株式会社リンクアンドモチベーション
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回次 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
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決算年月 |
2018年12月 |
2019年12月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
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売上収益 |
(百万円) |
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税引前当期利益 |
(百万円) |
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親会社の所有者に帰属する当期利益(△損失) |
(百万円) |
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△ |
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親会社の所有者に帰属する当期包括利益 |
(百万円) |
|
|
△ |
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親会社の所有者に帰属する持分 |
(百万円) |
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資産合計 |
(百万円) |
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1株当たり親会社所有者帰属持分 |
(円) |
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基本的1株当たり当期利益(△損失) |
(円) |
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△ |
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希薄化後1株当たり当期利益(△損失) |
(円) |
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|
△ |
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親会社所有者帰属持分比率 |
(%) |
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親会社所有者帰属持分当期利益率 |
(%) |
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△ |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
|
△ |
△ |
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財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
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従業員数 |
(名) |
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〔外、平均臨時雇用者数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
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(注)1 国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。
(注)2 第20期において、株式会社インタラック関東中部は株式会社インタラック関東南に吸収合併したため、連結の範囲から除外しております。
(注)3 第21期において、株式会社リンク・リレーション・エンジニアリングは株式会社リンク・アイに吸収合併したため、連結の範囲から除外しております。
(注)4 第21期において、当社による出資比率が56.22%となったことから、オープンワーク株式会社を新たに連結の範囲に含めております。
(注)5 第22期において、株式会社リンクエージェント(旧 株式会社リンクスタッフィング)の国内人材派遣事業を非継続事業に分類し、第19期から第21期までの関連する数値については、組替えて表示しております。
(注)6 第21期の株価収益率については、基本的1株当たり当期損失であるため記載しておりません。
(注)7 第23期において、株式会社a2mediaは株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズに吸収合併したため、連結の範囲から除外しております。
(注)8 第23期において、ディーンモルガン株式会社は株式会社リンクアカデミーに吸収合併したため、連結の範囲から除外しております。
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回次 |
第19期 |
第20期 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
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決算年月 |
2018年12月 |
2019年12月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(百万円) |
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△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(百万円) |
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|
△ |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(内、1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
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△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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|
配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(名) |
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〔外、平均臨時雇用者数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
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株主総利回り |
(%) |
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|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
1,484 |
965 |
643 |
1,210 |
913 |
|
最低株価 |
(円) |
764 |
413 |
238 |
505 |
376 |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(注)2 第22期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。
(注)3 最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。
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年月 |
事業内容の変遷 |
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2000年3月 |
株式会社リンクアンドモチベーションを資本金50,000千円で東京都中央区銀座六丁目に設立 |
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2001年4月 |
東京都中央区銀座三丁目に本社オフィスを移転 |
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2004年3月 |
株式会社リンクダイニング設立 |
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2007年12月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式上場 |
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2008年12月 |
東京証券取引所市場第一部に指定変更 |
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2009年2月 |
株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズ(旧株式会社リンクインベスターリレーションズ)設立 |
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2009年5月 |
株式会社リンクスポーツエンターテインメント(旧株式会社ドリームチームエンターテインメント栃木)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2009年12月 |
株式会社リンクイベントプロデュース(旧株式会社リンクツーリスト、旧株式会社ミヒロツーリスト)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2010年11月 |
株式会社モチベーションアカデミア設立 |
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2011年2月 |
株式会社リンク・アイ(旧株式会社レイズアイ)設立 |
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2011年6月 |
株式会社リンクアカデミー(旧株式会社アビバ)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2012年1月 |
株式会社リンクグローバルソリューション(旧株式会社インテック・ジャパン)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2012年2月 |
株式会社リンクエージェント(旧株式会社リンクスタッフィング、旧株式会社リンク・マーケティング、旧株式会社セールスマーケティング)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2013年1月 |
大栄教育システム株式会社の株式を取得し、100%子会社化 |
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2013年11月 |
インキュベーション事業開始 |
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2013年12月 |
株式会社アビバが大栄教育システム株式会社を吸収合併し、株式会社リンクアカデミーに社名変更 |
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2014年4月 |
株式会社リンク・インタラック(旧株式会社インタラック)の株式を取得し、100%子会社化 |
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2015年4月 |
株式会社リンク・リレーション・エンジニアリング設立 |
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2015年8月 |
株式会社インタラック北日本、株式会社インタラック関東北、株式会社インタラック関東中部、株式会社インタラック関東南、株式会社インタラック関西東海、株式会社インタラック西日本設立 |
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2016年6月 |
