューアップすることにより収益を具現化する事業であり、投資家及び証券化市場向けの事業であります。低金利は継続しておりますが、将来金利が上昇する等の金融情勢、あるいは不動産市況の上昇による投資利回りの低下並びに金融収縮等により不動産取得に対しての金融機関の融資姿勢が厳格化される等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(ⅱ)有利子負債への依存度について

当社グループは、物件取得時に仕入価格相当額を主に金融機関からの借入れにより調達しているため、総資産に対する有利子負債への依存度が比較的高くなる可能性があります。

今後は、株主資本の充実、取引金融機関数の増加及び資金調達手法の多様化による有利な条件での資金調達等に注力してまいりますが、金融情勢の変化等により金利水準が上昇した場合には、資金調達コストが増加し当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、資金調達については、特定の金融機関に依存することなく、案件ごとに複数の金融機関と交渉しプロジェクトを進めておりますが、金融環境の変化等により資金調達が不十分な場合には、案件の取り進めが実施できなくなる等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(ⅲ)在庫リスクについて

当社グループは、物件情報の入手、不動産の仕入段階から市況等のマーケット分析や販売候補先等を勘案した上で営業戦略を立て、物件を取得しております。取得後は、計画に則って主に1年以内の売却を目処に活動を行っておりますが、突発的な市況の変動等、何らかの理由により計画どおりに売却が進まずに在庫として滞留した場合、並びに在庫評価の見直しに伴い棚卸資産評価損を計上する場合がある等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(ⅳ)資金繰りリスクについて

当社グループは、販売用不動産が計画から大きく下回る価格にて売却せざるをえない場合、又は売却そのものが難しい場合には、資金繰りが著しく悪化し、借入金の返済に支障をきたす可能性があります。

(ⅴ)外注・業務委託について

当社グループは、不動産の再生を行っており、設計、建築工事等を設計会社、建築会社等に外注・業務委託しております。また、物件個々に最適な再生を行うことを特徴としているため、再生手法も物件個々により異なり、設計、建築工事等を標準化してコストダウンを図ることは現状では難しい状況にあります。そのため、物件個々の再生に適した設計及び建築工事を行うために、その都度、設計能力・設計実績、建築能力・建築実績、コスト及び財務内容等を総合的に勘案した上で、最適な外注・業務委託先を選定しております。

しかしながら、外注・業務委託先が経営不振に陥った場合や設計、建築工事に問題が発生した場合には、不動産の再生に支障をきたすことや再生物件の売却後の品質保証が受けられなくなる等の可能性があり、その場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(ⅵ)物件の売却時期による業績の変動について

当社グループは、保有物件のバリューアッププラン策定もしくはバリューアップ完了後に投資家に対して売却を行いますが、当該事業の売上高及び売上原価は物件の売却時に計上されます。また、一取引当たりの金額が非常に高額となっていること及び年間の売却物件数が少ないこと等から、売却時期による業績の変動は大きいものとなっております。従いまして、物件の売却時期により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 法的規制及び訴訟等に関するリスクについて

① 不動産事業に関わる法的規制について

当社は、不動産流通業者として、「宅地建物取引業法」に基づく免許を受け、不動産の流通、賃貸業務等を行っており、当該免許は当社の主要な事業活動に必須であります。当連結会計年度末現在、当社グループには、当該免許の取消事由・更新欠格事由に該当する事実は存在しておりません。しかしながら、今後、何らかの理由により、当該免許が取消される又は更新が認められない場合には、当社グループの事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループ保有物件において増改築、大規模修繕、大規模な模様替え等の工事を伴うバリューアップを実施する際には、当社グループは建築主として「建築基準法」等の規制を受けます。そのため、これらの関係法規の改廃や新たな法的規制の新設等によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社は「金融商品取引法」に基づく金融商品取引業者として、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業に登録しており、関連する各種法令により規制を受けております。

(宅地建物取引業者免許の概要)

免許証番号:東京都知事(1)第105555号

有効期間:2020年11月21日から2025年11月20日まで

(金融商品取引業者登録の概要)

登録番号:関東財務局長(金商) 第1732号

第二種金融商品取引業 登録年月日:2008年2月7日

投資助言・代理業 登録(追加):2020年12月22日

② 訴訟の可能性について

当社グループが売却した物件における瑕疵の発生、当社グループが管理する物件における管理状況に対する顧客からのクレーム、入退去時のテナント等とのトラブル等を起因とする、又はこれらから派生する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの訴訟等の内容及び結果によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 不動産の欠陥・瑕疵について

