株式会社データ・アプリケーション

Data Applications Company, Limited
中央区京橋一丁目7番2号
証券コード:38480
業界:情報・通信業
有価証券報告書の提出日:2023年6月21日

(1)連結経営指標等

回次

第34期

第35期

第36期

第37期

第38期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

2,314,522

2,148,633

2,024,422

2,301,419

2,496,409

経常利益

(千円)

665,519

370,485

218,983

458,521

507,180

親会社株主に帰属する

当期純利益

(千円)

506,412

267,220

165,995

322,008

215,083

包括利益

(千円)

478,645

274,483

234,863

246,572

323,096

純資産額

(千円)

3,391,583

3,551,576

3,672,934

3,838,227

4,040,978

総資産額

(千円)

4,126,025

4,305,023

4,626,250

4,884,131

5,288,152

1株当たり純資産額

(円)

562.84

589.40

607.18

628.77

660.70

1株当たり当期純利益

(円)

84.04

44.35

27.48

53.07

35.19

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

82.2

82.5

79.4

78.6

76.4

自己資本利益率

(%)

15.9

7.7

4.6

8.6

5.5

株価収益率

(倍)

11.07

13.25

30.22

15.19

27.51

営業活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

268,217

294,347

621,831

403,230

446,033

投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

437,316

607,682

23,735

15,770

431,178

財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円)

78,207

115,328

134,034

136,868

61,269

現金及び現金同等物の

期末残高

(千円)

3,377,845

2,949,180

3,460,713

3,711,304

3,664,890

従業員数

(人)

103

109

123

126

130

(外、平均臨時雇用者数)

(1)

(3)

(4)

(3)

(2)

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第34期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第36期の期首から適用しております。

4.当社は、当連結会計年度より株式給付信託(J-ESOP)を導入しており、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。また、1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第34期

第35期

第36期

第37期

第38期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(千円)

2,314,522

2,148,633

2,024,422

2,301,419

2,496,409

経常利益

(千円)

664,211

368,546

199,172

453,778

497,724

当期純利益

(千円)

508,082

265,686

152,136

318,691

208,050

資本金

(千円)

430,895

430,895

430,895

430,895

430,895

発行済株式総数

(株)

3,707,000

3,707,000

3,707,000

3,707,000

7,414,000

純資産額

(千円)

3,361,471

3,519,930

3,627,428

3,789,404

3,985,122

総資産額

(千円)

4,090,413

4,266,895

4,566,895

4,827,150

5,222,926

1株当たり純資産額

(円)

557.85

584.14

599.66

620.77

651.56

1株当たり配当額

(円)

38.00

43.00

43.00

43.00

22.50

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

84.32

44.09

25.19

52.52

34.04

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

82.2

82.5

79.4

78.5

76.3

自己資本利益率

(%)

16.1

7.7

4.3

8.6

5.4

株価収益率

(倍)

11.03

13.33

32.98

15.35

28.44

配当性向

(%)

22.5

48.8

85.4

40.9

66.1

従業員数

(人)

84

87

98

98

100

(外、平均臨時雇用者数)

(1)

(0)

(0)

(0)

(1)

株主総利回り

(%)

92.5

61.2

87.0

86.7

104.7

(比較指標:日経平均株価)

(%)

(98.8)

(88.2)

(136.0)

(129.7)

(130.7)

最高株価

(円)

2,408

1,932

2,040

2,134

1,051

(2,163)

最低株価

(円)

1,658

1,016

1,134

1,493

864

(1,468)

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第34期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。なお、第34期から第37期の1株当たり配当額については、株式分割前の実際の配当金の金額を記載しております。

3.当社は、当事業年度より株式給付信託(J-ESOP)を導入しており、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。また、1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。

4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第36期の期首から適用しております。

5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

6.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第38期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。

2【沿革】

年月

事項

1982年9月

千葉県我孫子市において、資本金3,000千円で設立

1985年11月

本格的に事業展開を開始(第1事業年度開始)