株式会社リンクスポーツエンターテインメントの保有株式をすべて株式会社栃木ブレックスに譲渡 |
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2016年10月 |
株式会社リンクジャパンキャリア設立 |
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2017年4月 |
ディーンモルガン株式会社の株式を取得し、59.98%子会社化 |
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2017年5月 |
本社を「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に移転 |
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2017年7月 |
株式会社スーパーウェブより、「SS-1」事業を譲受 |
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2017年10月 |
株式会社a2mediaの株式を取得し、100%子会社化 |
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2018年9月 |
オープンワーク株式会社(旧株式会社ヴォーカーズ)との資本業務提携契約を締結 |
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2019年4月 |
株式会社Oneteamより、「Oneteam」事業を譲受 |
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2019年10月 |
株式会社インタラック関東北が株式会社インタラック関東中部の一部事業を吸収分割 |
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2019年10月 |
株式会社インタラック関東南が株式会社インタラック関東中部を吸収合併 |
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2020年1月 |
株式会社リンク・アイが株式会社リンク・リレーション・エンジニアリングを吸収合併 |
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2020年1月 |
オープンワーク株式会社の株式を取得し、56.22%子会社化 |
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2020年12月 |
持分法適用関連会社である株式会社インバウンドテックが東京証券取引所マザーズ市場へ上場したことに伴う新株発行により持分法適用外となり、関連会社から除外 |
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2021年10月 |
本社を「歌舞伎座タワー」に移転 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
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2022年12月 |
オープンワーク株式会社が東京証券取引所グロース市場へ株式上場 |
事業の概況
当社グループは、当社、子会社18社(当社の100%連結子会社である株式会社リンクグローバルソリューション、株式会社リンクイベントプロデュース、株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズ、株式会社リンクアカデミー、株式会社モチベーションアカデミア、株式会社リンク・インタラック、株式会社リンクジャパンキャリア、株式会社リンクエージェント(旧 株式会社リンクスタッフィング)、株式会社リンク・アイ、株式会社リンクダイニング、及び株式会社リンクジャパンキャリアの子会社であるLink Japan Careers America Inc.及びLink Japan Careers Europe LTD.、株式会社リンク・インタラックの子会社である株式会社インタラック北日本、株式会社インタラック関東北、株式会社インタラック関東南、株式会社インタラック関西東海、株式会社インタラック西日本、当社の約53%連結子会社であるオープンワーク株式会社)の合計19社から構成されております。
当社グループは、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術的成果を取り入れた当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用い、多くの組織と個人の変革をサポートしております。これまでの事業展開の中で、この技術を進化させ、汎用性のある独自のメソッドとして確立してまいりました。今後は、この「モチベーションエンジニアリング」の適用範囲を更に拡大して、事業成長につなげてまいります。
当社グループは、サービスの提供形態を基礎としたDivision別セグメントから構成されており、「組織開発Division」「個人開発Division」「マッチングDivision」の3つを報告セグメントとしております。
※株式会社リンクスタッフィングは、2022年4月1日に株式会社リンクエージェントに社名変更いたしました。
《組織開発Division》
組織開発Divisionでは、社員のモチベーションを企業の成長エンジンとする会社を“モチベーションカンパニー”と定義して、“モチベーションカンパニー”を世に多く創出することを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”を活用し、法人顧客を対象として、企業を取り巻くステークホルダー(社員・応募者・顧客・株主)のエンゲージメント向上を支援するサービスを提供しております。
当連結会計年度より、中期経営計画に合わせ、旧イベント・メディア事業のイベント事業をコンサル・クラウド事業に移管いたしました。それに伴い、組織開発Division内の各事業名称を「① コンサル・クラウド事業」と、「② IR支援事業」に変更しております。
① コンサル・クラウド事業
当該事業は、企業の“モチベーションカンパニー創り”に向けて、独自の診断フレームに基づいて従業員エンゲージメントを診断し、採用・育成・制度・風土など、組織人事に関わる変革ソリューションをワンストップで提供しております。また、クライアント企業自身が従業員エンゲージメントをマネジメントできるクラウドサービスとして、「モチベーションクラウドシリーズ」を展開しております。
② IR支援事業
当該事業は、企業の“モチベーションカンパニー創り”に向けて、IR領域を中心に様々なメディアやイベントを通じて、企業のコーポレートブランディング構築をワンストップで支援しております。具体的には、株主・投資家向けの統合報告書などの紙メディアや、IRページ等のWEBメディア、商品説明映像や株主総会動画配信などの映像メディアに加えて、株主総会をはじめとするリアル・バーチャルにおける場創りを行っております。
《個人開発Division》
個人開発Divisionでは、主体的・自立的に自らのキャリアや人生を切り拓く個人を“アイカンパニー(自分株式会社)”と定義して、“アイカンパニー”の輩出を支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”をキャリアスクール・学習塾等のビジネスに適用し、小学生から社会人までを対象に、目標設定から個人の課題把握、学習プランの策定・実行に至るまでワンストップでサービスを提供しております。
個人開発Divisionは、「③ キャリアスクール事業」と、「④ 学習塾事業」の2つに分類されます。
③ キャリアスクール事業
当該事業は、大学生や社会人を主な対象とした、パソコンスクールの「AVIVA」、資格スクールの「DAIEI」、外国語スクールの「ロゼッタストーンラーニングセンター」、「ロゼッタストーンプレミアムクラブ」及び「ハミングバード」の5つのサービスブランドを掲げ、個人のキャリア向上を目的としたワンストップのサービスを提供しております。
④ 学習塾事業
当該事業は、一般的な学習塾と異なり、生徒の学力向上はもちろん、世に多くの“アイカンパニー”を輩出することを事業コンセプトに展開しております。サービス内容としては中高生向けの学習塾「モチベーションアカデミア」を展開しており、単なる受験指導にとどまらず、社会で活躍するためのスキル開発の場を提供しております。さらに、中学受験生を対象にした個別指導学習塾「SS-1」を展開しております。
《マッチングDivision》
マッチングDivisionでは、“エンゲージメント・マッチング”をコンセプトに、組織と個人をつなぐ機会を提供しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”を人材紹介やALT(Assistant Language Teacher)派遣等のビジネスに適用し、企業や自治体が求めるスキル要件にとどまらず、当社グループが保有するデータをもとにした個人の特性とのマッチングをも行うことで、定着率の高いマッチングを実現しております。
当連結会計年度より、株式会社リンクエージェント(旧 株式会社リンクスタッフィング)が運営する国内人材派遣事業を株式会社iDAに譲渡したため、マッチングDivision内の各事業名称を「⑤ ALT配置事業」と、「⑥ 人材紹介事業」に変更いたしました。
⑤ ALT配置事業
当該事業は、全国の小・中・高等学校のALTの派遣及び英語指導の請負をサービスとして提供しております。また、顧客との信頼関係や実績が重視されるため参入障壁が非常に高い本事業において、当社グループは民間企業で圧倒的なNo.1のシェアを確立しております。
⑥ 人材紹介事業
当該事業では、組織の成長において必要な人材を、人材紹介サービスという形で提供しております。主に、転職を希望している社会人を企業とマッチングさせる中途紹介、そして就職を希望している学生を企業の説明会や面接に接続させる新卒動員・紹介を行っております。
[その他]
当社グループのステークホルダーが集う場として、イタリアンレストラン経営を行っております。
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
株式会社リンクグローバルソリューション |
東京都 中央区 |
50 |
(組織開発Division) グローバルリーディングカンパニーに対する組織変革、人材育成支援 |
100.0 |
当社の研修納品等 当社役員の兼任あり(4名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンクイベントプロデュース |
東京都 中央区 |
30 |
(組織開発Division) イベント・WEBメディアの企画制作で、企業のインナーブランディングを支援 |
100.0 |
当社の研修・イベント納品等 当社役員の兼任あり(4名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズ(注)8 |
東京都 中央区 |
80 |
(組織開発Division) IR領域を中心にコーポレートブランディング設計・クリエイティブツール制作を支援 |
100.0 |
決算説明動画配信、社内報制作等 当社役員の兼任あり(4名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンクアカデミー(注)1.9 |
東京都 中央区 |
100 |
(個人開発Division) PCスキル、資格取得、外国語習得をワンストップで提供し、個人のキャリアアップを支援 |
100.0 |
当社社員へのDX研修納品等 当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社モチベーションアカデミア(注)2 |
東京都 中央区 |
80 |
(個人開発Division) 小中高生に対して、学力向上と社会で活躍するためのスキル獲得を支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンク・インタラック(注)8 |
東京都 中央区 |
97.5 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社インタラック北日本(注)6 |
岩手県 盛岡市 |
60 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
百万円 |
(100.0) |
||||
|
株式会社インタラック関東北(注)6 |
千葉県 千葉市 中央区 |
60 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
百万円 |
(100.0) |
||||
|
株式会社インタラック関東南(注)6.9 |
神奈川県横浜市 中区 |