当社グループは、基準に合った物件に対し自己勘定による投資を行っております。販売用不動産の取得に際しては、当社にてデューデリジェンスを行うほか、原則として第三者機関からエンジニアリングレポート(専門家が建物を診断し、その物理的な状況を評価した報告書)を取得した上で、不動産の欠陥・瑕疵等(権利、地盤地質、構造、環境等)のリスク回避に努めております。

しかしながら、万一、当社グループ取扱物件において何らかの事情によって欠陥・瑕疵が判明した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

④ 個人情報保護について

当社グループは、事業活動を行う上で顧客の個人情報を取り扱うことがあります。個人情報の管理については、当社グループが策定した個人情報保護マニュアルに則り、施錠管理及びパスワード入力によるアクセス制限等の管理を行い、厳重に管理をしております。また、役職員に対しましては、個人情報保護の重要性並びに当該マニュアルの運用について継続的に周知徹底を図っております。しかしながら、万一、当社グループの保有する個人情報が外部に漏洩した場合あるいは不正使用された場合には、当社グループの信用の失墜、又は損害賠償等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 (3) 事業運営体制に関するリスク

 ① 小規模組織であることについて

当社グループは、当事業年度末現在、取締役6名、監査役3名、連結従業員42名と組織が小さく、内部管理体制も当該組織規模に応じたものとなっております。今後の事業拡大に応じて、内部管理組織の一層の強化・充実を図っていく方針であります。しかし、事業拡大に人的・組織的対応が伴わず管理体制の強化・充実が予定どおりに進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 ② 内部管理体制の強化について

当社グループでは、企業価値の継続的な増大を図るにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な運用、更に健全な倫理観に基づく法令遵守を徹底して参りますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

 ③ 役員・社員の内部統制について

当社グループは、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、及びリスク管理を経営上の重要な課題のひとつと位置付けており、内部統制システムに関する基本方針を定め、同システムの継続的な充実・強化を図っております。また、業務運営においても役職員の不正や不法行為の未然防止に万全を期しております。

しかしながら、今後、万一役職員の不正や不法行為が発生した場合、当社グループの経営成績、財政状態及び社会的信用に影響が生じる可能性があります。

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

a.経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、徐々に経済活動の制限が緩和され、景気は緩やかに持ち直しの動きが見られました。その一方、米中対立やロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴うエネルギー価格の高騰や急激な為替変動による物価上昇の影響もあり、個人消費や消費行動へ与える影響懸念により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

こうした中、当社グループが属する不動産業界では、資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇や物価高による消費マインド低下などの影響はありますが、引き続き低水準にある資金調達コストを背景として投資家の投資意欲は旺盛であり、不動産市場は概ね堅調に推移しております。

また、当社が注力するホテル関連分野の市場におきましては、国内旅行は全国旅行支援などの景気刺激策による需要回復もあり、明るい兆しが見え始めております。また、インバウンド需要についても、中国本土からの訪日旅行者は回復していないものの、その他の地域からの訪日観光客は増加基調にあり、レジャー目的を中心とした宿泊施設の需要回復は、今後期待できるものと考えます。

このような状況の下、当社グループでは、創業からの主事業でありました「不動産事業」に加え、ホテル・宿泊施設等の運営、支援、開発等の事業を行う「ホテル運営事業」に軸足を置き、事業の整備と成長のための投資を進めてまいりました。また、当社の連結子会社である株式会社大多喜ハーブガーデンにおいてハーブガーデン施設の運営・卸売り販売を行う「ハーブガーデン運営事業」、「その他の事業」として、連結子会社である瀛創(上海)商務咨洵有限公司において国内インバウンド送客における事業に、それぞれ注力してまいりました。

この結果、売上高は598,187千円(前年同期比74.6%減)、営業損失は416,169千円(前年同期は営業利益195,233千円)、経常損失は471,007千円(前年同期は経常利益195,188千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は493,412千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益は156,110千円)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

なお、当連結会計年度より、セグメントを従来の「プリンシパルインベストメント事業」「ソリューション事業」から、「不動産事業」「ホテル運営事業」に変更しており、また、「その他」に含まれていた「ハーブガーデン運営事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。このため、前連結会計年度との比較については、セグメント変更後の数値に組み替えて比較を行っております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