1985年12月

資本金を12,000千円に増資

1986年1月

資本金を90,000千円に増資

1988年3月

FTC(*1)用ネットワークソフトウェア『S-GARNET』の発売開始

1988年12月

業容拡大のため、三和プランニング株式会社と合併

1989年11月

FTC用集配信ソフトウェア『ACMS』(*2)の発売開始

1990年10月

株式会社アイネスが資本参加

1999年1月

ソフトウェア保守サービスを充実させるため、カスタマーサポートセンターを開設

2000年12月

資本金を133,335千円に増資

2001年1月

東京都中央区日本橋人形町一丁目に本社移転

2001年3月

資本金を200,835千円に増資

2002年5月

B2B(*3)インテグレーション・ソフトウェアとして『ACMS B2B』の発売開始

2002年7月

EAI(*4)ソフトウェア『ACMS EAIpro』並びに『ACMS EAIbase』の発売開始

2007年4月

ジャスダック証券取引所に株式を上場

(資本金:386,435千円 発行済株式総数:17,300株)

2007年5月

株式会社ストークラボラトリー(2007年6月 株式会社コンプレオに商号変更)へ出資(子会社化)

2008年4月

 

2010年3月

会社分割(簡易分割)により株式会社ホロンテクノロジー(連結子会社)を設立

株式会社鹿児島データ・アプリケーション(現:連結子会社)を設立

ソフトウェア製品『ACMS eCASH』に関連する事業をGMOペイメントゲートウェイ株式会社へ譲渡

 

株式会社コンプレオは、2010年3月10日に解散決議を実施

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2010年12月

株式会社コンプレオは、2010年12月28日に清算結了

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2013年9月

Web-EDIシステム向けソフトウェア『ACMS WebFramer』の発売開始

2013年10月

普通株式1株につき200株の割合をもって株式分割を行い、単元株式数を100株とする単元株制度を導入

2014年3月

データハンドリングプラットフォームソフトウェア『RACCOON』の発売開始

2016年6月

エンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』の発売開始

2017年4月

株式会社ホロンテクノロジーを吸収合併

2020年2月

東京都中央区京橋一丁目に本社移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行

2023年2月

普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割

2023年4月

株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併

(注)*1 FTC:Fault Tolerant Computerの略。無停止型コンピュータ。

*2 ACMS:Advanced Communication Management Systemの略。当社の登録商標。

*3 B2B:Business to Businessの略。一般的に企業間取引や企業間電子取引を意味する。

*4 EAI:Enterprise Application Integrationの略。企業内の複数のコンピュータにあるデータや業務プロセスを効率的に統合すること。

3【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社データ・アプリケーション)及び子会社1社(株式会社鹿児島データ・アプリケーション)で構成され、データ交換系ミドルウェアを中心とした企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行っております。また、これらの事業により、顧客企業のシステム開発コストや業務コストの低減を実現し、顧客企業に高い投資収益率を提供することを目指しております。

当連結会計年度末日現在の当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。

0101010_001.png

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業

の内容

議決権の所有

割合又は被所

有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社鹿児島データ・

アプリケーション

鹿児島県鹿児島市

30,000

ソフトウェア

関連事業

100.0

当社製品の受託開発及び保守

(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.2023年4月1日付で、連結子会社である株式会社鹿児島データ・アプリケーションは、当社を存続会社とする吸収合併により消滅しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ソフトウェア関連事業

130

(2)

合計

130

2

(注) 従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

100

1

43.7

11.1

7,246

(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、業績賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.当社グループの事業は、データ交換系ミドルウェア等の企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行う単一セグメントのソフトウェア関連事業であるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による3つの指標(管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異)を公表していないため、記載を省略しております。なお、当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の公表義務の指標として、採用した労働者に占める女性労働者の割合を公表しております。

 