40 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
百万円 |
(100.0) |
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
|
株式会社インタラック関西東海(注)6 |
静岡県 浜松市 中区 |
60 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
百万円 |
(100.0) |
||||
|
株式会社インタラック西日本(注)6 |
福岡県 北九州市 小倉北区 |
60 |
(マッチングDivision) 小・中・高等学校を対象とした外国語指導講師の配置、法人に対するグローバル人材育成の支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
百万円 |
(100.0) |
||||
|
株式会社リンクジャパンキャリア(注)3 |
東京都 中央区 |
80 |
(マッチングDivision) グローバルなネットワークを活用し、外国語指導講師の採用を支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
Link Japan Careers America Inc.(注)4.6 |
アメリカ合衆国 ユタ州 |
200 |
(マッチングDivision) グローバルなネットワークを活用し、外国語指導講師の採用を支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
千米ドル |
(100.0) |
||||
|
Link Japan Careers Europe LTD.(注)6 |
英国 エディンバラ |
120 |
(マッチングDivision) グローバルなネットワークを活用し、外国語指導講師の採用を支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(2名) |
|
千ポンド |
(100.0) |
||||
|
オープンワーク株式会社(注)7.8 |
東京都 渋谷区 |
1,376.3 |
(マッチングDivision) 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用 |
53.09 |
当社役員の兼任あり(1名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンクエージェント |
東京都 中央区 |
100 |
(マッチングDivision) エンゲージメント・マッチングを軸とした人材紹介支援 |
100.0 |
当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンク・アイ |
東京都 中央区 |
50 |
(マッチングDivision) 大学生への教育コンテンツの提供・就職支援、企業向けの人材動員・紹介支援 |
100.0 |
当社の新卒採用支援 当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
|||||
|
株式会社リンクダイニング(注)5 |
東京都 中央区 |
50 |
(その他) 当社グループのステークホルダーが集うイタリアンレストラン |
100.0 |
採用ブランドの向上及び社員の福利厚生施設としての活用 当社役員の兼任あり(3名) |
|
百万円 |
(注)1 債務超過会社であり、債務超過額は460百万円であります。
(注)2 債務超過会社であり、債務超過額は104百万円であります。
(注)3 債務超過会社であり、債務超過額は40百万円であります。
(注)4 債務超過会社であり、債務超過額は14百万円であります。
(注)5 債務超過会社であり、債務超過額は90百万円であります。
(注)6 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。
(注)7 有価証券届出書又は有価証券報告書の提出会社であります。
(注)8 特定子会社に該当しております。
(注)9 株式会社リンクアカデミー及び株式会社インタラック関東南は、売上高(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
日本において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された財務諸表における主要な損益情報等は以下のとおりであります。
(株式会社リンクアカデミー)
|
主要な損益情報等 |
① 売上高 |
6,238 |
百万円 |
|
|
② 経常利益 |
△252 |
百万円 |
|
|
③ 当期純利益 |
△509 |
百万円 |
|
|
④ 純資産額 |
△460 |
百万円 |
|
|
⑤ 総資産額 |
2,007 |
百万円 |
(株式会社インタラック関東南)
|
主要な損益情報等 |
① 売上高 |
3,594 |
百万円 |
|
|
② 経常利益 |
317 |
百万円 |
|
|
③ 当期純利益 |
208 |
百万円 |
|
|
④ 純資産額 |
1,339 |
百万円 |
|
|
⑤ 総資産額 |
1,673 |
百万円 |
「企業内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(2023年1月31日内閣府令第11号)による改正後の「企業内容等の開示に関する内閣府令」第二号様式記載上の注意(29)の規定を当事業年度に係る有価証券報告書から適用しています。
(1)連結会社の状況
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2022年12月31日現在 |
|
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セグメントの名称 |
従業員数(名) |
|
|
組織開発Division |
|
( |
|
個人開発Division |
|
( |
|
マッチングDivision |
|
( |
|
その他 |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注) 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
(2)提出会社の状況
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|
|
|
|
2022年12月31日現在 |
|
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
|
( |
|
|
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
|
|
組織開発Division |
|
( |
|
個人開発Division |
|
( |
|
マッチングDivision |
|
( |
|
その他 |
|
( |
|
合計 |
|
( |
(注)1 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
(注)2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。
(4)男女の賃金の差異
|
提出会社及び連結子会社 |
男女の賃金差異(%) |
||
|
正社員 |
パート・有期社員 |
全労働者 |
|
|
株式会社リンクアンドモチベーション |
82.4 |
162.9 |
74.4 |
|
株式会社リンクアカデミー |
81.8 |
68.2 |
77.9 |
|
株式会社モチベーションアカデミア |
79.4 |
82.6 |
64.5 |
|
株式会社インタラック北日本 |
74.8 |
98.4 |
96.8 |
|
株式会社インタラック関東北 |
71.1 |
92.8 |
90.6 |
|
株式会社インタラック関東南 |
90.7 |
92.6 |
92.4 |
|
株式会社インタラック関西東海 |
74.9 |
95.5 |
94.2 |
|
株式会社インタラック西日本 |
63.3 |
87.9 |
86.8 |
(注)1 対象期間は2022年12月期(2022年1月から12月まで)です。
(注)2 女性活躍推進法に基づき、「男女間賃金格差」を公表している会社のみ記載しております。
(注)3 男女の賃金差異=女性の平均年間賃金÷男性の平均年間賃金×100%として算出しております。
また、平均年間賃金は、総賃金÷人員数として算出しております。
(注)4 総賃金は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(注)5 正社員の人員数は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含んでおります。
(注)6 パート・有期社員の人員数は、臨時従業員を含んでおります。
(注)7 当社グループでは、採用・評価・登用等に関し、性別や国籍、年齢などの属性に関わらず、個人の成果や成長に基づいた処遇を行っております。賃金差異の主要因は、休職及び時短勤務の利用によって、給与が減額している者のうち、女性の比率が89%と高いことが挙げられます。
当社の本有価証券報告書の提出日現在における「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」は以下のとおりです。また、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが合理的であると判断したものであります。
(1)当社グループの企業理念
当社グループの企業理念は、「私たちは、モチベーションエンジニアリングによって、組織と個人に変革の機会を提供し、意味のあふれる社会を実現する」です。当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」をビジネスモデルに適用し、組織や個人が「夢」や「生きがい」によって、たくさんの意味を社会からくみ取っている状態を実現してまいります。
(2)経営の基本方針
当社グループは、創業当初より「社員のモチベーションこそが会社の成長エンジン」であると考えております。この基本的な考え方を前提に、企業理念の実現に向けた会社の経営においては、以下の3点を重要視しております。
1.人的資本を最重要視し、人的資本及びその他の資本の最大化を図ること
当社グループのビジネスはソフトビジネスであり、人的資本が様々な資本の価値創造の源泉であると考えております。人的資本がビジネスを通して財務資本を、技術開発を通して知的資本を、顧客開発を通して社会関係資本を創造、増大させております。だからこそ、人的資本を最重要視して投資を行うことで、持続的にその他の様々な資本を増強しております。
2.「モチベーションエンジニアリング」をビジネスモデルに徹底活用すること
「モチベーションエンジニアリング」は、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術成果をもとに創られた当社グループの競争優位性となる基幹技術です。「診断技術」と「変革技術」から構成され、この技術を全ての事業、商品サービスに組み込むことで、顧客価値を最大化しています。
3.事業戦略と組織戦略を常にリンクさせ、顧客価値と人的資本価値の最大化を同時実現すること
当社グループは、顧客価値の最大化を実現するための事業戦略と人的資本価値の最大化を実現するための組織戦略を常に繋げて考えています。そして、そのバランス度合いを示す生産性(人的資本ROI)をモニタリングすることで、環境変化に応じて適切な経営判断を行っています。
(3)中長期的な会社の経営戦略
ⅰ経営環境
近年、社会構造の変化に伴い、組織と個人を取り巻く環境は大きく変化しています。Elsten and Hill (2017)によれば、米国の代表的な株価指数であるS&P500に採用されている企業の市場価値を要因分解すると、2015年時点で84%が無形資産であり、欧州のS&P Europe350に採用されている企業の市場価値は71%が無形資産であるなど、世界的にビジネスのソフト化が進んでおります。この変化を受けて、企業における価値創造の主体が業界や企業から個人へと移行しています。また、日本においては労働力人口の減少とワークモチベーションの多様化も進んでおり、企業経営において、自社で活躍する人材の確保やリテンションのためにも労働市場に適応する重要性が高まっております。このような変化の中で、人的資本経営の機運が高まり、リスキリングの活発化や人材獲得競争の激化も発生しています。
ⅱ事業戦略及び目標とする経営指標、対処すべき課題
中期的には、前述の経営環境変化をビジネス機会として活かせる事業を中心に、大幅な成長を計画しております。具体的には、組織開発Divisionを大幅に成長させていくと同時に、他Divisionと組織開発Divisionとのシナジーを拡大していく方針です。
目標とする経営指標