(不動産事業)

不動産事業につきましては、当連結会計年度において、主にプロパティマネジメントに注力しましたが、前連結会計年度より販売用不動産の売上が大きく減少した結果、売上高は271,449千円(前年同期比87.2%減)、セグメント利益(営業利益)は34,244千円(前年同期比93.5%減)となりました。

(ホテル運営事業)

ホテル運営事業につきましては、自社ブランド、グローバルホテルブランドのサードパーティオペレーターとして、ホテル運営受託の獲得を目指し、建物賃貸借によるホテル経営、ホテル運営の受託、およびコンサルティング等に注力しましたが、国内旅行以外のインバウンド需要が回復に至っていない状況から、売上高は123,837千円(前年同期比224.4%増)、セグメント損失 (営業損失)は146,018千円(前年同期は59,687千円の営業損失)となりました。

(ハーブガーデン運営事業)

ハーブガーデン運営事業につきましては、連結子会社の大多喜ハーブガーデンが運営するハーブガーデンにおいて、SNSによる集客や、国内における観光需要の回復を取り込む施策が奏功し、ハーブガーデン運営事業の売上高は、コロナ前の水準を回復し、安定的に推移しましたが、設備投資や修繕に関する費用が膨らんだ結果、売上高は202,900千円(前年同期比1.3%増)、セグメント損失(営業損失)は26,758千円(前年同期は13,182千円の営業損失)となりました。

(その他)

その他事業につきましては、中国からの国内インバウンド送客を担う連結子会社の瀛創(上海)商務咨洵有限公司の送客事業において、事業の進展のない中、経費のみが発生し、前連結会計年度、当連結会計年度ともに売上高はありませんでした。なお、セグメント損失(営業損失)は32,334千円(前年同期は21,045千円の営業損失)となりました。

 

b.財政状態の状況

当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産は前連結会計年度末に比べ726,345千円減少し1,010,491千円となりました。これは主として、現金及び預金が781,544千円減少したこと等によるものです。固定資産は前連結会計年度末と比べ48,155千円増加し168,082千円となりました。これは主として、有形固定資産が 34,797千円増加したこと等によるものです。繰延資産は、開業費が3,480千円減少し、2,439千円となりました。

この結果、資産合計は前連結会計年度末と比べ681,670千円減少し、1,181,012千円となりました。

当連結会計年度末の負債につきましては、流動負債は前連結会計年度末と比べ150,953千円減少し179,126千円となりました。これは主として、未払法人税等が44,413千円減少したこと等によるものです。固定負債は前連結会計年度末に比べ41,345千円減少し309,178千円となりました。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ192,299千円減少し、488,305千円となりました。

当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ489,371千円減少し、692,706千円となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、452,415千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は587,342千円(前連結会計年度は1,456,016千円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前当期純損失491,306千円の計上等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は148,747千円(前連結会計年度は64,650千円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出48,000千円及び開業費の支出60,358千円があったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は47,598千円(前連結会計年度は1,031,338千円の使用)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出52,140千円があったこと等によるものです。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

当社グループは、不動産事業、ホテル運営事業、ハーブガーデン運営事業を主体としており、生産業務を定義することが困難であるため、生産実績の記載は省略しております。

 

b.受注状況

当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績の記載は省略しております。

 

c.販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高 (千円)

前年同期比(%)

不動産事業

271,449

△87.2

ホテル運営事業

123,837

224.5

ハーブガーデン運営事業

202,900

1.3

その他事業

合計

598,187

△74.6

 

(注)1  セグメント間取引については、相殺消去しております。

   2  主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

和歌山マリーナシティ株式会社(注)1

1,842,884

78.3

 

(注)1 和歌山マリーナシティ株式会社の当連結会計年度については、販売実績がないため、記載しておりません。

   2 当連結会計年度においては、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。

 

 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。

① 重要な会計方針及び見積もり及び当該見積もりに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う会計上の見積りに関して、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループの当連結会計年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りであります。

 

③ 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載の通りであります。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性について

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。販売用不動産取得における資金需要につきましては、借入金にかかる金利等の資金調達費用の最小化を図る対応をしております。また、販売費及び一般管理費等における資金需要につきましては、営業活動から得られる自己資金により賄っております。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社

                                 2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物

工具、器具
及び備品
 

土地

リース資産

合計

本社
(東京都渋谷区)