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)事業内容に関して

① 事業内容について

当社グループは、データ交換系ミドルウェアを中心とした企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品の開発、販売、保守及び製品関連サービス事業を行っております。当社グループのソフトウェア製品は、ますます分散化するコンピュータ・システム環境下におけるデータ連携やプロセス連携等で業務プロセスを支えるソフトウェア基盤として利用していただくことにより、ユーザーのシステム開発コストや業務コストの低減を実現し、ユーザーに高い投資収益率を提供することを目指しております。しかしながら、国内景気の悪化・低迷等の外的要因、あるいは当社グループ固有の問題発生等により、当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

なお、当社グループの自己資本比率は当連結会計年度末現在で76.4%となっており、企業活動を維持するために必要な資金を確保しております。

 

② 新技術や外部環境について

近時のネットワーク技術やソフトウェア技術等の情報技術の発展・進化に伴う技術環境の変化は急激であり、ソフトウェア市場においても、日々、激しい開発競争、販売競争が行われております。このような状況下、当社グループは常に市場動向、技術動向を分析し新技術や製品の研究開発に努めております。しかしながら、事業を取り巻く市場環境や技術環境が当社グループの予測を超える速度で変化していくことも想定されます。さらに、新規参入者を含めた競争激化による価格低下の圧力の高まり、競合会社の競争優位な新製品の投入や競合会社同士の戦略的提携といったことも想定され、当社グループの技術や製品の陳腐化が発生すること、あるいは何らかの要因で技術変化への対応が困難となることにより、当社グループの市場での競争優位性が確保できず、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、研究開発体制を強化し、市場環境や技術環境の変化をいち早く察知し、柔軟に対応できるように努めており、2020年4月に技術探求室を設置し、この活動を推進しました。さらに、NP開発室へ組織名を変更し、新たな事業化の推進を実施しております。

 

 

③ 製品の致命的不具合(バグ)の発生による販売への影響の可能性

当社グループのソフトウェア製品において、ソフトウェアの不具合を無くすことは重要な課題であります。当社グループでは、自社製品の開発工程においてソフトウェアを厳格に試験することに努めておりますが、一般的に今日のような高度で複雑なソフトウェア上で不具合を皆無にすることは不可能と云われております。そのため、顧客が当社グループ製品を導入後に不具合を発見する可能性があります。顧客との契約において、このような不具合が発見されたとしても当社グループに直接的な損失は生じないことになっておりますが、該当製品のその後の売上が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、ISO9001の取得や品質管理室の設置等、製品の品質管理体制を強化することでその発生を最小限に抑えられるよう努めております。

 

④ 間接販売(パートナーモデル)への依存について

当社グループの製品及び保守サービスは、主に、システムインテグレーター等のパートナー(販売代理店等)との協業によって販売されております。当社グループの顧客は、製造業、流通業、金融業、通信業、サービス業等業種、業態を問わず多岐にわたっており、規模的にも大企業から中小規模事業者まで広範囲となっております。当社グループでは、これらの幅広い顧客ニーズにきめ細かく応えるため、パートナーを経由した間接販売に注力しており、ソフトウェア製品における間接販売による売上高は、当連結会計年度においても大部分を占めております。従いまして、パートナーとの継続的信頼関係の維持は、当社グループの将来にとって重大な意義を持ちます。例えば、パートナーとの関係が悪化した場合、競合会社が当社グループのパートナーと戦略的提携を行った場合、パートナーの財政状態が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、パートナーとの積極的なコミュニケーションを図り、その関係性を深化させ、強固なものとなるように努めております。

 

(2)組織・管理体制に関して

① 小規模組織による管理体制について

当社グループは、2023年3月31日現在で従業員数130名の小規模な組織であり、社内管理体制もこの規模に応じたものとなっております。従いまして、経営陣はもとより、管理部門社員に業務遂行上の支障が生じた場合に、代替要員の確保の遅延、事務引継手続の遅滞等の理由によって当社グループの業務に支障が生じる恐れがあります。