事業の収益性・生産性を重視した経営を行うべく「売上収益営業利益率」を重要な経営指標として位置づけるとともに、規模の拡大にも注力するため、「売上収益」「営業利益」「親会社の所有者に帰属する当期利益」も合わせて重要な経営指標として位置づけております。また、各事業セグメントにおける重要な経営指標として、事業KPI(Key Performance Indicator)を下記のとおり設定しております。
|
組織開発Division |
モチベーションクラウドシリーズ月会費売上 |
|
個人開発Division |
従業員向けリスキリング支援売上 |
|
マッチングDivision |
OpenWorkリクルーティング売上 |
また、組織戦略とのバランス度合いを示す生産性(人的資本ROI)も重要指標としております。
事業戦略及び対処すべき課題
重点テーマ① 組織開発Divisionの大幅成長
<モチベーションクラウドシリーズの顧客開拓>
人的資本経営やその情報開示の機運が高まる中、すでに企業の営業利益率や労働生産性との相関も明らかになっている従業員エンゲージメントへの注目はますます高まっております。このようなニーズの高まりを追い風に、未だ開拓余地の大きい大手企業へのモチベーションクラウドシリーズの導入を推進するとともに、グローバル企業の現地法人や地方自治体への導入も進めてまいります。また、2022年7月にリリースしたストレッチクラウドについても、市場規模が5,000億円を超える人材育成市場において拡大を進める計画です。事業の安定性の観点からもサブスクリプションモデルは非常に有効なビジネスモデルであると考えており、引き続き、モチベーションクラウドシリーズの顧客開拓を通して、コンサル・クラウド事業の大幅成長を実現してまいります。
<クラウドからコンサルティングへの接続強化>
モチベーションクラウドにて従業員エンゲージメントを診断したうえで、その診断結果に応じて、採用・育成・制度・風土といった組織人事にかかわる変革ソリューションをワンストップで提供できる点が当社グループのコンサル・クラウド事業の大きな競争優位性となっています。クラウドからコンサルティングへの接続を強化し、コンサル・クラウド事業の顧客単価を向上させてまいります。
<コンサル・クラウド事業からIR支援事業への接続強化>
有価証券報告書における人的資本情報開示の義務化の動きを受けて、非財務情報、特に人的資本情報の開示ニーズはさらに高まると考えております。コンサル・クラウド事業において「診断」「変革」した結果を、IR支援事業において株主・投資家向けの統合報告書等によって「公表」することで、企業の人的資本経営とその開示の双方を支援してまいります。同時に、「公表」の加速によって、さらに人的資本経営のニーズを高めるという形でもコンサル・クラウド事業とIR支援事業のシナジーを創出し、組織開発Divisionの顧客単価を向上させてまいります。
重点テーマ② 組織開発Divisionと他Divisionのシナジー創出
<従業員向けリスキリング支援サービスとのシナジーの創出>
組織開発Divisionの顧客企業は、企業価値向上・事業成長を実現するべく、従業員エンゲージメントをはじめ、人材・組織に投資を行っています。このような企業は総じて人材力の強化にも積極的であり、特に、生産性の向上が求められる昨今、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた、従業員のリスキリングへの投資意欲が高まっています。組織開発Divisionの顧客基盤を共有し、ITスキル等のリスキリングも含めた人的資本経営推進のニーズにワンストップで応え、従業員向けリスキリング支援サービスを大幅に成長させる計画です。
<OpenWorkリクルーティングとのシナジーの創出>
「OpenWork」を活用したOpenWorkリクルーティングでは、OpenWork上でクチコミ・評価スコアが高い、即ち従業員エンゲージメントが高いほど、優秀な人材の注目を集めることが可能となります。また、求職者がクチコミを見て企業のことをよく理解したうえで求人に応募することができるシステムになっているため、求人企業と求職者の双方のミスマッチ低減や入社後の定着率の向上を図ることができます。組織開発Divisionの顧客基盤を共有し、人的資本経営を推進する企業にこのような質の高い採用を提供することで、OpenWorkリクルーティングを大幅に成長させる計画です。
ⅲ組織戦略及び目標とする経営指標、対処すべき課題
高い能力を持った従業員がエンゲージメント高く働く状態を創り続けるために適切な投資を行い、人的資本を最大化させ、事業成長へとつなげる方針です。
目標とする経営指標
「組織力」と「人材力」を重要な経営指標として位置付けております。また、グループ全体の重要な経営指標として、下記KPIを設定しております。
|
組織力 |
エンゲージメント・レーティング※1 |
|
人材力 |
階層別役割サーベイスコア※2 |
また、事業戦略とのバランス度合いを示す生産性(人的資本ROI)も重要指標としております。
※1 企業と従業員のエンゲージメント(相互理解・相思相愛度合い)を表す指標です。
独自開発した組織診断サーベイの結果を基に、エンゲージメントスコア(ES)を偏差値として算出しており、ESの結果に応じた11段階のランク付けを「エンゲージメント・レーティング」と定義しています。
※2 個人が各階層において求められる役割をどの程度果たしているかを示す指標です。
社会人に求められる基礎力「人材要件フレーム」のうち、最も重要であると考える「スタンス」について、周囲からの期待と満足の一致度合いを測る指標です。「スタンス」とは、物事に対する姿勢や組織での役割期待を指します。マネジャー、リーダーなど各階層に求める内容が異なるため、階層ごとにサーベイを実施し、その結果を、エンゲージメント・レーティングと同様、11段階でランク化しております。
組織戦略及び対処すべき課題
従業員エンゲージメントの向上及び人材力の強化に向けて、採用・育成・制度・風土を重点領域として設定おります。
<採用>
当社グループの診断ツール「エントリーマネジメントサーベイ」によって、採用活動における企業と応募者のエンゲージメント状態を測定しております。2022年は、新卒採用を実施している当社グループ会社7社全てにおいて、「理念戦略」が強みに位置していることから、当社グループの理念に共感したエンゲージメントの高い状態での入社を実現できていることがわかります。
2022年の新卒採用人数147名に対して、2023年は108名の採用を予定しております。また、2024年に関しても、理念に共感した人材を100名以上採用する計画です。
<育成>
事業の拡大・成長を牽引し、従業員エンゲージメントを育むことのできる経営人材の育成は不可欠です。当社グループでは、メンバーから上級管理職まで各階層から参加者を選抜し、実業を離れた成長機会を提供する施策を実施しております。本施策は、1年間を通して経営者として持つべき視界や考え方を学ぶプログラムとなっております
<制度>
当社グループでは、経営のスピード感へのこだわりから、3ヶ月に1回のサイクルの評価・報酬体系をとっております。この仕組みにより、個人の成長スピードを高めるとともに、従業員のエンゲージメントを維持・向上させる納得感のある評価・報酬を実現することができると考えております。また、個人評価において、会社への業績・組織への貢献度合いを評価する「パフォーマンス」と個人の成長・変化度合いを評価する「ストレッチ」の二軸を等しく評価しております。これも個人の成長を加速させるための重要な制度であると考えております。
<風土>
当社グループ全体の視界共有を目的に、3ヶ月に一度、業績の振り返りやMVPの表彰、今後の方針共有などを行う「グループ総会」を実施しております。視界共有によるエンゲージメントの向上や、MVPの表彰により、社員全体の成長意欲を喚起することで、人材開発を実現しています。
以下において、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のある特に重要なリスクを記載しております。ただし、全ての重要なリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない又は重要とみなされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性がございます。なお、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが合理的であると判断したものであります。
(1)経済状況等の変動等、マクロ環境に関するリスク(発生可能性:高、発生時期:特定時期なし、影響度:中)
(リスクの内容)
新型コロナウイルス感染症の世界的な経済活動への影響の継続に加え、ウクライナ情勢の深刻化に伴う物価上昇や急速な円安進行の影響により、経済状況の先行きは不透明な状況にあります。このような経済状況等の停滞・悪化により、サービスに対する需要が低迷する場合には、当社グループの経営成績等も影響を受ける可能性があります。
具体的には、組織開発Divisionの特に中小ベンチャー企業へのコンサルティングにおける、事業環境の悪化に伴うプロジェクトの休止等の影響や、マッチングDivisionの人材紹介事業における、企業の雇用環境の変化の影響が想定されます。
(主な対応策)
当社グループでは、2010年代に経済状況等の影響を受けにくいALT配置事業やキャリアスクール事業を開始し、変動に耐えうる事業ポートフォリオの構築をしております。また、企業を取り巻く環境変化のスピードが速まる中、その変化に柔軟に、素早く対応し、影響を最小化できるよう、「LMGの経営方針3カ条」において「運動神経の良い経営」を掲げております。この方針に基づき、経済状況等についても適宜経営会議にて議論することで即時の意思決定を行っております。一例を挙げると、事業戦略と組織戦略を繋ぐ人的資本ROIのモニタリングを行い、短期・中長期の最大成果の創出に向けて、経済状況に合わせて投資内容を検討しております。
(2)知的財産権に関するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中)
(リスクの内容)
当社グループは、モチベーションエンジニアリングを基軸とした事業展開によってブランドを確立しておりますが、本技術を模倣した企業の出現によって、競合事業者に対する当社グループの優位性を顧客に対して十分に訴求できなくなる恐れがあり、売上の減少等、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、事業規模の拡大やテレワークの導入に伴って、コンサルティングノウハウや顧客事例など、知的財産の流出・漏洩が発生しやすい環境となっており、ブランド棄損や風評リスクも高まっております。
(主な対応策)
モチベーションエンジニアリングの模倣可能性の低減に向けては、R&D部門が主導となり本技術を常に進化させるとともに、法務部門を中心に商標権や特許権、著作権等複数の知的財産権を組み合わせて知的財産を多面的に保護してまいります。
また、知的財産の流出・漏洩に対しては、法令から要請される合理的な情報管理措置及びデータガバナンスの構築のみに留まらず、社員向けの啓発を強化し、営業秘密をはじめとした情報資産保護の実効性を向上させてまいります。
(3)データセキュリティ・データプライバシーに関連するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大)
(リスクの内容)
当社グループでは、事業運営に関し、顧客企業の組織人事情報(組織開発Division)、氏名・生年月日等の 顧客情報(個人開発Division)、求職者・求人情報・その他企業情報(マッチングDivision)等の個人情報及び機密情報を大量に保有しております。
サイバー攻撃等の外部の不正や、内部の不慮が原因で個人情報が漏洩し、情報主体ないしは顧客企業等に被害が生じた場合、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。
(主な対応策)
当社グループでは、プライバシーマークに準じた情報管理規定及び管理手法を策定し、組織面・技術面ともにその遵守に努めております。具体的には、管理規程に則り各就業規則を策定し、全役職員及び全従業員に個人情報保護管理に関する定期的な教育を徹底しております。
機密性・完全性・可用性を考慮したセキュリティ要件を策定し、環境構築・運用時の遵守を徹底しております。ランサムウェア、不正アクセス等の外部脅威の防御や内部の不慮の防止のための技術的対策を講じております。
また、日々高度化する外部からの脅威に備え、必要な対策を取るべく、外部機関からの情報収集及び中長期的な視点での情報セキュリティの向上を継続的に取り組んでおります。
(4)自然災害、感染症の伝染及び有事に関するリスク(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)
(リスクの内容)
想定を超える規模の災害の発生や感染症の蔓延により、システム障害・事業停止等が発生した場合、当社グループの事業運営、財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。