全社

本社設備

70

0

2,449

2,519

16

 

(注)   賃借中の主な設備は次のとおりであります。

名称

セグメントの名称

契約面積 (㎡)

本社事務所

全社

290.05

 

 

(2) 国内子会社

                                 2023年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の
内容

帳簿価額(千円)

従業員数
(名)

建物

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

リース資産

合計

㈱大多喜
ハーブガーデン
(千葉県夷隅郡大多喜町)

ハーブガーデン
運営事業

施設

26,382

20,966

47,348

11

ハーブ生産
出荷組合㈱
(長野県北佐久郡御代田町)

ハーブガーデン運営事業

農地

11,241

10,000

(6,429)

21,241

1

YUMIHA
沖縄合同会社

(沖縄県国頭郡恩納村)

ホテル
運営事業

宿泊施設

4,574

4,574

11

 

(注)   賃借中の主な設備は次のとおりであります。

名称

セグメントの名称

契約面積 (㎡)

宿泊施設及び倉庫

ホテル運営事業

1,302.04

 

 

(3) 在外子会社

該当事項はありません。

 

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数 (株)

普通株式

115,200,000

115,200,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数 (株)
(2023年3月31日)

提出日現在
発行数 (株)
(2023年6月23日)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式

37,131,000

37,131,000

東京証券取引所
グロース

 単元株式数
     100株

37,131,000

37,131,000

 

 

① 【ストックオプション制度の内容】

(第4回新株予約権)

決議年月日

2019年9月11日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役    7

当社従業員    4

当社子会社取締役 1

新株予約権の数(個)※

4,800(注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※

普通株式 480,000(注)1

新株予約権の行使時の払込金額(円)※

134(注2)

新株予約権の行使期間※

2021年9月12日から2026年9月11日

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)※

発行価格    134
資本組入額  67

新株予約権の行使の条件※

①新株予約権の割当を受けた者(以下、「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社、当社子会社、または当社関連会社の取締役、監査役または従業員のいずれかの地位を有していることを要する。但し、任期満了による退任、定年又は会社都合による退職、その他取締役会が正当な理由があると認めた場合にはこの限りではない。
②新株予約権の権利行使期間の満了日前に新株予約権者が死亡した場合は、相続人のうち1名に限り新株予約権を承継することができる。ただし、再承継はできない。
③新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該新株予約権の行使を行うことはできない。
④新株予約権の一部行使はできないものとする。

新株予約権の譲渡に関する事項※

新株予約権の譲渡については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)3

 

 ※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。なお、提出日の前月末(2023年5月31日)現在において、これらの事項に変更はありません。

(注) 1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。

付与株式数は、新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)または株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとする。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てる。

調整後付与株式数

調整前付与株式数

×

分割(または併合)の比率

 

また、新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割または資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとする。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

分割(または併合)の比率

 

また、新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)、 次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げる。

 

調整後行使価額

 

 

調整前行使価額

 

×

既発行株式数

新規発行株式数×1株あたり払込金額

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数+新規発行株式数

 

なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にかかる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとする。
さらに、上記のほか、新株予約権の割当日後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとする。

3.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)を行う場合において、組織再編行為の効力発生日に新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとする。
 (1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
  新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。
 (2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
  再編対象会社の普通株式とする。
 (3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
  組織再編行為の条件を勘案のうえ、上記「新株予約権の目的となる株式の数」に準じて決定する。

(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記「新株予約権の行使時の払込金額」で定められる行使価額を調整して得られる再編後行使価額に、上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じた額とする。

   (5) 新株予約権を行使することができる期間

上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日から上記「新株予約権の行使期間」に定める行使期間の末日までとする。

   (6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

上記「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」に準じて決定する。

   (7) 譲渡による新株予約権の取得の制限

    譲渡による取得の制限については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとする。

   (8) その他新株予約権の行使の条件

    上記「新株予約権の行使の条件」に準じて決定する。

 

 

(第6回新株予約権)

決議年月日

2022年4月13日及び2022年4月22日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役 5名

新株予約権の数※

5,400個 (注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数※

普通株式 540,000株 (注)1

新株予約権の行使時の払込金額※

1株あたり金70円 (注)2

新株予約権の行使期間※

2023年4月13日から2031年4月12日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格   70円