当社グループは、本リスクに対して、今後とも人員の増強や社内管理体制の一層の充実を図ることで対応してまいります。

 

② 情報セキュリティ管理について

当社グループは、事業遂行に関連して取引先役職員、顧客企業役職員、協力会社役職員等の情報を有しております。これらの個人情報については、予期せぬ事態により流出する可能性が皆無ではなく、このような事態が生じた場合、当社グループの社会的信用に影響を与えるとともに、その対応のための多額の費用負担が発生する可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、社内規程の制定、従業員への教育等管理を徹底しており、情報管理体制の更なる強化を図ることで対応してまいります。

 

③ 人材の確保と育成について

当社グループの主力事業でありますソフトウェア製品の開発は知的集約型の業務であり、一定水準以上の専門技術、知識を有する技術者要員を確保する必要があります。当社グループは、計画的な採用活動を通じて新卒採用及び中途採用を実施し、人材の確保を図ると同時に、人材育成面においても、教育研修を計画的に実施し、専門性の高い技術を有する人材の育成に注力しております。しかしながら、計画通りの人材を確保できない場合、人材の流出等があった場合や、想定通りの人材育成ができなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、学習機会の増強や、より積極的な求人活動を実施することで対応してまいります。

 

 

(3)財政状態等に関して

① 財政状態及び経営成績の異常な変動に関わるものについて

当社グループを含めたパッケージソフトウェア事業の特徴として、人件費等の固定費水準が高く、変動費比率が低いことが挙げられます。そのため、売上高が増加した場合の増益額が他の事業形態に比べ大きい一方、売上高が減少した場合の減益額も他の事業形態に比して大きく、利益の変動額が大きい傾向にあります。また、システムインテグレーター等のパートナー(販売代理店等)との間接販売であることにより、販売計画立案時に行政機関等からの秘匿性の高い案件を事前に察知することが困難な場合があり、開示している業績予想との乖離が発生する可能性があります。

 

② 有価証券投資による影響について

当社グループは、上場の株式及び債券を保有しております。このため、株式市況や債券市況の動向により減損処理の対象となる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)法的規制・その他に関して

① 知的財産権等について

当社グループは、業務遂行にあたり、第三者の知的財産権の侵害を行わないように留意しておりますが、不可抗力により第三者の知的財産権を侵害する可能性は皆無ではありません。また、いわゆるビジネスモデル特許についても、米国等において既に一般化していること、及び今後国内においても当該特許の認定が進むと想定されることから、第三者の知的財産の侵害予防の重要性は増大すると考えております。従いまして、当社グループの事業分野において第三者の特許等が成立した場合、又は現在当社グループの事業分野において当社グループが認識していない特許等が成立している場合、当該第三者より損害賠償及び使用差止等の訴えを起こされる可能性並びに当該特許等に関する対価の支払等が発生する可能性があり、この場合は当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、法務部門を中心として適切な知的財産の管理に努めております。

 

② 災害や未知の感染症等について

地震等の自然災害や火災等により、従業員や設備が被害を受ける可能性があります。また、未知の感染症のまん延等により、従業員が罹患するリスクや販売代理店等の販売活動が影響を受ける可能性もあります。従いまして、これらに伴う受注活動の低下等による売上高の減少、設備の修復又は代替のための費用発生等、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、本リスクに対して、テレワークの推進やサテライトオフィスの検討等、労働環境の充実を図り、安全に企業活動を継続できるよう努めてまいります。

 

5【経営上の重要な契約等】

(連結子会社の吸収合併)

 当社は、2022年10月18日開催の取締役会において、2023年4月1日を合併効力発生予定日として、当社の完全子会社である株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併することを決議し、2022年12月14日付で合併契約を締結し、2023年4月1日付で同社を吸収合併いたしました。