特に、気候変動に関する緊急性の物理的リスクの一例として、異常気象(豪雨)による洪水や土砂災害が発生した場合、個人開発Divisionのキャリアスクール事業において校舎の損害や営業停止といった被害を受ける可能性があります。
(主な対応策)
緊急性の物理的リスクに対しては、校舎数の削減及びオンラインでの講座受講の促進を継続しております。
(5)法規制に関するリスク(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)
(リスクの内容)
当社グループは、事業を展開する国又は地域の法令等を遵守する必要があります。個人情報保護、データ保護、電気通信、消費者保護、労働、人権、反贈収賄、税法、独占禁止法等、当社グループに適用される法令等に違反した場合、当社グループの事業運営、業績及び社会的信用に重大な影響を及ぼす可能性があります。
また、近年、企業と人権問題に関する活発な議論がなされていますが、当社グループが人権に関する法令に関して適切に対応できない場合、当社グループのブランドに影響を与える可能性があります。加えて、当社グループのALT配置事業においては、当社グループが派遣するALTが安全且つ衛生的に働ける職場環境が派遣先において整備されていない場合、派遣社員の人権が侵害され、当社グループの経営成績等やブランド及び社会的信用に影響を与える可能性があります。
(主な対応策)
当社グループは、「LMGの経営方針3カ条」において「一点の曇りもない経営」を掲げ、顧客、取引先、社員、株主など当社グループを取り巻く全てのステークホルダーに対して、法令違反や不誠実が一切存在しない経営を目指しております。法務部門を中心に、事業を展開する国又は地域の法令等の変更を適切に理解し、対応を進めてまいります。
また、人権に関しても、既にコンプライアンスの強化とハラスメントの防止について施策の検討と実施を重ねており、人権デューデリジェンスに取り組んでまいります。特に、ALT配置事業においては、全国に派遣しているALTに対して、定期的にエンゲージメント調査を実施することにより、人権侵害リスクの予知と予防、実態の把握を徹底してまいります。
(6)人材確保に関するリスク(発生可能性:高、発生時期:特定時期なし、影響度:低)
(リスクの内容)
当社グループは、人的資本を最重要視し、人的資本及びその他の資本を最大化させ、その資本をもとに顧客価値を創出し続けています。そのため、持続的な成長を遂げるためには、優秀な人材の確保が肝要です。大幅な成長を見込んでいる組織開発Divisionにおいては、プロジェクトマネジャーやエンジニアの確保及び育成が重要となっておりますが、かかる人材の確保ができない場合や優秀な人材を確保するため従業員の報酬・賃金水準が上昇する場合には、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。
(主な対応策)
当社グループは創業以来、「優秀な人材をエンゲージメント高く採用するために投資を惜しまない」という考えを共有し、自社の採用コンサルティングナレッジを用いながら、人材確保を重ねております。また、優秀な人材の獲得に向けて、応募者から「選ばれる企業」であるべく、従業員エンゲージメントの向上やブランディングに取り組み続けております。事業の安定化とコンサルティングの生産性向上を図るべく、組織・人事に関するコンサルティングサービスの一部クラウド化を推進し、テクノロジーとヒューマンタッチの最適化を図ってまいります。
(7)資産の減損等に関するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中)
(リスクの内容)
当社グループは、M&A等による事業の拡充を行い、新たな領域への積極展開や新たな商品サービスラインナップの拡充を進めることで、拡大スピードを速めてまいりました。結果として、連結財務諸表にM&A等による株式取得に伴うのれんを相当額計上しております。今後、取得済みの株式に係る事業について、経営環境や事業状況の変化等により事業収益性が著しく低下した場合等には、減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(主な対応策)
減損損失額を最小限にするべく、M&A後のシナジー実現に向けたフォローアップや経営成績の定期的なモニタリングをさらに強化してまいります。
経営成績等の状況の概要
1.業績
当社グループは、子会社である株式会社リンクエージェント(旧 株式会社リンクスタッフィング)が運営する国内人材派遣事業に関して、2022年1月1日をもって株式会社iDAに譲渡したため、これらの事業を非継続事業に分類しております。このため、売上収益、売上総利益、営業利益については継続事業の金額を表示し、親会社の所有者に帰属する当期利益については、継続事業及び非継続事業の合算を表示しております。
当社グループは、「私たちは、モチベーションエンジニアリングによって、組織と個人に変革の機会を提供し、意味のあふれる社会を実現する」という企業理念のもと、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術的成果を取り入れた、当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用い、多くの組織と個人の変革をサポートしております。当連結会計年度の日本経済は、各種の行動制限が緩和され、ウィズコロナへの移行が進む中、景気の緩やかな持ち直しがみられました。しかしながら、ウクライナ情勢の深刻化に伴う物価上昇や急速な円安進行の影響により、その先行きは依然として不透明な状況です。このような経済情勢下、企業が変化に適応するための人的資本経営推進のニーズ、具体的には、従業員エンゲージメント(会社と従業員の相互理解・相思相愛度合い)の向上や人材確保・育成のニーズはますます高まっていると認識しております。
このような経営環境下、当社グループの売上収益は32,776百万円(前年比100.4%)、売上総利益が16,068百万円(同104.7%)、営業利益が3,627百万円(同175.6%)、親会社の所有者に帰属する当期利益が1,941百万円(同211.3%)となりました。
当社グループのセグメント区分と事業区分は次のとおりであり、当連結会計年度におけるセグメント・事業別の概況は以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、事業区分・事業名称を変更しており、前年比較については、前年の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
※株式会社リンクスタッフィングは、2022年4月1日に株式会社リンクエージェントに社名変更いたしました。
《組織開発Division》
組織開発Divisionでは、社員のモチベーションを企業の成長エンジンとする会社を“モチベーションカンパニー”と定義して、“モチベーションカンパニー”を世に多く創出することを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”を活用し、法人顧客を対象として、企業を取り巻くステークホルダー(社員・応募者・顧客・株主)のエンゲージメント向上を支援するサービスを提供しております。
当該セグメントでは、当連結会計年度における売上収益は12,092百万円(同111.8%)、セグメント利益は8,248百万円(同109.5%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。
(コンサル・クラウド事業)
当該事業は、企業の“モチベーションカンパニー創り”に向けて、独自の診断フレームに基づいて従業員エンゲージメントを診断し、採用・育成・制度・風土など、組織人事に関わる変革ソリューションをワンストップで提供しております。また、クライアント企業自身が従業員エンゲージメントをマネジメントできるクラウドサービスとして、「モチベーションクラウドシリーズ」を展開しております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は10,236百万円(同111.8%)、売上総利益は7,320百万円(同107.4%)となりました。
当連結会計年度においては、コンサルティング、クラウドともに、大手企業の従業員エンゲージメント向上のニーズを着実に捉え、売上収益は前年比で大幅に増加、売上総利益は前年比で増加しました。2022年11月には、金融庁より次年度以降の有価証券報告書における人的資本に関する開示項目を定めた『企業内容等の開示に関する内閣府令』等の改正案が公表されるなど、人的資本経営の実践やその情報開示への注目はますます高まっております。この外部環境を捉え、今後も大手企業を中心に新規顧客開拓を推進するとともに、組織の「診断」「変革」「公表」のワンストップでの支援を促進し、さらなる成長を実現してまいります。
また、当社グループは、2000年の創業以来、企業と従業員のエンゲージメント状態を「診断」するだけでなく、「変革」まで支援してまいりました。「モチベーションクラウドシリーズ」は、従業員エンゲージメント向上を実現するHRTech(人材×テクノロジー)領域のクラウドサービスです。創業以来提供してきた組織診断サービスをクラウド化し、2016年7月よりサービス提供を開始いたしました。モチベーションクラウドは、現在、株式会社アイ・ティ・アールが発行する市場調査レポート「ITR Market View:人材管理市場2022」において、従業員エンゲージメント市場のベンダー別売上金額シェアで5年連続1位(2017~2021年度予測)を獲得しております。
2022年12月単月におけるモチベーションクラウドシリーズの月会費売上は320,000千円(同133.0%)を見込んでおりましたが、大手企業への導入推進が奏功し、2022年12月単月における月会費売上は328,505千円(同136.6%)となりました。
今後は、引き続き開拓余地の大きい大手企業への導入を推進するとともに、グローバル企業の現地法人や地方自治体への導入も推進します。また、2022年7月にリリースしたストレッチクラウドについても、市場規模が5,000億円を超える人材育成市場において拡大を進める計画です。これらの成長戦略の実行によって、さらなる成長を実現してまいります。
(IR支援事業)
当該事業は、企業の“モチベーションカンパニー創り”に向けて、IR領域を中心に様々なメディアやイベントを通じて、企業のコーポレートブランディング構築をワンストップで支援しております。具体的には、株主・投資家向けの統合報告書などの紙メディアや、IRページ等のWEBメディア、商品説明映像や株主総会動画配信などの映像メディアに加えて、株主総会をはじめとするリアル・バーチャルにおける場創りを行っております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は2,066百万円(同107.6%)、売上総利益は1,026百万円(同116.9%)となりました。
当連結会計年度においては、統合報告書制作が伸長したことで、売上収益は前年比で増加しました。また、動画制作等における粗利率の改善が奏功し、売上総利益については前年比で大幅増加しました。
有価証券報告書における人的資本情報開示の義務化の動きを受けて、非財務情報、特に「人的資本情報」の開示ニーズはさらに高まると考えております。これらのニーズを捉えながら、「診断」「変革」の結果を「公表」するという形でコンサル・クラウド事業ともシナジーを創出してまいります。
《個人開発Division》
個人開発Divisionでは、主体的・自立的に自らのキャリアや人生を切り拓く個人を“アイカンパニー(自分株式会社)”と定義して、“アイカンパニー”の輩出を支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”をキャリアスクール・学習塾等のビジネスに適用し、小学生から社会人までを対象に、目標設定から個人の課題把握、学習プランの策定・実行に至るまでワンストップでサービスを提供しております。
当該セグメントの当連結会計年度における売上収益は6,960百万円(同93.2%)、セグメント利益は2,755百万円(同94.8%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。
(キャリアスクール事業)
当該事業は、大学生や社会人を主な対象とした、パソコンスクールの「AVIVA」、資格スクールの「DAIEI」、外国語スクールの「ロゼッタストーンラーニングセンター」、「ロゼッタストーンプレミアムクラブ」及び「ハミングバード」の5つのサービスブランドを掲げ、個人のキャリア向上を目的としたワンストップのサービスを提供しております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は6,240百万円(同91.4%)、売上総利益は2,427百万円(同93.5%)となりました。
当連結会計年度においては、BtoCサービスにて新型コロナウイルス感染症の影響が続き、受講者数の回復に至らず、売上収益、売上総利益ともに前年比で減少となりました。