資本組入額 35円

新株予約権の行使の条件※

(1)本新株予約権者が2023年4月13日から2031年4月12日までに死亡した場合、その相続人は本新株予約権を行使することができない。

(2)本新株予約権者は、次の各号のいずれかに該当する事由が生じた場合には、本新株予約権を行使することができない。但し、以下の①、③、⑨号の場合を除き、当社取締役会が合理的に別段の取扱いを行うことについて賛成した場合にはこの限りではない。

①禁錮刑以上の刑に処せられた場合

②当社と競合する業務を営む会社を直接若しくは間接に設立し、又は当該会社の取締役等の役員若しくは使用人に就任する等、名目を問わず当社と競業した場合(但し、当社の書面による事前の承認を得た場合を除く。)

③法令違反その他不正行為により、当社の信用を損ねた場合

④差押、仮差押、仮処分、強制執行若しくは競売の申立てを受け、又は公租公課の滞納処分を受けた場合

⑤支払停止若しくは支払不能となり、又は振出し若しくは引き受けた手形若しくは小切手が不渡りになった場合

⑥破産手続開始、民事再生手続開始その他これらに類する手続開始の申立てがあった場合又は自らこれを申し立てた場合

⑦就業規則に違反し、懲戒処分を受けた場合

⑧役員として果たすべき忠実義務等に違反した場合

⑨反社会的勢力又は反市場勢力に該当する疑いのある場合並びに過去5年以内にこれらに該当した疑いのある場合

本新株予約権の譲渡に関する事項※

当社取締役会の承認を要するものとする。

本新株予約権の強制行使

本新株予約権者は、割当日から本新株予約権の行使期間の終期に至るまでの間に、一度でも、金融商品取引所における当社の普通株式の株価終値の連続する21営業日の平均値が行使価額に40%を乗じた価額を下回った場合、本新株予約権者は残存する全ての本新株予約権を行使期間の終期までに行使しなければならない。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)3

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。なお、提出日の前月末(2023年5月31日)現在において、これらの事項に変更はありません。

(注) 1.新株予約権1個につき目的となる株式数は100株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合、次の算式により付与株式数を調整し、調整の結果1株未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てる。

 調整後付与株式数=調整前付与株式数 × 株式分割又は株式併合の比率

2.新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。

調整後行使価額

調整前行使価額

×

株式分割又は株式併合の比率

 

また、新株予約権の割当日後、時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処分を行う場合(新株予約権の行使による新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移転の場合を除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとする。

 

調整後行使価額

 

 

調整前行使価額

 

×

既発行株式数

新規発行・処分株式数×1株あたり払込金額

新規発行前の1株あたりの時価

既発行株式数+新規発行・処分株式数

 

3.当社が、合併(合併により当社が消滅する場合に限る。)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、株式交換又は株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以下総称して「組織再編行為」という。)をする場合、組織再編行為の効力発生日の直前において残存する本新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を保有する本新株予約権者に対し、それぞれの場合に応じて会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づき交付する。この場合においては、残存新株予約権は消滅するものとする。但し、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限る。
 (1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数

    本新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。
 (2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
  再編対象会社の普通株式とする。
 (3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数又はその算定方法
  組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記、本新株予約権の目的である株式の種類、内容及

び数に準じて合理的な調整がなされた数とする。

   (4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法
  組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)2のとおり、行使価額につき合理的な調整

        がなされた額に、上記第(3)号に従って決定される当該新株予約権の目的となる再編対象

        会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。
 (5) 新株予約権を行使することができる期間
  本新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうち、いずれか遅い日か

        ら、本新株予約権の行使期間の満了日までとする。
 (6) 新株予約権の行使の条件
  上記、本新株予約権の行使の条件の内容に準じて決定する。
 (7) 新株予約権の譲渡制限
  譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の承認(再編対象会社が

    取締役会設置会社でない場合は株主総会)を要するものとする。
  (8)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関

    する事項

①本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項の定めるところに従って算定された資本金等増加限度額に0.5を乗じた金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額とする。

②本新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より上記①に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

 

 

(第7回新株予約権)

決議年月日

2022年4月13日及び2022年4月22日

付与対象者の区分及び人数

当社従業員  15名

子会社役員  3名

子会社従業員 1名

新株予約権の数※

5,300個 (注)1

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数※

普通株式 530,000株 (注)1

新株予約権の行使時の払込金額※

1個あたり金63円 (注)2

新株予約権の行使期間※

2024年4月14日から2032年4月13日まで

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    63円

資本組入額  32円

新株予約権の行使の条件※

(1)本新株予約権者は、本新株予約権を取得した時点において当該本新株予約権者が当社又は当社の子会社の取締役等の役員又は使用人である場合は、本新株予約権の取得時から権利行使時まで継続して、当社又は当社の子会社の取締役等の役員又は使用人のいずれかの地位にあることを要する。但し、当社取締役会が正当な理由があるものと認めた場合にはこの限りではない。