 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

2023年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

(千円)

工具、

器具及び

備品

(千円)

リース

資産

(千円)

ソフト

ウェア

(千円)

合計

(千円)

本社

(東京都中央区)

ソフトウェア
関連事業

内部造作・

コンピュータ・

ソフトウェア

117,363

6,205

30,784

154,353

100(1)

(注)1.本社の建物は賃借しており、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に対応する除去費用の未償却残高について記載しております。年間の賃借料は179,864千円であります。

2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。

(2)国内子会社

2023年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

(千円)

工具、

器具及び

備品

(千円)

ソフト

ウェア

(千円)

合計

(千円)

株式会社

鹿児島データ・アプリケーション

子会社事業所

(鹿児島県

鹿児島市)

ソフトウェア
関連事業

内部造作・

コンピュータ・

ソフトウェア

2,171

538

2,710

30(1)

(注) 従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。

 

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

14,400,000

14,400,000

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数

(人)

3

15

17

16

8

1,296

1,355

所有株式数(単元)

844

1,164

20,109

1,064

42

50,900

74,123

1,700

所有株式数

の割合

(%)

1.14

1.57

27.13

1.43

0.06

68.67

100

(注)1.自己株式1,216,058株は、「個人その他」の欄に12,160単元、「単元未満株式の状況」に58株含まれております。

2.「金融機関」の欄には、株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式817単元が含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2023年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

橋本 慶太

千葉県流山市

840,000

13.55

株式会社UH Partners 2

東京都豊島区西池袋2-9-9

568,200

9.16

光通信株式会社

東京都豊島区西池袋1-4-10

452,800

7.30

株式会社UH Partners 3

東京都豊島区西池袋2-9-9

448,400

7.23

武田 好修

東京都江東区

444,970

7.18

中野 直樹

千葉県市原市

387,000

6.24

津賀 暢

埼玉県加須市

228,400

3.68

ジィスクシステム株式会社

東京都大田区蒲田4-19-5-2103

178,000

2.87

須藤 敏夫

千葉県千葉市美浜区

148,000

2.38

株式会社エスアイエル

東京都豊島区西池袋2-9-9

143,600

2.31

3,839,370

61.95

(注)1.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位以下を四捨五入しております。

2.光通信株式会社及びその共同保有者(株式会社UH Partners 2、株式会社UH Partners 3及び株式会社エスアイエル)が保有する当社株式の所有議決権割合の合計が20%以上であるため、光通信株式会社は当社の「その他の関係会社」に該当しております。

 

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

3,711,304

3,664,890

売掛金

※1 221,329

※1 182,983

その他

66,071

257,453

流動資産合計

3,998,705

4,105,328

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

161,911

169,488

減価償却累計額

20,881

49,953

建物(純額)

141,029

119,535

工具、器具及び備品

23,884

27,944

減価償却累計額

19,465

21,200

工具、器具及び備品(純額)

4,419

6,744

リース資産

40,660

減価償却累計額

12,585

リース資産(純額)

28,074

有形固定資産合計

173,523

126,279

無形固定資産

28,020

30,784

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

396,759

852,346

差入保証金

198,949

127,733

繰延税金資産

42,245

8,593

その他

45,927

37,086

投資その他の資産合計

683,881

1,025,760

固定資産合計

885,425

1,182,824

資産合計

4,884,131

5,288,152

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

40,415

39,310

未払金

196,072

430,514

未払法人税等

127,925

51,666

前受金

※2 535,383

※2 533,624

株主優待引当金

5,598

資産除去債務

61,880

その他

67,234

49,579

流動負債合計

967,031

1,172,173

固定負債

 

 