BtoCサービスについては、第3四半期に続き、構造改革を進めております。具体的には、新型コロナウイルス感染症によって生活様式が大きく変化し、学びのニーズが対面からオンラインへと変化したことを受け、全ての講座やサポートのオンライン提供を推進しております。同時に、校舎の最適化(移転・撤退)を図ることで固定費を削減し、事業効率を改善する計画です。一方、従業員向けリスキリング支援(BtoBサービス)については、企業のリスキリングニーズが急拡大する中、前年比132.7%と大幅に伸長しました。今後はこれまで培ってきたITスキル向上支援のノウハウに加え、組織開発Divisionの顧客アセットも活用することで、さらなる成長を実現してまいります。
(学習塾事業)
当該事業は、一般的な学習塾と異なり、生徒の学力向上はもちろん、世に多くの“アイカンパニー”を輩出することを事業コンセプトに展開しております。サービス内容としては中高生向けの学習塾「モチベーションアカデミア」を展開しており、単なる受験指導にとどまらず、社会で活躍するためのスキル開発の場を提供しております。さらに、中学受験生を対象にした個別指導学習塾「SS-1」を展開しております。将来的には、当社グループのキャリアスクール事業が持つ「プログラミング教育」や「英会話教育」といったアセットも活用し、小学生から高校生まで一気通貫で社会に役立つスキル開発の場を提供することを目指してまいります。また、キャリアスクール事業同様、コロナ禍における生活様式の変化を受けて、現在は通学・オンラインの両サービスを提供しております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は720百万円(同110.5%)、売上総利益は327百万円(同105.6%)となりました。
当連結会計年度においては、受講者数の回復によって、売上収益は前年比大幅増加、売上総利益は前年比で増加となりました。今後も引き続き、オンラインでの授業によって学びの機会を幅広い層に提供し、新規入会者数を伸長させてまいります。
《マッチングDivision》
マッチングDivisionでは、“エンゲージメント・マッチング”をコンセプトに、組織と個人をつなぐ機会を提供しております。具体的には、当社グループの基幹技術である“モチベーションエンジニアリング”を人材紹介やALT(Assistant Language Teacher)派遣等のビジネスに適用し、企業や自治体が求めるスキル要件にとどまらず、当社グループが保有するデータをもとにした個人の特性とのマッチングをも行うことで、定着率の高いマッチングを実現しております。
当該セグメントの当連結会計年度における売上収益は14,564百万円(同96.8%)、セグメント利益は5,778百万円(同104.4%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。
(ALT配置事業)
当該事業は、全国の小・中・高等学校のALTの派遣及び英語指導の請負をサービスとして提供しております。また、顧客との信頼関係や実績が重視されるため参入障壁が非常に高い本事業において、当社グループは民間企業で圧倒的なNo.1のシェアを確立しております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は12,006百万円(同91.5%)、売上総利益は3,291百万円(同90.2%)となりました。
当連結会計年度においては、2022年10月からの社会保険加入対象の拡大に伴い、価格改定を実施した影響で、一部自治体において予定価格を超えたため入札に至らず、売上収益、売上総利益ともに前年比で減少となりました。
一方で、教員の英語授業準備効率化や英語力・指導力向上を目的として、2021年6月にリリースしたクラウドサービスである「Teachers Cloud」の利用学校数は着実に増加しております。利用学校数は、当連結会計年度末で5,676校に到達し、年度末計画の5,600校を達成しました。2024年には全国の公立の小・中・高等学校の約45%にあたる14,000校への提供を計画しております。引き続き「Teachers Cloud」を教育現場におけるインフラとして拡大し、ALT配置事業のシェア拡大を実現してまいります。
(人材紹介事業)
当該事業では、組織の成長において必要な人材を、人材紹介サービスという形で提供しております。主に、転職を希望している社会人を企業とマッチングさせる中途紹介、そして就職を希望している学生を企業の説明会や面接に接続させる新卒動員・紹介を行っております。
当該事業における当連結会計年度の売上収益は2,570百万円(同132.2%)、売上総利益は2,500百万円(同131.0%)となりました。
当連結会計年度においては、特に成長率の高いオープンワーク株式会社にて、コロナ禍でも登録ユーザー数、社員クチコミ・評価スコアデータ件数を着実に積み上げております。中でもダイレクトリクルーティングサービス(OpenWorkリクルーティング)は、転職市場が活発化している中、売上収益は前年比202.5%と大きく成長しております。
今後も引き続き、組織開発Divisionとのシナジーを拡大しながら、組織と個人の真の相互理解・相思相愛を実現する“エンゲージメント・マッチング”を加速してまいります。
《ベンチャー・インキュベーション》
当社グループでは、各Divisionの他に、ベンチャー・インキュベーションを展開しております。ベンチャー・インキュベーションでは、出資に加え、当社グループの組織人事コンサルティングのノウハウなどを提供し、上場を目指す成長ベンチャー企業を組織面からも支援しております。出資先の主な選定基準は、①“モチベーションカンパニー創り”への共感、②株式上場を目指していること、の2点です。なお、ベンチャー・インキュベーションにて発生した売却益等は、連結財政状態計算書のその他の資本の構成要素、又は連結損益計算書のその他の収益・その他の費用に計上いたします。
生産、受注及び販売の実績
1.生産実績
当社グループは、コンサルティング業等を主体としており、生産実績の記載はしておりません。
2.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高 (百万円) |
前年同期比 (%) |
受注残高 (百万円) |
前年同期比 (%) |
|
|
組織開発Division |
12,575 |
112.4 |
6,366 |
115.4 |
|
|
個人開発Division |
6,623 |
91.3 |
1,373 |
87.6 |
|
|
マッチングDivision |
14,241 |
93.7 |
7,698 |
100.2 |
|
|
その他 |
3 |
78.3 |
- |
- |
|
|
合計 |
33,444 |
99.4 |
15,437 |
104.5 |
|
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
(注)2 上記には非継続事業からの実績は含んでおりません。
3.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売高 (百万円) |
前年同期比 (%) |
|
|
組織開発Division |
11,728 |
112.1 |
|
|
個人開発Division |
6,817 |
91.5 |
|
|
マッチングDivision |
14,227 |
96.6 |
|
|
その他 |
3 |
78.3 |
|
|
合計 |
32,776 |
100.4 |
|
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
(注)2 上記には非継続事業からの実績は含んでおりません。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
1.財政状態の分析
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,110百万円減少し、28,952百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が1,194百万円増加した一方で、国内人材派遣事業の譲渡や東京統合拠点の移転に伴い、使用権資産が840百万円、その他の長期金融資産が797百万円減少、また営業債権及びその他の債権が552百万円減少したこと等によるものです。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,807百万円減少し、17,606百万円となりました。これは主として、有利子負債及びその他の金融負債が1,481百万円、リース負債が1,278百万円減少したこと等によるものです。
当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ2,697百万円増加し、11,345百万円となりました。これは主として、剰余金の配当を実施した一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益を計上したこと等に伴い、利益剰余金が1,080百万円増加、また非支配持分が1,030百万円増加したこと等によるものです。
2.経営成績の分析
(1)売上収益
当連結会計年度の売上収益は、前年比0.4%増の32,776百万円となりました。セグメント別には、組織開発Divisionで前年比11.8%増の12,092百万円、個人開発Divisionで前年比6.8%減の6,960百万円、マッチングDivisionで前年3.2%減の14,564百万円となりました。
(2)売上原価
当連結会計年度の売上原価は、前年比3.4%減の16,708百万円となり、原価率は51.0%となりました。
(3)販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前年比1.2%増の12,780百万円となりました。
(4)営業利益
当連結会計年度の営業利益は、前年比75.6%増の3,627百万円となりました。
(5)親会社の所有者に帰属する当期利益
当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年比111.3%増の1,941百万円となりました。
3.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度において、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,194百万円増加し、当連結会計年度末の残高は6,112百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動により獲得した資金は前年より766百万円減少し、3,550百万円となりました。これは主として、税引前当期利益が前年に比べ1,597百万円増加、営業債権及びその他の債権の増減が前年に比べ725百万円減少したことにより資金が増加した一方で、減価償却費及び償却費が前年に比べ1,146百万円減少、減損損失が前年に比べ405百万円減少、その他が前年に比べ668百万円減少、法人所得税の還付額が前年に比べ434百万円減少、法人所得税の支払額が前年に比べ343百万円増加したことにより資金が減少したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動により使用した資金は前年より458百万円減少し、269百万円となりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入が前年に比べ512百万円減少、資産除去債務の履行による支出が前年に比べ309百万円増加したことにより資金が減少した一方で、事業譲渡による収入が441百万円発生したこと、敷金及び保証金の返還による収入が前年に比べ698百万円増加したことにより資金が増加したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動により使用した資金は前年より3,039百万円減少し、2,085百万円となりました。これは主として、前年に発生した自己株式の売却による収入が無かったことにより資金が減少した一方で、借入金の純増減額が前年に比べ4,185百万円増加、非支配持分からの払込による収入が1,449百万円発生したこと、リース負債の返済による支出が前年に比べ776百万円減少、前年に発生した非支配持分からの子会社持分取得による支出が無かったことにより資金が増加したこと等によるものです。
(資本の財源及び資金の流動性)
当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの資金需要は、人件費等の運転資金のほか、ソフトウエア開発費用、M&A費用等の事業投資資金があります。これらの資金需要に対して、自己資本又は金融機関からの借入による資金調達にて対応していくこととしております。
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