(2)本新株予約権者が権利行使期間中に死亡した場合、その相続人は本新株予約権を行使することができない。

(3)本新株予約権者は、次の各号のいずれかに該当する事由が生じた場合には、本新株予約権を行使することができない。但し、以下の①、③、⑨号の場合を除き、当社取締役会が合理的に別段の取扱いを行うことについて賛成した場合にはこの限りではない。

①禁錮刑以上の刑に処せられた場合

②当社と競合する業務を営む会社を直接若しくは間接に設立し、又は当該会社の取締役等の役員若しくは使用人に就任する等、名目を問わず当社と競業した場合(但し、当社の書面による事前の承認を得た場合を除く。)

③法令違反その他不正行為により、当社の信用を損ねた場合

④差押、仮差押、仮処分、強制執行若しくは競売の申立てを受け、又は公租公課の滞納処分を受けた場合

⑤支払停止若しくは支払不能となり、又は振出し若しくは引き受けた手形若しくは小切手が不渡りになった場合

⑥破産手続開始、民事再生手続開始その他これらに類する手続開始の申立てがあった場合又は自らこれを申し立てた場合

⑦就業規則に違反し、懲戒処分を受けた場合

⑧役員として果たすべき忠実義務等に違反した場合

⑨反社会的勢力又は反市場勢力に該当する疑いのある場合並びに過去5年以内にこれらに該当した疑いのある場合

新株予約権の譲渡に関する事項※

当社取締役会の承認を要するものとする。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)3

 

※ 当事業年度の末日(2023年3月31日)における内容を記載しております。なお、提出日の前月末(2023年5月31日)現在において、これらの事項に変更はありません。

(注)1から(注)3については、(第6回新株予約権)の注記に同じ。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
 
(千円)

資本金残高
 
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

2014年1月29日
(注)

24,000

37,131,000

1,666

1,133,205

1,666

903,204

 

(注) 新株予約権の権利行使による増加であります。

 

(5) 【所有者別状況】

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(名)

1

20

23

11

25

6,853

6,933

所有株式数

(単元)

2,615

29,358

192,963

5,355

300

140,696

371,287

2,300

所有株式数
の割合(%)

0.70

7.91

51.97

1.44

0.08

37.90

100.00

 

(注) 「個人その他」には、自己株式604単元が含まれております。

 

(6) 【大株主の状況】

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式
(自己株式を除く。)の総数に対する
所有株式数の割合(%)

合同会社インバウンドインベストメント

東京都千代田区神田神保町2丁目19番地1

18,256,000

49.25

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1丁目6番1号

1,001,900

2.70

祢津 聖一

長野県千曲市

795,700

2.15

岡三証券株式会社

東京都中央区日本橋1丁目17番6号

532,600

1.44

株式会社エスネッツ

長野県千曲市磯部1196番地

509,000

1.37

SMBC日興証券株式会社

東京都千代田区丸の内3丁目3番1号

454,600

1.23

有限会社レアリア・インベストメント

東京都港区南青山4丁目22番地1号

446,300

1.20

INTERACTIVE BROKERS LLC
(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)

 ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH,CONNEC TICUT 06830 USA
(東京都千代田区霞が関3丁目2番5号)

354,600

0.96

上島 規男

東京都港区

350,000

0.94

関 浩子

長野県千曲市

290,000

0.78

22,990,700

62.02

 

 

① 【連結貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※3 1,333,959

※3 552,415

 

 

売掛金及び契約資産

※2 31,354

※2 48,543

 

 

販売用不動産

※3 353,115

※3 339,009

 

 

その他の棚卸資産

※1 12,823

※1 13,749

 

 

その他

10,065

60,611

 

 

貸倒引当金

4,480

3,837

 

 

流動資産合計

1,736,836

1,010,491

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物

62,944

62,030

 

 

 

 

減価償却累計額

33,945

35,577

 

 

 

 

建物(純額)

28,998

26,452

 

 

 