長期借入金

75,000

資産除去債務

54,219

リース債務

24,652

固定負債合計

78,871

75,000

負債合計

1,045,903

1,247,173

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

430,895

430,895

資本剰余金

371,595

415,191

利益剰余金

3,611,469

3,695,308

自己株式

569,316

602,012

株主資本合計

3,844,643

3,939,381

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

6,416

101,597

その他の包括利益累計額合計

6,416

101,597

純資産合計

3,838,227

4,040,978

負債純資産合計

4,884,131

5,288,152

【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 2,301,419

※1 2,496,409

売上原価

673,325

715,317

売上総利益

1,628,094

1,781,092

販売費及び一般管理費

※2,※3 1,186,000

※2,※3 1,289,873

営業利益

442,093

491,218

営業外収益

 

 

受取配当金

12,543

13,042

助成金収入

4,497

4,505

その他

853

992

営業外収益合計

17,893

18,540

営業外費用

 

 

支払利息

115

87

雑損失

1,350

2,491

営業外費用合計

1,466

2,578

経常利益

458,521

507,180

特別損失

 

 

固定資産除却損

22,750

事務所移転費用

167,668

特別損失合計

190,419

税金等調整前当期純利益

458,521

316,761

法人税、住民税及び事業税

144,726

115,650

法人税等調整額

8,214

13,973

法人税等合計

136,512

101,677

当期純利益

322,008

215,083

親会社株主に帰属する当期純利益

322,008

215,083

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

3,639,668

3,581,676

売掛金

221,329

182,983

前払費用

58,324

62,117

差入保証金

190,819

その他

5,219

5,517

流動資産合計

3,924,542

4,023,114

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

138,654

117,363

工具、器具及び備品

3,610

6,205

リース資産

28,074

有形固定資産合計

170,339

123,569

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

28,020

30,784

その他

0

0

無形固定資産合計

28,020

30,784

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

396,759

852,346

関係会社株式

30,000

30,000

差入保証金

190,819

119,603

繰延税金資産

40,741

6,421

その他

45,927

37,086

投資その他の資産合計

704,248

1,045,458

固定資産合計

902,608

1,199,811

資産合計

4,827,150

5,222,926

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

58,290

58,241

未払金

175,955

411,164

未払法人税等

127,833

49,000

未払消費税等

47,027

29,135

前受金

535,383

539,747

預り金

8,004

7,933

資産除去債務

61,880

株主優待引当金

5,598

リース債務

6,379

その他

102

流動負債合計

958,874

1,162,803

固定負債

 

 

長期借入金

75,000

資産除去債務

54,219

リース債務

24,652

固定負債合計

78,871

75,000

負債合計

1,037,746

1,237,803

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

430,895

430,895

資本剰余金

 

 

資本準備金

340,895

340,895

その他資本剰余金

30,700

74,296

資本剰余金合計

371,595

415,191

利益剰余金

 

 

利益準備金

2,770

2,770

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

3,559,875

3,636,682

利益剰余金合計

3,562,645

3,639,452

自己株式

569,316

602,012

株主資本合計

3,795,820

3,883,525

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

6,416

101,597

評価・換算差額等合計

6,416

101,597

純資産合計

3,789,404

3,985,122

負債純資産合計

4,827,150

5,222,926

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

2,301,419

2,496,409

売上原価

※2 733,051

※2 754,234

売上総利益

1,568,368

1,742,174

販売費及び一般管理費

※1,※2 1,126,745

※1,※2 1,256,312

営業利益

441,622

485,862

営業外収益

 

 

受取配当金

12,543

13,042

その他

1,076

1,399

営業外収益合計

13,619

14,441

営業外費用

 

 

支払利息

115

87

雑損失

1,347

2,491

営業外費用合計

1,463

2,578

経常利益

453,778

497,724

特別損失

 

 

固定資産除却損

22,750

事務所移転費用

167,668

特別損失合計

190,419

税引前当期純利益

453,778

307,305

法人税、住民税及び事業税

143,875

112,559

法人税等調整額

8,788

13,304

法人税等合計

135,086

99,254

当期純利益

318,691

208,050