1.財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「経営成績等の状況の概要 1.業績」、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.財政状態の分析」、及び「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2.経営成績の分析」に記載しております。
2.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 3.キャッシュ・フローの分析」に記載しております。
3.資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、売上原価の主な構成要素であります人件費、ソフトウエア開発費等の外注費、及び有利子負債の返済及び利息の支払い等があります。また、株主還元については、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は11,127百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6,112百万円となっております。なお、安定的な運転資金の調達方法として、金融機関との間で当座貸越契約を締結しており、当連結会計年度末における当該契約の借入未実行残高は7,000百万円となっております。
今後の動きについては引き続き注視しつつ、財政状態へ重大な影響を与える可能性のある事象が生じた場合などにおいては、適時に対応の検討を行ってまいります。
また、当社グループは、健全な財務体質、継続的な営業活動によるキャッシュ・フロー創出能力により、今後も事業成長を確保する目的で手元流動性を高める資金調達や、個別投資案件への資金調達は可能であると考えております。
4.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループにおける重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断方針」に記載しています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響等についても同様に、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断方針」に記載しております。
該当事項はありません。
(1)提出会社
|
|
|
|
|
|
|
|
2022年12月31日現在 |
|
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
||||
|
建物附属 設備 |
工具、器具 及び備品 |
ソフト ウエア |
リース 資産 |
合計 |
||||
|
本社オフィス (東京都中央区) ほか2支社 |
組織開発 Division |
業務施設 |
390 |
34 |
1,508 |
74 |
2,008 |
470 |
|
(36) |
||||||||
(注)1 帳簿価額は、日本基準に基づく金額を記載しております。
(注)2 帳簿価額合計の金額には、建設仮勘定を含んでおりません。
(注)3 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
(注)4 上記の他、連結子会社以外のものから賃借している主な設備は下記のとおりです。
|
事業所名 |
設備の内容 |
年間賃借料(百万円) |
|
本社 |
本社オフィス |
126 |
|
大阪支社 |
大阪支社オフィス |
42 |
(2)国内子会社
|
|
|
|
|
|
|
|
2022年12月31日現在 |
||
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
||||
|
建物附属 設備 |
工具、器具 及び備品 |
ソフト ウエア |
リース 資産 |
合計 |
|||||
|
株式会社 リンク アカデミー |
本社オフィス (東京都中央区) のほか54教室 |
個人開発 Division |
業務施設 |
199 |
10 |
190 |
73 |
473 |
533 |
|
(31) |
|||||||||
|
株式会社 リンク・インタラック |
本社オフィス (東京都中央区) |
マッチングDivision |
業務施設 |
0 |
14 |
15 |
6 |
38 |
69 |
|
(10) |
|||||||||
(注)1 帳簿価額は、日本基準に基づく金額を記載しております。
(注)2 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
(注)3 上記の他、連結子会社以外のものから賃借している主な設備は下記のとおりです。
|
事業所名 |
設備の内容 |
年間賃借料(百万円) |
|
オープンワーク株式会社本社 |
オープンワーク株式会社本社 |
53 |
|
新宿校 |
株式会社リンクアカデミー新宿校 |
53 |
|
銀座校 |
株式会社リンクアカデミー銀座校 |
33 |
|
梅田校 |
株式会社リンクアカデミー梅田校 |
27 |
|
広島大手町校 |
株式会社リンクアカデミー広島大手町校 |
22 |
|
大宮校 |
株式会社リンクアカデミー大宮校 |
21 |
|
仙台駅前校 |
株式会社リンクアカデミー仙台駅前校 |
20 |
|
天神校 |
株式会社リンクアカデミー天神校 |
19 |
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
400,000,000 |
|
計 |
400,000,000 |
|
種類 |
事業年度末現在 発行数(株) (2022年12月31日) |
提出日現在発行数 (株) (2023年3月30日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
|
|
計 |
|
|
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2014年6月26日 (注) |
2,100,000 |
113,068,000 |
165 |
1,380 |
165 |
1,135 |
(注) 増資
2014年6月26日を払込期日とする第三者割当による増資により、発行済株式総数が2,100,000株、資本金及び資本準備金がそれぞれ165百万円増加しております。
有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)
|
発行価格 |
164 |
円 |
|
引受価格 |
157.20 |
円 |
|
資本組入額 |
78.60 |
円 |
|
割当先 |
大和証券株式会社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2022年12月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満 株式の 状況 (株) |
|||||||
|
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数の割合 (%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.0 |
- |
(注) 株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入して表示しております。また、自己株式1,506,468株については、「個人その他」に15,064単元、「単元未満株式の状況」に68株含まれております。
|
|
|
2022年12月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
東京都中央区銀座4丁目12番15号 歌舞伎座タワー |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
東京都中央区銀座4丁目12番15号 歌舞伎座タワー |
|
|
|
計 |
- |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
注記 |
前連結会計年度 (2021年12月31日) |
当連結会計年度 (2022年12月31日) |
|
資産 |
|
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
|
現金及び現金同等物 |
7,23 |
|
|
|
営業債権及びその他の債権 |
8,23, 24 |
|
|
|
棚卸資産 |
9 |
|
|
|
その他の短期金融資産 |
15,23 |
|
|
|
その他の流動資産 |
16 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
|
非流動資産 |
|
|
|
|
有形固定資産 |
10,12 |
|
|
|
使用権資産 |
12,17 |
|
|
|
のれん |
11,12 |
|
|
|
無形資産 |
11,12 |
|
|
|
その他の長期金融資産 |
15,23 |
|
|
|
繰延税金資産 |
14 |
|
|
|
その他の非流動資産 |
16 |
|
|
|
非流動資産合計 |
|
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
注記 |
前連結会計年度 (2021年12月31日) |
当連結会計年度 (2022年12月31日) |
|
負債及び資本 |
|
|
|
|
負債 |
|
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
|
営業債務及びその他の債務 |
18,23 |
|
|
|
契約負債 |
24 |
|
|
|
有利子負債及びその他の金融負債 |
19,23 |
|
|
|
リース負債 |
19,23 |
|
|
|
未払法人所得税 |
|
|
|
|
引当金 |
20 |
|
|
|
その他の流動負債 |
16 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
|
非流動負債 |
|
|
|
|
有利子負債及びその他の金融負債 |
19,23 |
|
|
|
リース負債 |
19,23 |
|
|
|
引当金 |
20 |
|
|
|
繰延税金負債 |
14 |
|
|
|
その他の非流動負債 |
16 |
|
|
|
非流動負債合計 |
|
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
|
資本 |
|
|
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
|
|
|
|
資本金 |
21 |
|
|
|
資本剰余金 |
21 |
|
|
|
自己株式 |
21 |
△ |
△ |
|
利益剰余金 |
21 |
|
|
|
その他の資本の構成要素 |
21 |
△ |
△ |
|
親会社の所有者に帰属する持分合計 |
|
|
|
|
非支配持分 |
13 |
|
|
|
資本合計 |
|
|
|
|
負債及び資本合計 |
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
注記 |
前連結会計年度 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
|
継続事業 |
|
|
|
|
売上収益 |
5,24 |
|
|
|
売上原価 |
25,27 |
|
|
|
売上総利益 |
5 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
26,27 |
|
|
|
その他の収益 |
28 |
|
|
|
その他の費用 |
28 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
|
金融収益 |
29 |
|
|
|
金融費用 |
29 |
|
|
|
税引前当期利益 |
|
|
|
|
法人所得税費用 |
14 |
|
|
|
継続事業からの当期利益 |
|
|
|
|
非継続事業 |
|
|
|
|
非継続事業からの当期損失(△) |
33 |
△ |
△ |
|
当期利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期利益の帰属 |
|
|
|
|
親会社の所有者 |
|
|
|
|
非支配持分 |
13 |
|
|
|
当期利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:円) |
|
親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益(△損失) |
|
|
|
|
基本的1株当たり当期利益(△損失) |
|
|
|
|
継続事業 |
34 |
|
|
|
非継続事業 |
34 |
△ |
△ |
|
基本的1株当たり当期利益(△損失) |
34 |
|
|