工具、器具及び備品

※4 19,911

※4 57,224

 

 

 

 

減価償却累計額

11,247

20,442

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

8,664

36,782

 

 

 

土地

10,000

 

 

 

リース資産

5,415

5,415

 

 

 

 

減価償却累計額

2,191

2,965

 

 

 

 

リース資産(純額)

3,223

2,449

 

 

 

有形固定資産合計

40,886

75,684

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

その他

3,831

11,817

 

 

 

無形固定資産合計

3,831

11,817

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

破産更生債権等

98,000

98,000

 

 

 

敷金及び保証金

47,882

72,985

 

 

 

その他

102,327

※5 57,594

 

 

 

貸倒引当金

173,000

148,000

 

 

 

投資その他の資産合計

75,209

80,580

 

 

固定資産合計

119,927

168,082

 

繰延資産

 

 

 

 

開業費

5,919

2,439

 

 

繰延資産合計

5,919

2,439

 

資産合計

1,862,683

1,181,012

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

6,437

3,995

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※3 52,425

※3 45,195

 

 

リース債務

834

863

 

 

未払法人税等

45,285

871

 

 

未払消費税等

100,489

4,017

 

 

契約負債

7,150

12,377

 

 

預り金

67,138

66,637

 

 

賞与引当金

8,562

4,175

 

 

その他

41,757

40,992

 

 

流動負債合計

330,080

179,126

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※3 311,394

※3 271,689

 

 

リース債務

2,918

2,054

 

 

繰延税金負債

6,100

5,189

 

 

資産除去債務

30,111

30,245

 

 

固定負債合計

350,524

309,178

 

負債合計

680,605

488,305

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,133,205

1,133,205

 

 

資本剰余金

903,204

903,204

 

 

利益剰余金

873,201

1,366,614

 

 

自己株式

2,476

2,476

 

 

株主資本合計

1,160,731

667,318

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

為替換算調整勘定

3,157

3,890

 

 

その他の包括利益累計額合計

3,157

3,890

 

新株予約権

24,504

29,278

 

純資産合計

1,182,078

692,706

負債純資産合計

1,862,683

1,181,012

 

 

【連結損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 2,351,550

※1 598,187

売上原価

※2 1,594,080

257,710

売上総利益

757,469

340,477

販売費及び一般管理費

※3 562,236

※3 756,646

営業利益又は営業損失(△)

195,233

416,169

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

24

10

 

受取保険金

4,899

 

受取遅延損害金

2,238

6,043

 

為替差益

5,644

3,872

 

その他

5,505

3,793

 

営業外収益合計

18,313

13,719

営業外費用

 

 

 

支払利息

7,362

4,182

 

和解金

8,232

 

開業費償却

63,650

 

その他

2,764

723

 

営業外費用合計

18,359

68,556

経常利益又は経常損失(△)

195,188

471,007

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

1,000

800

 

特別利益合計

1,000

800

特別損失

 

 

 

減損損失

※4 21,099

 

特別損失合計

21,099

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)

196,188

491,306

法人税、住民税及び事業税

35,955

3,017

法人税等調整額

6,100

910

法人税等合計

42,055

2,106

当期純利益又は当期純損失(△)

154,132

493,412

非支配株主に帰属する当期純損失(△)

1,978

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

156,110

493,412

 

1.報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、事業部及び子会社を基礎としたセグメントから構成されており、「不動産事業」、「ホテル運営事業」及び「ハーブガーデン運営事業」の3つを報告セグメントとしております。

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

「不動産事業」は、自己勘定による不動産購入及び売却、不動産運営、プロパティマネジメント、不動産賃貸及び売買仲介を行っております。「ホテル運営事業」は、マスターリース方式による宿泊施設の運営、マネジメントコントラクト方式による宿泊施設の運営受託、宿泊施設に対する運営コンサルティングを行っております。「ハーブガーデン運営事業」は、ハーブガーデン施設の運営及び卸売販売、株式会社大多喜ハーブガーデンの子会社であるハーブ生産出荷組合株式会社にてハーブの生産を行っております。

(3)報告セグメントの変更等に関する事項

当連結会計年度より、ホテル運営事業の本格的な展開、経営管理体制の実態の観点からセグメントについて再考した結果、報告セグメントの区分表示を「プリンシパルインベストメント事業」「ソリューション事業」から、「不動産事業」「ホテル運営事業」に変更しております。また、「その他」に含まれていた「ハーブガーデン運営事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。

なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しており、「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」の前連結会計年度に記載しております。

 

① 【貸借対照表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

※2 1,158,307

※2 388,619

 

 

売掛金

16,060

※1 13,056

 

 

販売用不動産

※2 353,115

※2 339,009

 

 

その他の棚卸資産

34

31

 

 

前払費用

4,345

7,428

 

 

関係会社短期貸付金

16,000

-

 

 

その他

※1 3,703

※1 49,146

 

 

貸倒引当金

2,775

716

 

 

流動資産合計

1,548,790

796,575

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物附属設備

314

70

 

 

 

工具、器具及び備品

36

0

 

 

 

リース資産

3,223

2,449

 

 

 

有形固定資産合計

3,574

2,519

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

2,456

1,786

 

 

 

電話加入権

48

48

 

 

 

その他

726

1,246

 

 

 

無形固定資産合計

3,231

3,081

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

関係会社株式

20,000

20,000

 

 

 

その他の関係会社有価証券

50,092

105,040

 

 

 

出資金

30

30

 

 

 

関係会社出資金

0

0

 

 

 

関係会社長期貸付金

209,000

245,000

 

 

 

破産更生債権等

98,000

98,000

 

 

 

長期前払費用

27,296

2,973

 

 

 

敷金及び保証金

47,670

72,631

 

 

 

その他

75,000

50,000

 

 

 

貸倒引当金

344,000

346,500

 

 

 

投資その他の資産合計

183,090

247,174

 

 

固定資産合計

189,897

252,776

 

資産合計

1,738,687

1,049,352

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

1年内返済予定の長期借入金

※2 47,615

※2 43,452

 

 

リース債務

834

863

 

 

未払金

※1 68,422

16,072

 

 

未払費用

5,220

5,012

 

 

未払法人税等

44,581

-

 

 

未払消費税等

97,044

-

 

 

契約負債

-

12,377

 

 

預り金

64,076

62,447

 

 

賞与引当金

8,562

4,175

 

 

その他

58

3,364

 

 

流動負債合計

336,415

147,765

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

※2 218,274

※2 174,822

 

 

リース債務

2,918

2,054

 

 

関係会社事業損失引当金

-

31,708

 

 

固定負債合計

221,192

208,584

 

負債合計

557,608

356,350

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

1,133,205

1,133,205

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

903,204

903,204

 

 

 

資本剰余金合計

903,204

903,204

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

877,358

1,370,210

 

 

 

利益剰余金合計

877,358

1,370,210

 

 

自己株式

2,476

2,476

 

 

株主資本合計

1,156,574

663,723

 

新株予約権

24,504

29,278

 

純資産合計

1,181,079

693,001

負債純資産合計

1,738,687

1,049,352

 

②【損益計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

 

不動産事業売上高

※1 2,113,113

※1 271,449

 

ホテル運営事業売上高

3,500

 

売上高合計

2,113,113

274,949

売上原価

 

 

 

不動産事業売上原価

※1 1,506,043

※1 169,535

 

ホテル運営事業売上原価

158,453

 

売上原価合計

1,506,043

327,988

売上総利益又は売上総損失(△)

607,069

53,038

販売費及び一般管理費

※2 342,385

※1※2 360,335

営業利益又は営業損失(△)

264,683

413,374

営業外収益

 

 

 

受取利息

※1 4,908

※1 5,276

 

業務受託料

※1 1,160

※1 7,980

 

受取保険金

4,899

 

受取遅延損害金

2,000

6,000

 

その他

1,659

506

 

営業外収益合計

14,627

19,763

営業外費用

 

 

 

支払利息

6,057

2,972

 

貸倒引当金繰入額

30,000

27,500

 

和解金

8,232

 

関係会社支援損

26,766

14,712

 

関係会社事業損失引当金繰入額

31,708

 

その他

3,584

72

 

営業外費用合計

74,641

76,965

経常利益又は経常損失(△)

204,669

470,576

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

1,000

800

 

特別利益合計

1,000

800

特別損失

 

 

 

関係会社株式評価損

12,000

0

 

減損損失

20,909

 

その他の関係会社有価証券評価損

9,999

 

特別損失合計

21,999

20,909

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

183,669

490,685

法人税、住民税及び事業税

35,301

2,166

法人税等合計

35,301

2,166

当期純利益又は当期純損失(△)

148,367

492,851