|
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) |
|
|
|
|
継続事業 |
34 |
|
|
|
非継続事業 |
34 |
△ |
△ |
|
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) |
34 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2021年12月31日) |
当事業年度 (2022年12月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
未収入金 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
関係会社短期貸付金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物附属設備 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物附属設備(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
リース資産(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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ソフトウエア |
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無形固定資産合計 |
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投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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関係会社株式 |
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繰延税金資産 |
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敷金及び保証金 |
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破産更生債権等 |
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (2021年12月31日) |
当事業年度 (2022年12月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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関係会社短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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リース債務 |
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未払金 |
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未払費用 |
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未払法人税等 |
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未払消費税等 |
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前受金 |
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契約負債 |
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賞与引当金 |
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役員賞与引当金 |
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株主優待引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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長期借入金 |
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リース債務 |
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資産除去債務 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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資本金 |
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資本剰余金 |
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資本準備金 |
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その他資本剰余金 |
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資本剰余金合計 |
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利益剰余金 |
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利益準備金 |
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その他利益剰余金 |
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繰越利益剰余金 |
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利益剰余金合計 |
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自己株式 |
△ |
△ |
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株主資本合計 |
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評価・換算差額等 |
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その他有価証券評価差額金 |
△ |
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評価・換算差額等合計 |
△ |
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純資産合計 |
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負債純資産合計 |
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(単位:百万円) |
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前事業年度 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) |
当事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
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売上高 |
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売上原価 |
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売上総利益 |
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販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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受取配当金 |
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受取賠償金 |
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受取手数料 |
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助成金収入 |
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その他 |
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営業外収益合計 |
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営業外費用 |
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支払利息 |
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地代家賃 |
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自己株式処分費用 |
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その他 |
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営業外費用合計 |
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経常利益又は経常損失(△) |
△ |
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特別利益 |
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固定資産売却益 |
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投資有価証券売却益 |
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特別利益合計 |
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特別損失 |
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固定資産除却損 |
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投資有価証券評価損 |
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関係会社株式評価損 |
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減損損失 |
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特別損失合計 |
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税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) |
△ |
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法人税、住民税及び事業税 |
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法人税等調整額 |
△ |
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法人税等還付税額 |
△ |
△ |
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法人税等合計 |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
△ |
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